JPH08222898A - 部品装着順序決定方法 - Google Patents

部品装着順序決定方法

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JPH08222898A
JPH08222898A JP7026524A JP2652495A JPH08222898A JP H08222898 A JPH08222898 A JP H08222898A JP 7026524 A JP7026524 A JP 7026524A JP 2652495 A JP2652495 A JP 2652495A JP H08222898 A JPH08222898 A JP H08222898A
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JP7026524A
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Tatsuya Hirose
達也 廣瀬
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Toshiba Corp
Japan Tobacco Inc
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Toshiba Corp
Japan Tobacco Inc
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K13/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or adjusting assemblages of electric components
    • H05K13/04Mounting of components, e.g. of leadless components
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K13/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or adjusting assemblages of electric components
    • H05K13/08Monitoring manufacture of assemblages
    • H05K13/085Production planning, e.g. of allocation of products to machines, of mounting sequences at machine or facility level

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  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Operations Research (AREA)
  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品の装着作業時間を十分短くできる部品装
着順序を、短い計算時間で決定する。 【構成】 まず、基板上の装着領域を複数のブロックに
区分する処理を行う(S1)。この処理は、装着領域を
多数個の小領域に分割し、小領域内に含まれる装着点の
個数に応じて隣接する小領域同士を併合させていくこと
により、装着点の数が25個の複数のブロックに区分す
ることにより行う。次に、それら各ブロック間における
装着作業順序を、前後のブロック間の距離の総和が極力
小さくなるように求める(S2)。最後に、ブロック内
における装着点に対する装着順序を決定する(S3)。
この装着順序の決定は、ブロック内に含まれる装着点の
順列に対し、それら装着点をその順で結んだ際の経路の
長さを評価関数とし、その評価関数が極力小さくなる順
列を確率的最適化法を用いて求めることにより行う。こ
のとき装着点間の距離をパラメータ化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば基板に部品を自
動的に装着する部品実装装置における、部品の装着順序
を決定するための部品装着順序決定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばプリント基板に電子部品を自動的
に装着する部品実装装置は、予め入力された基板上の多
