JPH08226659A - 複合機 - Google Patents

複合機

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JPH08226659A
JPH08226659A JP5989095A JP5989095A JPH08226659A JP H08226659 A JPH08226659 A JP H08226659A JP 5989095 A JP5989095 A JP 5989095A JP 5989095 A JP5989095 A JP 5989095A JP H08226659 A JPH08226659 A JP H08226659A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 風呂機能と給湯機能を持つ複合機において、
制御装置70に風呂使用側のリモコン71と給湯使用側のリ
モコン72を接続する。制御装置70は風呂機能の動作に優
先して給湯機能の動作を行い、給湯機能の動作指令と給
湯側の湯を使用する風呂機能側の動作指令とが重複した
場合には、風呂側のリモコン71には給湯運転中につき風
呂機能側の動作が待機中である旨の報知を行い、給湯使
用側のリモコン72には風呂側で湯の使用が待たされてい
る旨の報知を行う。 【効果】 風呂の使用者は風呂機能の動作指令をリモコ
ン入力しても動作が開始しないのは優先順位が高い給湯
機能の運転中のためと分かり、器具の故障のためではな
いことが分かり安心できる。一方、給湯使用の者は、風
呂側で湯の使用を待っていることが分かり、手短に湯の
使用を終わらせて給湯側と風呂側の湯の使用の調和を図
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、湯張り、追い焚き、足
し湯、埋め湯等の風呂機能と、給湯機能の両方の機能を
持った複合機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3には従来の複合機のシステムが示さ
れている。同図において、浴槽1には循環ポンプ2で浴
槽1内の湯水を吸引して追い焚き熱交換器3を通して浴
槽1に戻す風呂側経路の追い焚き循環管路4が接続され
ており、給湯側には給水管5から供給される水を給湯熱
源の給湯熱交換器6で加熱し、この加熱によって得られ
た湯を所望の場所に送り込む給湯経路の給湯管7が設け
られている。この給湯管7と追い焚き循環管路4は、湯
張りユニット機構21を組み込んだ湯張り通路9a,9b
を介して接続されている。この湯張りユニット機構21は
湯張り機構部11とタンクの排水室17を有して形成され、
湯張り機構部11はその詳細を示した図4に示すように、
メイン弁室15と、縁切り室16と、吐出弁室18とを備えて
いる。
【0003】メイン弁室15の入口通路20は湯張り通路9
aを介して給湯管7に連通されている。メイン弁室15の
底壁22からは弁座23として機能する筒壁が突設されてお
り、この弁座23の上側には弁孔通路24の入口側を開閉す
るメイン開閉弁として機能するパイロット電磁弁25が配
設されている。
【0004】縁切り室16はメイン弁室15の下方位置に設
けられており、この縁切り室16には第1の逆止弁26と大
気開放弁27とが設けられている。
【0005】第1の逆止弁26は縁切り室16の内壁面に沿
って上下移動が自在の弁体28を有しており、この弁体28
の上部側にはOリング等のシール部材30が装着されてお
り、このシール部材30は前記弁孔通路24の出口側に設け
られている傾斜壁面31に当接し、弁体28の上下移動によ
り弁孔通路24の出口を開閉するようになっている。この
弁体28の中心部には下方に突設した胴部32を備えてお
り、この胴部32には鍔33を備えた筒部材34が上下摺動自
在に遊嵌されており、この筒部材34の底壁35の中心部に
はパイロット弁孔36が形成されている。
【0006】このパイロット弁孔36は前記弁体28の胴部
32の下端面と対向しており、この下端面には弁37が設け
られ、この弁37によりパイロット弁孔36の開閉が行われ
るようになっている。前記弁体28の周壁側からは係合片
40が内側に向けて突設されており、この係合片40は弁体
28が上方移動するときに、鍔33に係合し、弁体28と連動
して筒部材34を上方に引き上げる構成となっている。
【0007】前記筒部材34の底壁35の下端面側には縁切
り室16と排水室17とを連通する弁孔41を開閉する弁42が
設けられており、弁体28の下方移動によって弁孔41は弁
42によって閉じられ、このとき、図5に示すように、前
記係合片40と鍔33の間には隙間43が形成される。前記係
合片40と縁切り室16の底壁間にはスプリング44が配設さ
れており、常時はこのスプリング44の復元力によって弁
体28は上方に付勢され、弁孔通路24の出口側をシール部
材30で閉止しており、この状態で弁孔41は開放されてい
る。なお、パイロット弁孔36、弁37,42の機構部は弁孔
41を開閉する大気開放弁27を構成している。
【0008】前記吐出弁室18は上部室46と下部室47を有
して縁切り室16の隣側に配置され、縁切り室16から横方
向に伸びる通路45によって縁切り室16と上部室46との連
通が図られている。上部室46と下部室47の隔壁48には弁
孔50が形成されており、この弁孔50の入口側には負圧閉
止弁51が設けられており、この負圧閉止弁51と上部室46
の頂壁52間には圧縮状のスプリング53が介設されてお
り、このスプリング53の付勢力を受けて弁孔50は負圧閉
止弁51によって閉鎖されている。一方、下部室47には弁
孔50の出口側を開閉する第2の逆止弁54が設けられてお
り、この第2の逆止弁54と下部室47の底部間には同様に
圧縮状のスプリング55が介設されており、このスプリン
グ55の付勢力によって弁孔50の出口側は第2の逆止弁54
によって閉鎖されている。前記下部室47は湯張り通路9
bを介して追い焚き循環管路4に接続されている。
【0009】前記縁切り室16と弁孔41を介して連通する
排水室17の底面側からはガイド軸57が上方に向けて突設
されており、このガイド軸57にフロート58が摺動自在に
嵌め込まれている。そしてこのフロート58にはマグネッ
