JPH08226552A - シャワー装置 - Google Patents
シャワー装置Info
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- JPH08226552A JPH08226552A JP7033760A JP3376095A JPH08226552A JP H08226552 A JPH08226552 A JP H08226552A JP 7033760 A JP7033760 A JP 7033760A JP 3376095 A JP3376095 A JP 3376095A JP H08226552 A JPH08226552 A JP H08226552A
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Landscapes
- Bathtubs, Showers, And Their Attachments (AREA)
- Temperature-Responsive Valves (AREA)
- Multiple-Way Valves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 シャワー装置において、異常高温の湯の排除
の際にこれを放熱低温化して危険性を無くすと共に湯の
無駄に捨てることなく活用し、低温水の噴出についても
これによる被害を無くすこと。 【構成】 湯水混合水栓等を給水・給湯源としてこれに
連通させたシャワー装置において、シャワーに最適な温
度域内ではシャワー側への湯の供給を可能とし、この温
度域よりも低いか高い場合または両方の場合にシャワー
用の供給流路を閉じると同時に外部に噴霧放出するため
の混合水の遮断・放出手段を設け、流路内では高温の混
合水を噴霧化することで外部では温度が低下したミスト
として放出可能とする。
の際にこれを放熱低温化して危険性を無くすと共に湯の
無駄に捨てることなく活用し、低温水の噴出についても
これによる被害を無くすこと。 【構成】 湯水混合水栓等を給水・給湯源としてこれに
連通させたシャワー装置において、シャワーに最適な温
度域内ではシャワー側への湯の供給を可能とし、この温
度域よりも低いか高い場合または両方の場合にシャワー
用の供給流路を閉じると同時に外部に噴霧放出するため
の混合水の遮断・放出手段を設け、流路内では高温の混
合水を噴霧化することで外部では温度が低下したミスト
として放出可能とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば浴室等に設備
される湯水混合水栓に接続したシャワー装置に係り、特
にシャワーの最適温度から外れた高温の湯や低温の水の
噴出による障害を無くした高温水及び低温水の吐出防止
機構に関する。
される湯水混合水栓に接続したシャワー装置に係り、特
にシャワーの最適温度から外れた高温の湯や低温の水の
噴出による障害を無くした高温水及び低温水の吐出防止
機構に関する。
【0002】
【従来の技術】湯水混合水栓にホースによって接続した
シャワーヘッドには、水栓側で調節した流量及び温度の
湯が供給される。この湯の温度の調整のための機構とし
ては、水側及び湯側の弁開度をそれぞれ調整する2バル
ブ式のものが基本であり、湯の温度検知によって水側及
び湯側の弁開度を自動的に調整して設定温度に維持する
サーモスタットミキシングバルブも広く利用されてい
る。
シャワーヘッドには、水栓側で調節した流量及び温度の
湯が供給される。この湯の温度の調整のための機構とし
ては、水側及び湯側の弁開度をそれぞれ調整する2バル
ブ式のものが基本であり、湯の温度検知によって水側及
び湯側の弁開度を自動的に調整して設定温度に維持する
サーモスタットミキシングバルブも広く利用されてい
る。
【0003】これらの湯水混合水栓において、サーモス
タットミキシングバルブであっても、水側及び湯側の供
給圧の変動によって、設定温度よりも低いまたは高い湯
が噴出されることがある。特に、高温の湯が噴出される
と、シャワーを浴びる際に不快であるほか、温度が高す
ぎると危険を伴うことにもなる。また、最適な使用温度
よりも低い低温水のが噴出されてしまう場合でも、特に
寒い時期では非常に使い辛い。
タットミキシングバルブであっても、水側及び湯側の供
給圧の変動によって、設定温度よりも低いまたは高い湯
が噴出されることがある。特に、高温の湯が噴出される
と、シャワーを浴びる際に不快であるほか、温度が高す
ぎると危険を伴うことにもなる。また、最適な使用温度
よりも低い低温水のが噴出されてしまう場合でも、特に
寒い時期では非常に使い辛い。
【0004】このようなシャワーヘッドからの湯の温度
変動に対しては、異常高温の湯が供給されたときにはシ
ャワーヘッドに至る前に流路外へ放出するようにするこ
とが一つの有効な手段である。このような機構を持つも
のとしては、たとえば特公平3−9354号公報に記載
のものがある。
変動に対しては、異常高温の湯が供給されたときにはシ
ャワーヘッドに至る前に流路外へ放出するようにするこ
とが一つの有効な手段である。このような機構を持つも
のとしては、たとえば特公平3−9354号公報に記載
のものがある。
【0005】これは、湯水混合水栓からシャワーヘッド
に向かう流路に形状記憶合金製のスプリングによって保
持された弁体を備えると共に、流路の外に開放した放出
管を設けたものである。そして、湯の温度が快適温度以
下の範囲のときには弁体が放出管側への流路を閉じる位
置に保持しておき、湯水混合水栓からの湯が或る特定の
温度を越えると、形状記憶合金のスプリングの変形によ
って弁体が移動してシャワーヘッド側への流路を閉じる
と同時に放出管側への流路を開く構成としている。
に向かう流路に形状記憶合金製のスプリングによって保
持された弁体を備えると共に、流路の外に開放した放出
管を設けたものである。そして、湯の温度が快適温度以
下の範囲のときには弁体が放出管側への流路を閉じる位
置に保持しておき、湯水混合水栓からの湯が或る特定の
温度を越えると、形状記憶合金のスプリングの変形によ
って弁体が移動してシャワーヘッド側への流路を閉じる
と同時に放出管側への流路を開く構成としている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、異常高温の
湯はそのまま放出管から垂れ流すように噴き出るので、
