JPH08225417A - 屋内ダニ防除用エアゾール剤 - Google Patents
屋内ダニ防除用エアゾール剤Info
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- JPH08225417A JPH08225417A JP7272308A JP27230895A JPH08225417A JP H08225417 A JPH08225417 A JP H08225417A JP 7272308 A JP7272308 A JP 7272308A JP 27230895 A JP27230895 A JP 27230895A JP H08225417 A JPH08225417 A JP H08225417A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 効果的な屋内ダニ防除剤の提供。
【解決手段】 有効成分としてのフェノトリンよりな
る、あるいはフェノトリンとオクタクロロジプロピルエ
ーテル、N−(2−エチルヘキシル)−1−イソプロピ
ル−4−メチルビシクロ[2,2,2]オクト−5−エン
−2,3−ジカルボキシイミド、N−(2−エチルヘキ
シル)−ビシクロ[2,2,1]ヘプタ−5−エン−2,
3−ジカルボキシイミド、ピペロニルブトキサイド、チ
オシアノ酢酸イソボルニル、2−ブトキシ−2’−チオ
シアノエチルエーテル、N,N−ジエチル−m−トルア
ミドおよびベンジルベンゾエートよりなる群から選択さ
れる1種または2種の化合物とよりなるカーペット処理
用の屋内ダニ防除用エアゾール剤。
る、あるいはフェノトリンとオクタクロロジプロピルエ
ーテル、N−(2−エチルヘキシル)−1−イソプロピ
ル−4−メチルビシクロ[2,2,2]オクト−5−エン
−2,3−ジカルボキシイミド、N−(2−エチルヘキ
シル)−ビシクロ[2,2,1]ヘプタ−5−エン−2,
3−ジカルボキシイミド、ピペロニルブトキサイド、チ
オシアノ酢酸イソボルニル、2−ブトキシ−2’−チオ
シアノエチルエーテル、N,N−ジエチル−m−トルア
ミドおよびベンジルベンゾエートよりなる群から選択さ
れる1種または2種の化合物とよりなるカーペット処理
用の屋内ダニ防除用エアゾール剤。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、式(I):
【化2】 で示される化合物(フェノトリン)、又は式(I)で示
される化合物とピレスロイド用共力剤及び害虫忌避剤の
1種又は2種とよりなるカーペット処理用の屋内ダニ防
除用エアゾール剤に関する。
される化合物とピレスロイド用共力剤及び害虫忌避剤の
1種又は2種とよりなるカーペット処理用の屋内ダニ防
除用エアゾール剤に関する。
【0002】
【従来の技術】地球上には極めて多種のダニ類が生息
し、例えば植物に寄生するミカンハダニ、ナミハダニ類
等は、農作物に多大な被害を与えている。これら農業用
途を目的とした殺ダニ剤は古くから開発が進められ、最
近新しい有望な化合物が次々と発見されている。
し、例えば植物に寄生するミカンハダニ、ナミハダニ類
等は、農作物に多大な被害を与えている。これら農業用
途を目的とした殺ダニ剤は古くから開発が進められ、最
近新しい有望な化合物が次々と発見されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一方、近年居住環境の
変化から家庭内に、コナダニ、チリダニ、ホコリダニ等
が発生し、不快感を与えるばかりでなく、アレルギー性
喘息や皮疹を惹起する等の問題を生じている。スミチオ
ンやダイアジノンのような有機リン剤がこれら屋内に発
生するダニ類に効果があることは知られていたが、人畜
に対する安全性や抵抗性問題のため実用化には障害があ
り、的確な駆除方法の確立が切望されるようになった。
変化から家庭内に、コナダニ、チリダニ、ホコリダニ等
が発生し、不快感を与えるばかりでなく、アレルギー性
