JPH08225799A - 衣類洗濯剤と布柔軟剤の予定量を包装し分与する方法及びその包装品 - Google Patents

衣類洗濯剤と布柔軟剤の予定量を包装し分与する方法及びその包装品

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JPH08225799A
JPH08225799A JP7345352A JP34535295A JPH08225799A JP H08225799 A JPH08225799 A JP H08225799A JP 7345352 A JP7345352 A JP 7345352A JP 34535295 A JP34535295 A JP 34535295A JP H08225799 A JPH08225799 A JP H08225799A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスペンサー内に含まれているとき、洗濯
サイクルの間に迅速に又完全に分与する方法の提供。 【解決手段】 好適洗剤と好適布柔軟剤/帯電防止剤の
両者を含む好適ポーチを、洗濯サイクルの開始の際に洗
濯すべき布と共に洗濯機中に置くことを包含する。好適
洗剤組成物の殆どすべてが洗濯液中に放出される洗濯サ
イクルを通して、ディスペンサーは洗濯機中に留まる。
洗濯と水洗の両サイクルの間布柔軟剤/帯電防止剤はデ
ィスペンサーの内部に不活性のまま残留する。ディスペ
ンサーは洗濯物と共に乾燥機中に持ち越され、そこで布
柔軟剤/帯電防止剤のフレークは溶融し、毛管作用によ
りディスペンサーの壁を通して制御された速度で外に出
る。回転の間にポーチが負荷である衣類と接触したと
き、布柔軟剤/帯電防止剤はポーチの外面から被処理洗
濯物に移る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的に全自動洗
濯乾燥機中に布地洗濯組成物を分与する製品に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】洗濯過程中に洗濯乾燥機に添加される典
型的な組成物は、洗剤と布柔軟剤/帯電防止剤を含む。
【0003】一面に於いて、本発明は洗濯サイクルの間
に洗濯剤の時機のよい放出を与える洗濯剤組成物ディス
ペンサーに関するものである。他の一面に於いて、本発
明は、適当なディスペンサーに含まれているとき、洗濯
サイクル及び水洗サイクルの間は実質的に不活性にとど
まるが、乾燥サイクルの間には分与される布柔軟剤/帯
電防止剤組成物を提供するものである。
【0004】又本発明は、本発明のディスペンサー内に
含まれているとき、洗濯サイクルの間に迅速に又完全に
分与される洗剤組成物を提供するものである。
【0005】全自動洗濯乾燥機中に特定量の洗濯添加物
を正確な間隔を置いて導入することは消費者に於いても
洗剤工業に於いても長い間問題であった。従来の洗濯技
術は、洗濯サイクルの初めに洗濯機に加えるべき洗剤の
有効量の計量と水洗サイクルの間の布柔軟剤/帯電防止
剤有効量の計量を含んだものであった。
【0006】洗濯作業の間に衣類に洗剤及び布柔軟剤/
帯電防止剤を添加するに必要な操作段階の回数を減少さ
せようとする企図が行われてきたが、今日までのところ
これらの努力は限られた成功しか収めていない。
【0007】従って洗濯サイクルの始めに単一の予め計
量されたディスペンサー・ポーチとして洗剤と布柔軟剤
/帯電防止剤の両者を導入する清潔簡単で信頼できる方
法が提供されることが望まれていた。
【0008】大多数の布柔軟剤/帯電防止性化合物は布
の表面にカチオン性粒子を折出させることにより、柔軟
化作用及び帯電防止作用を示す。これらの化合物は、快
に触質性、静電気並びに汚れと塵埃の付着の減少、布の
しわの減少の如き望ましい性質を与え、一般に乾燥サイ
クル後の処理布の相互の分離を容易にする。
【0009】典型的には、布柔軟剤/帯電防止剤組成物
は第四アンモニウム化合物を含む。しかしながら、この
正に荷電した粒子は、アニオン性の汚れ成分並びに多く
の普通の洗剤コンパウンドの中に存在するアニオン界面
活性剤と干渉する。
【0010】カチオン性成分とアニオン性成分の間のこ
の電荷の引力は望ましからぬ沈殿を形成し、普通布表面
上に再沈着した汚れの形で堆積する。
【0011】この干渉の源をなくするには、洗濯過程の
間アニオン性成分とカチオン性成分を隔離して置くこと
が望ましい。
【0012】この電荷間の干渉を解消する企図の種々の
解決策が過去に於いてとられてきた。Mandarin
oに与えられた米国特許第3.267.701号には、
布柔軟剤/帯電防止剤を乾燥期のみに加えることが提案
されている。このことは、洗剤と柔軟剤を加えるに二段
階操作を必要とすることになる。
【0013】この二段階操作は、同様にBauerに与
えられた米国特許第3.947.971号Mizuno
その他に与えられた米国特許第4.098.937号、
Morgansonその他に与えられた米国特許第4.
149.977号に公開されている。
【0014】MizunoとMorgansonの両者
は、彼等の再使用可能な柔軟剤ディスペンサーを複数の
サイクルのため乾燥機の羽根に付設することを提案して
いるが、コインランドリー型の設置では不可能である。
【0015】Prachtその他に与えられた米国特許
第4.082.678号は、布柔軟剤を含む内側のポー
チpH感応性である多重室構造のポーチを公開してい
る。
【0016】外側のポーチは、pH中性の水洗サイクル
に至るまで内側ポーチの可溶化を遅延させるpH調整剤
を放出する。Wongに与えられた米国特許第4.10
8.600号でも同様な解決策がとられ、布柔軟剤の個
々の粒子がpH感応性の材質で被覆されている。
【0017】Hagnerに与えられた米国特許第4.
