JPH08223578A - 動きベクトル探索方法および装置 - Google Patents

動きベクトル探索方法および装置

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JPH08223578A
JPH08223578A JP2397795A JP2397795A JPH08223578A JP H08223578 A JPH08223578 A JP H08223578A JP 2397795 A JP2397795 A JP 2397795A JP 2397795 A JP2397795 A JP 2397795A JP H08223578 A JPH08223578 A JP H08223578A
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JP
Japan
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block
signal
pixels
integrated
motion vector
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Application number
JP2397795A
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English (en)
Inventor
Hisanori Ono
尚紀 小野
Yoshiyuki Yashima
由幸 八島
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NTT Inc
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ブロックマッチング型の動きベクトル検出に
おいて、動きベクトルの検出精度を落さずに探索時の演
算量を減少させる。 【構成】 小領域分割部9は現在フレームの画像6を読
み出し、複数のブロックに分割し、各ブロックの特徴量
を算出し、特徴量の差分がしきい値以内にあるブロック
を1つのブロックに統合し、小領域分割部10は現在フ
レームの、統合されたブロックの形に合った参照フレー
ムの画像8を読み出す。間引き処理部21,22は現在
フレームブロック信号14、参照フレームブロック信号
17の画素の間引きを行なう。マッチング誤差計算部2
7はブロック信号23,24の差分値28を演算する。
比較器29は差分値28がメモリ30の値より小さけれ
ば、参照フレームブロック読み出し開始アドレス信号1
8から現在フレームブロック読み出し開始アドレス信号
16を減じた値31をベクトルメモリ32に記憶する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、動画像の符号化方式に
関し、特に画像のフレーム信号を複数のブロックに分割
し、これら複数のブロックの動きベクトルを求める動き
ベクトル探索方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像を矩形ブロックに分割し動きベクト
ルを探索するブロックマッチング型の動きベクトル探索
では、全探索法が最も高い精度を得られる手法として用
いられている。これは動きベクトルを求める対象となっ
ているブロックを中心とする探索範囲を参照される画像
内に設定し、探索範囲内で対象となるブロックと最も類
似するブロックを、絶対値差分や差分自乗和等を評価関
数として使用することで探し出し、相対位置を動きベク
トルとする手法である。従来は各ブロック独立に動きベ
クトルを求めていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】全探索法では探索範囲
内全体で評価関数の計算を行なうため演算量は膨大なも
のとなる。演算量を容易に削減する方法としては、絶対
値差分や差分自乗和の評価の際にブロック内の画素を間
引いて評価を行なう手法が考えられるが、マッチング時
のサンプル点数が減少するため誤検出の可能性が増加す
るという問題点があった。
【0004】本発明の目的は上記問題点を解決し、動き
ベクトルの検出精度を落さずに探索時の演算量を減少さ
せる動きベクトル探索方法および装置を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の動きベク
トル探索方法は、画像のフレーム信号をk画素×jライ
ン(k,jは1以上の整数)の複数のブロックに分割
し、各ブロックの特徴量を計算し、各ブロック間の特徴
量の差分が、予め定められたしきい値以内のブロックを
