JPH08223137A - 送出チャンネルの制御された分割により波長分離多重化伝送のための光信号/ノイズ比の決定が可能な通信システムおよび方法 - Google Patents

送出チャンネルの制御された分割により波長分離多重化伝送のための光信号/ノイズ比の決定が可能な通信システムおよび方法

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JPH08223137A
JPH08223137A JP7307806A JP30780695A JPH08223137A JP H08223137 A JPH08223137 A JP H08223137A JP 7307806 A JP7307806 A JP 7307806A JP 30780695 A JP30780695 A JP 30780695A JP H08223137 A JPH08223137 A JP H08223137A
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signal
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Stefano Vanoli
ステファノ・ヴァノリ
Mario Tamburello
マリオ・タンブレロ
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Pirelli Cavi SpA
Cavi Pirelli SpA
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 走査された波長における基準値を認識するこ
とにより光フィルタの通過帯域が連続的に検査され調整
されるWDMシステムにおける伝送信号を受信する方法
および装置。 【解決手段】 予め定めた波長帯域における少なくとも
1つの光伝送信号を生成し、この光伝送信号を光ファイ
バを経て受信局へ伝送し、通過帯域フィルタを介して光
伝送信号を受信し、この信号を濾波して前記伝送信号の
みを通過させるステップを含み、前記帯域内で受信され
る光スペクトルの認識可能部分を識別するため波長帯域
が走査されることにより、前記認識可能なスペクトル部
分に対応する動作条件に基いて、伝送信号が探索されそ
のスペクトル・プロフィールに基いて認識される前記伝
送信号の探索範囲を決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光信号のスペクト
ル・プロフィールに基いて受信における異なるチャンネ
ルが認識されて分離され、各チャンネルの光信号/雑音
比の測定が得られる、特に波長分離多重化(wavel
engt−division multiplexin
g:WDM)送信のための光通信システムおよび方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】WDM送信においては、相互に独立的な
幾つかのチャンネルあるいは幾つかの伝送信号が、光周
波数の領域における多重化により光ファイバからなる同
じ線上に送出されることを必要とし、伝送チャンネルは
ディジタルまたはアナログのいずれでもよく、各チャン
ネルが他のチャンネルの波長から分離された特定波長と
関連するので相互に弁別される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】シリカを基材とするフ
ァイバのいわゆる第3の伝送ウインドウと、光増幅器に
おける有効帯域とを用いる非常に多数のチャンネルの伝
送を可能にするため、チャンネル自体の間の波長分離が
ナノメートル程度であることが都合がよい。
【0004】このような伝送信号の適正な受信のため、
従って前記信号を各ユーザへ送るようにこれらチャンネ
ル間の分離を実施することが必要である。
【0005】この目的のため、選択されたチャンネルで
オーバーラップされるノイズを形成するおそれがある不
要な信号の無いことを保証するため、選択されたチャン
ネルのみが通過し得る低帯域光フィルタを用いることが
できる。
【0006】しかし、このようなフィルタの使用のため
には、伝送信号の波長における高い安定度とフィルタ自
体の通過帯域の高い固有安定度の両者が要求される。
【0007】上記の問題については、例えば、パイロッ
ト信号の検出により伝送されるデータにパイロット信号
をオーバーラップさせ、受信機がフィルタ通過帯域を調
整できることを示唆する英国特許出願第GB 2260
048号に記載されている。
【0008】更に、公知の光フィルタはシフト問題から
免れず、このシフトに基いて更に通過帯域に対する選択
された波長が設定後の限られた期間のみ一定に保持し、
特に前記フィルタが圧電アクチュエータなどが設けられ
る場合に、これらフィルタもまたヒステリシス現象を受
ける。前記現象に基いて、通過帯域波長の選択された値
は関連するコマンド品質の値(例えば、電圧)に依存す
るばかりでなく、このような品質がフィルタ自体に与え
られる一時則にも依存する。
【0009】更に、光通信システムでは、光信号/雑音
比が例えば増幅段の出口で検査されねばならず同時にシ
ステムの機能性を検査できるように受信機に加えられる
と同じ濾波条件が加えられる。
【0010】しかし、このような検査は一般に高価な研
究室装置の使用によってのみ実施が可能である。
【0011】英国特許出願第GB 2272590号
は、1つのノッチ(狭帯域通過フィルタ)で伝送信号を
選択的に濾波するステップと、増幅器における信号/雑
音比を確認するため濾波された信号と濾波されない信号
に対する前記帯域内の信号電力を測定するステップとを
含む信号/雑音比の測定方法を開示している。
【0012】しかし、出願人が実施した実験では、この
目的のため光フィルタを使用することは、一時的安定度
およびヒステリシスに関する上記問題に曝されることを
証明し、適切な結果をもたらさなかった。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、1つの特質に
おいて、WDMシステムにおける伝送信号を受信する方
法および装置に関するもので、このシステムにおいては
走査された波長帯域における確実な基準値を認識するこ
とにより光フィルタの通過帯域が連続的に検査されて調
整され、この認識に基いて、所要のチャンネルの微小サ
ーチ範囲が検出され、この範囲はこれとオーバーラップ
した検査信号の存在しない時のそのスペクトル・プロフ
ィールに基いて認識される。
【0014】本発明は、別の特質において、同調可能な
通過帯域光フィルタを通る光信号のスペクトル・プロフ
ィールを検出して、そのスペクトル・プロフィールを認
識し、これにより前記プロフィールに基いて信号自体の
光信号/ノイズ比を決定することからなる。
【0015】特に、本発明は1つの特質において、予め
定めた波長帯域に含まれる予め定めた波長で少なくとも
1つの光伝送信号を生成し、前記光伝送信号を光ファイ
バを介して受信局へ伝送し、前記光伝送信号を含む光信
号を通過帯域フィルタを介して前記受信局における受信
ユニットの各々へ送り、前記受信ユニットにおいて前記
フィルタを通る光伝送信号を受信するステップを含み、
前記光信号は、前記予め定めた波長帯域における既知の
波長における少なくとも1つの認識可能な部分を含むス
ペクトルを持つ光通信方法であって、前記フィルタが、
幾つかの動作条件下で動作可能なコマンド手段により前
記スペクトルを含むサーチ帯域における幾つかの波長に
同調可能なフィルタであることを特徴とし、かつ前記濾
波ステップが、前記の予め定めた波長帯域を前記動作条
件を変化させることにより走査し、前記認識可能なスペ
クトル部分を識別し、前記認識可能なスペクトル部分と
対応する動作条件に基いて、前記伝送信号に対するサー
チ範囲を決定し、前記動作条件を変化させることにより
前記サーチ範囲を走査し、前記サーチ範囲における前記
光伝送信号を認識して関連する動作条件を識別し、前記
光伝送信号における動作条件を維持することを含む光通
信方法に関するものである。
【0016】更に、前記予め定めた波長帯域を走査して
前記認識可能なスペクトル部分を識別する前記ステップ
が、前記サーチ帯域内に含まれる前記フィルタの通過波
長と対応する少なくとも2つの動作条件で前記コマンド
手段を動作させ、前記動作条件の各々における光通過電
力値を検出し、前記光パワー値間で、前記スペクトルと
その動作条件との前記認識可能部分と対応する値を識別
することを含む。
【0017】特に、サーチ範囲を決定する前記ステップ
は、前記認識可能部分の動作条件から始めて前記光伝送
信号が一義的に存在し得る前記スペクトル範囲と対応す
る新たな動作条件を決定して、該条件を前記アクチュエ
ータへ与える段階を含む。
【0018】望ましい一実施例において、本発明による
光通信方法は、前記認識可能なスペクトル部分を構成す
る既知の波長の少なくとも1つのピークを含む前記帯域
における自然放出スペクトルを持つ少なくとも1つのア
クティブな光ファイバ増幅器により前記信号を少なくと
も1回増幅することを含む。
【0019】望ましくは、前記フィルタは同調可能な光
ファイバであり、前記コマンド手段は圧電アクチュエー
タにより具現される。
【0020】望ましい一実施例において、前記濾波ステ
ップは、前記アクチュエータに対して予め定めた電圧の
極限値間に含まれる2つ以上のパイロット電圧を加え、
前記電圧でフィルタを通過する信号の光パワー値を検出
し、前記認識可能スペクトル部分と、これに対応するパ
イロット電圧とを認識し、前記認識可能部分に対応する
前記パイロット電圧の値に応じて、前記の予め定めた極
限電圧値を修正し、サイクルを予め定めた回数だけ反復
し、1つの信号に対するサーチ電圧を決定し、前記範囲
内の前記信号を認識し、前記フィルタを前記信号に維持
することを含む。
【0021】望ましくは、前記認識ステップは、前記サ
ーチ電圧範囲内に含まれるパイロット電圧を前記アクチ
ュエータに加えて、これに対応する光通過パワーを検出
し、前記光の通過パワーの各最大値を信号として認識す
ることを含む。
【0022】更に加えて、かつ特に、前記維持ステップ
は、前記アクチュエータに対して光パワーの前記認識さ
れた最大値に対応するパイロット電圧を加えて、光通過
パワーの検出された最大値に対応するパイロット電圧値
を用いることにより、予め定めた増分に従って前記電圧
を周期的に変化させることを含む。
【0023】望ましくは、前記濾波ステップは、予め定
めた一時法則により前記極限値間でパイロット電圧を変
化させることを含み、特に前記パイロット電圧は時間的
に固定された増分に従って変化させられ、更に望ましく
は、前記パイロット電圧は各ステップにおいて予め定め
た平均の一時的勾配に従って変化させられる。
【0024】特に、サーチ範囲を決定する前記ステップ
は、自然放出スペクトルを検出し、この自然放出スペク
トルの極限値に対応する動作条件を識別し、前記伝送信
号を一義的に局在化することができる前記スペクトルの
一部に対応する動作条件を計算することを含む。
【0025】本発明の方法の一特質において、前記光伝
送信号を認識する前記ステップは、少なくとも3つの連
続的動作条件のグループにおいてフィルタを通過する光
パワーを検出し、中間条件が間に含まれる少なくとも2
つの外部の動作条件において検出された光通過パワー値
から、前記連続的動作条件間の中間動作条件で検出され
た光通過パワー値をサーチし、前記中間動作条件におけ
る内挿光パワー値を計算し、前記の検出された光通過パ
ワー値を前記の内挿光パワー値と比較し、光伝送信号に
対応する動作条件として、前記の検出された光通過パワ
ー値と前記内挿光パワー値とが相互に予め定めた関係に
ある中間動作条件を認識することを含む。
【0026】ある特定実施例において、前記の予め定め
た関係が、予め定めた閾値より高い、前記の光通過パワ
ー値と前記内挿光パワー値との間の比を含む。
【0027】あるいはまた、または更に、前記の予め定
めた関係が、前記グループにおける前記中間動作条件に
対応する値を除いて、前記の連続的動作条件で検出され
た前記通過光パワー値の内挿カーブの積分と、前記の検
出された光通過パワー値の内挿カーブの積分との間の比
を含み、この比が予め定めた閾値より高い。
【0028】望ましくは、前記アクティブなファイバ増
幅器が、エルビウムでドープされたファイバを含み、ま
た特に、前記認識可能なスペクトル部分が、1530n
mと1540nm間に含まれる波長におけるエルビウム
の自然放出ピークからなる。
【0029】本発明は、第2の特質において、光通信回
線において予め定めた伝送信号に対して信号/雑音比を
測定する方法において、伝送された光信号の一部を引出
し、前記伝送信号を含む予め定めた波長帯域における光
通過パワーを検出しながら該光信号を同調可能なフィル
タを介して濾波し、前記信号の波長で検出された光パワ
ー値を同じ波長において内挿された光パワー値と比較す
ることを特徴とする方法に関するものである。
【0030】特に、前記方法は、少なくとも3つの連続
的動作条件のグループにおいてフィルタを通過する光パ
ワーを検出し、中間条件が間に含まれる少なくとも2つ
の外部の動作条件で検出された光通過パワー値から、前
記連続的動作条件間の中間動作条件で検出された光通過
