JPH08224672A - スポット溶接機用ワーク接触状態検知装置 - Google Patents

スポット溶接機用ワーク接触状態検知装置

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JPH08224672A
JPH08224672A JP5523195A JP5523195A JPH08224672A JP H08224672 A JPH08224672 A JP H08224672A JP 5523195 A JP5523195 A JP 5523195A JP 5523195 A JP5523195 A JP 5523195A JP H08224672 A JPH08224672 A JP H08224672A
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JP
Japan
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JP5523195A
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English (en)
Inventor
Akira Kimura
▲あきら▼ 木村
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Kanto Jidosha Kogyo KK
Toyota Motor East Japan Inc
Original Assignee
Kanto Jidosha Kogyo KK
Kanto Auto Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スポット溶接に際して2枚のワーク間の接触
状態を自動的に検知できるスポット溶接機用ワーク接触
状態検知装置を提供する。 【構成】 電極チップ3の周囲のそれぞれにチップホル
ダ2の縦軸方向に弾性変位可能に接点取付け板15を設
け、双方の接点取付け板15に一対の接点8、9;8
a、9aを縦軸Aを中心とする方形を形成するように取
付ける。一方の一対の接点8、9同士を接続する接続点
と他方の一対の接点8a、9aとの間を両側の被測定辺
とするブリッジ回路を構成する。電極チップ3間に配置
された2枚のワーク5、5aに所属の一対の接点8、
9;8a、9aをそれぞれ接触させた状態で、被測定辺
がオープン状態であることを検知するオープン状態検知
手段と、ブリッジ回路が平衡状態に在るのを検知する平
衡状態検知手段と、オープン状態検知手段がオープン状
態を検知せず、かつ平衡状態検知手段が平衡状態を検知
すると溶接OK信号を発生する接触状態判断手段とを設
けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電極チップ間に配置さ
れた2枚のワークの接触状態を検知するためのスポット
溶接機用ワーク接触状態検知装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】スポット溶接に際してワーク間に隙間が
生じたまま電極チップを加圧して溶接を行うと、スポッ
ト溶接部分のワークが飛散して正常なナゲットが生じな
かったり、ひび割れを生じる等の問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
点に鑑みて、スポット溶接に際して2枚のワーク間の接
触状態を自動的に検知できるスポット溶接機用ワーク接
触状態検知装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、この目的を達
成するために、請求項1によれば、対向する両側のチッ
プホルダに嵌合する電極チップの周囲のそれぞれに、電
極チップよりも先方へ突出した位置から後退する位置間
でチップホルダの縦軸方向に弾性変位可能に接点取付け
板を設け、双方の接点取付け板に、電極チップの周囲に
位置するように、一対の接点をそれぞれ取付けると共
に、これらの接点位置が縦軸を中心とする方形を形成す
るように位置付けされ、一方の一対の接点同士を接続す
る接続点と他方の一対の接点との間を両側の被測定辺と
し、他方の一対の接点間に抵抗を直列接続して両側の比
例辺とし、他方の一対の接点間に電源電圧を印加するこ
とによりブリッジ回路を構成し、対向する電極チップ間
に配置された2枚のワークに所属の一対の接点をそれぞ
れ接触させた状態で、両側の被測定辺がオープン状態で
あることを検知するオープン状態検知手段と、接続点及
び抵抗の直列接続点間の電圧を検知することにより、ブ
