JPH08223473A - 撮像装置 - Google Patents
撮像装置Info
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- JPH08223473A JPH08223473A JP7023626A JP2362695A JPH08223473A JP H08223473 A JPH08223473 A JP H08223473A JP 7023626 A JP7023626 A JP 7023626A JP 2362695 A JP2362695 A JP 2362695A JP H08223473 A JPH08223473 A JP H08223473A
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- crystal cell
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 画質を向上させた撮像装置を提供する。
【構成】 偏光手段3は、撮像光のうち偏光方向が1方
向の撮像光のみを透過させる。強誘電性液晶セル4は、
印加電圧の極性に応じて偏光手段3からの撮像光の偏光
方向を回転させて出射する。駆動手段5は、強誘電性液
晶セル4を印加電圧の極性を切り替えて偏光手段3の伝
搬軸に対して強誘電性液晶セル4の光学軸が対称な位置
に切り替わるように駆動する。複屈折手段6は、強誘電
性液晶セル4からの撮像光の偏光方向に応じて上記撮像
光を常光線と異常光線に変換して出射する。撮像素子7
は、複屈折手段6から照射される常光線と異常光線を各
々受光して光電変換を行い撮像信号を形成して出力す
る。
向の撮像光のみを透過させる。強誘電性液晶セル4は、
印加電圧の極性に応じて偏光手段3からの撮像光の偏光
方向を回転させて出射する。駆動手段5は、強誘電性液
晶セル4を印加電圧の極性を切り替えて偏光手段3の伝
搬軸に対して強誘電性液晶セル4の光学軸が対称な位置
に切り替わるように駆動する。複屈折手段6は、強誘電
性液晶セル4からの撮像光の偏光方向に応じて上記撮像
光を常光線と異常光線に変換して出射する。撮像素子7
は、複屈折手段6から照射される常光線と異常光線を各
々受光して光電変換を行い撮像信号を形成して出力す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶板に印加する電圧
の極性を制御して撮像素子と撮像光との相対的位置を電
気的にシフトさせながら撮像を行う撮像装置に関し、例
えば、固体撮像素子を用いて被写体の撮像を行うビデオ
カメラ装置やイメージスキャナ等に用いて好適な撮像装
置に関するものである。
の極性を制御して撮像素子と撮像光との相対的位置を電
気的にシフトさせながら撮像を行う撮像装置に関し、例
えば、固体撮像素子を用いて被写体の撮像を行うビデオ
カメラ装置やイメージスキャナ等に用いて好適な撮像装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年においては、所謂高品位テレビジョ
ン受信機と呼ばれる高解像度のテレビジョン受信機(H
igh Definition Televisio
n)の普及に伴って、撮像装置における解像度の向上が
求められている。そこで、高解像度化を図った撮像装置
として、電気的にイメージシフトを行う撮像装置が知ら
れている。
ン受信機と呼ばれる高解像度のテレビジョン受信機(H
igh Definition Televisio
n)の普及に伴って、撮像装置における解像度の向上が
求められている。そこで、高解像度化を図った撮像装置
として、電気的にイメージシフトを行う撮像装置が知ら
れている。
【0003】この撮像装置には、例えば、固体撮像素子
(CCD:Charge Coupled Devic
e イメージセンサ)とレンズとの間に、所謂複屈折現
象を示す光学素子として水晶板が設けられており、さら
に、レンズの前段には、電圧で駆動される液晶板が設け
られている。
(CCD:Charge Coupled Devic
e イメージセンサ)とレンズとの間に、所謂複屈折現
象を示す光学素子として水晶板が設けられており、さら
に、レンズの前段には、電圧で駆動される液晶板が設け
られている。
【0004】また、例えば、液晶板は、図7に示すよう
に、捩れネマチック液晶(TN:Twisted Ne
