JPH082240A - 車両用暖房装置 - Google Patents
車両用暖房装置Info
- Publication number
- JPH082240A JPH082240A JP6157933A JP15793394A JPH082240A JP H082240 A JPH082240 A JP H082240A JP 6157933 A JP6157933 A JP 6157933A JP 15793394 A JP15793394 A JP 15793394A JP H082240 A JPH082240 A JP H082240A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heating
- vehicle
- air
- heater
- temperature sensor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 寒冷時に車両室内の暖房を急速に行うことに
より車両室内の快適性の向上を図る。 【構成】 コントローラ6の制御部6Aは、雰囲気温セ
ンサ1により検出したドライバーに近接した付近の雰囲
気温度,外気温センサ2により検出した外気温度,及び
電熱板5の電熱線5kのワット数との対応関係を示す温
調制御マップ6Bに基づき電熱板5の電熱線5kのワッ
ト数を設定し、設定したワット数に対応したワット数選
択信号を出力してヒータ切替スイッチ10を端子5p,
5q,5rの何れかに接続することにより、電熱板5の
電熱線5kで発熱した熱に基づく急速暖房制御を行い、
エンジン冷却水の水温が所定温度(60度C)に達した
時点で通常暖房制御に移行する。
より車両室内の快適性の向上を図る。 【構成】 コントローラ6の制御部6Aは、雰囲気温セ
ンサ1により検出したドライバーに近接した付近の雰囲
気温度,外気温センサ2により検出した外気温度,及び
電熱板5の電熱線5kのワット数との対応関係を示す温
調制御マップ6Bに基づき電熱板5の電熱線5kのワッ
ト数を設定し、設定したワット数に対応したワット数選
択信号を出力してヒータ切替スイッチ10を端子5p,
5q,5rの何れかに接続することにより、電熱板5の
電熱線5kで発熱した熱に基づく急速暖房制御を行い、
エンジン冷却水の水温が所定温度(60度C)に達した
時点で通常暖房制御に移行する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用暖房装置に係
り、特に、寒冷時に車両室内の暖房を急速に行うことに
より車両室内の快適性の向上を図る場合に好適な車両用
暖房装置に関する。
り、特に、寒冷時に車両室内の暖房を急速に行うことに
より車両室内の快適性の向上を図る場合に好適な車両用
暖房装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、空調装置(またはカーヒータ)を
装備した車両の室内の暖房を行う場合には、エンジンを
冷却した後の温水を利用する温水式暖房が一般的となっ
ている。温水式暖房では、エンジンの始動後,エンジン
を冷却した温水の一部をヒータユニットへ供給し、温水
から放出する熱でヒータユニット内の空気を温め、当該
温風をインストルメントパネルの吹出口から車両室内へ
吹出させるようになっている。この場合、エンジンを冷
却した水の水温が或る程度上昇した時点で、暖房が効く
ようになっている。
装備した車両の室内の暖房を行う場合には、エンジンを
冷却した後の温水を利用する温水式暖房が一般的となっ
ている。温水式暖房では、エンジンの始動後,エンジン
を冷却した温水の一部をヒータユニットへ供給し、温水
から放出する熱でヒータユニット内の空気を温め、当該
温風をインストルメントパネルの吹出口から車両室内へ
吹出させるようになっている。この場合、エンジンを冷
却した水の水温が或る程度上昇した時点で、暖房が効く
ようになっている。
【0003】図10は空調装置を搭載した車両のインス
トルメントパネルの一例を示すものであり、インストル
メントパネル60には、前面中央部に空調パネル61が
装着されると共に、前面中央部及び左右両側部にベント
吹出口62,63,64が各々配置され、フロントガラ
ス側にデフ吹出口65,66が配置されると共に、その
足元側にフット吹出口67,68が配置されている。図
中破線矢印は風の吹出方向を示す。
トルメントパネルの一例を示すものであり、インストル
メントパネル60には、前面中央部に空調パネル61が
装着されると共に、前面中央部及び左右両側部にベント
吹出口62,63,64が各々配置され、フロントガラ
ス側にデフ吹出口65,66が配置されると共に、その
足元側にフット吹出口67,68が配置されている。図
中破線矢印は風の吹出方向を示す。
【0004】図11は空調パネル61の拡大図であり、
空調パネル61には、吹出口切替レバー69,ヒータ用
風量切替レバー70,温度調節レバー71,内外気切替
レバー72等が配置されている。また、図12はベント
吹出口62,64及び各機構部の取付状態を示す図であ
り、エンジンを冷却した後の温水がヒータユニット73
の内部へ供給されると、ヒータユニット73内部で温め
られた空気がベント吹出口62から車両室内へ吹出すと
共に,ダクト74を介して右側のベント吹出口64から
車両室内へ吹出すようになっている。図12ではインス
トルメントパネル左側のベント吹出口63の図示は省略
してある。
空調パネル61には、吹出口切替レバー69,ヒータ用
風量切替レバー70,温度調節レバー71,内外気切替
レバー72等が配置されている。また、図12はベント
吹出口62,64及び各機構部の取付状態を示す図であ
り、エンジンを冷却した後の温水がヒータユニット73
の内部へ供給されると、ヒータユニット73内部で温め
られた空気がベント吹出口62から車両室内へ吹出すと
共に,ダクト74を介して右側のベント吹出口64から
車両室内へ吹出すようになっている。図12ではインス
トルメントパネル左側のベント吹出口63の図示は省略
してある。
【0005】図13はヒータユニット73の一部を省略
した分解斜視図であり、ヒータユニット73は、ヒータ
ケース75,76,吹出口開閉用のダンパ77〜80,
ヒータコア81等から構成されており、ヒータコア81
には、エンジンを冷却した温水導入用ホース82,温水
排出用ホース83が付設されている。図中矢印は水の導
入方向及び排水方向を示す。
