JPH08223972A - ブラシレスモータの制御方法およびその装置 - Google Patents
ブラシレスモータの制御方法およびその装置Info
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- JPH08223972A JPH08223972A JP7047781A JP4778195A JPH08223972A JP H08223972 A JPH08223972 A JP H08223972A JP 7047781 A JP7047781 A JP 7047781A JP 4778195 A JP4778195 A JP 4778195A JP H08223972 A JPH08223972 A JP H08223972A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ブラシレスモータの回転子の位置を確実に検
出可能とする。 【構成】 ブラシレスモータを駆動するためのインバー
タ部4を有し、ブラシレスモータ3の回転子3aの位置
検出タイミングを位置検出回路5で各相毎に検出し、こ
れら検出信号をマイクロコンピュータ10aに入力して
おり、このマイクロコンピュータ10aはそれら位置検
出タイミングをもとにしてインバータ部4のスイッチン
グ素子の駆動タイミングを算出し、この算出タイミング
で駆動信号をドライブ回路6bに出力し、かつ回転子の
回転数を制御するためにそのスイッチング素子の駆動期
間をチョッピングするチョッピング信号をドライブ回路
6bに出力する一方、その駆動パルスの幅がスイッチン
グ素子をオンするに可能な時間より小さくならないよう
に、チョッピング周波数を可変する。
出可能とする。 【構成】 ブラシレスモータを駆動するためのインバー
タ部4を有し、ブラシレスモータ3の回転子3aの位置
検出タイミングを位置検出回路5で各相毎に検出し、こ
れら検出信号をマイクロコンピュータ10aに入力して
おり、このマイクロコンピュータ10aはそれら位置検
出タイミングをもとにしてインバータ部4のスイッチン
グ素子の駆動タイミングを算出し、この算出タイミング
で駆動信号をドライブ回路6bに出力し、かつ回転子の
回転数を制御するためにそのスイッチング素子の駆動期
間をチョッピングするチョッピング信号をドライブ回路
6bに出力する一方、その駆動パルスの幅がスイッチン
グ素子をオンするに可能な時間より小さくならないよう
に、チョッピング周波数を可変する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はセンサレス直流ブラシ
レスモータ(以下ブラシレスモータと記す)の回転制御
技術に係り、特に詳しくは回転子の位置検出が確実にで
きるようにするブラシレスモータの制御方法およびその
装置に関するものである。
レスモータ(以下ブラシレスモータと記す)の回転制御
技術に係り、特に詳しくは回転子の位置検出が確実にで
きるようにするブラシレスモータの制御方法およびその
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のブラシレスモータの制御方法に
おいては、ブラシレスモータの回転子の位置検出をもと
にして同ブラシレスモータの電機子巻線の通電を切り替
える一方、ブラシレスモータの回転数を制御するために
電機子巻線の通電電圧(印加電圧)をチョッピングする
チョッピング信号のデューティサイクルを可変する。
おいては、ブラシレスモータの回転子の位置検出をもと
にして同ブラシレスモータの電機子巻線の通電を切り替
える一方、ブラシレスモータの回転数を制御するために
電機子巻線の通電電圧(印加電圧)をチョッピングする
チョッピング信号のデューティサイクルを可変する。
【0003】ブラシレスモータの回転子の位置を検出す
るための位置検出回路としては、現在のところアナログ
方式やディジタル方式のものが提案されている。前者の
場合には、各相の端子電圧(誘起電圧)を積分し、この
積分された信号と基準電圧とを比較し、この比較結果を
ブラシレスモータの通電切り替えタイミングとする。後
者の場合には、誘起電圧と基準電圧とを比較し、この比
較結果をマイクロコンピュータに入力し、このマイクロ
コンピュータによって回転子の位置検出タイミング、ブ
