JPH08225083A - ステアリングアッセンブリ及び方法 - Google Patents

ステアリングアッセンブリ及び方法

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JPH08225083A
JPH08225083A JP7278913A JP27891395A JPH08225083A JP H08225083 A JPH08225083 A JP H08225083A JP 7278913 A JP7278913 A JP 7278913A JP 27891395 A JP27891395 A JP 27891395A JP H08225083 A JPH08225083 A JP H08225083A
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rack
pinion
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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    • F16H57/022Adjustment of gear shafts or bearings
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 組み立て中にラックとピニオンとの間の所望
の横方向移動範囲を容易に得ることができ、組み立て後
にこれを容易に検査できるラックアンドピニオン式ステ
アリングアッセンブリの提供。 【解決手段】 ステアリングアッセンブリ10の組み立
て中、ラック1eに力114を加えてラックを横方向移
動範囲の第1端に位置決めすることによって、ラック1
2とピニオン14との間の所望の横方向移動範囲が得ら
れる。次いで、加えられる力の方向を逆転させ、ヨーク
ステム62を所望の横方向移動範囲移動させる。次い
で、ヨークプラグ20を主ハウジング区分18に対して
移動しないように固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車輛の操舵可能ホ
イールを廻すのに使用される新規であり且つ改善された
ステアリングアッセンブリに関し、更に詳細には、ステ
アリングアッセンブリの組み立て中にラックとピニオン
との間の所望の横方向移動範囲を容易に得ることがで
き、ステアリングアッセンブリの組み立て後にこれを容
易に検査できるラックアンドピニオン式ステアリングア
ッセンブリに関する。
【0002】
【従来の技術】周知のラックアンドピニオン式ステアリ
ングアッセンブリは、ピニオンと噛み合い係合状態で配
置されたラックを含む。ハウジングがラック及びピニオ
ンを包囲する。ヨークがラックをピニオンに向かって押
し、ラックの歯とピニオンの歯とをしっかりと噛み合い
係合させる。ステアリングアッセンブリは、流体モータ
と関連させることができ、米国特許第4,276,81
2号、第5,213,174号、及び第5,213,1
75号に開示されたのと同様の構造を有する。
【0003】ラックアンドピニオン式ステアリングアッ
センブリの組み立て中、ヨークプラグをヨークに対して
下方にねじ込んでラックをピニオンに押し付けることに
よって、ステアリングアッセンブリのラックとピニオン
との間の横方向移動範囲を予め決定する。次いで、ヨー
クを予め決定された回数だけ廻すことによって緩め、所
定位置に係止する。
【0004】次いで、ラックに力を加えてラックをピニ
オンに向かって、即ちその横方向移動範囲の一端に向か
って移動させることによって、ラックとピニオンとの間
のヨーク移動範囲を検査する。次いで、逆向きの力をラ
ックに加えてラックをピニオンから遠ざかる方向に、即
ち横方向移動範囲の他端に向かって移動させる。ラック
の端の移動距離を計測する。この距離は、ラック及びピ
ニオンが噛み合い係合状態で配置された場所での、ピニ
オンに対して横方向へのラックの移動距離の関数であ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、車輛
の操舵可能なホイールを廻すのに使用される新規であり
且つ改善されたステアリングアッセンブリを提供するこ
とであり、更に詳細には、ステアリングアッセンブリの
組み立て中にラックとピニオンとの間の所望の横方向移
動範囲を容易に得ることができ、ステアリングアッセン
ブリの組み立て後にこれを容易に検査できるラックアン
ドピニオン式ステアリングアッセンブリを提供すること
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、ステアリング
アッセンブリの組み立て中にラックとピニオンとの間の
ラックの長手方向軸線に対して横方向での所望の移動範
