JPH08224373A - 移動体の給電装置 - Google Patents

移動体の給電装置

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JPH08224373A
JPH08224373A JP7055229A JP5522995A JPH08224373A JP H08224373 A JPH08224373 A JP H08224373A JP 7055229 A JP7055229 A JP 7055229A JP 5522995 A JP5522995 A JP 5522995A JP H08224373 A JPH08224373 A JP H08224373A
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正典 菅沼
Kazuhito Matsuura
一仁 松浦
Koji Okamoto
浩司 岡本
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    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63HTOYS, e.g. TOPS, DOLLS, HOOPS OR BUILDING BLOCKS
    • A63H18/00Highways or trackways for toys; Propulsion by special interaction between vehicle and track
    • A63H18/12Electric current supply to toy vehicles through the track

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電極構造を簡易にする。 【構成】 移動体に複数個設けられた電源集電用の電極
と、移動体駆動用の電源電圧を供給する給電板21と、
給電板21に電源電圧を供給する電源とを備えた移動体
の給電装置において、第1の絶縁板21aを挾んで互い
に絶縁された2枚の導体板21b、21cと、いずれか
一方の導体板21cと第2の絶縁板21dを挾んで互い
に絶縁された電極板21e、21fとを設け、電極板2
1e、21fを互いに分離した状態で複数個形成し、相
隣合う電極板21e、21fを貫通孔23、24を介し
てそれぞれ異なる導体板21b、21cに電気的に接続
し、2枚の導体板21b、21cをそれぞれ陽極及び陰
極の電極となるように電源から電源電圧を供給し、少な
くとも2本の電極を常に相隣合う電極板21e、21f
に接触させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば自動車、競走馬
等を模した移動体を移動平面内で走行させる際に、この
移動体に外部から駆動用電源を供給するための移動体の
給電装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の移動体の給電装置としては、例
えば実開平1−56287号公報に開示されたものがあ
る。実開平1−56287号公報に開示された移動体の
給電装置は、絶縁板の上面と下面に帯状の電極を複数形
成し、さらに、両面の電極が互いに交叉するように敷設
した状態で上面又は下面において隣り合う電極同志が互
いに陽極又は陰極となるように上面及び下面の電極を貫
通孔(スルーホール)により電気的に接続したものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の移動体の給電装置では、上面及び下面の電極は
全く同一形状に形成されており、従って、いずれの面に
おいても移動体に対する給電作用をもたらすことができ
るが、それぞれの面に電極加工を施さねばならず、構造
が複雑であるという問題があった。
【0004】本発明は上述した問題に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、電極構造が簡易な
移動体の給電装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のうち請求項1の
発明は、移動平面内を移動する移動体に複数個設けられ
た電源集電用の電極と、移動平面と平行に設けられ、移
動体に駆動用の電源電圧を供給する給電板と、給電板に
電源電圧を供給する電源とを備えた移動体の給電装置に
適用される。そして、上述の目的は、第1の絶縁板を挾
んで互いに絶縁された2枚の導体板と、導体板のうちい
ずれか一方の導体板と第2の絶縁板を挾んで互いに絶縁
された電極板とを給電板に設け、第2の絶縁板の表面に
電極板を互いに分離した状態で複数個形成し、相隣合う
電極板を貫通孔を介してそれぞれ異なる導体板に電気的
に接続し、2枚の導体板をそれぞれ陽極及び陰極の電極
となるように電源から電源電圧を供給し、複数の移動体
の電極のうち少なくとも2本の電極を常に相隣合う電極
板に接触させることにより達成される。
【0006】請求項2の発明は、請求項1に記載の移動
体の給電装置において、複数の電極板を全て同一の多角
形状に形成したようなものである。
【0007】請求項3の発明は、請求項1又は2に記載
の移動体の給電装置において、第1及び第2の絶縁板に
接触する側の導体板を陽極とするように電源から電源電
圧を供給したようなものである。
【0008】請求項4の発明は、請求項1〜3に記載の
移動体の給電装置において、第1の絶縁板にのみ接触す