ラシレスモータの通電切り替えタイミングを算出する。
るための位置検出回路としては、現在のところアナログ
方式やディジタル方式のものが提案されている。前者の
場合には、各相の端子電圧(誘起電圧)を積分し、この
積分された信号と基準電圧とを比較し、この比較結果を
ブラシレスモータの通電切り替えタイミングとする。後
者の場合には、誘起電圧と基準電圧とを比較し、この比
較結果をマイクロコンピュータに入力し、このマイクロ
コンピュータによって回転子の位置検出タイミング、ブ
ラシレスモータの通電切り替えタイミングを算出する。
【0004】前者のアナログ方式と比較して後者のディ
ジタル方式のもの方が利点が大きいことから、ディジタ
ル方式を採用する傾向にある。このディジタル方式を採
用した制御装置は、例えば図3に示すように、商用電源
1を直流電源に変換するAC/DC変換部2と、この変
換後の直流電源をスイッチングしてブラシレスモータ3
に供給するインバータ部4と、ブラシレスモータ3の電
機子巻線電圧(誘起電圧)と基準電圧(例えばブラシレ
スモータ3の印加電圧の1/2)とを比較して回転子3
aの位置を検出する位置検出回路5と、ブラシレスモー
タ3を回転制御するためにその位置検出をもとにしてイ
ンバータ部4のスイッチング素子(トランジスタ)を駆
動し(通電を切り替え)、かつその駆動期間をチョッピ
ングする制御回路6とを備えている。
ジタル方式のもの方が利点が大きいことから、ディジタ
ル方式を採用する傾向にある。このディジタル方式を採
用した制御装置は、例えば図3に示すように、商用電源
1を直流電源に変換するAC/DC変換部2と、この変
換後の直流電源をスイッチングしてブラシレスモータ3
に供給するインバータ部4と、ブラシレスモータ3の電
機子巻線電圧(誘起電圧)と基準電圧(例えばブラシレ
スモータ3の印加電圧の1/2)とを比較して回転子3
aの位置を検出する位置検出回路5と、ブラシレスモー
タ3を回転制御するためにその位置検出をもとにしてイ
ンバータ部4のスイッチング素子(トランジスタ)を駆
動し(通電を切り替え)、かつその駆動期間をチョッピ
ングする制御回路6とを備えている。
【0005】位置検出回路5は、ブラシレスモータ3の
印加電圧を1/2に分圧する抵抗回路5aと、この分圧
された電圧を基準電圧として電機子巻線U,V,Wの端
子電圧(誘起電圧)とそれぞれ比較する比較回路5b,
5c,5dとからなっている。
印加電圧を1/2に分圧する抵抗回路5aと、この分圧
された電圧を基準電圧として電機子巻線U,V,Wの端
子電圧(誘起電圧)とそれぞれ比較する比較回路5b,
5c,5dとからなっている。
【0006】制御回路6はマイクロコンピュータ6aお
よびドライブ回路6bからなり、マイクロコンピュータ
6aは駆動信号およびチョッピング信号をドライブ回路
6bに出力し、ドライブ回路6bは例えば一方のトラン
ジスタの駆動期間をチョッピングしてインバータ部4に
出力する。
よびドライブ回路6bからなり、マイクロコンピュータ
6aは駆動信号およびチョッピング信号をドライブ回路
6bに出力し、ドライブ回路6bは例えば一方のトラン
ジスタの駆動期間をチョッピングしてインバータ部4に
出力する。
【0007】上記ディジタル方式の制御装置において
は、位置比較回路5の比較結果(各相の誘起電圧と基準
電圧との交点)をマイクロコンピュータ6aに入力して
おり、各相毎にその交点間の時間を計時し、この計時時
間をもとにして位置検出タイミング、電機子巻線の通電
切り替えタイミングを算出する。その通電切り替えタイ
ミングによりインバータ部4の上下アームの各1つのス
イッチング素子を駆動する一方、少なくとも一方のスイ
ッチング素子の駆動期間をチョッピングする。
は、位置比較回路5の比較結果(各相の誘起電圧と基準
電圧との交点)をマイクロコンピュータ6aに入力して
おり、各相毎にその交点間の時間を計時し、この計時時
間をもとにして位置検出タイミング、電機子巻線の通電
切り替えタイミングを算出する。その通電切り替えタイ
ミングによりインバータ部4の上下アームの各1つのス
イッチング素子を駆動する一方、少なくとも一方のスイ
ッチング素子の駆動期間をチョッピングする。
【0008】上記チョッピング信号の周波数は一定値
(例えば3kHz)であり、ブラシレスモータ3の回転
数制御においてはその周波数のデューティサイクルのオ