matic)セル101と、偏光フィルム102とから
成る。偏光フィルム102は、入射光を直線偏光に変え
るものであるが、一般に、偏光は、進行方向に垂直な面
内で互いに直角方向に振動する2つの直線偏光成分に分
解することができる。そこで、偏光フィルム102は、
その2つの直線偏光成分のうち、同図中の矢印で示すE
0方向に振動する直線偏光成分のみを透過させる。 こ
こで、E0方向とは、電界ベクトルの方向を表し、E0方
向に振動する直線偏光成分の光を振動方向がE0方向の
入射光と言う。
に、捩れネマチック液晶(TN:Twisted Ne
matic)セル101と、偏光フィルム102とから
成る。偏光フィルム102は、入射光を直線偏光に変え
るものであるが、一般に、偏光は、進行方向に垂直な面
内で互いに直角方向に振動する2つの直線偏光成分に分
解することができる。そこで、偏光フィルム102は、
その2つの直線偏光成分のうち、同図中の矢印で示すE
0方向に振動する直線偏光成分のみを透過させる。 こ
こで、E0方向とは、電界ベクトルの方向を表し、E0方
向に振動する直線偏光成分の光を振動方向がE0方向の
入射光と言う。
【0005】このような偏光フィルム102は、TNセ
ル101に張り付けられており、入射光が偏光フィルム
102を介することにより、TNセル101に入射され
る光は、振動方向がE0方向の入射光となる。
ル101に張り付けられており、入射光が偏光フィルム
102を介することにより、TNセル101に入射され
る光は、振動方向がE0方向の入射光となる。
【0006】このような撮像装置で撮像が開始される
と、まず、偏光フィルム102からは、振動方向がE0
方向の撮像光のみがTNセル101に対して出射され
る。ここで、TNセル101には、例えば、1フィール
ド毎に交流電圧が印加される。交流電圧がTNセル10
1に印加された場合、TNセル101は、偏光フィルム
102からの振動方向がE0方向の撮像光をそのまま透
過させ、振動方向がE1(=E0)方向の撮像光として出
射する。また、交流電圧がTNセル101に印加されな
い場合、TNセル101は、偏光フィルム102からの
振動方向がE0方向の撮像光に対して90°の偏光角度
差を有する振動方向がE2方向の撮像光に変換して出射
する。
と、まず、偏光フィルム102からは、振動方向がE0
方向の撮像光のみがTNセル101に対して出射され
る。ここで、TNセル101には、例えば、1フィール
ド毎に交流電圧が印加される。交流電圧がTNセル10
1に印加された場合、TNセル101は、偏光フィルム
102からの振動方向がE0方向の撮像光をそのまま透
過させ、振動方向がE1(=E0)方向の撮像光として出
射する。また、交流電圧がTNセル101に印加されな
い場合、TNセル101は、偏光フィルム102からの
振動方向がE0方向の撮像光に対して90°の偏光角度
差を有する振動方向がE2方向の撮像光に変換して出射
する。
【0007】従って、水晶板には、振動方向がE1方向
の撮像光、及び、振動方向がE2方向の撮像光が各々照
射される。水晶板は、振動方向がE1方向の撮像光が照
射された場合には、その光路を変換することなくそのま
ま常光としてCCDイメージセンサに照射し、振動方向
がE2方向の撮像光が照射された場合には、その光路に
対して、例えば、1/2画素ピッチ分下方にシフトた異
常光をCCDイメージセンサに照射する。
の撮像光、及び、振動方向がE2方向の撮像光が各々照
射される。水晶板は、振動方向がE1方向の撮像光が照
射された場合には、その光路を変換することなくそのま
ま常光としてCCDイメージセンサに照射し、振動方向
がE2方向の撮像光が照射された場合には、その光路に
対して、例えば、1/2画素ピッチ分下方にシフトた異
常光をCCDイメージセンサに照射する。
【0008】これにより、CCDイメージセンサに照射
される撮像光としては、常光、及び、その常光の照射位
置に対して1/2画素ピッチ分下方向にシフトした異常
光が1フィールド毎に照射されることとなるため、空間
サンプリング領域を増加することができ、画素数を増す
ことなく高解像度化を図ることができる。
される撮像光としては、常光、及び、その常光の照射位
置に対して1/2画素ピッチ分下方向にシフトした異常
光が1フィールド毎に照射されることとなるため、空間
サンプリング領域を増加することができ、画素数を増す