数個の装着点に対して、電子部品を取得して搬送する装
着ヘッドを相対的に移動させながら、前記各装着点に所
定の部品を順次装着するように構成されている。このと
き、多数個の装着点(部品)に対する部品装着順序は、
装着作業時間が最短となる言換えれば装着経路(装着ヘ
ッドの相対的移動距離)が最短となるように決定される
ことが望ましい。
【0003】ここで、装着経路を最短化するように部品
装着順序を決定することは、組合せ最適化問題として取
扱うことができる。この組合せ最適化問題とは、ある集
合S(e1 ,e2 ,e3 ,……,en )があり、その上
に評価関数と呼ばれSの要素の良し悪しを表す関数fが
定義され、Sの要素で評価関数fの値が最小になるよう
な要素eopt を探し出すというものである。
【0004】部品装着順序の決定においては、例えば図
11に示すように、基板1の5個の装着点P1〜P5に
対して5個の部品2を装着するにあたって、P1,P
2,P3,P4,P5の順に部品2を装着するという一
の要素を考えた場合、装着点P1,P2間の距離をL
1、装着点P2,P3間の距離をL2、装着点P3,P
4間の距離をL3、装着点P4,P5間の距離をL4と
すると、評価関数fは、L1+L2+L3+L4とな
る。
【0005】このようにして集合Sの各要素に関する評
価関数fを求めてその評価関数fが最小となる装着順序
を求めれば良いのであるが、集合Sは全装着点(全部
品)の順列であって全装着点の階乗が存在し、例えば僅
か10個の装着点にあっても、その装着順序は3628
800(=10!)通り存在することになる。この組合
せの全ての評価関数fを求めることはあまりに膨大な計
算量となるため、実際には、確率的最適化法を用いた処
理を行うようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この確率的最適化法
は、計算量が膨大となるような場合に、正確な解に近い
確率の高い近似解を求めるものであり、正確な解に近い
確率が十分高くなったら計算を打切ることができるた
め、計算量を少なく済ませることができる。この確率的
最適化法を用いれば、装着経路が厳密に最短ではないに
しても、十分短くなるような装着順序を決定することが
できる。
【0007】ところが、近年では、部品2の小形化や高
密度化が図られてきており、例えば1枚の基板1に30
0個もの部品2を装着するようなケースもある。このた
め、確率的最適化法を用いた場合でも、装着点(部品
2)の個数が増加するに従って計算量は等比級数的に増
加するので、装着作業時間を十分短くできるような装着
順序を決定するには計算時間が長く(例えば300個の
場合30分程度)かかり、計算時間を短縮することがで
きる新たな方法が望まれるのである。
【0008】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、部品の装着作業時間を十分短くできる
部品装着順序を決定することができ、しかもそのための
計算時間の短縮化を図ることができる部品装着順序決定
方法を提供するにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の部品
装着順序決定方法は、複数個の装着点を有する基板に対
して、部品を搬送する装着ヘッドを前記基板に対して相
対的に移動させながら、前記各装着点に順次部品を装着
する場合の装着順序を決定するための方法にあって、前
記複数個の装着点を前記基板上の領域によって複数のブ
ロックに区分し、それら各ブロック毎に順次部品装着作
業を行うようにすると共に、それら各ブロック間におけ
る装着作業順序を、前後のブロック間の距離の総和が最
小となるように定めるところに特徴を有するものであ
る。
【0010】この場合、前記ブロックを、基板上の装着
点が存在する領域を小領域に分割した後、それら各小領
域内に存在する装着点の個数に応じて、隣接する小領域
を併合させていくことにより構成するようにしても良い
(請求項2の発明)。また、1個のブロックに含める装
着点の個数を、個々のブロック内における各装着点に対
する装着順序を求めるための計算時間を考慮して予め定
めるようにすれば、効果的である(請求項3の発明)。
【0011】さらには、個々のブロック内における各装
着点に対する装着順序を、前後の装着点間の距離をパラ
メータ化してそれらパラメータの総和を評価関数とし、
この評価関数の値を極力小さくするように確率的最適化
法を用いて求めることができる(請求項4の発明)。