113.630号は、大きな柔軟剤を含浸した不溶性の
基質が洗剤を含んでいるものを公開している。
【0018】Ramachandranに与えられた米
国特許第4.203.851号では、洗剤ビルダーのビ
ーズが布柔軟剤で含浸されている。Demessema
kersその他、与えられた米国特許第4.259.3
73号では、二重壁多孔質ポーチが、放出可能なように
布柔軟剤/帯電防止剤組成物を含んでいる。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、洗剤粒子放
出のための複数個の側面の補足的開口又は弁を持つ、た
わみ性で多孔質の好適には疎水性である布でつくられた
耐熱性ポーチ中に、洗濯機有効剤と乾燥機有効剤を閉込
めることにより、洗濯添加剤の時機を得た放出が完遂さ
れると言う発見に基づくものである。
【0020】迅速に溶解する特性を持ち洗濯サイクルの
初めに好適ディスペンサーから完全に放出される適当な
洗濯機有効剤が公開される。洗濯サイクルと水洗サイク
ルの間劣化と分散に抵抗するが乾燥期にはあまつさえ制
御された速度で好適ディスペンサーから分散する乾燥機
有効剤が公開される。
【0021】好適乾燥機有効剤は、洗濯及び水洗サイク
ルの間は劣化と可溶化に抵抗し、布乾燥間に制御して放
出されるまでディスペンサーの内側に留まる。一様なフ
レーク又はチップの形の布柔軟剤/帯電防止剤組成物よ
り成る。
【0022】本発明の方法は、好適洗剤と好適布柔軟剤
/帯電防止剤の両者を含む好適ポーチを、洗濯サイクル
の開始の際に洗濯すべき布と共に洗濯機中に置くことを
包含する。好適洗剤組成物の殆どすべてが洗濯液中に放
出される洗濯サイクルを通して、ディスペンサーは洗濯
機中に留まる。
【0023】洗濯と水洗の両サイクルの間布柔軟剤/帯
電防止剤はディスペンサーの内部に不活性のまま残留す
る。ディスペンサーは洗濯物と共に乾燥機中に持ち越さ
れ、そこで布柔軟剤/帯電防止剤のフレークは溶融し、
毛管作用によりディスペンサーの壁を通して制御された
速度で外に出る。
【0024】回転の間にポーチが負荷である衣類と接触
したとき、布柔軟剤/帯電防止剤はポーチの外面から被
処理洗濯物に移る。
【0025】
【発明の実施の形態】ディスペンサー 洗濯に有効な薬品を含むディスペンサーは、洗濯乾燥機
により洗濯される典型的な布を実質的に磨耗しないテキ
スチャーを持つ坂質のたかみ性布でつくられる。この材
質は引裂きに抵抗するに充分な程強くなければならな
い。
【0026】特に機械洗濯過程の間に遭遇する乱流の作
用を受けても不変に残るために充分な湿潤引裂抵抗を持
っていなければならない。
【0027】更にディスペンサーの材質は、ある種の乾
燥機では1時間以上の間90℃にも達する乾燥機の熱に
耐え、化学的及び物理的変化を受けないものでなければ
ならない。例えば縫い合わせ又は接着の如き他の方法で
もよいが、ディスペンサーの材質は超音波手段等で溶封
してポーチを形成できるものであることが好適である。
【0028】特定のポーチの寸法は、ある範囲で変化さ
せることができるが、長さが4インチで幅が4インチか
ら長さが8インチ幅が8インチまでの範囲の長方形で、
未充填のときの呼称厚さはポーチ布の型と重量によって
支配されるものが、洗濯剤の有効量を含ませるに充分な
寸法の内室を提供し、しかも通常の製造と包装に便利で
あることが見出された。
【0029】最も好適なものは長さ5インチ、幅5イン
チのポーチである。ポーチの材質は、洗濯機有効剤を迅
速に分散させるが乾燥サイクルまで乾燥機有効剤を保持
するに充分な多孔度を持っていなければならない。
【0030】多孔度は、乾燥期の間に乾燥機有効剤を制
御された速度で放出するようなものでなければならな
い。布の多孔度は、ポーチを洗濯機に入れるに先立っ
て、ポーチの内容物が孔を通って外出する又は“外へ撤
布される”ことを防止するに充分な程小さくなければな
らない。好適実施態様では、ポーチの多孔度は、乾燥期
に布柔軟剤/帯電防止剤を等速度で放出させ、約25分
ないしは1時間半である典型的な乾燥サイクルの終りま
で少くとも約1/2ないし1gの布柔軟剤/帯電防止剤
が分配される。
【0031】又好適ポーチ材質は本質的に疎水性でなけ
ればならない。本質的に疎水性であるとは、洗濯機中で
ポーチ布中に吸着される水の量が小さく乾燥機中で洗濯
された典型的な布が乾燥状態になる前に、蒸発してしま
うことを意味する。この特徴により、ポーチが好適布柔
軟剤/帯電防止剤フレークの融点まで急速に加熱され、
布柔軟剤/帯電防止剤が乾燥サイクルを通して分散され
ることができる。
【0032】本発明のポーチの構成に用いうる適当な布
としては、紡糸を結合させた不織布ポリプロピレン、ポ
リエチレン、ポリエステル、ポリ塩化ビニル、酢酸セル
ロース、ポリアクリル、及び当業者には知られた同様な
性質を持った他の材質が包含される。
【0033】天然繊維の布のあるものも受容しうるが、
大多数の天然繊維は不溶性の被覆で処理されたものでな
ければ、疎水性が充分ではない。本発明のポーチの構成
に用いうる他の材質は、ウレタンの如き当業者で知られ
た開放セルホームである。用いられた布の種類による
が、布の平均乾燥重量が平方ヤード当り1.5オンスな
いし1.8オンスの範囲にあるとき、最良の結果が得ら
れる。
【0034】キムバリイークラークカンパニ(Kimb
erly Clark Company)で製造されD