ト(図示せず)が取りつけられ、排水室17の壁面にはリ
ードスイッチ56が設けられ、フロート58が浮力を受けて
予め設定された水位まで上昇したときに、フロート58側
のマグネットとリードスイッチ56とが対向し、リードス
イッチから循環ポンプ2を起動するオン信号が出力され
るようになっている。また、排水室17の底壁側からは上
方に突出するオーバーフロー管60が設けられており、排
水室17の水位がオーバーフロー管60の上端を越えたとき
に、そのオーバーフローの水(湯)がオーバーフロー管
60を通して外に排出されるようになっている。
【0010】また、排水室17の底壁には排水管61の入口
側が連通されており、排水管61の出口側は追い焚き循環
管路4の戻り管59、つまり、循環ポンプ2の吸い込み側
の管路に接続されている。そして、排水管61には第3の
逆止弁62と第1の制御開閉弁として機能する電磁弁63が
設けられている。また、前記排水管61の出口側の接続部
よりも浴槽1側寄りの戻り管59には第2の制御開閉弁と
しての電動二方弁64が設けられている。なお、図3中、
12は入水温度センサ、13は出湯温度センサ、14は浴槽1
の湯温を検出する風呂温度センサ、65は流量センサ、66
は通水量を可変制御する水量制御弁、67は浴槽1内の水
位を圧力によって検出する水位センサ(圧力センサ)、
68は追い焚き湯水の流れを検出する追い焚き流水スイッ
チをそれぞれ示している。
【0011】この種の複合機の運転は制御装置70によっ
て制御されており、この制御装置70には浴室等の風呂使
用側に設置されるリモコン71と、台所等の給湯使用側に
設置されるリモコン72とが接続されている。給湯側のリ
モコン72には図2の(a)に示すように、制御装置70を
動作可能状態にオン駆動する運転ボタン73と、湯張りの
自動運転を指令する自動ボタン74と、給湯温度を設定す
る給湯温度設定ボタン75と、設定された給湯温度を表示
する給湯温度表示部76とが設けられている。
【0012】また、風呂側のリモコン71には、同じく運
転ボタン73と自動ボタン74が設けられる他に、浴槽水位
を設定する水位設定ボタン77と、設定された水位の水位
表示部78と、風呂温度を設定する風呂温度設定ボタン79
と、設定された風呂温度を表示する風呂温度表示部80
と、湯張り運転(湯張りモードの運転)を指令する湯張
りボタン81と追い焚き運転(追い焚きモードの運転)を
指令する追い焚きボタン82と、足し湯運転(足し湯モー
ドの運転)を指令する足し湯ボタン83と、埋め湯運転
(埋め湯モードの運転)を指令する埋め湯ボタン84とが
設けられている。
【0013】なお、自動ボタン74で自動運転が指令され
ると、自動的に、湯張りモードと追い焚きモードとその
後の追い焚きによる保温モードと、浴槽水位が設定水位
よりも低下したときには設定水位までの不足分の湯を落
とし込む足し湯モードの運転と、風呂温度が風呂設定温
度よりも高いとき(風呂の使用者が風呂の設定温度を低
めに変更した場合を含む)には、水又は湯温の低い湯を
落とし込んで浴槽湯温を風呂設定温度に下げる埋め湯モ
ードの運転が自動的に行われるので、1個の自動ボタン
74のみで全てのモードの動作が可能となることから、湯
張りボタン81と追い焚きボタン82と足し湯ボタン83と埋
め湯ボタン84は必要に応じ省略されることもある。
【0014】次に、この種の複合機の運転動作を説明す
る。まず、給湯運転の動作は、給湯管7の先端側に設け
られている給湯栓(図示せず)が台所等で開けられるこ
とにより開始する。給湯栓が開けられると給水管5を通
って水道等の水供給源の水が給湯熱交換器6側に入り込
み、この通水が流量センサ65により検出され、この検出
信号を受けて制御装置70は給湯熱交換器6のバーナ(図
示せず)を燃焼し、給湯熱交換器6を通る水を加熱して
設定温度の湯にし、この湯を給湯管7を通して台所等の
所望の給湯場所に導いて出湯する。湯の使用が終わって
給湯栓が閉めるられると、通水が停止し、この通水停止
が流量センサ65により検出され、この通水停止の検出結
果を受けて、制御装置70は給湯熱交換器6のバーナを燃
焼停止して給湯モードの運転を終了する。
【0015】リモコン71又は72の自動ボタン74がオンさ
れると、まず、湯張りモードの動作となり、給湯確認ス
イッチ19がオフしているのを確認してからパイロット電
磁弁25の開動作により弁孔通路24の入口側が開かれる。
そうすると、給湯管7側から供給されてくる湯は弁孔通
路24に入り込み、その水圧により、弁体28をスプリング
44の付勢力に抗して下方に押し下げ、弁孔通路24の出口
側を開く。同時に、弁体28の下方への押しつけ移動によ
り、弁37の下方移動によってパイロット弁孔36が閉じら
れ、同様に弁孔41は弁42の下方移動によって閉じられ、
縁切り室16と排水室17との連通が遮断される。この連通
遮断により、通路45を通って縁切り室16に入り込む湯は
水道圧によって負圧閉止弁51を押し上げて弁孔50に入り
込み、さらに第2の逆止弁54をスプリング55の付勢力に
抗して下方に押し下げて弁孔50の出口側が開かれる結
果、湯は弁孔50から下部室47に入り込み、さらに湯張り
通路9bを通って追い焚き循環管路4に入り込み、この
追い焚き循環管路の往管69と戻り管59の両側から浴槽1
内に水道圧によって落とし込まれる。
【0016】この浴槽1への湯張りの水位が設定水位と
なったときに、パイロット電磁弁25の弁の閉止動作によ
って弁孔通路24の入口側が閉止される結果、弁体28を下
方に押しつける力よりもスプリング44の上方への付勢力
が打ち勝ち、弁体28が上昇移動を開始する。このとき、
弁42が形成されている筒部材34の鍔33と弁体28側の係合
片40との間には図5に示す如く隙間43が形成されている
ので、まず弁体28は係合片40が鍔33に係止するまで上昇
移動し、この弁体28の上昇移動により弁37も連動して上
方移動する結果、パイロット弁孔36が最初に開かれる。
そうすると、排水室17側の大気がパイロット弁孔36を通
って縁切り室16に入り込む結果、縁切り室16は大気圧と
なり、縁切り室16内の水圧を利用した弁42による弁孔41
の押しつけ閉止力が解除される。