喘息や皮疹を惹起する等の問題を生じている。スミチオ
ンやダイアジノンのような有機リン剤がこれら屋内に発
生するダニ類に効果があることは知られていたが、人畜
に対する安全性や抵抗性問題のため実用化には障害があ
り、的確な駆除方法の確立が切望されるようになった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記現状に
鑑み、屋内で安全に使用できる殺ダニ剤の開発を目的と
して鋭意研究を続けた結果、式(I)で表されるピレス
ロイド系化合物フェノトリン単独よりなる、又はこれに
チオシアノ酢酸イソボルニル(以降IBTAと称す)、
オクタクロロジプロピルエーテル(以降S−421と称
す)、ピペロニルブトキサイド、N−2(−エチルヘキ
シル)−ビシクロ[2,2,1]ヘプタ−5−エン−2,3−
ジカルボキシイミド(以降サイネピリン222と称
す)、N−(2−エチルヘキシル)−1−イソプロピル−
4−メチルビシクロ[2,2,2]オクト−5−エン−2,
3−ジカルボキシイミド(以降サイネピリン500と称
す)、2−ブトキシ−2'−チオシアノジエチルエーテ
ル(以降リーセン384と称す)のようなピレスロイド
用共力剤、及びN,N−ジエチル−m−トルアミド(以
降ディートと称す)、ベンジルベンゾエートのような害
虫忌避剤の1種又は2種を加えた組成物が、コナダニ、
チリダニ、ホコリダニ等に極めて高し殺ダニ効果を示す
ことを見い出し本発明を完成した。
鑑み、屋内で安全に使用できる殺ダニ剤の開発を目的と
して鋭意研究を続けた結果、式(I)で表されるピレス
ロイド系化合物フェノトリン単独よりなる、又はこれに
チオシアノ酢酸イソボルニル(以降IBTAと称す)、
オクタクロロジプロピルエーテル(以降S−421と称
す)、ピペロニルブトキサイド、N−2(−エチルヘキ
シル)−ビシクロ[2,2,1]ヘプタ−5−エン−2,3−
ジカルボキシイミド(以降サイネピリン222と称
す)、N−(2−エチルヘキシル)−1−イソプロピル−
4−メチルビシクロ[2,2,2]オクト−5−エン−2,
3−ジカルボキシイミド(以降サイネピリン500と称
す)、2−ブトキシ−2'−チオシアノジエチルエーテ
ル(以降リーセン384と称す)のようなピレスロイド
用共力剤、及びN,N−ジエチル−m−トルアミド(以
降ディートと称す)、ベンジルベンゾエートのような害
虫忌避剤の1種又は2種を加えた組成物が、コナダニ、
チリダニ、ホコリダニ等に極めて高し殺ダニ効果を示す
ことを見い出し本発明を完成した。
【0005】本発明は、有効成分としての式(I):
【化3】 で示される化合物よりなる、あるいは式(I)で示され
る化合物とオクタクロロジプロピルエーテル、N−(2
−エチルヘキシル)−1−イソプロピル−4−メチルビ
シクロ[2,2,2]オクト−5−エン−2,3−ジカル
ボキシイミド、N−(2−エチルヘキシル)−ビシクロ
[2,2,1]ヘプタ−5−エン−2,3−ジカルボキシ
イミド、ピペロニルブトキサイド、チオシアノ酢酸イソ
ボルニル、2−ブトキシ−2’−チオシアノエチルエー
テル、N,N−ジエチル−m−トルアミドおよびベンジ
ルベンゾエートよりなる群から選択される1種または2
種の化合物とよりなるカーペット処理用の屋内ダニ防除
用エアゾール剤を提供するものである。
る化合物とオクタクロロジプロピルエーテル、N−(2
−エチルヘキシル)−1−イソプロピル−4−メチルビ
シクロ[2,2,2]オクト−5−エン−2,3−ジカル
ボキシイミド、N−(2−エチルヘキシル)−ビシクロ
[2,2,1]ヘプタ−5−エン−2,3−ジカルボキシ
イミド、ピペロニルブトキサイド、チオシアノ酢酸イソ
ボルニル、2−ブトキシ−2’−チオシアノエチルエー
テル、N,N−ジエチル−m−トルアミドおよびベンジ
ルベンゾエートよりなる群から選択される1種または2
種の化合物とよりなるカーペット処理用の屋内ダニ防除
用エアゾール剤を提供するものである。
【0006】
【発明の実施の態様】ところで、式(I)のピレスロイ