uraguardなる商標で発売されているものの如
き、平方ヤード当り1.5オンスの平均重量を持つ紡糸
を結合させた不織布ポリプロピレンが特に好適であるこ
とが見出された。
【0035】好適実施態様では、一枚の多孔質布を垂直
な中空のマンドレルの回りに巻き、布の二つの長さ方向
の縁が重なった継目の長さ方向のすなわち垂直な線を超
音波で溶封する。横断方向の断続した一列の溶封線でチ
ューブの下縁を部分的に閉じる。後に更に説明するよう
に、この断続溶封線でポーチからの過早な内容物の撒布
が防止され、他方洗濯サイクルの間水流がポーチを出た
り入ったりする動作を高める。
【0036】次いでポーチの下部が実質的に閉じられた
状態で、マンドレルの中空の内部から洗剤と布柔軟剤/
帯電防止剤の予め定められた量をポーチに充填すること
ができる。充填工程段階に続いて、チューブの形のポー
チ予備成形物をマンドレル上で下方に割送りし、予備成
形物チューブの上縁を同様に断続した一列の溶封線で部
分的に閉じる。次いで、布を下方に隣接せる布シートか
ら切離す。
【0037】該布シートからは次のポーチが形成され
る。添付図面を見ると、仕上げの形のディスペンサー容
器は大体長方形の平らなポーチ10をなす。このポーチ
に多孔質布の一枚から形成されたものである。
【0038】前記チューブ状予備成形物の上縁と下縁は
それぞれ参照数字12と14で示されている。重ねられ
た部分の外側の端と内側の端はそれぞれ参照数字16と
18で示される。ポーチの側縁は折り目20と22でつ
くられ、ここでは、初めチューブ状の予備成形物は平ら
にされて薄い長方形のポーチになっているが、溶封はさ
れていない。
【0039】重ねられた外側の端部16と内側の端部1
8の間の長さ方向の連続的な溶封線は参照数字24で示
されている。上縁及び下縁の横断方向の断続溶封線の列
は同等なものである。
【0040】各列は、洗濯乾燥機の下でポーチが動かさ
れている間に長さ方向の縁の継目がかぎ裂きになるのを
防止するために、縁が重ね合わせてある。全領域に及ぶ
長い溶封線26を含む。
【0041】又各列は、ポーチ10の両側端で溶封線2
8を含み、側面の折れ目の隣りの補足的開口で布にしわ
が生じないようになっている。溶封線26と28の間に
は間を隔てた3個の短かい溶封線30の一連があって、
一連のスロット32を限定している。このスロットは後
に説明する目的のための補足的開口をなすものである。
【0042】図2は、ポーチの相対する二枚の壁(すな
わち正面と背面の壁)が溶融されて一つになっている溶
封線25、28とそれらの間に残された狭い開口32の
横断面を示している。
【0043】図3は、ポーチの長さ方向に溶封された部
分の断面を更に拡大した断面図であり、又そこには洗剤
粒34及び柔軟剤/帯電防止剤チップ36が示されてい
る。
【0044】好適実施態様では、チップ36は少くとも
若干個の角を持つように成形されて、チップを囲む洗剤
粒からチップが偏析する傾向を減退させ、それにより混
合物の貯蔵の間及びそれに続く各ポーチへの充填の間洗
剤と柔軟剤/帯電防止剤の均一な混合物として保たれる
ことを保証している。
【0045】又これらの角は、ポーチの開口32からの
チップの望ましからぬ脱出を防止する助けとなってい
る。図1から、頂部及び底部の横断溶封線の列が、ポー
チの頂部の縁12及び底部の縁14からそれぞれ間隔を
置いていることが見られる。
【0046】布の結合されていない突出した自由縁は、
図2に示されたように開口32を平らなしわのない状態
に保つ形状保持の役を果している。この配置は、小さな
洗剤粒34がポーチ10から過早に外へ散布されること
を防止する助けとなっている。
【0047】ポーチ10の好適実施態様は、約5インチ
の正方形で各横断溶封線列が縁12、14からそれぞれ
約3/8インチ間隔を置いたものである。スロットすな
わち開口32は長さ(側20から側22までの列に沿っ
て測る)約5〜6mmのものである。
【0048】スロットの寸法は約1.5×5×5mmの
布柔軟剤/帯電防止剤チップと共に使用するように選ば
れている。
【0049】スロットの長い方向の寸法は、狭い方向の
寸法が広げられたりしわになったりすると、減少するも
のであるから、スロットとチップの寸法の間の前記関係
は、スロットをチップが通過することを防止するに充分
である。次の検討から了解されるように、チップ36の
通過を防止するものである限り、スロット32はスロッ
トを通る水の流れの体積が最大になるように可能な最大
であることが望ましい。
【0050】ポーチが洗濯機中、好適には衣類の頂部の
上に置かれるとき、次いでポーチが水中に沈み動かされ
濡れた衣類で衝撃されて、スロット32を両方向に通る
水流のポンプ作用を惹起こす。
【0051】このポンプ作用は、各スロットの回りの布
を曲げる傾向があって、スロットの形は周期的により丸
くなって広がり、未溶解の洗剤粒子がポーチから脱出す
ることを許す。このようにして補足的開口すなわちプロ
ット32は弁に似た機能を果たし、通常は洗濯サイクル
に遭う前にポーチの内容物が過早に散布されたり分与さ
れたりすることを防止するが、布の孔を通して流れる水
流の量を補足し最大にある。ポーチを通って適量の水が
流れることが、冷水で洗濯する条件の下でも、洗濯サイ
クル間水洗サイクル前に洗剤を完全に迅速に分与し溶解
することを確保するに基本的なことである。
【0052】適当な水流を確保するにはポーチの互いに