した分解斜視図であり、ヒータユニット73は、ヒータ
ケース75,76,吹出口開閉用のダンパ77〜80,
ヒータコア81等から構成されており、ヒータコア81
には、エンジンを冷却した温水導入用ホース82,温水
排出用ホース83が付設されている。図中矢印は水の導
入方向及び排水方向を示す。
【0006】また、図14は温水経路を示す図であり、
車両エンジンのシリンダブロック及びシリンダヘッドに
設けられたウオータジャケット(以上図示略)内の水
は、インテークマニホルド87,サーモスタット(図示
略),ラジエタインレットホース90を介してラジエタ
84へ送られ、更にラジエタアウトレットホース85,
ウオータポンプインレットパイプ86,ウオータポンプ
(図示略)を介してウオータジャケットへ戻される。ま
た、ウオータジャケット内の水は、インテークマニホル
ド87,ヒータインレットホース88を介してヒータコ
ア81(図13参照)へ供給され、ヒータコアを通った
水はヒータアウトレットホース89を介してウオータポ
ンプインレットパイプ86へ戻される。図15は温水経
路を示すブロック図である。
車両エンジンのシリンダブロック及びシリンダヘッドに
設けられたウオータジャケット(以上図示略)内の水
は、インテークマニホルド87,サーモスタット(図示
略),ラジエタインレットホース90を介してラジエタ
84へ送られ、更にラジエタアウトレットホース85,
ウオータポンプインレットパイプ86,ウオータポンプ
(図示略)を介してウオータジャケットへ戻される。ま
た、ウオータジャケット内の水は、インテークマニホル
ド87,ヒータインレットホース88を介してヒータコ
ア81(図13参照)へ供給され、ヒータコアを通った
水はヒータアウトレットホース89を介してウオータポ
ンプインレットパイプ86へ戻される。図15は温水経
路を示すブロック図である。
【0007】ここで、従来の空調装置を搭載した車両の
室内の暖房を行う場合の例を説明すると、寒冷時(例え
ば外気温度が−10度C,車両室内温度が−5度C)に
ドライバーが車両に乗車し、イグニッションスイッチを
オン操作してエンジンを始動させたばかりの時点では、
エンジン冷却水の水温はかなり低く、車両室内は空調装
置の作動(暖房モード)の如何に関わらず冷えた状態と
なっている。エンジン始動から時間が経過し暖機運転状
態に移行すると、水温は徐々に上昇するが所定温度まで
上昇するにはかなりの時間を要する。この後、ドライバ
ーが車両を発進させ空調装置を作動(暖房モード)させ
た時点で、車両室内が暖かくなり始める。
室内の暖房を行う場合の例を説明すると、寒冷時(例え
ば外気温度が−10度C,車両室内温度が−5度C)に
ドライバーが車両に乗車し、イグニッションスイッチを
オン操作してエンジンを始動させたばかりの時点では、
エンジン冷却水の水温はかなり低く、車両室内は空調装
置の作動(暖房モード)の如何に関わらず冷えた状態と
なっている。エンジン始動から時間が経過し暖機運転状
態に移行すると、水温は徐々に上昇するが所定温度まで
上昇するにはかなりの時間を要する。この後、ドライバ
ーが車両を発進させ空調装置を作動(暖房モード)させ
た時点で、車両室内が暖かくなり始める。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来技術においては、寒冷時に車両室内の暖房を行う
場合、エンジンを始動させてからかなりの時間にわたっ
て暖機運転を行ってからでないと、空調装置を作動(暖
房モード)させても車両室内が暖かくならないという問
題があった。換言すれば、車両室内の暖房をエンジン冷
却水の水温の上昇に依存しているため、車両室内に温風
が行きわたるまではかなりの時間を要し、車両乗員にと
ってはエンジン始動後からしばらくの間は寒く、快適性
の面で問題があった。
た従来技術においては、寒冷時に車両室内の暖房を行う
場合、エンジンを始動させてからかなりの時間にわたっ
て暖機運転を行ってからでないと、空調装置を作動(暖
房モード)させても車両室内が暖かくならないという問
題があった。換言すれば、車両室内の暖房をエンジン冷
却水の水温の上昇に依存しているため、車両室内に温風
が行きわたるまではかなりの時間を要し、車両乗員にと
ってはエンジン始動後からしばらくの間は寒く、快適性
の面で問題があった。
【0009】また、前述の如く、車両室内の暖房を行う
ためにエンジンを始動させてからかなりの時間にわたっ
て暖機運転を行う必要があるため、燃料の消費が無視で
きないものとなり、この結果、燃費が悪化するという問
題があった。更に、前述の如く、車両室内に温風が行き
わたるまではかなりの時間を要するため、車両の走行目
的地が近距離の場合には、目的地に到着するまで車両室
内が冷えきったままの状態となるという問題があった。
ためにエンジンを始動させてからかなりの時間にわたっ
て暖機運転を行う必要があるため、燃料の消費が無視で
きないものとなり、この結果、燃費が悪化するという問
題があった。更に、前述の如く、車両室内に温風が行き
わたるまではかなりの時間を要するため、車両の走行目
的地が近距離の場合には、目的地に到着するまで車両室
内が冷えきったままの状態となるという問題があった。
【0010】
【発明の目的】本発明は、上記従来例の有する不都合を
改善し、特に、寒冷時に車両室内の暖房を急速に行うこ
とにより車両室内の快適性の向上を図ることを達成した
車両用暖房装置を提供することを、その目的とする。
改善し、特に、寒冷時に車両室内の暖房を急速に行うこ
とにより車両室内の快適性の向上を図ることを達成した
車両用暖房装置を提供することを、その目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、エンジンを冷
却した後の冷却水から放出する熱で空気を加熱するヒー
タコアと,該ヒータコアで加熱された温風を車両室内へ
導く温風ガイド手段と,外部操作され車両室内の暖房モ
ードを設定する暖房スイッチと,該暖房スイッチにより
車両室内の暖房モードが設定された場合に駆動して前記
ヒータコアへ向けて風を送り込む送風機構とを車体に備
えた車両用暖房装置において、前記ヒータコアの温風排
出側に、電熱体を付設すると共に、前記車体の一部に、
前記エンジンの冷却水の水温を検出する水温センサを装
備し、前記エンジンの始動時に前記暖房スイッチにより
暖房モードが設定された場合に予め特定された制御マッ
プに基づき急速暖房が必要か否かを判定する第1の機能
と,急速暖房が必要と判定した場合に前記電熱体に通電
