JPH0822300A - 音声復号化装置 - Google Patents

音声復号化装置

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Publication number
JPH0822300A
JPH0822300A JP6158543A JP15854394A JPH0822300A JP H0822300 A JPH0822300 A JP H0822300A JP 6158543 A JP6158543 A JP 6158543A JP 15854394 A JP15854394 A JP 15854394A JP H0822300 A JPH0822300 A JP H0822300A
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JP
Japan
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decoding
update cycle
time
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length
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JP6158543A
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English (en)
Inventor
Hideyuki Takahashi
秀享 高橋
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】従来の音声復号化装置に僅かな変更を加えるだ
けで自然な音程を保ったまま音声の再生速度を変化させ
ることができる音声復号化装置を提供する。 【構成】コード駆動線形予測方式の音声復号化装置であ
って、線形予測パラメータ更新周期制御部3は、再生速
度を速めるときは再生速度の変化率に応じて復号化時の
スペクトル情報の更新周期を短くして、符号化時のスペ
クトル情報の更新周期と復号化時のスペクトル情報の更
新周期との差の累積がラグパラメータLの平均値長さが
入るフレーム数の長さになったところで余った駆動音源
情報を破棄し、再生速度を遅くするときは再生速度の変
化率に応じて復号化時のスペクトル情報の更新周期を長
くして、符号化時のスペクトル情報の更新周期と復号化
時のスペクトル情報の更新周期との差の累積がラグパラ
メータLの平均値長さが入るフレーム数の長さになった
ところで、挿入する直前の同じ長さの音源信号を挿入す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は音声復号化装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、マイクロフォン等より得られ
る音声信号をディジタル信号に変換して例えば半導体メ
モリに記憶しておき、再生時において、半導体メモリか
らこの音声信号を読み出してアナログ信号に変換し、ス
ピーカ等より音声として出力する、いわゆるディジタル
レコーダとよばれる音声記録再生装置が知られている。
【0003】このようなタイプの音声記録再生装置にお
いては、半導体メモリに記憶されるデータ量を節約する
ために、ディジタル化された音声信号に対して高能率な
符号化を施すことによって発生するデータ量をできるだ
け少なくしている。そして、再生時においてこのように
して記憶された音声信号を半導体メモリから読み出した
後、復号化してスピーカから出力すべき音声を得てい
る。
【0004】ところで、高能率な符号化のために広く用
いられている手段として、スペクトル包絡を表す線形予
測パラメータと、線形予測残差信号に対応する音源パラ
メータとを使用して音声信号を符号化する方式がある。
線形予測の手段を用いた音声符号化方式は、少ない伝送
容量で比較的高品質な合成音声を得られることから、最
近のハードウェア技術の急速な進歩と相まってさまざま
な応用方式が盛んに研究、開発されている。その中でも
良い音質が得られる方式として、複数のパルスでピッチ
予測フィルタと線形予測フィルタを駆動する、ピッチ予
測マルチパルス駆動線形予測符号化方式、レギュラーパ
ルス駆動線形予測符号化方式と、駆動音源信号をピッチ
周期に対応すると考えられる周期成分と、それ以外の非
周期成分とに分離して符号化する、コード駆動線形予測
符号化方式などがある。
【0005】ところで、上述したような音声記録再生装
置を、外国語の学習や口述筆記等に使用する場合は、書
き取り速度に応じて再生速度を変えられることが望まし
