JPH08227005A - 光コントロールシート - Google Patents
光コントロールシートInfo
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Abstract
ト間に起こる光学的密着(スティッキング)を防止する
と同時に、光学表示画面の輝度低下も防止する効果を併
せ持つ光コントロールシートを提供する。 【構成】 上面に光拡散面12を有する基材シート10
下面に、透明性を有するビーズ21と透明性を有するバ
インダー22とから構成されたスティッキング防止層2
0を設けたことを特徴とする光コントロールシート1。
Description
装置、電飾看板等の光学表示装置において、光源からの
光線を表示素子に導光するための導光板とともに用いる
光コントロールシートであって、前記導光板の上面へ透
過した光源からの光をより多く、前記導光板上面の光学
表示画面方向に一様に拡散させることによって、光のロ
スをより少なくすることを目的とする光コントロールシ
ートに関する。
より液晶表示ディスプレイ等の光学表示画面の内部に使
用される光源としては、光学表示機器の小型・軽量化を
図るために、光学表示画面の下部側面に少なくとも一つ
以上の光源を配設するエッジライト方式が採用されてい
た。
源5からの光を受けるための導光板2が、前記光源5と
同一平面上に配設されている。
2上面に供給するため、導光板2下面にはドット3が印
刷されている。前記ドット3は、前記導光板2内で反射
を繰り返している光を、導光板2上面方向へ反射、拡散
させるものである。
光を、前記導光板2上面に反射するために、光反射シー
ト4が導光板2下面に配設され、導光板2上面には、前
記光学表示画面上に、均一な明るさで光を供給するため
の光拡散シート6が配設されている。
記導光板2の上面に配設されるのであるが、前記導光板
2の表面は光学的平滑面を形成しており、前記光学的平
滑面と接する光拡散シート6の表面が光学的平滑面であ
る場合、スティッキングと呼ばれる光学的密着を起こ
し、干渉模様や、光出射の不均一を招くという問題があ
る。
散シート6の導光板2に接する面側にはマット加工、エ
ンボス加工等の凹凸表面を形成し、光学的密着を防いで
いた。
防げるが、上記マット加工、エンボス加工等の凹凸面に
よって、導光板2下面方向への光の反射現象がおこり、
光拡散シート6の上面に出射される光量が減少する、即
ち、光学表示画面上面での輝度の低下を招くという問題
があった。
ング防止の効果を有すると共に、光学表示画面の輝度低
下をも防止する効果を併せ持ち、且つ、工業的に容易に
製造することが可能な光拡散シートが望まれていた。
するために発明なされたものであって、上記光学的密着
を防止するため、導光板と光拡散シートとの間に一定の
微細な間隔を保つように、光拡散シートの導光板に接す
る側の面にスティッキング防止層を設けた光コントロー
ルシートであって、以下の(1)から(5)をその要旨
とするものである。
看板等の光学表示装置において、光源からの光線を表示
素子に導光するための導光板とともに用いる光コントロ
ールシートであって、上面に光拡散面を有する基材シー
ト下面に、透明性を有するビーズと透明性を有するバイ
ンダーとから構成されたスティッキング防止層を設けた
ことを特徴とする光コントロールシート。
各々の屈折率がほぼ同一であることを特徴とする上述の
1に記載の光コントロールシート。
鋸刃状であることを特徴とする上述の1または2に記載
の光コントロールシート。
面略波形状であることを特徴とする上述の1または2に
記載の光コントロールシート。
防止層と接する面が、光学的に非平滑面であることを特
徴とする上述の1から4のいずれかに記載の光コントロ
ールシート。
詳細に説明する。
シート10の片側表面上に複数の突起部分11からなる
光拡散面12を有すると共に、前記光拡散面12の反対
側の面にはスティッキング防止層20を有する光コント
ロールシート1である。
あり、断面鋸刃状の前記突起部分11の各々の斜面が、
光拡散面12として形成されるものである。
スティッキング防止層20が導光板2に接し、基材シー
ト10の上面の光拡散面12が、光学表示画面に面する
ように使用されるものである。以下、上記の構成につい
て詳細に述べる。
度<135℃程度と耐熱性に優れている上、更に高透明
性を有する物質である、ポリカーボネイト(PC)等が
使用可能である。上記基材シート10の厚さは、光透過
性、屈折率、加工の難易性、ハンドリング性等を考慮す
ると20〜1000μm 、特に50〜250μm 程度で
あることが好ましい。
分11は、光拡散性、ハンドリング性等を考慮すると1
0〜200μm 、特に20〜100μm 程度であること
が好ましい。
ては、スティッキング防止効果、屈折率等を考慮すると
0.1〜50μm 、特に1〜15μm 程度の厚みを有す
ることが好ましい。
およびバインダーから構成されているが、前記ビーズと
しては、透明性を有する物質であるポリメチルメタクリ
レート(PMMA)製のビーズを用いるが、光透過性、
屈折率、光拡散性等を考慮して、粒径0.1〜50μm
、さらには1〜15μm 程度のものを使用することが
好ましい。
