JPH08226312A - 弁隙間調節方法、並びにそれに用いるバルブリフタ及びその中間体 - Google Patents
弁隙間調節方法、並びにそれに用いるバルブリフタ及びその中間体Info
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- JPH08226312A JPH08226312A JP7030700A JP3070095A JPH08226312A JP H08226312 A JPH08226312 A JP H08226312A JP 7030700 A JP7030700 A JP 7030700A JP 3070095 A JP3070095 A JP 3070095A JP H08226312 A JPH08226312 A JP H08226312A
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- F01L1/20—Adjusting or compensating clearance
- F01L1/205—Adjusting or compensating clearance by means of shims or the like
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- F01L—CYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
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- F01L1/14—Tappets; Push rods
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- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01L—CYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
- F01L2303/00—Manufacturing of components used in valve arrangements
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 個々の内燃機関の寸法誤差等による弁隙間の
ばらつきを、バルブリフタの組み付け作業時、又はその
以前に簡単に調整することができるようにする。 【構成】 バルブ3の軸端と動弁用のカム4との間に、
本体(第1部材)6と嵌合部材(第2部材)8とを備えるバ
ルブリフタ5の中間体を装着した後、必要に応じて、カ
ム4と嵌合部材8のカム摺接面8cとの間に、適正な弁
隙間に相当する厚さを有するスペーサ16を挿入し、つ
いで本体6と嵌合部材8との間に形成された充填材封入
部11に充填材10を注入して、本体6と嵌合部材8と
を互いに拡開させ、本体6のバルブ当接面6cをバルブ
3の軸端に、また嵌合部材8のカム摺接面8cをカム4
又はスペーサ16にそれぞれ当接させることにより、弁
隙間を0又は適正な値とする。
ばらつきを、バルブリフタの組み付け作業時、又はその
以前に簡単に調整することができるようにする。 【構成】 バルブ3の軸端と動弁用のカム4との間に、
本体(第1部材)6と嵌合部材(第2部材)8とを備えるバ
ルブリフタ5の中間体を装着した後、必要に応じて、カ
ム4と嵌合部材8のカム摺接面8cとの間に、適正な弁
隙間に相当する厚さを有するスペーサ16を挿入し、つ
いで本体6と嵌合部材8との間に形成された充填材封入
部11に充填材10を注入して、本体6と嵌合部材8と
を互いに拡開させ、本体6のバルブ当接面6cをバルブ
3の軸端に、また嵌合部材8のカム摺接面8cをカム4
又はスペーサ16にそれぞれ当接させることにより、弁
隙間を0又は適正な値とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関の動弁機構に
おける弁隙間調節方法、並びにその方法の実施に直接使
用するバルブリフタ、及びこのバルブリフタの完成前の
状態である中間体に関する。
おける弁隙間調節方法、並びにその方法の実施に直接使
用するバルブリフタ、及びこのバルブリフタの完成前の
状態である中間体に関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関の動弁機構における弁隙間を調
節する従来の手段には、バルブの軸端と動弁用のカムと
の間に配設されるバルブリフタの頂部にシム嵌合部を形
成しておき、そこに、個々の内燃機関の関係寸法に応じ
た適切な厚さのシムを嵌合する方法と、油圧を利用し
て、弁隙間が常時0に維持されるように自動的に調節す
るようにしたオートラッシュアジャスタによるものとが
ある。
節する従来の手段には、バルブの軸端と動弁用のカムと
の間に配設されるバルブリフタの頂部にシム嵌合部を形
成しておき、そこに、個々の内燃機関の関係寸法に応じ
た適切な厚さのシムを嵌合する方法と、油圧を利用し
て、弁隙間が常時0に維持されるように自動的に調節す
るようにしたオートラッシュアジャスタによるものとが
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、シムを用いる
方法では、厚さを僅かずつ異ならせた多数のシムを用意
しておかなければならないので、その製作や管理が面倒
であり、またオートラッシュアジャスタを用いるもので
は、その構造が複雑で高価につくという問題がある。
方法では、厚さを僅かずつ異ならせた多数のシムを用意
しておかなければならないので、その製作や管理が面倒
であり、またオートラッシュアジャスタを用いるもので
は、その構造が複雑で高価につくという問題がある。
【0004】本発明は、従来の技術が有する上記のよう