湯は高温のままの状態で浴室の床に流れ落ちる。このた
め、使っている人の足に熱い湯が及ぶことになり、シャ
ワーからは高温の湯の噴出がなくても、使う人の身にと
っては足を素早く動かしたりして湯から逃げる必要があ
り、使い辛さを感じることになる。
湯はそのまま放出管から垂れ流すように噴き出るので、
湯は高温のままの状態で浴室の床に流れ落ちる。このた
め、使っている人の足に熱い湯が及ぶことになり、シャ
ワーからは高温の湯の噴出がなくても、使う人の身にと
っては足を素早く動かしたりして湯から逃げる必要があ
り、使い辛さを感じることになる。
【0007】また、湯水混合水栓から異常高温の湯が供
給される限り、この湯は何ら利用されることなく放出管
から捨てられる。このため、温度の調整をし直したり使
用を停止するまでの間の湯は全て無駄になってしまう。
給される限り、この湯は何ら利用されることなく放出管
から捨てられる。このため、温度の調整をし直したり使
用を停止するまでの間の湯は全て無駄になってしまう。
【0008】このように、従来の高温湯の吐水防止機構
では、シャワーヘッドからの異常高温の湯の噴出は十分
に防止できて快適なシャワーを浴びることができるもの
の、異常高温の湯を排出することによる新たな障害が起
きている。
では、シャワーヘッドからの異常高温の湯の噴出は十分
に防止できて快適なシャワーを浴びることができるもの
の、異常高温の湯を排出することによる新たな障害が起
きている。
【0009】また、シャワーを浴びているときに最適な
使用温度よりも低い低温水が急に噴出されると、使って
いる人は慌ててシャワーの向きを変えたりして冷たい水
を浴びるのを避けることになる。一方、たとえばシャワ
ーヘッドを壁のホルダに掛けたまま使っている場合で
は、直ぐに身をかわすことができないため、低温水に曝
されてしまう。
使用温度よりも低い低温水が急に噴出されると、使って
いる人は慌ててシャワーの向きを変えたりして冷たい水
を浴びるのを避けることになる。一方、たとえばシャワ
ーヘッドを壁のホルダに掛けたまま使っている場合で
は、直ぐに身をかわすことができないため、低温水に曝
されてしまう。
【0010】このように、高温側の問題だけでなく、最
適使用温度を外れた低温側においても、使い勝手の面で
同様の問題がある。しかしながら、先の公報に記載のも
ののように、従来では高温水についての対策に重点が置
かれているのみであり、シャワー設備において低温水の
噴出をどのようにして防ぐかが一つの課題として残って
いる。
適使用温度を外れた低温側においても、使い勝手の面で
同様の問題がある。しかしながら、先の公報に記載のも
ののように、従来では高温水についての対策に重点が置
かれているのみであり、シャワー設備において低温水の
噴出をどのようにして防ぐかが一つの課題として残って
いる。
【0011】本発明において解決すべき課題は、異常高
温の湯の排除の際にこれを放熱低温化して危険性を無く
すと共に湯の無駄に捨てることなく活用できるように
し、また低温水の噴出についてもこれによる被害を解消
することにある。
温の湯の排除の際にこれを放熱低温化して危険性を無く
すと共に湯の無駄に捨てることなく活用できるように
し、また低温水の噴出についてもこれによる被害を解消
することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、給水・給湯源
に連通しシャワー機能を有する吐水口を備えたシャワー
装置において、前記給水・給湯源から前記吐水口までの
流路に、或る温度を境界として前記吐水口へ向かう流路
を閉じると同時に外部に噴霧放出する遮断・放出手段を
設けてなることを特徴とする。
に連通しシャワー機能を有する吐水口を備えたシャワー
装置において、前記給水・給湯源から前記吐水口までの
流路に、或る温度を境界として前記吐水口へ向かう流路
を閉じると同時に外部に噴霧放出する遮断・放出手段を
設けてなることを特徴とする。
【0013】このような構成において、境界の温度を第
1の温度とこれより高い第2の温度として設定し、第1
の温度を下回るとき及び/または第2の温度を超えると
き、遮断・放出手段により吐水口へ向かう流路を閉じる
と同時に外部に噴霧放出する系とすることができる。
1の温度とこれより高い第2の温度として設定し、第1
の温度を下回るとき及び/または第2の温度を超えると
き、遮断・放出手段により吐水口へ向かう流路を閉じる
と同時に外部に噴霧放出する系とすることができる。
【0014】また、給水・給湯源を、水と湯とを混合し
て混合水を吐出する湯水混合水栓としてもよい。
て混合水を吐出する湯水混合水栓としてもよい。
【0015】更に、遮断・放出手段は、吐水口に向かう
供給流路を開閉する弁体と、弁体が供給流路を閉じるよ
うに温度変化によって変形する形状記憶特性を持つ形状
記憶素子製のシフトスプリングと、弁体が供給流路を閉
じる期間のみ流路を連通可能としてその放出端を外部に
臨ませた噴霧ノズルとを備えた構成のものとすることが
できる。
供給流路を開閉する弁体と、弁体が供給流路を閉じるよ
うに温度変化によって変形する形状記憶特性を持つ形状
記憶素子製のシフトスプリングと、弁体が供給流路を閉
じる期間のみ流路を連通可能としてその放出端を外部に
臨ませた噴霧ノズルとを備えた構成のものとすることが
できる。
【0016】遮断・放出手段は、湯水混合栓の混合水出
口に設けた継手と、先端をシャワー機能を有する吐水口
に接続したホースの基端との間に着脱自在に備えること
もでき、またシャワー機能を有する吐水口を備えたシャ
ワーヘッドに設けるようにしてもよい。
口に設けた継手と、先端をシャワー機能を有する吐水口
に接続したホースの基端との間に着脱自在に備えること
もでき、またシャワー機能を有する吐水口を備えたシャ
ワーヘッドに設けるようにしてもよい。
【0017】
【作用】或る境界の温度をを基準として吐水口側への供
給または吐水口に向かわせずに外部に放出する遮断・放
出手段を設けることによって、給水・給湯源からの湯の
温度が高い場合や低い場合の状況に応じて吐水口からの
吐水が自動的に停止し、低温水や高温水の吐出がない。
給または吐水口に向かわせずに外部に放出する遮断・放
出手段を設けることによって、給水・給湯源からの湯の
温度が高い場合や低い場合の状況に応じて吐水口からの
吐水が自動的に停止し、低温水や高温水の吐出がない。
【0018】また、境界の温度として低温側の第1の温