【0017】スプリング44の復元力を受けて弁体28がさ
らに上昇し続けると、係合片40は鍔33に係合し、筒部材
34が弁体28と一体的に上方移動するので、弁42も一体的
に上方移動し、弁孔41が完全に開放され、弁孔通路24の
出口側は第1の逆止弁26のシール部材30によって閉じら
れる。このとき、縁切り室内に満たされていた湯は弁孔
41から排水室17側に入り込むが、このとき、フロート58
が浮力を受けて設定位置まで上昇すると、リードスイッ
チ56からオン信号が出力され、湯張りモードの動作が一
時的に停止してタンク排水モードの動作となる。このタ
ンク排水モードの動作では、電磁弁63が開けられ、電動
二方弁64が閉められて循環ポンプ2の起動が行われるの
で、排水室17内に溜まった水は排水管61を通った後、循
環ポンプ2により強制的に追い焚き循環管路4の往管69
側から浴槽1内に排水される。この排水室17の湯の排水
が完了すると、タンク排水モードから再び湯張りモード
に切り換わり、湯張りが行われる。そして、水位センサ
67により浴槽1の水位が設定水位になったことが検出さ
れたときに、パイロット電磁弁25を閉じて湯張りモード
の動作を終了する。
【0018】なお、パイロット電磁弁25の閉動作と同時
に負圧閉止弁51はスプリング53の付勢力によって弁孔50
の入口側を閉止し、排水室17側の空気が縁切り室16を通
って弁孔50に入り込むのを防止する。また、第2の逆止
弁54もパイロット電磁弁25の閉動作と同時にスプリング
55の付勢力によって弁孔50の出口側を閉じ、追い焚き循
環管路3側から汚水が弁孔50を経て縁切り室16側に入り
込むのを防止するものである。
【0019】湯張りモードの動作が終了すると、次の追
い焚きモードの動作が行われる。この追い焚きモードの
動作では、循環ポンプ2を駆動して、浴槽1内の湯を追
い焚き循環管路4を通して循環させて、浴槽1内の湯を
撹拌し、風呂温度センサ14で浴槽1内の湯温を検出す
る。浴槽湯温の検出温度が風呂設定温度よりも低いとき
には、循環ポンプ2を引き続き駆動し、追い焚き循環管
路4を循環する湯を追い焚き熱交換器3で加熱して湯温
を上昇させ、浴槽の湯を沸かす。風呂温度センサ14の検
出温度が風呂設定温度に達したときに、循環ポンプ2を
停止して追い焚きモードの動作を終了する。
【0020】この追い焚きモード動作の終了後は所定時
間、例えば、4時間の間、保温モードの動作となり、所
定の時間間隔、例えば、30分毎に循環ポンプ2を駆動し
て浴槽1の湯の循環による攪拌を行った後に風呂温度セ
ンサ14で浴槽湯温を検出し、風呂設定温度よりも低下し
ているときには追い焚きを行い浴槽湯温を風呂設定温度
に保つ。
【0021】また、浴槽の湯が汲み上げ使用される等し
て、浴槽の水位が設定水位よりも低下したときには、こ
の湯水の低下が水位センサ67により検出されて足し湯モ
ードの動作となり、パイロット電磁弁25が開けられて、
給湯熱交換器6側の湯が浴槽1に落とし込まれ、湯の補
充が行われる。そして、水位センサ67の水位検出値が風
呂設定水位に達したときに、パイロット電磁弁25が閉じ
られて足し湯モードの動作が終了する。また、浴槽1に
入浴する者が、風呂設定温度を低めに変更する等、浴槽
湯温が風呂設定温度よりも高くなったときには、埋め湯
モードの動作となり、パイロット電磁弁25が開けられ
て、給湯熱交換器6側から加熱されない冷たい水又は温
度の低い湯が浴槽1に落とし込まれ、浴槽湯温は風呂設
定温度に制御される。なお、図2の(b)の破線で示す
ように、湯張りボタン81と追い焚きボタン82と足し湯ボ
タン83と埋め湯ボタン84が設けられている場合は、ボタ
ン操作を行うことによりその操作ボタンのモードの単独
動作が選択的に行われる。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
複合機では、給湯運転中に、風呂側のリモコン71で、例
えば、自動ボタン74を操作して湯張りを行おうとしたと
き、制御装置70は、風呂機能の動作よりも、給湯機能の
動作を優先するため、湯張り運転が開始されず、風呂側
のリモコンを操作した者は、給湯使用中のために湯張り
が開始されないのであることが分からず、器具が故障し
たのではないかと誤解し、不安になるという問題があっ
た。また、同様に、給湯運転中(給湯確認スイッチ19が
オン中)に、風呂側で、足し湯や埋め湯のリモコン操作
をしても、同様に、給湯動作中は風呂機能の動作が行わ
れないために、風呂側のリモコン操作をした者は、足し
湯や埋め湯の動作が開始しないことで、器具が故障した
のではないかと誤解して不安になるという問題がある。
【0023】さらに、同じ風呂機能の動作においても、
排水室17に設定水位以上の湯水が溜まると、リードスイ
ッチ56のオン信号を受けてタンク排水モードの動作が優
先して行われるため、このタンク排水モードの動作中に
風呂側で追い焚きや足し湯や埋め湯等の風呂機能の動作
を行おうとしても、その動作が開始せず、同様にリモコ
ンを操作した者は器具が故障したのではないかと誤解が
生じ、また、湯張り運転中に、タンク排水モードの動作
に切り換わると、湯張り動作が一時的に停止する結果、
使用者は湯張り動作の中断がタンク排水モードに切り換
わったために生じたことが分からず、器具が故障したの
ではないかと同様に誤解して不安になるという問題があ
った。
【0024】さらに、台所等で給湯の湯を使用している
者は、風呂側で湯張りや足し湯や埋め湯のリモコン指令
がされたことが分かれば、湯の使用を早めに切り上げた
り、重要度の低い水仕事は後回しにして風呂側の動作に
できるだけ速く切り換えるようにできるのであるが、給
湯の湯の使用側では、風呂側で風呂機能のリモコン動作
が行われたことが分からず、のんびり湯の使用を続けが
ちとなるため、風呂の使用者を長い時間待たせてしまう
という問題があった。
【0025】さらに、例えば、湯張り運転や追い焚き運
転中に、タンク排水モードの動作に切り換わったときに
は、その湯張りや追い焚きの動作が中断するが、その中
断状態がいつまで続くのかが分からず、使い勝手上も不
便であった。
【0026】本発明は上記従来の課題を解決するために
なされたものであり、その第1の目的は、給湯動作中
に、給湯機能の湯水を使用する風呂機能の動作が指令さ