な問題点に鑑み、個々の内燃機関の寸法誤差等による弁
隙間のばらつきを、バルブリフタの組み付け作業時か、
又はその以前に簡単に調整することができるとともに、
上述のような多数のシムを用意したり、複雑な構造のオ
ートラッシュアジャスタを用いたりする必要性をなくし
た弁隙間調節方法、並びにそれに用いるバルブリフタ及
びその中間体を提供することを目的としている。
な問題点に鑑み、個々の内燃機関の寸法誤差等による弁
隙間のばらつきを、バルブリフタの組み付け作業時か、
又はその以前に簡単に調整することができるとともに、
上述のような多数のシムを用意したり、複雑な構造のオ
ートラッシュアジャスタを用いたりする必要性をなくし
た弁隙間調節方法、並びにそれに用いるバルブリフタ及
びその中間体を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題は、次のようにして解決される。 (A)弁隙間調節方法として、 (1)バルブの軸端に当接するバルブ当接面を有する第1
部材と、動弁用のカムが摺接するカム摺接面を有する第
2部材とを、それらの間に容積可変の充填材封入部が形
成されるようにして互いに組み合わせることにより、前
記両面の間隔を可変としたバルブリフタの中間体を、動
弁機構におけるカムとバルブの軸端との間に装着した
後、前記充填材封入部に充填材を注入することにより、
前記両面の間隔を適正間隔まで拡開させて、バルブリフ
タを完成させる。
題は、次のようにして解決される。 (A)弁隙間調節方法として、 (1)バルブの軸端に当接するバルブ当接面を有する第1
部材と、動弁用のカムが摺接するカム摺接面を有する第
2部材とを、それらの間に容積可変の充填材封入部が形
成されるようにして互いに組み合わせることにより、前
記両面の間隔を可変としたバルブリフタの中間体を、動
弁機構におけるカムとバルブの軸端との間に装着した
後、前記充填材封入部に充填材を注入することにより、
前記両面の間隔を適正間隔まで拡開させて、バルブリフ
タを完成させる。
【0006】(2)上記第(1)項において、充填材封入部
に充填材を注入する前に、カムと第2部材のカム摺接面
との間に、適正な弁隙間に相当する厚さを有するスペー
サを挿入する。
に充填材を注入する前に、カムと第2部材のカム摺接面
との間に、適正な弁隙間に相当する厚さを有するスペー
サを挿入する。
【0007】(3)バルブの軸端に当接するバルブ当接面
を有する第1部材と、動弁用のカムが摺接するカム摺接
面を有する第2部材とを、それらの間に容積可変の充填
材封入部が形成されるようにして互いに組み合わせるこ
とにより、前記両面の間隔を可変としたバルブリフタの
中間体を、間隔を、バルブリフタを装着しようとする動
弁機構の関係寸法に基づいて予め定めた適正間隔に保持
した治具の1対の挾持片間に配置し、その状態で、前記
充填材封入部に充填材を注入することにより、バルブ当
接面とカム摺動面とが各挾持片の対向面にそれぞれ当接
するまで、第1部材と第2部材とを互いに拡開させて、
バルブリフタを完成させ、その後、完成したバルブリフ
タを動弁機構におけるカムとバルブの軸端との間に装着
する。
を有する第1部材と、動弁用のカムが摺接するカム摺接
面を有する第2部材とを、それらの間に容積可変の充填
材封入部が形成されるようにして互いに組み合わせるこ
とにより、前記両面の間隔を可変としたバルブリフタの
中間体を、間隔を、バルブリフタを装着しようとする動
弁機構の関係寸法に基づいて予め定めた適正間隔に保持
した治具の1対の挾持片間に配置し、その状態で、前記
充填材封入部に充填材を注入することにより、バルブ当
接面とカム摺動面とが各挾持片の対向面にそれぞれ当接
するまで、第1部材と第2部材とを互いに拡開させて、
バルブリフタを完成させ、その後、完成したバルブリフ
タを動弁機構におけるカムとバルブの軸端との間に装着
する。
【0008】(4)上記第(3)項において、治具の両挾持
片を互いに開閉可能とし、バルブリフタの中間体の治具
への着脱時に、両挾持片を互いに開閉させる。
片を互いに開閉可能とし、バルブリフタの中間体の治具
への着脱時に、両挾持片を互いに開閉させる。
【0009】(5)上記第(1)〜(4)項のいずれかにおい
て、充填材を、注入後に硬化する性質を有するものとす
る。
て、充填材を、注入後に硬化する性質を有するものとす
る。
【0010】(B)上記(A)の弁隙間調節方法の実施に直
接使用するバルブリフタの中間体として、 (6)バルブの軸端に当接するバルブ当接面を有する第1
部材と、動弁用のカムが摺接するカム摺接面を有する第
2部材とを、それらの間に容積可変の充填材封入部が形
成されるようにして、互いに組み合わせることにより、
前記両面の間隔を可変とする。
接使用するバルブリフタの中間体として、 (6)バルブの軸端に当接するバルブ当接面を有する第1
部材と、動弁用のカムが摺接するカム摺接面を有する第
2部材とを、それらの間に容積可変の充填材封入部が形
成されるようにして、互いに組み合わせることにより、
前記両面の間隔を可変とする。
【0011】(7)上記第(6)項において、第1部材と第
2部材とのいずれか一方のバルブ当接面又はカム摺接面
と反対側の面に凹部を形成し、そこに他方の部材を摺動
自在に嵌合する。
2部材とのいずれか一方のバルブ当接面又はカム摺接面
と反対側の面に凹部を形成し、そこに他方の部材を摺動
自在に嵌合する。
【0012】(8)上記第(6)又は(7)項において、第1
部材と第2部材とのいずれか一方に、充填材封入部と外
部とを連通する少なくとも1つの連通孔を設ける。
部材と第2部材とのいずれか一方に、充填材封入部と外
部とを連通する少なくとも1つの連通孔を設ける。
【0013】(C)上記(A)の弁隙間調節方法の実施に直
接使用するバルブリフタとして、 (9)バルブの軸端に当接するバルブ当接面を有する第1
部材と、動弁用のカムが摺接するカム摺接面を有する第