反対の側にある二つの縁が共にスロット32を備えるこ
とが好適であるが、必ずしも本質的なことではない。
【0053】代りに、スロット32をつけられた縁の数
が2とは異なり、又その相対的位置が異なったものでも
よい。しかしながら、図に示された配置が、ポーチの性
能の観点からも製造の容易さからも最適のものと見做さ
れる。適当な水の流路が確立され、布の内容物の過早な
分与が除外されるチップ対スロットの寸法の関係が与え
られる限り、スロットの数には制約はない。
【0054】好適洗剤組成物の迅速な分散と好適布柔軟
剤/帯電防止剤の遅延放出を完遂するためには、ポーチ
布の多孔度は、Frazierの空気透過法(ASTM
D737)で測定して、1平方フィートあたり毎分約
80ないし500立方フィート、好適には約150ない
し300立方フィートでなければならない。
【0055】本発明の好適洗濯添加剤と共に用いると
き、前記値より大きい多孔度は、乾燥内容物の散布を起
こす可能性があり、布柔軟剤の過剰量を衣類の局所に点
在させる傾向がある。他方、多孔度が前記値より小さい
と、洗剤と布柔軟剤/帯電防止剤の分与作用が妨げられ
る。ポーチ布の所望の多孔度は、ポーチ内に閉込められ
た洗濯添加剤の物理的な寸法によって幾分異なることは
当業者には明白であろう。
【0056】本発明の好適実施態様で記載した布の多孔
度並びにポーチのスロットの位置及び相対的大きさの両
者は、好適洗剤と好適柔軟剤/帯電防止剤の本発明に固
有な逐次的分与に決定的に重要である。
【0057】布柔軟剤/帯電防止剤組成物 図4に示されている如く、本発明の好適乾燥期有効剤は
フレーク又はチップ36の形の布柔軟剤/帯電防止剤組
成物である。
【0058】布柔軟剤/帯電防止剤は当業者にはよく知
られたものであり、約25℃ないし約110℃の範囲に
融点を持つカチオン性組成物又はノニオン性組成物であ
る。乾燥サイクルが来るまで布柔軟剤/帯電防止剤の放
出を遅延させるためには典型的な自動洗濯機で遭遇する
温度より高い約40〜60℃の融点を組成物は持たなけ
ればならない。しかしながら、好適布柔軟剤/帯電防止
剤は、自動乾燥機で遭遇する典型的には40〜80℃の
温度範囲で溶融しなければならない。
【0059】好適布柔軟剤/帯電防止剤フレークはカチ
オン性の布柔軟剤とノニオン性の帯電防止剤の混合物を
含む。カチオン/ノニオン混合物は布柔軟剤/帯電防止
剤フレークの約45ないし55重量%をなす。カチオン
性布柔軟剤は布柔軟剤/帯電防止剤フレークの約30な
いし約40重量%をなし、本発明に使用するに適したカ
チオン性布柔軟剤としては、一般に炭素原子約12ない
し約24個の炭素原子のアルキル基を1個以上持つ第四
アンモニウム化合物が含まれる。次の構造式を持った第
四アンモニウム化合物を使用しうる;
【0060】
【0061】この式で、Rは約12個から約24個ま
での炭素原子を持つアルキル基であり; Rは約12
個から約24個までの炭素原子を持つアルキル基であ
り;Rは約1個から約5個までの炭素原子を持つアル
キル基であり; Rは約1個から約5個までの炭素原
子を持つアルキル基であり; Xはフッ素、塩素、臭
素、リン酸、メチル硫酸の基を含むアニオン群から選ば
れたものである。
【0062】好適なカチオン性布柔軟剤としては、塩化
ジセチルジメチルアンモニウム、塩化ビスードコシルジ
メチルアンモニウム、塩化ジドデジルジメチルアンモニ
ウム、臭化ジタローアルキルジメチルアンモニウム、塩
化ジタローアルキルジエチルアンモニウム、臭化ジタロ
ーアルキルジプロピルアンモニウム、フッ化ジタローア
ルキルジブチルアンモニウム、塩化セチルデシルメチル
エチルアンモニウム、リン酸トリスー〔ジタローアルキ
ルジメチルアンモニウム〕等がある。最も好適なものは
メチル硫酸二水素化ジタロージメチルアンモニウムの如
き硫酸第四アンモニウム塩化合物である。
【0063】本発明に使用するに適当なノニオン性帯電
防止剤は当業者によく知られている。ノニオン剤は布柔
軟剤/帯電防止剤フレークの約10ないし約20重量%
をなす。このようなノニオン剤としては、エトキシ化脂
肪酸、脂肪族アルコール、脂肪酸グリセリド、ポリエチ
レングリコール、アミンオキシド、ジアミン化合物、ソ
ルビタンエステル及びアルキルアミンがある。仕上げの
布柔軟剤/帯電防止剤チップの重量を基礎として、約1
3ないし約16%の範囲の量で存在するエトキシ化ステ
アリン酸が好適である。
【0064】カチオン性布柔軟剤/ノニオン性帯電防止
剤配合物は、フレークに成形されて、洗濯機の環境に置
かれたとき劣化と可溶化に抵抗するために、それ自体と
して実質的に水不溶性であるか、又は他の成分と混合し
たとき実質的に水不溶性でなければならない。
【0065】加うるに、布柔軟剤/帯電防止剤配合物又
は可溶性が変性されたその配合物は、洗濯機中での溶融
が防止されるが乾燥機中では溶融し分与されるために、
約40°ないし60℃の融点を持たなければならない。
布柔軟剤/帯電防止剤の過早な可溶化を防止し、布柔軟
剤/帯電防止剤フレークの構造的な全一性を増大させる
ために、布柔軟剤/帯電防止剤配合物は、フレークの耐
洗濯性を改良し布柔軟剤/帯電防止剤の溶解度を減少さ
せてフレークを実質的に洗濯サイクル中に溶解しないよ
うにする分散禁止剤と混合される。実質的に溶解しない
と云うことは、洗剤の存在の下に上限50℃までの洗濯
サイクル及び水洗サイクルの後にも布柔軟剤/帯電防止