パワー値を分離し、前記中間動作条件における内挿光パ
ワー値を計算し、前記の検出された光通過パワー値を前
記内挿光パワー値と比較し、前記の検出された光通過パ
ワー値と前記内挿光パワー値とが相互に予め定めた関係
にある中間動作条件を、光伝送信号に対応する動作条件
として認識し、前記の検出された光通過パワー値と前記
内挿光パワー値とから結果として得る値間の比を、前記
伝送信号の信号/雑音比として規定することを含む。
【0031】望ましくは、前記の予め定めた関係は、予
め定めた閾値より高い、前記の検出された光通過パワー
値と前記内挿光パワー値との間の比を含む。
【0032】あるいはまた、前記信号/雑音比は、前記
中間動作条件または前記グループにおける条件に対応す
る値の値を除いて、前記の連続的動作条件において検出
された前記光通過パワー値の内挿カーブの積分と、前記
の検出された光通過パワー値の内挿カーブの積分との間
の比からなる。
【0033】本発明は、第3の特質において、予め定め
た幅の帯域に含まれる少なくとも2つの波長で伝送信号
を生成する手段と、前記信号を1つの光ファイバ線に対
して伝送する手段とを含む光信号伝送局と、前記光信号
に対する受信局と、前記伝送局と受信局とを接続する光
ファイバ線とを含む光通信システムにおいて、前記光信
号受信局が、前記信号光ファイバ線から前記伝送信号を
分離する手段を含むことを特徴とする光通信システムで
あって、幾つかの光出口に到来する光信号を共有するよ
う設計された信号スプリッタと、前記光出口の少なくと
も1つに直列い接続され、予め定めた幅の波長帯域にお
ける光出力信号を生じるため、指令可能な各アクチュエ
ータ手段を含む少なくとも1つの同調可能な光ファイバ
と、前記光出力信号の少なくとも一部を前記フィルタか
ら受信する手段と、前記受信手段と関連して、前記フィ
ルタの前記アクチュエータ手段に指令する手段とを含む
光通信システムに関するものである。
【0034】本発明によるシステムは、前記光ファイバ
線に沿って介挿された少なくとも1つのアクティブな光
ファイバ増幅器を含むことが望ましい。
【0035】前記増幅器は、エルビウムでドープされた
ファイバ増幅器であることが望ましい。
【0036】本発明によるシステムの一実施例において
は、前記同調可能フィルタがファブリ−ペロー・タイプ
のフィルタである。
【0037】望ましくは、かつ特に、前記フィルタから
出て行く前記光信号の少なくとも一部を受信するよう設
計された前記受信手段が、光検査受信機と接続された出
口を有するフィルタ出力に直列に接続された溶融ファイ
バ・スプリッタを含む。
【0038】更に望ましくは、前記スプリッタは、前記
光検査受信機へ送られる光パワーの5%より少ない光パ
ワーを引出す。
【0039】特に、前記光受信機は、光信号の電子的検
出のためのフォトダイオードを含む。
【0040】特に、前記ファブリ−ペロー・フィルタ
は、前記のエルビウムでドープされたアクティブなファ
イバの自然放出帯域より大きいかあるいはこれに等しい
自由スペクトル範囲RSRを有する。
【0041】本発明は、第4の特質において、幾つかの
光出口に到来する光信号を共有するための信号スプリッ
タと、前記光出口の少なくとも1つに直列に接続され、
各々の指令可能なアクチュエータ手段を含む、予め定め
た幅の波長帯域で光出力信号を生じるための少なくとも
1つの同調可能光ファイバと、前記フィルタから前記光
出力信号の少なくとも一部を受信する手段と、前記受信
手段と関連して前記フィルタに対する前記アクチュエー
タ手段に指令する手段とを含むことを特徴とする多重波
長用装置に関するものである。
【0042】特に、前記フィルタのアクチュエータに対
する指令手段が、フィルタの出力信号に応答して、アク
チュエータにおける指令動作を生成するためのプロセッ
サ・ユニットを含む。
【0043】特に、前記フィルタに対する前記アクチュ
エータは圧電アクチュエータである。
【0044】望ましい実施例においては、前記同調可能
フィルタが、ファブリ−ペロー・タイプのフィルタであ
る。
【0045】前記フィルタから前記光出力信号の少なく
とも一部を受信する前記手段が、光検査受信機に接続さ
れた出口を有する、フィルタからの出口に直列に接続さ
れた溶融ファイバ・スプリッタを含むことが望ましい。
【0046】前記スプリッタは、前記光検査受信機へ送
られる光パワーの5%より少ない光パワーを引出すこと
が望ましい。
【0047】特に、前記光受信機は、光信号の電子的検
出のためのフォトダイオードを含む。
【0048】特に、前記ファブリ−ペロー・フィルタ
は、前記の予め定めた帯域幅より大きいかあるいはこれ
と等しい自由スペクトル範囲FSRを有する。
【0049】本発明は、第5の特質において、光ファイ
バから光信号の少なくとも一部を抽出するための、かつ
この光信号を光出口へ送るための手段と、前記光出口に
直列に接続され、予め定めた幅の波長帯域における光出
力信号を生じるための、各々の指令可能なアクチュエー
タ手段を含む同調可能な光ファイバと、前記ファイバか
ら前記の出て行く光信号の少なくとも一部を受信する手
段と、前記受信手段と関連して前記フィルタの前記アク
チュエータ手段に指令して予め定めた波長帯域にわたり
濾波する手段と、前記帯域における幾つかの波長でフィ
ルタを通過する光パワーを検出する手段と、前記帯域に
おける光パワー値を内挿する手段と、前記光通過パワー
と前記内挿光パワーとに関連する対応装置間の比較を実
施する比較手段とを含むことを特徴とする多重波長通信
システムにおける信号/雑音比を測定して検査する装置
に関するものである。
【0050】特に、前記フィルタのアクチュエータに指
令する手段は、予め定めた幅の段階で前記波長帯域の少
なくとも一部を周期的に走査するようにフィルタに指令
するためのマイクロプロセッサ・ユニットを含む。
【0051】特定の一実施例において、前記フィルタに
対する前記アクチュエータ手段が圧電アクチュエータで
ある。
【0052】望ましい一実施例において、前記同調可能
フィルタはファブリ−ペロー・フィルタである。
【0053】前記光信号の少なくとも一部の前記抽出手
段は、ファイバに沿って直列に接続された溶融ファイバ
・スプリッタを含むことが望ましく、更に望ましくは、
前記スプリッタは光パワーの5%より少ない光パワーを
引出す。
【0054】更なる詳細については、添付図面に関して
以降の記述から更によく理解されよう。
【0055】
【発明の実施の形態】
a)システムの記述 図1に示されるように、本発明による波長分離多重化伝
送のための多重チャンネル光通信システムには、システ
ム内に直列に配置された増幅器の有効動作帯域に含まれ
る波長λ1、λ2、λ3、λ4を持つ幾つかの光信号ソース
(optical−signal sources)が
設けられる(本実施例では4つの光信号源)。
【0056】各ソースにより別個に生成される前記光信
号は、波長λ1、λ2、λ3、λ4における信号を同時に1
つの光出力ファイバ3へ送出するための信号コンバイナ
2即ちマルチプレクサへ送られる。
【0057】一般に、信号コンバイナ2は、各々の光フ
ァイバに送られる光信号が1つのファイバでオーバーラ
ップされる受動型光デバイスであり、この種のデバイス
は、例えば平面光学系、マイクロ光学系などにおける溶
断ファイバ結合器からなっている。
【0058】一例として、適当なコンバイナは、米合衆
国カルフォルニア州San Jose、1885Lun
dy Ave.の終了−TEK DYNAMICS社に
より市販されるコンバイナ1×4 SMTC−0104
−1550−A−Hである。
【0059】前記光信号は、ファイバ3を経てブースタ
4へ送られて、このブースタのレベルを、要求される伝
送品質を保証するに充分なパワー・レベルを維持しなが
ら、以降の増幅手段から別れる光ファイバの以降の長さ
を通過することを可能にするに充分な値まで上昇させ
る。
【0060】従って、ブースタ5に接続されているの
は、通常は数十(または、数百)キロメートルの長さ、
例えば、以下において述べる増幅手段と上記のパワー・
レベルを用いる約100キロメートルの長さである適当
な光ケーブルに挿入されるステップ形の単一モード光フ
ァイバからなる光回線の第1の長さ5aである。
【0061】ある場合には、分散シフト形の光ファイバ
もまた使用することができる。
【0062】前記第1の長さ5aの光ファイバの端部に
は、第1の路線増幅器6aが存在し、これはファイバに
おける移動中に減衰される信号を受取り、この信号を先
行するものと同じ特徴を持つ次の光ファイバ長さ5bお
よび関連する路線増幅器6bへ送るための充分なレベル
に増幅するためのものであり、各波長により識別される
種々の伝送チャンネルに従って信号が共有される受信局
7に到達するまで、更に各受信機8a、8b、8c、8
dへ送出されるまで必要な全伝送距離をカバーする。
【0063】受信局7は、信号を受取ってこれを増幅す
るための前置増幅器9を含み、受信デバイスの感度に適
するパワー・レベルまで、以降のデマルチプレクス装置
から結果的に生じる損失を補償する。
【0064】前置増幅器9から、信号は、各波長に従っ
てこれら信号を分ける幾つかの出力ファイバ上で入力フ
ァイバへ送られた光信号を共有するためのデバイスへ送
られ、本例でマルチプレクサとも呼ばれるこのデバイス
は、幾つかの光ファイバ、本例では4つのファイバにお
ける信号へ入力信号を分ける溶融ファイバ・スプリッタ
(fused−fibre splitter)10か
らなり、前記信号の各々は、問題の波長のそれぞれを中
心とする各帯域通過フィルタ11a、11b、11c、
11dへ送られる。
【0065】例えば、スプリッタ10に対しては、既に
述べた信号コンバイナ2と類似するタイプの構成要素を
倒置形態で取付けて用いることができる。
【0066】以下においては、使用される帯域通過フィ
ルタについて記述する。
【0067】本発明の目的のためには、また上記の用途
のためには、ブースタ4は、例えば下記の特徴を持つ市
販形の光ファイバ増幅器である。即ち、 入力パワー −5乃至+2dBm 出力パワー 13dBm 動作波長 1530〜1560nm 適当なモデルは、出願人により市販されるTPA/e−
12である。
【0068】前記ブースタは、Al/Ge/Erタイプ
のエルビウムでドープされた能動型ファイバを使用す
る。
【0069】「ブースタ」とは、参考のため本文に援用
されるヨーロッパ特許第EP 439,867号に詳細
に記載される如き出力パワーがポンピング・パワーに依
存する飽和条件下で動作する増幅器を意図する。
【0070】本発明の目的のため、また先に述べた用途
のために、「前置増幅器」とは、受信機へ送られる信号
を受信機自体の感度閾値より都合よく高い値(例えば、
受信機に到達するパワーが−26と−11dBm間に含
まれるように、送信の場合は2.5Gビット/秒)まで
増加すると同時に、より低いあり得るノイズを導入して
信号の等化を維持することが可能である回線の端部に配
置された増幅器を意図する。
【0071】記載する実験においては、前置増幅器9を
作るためには、以降に述べる増幅器6a〜6bにおいて
使用されのと同じ能動型ファイバを用いる1段増幅器が
用いられ、これは並列伝搬形態で取付けられ、特定の実
施例では、この目的のためにわざわざ設計された前置増
幅器を用いることができる。
【0072】上記の送信システムの形態は、特に、選択
された波長の一部が他の波長に関して犠牲になることな
くこれら波長を伝送する能力に関して、一部となる線路
増幅器の特定の選択が存在する際に幾つかのチャンネル
における波長多重化伝送のために所望の性能を提供する
のに特に適している。
【0073】特に、カスケード状に動作する時、異なる
波長における実質的に均一(「平坦」)な応答を生じる
ことができる路線増幅器を利用して、カスケード状に動
作する増幅器の存在時に、1530〜1560nm間に
含まれる波長帯域において、全てのチャンネルにおける
均一な挙動を保証することができる。
【0074】b)線路増幅器 上記の目的を意図し、線路増幅器として使用するため提
供される増幅器は、図2に示される図12に従って作る
ことができ、この増幅器は、1つのエルビウムでドープ
された能動型ファイバ12と、このファイバにダイクロ
イック結合器14により接続された各ポンプ・レーザ
(pump laser)13とを含み、1つの光遮断
器15はファイバ12の上流側に増幅される信号の移動
方向に配置されるが、第2の光遮断器16は能動型ファ
イバ自体の下流側に配置される。
【0075】当該増幅器は更に、図示された事例におけ
る向流ポンピングのため接続されたダイクロイック結合
器19により各ポンプ・レーザ18と関連する第2のエ
ルビウムでドープされた能動型ファイバ17を含み、従
ってファイバ17の下流側には別の光遮断器20が存在
する。
【0076】ポンプ・レーザ13、18は、望ましくは
量子井戸形のレーザであり、下記の特徴を有する。即
ち、 放出波長 λp=980nm 最大光出力パワー Pu=80mW 上記のタイプのレーザは、例えば次の製造者により製造
される。即ち、LASERTRON社 米国マサチュー
セッツ州Burlington、North Aven
ue 37本例におけるダイクロイック結合器14、1
9は、偏光に依存する出力光パワーにおける変動<0.