ことなく高解像度化を図ることができる。
【0009】上述した撮像装置は、液晶板にTNセルを
用いたものであるが、TNセルの代わりに強誘電性液晶
(FLC:Ferroelectric Liquid
Crystal)セルを用い、このFLCセルを1/
2波長(λ)板として使用した撮像装置も知られてい
る。この場合には、図8に示すように、SSFLCセル
103のファースト軸Fを任意の角度(=θ)間スイッ
チングさせる。これにより、FLCセル103からは、
振動方向がE0方向の撮像光がそのまま振動方向がE
1(=E0)方向の撮像光として出射され、或は、振動方
向がE0方向の撮像光が振動方向がE2方向の撮像光に変
換されて出射される。
用いたものであるが、TNセルの代わりに強誘電性液晶
(FLC:Ferroelectric Liquid
Crystal)セルを用い、このFLCセルを1/
2波長(λ)板として使用した撮像装置も知られてい
る。この場合には、図8に示すように、SSFLCセル
103のファースト軸Fを任意の角度(=θ)間スイッ
チングさせる。これにより、FLCセル103からは、
振動方向がE0方向の撮像光がそのまま振動方向がE
1(=E0)方向の撮像光として出射され、或は、振動方
向がE0方向の撮像光が振動方向がE2方向の撮像光に変
換されて出射される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述したTN
セル101は、周囲の温度に影響されやすく、TNセル
101に入射する撮像光の波長に依存するため、偏光フ
ィルム102からの振動方向がE0方向の撮像光をその
まま振動方向がE1(=E0)方向の撮像光として出射す
る場合のCCDイメージセンサに照射される撮像光の光
量と、振動方向がE0方向の撮像光を振動方向がE2方向
の撮像光に変換して出射する場合のCCDイメージセン
サに照射される撮像光の光量とのバランスが崩れてしま
っていた。また、上述したFLCセル103において
は、ファースト軸Fをスイッチングする際の状態変化
は、FLCセル103に入射する撮像光の波長、及び、
周囲の温度に影響されやすいため、偏光フィルム102
からの振動方向がE0方向の撮像光をそのまま振動方向
がE1(=E0)方向の撮像光として出射する場合、及
び、振動方向がE0方向の撮像光を振動方向がE2方向の
撮像光に変換して出射する場合のCCDイメージセンサ
に照射される撮像光の光量を安定させることができなか
った。
セル101は、周囲の温度に影響されやすく、TNセル
101に入射する撮像光の波長に依存するため、偏光フ
ィルム102からの振動方向がE0方向の撮像光をその
まま振動方向がE1(=E0)方向の撮像光として出射す
る場合のCCDイメージセンサに照射される撮像光の光
量と、振動方向がE0方向の撮像光を振動方向がE2方向
の撮像光に変換して出射する場合のCCDイメージセン
サに照射される撮像光の光量とのバランスが崩れてしま
っていた。また、上述したFLCセル103において
は、ファースト軸Fをスイッチングする際の状態変化
は、FLCセル103に入射する撮像光の波長、及び、
周囲の温度に影響されやすいため、偏光フィルム102
からの振動方向がE0方向の撮像光をそのまま振動方向
がE1(=E0)方向の撮像光として出射する場合、及
び、振動方向がE0方向の撮像光を振動方向がE2方向の
撮像光に変換して出射する場合のCCDイメージセンサ
に照射される撮像光の光量を安定させることができなか
った。
【0011】上述のようなことにより、従来の撮像装置
では、液晶セルに電圧を印加した場合と液晶セルに電圧
を印加しない場合の2つの状態におけるMTF(Mdu
lation Transfer Function)
等のバランスをとることができず、画質を向上させるこ
とができなかった。
では、液晶セルに電圧を印加した場合と液晶セルに電圧
を印加しない場合の2つの状態におけるMTF(Mdu
lation Transfer Function)
等のバランスをとることができず、画質を向上させるこ
とができなかった。
【0012】そこで、本発明は、上述の如き従来の実情
に鑑みてなされたものであり、次のような目的を有する
ものである。
に鑑みてなされたものであり、次のような目的を有する
ものである。
【0013】即ち、本発明の目的は、画質を向上させた