度及び高温側の第2の温度を設定した場合では、遮断・
放出手段はこれらの第1の温度から第2の温度までの温
度域のみ吐水口への供給を可能とするので、これらの温
度域幅をシャワーに好適なものに設定しさえすれば、常
に快適温度のシャワー散水が得られる。そして、第2の
温度を超えた高温水は噴霧されて外に出るので、その表
面積の増大によって温度が低下した噴霧水とすることが
でき、第1の温度を下回る低温水も空気中への噴霧によ
って冷たさを感じさせない形態で放出される。
度及び高温側の第2の温度を設定した場合では、遮断・
放出手段はこれらの第1の温度から第2の温度までの温
度域のみ吐水口への供給を可能とするので、これらの温
度域幅をシャワーに好適なものに設定しさえすれば、常
に快適温度のシャワー散水が得られる。そして、第2の
温度を超えた高温水は噴霧されて外に出るので、その表
面積の増大によって温度が低下した噴霧水とすることが
でき、第1の温度を下回る低温水も空気中への噴霧によ
って冷たさを感じさせない形態で放出される。
【0019】また、給湯源として湯水混合水栓を利用す
る場合には、湯側のバルブの操作を誤ったり自動温度調
整機能を持つものでも給水,給湯圧が激しく変動したり
しても、異常高温または低温の湯の吐水口からの噴出が
ない。
る場合には、湯側のバルブの操作を誤ったり自動温度調
整機能を持つものでも給水,給湯圧が激しく変動したり
しても、異常高温または低温の湯の吐水口からの噴出が
ない。
【0020】更に、形状記憶合素子のシフトスプリング
と弁体とを利用するものでは、給湯源からの湯の温度に
応じたシフトスプリングの変形を有効に利用することが
でき、電気的な作動による流路の開閉等のような複雑な
機構は不要となる。
と弁体とを利用するものでは、給湯源からの湯の温度に
応じたシフトスプリングの変形を有効に利用することが
でき、電気的な作動による流路の開閉等のような複雑な
機構は不要となる。
【0021】また、遮断・放出手段を湯水混合栓の継手
とシャワーのホースとの間に着脱自在に取り付けるよう
にすると、既設品への組み込みによるリフォームも可能
となる。
とシャワーのホースとの間に着脱自在に取り付けるよう
にすると、既設品への組み込みによるリフォームも可能
となる。
【0022】更に、シャワーヘッドの中に遮断・放出手
段を組み込むと、たとえば先の第2の温度を超えたとき
には高温水が噴霧されて放出され、この放出分は噴霧に
よる温度降下を伴うので、そのままシャワー散水の一部
として使うことができる。
段を組み込むと、たとえば先の第2の温度を超えたとき
には高温水が噴霧されて放出され、この放出分は噴霧に
よる温度降下を伴うので、そのままシャワー散水の一部
として使うことができる。
【0023】
【実施例】本発明においては、最適使用温度から外れた
高温または低温のいずれか一方または両方の噴出を防止
する構成を含むが、まず高温の湯の噴出の防止について
の実施例を説明する。
高温または低温のいずれか一方または両方の噴出を防止
する構成を含むが、まず高温の湯の噴出の防止について
の実施例を説明する。
【0024】図1は浴室用のシャワー設備を示す左側面
図である。
図である。
【0025】図において、浴室の壁に湯水混合水栓の水
栓本体1が固定され、これに接続したホース2の先端に
シャワーヘッド3が連結されている。
栓本体1が固定され、これに接続したホース2の先端に
シャワーヘッド3が連結されている。
【0026】図2は水栓本体1の斜視図であり、壁配管
された給水管及び給湯管に接続する水用脚管1a及び湯
用脚管1bを備え、その下端には吐水管1cを連結する
と共に、背部にはホース2側に流路を接続する逆J字状
の継手1dを備えている。この水栓本体1は、従来周知
のワックスエレメントや形状記憶合金等を感温部として
水側及び湯側の弁開度を予め設定したものに維持可能な
自動温度調整用のサーモスタットミキシングバルブの機
能を持つ。そして、水栓本体1の右端には、吐水管1c
側及びシャワーヘッド3側に流路を切り換えると同時に
流量調整のための切換えハンドル1eを備え、左端には
温度調節ハンドル1fを設けている。
された給水管及び給湯管に接続する水用脚管1a及び湯
用脚管1bを備え、その下端には吐水管1cを連結する
と共に、背部にはホース2側に流路を接続する逆J字状
の継手1dを備えている。この水栓本体1は、従来周知
のワックスエレメントや形状記憶合金等を感温部として
水側及び湯側の弁開度を予め設定したものに維持可能な
自動温度調整用のサーモスタットミキシングバルブの機
能を持つ。そして、水栓本体1の右端には、吐水管1c
側及びシャワーヘッド3側に流路を切り換えると同時に
流量調整のための切換えハンドル1eを備え、左端には
温度調節ハンドル1fを設けている。
【0027】継手1cとホース2との間には、水栓本体
1から異常高温の湯が供給されたときに、湯の温度がシ
ャワーの使用に快適な温度に戻るまで湯を外に排除して
シャワーヘッド3側への供給を一時的に停止させる遮断
・放出手段を設ける。
1から異常高温の湯が供給されたときに、湯の温度がシ
ャワーの使用に快適な温度に戻るまで湯を外に排除して
シャワーヘッド3側への供給を一時的に停止させる遮断
・放出手段を設ける。
【0028】この遮断・放出手段は、図3の拡大縦断面
図に示すように、継手1dをホース2との間の接続部材
を兼ねる円筒状のハウジング4とその周面から外に突き
出した噴霧ノズル5とから構成されたものである。
図に示すように、継手1dをホース2との間の接続部材
を兼ねる円筒状のハウジング4とその周面から外に突き
出した噴霧ノズル5とから構成されたものである。
【0029】ハウジング4の中には、同軸上で移動可能
な円板状であって複数の流路孔4bを開けた弁体4aを
設けると共に、ホース2側の端部にはこれらの流路孔4
b部分が着座するパッキン4cを備える。また、ハウジ
ング4の軸線方向のほぼ中間位置であって噴霧ノズル5
に連通する流出孔4dを開け、これと同軸上に噴霧ノズ
ル5を接続するための円筒状の固定座4eを設ける。
な円板状であって複数の流路孔4bを開けた弁体4aを
設けると共に、ホース2側の端部にはこれらの流路孔4
b部分が着座するパッキン4cを備える。また、ハウジ
ング4の軸線方向のほぼ中間位置であって噴霧ノズル5
に連通する流出孔4dを開け、これと同軸上に噴霧ノズ
ル5を接続するための円筒状の固定座4eを設ける。