ドは高い殺虫力と広い殺虫スペクトラムを有し、安全性
の高い殺虫剤として家庭用、農業用に広く使用されてい
るものであるが、ミカンハダニ、ナミハダニ類に対する
殺ダニ力は極めて弱く、従来、ダニ類全般にその適用は
困難とされていた。しかるに本発明者らは、ミカンハダ
ニ、ナミハダニ等植物につくダニ類と、コナダニ、チリ
ダニ等屋内に発生するダニ類に生態的に何らかの差があ
るものと考え、種々の化合物について、後者のダニ類に
対する効果を検討した結果、驚くべきことに式(I)の
ピレスロイドが屋内に生育するダニ類に特異的に高い殺
ダニ効力を有すること、特にチリダニ類に対してはスミ
チオン、ダイアジノンをしのぐ活性を有すること、そし
て最近殺ハダニ活性が優れていると発表されたいくつか
の新ピレスロイドが必ずしも屋内に生育するダニ類に有
効でないことを発見した。更に、式(I)のアルコール
部のベンジル位にシアノ基を導入した化合物は、もとの
化合物に較べ一般に殺虫力、殺ハダニ活性は優れている
のであるが、屋内に生育するダニ類に対しては逆に活性
の低下を示すことが明らかとなった。これらの発見は従
来の知見からは全く予期しえないものであり、又式
(I)のピレスロイドが人畜に対して安全な殺虫剤とし
て広く実用に供されていることを考慮すれば、屋内用殺
ダニ剤の開発をめざすうえで極めて有用性が高い。な
お、式(I)の化合物の酸部には2つの不斉炭素が存在
し、4つの光学異性体が可能であるが、それらの各々あ
るいは任意の混合物ももちろん本発明に含まれる。
ドは高い殺虫力と広い殺虫スペクトラムを有し、安全性
の高い殺虫剤として家庭用、農業用に広く使用されてい
るものであるが、ミカンハダニ、ナミハダニ類に対する
殺ダニ力は極めて弱く、従来、ダニ類全般にその適用は
困難とされていた。しかるに本発明者らは、ミカンハダ
ニ、ナミハダニ等植物につくダニ類と、コナダニ、チリ
ダニ等屋内に発生するダニ類に生態的に何らかの差があ
るものと考え、種々の化合物について、後者のダニ類に
対する効果を検討した結果、驚くべきことに式(I)の
ピレスロイドが屋内に生育するダニ類に特異的に高い殺
ダニ効力を有すること、特にチリダニ類に対してはスミ
チオン、ダイアジノンをしのぐ活性を有すること、そし
て最近殺ハダニ活性が優れていると発表されたいくつか
の新ピレスロイドが必ずしも屋内に生育するダニ類に有
効でないことを発見した。更に、式(I)のアルコール
部のベンジル位にシアノ基を導入した化合物は、もとの
化合物に較べ一般に殺虫力、殺ハダニ活性は優れている
のであるが、屋内に生育するダニ類に対しては逆に活性
の低下を示すことが明らかとなった。これらの発見は従
来の知見からは全く予期しえないものであり、又式
(I)のピレスロイドが人畜に対して安全な殺虫剤とし
て広く実用に供されていることを考慮すれば、屋内用殺
ダニ剤の開発をめざすうえで極めて有用性が高い。な
お、式(I)の化合物の酸部には2つの不斉炭素が存在
し、4つの光学異性体が可能であるが、それらの各々あ
るいは任意の混合物ももちろん本発明に含まれる。
【0007】又、IBTA、S−421、ピペロニルブ
トキサイド、サイネピリン222、サイネピリン50
0、リーセン384のようなピレスロイド用共力剤およ
びディート、ベンジルベンゾエートのような害虫忌避剤
にも若干の殺ダニ効果があることが明らかとなり、更に
式(I)のピレスロイドに上記共力剤および害虫忌忌避
剤の1種又は2種を加えた組成物が相加的以上の極めて
高い殺ダニ効果を示すことが確認された。
トキサイド、サイネピリン222、サイネピリン50
0、リーセン384のようなピレスロイド用共力剤およ
びディート、ベンジルベンゾエートのような害虫忌避剤
にも若干の殺ダニ効果があることが明らかとなり、更に
式(I)のピレスロイドに上記共力剤および害虫忌忌避
剤の1種又は2種を加えた組成物が相加的以上の極めて
高い殺ダニ効果を示すことが確認された。
【0008】式(I)のピレスロイドが屋内に発生する
