JPH08224478A - メタクロレインを調製するための触媒 - Google Patents
メタクロレインを調製するための触媒Info
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- JPH08224478A JPH08224478A JP7312848A JP31284895A JPH08224478A JP H08224478 A JPH08224478 A JP H08224478A JP 7312848 A JP7312848 A JP 7312848A JP 31284895 A JP31284895 A JP 31284895A JP H08224478 A JPH08224478 A JP H08224478A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 純粋なイソブチレンまたはt-ブタノールから
気相酸化によりメタクロレインを調製するための新規な
触媒を提供すること。 【解決手段】 以下の式(A)により表される、イソブチ
レンまたはt-ブタノールの気相酸化によってメタクロレ
インを調製するための触媒組成物: Mo12WaBibNbcXdYeZfOg (A) ここで、Xは、カリウム、ルビジウム、セシウムおよび
タリウムから選択される1種またはそれ以上の元素であ
り;Yは、鉄、ニッケルおよびコバルトから選択される
1種またはそれ以上の元素であり;Zは、亜鉛およびク
ロムから選択される1種またはそれ以上の元素であり;
a、b、c、d、e、fおよびgは、以下のような各元
素の原子比を示す:aは、0.05〜0.8の数であり;bお
よびcは、それぞれ、0.1〜1.0の数であり;dは、0.05
〜2.0の数であり;eは、3〜10の数であり;fは、0.2
〜2.0の数であり、そしてgは、存在するその他の元素
の原子価条件を満足するために必要とされる酸素の数で
ある。
気相酸化によりメタクロレインを調製するための新規な
触媒を提供すること。 【解決手段】 以下の式(A)により表される、イソブチ
レンまたはt-ブタノールの気相酸化によってメタクロレ
インを調製するための触媒組成物: Mo12WaBibNbcXdYeZfOg (A) ここで、Xは、カリウム、ルビジウム、セシウムおよび
タリウムから選択される1種またはそれ以上の元素であ
り;Yは、鉄、ニッケルおよびコバルトから選択される
1種またはそれ以上の元素であり;Zは、亜鉛およびク
ロムから選択される1種またはそれ以上の元素であり;
a、b、c、d、e、fおよびgは、以下のような各元
素の原子比を示す:aは、0.05〜0.8の数であり;bお
よびcは、それぞれ、0.1〜1.0の数であり;dは、0.05
〜2.0の数であり;eは、3〜10の数であり;fは、0.2
〜2.0の数であり、そしてgは、存在するその他の元素
の原子価条件を満足するために必要とされる酸素の数で
ある。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、純粋なイソブチレ
ンまたはt-ブタノールから気相酸化によりメタクロレイ
ンを調製するための新規な触媒に関する。
ンまたはt-ブタノールから気相酸化によりメタクロレイ
ンを調製するための新規な触媒に関する。
【0002】
【従来の技術】イソブチレンの選択的酸化は、種々の工
業上の用途に広く使用されている原料であるメチルメタ
クリレートを調製する重要な工業プロセスである。イソ
ブチレンからメチルメタクリレートを調製するプロセス
は、一般に、以下の3つの主な工程からなる:イソブチ
レンをメタクロレインに酸化させる第1の酸化工程、メ
タクロレインをメタクリル酸に酸化させる第2の酸化工
程、およびメタクリル酸をメチルメタクリレートに転化
する第3で最終のエステル化工程。
業上の用途に広く使用されている原料であるメチルメタ
クリレートを調製する重要な工業プロセスである。イソ
ブチレンからメチルメタクリレートを調製するプロセス
は、一般に、以下の3つの主な工程からなる:イソブチ
レンをメタクロレインに酸化させる第1の酸化工程、メ
タクロレインをメタクリル酸に酸化させる第2の酸化工
程、およびメタクリル酸をメチルメタクリレートに転化
する第3で最終のエステル化工程。
【0003】使用される触媒系の特性に依存して、メタ
クロレインは、第2の酸化工程に供する前に、第1の酸
化工程により調製された混合生成物から分離および精製