る側の導体板の表面に絶縁処理を施したようなものであ
る。
【0009】
【作用】
−請求項1− 給電板の一方の面には電極板が列設されるとともに、他
方の面には一方の導体板のみ露出する。加えて、2枚の
導体板は単一の板状部材で足りる。
【0010】−請求項2− 複数の電極板は同一の多角形状に形成されているので、
電極板の面積を適宜設定することにより、複数の移動体
が走行した場合でも複数の移動体の集電用電極が共通の
電極板に集中することがなくなる。
【0011】−請求項3− 陽極となる導体板は第1及び第2の絶縁板に挾持される
ため、この導体板は常に外部から絶縁状態で保護され
る。
【0012】−請求項4− 絶縁処理により、2枚の導体板はともに絶縁状態で保護
される。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て詳細に説明する。図1は、本発明の一実施例であるゲ
ーム装置の全体構成を示す斜視図である。本実施例のゲ
ーム装置は、競輪レースを模した競輪ゲーム装置に適用
されたものである。この図において、1は基台、2は基
台1上に形成されたトラックである。本実施例のトラッ
ク2は、2本の直線トラック2aの両端をそれぞれ半円
状の円形トラック2bで連結した、いわゆる長円環状に
形成されている。
【0014】円形トラック2bは、内周部から外周部に
向かうに従って斜め上方に傾斜した、いわゆるバンク形
状に形成されている。より詳細には、円形トラック2b
の中央(直線トラック2aから一番遠い部分)の外周部
が最も高く形成され、内周部は直線トラック2aと同一
高さに形成されている。円形トラック2bと直線トラッ
ク2aとの接続部の外周部も内周部よりやや高く形成さ
れており、従って、直線トラック2aの円形トラック2
bとの接続部は、トラック2全体として連続した曲面に
形成するために、内周部より外周部がやや高く形成され
ている。
【0015】基台1の周囲には操作部(コントロールパ
ネルとも言う)3が設けられている。この操作部3は、
本実施例のゲーム装置のプレーヤーに対して所定の表示
を行い、かつ、プレーヤーからの所定の操作入力を受け
るためのものであり、本実施例のゲーム装置において同
時遊戯可能なプレーヤー数(本実施例では8人)に対応
する個数だけ設けられている。
【0016】操作部3は、モニター4、モニター4の表
面に設けられた透明なタッチパネルからなる操作パネル
5、コイン投入口6及びコイン払出口7を備えている。
モニター4にはゲーム進行に必要な情報、一例としてゲ
ーム開始告知、出場選手紹介、賭け率(オッズ)表示、
入賞表示等が表示される。操作パネル5はプレーヤーか
らの各種情報入力、一例として賭け入力(ベット)のた
めに設けられている。
【0017】本実施例では、トラック2上に6台の模型
自転車(図1では図示略)が配置され、各模型自転車は
以下詳述する駆動機構によりこのトラック2上を走行可
能に構成されている。
【0018】図2は、模型自転車の駆動機構の概略を示
す模式図である。図2に示すように、本実施例のゲーム
装置の基台1は、ガラス等の光線透過能を有する材質か
らなる支持板20と、支持板20上方にこの支持板20
と平行に設けられた中間支持板21と、上面がトラック
2となる走行板22とを有する3階構成とされている。
そして、支持板20と中間支持板21との間には自走車
30が、中間支持板21と走行板22との間には中継車
60がそれぞれ模型自転車の台数分だけ配置され、走行
板22の上面(すなわちトラック2の上面)には上述の
模型自転車80が配置されている。
【0019】図3は、自走車30の外観構成を示す正面
図、図4は同右側面図である。これらの図において、3
1は自走車30の筐体であり、中空箱状に形成されてい
る。筐体31の進行方向前方(図3において右方)下部
にはキャスター32が、進行方向後方(図3において左
方)下部には駆動車輪33がそれぞれ回転自在に取り付
けられている。駆動車輪33の駆動軸(図示略)は図3
及び図4において図示しないモータに連結され、このモ
ータにより駆動車輪33が回転駆動される。34は筐体
31内に収納された基板であり、後述するマイコン等の
各種回路がこの基板34上に形成されている。
【0020】35は筐体31の上方に設けられた上部基
台であり、筐体31と上部基台35とはパンタグラフ機
構36により上下方向伸縮自在に連結されている。パン
タグラフ機構36は、筐体31の上方左右両端にそれぞ
れ2枚ずつ設けられたリンク板37を備え、リンク板3
7の両端はそれぞれピン38、39により筐体31上部
及び上部基台35下部に連結されている。左方及び右方
にあるそれぞれ2枚のリンク板37は互いの中央部にお
いてピン40により連結され、さらにスプリング41に
より筐体31と上部基台35との間の距離が離間する方
向に付勢されている。
【0021】上部基台35の進行方向前方にはキャスタ
ー42が、進行方向後方の左右両端部には一対のローラ
43がそれぞれ回転自在に取り付けられている。これら
キャスター42及びローラ43の上端高さは同一にされ
ており、図2に示すように自走車30が支持板20及び
中間支持板21の間に配置されるとこれらキャスター4
2及びローラ43の上端は中間支持板21の底面に当接
し、自走車30の走行に連れて転動する。一対のローラ
43の間には永久磁石44が配設されている。この永久
磁石44の上端高さはローラ43の上端高さより僅かに
低くされており、ローラ43が中間支持板21の底面に
当接した状態でこの底面に対して微少間隔をもって中間