撮像装置を提供することにある。
撮像装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明に係る撮像装置は、撮像光のうち偏光方向
が1方向の撮像光のみを透過させる偏光手段と、印加電
圧の極性に応じて上記偏光手段からの撮像光の偏光方向
を回転させて出射する強誘電性液晶セルと、上記強誘電
性液晶セルを印加電圧の極性を切り替えて駆動する駆動
手段と、上記強誘電性液晶セルからの撮像光の偏光方向
に応じて上記撮像光を常光線と異常光線に変換して出射
する複屈折手段と、上記複屈折手段から照射される常光
線と異常光線を各々受光して光電変換を行い撮像信号を
形成して出力する撮像素子とを備え、上記駆動手段は、
上記偏光手段の伝搬軸に対して上記強誘電性液晶セルの
光学軸が対称な位置に切り替わるように駆動することを
特徴とする。
めに、本発明に係る撮像装置は、撮像光のうち偏光方向
が1方向の撮像光のみを透過させる偏光手段と、印加電
圧の極性に応じて上記偏光手段からの撮像光の偏光方向
を回転させて出射する強誘電性液晶セルと、上記強誘電
性液晶セルを印加電圧の極性を切り替えて駆動する駆動
手段と、上記強誘電性液晶セルからの撮像光の偏光方向
に応じて上記撮像光を常光線と異常光線に変換して出射
する複屈折手段と、上記複屈折手段から照射される常光
線と異常光線を各々受光して光電変換を行い撮像信号を
形成して出力する撮像素子とを備え、上記駆動手段は、
上記偏光手段の伝搬軸に対して上記強誘電性液晶セルの
光学軸が対称な位置に切り替わるように駆動することを
特徴とする。
【0015】また、本発明に係る撮像装置は、上記駆動
手段は、上記偏光手段を介して上記強誘電性液晶セルに
入射する撮像光に対して45°旋光した楕円偏光状態と
なるように駆動することを特徴とする。
手段は、上記偏光手段を介して上記強誘電性液晶セルに
入射する撮像光に対して45°旋光した楕円偏光状態と
なるように駆動することを特徴とする。
【0016】
【作用】本発明に係る撮像装置では、偏光手段は、撮像
光のうち偏光方向が1方向の撮像光のみを透過させる。
強誘電性液晶セルは、印加電圧の極性に応じて上記偏光
手段からの撮像光の偏光方向を回転させて出射する。駆
動手段は、上記強誘電性液晶セルを印加電圧の極性を切
り替えて上記偏光手段の伝搬軸に対して上記強誘電性液
晶セルの光学軸が対称な位置に切り替わるように駆動す
る。複屈折手段は、上記強誘電性液晶セルからの撮像光
の偏光方向に応じて上記撮像光を常光線と異常光線に変
換して出射する。撮像素子は、上記複屈折手段から照射
される常光線と異常光線を各々受光して光電変換を行い
撮像信号を形成して出力する。
光のうち偏光方向が1方向の撮像光のみを透過させる。
強誘電性液晶セルは、印加電圧の極性に応じて上記偏光
手段からの撮像光の偏光方向を回転させて出射する。駆
動手段は、上記強誘電性液晶セルを印加電圧の極性を切
り替えて上記偏光手段の伝搬軸に対して上記強誘電性液
晶セルの光学軸が対称な位置に切り替わるように駆動す
る。複屈折手段は、上記強誘電性液晶セルからの撮像光
の偏光方向に応じて上記撮像光を常光線と異常光線に変
換して出射する。撮像素子は、上記複屈折手段から照射
される常光線と異常光線を各々受光して光電変換を行い
撮像信号を形成して出力する。
【0017】また、本発明に係る撮像装置では、上記駆
動手段は、上記偏光手段を介して上記強誘電性液晶セル
に入射する撮像光に対して45°旋光した楕円偏光状態
となるように駆動する。
動手段は、上記偏光手段を介して上記強誘電性液晶セル
に入射する撮像光に対して45°旋光した楕円偏光状態
となるように駆動する。
【0018】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
【0019】図1に示す本発明の撮像装置は、撮像レン
ズ2と、偏光手段である偏光子2と、印加電圧の極性に
応じて偏光子2からの撮像光の偏光方向を回転させて出
射する強誘電性液晶(FLC)セル4と、FLCセル4
を印加電圧の極性により駆動する駆動手段5と、複屈折
手段である水晶板6と、撮像素子7とを備えている。偏
光子2は、撮像レンズ2を介して照射される被写体1の
撮像光を直線偏光に変え、例えば、図2に示すように、
直線偏光に変えられた撮像光のうち光の振動方向が電界
ベクトルの方向(=E0方向)の撮像光のみを透過させ