する第2の機能と,前記水温センサにより検出した水温
が設定温度に達した場合に前記電熱体への通電を停止す
る第3の機能とを有する制御手段を装備する、という構
成を採っている。これによって前述した目的を達成しよ
うとするものである。
却した後の冷却水から放出する熱で空気を加熱するヒー
タコアと,該ヒータコアで加熱された温風を車両室内へ
導く温風ガイド手段と,外部操作され車両室内の暖房モ
ードを設定する暖房スイッチと,該暖房スイッチにより
車両室内の暖房モードが設定された場合に駆動して前記
ヒータコアへ向けて風を送り込む送風機構とを車体に備
えた車両用暖房装置において、前記ヒータコアの温風排
出側に、電熱体を付設すると共に、前記車体の一部に、
前記エンジンの冷却水の水温を検出する水温センサを装
備し、前記エンジンの始動時に前記暖房スイッチにより
暖房モードが設定された場合に予め特定された制御マッ
プに基づき急速暖房が必要か否かを判定する第1の機能
と,急速暖房が必要と判定した場合に前記電熱体に通電
する第2の機能と,前記水温センサにより検出した水温
が設定温度に達した場合に前記電熱体への通電を停止す
る第3の機能とを有する制御手段を装備する、という構
成を採っている。これによって前述した目的を達成しよ
うとするものである。
【0012】
【作用】本発明によれば、寒冷時において、車両ドライ
バーがエンジンを始動させた後、車両室内の暖房を行う
べく暖房スイッチを操作して暖房モードを設定すると、
送風機構は、ヒータコアへ向けて風を送り込む。この
時、制御手段は、予め特定された制御マップに基づき、
車両室内の急速暖房が必要か否かを判定する。他方、エ
ンジン冷却水の水温は、水温センサにより検出される。
制御手段は、車両室内の急速暖房が必要と判定すると、
ヒータコアの温風排出側に付設された電熱体に通電す
る。これにより、送風機構によりヒータコアへ送り込ま
れてくる風は、ヒータコア及び電熱体で充分に加熱され
た後、温風ガイド手段を介して車両室内へ供給される。
即ち、急速暖房モードとなる。この後、制御手段は、水
温センサにより検出されたエンジン冷却水の水温が設定
温度に達すると、電熱体に対する通電を停止する。これ
により、送風機構によりヒータコアへ送り込まれてくる
風は、ヒータコアのみで加熱された後、温風ガイド手段
を介して車両室内へ供給される。即ち、通常の暖房モー
ドとなる。
バーがエンジンを始動させた後、車両室内の暖房を行う
べく暖房スイッチを操作して暖房モードを設定すると、
送風機構は、ヒータコアへ向けて風を送り込む。この
時、制御手段は、予め特定された制御マップに基づき、
車両室内の急速暖房が必要か否かを判定する。他方、エ
ンジン冷却水の水温は、水温センサにより検出される。
制御手段は、車両室内の急速暖房が必要と判定すると、
ヒータコアの温風排出側に付設された電熱体に通電す
る。これにより、送風機構によりヒータコアへ送り込ま
れてくる風は、ヒータコア及び電熱体で充分に加熱され
た後、温風ガイド手段を介して車両室内へ供給される。
即ち、急速暖房モードとなる。この後、制御手段は、水
温センサにより検出されたエンジン冷却水の水温が設定
温度に達すると、電熱体に対する通電を停止する。これ
により、送風機構によりヒータコアへ送り込まれてくる
風は、ヒータコアのみで加熱された後、温風ガイド手段
を介して車両室内へ供給される。即ち、通常の暖房モー
ドとなる。
【0013】
【実施例】以下、本発明を適用してなる実施例を図面に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
【0014】先ず、本実施例における空調装置(エアコ
ン)を装備した車両の要部の構成を図5及び図6に基づ
き説明すると、車両11のインストルメントパネル12
には、空調装置の空調パネル13,ベント吹出口14,
15,16,デフ吹出口17,18,フット吹出口1
9,20,及びドライバーに近接した付近の雰囲気温度
を検出する雰囲気温センサ1(図1参照)が装備されて
いる。空調パネル13には、後述のヒータファンスイッ
チ8の他に、吹出口切替レバー等が配置されている。
ン)を装備した車両の要部の構成を図5及び図6に基づ
き説明すると、車両11のインストルメントパネル12
には、空調装置の空調パネル13,ベント吹出口14,
15,16,デフ吹出口17,18,フット吹出口1
9,20,及びドライバーに近接した付近の雰囲気温度
を検出する雰囲気温センサ1(図1参照)が装備されて
いる。空調パネル13には、後述のヒータファンスイッ
チ8の他に、吹出口切替レバー等が配置されている。
【0015】また、車両11の例えばボディ上部には、
外気温度を検出する外気温センサ2が装備されており、
更に、車両11のエンジンルーム内部には、エンジン冷
却水の水温を検出する水温センサ3(図1参照)が装備
されている。更に、車両11のインストルメントパネル
12の裏側には、送風機構21及び温風ガイド手段とし
てのダクト(図示略)が配設されている。送風機構21
は、ヒータコア4(後述)で加熱された温風またはヒー
タコア4及び電熱線5k(後述)で加熱された温風を,
前述のダクト及び各吹出口を介して車両室内へ送り込む
ようになっている。
外気温度を検出する外気温センサ2が装備されており、
更に、車両11のエンジンルーム内部には、エンジン冷
却水の水温を検出する水温センサ3(図1参照)が装備
されている。更に、車両11のインストルメントパネル
12の裏側には、送風機構21及び温風ガイド手段とし
てのダクト(図示略)が配設されている。送風機構21
は、ヒータコア4(後述)で加熱された温風またはヒー
タコア4及び電熱線5k(後述)で加熱された温風を,
前述のダクト及び各吹出口を介して車両室内へ送り込む
ようになっている。
【0016】また、車両1に装備された空調装置のヒー
タユニット(図示略)の内部には、図2及び図3に示す
如く、多数のフィン4a,4b,4c・・を備えたヒー
タコア4が装備されている。ヒータコア4には、車両エ
ンジン冷却後の温水がホース(図示略)を介して供給さ
れると共に,図2上方の吸入側から車両外部または車両
室内より導入された空気(破線矢印)が吸入されるよう
になっている。車両外部または車両室内より導入された
空気は、通常暖房時にはヒータコア4で温められ、急速
暖房時にはヒータコア4及び後述の電熱板5の電熱線5
kで温められ、図2下方の温風排出側から温風(破線矢
印)として排出されるようになっている。