されなければならない。イソブチレンまたは他の化学混
合物(例えば、イソブチレンに容易に転化し得るt-ブタ
ノールまたはメチル−t-ブチルエーテル)の酸化により
メチルメタクリレートを調製する公知の工業プロセス
は、以下の2タイプに分類され得る:第1の酸化と第2
の酸化との間に中間体メタクロレインの分離および精製
工程を必要とするプロセス(以下、「中間体分離プロセ
ス」と称す)、およびこのような中間体メタクロレイン
の分離工程を必要としないプロセス(以下、「タンデム
(Tandem)酸化プロセス」と称す)。
クロレインは、第2の酸化工程に供する前に、第1の酸
化工程により調製された混合生成物から分離および精製
されなければならない。イソブチレンまたは他の化学混
合物(例えば、イソブチレンに容易に転化し得るt-ブタ
ノールまたはメチル−t-ブチルエーテル)の酸化により
メチルメタクリレートを調製する公知の工業プロセス
は、以下の2タイプに分類され得る:第1の酸化と第2
の酸化との間に中間体メタクロレインの分離および精製
工程を必要とするプロセス(以下、「中間体分離プロセ
ス」と称す)、およびこのような中間体メタクロレイン
の分離工程を必要としないプロセス(以下、「タンデム
(Tandem)酸化プロセス」と称す)。
【0004】タンデム酸化プロセスの全設備および全操
作のコストは中間体分離プロセスのそれよりも著しく低
いので、タンデム酸化プロセスは中間体分離プロセスよ
りはるかに経済的であることが良く知られている。しか
し、タンデム酸化プロセスを採用するためには、第1の
酸化工程で使用する触媒は、高活性および高選択性が必
要とされる。なぜなら、第1の酸化工程からの生成物ス
トリーム中の、過剰量の副生成物および未反応のイソブ
チレンは、第2の酸化工程で使用する触媒に悪影響を与
え得るからである。中間体分離プロセスの第1の酸化工
程で使用する触媒の品質は、タンデム酸化プロセスに比
べて、それ程重要ではない。なぜなら、第1の酸化工程
からの生成物ストリーム中の副生成物および未反応のイ
ソブチレンは、分離および精製工程でほとんど除去され
るからである。従って、第1の酸化工程で使用し得る高
活性および高選択性の触媒の開発が、タンデム酸化プロ
セスを用いてメチルメタクリレートを調製するために非
常に重要である。
作のコストは中間体分離プロセスのそれよりも著しく低
いので、タンデム酸化プロセスは中間体分離プロセスよ
りはるかに経済的であることが良く知られている。しか
し、タンデム酸化プロセスを採用するためには、第1の
酸化工程で使用する触媒は、高活性および高選択性が必
要とされる。なぜなら、第1の酸化工程からの生成物ス
トリーム中の、過剰量の副生成物および未反応のイソブ
チレンは、第2の酸化工程で使用する触媒に悪影響を与
え得るからである。中間体分離プロセスの第1の酸化工
程で使用する触媒の品質は、タンデム酸化プロセスに比
べて、それ程重要ではない。なぜなら、第1の酸化工程
からの生成物ストリーム中の副生成物および未反応のイ
ソブチレンは、分離および精製工程でほとんど除去され
るからである。従って、第1の酸化工程で使用し得る高
活性および高選択性の触媒の開発が、タンデム酸化プロ
セスを用いてメチルメタクリレートを調製するために非
常に重要である。
【0005】メタクロレインを調製するための触媒とし
て、種々の触媒が報告されている。例えば、Mo-Bi系お
よびMo-Bi-P系(日本特許公告公報第61-3563号)、Mo-V
-Bi系(日本特許公告公報第67-7881号)、V-Li-K系(日
本特許公告公報第68-24403号)、Te-Ce系(日本特許公
告公報第69-3762号)およびCo-Fe-Bi-Ni-K-Mo系(日本
特許公開公報第76-63112号)が開示されている。
て、種々の触媒が報告されている。例えば、Mo-Bi系お
よびMo-Bi-P系(日本特許公告公報第61-3563号)、Mo-V
-Bi系(日本特許公告公報第67-7881号)、V-Li-K系(日
本特許公告公報第68-24403号)、Te-Ce系(日本特許公
告公報第69-3762号)およびCo-Fe-Bi-Ni-K-Mo系(日本
特許公開公報第76-63112号)が開示されている。
【0006】しかし、Mo-Bi系またはMo-Bi-P系は高い反
応温度を必要とし、そしてこの系のメタクロレインの収
率が低いことが知られている。さらに、混合したブタン
−ブテンの酸化触媒として本来開発されたMo-Bi-V系
は、イソブチレンの酸化において良好な収率を示さな