ひとつのブロックに統合し、統合されたブロックの大き
さに応じて結合されたブロック内の画素を間引き、画素
を間引きされた前記統合ブロックを用いてブロックマッ
チングを行い、結合されたブロックの動きベクトルを得
る。
【0006】本発明の第2の動きベクトル探索方法は、
画像のフレーム信号をk画素×jライン(k,jは1以
上の整数)の複数のブロックに分割し、各ブロックの特
徴量を計算し、各ブロック間の特徴量の差分が、予め定
められたしきい値以内のブロックをひとつのブロックに
統合し、統合されたブロックの大きさに応じて統合され
たブロック内の画素を間引き、画素を間引きされた前記
結合ブロックを用いてブロックマッチングを行い、統合
されたブロックの動きベクトルを求め、前記統合された
ブロックをk画素×jラインの複数のブロックにもど
し、先に求められた前記動きベクトルを初期変移とし、
該動きベクトル周辺の微小な領域でブロックマッチング
を行い、k画素×jラインの複数のブロックに対応して
動きベクトルを得る。
【0007】本発明の第1の動きベクトル探索装置は、
現在フレームの画像を蓄える第1のフレームメモリと、
参照フレームの画像を蓄える第2のフレームメモリと、
動きベクトルを記憶するベクトルメモリと、前記第1の
フレームメモリに蓄えられている現在フレームの画像を
読み出し、読み出した画像をk画素×jライン(k,j
は1以上の整数)の矩形のブロックに分割した後、各ブ
ロックの特徴量を算出し、各ブロック間の特徴量の差分
が、予め定められたしきい値以内のブロックを1つのブ
ロックに統合し、統合された現在フレームのブロック信
号と、該現在フレームブロック信号の読み出し開始アド
レスと、統合されたブロックを示す統合ブロック情報を
出力する第1の小領域分割部と、前記第2のフレームメ
モリに蓄えられている参照フレームの画像を読み出し、
前記統合ブロック情報によって、前記統合されたブロッ
クの形に合った画像信号を読み出し、読み出した画像信
号を参照フレームブロック信号として、またその読み出
し開始アドレスを出力する第2の小領域分割部と、前記
現在フレームブロック信号と前記統合ブロック情報を入
力し、前記統合ブロック情報からブロック内の画素数を
計数し、該画素数に応じて画素の間引きを行い、画素を
間引したブロック信号を出力する第1の間引き処理部
と、前記参照フレームブロック信号と前記統合ブロック
情報を入力し、前記統合ブロック情報からブロック内の
画素数を計算し、該画素数に応じて画素の間引きを行
い、画素を間引したブロック信号を出力する第2の間引
き処理部と、第1の間引き処理部から出力された各ブロ
ック信号に対して、第2の間引き処理部から出力され
た、探索範囲内の複数のブロック信号の間で画素値の差
分値を演算し、これらを加算して差分値として出力する
マッチング誤差計算部と、最小値メモリを有し、前記マ
ッチング誤差計算部から出力された前記差分値が前記最
小値メモリに蓄えられている値より小さければ前記差分
値で前記最小値メモリの値を更新し、前記参照フレーム
ブロックの読み出し開始アドレスと前記現在フレームブ
ロックの読み出し開始アドレスの差を求め、得られたア
ドレスを前記ベクトルメモリの前記統合ブロック情報が
示すブロックに応じたアドレスに書込む比較器を有す
る。
【0008】本発明の第1の動きベクトル探索装置は、
現在フレームの画像を蓄える第1のフレームメモリと、
参照フレームの画像を蓄える第2のフレームメモリと、
動きベクトルを記憶するベクトルメモリと、1回目の動
きベクトル探索時に、前記第1のフレームメモリに蓄え
られている現在フレームの画像を読み出し、読み出した
画像をk画素×jライン(k,jは1以上の整数)の矩
形のブロックに分割した後、各ブロックの特徴量を算出
し、各ブロック間の特徴量の差分が、予め定められたし
きい値以内のブロックを1つのブロックに統合し、統合
された現在フレームブロック信号と、該現在フレームの
ブロック信号の読み出し開始アドレスと、統合されたブ
ロックを示す統合ブロック情報を出力する第1の小領域
分割部と、2回目の動きベクトル探索時に、前記第1の
フレームメモリに蓄えられている現在フレームの画像を
読み出し、読み出した画像をk画素×jライン(k,j
は1以上の整数)の矩形のブロックに分割し、現在フレ
ームブロック信号と、該現在フレームブロック信号の読
み出し開始アドレスを出力する第2の小領域分割部と、
1回目の動きベクトル探索時、前記第2のフレームメモ
リに蓄えられている参照フレームの画像を読み出し、前
記統合ブロック情報によって、前記統合されたブロック
の形に合った画像信号を読み出し、読み出した画像信号
を参照フレームブロック信号として、またその読み出し
開始アドレスを出力し、2回目の動きベクトル探索時、