い。そこで、特開平2−93700号公報は上記したピ
ッチ予測マルチパルス符号化・復号化方式を用い再生速
度を可変とする音声復号化器を開示している。すなわ
ち、再生速度を遅くするときは速度変化率に応じて復号
化時のフレーム長を長くして、長くなった部分の音源信
号には零成分を補い、再生速度を速くするときは速度変
化率に応じて復号化時のフレーム長を短くして、余った
部分を切り捨てるようにしている。このように復号化器
に若干の変更を加えるだけで音声の再生速度を変えるこ
とができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た特開平2−93700号公報に記載の方法は、単に復
号化時のフレーム長を変更するだけなので再生音声の音
程がずれ、非常に聴きづらい音声になってしまうという
欠点がある。
【0007】本発明の音声復号化装置はこのような課題
に着目してなされたものであり、その目的とするところ
は、従来の音声復号化装置に僅かな変更を加えるだけで
自然な音程を保ったまま音声の再生速度を変化させるこ
とができる音声復号化装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、第1の発明に係る音声復号化装置は、予め定め
られたフレーム間隔に分割して記録され、周波数スペク
トルの包絡形状を表すスペクトル情報と、合成フィルタ
を駆動するための駆動音源信号とで表される符号化され
た音声データを復号化する音声復号化装置であって、再
生速度を変化させる場合に、再生速度の変化率に応じて
復号化時のスペクトル情報の更新周期を変化させる更新
周期制御手段を具備し、再生速度を速めるときは、再生
速度の変化率に応じて復号化時のスペクトル情報の更新
周期を短くして、符号化時のスペクトル情報の更新周期
と復号化時のスペクトル情報の更新周期との差の累積が
所定の時間長になったところで余った駆動音源情報を破
棄し、再生速度を遅くするときは、再生速度の変化率に
応じて復号化時のスペクトル情報の更新周期を長くし
て、符号化時のスペクトル情報の更新周期と復号化時の
スペクトル情報の更新周期との差の累積が所定の時間長
になったところで所定の信号を挿入する。
【0009】また、第2の発明に係る音声復号化装置
は、予め定められたフレーム間隔に分割して入力された
音声信号を、線形予測分析によって得られる線形予測パ
ラメータと、過去の駆動音源信号から作成される適応コ
ードブックにおけるパラメータと、音源コードブックか
ら探索された最適なコードベクトルのパラメータとで表
すコード駆動線形予測符号化・復号化方式における音声
復号化装置であって、再生速度を変化させる場合に、再
生速度の変化率に応じて復号化時のスペクトルパラメー
タの更新周期を変化させる更新周期制御手段を具備し、
再生速度を速めるときは、再生速度の変化率に応じて復
号化時のスペクトルパラメータの更新周期を短くして、
符号化時のスペクトル情報の更新周期と復号化時のスペ
クトル情報の更新周期との差の累積が所定の時間長にな
ったところで余った駆動音源情報を破棄し、再生速度を
遅くするときは、再生速度の変化率に応じて復号化時の
スペクトル情報の更新周期を長くして、符号化時のスペ
クトル情報の更新周期と復号化時のスペクトル情報の更
新周期との差の累積が所定の時間長になったところで所
定の信号を挿入する。
【0010】また、第3の発明に係る音声復号化装置
は、第1の発明または第2の発明に係る音声復号化装置
の構成において、前記所定の信号は、挿入する直前の所
定の時間長の駆動音源信号である。
【0011】また、第4の発明に係る音声復号化装置
は、第2の発明に係る音声復号化装置の構成において、
前記所定の時間長は、最大のピッチ周期が入るフレーム
数の長さである。
【0012】また、第5の発明に係る音声復号化装置
は、第2の発明に係る音声復号化装置の構成において、
前記所定の時間長は、所定のフレーム数における適応コ
ードブックのラグパラメータの平均値長さが入るフレー
ム数の長さである。
【0013】
【作用】すなわち、第1の発明に係る音声復号化装置
は、予め定められたフレーム間隔に分割して記録され、
周波数スペクトルの包絡形状を表すスペクトル情報と、
合成フィルタを駆動するための駆動音源信号とで表され
る符号化された音声データを復号化するものであり、再
生速度を変化させる場合に、再生速度の変化率に応じて
復号化時のスペクトル情報の更新周期を変化させるよう
にする。すなわち、再生速度を速めるときは、再生速度
の変化率に応じて復号化時のスペクトル情報の更新周期
を短くして、符号化時のスペクトル情報の更新周期と復
号化時のスペクトル情報の更新周期との差の累積が所定
の時間長になったところで余った駆動音源情報を破棄す