【0030】弁体4aとパッキン4cとの間には、通常
のコイルスプリングを利用したバイアススプリング6を
介装し、継手1dの端面との間には形状記憶素子製のシ
フトスプリング7を組み込む。これらのスプリング6,
7のそれぞれのバネ定数の関係を適切にすることによ
り、水栓本体1から混合水が供給されるとき、その最小
流量から最大流量の間で弁体4bが受ける抵抗に対し
て、図3に示すように弁体4bの周面が流路孔4dの被
さってこれを閉じる位置に保持できるようにする。これ
により、弁体4aは定常状態では、同図のように噴霧ノ
ズル5側への流路は閉じ、ホース2側への流路のみを開
いてシャワーヘッド3へ混合水が供給される。
のコイルスプリングを利用したバイアススプリング6を
介装し、継手1dの端面との間には形状記憶素子製のシ
フトスプリング7を組み込む。これらのスプリング6,
7のそれぞれのバネ定数の関係を適切にすることによ
り、水栓本体1から混合水が供給されるとき、その最小
流量から最大流量の間で弁体4bが受ける抵抗に対し
て、図3に示すように弁体4bの周面が流路孔4dの被
さってこれを閉じる位置に保持できるようにする。これ
により、弁体4aは定常状態では、同図のように噴霧ノ
ズル5側への流路は閉じ、ホース2側への流路のみを開
いてシャワーヘッド3へ混合水が供給される。
【0031】このような弁体4aの位置保持は、混合水
の温度がシャワーに適切とされる最高温度(たとえば3
5℃〜45℃程度)までの条件下で可能とする。そし
て、形状記憶素子を用いたシフトスプリング7は、この
最高温度を超えたときには伸びる方向に変形して図4に
示すように弁体4aをパッキン4c側へ押してこれに着
座させるような形状記憶特性を持たせる。すなわち、こ
のシフトスプリング7は45℃以上の温度雰囲気ではそ
の発生荷重が増加する特性を持つ。
の温度がシャワーに適切とされる最高温度(たとえば3
5℃〜45℃程度)までの条件下で可能とする。そし
て、形状記憶素子を用いたシフトスプリング7は、この
最高温度を超えたときには伸びる方向に変形して図4に
示すように弁体4aをパッキン4c側へ押してこれに着
座させるような形状記憶特性を持たせる。すなわち、こ
のシフトスプリング7は45℃以上の温度雰囲気ではそ
の発生荷重が増加する特性を持つ。
【0032】このようなシフトスプリング7を備えるこ
とによって、シャワーの使用の限界温度以下では、図3
に示すように流路孔4bによってホース2側への流路の
みを開き、シャワーヘッド3からの混合水の噴出が可能
である。そして、限界温度を超えるようになれば、図4
に示すように流路孔4bはパッキン4cによって閉じら
れてシャワーヘッド3からの噴出は自動的に停止し、混
合水は流路孔4bから噴霧ノズル5側へ流出する。
とによって、シャワーの使用の限界温度以下では、図3
に示すように流路孔4bによってホース2側への流路の
みを開き、シャワーヘッド3からの混合水の噴出が可能
である。そして、限界温度を超えるようになれば、図4
に示すように流路孔4bはパッキン4cによって閉じら
れてシャワーヘッド3からの噴出は自動的に停止し、混
合水は流路孔4bから噴霧ノズル5側へ流出する。
【0033】図5は固定座4eに連結した噴霧ノズル5
を拡大して示す縦断面図、図6は図5のA−A線矢視に
よる縦断面図である。
を拡大して示す縦断面図、図6は図5のA−A線矢視に
よる縦断面図である。
【0034】噴霧ノズル5は固定座4eにネジ接合され
るヘッド5aとその中央に嵌め込んだチップ5bとを備
えたものである。そして、ヘッド5aには流出孔4b側
に連通する連絡路5cを軸線方向に開け、チップ5bの
裏面にはこの連絡路5に連通する環状流路5dを設け
る。また、チップ5bの中心には微小な内径の噴霧孔5
eを開けると共に、図6に示すようにこの噴霧孔5eと
環状流路5dとの間を3個の供給路5fによって連通さ
せる。
るヘッド5aとその中央に嵌め込んだチップ5bとを備
えたものである。そして、ヘッド5aには流出孔4b側
に連通する連絡路5cを軸線方向に開け、チップ5bの
裏面にはこの連絡路5に連通する環状流路5dを設け
る。また、チップ5bの中心には微小な内径の噴霧孔5
eを開けると共に、図6に示すようにこの噴霧孔5eと
環状流路5dとの間を3個の供給路5fによって連通さ
せる。
【0035】これらの供給路5fは、噴霧孔5eを開け
た部分の裏面側に凹ませて形成され、噴霧孔5eに連な
りこの噴霧孔5eよりも内径を大きくしたポート5e−
1の内壁に対して接線方向の姿勢を持つ。
た部分の裏面側に凹ませて形成され、噴霧孔5eに連な
りこの噴霧孔5eよりも内径を大きくしたポート5e−
1の内壁に対して接線方向の姿勢を持つ。
【0036】このような噴霧ノズル5では、流出孔4d
からの混合水は、供給路5fからポート5e−1の内壁
に沿うように供給され、しかもこれらの供給路5f及び
ポート5e−1の流路面積は微小なので、混合水の流れ
は増速されてポート5e−1の中で旋回流を引き起こ
す。したがって、ポート5e−1よりも更に径が小さい
噴霧孔5eから放出される混合水は、この噴霧孔5e部
分を頂点とするような円錐状の範囲に小さなミストとし
て噴出される。
からの混合水は、供給路5fからポート5e−1の内壁
に沿うように供給され、しかもこれらの供給路5f及び
ポート5e−1の流路面積は微小なので、混合水の流れ
は増速されてポート5e−1の中で旋回流を引き起こ
す。したがって、ポート5e−1よりも更に径が小さい
噴霧孔5eから放出される混合水は、この噴霧孔5e部
分を頂点とするような円錐状の範囲に小さなミストとし
て噴出される。
【0037】なお、噴霧ノズル5の向きはハウジング4
の取付け方によって様々に変えることができるが、壁を
向く方向や左右に振った方向とすることが好ましく、こ
うすれば使う人の脚等に噴霧が及ばなくて済む。
の取付け方によって様々に変えることができるが、壁を
向く方向や左右に振った方向とすることが好ましく、こ
うすれば使う人の脚等に噴霧が及ばなくて済む。
【0038】以上の構成において、シャワーヘッド3を
使用してない期間では、ハウジング4の内部はシャワー
を使うときの最高温度よりも低いので、弁体4aは図3
に示す定常位置にあり、ホース2側へのみの流路を開い
ている。
使用してない期間では、ハウジング4の内部はシャワー
を使うときの最高温度よりも低いので、弁体4aは図3
に示す定常位置にあり、ホース2側へのみの流路を開い