2dBを持つ980nmおよび1530〜1560nm
の波長帯域における単一モード・ファイバから形成され
た融解ファイバ結合器である。
【0077】上記タイプのダイクロイック結合器は、公
知であり、例えば、米国メリーランド州Glem Bu
rnie、Baymeadow DriveのGOUL
D社光ファイバ事業部、および英国Torquay D
evon、WoodlandRoadのSIFAM社の
光ファイバ事業部によって市販され製造されている。
【0078】光遮断器15、16、20は、伝送信号の
偏光とは独立的なタイプの光遮断器であり、35dBよ
り大きな分離と−50dBより小さい抵抗を有する。
【0079】ここで用いられる遮断器は、米国New
Jersey州Dover,Harding Aven
ue 64のISOWAVE社から入手可能なモデルM
DL1−15 PIPT−A S/N1016である。
【0080】先に述べたシステムにおいては、約30d
Bの利得で約14dBmの全出力光パワーで動作するよ
うに線路増幅器が提供される。
【0081】上記の増幅器においては、参考のため本文
に援用され、その内容が以下に要約される同じ出願人の
名義の1964年4月14日のイタリア国特許出願第M
194A000712号に詳細に記載される如く、エル
ビウムでドープされた能動型ファイバが使用された。
【0082】使用されたファイバの組成および光学的特
徴は、次の表1において要約される。
【0083】 表 1 ファイバ Al23 GeO2 LaO3 Er23 NA λc %p (%mol) %p (%mol) %p (%mol) %p (%mol) nm A 4 (2.6) 18 (11.4) 1 (0.2) 0.2 (0.03) 0.219 911 %p=コアにおける酸化物成分重量パーセント(平均) %mol=コアにおける酸化物成分モルパーセント(平均) NA=開口数(ni2−n221/2 λc=遮断波長(LP11遮断) 組成に対してテストは、走査電子顕微鏡(SEM Hi
tachi)と組合わせたマイクロプローブによってプ
リフォーム(ファイバのスピン前)について実施され
た。
【0084】テストは、直径に沿って配置された相互に
200mm分離された離散点において1300倍で行わ
れた。
【0085】ファイバは、石英ガラスのチューブ内に真
空メッキ法により作られた。
【0086】ファイバ・コアにおけるSiO2マトリッ
クスにおけるドーパントとしてゲルマニウムの取り込み
が合成工程において得られた。
【0087】エルビウム、アルミナおよびランタンのフ
ァイバ・コアへの取り込みは、いわゆる「溶液ドーピン
グ」技術により得られ、この手法ではプリフォームの硬
化前に材料が粒状状態にあるが、塩化物ドーパントの水
溶液がファイバ・コアの合成材料と接触させられる。
【0088】溶液ドーピング法についての更なる詳細
は、例えば参考のため本文に援用される米国特許第5,
282,079号に見出すことができる。
【0089】第1の能動型ファイバ12は約8mの長さ
であり、第2の能動型ファイバ17は約11mの長さで
あった。
【0090】c)伝送実験 前記の形態は特に4つの線路増幅器と1つのブースタと
1つの前置増幅器を利用することに適合され、かつ例え
ば2.5Gビット/秒の高い伝送速度における500k
m程度の距離にわたる伝送において満足な結果を生じ
る。(これにより、4つの多重化波長で1つの波長にお
ける10Gビット/秒に対応する伝送能力を得る。) 上記の形態により、幾つかのチャンネルにおける高速伝
送が達成された。
【0091】幾つかのチャンネルにおける伝送実験のた
め使用される信号は、2.5Gビット/秒で外部変調器
により変調された1534nmのレーザDFBにより、
ANRITSUにより製造された1556nmの連続放
出レーザDFBにより、ANRITSUにより製造され
た1550nmの連続放出レーザDFBにより、また米
国メリーランド州RockwellのHEWLETT
PACKARD社製のモルHP81678Aによってそ
れぞれ生成された。
【0092】2.5Gビット/秒における変調のため用
いられた外部変調器は、出願人により製造されたLiN
bO3におけるマッハ−ツェンダー・タイプの変調器モ
デルMZM1530からなっていた。
【0093】実施された実験においては、ファイバ11
の各々がそれぞれの同調装置が設けられ、スペクトル分
析装置が、以下に述べるように図1に示された点で線路
増幅器の出口に対して連続的に用いられた。
【0094】前置増幅器9における全光パワーは−20
dBmであった。
【0095】d)チャンネルの選択 各受信機8a〜8dに対して各チャンネルを送るために
は、スプリッタ10が各出口で受取った全光信号を共有
し、各フィルタ11が問題の唯一の信号を各出力ファイ
バ21a、21b、21c、21dを通過させて、それ
ぞれの信号搬送波長の周囲の狭い帯域で光の濾波(op
tical filtering)を実施した。
【0096】この目的のため、フィルタ11はそれぞれ
ファブリ−ペロー・タイプ(Fabry Perot
type)、例えば圧電タイプの同調装置22を備えた
前に規定したタイプのフィルタからなることが望まし
い。あるいはまた、ファイバ11を作るために、音響光
フィルタも、電気機械タイプの同調装置により同調可能
な薄膜干渉フィルタの同調可能な格子と共に使用するこ
とができる。
【0097】上記の全ての場合に、かつおそらくは列記
しなかった他の同様な場合に、フィルタにおける働きこ
れを介して所要の通過帯域の選定が行われる指令可能ア
クチュエータがいかなる場合も存在する。
【0098】簡単にするために、同調装置22がファイ
バ11の1つのみと組合わせて示されたが、上記の実験
においては、各フィルタ11はそれぞれの同調装置が設
けられていた。
【0099】上記の用途に適応する圧電タイプの同調装
置を持つファブリ−ペロー・フィルタは、例えば、米国
ジョージア州Atlanta、Suite 140、B
uford Hwy. 2801のMICRONOPT
ICS社により市販されるモデルFFP−TF、または
英国Berkshire SL57PW、Ascot、
Silkwood ParkのQUEENSGATE
INSTRUMENTS社により市販されるモデルMF
200である。
【0100】ファブリ−ペロー・フィルタの構造を示す
図は、単なる表示として図3に再現され、その応答スペ
クトルが図4の左側で直線図により、右側で対数図によ
って示される。
【0101】図3に示されるように、フィルタは各フェ
ルール(ferrule)26を含み、これに各光ファ
イバ27の端部が収容され、相互に対面する反射要素2
8がその幅がフィルタ通過波長を決定する腔部(cav
ity)を形成している。
【0102】現象の周期的性格を考えると、フィルタ
は、周波数領域において規則的間隔だけ相互に分離され
た幾つかの通過波長を持ち、その間隔の幅は通常は図4
のグラフで示されるように、自由スペクトル範囲FSR
として表わされる。
【0103】フェルール26は更に各支持部29内に収
容され、圧電アクチュエータ30が対向する支持部29
間に定置される。
【0104】圧電アクチュエータ30に印加される電圧
が、そのサイズを変調し、これにより反射要素間の腔部
長さ1cを修正することにより、関連する同調装置によ
り印加される適当なコマンド信号に応答して、所要の波
長帯域におけるフィルタの同調を可能にする。
【0105】理想的なファブリ−ペロー・フィルタは、
波長λに応じる伝送係数(Airyの関数)の一般式を
有する。即ち、
【数1】 但し、nは波長単位で表わされる干渉ビーム間の移動差
である。
【0106】Rは反射強さの係数である。
【0107】NRは、下記の如く定義される腔部の反射
「適合性」である。
【0108】NR=FSR/δ 但し、 δは通過帯域の半分のパワー(3dBの伝送点)におけ
る帯域幅 FSR=λ/n 図4に示されるように、エアリー関数(Airy fu
nction)は、連続的なnの全値における伝送ピー
クを持つ周期関数である。
【0109】使用されるフィルタに特有の、以下に述べ
る同調操作に用いられることになる予備パラメータ、特
に伝送波長における所与の変動速度を得るために加えら
れる電圧勾配G(例えば、0.5ms毎に0.2nm)
を識別するため、各フィルタは予め特徴付けられる。
【0110】本発明のプロセスはフィルタを同調させて
これを特定のキャリヤに同調させた状態を保持すること
ができるので、最初に全ての同調装置について、次に動
作方法について以下に述べる。
【0111】d1)同調装置 同調装置22は、例えば、熱性のファブリ−ペロー・フ
ィルタのスリップ(slip)や関連するアクチュエー
タのヒステリシスを補償し、かつこのフィルタを各信号
の波長に「係止状態(hooks:フック状態)」に保
持するためのものである。
【0112】同調装置の図が図5に詳細に示され、同図
では光形の接続が実線で、電気的接続が点線で示され
る。
【0113】同調装置22は、各受信機に向けられたフ
ァイバ21から光信号の一部を引出す、即ち抽出するた
めのフィルタ11の下流側に配置された光結合器23
と、受取った光信号を電子的形態へ変換するための検出
器24と、各フィルタ11の電気パイロット信号(el
ectric piloting signal)を生
成するための分析および検査回路25とを含む。
【0114】更に詳細には、検出器24は、電子増幅器
32に接続されたフォトダイオード31を含み、この増
幅器32の出力はアナログ/ディジタル・コンバータ3
3へ送られ、このコンバータからマイクロプロセッサ3
4へ送られ、更に、このマイクロプロセッサ出力はディ
ジタル/アナログ・コンバータ35へ送られ、このコン
バータの信号がフィルタ11を指示(pilot)す
る。
【0115】光結合器23は、光パワーの5%を引出す
ための溶解ファイバ結合器95/5であることが望まし
く、適当な結合器は米国カルフォルニァ州San Jo
se、Lundy Ave.1885の終了−TEX
DYNAMICS社製のモデルSWBC2PR3PR2
10である。
【0116】フォトダイオード31は、GaAsのフォ
トダイオードPINであり、例えば、米国ニュージャー
ジー州、West Trenton、Graphic
Drive 7のEPITAXX OPTOELECT
RONICS DEVICES社から入手可能なモデル
ETX75 FJSLR、あるいは米国カルフォルニァ
州Simi Valley、Runway Stree
t 4555のFERMIONICS OPTOTEC
HNOLOGY社から入手可能なモデルFD100Fで
ある。
【0117】電子増幅器32は、非常に小さなオフセッ
トを持つ増幅器、例えば、米国カルフォルニァ州、Mi
lpitas、McCarthy Blvd.1630
のLINEAR TECHNOLOGY社から入手可能
なモデルLTC 1051からなることが望ましい。
【0118】アナログ/ディジタル・コンバータ33
は、前記LINEAR TECHNOLOGY社が市販