囲を容易に得ることができる、新規であり且つ改良され
たラックアンドピニオン式ステアリングアッセンブリに
関する。本発明のステアリングアッセンブリは、更に、
ラックとピニオンとの間の横方向移動範囲を決定するた
めに、検査をこれに続いて容易に行うことができる。ス
テアリングアッセンブリは、ラックと係合状態で配置さ
れたヨークを有し、このヨークは、ハウジングに対する
ラックの位置を表示するため、ハウジングの開口部を貫
通したステムを有する。
【0007】改良ラックアンドピニオン式ステアリング
アッセンブリの組み立て時に、ラック及びヨークをラッ
クのピニオンに対する横方向移動範囲の第1端から遠ざ
かる方向に移動することによって、ラックとピニオンと
の間の所望の横方向移動範囲が得られる。ラック及びヨ
ークが横方向移動範囲の第1端から遠ざかる方向に移動
するとき、これらが移動する距離を計測する。ラック及
びヨークがラックとピニオンとの間の所望の横方向移動
距離と等しい距離に亘って移動したとき、ラックの長手
方向軸線に対して横方向の所定方向でこれらが更に移動
しないようにする。
【0008】これに続いてラックとピニオンとの間の横
方向移動範囲を検査しようとする場合には、ラックとピ
ニオンとの間の横方向移動範囲の第1端から横方向移動
範囲の第2端までラックを移動する。ラックをその横方
向移動範囲の二つの端間で移動させたときにヨークが移
動する距離を計測し、ラックの横方向移動範囲の大きさ
を確認する。
【0009】本発明の上述の特徴及び他の特徴は、当業
者には、本発明の以下の説明を添付図面を参照して読む
ことによって明らかになるであろう。
【0010】
【発明の実施の形態】ラックアンドピニオン式ステアリ
ングアッセンブリ10(図1及び図2参照)は、ラック
12を含む。ラック12の両端は、車輛の操舵可能なホ
イールに連結されるようになっている。ピニオン14
(図2参照)は、ラック12と噛み合い係合状態で配置
されている。ハウジング16は、ラック12及びピニオ
ン14を包囲している。ハウジング16は、鋳造主区分
18及び円形のヨークプラグ20を含み、このヨークプ
ラグは、ハウジングの主区分18の雌ねじ24と係合す
る雄ねじ22を備えている。
【0011】改良ヨーク28は、主ハウジング区分18
の円筒形ヨークチャンバ30に配置されている。ヨーク
プラグ20は、ヨークチャンバ30の上端(図2で見
て)を閉鎖する。弦巻きコイルばね32がヨーク28と
ヨークプラグ20との間に配置されており、ヨークをラ
ック12にしっかりと押し付ける。
【0012】ラックアンドピニオン式ステアリングアッ
センブリ10の図示の実施例では、車輛の操舵可能なホ
イールを廻すのを補助するため、流体モータ36(図1
参照)がラック12に連結されている。ステアリング制
御弁アッセンブリ38(図1及び図2参照)がピニオン
14及び車輛のステアリングホイールに連結されてい
る。車輛のステアリングホイールを廻すことによってス
テアリング制御弁アッセンブリ38を賦勢し、導管40
及び42(図1参照)を通して流体を流体モータ36に
及び流体を流体モータから差し向ける。
【0013】ラックアンドピニオン式ステアリングアッ
センブリ10の全体構造及びその作動モードは、米国特
許第4,276,812号、第5,213,174号、
及び第5,213,175号に開示されているのと同じ
である。車輛の操舵可能なホイールを廻すのを補助する
ために流体モータ36が設けられているけれども、ラッ
クアンドピニオン式ステアリングアッセンブリ10は手
動で作動できるということ、及び車輛の操舵可能なホイ
ールを廻すのを補助するのに電動モータを使用できると
いうことが考えられる。
【0014】ヨーク28(図2参照)は円弧状の内側面
46を有し、この表面は、シリンダの一部を形成し、ラ
ック12にこれと対応して形成された円弧状の外側面4
8と係合する。ヨークばね32は、ヨークの円弧状の内
側面46をラックの外側面48に押し付ける。ヨーク
は、その円弧状の内側面46から(図2で見て)軸線方
向上方に延びる円筒形側壁50を有する。円筒形側壁5
0は、環状上端面52を有する。ヨークの円筒形側壁5
0は、主ハウジング区分18の円筒形内側面56と係合
した状態で配置された円筒形外側面54を有する。
【0015】ヨークプラグ20は、ヨーク28の環状端
面52に面する平らな円形の内側面58を有する。大き
さを変化させることができる隙間60がヨークプラグ2
0の内側面58とヨーク28の端面52との間に形成さ
れている。隙間60の大きさは、ピニオン14及びハウ
ジング16に対するラック12の横方向位置の関数とし
て変化する。
【0016】ラックアンドピニオン式ステアリングアッ
センブリ10を作動させて車輛の操舵可能なホイールを
廻したとき、ラック12は、ラックの歯とピニオン14