る。また、再生速度を遅くするときは、再生速度の変化
率に応じて復号化時のスペクトル情報の更新周期を長く
して、符号化時のスペクトル情報の更新周期と復号化時
のスペクトル情報の更新周期との差の累積が所定の時間
長になったところで所定の信号を挿入する。
【0014】また、第2の発明に係る音声復号化装置
は、予め定められたフレーム間隔に分割して入力された
音声信号を、線形予測分析によって得られる線形予測パ
ラメータと、過去の駆動音源信号から作成される適応コ
ードブックにおけるパラメータと、音源コードブックか
ら探索された最適なコードベクトルのパラメータとで表
すコード駆動線形予測符号化・復号化方式によって復号
化を行なうものであり、再生速度を変化させる場合に、
再生速度の変化率に応じて復号化時のスペクトルパラメ
ータの更新周期を変化させるようにする。すなわち、再
生速度を速めるときは、再生速度の変化率に応じて復号
化時のスペクトルパラメータの更新周期を短くして、符
号化時のスペクトル情報の更新周期と復号化時のスペク
トル情報の更新周期との差の累積が所定の時間長になっ
たところで余った駆動音源情報を破棄する。また、再生
速度を遅くするときは、再生速度の変化率に応じて復号
化時のスペクトル情報の更新周期を長くして、符号化時
のスペクトル情報の更新周期と復号化時のスペクトル情
報の更新周期との差の累積が所定の時間長になったとこ
ろで所定の信号に挿入する。
【0015】また、第3の発明に係る音声復号化装置
は、第1の発明または第2の発明に係る音声復号化装置
の作用において、前記所定の信号を、挿入する直前の所
定の時間長の駆動音源信号とする。
【0016】また、第4の発明に係る音声復号化装置
は、第2の発明に係る音声復号化装置の作用において、
前記所定の時間長を、最大のピッチ周期が入るフレーム
数の長さとする。
【0017】また、第5の発明に係る音声復号化装置
は、第2の発明に係る音声復号化装置の作用において、
前記所定の時間長を、所定のフレーム数における適応コ
ードブックのラグパラメータの平均値長さが入るフレー
ム数の長さとする。
【0018】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を詳
細に説明する。図1は本実施例が適用されるコード駆動
線形予測符号化方式による音声復号化装置の構成を示す
図である。同図において、過去の駆動音源信号から作成
される適応コードブック1は乗算器4を介して加算器7
の第1入力端子に接続されている。また、確率コードブ
ック5(音源コードブック)は乗算器6を介して加算器
7の第2入力端子に接続されている。加算器7の出力端
子は遅延回路2を介して適応コードブック1に接続され
るとともに、合成フィルタ8の第1入力端子に接続され
ている。この合成フィルタ8の第2入力端子は線形予測
パラメータ更新周期制御部3に接続され、出力端子から
は再生音声が出力される。
【0019】また、上記した適応コードブック1と、乗
算器4と、確率コードブック5と、乗算器6と、合成フ
ィルタ8にはデマルチプレクサ9が接続されている。上
記した構成において、デマルチプレクサ9は、受信した
信号を、線形予測分析によって得られる線形予測パラメ
ータαと、適応コードブック1のラグパラメータ(音声
のピッチを表す)L及びゲインβと、確率コードブック
5のインデックスiとゲインγとに分解する。そして分
解された線形予測パラメータαを合成フィルタ8に、適
応コードブック1のラグパラメータLとゲインβをそれ
ぞれ適応コードブック1と乗算器4に、確率コードブッ
ク5のインデックスiとゲインγをそれぞれ確率コード
ブック5と乗算器6に出力する。
【0020】次に、デマルチプレクサ9から出力された
ラグパラメータLに基づいて適応コードブック1から適
応コードベクトルを選択する。このとき、適応コードブ
ック1には合成フィルタ8からの過去の音源信号が遅延
回路2を介して入力される。乗算器4は、選択された適
応コードベクトルに受信したゲインβを乗算することに
より増幅して加算器7に送出する。
【0021】一方、デマルチプレクサ9から出力された
確率コードブック5のインデックスiに基づいて、確率
コードブック5のコードベクトルから最適なコードベク
トルを選択する。選択されたコードベクトルは乗算器6
に出力される。乗算器6は選択されたコードベクトルに
受信したゲインγを乗算することにより増幅して加算器
7に送出する。
【0022】加算器7は増幅されたコードベクトルと適
応コードベクトルとを加算して合成フィルタ8及び遅延
回路2に送出する。合成フィルタ8は受信した線形予測
パラメータαを係数として合成処理を行い、所定の合成
信号を得る。