る。
ズ2と、偏光手段である偏光子2と、印加電圧の極性に
応じて偏光子2からの撮像光の偏光方向を回転させて出
射する強誘電性液晶(FLC)セル4と、FLCセル4
を印加電圧の極性により駆動する駆動手段5と、複屈折
手段である水晶板6と、撮像素子7とを備えている。偏
光子2は、撮像レンズ2を介して照射される被写体1の
撮像光を直線偏光に変え、例えば、図2に示すように、
直線偏光に変えられた撮像光のうち光の振動方向が電界
ベクトルの方向(=E0方向)の撮像光のみを透過させ
る。
【0020】FLC4セル4は、図3に示すように、F
LC44を中央に挟み込むように左右対称な7層構造に
なっており、外側から順に、基板41a,41bと、透
明電極42a,42bと、配向膜43a,43bと、F
LC44とで構成されている。FLC44としては、例
えば、強誘電性を示すカイラルスメクチックC液晶を用
いている。このカイラルスメクチックC液晶を用いたF
LCセル4は、高速応答性、及び、メモリ性が優れてお
り、カイラルスメクチックC液晶の分極方向は、磁界に
より制御される。
LC44を中央に挟み込むように左右対称な7層構造に
なっており、外側から順に、基板41a,41bと、透
明電極42a,42bと、配向膜43a,43bと、F
LC44とで構成されている。FLC44としては、例
えば、強誘電性を示すカイラルスメクチックC液晶を用
いている。このカイラルスメクチックC液晶を用いたF
LCセル4は、高速応答性、及び、メモリ性が優れてお
り、カイラルスメクチックC液晶の分極方向は、磁界に
より制御される。
【0021】駆動手段5は、図4に示すように、偏光子
2から出射される撮像光の振動方向(=E0)を対称軸
Pとして、FLCセル4のファースト軸Fが対称な位置
に切り替わるように印加電圧の極性によりFLCセル4
を駆動する。即ち、FLCセル4を駆動する際には、
(−)方向の電界、及び、(+)方向の電界を、1フィ
ールド毎に切り換えてFLCセル4に印加することによ
り、FLCセル4のファースト軸Fを切り替える。
2から出射される撮像光の振動方向(=E0)を対称軸
Pとして、FLCセル4のファースト軸Fが対称な位置
に切り替わるように印加電圧の極性によりFLCセル4
を駆動する。即ち、FLCセル4を駆動する際には、
(−)方向の電界、及び、(+)方向の電界を、1フィ
ールド毎に切り換えてFLCセル4に印加することによ
り、FLCセル4のファースト軸Fを切り替える。
【0022】例えば、FLCセル4のファースト軸Fが
対称軸Pに対して+θ(=+22.5°)をなす位置に
切り替わるように、FLCセル4に(−)方向の電界を
印加する。この場合、偏光子2からの振動方向がE0方
向の撮像光は、+2θ(=45°)の偏光角度差を有す
る振動方向がE1方向の撮像光に変換される。
対称軸Pに対して+θ(=+22.5°)をなす位置に
切り替わるように、FLCセル4に(−)方向の電界を
印加する。この場合、偏光子2からの振動方向がE0方
向の撮像光は、+2θ(=45°)の偏光角度差を有す
る振動方向がE1方向の撮像光に変換される。
【0023】また、これとは逆に、FLCセル4のファ
ースト軸Fが対称軸Pに対して−θ(=−22.5°)
をなす位置に切り替わるように、FLCセル4に(+)
方向の電界を印加する。この場合、偏光子2からの振動
方向がE0方向の撮像光は、−2θ(=−45°)の偏
光角度差を有する振動方向がE2方向の撮像光に変換さ
れる。
ースト軸Fが対称軸Pに対して−θ(=−22.5°)
をなす位置に切り替わるように、FLCセル4に(+)
方向の電界を印加する。この場合、偏光子2からの振動
方向がE0方向の撮像光は、−2θ(=−45°)の偏
光角度差を有する振動方向がE2方向の撮像光に変換さ
れる。
【0024】従って、FLCセル4は、1/2波長
(λ)板として機能し、FLCセル4から出射される撮
像光は、偏光子2を介してFLCセル4に入射された撮
像光に対して、45°旋光した楕円偏光状態となる。こ
の楕円偏光状態にある振動方向がE1方向の撮像光、及
び、振動方向がE2方向の撮像光は、FLCセル4の次
段に備えられた水晶板6に対して出射される。
(λ)板として機能し、FLCセル4から出射される撮
像光は、偏光子2を介してFLCセル4に入射された撮
像光に対して、45°旋光した楕円偏光状態となる。こ