ン時間を可変する。例えば、そのデューティサイクルの
オン時間を長くしてブラシレスモータの回転数を上昇さ
せ、デューティサイクルのオン時間を短くしてブラシレ
スモータの回転数を下降させる。このように、デューテ
ィサイクルのオン時間を可変して、ブラシレスモータ3
の回転数を例えば目標回転数とする。
(例えば3kHz)であり、ブラシレスモータ3の回転
数制御においてはその周波数のデューティサイクルのオ
ン時間を可変する。例えば、そのデューティサイクルの
オン時間を長くしてブラシレスモータの回転数を上昇さ
せ、デューティサイクルのオン時間を短くしてブラシレ
スモータの回転数を下降させる。このように、デューテ
ィサイクルのオン時間を可変して、ブラシレスモータ3
の回転数を例えば目標回転数とする。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記ディジ
タル方式を採用したブラシレスモータの制御方法におい
ては、ブラシレスモータ3を駆動するためのチョッピン
グ信号の周波数が一定値であるが、回転数制御のために
その周波数のデューティサイクルのオン時間を可変する
必要がある。そのため、例えばそのデューティサイクル
のオン時間が短いと(駆動パルスの幅が狭いと)、ブラ
シレスモータ3の電機子巻線電圧波形のピーク値が下が
り、位置検出ができないという不具合がある。
タル方式を採用したブラシレスモータの制御方法におい
ては、ブラシレスモータ3を駆動するためのチョッピン
グ信号の周波数が一定値であるが、回転数制御のために
その周波数のデューティサイクルのオン時間を可変する
必要がある。そのため、例えばそのデューティサイクル
のオン時間が短いと(駆動パルスの幅が狭いと)、ブラ
シレスモータ3の電機子巻線電圧波形のピーク値が下が
り、位置検出ができないという不具合がある。
【0010】図4のタイムチャートを参照して説明す
る。例えば、同図(a),(c)に示すように、インバ
ータ部4のトランジスタWa,Yを駆動し、かつ一方の
トランジスタWaをチョッピング駆動する一方、電機子
巻線Uを位置検出コイルとする。
る。例えば、同図(a),(c)に示すように、インバ
ータ部4のトランジスタWa,Yを駆動し、かつ一方の
トランジスタWaをチョッピング駆動する一方、電機子
巻線Uを位置検出コイルとする。
【0011】この場合、そのチョッピングの信号周波数
が高いのに対して(周期t1が小さいの対して)、回転
数を極めて低くしようとすると、そのデューテイサイク
ルのオン時間が短く、つまり図4(a)に示すように駆
動パルスの幅が極めて狭いものになる。すると、その駆
動パルスがドライブ回路6bでなまり(図4(b)を参
照)、電機子巻線Uに発生する誘起電圧波形のピーク値
が基準電圧に達しないこともある(図4(d)を参
照)。
が高いのに対して(周期t1が小さいの対して)、回転
数を極めて低くしようとすると、そのデューテイサイク
ルのオン時間が短く、つまり図4(a)に示すように駆
動パルスの幅が極めて狭いものになる。すると、その駆
動パルスがドライブ回路6bでなまり(図4(b)を参
照)、電機子巻線Uに発生する誘起電圧波形のピーク値
が基準電圧に達しないこともある(図4(d)を参
照)。
【0012】これにより、位置検出回路5における位置
検出が得られなくなり(図4(e)を参照)、ひいては
適切な通電切り替えタイミングが得られなくなり、例え
ばブラシレスモータ3の脱調等が発生することになり、
また上記ディジタル方式を採用したブラシレスモータの
制御方法が実現できなくなる。
検出が得られなくなり(図4(e)を参照)、ひいては
適切な通電切り替えタイミングが得られなくなり、例え
ばブラシレスモータ3の脱調等が発生することになり、
また上記ディジタル方式を採用したブラシレスモータの
制御方法が実現できなくなる。
【0013】この発明は上記課題に鑑みなされたもので
あり、その目的はブラシレスモータの回転子の位置を確
実に検出することができるようにしたブラシレスモータ
の制御方法およびその装置を提供することにある。
あり、その目的はブラシレスモータの回転子の位置を確
実に検出することができるようにしたブラシレスモータ
の制御方法およびその装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、ブラシレスモータを駆動するためのイ