コナダニ、チリダニ類に特異的に駆除効果が高い理由に
ついてはなお不明な点が多いが、この種のダニが無気門
類に属し、一方植物につくハダニ類が前気門類であると
いう形態上の違いが一部関連しているものと考えられ
る。
コナダニ、チリダニ類に特異的に駆除効果が高い理由に
ついてはなお不明な点が多いが、この種のダニが無気門
類に属し、一方植物につくハダニ類が前気門類であると
いう形態上の違いが一部関連しているものと考えられ
る。
【0009】ピレスロイド用共力剤は、それ自体殺虫力
はなく、ピレスロイドと共に用いられた時、昆虫体内に
おけるピレスロイドの代謝分解を抑えてその殺虫力を向
上させることが知られているが、屋内に発生するダニ類
に対してはそれ自体若干の殺ダニ力を示し、昆虫とダニ
類における作用機作の違いを示唆している。
はなく、ピレスロイドと共に用いられた時、昆虫体内に
おけるピレスロイドの代謝分解を抑えてその殺虫力を向
上させることが知られているが、屋内に発生するダニ類
に対してはそれ自体若干の殺ダニ力を示し、昆虫とダニ
類における作用機作の違いを示唆している。
【0010】又、式(I)のピレスロイドとピレスロイ
ド用共力剤の混合組成物が高い相乗効果を示すことは、
後者が非常に安価であることから実用上の価値が高い。
ド用共力剤の混合組成物が高い相乗効果を示すことは、
後者が非常に安価であることから実用上の価値が高い。
【0011】デイート、ベンジルベンゾエートは蚊、ハ
エ等の忌避剤として広く実用に供されている化合物であ
るが、殺ダニ効果を示したことは興味深く、これを含む
本発明組成物は、不快害虫の忌避、ダニ類の駆除を含め
た多目的組成物として使用できる。
エ等の忌避剤として広く実用に供されている化合物であ
るが、殺ダニ効果を示したことは興味深く、これを含む
本発明組成物は、不快害虫の忌避、ダニ類の駆除を含め
た多目的組成物として使用できる。
【0012】本発明の殺ダニ剤は上記有効成分をそのま
ま適用することも可能であるが、通常好ましくは適当な
担体その他の配合剤を用いて、使用目的に応じ、各種の
液剤(ここで液剤とは、水溶状、乳化状、もしくは懸濁
状を呈する液状の製剤を意味し、乳剤、水和剤、油剤、
フロアブル剤、水溶剤等を含む)やエアゾール剤として
使用される。液状の担体としては例えば、水、アルコー
ル類(メチルアルコール、エチルアルコール、エチレン
グライコール等)、ケトン類(アセトン、メチルエチル
ケトン、シクロヘキサノン等)、エーテル類(エチルエ
ーテル、ジオキサン、セロソルブ類等)、脂肪族炭化水
素類(ガソリン、ケロシン、灯油類等)、芳香族炭化水
素類(ベンゼン、トルエン、キシレン、メチルナフタレ
ン等)、ハロゲン化炭化水素類(ジクロルメタン、トリ
クロルベンゼン等)、エステル類、酸アミド類、ニトリ
ル類などの溶媒が適当であり、そしてこれらの1種また
は2種以上の混合物が使用される。
ま適用することも可能であるが、通常好ましくは適当な
担体その他の配合剤を用いて、使用目的に応じ、各種の
液剤(ここで液剤とは、水溶状、乳化状、もしくは懸濁
状を呈する液状の製剤を意味し、乳剤、水和剤、油剤、
フロアブル剤、水溶剤等を含む)やエアゾール剤として
使用される。液状の担体としては例えば、水、アルコー
ル類(メチルアルコール、エチルアルコール、エチレン
グライコール等)、ケトン類(アセトン、メチルエチル
ケトン、シクロヘキサノン等)、エーテル類(エチルエ
ーテル、ジオキサン、セロソルブ類等)、脂肪族炭化水
素類(ガソリン、ケロシン、灯油類等)、芳香族炭化水
素類(ベンゼン、トルエン、キシレン、メチルナフタレ
ン等)、ハロゲン化炭化水素類(ジクロルメタン、トリ
クロルベンゼン等)、エステル類、酸アミド類、ニトリ
ル類などの溶媒が適当であり、そしてこれらの1種また
は2種以上の混合物が使用される。
【0013】また、固体の担体としては、例えば粘土類
(カオリン、ベントナイト等)、タルク類、シリカ類、
アルミナ粉末、活性炭類、植物性粉末等が適当であり、