する12ビット・コンバータである。
【0119】ディジタル/アナログ・コンバータ35
は、英国Pangbourne Reading、Ho
rseshoe Park 21CのMAXIM IN
TEGRATED PRODUCT社により市販される
12ビット・コンバータである。
【0120】マイクロプロセッサ34は、SGS TH
OMSON(イタリア国ミラノ州、Assago、Pa
lazzo A4、Strada 4、Viale M
ilanofiori)により市販される8ビットのマ
イクロプロセッサ・モデルST90E40である。
【0121】本発明において使用されるマイクロプロセ
ッサは、それ自体公知であり市販されている処理装置、
メモリ・レジスタなどを含む装置であり、従ってこれ以
上記述しない。
【0122】マイクロプロセッサ34は、例えばキャリ
ヤの係止(フッキング:carrier hookin
g)や検出器24における光パワーの存在に関する警告
信号を供給し、受信機8に対する光回路を開路するため
の光切換えスイッチ37へ検査信号を送って、予め定め
た時間、例えば40ms以内に関連するチャンネルのキ
ャリヤに対する係止が生じなかったならば受信機を受信
状態から遮断して、この回路を前記係止状態を回復する
のに必要な時間だけ遮断状態に保持することができるシ
ステム警報装置36へ送られる別の出力が与えられる。
【0123】適当な光切換えスイッチは、例えば、米国
カルフォルニァ州、Ontario、Nepean、H
eston Drive 570のaJDS FITE
L社から入手可能なモデルSW11Z4−00NCであ
る。
【0124】d2)同調方法 上記の同調装置は、下記のステップを含む手順を経て動
作する。即ち、全てのサーチ(search)されたキ
ャリヤが見出される波長範囲を識別するフィルタの初期
設定、各キャリヤが見出される波長範囲を識別するため
のこの範囲の分離、1つのキャリヤがサーチされるべき
範囲の走査、サーチされたキャリヤの認識、および最後
に、キャリヤ自体でフィルタを中心位置に保持するため
の係止と係止状態の保持、である。
【0125】本発明は、電圧とフィルタ通過帯域の中心
波長間の関係がヒステリシスやメモリ現象、あるいは例
えば圧電アクチュエータを持つフィルタについて本文で
述べた場合のように通過波長またはその反復性の時間的
安定度に影響を及ぼす類似の現象を免れない場合におい
て特に有効である。
【0126】本発明によれば、前記ヒステリシス、メモ
リ現象および類似の現象を補償するためには、パイロッ
ト電圧(pilotting voltage)と対応
する波長との間の所要の相関を作る前に圧電アクチュエ
ータを数回付勢して、常に同じ初期電圧から始まる同じ
電圧勾配を加えることが特に好都合であることが判っ
た。
【0127】下記においては、Gで表わされる電圧勾配
が用いられ、この電圧勾配は設定段階において各フィル
タ・タイプまたはモデルに対して決定された。
【0128】前記勾配は、フィルタに印加されて、研究
室の環境条件下でフィルタの通過帯域の中心波長におけ
る時間的な予め定めた変動(例えば、0.5ms毎に
0.2nm)を生じる電圧勾配として定義される。
【0129】例えば、このような勾配は、0.05ms
毎に0.02mVの離散的増分からなり得る。
【0130】望ましい実施例においては、例示として先
に述べた4nmと8nmの間に含まれる間隔を持つ4つ
の空間的キャリヤの場合に、当該システムは下記の方法
で動作し得る。
【0131】d2.1)設定 システムをオンにすると、マイクロプロセッサは、最初
に、線に沿って介挿される増幅器の増幅ファイバの動作
後に光信号に存在する自然放出(spontaneou
s−emission)に関してフィルタの設定を実施
する。この自然放出は、そのピークに対応する波長によ
り表わされる確実で安定したスペクトル基準値を特徴と
する。
【0132】送出された信号のピークとオーバーラップ
した自然放出プロフィールが、スプリッタ10により分
けられた分岐の1つに対する前置増幅器9の出口で検出
される光スペクトルを表わす図6に示される。
【0133】先に述べた手順に対して、フィルタは、自
然放出帯域(即ち、例えば、背景ノイズより3dB高い
明瞭に弁別し得る自然放出が存在する波長帯域)の幅よ
り大きいかこれに等しい自由スペクトル範囲(勾配
(G)の電圧勾配の印加により測定されたFSR)によ
り選択される。
【0134】前記の事例に関して実験において、45n
mと60nmの(見かけの)FSRを持つフィルタが使
用された。
【0135】図7に示される如き設定を実施するため、
マイクロプロセッサ34は、フィルタの最小と最大のパ
イロット電圧(通常は、この最小と最大の電圧は、それ
ぞれ0Vと45Vである。)間の中間であるフィルタに
対する第1の電圧V0の印加を指令する。
【0136】更に、フィルタは、最小値と最大値間の電
圧の変化(勾配Gを持つ)時に、通過帯域の中間波長の
エクスカーションは少なくとも3FSRに等しい。
【0137】以後のステップにおいて逓減する電圧が用
いられるならば、前記電圧V0は、走査ランプがフィル
タの動作範囲内で中心となる如き電圧増分を平均電圧値
に加えることにより計算される所与の値だけ平均電圧
(22V)より高い。
【0138】例えば、この増分は、全FSRと等しい通
過帯域の中間波長のエクスカーションに対応する電圧変
動の半分に、1より大きい因数(例えば、1.5)を乗
じたものであり得る。
【0139】範囲の走査ステップ中の増加あるいは減少
する電圧を用いる選択は予め行われ、以下に述べる事例
に示されるものに関する逆の勾配を持つ電圧勾配による
走査は、同様な結果を生じるものと見做される。
【0140】以下の本文の記述においては、減少する波
長が減少する電圧に対応する場合について述べ、反対の
場合は「減少する」を「増加する」に適当に代えること
により同じように取扱うことができる。
【0141】d2.1.i) 電圧V0から始めて、マイクロプロセッサは光帯域の走
査を実施し、例えば、1より高い前に指摘したと同じ因
数で乗じた1つのFSRに対応する電圧の変動値に等し
い値だけ電圧V0より低いと識別される所与の最小値ま
で、アクチュエータに加えられる電圧の勾配Gでの低減
を生じる。
【0142】この電圧エクスカーションの間、フィルタ
に印加される電圧は、各々の予め定めた時間間隔(例え
ば、0.5ms)に検出器24により受取られる対応す
る光パワーと共に記録され、各測定のパワー値は、受取
られた光パワーの絶対最小値Pminがこれと対応する
電圧Vminと共に見出されるまで、前の値と比較され
る。
【0143】光パワーの最小値が識別できなければ、例
えば、全範囲の走査の後図7の最初の3つの電圧勾配に
示される如き信号と自然放出が存在しない時、システム
は電圧ステップを加えることにより電圧V0へ戻り、こ
のサイクルが繰返される。
【0144】自然放出(および信号)が存在する時は、
フィルタ通過帯域の周期性が与えられると、フィルタに
おける反射要素の位置の変動時の受取られたパワー(即
ち、電圧と波長間の相関がヒステリシスや熱的滑り現象
を受けるため常に見出されるが、圧電アクチュエータの
パイロット電圧)のプロフィールが図13に定性的に示
されるように反復され、実際に、フィルタにおける可動
反射要素のエクスカーションがFSRの多重積分と対応
する時は、新たな透過ウインドウがファイバの放出帯域
でレジスタに生じ、その結果検出器24が再び自然放出
スペクトルを記録する(かつ、もしあれば、キャリヤが
そのスペクトルに存在する)。
【0145】図13に示されるように、前記最小パワー
値Pminは、2つの自然放出図形間に含まれる領域に近
い。
【0146】光パワーの最小値が識別された時、全領域
の走査が多数回(図7に示される事例では3回)繰返さ
れ、前記の最小値が実質的に、例えば±1Vの間隔内で
mi nとして示される同じ電圧値で生じる。
【0147】d2.1.ii) Vminの安定値が識別された時、前記の間隔内で、マイ
クロプロセッサが検出された最小パワー値Pminに安定
敵に対応するフィルタに対する電圧Vminの印加を指令
し、この電圧値から始まって、予め定めた平均勾配Gに
より連続的に増加する電圧の印加を指令する。
【0148】自然放出の最大値と対応し、あるいはこの
自然放出の最大値が検出されなければ、遭遇した第1の
キャリヤのピーク(例えば、1534/1536nm)
に対応する電圧値V1がこの電圧勾配の間に記録され
る。この自然放出の最大値はその時の手順によりサーチ
される主要なスペクトル基準値である。しかし、この最
大値が第1のキャリヤによりオーバーレイされるなら
ば、時には検出され得ず、しかし、この場合は、既知の
波長の第1のキャリヤが存在し、これがスペクトル基準
値として見做される。
【0149】自然放出最大値とキャリヤに対応するピー
ク値間の相違は、全サイクルの間アクティブであり以下
に述べる認識手順によって実施される。
【0150】自然放出最大値は、前記認識手順に基いて
キャリヤに対応するものとは認識されない最大値である
ならば、また測定されたパワーの値が予め定めた連続的
サンプリング数(例えば、9)にわたり前記最大値より
低く保持するならば、サンプリング時にそのように識別
される。自然放出最大値が識別されなければ、遭遇した
第1のキャリヤは自然放出最大値と重なるキャリヤ、即
ち、本例においては、1534/1536nmにおける
キャリヤとして見做される。
【0151】電圧勾配(voltage ramp)
は、増分DV1の後に、自然放出最大値(または、第1
のキャリヤ)に対応する電圧に関して値V2で終わり、
自然放出の上限値(1570nm)の領域に達すること
を可能にするが、フィルタの次の伝送ウインドウに対応
するスペクトルには達しない。前記値DV1は、V1が
自然放出最大値あるいは第1のキャリヤに対応するもの
と識別されたかかどうかに依存して異なり、この差は、
自然放出ピークに対応する値から第1のキャリヤに対応
する値まで伝送波長を移動するため勾配Gで加えられる
所要の電圧増分に等しい。
【0152】事例として、V1が自然放出ピークとして
識別されたならば、本例における全電圧増分DV1は約
10Vである。
【0153】以降のステップにおいて、電圧勾配を加え
る始点が異なる(圧電アクチュエータのヒステリシスと
メモリ現象に関する先の考察を参照)ので、異なる波長
値が得られ、自然放出最大値に対応する電圧に関して勾
配Gで加えられる電圧増分または第1のキャリヤは等し
い。このことは、到達点に動作時の使用に際して、しか
し、フィルタ周期性により遭遇する以後の自然放出スペ
クトルの前に生じる最後のキャリヤを、常に越えさせる
ように、値ΔV1の決定および適当なFSR幅を持つフ
ィルタ・タイプの幅の選択の際に勘定に入れられねばな
らない。
【0154】d2.1.iii 予め定めた値の急速な(階段状)電圧の減分ΔV2が、
値V2から始めて加えられ、この減分が前の増分ΔV1
ある約1.5に対応することが望ましい。この減分はま