【0023】また、線形予測パラメータ更新周期制御部
3は、再生速度の変化率に応じて線形予測パラメータα
の更新周期を制御する。すなわち、再生速度を速めると
きは、再生速度の変化率に応じて復号化時のスペクトル
情報、すなわち線形予測パラメータαの更新周期を、符
号化時における線形予測パラメータαの更新周期よりも
短くする。また、再生速度を遅くするときは、再生速度
の変化率に応じて復号化時の線形予測パラメータαの更
新周期を、符号化時における線形予測パラメータαの更
新周期よりも長くする。
【0024】以下、図2(a)、(b)、(c)を参照
して再生速度を変化させたときの線形予測パラメータ更
新周期制御部3の動作を説明する。図では1フレームの
信号を例えば5msとして、フレーム毎に番号を付して
ある。図2(a)は、再生速度を変化させないときの線
形予測パラメータαの更新周期と、適応コードブック1
と確率コードブック5のパラメータによる音源信号の更
新周期との関係を示しており、この場合は両者の周期は
同一長となる。
【0025】図2(b)は、再生速度を1.3倍程度に
速めたときの線形予測パラメータαの更新周期と、適応
コードブック1と確率コードブック5のパラメータによ
る音源信号の更新周期との関係を示している。この場
合、線形予測パラメータαの更新周期を0.75倍にし
ているが、音源信号の更新周期は変化させないので、両
者の更新周期が一致しないことになる。そこで、両者の
更新周期の差を累積するとともに、例えば4フレーム毎
に適応コードブック1のラグパラメータLの平均値を計
算する。そして前記の更新周期の差の累積が、求めたラ
グパラメータLの平均値長さが入るフレーム数の長さに
なったとき、余った音源信号(図2(b)ではフレーム
7,8)を破棄する。
【0026】図2(c)は、再生速度を0.8倍に遅く
したときの線形予測パラメータαの更新周期と、適応コ
ードブック1と確率コードブック5のパラメータによる
音源信号の更新周期との関係を示している。この場合
は、線形予測パラメータαの更新周期を1.25倍にし
ているが、音源信号の更新周期は変化させないので、図
2(b)の場合と同様に両者の更新周期が一致しないこ
とになる。そこで、両者の更新周期の差を累積するとと
もに、例えば4フレーム毎に適応コードブック1のラグ
パラメータLの平均値を計算する。そして前記更新周期
の差の累積が、ラグパラメータLの平均値長さが入るフ
レーム数の長さになったとき、足りなくなった部分に直
前の同じ長さの音源信号(図2(c)ではフレーム7,
8)を繰り返し挿入する。
【0027】上記した実施例によれば、従来の音声復号
化装置に僅かな変更を加えるだけで自然な音程を保った
まま音声の再生速度を変化させることができる。また、
再生速度の変化による音源信号の破棄・挿入はほぼ1ピ
ッチ周期毎に行われるのでフレーム境界での信号の不連
続による音質劣化を抑えることが可能となる。
【0028】また、上記した実施例においては、音源信
号の破棄・挿入のタイミングは、線形予測パラメータα
の更新周期と音源信号の更新周期との差の累積が、所定
のフレーム数毎のラグパラメータLの平均値長さが入る
フレーム数の長さになったときとしたが、音源信号の破
棄・挿入のタイミングを、考え得る最大のピッチ周期が
入るフレーム数の長さとしてもよい。
【0029】以上のように本実施例の第1の構成に係る
音声復号化装置は、予め定められたフレーム間隔(例え
ば5ms)に分割して記録され、周波数スペクトルの包
絡形状を表すスペクトル情報と、合成フィルタ8を駆動
するための駆動音源信号(適応コードブック1と確率コ
ードブック5のパラメータによる音源信号)とで表され
る符号化された音声データを復号化する音声復号化装置
であって、再生速度を変化させる場合に、再生速度の変
化率に応じて復号化時のスペクトル情報の更新周期を変
化させる更新周期制御手段(線形予測パラメータ更新周
期制御部3)を具備し、再生速度を速めるときは、再生
速度の変化率に応じて復号化時のスペクトル情報の更新
周期を短くして、符号化時のスペクトル情報の更新周期
と復号化時のスペクトル情報の更新周期との差の累積が
所定の時間長になったところで余った駆動音源情報(図
2(b)のフレーム7、8)を破棄し、再生速度を遅く
するときは、再生速度の変化率に応じて復号化時のスペ
クトル情報の更新周期を長くして、符号化時のスペクト
ル情報の更新周期と復号化時のスペクトル情報の更新周
期との差の累積が所定の時間長になったところで所定の
信号(挿入する直前の所定の時間長、例えば同じ長さの
音源信号、すなわち図2(c)のフレーム7、8)を挿
入する。
【0030】また、本実施例の第2の構成に係る音声復