1回目の動きベクトル探索時と同様に前記第2のフレー
ムメモリに蓄えられている参照フレームの画像をその読
み出し開始アドレス信号に前記ベクトルメモリに記憶さ
れているアドレスを加算して読出し、読み出した画像信
号を参照フレームブロック信号として、またその読み出
し開始アドレスを出力する第3の小領域分割部と、1回
目の動きベクトル探索時に出力された前記現在フレーム
ブロック信号と前記統合ブロック情報を入力し、前記統
合ブロック情報からブロック内の画素数を計数し、該画
素数に応じて画素の間引きを行い、画素を間引きしたブ
ロック信号を出力する第1の間引き処理部と、1回目お
よび2回目の動きベクトル探索時に、前記参照フレーム
ブロック信号と前記統合ブロック情報を入力し、前記統
合ブロック情報からブロック内の画素数を計算し、該画
素数に応じて画素の間引きを行い、画素を間引きしたブ
ロック信号を出力する第2の間引き処理部と、1回目の
動きベクトル探索時に、第1の間引き処理部から出力さ
れた各ブロック信号に対して、第2の間引き処理部から
出力された、探索範囲内の複数のブロック信号の間で画
素値の差分値を演算し、これらを加算して第1の差分値
として出力し、また2回目の動きベクトル探索時、第2
の小領域分割部から出力された現在フレームブロック信
号に対して第3の間引き処理部から出力された、探索範
囲内の複数のブロック信号の間で、画素値の差分値を演
算し、これらを加算して第2の差分値として出力するマ
ッチング誤差計算部と、最小値メモリを有し、前記第1
の差分値が前記最小値メモリに蓄えられている値より小
さければ前記第1の差分値で前記最小値メモリの値を更
新し、前記参照フレームブロックの読み出しアドレス信
号と前記第1の小領域分割部から出力された前記現在フ
レームブロックの読み出し開始アドレス信号の差を求
め、得られたアドレスを前記ベクトルメモリの前記統合
ブロック情報が示すブロックに応じたアドレスに書き込
み、前記第2の差分値で前記最小値メモリの値を更新
し、前記参照フレームブロックの読み出しアドレス信号
と前記第2の小領域分割部から出力された前記現在フレ
ームブロックの読み出し開始アドレス信号の差を求め、
得られたアドレスを前記ベクトルメモリの前記統合ブロ
ック情報が示すブロックに応じたアドレスに書き込む比
較器を有する。
【0009】
【作用】請求項1,3の発明では、探索の際に複数個の
ブロックを適応的に、つまり分散値や平均値が似通って
いるブロックを統合して統合ブロックを構成し、統合ブ
ロックのサイズに応じて画素の間引きを行なった後、ブ
ロックマッチングを行なうことを特徴とする。
【0010】マッチングを行なう際に画素の間引きを行
なえば、演算量を減らすことができるが、サンプル点数
が減少するため検出精度の低下を招く場合がある。そこ
で、同じ動きを含むブロックであるならば一つのブロッ
クとしてまとめて動きベクトル検出を行なえば、トータ
ルのサンプル点数が多くなるため画素の間引きを行なっ
ても検出精度の低下は抑えられる。
【0011】請求項1の動きベクトル探索方法を図1〜
図3により説明する。画素のフレーム信号が例えば図1
に示すようにブロックにA〜Pに分割されたものとす
る。まず、ブロックA〜Pそれぞれの特徴量を算出す
る。なお、この例ではA〜Pのブロックは正方領域内の
隣接するブロックとなっているが、任意に選ぶことも可
能である。特徴量としては輝度値の分散、平均など任意
の値を用いることができる。次に、閾値Thを設定し、
あるブロックの特徴量と、別のあるブロックの特徴量と
の差分がTh以内であるブロックを同じ物体に属すると
判定し、一つのブロックとしてマッチングを行なう。ブ
ロックAおよびBの特徴量をそれぞれFA ,FB とする
と、式(1)を満たす時ブロックAとBを一つのブロッ
クとしてマッチングを行なう。
【0012】 |FA −FB |<Th (1) 全てのブロックA〜Pの組み合わせに対してこの判定を
行ない、同じ物体に含まれると判定されたブロックは一
つのブロックとして統合しマッチングを行なう。これら
の統合処理により、例えば、図2のようにブロックA〜
Pが3つのブロックに統合された場合、ブロックA+E
+Fでマッチングを行ない、検出された動きベクトルを
それぞれブロックA,E,Fの動きベクトルに、ブロッ
クB+C+D+G+H+K+L+O+Pで検出された動
きベクトルをブロックB,C,D,G,H,K,L,
O,Pの動きベクトルに、そしてブロックI+J+M+
Nで検出された動きベクトルをブロックI,J,M,N
の動きベクトルとする。
【0013】統合されたブロックのマッチングは、統合
ブロックの画素数に応じて画素を間引いた後に行なう。