れたとき、又は該風呂機能の動作中に給湯動作が割り込
んだときには、給湯動作中のため風呂機能の動作が待ち
状態にあることを知らせることができる複合機を提供す
ることにあり、第2の目的は、給湯の湯の使用者に、風
呂側で待たされている者がいることを知らせることがで
きる複合機を提供することにあり、第3の目的は、風呂
機能の各モードの動作においても、優先順位の低い動作
中に、優先順位の高いモードの動作が割り込んだとき、
又は優先順位の高いモードの動作中に優先順位の低い動
作モードが指令されたときには、優先順位の低い方の動
作が待ち状態にあることを知らせることができる複合機
を提供することにあり、第4の目的は、優先順位の高い
動作モードの割り込みによって優先順位の低いモードの
動作が中断される場合には、その待ち時間が予測できる
場合には、その待ち時間を知らせることができる複合機
を提供することにある。
【0027】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、次のように構成されている。すなわち、第
1の発明は、風呂機能と給湯機能の両方の機能を持ち、
給湯機能側の湯水を使用する風呂機能の動作と、給湯機
能の動作とが共に指令されたときには給湯機能の動作を
優先して行い、風呂機能の動作の1つである浴槽への湯
の落とし込みは給湯機能の給湯熱源で作り出した湯を給
湯側の給湯経路を通して風呂側の経路に導き浴槽に落と
し込むタイプの複合機において、風呂機能と給湯機能の
動作を制御する制御装置には少くとも風呂使用側に設置
されるリモコンが接続され、給湯機能の動作指令により
その動作が行われたときにはその給湯機能の動作指令を
受けてその給湯機能の動作が行われている期間にかけて
給湯使用につき待機中である旨を報知する報知部が風呂
使用側に設置されるリモコンに設けられていることを特
徴として構成されている。
【0028】また第2の発明は、風呂機能と給湯機能の
両方の機能を持ち、給湯機能側の湯水を使用する風呂機
能の動作と、給湯機能の動作とが共に指令されたときに
は給湯機能の動作を優先して行い、風呂機能の動作の1
つである浴槽への湯の落とし込みは給湯機能の給湯熱源
で作り出した湯を給湯側の給湯経路を通して風呂側の経
路に導き浴槽に落とし込むタイプの複合機において、風
呂機能と給湯機能の動作を制御する制御装置には少くと
も風呂使用側に設置されるリモコンが接続され、給湯機
能側の湯水を使用する風呂機能の動作と給湯機能の動作
が共に指令された状態時に、その両機能の重複指令状態
を検知する重複指令検知部を設け、風呂使用側に設置さ
れるリモコンには前記重複指令検知部の重複指令検知結
果に基づいて給湯使用につき待機中である旨を報知する
報知部が設けられていることを特徴として構成されてい
る。
【0029】さらに第3の発明は、前記風呂機能の複数
の動作モードに優先順位が付けられてその優先順位がメ
モリに与えられており、優先順位の異なる風呂機能の動
作モードの指令が重複状態となったときにその重複指令
状態の検知とメモリに与えられている情報に基づき優先
順位の確定を行う重複指令検知部を設け、この重複指令
検知部の優先順位の確定結果に基づいて優先順位の高い
動作モードを示して優先順位の低い方の動作が待機中で
ある旨を報知する報知部が風呂使用側に設置されるリモ
コンに設けられていることを特徴としており、さらに第
4の発明は、前記少なくとも風呂機能の各動作モードの
中で、動作開始時から動作終了までの所要時間がほぼ定
まっている動作モードを特定動作モードとして動作の所
要時間と共にメモリに格納しておき、この特定動作モー
ドでの動作指令とそれよりも優先順位の低い動作モード
での動作指令が重複状態となったときにその重複指令状
態の検知とメモリに与えられている情報に基づき優先順
位の確定を行う重複指令検知部を設け、この重複指令検
知部の優先順位の確定結果に基づいて特定動作モードを
示して優先順位が低い動作モードの動作が待機中である
旨の報知に併せて所要の待機時間を報知する報知部が風
呂使用側に設置されるリモコンに設けられていることを
特徴としており、さらに第5の発明は、制御装置には給
湯使用側に設置されるリモコンが接続されており、給湯
使用中に給湯機能側の湯水を使用する風呂機能の動作が
指令されたときに、前記風呂機能の指令された動作が待
たされている旨を報知する報知部が給湯使用側に設置さ
れるリモコンに設けられていることを特徴としている。
【0030】
【作用】上記構成の第1の発明では、給湯機能の動作が
行われているときには、風呂使用側のリモコンに給湯使
用につき待機中である旨が報知され、風呂側のリモコン
で、給湯側の湯水を使う風呂機能の動作を指令する者
は、その報知により、現在給湯使用中であるため、風呂
機能の動作がリモコン指令しても直ちに行われないこと
を知ることができる。
【0031】また、第2の発明では、給湯の動作中に、
風呂側に設置されているリモコンで、給湯側の湯水を使
用する風呂機能の動作を指令すると、現在給湯使用によ
る待機中である旨が報知されるので、その報知により、
給湯使用が終わるまで待たされる状態にあることが分か
ることになる。
【0032】さらに第3の発明では、風呂機能の優先順
位の低い動作モードの運転中に、例えば、タンク排水モ
ードの優先順位の高い動作が割り込んだときには、その
優先順位の高いモードの動作に切り換わるが、風呂の使
用者は、そのモード動作の切り換わりが風呂使用側に設
置されるリモコンに報知されるため、今まで動作してい
た優先順位の低いモードの動作が突然中断した理由が分
かり、器具が故障したのではないかと不安になることも
なくなる。
【0033】さらに第4の発明では、優先順位の高い割
り込みモードの動作に切り換わったときには、今まで動
作していた優先順位の低いモードの動作が中断して待た
される時間が報知されるため、その中断の待機時間の目
安がつき、安心してその時間まで待つことができる。
【0034】さらに第5の発明では、給湯使用中に給湯
側の湯水を使用する風呂機能の動作が指令されたときに
は、その風呂使用側で待たされている者がいることが給
湯使用側のリモコンで報知されるため、給湯の湯の使用
者は、湯の使用を早めに切り上げる等の対応ができるた