との間に作用する力によって、ラックの長手方向中央軸
線に対して横方向の所定方向で(図2で見て)上方に移
動する。ラック12がこのように上方に移動すると、ヨ
ーク28の端面52がヨークプラグ20の内側面58に
押し付けられる。
【0017】ラックの長手方向中央軸線に対して横方向
の所定方向での、ピニオン14に対するラック12の移
動範囲の下端は、ラックの歯とピニオンの歯との間で可
能である最大の噛み合い係合が得られる程度、及びピニ
オンの支持ベアリングにおける許容寸法公差で決まる。
ピニオン14に対するラック12の横方向移動範囲の上
端は、ヨーク28の端面52とヨークプラグ20の内側
面58との係合で決まる。
【0018】ヨーク28の円筒形ステム62(図2参
照)は、ヨークプラグ20の中央にある円形の開口部6
4を貫通している。ステム62は、ヨーク28の円筒形
側壁50と同軸の関係で配置されており、ヨーク28の
円筒形側壁50によってその一部が包囲されている。円
筒形ステム62の長手方向中央軸線は、ラック12の長
手方向中央軸線と直交する。ステム62の中央軸線は、
ヨークプラグ20の中央軸線と一致する。ヨークステム
62は、ヨークプラグ20の外側面66から外方に延び
る。
【0019】ヨーク28がばね32によってラック12
と係合した状態に維持されるため、ステム62がヨーク
プラグ20の外側面66から外方にどれ程延びているか
によって、ラックとピニオン14との間のラックの長手
方向中央軸線に対して横方向の所定方向の移動範囲内で
のラック12の位置が示される。かくして、ラック12
がピニオン14に対する横方向移動範囲の下端に近けれ
ば近い程、ヨーク28のステム62がヨークプラグ20
の外側面66から外方に延びる距離が小さくなる。同様
に、ラック12がピニオン14に対する横方向移動範囲
の下端から遠ければ遠い程、ヨーク28のステム62が
ヨークプラグ20の外側面66から外方に延びる距離が
大きくなる。
【0020】ラックアンドピニオン式ステアリングアッ
センブリ10の組み立て中に使用するための装置74を
ラックアンドピニオン式ステアリングアッセンブリと関
連して図3にに示す。装置74は、ヨーク位置センサア
ッセンブリ76及びヨークプラグ駆動アッセンブリ78
を有する。ラックアンドピニオン式ステアリングアッセ
ンブリ10の組み立て中、ヨーク位置センサアッセンブ
リ76を使用してヨーク28及びラック12のハウジン
グ16に対する移動を計測する。
【0021】ヨーク位置センサアッセンブリ76は、線
形電圧差動トランスジューサ(linear voltage differe
ntial transducer: LVDT)82を有する。LVDT
82は周知の構造を有し、これを図3に概略に示す。L
VDTは、励起コイル86及び受信コイル88を含む。
受信コイル88からの出力は、LVDT82の定置のハ
ウジング92に対する移動自在のアーマチュア90の位
置を示す。位置センサアッセンブリ76にLVDT82
を使用するのが好ましいけれども、所望であれば、他の
周知の種類の位置センサを使用できる。
【0022】LVDT82の定置のハウジング92は、
ラックアンドピニオン式ステアリングアッセンブリ10
のハウジング16の主区分18に対し、ハウジング16
の主区分18と係合する複数の位置決め要素96によっ
て位置決めされる。位置決め要素96は、図3に一つし
か示してないが、LVDT82のハウジング92をラッ
クアンドピニオン式ステアリングアッセンブリ10のハ
ウジング16に対して動かないように保持するため、少
なくとも三つ、或いはそれ以上の位置決め要素96が設
けられているということは理解されよう。ラックアンド
ピニオン式ステアリングアッセンブリ10のハウジング
16に対するLVDTのハウジング92の正確な位置
は、ラックアンドピニオン式ステアリングアッセンブリ
のハウジングの主区分18についての特別の構造及び許
容差に応じて僅かに変化する。しかしながら、位置決め
要素96を、ひとたび、ラックアンドピニオン式ステア
リングアッセンブリのハウジング16の主区分18と係
合した状態で配置すると、LVDTのハウジング92
は、ラックアンドピニオン式ステアリングアッセンブリ
のハウジングの主区分に対して動かない。
【0023】移動自在のセンサ要素即ちロッド100
は、アーマチュア90に連結されており、ヨーク28の
ステム62の露呈した端面と係合できる。LVDTのハ
ウジング92がラックアンドピニオン式ステアリングア
ッセンブリのハウジング16の主区分18に対して定置
であるため、センサ要素100がアーマチュア90を励
起コイル86及び受信コイル88に対し、ヨーク28の
ステム62がヨークプラグ20から延びている程度と一
致する所定位置に位置決めする。移動自在のセンサ要素
100をヨーク28のステム62の露呈した端面と係合