【0012】
【作用】本発明の請求項1の部品装着順序決定方法によ
れば、基板上の装着点を複数のブロックに区分し、各ブ
ロック毎に部品装着作業が行われるので、ブロック単位
に適切な装着順序の決定のための計算を行えば済む。こ
の場合、装着順序の集合の要素数を少なくすることがで
きるので、装着作業時間を十分短くすることができる装
着順序を求めるための計算時間を短かく済ませることが
できる。また、ブロック間の装着順序を、前後のブロッ
ク間の距離の総和が最小となるように定めるので、一の
ブロックの各装着点に対する部品装着作業が終った後の
次のブロックへ移動する際の装着ヘッドの相対的移動距
離が最短となり、作業時間を短く済ませることができ
る。
【0013】この場合、装着点が比較的まとまっている
領域を一つのブロックとすることが装着作業を効率的に
行うことができるから、基板上の装着点が存在する領域
を小領域に分割した後、それら各小領域内に存在する装
着点の個数に応じて、隣接する小領域を併合させていく
ことによりブロックを構成すれば(請求項2の部品装着
順序決定方法)、装着作業効率の良いブロックの区分を
行うことができる。
【0014】また、一のブロックに含まれる装着点の数
をあまり多くすると、ブロック内の装着点に対する適切
な装着順序の決定に要する計算量が多くなってしまい、
逆に、一のブロックに含まれる装着点の数が少な過ぎる
と、徒にブロックの数が多くなってやはり計算時間が長
くかかる虞が生ずる。そこで、1個のブロックに含める
装着点の個数を、個々のブロック内における各装着点に
対する装着順序を求めるための計算時間を考慮して予め
定めるようにすれば(請求項3の部品装着順序決定方
法)、各ブロックにおける装着順序の決定に要する計算
時間を短く済ませつつも、ブロック数を徒に多くするこ
とのない適切な数のブロックに区分することができるよ
うになる。
【0015】さらには、個々のブロック内における各装
着点に対する装着順序を、前後の装着点間の距離をパラ
メータ化してそれらパラメータの総和を評価関数とし、
この評価関数の値を極力小さくするように確率的最適化
法を用いて求めるようにすれば(請求項4の部品装着順
序決定方法)、装着点間の距離をパラメータ化すること
によって取扱う数値を単純化することができ、確率的最
適化法を用いることと併せて、作業時間を十分に短くす
ることができる装着順序を求めるための計算を効率的に
行うことができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明をいわゆる連続回転サイクロイ
ド方式の部品実装装置に適用した一実施例について、図
1ないし図10を参照して説明する。まず、部品実装装
置の概略構成について簡単に説明する。図10は、部品
実装装置の本体11を上面から示したものである。ここ
で、ベース12の中央部には、回転ドラム13が軸13
aを中心に水平方向に回転自在に設けられている。この
回転ドラム13は、ベース12に設けられた図示しない
駆動モータにより、減速機構を介して図で時計回り方向
に連続回転されるようになっている。
【0017】そして、前記回転ドラム13の外周面部に
は、複数個例えば12個の装着ヘッド14(一部のみ図
示)が設けられている。詳しく図示はしないが、この装
着ヘッド14は、その下端部に電子部品15を吸着して
搬送し、基板16に装着するための吸装着ノズルを備
え、その吸装着ノズルの下向きの姿勢を保った状態で、
前記回転ドラム13の径方向に延びる軸を中心に、側面
から見て反時計回り方向に回転(旋回)するように構成
されている。
【0018】これにて、回転ドラム13の回転(いわば
公転)及び装着ヘッド14の回転(いわば自転)に伴
い、吸装着ノズルは、回転ドラム13の周囲に所定の複
数個の下死点(対地速度が零)を有するサイクロイド曲
線運動を行うようになっている。また、吸装着ノズル
は、図示しない圧力調整機構に接続されており、負圧,
正圧が切替えられるようになっている。
【0019】また、前記ベース12には、前記回転ドラ
ム13の周囲部に位置して、奥側に、電子部品15を供
給するための供給ステーション17が設けられていると
共に、手前側に、プリント配線基板等の基板16への部
品15の装着を行うための装着ステーション18が設け
られている。
【0020】このうち供給ステーション17は、円弧状
をなす供給テーブル17aに、複数個の部品フィーダ1
9(一部のみ図示)を着脱可能に取付けて構成されてい
る。前記部品フィーダ19は、例えば周知のテープフィ