め、給湯の湯の使用側と風呂使用側との調和が円滑に図
れることとなる。
【0035】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。なお、以下の実施例の説明において、従来例と同
一の名称部分には同一符号を付し、その重複説明は省略
する。本実施例の複合機のシステムは、前記図3に示す
ものと同様であり、本実施例において特徴的なことは、
風呂使用側に設置されるリモコン71には給湯使用中、又
は優先順位のより高い風呂機能の動作中のために待機状
態にある旨を必要に応じ待機時間と併せて報知する報知
部を設け、給湯使用側に設置されるリモコン72側には給
湯側の湯水を使う風呂機能の運転が指令されたときに
は、その旨を報知して、給湯使用の者に風呂側で待たさ
れている者がいることを報知して、給湯使用側と風呂使
用側の調和を図る手段を講じたことであり、それ以外の
構成は従来例と同様である。
【0036】図1は第1の実施例における複合機の要部
構成を示すもので、この実施例の複合機は、給湯側動作
モード出力部85と、風呂側動作モード出力部86と、重複
指令検知部87と、風呂運転制御部88と、給湯運転制御部
89と、給湯使用側に設置されるリモコン72に設けられる
報知部90と、風呂使用側に設置されるリモコン71に設け
られる報知部91とを有して構成されている。
【0037】給湯側動作モード出力部85は、給湯管7の
先端側に設けられている給湯栓が開けられて、流量セン
サ65により、器具の運転が可能な最低作動流量以上の流
量検知信号を受けて、給湯モードの動作指令を出力す
る。
【0038】風呂側動作モード出力部86は、リモコン7
1,72の自動ボタン74のオン信号を受けて湯張りモード
の動作指令を出力すると共に、自動湯張り運転の進行に
伴い、湯張りモードの運転が終了して次の追い焚きモー
ドの動作に移るときには追い焚き動作の動作指令を出力
し、また、追い焚き後の保温動作中に水位センサ67によ
り浴槽水位の低下が検知されたときには、足し湯モード
の動作指令を出力し、さらには、浴槽湯温が風呂設定温
度よりも予め設定される許容範囲を越えて高い場合に
は、浴槽湯温を風呂設定温度にするための埋め湯モード
の動作指令を出力する。さらに、風呂側のリモコン71に
図2の(b)に示すように湯張りボタン81と追い焚きボ
タン82と足し湯ボタン83と埋め湯ボタン84がそれぞれ設
けられて、それぞれのボタン操作により、動作モードの
指令がされたときには、そのボタンに対応するモード動
作の指令を出力する。さらにまた、排水室17内の湯水の
水位が上昇し、リードスイッチ56からオン信号が加えら
れたときには、タンク排水モードの動作指令を出力す
る。
【0039】メモリ90には、各動作モードの優先順位が
格納されている。この優先順位としては、風呂機能の動
作指令よりも給湯機能の動作指令を優先するので、給湯
モードの動作指令に最も高い優先順位が与えられてい
る。そして、風呂機能側の動作モードの中でも優先順位
が定められ、風呂機能側の動作モードの中では、タンク
排水モードの動作指令に一番高い優先順位が与えられ、
次に湯張りモードの動作指令、次に追い焚きモードの動
作指令という如く、優先順位が与えられて記憶されてい
る。
【0040】重複指令検知部87は優先モード確定部と報
知信号出力回路とを備えており、優先モード確定部は給
湯側動作モード出力部85と風呂側動作モード出力部86か
ら加えられる各種の動作モードの指令が重複したとき
に、メモリ90の優先順位データ(情報)を参照して優先
側の動作モード指令を確定し、その優先側の動作モード
指令を風呂運転制御部88と給湯運転制御89の対応する制
御部に出力する。
【0041】その一方で、重複指令検知部87の報知信号
出力回路は前記優先モード確定部の優先モード確定結果
に基づき報知指令信号を作成し、その報知指令信号を対
応する報知部71,72に送出する。すなわち、給湯モード
の動作指令と、給湯側の湯使用する風呂機能の動作モー
ドの指令とが重複したときには、優先モード確定部によ
り、給湯モードの動作指令に優先性が与えられることと
なり、この結果を受けて報知信号出力回路は、風呂使用
側リモコン71の報知部91に、給湯モードの優先使用情報
の報知指令信号を加え、給湯使用側リモコン72の報知部
90に風呂機能の動作モードの待機情報の報知指令信号を
加える。
【0042】また、風呂機能側の異なる動作モードの指
令が重複したときには、優先モード確定部により、両指
令の優先順位が確定されるが、この確定結果を受けて報
知信号出力回路は優先順位の高い方の動作モードの優先
使用情報の報知指令信号を風呂使用側のリモコン71の報
知部91に加える。
【0043】リモコン71,72の報知部91,90は、報知信
号出力回路から加えられる報知指令信号に従い、情報を
報知する。この報知部の具体例としては、例えば、図2
の(b)の鎖線で示すように、風呂使用側のリモコン71
に液晶画面の表示部92を設け、給湯モード優先使用情報
の場合にはこの表示部92に給湯使用中につき風呂機能の
動作が待機されている旨を文字や記号や絵で表示した
り、あるいはLED等の発光表示部93を設け、この発光
表示部93の点灯、点滅等によって給湯使用中を報知した
り、さらには、音声報知部94を設け、この音声報知部94
により、ブザー音や、人工合成音を用いて給湯使用中を
報知する等、様々な仕様態様によって給湯モード優先使
用情報の報知が可能である。
【0044】また、給湯運転が停止している状態で、風
呂側の異なる動作モード指令が重複し、報知信号出力回
路から優先順位の高い方の動作モードの優先使用情報の
報知指令信号が出されたときにも、報知部91は表示部92
に優先順位の高い方のモードの動作中(例えば、タンク
排水モードの動作中)につき、優先順位の低い方のモー
ド動作(例えば、湯張りモード動作)が待機されている
旨を文字や記号や絵で表示したり、前記給湯モード優先
使用者の場合と同様に、発光表示部93や音声報知部94を
用いる等して、様々な仕様態様によって風呂側動作モー
ドの重複状態に応じ、優先側動作モードの使用中につき
優先順位の低い方の動作が待機中である旨の報知が行わ
れる。
【0045】また、給湯使用側に設置されるリモコン72