間引く手法としては、図2の場合、A+E+Fは3ブロ
ックの結合であるから、例えば3画素につき2画素の割
合で画素を間引けば、マッチング時のサンプル点数は1
ブロックの時と同じになる。同様にB+C+D+G+H
+K+L+O+Pでは9画素につき8画素、I+J+M
+Nでは4画素につき3画素の割合で間引く手法等が考
えられる。図3に3ブロックを結合した場合の例を示
す。白丸が間引かれた画素である。
【0014】しかし、請求項1の動きベクトル探索方法
は、物体がズームや回転のように2次元平面上で変形す
るような動きを含んでいる場合、同じ物体であっても位
置によって異なる動きを示すことがある。この場合、統
合ブロックでの動きベクトル検出は誤検出を起こす可能
性が高い。
【0015】そこで、請求項2,4の発明では、ブロッ
クマッチング型動きベクトル探索において、ブロック内
画素を間引くことによる検出精度の低下を抑えるため
に、同じ動きを含むブロックを統合し、統合ブロックの
サイズに応じてブロック内画素の間引きを行い、統合ブ
ロックでマッチングを行なった後、統合ブロックを再び
各ブロックに分割して統合ブロックで求まった動きベク
トルを各ブロックの初期変移として再び微小な領域での
探索を行なう。この方法により少ない演算量で検出精度
を落さずに動きベクトルが検出される。
【0016】請求項2の動きベクトル探索方法を図1〜
図3により説明する。ブロックA〜Pのそれぞれの特徴
量を算出し、ブロックの統合を行ない、統合されたブロ
ックA+E+F,B+C+D+G+H+K+L+O+
P,I+J+M+N内の画素を間引き、マッチングを行
ない、統合されたブロックの動きベクトルを求めるまで
は、請求項1の動きベクトル探索方法と同じである。請
求項2の動きベクトル探索方法では、この後、検出され
た動きベクトルをブロックA,E,Fそれぞれの初期変
移とする。同様に、B+C+D+G+H+K+L+O+
Pで検出された動きベクトルをブロックB,C,D,
G,H,K,L,O,Pの初期変移に、I+J+M+N
で検出された動きベクトルをブロックI,J,M,Nの
初期変移とする。最後に、各ブロックA〜Pで初期変移
を中心とする微小な領域(例えば±1の画素範囲)での
探索を行なうことで最終的な動きベクトルを求める。
【0017】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0018】図4は本発明の第1の実施例の動きベクト
ル探索装置のブロック図、図5は図3における小分割器
部9のブロック図、図6は図3における小分割器部10
のブロック図である。
【0019】本実施例の動きベクトルは探索装置はフレ
ームメモリ3,4と小領域分割部9,10と間引き処理
部21,22とマッチング誤差計算部27と比較器29
とベクトルメモリ32で構成されている。
【0020】初めに、動きベクトルの探索範囲41が小
領域分割部10に入力される。なお、探索範囲41は任
意の値を用いることができる。
【0021】現在フレームの画像1はフレームメモリ2
に蓄えられる。フレームメモリ2に蓄えられた現在フレ
ームの画像6が(x,y)の2座標からなるアドレス信
号5の値をアドレス値として読み出され、小領域分割部
9に入力される。小領域分割部9は現在フレームの画像
6から、(k×m)×(j×n)(j,k,m,nは1
以上の整数)のブロックデータを読み出し(図2の例で
はm=n=4)、読み出したデータをさらにk画素×j
ラインからなる矩形の複数のブロックに分解したあと、
各ブロックの特徴量を算出し、式(1)に示した比較を
行なうことでブロックの統合を行ない、統合された現在
フレームのブロック信号14、出力したブロック信号1
4の読み出し開始アドレス(ブロックの最も左上の画素
に対応するアドレス)16および統合ブロックを示す統
合ブロック情報15を出力する。小領域分割部9は、図
5に示すように、ブロックメモリ33と特徴量計算部3
6とブロック統合判定部40で構成される。まず、読み
出そうとするブロック信号の左上に相当する位置の画像
信号を、記憶されている読み出し開始アドレスをアドレ
ス信号5としてフレームメモリ3に与えることにより読
み出す。以下、読み出そうとするブロック内全ての座標
を走査するようにアドレス信号5の値を変化させなが
ら、(k×m)×(j×n)回の読み出しを行ない、ブ
ロックメモリ33に蓄積する。次に、特徴量計算部36
がブロックメモリ33からの読み出しと同様の操作によ
り、ブロックメモリ33に蓄えられている(k×m)×
(j×n)のブロック信号を(x,y)の2座標からな
るアドレス信号34の値によりk×jのブロックに分割
して読み出した後、読み出されたブロックそれぞれで特
徴量を計算し、メモリ37に蓄える。ブロック統合判定
