JPH0822601B2 - 熱転写記録装置 - Google Patents

熱転写記録装置

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JPH0822601B2
JPH0822601B2 JP4310870A JP31087092A JPH0822601B2 JP H0822601 B2 JPH0822601 B2 JP H0822601B2 JP 4310870 A JP4310870 A JP 4310870A JP 31087092 A JP31087092 A JP 31087092A JP H0822601 B2 JPH0822601 B2 JP H0822601B2
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ink
endless film
film
thermal transfer
supply port
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穣 田畑
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NEC Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱転写記録装置に関
し、特に、熱転写用のインクが外部に漏れるのを防止す
るに好適な熱転写記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、熱転写記録装置におけるイン
クをエンドレスフィルムに転写するに当り、インク槽に
接するローラを設け、このローラの表面にインクを付着
させて当該ローラにより送られるエンドレスフィルムの
表面にインクを転写する構造が多く採用されている。
【0003】また、インクを転写するための他の構造と
しては、例えば、毛細管現象を利用してエンドレスフィ
ルムの表面にインクを転写する構造が知られている。構
造としては、図4に示される構造が知られている(例え
ば、特公昭60−16917号公報)。
【0004】この図4において、エンドレスフィルム4
0を案内するローラ41の下部位置には、インク槽42
が配置されており、このインク槽42内には、熱溶融性
のインク43が収容されている。
【0005】エンドレスフィルム40とインク槽42と
の間には、複数枚の板状のヒータ44が所定間隔を隔て
て配置されており、これらヒータ44により加熱溶融さ
れたインク43は、毛細管現象によりヒータ44間を上
昇し、これによってエンドレスフィルム40の外側面に
インク43が転写されるようになっている。
【0006】また、毛細管現象を利用してエンドレスフ
ィルムにインクを転写するその他の構造としては、例え
ば、実開平2−46647号公報に一例が示されてい
る。この公報に開示された構造は、吸湿性を有するイン
ク供給部材の一端側をインク槽内に配置するとともに、
他端側をエンドレスフィルムを案内するローラ外面に当
接させ、インク供給部材に滲み込んだインクがローラを
介してエンドレスフィルムに転写されるというものであ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特公昭
60−16917号公報に開示された構造においては、
図4に示されるように、単にヒータ44がインク槽42
に漬けられているだけであり、これがため、熱転写記録
装置全体を傾ける必要が生じた際に、インク43がイン
ク槽42より漏れてしまうという不都合があった。
【0008】また、実開平2−46647号公報に開示
された構造においては、吸湿性を有するインク供給部材
を別途に設ける必要があるとともに、エンドレスフィル
ムへのインク転写に際してローラを介在させる構造であ
るため、必然的に部品点数を増加させるという不都合が
ある他、熱転写記録装置におけるインク供給のための部
品レイアウトに自由度が少なくなるという不都合もあっ
た。
【0009】
【発明の目的】本発明は、このような従来における種々
の不都合に着目してなされたものであり、その目的は、
インク漏れ防止を図るとともに、部品点数の削減を通じ
て構造の簡易化を達成することのできる熱転写記録装置
を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、請求項1記載の発明では、熱溶融性のインクを
エンドレスフィルムに供給し、サーマルヘッドにより加
熱して所定の用紙にインクを転写する熱転写記録装置に
おいて、インクを収容するインク槽の一部に、エンドレ
スフィルムの外側面に接するように臨むインク供給口を
備えたスリットを設けるとともに、インク供給口に対向
し且つエンドレスフィルムを介して当該エンドレスフィ
ルムをインク供給口側に押圧するフィルム押圧手段を設
ける、という構成を採っている。
【0011】また、請求項2記載の発明では、フィルム
押圧手段を、板状フェルトにより形成するという構成を
採り、その他の構成は請求項1記載の発明と同様であ
る。
【0012】また、請求項3記載の発明では、スリット
を構成する所定領域において、前記エンドレスフィルム
に当接する平面部の内、下流側平面部を上流側平面部よ
り僅かに低く構成し、その他の構成は請求項1記載の発
明と同様である。
【0013】更に、請求項4記載の発明では、フィルム