ーダからなり、夫々多数個の部品15を収容すると共
に、所定の供給位置に電子部品15を1個ずつ供給する
ようになっている。これら部品フィーダ19の各供給位
置は、前記装着ヘッド14の奥方側の下死点のうちいず
れか(吸着ポイントR)に一致されるようになってい
る。
【0021】一方、前記装着ステーション18は、載置
状態にセットされる基板16を水平方向(X,Y方向)
に自在に移動させるXYテーブル20を備えると共に、
その右左両側に位置して、基板16を前記XYテーブル
20に搬入する搬入コンベア21、及び、基板16を図
で左方に搬出する搬出コンベア22を備えて構成されて
いる。前記XYテーブル20は、装置固有のXY座標系
に基づいて基板16を移動させ、その基板16上に設け
られる各装着点P(図5等参照)を、前記装着ヘッド1
4の装着ポイントQ(手前側に位置する下死点)に一致
させるようになっている。
【0022】さらに、ベース12の手前側部位には、上
記した各機構を制御するための制御装置23が設けられ
ている。この制御装置23は、マイコン等から構成さ
れ、後述する装着順序を含んだ装着プログラム等に従っ
て、前記装着ヘッド14により供給ステーション17に
て所定の部品15を取得し、その部品15を装着ステー
ション18にて基板16の所定の装着点Pに装着する作
業を、自動的に繰返して実行させるように構成されてい
る。
【0023】さて、本実施例においては、前記制御装置
23には、例えばワークステーションクラスのコンピュ
ータ24が高速ネットワーク(LAN)を介して接続さ
れるようになっており、基板16上の全ての装着点Pの
位置座標及び装着すべき部品種類等が予め入力されるこ
とに基づいて、このコンピュータ24が、部品装着順序
を決定し、装着プログラムを作成するようになってい
る。
【0024】このとき、詳しくは後述するように、コン
ピュータ24は、そのソフトウエア的構成により、前記
基板16の複数個の装着点Pを、基板16上の領域によ
り複数個のブロックに区分し、各ブロック単位での部品
装着順序を、XYテーブル20(基板16)の移動距離
(移動時間)が極力短くなるように決定すると共に、各
ブロックにおける装着作業順序を、同様に基板16の移
動距離(移動時間)が極力短くなるように決定し、もっ
て全装着点Pに対する部品装着順序を決定するようにな
っている。
【0025】次に、上記コンピュータ24における部品
装着順序の決定の方法について、図1ないし図9も参照
して述べる。図1のフローチャートは、本実施例におけ
る部品装着順序の決定の手順を示している。まず、ステ
ップS1では、基板16上の装着領域A(装着点Pが存
在する領域、図3(a)参照)を複数のブロックBに区
分する処理が実行される。この処理は、具体的には図2
のフローチャートに示す手順で行われる。
【0026】即ち、まず、ステップS11では、装着領
域Aを小領域Cに分割することが行われる。本実施例で
は、図3(b)に示すように、装着領域Aを微小間隔の
格子状の仮想線Dにより縦横に区切ることにより、多数
個の小領域Cを形成する。次のステップS12では、各
小領域C内に含まれる装着点Pの個数がカウントされ
る。図3(c)はその結果を示したもので、格子の目の
中に記された数字が、その小領域C内の装着点Pの個数
を表している。
【0027】ステップS13では、含まれる装着点Pの
個数に応じて隣接する小領域C同士を併合させていくこ
とによりブロックBを形成する処理が実行される。本実
施例では、この併合は、小領域C(領域)のうちその時
点で装着点Pの個数の最小のもの(0は含まず)に着目
し、装着点Pの個数が最小の小領域C(領域)を隣合う
(図で上下左右)いずれかの小領域C(領域)と併合さ
せて新たな領域とするといったアルゴリズムにて行われ
る。
【0028】図3(d)の例では、小領域C1内の装着
点Pの個数が1個(装着点P1)であり、その装着点P
1に最も近い装着点P2が、その上部の小領域C2に存
在するので、小領域C1と小領域C2とが併合され、図
3(e)に示すように新たな領域(ブロック)とされる
のである。この新たな領域は、装着点Pの個数が4個の
領域と見なされるようになる。
【0029】そして、ステップS14にて、各領域に属
する装着点Pの個数の平均値が求められ、ステップS1
5にて、その平均値が予め定められた基準値(本実施例
では25個)以上であるかどうかが判断される。このス
テップS15にてNoならば、ステップS3に戻って領
域の併合がさらに繰返され、各領域に属する装着点Pの
