JPH08220888A - 静電記録制御方法ならびに静電記録装置 - Google Patents

静電記録制御方法ならびに静電記録装置

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JPH08220888A
JPH08220888A JP7024214A JP2421495A JPH08220888A JP H08220888 A JPH08220888 A JP H08220888A JP 7024214 A JP7024214 A JP 7024214A JP 2421495 A JP2421495 A JP 2421495A JP H08220888 A JPH08220888 A JP H08220888A
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JP
Japan
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developing
photoconductor
latent image
potential
developer
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Application number
JP7024214A
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English (en)
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Takao Umeda
高雄 梅田
Hiroyuki Mabuchi
裕之 馬淵
Masayasu Anzai
正保 安西
Shinji Asai
真二 浅井
Koji Kato
孝二 加藤
Yoshinobu Gunji
好伸 郡司
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Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
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Publication date
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    • G03G15/50Machine control of apparatus for electrographic processes using a charge pattern, e.g. regulating differents parts of the machine, multimode copiers, microprocessor control
    • G03G15/5033Machine control of apparatus for electrographic processes using a charge pattern, e.g. regulating differents parts of the machine, multimode copiers, microprocessor control by measuring the photoconductor characteristics, e.g. temperature, or the characteristics of an image on the photoconductor
    • G03G15/5037Machine control of apparatus for electrographic processes using a charge pattern, e.g. regulating differents parts of the machine, multimode copiers, microprocessor control by measuring the photoconductor characteristics, e.g. temperature, or the characteristics of an image on the photoconductor the characteristics being an electrical parameter, e.g. voltage
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  • Developing For Electrophotography (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 正規と反転現像を組み合わせたカラー印刷静
電記録装置において、1個の表面電位センサで、安定し
た画像形成が可能な静電記録制御方法を提供する。 【構成】 第1現像機7と第2現像機9の間に表面電位
センサ11を1つ設け、感光体1の特性変化検出手段
(印刷頁数カウンタ、温度計)を設け、感光体表面を帯
電したのち露光系5でテストパターンを照射して、テス
ト静電潜像を形成する第1の工程と、第1現像機7の現
像機能を停止した状態でテスト静電潜像を通過させて、
表面電位を測定する第2の工程と、制御設定電位を変更
する第3の工程と、測定電位が制御設定電位になるよう
に、テストパターンを形成する露光エネルギを制御する
第4の工程と、テスト静電潜像を形成する第5の工程
と、テスト静電潜像に対応した第1トナー画像を形成す
る第6の工程と、その測定値に基づいて第2現像機9の
バイアス電圧値を設定する第7の工程とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真方式のプリン
タや複写機等の静電記録制御方法ならびに静電記録装置
に係り、特に、トライレベル現像方式等の正規、反転現
像を組み合わせてなるカラー印刷ができる静電記録制御
方法ならびに静電記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】感光体の1回転で2色印刷する方法とし
て正規現像と反転現像を組み合わせ、感光体上に静電潜
像を形成し、これを互いに逆極性に帯電された2色の現
像剤で現像して2色の画像を形成する方式がある。この
うち、感光体上に3値の電位レベルを有する静電潜像を
形成し、これを互いに逆極性に帯電された2色の現像剤
で現像して2色の画像を形成する、いわゆるトライレベ
ル方式が知られている(米国特許第 4,078,929号参
照)。
【0003】このトライレベル方式を図17とともに説
明する。感光体上に0,LW ,LLの3レベルの光エネ
ルギを照射することにより、感光体上がそれぞれVH1
W1,VL1の潜像電位となる〔図17(a)参照〕。感
光体がプラス帯電の場合には、潜像電位がVH1となる領
域にはマイナストナーが付着して正規現像となり、潜像
電位がVL1となる領域にはプラストナーが付着して反転
現像となる。VW1が中間電位で、現像されない白地領域
となる。
【0004】このため正規現像領域では現像バイアス電
圧VB1をVW1よりも大きく、かつVH1よりも小さく、そ
して反転現像領域では現像バイアス電圧VB2をVW1より
も低く、かつVL1よりも大きくしなければならい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、感光体を長期
にわたって使用していると、図17(b)に示すよう