部40では、アドレス信号39により特徴量38を読み
出し、式(1)によりどのブロックを統合するか決定
し、統合ブロックを示す統合ブロック情報15を出力す
る。ブロックメモリ33はフラグ15により、統合され
たブロック信号14および出力したブロック信号14の
読み出し開始アドレス16を出力する。
【0022】次に、フレームメモリ4に蓄えられた参照
フレームの画像2が(x,y)の2成分からなるアドレ
ス信号7の値をアドレス値として読み出され、小領域分
割部10に入力される。小領域分割部10は、図6に示
すように、ブロック信号読み出し制御部42とカウンタ
45から構成される。ブロック信号読み出し制御部42
は読み出そうとするブロック信号の左上に相当する位置
のアドレス信号7をフレームメモリ4に与えることでそ
の位置を画像信号8を読み出すと同時に、カウントアッ
プ信号43によりカウンタ44の値をインクリメントす
る。また、同時に、左上に相当する位置のアドレス信号
18は比較器29に出力される。以下、カウンタ45の
値44がk×jになるまで、読み出そうとするブロック
内全ての座標を走査するようアドレス信号7の値を変化
させながら、読み出しを行なうと同時に読み出したブロ
ック信号17を間引き処理部22へ出力する。
【0023】小領域分割部10は統合ブロック情報15
によって、統合されたブロックの形にあった画像信号を
読み出し、読み出した信号を参照フレームブロック信号
17として、同時に、その時の読み出し開始アドレス
(x,y)を参照フレームブロック読み出し開始アドレ
ス信号18として出力する。
【0024】現在フレームブロック信号14および参照
フレームブロック信号17はそれぞれ間引き処理部2
1,22に入力される。間引き処理部21,22ではそ
れぞれ、統合ブロック情報15からブロック内の画素数
を計算し、その画素数に応じて画素の間引きを行ない、
画素数を削減したブロック信号23,24をマッチング
誤差計算部27に出力する。
【0025】マッチング誤差計算部27は演算器から構
成され、2つの間引き処理部21,22から出力された
ブロック信号23,24の画素値の差分自乗値を計算
し、それらを加算したものを差分値28として比較器2
9へ出力する。また、マッチング誤差計算部27では、
1つの現在フレームブロック信号23に対応して、探索
範囲内の複数の参照フレームブロック信号24と前記計
算を行なう。なお、差分値演算は差分自乗に限定される
ことはなく、差分絶対値等を用いることも可能である。
【0026】比較器29は、最小値メモリ30を擁して
おり、入力された差分値28が最小値メモリ30に蓄え
られている値より小さければ最小値メモリ23の値を更
新し、それぞれ2成分(x,y)からなる参照フレーム
ブロック読み出し開始アドレス信号18から現在フレー
ムブロック読み出し開始アドレス信号16を減じた値ま
たは現在フレームブロック読み出し開始アドレス信号1
6から参照フレームブロック読み出し開始アドレス信号
18を減じた値であるアドレス31をベクトルメモリ3
2に記憶する。
【0027】ベクトルメモリ32は比較器29の出力で
あるアドレス(動きベクトル)31を統合ブロック情報
15に応じてメモリ内の適当なアドレスへ書込む。例え
ば図2に示すような統合状態だった場合、A+E+Fの
ブロックで算出された動きベクトルは、各ブロックA,
E,Fに対応する3つのアドレスに書込まれる。
【0028】上記操作は、参照ブロックが初めに小領域
分割部10に入力された探索範囲全て(例えば探索範囲
が水平垂直共に±2であれば、5×5=25画素の矩形
領域)を走査し終えるまで繰り返される。1回目の操作
時には、ブロックの左上のアドレスに相当するアドレス
信号18の値は探索範囲の最も左上の座標値が用いられ
る。以下、各操作時にアドレス信号18の値を水平、垂
直方向に変化させながら、探索範囲全てに対して上記操
作を繰り返す。
【0029】探索範囲に対する上記操作を終了した時、
ベクトルメモリ32には検出された動きベクトルが蓄え
られている。
【0030】図7は本発明の第2の実施例の動きベクト
ル検索装置のブロック図である。図1中と同じ機能のも
のには同じ参照番号が付されている。
【0031】本実施例の動きベクトル検索装置は、図1
の構成に、小領域分割部13と切換スイッチ25,26
を追加し、ベクトルメモリ32を2つのベクトルメモリ
32aと32bで構成したものである。
【0032】初めに、1回目の探索時および2回目の探
索時における動きベクトルの探索範囲41が小領域分割
部10に入力される。なお、探索範囲41は任意の値を
用いることができる。
【0033】初めに1回目の探索を行なう。1回目の探