の楕円偏光状態にある振動方向がE1方向の撮像光、及
び、振動方向がE2方向の撮像光は、FLCセル4の次
段に備えられた水晶板6に対して出射される。
【0025】水晶板6は、所謂複屈折現象を示す光学素
子であり、FLC4からの振動方向がE1方向の撮像光
が入射されると、この撮像光の光路は変えずに常光とし
てそのまま出射する。また、FLC4からの振動方向が
E2方向の撮像光が入射されると、この撮像光の光路を
振動方向がE1方向の撮像光の光路に対して、例えば、
1/2画素ピッチ分水平方向にシフトた異常光を出射す
る。ここで、上述したように、FLC4からの振動方向
がE1方向の撮像光、及び、FLC4からの振動方向が
E2方向の撮像光は、1フィールド毎に切り替えられて
水晶板6に対して出射される。従って、水晶板6から
は、常光が第1フィールドの被写体像として出射され、
常光に対して画素ピッチが1/2画素ずれた異常光が第
2フィールドの被写体像として撮像素子7に対して出射
される。
子であり、FLC4からの振動方向がE1方向の撮像光
が入射されると、この撮像光の光路は変えずに常光とし
てそのまま出射する。また、FLC4からの振動方向が
E2方向の撮像光が入射されると、この撮像光の光路を
振動方向がE1方向の撮像光の光路に対して、例えば、
1/2画素ピッチ分水平方向にシフトた異常光を出射す
る。ここで、上述したように、FLC4からの振動方向
がE1方向の撮像光、及び、FLC4からの振動方向が
E2方向の撮像光は、1フィールド毎に切り替えられて
水晶板6に対して出射される。従って、水晶板6から
は、常光が第1フィールドの被写体像として出射され、
常光に対して画素ピッチが1/2画素ずれた異常光が第
2フィールドの被写体像として撮像素子7に対して出射
される。
【0026】撮像素子7は、例えば、固体撮像素子(C
CD:Charge Coupled Deviceイ
メージセンサ)であり、水晶板6からの第1、及び、第
2フィールドの被写体像を各々撮像する。この時の撮像
素子7の撮像面を模式的に表すと、例えば、図5に示す
ように、1フィールド毎に被写体像が撮像素子7上でシ
フトした状態は、第1フィールドでの被写体像10と第
2フィールドでの被写体像11の位置が画素ピッチの1
/2だけ水平方向にシフトした状態となる。尚、上記図
5に示す8は画素、9は感光部を示す。このようにし
て、第1、及び、第2の2つのフィールドの撮像により
1フレーム分の撮像が終了する。
CD:Charge Coupled Deviceイ
メージセンサ)であり、水晶板6からの第1、及び、第
2フィールドの被写体像を各々撮像する。この時の撮像
素子7の撮像面を模式的に表すと、例えば、図5に示す
ように、1フィールド毎に被写体像が撮像素子7上でシ
フトした状態は、第1フィールドでの被写体像10と第
2フィールドでの被写体像11の位置が画素ピッチの1
/2だけ水平方向にシフトした状態となる。尚、上記図
5に示す8は画素、9は感光部を示す。このようにし
て、第1、及び、第2の2つのフィールドの撮像により
1フレーム分の撮像が終了する。
【0027】そして、撮像素子7により得られた第1、
及び、第2フィールドの撮像信号は、図示していない信
号処理部において合成され1フレーム分の撮像信号が生
成される。
及び、第2フィールドの撮像信号は、図示していない信
号処理部において合成され1フレーム分の撮像信号が生
成される。
【0028】上述のように、本実施例では、偏光子2か
ら出射される撮像光の振動方向(=E0)を対称軸Pと
して、FLCセル4のファースト軸Fが±22.5°を
なす位置に切り替わるようにFLCセル4を駆動するた
め、偏光子2から出射される振動方向がE0方向の撮像
光を対称軸Pに対して±45°をなす位置に正確に切り
替えることができる。これにより、FLCセル4から出
射される振動方向がE1方向の撮像光、及び、振動方向
がE2方向の撮像光は、図6に示すように、対称軸Pに
対して対称な楕円偏光状態であるため、入射光の波長、
或は、周囲の温度に依存することなく、これら2つの偏
光状態でのMTFを同等にすることができる。また、こ
のような、振動方向がE1方向の撮像光、及び、振動方
向がE2方向の撮像光が水晶板6を介して、常光、及
び、異常光として撮像素子7に照射されるため、撮像素
子7に照射される常光、及び、異常光の各光量を安定さ
せることができる。 上述のようなことにより、常光照