リッジ回路が平衡状態に在るのを検知する平衡状態検知
手段と、オープン状態検知手段がオープン状態を検知せ
ず、かつ平衡状態検知手段が平衡状態を検知すると溶接
OK信号を発生する接触状態判断手段とを設けたことを
特徴とする。
【0005】請求項2により、一方の接点取付け板に電
極チップの周囲に位置するように1個の接点を取付け、
他方の接点取付け板に電極チップの周囲に位置するよう
に一対の接点を取付けると共に、1個の接点位置と一対
の接点位置とが、1個の接点と縦軸を結ぶ線に対して対
称な二等辺三角形を形成するように位置付けされ、1個
の接点と他方の一対の接点との間を両側の被測定辺とす
ることもできる。
【0006】
【作用】2枚の完全接触状態に在るワークに所属側の接
点をそれぞれ接触させた状態で、比例辺用の抵抗をブリ
ッジ回路が平衡するように予め調整しておく。溶接作業
に際してワークの両側に所属側の接点を接触させた状態
でオープン状態検知手段がオープン状態を検知せず、平
衡状態検知手段が平衡状態を検知すると接触状態判断手
段は溶接OK信号を出力する。2枚のワークが互に離れ
ていると、オープン状態検知手段がオープン状態を検知
し、溶接OK信号は出力されない。オープン状態でなく
ても接触状態の異常に起因して被測定辺の抵抗値の比が
両側の比例辺用の抵抗の比からずれると、ブリッジ回路
が不平衡となり、平衡状態検知手段が平衡状態を検知し
得ず、同様に溶接OK信号は出力されない。
【0007】
【実施例】図1及び図2を基に本発明の一実施例による
スポット溶接機用ワーク接触状態検知装置を説明する。
図1は、例えばスポット溶接機のロボットアームの先端
部に取付けられる両側の互に対向するスポット溶接ガン
を示すもので、互に対向するガンアーム1、1aの先端
部に取付けられたチップホルダ2、2aの先端部に電極
チップ3、3aが嵌合している。これらの電極チップ
は、チップホルダ2、2aの縦軸Aに揃っており、エア
シリンダにより互に離接駆動されるようになっている。
【0008】それぞれの電極チップ3、3aの周囲に
は、2枚のワーク5、5aに接触する接点8、9及び8
a、9aを備えた接点装置10が取付けられている。こ
の装置は、ガンアーム1、1aに固定された基部11
と、この基部に取付けられた四方のガイドポール12に
縦軸Aに沿って電極チップ3、3aの周囲をスライド可
能にガイドされるリング状のスライダ13と、このスラ
イダ板を先方へ付勢するばね14と、スライダ13に取
付けられ、かつ中心部に電極チップ3、3aを挿通させ
る穴15aを形成された接点取付け板15とより構成さ
れている。接点8、9及び8a、9aは所属の電極チッ
プ3及び3aよりも通常状態で突出した位置を占め、ば
ね力に抗して後退可能になっている。
【0009】図2に示すように、接点8、9は一方の接
点取付け板15において電極チップ3の周囲で縦軸Aの
直交線に対して互に対称に離間する位置を占め、他方の
接点8a、9aも所属の接点取付け板15に電極チップ
3の周囲へ同様な位置を占めると共に、これら4個の接
点は縦軸Aを中心とする方形を形成するように位置設定
されている。つまり、接点8、9aを結ぶ線と、接点
9、8aを結ぶ線は互に等距離となり、かつ電極チップ
3、3aの中心を通る縦軸Aと交差する。
【0010】これらの接点8、8a、9、9aには、同
図に示す回路装置が接続している。即ち、一方の一対の
接点8、9同士を接続する接続点と他方の一対の接点8
a、9aとの間を両側の被測定辺とし、接点8a、9a
間に可変抵抗RV1、RV2を直列接続して両側の比例
辺とし、一対の接点8a、9a間に交流電源電圧S1が
印加されることにより、接点8、9の接続点と可変抵抗
RV1、RV2の直列接続点間の電圧を検知するブリッ
ジ回路20が構成されている。可変抵抗RV1、RV2
の抵抗値は、対向する電極チップ3、3a間に配置され
た完全接触状態の2枚のワーク5、5aに所属の側の一
対の接点8、9及び8a、9aをそれぞれ接触させた状
態で両側の被測定辺が呈する抵抗値R1及びR2に対応
して、ブリッジ回路20が平衡するように予め設定され
る。
【0011】さらに、このブリッジ回路には、両側の被
測定辺がオープン状態であることを検知するオープン状
態検知手段21と、接点8、9の接続点及び 可変抵抗
の直列接続点間の電圧を検知することにより、ブリッジ
回路20が平衡状態に在るのを検知する平衡状態検知手
段22と、オープン状態検知手段21がオープン状態を
検知せず、かつ平衡状態検知手段22が平衡状態を検知
すると溶接OK信号を発生する接触状態判断手段23
と、溶接OK信号を発生しないと接触の異常を光又は音