そしてこれらの1種または2種以上の混合物が使用され
る。また、配合剤としては乳化剤、分散剤、展着剤、浸
透剤、界面活性剤、安定剤等が適当であり、これらの1
種又は2種以上の混合物が使用される。
(カオリン、ベントナイト等)、タルク類、シリカ類、
アルミナ粉末、活性炭類、植物性粉末等が適当であり、
そしてこれらの1種または2種以上の混合物が使用され
る。また、配合剤としては乳化剤、分散剤、展着剤、浸
透剤、界面活性剤、安定剤等が適当であり、これらの1
種又は2種以上の混合物が使用される。
【0014】あるいはまた、本発明有効成分の活性を阻
害する惧れのない他の殺ダニ剤、酸化防止剤、殺虫剤、
殺菌剤、防黴剤、着香料、着色料を配合してもよい。
害する惧れのない他の殺ダニ剤、酸化防止剤、殺虫剤、
殺菌剤、防黴剤、着香料、着色料を配合してもよい。
【0015】本発明殺ダニ剤中の有効成分量及びその使
用量はその剤型や適用対象、適用方法、適用場所等に応
じて適宜決定される。例えばコナダニ等畳に生息するダ
ニの駆除には1畳あたり、0.1mg以上好ましくは1mg
〜2gの式(I)のピレスロイド系化合物が使用され
る。なお畳にはシバンムシ類やアリガタバチ類等の害虫
が生息しているが、本発明組成物はこれらの害虫をも同
時に駆除できうるものである。
用量はその剤型や適用対象、適用方法、適用場所等に応
じて適宜決定される。例えばコナダニ等畳に生息するダ
ニの駆除には1畳あたり、0.1mg以上好ましくは1mg
〜2gの式(I)のピレスロイド系化合物が使用され
る。なお畳にはシバンムシ類やアリガタバチ類等の害虫
が生息しているが、本発明組成物はこれらの害虫をも同
時に駆除できうるものである。
【0016】
【実施例】以下、実施例により本発明を更に詳細に説明
するが、本発明はその要旨を越えない限り以下の例に限
定されるものではない。
するが、本発明はその要旨を越えない限り以下の例に限
定されるものではない。
【0017】試験例 1 供試化合物で処理した粉末飼料10gと約2500匹の
ケナガコナダニを含む粉末飼料10gを混和し、所定濃
度の供試粉末飼料を得た。この粉末飼料を5gずつ直径
6cmのシャーレに入れ、温度25℃、湿度75%の条件
下に置いた。1週間後及び2週間後に飽和食塩水浮遊法
により飼料0.2g中の生存ダニ数を調べ、下式に従っ
て繁殖抑制率を計算した。試験は各濃度につき3回繰返
し行った。
ケナガコナダニを含む粉末飼料10gを混和し、所定濃
度の供試粉末飼料を得た。この粉末飼料を5gずつ直径
6cmのシャーレに入れ、温度25℃、湿度75%の条件
下に置いた。1週間後及び2週間後に飽和食塩水浮遊法
により飼料0.2g中の生存ダニ数を調べ、下式に従っ
て繁殖抑制率を計算した。試験は各濃度につき3回繰返
し行った。
【0018】
【数1】
【0019】なお、供試化合物、ピレスロイド中の符号
(a)、(b)、(c)、(d)はそれぞれ下記の意味を表す。 (a) ;酸部 dl−cis/trans体 (b) ;酸部 d−cis/trans体 (c) ;酸部 dl−cis体 (d) ;酸部 d−trans体
(a)、(b)、(c)、(d)はそれぞれ下記の意味を表す。 (a) ;酸部 dl−cis/trans体 (b) ;酸部 d−cis/trans体 (c) ;酸部 dl−cis体 (d) ;酸部 d−trans体
【0020】
【表1】
【0021】
【化4】
【0022】上記結果より、本発明組成物すなわち、式
(I)の化合物又はこれにピレスロイド用共力剤及び害
虫忌避剤の1種又は2種を加えた組成物(供試化合物例
1〜5)はすぐれた殺ダニ効果を示した。一方他のピレ
スロイド系化合物(対照化合物(A)、(B)、(C))及
び、ピレスロイド用共力剤又は害虫忌避剤単独の活性は
非常に低く、本発明組成物の有用性が確認された。
(I)の化合物又はこれにピレスロイド用共力剤及び害
虫忌避剤の1種又は2種を加えた組成物(供試化合物例
1〜5)はすぐれた殺ダニ効果を示した。一方他のピレ