個数の平均値が基準値以上となったところで(ステップ
S15にてYes)、ブロックBの区分の処理が完了す
る。図3(f)には、ブロックBの区分が完了した様子
を示している。
【0030】ここで、本実施例では、前記基準値を次の
ようにして定めるようにした。即ち、図4は、確率的最
適化法を用いて評価関数を最小にする装着順序を求める
にあたって、装着点P(部品15)の数と、装着点P
(部品15)の1個あたりの計算時間との関係を調べた
ものである。この結果から、装着点Pの数が25個まで
は、1個あたりの計算時間にほとんど変化はなく、25
個を越えると、急激に計算時間が長くなることが判明し
た。
【0031】この場合、装着点Pの数が例えば100個
であるならば、全体をひとまとめに計算すると、115
秒(=1.15×100)かかるが、装着点Pの数が2
5個の4個のブロックBに区分すれば、計算は10秒
(=0.1×25×4)で済むようになる。また、あま
りに細かくブロックBを分割すると、今度は、次に述べ
るブロックB間における装着作業順序の決定の計算に時
間がかかることになる。従って、1個のブロックBに含
める装着点Pの数を25個とすることが、最も効率的と
なるのである。
【0032】このようにしてブロックBの区分の処理が
終了すると、図1のフローチャートに戻って、ステップ
S2にて、それら各ブロックB間における装着作業順序
が定められる。この装着作業順序は、ブロックBの順列
において前後のブロックB間の距離の総和が極力小さく
なるように、評価関数を定義して確率的最適化法を用い
ることにより求められるようになっている。
【0033】このとき、図5に示すように、一のブロッ
クB1と他のブロックB2との距離Lを求めるにあたっ
ては、ブロックB1に含まれる装着点P1とブロックB
2に含まれる装着点P2との距離が最短となる組合わせ
における両装着点P1,P2間の距離Lとされる。
【0034】このようにして、全てのブロックBを順に
結んだ際のブロックB間の距離Lの総和が評価関数とさ
れ、その評価関数が極力小さくなる順列が確率的最適化
法を用いて求められ、各ブロックB間における装着作業
順序が決定されるのである。これにて、一つのブロック
Bに対する装着作業を終えて次のブロックBの装着作業
を開始するまでの、基板16(XYテーブル20)の移
動距離を極力小さく済ませることができるようになるの
である。
【0035】また、この各ブロックB間における装着作
業順序を決定する際、装着順序一番目のブロックBと最
後のブロックBとを次のように定めることもできる。即
ち、図6(a)に示すように、XYテーブル20がベー
ス12に対して固定された基準位置に位置されている状
態で、基板16が搬入コンベア21によって搬入されて
XYテーブル20にセットされるようになっており、ま
た、図6(d)に示すように、同様にしてXYテーブル
20が基準位置に位置している状態で、基板16が搬出
コンベア22によって搬出されるようになっている。そ
して、前記装着ヘッド14による装着ポイントQは、ベ
ース12つまり基準位置にあるXYテーブル20に対し
て固定的に存在する(図6ではやや上側左寄り部位)。
【0036】このため、XYテーブル20にセットされ
た基板16の第1番目の装着点Psに部品15を装着す
るためには、まず、図6(b)に示すように、XYテー
ブル20を、第1番目の装着点Psが装着ポイントQに
一致するまで移動(距離Ls)させなければならない。
また、図6(c),(d)に示すように、最後の装着点
Peに部品15を装着した後は、XYテーブル20を基
準位置まで戻さなければならない(移動距離Le)。従
って、前記距離Ls及びLeが極力小さくなるように、
第1番目の装着点Ps及び最後の装着点Pe、言換えれ
ば装着順序一番目及び最後のブロックBを選ぶことによ
り、XYテーブル20の移動距離即ち移動時間を短くす
ることができるのである。
【0037】図7に一例を示すと、基板16に6個のブ
ロックB1〜B6がある場合(a)、ブロック間の装着
作業順序を、例えば(b)に示すようにブロックB1,
B2,B3,B4,B5,B6の順とすると、基準位置
のXYテーブル20(基板16)に対して、装着ポイン
トQと、装着順序一番目及び最後のブロックB1及びB
6との距離が比較的遠くなってしまう。これに対し、
(c)に示すように、ブロック間の装着作業順序を、ブ
ロックB3,B2,B1,B6,B5,B4の順とする
と、装着ポイントQと、装着順序一番目及び最後のブロ