に、感光体の帯電電位VH は低下し、逆に露光によって
形成されたVW ,VL は増加していく。VL の増加率は
W の増加率より大きいので、時刻t1 以降でVB2<V
L 、時刻t2 以降でVB1<VW となる。このため、反転
現像ができなくなるとともに、本来現像されない白紙領
域が正規現像され、その結果、画質の大幅劣化が発生す
る。
【0006】また、米国特許第5,208,632 号の従来技術
の欄には、トナー等の帯電粒子による汚損によって生じ
る複数の表面電位センサ間の読み取り誤差を補正する方
法が記載されている。
【0007】感光体の潜像電位の制御においては、表面
電位センサの測定精度が重要であり、これが確保されな
いと、適正な制御は不可能になる。一般に表面電位セン
サは長期間使用していると、センサ内にトナーや紙粉等
が侵入し、測定値に誤差を生じたり、故障したりする。
【0008】さらに、複数の表面電位センサを用いる場
合、センサ間のばらつきや取り付け位置での環境等の相
違により、それぞれの表面電位センサの特性変化が異な
るため、両者の測定値を正確に比較できなく、信頼性に
問題がある。
【0009】また、表面電位センサそのものが高価であ
るため、装置がコスト高となり、定期的な表面電位セン
サの校正等のメンテナンス費用も無視できない。
【0010】表面電位センサの故障の主な原因は、前述
の如くトナー等のセンサプローブ内への侵入である。最
近、被測定対象物とセンサ間の距離補正を行う負帰還型
(フィードバック型)の表面電位センサが用いられてお
り、これはセンサプローブの金属筐体に被測定対象物の
電位と同極性の電圧が印加される。印加電圧値は、絶対
表示タイプと相対表示タイプで異なるが、十ボルトから
千ボルトの範囲である。
【0011】デジタルタイプの静電記録装置では、現像
方式として、通常は反転現象が用いられる。このため、
感光体としてマイナス帯電のOPCを用いた場合、トナ
ーの極性はマイナス、表面電位センサの筐体に印加され
た電圧もマイナスであるため、互いに反発し、トナーは
センサに付着しにくい状態にある。
【0012】しかし、正規現像と反転現像を組み合わせ
てなるカラー印刷静電記録装置においては、プラスとマ
イナスの2種類のトナーを用いるので、プラストナーは
センサの金属筐体に電気的に引きつけられ、汚損され易
い状態にある。そのため感光体における潜像電位の制御
が適正に行われず、動作信頼性に問題がある。
【0013】本発明の第1の目的は、前述のような従来
技術の欠点を解消し、感光体の経時的劣化や温度ならび
に湿度などの環境変化に対応でき、常に安定した画像品
質が得られる静電記録制御方法ならびに静電記録装置を
提供するにある。
【0014】本発明の第2の目的は、前述のような従来
技術の欠点を解消し、表面電位センサの精度の低下を有
効に防止し、画像品質の高いカラー印刷が可能な静電記
録装置を提供するにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】第1の本発明は前記第1
の目的を達成するため、感光体の周囲に、潜像形成用の
帯電器と、露光手段と、第1色の現像剤を装填した第1
現像機と、第2色の現像剤を装填した第2現像機とを設
け、前記帯電器と露光手段で感光体上に静電潜像を形成
し、これを互いに逆極性に帯電された前記第1色の現像
剤と第2色の現像剤とで順次現像して、2色のトナー画
像を形成する静電記録方法を対象とするものである。
【0016】そして前記感光体の表面近傍で、かつ前記
第1現像機と第2現像機の間に表面電位センサを1つ設
け、前記感光体の暗減衰特性に影響を及ぼす因子の特性
を検出する例えば印刷頁数カウンタ、温度計、湿度計な
どからなる特性変化検出手段を設けて、前記帯電器によ
り感光体表面を帯電したのち、前記露光手段により予め
定められた露光エネルギを有するテストパターンを照射
して、感光体上にテスト静電潜像を形成する第1の工程
と、前記第1現像機の現像機能を実質的に停止させた状
態で前記テスト静電潜像を通過させて、そのテスト静電
潜像の表面電位を前記表面電位センサで測定する第2の
工程と、前記特性変化検出手段からの出力に基づいて、
前記表面電位センサが設置されている位置での制御設定
電位を変更する第3の工程と、前記第2の工程で測定さ
れた測定電位と前記第3の工程で変更された制御設定電
位とを比較して、その測定電位が制御設定電位になるよ
うに、潜像形成用帯電器に印加する電圧ならびに前記テ
ストパターンを形成する露光エネルギの少なくともいず
れか一方を制御する第4の工程と、その第4の工程後に
再び感光体上にテスト静電潜像を形成する第5の工程
と、前記第1現像機に予め設定されたバイアス電圧を印
加して前記テスト静電潜像に対応した第1トナー画像を
形成する第6の工程と、その第1トナー画像の表面電位
を測定して、その測定値に基づいて前記第2現像機のバ
イアス電圧値を設定する第7の工程とを有することを特
徴とするものである。
【0017】第2の本発明は前記第1の目的を達成する
ため、感光体の周囲に、潜像形成用の帯電器と、露光手
段と、第1色の現像剤を装填した第1現像機と、第2色
の現像剤を装填した第2現像機とを設け、前記帯電器と
露光手段で感光体上に静電潜像を形成し、これを互いに
逆極性に帯電された前記第1色の現像剤と第2色の現像
剤とで順次現像して、2色のトナー画像を形成する静電
記録方法を対象とするものである。
【0018】そして前記感光体が移動式の感光体シート
をドラムの外周面に巻き付けてなる感光体ドラムであっ
て、前記ドラムの感光体シート出入口を覆う導電性のキ
ャップシールに電圧を印加する電圧印加手段が設けら
れ、前記感光体の表面近傍で、かつ前記第1現像機と第
2現像機の間に表面電位センサを1つ設け、前記感光体
ドラムの回転中、キャップシールがその表面電位センサ
と対向したときに前記電圧印加手段によってキャップシ
ールに制御設定電位を印加し、キャップシールの表面電
位を表面電位センサで測定して記憶する第1の工程と、
前記帯電器により感光体表面を帯電したのち、前記露光
手段により予め定められた露光エネルギを有するテスト
パターンを照射して、感光体上にテスト静電潜像を形成
する第2の工程と、前記第1現像機の現像機能を実質的
に停止させた状態で前記テスト静電潜像を通過させて、
そのテスト静電潜像の表面電位を前記表面電位センサで
測定する第3の工程と、前記第1の工程で記憶された記
憶電位と、前記第3の工程で測定された測定電位とを比
較して、その測定電位が記憶電位になるように、潜像形
成用帯電器に印加する電圧ならびに前記テストパターン
を形成する露光エネルギの少なくともいずれか一方を制
御する第4の工程と、その第4の工程後に再び感光体上
にテスト静電潜像を形成する第5の工程と、前記第1現
像機に予め設定されたバイアス電圧を印加して前記テス
ト静電潜像に対応した第1トナー画像を形成する第6の
工程と、その第1トナー画像の表面電位を測定して、そ
の測定値に基づいて前記第2現像機のバイアス電圧値を
設定する第7の工程とを有することを特徴とするもので
ある。
【0019】第3の本発明は前記第1の目的を達成する
ため、感光体の周囲に、潜像形成用の帯電器と、露光手
段と、第1色の現像剤を装填した第1現像機と、第2色
の現像剤を装填した第2現像機とを設け、前記帯電器と
露光手段で感光体上に静電潜像を形成し、これを互いに
逆極性に帯電された前記第1色の現像剤と第2色の現像
剤とで順次現像して、2色のトナー画像を形成する静電
記録装置を対象とするものである。
【0020】そして前記感光体の表面近傍で、かつ前記