支持板21の下方に位置するように構成されている。
【0022】45は上部基台35の進行方向前方に設け
られた集電用電極である。集電用電極45の構造の詳細
は図13及び図14を参照して詳細に説明する。
【0023】図13は集電用電極45の構造を示す一部
破断斜視図、図14は同断面図である。これらの図にお
いて、集電用電極45は、基板55上に載置された電極
支持基台54に複数本植設されている。集電用電極45
は、上端が半球状に形成された摺接部45aと、摺接部
45aの下端に形成された摺接部45aより大径なスト
ッパ部45bと、ストッパ部45bの下端に形成された
ストッパ部45bより小径な接地部45cとを備えてい
る。
【0024】電極支持基台54には、摺接部45aより
やや大径でかつストッパ部45bより小径な貫通孔54
aと、この貫通孔54aの下部に連通して設けられ、ス
トッパ部45bよりやや大径な収容孔54bとを備えて
いる。また、基板55には、収容孔54bの底部に対応
する位置に接地部45cよりやや大径でかつストッパ部
45bより小径な貫通孔55aが形成されている。
【0025】以上から、集電用電極45は全体として収
容孔54bの高さに相当するストロークを持って上下動
自在に電極支持基台54に支持されている。さらに、ス
トッパ部45bと基板55との間には、スプリング56
が収容孔54bに収容された状態で介装されており、こ
のスプリング56の付勢力により集電用電極45は常に
上方に付勢されている。
【0026】57はリード線であり、その一端は後述す
る安定化電源(図5参照)に接続されているとともに、
他端は配線用ベース58を介して集電用電極45の接地
部45cに接続されている。
【0027】一方、中間支持板21の底面には電源供給
用の正側及び負側電極がそれぞれ形成されており、各電
極には外部電源から電源電圧が供給されている。
【0028】図15は中間支持板21の底面形状を示す
平面図、図16は図15のA−A’矢視断面図である。
これらの図において、中間支持板21は、第1の絶縁層
21aの上下面にそれぞれ形成された正側導電板21b
及び負側導電板21cと、第1の絶縁層21aと反対側
の正側導電板21bの表面に形成された第2の絶縁層2
1dと、第2の絶縁層21dの露出側表面に形成され、
互いに所定間隔を置いて市松状に配置された全て同一の
正方形状の電極板21e、21fと、負側電極板21c
の露出側表面に形成された第3の絶縁層21gとを備え
る。
【0029】そして、相隣合う電極板はそれぞれ異なる
導電板21b、21cに貫通孔23、24を介してそれ
ぞれ電気的に接続されている。そして、正側導電板21
bには不図示の外部電源から正の電源電圧が供給される
とともに負側導電板21cは外部電源に接地されること
により、中間支持板21の底面には交互に陽極電極板2
1e及び陰極電極板21fが列設されることになる。
【0030】従って、自走車30が支持板20及び中間
支持板21の間に配置されるとスプリング56の付勢力
により集電用電極45の摺接部45a上端が中間支持板
21の陽極電極板21e及び陰極電極板21fにそれぞ
れ当接し、自走車30が支持板20上を走行しても集電
用電極45の摺接部45a上端が常に中間支持板21の
陽極電極板21e及び陰極電極板21fにそれぞれ摺接
することにより、この集電用電極45を介して外部電源
からの電源電圧が自走車30に供給される。
【0031】より詳細には、各集電用電極45には互い
に逆方向のダイオードが一対接続されており、正方向の
ダイオードの出力線は1つにまとめられて安定化電源の
正側端子に接続され、負方向のダイオードの出力線は1
つにまとめられて安定化電源の負側端子に接続されてい
る。従って、少なくとも1つの集電用電極45が中間支
持板21の陽極電極板21e及び陰極電極板21fにそ
れぞれ当接すれば、安定化電源に外部電源から電源電圧
が供給され、かつ、その極性は常に一定となる。このた
め、自走車30が支持板20上のどの位置を走行してい
ても少なくとも1つの集電用電極45が中間支持板21
の正側電極及び負側電極にそれぞれ当接するように、正
側電極、負側電極及び集電用電極45の配置が定められ
ている。
【0032】本実施例では、図15に示すように、陽極
電極板21e及び陰極電極板21fは1辺が8mmの正
方形状に形成され、かつ、隣り合う電極板21e、21
fの間隔は2.5mmに設定されている。
【0033】一方、本実施例の集電用電極45は3本×
2列、及びこれらの間に4本×1列、合計10本設けら
れており、1列の中の集電用電極45の間の間隔は一例
として5mmに設定されている。列の間隔は一例として
6mmとされ、さらに、隣り合う列の集電用電極は半ピ
ッチ(すなわち2.5mm)だけずらされている。これ
により、全体として集電用電極45は仮想的な六角形の
頂点、辺及びこの六角形の内側に配置され、かつ、この
六角形の全ての辺に平行な列上に集電用電極45が位置
している。これにより、図15に示すように、自走車3
0がどの位置にあっても少なくとも1本の集電用電極4
5がそれぞれ陽極電極板21e及び陰極電極板21fに
接触する。
【0034】加えて、集電用電極45の摺接部45aの
直径は隣り合う陽極電極板21e及び陰極電極板21f
の間の間隔より小さく形成されている(本実施例では
1.5mmφ)。これにより、1本の集電用電極45が
陽極電極板21e及び陰極電極板21fに跨って接触す
ることがなく、安定した電源供給ができる。
【0035】図5は、自走車を構成面から平面的に見た
状態のブロック構成図である。自走車30は、樹脂等か