索は第1の実施例の動きベクトル探索装置と同じ動作を
し(切替スイッチ25,26は図上側に倒れ、小領域分
割部13は動作せず)、比較器29の出力であるアドレ
ス(動きベクトル)31が統合ブロック情報15に応じ
てベクトルメモリ32aの適当なアドレスへ書きこまれ
る。例えば図2に示すような統合状態だった場合、A+
E+Fのブロックで算出された動きベクトルは、A,
E,Fに対応する3つのアドレスに書き込まれる。
【0034】参照フレームにおける動きベクトルの探索
範囲で上記の操作を終了した後、ベクトルメモリ32a
には統合されたブロックを用いた時の現在フレームから
参照フレームの動きベクトルが蓄えられている。この値
は2回目の探索における初期値として用いる。
【0035】次に、2回目の探索を行なう。フレームメ
モリ3に蓄えられた参照フレームの画像12が小領域分
割部13に入力される。小領域分割部13では、現在フ
レームの画像12をk×jのブロックに分割し、参照フ
レームブロック信号19およびブロック読み出し開始ア
ドレス信号20を出力する。同様に、参照フレームの画
像8が再び小領域分割部10に入力されるが、アドレス
信号7およびブロック読み出し開始アドレス信号18は
ベクトルメモリ32aからの(x,y)出力値33を加
えたものとなる。
【0036】アドレス信号7に従って読み出された参照
フレームブロック信号8は小領域分割部10に入力さ
れ、k画素×jラインのブロックに分割し、参照フレー
ムブロック信号17として出力される。また、同時にブ
ロック読み出し開始アドレス信号18を出力する。そし
て統合ブロックにおける処理の時と同様に、マッチング
誤差計算部27において差分値が計算され、比較器29
において入力された差分値が最小値メモリ30に蓄えら
れている値より小さければ最小値メモリ30の値を更新
し、それぞれ2成分(x,y)からなる参照フレームブ
ロック読み出し開始アドレス信号18から現在フレーム
ブロック読み出し開始アドレス信号20を減じた値また
は現在フレームブロック読み出し開始アドレス信号20
から参照フレームブロック読み出し開始アドレス信号1
8を減じた値であるアドレス(動きベクトル)31をベ
クトルメモリ32bに記憶する。なお、2回目の探索の
際にはマッチング誤差計算部27および比較器29の入
力部における切換スイッチ25,26は下側に倒れてい
る。
【0037】探索範囲に対する上記操作が終了した時、
ベクトルメモリ32bには検出された動きベクトルが蓄
えられている。なお、2回目の探索における探索範囲は
任意に設定できるが、同じ物体に含まれるブロックの動
きベクトルはほぼ等しい値になるため、微小な領域を探
索するだけで十分である。
【0038】なお、ベクトルメモリ32aと32bを1
つにして、2回目の探索で得られた動きベクトルを1回
目の探索で得られた動きベクトルに重ね書きしてもよ
い。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は下記のよ
うな効果がある。 (1)請求項1,3の発明は、探索の際に複数個のブロ
ックを適応的に統合して統合ブロックを構成し、統合ブ
ロックのサイズに応じて画素の間引きを行なった後、ブ
ロックマッチングを行なうことにより、少ない演算量で
検出精度を落さずに動きベクトルが検出される。 (2)請求項2,4の発明は、同じ動きを含むブロック
を統合してサンプル点数を増やした統合ブロックでマッ
チングを行ない、その結果を各ブロックの初期変移とし
て再び微小な領域での探索を行なうことにより、少ない
演算量で検出精度を落さずに動きベクトルが検出され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像のフレーム信号を複数のブロックに分割し
た例を示す図である。
【図2】図1のブロックA〜Pを統合した例を示す図で
ある。
【図3】図2の統合されたブロックA,E,F内の画素
を間引いた例を示す図である。
【図4】本発明の第1の実施例の動きベクトル探索装置
のブロック図である。
【図5】図4中の小領域分割部9のブロック図である。
【図6】図4中の小領域分割部10のブロック図であ
る。
【図7】本発明の第2の実施例の動きベクトル探索装置
のブロック図である。
【符号の説明】
1 現在フレームの画像 2 参照フレームの画像 3 フレームメモリ(現在フレーム) 4 フレームメモリ(参照フレーム) 5,11 現在フレームの画像信号の読み出しアドレ
ス信号 6,12 現在フレームの画像 7 参照フレームの画像信号の読み出しアドレス信号 8 参照フレームの画像信号 9,13 小領域分割部(現在フレーム) 10 小領域分割部(参照フレーム) 14,19 現在フレームのブロック信号 15 統合ブロック情報 16,20 現在フレームブロック読み出し開始アド