第1現像機と第2現像機の間に配置された1つの表面電
位センサと、前記感光体の暗減衰特性に影響を及ぼす因
子の特性を検出する特性変化検出手段と、その特性変化
検出手段からの出力に基づいて制御設定電位を変更する
変更手段と、前記感光体上に形成された非画像領域の表
面電位を前記表面電位センサで測定し、その測定電位が
前記変更手段から出力された制御設定電位になるよう
に、前記帯電器に印加する電圧ならびに前記露光手段の
露光エネルギの少なくともいずれか一方を制御する制御
手段とを備えていることを特徴とするものである。
【0021】第4の本発明は前記第2の目的を達成する
ため、感光体の周囲に、潜像形成用の帯電器と、露光手
段と、第1色の現像剤を装填した第1正規現像機と、第
2色の現像剤を装填した第2反転現像機とを設け、前記
帯電器と露光手段で感光体上に静電潜像を形成し、これ
を互いに逆極性に帯電された前記第1色の現像剤と第2
色の現像剤とで順次現像して、2色のトナー画像を形成
する静電記録装置を対象とするものである。
【0022】そして前記感光体の表面近傍で、かつ前記
第1正規現像機と第2反転現像機の間に表面電位センサ
を配置し、前記第1正規現像機と表面電位センサの間
に、第1正規現像機のトナーと同極性の電圧を印加した
遮蔽部材を設けたことを特徴とするものである。
【0023】第5の本発明は前記第2の目的を達成する
ため、感光体の周囲に、潜像形成用の帯電器と、露光手
段と、第1色の現像剤を装填した第1反転現像機と、第
2色の現像剤を装填した第2正規現像機とを設け、前記
帯電器と露光手段で感光体上に静電潜像を形成し、これ
を互いに逆極性に帯電された前記第1色の現像剤と第2
色の現像剤とで順次現像して、2色のトナー画像を形成
する静電記録装置を対象とするものである。
【0024】そして前記感光体の表面近傍で、かつ前記
第1反転現像機と第2正規現像機の間に表面電位センサ
を配置し、その表面電位センサと第2正規現像機との間
に、第2正規現像機のトナーと同極性の電圧を印加した
遮蔽部材を設けたことを特徴とするものである。
【0025】第6の本発明は前記第2の目的を達成する
ため、感光体の周囲に、潜像形成用の帯電器と、露光手
段と、第1色の現像剤を装填した第1現像機と、第2色
の現像剤を装填した第2現像機とを設け、前記帯電器と
露光手段で感光体上に静電潜像を形成し、これを互いに
逆極性に帯電された前記第1色の現像剤と第2色の現像
剤とで順次現像して、2色のトナー画像を形成する静電
記録装置を対象とするものである。
【0026】そして前記感光体が移動式の感光体シート
をドラムの外周面に巻き付けてなる感光体ドラムであっ
て、前記ドラムの感光体シート出入口を覆う導電性のキ
ャップシールに電圧を印加する電圧印加手段と、前記キ
ャップシールが第1現像機ならびに第2現像機と対向す
る際、キャップシールの表面電位が第1現像機ならびに
第2現像機に対して逆バイアスになるように前記電圧印
加手段を制御する電圧印加制御手段とが設けられている
ことを特徴とするものである。
【0027】
【作用】前記第1ならびに第3の本発明によれば、感光
体の経時的な特性劣化、温度や湿度などの環境による感
光体の特性変化に対応して、常に安定した画像品質が得
られる。また1つの表面電位センサだけで、正規と反転
現像を組み合わせたカラー印刷の制御が可能である。
【0028】前記第2の本発明によれば、何らかの原因
で表面電位センサの感度が低下しても、感光体の経時的
な特性劣化、温度や湿度などの環境による感光体の特性
変化に対応して、常に安定した画像品質が得られる。ま
た1つの表面電位センサだけで、正規と反転現像を組み
合わせたカラー印刷の制御が可能である。
【0029】前記第4ならびに第5の本発明によれば、
表面電位センサの精度低下、故障の原因となるトナーの
表面電位センサプローブ内への侵入が確実に防止でき、
正規と反転現像を組み合わせたカラー印刷の制御が可能
である。
【0030】前記第6の本発明によれば、キャップシー
ルが第1現像機ならびに第2現像機を通過する際にトナ
ーが付着することが防止でき、これによって装置内のト
ナー汚染を防止できるので、正規と反転現像を組み合わ
せた品質の高いカラー印刷の制御が可能である。また、
トナーの無駄な消費も解消できる。
【0031】
【実施例】次に本発明の具体的な各実施例を図とともに
説明する。 (実施例1)図1は実施例1を説明するための図であ
り、1回転で2色印刷が可能な静電記録装置の構成を示
す。
【0032】ドラム状の感光体1はスコロトロン帯電器
2により一様に帯電される。図中の3はコロナワイヤ電
源、4はグリッド電源、6は電源回路である。レーザ光
学系やLED等の露光系5によって感光体1が照射さ
れ、静電潜像が形成される。この静電潜像は第1現像機
7で第1色目が現像され、次に第2現像機9で第2色目
が現像される。
【0033】プレトランスファチャージャ14により2
種類の色のトナーの帯電極性を同一に揃えた後、転写器
15により感光体1上の2色トナー画像(22a,23
a)は用紙20(連続紙またはカット紙)に転写され、
定着機19により2色トナー画像(22a,23a)は
用紙20に定着される。図中の16は感光体1のAC除
電器、17はイレーズ、18はクリーナである。
【0034】表面電位センサ11が第1現像機7と第2
現像機9の間に配置され、12はその表面電位センサ1
1に接続された表面電位測定回路、13は制御部であっ
て後述のように帯電器2のグリッド電源4、露光系5の
電源回路6、第1現像機7や第2現像機9のバイアス電
圧やマグネットロールの磁極位置などを制御する。8,
10は、現像ロールのバイアス電圧およびマグネットロ
ールの磁極位置を変更する駆動部である。
【0035】本実施例で使用する表面電位センサ11と
しては、例えば図2に示すような構成のものを用いるこ
とができる。同図は、米国トレック社製の表面電位計の
概略構成図である。この振動容量型表面電位計は、本体
ユニット50とプローブユニット51とから主に構成さ
れ、プローブユニット51の検出口の直径は1〜2m
m、測定可能なスポット径は2〜3mmである。
【0036】プローブユニット51内にセンサ電極52
が配置されている。このセンサ電極52を感光体1の表
面に接近させると、センサ電極52と感光体1の間に静
電容量Cを生じる。この静電容量Cはプローブ内の音叉
によって変化し、これによってセンサ電極52には表面
電位を交流変調した信号が誘起される。この交流信号を
プローブユニット51内のプリアンプ53ならびに本体
ユニット50内の増幅器54で増幅し、増幅された信号
を同期検波器55で同期検波する。これからの出力は積
分器56を通して高圧発生器57に入力されて高電位を
発生し、これを分圧してインピーダンス整合回路58で
出力インピーダンスを下げて出力する。
【0037】一方、前記高圧発生器57から出力された
高電圧をフィードループ59を介してプローブユニット
51にフィードバックすることにより金属製プローブボ
ディの電位が上昇して、感光体1と同電位になることに
より前記静電容量Cが打ち消されるように構成されてい
る。図中の60は、サンプリングのための発振器であ
る。
【0038】この静電記録装置の制御シーケンスを図3
とともに説明する。ここでは、第1現像機7でカラート
ナーの正規現像、第2現像機9で黒トナーの反転現像を
行う場合を示す。
【0039】ステップ(a):感光体の静電潜像電位の
測定 制御部13によりスコロトロン帯電器2におけるグリッ
ド電源4のグリッド電圧VG を基準のVGSに、露光系5