た、フィルタ指令電圧が印加される勾配Gに依存する。
【0155】この印加電圧減分値ΔV2は、到達点V4
最小パワー値Pminに近い波長に対応するようにフィル
タを配置するために選択される。
【0156】前述の事例においてヒステリシス現象がフ
ィルタの圧電アクチュエータに存在しない時、ステップ
iiiは最小パワー値Pminに対応するものより低い波長を
導くが、体験的には、記述した事例ではこの減分が、こ
れが印加される最初のサイクルの間、自然放出の前記最
小点に到達させないこと、また時には自然放出ピークが
克服されることさえ可能にしないことが考えられてき
た。
【0157】d2.1.iv パワー閾値に達するまで、例えば3dBだけ増加した前
に測定された最小パワー値Pminからなる同じ勾配Gに
より印加電圧を低減することにより、最小値のサーチが
点V4から始めて反復される。この閾値に対応する電圧
は、新たなVmin値として記録される。
【0158】d2.1.i.v 前のステップii、ii、iVは、予め定めた回数、例えば4
回反復され、これらのサイクルの間、連続的に漸増する
ように見出される値Vmin、V2およびΔV2の安定化
が、ガイド電圧の周期的過程の反復印加のため圧電材料
のメモリ現象から結果として生じる効果の漸増的な低減
によって生じる。
【0159】反復数は、自然放出ピーク(あるいは、最
初のキャリヤ、更に一般的には、スペクトルにおける既
知の予め選定された基準値)が実質的に一定の電圧で生
じるように選定され、この場合精度はサンプリング間隔
に対応する電圧の変動(例えば、200mV)に等し
い。
【0160】d2.1.vi その後、他のサイクル(例えば、5)が実施され、これ
らのサイクルは、電圧増分ΔV2の印加後に論点iで述
べた手順に従って最小値に対するサーチが行われず、電
圧の増加が勾配Gで直接実行されることにおいて、前の
サイクルとは異なる。これは、自然放出ピークの最大値
または最初のキャリヤの検出を相互ににた電圧サイクル
の印加により実施することを可能にする。
【0161】d2.1.vii キャリヤの確認 上記サイクル(論点d2.1.vi)が完了すると、マイ
クロプロセッサが自然放出ピーク(または最初のキャリ
ヤ)に対応する電圧値と、異なるキャリヤがある間隔の
極限値に対応する値を記録する。
【0162】これらの間隔は、所要のキャリヤのみを含
むように定義される(公差、およびあり得る残留ヒステ
リシスおよび偏位現象の存在時には補償され得ない
が)。
【0163】d2.1.viii キャリヤ フックキィン
グ(carrier hooking) キャリヤが一旦識別されると、以降(論点d2.3)お
よび記録された最大値に対応するパワー値に記述するよ
うに、マイクロプロセッサが実験的に決定された値、典
型的にはフィルタの運動における慣性を低減しあるいは
排除することができる1〜2Vの負の電圧ステップΔV
3を印加する。
【0164】次に、低減電圧がこれまで用いた勾配Gに
関して少ない(例えば、半分の)値の勾配で印加され、
印加電圧値に対応する光パワー値が各々の予め定めた時
間間隔(例えば、0.5msからなる)で検出される。
【0165】最初は連続的にキャリヤの認識時に検出さ
れる最大値の90%に等しいパワーに対応する電圧値を
越え、その後最大値自体の50%に等しい電圧値を越え
た後、走査が停止されて、所与の量、例えば再び半分の
更に低減値の勾配で可能な方法(即ち、例えば、前に低
減する電圧勾配が用いられたならば、増加する電圧勾
配)で反復される。
【0166】各ステップにおける電圧増分が、充分に小
さな、例えば約0.02nmの波長変化に対応すること
を可能にする電圧の勾配が印加られるまで、走査手順が
反復される。
【0167】次に、他の2回の走査がこの勾配により実
施され、最大値の50%に対応する2つの最終測定値間
の中間値に対応する電圧がキャリヤ位置に対応する電圧
として識別される。
【0168】d2.1.ix キャリヤ選択 検出された基準値(最小パワー電圧、および最初のキャ
リヤまたは他の基準値(リファレンス:referen
ce)である自然放出ピークに対応する電圧)がフィル
タに対する新たな設定基準値を構成し、これに基いてマ
イクロプロセッサがキャリヤがサーチされるべき電圧間
隔(および、特に関連するフィルタに対応するもの)を
計算して、最初に用いた設定関係を修正することができ
る。
【0169】論点d2.1.vで指摘されたサイクルが
完了すると、マイクロプロセッサは、以下(論点d2.
2)に示す方法を用いることによりキャリヤの認識を実
施する。この認識がサーチされるキャリヤに対応する電
圧間隔内で生じる(論点d2.1.vii)ならば、係止
手順が付勢され(論点d2.1.viii)係止保持手順が
付勢される(論点d2.1.viii). d2.2.キャリヤの認識 フィルタの下流側の光信号のパワー測定は、各々の予め
定めた時間間隔(例えば、0.5ms)毎に行われる。
【0170】このように行われる測定は、循環メモリ、
例えば15値のメモリを充填する。新たな値を記憶する
と、最も長い期間記憶された値は捨てられる。
【0171】各検出後に、メモリにおける測定値は図9
に略図的に示される如き3つのグループへ分けられ、逐
次I、II、IIIで示され、そこで終端グループと呼ばれ
るグループIおよびIIIは、同じ測定数例えば4を含
み、中間のグループIIは望ましくは奇数、例えば7回だ
け中間測定が実行される。
【0172】中間グループの測定を捨てることにより、
終端グループIおよびIIIの測定は適切なアルゴリズム
で内挿され、この内挿カーブは、その測定が捨てられた
中間領域にも拡張される。
【0173】この内挿は、図9に仮想線で示されるカー
ブRを生じる。
【0174】この内挿カーブに基いて、マイクロプロセ
ッサが、中間サブグループIIにおける中心の波長Icで
行われた測定が例えば予め定めた因数3で同じ波長にお
ける内挿関数Rにより計算された光パワーP1より大き
い測定光パワーPmを持つかどうかを調べる。この条件
が受諾されれば、波長Icは光キャリヤの波長として認
識される。
【0175】所要の比に対応する条件は、事例として図
9にグラフで表わされ、同図では比Pm/Piが示された
指示に合致する。
【0176】d2.3係止の保持 (Hooking−
holding) それぞれ「注目閾値(attention thres
hold)」Paと「開放閾値(release th
reshold)」Psと呼ばれる閾値光パワーの2つ
の値が計算される。これらの値は、係止ステップの間に
検出されるキャリヤの最大パワー値の例えば80%と2
5%としてそれぞれ計算される。
【0177】所要のチャンネルのキャリヤが係止される
と、マイクロプロセッサ34が段階的な使用により関連
するキャリヤの中心値として検出される値におけるフィ
ルタ11の通過帯域の配置のための必要な電圧変化を指
令する。
【0178】この位置から始めて、フィルタの通過帯域
は、対応する(正または負の)電圧増分をフィルタのア
クチュエータへ印加することにより、1つの方向の所与
の値(例えば、数秒毎に0.02nmに対応する)のス
テップにより、規則的間隔でシフトされる。
【0179】各ステップ毎に、受取られたパワーの幾つ
か(例えば、8)のサンプリングが早い順序(例えば、
0.5ms毎に1回)で実行され、検出された値の平均
(PB)が計算される。
【0180】この平均値が先に測定された平均値より高
ければ、別のステップが同じ方向に行われ、新たなサン
プリングが実行されて新たな平均値(Pa)が計算され
る。
【0181】最初のステップでは、値(PB)が係止ス
テップ中に記録される最大キャリヤ値と比較される。
【0182】平均値(PB)が前の値より低ければ、シ
フト方向が逆になり、2つのステップが実施され、パワ
ーのサンプリングが2番目のステップで実行される。
【0183】測定されたパワーの平均値が(PA)より
高い状態を保持するならば、予め定めた期間(例えば、
16秒)後に、各測定間の0.5msの間隔で、512
msの全サンプリング時間に対応する例えば1024で
ある予め定めた最大数に達するまで、各ステップで実行
されたサンプリング数が2倍になる。
【0184】反対に、1つのステップで測定される平均
パワーが前記の注目閾値(PA)より低くなるならば、
システムにおけるより大きなノイズの条件下でも、最大
値のより早い追跡を許容するために、各ステップで実行
されたサンプリング数は(例えば、8まで)低減され
る。
【0185】上記の係止手順がシステム動作を連続的に
追従することを可能にして、例えば温度範囲、振動、擾
乱その他により信号とフィルタの両方のあり得る滑りを
補償する。
【0186】測定された瞬時パワーが(PB)より低下
してある期間(例えば、40ms)この値に止まるなら
ば、フィルタは「開放」され、設定手順(論点d2.1
参照)から再開することが必要である。
【0187】好都合にも、値PsおよびPAは、全体とし
てシステム性能の時間的変動に手順を一致させるよう
に、検出された値PBに基いて決定された長期平均値を
用いて周期的に更新することができる。
【0188】e)信号/雑音比の光スペクトルの分析お
よび決定 本発明による装置は、実際に存在するキャリヤを識別し
て線に沿う信号/雑音比を決定するために、好都合なこ
とに光スペクトルの分析にも適合される。
【0189】図1に、また更に詳細には光タイプの接続
が実線で示され電気的接続が点線で示される図11に示
される如き目的のため、先に述べた光結合器23と同じ
特徴を持つ光結合器38が1つの増幅器、あるいは各増
幅器、あるいは前置増幅器4、6、9の出口に配置され
る。
【0190】前記結合器を介して、描かれた信号部分が
フィルタ39へ送られ、このフィルタから受取る光信号
を電子形態へ変換するための光検出器40へ、またフィ
ルタ39の電気的パイロット信号を生成するための分析
および検査回路41へ送られる。
【0191】更に詳細には、光検出器40は、電子増幅
器43に接続されたフォトダイオード42を含み、電子
増幅器43の出力はアナログ/ディジタル・コンバータ
44へ送られ、このコンバータからマイクロプロセッサ
45へ送られ、更にこのマイクロプロセッサの出力はデ
ィジタル/アナログ・コンバータ46へ送られ、このコ
ンバータの信号はディジタル/アナログ・コンバータ4
6を経てフィルタ39を指示する。
【0192】好都合にも、マイクロプロセッサ45は、
フィルタ11に関して記載したと同じ方法で所要の警報
信号を与えることができるシステムの警報装置47へ送
られる別の出力が与えられる。
【0193】光スペクトル分析のため使用される構成要
素は、フィルタ11の同調のため前に使用されたもの同
じでよい。
【0194】先に述べた装置は下記の如く動作する。
【0195】マイクロプロセッサ45は、設定動作の実
行を指令し、キャリヤが存在する領域の識別の後で先に
述べた如きキャリヤの認識が行われる。信号/雑音比を
決定するためには、サーチされたチャンネルのキャリヤ