スロイド系化合物(対照化合物(A)、(B)、(C))及
び、ピレスロイド用共力剤又は害虫忌避剤単独の活性は
非常に低く、本発明組成物の有用性が確認された。
【0023】実施例 1 d−フェノトリン2.0g、IBTA5.0gを精製灯油
に溶解し、エアゾール容器に充填しバルブ部分を取り付
けた後、該バルブ部分を通じて噴射剤を加圧充填してエ
アゾールを得た。ケナガコナダニが繁殖した6畳の部屋
で、上記調製エアゾールを約1/4量畳に内部注入し、
1週間後のコナダニの生息密度を調べたところ5%以上
に減少していた。また、精製灯油の代わりにエタノール
を用いて調製したエアゾールをコナヒョウヒダニの繁殖
が認められたカーペットに処理した場合も同様に高い駆
除効果が得られた。
に溶解し、エアゾール容器に充填しバルブ部分を取り付
けた後、該バルブ部分を通じて噴射剤を加圧充填してエ
アゾールを得た。ケナガコナダニが繁殖した6畳の部屋
で、上記調製エアゾールを約1/4量畳に内部注入し、
1週間後のコナダニの生息密度を調べたところ5%以上
に減少していた。また、精製灯油の代わりにエタノール
を用いて調製したエアゾールをコナヒョウヒダニの繁殖
が認められたカーペットに処理した場合も同様に高い駆
除効果が得られた。
【0024】実施例 2 d−フェノトリン5部ベンジルベンゾエート5部に、ソ
ルボールSM−100(東邦化学登録商標名)15部、
精製水75部を加え、水性乳剤を得た。この乳剤を水で
500倍に希釈し、基布m2あたり100gを処理した
後、乾燥して得られたカーペットに、コナヒョウヒダニ
約300匹を放ち、2日後に生存コナヒョウヒダニ数を
調査したところ5匹以下であった。
ルボールSM−100(東邦化学登録商標名)15部、
精製水75部を加え、水性乳剤を得た。この乳剤を水で
500倍に希釈し、基布m2あたり100gを処理した
後、乾燥して得られたカーペットに、コナヒョウヒダニ
約300匹を放ち、2日後に生存コナヒョウヒダニ数を
調査したところ5匹以下であった。
【0025】実施例 3 dl−シス−フェノトリン10部、IBTA20部、硅藻
土35部、クレー30部、ラウリルスルホン酸塩3部、
カルボキシメチルセルロース2部を粉砕混合して水和剤
を得た。この水和剤を水で1000倍に希釈し、カーペ
ツトの表面に100g/m2あたり処理した。乾燥後、
このカーペツトを使用したが、ヒョウヒダニ類の生息を
認めず、また異臭等の問題もなかった。
土35部、クレー30部、ラウリルスルホン酸塩3部、
カルボキシメチルセルロース2部を粉砕混合して水和剤
を得た。この水和剤を水で1000倍に希釈し、カーペ
ツトの表面に100g/m2あたり処理した。乾燥後、
このカーペツトを使用したが、ヒョウヒダニ類の生息を
認めず、また異臭等の問題もなかった。
【0026】
【発明の効果】本発明により、屋内ダニ防除に優れたエ
アゾール剤が提供される。
アゾール剤が提供される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A01N 43:38) (A01N 53/08 43:30) (A01N 53/08 47:48) (A01N 53/08 37:18) (A01N 53/08 37:10)
Claims (1)
- 【請求項1】 有効成分としての式(I): 【化1】 で示される化合物よりなる、あるいは式(I)で示され
る化合物とオクタクロロジプロピルエーテル、N−(2
−エチルヘキシル)−1−イソプロピル−4−メチルビ
シクロ[2,2,2]オクト−5−エン−2,3−ジカル
ボキシイミド、N−(2−エチルヘキシル)−ビシクロ
[2,2,1]ヘプタ−5−エン−2,3−ジカルボキシ
イミド、ピペロニルブトキサイド、チオシアノ酢酸イソ
ボルニル、2−ブトキシ−2’−チオシアノエチルエー
テル、N,N−ジエチル−m−トルアミドおよびベンジ
ルベンゾエートよりなる群から選択される1種または2
種の化合物とよりなるカーペット処理用の屋内ダニ防除