タユニット(図示略)の内部には、図2及び図3に示す
如く、多数のフィン4a,4b,4c・・を備えたヒー
タコア4が装備されている。ヒータコア4には、車両エ
ンジン冷却後の温水がホース(図示略)を介して供給さ
れると共に,図2上方の吸入側から車両外部または車両
室内より導入された空気(破線矢印)が吸入されるよう
になっている。車両外部または車両室内より導入された
空気は、通常暖房時にはヒータコア4で温められ、急速
暖房時にはヒータコア4及び後述の電熱板5の電熱線5
kで温められ、図2下方の温風排出側から温風(破線矢
印)として排出されるようになっている。
【0017】ヒータコア4の温風排出側には、ヒータコ
ア4の平面形状よりも若干大なる平面形状を有する電熱
板5が固定されている。電熱板5は、図4に示す如く、
スノコ状に組まれた電熱線5kを備えた本体部5aと,
当該本体部5aの両端部に各々1対ずつ一体に設けられ
た取付部5b,5c,5d,5eとから構成されてい
る。
ア4の平面形状よりも若干大なる平面形状を有する電熱
板5が固定されている。電熱板5は、図4に示す如く、
スノコ状に組まれた電熱線5kを備えた本体部5aと,
当該本体部5aの両端部に各々1対ずつ一体に設けられ
た取付部5b,5c,5d,5eとから構成されてい
る。
【0018】更に、電熱板5の取付部5b,5c,5
d,5eには、スクリュ取付穴5f,5g,5h,5j
が各々形成されると共に、取付部5bと取付部5dとの
間の寸法及び取付部5cと取付部5eとの間の寸法は、
ヒータコア4の長手方向寸法とほぼ同一に設定されてい
る。電熱板5とヒータコア4とは、電熱板5の取付部5
b〜5eのスクリュ取付穴5f〜5jにスクリュSを締
め付けることにより固定されている。
d,5eには、スクリュ取付穴5f,5g,5h,5j
が各々形成されると共に、取付部5bと取付部5dとの
間の寸法及び取付部5cと取付部5eとの間の寸法は、
ヒータコア4の長手方向寸法とほぼ同一に設定されてい
る。電熱板5とヒータコア4とは、電熱板5の取付部5
b〜5eのスクリュ取付穴5f〜5jにスクリュSを締
め付けることにより固定されている。
【0019】また、電熱板5の電熱線5kは、そのワッ
ト数が例えば200[W],400[W],600
[W](200[W]+400[W])の3種類のワッ
ト数の何れかに切替えることが可能となっており、後述
のコントローラ6がヒータ切替スイッチ10を制御する
ことにより電熱線5kのワット数が選択されるようにな
っている。
ト数が例えば200[W],400[W],600
[W](200[W]+400[W])の3種類のワッ
ト数の何れかに切替えることが可能となっており、後述
のコントローラ6がヒータ切替スイッチ10を制御する
ことにより電熱線5kのワット数が選択されるようにな
っている。
【0020】次に、本実施例における車両に装備した急
速暖房システムの構成を図1に基づき説明すると、急速
暖房システムは、制御部6A及び温度調節制御マップ6
B(以下,温調制御マップと略称)を備えたコントロー
ラ6と、雰囲気温センサ1と、外気温センサ2と、水温
センサ3と、電熱板5と、車載バッテリ7と、ヒータフ
ァンスイッチ8と、ヒータ切替スイッチ10等とから大
略構成されている。
速暖房システムの構成を図1に基づき説明すると、急速
暖房システムは、制御部6A及び温度調節制御マップ6
B(以下,温調制御マップと略称)を備えたコントロー
ラ6と、雰囲気温センサ1と、外気温センサ2と、水温
センサ3と、電熱板5と、車載バッテリ7と、ヒータフ
ァンスイッチ8と、ヒータ切替スイッチ10等とから大
略構成されている。
【0021】これを詳述すると、車載バッテリ7のプラ
ス端子側には、上述した空調装置(エアコン)に装備さ
れたヒータファンスイッチ8が接続されると共に、ヒー
タファンスイッチ8は、ヒューズ9を介してコントロー
ラ6の制御部6Aへ接続されている。また、制御部6A
には、雰囲気温センサ1,外気温センサ2,水温センサ
3が接続されると共に、ヒータ切替スイッチ10が接続
されている。ヒータ切替スイッチ10は、端子5p,5
q,5rを介して電熱板5の取付部5cに接続され、電
熱板5の取付部5bは、接地されている。
ス端子側には、上述した空調装置(エアコン)に装備さ
れたヒータファンスイッチ8が接続されると共に、ヒー
タファンスイッチ8は、ヒューズ9を介してコントロー
ラ6の制御部6Aへ接続されている。また、制御部6A
には、雰囲気温センサ1,外気温センサ2,水温センサ
3が接続されると共に、ヒータ切替スイッチ10が接続
されている。ヒータ切替スイッチ10は、端子5p,5
q,5rを介して電熱板5の取付部5cに接続され、電
熱板5の取付部5bは、接地されている。
【0022】前述のヒータファンスイッチ8は、その外
部操作により,上述した送風機構21の駆動状態を選択
するためのスイッチであり、上述した空調パネル13に
配設されている。ヒータファンスイッチ8をオン操作す
ると、インストルメントパネル12裏側に設置された送
風機構21が駆動するようになっている。また、ヒータ
切替スイッチ10は、コントローラ6の制御部6Aの制
御により,電熱板5の電熱線5kのワット数を200
[W],400[W],600[W](200[W]+
400[W])の3種類の内の何れかを選択するスイッ
チである。
部操作により,上述した送風機構21の駆動状態を選択
するためのスイッチであり、上述した空調パネル13に
配設されている。ヒータファンスイッチ8をオン操作す
ると、インストルメントパネル12裏側に設置された送
風機構21が駆動するようになっている。また、ヒータ
切替スイッチ10は、コントローラ6の制御部6Aの制
御により,電熱板5の電熱線5kのワット数を200
[W],400[W],600[W](200[W]+
400[W])の3種類の内の何れかを選択するスイッ
チである。
【0023】コントローラ6の制御部6Aは、雰囲気温
センサ1により検出したドライバーに近接した付近の雰
囲気温度と外気温センサ2により検出した外気温度との
対応関係(図7参照)に基づき電熱板5の電熱線5kの
ワット数を設定し、当該設定したワット数に対応したワ
ット数選択信号を出力してヒータ切替スイッチ10を端
子5p,5q,5rの何れかに接続することにより、電
熱板5の電熱線5kで発熱した熱に基づく急速暖房制御
を行うようになっている。
センサ1により検出したドライバーに近接した付近の雰