剤60ないし70重量%が残存することを意味する。
【0066】布柔軟剤/帯電防止剤フレークの構造的全
一性を与え又フレークの溶解度を減少させる適当な分散
禁止剤としては、一般に布柔軟剤/帯電防止剤フレーク
の全重量の約25ないし約35%の量の約14ないし約
26個の炭素原子を持つ脂肪族アルコールがある。
【0067】この範囲内で適当な脂肪族アルコールとし
ては、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、ステ
アリルアルコール、アラキジルアルコール、ベヘニルア
ルコール、及びそれらの混合物がある。使用可能であり
又洗濯サイクルの間劣化に抵抗するに必要な構造的全一
性を布柔軟剤/帯電防止剤フレークに与える他の適当な
溶解度変性剤が存在することは当業者には明白であろ
う。
【0068】乾燥サイクルの間に、布柔軟剤/帯電防止
剤フレークはポーチの内部で溶融し、毛管作用で布を通
りポーチの外表面に至る。布柔軟剤/帯電防止剤がポー
チの布を通り抜ける速度は溶融粘度と布の多孔度の関数
である。布多孔度が好適範囲にある場合には、布柔軟剤
/帯電防止剤が洗濯された布上に大きな局所的点在を起
こすことなく平等に分布することを確保するには、約1
5.000ないし約75.000センチポイズの溶融粘
度が必要なことが見出された。
【0069】15.000センチポイズより小さい布柔
軟剤/帯電防止剤の溶融粘度では、溶融体が好適多孔度
のポーチを余りに速く貫通し、洗濯物表面に布柔軟剤/
帯電防止剤の局所的点在を与える。75.000センチ
ポイズを越える接触粘度では分散速度が遅くなって、4
0ないし60分間の典型的な乾燥サイクル内では洗濯布
の表面に不充分な布柔軟剤/帯電防止剤しか移されな
い。
【0070】好適な分散禁止されたカチオン/ノニオン
性の布柔軟剤/帯電防止剤配合物で前記範囲の溶融粘度
を得るには、分散禁止剤と布柔軟剤/帯電防止剤配合物
を更に増粘剤と組合わせなければならないことが見出さ
れた。これを実施するには、カチオン/ノニオン性の布
柔軟剤/出帯電防止剤配合物を溶融して、それに分散禁
止剤の所要量を加える。この溶融体に、好適範囲の粘度
に達するまで増粘剤を加える。
【0071】増粘剤の添加により布柔軟剤/帯電防止剤
フレークの融点が幾分上昇することも当業者には明らか
であろう。増粘剤としては熱分解シリカ又は沈降シリ
カ、ベントナイト、カオリン粘土、及びオルガノクレー
が含まれる。
【0072】加うるに、ゼオライト、リン酸カルシウ
ム、けいそう土等をこれに用いうる。PPG Corp
orationからHisil T−600なる商標で
発売されているものの如き、完全に水和された沈降シリ
カが特に好適である。
【0073】布柔軟剤/帯電防止剤フレークに更に大き
な洗濯サイクル間全一性を与え、又製造間のフレークの
洗剤組成物粒からの偏析を防止するためには、布柔軟剤
/帯電防止剤フレークを、長さ約2mm、幅2mm、厚
さ1mmから長さ約6mm、幅6mm、厚さ3mmまで
の大体直方体形に成形する。
【0074】勿論、この寸法からずれて、洗濯サイクル
間の所要の安定性を持ち偏析問題を解決している他の直
方体形をフレークが持つことも許される。より大量の布
柔軟剤/帯電防止剤組成物を各好適ポーチに入れること
ができるが、本発明者はポーチあたり約1ないし約8
g、好適には約1.5ないし約3gの布柔軟剤/帯電防
止剤の充填重量範囲を好んで用いる。
【0075】布柔軟剤/帯電防止剤フレークが香料を含
み乾燥機まで持ち越されてそこで放出されることが好適
である。
【0076】洗 剤 本発明によれば、ディスペンサーポーチの内室をゆるく
満している量の洗剤組成物が充分な洗濯力を提供しなけ
ればならない。ポーチあたり約20ないし約100gの
洗剤組成物の充填重量範囲が受容しうるものであり、ポ
ーチあたり約40ないし60gの洗剤充填重量が好適で
ある。
【0077】本発明の洗剤組成物は、洗濯サイクルの初
めに洗濯水中に迅速に又完全に分散しなければならな
い。洗剤が洗濯サイクル中に完全には分与されない場合
には、洗濯された布上に望ましからぬ目に見える残滓が
残る。従って、好適ポーチから洗濯水中への洗剤の迅速
な分散を容易にするために、急速溶解性ケーキング性洗
剤組成物を備えることが望ましい。
【0078】非ケーキング性とは、乾燥状態でも湿潤状
態でも洗剤粒が、好適ポーチの孔及び側面の弁を通過す
る洗剤の流れを妨害する程の大きさの粒に集塊されない
ことを意味する。
【0079】本発明の洗剤組成物は、優秀な溶解特性を
持った自由流動性粒として提供される。タイラーメッシ
ュのスケールで測定して、粒の大きさは10メッシュと
100メッシュの間になければならない。
【0080】洗濯用洗剤組成物は、洗剤作用の基礎をな
す汚れ一分散及びエマルジョン化性質を示す界面活性剤
を含む。洗剤に用いる適当な界面活性剤は当業者にはよ
く知られているもので、アニオン性、カチオン性、両
性、双性イオン性界面活性剤及びそれらの混合物より成
る群から選ばれた界面活性剤が含まれる。界面活性剤
は、本発明の洗剤組成物の約5ないし約25重量%、好
適には約12ないし約15重量%をなす。
【0081】好適実施態様では、疎水性の脂肪族化合物
又はアルキル芳香族化合物と親水性のアルキレンオキシ
ド化合物と縮合させて製造された型のノニオン性洗剤界
面活性剤が用いられる。