い。さらに、主成分としてのMoおよびCoを有するCo-Fe-
Bi-Ni-K-Mo系は、再現性がほとんどないことが知られて
いる。その他の改善された触媒がイギリス特許第133047
4号、イギリス特許第1330530号および日本特許公開公報
第90-227140号に開示されたにもかかわらず、工業プロ
セスの生産性を高めるために、触媒の活性、メタクロレ
インおよびメタクリル酸の選択性、および触媒の寿命を
改善することが未だに必要である。
応温度を必要とし、そしてこの系のメタクロレインの収
率が低いことが知られている。さらに、混合したブタン
−ブテンの酸化触媒として本来開発されたMo-Bi-V系
は、イソブチレンの酸化において良好な収率を示さな
い。さらに、主成分としてのMoおよびCoを有するCo-Fe-
Bi-Ni-K-Mo系は、再現性がほとんどないことが知られて
いる。その他の改善された触媒がイギリス特許第133047
4号、イギリス特許第1330530号および日本特許公開公報
第90-227140号に開示されたにもかかわらず、工業プロ
セスの生産性を高めるために、触媒の活性、メタクロレ
インおよびメタクリル酸の選択性、および触媒の寿命を
改善することが未だに必要である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、200
℃から500℃の温度範囲内において分子状酸素の存在下
で、イソブチレンまたはt-ブタノールの気相酸化におけ
るイソブチレンの高転化率およびメタクロレインの高選
択性を有する新規な触媒を提供することである。
℃から500℃の温度範囲内において分子状酸素の存在下
で、イソブチレンまたはt-ブタノールの気相酸化におけ
るイソブチレンの高転化率およびメタクロレインの高選
択性を有する新規な触媒を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、以下の式(A)
により表される組成を有する触媒を提供する: Mo12WaBibNbcXdYeZfOg (A) ここで、Xは、カリウム、ルビジウム、セシウムおよび
タリウムから選択される1種またはそれ以上の元素であ
り;Yは、鉄、ニッケルおよびコバルトから選択される
1種またはそれ以上の元素であり;Zは、亜鉛およびク
ロムから選択される1種またはそれ以上の元素であり;
a、b、c、d、e、fおよびgは、以下のような各元
素の原子比を示す:aは、0.05〜0.8の数であり;bお
よびcは、それぞれ、0.1〜1.0の数であり;dは、0.05
〜2.0の数であり;eは、3〜10の数であり;fは、0.2
〜2.0の数であり、そしてgは、存在するその他の元素
の原子価条件を満足するために必要とされる酸素の数で
ある。
により表される組成を有する触媒を提供する: Mo12WaBibNbcXdYeZfOg (A) ここで、Xは、カリウム、ルビジウム、セシウムおよび
タリウムから選択される1種またはそれ以上の元素であ
り;Yは、鉄、ニッケルおよびコバルトから選択される
1種またはそれ以上の元素であり;Zは、亜鉛およびク
ロムから選択される1種またはそれ以上の元素であり;
a、b、c、d、e、fおよびgは、以下のような各元
素の原子比を示す:aは、0.05〜0.8の数であり;bお
よびcは、それぞれ、0.1〜1.0の数であり;dは、0.05
〜2.0の数であり;eは、3〜10の数であり;fは、0.2
〜2.0の数であり、そしてgは、存在するその他の元素
の原子価条件を満足するために必要とされる酸素の数で
ある。
【0009】好適な実施態様においては、式(A)により
表される上記組成物中の、各元素の好ましい数は以下の
通りである:aは、0.1〜0.5の数であり;bおよびc
は、それぞれ、0.3〜0.6の数であり;dは、0.1〜1.0の
数であり;eは、5〜8の数であり;fは、0.5〜1.5の
数であり、そしてgは、存在するその他の元素の原子価
条件を満足するために必要とされる酸素の数である。
表される上記組成物中の、各元素の好ましい数は以下の
通りである:aは、0.1〜0.5の数であり;bおよびc
は、それぞれ、0.3〜0.6の数であり;dは、0.1〜1.0の
数であり;eは、5〜8の数であり;fは、0.5〜1.5の
数であり、そしてgは、存在するその他の元素の原子価
条件を満足するために必要とされる酸素の数である。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明では、触媒を調製するため