囲気温度と外気温センサ2により検出した外気温度との
対応関係(図7参照)に基づき電熱板5の電熱線5kの
ワット数を設定し、当該設定したワット数に対応したワ
ット数選択信号を出力してヒータ切替スイッチ10を端
子5p,5q,5rの何れかに接続することにより、電
熱板5の電熱線5kで発熱した熱に基づく急速暖房制御
を行うようになっている。
【0024】即ち、ヒータ切替スイッチ10が端子5p
に接続された場合は、電熱板5の電熱線5kのワット数
が200[W]に設定され、ヒータ切替スイッチ10が
端子5qに接続された場合は、電熱板5の電熱線5kの
ワット数が400[W]に設定され、ヒータ切替スイッ
チ10が端子5rに接続された場合は、電熱板5の電熱
線5kのワット数が600[W]に設定され、ヒータ切
替スイッチ10が端子5p,5q,5rの何れにも接続
されない場合は、電熱板5の電熱線5kへの通電が停止
されるようになっている。
に接続された場合は、電熱板5の電熱線5kのワット数
が200[W]に設定され、ヒータ切替スイッチ10が
端子5qに接続された場合は、電熱板5の電熱線5kの
ワット数が400[W]に設定され、ヒータ切替スイッ
チ10が端子5rに接続された場合は、電熱板5の電熱
線5kのワット数が600[W]に設定され、ヒータ切
替スイッチ10が端子5p,5q,5rの何れにも接続
されない場合は、電熱板5の電熱線5kへの通電が停止
されるようになっている。
【0025】図7は雰囲気温センサ1の検出温度,外気
温センサ2の検出温度,及び電熱線5kのワット数の関
係を示す温調制御マップ6Bであり、コントローラ6に
内蔵されている。コントローラ6の制御部6Aは、温調
制御マップ6Bに基づき、例えば外気温センサ2の検出
値が「−10度C〜0度C」の範囲にあり,雰囲気温セ
ンサ1の検出温度が「0度C〜10度C」の範囲にある
場合は、電熱板5の電熱線5kのワット数を「400
W」に設定し、例えば外気温センサ2の検出温度が「−
20度C〜−10度C」の範囲にあり,雰囲気温センサ
1の検出温度が「−10度C〜0度C」の範囲にある場
合は、電熱板5の電熱線5kのワット数を「600W」
に設定するようになっている。
温センサ2の検出温度,及び電熱線5kのワット数の関
係を示す温調制御マップ6Bであり、コントローラ6に
内蔵されている。コントローラ6の制御部6Aは、温調
制御マップ6Bに基づき、例えば外気温センサ2の検出
値が「−10度C〜0度C」の範囲にあり,雰囲気温セ
ンサ1の検出温度が「0度C〜10度C」の範囲にある
場合は、電熱板5の電熱線5kのワット数を「400
W」に設定し、例えば外気温センサ2の検出温度が「−
20度C〜−10度C」の範囲にあり,雰囲気温センサ
1の検出温度が「−10度C〜0度C」の範囲にある場
合は、電熱板5の電熱線5kのワット数を「600W」
に設定するようになっている。
【0026】また、図8はエンジン冷却水の水温,ドラ
イバーに近接した付近の雰囲気温度,ヒータファンスイ
ッチ8の信号,及びヒータ切替スイッチ10の信号の関
係を示す図である。車両ドライバーがイグニッションス
イッチをオン操作しエンジンを始動すると共に,ヒータ
ファンスイッチ8をオン操作し(時刻t1)、この後、
コントローラ6の制御部6Aがヒータ切替スイッチ10
をオン状態として電熱板5の電熱線5kのワット数を
「400W」に設定すると、電熱線5kで熱せられた温
風が吹出口から吹出すため、ドライバーに近接した付近
の雰囲気温度が急激に上昇し、急速暖房モードに移行す
るようになっている(時刻t2)。
イバーに近接した付近の雰囲気温度,ヒータファンスイ
ッチ8の信号,及びヒータ切替スイッチ10の信号の関
係を示す図である。車両ドライバーがイグニッションス
イッチをオン操作しエンジンを始動すると共に,ヒータ
ファンスイッチ8をオン操作し(時刻t1)、この後、
コントローラ6の制御部6Aがヒータ切替スイッチ10
をオン状態として電熱板5の電熱線5kのワット数を
「400W」に設定すると、電熱線5kで熱せられた温
風が吹出口から吹出すため、ドライバーに近接した付近
の雰囲気温度が急激に上昇し、急速暖房モードに移行す
るようになっている(時刻t2)。
【0027】コントローラ6の制御部6Aは、急速暖房
モードにおける時間の経過に伴い電熱板5の電熱線5k
のワット数を「200W」に切替え(時刻t3)、更に
時間の経過に伴い電熱板5の電熱線5kのワット数を
「0W」(オフ状態)に切替えるようになっている(時
刻t4)。この後、エンジン冷却水の水温が所定温度
(例えば60度C)に達した時点で(時刻t5)、急速
暖房を停止し通常暖房に移行させるようになっている。
図8の破線は従来の暖房時における車両ドライバーに近
接した付近の雰囲気温度を示す。
モードにおける時間の経過に伴い電熱板5の電熱線5k
のワット数を「200W」に切替え(時刻t3)、更に
時間の経過に伴い電熱板5の電熱線5kのワット数を
「0W」(オフ状態)に切替えるようになっている(時
刻t4)。この後、エンジン冷却水の水温が所定温度
(例えば60度C)に達した時点で(時刻t5)、急速
暖房を停止し通常暖房に移行させるようになっている。
図8の破線は従来の暖房時における車両ドライバーに近
接した付近の雰囲気温度を示す。
【0028】次に、上記の如く構成して成る本実施例の
作用を図9に基づき説明する。
作用を図9に基づき説明する。
【0029】車両に乗車したドライバーは、イグニッシ
ョンスイッチをオン操作することによりエンジンを始動
し(図9のステップS1の肯定)、車両室内の暖房を行
うべく,イグニッションスイッチのオン操作と同時に空
調パネル13のヒータファンスイッチ8をオン操作する
(ステップS2)。またこの時、コントローラ6の制御
部6Aは、雰囲気温センサ1により検出された車両ドラ
イバーに近接した付近の雰囲気温度,外気温センサ2に
より検出された外気温度,水温センサ3により検出され
たエンジン冷却水の水温を読み込む(ステップS3)。
この場合、イグニッションスイッチがオン状態となって
いる間は、各センサは常時温度検出を行っている。
ョンスイッチをオン操作することによりエンジンを始動
し(図9のステップS1の肯定)、車両室内の暖房を行
うべく,イグニッションスイッチのオン操作と同時に空
調パネル13のヒータファンスイッチ8をオン操作する
(ステップS2)。またこの時、コントローラ6の制御
部6Aは、雰囲気温センサ1により検出された車両ドラ
イバーに近接した付近の雰囲気温度,外気温センサ2に