【0082】本発明に用いうるノニオン性洗剤界面活性
剤としては、炭素原子数約10ないし約20の直鎖又は
分枝炭素鎖を持つ脂肪族アルコールを該脂肪族アルコー
ル1モルあたりに3ないし15モルの酸化エチレンと縮
合させて得られたものがある。
【0083】界面活性剤の親水性成分と疎水性成分の間
の炭素鎖の長さの比を制御して所望の水溶性特性をうる
ことができること、及び二酸化ブタジエンの如き他の酸
化アルキレンを用いて他の適当なノニオン界面活性剤を
製造しうることは当業者には明白であろう。
【0084】本発明に用いるに最も好適な界面活性剤
は、約12ないし約15個の炭素原子を持った脂肪酸と
7モルの酸化エチレンとの縮合生成物である。本発明の
洗剤組成物は、界面活性剤に加うるに、洗濯水中に存在
する金属イオンを不活性化するために一種又は複数種の
金属イオン封鎖剤を含む。
【0085】適当な金属イオン封鎖剤は当業者には知ら
れている。トリポリリン酸ナトリウム、トリポリリン酸
カリウム、オルトリン酸カリウム及びピロリン酸カリウ
ムの如きリン酸塩ビルダーがこれには含まれる。
【0086】非リン酸塩のビルダーも又有効に用いうる
ことが認められるであろう。洗剤組成物の迅速溶解性を
促進し、ケーキングに対する抵抗性を与えるためには、
リン酸塩ビルダーを予め水和し水和リン酸塩が約15な
いし約25重量%の水を含むようにすることが必要であ
ることが見出された。吸収力の高い粒を得るために、本
発明者は回転集塊機中で水和させることを好んで用い
る。
【0087】水の最終重量が約15ないし約25%にな
るまで軟水で水和された中密度粒状三リン酸五ナトリウ
ム水和物が、所要の溶解特性を得るに最も有用であるこ
とが見出された。水和リン酸塩ビルダーは、本発明の洗
剤組成物の約30ないし約60重量%をなす。
【0088】本発明の粒状洗剤組成物は又、洗濯液にア
ルカリ性を与え金属イオンを沈殿させるために、炭酸ナ
トリウム、炭酸カリウム、セスキ炭酸ナトリウム及びそ
れらの組合わせの如き非リン酸塩無機洗剤ビルダーを約
8ないし約20重量%の量で含む。
【0089】仕上げの洗剤組成物の重量の約8ないし約
20%の炭酸ナトリウムが本発明に於いて優秀なアルカ
リ性の洗浄力を与えるものであることが見出された。仕
上げの洗剤組成物の重量の20%を越える含有の炭酸ナ
トリウムは受容できない程度のケーキングを生ずる。
【0090】好適洗剤組成物は又、仕上げの洗剤組成物
の約1ないし約7重量%の汚れ再沈着防止剤を含んでい
て、洗濯の間に布から除かれた後汚れが再び布上に沈着
することを防止する助けとしている。
【0091】本発明に用いうる適当な再沈着防止剤に
は、カルポキシメチルセルロースナトリウム、ポリアク
リル酸ナトリウム、ポリビニルピロリドン、ポリビニル
アルコール及びポリエチレングリコールがある。ポリア
クルル酸塩は粘土の如き粘状固体、汚れ等に対し特に良
好な分散作用を及ぼす。好適実施態様では、本発明の洗
剤は約1ないし約2重量%のカルボキシメチルセルロー
ス、上限約5重量%までのポリアクリル酸ナトリウムを
含む。
【0092】界面活性剤に加うるに、本発明の洗剤組成
物は、仕上げ洗剤組成物の上限5重量%までの洗濯機有
効布柔軟剤/帯電防止剤を含むことができる。ノニオン
性及び両性イオン性の界面活性剤が若干の布柔軟剤/帯
電防止剤の作用を与えるには相違ないが、第四アンモニ
ウム塩の群から選択された実質的に水不溶性のカチオン
性界面活性剤が本発明に用いるには好適である。
【0093】特に、約8個ないし約24個の炭素原子の
長さの脂肪酸基を1個又は好適には2個持つ塩化第四ア
ンモニウム塩が本発明では有用である。長鎖脂肪酸から
つくられる約12ないし約22個の炭素原子のアルキル
基を持つ塩化ジアルキルジメチルアンモニウムは特に洗
濯機有効性の布柔軟剤/帯電防止剤である。
【0094】本発明に用いうる個々の第四アンモニウム
化合物としては、塩化ジヘキサデシルジメチルアンモニ
ウム、塩化ジオクタデシルジメチルアンモニウム、塩化
ジヘキサデシルジエチルアンモニウム又はこれらに相当
する硫酸塩がある。本発明者は、塩化ジステアリルジメ
チルアンモニウムが優れた結果を与えることを見出し
た。加うるに、本発明の洗剤組成物は、適当な洗剤組成
物の密度を与えるために、上限約36重量%までの適当
な充填剤を含む。
【0095】本発明の好適洗剤の嵩密度は、0.3g/
ccのように低く、好適には約0.65g/ccないし
0.75g/ccの範囲にある。0.3g/ccより低
い密度では洗剤の有効量を含むに大きなポーチを必要と
することが判明した。
【0096】本発明に使用するに適した充填剤は当業者
には明白である。好適実施態様では硫酸ナトリウムを用
いた。
【0097】本発明の洗剤は更に、ある種の汚れ及びし
みを分解してより単純な形になることを助けるように上
限1%での酵素混合物を含むことができる。次いでこれ
らの汚れ及びしみは洗濯過程中により容易に除去されう
る。蛋白質加水分解酵素と澱粉加水分解酵素の混合物が
好適である。本発明のより広範な面では、好適洗剤成分
と相容性のある他の布の価値を高める作用剤を洗剤組成
物中に合体しうることは当業者には明白であろう。
【0098】このようなものとして、ある種の増白剤、
殺菌剤、香料、防水剤、サイズ剤、他の汚れ剥離剤、漂
白剤、布新着化剤等がある。このような次第で、前記記
載は単に本発明の好適実施態様を記述したものに過ぎ