2部材とを、それらの間に容積可変の充填材封入部が形
成されるようにして互いに組み合わせ、前記充填材封入
部に、所要量の充填材を封入したものとする。
接使用するバルブリフタとして、 (9)バルブの軸端に当接するバルブ当接面を有する第1
部材と、動弁用のカムが摺接するカム摺接面を有する第
2部材とを、それらの間に容積可変の充填材封入部が形
成されるようにして互いに組み合わせ、前記充填材封入
部に、所要量の充填材を封入したものとする。
【0014】
【作用】バルブの軸端と動弁用のカムとの間に、第1部
材と第2部材とを備えるバルブリフタの中間体を装着し
た後、必要に応じて、カムと第2部材のカム摺接面との
間に、適正な弁隙間に相当する厚さを有するスペーサを
挿入し、ついで第1部材と第2部材との間に形成された
充填材封入部に充填材を注入して、第1部材と第2部材
とを互いに拡開させ、第1部材のバルブ当接面がバルブ
の軸端に、また第2部材のカム摺接面がカム又はスペー
サにそれぞれ当接すると、弁隙間は0又は適正な値とな
る。
材と第2部材とを備えるバルブリフタの中間体を装着し
た後、必要に応じて、カムと第2部材のカム摺接面との
間に、適正な弁隙間に相当する厚さを有するスペーサを
挿入し、ついで第1部材と第2部材との間に形成された
充填材封入部に充填材を注入して、第1部材と第2部材
とを互いに拡開させ、第1部材のバルブ当接面がバルブ
の軸端に、また第2部材のカム摺接面がカム又はスペー
サにそれぞれ当接すると、弁隙間は0又は適正な値とな
る。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を、添付図面を参照し
て説明する。図1は、本発明の方法(請求項1、2及び
5)の一実施要領と、その方法の実施に直接使用するバ
ルブリフタ(請求項9)及びその中間体(請求項6、7及
び8)の第1の実施例とを示す。
て説明する。図1は、本発明の方法(請求項1、2及び
5)の一実施要領と、その方法の実施に直接使用するバ
ルブリフタ(請求項9)及びその中間体(請求項6、7及
び8)の第1の実施例とを示す。
【0016】(1)は内燃機関のシリンダヘッド、(2)
は、シリンダヘッド(1)に穿設したガイド孔、(3)はポ
ペット形のバルブ、(4)は動弁用のカムである。
は、シリンダヘッド(1)に穿設したガイド孔、(3)はポ
ペット形のバルブ、(4)は動弁用のカムである。
【0017】バルブ(3)の軸端とカム(4)との間におけ
るシリンダヘッド(1)のガイド孔(2)内には、ほぼ逆有
底筒状のバルブリフタ(5)が、上下方向に摺動自在に嵌
合されている。
るシリンダヘッド(1)のガイド孔(2)内には、ほぼ逆有
底筒状のバルブリフタ(5)が、上下方向に摺動自在に嵌
合されている。
【0018】バルブリフタ(5)及びその完成前の中間体
は、円筒状の外周壁部(6a)とその外周壁部(6a)の上端よ
り若干下位の部分を閉塞するほぼ水平な端壁部(6b)とか
らなる本体(第1部材)(6)と、その本体(6)の端壁部(6
b)と外周壁部(6a)の上部とによって形成される円形の凹
部(7)内に、外周壁部(6a)の軸線方向に摺動自在に嵌合
された嵌合部材(第2部材)(8)とを備えている。
は、円筒状の外周壁部(6a)とその外周壁部(6a)の上端よ
り若干下位の部分を閉塞するほぼ水平な端壁部(6b)とか
らなる本体(第1部材)(6)と、その本体(6)の端壁部(6
b)と外周壁部(6a)の上部とによって形成される円形の凹
部(7)内に、外周壁部(6a)の軸線方向に摺動自在に嵌合
された嵌合部材(第2部材)(8)とを備えている。
【0019】本体(6)の外周壁部(6a)には、凹部(7)の
底部とバルブリフタ(5)の外部とを連通する連通孔(9)
が穿設されており、また本体(6)の端壁部(6b)の下面中
央には、バルブ(3)の軸端に当接するバルブ当接面(6c)
が形成されている。
底部とバルブリフタ(5)の外部とを連通する連通孔(9)
が穿設されており、また本体(6)の端壁部(6b)の下面中
央には、バルブ(3)の軸端に当接するバルブ当接面(6c)
が形成されている。
【0020】嵌合部材(8)は、凹部(7)に嵌合される小
径部(8a)と、その上端に連設され、かつ本体(6)の外径
とほぼ同一の外径を有する大径部(8b)とからなってお
り、大径部(8b)の上端面は、カム摺接面(8c)となってい
る。
径部(8a)と、その上端に連設され、かつ本体(6)の外径
とほぼ同一の外径を有する大径部(8b)とからなってお
り、大径部(8b)の上端面は、カム摺接面(8c)となってい
る。
【0021】本体(6)及び嵌合部材(8)の材質は、鉄系
金属又はアルミニュウム軽合金等とするのがよく、特に
本体(6)をアルミニュウム軽合金製とした場合は、嵌合
部材(8)は、アルミニュウム軽合金の中でも本体(6)で
用いたものより耐摩耗性の優れたものを用いたり、又は
耐摩耗性の優れた鉄系金属もしくはその他の材料を選択
するのがよい。
金属又はアルミニュウム軽合金等とするのがよく、特に
本体(6)をアルミニュウム軽合金製とした場合は、嵌合
部材(8)は、アルミニュウム軽合金の中でも本体(6)で
用いたものより耐摩耗性の優れたものを用いたり、又は
耐摩耗性の優れた鉄系金属もしくはその他の材料を選択
するのがよい。
【0022】(10)は、本体(6)に形成した凹部(7)の底
部と嵌合部材(8)の下端との間に形成された容積可変の
充填材封入部(11)に充填された充填材である。
部と嵌合部材(8)の下端との間に形成された容積可変の
充填材封入部(11)に充填された充填材である。
【0023】この充填材(10)は、図1に示す充填材注入
器(12)により、連通孔(9)を通って充填材封入部(11)に
注入される際には流動性を有し、注入後にすみやかに硬
化するような性質のものであるのがよく、具体的には、