より検出された外気温度,水温センサ3により検出され
たエンジン冷却水の水温を読み込む(ステップS3)。
この場合、イグニッションスイッチがオン状態となって
いる間は、各センサは常時温度検出を行っている。
【0030】コントローラ6の制御部6Aは、雰囲気温
センサ1の検出温度が例えば「0度C〜10度C」の範
囲にあり,外気温センサ2の検出温度が例えば「−10
度C〜0度C」の範囲にある場合は、上述した温調制御
マップ6Bに基づき車両室内の急速暖房が必要と判断し
(ステップS4の肯定)、「急速暖房モード」を選択す
る。この場合、雰囲気温センサ1の検出温度が例えば
「10度C」を超え,外気温センサ2の検出温度が例え
ば「10度C」を超えている場合は、上述した温調制御
マップ6Bに基づき車両室内の急速暖房は不要と判断し
(ステップS4の否定)、「通常暖房モード」を選択す
る(ステップS10)。
センサ1の検出温度が例えば「0度C〜10度C」の範
囲にあり,外気温センサ2の検出温度が例えば「−10
度C〜0度C」の範囲にある場合は、上述した温調制御
マップ6Bに基づき車両室内の急速暖房が必要と判断し
(ステップS4の肯定)、「急速暖房モード」を選択す
る。この場合、雰囲気温センサ1の検出温度が例えば
「10度C」を超え,外気温センサ2の検出温度が例え
ば「10度C」を超えている場合は、上述した温調制御
マップ6Bに基づき車両室内の急速暖房は不要と判断し
(ステップS4の否定)、「通常暖房モード」を選択す
る(ステップS10)。
【0031】コントローラ6の制御部6Aは、「急速暖
房モード」を選択したことに伴い、雰囲気温センサ1,
外気温センサ2の各検出温度と上述した温調制御マップ
6Bに基づき電熱板5の電熱線5kのワット数を「40
0W」に設定すると共に、ワット数選択信号を出力しヒ
ータ切替スイッチ10をオン状態とする(ステップS
5)。これにより、電熱板5の電熱線5kは上述した設
定ワット数「400W」で発熱すると共に(ステップS
6)、送風機構21が駆動する(ステップS7)。
房モード」を選択したことに伴い、雰囲気温センサ1,
外気温センサ2の各検出温度と上述した温調制御マップ
6Bに基づき電熱板5の電熱線5kのワット数を「40
0W」に設定すると共に、ワット数選択信号を出力しヒ
ータ切替スイッチ10をオン状態とする(ステップS
5)。これにより、電熱板5の電熱線5kは上述した設
定ワット数「400W」で発熱すると共に(ステップS
6)、送風機構21が駆動する(ステップS7)。
【0032】これに伴い、ヒータコア4で加熱された温
風は、ヒータコア4の温風排出側に固定された電熱板5
の電熱線5kで更に加熱された後、送風機構21により
ダクトを介してインストルメントパネル12の該当する
吹出口へ供給される。即ち、車両ドライバーが、空調パ
ネル13に装備された吹出口切替レバーにより、例えば
運転席/助手席前面及び足元からの吹出し状態を選択し
た場合には、インストルメントパネル12のベント吹出
口14〜16,フット吹出口19,20から、温風が短
時間で車両室内へ吹出す。
風は、ヒータコア4の温風排出側に固定された電熱板5
の電熱線5kで更に加熱された後、送風機構21により
ダクトを介してインストルメントパネル12の該当する
吹出口へ供給される。即ち、車両ドライバーが、空調パ
ネル13に装備された吹出口切替レバーにより、例えば
運転席/助手席前面及び足元からの吹出し状態を選択し
た場合には、インストルメントパネル12のベント吹出
口14〜16,フット吹出口19,20から、温風が短
時間で車両室内へ吹出す。
【0033】次に、コントローラ6の制御部6Aは、雰
囲気温センサ1,外気温センサ2,水温センサ3から各
々の検出温度を読み込み(ステップS8)、雰囲気温セ
ンサ1,外気温センサ2の各検出温度と上述した温調制
御マップ6Bに基づき電熱板5の電熱線5kのワット数
を時間の経過と共に、最初に設定した「400W」から
「200W」→「0W」(オフ状態)に切替えていく
(ステップS9)。
囲気温センサ1,外気温センサ2,水温センサ3から各
々の検出温度を読み込み(ステップS8)、雰囲気温セ
ンサ1,外気温センサ2の各検出温度と上述した温調制
御マップ6Bに基づき電熱板5の電熱線5kのワット数
を時間の経過と共に、最初に設定した「400W」から
「200W」→「0W」(オフ状態)に切替えていく
(ステップS9)。
【0034】この後、コントローラ6の制御部6Aは、
水温センサ3の検出温度に基づきエンジン冷却水の水温
が所定温度(例えば60度C)に達したか否かを判定し
(ステップS10)、水温が所定温度(例えば60度
C)に達した場合は、ヒータ切替スイッチ10をオフ状
態とし(ステップS11)、「通常暖房モード」に切替
える(ステップS12)。
水温センサ3の検出温度に基づきエンジン冷却水の水温
が所定温度(例えば60度C)に達したか否かを判定し
(ステップS10)、水温が所定温度(例えば60度
C)に達した場合は、ヒータ切替スイッチ10をオフ状
態とし(ステップS11)、「通常暖房モード」に切替
える(ステップS12)。
【0035】上述したように、本実施例によれば、コン
トローラ6の制御部6Aが,温調制御マップ6Bに基づ
き車両室内の急速暖房が必要であると判断した場合に
は,電熱板5の電熱線5kに通電するため、ヒータコア
4で加熱された空気が更に電熱線5kで加熱される結
果、インストルメントパネル12の各吹出口からは短時
間で温風を車両室内へ吹出すことができ、これにより寒
冷時に冷えきった状態となっている車両室内を急速暖房
することができる。従って、従来の如くヒータコアのみ
で空気を加熱する場合のように,エンジン始動後かなり
の時間にわたって暖機運転を行わないと車両室内に温風
が行きわたらないといった不具合を解消することができ
る。
トローラ6の制御部6Aが,温調制御マップ6Bに基づ
き車両室内の急速暖房が必要であると判断した場合に
は,電熱板5の電熱線5kに通電するため、ヒータコア
4で加熱された空気が更に電熱線5kで加熱される結
果、インストルメントパネル12の各吹出口からは短時
間で温風を車両室内へ吹出すことができ、これにより寒
冷時に冷えきった状態となっている車両室内を急速暖房
することができる。従って、従来の如くヒータコアのみ
で空気を加熱する場合のように,エンジン始動後かなり
の時間にわたって暖機運転を行わないと車両室内に温風
が行きわたらないといった不具合を解消することができ