レス 17 参照フレームのブロック信号 18 参照フレームブロック読み出し開始アドレス 21 間引き処理部(現在フレーム) 22 間引き処理部(参照フレーム) 23 現在フレームのブロック信号 24 参照フレームのブロック信号 25,26 切換スイッチ 27 マッチング誤差計算部 28 差分値 29 比較器 30 最小値メモリ 31 アドレスデータ(動きベクトル) 32 ベクトルメモリ 32a,32b ベクトルメモリ 33 ベクトルメモリ32aの出力 34 ブロック読み出しのアドレス信号 35 ブロック信号 36 特徴量計算部 37 メモリ 38 ブロック特徴量 39 特徴量読み出しのアドレス信号 40 ブロック統合判定部 41 動きベクトルの探索範囲 42 ブロック読み出し信号制御部 43 カウントアップ信号 44 カウンタ45の値 45 カウンタ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像のフレーム信号をk画素×jライン
    (k,jは1以上の整数)の複数の矩形のブロックに分
    割し、各ブロックの特徴量を計算し、各ブロック間の特
    徴量の差分が、予め定められたしきい値以内のブロック
    をひとつのブロックに統合し、統合されたブロックの大
    きさに応じて統合されたブロック内の画素を間引き、画
    素を間引きされた前記統合ブロックを用いてブロックマ
    ッチングを行い、統合されたブロックの動きベクトルを
    得る動きベクトル探索方法。
  2. 【請求項2】 画像のフレーム信号をk画素×jライン
    (k,jは1以上の整数)の複数の矩形のブロックに分
    割し、各ブロックの特徴量を計算し、各ブロック間の特
    徴量の差分が、予め定められたしきい値以内のブロック
    をひとつのブロックに統合し、統合されたブロックの大
    きさに応じて統合されたブロック内の画素を間引き、画
    素を間引きされた前記統合ブロックを用いてブロックマ
    ッチングを行い、統合されたブロックの動きベクトルを
    求め、前記統合されたブロックをk画素×jラインの複
    数のブロックにもどし、先に求められた前記動きベクト
    ルを初期変移とし、該動きベクトル周辺の微小な領域で
    ブロックマッチングを行い、k画素×jラインの複数の
    ブロックに対応して動きベクトルを得る動きベクトル探
    索方法。
  3. 【請求項3】 現在フレームの画像を蓄える第1のフレ
    ームメモリと、 参照フレームの画像を蓄える第2のフレームメモリと、 動きベクトルを記憶するベクトルメモリと、 前記第1のフレームメモリに蓄えられている現在フレー
    ムの画像を読み出し、読み出した画像をk画素×jライ
    ン(k,jは1以上の整数)の矩形のブロックに分割し
    た後、各ブロックの特徴量を算出し、各ブロック間の特
    徴量の差分が、予め定められたしきい値以内のブロック
    を1つのブロックに統合し、統合された現在フレームの
    ブロック信号と、該現在フレームブロック信号の読み出
    し開始アドレスと、統合されたブロックを示す統合ブロ
    ック情報を出力する第1の小領域分割部と、 前記第2のフレームメモリに蓄えられている参照フレー
    ムの画像を読み出し、前記統合ブロック情報によって、
    前記統合されたブロックの形に合った画像信号を読み出
    し、読み出した画像信号を参照フレームブロック信号と
    して、またその読み出し開始アドレスを出力する第2の
    小領域分割部と、 前記現在フレームブロック信号と前記統合ブロック情報
    を入力し、前記統合ブロック情報からブロック内の画素
    数を計数し、該画素数に応じて画素の間引きを行い、画
    素を間引したブロック信号を出力する第1の間引き処理
    部と、 前記参照フレームブロック信号と前記統合ブロック情報
    を入力し、前記統合ブロック情報からブロック内の画素
    数を計算し、該画素数に応じて画素の間引きを行い、画
    素を間引したブロック信号を出力する第2の間引き処理
    部と、 第1の間引き処理部から出力された各ブロック信号に対
    して、第2の間引き処理部から出力された、探索範囲内
    の複数のブロック信号の間で画素値の差分値を演算し、
    これらを加算して差分値として出力するマッチング誤差
    計算部と、 最小値メモリを有し、前記マッチング誤差計算部から出
    力された前記差分値が前記最小値メモリに蓄えられてい