ンバータ手段を有し、該インバータ手段の複数スイッチ
ング素子を駆動するとともに、該スイッチング素子の駆
動期間をチョッピングし、該チョッピングのオン時間を
可変して前記ブラシレスモータの回転数を可変可能とす
るブラシレスモータの制御方法であって、前記チョッピ
ングした駆動パルスにより前記スイッチング素子を駆動
する際、前記駆動パルスの幅が所定の時間より小さくな
らないように、前記チョッピングの周波数を可変するよ
うにしたことを要旨とする。
に、この発明は、ブラシレスモータを駆動するためのイ
ンバータ手段を有し、該インバータ手段の複数スイッチ
ング素子を駆動するとともに、該スイッチング素子の駆
動期間をチョッピングし、該チョッピングのオン時間を
可変して前記ブラシレスモータの回転数を可変可能とす
るブラシレスモータの制御方法であって、前記チョッピ
ングした駆動パルスにより前記スイッチング素子を駆動
する際、前記駆動パルスの幅が所定の時間より小さくな
らないように、前記チョッピングの周波数を可変するよ
うにしたことを要旨とする。
【0015】また、この発明は、ブラシレスモータを駆
動するためのインバータ手段を有し、前記ブラシレスモ
ータの電機子巻線に発生する誘起電圧と基準電圧とを比
較し、該比較結果をマイクロコンピュータに入力し、該
マイクロコンピュータが前記比較結果をもとにして前記
インバータ手段の複数スイッチング素子を駆動し、かつ
該スイッチング素子の駆動期間をチョッピングする信号
をドライブ手段を介して前記インバータ手段に出力する
一方、前記チョッピングのオン時間を可変して前記ブラ
シレスモータの回転数を可変可能とするブラシレスモー
タの制御装置であって、前記マイクロコンピュータは前
記チョッピングした駆動パルスにより前記スイッチング
素子を駆動する際、前記駆動パルスの幅が所定の時間よ
り小さくならないように、前記チョッピングの周波数を
可変しており、前記ドライブ手段を介した駆動パルスの
なまりによる誤検出を抑えるようにしたものである。
動するためのインバータ手段を有し、前記ブラシレスモ
ータの電機子巻線に発生する誘起電圧と基準電圧とを比
較し、該比較結果をマイクロコンピュータに入力し、該
マイクロコンピュータが前記比較結果をもとにして前記
インバータ手段の複数スイッチング素子を駆動し、かつ
該スイッチング素子の駆動期間をチョッピングする信号
をドライブ手段を介して前記インバータ手段に出力する
一方、前記チョッピングのオン時間を可変して前記ブラ
シレスモータの回転数を可変可能とするブラシレスモー
タの制御装置であって、前記マイクロコンピュータは前
記チョッピングした駆動パルスにより前記スイッチング
素子を駆動する際、前記駆動パルスの幅が所定の時間よ
り小さくならないように、前記チョッピングの周波数を
可変しており、前記ドライブ手段を介した駆動パルスの
なまりによる誤検出を抑えるようにしたものである。
【0016】
【作用】上記手段によれば、上記ブラシレスモータを回
転制御する際、ブラシレスモータの電機子巻線に発生す
る誘起電圧と基準電圧とが位置検出手段で比較され、こ
の比較結果の交点間の時間がマイクロコンピュータで計
時される。
転制御する際、ブラシレスモータの電機子巻線に発生す
る誘起電圧と基準電圧とが位置検出手段で比較され、こ
の比較結果の交点間の時間がマイクロコンピュータで計
時される。
【0017】マイクロコンピュータにおいては、その計
時時間をもとにしてブラシレスモータの位置検出タイミ
ング、電機子巻線の通電切り替えタイミングが算出され
る。また、その通電切り替えタイミングによりインバー
タ手段の複数のスイッチング素子を駆動する駆動信号が
得られる一方、ブラシレスモータの回転数制御に合わせ
てチョッピング信号の周波数のデューティサイクルのオ
ン時間が可変される。この駆動信号およびチョッピング
信号がドライブ手段に入力され、このドライブ手段を介
した駆動パルス(駆動信号を含む)によりインバータ手
段の上下アームの各1つのスイッチング素子が駆動され
る。
時時間をもとにしてブラシレスモータの位置検出タイミ
ング、電機子巻線の通電切り替えタイミングが算出され
る。また、その通電切り替えタイミングによりインバー
タ手段の複数のスイッチング素子を駆動する駆動信号が
得られる一方、ブラシレスモータの回転数制御に合わせ