させるのが好ましいけれども、センサ要素はヨークの任
意の所望の表面と係合できる。例えば、センサ要素10
0はヨークプラグ20の開口部を貫通し、ハウジング1
6によって取り囲まれたヨーク28の表面と係合でき
る。
【0024】ヨークプラグ20をハウジング16の主区
分18にねじ込んだり、ヨークプラグ20を捩じってハ
ウジング16の主区分18から取り外したりするのにヨ
ークプラグ駆動アッセンブリ78を使用する。ヨークプ
ラグ駆動アッセンブリ78は、ヨークプラグ20と係合
する駆動体104を有する。駆動体104の上端部分に
は駆動チューブ106が連結されている。
【0025】歯車108が駆動チューブ106に固定的
に連結されており、力を駆動ベルト110から駆動チュ
ーブ及び駆動体104に伝達する。駆動ベルト110
は、駆動体104を時計廻り方向又は反時計廻り方向の
いずれかの方向に回転させるため、左右いずれかに向か
って移動できる。従って、ヨークプラグ20をラックア
ンドピニオン式ステアリングアッセンブリのハウジング
16の主区分18にねじ込んだり、ヨークプラグ20を
捩じってラックアンドピニオン式ステアリングアッセン
ブリのハウジング16の主区分18から取り外したりす
るのに駆動体104を使用できる。
【0026】ラックアンドピニオン式ステアリングアッ
センブリ10の組み立て中、ラック12及びピニオン1
4を主ハウジング区分18で部分的に包囲する。流体モ
ータ36及びステアリング制御弁38は、導管40及び
42で相互連結されている。これがひとたび行われる
と、ラック12とピニオン14との間の、ラックの長手
方向軸線に対して横方向の所定方向での移動範囲を決定
する必要がある。
【0027】ピニオン14に対するラック12の横方向
移動範囲を決定しようとする場合には、ヨークプラグ駆
動アッセンブリ78(図3参照)を作動してヨークプラ
グ20をラックアンドピニオン式ステアリングアッセン
ブリのハウジング16の主区分18にぴったりとねじ込
む。ヨークプラグ20と壁50の上端面52との間の隙
間60がなくなる。ヨーク28の円弧状内側面46をラ
ック12の外側面48にヨークプラグ20によってしっ
かりと押し付ける。ヨーク28は、更に、コイルばね3
2によってラック12に押し付けられる。
【0028】ヨークプラグ20がヨークプラグ駆動アッ
センブリ78によってラックアンドピニオン式ステアリ
ングアッセンブリのハウジング16の主区分18にしっ
かりとねじ込まれている場合でも、ラック12の歯及び
ピニオン14の歯は、所定の最大噛み合い係合位置にま
では押し付けられていないことがあり得る。従って、矢
印114が示す下方への(図3で見て)力がラック12
に加えられ、ラックはピニオン14に押し付けられる。
これにより、ラック12及びピニオン14を取り付ける
上での隙間がなくなり、ラック及びピニオンの歯が最大
噛み合い係合位置にくる。これを行ったとき、ラック1
2は一端、即ち、ピニオン14に対するラックの横方向
移動範囲の下端(図3で見て)にある。
【0029】ラック12に力114を加えると、ヨーク
28の側壁50の上端面52とヨークプラグ20の内側
面58との間に僅かな隙間60(図2参照)が形成され
得る。しかしながら、ヨーク28は、ヨークばね32に
よってラック12としっかりと当接係合状態に維持され
る。ひとたび力114をラック12に加えてラックをピ
ニオン14に対する横方向移動範囲の下端にまで移動す
ると、LVDT82の受信コイル88(図3参照)から
の出力はヨークステム62についてのゼロ基準位置を示
す。このとき、LVDTからの出力は、更に、ピニオン
14に対するラック12の横方向移動範囲の下端(図3
で見て)に相当する。
【0030】次いで、下方への力114をラック12に
加えることを停止する。その後、図3に破線矢印116
で示す上方への力をラックに加えてラックをヨークプラ
グ20に向かって移動する。これによって、ヨーク28
の側壁50の端面52がヨークプラグ20の内側面58
にしっかりと押し付けられる。次いで、ヨークプラグ駆
動アッセンブリ78を作動し、ヨークプラグ20を捩じ
ってこれをラックアンドピニオン式ステアリングアッセ
ンブリのハウジング16の主区分18からゆっくりと外
す。これを行うとき、受信コイル88からの出力は、ヨ
ークステム62と上方へ(図2で見て)移動するラック
12との間の距離を表す。
【0031】LVDTの受信コイル88からの出力が、
ピニオン14に対するラック12の横方向移動範囲の下
端から上方に所望の距離に亘ってヨーク28及びラック
12を移動させたことを表している場合には、ヨークプ
ラグ駆動アッセンブリ78の作動及びヨークプラグ20
の回転を停止する。このとき、ラック12及びヨーク2
8は、ピニオンに対するラックの横方向移動範囲の所望