射時、及び、異常光照射時におけるMTFのバランスを
とることができる。即ち、振動方向がE1方向の撮像光
により生成される画像と、振動方向がE2方向の撮像光
により生成される画像の各MTFを同等にすることがで
き、画質を向上することができる。
ら出射される撮像光の振動方向(=E0)を対称軸Pと
して、FLCセル4のファースト軸Fが±22.5°を
なす位置に切り替わるようにFLCセル4を駆動するた
め、偏光子2から出射される振動方向がE0方向の撮像
光を対称軸Pに対して±45°をなす位置に正確に切り
替えることができる。これにより、FLCセル4から出
射される振動方向がE1方向の撮像光、及び、振動方向
がE2方向の撮像光は、図6に示すように、対称軸Pに
対して対称な楕円偏光状態であるため、入射光の波長、
或は、周囲の温度に依存することなく、これら2つの偏
光状態でのMTFを同等にすることができる。また、こ
のような、振動方向がE1方向の撮像光、及び、振動方
向がE2方向の撮像光が水晶板6を介して、常光、及
び、異常光として撮像素子7に照射されるため、撮像素
子7に照射される常光、及び、異常光の各光量を安定さ
せることができる。 上述のようなことにより、常光照
射時、及び、異常光照射時におけるMTFのバランスを
とることができる。即ち、振動方向がE1方向の撮像光
により生成される画像と、振動方向がE2方向の撮像光
により生成される画像の各MTFを同等にすることがで
き、画質を向上することができる。
【0029】また、本実施例では、液晶セルを、応答が
速く、製造容易で安定したFLCを用いたFLCセル4
としているため、コストを低減することができる。
速く、製造容易で安定したFLCを用いたFLCセル4
としているため、コストを低減することができる。
【0030】尚、上述した実施例では、駆動手段5は、
FLCセル4のファースト軸Fを切り替えることとした
が、FLCセル4のスロー軸を切り替えることとしても
よい。
FLCセル4のファースト軸Fを切り替えることとした
が、FLCセル4のスロー軸を切り替えることとしても
よい。
【0031】
【発明の効果】本発明に係る撮像素子では、偏光手段
は、撮像光のうち偏光方向が1方向の撮像光のみを透過
させる。強誘電性液晶セルは、印加電圧の極性に応じて
上記偏光手段からの撮像光の偏光方向を回転させて出射
する。駆動手段は、上記強誘電性液晶セルを印加電圧の
極性を切り替えて上記偏光手段の伝搬軸に対して上記強
誘電性液晶セルの光学軸が対称な位置に切り替わるよう
に駆動する。複屈折手段は、上記強誘電性液晶セルから
の撮像光の偏光方向に応じて上記撮像光を常光線と異常
光線に変換して出射する。撮像素子は、上記複屈折手段
から照射される常光線と異常光線を各々受光して光電変
換を行い撮像信号を形成して出力する。これにより、常
光線、及び、異常光線により生成された撮像信号の状態
のMTFのバランスをとることができるため、画質を向
上させることができる。
は、撮像光のうち偏光方向が1方向の撮像光のみを透過
させる。強誘電性液晶セルは、印加電圧の極性に応じて
上記偏光手段からの撮像光の偏光方向を回転させて出射
する。駆動手段は、上記強誘電性液晶セルを印加電圧の
極性を切り替えて上記偏光手段の伝搬軸に対して上記強
誘電性液晶セルの光学軸が対称な位置に切り替わるよう
に駆動する。複屈折手段は、上記強誘電性液晶セルから
の撮像光の偏光方向に応じて上記撮像光を常光線と異常
光線に変換して出射する。撮像素子は、上記複屈折手段
から照射される常光線と異常光線を各々受光して光電変
換を行い撮像信号を形成して出力する。これにより、常
光線、及び、異常光線により生成された撮像信号の状態
のMTFのバランスをとることができるため、画質を向
上させることができる。
【0032】また、本発明に係る撮像装置では、上記駆
動手段は、上記偏光手段を介して上記表面安定化強誘電
性液晶セルに入射する撮像光に対して45°旋光した楕
円偏光状態となるように駆動する。これにより、さらに
画質を向上させることができる。
動手段は、上記偏光手段を介して上記表面安定化強誘電
性液晶セルに入射する撮像光に対して45°旋光した楕
円偏光状態となるように駆動する。これにより、さらに
画質を向上させることができる。
【図1】本発明の実施例に係る撮像装置の構成を示す図
である。
である。