てチョッピング信号の周波数のデューティサイクルのオ
ン時間が可変される。この駆動信号およびチョッピング
信号がドライブ手段に入力され、このドライブ手段を介
した駆動パルス(駆動信号を含む)によりインバータ手
段の上下アームの各1つのスイッチング素子が駆動され
る。
【0018】例えば、ブラシレスモータの回転数を極め
て低くするような場合であっても、その駆動パルスの幅
が所定の時間より小さくならないように、チョッピング
周波数のデューティサイクルのオン時間が可変される。
て低くするような場合であっても、その駆動パルスの幅
が所定の時間より小さくならないように、チョッピング
周波数のデューティサイクルのオン時間が可変される。
【0019】これにより、上記通電を切り替えるために
上記インバータ手段を駆動する駆動パルスの幅が大きく
なり、位置検出コイルの電機子巻線に発生する誘起電圧
のピーク値が本来のレベルになり、つまり誘起電圧のピ
ーク値が下がることもなくなり、ブラシレスモータの回
転子の位置検出を確実に行うことができる。
上記インバータ手段を駆動する駆動パルスの幅が大きく
なり、位置検出コイルの電機子巻線に発生する誘起電圧
のピーク値が本来のレベルになり、つまり誘起電圧のピ
ーク値が下がることもなくなり、ブラシレスモータの回
転子の位置検出を確実に行うことができる。
【0020】
【実施例】この発明は、センサレス直流ブラシレスモー
タ(以下ブラシレスモータと記す)のインバータ手段を
駆動するためのチョッピング周波数を可変すれば、電機
子巻線に適切な電圧を印加したままで、位置検出コイル
の電機子巻線に適切な誘起電圧を発生させることができ
ることに着目したものである。
タ(以下ブラシレスモータと記す)のインバータ手段を
駆動するためのチョッピング周波数を可変すれば、電機
子巻線に適切な電圧を印加したままで、位置検出コイル
の電機子巻線に適切な誘起電圧を発生させることができ
ることに着目したものである。
【0021】そのため、この発明のブラシレスモータの
制御方法を適用した制御装置は図1に示す構成をしてい
る。なお、図中、図3と同一部分には同一符号を付し重
複説明を省略する。
制御方法を適用した制御装置は図1に示す構成をしてい
る。なお、図中、図3と同一部分には同一符号を付し重
複説明を省略する。
【0022】図1において、この制御装置の制御回路1
0は、図4に示す制御回路6の機能の他に、インバータ
部(インバータ手段)4のスイッチング素子の駆動期間
をチョッピングする際、ドライブ回路(ドライブ手段)
6bを介した駆動パルスの幅(チョッピングのオン時
間)が最低でも所定の時間より小さくならないように、
チョッピング周波数を可変可能とする機能を有するマイ
クロコンピュータ10aを備えている。
0は、図4に示す制御回路6の機能の他に、インバータ
部(インバータ手段)4のスイッチング素子の駆動期間
をチョッピングする際、ドライブ回路(ドライブ手段)
6bを介した駆動パルスの幅(チョッピングのオン時
間)が最低でも所定の時間より小さくならないように、
チョッピング周波数を可変可能とする機能を有するマイ
クロコンピュータ10aを備えている。
【0023】次に、上記制御装置の動作を図2のタイム
チャート図を参照して詳しく説明する。なお、ブラシレ
スモータ3は回転子3aが所定位置に位置決めされ、つ
まりロック状態にされているものとする。
チャート図を参照して詳しく説明する。なお、ブラシレ
スモータ3は回転子3aが所定位置に位置決めされ、つ
まりロック状態にされているものとする。
【0024】まず、制御回路10のマイクロコンピュー
タ10aはブラシレスモータ3を回転制御するためにイ
ンバータ部4の駆動信号をおよびチョッピング信号をド
ライブ回路6bに出力する。
タ10aはブラシレスモータ3を回転制御するためにイ
ンバータ部4の駆動信号をおよびチョッピング信号をド
ライブ回路6bに出力する。
【0025】このとき、ブラシレスモータ3の制御にお
ける回転数を低く、チョッピング周波数のデューティサ
イクルのオン時間(インバータ部4のスイッチング素子
のオン時間)が所定値以下であると、例えば3kHzの
チョッピング周波数を用いている場合であればそのチョ
ッピング周波数を1kHzに設定する。なお、所定値と
はドライブ回路6bを介した駆動パルスの幅(チョッピ