では異なる2レベルの露光エネルギLM ,LHをそれぞ
れ基準のLMS,LHSとして、感光体上に未露光部を含め
3値の電位レベルを有するテスト用の静電潜像パターン
を露光により形成し、第1現像機7のバイアス電圧VB1
をグリッド設定電圧VGS以上の値に設定する(VB1≧V
GS)。
【0040】このような条件で、第1現像機7の下流側
に設けられた表面電位センサ11によって、感光体上に
形成された3値の電位レベル(VHM1 ,VWM1
LM1 )を測定する。ここで2色印刷時は、VWM1 は非
印字領域(背景部)、VHM1 ,VLM1 は印字領域の表面
電位となる。
【0041】図4は、テスト用露光パターン(上段)と
それによって形成された静電潜像パターン(下段)の例
を示す図である。この例では回転している感光体に対し
て、エネルギLM ,LH で間欠的に3回露光して、3値
の電位レベル(VHM1 ,VWM1 ,VLM1 )が測定され
る。
【0042】ステップ(b):感光体の帯電条件および
露光エネルギの設定 3値の電位レベルのうち、最も高電位のVHM1 は感光体
の帯電条件によって、VWM1 ,VLM1 はそれぞれ、露光
エネルギLMS,LHSによって決まる。表面電位測定回路
12はA/D変換回路を含み、表面電位センサ11で測
定された各表面電位測定値は、デジタル値(例えば、0
〜255のビット)に変換されて制御部13に入力され
る。制御部13はCPUとメモリを含み(後述)、メモ
リ内には制御データが格納されている。
【0043】図5に第1現像機位置、表面電位センサ位
置ならびに第2現像機位置での表面電位を示す。同図に
示すように感光体の表面電位は時間と共に変化し、表面
電位センサ位置ではVH1はVHM1 に、VW1はVWM1 に、
L1はVLM1 になる。従って、この変化分を予め考慮し
て、制御位置(表面電位センサ位置)での表面電位を設
定しておく。
【0044】図6は、制御系の構成を示すブロック図で
ある。同図に示されているように、制御部13はCPU
27と2つのメモリ28a,28bを有しており、表面
電位センサ11で測定された表面電位VHM1 ,VWM1
LM1 の表面電位データ、静電記録装置内に設けられた
温度(湿度)センサ25からの機内温度(湿度)データ
ならびに印刷頁数カウンタ26からの印刷頁数データ
が、それぞれ制御部13に入力される。
【0045】感光体を長期間使用していると(印刷頁数
が増大すると)感光体はコロナ放電やオゾン等によって
劣化し、感光体の暗減衰が大きくなったり、露光した際
の感光体の応答特性が悪くなる。図7は劣化した感光体
の制御特性を示しており、図中の実線は感光体の使用初
期、点線は感光体を長期間使用したときの制御時の表面
電位を示している。
【0046】このように周囲の温度(湿度)が一定であ
っても感光体を長期間使用すると感光体が劣化するた
め、表面電位センサ位置での感光体の表面電位をVHS
制御するとき、第1現像機位置での感光体の表面電位
は、感光体使用初期では図に示すようにVHS+ΔV1
あるが、長期間使用して劣化した感光体について制御し
た場合には、表面電位はVHS+ΔV2 となる(ΔV2
ΔV1 )。従って第1現像機位置での表面電位を常に一
定にするためには、感光体の使用期間(印刷頁数)に応
じて表面電位センサ位置での制御設定電位をVHS−(Δ
2 −ΔV1 )にする必要がある。
【0047】また、機内の温度ならびに湿度によっても
感光体の暗減衰特性や残留電位特性が変化し、制御設定
電位VWSも図7に示したVHSと同様の傾向を有している
から、環境条件の変化に応じて制御設定電位VWSも調整
する必要がある。
【0048】残留電位VLSは表面電位センサ位置で制御
すると図8に示すように第1現像機位置での劣化前の感
光体表面電位はVLS−ΔV3 であるが、感光体の温度が
高くなると表面電位はVLS−ΔV4 となる(ΔV4 >Δ
3 )。従って第1現像機位置での表面電位を常に一定
にするためには、感光体の温度(湿度)の変化に応じて
表面電位センサ位置での制御設定電位をVLS+(ΔV4
−ΔV3 )にする必要がある。
【0049】図9は制御設定電位VHSについて印刷頁数
と温度ならびに湿度の関係を示した図で、図中の曲線X
は低温、低湿の環境で印刷頁数が増大したときの制御設
定電位VHSの変化を示した曲線、曲線Yは常温、常湿の
環境で印刷頁数が増大したときの制御設定電位VHSの変
化を示した曲線、曲線Zは高温、高湿の環境で印刷頁数
が増大したときの制御設定電位VHSの変化を示した曲線
である。
【0050】制御設定電位VWS、VLS、VHSについても
同様に試験的に求められており、それらの各種制御デー
タがメモリ28bに予め格納されている。
【0051】再び図6に戻り、CPU27は前記機内温
度(湿度)データならびに印刷頁数データの特性変化デ
ータに基づき、感光体1の環境条件を判断し、メモリ2
8bからその環境条件に対応した制御設定電圧VHS,V
WS,VLSをそれぞれ読み出し、表面電位測定回路12か
ら送られた測定値VHM1 ,VWM1 ,VLM1 とそれぞれ比
較する。
【0052】その比較結果、測定値VHM1 <設定電圧V
HSの場合は、CPU27はメモリ28aからグリッド電
圧再設定値VGX(再設定値VGX>設定電圧VGS)を読み
出してグリッド電源4に送り、グリッド電圧を調整す
る。
【0053】また測定値VWM1 >設定電圧VWSの場合
は、メモリ28aから再設定値LMX(再設定値LMX>設
定電圧LMS)を読み出して露光部電源6に送り、露光エ
ネルギを調整する。
【0054】また測定値VLM1 >設定電圧VLSの場合
は、メモリ28aから再設定値LHX(再設定値LHX>設
定電圧LHS)を読み出して露光部電源6に送り、露光エ
ネルギを調整する。
【0055】これらの調整により、新たな3値の電位レ
ベルが設定値VHS,VWS,VLSとなる。VHS,VWS,V
LSのうち、特に、背景部電位であるVWSの制御が重要で
あり、VWSそのものの値だけでなく、これを基準として
HSとVWSの差、VLSとVWSの差が予め設定された値に
なるように制御してもよい。
【0056】ステップ(c):第2現像機9のバイアス
電圧の設定 前述のようにグリッド電圧をVGX、露光エネルギを
MX,LHXに再設定し、第1回転と同様にテスト用の露
光パターンを照射して、それに対応したテスト用の静電
潜像パターンを感光体上に形成する。そして第1現像機
7のバイアス電圧VB1を基準値VB1S (VHS>VB1S
WS)とし、第1現像機7で現像して第1色を印刷し、
その後に再び表面電位センサ11で感光体表面電位を測
定する。第1現像機7では正規現像を行うため、潜像電
位VHSの領域にトナーが付着する。
【0057】トナーが付着しない他の2レベルの表面電
位VWM2 ,VLM2 を測定する。環境条件により第1現像
機7の現像剤抵抗や感光体の表面抵抗値が変化するの
で、必ずしもVWM2 ,VLM2 の値は一定ではない。この
ため、測定値に基づき、第2現像機9のバイアス電圧V
B2をVB2X (VWM2 >VB2X >VLM2 )に設定する。
【0058】感光体を長期間使用したり温度(湿度)な
どが変化しても、以上の3ステップの操作を行うことに
より、1つの表面電位センサで感光体の潜像電位を所定
値に設定でき、常に安定した画像品質が得られる。この
ような一連の操作は、印刷ごとに行う必要はなく、例え
ば静電記録装置の起動時など適当な時期に行えばよい。
【0059】また、感光体や現像剤、チャージワイヤ等
を交換した際にも、前述の一連の操作を行うことが望ま