る。
【0036】また、本実施例によれば、前述したように
従来の如くエンジン始動後かなりの時間にわたって暖機
運転を行うことが不要となるため、暖機運転のために無
駄な燃料を消費することを解消することができ、これに
より暖房初期における燃費の向上を図ることができる。
更に、車両の走行目的地が近距離の場合でも、従来の如
く走行目的地に到着するまで車両室内が冷えきったまま
の状態となることはなく、前述したように車両室内を短
時間で暖房することができるため快適性が向上する。
従来の如くエンジン始動後かなりの時間にわたって暖機
運転を行うことが不要となるため、暖機運転のために無
駄な燃料を消費することを解消することができ、これに
より暖房初期における燃費の向上を図ることができる。
更に、車両の走行目的地が近距離の場合でも、従来の如
く走行目的地に到着するまで車両室内が冷えきったまま
の状態となることはなく、前述したように車両室内を短
時間で暖房することができるため快適性が向上する。
【0037】ここで、本実施例では、電熱板5の電熱線
5kのワット数を200[W],400[W],600
[W](200[W]+400[W])の3種類のワッ
ト数の何れかに切替可能としたが、ワット数の種類及び
数値は本実施例のものに限定されるものではない。
5kのワット数を200[W],400[W],600
[W](200[W]+400[W])の3種類のワッ
ト数の何れかに切替可能としたが、ワット数の種類及び
数値は本実施例のものに限定されるものではない。
【0038】また、本実施例では、温調制御マップ6B
を図7に示す構成としたが、雰囲気温センサ1の検出
値,外気温センサ2の検出値,及び電熱線5kのワット
数の関係は図7のものに限定されるものではない。
を図7に示す構成としたが、雰囲気温センサ1の検出
値,外気温センサ2の検出値,及び電熱線5kのワット
数の関係は図7のものに限定されるものではない。
【0039】また、本実施例では、本発明の車両用暖房
装置を,空調装置を装備した車両に適用した場合を例に
上げたが、空調装置は装備せず通常のカーヒータのみを
装備した車両に適用してもよい。この場合も、本実施例
と同様の効果を上げることができる。
装置を,空調装置を装備した車両に適用した場合を例に
上げたが、空調装置は装備せず通常のカーヒータのみを
装備した車両に適用してもよい。この場合も、本実施例
と同様の効果を上げることができる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の車両用暖
房装置によれば、制御手段が,予め特定された制御マッ
プに基づき車両室内の急速暖房が必要であると判断した
場合には,電熱体に通電するため、ヒータコアで加熱さ
れた空気が更に電熱体で加熱される結果、車両室内へ短
時間で温風を供給することができ、これにより寒冷時に
冷えきった状態となっている車両室内を急速暖房するこ
とができる。従って、従来の如くヒータコアのみで空気
を加熱する場合のように,エンジン始動後かなりの時間
にわたって暖機運転を行わないと車両室内に温風が行き
わたらないといった不具合を解消することができる、と
いう効果を奏する。
房装置によれば、制御手段が,予め特定された制御マッ
プに基づき車両室内の急速暖房が必要であると判断した
場合には,電熱体に通電するため、ヒータコアで加熱さ
れた空気が更に電熱体で加熱される結果、車両室内へ短
時間で温風を供給することができ、これにより寒冷時に
冷えきった状態となっている車両室内を急速暖房するこ
とができる。従って、従来の如くヒータコアのみで空気
を加熱する場合のように,エンジン始動後かなりの時間
にわたって暖機運転を行わないと車両室内に温風が行き
わたらないといった不具合を解消することができる、と
いう効果を奏する。
【0041】また、前述したように従来の如くエンジン
始動後かなりの時間にわたって暖機運転を行うことが不
要となるため、暖機運転のために無駄な燃料を消費する
ことを解消することができ、これにより暖房初期におけ
る燃費の向上を図ることができる。更に、車両の走行目
的地が近距離の場合でも、従来の如く走行目的地に到着
するまで車両室内が冷えきったままの状態となることは
なく、前述したように車両室内を短時間で暖房すること
ができるため快適性が向上する、という効果を奏する。
始動後かなりの時間にわたって暖機運転を行うことが不
要となるため、暖機運転のために無駄な燃料を消費する
ことを解消することができ、これにより暖房初期におけ
る燃費の向上を図ることができる。更に、車両の走行目
的地が近距離の場合でも、従来の如く走行目的地に到着
するまで車両室内が冷えきったままの状態となることは
なく、前述したように車両室内を短時間で暖房すること
ができるため快適性が向上する、という効果を奏する。
【図1】本発明を適用した本実施例における暖房システ
ムの構成を示すブロック図である。
ムの構成を示すブロック図である。
【図2】本実施例におけるヒータコア及び電熱板の取付
状態を示す斜視図である。
状態を示す斜視図である。
【図3】図2におけるヒータコア及び電熱板の正面図で
ある。
ある。
【図4】図2における電熱板の斜視図である。
【図5】本実施例における暖房システムを装備した車両
の外観図である。
の外観図である。
【図6】図5における車両のインストルメントパネルの
構成を示す説明図である。
構成を示す説明図である。
【図7】本実施例における温調制御マップの説明図であ
る。
る。
【図8】本実施例における急速暖房制御及び急速暖房制
御から通常暖房制御へ移行する際のタイムチャートであ
る。
御から通常暖房制御へ移行する際のタイムチャートであ
る。
【図9】本実施例における急速暖房制御及び急速暖房制
御から通常暖房制御へ移行するの流れ図である。
御から通常暖房制御へ移行するの流れ図である。
【図10】従来例における車両のインストルメントパネ
ルの構成を示す説明図である。
ルの構成を示す説明図である。
【図11】図10におけるインストルメントパネルに設
置された空調パネルを拡大した説明図である。
置された空調パネルを拡大した説明図である。
【図12】図10におけるベント吹出口とインストルメ
ントパネル裏側に設置されたヒータケースとの取付状態
を示す説明図である。
ントパネル裏側に設置されたヒータケースとの取付状態
を示す説明図である。
【図13】図12におけるヒータケースを分解した状態
を示す一部を省略した説明図である。
を示す一部を省略した説明図である。