ら構成された一対の駆動車輪33a、33bをそれぞれ
独立して回転駆動する一対のモータ46a、46bを有
する。なお、以下の説明において、個々の駆動車輪、モ
ータを区別して説明しない限り符号33、46で代表し
て指示する。
【0036】本実施例ではモータ46としてDCモータ
が用いられ、デューティ制御で速度調整及び必要に応じ
てバック走行(供給電流の極性反転による)を行うよう
にしている。また、パルス周波数で速度制御可能なパル
スモータを用いてもよい。モータ46の回転軸と駆動車
輪33の回動軸との間は減速ギアを複数段だけ介在させ
て所要の速度範囲が得られるようにしてある。
【0037】47は自走車30側の制御部としてのワン
・チップ・マイコンで、後述するゲーム装置本体12側
の送信LED11からの送信信号を解析して、自走車3
0の走行制御信号を生成したり、赤外光を発光する前後
LED48、49の発光動作を行わせるものである。R
OM50はそのための動作プログラムが格納されている
ものである。なお、52はマイコン47から出力される
速度制御用デジタル信号をモータ駆動用のアナログ信号
にD/A変換してモータ46に供給するD/Aコンバー
タである。
【0038】前LED48は自走車30の筐体31(図
5において図示略)の前部中央に、後LED49は後部
中央に、いずれも真下に向けられて配設されている。そ
して、この前後LED48、49の点灯による赤外光の
周波帯は、後述するCCDカメラ10前面の赤外線透過
フィルタの透過周波帯に一致しており、支持板20の下
方に配設されているCCDカメラ10で撮像されるよう
になっている。前後LED48、49は発光方向が広い
角度を有するように構成されており、支持板20上の任
意の位置でもCCDカメラ10で撮像し得るようにして
いる。
【0039】51は赤外線受信ユニットであり、送信L
ED11から送信された光パルス信号を受光するフォト
ダイオード等からなり、自走車30の筐体31の、例え
ば中央下部に下向けに配設されている。このフォトダイ
オードも広い方向からの光を受光し得るように、例えば
露出されている。53は外部から供給される電源電圧か
らマイコン47の動作に必要なレベル5vや必要に応じ
てモータ46の動作に必要な6vの電圧を生成する安定
化電源回路である。
【0040】図6は、中継車60の外観構成を示す正面
図、図7は同左側面図、図8は同平面図である。これら
の図において、61は板状の基台であり、この基台61
の進行方向前方(図6において右方)及び進行方向後方
(図6において左方)の下部にはそれぞれ左右両端部に
キャスター62が一対ずつ、合計4個取り付けられてい
る。63は基台61の下面に取り付けられた永久磁石で
あり、その下端高さはキャスター62の下端高さより若
干だけ高くされている。従って、中継車60が中間支持
板21上に載置されると、永久磁石63は中間支持板2
1の上面に対して微少間隔をおいて離間した状態で中間
支持板21の上方に位置するように構成されている。
【0041】基台61には上端が開口した有底円筒状の
大シリンダ64がそれぞれ左右両端部に立設されてお
り、各大シリンダ64内にはさらに大シリンダ64より
直径の小さい小シリンダ65が収容されている。小シリ
ンダ65も大シリンダ64と同様に上端が開口した有底
円筒状に形成されており、小シリンダ65の底部と大シ
リンダ64の底部との間には不図示のスプリングが介装
されている。小シリンダ65の内部には棒状のピストン
ロッド66が収容されており、ピストンロッド66の底
部と小シリンダ65の底部との間にも不図示のスプリン
グが介装されている。従って、小シリンダ65及びピス
トンロッド66はスプリングにより常に上方に付勢され
た状態にある。なお、大シリンダ64の上端には小シリ
ンダ65の抜け止め用の押え板64aが、小シリンダ6
5の上端にはピストンロッド66の抜け止め用のナット
65aがそれぞれ取り付けられている。
【0042】ピストンロッド66の上端にはブラケット
67が固設されている。このブラケット67には、図8
に最も良く示されるように進行方向に沿って(図8にお
いて左右方向に)貫通孔67aが水平に穿設されてい
る。貫通孔67aはブラケット67の内側、より詳細に
は一対のブラケット67の相対向する側に形成されてい
る。各々の貫通孔67aには回転ロッド68が挿通され
ている。回転ロッド68の両端はそれぞれ連結板69に
回転可能に連結されている。この連結板69は、矩形板
状の本体部69aの前後両端から左右にフランジ部69
bが突設された構成とされ、フランジ部69bにはそれ
ぞれ不図示の貫通孔が形成されてこの貫通孔に回転ロッ
ド68が挿通されている。
【0043】連結板69の後端部(図6において左端
部)には揺動プレート70が揺動可能に取り付けられて
いる。この揺動プレート70は、細長板状の基部70a
の後端部(図6において左端部)の両端からそれぞれ下
方に向かって一対の板状の揺動取付部70bがそれぞれ
立ち下がり、一方、基部70aの前端部(図6において
右端部)の両端からそれぞれ上方に向かって一対の板状
のローラ取付部70cが立ち上がる構成になっている。
【0044】連結板69の後端部には不図示の貫通孔が
水平に形成されると共に揺動プレート70の揺動取付部
70bにも貫通孔が形成され、これら連結板69及び揺
動取付部70bの貫通孔にピン71が挿通、固定される
ことにより揺動プレート70が連結板69に対して揺動
自在に取り付けられている。なお、連結板69と揺動プ
レート70との間には図示されないスプリングが介装さ