に、あらゆる通常の技術が用いられ得る。例えば、モリ
ブデン、タングステン、ビスマス、ニオブ、ルビジウ
ム、鉄、ニッケル、コバルト、亜鉛、クロム、セシウム
およびタリウムの化合物の水溶液を混合し、この混合物
を蒸発により濃縮し、そして炉中でこの混合物を100〜1
80℃で乾燥する工程により、触媒を調製し得る。上記工
程で使用される金属化合物は、各種の塩またはその他の
都合の良いタイプの化合物の形態であり得、そしてこれ
らの化合物の特定の前駆体を必要としない。触媒組成物
の乾燥混合物を、分配のために所望のサイズに破砕す
る。触媒を活性化するために、この触媒組成物を、300
〜800℃、好ましくは、400〜600℃で3〜15時間仮焼す
る。本発明の触媒を、適切な担体または分散剤と共に調
製し得る。例えば、チタニア、アルミナ、シリカ、シリ
カアルミナ、軽石、カオリン、炭化ケイ素、ジルコニ
ア、ベントナイト(bentonate)のような、周知の担体
のいずれもが用いられ得る。
に、あらゆる通常の技術が用いられ得る。例えば、モリ
ブデン、タングステン、ビスマス、ニオブ、ルビジウ
ム、鉄、ニッケル、コバルト、亜鉛、クロム、セシウム
およびタリウムの化合物の水溶液を混合し、この混合物
を蒸発により濃縮し、そして炉中でこの混合物を100〜1
80℃で乾燥する工程により、触媒を調製し得る。上記工
程で使用される金属化合物は、各種の塩またはその他の
都合の良いタイプの化合物の形態であり得、そしてこれ
らの化合物の特定の前駆体を必要としない。触媒組成物
の乾燥混合物を、分配のために所望のサイズに破砕す
る。触媒を活性化するために、この触媒組成物を、300
〜800℃、好ましくは、400〜600℃で3〜15時間仮焼す
る。本発明の触媒を、適切な担体または分散剤と共に調
製し得る。例えば、チタニア、アルミナ、シリカ、シリ
カアルミナ、軽石、カオリン、炭化ケイ素、ジルコニ
ア、ベントナイト(bentonate)のような、周知の担体
のいずれもが用いられ得る。
【0011】本発明の触媒は、分子状酸素を用いる酸化
により、メタクロレインを調製するのに有用である。高
純度のイソブチレンを開始原料として使用する必要はな
い。工業上の応用では、分子状酸素の代わりに、空気も
用いられ得る。蒸気、窒素、アルゴンまたは二酸化炭素
のような不活性ガスが、反応物の希釈剤として用いられ
得る。特に、メタクロレインの選択性および触媒の活性
を改善するために、蒸気を用いる希釈が好ましい。反応
の温度は220〜550℃の間、好ましくは、350〜450℃の間
である。反応圧力は1〜10atmであり、そしてGHSV(ガ
ス時間空間速度、gas hour space velocity)は、500〜
6000hrー1である。イソブチレンの濃度は、1〜10容積%
であり、そしてイソブチレンに対する酸素のモル比は、
0.5〜5の範囲である。
により、メタクロレインを調製するのに有用である。高
純度のイソブチレンを開始原料として使用する必要はな
い。工業上の応用では、分子状酸素の代わりに、空気も
用いられ得る。蒸気、窒素、アルゴンまたは二酸化炭素
のような不活性ガスが、反応物の希釈剤として用いられ
得る。特に、メタクロレインの選択性および触媒の活性
を改善するために、蒸気を用いる希釈が好ましい。反応
の温度は220〜550℃の間、好ましくは、350〜450℃の間
である。反応圧力は1〜10atmであり、そしてGHSV(ガ
ス時間空間速度、gas hour space velocity)は、500〜
6000hrー1である。イソブチレンの濃度は、1〜10容積%
であり、そしてイソブチレンに対する酸素のモル比は、
0.5〜5の範囲である。
【0012】以下の実施例は、本発明の触媒およびその
性能を示す。しかし、本発明の範囲は、これらの実施例
に限定されない。
性能を示す。しかし、本発明の範囲は、これらの実施例
に限定されない。
【0013】
(実施例1)触媒の調製 500gのモリブデン酸アンモニウムを、3000mlの蒸留水に
溶解し、13.8gの硝酸セシウムおよび18.5gのタングステ
ン酸アンモニウムをさらに溶解し、そしてこの溶液と混
合した。調製した溶液を溶液Aとした。
溶解し、13.8gの硝酸セシウムおよび18.5gのタングステ
ン酸アンモニウムをさらに溶解し、そしてこの溶液と混
合した。調製した溶液を溶液Aとした。
【0014】50gのシュウ酸ニオブを300mlの蒸留水に完
全に溶解した。この調製した溶液を溶液Bとした。