ングのオン時間)が最低でもスイッチング素子をオンす
るに可能な時間より小さい値である。
ける回転数を低く、チョッピング周波数のデューティサ
イクルのオン時間(インバータ部4のスイッチング素子
のオン時間)が所定値以下であると、例えば3kHzの
チョッピング周波数を用いている場合であればそのチョ
ッピング周波数を1kHzに設定する。なお、所定値と
はドライブ回路6bを介した駆動パルスの幅(チョッピ
ングのオン時間)が最低でもスイッチング素子をオンす
るに可能な時間より小さい値である。
【0026】これにより、インバータ部4の駆動信号の
オン期間をチョッピングするためのチョッピング信号の
周期が従来よりも大きくなり、ドライブ回路6bを介し
てインバータ部4を駆動する駆動パルスが同ドライブ回
路6bでなまっても、位置検出が可能となる。
オン期間をチョッピングするためのチョッピング信号の
周期が従来よりも大きくなり、ドライブ回路6bを介し
てインバータ部4を駆動する駆動パルスが同ドライブ回
路6bでなまっても、位置検出が可能となる。
【0027】図2を参照して具体的に説明すると、まず
電機子巻線Uが位置検出コイルであり、インバータ部4
のトランジスタWa,Yを駆動するとともに、一方のト
ランジシタWaの駆動期間をチョッピングするものとす
る(同図(a),(b)に示す)。
電機子巻線Uが位置検出コイルであり、インバータ部4
のトランジスタWa,Yを駆動するとともに、一方のト
ランジシタWaの駆動期間をチョッピングするものとす
る(同図(a),(b)に示す)。
【0028】このとき、チョッピング周波数のデューテ
ィサイクルのオン時間が所定値以下であると、チョピン
グ信号の周期t2(>t1)が大きく、つまりトランジ
スタWaの駆動パルス幅が大きくなる。
ィサイクルのオン時間が所定値以下であると、チョピン
グ信号の周期t2(>t1)が大きく、つまりトランジ
スタWaの駆動パルス幅が大きくなる。
【0029】これにより、電機子巻線W,Yには適切な
電圧を印加することができ、つまり適切な電流を流すこ
とができ、これによって回転子3aが回転し、位置検出
コイルの電機子巻線Uには最適な誘起電圧が発生する。
図3(c)に示すように、電機子巻線Uに発生する誘起
電圧波形のピーク値が低下するといったこともなく、位
置検出回路4においては位置検出信号が確実に得られる
(同図(d)を参照)。
電圧を印加することができ、つまり適切な電流を流すこ
とができ、これによって回転子3aが回転し、位置検出
コイルの電機子巻線Uには最適な誘起電圧が発生する。
図3(c)に示すように、電機子巻線Uに発生する誘起
電圧波形のピーク値が低下するといったこともなく、位
置検出回路4においては位置検出信号が確実に得られる
(同図(d)を参照)。
【0030】また、上述同様にして、位置検出回路4に
おいては、電機子巻線V,Wに発生する誘起電圧と基準
電圧とをそれぞれ比較して位置検出信号を出力する。各
位置検出信号がマイクロコンピュータ10aに入力し、
このマイクロコンピュータ10aはその位置検出信号の
タイミングをもとにして各相の通電切り替えタイミング
を算出する。さらに、その通電切り替えタイミングでイ
ンバータ部4を駆動するための駆動信号をドライブ回路
6bに出力する一方、チョッピング信号をドライブ回路
6bに出力する。
おいては、電機子巻線V,Wに発生する誘起電圧と基準
電圧とをそれぞれ比較して位置検出信号を出力する。各
位置検出信号がマイクロコンピュータ10aに入力し、
このマイクロコンピュータ10aはその位置検出信号の
タイミングをもとにして各相の通電切り替えタイミング
を算出する。さらに、その通電切り替えタイミングでイ
ンバータ部4を駆動するための駆動信号をドライブ回路
6bに出力する一方、チョッピング信号をドライブ回路
6bに出力する。
【0031】ところで、そのチョッピング周波数(チョ
ッピング信号の周波数)のデューティサイクルのオン時
間がブラシレスモータ3の回転数制御に応じた値に設定
される。そのオン時間が上述した所定値以下でない場合
には、チョッピング周波数を1kHzと低くしなくと
も、回転子3aの位置を確実に検出することができるた
め、チョッピング周波数を例えば元の3kHzに戻して
回転制御の効率向上を図る。
ッピング信号の周波数)のデューティサイクルのオン時