ている。
【0039】切換えハンドル1eによって、シャワー側
に流路を切り換えると、混合水はハウジング4からホー
ス2を経由してシャワーヘッド3から散水噴射される。
そして、シャワーヘッド3を使っている間で、混合水の
温度の変動がなくその設定された温度域に安定していれ
ば、シフトスプリング7の変形はなく、ホース2側への
供給が継続される。
に流路を切り換えると、混合水はハウジング4からホー
ス2を経由してシャワーヘッド3から散水噴射される。
そして、シャワーヘッド3を使っている間で、混合水の
温度の変動がなくその設定された温度域に安定していれ
ば、シフトスプリング7の変形はなく、ホース2側への
供給が継続される。
【0040】ここで、水栓本体1からの混合水が高温側
に変化して、シャワーの使用限界を超える温度になる
と、この高温雰囲気によってシフトスプリング7がその
定常状態から離脱して伸びる方向に変形する。したがっ
て、先に説明したように、図4に示すように弁体4aが
パッキン4cに着座して流路孔4bが閉じられると同時
に、噴霧ノズル5側に連通して流出孔4dが開く。これ
により、シャワーヘッド3側への給湯は停止され、噴霧
ノズル5の噴霧孔5eから混合水がミスト状に噴射され
る。
に変化して、シャワーの使用限界を超える温度になる
と、この高温雰囲気によってシフトスプリング7がその
定常状態から離脱して伸びる方向に変形する。したがっ
て、先に説明したように、図4に示すように弁体4aが
パッキン4cに着座して流路孔4bが閉じられると同時
に、噴霧ノズル5側に連通して流出孔4dが開く。これ
により、シャワーヘッド3側への給湯は停止され、噴霧
ノズル5の噴霧孔5eから混合水がミスト状に噴射され
る。
【0041】噴霧孔5eからの混合水は微小な滴のミス
ト状であるため、混合水がそのまま流線を描きながら流
れる場合に比べると、ミスト化による表面積の増大によ
っ、混合水の温度は一気に低下する。したがって、放出
されようとする混合水の温度がシャワーを使うときの最
高限界温度を超えていても、実際に外部に放出されると
きには低温水となる。このため、放出された後に浴室の
床に伝う流れとなって使う人の足に触れても、熱さを感
じることはなく、足を床からずらしたり身体を動かした
りして湯を避ける必要がなくなる。
ト状であるため、混合水がそのまま流線を描きながら流
れる場合に比べると、ミスト化による表面積の増大によ
っ、混合水の温度は一気に低下する。したがって、放出
されようとする混合水の温度がシャワーを使うときの最
高限界温度を超えていても、実際に外部に放出されると
きには低温水となる。このため、放出された後に浴室の
床に伝う流れとなって使う人の足に触れても、熱さを感
じることはなく、足を床からずらしたり身体を動かした
りして湯を避ける必要がなくなる。
【0042】また、水栓本体1からの混合水の温度が低
下して定常温度に戻るにつれて、シフトスプリング11
の形状記憶によってこれが収縮する方向へ変形を開始
し、定常状態に復帰した後には図3に示す弁体4aの位
置に戻る。したがって、外部に放出されていた高温の混
合水の放出が終えると、適正温度の混合水が再びシャワ
ーヘッド3側に供給される。これにより、使っている人
は、高温の湯を浴びることなく快適にシャワーを使うこ
とができる。
下して定常温度に戻るにつれて、シフトスプリング11
の形状記憶によってこれが収縮する方向へ変形を開始
し、定常状態に復帰した後には図3に示す弁体4aの位
置に戻る。したがって、外部に放出されていた高温の混
合水の放出が終えると、適正温度の混合水が再びシャワ
ーヘッド3側に供給される。これにより、使っている人
は、高温の湯を浴びることなく快適にシャワーを使うこ
とができる。
【0043】また、噴霧ノズル5から排出される噴霧の
温度は低いので、水栓本体1の背部側にハウジング4を
設けるのに代えて、シャワーヘッド3までの流路中であ
れば任意の位置に組み込んでも、使う人が熱い湯を浴び
ることはない。したがって、シャワーヘッド3に遮断・
放出手段を組み込めば、混合水温度が定常状態のときは
通常の散水とし、異常高温となったときにはノズルから
の噴霧水を利用した散水として使うことが可能であり、
その例を図7の概略縦断面図に示す。
温度は低いので、水栓本体1の背部側にハウジング4を
設けるのに代えて、シャワーヘッド3までの流路中であ
れば任意の位置に組み込んでも、使う人が熱い湯を浴び
ることはない。したがって、シャワーヘッド3に遮断・
放出手段を組み込めば、混合水温度が定常状態のときは
通常の散水とし、異常高温となったときにはノズルから
の噴霧水を利用した散水として使うことが可能であり、
その例を図7の概略縦断面図に示す。
【0044】図において、シャワーヘッド3の内部には
その内周壁との間に環状の空間を持たせてハウジング8
が二重管状に連結され、このハウジング8のその下端に
は多数の散水孔9aを開けた散水板9を取り付けてい
る。この散水板9は、ハウジング8が占める部分にのみ
散水孔9aを開け、シャワーヘッド3の下端の全体に被
さる形状を持つ。
その内周壁との間に環状の空間を持たせてハウジング8
が二重管状に連結され、このハウジング8のその下端に
は多数の散水孔9aを開けた散水板9を取り付けてい
る。この散水板9は、ハウジング8が占める部分にのみ
散水孔9aを開け、シャワーヘッド3の下端の全体に被
さる形状を持つ。
【0045】ハウジング8の内部には、先の例と同様に
流路孔8bを開けた弁体8a,この弁体8aが着座して
散水板9側へ向かう流路を閉じるパッキン8c及び周壁
に開けた複数の流出孔8dを備えたものである。また、
弁体8aの上下にはそれぞれバイアススプリング10及
び形状記憶素子製のシフトスプリング11をを組み込
む。これらのスプリング10,11による弁体8aの保
持及び温度変化による弁体8aの移動及び流出孔8dと
の間の位置関係等は先の例と全く同様である。
流路孔8bを開けた弁体8a,この弁体8aが着座して
散水板9側へ向かう流路を閉じるパッキン8c及び周壁
に開けた複数の流出孔8dを備えたものである。また、
弁体8aの上下にはそれぞれバイアススプリング10及
び形状記憶素子製のシフトスプリング11をを組み込
む。これらのスプリング10,11による弁体8aの保
持及び温度変化による弁体8aの移動及び流出孔8dと
の間の位置関係等は先の例と全く同様である。
【0046】ハウジング8の周りには、散水板9を利用