しい。
【0060】(実施例2)簡易的な表面電位制御とし
て、非印字領域の表面電位のみ制御する方法がある。す
なわち、静電記録装置の起動時、あるいは印刷が開始さ
れた後、適時、少なくとも非印字領域に同期して、この
非印字領域の表面電位VWMを測定し、これが初期動作で
の設定値VWSであるかどうかを判断し、そうでない場合
は、非印字領域(背景部)の表面電位が、上記設定表面
電位になるように帯電器に印加する電圧や露光エネルギ
を制御する方法である。
【0061】これにより、非印字領域の電位と現像バイ
アス値との差を一定に確保できるので、非印字部の地か
ぶり発生を防止できる。一般に、印刷された用紙領域の
うち、非印字領域の面積は約80%以上あり、画質品質
上重要な項目であり、また、表面電位センサ11の測定
分解能(2mm以上)を考えると測定が容易である。
【0062】(実施例3)本発明の実施例3を図10と
ともに説明する。この実施例では、第1現像機の現像機
能を実質的に停止させるのに機械的手段を採用してい
る。
【0063】すなわち本実施例では、第1現像機にマグ
ネットロール21aとスリーブ21bから構成された現
像ロール21が用いられており、前記マグネットロール
21aが所定角度回転可能になっている。図10は、ド
ラム状感光体1と現像ロール21の関係を示す図であ
る。同図(a)は、通常の現像時におけるマグネットロ
ール21aの磁極位置を示す。マグネットロール21a
のN極(またはS極)が感光体1の周面と対向し、スリ
ーブ21bの外表面に磁気ブラシ22が形成され、その
磁気ブラシ22の山の部分が感光体1と接触している。
【0064】スリーブ21bにはバイアス電源8が接続
されている。現像時で正規現像の場合は、現像バイアス
電圧VB を感光体1の画像電位VL1よりも低い電圧とし
(VB <VL1)、反転現像の場合は現像バイアス電圧V
B を感光体の画像電位VH1よりも高い電圧とする(VB
>VH1)。逆に、現像機能を生じさせないためには、正
規現像の場合は現像バイアス電圧VB を感光体の画像電
位VH1よりも高い電圧(VB >VH1)とし、反転現像の
場合は現像バイアス電圧VB を画像電位VL1よりも十分
低い電圧(VB <VL1;ほぼ零ボルトが好ましい)とす
る。
【0065】さらにこれに加えて、または前述のような
バイアス電圧VB の制御を行わないで、同図(b)に示
すように、マグネットロール21aを現像時の状態から
所定角度回転させ、即ち磁極位置を変更して、磁気ブラ
シ22が感光体1と接触しない状態にする。
【0066】現像時にはマグネットロール21aを元の
位置に戻して、磁気ブラシ22を感光体1と接触させる
ことにより現像可能となる。
【0067】(実施例4)本発明の実施例4を図11と
ともに説明する。この実施例の場合、表面電位センサと
して非測定対象物とセンサとの距離の影響を補正した負
帰還型(フイードバック型)のものを用いる。感光体1
の表面に設けた感光体層はマイナス帯電のOPC感光体
であり、使用する表面電位センサ11はマイナス電位測
定用のものである。この表面電位測定センサ11のプロ
ーブ筐体(金属製)には、−700Vの電圧が印加され
ている。
【0068】本実施例は、第1現像機7がプラス帯電ト
ナーを用いた正規現像、第2現像機9がマイナス帯電ト
ナーを用いた反転現像の場合である。第1現像機7と表
面電位センサ11の間に、アルミニウム製で表面に陽極
酸化処理膜を形成した第1の遮蔽板29を設け、これに
は電圧印加手段31によって第1現像機7に用いるトナ
ーと同極性の+100〜+700Vを印加した。
【0069】これにより第1現像機7から飛散したプラ
ストナー22aは、表面電位センサ11のプローブの手
前に配置されてプラス電圧が印加された遮蔽板29によ
り電気的に反発されるため、表面電位センサ11に付着
しない。なお、マイナス極性のキャリア22bはキャッ
チアップロール24aにより磁気的に回収される。
【0070】この実施例の場合、表面電位センサ11と
第2現像機9の間に第2の遮蔽板30が設けられてい
る。第2現像機9のトナー23aがマイナス極性である
から、そのトナーが電気的に表面電位センサ11のプロ
ーブに付着することはないので、第2の遮蔽板30は物
理的な遮蔽効果を有する。
【0071】(実施例5)本発明の実施例5を図12と
ともに説明する。この実施例の場合、第1現像機7がマ
イナス帯電トナーを用いた反転現像、第2現像機9がプ
ラス帯電トナーを用いた正規現像となっており、表面電
位センサ11はマイナスの電圧が印加されている。 表
面電位センサ11と第2現像機9の間に配置された第2
の遮蔽板30には電圧印加手段32により第2現像機9
に用いるトナーと同極性の電圧が印加され、第1現像機
7と表面電位センサ11の間には物理的な遮蔽効果を有
する第1の遮蔽板29が配置されている。このようにす
ることにより、表面電位センサ11へのトナーの付着が
有効に防止される。
【0072】(実施例6)次に本発明の実施例6を図1
3とともに説明する。感光体は前記実施例1と異なり、
感光体シート34をアルミニウム等のドラム33の外周
面に巻き付けられ、ドラム33内に格納された未使用の
感光体シート34がストックロール36からドラム33
の開口部より外側に引き出され、巻き付けられる。この
感光体シート34は使用されると再び開口部からドラム
33内に入り、テイクアップロール37に巻き取られ
る。35はドラム33の開口部を塞ぐキャップシールで
あり、これには電源38により電圧が印加される。
【0073】キャップシール35はアルミニウム製で表
面に陽極酸化処理膜が形成されており、この膜は、トナ
ー電荷とキャップシール35に誘起される鏡像電荷の間
に働く力で、キャップシール表面にトナーが付着するの
を防ぐための誘電体被膜である。
【0074】前記実施例と同様に表面電位センサ11を
第1現像機7と第2現像機9の間に設ける。キャップシ
ール35が現像機7,9を通過するとき、キャップシー
ル35の電位が現像ロールのバイアス電圧に対して逆バ
イアス、即ちトナー現像されないような電圧を印加する
ように制御されている。ここで、第1、第2現像機7,
9の現像バイアス電圧をそれぞれ、VB1,VB2として、
以下説明する。
【0075】なお、キャップシール35の感光体周方向
の幅が、第1現像機7と第2現像機9の距離よりも狭い
場合と広い場合で、キャップシール35への制御の仕方
が異なる。
【0076】{キャップシール35の幅が、第1、第2
現像機間距離よりも短い場合}第1現像機7が正規現
像、第2現像機9が反転現像の場合、キャップシール3
5が第1現像機7を通過するとき、キャップシール35
にVB1以下の電圧を印加し、キャップシール35が第2
現像機9を通過するとき、キャップシール35にVB2
上の電圧を印加する。
【0077】{キャップシール35の幅が、第1、第2
現像機間距離よりも広い場合}この場合は、キャップシ
ール35にVB1とVB2の中間の電圧値を印加する。現像
方式が図3に示すようなトライレベル現像方式の場合に
は、キャップシール35にVWSの電圧を印加する。
【0078】キャップシール35に外部電源38を用い
て電圧を印加する手段を図14を用いて説明する。ドラ
ム33の回転軸39は金属製であり、アース電位になっ
ている。回転軸39の外周に絶縁層40cが設けられ、
その外側に導電層40b、さらに外側に絶縁層40aが
設けられている。キャップシール35と導電層40bが
電気的に接続され、スリップリング41を介して電源3
8からキャップシール35にバイアス電圧が印加され