【図2】上記撮像装置の偏光子を透過する撮像光の振動
方向を示す図である。
方向を示す図である。
【図3】上記撮像装置の強誘電性液晶セルの構成を示す
図である。
図である。
【図4】上記強誘電性液晶セルのファースト軸の切り替
えを説明するための図である。
えを説明するための図である。
【図5】上記撮像装置の撮像素子上で被写体像がシフト
する様子を示す図である。
する様子を示す図である。
【図6】楕円偏光状態を示す図である。
【図7】従来の撮像装置に捩れネマチック液晶セルを用
いた場合の撮像光の振動方向の変換を説明するための図
である。
いた場合の撮像光の振動方向の変換を説明するための図
である。
【図8】従来の撮像装置に強誘電性液晶セルを用いた場
合の撮像光の振動方向の変換を説明するための図であ
る。
合の撮像光の振動方向の変換を説明するための図であ
る。
1 被写体 2 撮像レンズ 3 偏光板 4 強誘電性液晶セル 5 駆動手段 6 水晶板 7 撮像素子
Claims (2)
- 【請求項1】 撮像光のうち偏光方向が1方向の撮像光
のみを透過させる偏光手段と、 印加電圧の極性に応じて上記偏光手段からの撮像光の偏
光方向を回転させて出射する強誘電性液晶セルと、 上記強誘電性液晶セルを印加電圧の極性を切り替えて駆
動する駆動手段と、 上記強誘電性液晶セルからの撮像光の偏光方向に応じて
上記撮像光を常光線と異常光線に変換して出射する複屈
折手段と、 上記複屈折手段から照射される常光線と異常光線を各々
受光して光電変換を行い撮像信号を形成して出力する撮
像素子とを備え、 上記駆動手段は、上記偏光手段の伝搬軸に対して上記強
誘電性液晶セルの光学軸が対称な位置に切り替わるよう
に駆動することを特徴とする撮像装置。 - 【請求項2】 上記駆動手段は、上記偏光手段を介して
上記強誘電性液晶セルに入射する撮像光に対して45°
旋光した楕円偏光状態となるように駆動することを特徴
とする請求項1記載の撮像装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7023626A JPH08223473A (ja) | 1995-02-13 | 1995-02-13 | 撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7023626A JPH08223473A (ja) | 1995-02-13 | 1995-02-13 | 撮像装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08223473A true JPH08223473A (ja) | 1996-08-30 |
Family
ID=12115812
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7023626A Withdrawn JPH08223473A (ja) | 1995-02-13 | 1995-02-13 | 撮像装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08223473A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1083030A (ja) * | 1996-09-06 | 1998-03-31 | Fuji Photo Film Co Ltd | デジタル画像形成装置 |
| CN109660707A (zh) * | 2018-12-27 | 2019-04-19 | 浙江晶鲸科技有限公司 | 适用于高速移动目标的图像采集方法与系统 |
-
1995
- 1995-02-13 JP JP7023626A patent/JPH08223473A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1083030A (ja) * | 1996-09-06 | 1998-03-31 | Fuji Photo Film Co Ltd | デジタル画像形成装置 |
| CN109660707A (zh) * | 2018-12-27 | 2019-04-19 | 浙江晶鲸科技有限公司 | 适用于高速移动目标的图像采集方法与系统 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020507 |