の上端と一致する位置にある。ラックとピニオン14と
の間の横方向移動範囲の下端から、ラックとピニオンと
の間の横方向移動範囲の上端までのラック12の移動
中、ヨーク28は、コイルばね32から及び/又はヨー
クプラグ20からヨーク28に伝達された力の作用でラ
ック12と当接係合状態に維持される。従って、ヨーク
ステム62及びセンサ要素100が移動する距離は、ピ
ニオン14に対するラック12の横方向移動範囲と等し
い。
【0032】ヨークプラグ20を、ラックアンドピニオ
ン式ステアリングアッセンブリのハウジング16の主区
分18に対し、ラックの長手方向軸線に対して横方向の
所定方向でのラック12とピニオン14との間の所望の
移動範囲と一致する所定位置にひとたび位置決めする
と、ヨークプラグ20は、ラックアンドピニオンハウジ
ングアッセンブリ16の主区分18に対して回転しない
ように係止される。ヨークプラグ20をラックアンドピ
ニオン式ステアリングアッセンブリのハウジング16の
主区分18に対して回転しないように係止することによ
って、ヨーク28及びラック12がラックとピニオン1
4との間の相対移動範囲の下端から遠ざかる方向に更に
移動しないようにする。
【0033】ヨークプラグ20は、ヨークプラグとラッ
クアンドピニオン式ステアリングアッセンブリのハウジ
ング16の主区分18との間のねじ連結部に付けた後に
硬化する粘性物質を使用することによって、ラックアン
ドピニオン式ステアリングアッセンブリのハウジング1
6の主区分18に対して回転しないように係止される。
粘性物質は、「ロクタイト(LOCTITE )」の商標で商業
的に入手できる。勿論、所望であれば、他の粘性係止物
質を使用することもできる。更に、ヨークプラグ20
は、米国特許第4,449,601号に示されているの
と同様の方法でロックナットを使用することによって、
又はクリップ又は他の周知の装置を使用することによっ
て、ラックアンドピニオン式ステアリングアッセンブリ
のハウジング16の主区分18に対して回転しないよう
に係止できる。
【0034】ラックアンドピニオン式ステアリングアッ
センブリ10の組み立て直後、ラックアンドピニオン式
ステアリングアッセンブリを検査し、ラック12とピニ
オン14との間に、ラックの長手方向軸線に対して横方
向の所定方向で、所望の移動範囲が構成されているかど
うかを確認するのが望ましい。更に、ラックアンドピニ
オン式ステアリングアッセンブリ10を所定期間に亘っ
て使用した後、ラックアンドピニオン式ステアリングア
ッセンブリを検査し、ラック12とピニオン14との間
に、ラックの長手方向軸線に対して横方向の所定方向
で、所望の移動範囲が構成されているかどうかを確認す
るのが望ましい。ヨーク28のステム62がヨークプラ
グ20を貫通しているため、ヨーク位置センサアッセン
ブリ122(図4参照)を使用することによって、ラッ
ク12とピニオン14との間の横方向移動範囲を最小の
労力で検査できる。
【0035】ヨーク位置センサアッセンブリ122(図
4参照)は、図3のLVDT82と同じ全体構造を持つ
線形電圧差動トランスジューサ(LVDT)を含む。L
VDT124は、可動アーマチュア126及びセンサ要
素からなる。LVDT124は、LVDTのハウジング
134に対するアーマチュア126の位置を示す出力を
リード線128及び130に有する。
【0036】ヨーク位置センサアッセンブリ122を使
用してラックアンドピニオン式ステアリングアッセンブ
リ10のラック12とピニオン14との間の移動範囲を
計測する場合には、LVDT124のハウジング134
は、ヨークプラグ20と当接係合状態で位置決めされ
る。このとき、ヨークプラグ20はラックアンドピニオ
ン式ステアリングアッセンブリのハウジング16の主区
分18に固定的に連結されている。
【0037】図3の力114に対応する下方への力をラ
ック12に加え、ピニオン14に対するラック12の横
方向移動範囲の第1端即ち下端までラックを移動する。
ヨークばね32は、ヨーク28をラック12の外側面4
8にしっかりと押し付ける。従って、ラック12に下方
への力を加えることによって、ラック、ヨーク28、及
びLVDT124のアーマチュア126を、ラックアン
ドピニオン式ステアリングアッセンブリ10のラック1
2とピニオン14との間の移動範囲の下端に相当する位
置までラックの長手方向軸線に対して横方向の所定方向
に移動する。
【0038】ラック12をひとたびラックとピニオン1
4との間の横方向移動範囲の下端まで移動させると、ラ
ックに加えられた下方への力が中断される。次いで、図
3の力116に相当する上方への力をラック12に加え
る。これによって、ヨーク28の上端面52がヨークプ
ラグ20の下側面即ち内側面58としっかりと当接係合
するまでラック12を上方に移動させる。このとき、ラ