して噴霧ノズル12を環状に複数個配列して設ける。こ
れらの噴霧ノズル12は図5及び図6に示したものと同
様のものがそのまま適用でき、シャワーヘッド3の大き
さに対して適切な寸法形状のものが採用可能である。
して噴霧ノズル12を環状に複数個配列して設ける。こ
れらの噴霧ノズル12は図5及び図6に示したものと同
様のものがそのまま適用でき、シャワーヘッド3の大き
さに対して適切な寸法形状のものが採用可能である。
【0047】このような構成においても、混合水がシャ
ワーに適温の温度であれば、弁体8aは図示の位置に保
持されているので、ホース2から供給された混合水はハ
ウジング8の中を抜けて散水孔9aから散水される。
ワーに適温の温度であれば、弁体8aは図示の位置に保
持されているので、ホース2から供給された混合水はハ
ウジング8の中を抜けて散水孔9aから散水される。
【0048】また、混合水の温度が使用に適した最高温
度を超えるようになると、弁体8aは図4に示した例と
同様にシフトスプリング11の変形によって流路孔8b
がパッキン8cによって閉じられ、噴霧ノズル12側へ
連通する流出孔8dが開く。したがって、高温の混合水
は噴霧ノズル12からミスト状に噴射され、このミスト
化によって温度が低下した噴射が得られる。
度を超えるようになると、弁体8aは図4に示した例と
同様にシフトスプリング11の変形によって流路孔8b
がパッキン8cによって閉じられ、噴霧ノズル12側へ
連通する流出孔8dが開く。したがって、高温の混合水
は噴霧ノズル12からミスト状に噴射され、このミスト
化によって温度が低下した噴射が得られる。
【0049】このように、混合水が異常高温になったと
きには、噴霧ノズル12からの噴射に自動的に切り換わ
る。そして、シャワーヘッド3内の混合水は異常高温で
あっても、噴霧ノズル12から出た後のミストは温度が
下がっていて水滴が身体に触れるのでもないので、身体
に浴びても熱く感じることはない。したがって、混合水
の温度が頻繁に変動してその好適温度を超えるようなこ
とがあっても、水栓本体1の切換えハンドル1eによっ
て吐水を停止させたりする操作は不要となり、混合水の
温度変動に一切関係なくシャワーを浴び続けることがで
き、湯を無駄にすることもない。
きには、噴霧ノズル12からの噴射に自動的に切り換わ
る。そして、シャワーヘッド3内の混合水は異常高温で
あっても、噴霧ノズル12から出た後のミストは温度が
下がっていて水滴が身体に触れるのでもないので、身体
に浴びても熱く感じることはない。したがって、混合水
の温度が頻繁に変動してその好適温度を超えるようなこ
とがあっても、水栓本体1の切換えハンドル1eによっ
て吐水を停止させたりする操作は不要となり、混合水の
温度変動に一切関係なくシャワーを浴び続けることがで
き、湯を無駄にすることもない。
【0050】なお、混合水温度が低下して定常状態に戻
れば、シフトスプリング11の形状記憶によって図7の
状態に戻り、散水孔9aからの通常の散水が再開され
る。
れば、シフトスプリング11の形状記憶によって図7の
状態に戻り、散水孔9aからの通常の散水が再開され
る。
【0051】以上の例では、異常高温の湯についての遮
断と放出が可能であるが、高温側だけでなく低温側につ
いても最適使用温度を外れると、この低温水も遮断して
放出処理することも可能であり、その例を図8に示す。
断と放出が可能であるが、高温側だけでなく低温側につ
いても最適使用温度を外れると、この低温水も遮断して
放出処理することも可能であり、その例を図8に示す。
【0052】図において、水栓本体1の背部の継手1d
に、図3及び図4で示した遮断・放出手段を高温遮断用
として接続する。この高温遮断用の遮断・放出手段は、
先の例のものと全く同様であり、各部材は共通の符号で
指示している。そして、その作動についても、先の説明
と全く同じである。
に、図3及び図4で示した遮断・放出手段を高温遮断用
として接続する。この高温遮断用の遮断・放出手段は、
先の例のものと全く同様であり、各部材は共通の符号で
指示している。そして、その作動についても、先の説明
と全く同じである。
【0053】高温遮断用のハウジング4の下端には、低
温遮断用の遮断・放出手段を接続する。この遮断・放出
手段は高温側のものと比較してバイアススプリングとシ
フトスプリングの配置及びこのシフトスプリングの形状
記憶特性が相違するのみで、他の部材構成は同一であ
り、ハウジング13の中に弁機構を組み込むと共に下端
にはホース2を接続している。
温遮断用の遮断・放出手段を接続する。この遮断・放出
手段は高温側のものと比較してバイアススプリングとシ
フトスプリングの配置及びこのシフトスプリングの形状
記憶特性が相違するのみで、他の部材構成は同一であ
り、ハウジング13の中に弁機構を組み込むと共に下端
にはホース2を接続している。
【0054】ハウジング13の中に組み込まれ流路孔1
3bを開けた弁体13aは下端側のパッキン13cを弁
座として着座可能であり、ハウジング13の周壁には流
出孔13dを開けると共に噴霧ノズル14を接続するた
めの固定座13eを設けている。噴霧ノズル14は先の
例と同様にヘッド14aにチップ14bを組み込み、こ
のチップ14bから噴霧水として放出可能としたもので
ある。
3bを開けた弁体13aは下端側のパッキン13cを弁
座として着座可能であり、ハウジング13の周壁には流
出孔13dを開けると共に噴霧ノズル14を接続するた
めの固定座13eを設けている。噴霧ノズル14は先の
例と同様にヘッド14aにチップ14bを組み込み、こ
のチップ14bから噴霧水として放出可能としたもので
ある。
【0055】弁体13aとハウジング13の上端側との
間には、通常のコイルスプリングを利用したバイアスス
プリング15を介装し、パッキンの端面との間には形状
記憶素子製のシフトスプリング16を組み込む。これら
のスプリング15,16も高温遮断側のスプリング6,
7の関係と同様であり、水栓本体1から混合水が供給さ
れるとき、その最小流量から最大流量の間で弁体4bが
受ける抵抗に対して、弁体13aの周面が流路孔13d
を閉じる位置に保持される。これにより、弁体13aは
定常状態では、ホース2側への流路のみを開いてシャワ
ーヘッド3へ混合水が供給される。
間には、通常のコイルスプリングを利用したバイアスス
プリング15を介装し、パッキンの端面との間には形状
記憶素子製のシフトスプリング16を組み込む。これら