ず、均等物の原理を含む特許法の原則に従って解釈され
るべき前記特許請求の範囲に表明された本発明の精随及
び広い面より逸脱することなく、種々の変更及び変化を
行いうることを了解すべきである。
【0099】使 用 法 使用にあたっては、約1ないし約3gの好適柔軟剤/帯
電防止剤と約40ないし約60gの好適洗剤を含んだ好
適ディスペンサーポーチを、洗濯槽の底に置く。次に洗
濯物を槽内のポーチの上に置く。希望の洗濯サイクルと
水洗サイクルをプログラミングして洗濯サイクルを開始
させる。水がポーチに到達すると、水は側面の弁並びに
ポーチ布を通ってポーチの室内に入る。次いでポーチ布
が完全に湿潤され、洗剤のスラリーが形成される。
【0100】洗濯機のかき混ぜが始まるとき、かき混ぜ
作用に応答してポーチと洗濯物が槽の内部を動き回わる
につれて、洗濯物の重みでポーチは繰返し圧縮されゆる
められる。この圧縮とゆるめの繰返しはポーチが圧縮の
弁の開閉を繰返させる。
【0101】ポーチが圧縮されたときは、複数個の弁が
開き洗剤スラリーは弁の開口を通して洗濯液中に押出さ
れ、可溶化した洗剤は布の孔を通して外へ押出される。
洗濯サイクルの開始後間もなく、洗剤の大部分は洗濯液
中に溶解する。弁の開口より幾分大きい布柔軟剤/帯電
防止剤チップは洗濯サイクルと水洗サイクルを通してポ
ーチの室内に留保される。
【0102】洗濯サイクルの初めの3分間の終りには、
実質的にすべての洗剤がポーチ室から出てしまってい
る。水洗サイクル、遠心脱水サイクルに続いて、濡れた
洗濯部とポーチは自動乾燥機に移される。乾燥サイクル
の間に、大部分の洗濯布が乾燥する前にポーチが速く乾
燥される。ポーチと布柔軟剤/帯電防止剤チップは乾燥
機内の温度にまで加熱されるから、チップは溶融しポー
チ布を通って毛管作用により外に出て、ポーチの外面を
被覆する。
【0103】被覆されたポーチは装荷洗濯物と共に混転
し物理的接触により布柔軟剤/帯電防止剤はポーチの外
面から洗濯物の表面に移される。これにより処理洗濯物
は実質的に清浄になり、柔軟化され、本質的に静電荷を
帯びないようにされる。
【0104】
【実施例】 1平方ヤードあたり1.5オンスの平均重量
を持ち、1平方フィートあたり毎分200立方フィーと
の空気透過度を持つ紡糸を結合したポリエチレン不織布
の一枚のシートを折畳んで、布の長さ方向の重なりに沿
って超音波で溶封してチューブの形にして、好適ディス
ペンサーを形成させた。
【0105】次いで、布チューブの一端を超音波で溶封
して、ポーチ布の端縁から約3/8インチ内に入った位
置で断続溶封線を形成させた。該断続溶封線によって形
成された断続スロットの個々のものの長さは約5〜6m
mであった。最初にトリポリリン酸ナトリウムを回転集
塊機中で予め水和し、次いで次の配合表に従って乾燥成
分を混合して、好適洗剤組成物を調製した。
【0106】 成 分 重量% 完全に水和したトリポリリン酸ナトリウム 43.5 ノニオン性洗剤界面活性剤 14.25 香 料 0.15 炭酸ナトリウム 16.00 硫酸ナトリウム 5.80 カルボキシメチルセルロース 1.60 蛍光増白剤 0.35 塩化ジステアリルジメチルアンモニウム 2.25 ポリアクリル酸ナトリウム 1.50 メタケイ酸ナトリウム五水塩 14.00 プロテアーゼとアミラーゼの混合物 0.60
【0107】次いで、得られた洗剤50gを次の配合表
で調製された好適布柔軟剤/帯電防止剤1.8gと混合
した。
【0108】 成 分 重量% メチル硫酸二水素化タロージメチルアンモニウム 35.70 エトキシ化ステアリン酸 15.30 ステアリルアルコール 30.00 完全に水和された沈降シリカ 15.00 香 料 4.00
【0109】布柔軟剤/帯電防止剤は約30.000な
いし40.000センチポイズの粘度の溶融体をリボン
状に押出成形し5mmの長さに切断して調製された。こ
のようにして布柔軟剤/帯電防止剤チップは幅5mm、
厚さ1/2mmであった。次に、洗剤と布柔軟剤/帯電
防止剤の混合物を好適ポーチの内側に入れた。組成物の
充填重量は51.8gであった。次いで、ポーチの開端
を第一の端と同じように超音波で溶封して閉じた。
【0110】ポーチを洗濯機の内に置き汚れた試験布を
通常の洗濯物の量と同じ程度になるように加えた。次い
で、洗濯機を操作して洗濯サイクル、水洗サイクル、遠
心脱水サイクルを経過させた。遠心脱水サイクルの後、
内容洗濯物とポーチを乾燥機に移し、そこで洗濯物を完
全に乾燥した。洗濯物を取出すと、清浄で柔軟であり実
質的に静電荷を帯びていないことが観察された。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のポーチの透視図である。
【図2】明瞭にするため垂直方向の尺度が若干拡大され
ている、図1の矢印2−2の方向に沿った部分断面図で
ある。
【図3】図1の矢印3−3の方向に沿った一部拡大断面
図である。
【図4】布柔軟剤/帯電防止剤の好適形状である典型的
なチップの拡大透視図である。
【符号の説明】
10 ポーチ 12 上縁 14 下縁 16 外側の端 18 内側の端 20、22 折り目 24 連続的溶封線 26 長い溶封線 28 側端の溶封線 30 短かい溶封線 32 開口 34 洗剤粒 36 布柔軟剤/帯電防止剤チップ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 衣類洗濯機の洗濯サイクルと乾燥サイク