号化装置は、予め定められたフレーム間隔に分割して入
力された音声信号を、線形予測分析によって得られる線
形予測パラメータ(α)と、過去の駆動音源信号から作
成される適応コードブック1におけるパラメータ(ラグ
パラメータL、ゲインβ)と、音源コードブック(確率
コードブック5)から探索された最適なコードベクトル
のパラメータ(インデックスi、ゲインγ)とで表すコ
ード駆動線形予測符号化・復号化方式における音声復号
化装置であって、再生速度を変化させる場合に、再生速
度の変化率に応じて復号化時のスペクトルパラメータの
更新周期を変化させる更新周期制御手段(線形予測パラ
メータ更新周期制御部3)を具備し、再生速度を速める
ときは、再生速度の変化率に応じて復号化時のスペクト
ルパラメータの更新周期を短くして、符号化時のスペク
トル情報の更新周期と復号化時のスペクトル情報の更新
周期との差の累積が所定の時間長になったところで余っ
た駆動音源情報(図2(b)のフレーム7、8)を破棄
し、再生速度を遅くするときは、再生速度の変化率に応
じて復号化時のスペクトル情報の更新周期を長くして、
符号化時のスペクトル情報の更新周期と復号化時のスペ
クトル情報の更新周期との差の累積が所定の時間長にな
ったところで所定の信号(挿入する直前の所定の時間
長、例えば同じ長さの音源信号、すなわち図2(c)の
フレーム7、8)を挿入する。
【0031】ここで、上記した第1及び第2の構成に係
る音声復号化装置の所定の時間長は、所定のフレーム
数、例えば4フレーム毎における適応コードブック1の
ラグパラメータLの平均値長さが入るフレーム数の長さ
か、あるいは最大のピッチ周期が入るフレーム数の長さ
である。
【0032】上記した具体的実施例から次のような技術
的思想が導き出され、以下のような効果を奏する。 (1) 予め定められたフレーム間隔に分割して記録さ
れ、周波数スペクトルの包絡形状を表すスペクトル情報
と、合成フィルタを駆動するための駆動音源信号とで表
される符号化された音声データを復号化する音声復号化
装置であって、再生速度を変化させる場合に、再生速度
の変化率に応じて復号化時のスペクトル情報の更新周期
を変化させる更新周期制御手段を具備し、再生速度を速
めるときは、再生速度の変化率に応じて復号化時のスペ
クトル情報の更新周期を短くして、符号化時のスペクト
ル情報の更新周期と復号化時のスペクトル情報の更新周
期との差の累積が所定の時間長になったところで余った
駆動音源情報を破棄し、再生速度を遅くするときは、再
生速度の変化率に応じて復号化時のスペクトル情報の更
新周期を長くして、符号化時のスペクトル情報の更新周
期と復号化時のスペクトル情報の更新周期との差の累積
が所定の時間長になったところで所定の信号を挿入する
音声復号化装置。 (2) 予め定められたフレーム間隔に分割して入力さ
れた音声信号を、線形予測分析によって得られる線形予
測パラメータと、過去の駆動音源信号から作成される適
応コードブックにおけるパラメータと、音源コードブッ
クから探索された最適なコードベクトルのパラメータと
で表すコード駆動線形予測符号化・復号化方式における
音声復号化装置であって、再生速度を変化させる場合
に、再生速度の変化率に応じて復号化時のスペクトルパ
ラメータの更新周期を変化させる更新周期制御手段を具
備し、再生速度を速めるときは、再生速度の変化率に応
じて復号化時のスペクトルパラメータの更新周期を短く
して、符号化時のスペクトル情報の更新周期と復号化時
のスペクトル情報の更新周期との差の累積が所定の時間
長になったところで余った駆動音源情報を破棄し、再生
速度を遅くするときは、再生速度の変化率に応じて復号
化時のスペクトル情報の更新周期を長くして、符号化時
のスペクトル情報の更新周期と復号化時のスペクトル情
報の更新周期との差の累積が所定の時間長になったとこ
ろで所定の信号に挿入する音声復号化装置。 (3) 前記所定の信号は、挿入する直前の所定の時間
長の駆動音源信号である構成(1)又は(2)に記載の
音声復号化装置。 (4) 前記所定の時間長は、最大のピッチ周期が入る
フレーム数の長さである構成(2)に記載の音声復号化
装置。 (5) 前記所定の時間長は、所定のフレーム数におけ
る適応コードブックのラグパラメータの平均値長さが入
るフレーム数の長さである構成(2)に記載の音声復号
化装置。
【0033】上記した構成(1)乃至(5)によれば、
従来の音声復号化装置に僅かな変更を加えるだけで自然
な音程を保ったまま音声の再生速度を変化させることが
できるようになる。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、従来の音声復号化装置
に僅かな変更を加えるだけで自然な音程を保ったまま音