ック12及びヨーク28をラック12とピニオン14と
の間のヨーク移動範囲の上端まで移動させなければなら
ない。
【0039】ヨーク及びラック12がラックとピニオン
との間の横方向移動範囲の下端からこの横方向移動範囲
の上端まで移動するとき、LVDT124のアーマチュ
ア126がヨーク28のステム62によってLVDTの
定置のハウジング134に対して移動するため、LVD
T124からの出力変化は、ラックとピニオン14との
間の横方向移動範囲の上端と下端との間でのラック12
及びヨークプラグ28の移動距離を示す。
【0040】本発明の以上の記載から、当業者には、改
良、変形、及び変更が明らかであろう。当業者が思いつ
くこのような改良、変形、及び変更は、添付の特許請求
の範囲の範疇にある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って組み立てたラックアンドピニオ
ン式ステアリングアッセンブリの概略図である。
【図2】図1のラックアンドピニオン式ステアリングア
ッセンブリの構造を更に詳細に示す、図1の2−2線に
沿った断面図である。
【図3】図1のステアリングアッセンブリのラックとピ
ニオンとの間に所望の横方向移動範囲を得るための方法
を示す概略図である。
【図4】図1のステアリングアッセンブリのラックとピ
ニオンとの間の横方向移動範囲を検査するための方法を
示す概略図である。
【符号の説明】
10 ラックアンドピニオン式ステアリングアッセンブ
リ 12 ラック 14 ピニオン 16 ハウジング 18 主ハウジング区分 20 ヨークプラグ 28 ヨーク 32 ヨークばね 62 ステム

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輛の操舵可能なホイールを廻すのに使
    用するためのステアリングアッセンブリにおいて、 ラックと、 前記ラックと噛み合い係合状態で配置されたピニオン
    と、 前記ラック及び前記ピニオンを少なくとも部分的に包囲
    するハウジングと、 前記ラックと係合した状態で配置されたヨークとを有
    し、該ヨークは、前記ハウジングに対する前記ラックの
    位置を示すため前記ハウジングの開口部を貫通したステ
    ムを有する、ステアリングアッセンブリ。
  2. 【請求項2】 前記ヨークと前記ハウジングとの間の隙
    間が、前記ハウジングに対する前記ラックの位置の変動
    の関数として変化し、前記隙間は、前記ヨークの停止面
    と前記ハウジングの内側面との間に配置され、前記ヨー
    クの前記停止面は、車輛の操舵可能なホイールを廻した
    ときに前記ラックと前記ピニオンとの間に伝達される力
    の作用による前記ラックの長手方向軸線に対して横方向
    の所定方向への前記ラックの移動によって、前記ハウジ
    ングの前記内側面と係合した状態まで移動できる、請求
    項1に記載のステアリングアッセンブリ。
  3. 【請求項3】 前記ヨークは円筒形の壁を有し、前記円
    筒形の壁は、前記ヨークステムの周りを延び且つ前記ハ
    ウジングの内側面と係合できる停止面を有し、前記ヨー
    クの前記停止面は、前記ハウジングの前記内側面と係合
    し、前記ラックの長手方向軸線に対して横方向の所定方
    向での前記ラックの移動を制限する、請求項1に記載の
    ステアリングアッセンブリ。
  4. 【請求項4】 ステアリングアッセンブリのラックとピ
    ニオンとの間に、ラックの長手方向軸線に対して横方向
    の所定方向で、所望の移動範囲を得るための方法におい
    て、 ラックに力を加え、所望の移動範囲の第1端にラックを
    位置決めする工程と、 ラックが所望の移動範囲の第1端にあるとき、ヨークを
    ラックに押し付けてヨークを第1基準位置に位置決めす
    る工程と、 ヨークを第1基準位置から遠ざかる方向に移動する工程
    と、 第1基準位置からのヨークの移動距離を計測する工程
    と、 計測した距離がラックとピニオンとの間の所望の横方向
    移動範囲と等しくなり、ヨークがその第2基準位置まで
    移動したときに第1基準位置から遠ざかるヨークの移動
    を中断する工程と、 ヨークが第2基準位置にあるとき、ヨークが第1基準位
    置から遠ざかる方向に更に移動しないようにする工程と
    を有する、方法。
  5. 【請求項5】 ヨークを第1基準位置から遠ざかる方向
    に移動する前記工程は、ラックに力を加えてラックを所
    望の移動範囲の第1端から遠ざかるように移動する工程
    を含む、請求項4に記載の方法。
  6. 【請求項6】 ヨークを第1基準位置から遠ざかる方向
    に移動する前記工程は、第1基準位置から遠ざかるヨー