【図14】ラジエタとヒータコアとの間における温水の
経路を示す説明図である。
経路を示す説明図である。
【図15】図14における温水経路のブロック図であ
る。
る。
3 水温センサ 5k 電熱体としての電熱線 6A 制御手段としての制御部 6B 制御マップとしての温調制御マップ 8 暖房スイッチとしてのヒータファンスイッチ 21 送風機構
Claims (1)
- 【請求項1】 エンジンを冷却した後の冷却水から放出
する熱で空気を加熱するヒータコアと,該ヒータコアで
加熱された温風を車両室内へ導く温風ガイド手段と,外
部操作され車両室内の暖房モードを設定する暖房スイッ
チと,該暖房スイッチにより車両室内の暖房モードが設
定された場合に駆動して前記ヒータコアへ向けて風を送
り込む送風機構とを車体に備えた車両用暖房装置におい
て、 前記ヒータコアの温風排出側に、電熱体を付設すると共
に、前記車体の一部に、前記エンジンの冷却水の水温を
検出する水温センサを装備し、 前記エンジンの始動時に前記暖房スイッチにより暖房モ
ードが設定された場合に予め特定された制御マップに基
づき急速暖房が必要か否かを判定する第1の機能と,急
速暖房が必要と判定した場合に前記電熱体に通電する第
2の機能と,前記水温センサにより検出した水温が設定
温度に達した場合に前記電熱体への通電を停止する第3
の機能とを有する制御手段を装備したことを特徴とする
車両用暖房装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6157933A JPH082240A (ja) | 1994-06-16 | 1994-06-16 | 車両用暖房装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6157933A JPH082240A (ja) | 1994-06-16 | 1994-06-16 | 車両用暖房装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH082240A true JPH082240A (ja) | 1996-01-09 |
Family
ID=15660657
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6157933A Withdrawn JPH082240A (ja) | 1994-06-16 | 1994-06-16 | 車両用暖房装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH082240A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1142936A (ja) * | 1997-05-27 | 1999-02-16 | Denso Corp | 車両用空調装置 |
| JP2015083442A (ja) * | 2013-10-25 | 2015-04-30 | トヨタ自動車株式会社 | 車両用暖房装置及び車両用暖房装置駆動プログラム |
| JP2015230116A (ja) * | 2014-06-04 | 2015-12-21 | ダイキン工業株式会社 | 暖房装置 |
-
1994
- 1994-06-16 JP JP6157933A patent/JPH082240A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1142936A (ja) * | 1997-05-27 | 1999-02-16 | Denso Corp | 車両用空調装置 |
| JP2015083442A (ja) * | 2013-10-25 | 2015-04-30 | トヨタ自動車株式会社 | 車両用暖房装置及び車両用暖房装置駆動プログラム |
| JP2015230116A (ja) * | 2014-06-04 | 2015-12-21 | ダイキン工業株式会社 | 暖房装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH10157444A (ja) | 車両用空調制御装置 | |
| EP0913281B1 (en) | Vehicular air conditioning apparatus | |
| US8109108B2 (en) | Automotive ventilation apparatus and automotive ventilation method | |
| JPH082240A (ja) | 車両用暖房装置 | |
| JP3149488B2 (ja) | 車両用空調装置 | |
| JP3633780B2 (ja) | 車両用シート空調装置 | |
| JPH11263123A (ja) | 車両用シート空調装置 | |
| JPH11263116A (ja) | 車両用シート空調装置 | |
| JP2006035952A (ja) | 車両用空調装置 | |
| JP2571235Y2 (ja) | 電気自動車用空調装置 | |
| JPH11115469A (ja) | 車両用空気調和装置 | |
| JP2006027518A (ja) | シート用加熱冷却装置 | |
| JPH0620113U (ja) | 自動車用空気調和装置 | |
| JPH0920129A (ja) | 車両用暖房装置 | |
| KR19980050724A (ko) | 자동차 시트 공조장치 | |
| JP3314692B2 (ja) | 車両用空調装置 | |
| JP3494021B2 (ja) | 車両用空調装置 | |
| JP2009184641A (ja) | 車両用暖房装置 | |
| KR100928000B1 (ko) | 자동차용 공기조화장치의 난방 제어방법 | |
| JPS61263823A (ja) | 車両用暖房装置 | |
| KR100266440B1 (ko) | 차량 공조 장치 | |
| JP3552392B2 (ja) | 車両用空調装置 | |
| JP3189474B2 (ja) | 車両用空気調和装置 | |
| JP2005178645A (ja) | 車両用空調装置 | |
| JPS5931443Y2 (ja) | 自動車用暖房装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010904 |