例えば接着剤として用いられている公知の二液混合型の
反応硬化性合成樹脂、熱硬化性合成樹脂、光硬化性合成
樹脂、耐熱性接着材、石膏その他のセラミック等の粉
体、これらの粉体と硬化材とを混練したもの、ワックス
等とするのがよい。
器(12)により、連通孔(9)を通って充填材封入部(11)に
注入される際には流動性を有し、注入後にすみやかに硬
化するような性質のものであるのがよく、具体的には、
例えば接着剤として用いられている公知の二液混合型の
反応硬化性合成樹脂、熱硬化性合成樹脂、光硬化性合成
樹脂、耐熱性接着材、石膏その他のセラミック等の粉
体、これらの粉体と硬化材とを混練したもの、ワックス
等とするのがよい。
【0024】充填材(10)として熱硬化性合成樹脂を用い
た場合は、注入後、バルブリフタ(5)を硬化温度まで加
熱する。また、光硬化性合成樹脂を用いた場合は、注入
後、連通孔(9)に光ファイバーを用いた投光器(図示略)
の先端を挿入して、充填材封入部(11)内に投光する。こ
の場合、複数の連通孔(9)を外周壁部(6a)に放射状に穿
設しておき、それらのすべてから投光するのがよい。
た場合は、注入後、バルブリフタ(5)を硬化温度まで加
熱する。また、光硬化性合成樹脂を用いた場合は、注入
後、連通孔(9)に光ファイバーを用いた投光器(図示略)
の先端を挿入して、充填材封入部(11)内に投光する。こ
の場合、複数の連通孔(9)を外周壁部(6a)に放射状に穿
設しておき、それらのすべてから投光するのがよい。
【0025】(13)は、バルブ(3)の軸端部にコッタ(14)
を介して係止されたスプリングリテーナ、(15)は、スプ
リングリテーナ(13)及びコッタ(14)を介して、バルブ
(3)を常時閉弁方向、すなわち図1の上方に付勢するコ
イルスプリングである。(16)は、動弁機構へのバルブリ
フタ(5)の組付け時に必要に応じて用いられるスペーサ
で、その厚さは、動弁機構の適正な弁隙間に一致するよ
うに予め定められている。
を介して係止されたスプリングリテーナ、(15)は、スプ
リングリテーナ(13)及びコッタ(14)を介して、バルブ
(3)を常時閉弁方向、すなわち図1の上方に付勢するコ
イルスプリングである。(16)は、動弁機構へのバルブリ
フタ(5)の組付け時に必要に応じて用いられるスペーサ
で、その厚さは、動弁機構の適正な弁隙間に一致するよ
うに予め定められている。
【0026】次に、本発明の弁隙間調節方法の一実施要
領を、内燃機関の動弁機構の組付け作業要領とともに説
明する。
領を、内燃機関の動弁機構の組付け作業要領とともに説
明する。
【0027】まず、本体(6)の凹部(7)に嵌合部材(8)
を軸線方向に摺動自在に嵌合しただけのバルブリフタ
(5)の中間体を、従来と同様の要領で、バルブ(3)の軸
端と動弁用のカム(4)との間において、シリンダヘッド
(1)のガイド孔(2)内に摺動自在に嵌合する。このと
き、カム(4)は、そのベース面が真下を向くようにして
おく。
を軸線方向に摺動自在に嵌合しただけのバルブリフタ
(5)の中間体を、従来と同様の要領で、バルブ(3)の軸
端と動弁用のカム(4)との間において、シリンダヘッド
(1)のガイド孔(2)内に摺動自在に嵌合する。このと
き、カム(4)は、そのベース面が真下を向くようにして
おく。
【0028】次に、必要に応じて、カム(4)と嵌合部材
(8)のカム摺接面(8c)との間に、適正な弁隙間に相当す
る厚さを有するスペーサ(16)を挿入し、その状態で、充
填材注入器(12)を連通孔(9)に挿入して、上述のような
充填材(10)を、本体(6)と嵌合部材(8)との間に形成さ
れた充填材封入部(11)に注入する。
(8)のカム摺接面(8c)との間に、適正な弁隙間に相当す
る厚さを有するスペーサ(16)を挿入し、その状態で、充
填材注入器(12)を連通孔(9)に挿入して、上述のような
充填材(10)を、本体(6)と嵌合部材(8)との間に形成さ
れた充填材封入部(11)に注入する。
【0029】すると、充填材封入部(11)に注入された充
填材(10)の内圧により、嵌合部材(8)と本体(6)とは上
下に押し拡げられ、嵌合部材(8)のカム摺接面(8c)が、
カム(4)(スペーサ(16)なしの場合)又はスペーサ(16)の
下面に、また本体(6)のバルブ当接面(6c)が、バルブ
(3)の軸端にそれぞれ当接した時に、弁隙間は0(スペ
ーサ(16)なしの場合)又は適正な値(スペーサ(16)ありの
場合)となる。
填材(10)の内圧により、嵌合部材(8)と本体(6)とは上
下に押し拡げられ、嵌合部材(8)のカム摺接面(8c)が、
カム(4)(スペーサ(16)なしの場合)又はスペーサ(16)の
下面に、また本体(6)のバルブ当接面(6c)が、バルブ
(3)の軸端にそれぞれ当接した時に、弁隙間は0(スペ
ーサ(16)なしの場合)又は適正な値(スペーサ(16)ありの
場合)となる。
【0030】充填材封入部(11)に注入された充填材(10)
が硬化すると、本体(6)と嵌合部材(8)と充填材(10)と
は1つの剛体となり、バルブリフタ(5)が完成する。
が硬化すると、本体(6)と嵌合部材(8)と充填材(10)と
は1つの剛体となり、バルブリフタ(5)が完成する。
【0031】スペーサ(16)を用いた場合は、バルブリフ
タ(5)の完成後、スペーサ(16)をカム(4)と嵌合部材
(8)のカム摺接面(8c)との間から抜き取る。すると、弁
隙間は、スペーサ(16)の厚さと同一の適正な値に維持さ
れる。
タ(5)の完成後、スペーサ(16)をカム(4)と嵌合部材
(8)のカム摺接面(8c)との間から抜き取る。すると、弁
隙間は、スペーサ(16)の厚さと同一の適正な値に維持さ
れる。
【0032】図2は、本発明の別の弁隙間調節方法(請
求項3、4及び5)の実施要領を示す。この方法の実施
に直接使用するバルブリフタ及びその中間体は、図1に
示すものと同一であり、それらについては、共通の符号