れており、このスプリングにより揺動プレート70は常
に上方に付勢されている。
【0045】一方、揺動プレート70のローラ取付部7
0cにも貫通孔が形成され、この貫通孔70cにローラ
72の回転軸73が挿通されることによりこのローラ7
3が揺動プレート70に対して回転自在に取り付けられ
ている。74は揺動プレート70の基部70a後端に取
り付けられたキャスターである。一方、ブラケット67
の上部にも同様にキャスター75が取り付けられてい
る。これらローラ72、キャスター74、75の上面高
さは、小シリンダ65及びピストンロッド66が伸長し
た状態において全て等しくなるようにされている。
【0046】76は揺動プレート70の基部70aの上
面に取り付けられた永久磁石であり、その上端高さはロ
ーラ72、キャスター74、75の上端高さより若干だ
け低くされている。従って、中継車60が中間支持板2
1と走行板22との間に配置されると、永久磁石76は
走行板22の下面に対して微少間隔をおいて離間した状
態でこの走行板22の下方に位置するように構成されて
いる。
【0047】以上の構成により、中間支持板21と走行
板22との間の距離が変化しても小シリンダ65及びピ
ストンロッド66が適宜伸縮することによりローラ7
2、キャスター74、75は常に走行板22の下面に当
接し、中継車60全体の移動に伴ってこの走行板22の
下面を転動する。加えて、中継車60の進行方向(図6
において左右方向)に沿って走行板22が傾斜していて
も、揺動プレート70が連結板69に対して揺動するこ
とによりローラ72、キャスター74も進行方向に沿っ
て俯仰し、ローラ72、キャスター74は常に走行板2
2の下面に当接したままである。
【0048】さらに、中継車60の進行方向に直交する
方向(図7において左右方向)に沿って走行板22が傾
斜していても一対の小シリンダ65及びピストンロッド
66が各々独立に伸縮することによりキャスター75は
常に走行板22の下面に当接したままである。これによ
り、走行板22が3次元的に変化する曲面を有していて
も、この曲面が連続した面である限りローラ72、キャ
スター74、75は常に走行板22の下面に当接し、そ
の変化に追従しうる。
【0049】従って、大シリンダ64、小シリンダ65
及びピストンロッド66の長さ及び伸縮ストロークは、
中間支持板21と走行板22との間の距離変化に十分対
応しうるように設定されており、本実施例では、後述す
る模型自転車80が直線トラック2a上(すなわち中間
支持板21と走行板22との間の距離が最も小さい場
所)に位置したとき小シリンダ65及びピストンロッド
66が若干の余裕を持って収縮し、一方、模型自転車8
0が円形トラック2bの中央部外周(すなわち中間支持
板21と走行板22との間の距離が最も大きい場合)に
位置したとき小シリンダ65及びピストンロッド66が
若干の余裕を持って伸長した状態にあるように設定され
ている。
【0050】図9は模型自転車80の外観構成を示す正
面図、図10は同左側面図、図11は同右側面図、図1
2は同平面図である。これらの図において、81は模型
自転車80のメインフレーム、82は前輪、83は後輪
であり、共にメインフレーム81に対して回転自在に取
り付けられている。84は駆動プーリであり、後輪83
の回転軸に固設されることによりこの後輪83に連れ回
りする。85はクランクプーリであり、メインフレーム
81に対して回転自在に取り付けられている。駆動プー
リ84の回転駆動力はゴムベルト86を介してクランク
プーリ85に伝達され、後輪83の回転に伴ってクラン
クプーリ85も同一方向に回転する。
【0051】一方、図9では図示されていないが、クラ
ンクプーリ85が設けられている側と反対側にはクラン
クペダル87がメインフレーム81に対して回転可能に
設けられており、このクランクペダル87はクランクプ
ーリ85の回転軸に固設されることによりこのクランク
プーリ85に連れ回りする。
【0052】88は車手模型本体であり、その左右両側
には脚部ユニット89が設けられている。脚部ユニット
89は2つのリンク部材90a、90bからなり、これ
らリンク部材90a、90b相互、及び車手模型本体8
7やクランクプーリ85、クランクペダル87とリンク
部材90a、90bとはピン結合されている。従って、
クランクプーリ85の回転により脚部ユニット88はク
ランク運動を行い、あたかも車手が自転車を漕いでいる
ような動きを示す。
【0053】91は車手模型の上半身ユニットであり、
その前端部(図9において右端部)はメインフレーム8
1の前端に設けられたハンドルユニット92に固定され
ている。
【0054】93はメインフレーム81の下部にこのメ
インフレーム81に対して回転自在に設けられた一対の
支持ローラである。この支持ローラ93の下端高さは、
前輪82及び後輪83の下端をそれぞれ結んだ線より下
方に位置するように設定されている。このため、模型自
転車80を走行板22上に載置すると、この模型自転車
80は後輪83及び一対の支持ローラ93とで3点支持
され、前輪82は走行板22から若干浮いた状態で支持
されている。
【0055】94は同様にメインフレーム81の下部に
取り付けられた永久磁石であり、その下端高さは後輪8
3、支持ローラ93の下端高さより若干だけ高くされて
いる。従って、模型自転車80が走行板22の上面に載
置されると、永久磁石94は走行板22の上面に対して
微少間隔をおいて離間した状態でこの走行板22の上方
に位置するように構成されている。