に対応する如く認識された測定グループの場合は、マイ
クロプロセッサが終端サブグループIとIIIの測定の
(サブグループ11を経て延長することにより)内挿カ
ーブSを計算し、かつグループIIの中間点における内挿
関数の値を計算する。
【0196】好都合にも、これらの動作は、0.5ms
の間隔で0.2nmの波長に対応するステップで実施さ
れる。
【0197】信号/雑音比を決定するためには、マイク
ロプロセッサは、論点d.2.3における手順により最
適化される信号パワーと内挿関数(interpola
tion function)の計算値との間の比を確
立する。
【0198】この比は、考察されるキャリヤに関するチ
ャンネルに対するサーチされた信号/雑音比を構成し、
システム検査などを実施するため、マイクロプロセッサ
45自体または警報装置47、あるいはそれに接続され
る別の装置によって使用することができる。
【0199】前記手順は、各々において連続的にフィル
タを同調し、次いでシステムの動作中連続的にシステム
全体の動作に関する情報を引出すことによって、伝送さ
れるチャンネルの各々に対して反復することができる。
【0200】図12に示される別の実施例においては、
単一フィルタ48を、ファイバ50の1つに選択的に接
続される光切換えスイッチ49を介して幾つかの光回線
51a、51b、51c、51d、51e、51fなど
に関連付けることができ、例えば光増幅器52a〜52
fの各々における各出口から信号の一部(例えば、光パ
ワーの5%)が各結合器53を介して抽出される。フィ
ルタ48は、先に述べたと同じ方法で、それぞれの光検
出器54と分析および検査回路55と関連付けられる。
【0201】このように、特定の線に対して駆動的に行
われあるいは前に構成された手順に基いて逐次行われる
光切換えスイッチ49とファイバ50との間の接続によ
って、全ての光回線51と各増幅器を1つの装置によっ
て検査することができる。
【0202】本発明のシステムにより、100〜300
msの期間内で、フィルタの前に確立されたキャリヤに
対する係止を行うことが可能である。
【0203】4つのチャンネル、即ち相互に数ナノメー
トル(例えば、4乃至8nm)だけ隔てた波長における
4つのキャリヤの場合、キャリヤ自体における安定した
同調保持として伝送されるチャンネルの各々に対する所
要のキャリヤに対する係止を達成するために、上記のサ
ーチおよび係止手順が有効であることを証明した。
【0204】4つ以上のチャンネルが関連するキャリヤ
により比較的短い距離に伝送される時、同調と係止は各
フィルタに対するサーチ帯域の局在化のためのより厳格
な公差を必要とし、この目的のため、先に述べた如き自
然放出ピークまたは信号ピークの使用に対応する電圧値
に加えて、設定範囲およびサーチおよび微同調帯域を既
知の波長における他の基準値を利用して良好に規定する
ことができる。
【0205】サーチされるキャリヤが存在しない場合、
例えば関連するチャンネルがオフにされる時、前記手順
は関連するチャンネルが再び付勢されるまで活動状態に
維持されることを知るべきである。
【0206】本発明の方法は、1つの特質において、ス
ペクトル自体のプロフィールに基いて信号を含む光スペ
クトルの分析による光信号の認識に関する。
【0207】更に、光スペクトルの分析は、例えば信号
/雑音比の如き検査中の信号の特定の特徴を決定するこ
とを可能にする。
【0208】本発明による方法は、別の特質において、
キャリヤを含む光スペクトルの分析とスペクトル自体の
プロフィールに基くキャリヤの認識とによる光キャリヤ
の識別および濾波に関する。
【0209】特定の実施例において、本発明による多重
波長光通信システムにおけるキャリヤのサーチおよび係
止の方法では、周期的な過程で、既知の波長に安定的に
対応すると知られる光パワー基準値に関して識別され反
復的に更新された極限値間で変動するパイロット電圧を
印加することによって、同調可能なフィルタがその調整
帯域を介して繰返して動作させられることが前提とされ
る。
【0210】本発明の特定の特質において、フィルタの
動作および同調に用いられるアクチュエータのヒステリ
シスによって生じる曖昧性を除去するために、それ自体
にだんだんより類似するサイクルに従って電圧が印加さ
れ、パイロット電圧値が、正確な波長値に安定的に対応
する既知の基準値の光スペクトルにおける認識に関して
識別され繰返して更新される。
【0211】望ましい場合において、スペクトル基準値
の好都合な値は、回線に存在する光増幅器のエルビウム
の自然放出ピークと、おそらくはそのように知られる1
つ以上のキャリヤとを含む。
【0212】前記基準値に基いて、フィルタの初期設定
関係に加えて、チャンネルサーチのための予め定めた波
長に安定的に対応する電圧範囲が識別されるまで、電圧
範囲の走査は一定の勾配における周期的電圧の変化則に
よって指令される。
【0213】従って、前記電圧範囲は、前記のサーチさ
れるチャンネルの各々がその範囲内で見出されるものと
される帯域へ分割される。
【0214】特定のフィルタによりサーチされるチャン
ネルに対応する選択された帯域内で、連続する電圧で測
定される値に基く対応する内挿特徴と光パワーの最大値
の諸特徴を比較することからなる認識手順によって、キ
ャリヤが識別される。
【0215】従って、滑りを免れず、関連するアクチュ
エータのストレス速度に対して高い感度を持つフィルタ
が存在する時でさえ、前記手順は、各キャリヤのサーチ
範囲を決定すること、およびキャリヤ自体を識別するこ
とを可能にする。
【0216】更に、装置自体および実施される測定が、
信号/雑音比の連続的な決定を関連するチャンネルの各
々について得ることを可能にする。
【0217】本発明は、異なる放出スペクトルおよび
(または)異なる信号分布または特徴の存在時の特定の
アクティブなファイバ、あるいは特定の応答特徴を持つ
ファイバを持つ光増幅器を利用する接続の典型的な放出
特徴に関して記述したが、当業者は、本発明の教示に基
いて、基準特徴および信号の値、および特定のスペクト
ルの同調がこれに基いて行われる光帯域の走査サイクル
を決定することが可能であろう。
【0218】更に一般的な形態においては、本発明は、
応答信号が、その量が予め決めることができないヒステ
リシスおよび擾乱を受ける調整信号に基いており、かつ
範囲の走査のためのベースを構成するための既知の値の
少なくとも2つの基準信号を識別することが可能である
各システムに適用する。
【0219】図14に示される如き更に別の実施例にお
いては、固定フィルタ56a、56b、56c、56d
が同調可能な各帯域通過フィルタ11a、11b、11
c、11dの前に配置される。
【0220】このような固定フィルタ56a、56b、
56c、56dは、エミッタ1a、1b、1c、1dの
関連する1つの中心波長と、関連する同調可能な帯域フ
ィルタ11a、11b、11c、11dの波長のシフト
との両方の公差を含むような充分に広いが、同時に他の
信号のレベルと予め定めた量だけ低い自然放出ピークの
レベルを減じるのに充分に狭い各通過帯域を持つ。
【0221】例えば、(先に述べた如き4波長システム
における)固定フィルタの適当な通過帯域は約2nmで
あり、選択されない波長が減じられる予め定めた量は望
ましくは少なくとも20dBであり、更に望ましくは少
なくとも25dBである。
【0222】適当な固定フィルタは公知であり、例えば
E−TEKによって市販されている。
【0223】更にフィルタの通過帯域は、図15に示さ
れる。
【0224】これに代わるものとして、スプリッタ10
を置換するため波長選択デマルチプレクサを用いること
によって、同様な結果を得ることができる。
【0225】低周波トーン(望ましくは、30乃至20
0KHzの範囲)が光信号ソース1a、1b、1c、1
dの変調に重ねられ、各ソースは他の異なる周波数を持
つトーンを有することが望ましい。
【0226】同調可能な帯域フィルタ11a、11b、
11c、11dは、関連する固定フィルタと受信機8間
に配置される。
【0227】各同調可能フィルタは、先に述べた技術に
従って、光パワーの最大値をサーチすることにより信号
のサーチを行う。
【0228】光パワーの最大値が検出された時は、検出
器24と関連する分析および検査回路25が関連する信
号ソースと関連する変調トーンの存在について調べ、こ
のようなトーンが存在する時は、先に述べた技術によ
り、信号は所要のチャンネルとして認識され、フィルタ
は同じ信号上に固定された状態に維持される。
【0229】トーンが見つからない時は、装置25は、
送信機または回線における故障を検出し、任意に警報信
号を生成することができる。
【0230】増幅されるシステムでは、トーンの存在が
自然放出(即ち、伝送帯域全体における)の変調を生じ
る故に、光ソースの個別化には信号に重ねられたトーン
を用いることができないことを知らなくてはならない。
【0231】所与の波長における所与の信号と対応して
回線に沿って光増幅器が存在する故に、全てのソースの
全てのトーンが所与の信号自体の強さより更に大きくな
り得る強さによって検出される。
【0232】本発明によれば、トーンは、(所与の周波
数におけるトーンは関連する光ソースがオフである場合
には存在しない)既に選択されたピークにおけるサーチ
された信号の存在を知らされるために使用されるが、信
号自体を選択するためには使用されない。
【0233】本発明の当該実施例においては、信号が一
義的に存在し得る信号サーチ範囲の選択は、同調可能な
帯域通過フィルタ前の固定フィルタを用いることにより
得られ、フィルタの下流側でこのように得られた良好な
信号/雑音比(少なくとも10dB)は、信号が強さに
おいて自然放出以上の所与の量だけ高い時に信号を識別
することを可能にする。
【0234】例えば、本発明によるシステムにおいて
は、自然放出(フィルタの下流側で検出される如き)は
−25dBmより低いが、この信号は−7乃至−18d
Bmの範囲内にあり得る。
【0235】同調可能なフィルタを信号と対応するよう
維持するステップは、先に述べたと同じ方法で行われ
る。
【0236】本発明は、1つの特質によれば、関連する
トーンの検出によって所要の信号が存在することを確認
すること、また検出された信号が固定フィルタの使用に
よって所要のものであることを確認することを個々に可
能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による検査フィルタを備えた多重波長通
信システムを示す図である。
【図2】図1のシステムにおいて使用される線路増幅器
を示す図である。
【図3】ファブリ−ペロー・フィルタ(Fabry−P
erot filter)の概略図である。
【図4】ファブリ−ペロー・フィルタの理論的応答カー
ブ(周波数に応じた直線および対数スケールにおける光
通過強さ)を示すグラフである。
【図5】図1の受信機と関連する同調回路を示す図であ
る。
【図6】図1のシステムにおける前置増幅器出口で検出