    ルの間に衣類洗濯洗剤と布柔軟剤の予定量を包装し分与
    する方法に於いて、 (イ) 粒形の水溶性洗剤と大きなチップ形の実質的に
    溶解性の小さい布柔軟性を、ポーチ状の容器に形成され
    た多孔質布によって限定された室内に包装し、 (ロ) 洗濯水洗サイクル中に通常遭遇する条件下では
    大部分が未溶解の状態にとどまるが、乾燥サイクルの高
    温度条件の間は溶解して前記布の孔を通って前記容器の
    外側を被覆し、次いで乾燥サイクルの間に衣類に移る物
    質から、前記布柔軟剤/帯電防止剤を形成させ、 (ハ) 水は前記布を通って流れることができるが、前
    記洗剤粒子は未溶解の形にあるとき布を通ることができ
    ないように、該布の多孔度と該洗剤粒子の大きさを選定
    し、 (ニ) 前記容器を、(a) 前記布の長さ方向の縁を
    重ね合わせた第一の長さ方向の継目に沿って該縁を互い
    に結合させて、第一と第二の開端を持つチューブ形のポ
    ーチ予備成形品を形成させ、(b) 該チューブ形の予
    備成形品の相対する壁を、該予備成形品の第一の開端に
    近い横断線に沿って、互いに結合させ、(c) 該予備
    成形品の内部に、前記洗剤と前記布柔軟剤/帯電防止剤
    の予定された混合物を充填し、(d) 該予備成形品の
    他の開端に近い第二の横断線に沿って、予備成形品の相
    対する壁を互いに結合させて、洗剤と布柔軟剤/帯電防
    止剤を含んだ大体平らな長方形のポーチを形成させ、
    (e) 前記複数個の補足的開口を形成するために、前
    記横断結合線の少くとも一つは、相対する壁が結合され
    ていない部分によってところどころ中断されている、諸
    工程段階によって形成させ、 (ホ) 前記容器の形状と構造とにより通常は実質的に
    閉じた状態に維持されるように前記補足的開口を形成さ
    せ、該状態では、使用に先立つ容器の通常の取扱いの間
    に洗剤粒子の僅少量以上のものは該開口を通過しないが
    前記容器が洗濯されるべき衣類の負荷と共に衣類洗濯機
    中に初めに置かれたとき、衣類洗濯サイクルの間の撹
    拌、衝撃、水中浸没によって誘導される曲げと衝撃を前
    記容器が一度受けると、前記開口は拡大する傾向があ
    り、それにより容器を出入する水流の速度が増加して、
    衣類洗濯サイクル中に容器中の洗剤の未溶解及び既溶解
    の部分が完全に分与される結果となり、 (ヘ) 前記布柔軟剤/帯電防止剤チップの融点より下
    で通常遭遇する如何なる条件下でも該チップが補足的開
    口を通過しないように、チップの大きさと形に関連させ
    て補足的開口の大きさと形を選定し、 (ト) それにより、前記容器を洗濯すべき衣類と共に
    衣類洗濯機中に置き、洗濯サイクル中に洗剤の実質的に
    すべての布柔軟剤/帯電防止剤の過半量より少ない量が
    自動的に容器より分与され、しかる後、前記容器が洗濯
    された衣類と共に衣類乾燥機に移され、その中で該布柔
    軟剤/帯電防止剤が容器から分与されることができる、 前記諸工程段階を含むことを特徴とする前記包装し分与
    する方法。
  2. 【請求項2】 前記接合工程段階が溶封過程で行われる
    ことを特徴とする、請求項1記載の包装方法。
  3. 【請求項3】 前記布柔軟剤/帯電防止剤チップのおの
    おのが、約0.004ないし約0.11ccの体積を持
    つことを特徴とする、請求項1記載の包装方法。
  4. 【請求項4】 衣類洗濯乾燥操作の洗濯期と乾燥期の異
    った条件に応じて、期を異にして順序に放出される第一
    の洗濯添加剤と第二の洗濯添加剤の混合物の一定量を放
    出すべき包装品に於いて、 多孔質布材質で形成され、洗濯期の間有効であり、洗濯
    期の条件の下に実質的に完全に水溶である第一の洗濯添
    加剤と、約0.004ないし約0.11ccの間の体積
    の粒子の形で存在し洗濯期に遭遇する温度より上の融点
    を持つ布柔軟剤/帯電防止剤である第二の洗濯添加剤
    と、を含むポーチ状容器であり、該布柔軟剤/帯電防止
    剤の大部分は洗濯期の水不溶性であり、 前記多孔質布が1平方フィートあたり毎分約150ない
    し約300ccの間の多孔度を持ち、前記布柔軟剤/帯
    電防止剤が約15.000を75.000センチポイズ
    の間の溶融粘度を持ち、布の該多孔度は、水の通過を許
    し溶融状態にある布柔軟剤/帯電防止剤の通過を許すも
    のであるが、包装品が水の外に保たれ布柔軟剤/帯電防
    止剤の融点の下に保たれているときは第一の洗濯添加剤
    と第二の洗濯添加剤のいずれのものも多孔質布を通過す
    ることは通常は防止されるものであり、 前記布柔軟剤/帯電防止剤は、約12ないし24個の炭
    素原子を持つアルキル基を少くとも1個持つ第四アンモ
    ニウム化合物約45ないし約55重量%と、ノニオン帯
    電防止剤約10ないし約20重量%と、約14ないし2
    6個の炭素原子を持つ脂肪族アルコール約25ないし約
    35重量%を含む、 ことを特徴とする前記包装品。
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