ックB1及びB6との距離が短くなる。このように、装
着ポイントQに近い位置に、装着順序一番目及び最後の
ブロックBを選ぶことにより、効率的な装着作業を行う
ことができるのである。
【0038】このようにしてブロックB間の装着作業順
序が決定されると、最後のステップS3にて、個々のブ
ロックB内における各装着点Pに対する装着順序が決定
される。この装着順序の決定は、ブロックB内に含まれ
る装着点Pの順列に対し、それら装着点Pをその順でい
わば一筆書きの要領で順に結んだ際の経路の長さ(前後
の装着点P間の距離の総和)が評価関数とされ、その評
価関数が極力小さくなる順列を確率的最適化法を用いて
求めることにより行われるようになっているのである
が、本実施例では、計算をより一層簡単化するために、
装着点P間の距離をパラメータ化するようにしている。
【0039】即ち、図8に示すように、ある部品15
(装着点Pa)に着目し、その装着点Paを中心に、X
Y方向(上下左右)に所定の距離dだけ離れた直線で囲
まれた正方形E1を仮想する。そして、その正方形E1
内(線上を含む)に、他の装着点Pbが存在すれば、そ
れら装着点PaとPbとの間の距離を、パラメータθで
表し、θ=1とする。また、装着点Paから距離2dの
正方形E2を仮想し、その正方形E2内(正方形E1の
外部)に存在する装着点Pcの距離をθ=2とする。同
様にして、装着点Paからの距離θを3,4,5,…で
表していく。
【0040】このようにしてパラメータθで表された距
離に基づいて、評価関数が求められ、評価関数が極力小
さくなる順列が確率的最適化法を用いて求められ、装着
点Pに対する装着順序が決定されるのである。この場
合、距離をパラメータθで表したことにより、図9
(a)に示すような4個の装着点P1〜P4に関して評
価関数が極力小さくなる順列を求めるにあたっては、図
9(b)に示す経路(装着順序)と、図9(c)に示す
経路(装着順序)は、共に最短(評価関数が3)とな
り、いずれも最適順序となる。従って、距離をパラメー
タ化することにより、取扱う数値が単純化され、評価関
数の値が最小となる装着順序を得やすくなってより短時
間で装着順序を決定することができる。
【0041】以上のような装着点Pに対する装着順序の
決定が、全てのブロックBに関して行われることによ
り、基板16上の全ての装着点Pに対する装着順序が決
定されるのである。尚、上述したように、1個のブロッ
クBにおける装着点Pの個数がほぼ25個とされている
ことによっても、計算時間を短く済ませることができる
のである。
【0042】このように本実施例によれば、基板16上
の装着点Pを、領域によって複数のブロックBに区分し
て、それらブロックB間の装着作業順序及び個々のブロ
ックB内の装着点Pの装着順序を決定するようにしたの
で、部品15の装着作業時間を十分短くできる部品装着
順序を、短い計算時間で決定することができるという優
れた効果を得ることができる。ちなみに、従来の方法で
は、300個の装着点における計算時間が30分程度か
かっていたのに対し、本実施例の方法によれば、600
個の装着点に対して1分弱程度の計算時間で済ませるこ
とができるようになったのである。
【0043】尚、上記実施例では、基板を小領域に分割
した後、それらを併合させていってブロックを構成する
ようにしたが、ブロックの区分の方法としては、例えば
基板をいくつかの等面積の領域に単純に分割したり、基
板の端部から装着点の個数のみに基づいて分割するとい
った方法も可能である。また、1個のブロック内の装着
点の個数としても、自在に設定することが可能である。
さらには、ブロック内の装着点に対する装着順序の決定
としても、距離をパラメータ化することなく行うように
しても良く、また、ブロック内における装着開始及び終
了の装着点を予め決めておいて残り装着点の順序を決定
するように構成しても良い等、本発明は要旨を逸脱しな
い範囲内で適宜変更して実施し得るものである。
【0044】
【発明の効果】以上の説明にて明らかなように、本発明
の請求項1の部品装着順序決定方法によれば、基板上の
装着点を複数のブロックに区分し、各ブロック毎に部品
装着作業を行うようにすると共に、ブロック間の装着順
序を、前後のブロック間の距離の総和が最小となるよう
に定めるようにしたので、部品の装着作業時間を十分短
くできる部品装着順序を決定することができ、しかもそ
のための計算時間の短縮化を図ることができるという優
れた実用的効果を奏するものである。
【0045】この場合、基板上の装着点が存在する領域