間がブラシレスモータ3の回転数制御に応じた値に設定
される。そのオン時間が上述した所定値以下でない場合
には、チョッピング周波数を1kHzと低くしなくと
も、回転子3aの位置を確実に検出することができるた
め、チョッピング周波数を例えば元の3kHzに戻して
回転制御の効率向上を図る。
【0032】このように、チョッピング周波数を可変可
能としたので、ブラシレスモータ3の回転子3aの位置
を確実に検出することができるようになり、各相の位置
検出をもとにしてブラシレスモータ3の電機子巻線の通
電切り替えタイミングを算出ることができる。また、デ
ィジタル方式を採用したブラシレスモータの制御方法を
実現することが可能となる。
能としたので、ブラシレスモータ3の回転子3aの位置
を確実に検出することができるようになり、各相の位置
検出をもとにしてブラシレスモータ3の電機子巻線の通
電切り替えタイミングを算出ることができる。また、デ
ィジタル方式を採用したブラシレスモータの制御方法を
実現することが可能となる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、ブラシレスモータを駆動するためのインバータ手段
を有し、ブラシレスモータの回転子の位置検出タイミン
グをマイクロコンピュータに入力しており、このマイク
ロコンピュータはその位置検出タイミングをもとにして
インバータ手段のスイッチング素子の駆動タイミングを
算出し、かつ回転子の回転数を制御するためにそのスイ
ッチング素子の駆動期間をチョッピングするチョッピン
グ信号を出力するブラシレスモータの制御方法であっ
て、そのチョッピングした駆動パルスによりスイッチン
グ素子を駆動する際、少なくともその駆動パルスの幅が
スイッチング素子をオンとするに可能な時間となるよう
にチョッピング周波数を可変するようにしたので、イン
バータ手段のスイッチング素子の駆動パルスがドライブ
手段によってなまることもなく、かつなまったとして
も、位置検出コイルの電機子巻線に発生する誘起電圧の
ピーク値が低下することもないため、ブラシレスモータ
の回転子の位置を確実に検出することができるという効
果がある。
ば、ブラシレスモータを駆動するためのインバータ手段
を有し、ブラシレスモータの回転子の位置検出タイミン
グをマイクロコンピュータに入力しており、このマイク
ロコンピュータはその位置検出タイミングをもとにして
インバータ手段のスイッチング素子の駆動タイミングを
算出し、かつ回転子の回転数を制御するためにそのスイ
ッチング素子の駆動期間をチョッピングするチョッピン
グ信号を出力するブラシレスモータの制御方法であっ
て、そのチョッピングした駆動パルスによりスイッチン
グ素子を駆動する際、少なくともその駆動パルスの幅が
スイッチング素子をオンとするに可能な時間となるよう
にチョッピング周波数を可変するようにしたので、イン
バータ手段のスイッチング素子の駆動パルスがドライブ
手段によってなまることもなく、かつなまったとして
も、位置検出コイルの電機子巻線に発生する誘起電圧の
ピーク値が低下することもないため、ブラシレスモータ
の回転子の位置を確実に検出することができるという効
果がある。
【図1】この発明の一実施例を示し、ブラシレスモータ
の制御方法が適用される制御装置の概略的ブロック線
図。
の制御方法が適用される制御装置の概略的ブロック線
図。
【図2】図1に示す制御装置の動作を説明するための概
略的タイムチャート図。
略的タイムチャート図。
【図3】従来のブラシレスモータの制御装置の概略的ブ
ロック線図。
ロック線図。
【図4】図3に示す制御装置の動作を説明するための概
略的タイムチャート図。
略的タイムチャート図。
1 交流電源 2 AC/DC変換部 3 ブラシレスモータ(センサレス直流ブラシレスモー
タ) 3a 回転子 4 インバータ部(インバータ手段) 5 位置検出回路(位置検出手段) 5a 抵抗回路 5b,5c,5d 比較回路 6,10 制御回路 6b ドライブ回路(ドライブ手段) 10a マイクロコンピュータ U,V,W 電機子巻線(ブラシレスモータ3の) Ua,Va,Wa,X,Y,Z トランジスタ(スイッ
チング素子)