全に溶解した。この調製した溶液を溶液Bとした。
【0015】86.3gの硝酸ビスマスを、300mlの蒸留水お
よび30mlの硝酸の混合溶液に完全に溶解した。この調製
した溶液を溶液Cとした。
よび30mlの硝酸の混合溶液に完全に溶解した。この調製
した溶液を溶液Cとした。
【0016】191gの硝酸第二鉄、275gの硝酸ニッケル、
137gの硝酸コバルト、70gの硝酸亜鉛、28gの硝酸クロム
および6.3gの硝酸タリウムを混合し、そして1000mlの蒸
留水に溶解した。この調製した溶液を溶液Dとした。
137gの硝酸コバルト、70gの硝酸亜鉛、28gの硝酸クロム
および6.3gの硝酸タリウムを混合し、そして1000mlの蒸
留水に溶解した。この調製した溶液を溶液Dとした。
【0017】溶液Cおよび溶液Dを混合し、そしてこの
溶液に溶液Bおよび溶液Aを加えた。混合した溶液を攪
拌し、そして加熱した。続いて、この混合溶液を蒸発
し、そして乾燥した。
溶液に溶液Bおよび溶液Aを加えた。混合した溶液を攪
拌し、そして加熱した。続いて、この混合溶液を蒸発
し、そして乾燥した。
【0018】最後に、乾燥した触媒を破砕して、粒子サ
イズ80メッシュ未満の均一な粒子を得た。続いて、破砕
した粒子を水で結合した。この後、結合した粒子を再び
破砕し、そして乾燥して、粒子サイズ10〜20メッシュの
粒子を得た。最後に、得られた触媒を加熱し、そして空
気中500℃で6時間仮焼した。得られた触媒の組成は以
下の通りであった: Mo12W0.3Bi0.5Nb0.3Cs0.3Tl0.1Fe2Ni4Co2Zn1Cr0.3。
イズ80メッシュ未満の均一な粒子を得た。続いて、破砕
した粒子を水で結合した。この後、結合した粒子を再び
破砕し、そして乾燥して、粒子サイズ10〜20メッシュの
粒子を得た。最後に、得られた触媒を加熱し、そして空
気中500℃で6時間仮焼した。得られた触媒の組成は以
下の通りであった: Mo12W0.3Bi0.5Nb0.3Cs0.3Tl0.1Fe2Ni4Co2Zn1Cr0.3。
【0019】触媒との反応 固定床反応器で、得られた触媒を用いてイソブチレンを
酸化した。5%のイソブチレン、10%の酸素および85%
の窒素を含有する混合反応物を、得られた触媒と381℃
で2.5秒接触させた。イソブチレンの転化率をガスクロ
マトグラフィーにより測定した。イソブチレンの転化率
は99.1%、メタクロレインの選択性は88.1%、そしてメ
タクリル酸の選択性は3.3%であった。
酸化した。5%のイソブチレン、10%の酸素および85%
の窒素を含有する混合反応物を、得られた触媒と381℃
で2.5秒接触させた。イソブチレンの転化率をガスクロ
マトグラフィーにより測定した。イソブチレンの転化率
は99.1%、メタクロレインの選択性は88.1%、そしてメ
タクリル酸の選択性は3.3%であった。
【0020】(実施例2)70gの硝酸亜鉛および28gの硝
酸クロムの代わりに、91gの硝酸亜鉛を用いたこと以外
は、実施例1と同様の方法で触媒を調製した。得られた
触媒の組成は以下であった: Mo12W0.3Bi0.5Nb0.3Cs0.3Tl0.1Fe2Ni4Co2Zn1.3。
酸クロムの代わりに、91gの硝酸亜鉛を用いたこと以外
は、実施例1と同様の方法で触媒を調製した。得られた
触媒の組成は以下であった: Mo12W0.3Bi0.5Nb0.3Cs0.3Tl0.1Fe2Ni4Co2Zn1.3。
【0021】この触媒を用いて、380℃で実施例1と同
様の方法で酸化反応を行った。イソブチレンの転化率を
ガスクロマトグラフィーにより測定した。イソブチレン
の転化率は99.0%、メタクロレインの選択性は86.1%、
そしてメタクリル酸の選択性は4.1%であった。
様の方法で酸化反応を行った。イソブチレンの転化率を
ガスクロマトグラフィーにより測定した。イソブチレン
の転化率は99.0%、メタクロレインの選択性は86.1%、
そしてメタクリル酸の選択性は4.1%であった。
【0022】(実施例3)硝酸ニッケルおよび硝酸クロ
ムを添加せず、502gの硝酸第二鉄および92gの硝酸亜鉛
を用いたこと以外は、実施例1と同様の方法で触媒を調
製した。得られた触媒の組成は以下通りであった: Mo12W0.3Bi0.5Nb0.3Cs0.3Tl0.1Fe6Co2Zn1.3。
ムを添加せず、502gの硝酸第二鉄および92gの硝酸亜鉛
を用いたこと以外は、実施例1と同様の方法で触媒を調