された信号スペクトルを示す図である(第1のキャリヤ
が自然放出ピークとは重ならない)。
【図7】フィルタに印加された電圧とチャンネルのサー
チ中に受信した光パワーとの時間的な経過を示す図であ
る。
【図8】図7における図の拡大部分を示す図である。
【図9】波長に応じてキャリヤのサーチおよび認識手順
の間に実施される光パワー測定を示す定性的図である。
【図10】1つのチャンネルのキャリヤには対応しない
光パワーの局部的変動における図9と類似の図である。
【図11】増幅器出口における信号/雑音比を分析する
回路を示す図である。
【図12】幾つかの光回線におけるスペクトル分析装置
を示す図である。
【図13】パイロット電圧の変動時にフィルタを通過す
る光パワー・スペクトルを示す定性的図である。
【図14】本発明の更なる実施例による多重波長通信シ
ステムを示す図である。
【図15】図14の固定フィルタの通過帯域を示すグラ
フである。
【符号の説明】 2 信号コンバイナ 3 光出力ファイバ 4 ブースタ 6 路線増幅器 7 受信局 8 受信機 9 前置増幅器 10 融解ファイバ・スプリッタ 11 帯域通過フィルタ 12 能動型ファイバ 13 ポンプ・レーザ 14 ダイクロイック結合器 15 光遮断器 16 光遮断器 17 能動型ファイバ 18 ポンプ・レーザ 19 ダイクロイック結合器 20 光遮断器 21 出力ファイバ 22 同調装置 23 光結合器 24 検出器 25 分析および検査回路 26 フェルール 29 支持部 30 圧電アクチュエータ 31 フォトダイオード 32 電子増幅器 33 アナログ/ディジタル・コンバータ 34 マイクロプロセッサ 35 ディジタル/アナログ・コンバータ 36 システム警報装置 37 光切換えスイッチ 38 光結合器 39 フィルタ 40 光検出器 41 分析および検査回路 42 フォトダイオード 43 電子増幅器 44 アナログ/ディジタル・コンバータ 45 マイクロプロセッサ 46 ディジタル/アナログ・コンバータ 47 警報装置 48 フィルタ 49 光切換えスイッチ 50 ファイバ 51 光回線 52 光増幅器 53 結合器 54 光検出器 55 分析および検査回路 56 固定フィルタ

Claims (48)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め定めた波長帯域に含まれる予め定め
    た波長で少なくとも1つの光伝送信号を生成するステッ
    プと、 前記光伝送信号を光ファイバを介して、少なくとも1つ
    の受信ユニットを含む受信局へ伝送するステップと、 前記光伝送信号を含む光信号を通過帯域フィルタを介し
    て前記受信局における受信ユニットの各々へ送るステッ
    プと、 前記受信ユニットにおいて前記フィルタを介して光伝送
    信号を受信するステップとを含み、前記光信号は、前記
    予め定めた波長帯域における既知の波長における少なく
    とも1つの認識可能な部分を含むスペクトルを持つ光通
    信方法であって、 前記フィルタが、幾つかの動作条件下で動作可能なコマ
    ンド手段により前記スペクトルを含むサーチ帯域におけ
    る幾つかの波長に同調可能なフィルタであることを特徴
    とし、かつ前記濾波ステップが、 前記の予め定めた波長帯域を前記動作条件を変化させる
    ことにより走査するステップと、 前記認識可能なスペクトル部分を識別するステップと、 前記認識可能なスペクトル部分と対応する動作条件に基
    いて、前記伝送信号に対するサーチ範囲を決定するステ
    ップと、 前記動作条件を変化させることにより前記サーチ範囲を
    走査するステップと、 前記サーチ範囲における前記光伝送信号を認識して、関
    連する動作条件を識別するステップと、 前記光伝送信号における動作条件を維持するステップと
    を含むことを特徴とする光通信方法
  2. 【請求項2】 前記予め定めた波長帯域を走査して、前
    記認識可能なスペクトル部分を識別する前記ステップ
    が、 前記サーチ帯域内に含まれる前記フィルタの通過波長に
    対応する少なくとも2つの動作条件で前記コマンド手段
    を動作させるステップと、 前記動作条件の各々における光通過パワー値を検出する
    ステップと、 前記光パワー値間で、前記スペクトルの前記認識可能部
    分とその動作条件とに対応する値を識別するステップと
    を含むことを特徴とする請求項1記載の光通信方法。
  3. 【請求項3】 サーチ範囲を決定する前記ステップは、
    前記認識可能部分の動作条件から始めて前記光伝送信号
    が一義的に存在し得る前記スペクトル範囲に対応する新
    たな動作条件を決定して、該条件を前記アクチュエータ
    へ与えるステップを含むことを特徴とする請求項1記載
    の光通信方法。
  4. 【請求項4】 前記認識可能なスペクトル部分を構成す
    る既知の波長の少なくとも1つのピークを含む前記帯域
    における自然放出スペクトルを持つ少なくとも1つの能
    動的光ファイバ増幅器により前記信号を少なくとも1回
    増幅することを含むことを特徴とする請求項1記載の光
    通信方法。
  5. 【請求項5】 前記フィルタが同調可能な光フィルタ
    (ファブリ−ペロー・フィルタ)であり、前記コマンド
    手段は圧電アクチュエータにより具現されることを特徴
    とする請求項1記載の光通信方法。
  6. 【請求項6】 前記濾波ステップが前記アクチュエータ
    に対して予め定めた電圧の極限値間に含まれる2つ以上
    のパイロット電圧(piloting voltag
    e)を加えること、 前記電圧でフィルタを通過する信号の光パワー値を検出
    すること、 前記認識可能スペクトル部分と、これに対応するパイロ
    ット電圧とを認識すること、 前記認識可能部分に対応する前記パイロット電圧の値に
    応じて、前記の予め定めた極限電圧値を修正すること、 サイクルを予め定めた回数だけ反復すること、 1つの信号に対するサーチ電圧を決定すること、 前記範囲内の前記信号を認識すること、 前記フィルタを前記信号で維持することを含むことを特
    徴とする請求項5記載の光通信方法。
  7. 【請求項7】 前記認識ステップが前記サーチ電圧範囲
    内に含まれるパイロット電圧を前記アクチュエータに加
    えて、これに対応する光通過パワーを検出すること、 前記光の通過パワーの各最大値を信号として認識するこ
    とを含むことを特徴とする請求項6記載の光通信方法。
  8. 【請求項8】 前記維持ステップが、前記アクチュエー
    タに対して光パワーの前記の認識された最大値に対応す
    るパイロット電圧を加えて、光通過パワーの検出された
    最大値に対応するパイロット電圧値を用いることによ
    り、予め定めた増分に従って前記電圧を周期的に変化さ
    せることを含むことを特徴とする請求項6記載の光通信
    方法。
  9. 【請求項9】 前記濾波ステップが、予め定めた一時法
    則により前記極限値間で前記パイロット電圧を変化させ
    ることを含むことを特徴とする請求項5記載の光通信方
    法。
  10. 【請求項10】 前記パイロット電圧が時間的に固定さ
    れた増分に従って変化させられることを特徴とする請求
    項9記載の光通信方法。
  11. 【請求項11】 前記パイロット電圧が各ステップにお
    いて予め定めた平均的な時間勾配に従って変化させられ
    ることを特徴とする請求項10記載の光通信方法。
  12. 【請求項12】 サーチ範囲を決定する前記ステップ
    が、自然放出スペクトルを検出し、該自然放出スペクト
    ルの極限値に対応する動作条件を識別し、前記伝送信号
    を一義的に局在化することができる前記スペクトルの一
    部に対応する動作条件を計算することを含むことを特徴
    とする請求項3記載の光通信方法。
  13. 【請求項13】 前記光伝送信号を認識する前記ステッ
    プが、 少なくとも3つの連続的動作条件のグループにおいてフ
    ィルタを通過する光パワーを検出すること、 中間条件が間に含まれる少なくとも2つの外部の動作条
    件において検出された光通過パワー値から、前記連続的
    動作条件間の中間動作条件で検出された光通過パワー値
    を分離すること、 前記中間動作条件における内挿光パワー値を計算するこ
    と、 前記の検出された光通過パワー値を前記の内挿光パワー
    値と比較すること、 光伝送信号に対応する動作条件として、前記の検出され
    た光通過パワー値と前記内挿光パワー値とが相互に予め
    定めた関係にある中間動作条件を認識することを含むこ
    とを特徴とする請求項1記載の光通信方法。
  14. 【請求項14】 前記の予め定めた関係が、予め定めた
    閾値より高い、前記光通過パワー値と前記内挿光パワー
    値との間の比を含むことを特徴とする請求項13記載の
    光通信方法。
  15. 【請求項15】 前記の予め定めた関係が、前記グルー
    プにおける前記中間動作条件に対応する値を除いて、前
    記の連続的動作条件で検出された前記通過光パワー値の
    内挿カーブの積分と、前記の検出された光通過パワー値
    の内挿カーブの積分との間の比を含み、該比が予め定め
    た閾値より高いことを特徴とする請求項13記載の光通
    信方法。
  16. 【請求項16】 前記能動的ファイバ増幅器が、エルビ
    ウムでドープされたファイバを含むことを特徴とする請
    求項4記載の光通信方法。
  17. 【請求項17】 前記認識可能なスペクトル部分が、1
    530nmと1540nmとの間に含まれる波長におけ
    るエルビウムの自然放出ピークからなることを特徴とす
    る請求項5記載の光通信方法。
  18. 【請求項18】 光通信回線において予め定めた伝送信
    号に対して信号/雑音比を測定する方法において、伝送
    された光信号の一部を引出し、前記伝送信号を含む予め
    定めた波長帯域における光通過パワーを検出しながら該
    光信号を同調可能なフィルタを通して濾波し、前記信号
    の波長で検出された光パワー値を同じ波長において内挿
    された光パワー値と比較することを特徴とする方法。
  19. 【請求項19】 少なくとも3つの連続的動作条件のグ
    ループにおいてフィルタを通過する光パワーを検出する
    こと、 中間条件が間に含まれる少なくとも2つの外部の動作条
    件で検出された光通過パワー値から、前記連続的動作条
    件間の中間動作条件で検出された光通過パワー値を分離
    すること、 前記中間動作条件における内挿光パワー値を計算するこ
    と、 前記の検出された光通過パワー値を前記内挿光パワー値