る。
【0079】前述のようにキャップシール35に所定の
バイアス電圧を印加することにより、印刷時にキャップ
シール35の表面にトナーが付着するのが防止でき、ト
ナーの無駄な消費とクリーナ18の負担を減らすことが
できる。
【0080】(実施例7)実施例1で説明したステップ
(a)の感光体の潜像電位測定やステップ(b)の感光
体の帯電条件および露光エネルギの設定時、図13に示
すようにキャップシール35が表面電位センサ11に対
向して通過するときに電源38により順次キャップシー
ル35に基準潜像電位(VHS,VWS,VLS)が印加され
るように、制御部13で電源38を制御する。
【0081】表面電位センサ11で読み取ったデータを
表面電位測定回路12あるいは制御部13内のメモリに
格納する。測定した感光体の潜像電位とこのメモリ格納
値との比較において、感光体の帯電条件および露光エネ
ルギの設定のための制御を行う。
【0082】なお、第1現像機7が正規現像、第2現像
機9が反転現像の場合、キャップシール35へのトナー
付着を防ぐため、VLS,VWS,VHSの順に電圧を印加
し、第1現像機7が反転現像、第2現像機9が正規現像
の場合、VHS,VWS,VLSの順に電圧を印加するのが好
ましい。
【0083】この結果、たとえ表面電位センサ11の精
度不良が生じても、実質的な制御ができるという効果が
ある。なお、キャップシール35に校正電圧を印加し、
これを表面電位センサ11で測定し、測定値が校正電位
で等しくなるように、表面電位センサ11ならびに表面
電位測定回路12を構成することができる。
【0084】(実施例8)実施例6では、図13に示す
ようにキャップシール35に外部電源38により直接電
圧が印加される構成のドラムについて説明した。
【0085】本実施例では、特にトライレベル現像方式
を採用する場合において、外部電源を使用しない方法を
提案する。図15に示すように、キャップシール35と
アース間にコンデンサ42と電圧制御素子43の並列回
路が接続されている。ここでは、電圧制御素子43とし
てバリスタを用いて説明する。バリスタは一種の非線形
抵抗素子であり、バリスタの端子間に印加される電圧が
低くなるに従ってバリスタの抵抗(Rv)が大きくな
り、電流が流れ難くなる特性を有する。
【0086】キャップシール35がスコロトロン帯電器
2の下を通過するとき、コロナ放電電流がキャップシー
ル35に流れ込み、これにより前記コンデンサ42が充
電される。充電電荷量をQc、コンデンサ42の容量を
Cとすると、キャップシール35の表面電位VsはQc
/Cで示される。
【0087】感光体の回転に伴ってキャップシール35
が帯電器2から出ると、コンデンサ42に蓄積された電
荷はバリスタの抵抗(Rv)を介して放電され、電位が
低下していく。この電位低下の時定数は、CとRvの積
によって決まる。
【0088】キャップシール35へのトナー付着を防止
するためには、キャップシール35の表面電位を第1現
像機7の現像バイアスVB1と第2現像機9の現像バイア
スVB2の間の値、好ましくは感光体上に形成される3値
の電圧レベルの内の中間電圧レベルに対する基準潜像電
位VWSに近い値にする。
【0089】図15において、感光体としてOPC感光
体を用い、VHS、VWS、VLSの値をそれぞれ750V、
450V、150Vとし、VB1とVB2をそれぞれ550
V、300Vとする。また、キャップシール35が帯電
器2から出て、第1現像機7の位置に至るまでの所要時
間を0.2秒、第1現像機7の位置から表面電位センサ
11までの所要時間を0.1秒、表面電位センサ11か
ら第2現像機9までの所要時間を0.1秒とする。
【0090】図16は、バリスタ電圧が560Vのバリ
スタと、0.02μFのコンデンサを組み合わせた構成
でのキャップシール35の表面電位VS の時間変化をス
コロトロン帯電器2のグリッド電圧VG をパラメータと
して示したものである。
【0091】この図から明らかなように、感光体の表面
電位を制御するためにグリッド電圧VG を600Vから
800Vまで変化させても、キャップシール35の表面
電位VS は、第1現像機7の位置から第2現像機9の位
置まで450V±10Vの範囲の値にすることができ
た。すなわち、第1現像機7の現像バイアス電圧VB1
第2現像機9の現像バイアスVB2の間の値で、かつ、感
光体上に形成される3値の電位レベルの静電潜像のうち
の中間電位レベルに対する基準潜像電位VWSに近い値に
することができたので、キャップシール35へのトナー
の付着が防止できる。
【0092】また、表面電位センサ通過位置での表面電
位は450Vであるので、表面電位センサ11によりキ
ャップシール表面電位を測定し、表面電位センサ11の
校正に利用することができる。また、感光体の非印字領
域の電位制御時に、中間電位レベルに対する基準潜像電
位の値として用いてもよい。
【0093】前記実施例では基準潜像電位VWSを450
Vに設定する場合について説明したが、400Vにした
い場合は、バリスタ電位が470Vのバリスタと、0.
05μFの容量を有するコンデンサを組み合わせた構成
とすればよい。このように帯電器の出口から現像機、表
面電位センサまでのキャップシールの到達時間が分かれ
ば、適切なバリスタとコンデンサを選ぶことにより、安
価な方法でキャップシールに中間電位を印加することが
できる。
【0094】
【発明の効果】前記第1ならびに第3の本発明によれ
ば、感光体の経時的な特性劣化、温度や湿度などの環境
による感光体の特性変化に対応して、常に安定した画像
品質が得られる。また1つの表面電位センサだけで、正
規と反転現像を組み合わせたカラー印刷の制御が可能で
ある。
【0095】前記第2の本発明によれば、何らかの原因
で表面電位センサの感度が低下しても、感光体の経時的
な特性劣化、温度や湿度などの環境による感光体の特性
変化に対応して、常に安定した画像品質が得られる。ま
た1つの表面電位センサだけで、正規と反転現像を組み
合わせたカラー印刷の制御が可能である。
【0096】前記第4ならびに第5の本発明によれば、
表面電位センサの精度低下、故障の原因となるトナーの
表面電位センサプローブ内への侵入が確実に防止でき、
正規と反転現像を組み合わせたカラー印刷の制御が可能
である。
【0097】前記第6の本発明によれば、キャップシー
ルが第1現像機ならびに第2現像機を通過する際にトナ
ーが付着することが防止でき、これによって装置内のト
ナー汚染を防止できるので、正規と反転現像を組み合わ
せた品質の高いカラー印刷の制御が可能である。また、
トナーの無駄な消費も解消できるなどの特長を有してい
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1に係る静電記録装置のドラム
周りの概略構成図である。
【図2】その静電記録装置で使用される表面電位センサ
の概略構成図である。
【図3】(a)〜(c)は実施例1に係る静電記録装置
の制御シーケンスを示す説明図である。
【図4】その実施例1でのテストパターンの露光パワー
と、それによって形成される潜像パターンの表面電位と
の関係を示す説明図である。
【図5】その静電記録装置での感光体表面電位の時間的
変化を示す特性図である。
【図6】その静電記録装置での制御系の構成を示すブロ
ック図である。
【図7】その静電記録装置の感光体使用初期と長期間使
用後の制御設定電位VHSの変化を示す特性図である。
【図8】その静電記録装置での感光体の特性劣化前と劣
化後の制御設定電位VLSの変化を示す特性図である。