用エアゾール剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7272308A JPH08225417A (ja) | 1995-10-20 | 1995-10-20 | 屋内ダニ防除用エアゾール剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7272308A JPH08225417A (ja) | 1995-10-20 | 1995-10-20 | 屋内ダニ防除用エアゾール剤 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58245990A Division JPS60142906A (ja) | 1983-12-28 | 1983-12-28 | 屋内ダニ防除用液剤ならびにエアゾール剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08225417A true JPH08225417A (ja) | 1996-09-03 |
Family
ID=17512075
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7272308A Pending JPH08225417A (ja) | 1995-10-20 | 1995-10-20 | 屋内ダニ防除用エアゾール剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08225417A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030035755A (ko) * | 2001-10-30 | 2003-05-09 | 다이니혼 죠츄기쿠 가부시키가이샤 | 실내 진드기 방제용 살(殺)진드기제 |
| JP2014136682A (ja) * | 2013-01-15 | 2014-07-28 | Fumakilla Ltd | 害虫駆除用エアゾール組成物 |
| WO2024203310A1 (ja) * | 2023-03-28 | 2024-10-03 | 大日本除蟲菊株式会社 | 害虫、ダニ防除用エアゾール、及び害虫、ダニ防除方法 |
| WO2024225003A1 (ja) * | 2023-04-26 | 2024-10-31 | 大日本除蟲菊株式会社 | 害虫防除用組成物及び害虫防除成分の光安定化方法 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5025727A (ja) * | 1973-07-10 | 1975-03-18 | ||
| JPS57122737A (en) * | 1981-01-19 | 1982-07-30 | Earth Chemical Co | Treating tool of "tatami" |
| JPS60142906A (ja) * | 1983-12-28 | 1985-07-29 | Katsuta Yoshio | 屋内ダニ防除用液剤ならびにエアゾール剤 |
| JPH0734699A (ja) * | 1993-07-21 | 1995-02-03 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | エレベータ式駐車装置 |
-
1995
- 1995-10-20 JP JP7272308A patent/JPH08225417A/ja active Pending
Patent Citations (4)
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| JPWO2024203310A1 (ja) * | 2023-03-28 | 2024-10-03 | ||
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