をもって図示するに止め、詳細な説明は省略する。ま
た、図2に図示されていない動弁機構の構成部材に関し
ては、図1に付した符号を参照して説明する。
求項3、4及び5)の実施要領を示す。この方法の実施
に直接使用するバルブリフタ及びその中間体は、図1に
示すものと同一であり、それらについては、共通の符号
をもって図示するに止め、詳細な説明は省略する。ま
た、図2に図示されていない動弁機構の構成部材に関し
ては、図1に付した符号を参照して説明する。
【0033】この方法においては、図2に実線で示すよ
うに、閉じたときの上下の挾持片(21)(22)間の間隔(D)
を、バルブリフタを装着しようとする動弁機構の関係寸
法に基づいて予め定めた適正間隔に正確に調節しうるよ
うにした上下方向に開閉可能な治具(23)を用意してお
き、その上方の挾持片(21)を図2に想像線で示すように
上方に開いた状態で、下方の挾持片(22)上に、本体(6)
の凹部(7)に嵌合部材(8)を軸線方向に摺動自在に嵌合
しただけのバルブリフタ(5)の中間体を嵌合して支持す
る。
うに、閉じたときの上下の挾持片(21)(22)間の間隔(D)
を、バルブリフタを装着しようとする動弁機構の関係寸
法に基づいて予め定めた適正間隔に正確に調節しうるよ
うにした上下方向に開閉可能な治具(23)を用意してお
き、その上方の挾持片(21)を図2に想像線で示すように
上方に開いた状態で、下方の挾持片(22)上に、本体(6)
の凹部(7)に嵌合部材(8)を軸線方向に摺動自在に嵌合
しただけのバルブリフタ(5)の中間体を嵌合して支持す
る。
【0034】ついで、上方の挾持片(21)を図2に実線で
示す予め定めた位置まで下降させた後、充填材注入器(1
2)を連通孔(9)に挿入して、上述と同様の充填材(10)
を、本体(6)と嵌合部材(8)との間に形成された充填材
封入部(11)に注入する。
示す予め定めた位置まで下降させた後、充填材注入器(1
2)を連通孔(9)に挿入して、上述と同様の充填材(10)
を、本体(6)と嵌合部材(8)との間に形成された充填材
封入部(11)に注入する。
【0035】すると、嵌合部材(8)と本体(6)とは、上
記と同様に上下に押し拡げられ、嵌合部材(8)のカム摺
接面(8c)が上方の挾持片(21)の下面に、また本体(6)の
バルブ当接面(6c)が挾持片(22)の上端にそれぞれ当接し
て、カム摺接面(8c)とバルブ当接面(6a)との間の距離
は、装着しようとする動弁機構に適切な値となる。
記と同様に上下に押し拡げられ、嵌合部材(8)のカム摺
接面(8c)が上方の挾持片(21)の下面に、また本体(6)の
バルブ当接面(6c)が挾持片(22)の上端にそれぞれ当接し
て、カム摺接面(8c)とバルブ当接面(6a)との間の距離
は、装着しようとする動弁機構に適切な値となる。
【0036】その後、充填材封入部(11)に注入された充
填材(10)が硬化すると、本体(6)と嵌合部材(8)と充填
材(10)とは1つの剛体となり、バルブリフタ(5)が完成
する。
填材(10)が硬化すると、本体(6)と嵌合部材(8)と充填
材(10)とは1つの剛体となり、バルブリフタ(5)が完成
する。
【0037】バルブリフタ(5)の完成後、上方の挾持片
(21)を開いて、この完成したバルブリフタ(5)を治具(2
3)から取り出し、それを、図1に示したのと同様の動弁
機構におけるバルブ(3)の軸端とカム(4)との間におい
て、シリンダヘッド(1)のガイド孔(2)内に摺動自在に
嵌合すると、弁隙間は適正な値に保持される。
(21)を開いて、この完成したバルブリフタ(5)を治具(2
3)から取り出し、それを、図1に示したのと同様の動弁
機構におけるバルブ(3)の軸端とカム(4)との間におい
て、シリンダヘッド(1)のガイド孔(2)内に摺動自在に
嵌合すると、弁隙間は適正な値に保持される。
【0038】図3〜図8は、本発明の方法の実施に直接
使用するバルブリフタ及びその中間体の種々の変形例を
示す。
使用するバルブリフタ及びその中間体の種々の変形例を
示す。
【0039】図3に示すものにおいては、第1部材であ
る本体(31)の上面中央に、縮径段部(32)を形成し、そこ
に、第2部材である嵌合部材(33)の下面中央に形成した
下向きの凹部(34)を摺動自在に嵌合し、上記の充填材(1
0)と同様の充填材(35)を、嵌合部材(33)側に穿設した連
通孔(36)より、凹部(34)の上部と縮径段部(32)の上端と
により形成される充填材封入部(37)に充填して、バルブ
リフタ(38)を完成するようにしている。
る本体(31)の上面中央に、縮径段部(32)を形成し、そこ
に、第2部材である嵌合部材(33)の下面中央に形成した
下向きの凹部(34)を摺動自在に嵌合し、上記の充填材(1
0)と同様の充填材(35)を、嵌合部材(33)側に穿設した連
通孔(36)より、凹部(34)の上部と縮径段部(32)の上端と
により形成される充填材封入部(37)に充填して、バルブ
リフタ(38)を完成するようにしている。
【0040】図4に示すものにおいては、第1部材であ
る本体(41)の外周壁部(41a)の上部外周に縮径段部(42)
を形成し、そこに、第2部材である嵌合部材(43)の下面
中央に形成した下向きの凹部(44)を摺動自在に嵌合し、
上記の充填材(10)と同様の充填材(45)を、嵌合部材(43)
側に穿設した連通孔(46)より、凹部(44)の上部と本体(4
1)の上端とにより形成される充填材封入部(47)に充填し
て、バルブリフタ(48)を完成するようにしている。この
ようにすると、図3に示すものより、構造をより簡素化
することができる。
る本体(41)の外周壁部(41a)の上部外周に縮径段部(42)
を形成し、そこに、第2部材である嵌合部材(43)の下面
中央に形成した下向きの凹部(44)を摺動自在に嵌合し、
上記の充填材(10)と同様の充填材(45)を、嵌合部材(43)