【図9】その静電記録装置での印刷頁数の増加と温度な
らびに湿度の変化にともなう制御設定電位VHSの変化を
示す特性図である。
【図10】本発明の実施例3に係る静電記録装置におけ
るマグネットロールの磁極位置と現像ロール上の磁気ブ
ラシの状態を示す説明図である。
【図11】本発明の実施例4に係る静電記録装置の要部
概略構成図である。
【図12】本発明の実施例5に係る静電記録装置の要部
概略構成図である。
【図13】本発明の実施例6に係る静電記録装置の要部
概略構成図である。
【図14】その実施例6に係る静電記録装置のキャップ
シールへの電圧印加手段を示す断面図である。
【図15】本発明の実施例8に係る静電記録装置の要部
概略構成図である。
【図16】その実施例8に係る静電記録装置のキャップ
シールの表面電圧の時間変化を示す特性図である。
【図17】トライレベル方式を用いた2色カラー印刷に
おける課題を説明するための模式図と特性図である。
【符号の説明】
1 感光体 2 スコロトロン帯電器 5 露光系 6 露光系の電源回路 7 第1現像機 8 第1現像機の駆動部 9 第2現像機 10 第2現像機の駆動部 11 表面電位センサ 12 表面電位測定回路 13 制御部 20 用紙 21 現像ロール 21a マグネットロール 21b スリーブ 22 磁気ブラシ 22a トナー 22b キャリア 23 第2現像機の現像剤 23a トナー 23b キャリア 24 キャッチロール 25 温度(湿度)センサ 26 印刷頁数カウンタ 27 CPU 28a,28b メモリ 29 第1の遮蔽板 30 第2の遮蔽板 31,32 電圧印加手段 33 ドラム 34 感光体シート 35 キャップシール 38 キャップシールへの電圧印加手段 39 ドラム回転軸 40a,40c 絶縁層 40b 導電層 41 スリップリング 42 コンデンサ 43 電圧制御素子 VHS,VWS,VLS 制御設定電位 VWM1 非印字領域(背景部)の測定電位 VHM1 ,VLM1 印字領域の測定電位 VGX グリッド電圧の再設定電位 VHX,VMX 露光エネルギの再設定電位 VB1 第1現像機の現像バイアス VB2 第2現像機の現像バイアス
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 15/043 G03G 15/06 101 15/04 15/04 120 15/06 101 (72)発明者 浅井 真二 茨城県ひたちなか市武田1060番地 日立工 機株式会社内 (72)発明者 加藤 孝二 茨城県ひたちなか市武田1060番地 日立工 機株式会社内 (72)発明者 郡司 好伸 茨城県ひたちなか市武田1060番地 日立工 機株式会社内

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体の周囲に、潜像形成用の帯電器
    と、露光手段と、第1色の現像剤を装填した第1現像機
    と、第2色の現像剤を装填した第2現像機とを設け、 前記帯電器と露光手段で感光体上に静電潜像を形成し、
    これを互いに逆極性に帯電された前記第1色の現像剤と
    第2色の現像剤とで順次現像して、2色のトナー画像を
    形成する静電記録方法において、 前記感光体の表面近傍で、かつ前記第1現像機と第2現
    像機の間に表面電位センサを1つ設け、 前記感光体の暗減衰特性に影響を及ぼす因子の特性を検
    出する特性変化検出手段を設けて、 前記帯電器により感光体表面を帯電したのち、前記露光
    手段により予め定められた露光エネルギを有するテスト
    パターンを照射して、感光体上にテスト静電潜像を形成
    する第1の工程と、 前記第1現像機の現像機能を実質的に停止させた状態で
    前記テスト静電潜像を通過させて、そのテスト静電潜像
    の表面電位を前記表面電位センサで測定する第2の工程
    と、 前記特性変化検出手段からの出力に基づいて、前記表面
    電位センサが設置されている位置での制御設定電位を変
    更する第3の工程と、 前記第2の工程で測定された測定電位と前記第3の工程
    で変更された制御設定電位とを比較して、その測定電位
    が制御設定電位になるように、潜像形成用帯電器に印加
    する電圧ならびに前記テストパターンを形成する露光エ
    ネルギの少なくともいずれか一方を制御する第4の工程
    と、 その第4の工程後に再び感光体上にテスト静電潜像を形
    成する第5の工程と、 前記第1現像機に予め設定されたバイアス電圧を印加し
    て前記テスト静電潜像に対応した第1トナー画像を形成
    する第6の工程と、 その第1トナー画像の表面電位を測定して、その測定値
    に基づいて前記第2現像機のバイアス電圧値を設定する
    第7の工程と、 を有することを特徴とする静電記録制御方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載において、前記特性変化検
    出手段が印刷頁数カウンタ、温度計、湿度計の少なくと
    もいずれか1つで構成されていることを特徴とする静電
    記録制御方法。
  3. 【請求項3】 感光体の周囲に、潜像形成用の帯電器
    と、露光手段と、第1色の現像剤を装填した第1現像機
    と、第2色の現像剤を装填した第2現像機とを設け、 前記帯電器と露光手段で感光体上に静電潜像を形成し、
    これを互いに逆極性に帯電された前記第1色の現像剤と
    第2色の現像剤とで順次現像して、2色のトナー画像を
    形成する静電記録方法において、 前記感光体が移動式の感光体シートをドラムの外周面に
    巻き付けてなる感光体ドラムであって、前記ドラムの感
    光体シート出入口を覆う導電性のキャップシールに電圧
    を印加する電圧印加手段が設けられ、 前記感光体の表面近傍で、かつ前記第1現像機と第2現
    像機の間に表面電位センサを1つ設け、 前記感光体ドラムの回転中、キャップシールがその表面
    電位センサと対向したときに前記電圧印加手段によって
    キャップシールに制御設定電位を印加し、キャップシー
    ルの表面電位を表面電位センサで測定して記憶する第1
    の工程と、 前記帯電器により感光体表面を帯電したのち、前記露光
    手段により予め定められた露光エネルギを有するテスト
    パターンを照射して、感光体上にテスト静電潜像を形成
    する第2の工程と、 前記第1現像機の現像機能を実質的に停止させた状態で
    前記テスト静電潜像を通過させて、そのテスト静電潜像
    の表面電位を前記表面電位センサで測定する第3の工程
    と、 前記第1の工程で記憶された記憶電位と、前記第3の工
    程で測定された測定電位とを比較して、その測定電位が
    記憶電位になるように、潜像形成用帯電器に印加する電
    圧ならびに前記テストパターンを形成する露光エネルギ
    の少なくともいずれか一方を制御する第4の工程と、 その第4の工程後に再び感光体上にテスト静電潜像を形
    成する第5の工程と、 前記第1現像機に予め設定されたバイアス電圧を印加し
    て前記テスト静電潜像に対応した第1トナー画像を形成
    する第6の工程と、 その第1トナー画像の表面電位を測定して、その測定値
    に基づいて前記第2現像機のバイアス電圧値を設定する
    第7の工程と、 を有することを特徴とする静電記録制御方法。
  4. 【請求項4】 請求項1または3記載において、前記テ