押圧手段をローラにより構成すると共に、前記スリット
を構成する所定領域において、前記エンドレスフィルム
に当 接する平面部の内、下流側平面部を上流側平面部よ
り僅かに低く構成し、その他の構成は請求項1記載の発
明と同様である。
【0014】
【作用】インク槽に収容されたインクは、所定の加熱手
段によって加熱溶融される。この溶融したインクは、毛
細管現象によりスリット内を通って当該スリットのイン
ク供給口に達する。この時、エンドレスフィルムの外側
面にはインク供給口が臨むように配置されているので、
インク供給口上をエンドレスフィルムが通過する際に、
エンドレスフィルムの外側面に連続的なインク転写が可
能となる。
【0015】また、スリットを構成する所定領域におい
て、前記エンドレスフィルムに当接する平面部の内、下
流側平面部を上流側平面部より僅かに低く構成されてい
る。このため、インク転写がされた後のエンドレスフィ
ルムが上流側平面部に接触し、そして、スリットの上を
通過するときに、インクが塗布される。そして、下流側
平面部を通過するときには、エンドレスフィルムと平面
部との隙間が大きいので、当接圧力は抑制され、インク
塗布面は均一に維持される。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
【0017】ここで、図1は本発明の第1実施例を示す
概略構成図であり、図2は、図1の要部拡大図を示して
いる。これらの図において、熱転写記録装置内に配置さ
れるインク槽10には、熱溶融性のインク11が収容さ
れている。このインク11は、インク槽10の底部に設
けられたヒータ12によって加熱溶融されるようになっ
ている。
【0018】インク槽10は、底部が図1の左横方向に
部分的に延出して内部にインク通路10Bを備えた形状
に設けられている。このインク通路10Bの先端は、上
方に向けられたスリット13により形成されるインク通
路に連続するように構成されている。このスリット13
の上端は、インク供給口14として作用するようになっ
ている。このスリット13の形成幅は、本実施例では、
0.1mm〜1.5mmの間の任意な寸法によって形成
され、これにより、毛細管現象を起こさせてインク11
がスリット13内を上昇できるようになっている。
【0019】インク供給口14の図1ないし図2におけ
る左右両側の所定領域は、15A,15Bとなってい
る。この内、エンドレスフィルム16が当接する下流側
の平面部15Bは、その上流側の平面部15Aより幾分
(例えば0.05〜0.2mm程度)低い段差10Aが
設定されている。この段差10Aは、下流側平面部15
Bにおいては、既に、エンドレスフィルム16にインク
11が塗布されているので、下流側平面部15Bとの相
互間で、大きな当接圧力を生じさせないようにするため
である。そして、この平面部15A,15Bに沿ってエ
ンドレスフィルム16が走行できるようになっている。
すなわち、インク供給口14がエンドレスフィルム16
の外側面に略接するように臨んで配置されている。
【0020】インク供給口14と所定間隔を隔てた上方
位置であって、エンドレスフィルム16の内側面に接す
る位置には、フェルト17が適宜な支持部材18を介し
て配置されている。この支持部材18は、前述した走行
するエンドレスベルト16に対する上流側で当該エンド
レスベルト16を介してフェルト17を前述した平面部
15Aに適度に押しつけ得るようにして装備されてい
る。また、この支持部材18の上記エンドレスベルト1
6に対応する下流側の端部は、当該エンドレスベルト1
6に対応して下方に向けて半円筒状に突出して形成され
ており、この部分に案内されて適度のテンションが付加
された上記エンドレスベルト16が所定の方向に送り出
されるようになっている。フェルト17の取り付け高さ
位置は、エンドレスフィルム16の外側面がインク供給
口14に密着される位置に設定されている。
【0021】エンドレスフィルム16を回転走行させる
フィードローラ16Aと、インク供給口14との間にお
けるエンドレスフィルム16の外側には、コータ19が
軸支されており、このコータ19によってエンドレスフ
ィルム16に転写されたインク11が平滑にされ、常に
一定のインク層がエンドレスフィルム16に形成される
ようになっている。
【0022】図1中、符号20はインク槽11のキャッ
プを示す。
【0023】次に、本実施例の作用について説明する。
【0024】図示しないプラテンやフィードローラ16
Aの回転によってエンドレスフィルム16は回転走行す
る。この走行によってインク供給口14上をエンドレス
フィルム16が通過するときに、毛細管現象によって上
昇したインク11がインク供給口14を介してエンドレ
スフィルム16の外側面に転写される。
【0025】このとき、エンドレスフィルム16と下流
側平面部15Bとは、上流側平面部15Aより大きな隙
間を有している。このため、エンドレスフィルム16が
下流側平面部15Bに当接しても、上流側平面部15A
との当接圧よりも低く抑制される。
【0026】転写されたインク11は、前述したように
コータ19によって平滑にされ、その後、図示しないサ
ーマルヘッドによって所定の用紙に転写される。用紙へ
の転写がなされると、その分エンドレスフィルム16の
外側面は凹凸となるが、再度インク供給口14上を通過
する際に新たにインク11が転写されて再びコータ19