側に穿設した連通孔(46)より、凹部(44)の上部と本体(4
1)の上端とにより形成される充填材封入部(47)に充填し
て、バルブリフタ(48)を完成するようにしている。この
ようにすると、図3に示すものより、構造をより簡素化
することができる。
【0041】図5に示すものにおいては、第1部材であ
る本体(51)の上面中央に、円形の凹部(52)を形成し、そ
こに、従来のシムと同様に円板状とした第2部材である
嵌合部材(53)を上下方向に摺動自在に嵌合し、上記の充
填材(10)と同様の充填材(54)を、本体(51)側に対向して
設けた1対の連通孔(55)(56)のいずれか一方から、凹部
(52)の下部と嵌合部材(53)の下面とにより形成される充
填材封入部(57)に充填し、他方の連通孔(56)又は(55)か
ら充填材(54)をわずかに押し出させることにより、充填
材封入部(57)に空気溜りが生じないようにして、バルブ
リフタ(58)を完成させるようにしている。
る本体(51)の上面中央に、円形の凹部(52)を形成し、そ
こに、従来のシムと同様に円板状とした第2部材である
嵌合部材(53)を上下方向に摺動自在に嵌合し、上記の充
填材(10)と同様の充填材(54)を、本体(51)側に対向して
設けた1対の連通孔(55)(56)のいずれか一方から、凹部
(52)の下部と嵌合部材(53)の下面とにより形成される充
填材封入部(57)に充填し、他方の連通孔(56)又は(55)か
ら充填材(54)をわずかに押し出させることにより、充填
材封入部(57)に空気溜りが生じないようにして、バルブ
リフタ(58)を完成させるようにしている。
【0042】図6に示すものにおいては、上面をカム摺
接面(61)とした本体(62)の下面中央に、円柱状の凸部(6
3)を形成し、その下方より、下面をバルブ当接面(64)と
した嵌合部材(65)の上面に形成した凹部(66)を上下方向
に摺動自在に嵌合し、凹部(66)の下部と凸部(63)の下面
とにより形成された充填材封入部(67)に充填材(68)を注
入して、バルブリフタ(69)を完成するようにしている。
したがって、この例では、バルブ当接面(64)を備える嵌
合部材(65)が第1部材をなし、また、カム摺接面(61)を
備える本体(62)が第2部材をなしている。
接面(61)とした本体(62)の下面中央に、円柱状の凸部(6
3)を形成し、その下方より、下面をバルブ当接面(64)と
した嵌合部材(65)の上面に形成した凹部(66)を上下方向
に摺動自在に嵌合し、凹部(66)の下部と凸部(63)の下面
とにより形成された充填材封入部(67)に充填材(68)を注
入して、バルブリフタ(69)を完成するようにしている。
したがって、この例では、バルブ当接面(64)を備える嵌
合部材(65)が第1部材をなし、また、カム摺接面(61)を
備える本体(62)が第2部材をなしている。
【0043】図7に示すものにおいては、上面をカム摺
接面(71)とした本体(72)の下面中央に、円形の凹部(73)
を形成し、そこに、下面がバルブ当接面(74)をなし、か
つ従来のインナーシムと同様に円板状とした嵌合部材(7
5)を上下方向に摺動自在に嵌合し、凹部(73)の上部と嵌
合部材(75)の上面とにより形成された充填材封入部(76)
に、本体(72)側に設けた連通孔(77)より充填材(78)を注
入して、バルブリフタ(79)を完成するようにしている。
したがって、この例では、バルブ当接面(74)を備える嵌
合部材(75)が第1部材をなし、また、カム摺接面(71)を
備える本体(72)が第2部材をなしている。
接面(71)とした本体(72)の下面中央に、円形の凹部(73)
を形成し、そこに、下面がバルブ当接面(74)をなし、か
つ従来のインナーシムと同様に円板状とした嵌合部材(7
5)を上下方向に摺動自在に嵌合し、凹部(73)の上部と嵌
合部材(75)の上面とにより形成された充填材封入部(76)
に、本体(72)側に設けた連通孔(77)より充填材(78)を注
入して、バルブリフタ(79)を完成するようにしている。
したがって、この例では、バルブ当接面(74)を備える嵌
合部材(75)が第1部材をなし、また、カム摺接面(71)を
備える本体(72)が第2部材をなしている。
【0044】図8に示すものにおいては、上面をカム摺
接面(81)とした逆有底筒状の本体(82)内に、同じく逆有
底筒状とした短寸の嵌合部材(83)を上下方向に摺動自在
に嵌合し、本体(82)内の上部と嵌合部材(83)の上面とに
より形成された充填材封入部(84)に、本体(82)側に設け
た連通孔(85)より充填材(86)を注入して、バルブリフタ
(87)を完成するようにしている。
接面(81)とした逆有底筒状の本体(82)内に、同じく逆有
底筒状とした短寸の嵌合部材(83)を上下方向に摺動自在
に嵌合し、本体(82)内の上部と嵌合部材(83)の上面とに
より形成された充填材封入部(84)に、本体(82)側に設け
た連通孔(85)より充填材(86)を注入して、バルブリフタ
(87)を完成するようにしている。
【0045】この例では、下面中央をバルブ当接面(88)
とした嵌合部材(83)が第1部材をなし、また、カム摺接
面(81)を備える本体(82)が第2部材をなしている。この
ような構成とすると、本体(82)及び嵌合部材(83)の構造
を著しく簡素化でき、容易に製造できるという利点が得
られる。
とした嵌合部材(83)が第1部材をなし、また、カム摺接
面(81)を備える本体(82)が第2部材をなしている。この
ような構成とすると、本体(82)及び嵌合部材(83)の構造
を著しく簡素化でき、容易に製造できるという利点が得
られる。
【0046】この他にも、本発明は幾多の変化変形が可
能である。例えば、図1に示すものにおいて、連通孔
(9)より充填材(10)を注入した後、連通孔(9)に栓体