    クの移動中にヨークをラックに押し付ける工程を含む、
    請求項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】 ヨークが第1基準位置にあるとき、ラッ
    ク及びピニオンを少なくとも部分的に包囲するハウジン
    グに対するヨークに連結された表面の位置を検出する工
    程と、第1基準位置から遠ざかるヨークの移動中、ヨー
    クに連結された表面の位置をラックとピニオンとの間の
    所望の横方向移動範囲と等しい所定距離に亘って、ハウ
    ジングに対して移動する工程とを更に有する、請求項4
    に記載の方法。
  8. 【請求項8】 ヨークが第2基準位置にあるとき、ヨー
    クが第1基準位置から遠ざかる方向に更に移動しないよ
    うにする前記工程は、ラック及びピニオンを少なくとも
    部分的に包囲するハウジングに対してヨークプラグが動
    かないように固定する工程と更に有する、請求項4に記
    載の方法。
  9. 【請求項9】 ヨークの表面領域をヨークプラグの表面
    領域に押し付ける工程と、ヨークを第1基準位置から遠
    ざかる方向に移動する前記工程の実行中にヨークプラグ
    を第1基準位置から遠ざかる所定方向に移動する工程と
    を有する、請求項4に記載の方法。
  10. 【請求項10】 ヨークプラグに設けられたねじ山をハ
    ウジングに設けられたねじ山と螺合させることによっ
    て、ラック及びピニオンを少なくとも部分的に包囲する
    ハウジングに対してヨークプラグを第1方向に回転し、
    ヨークプラグを第1基準位置に向かって移動させる工程
    と、第1基準位置から遠ざかる方向でのヨークの移動
    中、ヨークプラグを第1方向と反対方向の第2方向に回
    転する工程と、ヨークプラグの第2方向への回転中、及
    び第1基準位置から遠ざかる方向でのヨークの移動中、
    ヨークの表面をヨークプラグの表面に押し付ける工程
    と、ラックとピニオンとの間の所望の横方向移動範囲と
    等しい所定距離に亘ってヨークが第1基準位置から遠ざ
    かる方向に移動したとき、ヨークプラグの第2方向での
    回転を中断する工程とを有する、請求項4に記載の方
    法。
  11. 【請求項11】 第1基準位置からのヨークの移動距離
    を計測する前記工程は、ラック及びピニオンを少なくと
    も部分的に包囲するハウジングをセンサアッセンブリの
    第1部分と係合させる工程と、ヨークが第1基準位置に
    あるとき、ヨークに連結された表面をセンサアッセンブ
    リの第2部分と係合させる工程と、第1基準位置から遠
    ざかる方向でのヨークの移動中、前記アッセンブリの第
    2部分をセンサアッセンブリの第1部分に対して移動す
    る工程と、センサアッセンブリの第2部分がセンサアッ
    センブリの第1部分に対して移動するとき、センサアッ
    センブリから出力を提供する工程と、ラックとピニオン
    との間の所望の横方向移動範囲と等しい所定距離に亘っ
    てセンサアッセンブリの第2部分がセンサアッセンブリ
    の第1部分に対して移動したとき、第1基準位置から遠
    ざかる方向でのヨークの移動を中断する工程とを有す
    る、請求項4に記載の方法。
  12. 【請求項12】 センサアッセンブリの第2部分をセン
    サアッセンブリの第1部分に対して移動する前記工程
    は、センサアッセンブリの第2部分と係合した、ヨーク
    に連結された表面について実施される、請求項11に記
    載の方法。
  13. 【請求項13】 ヨークのステム部分がヨークプラグの
    開口部を貫通した状態で、ラック及びピニオンを少なく
    とも部分的に包囲するハウジングに対してヨークプラグ
    を位置決めする工程を更に有し、ヨークを第1基準位置
    から遠ざかる方向に移動する前記工程は、ヨーク及びヨ
    ークプラグを、ヨークのステム部分がヨークプラグの開
    口部を貫通した状態で、第1基準位置から遠ざかる所定
    方向に一緒に移動する工程を含む、請求項4に記載の方
    法。
  14. 【請求項14】 ステアリングアッセンブリのラックと
    ピニオンとの間の、ラックの長手方向軸線に対して横方
    向の所定方向での移動範囲を決定するための方法におい
    て、 ラックに力を加えてラックを移動範囲の第1端に位置決
    めする工程と、 ラックが移動範囲の第1端に位置決めされているときに
    ヨークをラックに押し付けてヨークを第1基準位置に位
    置決めする工程と、 ラックを移動範囲の第1端から移動範囲の第2端まで遠