で報知する報知手段24とが付属している。
【0012】オープン状態検知手段21は、ワーク5、
5aが互に完全に離れた状態で接点8、9a間の抵抗値
R1及び接点9、8a間の抵抗値R2が共に無限大にな
ることにより、いずれか一方の接点対、例えば接点8及
び9a間に電圧が生じないことを検知する。平衡状態検
知手段22は、ワーク5、5aが完全に接触することに
より、検知した電圧が微小な許容範囲である場合に平衡
状態としてOK信号を出力する。抵抗値R1、R2は、
ワーク5、5aが完全に接触した場合互に同一種類又は
厚みが異る場合でも原理的には互に同一抵抗となるか、
或はワーク形状が対称的でないことにより互に異る。こ
の状態で実際に平衡状態になるように可変抵抗RV1、
RV2を微調整しておく。一方、ワーク5、5aの電極
チップ3、3aが圧接する領域近辺で僅かな隙間が生じ
ていると、抵抗値R1、R2は微小抵抗を呈するにして
も標準状態から変化し、これ等の抵抗比が可変抵抗RV
1、RV2の抵抗比とずれることにより不平衡電圧が生
じることになる。
【0013】このように構成されたワーク接触状態検知
装置の動作は、次の通りである。スポット溶接作業に際
して、2枚の完全接触状態に在ることを確認したワーク
5、5aに所属の一対の接点8、9及び8a、9aをそ
れぞれ接触させた状態で、比例辺用の可変抵抗RV1、
RV2を調整して、ブリッジ回路20が平衡するように
設定しておく。
【0014】溶接作業が開始されると、搬入されたワー
ク5、5aの両側に電極チップ3、3aをロボットアー
ムで移動させ、エアシリンダを溶接時よりも小さなエア
圧で駆動して接点8、9及び8a、9aを所属のワーク
5、5aに接触させる。この状態で回路装置を作動さ
せ、オープン状態検知手段21が抵抗値R1、R2で分
圧された電圧を測定することにより、オープン状態でな
いとOK信号を出力し、平衡状態検知手段22はその際
検知電圧が許容範囲内の零電圧近辺であるとOK信号を
出力する。即ち、図3に示すように、2枚のワーク5、
5aに対する接点9aから接点8と接点9に至る経路
(実線で示す)の抵抗の合成抵抗と、接点8aから接点
8と接点9に至る経路(点線で示す)の抵抗の合成抵抗
との平衡状態が検知される。
【0015】接触状態判断手段23は双方のOK信号が
入力すると溶接OK信号を出力し、シリンダにより通常
のエア圧で電極チップ3、3aをワーク5、5aに圧接
させ、溶接作業を行わせる。以下、順に溶接点を移動さ
せ、同様な接触状態の検知を行いつつ溶接作業を行う。
新たにワーク5、5aが搬入された場合も同様である。
回路装置の作動時にオープン状態検知手段21又は平衡
状態検知手段22がOK信号を出力しないと、報知手段
24はワーク5、5a間の接触異常を報知する。別種の
ワーク5、5aを溶接作業を行う際には、対称位置関係
の抵抗を測定しているために、抵抗値R1、R2の絶対
値は変化しても比は不変の可能性もあるが、周辺のワー
ク形状の変化等の影響を蒙るために、通常は可変抵抗R
V1、RV2を微調整して平衡状態に再設定する。
【0016】図4は、接点数を3個とする別の実施例を
示す。一方の接点取付け板15には電極チップ3の周囲
に位置するように1個の接点28が取付けられ、他方の
接点取付け板15に電極チップ3aの周囲に位置するよ
うに一対の接点28a、29aが取付けられている。そ
して、接点28a、29aが、接点28と縦軸Aを結ぶ
線に対して対称となり、これら3個の接点で二等辺三角
形を形成するように位置付けされている。この場合、1
個の接点28が図2のブリッジ回路20において一対の
接点8、9同士を接続する接続点と置換されてブリッジ
回路を構成し、接点28と接点28a、29aとの間を
両側の被測定辺とする。これにより、電極チップ3、3
aが圧接するワーク領域の接触状態が、前述の二等辺三
角形の2辺の抵抗比の標準状態からのずれを検知するこ
とによりモニタされる。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、スポット溶接に際して
2枚のワーク間の接触状態の良否が自動的に判断可能と
なる。ワーク両側の接点を電極チップの圧接位置に対し
て対称に位置付けして両側の被測定辺とするブリッジ回
路を用いることにより、ワークの種類が異っても平衡条
件が変化し難く、変化したとしても比例辺の抵抗の微調
整により、種々のワークに対して簡単な予備調整で正確
に接触状態を検知できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるスポット溶接機用ワー
ク接触状態検知装置の要部側面図を示す図である。