(図示略)を圧嵌して塞いだり、嵌合部材(8)の上面に、
耐摩耗性の異種金属を重合固着してもよい。
能である。例えば、図1に示すものにおいて、連通孔
(9)より充填材(10)を注入した後、連通孔(9)に栓体
(図示略)を圧嵌して塞いだり、嵌合部材(8)の上面に、
耐摩耗性の異種金属を重合固着してもよい。
【0047】
【発明の効果】本発明によると、次のような効果を奏す
ることができる。 (a)請求項1記載の方法を用いると、バルブリフタを動
弁機構に組付ける際に、個々の動弁機構の個別の寸法誤
差を吸収して、すべての動弁機構において常に弁隙間を
0とすることができる。しかも、このように弁隙間を0
とするために、従来のように、厚さの異なる多数のシム
を用意しておいたり、高価なオートラッシュアジャスタ
を用いたりする必要がなく、1種類のバルブリフタの中
間体を製造しておくだけで、バルブの軸端からカムのベ
ース面までの間隔が異なる多種類の動弁機構に適用する
ことができ、便利である。また、動弁機構へのバルブリ
フタの装着作業にそれほどの手間を要することがなく、
従来のように、バルブの軸端からカムのベース面までの
間隔を測定して、それに合ったシムを選ぶ場合よりも著
しく装着作業時間を短縮することができる。
ることができる。 (a)請求項1記載の方法を用いると、バルブリフタを動
弁機構に組付ける際に、個々の動弁機構の個別の寸法誤
差を吸収して、すべての動弁機構において常に弁隙間を
0とすることができる。しかも、このように弁隙間を0
とするために、従来のように、厚さの異なる多数のシム
を用意しておいたり、高価なオートラッシュアジャスタ
を用いたりする必要がなく、1種類のバルブリフタの中
間体を製造しておくだけで、バルブの軸端からカムのベ
ース面までの間隔が異なる多種類の動弁機構に適用する
ことができ、便利である。また、動弁機構へのバルブリ
フタの装着作業にそれほどの手間を要することがなく、
従来のように、バルブの軸端からカムのベース面までの
間隔を測定して、それに合ったシムを選ぶ場合よりも著
しく装着作業時間を短縮することができる。
【0048】(b)請求項2記載の方法によると、弁隙間
を0ではなく、予め定めた適正な値に維持することがで
きる。
を0ではなく、予め定めた適正な値に維持することがで
きる。
【0049】(c)請求項3記載の方法によると、バルブ
リフタを動弁機構に組付ける前に、バルブリフタを完成
させておくことができるので、動弁機構へのバルブリフ
タの装着作業に余計な手数を掛ける必要がなく、しかも
装着後には、弁隙間を0又は予め定めた値とすることが
でき、大量生産する場合に便利である。
リフタを動弁機構に組付ける前に、バルブリフタを完成
させておくことができるので、動弁機構へのバルブリフ
タの装着作業に余計な手数を掛ける必要がなく、しかも
装着後には、弁隙間を0又は予め定めた値とすることが
でき、大量生産する場合に便利である。
【0050】(d)請求項4記載の方法によると、製造ラ
インの自動化が可能となり、量産性が増す。
インの自動化が可能となり、量産性が増す。
【0051】(e)請求項5記載の方法によると、充填材
が硬化することにより、バルブリフタが1つの剛体とし
て完成し、それ以後、バルブ当接面とカム摺接面との間
隔が不同となり、弁隙間を0又は予め定めた値に維持す
ることができる。
が硬化することにより、バルブリフタが1つの剛体とし
て完成し、それ以後、バルブ当接面とカム摺接面との間
隔が不同となり、弁隙間を0又は予め定めた値に維持す
ることができる。
【0052】(f)請求項6記載のバルブリフタの中間体
を用いると、1種類の中間体によって、バルブ当接面と
カム摺接面との間隔が異なる多種類のバルブリフタを簡
単に形成することができ、上記の方法の発明を実施する
のに好適である。
を用いると、1種類の中間体によって、バルブ当接面と
カム摺接面との間隔が異なる多種類のバルブリフタを簡
単に形成することができ、上記の方法の発明を実施する
のに好適である。
【0053】(g)請求項7記載のバルブリフタの中間体
は、構造が簡単で、容易に製造できる。
は、構造が簡単で、容易に製造できる。
【0054】(h)請求項8記載のバルブリフタの中間体
によると、連通孔を通して充填材を充填材封入部に容易
に注入することができ、作業性が向上する。
によると、連通孔を通して充填材を充填材封入部に容易
に注入することができ、作業性が向上する。
【0055】(i)請求項9記載のバルブリフタによる
と、1種類の第1部材と第2部材とを製造するだけで、
バルブ当接面とカム摺接面との間隔が異なる多種類のバ
ルブリフタを簡単に製造することができる。
と、1種類の第1部材と第2部材とを製造するだけで、
バルブ当接面とカム摺接面との間隔が異なる多種類のバ
ルブリフタを簡単に製造することができる。
【図1】本発明の弁隙間調整方法の実施要領を説明する
ための内燃機関の動弁機構の要部の縦断正面図である。
ための内燃機関の動弁機構の要部の縦断正面図である。
【図2】本発明の別の弁隙間調整方法の実施要領を説明
するためのバルブリフタの中間体と、その治具とを示す
縦断正面図である。
するためのバルブリフタの中間体と、その治具とを示す
縦断正面図である。
【図3】本発明の方法の実施に直接使用しうるバルブリ
フタ及びその中間体の変形例を示す縦断正面図である。
フタ及びその中間体の変形例を示す縦断正面図である。
【図4】本発明の方法の実施に直接使用しうるバルブリ
フタ及びその中間体の他の変形例を示す縦断正面図であ
る。
フタ及びその中間体の他の変形例を示す縦断正面図であ
る。
【図5】本発明の方法の実施に直接使用しうるバルブリ
フタ及びその中間体の他の変形例を示す縦断正面図であ
る。
フタ及びその中間体の他の変形例を示す縦断正面図であ
る。
【図6】本発明の方法の実施に直接使用しうるバルブリ
フタ及びその中間体の他の変形例を示す縦断正面図であ