声の再生速度を変化させることができる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される音声復号化装置の構成を示
す図である。
【図2】(a)、(b)、(c)は、再生速度を変化さ
せたときの線形予測パラメータ更新周期制御部の動作を
説明するための図である。
【符号の説明】
1…適応コードブック、2…遅延回路、3…線形予測パ
ラメータ更新周期制御部、4、6…乗算器、5…確率コ
ードブック、7…加算器、8…合成フィルタ、9…デマ
ルチプレクサ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め定められたフレーム間隔に分割して
    記録され、周波数スペクトルの包絡形状を表すスペクト
    ル情報と、合成フィルタを駆動するための駆動音源信号
    とで表される符号化された音声データを復号化する音声
    復号化装置であって、 再生速度を変化させる場合に、再生速度の変化率に応じ
    て復号化時のスペクトル情報の更新周期を変化させる更
    新周期制御手段を具備し、 再生速度を速めるときは、再生速度の変化率に応じて復
    号化時のスペクトル情報の更新周期を短くして、符号化
    時のスペクトル情報の更新周期と復号化時のスペクトル
    情報の更新周期との差の累積が所定の時間長になったと
    ころで余った駆動音源情報を破棄し、 再生速度を遅くするときは、再生速度の変化率に応じて
    復号化時のスペクトル情報の更新周期を長くして、符号
    化時のスペクトル情報の更新周期と復号化時のスペクト
    ル情報の更新周期との差の累積が所定の時間長になった
    ところで所定の信号を挿入することを特徴とする音声復
    号化装置。
  2. 【請求項2】 予め定められたフレーム間隔に分割して
    入力された音声信号を、線形予測分析によって得られる
    線形予測パラメータと、過去の駆動音源信号から作成さ
    れる適応コードブックにおけるパラメータと、音源コー
    ドブックから探索された最適なコードベクトルのパラメ
    ータとで表すコード駆動線形予測符号化・復号化方式に
    おける音声復号化装置であって、 再生速度を変化させる場合に、再生速度の変化率に応じ
    て復号化時のスペクトルパラメータの更新周期を変化さ
    せる更新周期制御手段を具備し、 再生速度を速めるときは、再生速度の変化率に応じて復
    号化時のスペクトルパラメータの更新周期を短くして、
    符号化時のスペクトル情報の更新周期と復号化時のスペ
    クトル情報の更新周期との差の累積が所定の時間長にな
    ったところで余った駆動音源情報を破棄し、 再生速度を遅くするときは、再生速度の変化率に応じて
    復号化時のスペクトル情報の更新周期を長くして、符号
    化時のスペクトル情報の更新周期と復号化時のスペクト
    ル情報の更新周期との差の累積が所定の時間長になった
    ところで所定の信号を挿入することを特徴とする音声復
    号化装置。
  3. 【請求項3】 前記所定の信号は、挿入する直前の所定
    の時間長の駆動音源信号であることを特徴とする請求項
    1または請求項2記載の音声復号化装置。
  4. 【請求項4】 前記所定の時間長は、最大のピッチ周期
    が入るフレーム数の長さであることを特徴とする請求項
    2記載の音声復号化装置。
  5. 【請求項5】 前記所定の時間長は、所定のフレーム数
    における適応コードブックのラグパラメータの平均値長
    さが入るフレーム数の長さであることを特徴とする請求
    項2記載の音声復号化装置。
JP6158543A 1994-07-11 1994-07-11 音声復号化装置 Withdrawn JPH0822300A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO1998021710A1 (en) * 1996-11-11 1998-05-22 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Sound reproducing speed converter
US6115687A (en) * 1996-11-11 2000-09-05 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Sound reproducing speed converter

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