【図2】同装置の回路装置部分の構成を示す図である。
【図3】同装置の動作原理を説明する図である。
【図4】別の実施例によるワーク接触状態検知装置の要
部概略斜視図である。
【符号の説明】
2、2a チップホルダ 3、3a 電極チップ 5、5a ワーク 8、8a、9、9a、28、28a、29a 接点 15 接点取付け板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向する両側のチップホルダに嵌合する
    電極チップの周囲のそれぞれに、電極チップよりも先方
    へ突出した位置から後退する位置間でチップホルダの縦
    軸方向に弾性変位可能に接点取付け板を設け、 双方の前記接点取付け板に、前記電極チップの周囲に位
    置するように、一対の接点をそれぞれ取付けると共に、
    これらの接点位置が前記縦軸を中心とする方形を形成す
    るように位置付けされ、 一方の前記一対の接点同士を接続する接続点と他方の前
    記一対の接点との間を両側の被測定辺とし、前記他方の
    一対の接点間に抵抗を直列接続して両側の比例辺とし、
    前記他方の一対の接点間に電源電圧を印加することによ
    りブリッジ回路を構成し、 対向する前記電極チップ間に配置された2枚のワークに
    所属の前記一対の接点をそれぞれ接触させた状態で、両
    側の前記被測定辺がオープン状態であることを検知する
    オープン状態検知手段と、前記接続点及び前記抵抗の直
    列接続点間の電圧を検知することにより、前記ブリッジ
    回路が平衡状態に在るのを検知する平衡状態検知手段
    と、前記オープン状態検知手段が前記オープン状態を検
    知せず、かつ前記平衡状態検知手段が前記平衡状態を検
    知すると溶接OK信号を発生する接触状態判断手段とを
    設けたことを特徴とするスポット溶接機用ワーク接触状
    態検知装置。
  2. 【請求項2】 対向する両側のチップホルダに嵌合する
    電極チップの周囲のそれぞれに、電極チップよりも先方
    へ突出した位置から後退する位置間でチップホルダの縦
    軸方向に弾性変位可能に接点取付け板を設け、 一方の前記接点取付け板に、前記電極チップの周囲に位
    置するように、1個の接点を取付け、他方の前記接点取
    付け板に、前記電極チップの周囲に位置するように、一
    対の接点を取付けると共に、前記1個の接点位置と前記
    一対の接点位置とが、前記1個の接点と前記縦軸を結ぶ
    線に対して対称な二等辺三角形を形成するように位置付
    けされ、 前記1個の接点と他方の前記一対の接点との間を両側の
    被測定辺とし、前記一対の接点間に抵抗を直列接続して
    両側の比例辺とし、前記一対の接点間に電源電圧を印加
    することによりブリッジ回路を構成し、 対向する前記電極チップ間に配置された2枚のワークに
    所属の前記一対の接点をそれぞれ接触させた状態で、前
    記両側の被測定辺がオープン状態であることを検知する
    オープン状態検知手段と、前記1個の接点及び前記抵抗
    の直列接続点間の電圧を検知することにより、前記ブリ
    ッジ回路が平衡状態に在るのを検知する平衡状態検知手
    段と、前記オープン状態検知手段が前記オープン状態を
    検知せず、かつ前記平衡状態検知手段が前記平衡状態を
    検知すると溶接OK信号を発生する接触状態判断手段と
    を設けたことを特徴とするスポット溶接機用ワーク接触
    状態検知装置。
JP5523195A 1995-02-21 1995-02-21 スポット溶接機用ワーク接触状態検知装置 Pending JPH08224672A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100811955B1 (ko) * 2006-09-19 2008-03-10 대우조선해양 주식회사 멀티 용접기 pcb 테스트 장치
KR20160078100A (ko) * 2014-12-24 2016-07-04 주식회사 신영 겹치기 점 용접용 지그
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WO2023223604A1 (ja) * 2022-05-19 2023-11-23 Jfeスチール株式会社 抵抗スポット溶接における鋼板間の隙間判定方法及び隙間判定装置

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