【0056】以上説明した自走車30、中継車60及び
模型自転車80は、図2に示すように互いの永久磁石4
4、63、76、94が中間支持板21、走行板22を
挾んで相対向するように配置されている。従って、自走
車30、中継車60及び模型自転車80は永久磁石4
4、63、76、94の磁力により互いに吸引され、自
走車30の走行に従って中継車60が中間支持板21上
を走行し、さらに模型自転車80が走行板22上を走行
する。
【0057】図2に戻って、10はエリアセンサとして
のCCDカメラ、11は送信手段としての送信LED、
12はゲーム装置本体である。装置本体12は、コント
ローラ13を備えるとともに、CCDカメラ10とコン
トローラ13との間には位置検出回路14が、コントロ
ーラ13と送信LED11との間には赤外線LEDドラ
イバ15がそれぞれ介装されている。
【0058】コントローラ13は本実施例のゲーム装置
の全体動作を統括制御するものであり、内部にコンピュ
ータ(マイコン)を内蔵するとともに、ゲームプログラ
ム等が予め記憶されたROM、及び位置検出回路14か
らの位置検出データを一時的に格納したり、演算途中の
データを一時的に格納したり、所要のパラメータを記憶
するRAMを備えている。
【0059】CCDカメラ10は1台の場合には、基台
1のほぼ中央であって、支持板20の下方所定高さ位置
に撮像方向を上方に向けられて配設されており、基台1
下面のほぼ全体を視野に含むように設定されている。こ
のため、上述のように支持板20はガラス等透明な板材
から構成されており、この支持板20を通して自走車3
0がCCDカメラ10により撮像される。CCDカメラ
10の視野枠を考慮すれば、支持板20の形状は正方形
あるいは円形状が好ましいが、本実施例ではトラック2
にマッチした形状に形成されている。
【0060】CCDカメラ10は、公知のように固体撮
像素子である受光素子がマトリクス状に多数配列されて
構成されており、所定時間、例えば1フィールド1/6
0秒走査周期と1フレーム1/30秒走査周期の選択可
能な仕様において、1フィールドを走査周期として画像
の撮像を行うものである。そして、各受光素子からの受
光光量に応じたレベルに変換された電気(画像)信号が
転送出力されるようになっている。
【0061】本実施例に適用されるCCDカメラ10は
その受光面に赤外線透過フィルタが対面配置されてお
り、所定周波帯の赤外光のみを受光するようにして、外
光による誤動作の防止を図っている。なお、CCDカメ
ラ10に代って複数のCCDカメラを使用し、支持板2
0の下面を複数に分割してそれぞれの面を各CCDカメ
ラが担当するようにしてもよく、このようにすることで
撮像分解能、すなわち位置検出精度を向上させることが
できる。
【0062】位置検出回路14は、CCDカメラ10か
らの画像信号が書き込まれるフレームメモリと、このフ
レームメモリの内容を読み出して自走車1の位置を検出
してその座標値を検出信号として出力する画像処理部と
を備える。本実施例では位置検出動作をリアルタイム、
正確には微少時間間隔毎に連続して行っているので、C
CDカメラ10からの画像信号書込動作及び画像処理部
による画像信号読出動作を並行して行うために1フレー
ム分の記憶容量を有するフレームメモリが2組用意さ
れ、画像処理部からの切換信号により書込専用/読出専
用のフレームメモリが切り換えられる。
【0063】画像処理部による自走車1の位置検出手法
は公知の画像処理手法から適宜選択されればよく、一例
として、本実施例では自走車30に2つのLED48、
49が搭載されている(図5参照)ので、画像信号の信
号レベルに適当な閾値(スレッショルド)を設定して画
像を2値化処理し、その後画像中の輝点の位置をパター
ンマッチング、ラベリング等により検出すればよい。
【0064】送信LED11は例えば赤外光を発光する
発光素子であり、上記CCDカメラ10と同様、支持板
20下方の所定高さ位置に送信方向を上方に向けられて
配設されているものである。この送信LED11からの
赤外光信号は支持板20上を走行する自走車30に向け
て所要の広がり角度を有して送信されるもので、その個
数は中央位置に1個でもよいが、信号伝達の確実性を期
する点から支持板20を分割した各エリアをカバーする
ように複数個配設してもよい。
【0065】送信LED11は赤外線LEDドライバ1
5に接続されている。この赤外線LEDドライバ15
は、コントローラ13側からの各送信LED11の点灯
指令信号に基づいて送信LED11を駆動(点灯、消
灯)制御し、送信LED11から所定の赤外光パルス信
号を送出させる。送信LED11が複数個配設されてい
る構成では、LEDドライバ15は、パラレルに接続さ
れている各送信LED11から同期した光パルス信号が
送信されるようにこれら送信LED11を駆動制御して
いる。これにより、各送信LED11がカバーするエリ
アが一部重複していても混信することはなく、誤動作の
発生を防止している。
【0066】次に、本実施例の競輪ゲーム装置の動作を
説明する。本実施例のゲーム装置の電源が投入される
と、まずシステム全体に対して初期設定が施されて各種
変数の値がリセットされ、さらにコントローラ13の通
信ポートの初期化が行われる。
【0067】次いで、コントローラ13により1つのレ
ースをスタートさせるための処理が行われる。具体的に
は、各操作部3のモニター4によりゲームスタート画
面、オッズ表示画面等が表示され、操作パネル5により
各プレーヤーがベットするまで所定時間待機し、待機後