タ) 3a 回転子 4 インバータ部(インバータ手段) 5 位置検出回路(位置検出手段) 5a 抵抗回路 5b,5c,5d 比較回路 6,10 制御回路 6b ドライブ回路(ドライブ手段) 10a マイクロコンピュータ U,V,W 電機子巻線(ブラシレスモータ3の) Ua,Va,Wa,X,Y,Z トランジスタ(スイッ
チング素子)
Claims (2)
- 【請求項1】 ブラシレスモータを駆動するためのイン
バータ手段を有し、該インバータ手段の複数スイッチン
グ素子を駆動するとともに、該スイッチング素子の駆動
期間をチョッピングし、該チョッピングのオン時間を可
変して前記ブラシレスモータの回転数を可変可能とする
ブラシレスモータの制御方法であって、 前記チョッピングした駆動パルスにより前記スイッチン
グ素子を駆動する際、前記駆動パルスの幅が所定の時間
より小さくならないように、前記チョッピングの周波数
を可変するようにしたことを特徴とするブラシレスモー
タの制御方法。 - 【請求項2】 ブラシレスモータを駆動するためのイン
バータ手段を有し、前記ブラシレスモータの電機子巻線
に発生する誘起電圧と基準電圧とを比較し、該比較結果
をマイクロコンピュータに入力し、該マイクロコンピュ
ータが前記比較結果をもとにして前記インバータ手段の
複数スイッチング素子を駆動し、かつ該スイッチング素
子の駆動期間をチョッピングする信号をドライブ手段を
介して前記インバータ手段に出力する一方、前記チョッ
ピングのオン時間を可変して前記ブラシレスモータの回
転数を可変可能とするブラシレスモータの制御装置であ
って、 前記マイクロコンピュータは前記チョッピングした駆動
パルスにより前記スイッチング素子を駆動する際、前記
駆動パルスの幅が所定の時間より小さくならないよう
に、前記チョッピングの周波数を可変したことを特徴と
するブラシレスモータの制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7047781A JPH08223972A (ja) | 1995-02-13 | 1995-02-13 | ブラシレスモータの制御方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7047781A JPH08223972A (ja) | 1995-02-13 | 1995-02-13 | ブラシレスモータの制御方法およびその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08223972A true JPH08223972A (ja) | 1996-08-30 |
Family
ID=12784922
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7047781A Withdrawn JPH08223972A (ja) | 1995-02-13 | 1995-02-13 | ブラシレスモータの制御方法およびその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08223972A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012011632A (ja) * | 2010-06-30 | 2012-01-19 | Brother Industries Ltd | 画像形成装置及びブラシレスモータ制御プログラム |
| CN110572090A (zh) * | 2019-09-11 | 2019-12-13 | 珠海凯邦电机制造有限公司 | 一种无霍尔元件的电机控制装置、方法和存储介质 |
-
1995
- 1995-02-13 JP JP7047781A patent/JPH08223972A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012011632A (ja) * | 2010-06-30 | 2012-01-19 | Brother Industries Ltd | 画像形成装置及びブラシレスモータ制御プログラム |
| CN110572090A (zh) * | 2019-09-11 | 2019-12-13 | 珠海凯邦电机制造有限公司 | 一种无霍尔元件的电机控制装置、方法和存储介质 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020507 |