の報知部90も、前記リモコン71の報知部91の報知手段と
同様に、図2の(a)の鎖線で示すように、液晶画面の
表示部92や、発光表示部93や、音声報知部94により構成
される。表示部92に報知する場合には、風呂機能の動作
モードを文字あるいは記号や絵を使用して表示し、例え
ば、湯張りモードにはUH、追い焚きモードにはOI、
足し湯モードにはTA、埋め湯モードにはUMという如
く、区別表示し、その表示されたモードの動作中につ
き、待たされている旨を報知する。同様に、発光表示部
93で発光表示する場合も、その発光の態様を可変して各
動作モードを区別報知し、音声報知部94により報知する
場合もブザー音の場合はその音の長さや長い音と短い音
の組み合わせ態様や、音色を変える等して区別報知し、
人工合成音の場合には、例えば、「湯張りのために待機
中です」、「追い焚きのために待機中です」という如
く、何の動作のために待たされているかを区別報知す
る。
【0046】風呂運転制御部88は風呂機能の各モードの
シーケンスプログラムを持ち、従来例と同様に指令され
た各モードの風呂機能の動作運転を制御する。この風呂
運転の制御に際し、優先順位の低い動作モードの指令に
よって運転している途中に、それよりも優先順位の高い
動作モードの指令が加えられたときには、その優先順位
の高い動作モードの運転が終了するまで優先順位の低い
動作モードの運転は中断して待機状態となる。
【0047】給湯運転制御部89は給湯運転のシーケンス
プログラムを持ち、このシーケンスプログラムに従い、
従来例と同様に給湯運転を制御する。
【0048】この実施例によれば、給湯運転中に、風呂
側のリモコン71を操作して給湯側の湯水を使用する風呂
機能の動作指令を行ったときに、風呂機能の動作よりも
給湯機能の動作が優先されているために、その指令した
風呂機能の動作が待機中となって運転が開始されない
が、風呂側のリモコン71の報知部91により、給湯使用中
のために待機している旨が表示されるので、風呂の使用
者は、その報知により、風呂機能の動作が開始しないの
は、器具の故障ではなく、給湯使用中のためであると確
認でき、器具故障の不安を感じることなく給湯運転が終
了するのを待つことができる。
【0049】また、給湯使用側のリモコン72側にも風呂
側で給湯使用が終わるのを待っている者がいることを知
ることができ、湯の使用を早めに切り上げる等の対応を
取ることができ、給湯側使用と風呂側使用の調和を取る
ことが可能となる。
【0050】さらに、例えば、湯張りモードの運転中、
あるいは追い焚きモードの運転中に、優先順位の高いタ
ンク排水モードが割り込んだときには、湯張りモードの
運転や追い焚きモードの運転は中断されることとなる
が、風呂を使用する者は、その中断の理由が、リモコン
71の報知部91による報知によって確認できるために、そ
の湯張りや追い焚きの中断が器具の故障ではなく、それ
よりも優先順位の高いタンク排水モードが割り込んだた
めに中断していることが分かり、安心してその優先順位
の高い動作モードの運転が終了するのを待つことができ
る。
【0051】前記第1の実施例では、給湯側の動作モー
ドの指令と、風呂側の動作モードの指令とが重複したと
きに、給湯使用側のリモコン72に風呂側で指令された動
作モードを報知し、風呂使用側のリモコン71側には給湯
使用中である旨を報知したが、この報知形態を変え、給
湯側動作モードの指令と風呂側動作モードの指令の重複
の有無にかかわらず、給湯動作モードが給湯側動作モー
ド出力部85から出力されたときには直ちに風呂側のリモ
コン71に給湯使用中である旨を報知するようにしてもよ
く、また、給湯使用の有無にかわわらず、風呂機能の動
作モードの指令が風呂側動作モード出力部86から出され
たときには、直ちに給湯使用側のリモコン72にその風呂
機能の動作モードを報知するようにしてもよい。
【0052】このようにすることにより、給湯の使用を
する者は、リモコン72に風呂使用中の報知がされている
場合には、給湯使用の割り込みを止めるか、優先的に給
湯の使用を行う場合にも、風呂側で給湯使用が終わるの
を待っている者がいることを知って給湯の使用を行うの
で、その給湯使用を手短に行う等の配慮を払うことがで
きる。また、風呂側でリモコン71により風呂機能の動作
指令を行う場合にも、それ以前から給湯運転が行われて
いるときには、その旨が報知部91により報知されている
ので、風呂機能の動作指令をしてもその動作が直ちに開
始されないことが風呂機能の動作指令を行うときに分か
ることとなり、非常に好都合となる。
【0053】次に本発明の第2の実施例を説明する。こ
の第2の実施例は、風呂機能の複数の動作モードの中に
は、その動作の開始から終了までの所要時間が予め分か
る動作があることに着目し、その所要時間が分かる動作
モードの指令とそれよりも優先順位の低い動作モードの
指令が重複して優先順位の低い動作モードが中断される
ときには、風呂側のリモコン71の報知部91により、どれ
位の時間を待てば優先順位の高い動作モードの運転が終
了するかを優先順位が高い動作モードの運転中につき待
機中である旨の報知に併せて報知するようにしたことで
あり、それ以外の構成は前記第1の実施例と同様であ
る。
【0054】この第2の実施例では、図1のメモリ90に
所要時間が予め分かっている動作モードの時間が記憶さ
れる。例えば、タンク排水モードの動作は、排水室17の
湯水の水位が設定水位まで上昇したときにリードスイッ
チ56からオン信号が出されるようになっているので、そ
のリードスイッチ56からオン信号が出力されたときのフ
ロート58の設定位置の水位状態から、その湯水が排水さ
れるまでの時間は既知の値として求められるので、この
排水所要時間を予め実験等により求め、その所要時間が
メモリ90に格納される。
【0055】そして、例えば、タンク排水モードの動作
がされている途中で、例えば追い焚きモードや足し湯モ
ード等のタンク排水モードよりも優先順位の低い他の風
呂機能の動作モードが指令されたときには、その優先順
位の低い動作モードの動作は開始されず待機状態とな
り、風呂使用側のリモコン71の報知部91によりタンク排
水モードの動作中のために待機中である旨が報知され、