によって平滑にされ、この動作の繰り返しによって、連
続的な用紙への転写を行うことが可能となる。
【0027】従って、このような第1実施例によれば、
スリット13の上端をインク供給口14とし、このイン
ク供給口14とフェルト17との間にエンドレスフィル
ム16を通過させるとともに、このエンドレスフィルム
16の外側面がフェルト17の作用によりインク供給口
14に密着されるので、インク漏れを有効に回避できる
という効果を得ることができる。
【0028】しかも、スリット13を利用してインク供
給を可能とした構成であるから、エンドレスフィルム1
6へのインク転写に際して、従来のような吸湿性を有す
る別途の部材を必要としないので、部品点数の削減を確
実に実現することができ、従って、熱転写記録装置全体
の小型化に寄与することも期待される。
【0029】次に、本発明の第2の実施例を図3に基づ
いて説明する。
【0030】この第2実施例は、前述した第1実施例
(図1,図2)におけるフェルト17をローラ17Aに
より形成した点に特徴を有する。その他の構成および作
用については、第1実施例と同一になっている。
【0031】この第2実施例によれば、エンドレスフィ
ルム16の内側面との接触面積が減少されるので、エン
ドレスフィルム16の走行をよりスムースに行えるとい
う効果を更に付加することが可能となる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
インクを収容するインク槽の一部に、エンドレスフィル
ムの外側面に臨むインク供給口を有するスリットを設
け、毛細管現象でインク供給口からエンドレスフィルム
にインクを転写可能に設ける構成としたから、インク漏
れ防止が図れるとともに、部品点数の削減を通じて構造
の簡易化を達成することができ、ひいては、小型化に寄
与することが期待される熱転写記録装置を提供できると
いう効果がある。
【0033】また、フェルトをインク供給口と相対配置
した構成によれば、エンドレスフィルムをインク供給口
に対してより密着させることができ、インク漏れ防止を
更に有効に行うことができる。
【0034】更に、スリットを構成する所定領域におい
て、前記エンドレスフィルムに当接する平面部の内、下
流側平面部を上流側平面部より僅かに低く構成されてい
る。このため、エンドレスフィルムが下流側平面部を通
過するときには、エンドレスフィルムと平面部との隙間
が大きいので、当接圧力は抑制され、インク塗布面は均
一に維持される。このことは、特に、スリットから排出
されたばかりの柔らかいインクの表面を平滑に保つ、と
いう優れた効果を生じる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す概略構成図であ
る。
【図2】図1の要部拡大図である。
【図3】本発明の第2の実施例を示す概略構成図であ
る。
【図4】従来のインク供給構造を説明するための概略構
成図である。
【符号の説明】
10 インク槽 11 インク 13 スリット 14 インク供給口 16 エンドレスフィルム 15A 上流側平面部 15B 下流側平面部 17 フェルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41J 31/16

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱溶融性のインクをエンドレスフィルム
    に供給し、サーマルヘッドにより加熱して所定の用紙に
    インクを転写する熱転写記録装置において、前記インク
    を収容するインク槽の一部に、前記エンドレスフィルム
    の外側面に接するように臨むインク供給口を備えたスリ
    ットを設けるとともに、前記インク供給口に対向し且つ
    前記エンドレスフィルムを介して当該エンドレスフィル
    ムを前記インク供給口側に押圧するフィルム押圧手段を
    設けたことを特徴とする熱転写記録装置。
  2. 【請求項2】 前記フィルム押圧手段が、板状フェルト
    により形成されていることを特徴とする請求項1記載の
    熱転写記録装置。
  3. 【請求項3】 前記スリットを構成する所定領域におい
    て、前記エンドレスフィルムに当接する平面部の内、下
    流側平面部を上流側平面部より僅かに低く構成したこと
    を特徴とする請求項1記載の熱転写記録装置。
  4. 【請求項4】 前記フィルム押圧手段をローラにより構
    成すると共に、前記スリットを構成する所定領域におい
    て、前記エンドレスフィルムに当接する平面部の内、下
    流側平面部を上流側平面部より僅かに低く構成したこと
    を特徴とする請求項1記載の熱転写記録装置。
JP4310870A 1992-10-26 1992-10-26 熱転写記録装置 Expired - Fee Related JPH0822601B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6016917A (ja) * 1983-07-08 1985-01-28 Yamanouchi Pharmaceut Co Ltd 塩酸ニカルジピンまたはニフエジピンの軟膏剤

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