    と比較すること、 前記の検出された光通過パワー値と前記内挿光パワー値
    とが相互に予め定めた関係にある中間動作条件を、光伝
    送信号に対応する動作条件として認識すること、 前記の検出された光通過パワー値と前記内挿光パワー値
    とから結果として得る値間の比を、前記伝送信号の信号
    /雑音比として規定することを含むことを特徴とする請
    求項18記載の信号/雑音比を測定する方法。
  20. 【請求項20】 前記の予め定めた関係は、前記の検出
    された光通過パワー値と予め定めた閾値より高い前記内
    挿光パワー値との間の比を含むことを特徴とする請求項
    19記載の光通信方法。
  21. 【請求項21】 前記信号/雑音比は、前記中間動作
    条件または前記グループにおける条件に対応する値を除
    いて、前記連続的動作条件において検出された前記光通
    過パワー値の内挿カーブの積分と、前記の検出された光
    通過パワー値の内挿カーブの積分との間の比からなるこ
    とを特徴とする請求項19記載の光通信方法。
  22. 【請求項22】 予め定めた幅の帯域に含まれる少なく
    とも2つの波長で伝送信号を生成する手段と、前記信号
    を1つの光ファイバ線に対して伝送する手段とを含む光
    信号伝送局と、 前記光信号に対する受信局と、 前記伝送局と受信局とを接続する光ファイバ線とを含む
    光通信システムにおいて、前記光信号受信局が、前記信
    号光ファイバ線から前記伝送信号を分離する手段を含む
    ことを特徴とする光通信システムであって、 幾つかの光出口に到来する光信号を共有するよう設計さ
    れた信号スプリッタと、 前記光出口の少なくとも1つに直列に接続され、予め定
    めた幅の波長帯域における光出力信号を生じ、指令可能
    な各アクチュエータ手段を含む少なくとも1つの同調可
    能な光ファイバと、 前記光出力信号の少なくとも一部を前記フィルタから受
    信する手段と、 前記受信手段と関連して、前記フィルタの前記アクチュ
    エータ手段に指令する手段とを含む光通信システム。
  23. 【請求項23】 前記光ファイバ線に沿って介挿された
    少なくとも1つの能動的光ファイバ増幅器を含むことを
    特徴とする請求項22記載の光通信システム。
  24. 【請求項24】 前記増幅器がエルビウムでドープされ
    た能動的ファイバ増幅器であることを特徴とする請求項
    22記載の光通信システム。
  25. 【請求項25】 前記同調可能フィルタがファブリ−ペ
    ロー・タイプのフィルタであることを特徴とする請求項
    22記載の光通信システム。
  26. 【請求項26】 前記フィルタから出て行く前記光信号
    の少なくとも一部を受信するよう設計された前記受信手
    段が、光検査受信機と接続された出口を有するフィルタ
    出力に直列に接続された溶融ファイバ・スプリッタ(f
    used−fibre splitter)を含むこと
    を特徴とする請求項22記載の光通信システム。
  27. 【請求項27】 前記スプリッタが前記光検査受信機へ
    送られる光パワーの5%より少ない光パワーを引出すこ
    とを特徴とする請求項26記載の光通信システム。
  28. 【請求項28】 前記光受信機が光信号の電子的検出の
    ためのフォトダイオードを含むことを特徴とする請求項
    26記載の光通信システム。
  29. 【請求項29】 前記ファブリ−ペロー・フィルタが、
    前記のエルビウムでドープされた能動的ファイバの自然
    放出帯域より大きいかあるいはこれに等しい自由スペク
    トル範囲FSRを有することを特徴とする請求項24記
    載の光通信システム。
  30. 【請求項30】 幾つかの光出口に到来する光信号を共
    有するための信号スプリッタと、 前記光出口の少なくとも1つに直列に接続され、各々の
    指令可能なアクチュエータ手段を含む、予め定めた幅の
    波長帯域における光出力信号を生じるための少なくとも
    1つの同調可能光ファイバと、 前記フィルタから前記光出力信号の少なくとも一部を受
    信する手段と、 前記受信手段と関連して前記フィルタに対する前記アク
    チュエータ手段に指令する手段とを含むことを特徴とす
    る多重波長光受信装置。
  31. 【請求項31】 前記フィルタのアクチュエータに対す
    る指令手段が、フィルタの出力信号に応答して、該アク
    チュエータにおける指令動作を生成するためのマイクロ
    プロセッサ・ユニットを含むことを特徴とする請求項3
    0記載の多重波長光受信装置。
  32. 【請求項32】 前記フィルタに対する前記アクチュエ
    ータが圧電アクチュエータであることを特徴とする請求
    項30記載の多重波長光受信装置。
  33. 【請求項33】 前記同調可能フィルタがファブリ−ペ
    ロー・タイプのフィルタであることを特徴とする請求項
    30記載の多重波長光受信装置。
  34. 【請求項34】 前記フィルタから前記光出力信号の少
    なくとも一部を受信する前記手段が、光検査受信機に接
    続された出口を有する該フィルタからの出口に直列に接
    続された溶融ファイバ・スプリッタを含むことを特徴と
    する請求項30記載の多重波長光受信装置。
  35. 【請求項35】 前記スプリッタが、前記光検査受信機
    へ送られる光パワーの5%より少ない光パワーを引出す
    ことを特徴とする請求項34記載の多重波長光受信装
    置。
  36. 【請求項36】 前記光受信機が光信号の電子的検出の
    ためのフォトダイオードを含むことを特徴とする請求項
    34記載の多重波長光受信装置。
  37. 【請求項37】 前記ファブリ−ペロー・フィルタが、
    前記の予め定めた帯域幅より大きいかあるいはこれと等
    しい自由スペクトル範囲FSRを有することを特徴とす
    る請求項33記載の多重波長光受信装置。
  38. 【請求項38】 前記光ファイバから光信号の少なくと
    も一部を抽出するための、かつ該光信号を光出口へ送る
    ための手段と、 前記光出口に直列に接続され、予め定めた幅の波長帯域
    における光出力信号を生じるための、各々の指令可能な
    アクチュエータ手段を含む同調可能な光ファイバと、 前記ファイバから前記の出て行く光信号の少なくとも一
    部を受信する手段と、 前記受信手段と関連して、前記フィルタの前記アクチュ
    エータ手段に指令し、予め定めた波長帯域にわたり濾波
    する手段と、 前記帯域における幾つかの波長でフィルタを通過する光
    パワーを検出する手段と、 前記帯域における光パワー値を内挿する手段と、 前記光通過パワーと前記内挿光パワーとに関連する対応
    している手段間の比較を実施する比較手段とを含むこと
    を特徴とする多重波長通信システムにおける信号/雑音
    比を測定して検査する装置。
  39. 【請求項39】 前記フィルタのアクチュエータに指令
    する手段が、予め定めた幅のステップで前記波長帯域の
    少なくとも一部を周期的に走査するようにフィルタに指
    令するためのマイクロプロセッサ・ユニットを含むこと
    を特徴とする請求項38記載の信号/雑音比を測定して
    検査する装置。
  40. 【請求項40】 前記フィルタに対する前記アクチュエ
    ータ手段が圧電アクチュエータであることを特徴とする
    請求項38記載の信号/雑音比を測定して検査する装
    置。
  41. 【請求項41】 前記同調可能フィルタがファブリ−ペ
    ロー・フィルタであることを特徴とする請求項38記載
    の多重波長光の受信装置。
  42. 【請求項42】 前記光信号の少なくとも一部の前記抽
    出手段が、ファイバに沿って直列に接続された溶融ファ
    イバ・スプリッタを含むことを特徴とする請求項38記
    載の信号/雑音比を測定して検査する装置。
  43. 【請求項43】 前記スプリッタが光パワーの5%より
    少ない光パワーを引出すことを特徴とする請求項42記
    載の信号/雑音比を測定して検査する装置。
  44. 【請求項44】 予め定めた波長帯域に含まれる予め定
    めた波長で少なくとも1つの光伝送信号を生成するステ
    ップと、 前記光伝送信号を光ファイバを介して少なくとも1つの
    受信ユニットを含む受信局へ伝送するステップと、 前記光伝送信号を含む出力信号を通過帯域フィルタ・ユ
    ニットを介して前記受信局における受信ユニットの各々
    へ送るステップと、 前記受信ユニットにおいて前記フィルタ・ユニットを通
    る光伝送信号を受信するステップとを含む光通信方法に
    おいて、前記フィルタ・ユニットが、固定フィルタと同
    調可能なフィルタとを含み、該固定フィルタが前記予め
    定めた波長を含む予め定めた通過帯域を有し、前記同調
    可能なフィルタが、幾つかの動作条件下で動作可能なコ
    マンド手段により前記前記の予め定めた通過帯域におけ
    る幾つかの波長に同調可能であることを特徴とし、かつ
    前記濾波ステップが、 前記固定フィルタで前記信号を濾波するステップと、 前記同調可能なフィルタの前記動作条件を変化させるこ
    とにより、前記の予め定めた通過帯域を走査するステッ
    プと、 前記通過帯域における前記光伝送信号を認識して、関連
    する動作条件を識別するステップと、 前記光伝送信号に動作条件を維持するステップとを含む
    ことを特徴とする光通信方法。
  45. 【請求項45】 1つ以上の信号が存在すること、およ
    び前記固定フィルタの前記の予め定めた通過帯域が、前
    記伝送信号の前記の予め定めた波長を分けるに充分な帯
    域よりも広くないことを特徴とする請求項43記載の光
    通信方法。
  46. 【請求項46】 予め定めた周波数における変調トーン
    が前記伝送信号に重ねられること、および前記認識ステ
    ップが濾波された信号における前記の予め定めた周波数
    における前記変調トーンを検出することを特徴とする請
    求項43記載の光通信方法。
  47. 【請求項47】 1つ以上の信号が存在すること、およ
    び該信号の各々が、他の信号の変調レーンとは異なる予
    め定めた周波数を持つ変調トーンを有することを特徴と
    する請求項45記載の光通信方法。
  48. 【請求項48】 前記認識ステップが、濾波された信号
    における関連するトーン周波数を検出することにより関
    連する通過帯域における信号の存在を検出することを含
    むことを特徴とする請求項46記載の光通信方法。
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