のスプリング15,16も高温遮断側のスプリング6,
7の関係と同様であり、水栓本体1から混合水が供給さ
れるとき、その最小流量から最大流量の間で弁体4bが
受ける抵抗に対して、弁体13aの周面が流路孔13d
を閉じる位置に保持される。これにより、弁体13aは
定常状態では、ホース2側への流路のみを開いてシャワ
ーヘッド3へ混合水が供給される。
【0056】このような弁体13aの位置保持は、高温
遮断側と同様に混合水の温度がシャワーに適切とされる
最適温度(35℃〜45℃程度)までの条件下で可能と
する。そして、形状記憶素子を用いたシフトスプリング
16は、この最適温度の下限値より低下したときには収
縮する方向に変形する形状記憶特性を持たせる。すなわ
ち、このシフトスプリング16は35℃以下の温度雰囲
気ではその発生荷重が現象する特性を持つ。
遮断側と同様に混合水の温度がシャワーに適切とされる
最適温度(35℃〜45℃程度)までの条件下で可能と
する。そして、形状記憶素子を用いたシフトスプリング
16は、この最適温度の下限値より低下したときには収
縮する方向に変形する形状記憶特性を持たせる。すなわ
ち、このシフトスプリング16は35℃以下の温度雰囲
気ではその発生荷重が現象する特性を持つ。
【0057】このようなシフトスプリング16を備える
ことによって、混合水の温度が35℃以下になると、シ
フトスプリング16のバネ定数が低下してバイアススプ
リング15との間のバランスが崩れ、このバイアススプ
リング15の付勢力によって図4で示した弁体4aの動
きと同様に弁体13aがパッキン13cに着座し、流路
孔8bが閉じられると同時に流出孔8dが開く。したが
って、シャワーヘッド3からの噴出は自動的に停止し、
混合水は流路孔4bから噴霧ノズル16側へ流出する。
ことによって、混合水の温度が35℃以下になると、シ
フトスプリング16のバネ定数が低下してバイアススプ
リング15との間のバランスが崩れ、このバイアススプ
リング15の付勢力によって図4で示した弁体4aの動
きと同様に弁体13aがパッキン13cに着座し、流路
孔8bが閉じられると同時に流出孔8dが開く。したが
って、シャワーヘッド3からの噴出は自動的に停止し、
混合水は流路孔4bから噴霧ノズル16側へ流出する。
【0058】このように、高温側及び低温側のそれぞれ
の遮断・放出手段を備えることによって、シャワーヘッ
ド3へ向かう混合水が45℃を超えたときには噴霧ノズ
ル5からミスト状に放出され、また混合水が35℃を下
回るようになると噴霧ノズル14から同様に放出され
る。したがって、シャワーを浴びる人は高温の湯を浴び
ないだけでなく、低温の水を被ることなく安心して使う
ことができる。
の遮断・放出手段を備えることによって、シャワーヘッ
ド3へ向かう混合水が45℃を超えたときには噴霧ノズ
ル5からミスト状に放出され、また混合水が35℃を下
回るようになると噴霧ノズル14から同様に放出され
る。したがって、シャワーを浴びる人は高温の湯を浴び
ないだけでなく、低温の水を被ることなく安心して使う
ことができる。
【0059】また、噴霧ノズル14から放出される低温
の湯は、チップ14bからミスト状に噴射される。この
ため、噴霧される以前の流路中では低温であっても、ミ
スト状に空気中に消散していくので、身体に触れても冷
たさを感じる度合いは少ない。また、適温でシャワーを
浴びていた後に低温水の放出があるような場合では、浴
室の中の温度も高くなっているので、低温水のミストは
この温度雰囲気の中で温度上昇する傾向にあり、実際の
使用には影響はない。
の湯は、チップ14bからミスト状に噴射される。この
ため、噴霧される以前の流路中では低温であっても、ミ
スト状に空気中に消散していくので、身体に触れても冷
たさを感じる度合いは少ない。また、適温でシャワーを
浴びていた後に低温水の放出があるような場合では、浴
室の中の温度も高くなっているので、低温水のミストは
この温度雰囲気の中で温度上昇する傾向にあり、実際の
使用には影響はない。
【0060】
【発明の効果】本発明では、シャワーに適した温度を超
えるまたは下回る湯が供給されるときには、吐水口から
の散水はなく外部に噴霧状に放出することができるの
で、シャワーを使う人が熱い湯や冷たい見ずを浴びるこ
とがないばかりか、高温の湯の放出でもこれが噴霧され
ることによる温度の急激な低下によって、放出した湯が
足などに触れても熱さを感じることなく安全に使用でき
る。
えるまたは下回る湯が供給されるときには、吐水口から
の散水はなく外部に噴霧状に放出することができるの
で、シャワーを使う人が熱い湯や冷たい見ずを浴びるこ
とがないばかりか、高温の湯の放出でもこれが噴霧され
ることによる温度の急激な低下によって、放出した湯が
足などに触れても熱さを感じることなく安全に使用でき
る。
【0061】更に、給湯源として、湯水混合水栓を用い
る場合では、バルブ操作を誤ったり自動温度調節機能を
持つものでは給水,給湯の温度変動があったりしても、
常に安全に使うことができる。
る場合では、バルブ操作を誤ったり自動温度調節機能を
持つものでは給水,給湯の温度変動があったりしても、
常に安全に使うことができる。
【0062】また、遮断・放出手段として形状記憶合金
製のシフトスプリングと弁体とを用いるものでは、この
シフトスプリングの形状記憶特性と湯の温度との関連性
を利用することで簡単な構成とすることができ、コスト
面での障害もない。
製のシフトスプリングと弁体とを用いるものでは、この
シフトスプリングの形状記憶特性と湯の温度との関連性
を利用することで簡単な構成とすることができ、コスト
面での障害もない。
【0063】更に、遮断・放出手段を湯水混合栓の継手
とシャワーのホースとの間に着脱自在に取り付けるよう
にすると、既設品への組み込みが簡単にでき、リフォー
ムにも十分対応できる。
とシャワーのホースとの間に着脱自在に取り付けるよう
にすると、既設品への組み込みが簡単にでき、リフォー
ムにも十分対応できる。
【0064】また、シャワーヘッド自身に遮断・放出手
段を組み込むようにすれば、シャワーを浴びている間に
湯が異常高温となっても、噴霧による温度低下したミス
トを浴びるだけとなり、使っている人に被害を与えたり
途中でシャワーを中断する必要もなく、使い勝手が向上
する。そして、湯を無駄に捨てることなくシャワーを浴
びることができるので、省エネルギの面でも好ましい。