を小領域に分割した後、それら各小領域内に存在する装
着点の個数に応じて、隣接する小領域を併合させていく
ことによりブロックを構成すれば(請求項2の部品装着
順序決定方法)、装着作業効率の良いブロックの区分を
行うことができる。
【0046】また、1個のブロックに含める装着点の個
数を、個々のブロック内における各装着点に対する装着
順序を求めるための計算時間を考慮して予め定めるよう
にすれば(請求項3の部品装着順序決定方法)、各ブロ
ックにおける装着順序の決定に要する計算時間を短く済
ませつつも、ブロック数を徒に多くすることのない適切
な数のブロックに区分することができるようになる。
【0047】さらには、個々のブロック内における各装
着点に対する装着順序を、前後の装着点間の距離をパラ
メータ化してそれらパラメータの総和を評価関数とし、
この評価関数の値を極力小さくするように確率的最適化
法を用いて求めるようにすれば(請求項4の部品装着順
序決定方法)、装着点間の距離をパラメータ化すること
によって取扱う数値を単純化することができ、確率的最
適化法を用いることと併せて、作業時間を十分に短くす
ることができる装着順序を求めるための計算を効率的に
行うことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すもので、装着順序決定
の処理手順を示すフローチャート
【図2】図1におけるステップS1の処理内容を具体的
に示すフローチャート
【図3】ブロックの構成方法を説明するための図
【図4】装着順序を求めるにあたっての装着点の数と装
着点1個あたりの計算時間との関係を示す図
【図5】ブロック間の距離を説明するための図
【図6】装着順序一番目のブロックと最後のブロックと
を定める方法を説明するための図
【図7】装着順序一番目のブロックと最後のブロックと
を定める際の一例を示す図
【図8】装着点間の距離をパラメータ化する方法を説明
するための図
【図9】パラメータに基づいて装着順序を決定する際の
具体例を示す図
【図10】部品実装装置の平面図
【図11】従来例における装着順序決定方法を説明する
ための図
【符号の説明】
図面中、11は部品実装装置本体、12はベース、13
は回転ドラム、14は装着ヘッド、15は部品、16は
基板、17は供給ステーション、18は装着ステーショ
ン、19は部品フィーダ、20はXYテーブル、21は
搬入コンベア、22は搬出コンベア、23は制御装置、
24はコンピュータ、Aは装着領域、Bはブロック、C
は小領域、Pは装着点、Qは装着ポイントを示す。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個の装着点を有する基板に対して、
    部品を搬送する装着ヘッドを前記基板に対して相対的に
    移動させながら、前記各装着点に順次部品を装着する場
    合の装着順序を決定するための方法であって、 前記複数個の装着点を前記基板上の領域によって複数の
    ブロックに区分し、それら各ブロック毎に順次部品装着
    作業を行うようにすると共に、 それら各ブロック間における装着作業順序を、前後のブ
    ロック間の距離の総和が最小となるように定めることを
    特徴とする部品装着順序決定方法。
  2. 【請求項2】 ブロックは、基板上の装着点が存在する
    領域を小領域に分割した後、それら各小領域内に存在す
    る装着点の個数に応じて、隣接する小領域を併合させて
    いくことにより構成されるようになっていることを特徴
    とする請求項1記載の部品装着順序決定方法。
  3. 【請求項3】 1個のブロックに含める装着点の個数
    は、個々のブロック内における各装着点に対する装着順
    序を求めるための計算時間を考慮して予め定められるこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載の部品装着順序決定
    方法。
  4. 【請求項4】 個々のブロック内における各装着点に対
    する装着順序は、前後の装着点間の距離をパラメータ化
    してそれらパラメータの総和を評価関数とし、この評価
    関数の値を極力小さくするように確率的最適化法を用い
    て求められるようになっていることを特徴とする請求項
    1ないし3のいずれかに記載の部品装着順序決定方法。
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