    る値より小さければ前記差分値で前記最小値メモリの値
    を更新し、前記参照フレームブロックの読み出し開始ア
    ドレスと前記現在フレームブロックの読み出し開始アド
    レスの差を求め、得られたアドレスを前記ベクトルメモ
    リの前記統合ブロック情報が示すブロックに応じたアド
    レスに書き込む比較器を有する動きベクトル探索装置。
  4. 【請求項4】 現在フレームの画像を蓄える第1のフレ
    ームメモリと、 参照フレームの画像を蓄える第2のフレームメモリと、 動きベクトルを記憶するベクトルメモリと、 1回目の動きベクトル探索時に、前記第1のフレームメ
    モリに蓄えられている現在フレームの画像を読み出し、
    読み出した画像をk画素×jライン(k,jは1以上の
    整数)の矩形のブロックに分割した後、各ブロックの特
    徴量を算出し、各ブロック間の特徴量の差分が、予め定
    められたしきい値以内のブロックを1つのブロックに統
    合し、統合された現在フレームのブロック信号と、該現
    在フレームブロック信号の読み出し開始アドレスと、統
    合されたブロックを示す統合ブロック情報を出力する第
    1の小領域分割部と、 2回目の動きベクトル探索時に、前記第1のフレームメ
    モリに蓄えられている現在フレームの画像を読み出し、
    読み出した画像をk画素×jライン(k,jは1以上の
    整数)の矩形のブロックに分割し、現在フレームブロッ
    ク信号と、該現在フレームブロック信号の読み出し開始
    アドレスを出力する第2の小領域分割部と、 1回目の動きベクトル探索時、前記第2のフレームメモ
    リに蓄えられている参照フレームの画像を読み出し、前
    記統合ブロック情報によって、前記統合されたブロック
    の形に合った画像信号を読み出し、読み出した画像信号
    を参照フレームブロック信号として、またその読み出し
    開始アドレスを出力し、2回目の動きベクトル探索時、
    1回目の動きベクトル探索時と同様に前記第2のフレー
    ムメモリに蓄えられている参照フレームの画像をその読
    み出し開始アドレス信号に前記ベクトルメモリに記憶さ
    れているアドレスを加算して読出し、読み出した画像信
    号を参照フレームブロック信号として、またその読み出
    し開始アドレスを出力する第3の小領域分割部と、 1回目の動きベクトル探索時に出力された前記現在フレ
    ームブロック信号と前記統合ブロック情報を入力し、前
    記統合ブロック情報からブロック内の画素数を計数し、
    該画素数に応じて画素の間引きを行い、画素を間引きし
    たブロック信号を出力する第1の間引き処理部と、 1回目および2回目の動きベクトル探索時に、前記参照
    フレームブロック信号と前記統合ブロック情報を入力
    し、前記統合ブロック情報からブロック内の画素数を計
    算し、該画素数に応じて画素の間引きを行い、画素を間
    引きしたブロック信号を出力する第2の間引き処理部
    と、 1回目の動きベクトル探索時に、第1の間引き処理部か
    ら出力された各ブロック信号に対して、第2の間引き処
    理部から出力された、探索範囲内の複数のブロック信号
    の間で画素値の差分値を演算し、これらを加算して第1
    の差分値として出力し、また2回目の動きベクトル探索
    時、第2の小領域分割部から出力された現在フレームブ
    ロック信号に対して第2の間引き処理部から出力され
    た、探索範囲内の複数のブロック信号の間で、画素値の
    差分値を演算し、これらを加算して第2の差分値として
    出力するマッチング誤差計算部と、 最小値メモリを有し、前記第1の差分値が前記最小値メ
    モリに蓄えられている値より小さければ前記第1の差分
    値で前記最小値メモリの値を更新し、前記参照フレーム
    ブロックの読み出し開始アドレス信号と前記第1の小領
    域分割部から出力された前記現在フレームブロックの読
    み出し開始アドレス信号の差を求め、得られたアドレス
    を前記ベクトルメモリに記憶し、前記第2の差分値で前
    記最小値メモリの値を更新し、前記参照フレームブロッ
    クの読み出し開始アドレス信号と前記第2の小領域分割
    部から出力された前記現在フレームブロックの読み出し
    開始アドレス信号の差を求め、得られたアドレスを前記
    ベクトルメモリに記憶する比較器を有する動きベクトル
    探索装置。
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