る。
フタ及びその中間体の他の変形例を示す縦断正面図であ
る。
【図7】本発明の方法の実施に直接使用しうるバルブリ
フタ及びその中間体の他の変形例を示す縦断正面図であ
る。
フタ及びその中間体の他の変形例を示す縦断正面図であ
る。
【図8】本発明の方法の実施に直接使用しうるバルブリ
フタ及びその中間体の他の変形例を示す縦断正面図であ
る。
フタ及びその中間体の他の変形例を示す縦断正面図であ
る。
(1)シリンダヘッド (2)ガイド孔 (3)バルブ (4)カム (5)バルブリフタ (6)本体(第1部材) (6a)外周壁部 (6b)端壁部 (6c)バルブ当接面 (7)凹部 (8)嵌合部材(第2部材) (8a)小径部 (8b)大径部 (8c)カム摺接面 (9)連通孔 (10)充填材 (11)充填材封入部 (12)充填材注入器 (13)スプリングリテーナ (14)コッタ (15)コイルスプリング (16)スペーサ (21)(22)挾持片 (23)治具 (31)本体(第1部材) (32)縮径段部 (33)嵌合部材(第2部材) (34)凹部 (35)充填材 (36)連通孔 (37)充填材封入部 (38)バルブリフタ (41)本体(第1部材) (41a)外周壁部 (42)縮径段部 (43)嵌合部材(第2部材) (44)凹部 (45)充填材 (46)連通孔 (47)充填材封入部 (48)バルブリフタ (51)本体(第1部材) (52)凹部 (53)嵌合部材(第2部材) (54)充填材 (55)(56)連通孔 (57)充填材封入部 (58)バルブリフタ (61)カム摺接面 (62)本体(第2部材) (63)凸部 (64)バルブ当接面 (65)嵌合部材(第1部材) (66)凹部 (67)充填材封入部 (68)充填材 (69)バルブリフタ (71)カム摺接面 (72)本体(第2部材) (73)凹部 (74)バルブ当接面 (75)嵌合部材(第1部材) (76)充填材封入部 (77)連通孔 (78)充填材 (79)バルブリフタ (81)カム摺接面 (82)本体(第2部材) (83)嵌合部材(第1部材) (84)充填材封入部 (85)連通孔 (86)充填材 (87)バルブリフタ (88)バルブ当接面
Claims (9)
- 【請求項1】 バルブの軸端に当接するバルブ当接面を
有する第1部材と、動弁用のカムが摺接するカム摺接面
を有する第2部材とを、それらの間に容積可変の充填材
封入部が形成されるようにして互いに組み合わせること
により、前記両面の間隔を可変としたバルブリフタの中
間体を、動弁機構におけるカムとバルブの軸端との間に
装着した後、前記充填材封入部に充填材を注入すること
により、前記両面の間隔を適正間隔まで拡開させて、バ
ルブリフタを完成させることを特徴とする弁隙間調節方
法。 - 【請求項2】 充填材封入部に充填材を注入する前に、
カムと第2部材のカム摺接面との間に、適正な弁隙間に
相当する厚さを有するスペーサを挿入することを特徴と
する請求項1記載の弁隙間調節方法。 - 【請求項3】 バルブの軸端に当接するバルブ当接面を
有する第1部材と、動弁用のカムが摺接するカム摺接面
を有する第2部材とを、それらの間に容積可変の充填材
封入部が形成されるようにして互いに組み合わせること
により、前記両面の間隔を可変としたバルブリフタの中
間体を、間隔を、バルブリフタを装着しようとする動弁
機構の関係寸法に基づいて予め定めた適正間隔に保持し
た治具の1対の挾持片間に配置し、その状態で、前記充
填材封入部に充填材を注入することにより、バルブ当接
面とカム摺動面とが各挾持片の対向面にそれぞれ当接す
るまで、第1部材と第2部材とを互いに拡開させて、バ
ルブリフタを完成させ、その後、完成したバルブリフタ
を動弁機構におけるカムとバルブの軸端との間に装着す
ることを特徴とする弁隙間調節方法。 - 【請求項4】 治具の両挾持片を互いに開閉可能とし、
バルブリフタの中間体の治具への着脱時に、両挾持片を
互いに開閉させることを特徴とする請求項3記載の弁隙
間調節方法。 - 【請求項5】 充填材を、注入後に硬化する性質を有す
るものとした請求項1〜4のいずれかに記載の弁隙間調
節方法。 - 【請求項6】 バルブの軸端に当接するバルブ当接面を
有する第1部材と、動弁用のカムが摺接するカム摺接面
を有する第2部材とを、それらの間に容積可変の充填材
封入部が形成されるようにして、互いに組み合わせるこ
とにより、前記両面の間隔を可変としたことを特徴とす
るバルブリフタの中間体。 - 【請求項7】 第1部材と第2部材とのいずれか一方の
バルブ当接面又はカム摺接面と反対側の面に凹部を形成
し、そこに他方の部材を摺動自在に嵌合したことを特徴
とする請求項6記載のバルブリフタの中間体。 - 【請求項8】 第1部材と第2部材とのいずれか一方
に、充填材封入部と外部とを連通する少なくとも1つの
連通孔を設けたことを特徴とする請求項6又は7記載の
バルブリフタの中間体。 - 【請求項9】バルブの軸端に当接するバルブ当接面を有
する第1部材と、動弁用のカムが摺接するカム摺接面を
有する第2部材とを、それらの間に容積可変の充填材封
入部が形成されるようにして互いに組み合わせ、前記充
填材封入部に、所要量の充填材を封入したことを特徴と
するバルブリフタ。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7030700A JPH08226312A (ja) | 1995-02-20 | 1995-02-20 | 弁隙間調節方法、並びにそれに用いるバルブリフタ及びその中間体 |
| US08/597,885 US5640934A (en) | 1995-02-20 | 1996-02-07 | Method of adjusting a valve clearance |
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