    スト静電潜像が露光部と非露光部とを有していることを
    特徴とする静電記録制御方法。
  5. 【請求項5】 請求項4記載において、前記露光部が露
    光エネルギの異なる2つ以上の露光部を有していること
    を特徴とする静電記録制御方法。
  6. 【請求項6】 請求項1または3記載において、前記感
    光体上にテスト静電潜像を形成する工程で感光体上に3
    値の電位レベルを有する静電潜像を形成して、その3値
    の電位レベルの内の中間の電位レベルを現像されない非
    印字領域とし、 印刷開始以後は前記3値の電位レベルの内、少なくとも
    前記非印字領域に同期して、この非印字領域の表面電位
    を測定し、これが印刷開始時の初期設定値であるかどう
    かを判定し、 初期設定値でない場合は、非印字領域の表面電位が前記
    初期設定値になるように、帯電器に印加する電圧ならび
    に前記中間の電位レベルの潜像を形成する露光エネルギ
    の少なくともいずれか一方を制御することを特徴とする
    静電記録制御方法。
  7. 【請求項7】 請求項1または3記載において、前記第
    1現像機が正規現像用の現像機であって、第1現像機の
    バイアス電圧を感光体の画像部電位より大きくすること
    により、第1現像機の現像機能を実質的に停止させた状
    態にすることを特徴とする静電記録制御方法。
  8. 【請求項8】 請求項1または3記載において、前記第
    1現像機が反転現像用の現像機であって、第1現像機の
    バイアス電圧を感光体の画像部電位より小さくすること
    により、第1現像機の現像機能を実質的に停止させた状
    態にすることを特徴とする静電記録制御方法。
  9. 【請求項9】 請求項1,3,7,8のいずれかの記載
    において、前記現像機が回転可能なマグネットロールと
    スリーブとから構成された現像ロールを有し、その現像
    ロール上の現像剤が感光体と接触しないように前記マグ
    ネットロールの磁極位置を移動することにより、第1現
    像機の現像機能を実質的に停止させた状態にすることを
    特徴とする静電記録制御方法。
  10. 【請求項10】 感光体の周囲に、潜像形成用の帯電器
    と、露光手段と、第1色の現像剤を装填した第1現像機
    と、第2色の現像剤を装填した第2現像機とを設け、 前記帯電器と露光手段で感光体上に静電潜像を形成し、
    これを互いに逆極性に帯電された前記第1色の現像剤と
    第2色の現像剤とで順次現像して、2色のトナー画像を
    形成する静電記録装置において、 前記感光体の表面近傍で、かつ前記第1現像機と第2現
    像機の間に配置された1つの表面電位センサと、 前記感光体の暗減衰特性に影響を及ぼす因子の特性を検
    出する特性変化検出手段と、 その特性変化検出手段からの出力に基づいて制御設定電
    位を変更する変更手段と、 前記感光体上に形成された非画像領域の表面電位を前記
    表面電位センサで測定し、その測定電位が前記変更手段
    から出力された制御設定電位になるように、前記帯電器
    に印加する電圧ならびに前記露光手段の露光エネルギの
    少なくともいずれか一方を制御する制御手段とを備えて
    いることを特徴とする静電記録装置。
  11. 【請求項11】 請求項10記載において、前記特性変
    化検出手段が印刷頁数カウンタ、温度計、湿度計の少な
    くともいずれか1つで構成されていることを特徴とする
    静電記録装置。
  12. 【請求項12】 感光体の周囲に、潜像形成用の帯電器
    と、露光手段と、第1色の現像剤を装填した第1正規現
    像機と、第2色の現像剤を装填した第2反転現像機とを
    設け、 前記帯電器と露光手段で感光体上に静電潜像を形成し、
    これを互いに逆極性に帯電された前記第1色の現像剤と
    第2色の現像剤とで順次現像して、2色のトナー画像を
    形成する静電記録装置において、 前記感光体の表面近傍で、かつ前記第1正規現像機と第
    2反転現像機の間に表面電位センサを配置し、 前記第1正規現像機と表面電位センサの間に、第1正規
    現像機のトナーと同極性の電圧を印加した遮蔽部材を設
    けたことを特徴とする静電記録装置。
  13. 【請求項13】 感光体の周囲に、潜像形成用の帯電器
    と、露光手段と、第1色の現像剤を装填した第1反転現
    像機と、第2色の現像剤を装填した第2正規現像機とを
    設け、 前記帯電器と露光手段で感光体上に静電潜像を形成し、
    これを互いに逆極性に帯電された前記第1色の現像剤と
    第2色の現像剤とで順次現像して、2色のトナー画像を
    形成する静電記録装置において、 前記感光体の表面近傍で、かつ前記第1反転現像機と第
    2正規現像機の間に表面電位センサを配置し、 その表面電位センサと第2正規現像機との間に、第2正
    規現像機のトナーと同極性の電圧を印加した遮蔽部材を
    設けたことを特徴とする静電記録装置。
  14. 【請求項14】 感光体の周囲に、潜像形成用の帯電器
    と、露光手段と、第1色の現像剤を装填した第1現像機
    と、第2色の現像剤を装填した第2現像機とを設け、 前記帯電器と露光手段で感光体上に静電潜像を形成し、
    これを互いに逆極性に帯電された前記第1色の現像剤と
    第2色の現像剤とで順次現像して、2色のトナー画像を
    形成する静電記録装置において、 前記感光体が移動式の感光体シートをドラムの外周面に
    巻き付けてなる感光体ドラムであって、前記ドラムの感
    光体シート出入口を覆う導電性のキャップシールに電圧
    を印加する電圧印加手段と、 前記キャップシールが第1現像機ならびに第2現像機と
    対向する際、キャップシールの表面電位が第1現像機な
    らびに第2現像機に対して逆バイアスになるように前記
    電圧印加手段を制御する電圧印加制御手段とが設けられ
    ていることを特徴とする静電記録装置。
  15. 【請求項15】 請求項14記載において、前記キャッ
    プシールに電圧を印加する電圧印加手段が、キャップシ
    ールとアース間に接続されたコンデンサと電圧制御素子
    の並列回路であって、 キャップシールが潜像形成用帯電器の下を通過するとき
    にキャップシールに流れ込むコロナ放電電流によって前
    記並列回路のコンデンサに充電された電荷と、前記電圧
    制御素子の特性によって決まるキャップシールの表面電
    位が、キャップシールが前記第1現像機ならびに第2現
    像機を通過する際の、第1現像機の現像バイアス電圧と
    第2現像機の現像バイアス電圧の中間の電位とほぼ等し
    くなるように、前記コンデンサの容量と電圧制御素子の
    特性が選択されていることを特徴とする静電記録装置。
  16. 【請求項16】 請求項15記載において、前記キャッ
    プシールの表面電位が、前記帯電器と露光手段で感光体
    上に形成される3値の電位レベルを有するテスト静電潜
    像の内の、現像されない非印字領域となる中間の電位レ
    ベルとほぼ等しくなるように、前記コンデンサの容量と
    電圧制御素子の特性が選択されていることを特徴とする
    静電記録装置。
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