段を組み込むようにすれば、シャワーを浴びている間に
湯が異常高温となっても、噴霧による温度低下したミス
トを浴びるだけとなり、使っている人に被害を与えたり
途中でシャワーを中断する必要もなく、使い勝手が向上
する。そして、湯を無駄に捨てることなくシャワーを浴
びることができるので、省エネルギの面でも好ましい。
【図1】本発明の高温吐水防止機構を備えたシャワー設
備を示す側面図である。
備を示す側面図である。
【図2】水栓本体とハウジングの配置を示す斜視図であ
る。
る。
【図3】ハウジング及びノズルの内部構造であって、シ
ャワー側への流路を開いている状態の縦断面図である。
ャワー側への流路を開いている状態の縦断面図である。
【図4】シャワー側への流路を閉じて噴霧ノズル側を開
いているハウジング内部を示す縦断面図である。
いているハウジング内部を示す縦断面図である。
【図5】噴霧ノズルを拡大して示す要部の縦断面図であ
る。
る。
【図6】図5のA−A線矢視による縦断面図である。
【図7】シャワーヘッドに噴霧ノズルを組み込んだ例を
示す要部の縦断面図である。
示す要部の縦断面図である。
【図8】高温用及び低温用の遮断・放出手段を直結して
継手とホースとの間に組み込んだ例を示す要部の縦断面
図である。
継手とホースとの間に組み込んだ例を示す要部の縦断面
図である。
1 水栓本体 2 ホース 3 シャワーヘッド 4 ハウジング 4a 弁体 4b 流路孔 4c パッキン 4d 流出孔 5 噴霧ノズル 5a ヘッド 5b チップ 5e 噴霧孔 6 バイアススプリング 7 シフトスプリング 8 ハウジング 8a 弁体 8b 流路孔 8c パッキン 8d 流出孔 9 散水板 9a 散水孔 10 バイアススプリング 11 シフトスプリング 12 噴霧ノズル 13 ハウジング 13a 弁体 13b 流路孔 13c パッキン 13d 流出孔 14 噴霧ノズル 14a ヘッド 14b チップ
Claims (6)
- 【請求項1】 給水・給湯源に連通しシャワー機能を有
する吐水口を備えたシャワー装置において、前記給水・
給湯源から前記吐水口までの流路に、或る温度を境界と
して前記吐水口へ向かう流路を閉じると同時に外部に噴
霧放出する遮断・放出手段を設けてなるシャワー装置。 - 【請求項2】 前記境界の温度を第1の温度とこれより
高い第2の温度として設定し、前記第1の温度を下回る
とき及び/または前記第2の温度を超えるとき、前記遮
断・放出手段により前記吐水口へ向かう流路を閉じると
同時に外部に噴霧放出する系としてなる請求項1記載の
シャワー装置。 - 【請求項3】 前記給水・給湯源を、水と湯とを混合し
て混合水を吐出する湯水混合水栓としてなる請求項1ま
たは2記載のシャワー装置。 - 【請求項4】 前記遮断・放出手段は、前記吐水口に向
かう供給流路を開閉する弁体と、前記弁体が前記供給流
路を閉じるように温度変化によって変形する形状記憶特
性を持つ形状記憶素子製のシフトスプリングと、前記弁
体が前記供給流路を閉じる期間のみ流路を連通可能とし
てその放出端を外部に臨ませた噴霧ノズルとを備えてな
る請求項1から3記載のシャワー装置。 - 【請求項5】 前記遮断・放出手段は、前記湯水混合栓
の混合水出口に設けた継手と、先端を前記シャワー機能
を有する吐水口に接続したホースの基端との間に着脱自
在に備えてなる請求項3または4記載のシャワー装置。 - 【請求項6】 前記遮断・放出手段は、シャワー機能を
有する吐水口を備えたシャワーヘッドに設けてなる請求
項1から4記載のシャワー装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7033760A JPH08226552A (ja) | 1995-02-22 | 1995-02-22 | シャワー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7033760A JPH08226552A (ja) | 1995-02-22 | 1995-02-22 | シャワー装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08226552A true JPH08226552A (ja) | 1996-09-03 |
Family
ID=12395394
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7033760A Pending JPH08226552A (ja) | 1995-02-22 | 1995-02-22 | シャワー装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08226552A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014181549A (ja) * | 2013-03-21 | 2014-09-29 | Takagi Co Ltd | 感温式水栓及び混合水栓装置 |
| JP2017172124A (ja) * | 2016-03-22 | 2017-09-28 | Toto株式会社 | 噴霧ユニット |
| CN109357020A (zh) * | 2018-08-17 | 2019-02-19 | 王锦霞 | 一种喷淋与雾化两用万象转角水龙头 |
-
1995
- 1995-02-22 JP JP7033760A patent/JPH08226552A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014181549A (ja) * | 2013-03-21 | 2014-09-29 | Takagi Co Ltd | 感温式水栓及び混合水栓装置 |
| JP2017172124A (ja) * | 2016-03-22 | 2017-09-28 | Toto株式会社 | 噴霧ユニット |
| CN109357020A (zh) * | 2018-08-17 | 2019-02-19 | 王锦霞 | 一种喷淋与雾化两用万象转角水龙头 |
| CN109357020B (zh) * | 2018-08-17 | 2020-02-21 | 温州宏量机械科技有限公司 | 一种喷淋与雾化两用万象转角水龙头 |
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