併せて、そのタンク排水モードの所要時間が報知される
こととなる。
【0056】この場合、報知部91によりタンク排水モー
ドの所要時間をメモリ90から読み出してそのまま報知す
ることも可能であるが、タンク排水モードの動作がされ
ている途中でそれよりも優先順位の低い風呂機能の動作
モードが指令されたときには、既にタンク排水モードの
動作が進行しているため、タンク排水モードの所要時間
をそのまま報知すると不正確となる。もちろん、タンク
排水モードの所要時間はそれほど長くなく、全所要時間
の値をそのまま報知しても構わないが、この第2の実施
例では、より正確に待ち時間を表示するために、図1の
破線で示すように、待機時間演算部95を設けている。
【0057】この待機時間演算部95は演算回路とタイマ
を内蔵し、タンク排水モードの動作指令がされたときに
は、その動作指令を重複指令検知部87から受けてタイマ
を動作させ、タンク排水モードの動作中に優先順位の低
い風呂機能の動作モードの指令が出されたときには、タ
ンク排水モードの動作が開始したときからその指令が出
されるまでの時間T1 を計測し、タンク排水モードの所
要時間T0 からT1 を差し引いたTW (TW =T0 −T
1 )の時間情報を風呂使用側のリモコン71の報知部91に
加えるのである。報知部91はこの待機時間演算部95から
加えられる実際の待機時間TW をタンク排水モードの動
作中のために待機中である旨の情報と共に液晶画面の表
示部92や人工合成音による音声報知部94により報知し、
風呂の使用者に正確な待機時間を報知するようにしてい
る。
【0058】この第2の実施例によれば、湯張りや追い
焚き、あるいは足し湯や埋め湯等の風呂機能の動作が行
われているときにそれよりも優先順位の高いタンク排水
モードの動作が割り込まれたときや、タンク排水モード
の動作中にそれよりも優先順位の低い湯張りや追い焚き
等の風呂機能の動作がリモコン等により指令されたとき
には、タンク排水モードの動作が優先して行われ、それ
以外の優先順位の低い風呂機能の動作は待機状態となる
が、その待機の正確な時間が報知部91により報知される
ことで、風呂の使用者は、その正確な待機時間を知るこ
とにより、いらいらすることなく心に余裕を持ってその
待機時間を待つことができることとなる。
【0059】本発明は上記各実施例に限定されることは
なく、様々な実施の態様を採り得る。例えば、上記各実
施例では、給湯使用側のリモコン72には風呂機能側の動
作モードが待機されている旨の情報を報知するように
し、風呂使用側のリモコン71の報知部91側では給湯使用
中につき待機中である旨の情報を報知するようにした
が、給湯使用側と風呂使用側のリモコン71,72に共に、
報知部90,91を設け、給湯使用側および風呂使用側に設
置されるリモコン71,72により、同じ情報、つまり、給
湯使用中である旨の情報と風呂機能の待たされている動
作モードの情報を共に報知するようにしてもよい。この
ように、給湯使用側に設置するリモコンと風呂使用側に
設置するリモコンとを同じ構成とすることにより、共通
のリモコンが使用できることとなり、在庫等の製品管理
が容易となる。
【0060】また、上記各実施例では、給湯使用側のリ
モコン72の報知部90に、待たされている側の風呂機能側
の動作モードを区別して報知するようにしたが、これを
区別せずに報知するようにしてもよい。この場合には、
待たされている風呂機能の動作が湯張りであるか追い焚
きであるかの区別はつかないが、風呂側の動作が待たさ
れいることを給湯使用の者に報知することができること
となり、給湯使用側と風呂使用側の調和を取ることがで
きると共に、待たされている風呂機能の動作モードを区
別する回路が省略できるので、回路構成を簡易化するこ
とが可能となる。
【0061】さらに、上記各実施例では、給湯使用側に
設置されるリモコン72に風呂側の使用が待たされている
旨の報知を行ったが、この報知を省略することもでき
る。この場合には、給湯使用の者は、風呂側で待たされ
ていることが分からないので、給湯の湯の使用を手短に
行う等の配慮を行うことができないが、風呂使用側のリ
モコン71には給湯運転中のために風呂機能の指令した動
作が待たされていることが表示されるため、風呂使用側
の者は、その指令した動作が開始しないのは器具の故障
ではなく給湯運転が行われているためであることが分か
り、安心して給湯使用が終了するのを待つことができる
という効果が得られることとなる。
【0062】さらに、上記各実施例では、浴室等の風呂
使用側と台所等の給湯使用側にリモコンを設置したが、
例えば、洗面室等の他の場所にリモコン71又は72を設置
してもよい。
【0063】さらに、上記実施例では給湯の使用中の有
無は給湯確認スイッチ19のオン信号で確認する例を示し
たが、流量センサ65と流量センサAとの出力差(流量
差)から求めてもよい。また、実施例では風呂機能とし
て、湯張り、追い焚き、足し湯、埋め湯、保温等の多く
の機能を持つ例で説明したが、湯張り機能のみを持つも
のでもよく、あるいは、湯張りの他に1つ以上の上記機
能を組み合わせたものでもよい。
【0064】
【発明の効果】本発明は、給湯機能の動作と、給湯機能
側の湯水を使用する風呂機能の動作とが重複したときに
は、風呂使用側に設置されるリモコンに給湯使用中につ
き待機中である旨を報知するように構成したものである
から、風呂使用側で、風呂機能の動作指令を行っても、
その動作が開始しないのは、器具が故障したからではな
く、優先順位の高い給湯機能の動作がされているからで
あることが分かり、風呂の使用者は、器具が故障したも
のと誤解して不安になるということがなくなり、安心し
て給湯使用の動作が終わるのを待つことができる。
【0065】また、給湯使用側のリモコンにも風呂使用
側で待たされている旨を報知する構成としたものにあっ
ては、給湯使用の者は、その報知により、手短に給湯の
湯の使用を行うという配慮を払うこととなり、給湯側と
風呂側の湯の使用の調和を図ることが可能となる。
【0066】さらに、風呂機能の複数の動作モードに優
先順位を付け、優先順位の異なる風呂機能の動作モード
の指令が重複状態となったときには、風呂使用側のリモ
コンの報知部に優先順位の高い動作モードの動作中につ