製した。得られた触媒の組成は以下通りであった: Mo12W0.3Bi0.5Nb0.3Cs0.3Tl0.1Fe6Co2Zn1.3。
【0023】この触媒を用いて、398℃で実施例1と同
様の方法で酸化反応を行った。イソブチレンの転化率を
ガスクロマトグラフィーにより測定した。イソブチレン
の転化率は97.2%、メタクロレインの選択性は85.0%、
そしてメタクリル酸の選択性は3.1%であった。
様の方法で酸化反応を行った。イソブチレンの転化率を
ガスクロマトグラフィーにより測定した。イソブチレン
の転化率は97.2%、メタクロレインの選択性は85.0%、
そしてメタクリル酸の選択性は3.1%であった。
【0024】(実施例4)硝酸セシウムおよび硝酸クロ
ムを添加せず、6.2gのタングステン酸アンモニウム、7
6.5gのシュウ酸ニオブおよび10gの硝酸ルビジウムを用
いたこと以外は、実施例1と同様の方法で触媒を調製し
た。得られた触媒の組成は以下通りであった: Mo12W0.1Bi0.5Nb0.5Rb0.3Tl0.1Fe2Ni4Co2Zn1。
ムを添加せず、6.2gのタングステン酸アンモニウム、7
6.5gのシュウ酸ニオブおよび10gの硝酸ルビジウムを用
いたこと以外は、実施例1と同様の方法で触媒を調製し
た。得られた触媒の組成は以下通りであった: Mo12W0.1Bi0.5Nb0.5Rb0.3Tl0.1Fe2Ni4Co2Zn1。
【0025】この触媒を用いて、390℃で実施例1と同
様の方法で酸化反応を行った。イソブチレンの転化率を
ガスクロマトグラフィーにより測定した。イソブチレン
の転化率は98.4%、メタクロレインの選択性は84.2%、
そしてメタクリル酸の選択性は3.1%であった。
様の方法で酸化反応を行った。イソブチレンの転化率を
ガスクロマトグラフィーにより測定した。イソブチレン
の転化率は98.4%、メタクロレインの選択性は84.2%、
そしてメタクリル酸の選択性は3.1%であった。
【0026】(実施例5〜14)触媒を実施例1に示さ
れるのと同様の方法で調製した。触媒の組成は表1に示
し、そして反応条件および反応結果を表2に記載した。
れるのと同様の方法で調製した。触媒の組成は表1に示
し、そして反応条件および反応結果を表2に記載した。
【0027】
【表1】
【0028】
【表2】
【0029】(比較例1〜5)触媒を実施例1に示され
るのと同様の方法で調製した。触媒の組成は表3に示
し、そして反応条件および反応結果を表4に記載した。
るのと同様の方法で調製した。触媒の組成は表3に示
し、そして反応条件および反応結果を表4に記載した。
【0030】
【表3】
【0031】
【表4】
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、イソブチレンまたはt-
ブタノールの気相酸化におけるイソブチレンの高転化率
およびメタクロレインの高選択性を有する新規な触媒が
提供される。
ブタノールの気相酸化におけるイソブチレンの高転化率
およびメタクロレインの高選択性を有する新規な触媒が
提供される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // C07B 61/00 300 C07B 61/00 300 (72)発明者 陳 垠希 大韓民國,タエジェオン,ユスン−グ,チ ュンミン−ドン,462−4
Claims (2)
- 【請求項1】 以下の式(A)により表される、イソブチ
レンまたはt-ブタノールの気相酸化においてメタクロレ
インを調製するための触媒組成物: Mo12WaBibNbcXdYeZfOg (A) ここで、 Xは、カリウム、ルビジウム、セシウムおよびタリウム
から選択される1種またはそれ以上の元素であり;Y
は、鉄、ニッケルおよびコバルトから選択される1種ま
たはそれ以上の元素であり;Zは、亜鉛およびクロムか
ら選択される1種またはそれ以上の元素であり;a、
b、c、d、e、fおよびgは、以下のような各元素の
原子比を示す:aは、0.05〜0.8の数であり;bおよび
cは、それぞれ、0.1〜1.0の数であり;dは、0.05〜2.
0の数であり;eは、3〜10の数であり;fは、0.2〜2.
0の数であり;そしてgは、存在するその他の元素の原
子価条件を満足するために必要とされる酸素の数であ
る。 - 【請求項2】 aが、0.1〜0.5の数であり;bおよびc
が、それぞれ、0.3〜0.6の数であり;dが、0.1〜1.0の
数であり;eが、5〜8の数であり;fが、0.5〜1.5の