にトラック2の所定位置に設けられたスタートラインま
で各模型自転車80を移動させ、さらに、位置検出回路
14による位置検出動作を開始してスタートラインに位
置した各模型自転車80の初期位置(正確には自走車3
0の初期位置)を検出する等の動作が実行される。
【0068】レーススタート処理には、その回に実施さ
れるレースのシナリオ、すなわち、どの模型自転車80
がどのようなスピードで走行し、各模型自転車80がど
の順番でゴールするか(以降、レース展開と称する)を
決定する作業も含まれる。レース展開が毎回同一である
とプレーヤーの興趣をそぐ結果になるので、コントロー
ラ13のROM内には複数のレース展開が記憶されてお
り、レーススタート処理が実行される毎にいずれか1つ
のレース展開が選択、決定される。
【0069】特に、本実施例のゲーム装置では、模型自
転車80を駆動する自走車30は後述するようにコント
ローラ13側の走行制御信号に基づいて支持板20上の
任意の経路上を走行可能であるため、上述のレース展開
にはどの自走車30がどのような経路を通って走行する
か(ひいては模型自転車80がトラック2上のどのよう
な経路を通って走行するか)といったデータを含めるこ
とができる。当然、各々の模型自転車80が互いに重複
しない同一経路を毎回通って走行するのであれば経路に
関するデータをレース展開データと別にしてもよい。あ
るいは、予めレース展開を定めずに所定時間毎にその時
点の模型自転車80の位置に応じて各模型自転車80の
走行制御を行うようにすれば、レース展開そのものを決
定する作業も省略できる。
【0070】この後、決定されたレース展開及び検出さ
れた各模型自転車80の初期位置に基づいて、レースス
タート直後の各模型自転車80の目標位置がコントロー
ラ13により決定される。目標位置は、一例として模型
自転車80がスタートから1秒後に到達すべき位置とさ
れる。
【0071】目標位置が決定されると、各模型自転車8
0の初期位置と目標位置との偏差が算出され、この偏差
に基づいて各自走車30に対する指令値が出力され、こ
の指令値は赤外線LEDドライバ15により送信LED
11駆動用の信号に変換される。これにより、指令値を
示すコマンドに対応した赤外光パルス信号が送信LED
11から各自走車30に向けて送信される。
【0072】自走車30に対する速度及び方向指示は以
下のように、目標速度データのみで行われる。すなわ
ち、速度指示は特定の一方の車輪、例えば駆動車輪33
a、33bを駆動するモータ46a、46bに対して与
えられ、方向指示は特定の側であるモータ46a(又は
モータ46b)の回転速度に対する速度差として与えら
れる。なお、各モータ46a、46bにぞれぞれ独立し
た回転速度を指示するようにしても同様に方向制御が可
能である。
【0073】自走車30の赤外線受信ユニット51が送
信LED11からの赤外光パルス信号を受信すると、マ
イコン47はこの赤外光パルス信号を解析して指令値を
算出し、各モータ46a、46bを指令値に基づいた所
定回転数で回転駆動させるための信号をモータ46a、
46bに向けて送出する。モータ46a、46bは、集
電用電極45から供給された電源電圧により、マイコン
47からの信号に基づいて回転し、これにより駆動車輪
33a、33bが所定の回転数で回転駆動されて自走車
30全体が指令値に基づいた所定速度で所定方向に向か
って走行を開始する。
【0074】自走車30の走行に連れて永久磁石44、
63の磁気吸引力により中継車60も同一方向及び同一
速度で走行を開始し、さらに、永久磁石76、94の磁
気吸引力により模型自転車80も同一方向及び同一速度
で走行を開始する。
【0075】各々の模型自転車80が走行を開始してレ
ースがスタートすると、コントローラ13は所定時間毎
(一例として数十ms毎)に位置検出回路14により検出
された各自走車30の現在位置データを取り込み、各自
走車30の現在位置を確認する。そして、各自走車30
が目標位置に到達したら次の目標位置を算出し、この目
標位置に基づいて指令値を算出して赤外線LEDドライ
バ15及び送信LED11を介して自走車30に赤外線
パルス信号を送出する。
【0076】自走車30のマイコン47は、送信LED
11から赤外線パルス信号による指令値が送信されてく
ると、この指令値に基づいて上述したようにモータ46
a、46bを所定回転数で回転駆動し、これにより自走
車30全体(ひいては模型自転車80)が所定方向に沿
って所定速度で走行する。以上の繰り返しにより決定さ
れたレース展開に基づいて各模型自転車80が走行制御
され、レースが実行される。
【0077】この際、中継車60のローラ72、キャス
ター74、75は中間支持板21と走行板22との距離
変化によらず常に走行板22の下面を転動するので、中
継車60の上部側に設けられた永久磁石76も常に微少
間隙をもって走行板22の下方に位置する。これによ
り、模型自転車80がトラック2上のどの位置にあって
も模型自転車80は磁気吸引力により中継車60と磁気
結合され、中継車60の移動に連れて移動する。
【0078】そして、全ての模型自転車80が決定され
たレース展開により定められる所定周回数だけトラック
2を周回し、トラック2上に設定されたゴールラインを
越えた時点でゲームは終了し、コントローラ13側から
の指令値送出動作も終了する。この後、ゲームの後処理
を行う。具体的には、入賞自走車の決定及び表示、プレ
ーヤーへの払い戻しなどが行われる。
【0079】以上のようにしてレースが実行される。こ
こで、本実施例のゲーム装置では、電源供給用の中間支