き待機中である旨を報知する構成としたものにあって
は、優先順位の低い方の風呂機能の動作が指令されたに
もかかわらずその動作が行われないのは、それよりも優
先順位の高い風呂機能の動作が行われて待機中であるこ
とが直ちに分かることとなり、これにより、風呂の使用
者は、その優先順位の低い方の動作が行われないのは器
具が故障したからでないことが分かり、安心して優先順
位の高い方の動作が終了するのを待つことができる。
【0067】さらに、風呂機能の各動作モードの中で動
作開始時から動作終了までの所要時間がほぼ定まってい
る特定動作モードの指令とそれよりも優先順位の低い動
作モードの指令が重複されたときに、風呂使用側のリモ
コンに特定動作モードの動作中につき待機中である旨と
その所要待機時間を報知する構成としたものにあって
は、優先順位の低い動作モードでの動作が行われないの
はそれよりも優先順位の高い特定動作モードの動作が行
われているからであると理解でき、しかも、その特定動
作モードの動作が終了するまでの所要の待機時間が報知
されるので、優先順位の低い動作モードでの動作を行お
うとした者は、いらいらすることなくその所要の待機時
間を心に余裕を持って待つことができ、使い勝手上非常
に好都合である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る複合機の実施例の要部構成を示す
ブロック図である。
【図2】給湯使用側に設置されるリモコンと風呂使用側
に設置されるリモコンの説明図である。
【図3】複合機のシステム図である。
【図4】図3のシステム図における湯張り機構部の詳細
図である。
【図5】大気解放弁の動作説明図である。
【符号の説明】
71,72 リモコン 85 給湯側動作モード出力部 86 風呂側動作モード出力部 87 重複指令検知部 90,91 報知部 95 待機時間演算部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 風呂機能と給湯機能の両方の機能を持
    ち、給湯機能側の湯水を使用する風呂機能の動作と、給
    湯機能の動作とが共に指令されたときには給湯機能の動
    作を優先して行い、風呂機能の動作の1つである浴槽へ
    の湯の落とし込みは給湯機能の給湯熱源で作り出した湯
    を給湯側の給湯経路を通して風呂側の経路に導き浴槽に
    落とし込むタイプの複合機において、風呂機能と給湯機
    能の動作を制御する制御装置には少くとも風呂使用側に
    設置されるリモコンが接続され、給湯機能の動作指令に
    よりその動作が行われたときにはその給湯機能の動作指
    令を受けてその給湯機能の動作が行われている期間にか
    けて給湯使用につき待機中である旨を報知する報知部が
    風呂使用側に設置されるリモコンに設けられていること
    を特徴とする複合機。
  2. 【請求項2】 風呂機能と給湯機能の両方の機能を持
    ち、給湯機能側の湯水を使用する風呂機能の動作と、給
    湯機能の動作とが共に指令されたときには給湯機能の動
    作を優先して行い、風呂機能の動作の1つである浴槽へ
    の湯の落とし込みは給湯機能の給湯熱源で作り出した湯
    を給湯側の給湯経路を通して風呂側の経路に導き浴槽に
    落とし込むタイプの複合機において、風呂機能と給湯機
    能の動作を制御する制御装置には少くとも風呂使用側に
    設置されるリモコンが接続され、給湯機能側の湯水を使
    用する風呂機能の動作と給湯機能の動作が共に指令され
    た状態時に、その両機能の重複指令状態を検知する重複
    指令検知部を設け、風呂使用側に設置されるリモコンに
    は前記重複指令検知部の重複指令検知結果に基づいて給
    湯使用につき待機中である旨を報知する報知部が設けら
    れていることを特徴とする複合機。
  3. 【請求項3】 風呂機能の複数の動作モードに優先順位
    が付けられてその優先順位がメモリに与えられており、
    優先順位の異なる風呂機能の動作モードの指令が重複状
    態となったときにその重複指令状態の検知とメモリに与
    えられている情報に基づき優先順位の確定を行う重複指
    令検知部を設け、この重複指令検知部の優先順位の確定
    結果に基づいて優先順位の高い動作モードを示して優先
    順位の低い方の動作が待機中である旨を報知する報知部
    が風呂使用側に設置されるリモコンに設けられている請
    求項1又は請求項2記載の複合機。
  4. 【請求項4】 少なくとも風呂機能の各動作モードの中
    で、動作開始時から動作終了までの所要時間がほぼ定ま
    っている動作モードを特定動作モードとして動作の所要
    時間と共にメモリに格納しておき、この特定動作モード
    での動作指令とそれよりも優先順位の低い動作モードで
    の動作指令が重複状態となったときにその重複指令状態
    の検知とメモリに与えられている情報に基づき優先順位
    の確定を行う重複指令検知部を設け、この重複指令検知
    部の優先順位の確定結果に基づいて特定動作モードを示
    して優先順位が低い動作モードの動作が待機中である旨
    の報知に併せて所要の待機時間を報知する報知部が風呂
    使用側に設置されるリモコンに設けられている請求項3
    記載の複合機。
  5. 【請求項5】 制御装置には給湯使用側に設置されるリ
    モコンが接続されており、給湯使用中に給湯機能側の湯
    水を使用する風呂機能の動作が指令されたときに、前記
    風呂機能の指令された動作が待たされている旨を報知す
    る報知部が給湯使用側に設置されるリモコンに設けられ
    ている請求項1乃至請求項4のいずれか1つに記載の複
    合機。
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JP2023051079A (ja) * 2021-09-30 2023-04-11 Toto株式会社 浴室機器制御システム

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