数であり;そしてgが、存在するその他の元素の原子価
条件を満足するために必要とされる酸素の数である、請
求項1に記載のメタクロレインを調製するための触媒組
成物。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| KR1019940032743A KR960021143A (ko) | 1994-12-05 | 1994-12-05 | 메타크로레인 제조용 촉매 |
| KR1994-32743 | 1994-12-05 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08224478A true JPH08224478A (ja) | 1996-09-03 |
Family
ID=19400292
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7312848A Pending JPH08224478A (ja) | 1994-12-05 | 1995-11-30 | メタクロレインを調製するための触媒 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08224478A (ja) |
| KR (1) | KR960021143A (ja) |
| CN (1) | CN1131059A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN115475614A (zh) * | 2021-06-16 | 2022-12-16 | 中国石油化工股份有限公司 | 丙烯氧化合成丙烯醛的催化剂及其制备方法和应用 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100986898B1 (ko) * | 2006-07-27 | 2010-10-08 | 주식회사 엘지화학 | 복합 금속 산화물 촉매 및 상기 촉매를 사용한(메타)아크릴산 제조 방법 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5946132A (ja) * | 1982-09-06 | 1984-03-15 | Nippon Shokubai Kagaku Kogyo Co Ltd | メタクロレイン合成用触媒 |
| JPS63315147A (ja) * | 1987-06-18 | 1988-12-22 | Nippon Shokubai Kagaku Kogyo Co Ltd | メタクロレイン合成用触媒および再現性に優れたその製造方法 |
-
1994
- 1994-12-05 KR KR1019940032743A patent/KR960021143A/ko not_active Ceased
-
1995
- 1995-11-30 JP JP7312848A patent/JPH08224478A/ja active Pending
- 1995-12-05 CN CN95121776A patent/CN1131059A/zh active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5946132A (ja) * | 1982-09-06 | 1984-03-15 | Nippon Shokubai Kagaku Kogyo Co Ltd | メタクロレイン合成用触媒 |
| JPS63315147A (ja) * | 1987-06-18 | 1988-12-22 | Nippon Shokubai Kagaku Kogyo Co Ltd | メタクロレイン合成用触媒および再現性に優れたその製造方法 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN115475614A (zh) * | 2021-06-16 | 2022-12-16 | 中国石油化工股份有限公司 | 丙烯氧化合成丙烯醛的催化剂及其制备方法和应用 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| CN1131059A (zh) | 1996-09-18 |
| KR960021143A (ko) | 1996-07-18 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19980212 |