    ざかる方向に移動する工程と、 ラックが移動範囲の第2端にあるときにヨークをラック
    に押し付けてヨークを第2基準位置に位置決めする工程
    と、 第1基準位置と第2基準位置との間でのヨークの移動範
    囲を計測し、ラックが移動範囲の第1端と第2端との間
    で移動する距離を決定する工程とを有する方法。
  15. 【請求項15】 ラックに力を加えてラックを移動範囲
    の第1端に位置決めする前記工程は、ラックに力を第1
    方向で加える工程を含み、ラックを移動範囲の第1端か
    ら移動範囲の第2端まで遠ざかるように移動する前記工
    程は、ラックに力を第2方向で加える工程を含む、請求
    項14に記載の方法。
  16. 【請求項16】 ラックが移動範囲の第1端から移動範
    囲の第2端まで遠ざかるように移動しているときにヨー
    クをラックに押し付ける工程を更に有する、請求項14
    に記載の方法。
  17. 【請求項17】 ラックが移動範囲の第2端に到ったと
    き、ラック及びピニオンを少なくとも部分的に包囲する
    ハウジングに連結された表面にヨークを押し付けること
    によって、移動範囲の第1端から遠ざかる方向へのラッ
    クの移動を中断する工程を更に有する、請求項14に記
    載の方法。
  18. 【請求項18】 ヨークが第1基準位置にあるとき、ラ
    ック及びピニオンを少なくとも部分的に包囲するハウジ
    ングをセンサアッセンブリの第1部分と係合し、ヨーク
    に連結された表面をセンサアッセンブリの第2部分と係
    合する工程と、ヨークが第1基準位置から第2基準位置
    まで遠ざかる方向に移動しているとき、センサアッセン
    ブリの第2部分をセンサアッセンブリの第1部分に対し
    て移動する工程とを有し、第1基準位置と第2基準位置
    との間でのヨークの移動範囲を計測する前記工程は、ヨ
    ークが第1基準位置から第2基準位置まで移動している
    とき、センサアッセンブリの第2部分がセンサアッセン
    ブリの第1部分に対して移動する距離を決定する工程を
    含む、請求項14に記載の方法。
  19. 【請求項19】 ラックを移動範囲の第1端から移動範
    囲の第2端まで遠ざかる方向に移動する前記工程は、ヨ
    ークのステム部分がヨークプラグの外側面から外方に第
    1距離突出した第1位置からヨークのステム部分がヨー
    クプラグの外側面から外方に第2距離突出した第2位置
    まで、ヨークのステム部分をヨークプラグに対して移動
    する工程を含み、ヨークの第1基準位置と第2基準位置
    との間でのヨークの移動範囲を計測する前記工程は、ヨ
    ークのステム部分がヨークプラグから外方に突出した第
    1距離とヨークのステム部分がヨークプラグから外方に
    突出した第2距離との間の差を決定する工程を含む、請
    求項14に記載の方法。
  20. 【請求項20】 ラックアンドピニオン式ステアリング
    アッセンブリのラックをヨークと係合させる工程と、 ラックを、ピニオンに対するラックの横方向移動範囲の
    第1端からピニオンに対するラックの横方向移動範囲の
    第2端まで、ヨークがラックと係合した状態で移動する
    工程と、 ピニオンに対するラックの横方向移動範囲の第1端から
    ピニオンに対するラックの横方向移動範囲の第2端まで
    のラックの移動中、ヨークの移動距離を計測する工程と
    を有する、方法。
  21. 【請求項21】 前記ヨークは、ラック及びピニオンを
    少なくとも部分的に包囲するハウジングの開口部を貫通
    したステム部分を有し、ピニオンに対するラックの横方
    向移動範囲の第1端からピニオンに対するラックの横方
    向移動範囲の第2端までのラックの移動中、ヨークの移
    動範囲を計測する前記工程は、ヨークのステム部分がハ
    ウジングに対して移動した距離を計測する工程を含む、
    請求項20に記載の方法。
  22. 【請求項22】 ヨークのステム部分がハウジングに対
    して移動した距離を計測する前記工程は、ハウジングを
    センサアッセンブリの第1部分と係合させる工程と、ヨ
    ークのステム部分をセンサアッセンブリの第2部分と係
    合させる工程と、ピニオンに対するラックの横方向移動
    範囲の第1端からピニオンに対するラックの横方向移動
    範囲の第2端までのラックの移動中、センサアッセンブ
    リの第2部分をセンサアッセンブリの第1部分に対して
    移動する工程とを含む、請求項21に記載の方法。
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