持板21の底面にのみ複数の電極(陽極電極板21e、
陰極電極板21f)が形成されているので、電極形状が
従来のものに比較して簡易なものとなり、加工の手間が
省けてその信頼性も向上する。
【0080】特に、本実施例の電極板21e、21fは
全て同一の正方形状に形成されており、1つの電極板2
1e、21fには複数の自走車30の集電用電極45が
接触するようなことはない。そして、これら電極板21
e、21fは単一板である正側、負側導体板21b、2
1cに電気的に接続されているので、従来の移動体の給
電装置で生じていた、1つの電極板に複数の自走車の集
電用電極が集中することに伴う電力低下という現象が本
質的に生じない、という利点もある。
【0081】加えて、本実施例の中間支持板21では電
極板21e、21fと反対側の面(すなわち上面)は第
3の絶縁層21gで保護されており、上述した実開平1
−56287号公報のように絶縁板の両面に電極板が露
出する構成に比較して電極板露出による経年変化を防
ぎ、かつ、メンテナンス時における安全確保にも役立
つ。
【0082】なお、本実施例のゲーム装置は、その細部
が上述の一実施例に限定されず、種々の変形例が可能で
ある。一例として、上述の一実施例では電極板21e、
21fを正方形状に形成したが、三角形、六角形等他の
多角形、あるいは円形等の電極板であってもよい。加え
て、陽極及び陰極の電極板を同一形状に形成する必要は
なく、一例として、陽極電極板を所定間隔で配置してそ
れらの間に共通の陰極電極板を形成するような構成でも
良い。
【0083】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、請求項1の
発明によれば、給電板に加工を施すべき面を電極板が形
成された面の一方にのみ限定することができ、電極形状
が従来のものに比較して簡易なものとなり、加工の手間
が省けてその信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるゲーム装置の全体構成
を示す斜視図である。
【図2】一実施例に用いられる模型自転車の駆動機構の
概略を示す模式図である。
【図3】一実施例に用いられる自走車の外観構成を示す
正面図である。
【図4】一実施例の自走車の外観構成を示す右側面図で
ある。
【図5】一実施例の自走車を構成面から平面的に見た状
態のブロック構成図である。
【図6】一実施例に用いられる中継車の外観構成を示す
正面図である。
【図7】一実施例の中継車の外観構成を示す左側面図で
ある。
【図8】一実施例の中継車の外観構成を示す平面図であ
る。
【図9】一実施例に用いられる模型自転車の外観構成を
示す正面図である。
【図10】一実施例の模型自転車の外観構成を示す左側
面図である。
【図11】一実施例の模型自転車の外観構成を示す右側
面図である。
【図12】一実施例の模型自転車の外観構成を示す平面
図である。
【図13】一実施例の集電用電極の構成を示す一部破断
斜視図である。
【図14】一実施例の集電用電極の構成を示す断面図で
ある。
【図15】一実施例の中間支持板の底面を示す平面図で
ある。
【図16】図15のA−A’矢視断面図である。
【符号の説明】
20 支持板 21 中間支持板 21a 第1の絶縁層 21b、21c 導体板 21d 第2の絶縁層 21e 陽極電極板 21f 陰極電極板 21g 第3の絶縁層 30 自走車 45 集電用電極

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動平面内を移動する移動体に複数個設
    けられた電源集電用の電極と;前記移動平面と平行に設
    けられ、前記移動体に駆動用の電源電圧を供給する給電
    板と;前記給電板に電源電圧を供給する電源と;を備え
    た移動体の給電装置において:前記給電板は、 第1の絶縁板を挾んで互いに絶縁された2枚の導体板
    と;前記導体板のうちいずれか一方の導体板と第2の絶
    縁板を挾んで互いに絶縁された電極板と;を備え、 前記電極板は前記第2の絶縁板の表面に互いに分離され
    た状態で複数個形成され、 相隣合う電極板は貫通孔を介してそれぞれ異なる前記導
    体板に電気的に接続され、 前記2枚の導体板はそれぞれ陽極及び陰極の電極となる
    ように前記電源から電源電圧が供給され、 前記移動体の複数の電極のうち少なくとも2本の電極は
    常に相隣合う電極板に接触していることを特徴とする移
    動体の給電装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の移動体の給電装置にお
    いて:複数の前記電極板は全て同一の多角形状に形成さ
    れていることを特徴とする移動体の給電装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の移動体の給電装
    置において:前記第1及び第2の絶縁板に接触する側の
    前記導体板は陽極となるように前記電源から電源電圧が
    供給されることを特徴とする移動体の給電装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の移動体
    の給電装置において:前記第1の絶縁板にのみ接触する
    側の前記導体板の表面には絶縁処理が施されていること
    を特徴とする移動体の給電装置。
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