ることが必須であり、光透過性、屈折率を考慮して、ポ
リメチルメタクリレート(PMMA)製のバインダーを
用いることが好ましく、バインダー(固形分)に対して
0.5〜5重量%、さらには1〜2重量%の前記ビーズ
を混入することが好ましい。
の屈折率であることが好ましく、これにより、ビーズか
らバインダーへ、またはバインダーからビーズへ光が透
過する際、ビーズおよびバインダー間での光の屈折現象
が起きなくなり、同時にビーズおよびバインダー間での
光の反射を防ぎ、光の繰り返し反射によるロスを低減さ
せ、高輝度の光を光学表示画面に供給することが可能と
なる。
およびバインダーは、以下の図4aおよび図4bの状態
になっていることが好ましい。
が突出しているものである。ビーズ21の粒径は0.1
〜50μm の範囲内であることが、塗工の難易性、ハン
ドリング性、およびスティッキング防止の効果の点から
好ましい。このときビーズ21をバインダー22中に分
散させる方法としては、いわゆるディゾルバー法、サン
ドミル法を用いることが好ましい。
bである。この拡大図のように、バインダー22中のビ
ーズ21全体のうち、一部分のみが突出してるビーズ2
1aと、全体が埋設しているビーズ21bとが混在して
いてもよい。これにより、光拡散性がより一層向上する
ものである。
の実施例と同じく上面に複数の突起部分11を有する基
材シート10と、前記基材シート下面に形成されたステ
ィッキング防止層20とから構成されているため、同一
構成部材には、第1の実施例と同様の参照番号を付記し
ている。
非平滑面15である点で第1の実施例とは相違する。
平滑面15とは、1〜15μm の凹凸形状が形成されて
いるものであり、前記非平滑面15を有することによ
り、スティッキング防止層を設けなくともスティッキン
グ防止効果を得ることが出来るものである。しかしなが
ら、上記非平滑面15の前記凹凸斜面で入射光が反射、
屈折を繰り返すことにより、光学表示画面へ供給する光
のロスを引き起こすものである。
インダーで埋めることによって非平滑面による光の反射
および拡散を防ぎ、基材シート10への光の透過量を増
大させることが出来る光コントロールシート1である。
施例と同様に断面鋸刃状であり、前記突起部分11の各
々の斜面が、光拡散面12として形成されるものであ
る。
スティッキング防止層20が導光板2に接し、基材シー
ト10の上面の光拡散面12が、光学表示画面に面する
ように使用されるものである。
止層20の構成については、本願の第1の実施例と同様
である。
の実施例と同じく上面に複数の突起部分13を有する基
材シート10と、前記基材シート下面に形成されたステ
ィッキング防止層20とから構成されているため、同一
構成部材には、第1の実施例と同様の参照番号を付記し
ている。
13の形状が断面略波形状である点で第1の実施例とは
相違し、前記断面略波形状の突起部分13を有すること
により、突起部分の頂点の損傷の防止効果を有する光コ
ントロールシートである。
断面の輪郭線は、正弦波または余弦波曲線に相当し、複
数の断面略波形状の突起部分13が前記基材シート10
面上に突出した形状を有するものである。そして、前記
正弦波曲線の傾斜曲面が光反射面14として形成され
る。
スティッキング防止層20が導光板2に接し、基材シー
ト10の上面の光拡散面14が、光学表示画面に面する
ように使用されるものである。
止層20の構成については、本願の第1の実施例と同様
である。
0μmのポリカーボネイト(PC)製の基材シートの下
面に、スティッキング防止層として、ポリメチルメタク
リレート(PMMA)製のビーズをPMMA製のバイン
ダー中に、80:1の割合で混合し、周知のMBロール
コート方式を用いて、コート厚み3μmに塗布し、乾燥
条件110℃、60秒間でスティッキング防止層を形成
し、本発明Aを得た。
ボス加工と反対側の面に、光学的に非平滑面(微細マッ
ト加工面)を有する、厚さ130μmのポリカーボネイ
ト(PC)製の基材シートの下面に、スティッキング防
止層として、ポリメチルメタクリレート(PMMA)製
のビーズをPMMA製のバインダー中に、80:1の割
合で混合し、周知のMBロールコート方式を用いて、コ
ート厚み3μmに塗布し、乾燥条件110℃、60秒間
でスティッキング防止層を形成し、本発明Bを得た。
30μmのポリカーボネイト(PC)製の基材シートの
下面に、スティッキング防止層として、ポリメチルメタ
クリレート(PMMA)製のビーズをPMMA製のバイ
ンダー中に、80:1の割合で混合し、周知のMBロー
ルコート方式を用いて、コート厚み3μmに塗布し、乾
燥条件110℃、60秒間でスティッキング防止層を形
成し、本発明Cを得た。
て、光源5、下面にドット3を有する4mm厚のアクリル
製の導光板2、および導光板2の下面に敷設された光反
射シート4とから構成されるバックライトユニットと共
に用いて、スティッキング防止効果と、正面輝度をそれ
ぞれ測定した。
記アクリル製導光板2の上表面を鏡面に仕上げたもの
に、A〜Cの各シートを重ね、前記バックライトユニッ
トの光源5から光を照射させ、A〜Cの各シートを指で
前記導光板2表面に押しつけた後の透過光の変化を観察
し、また、A〜Cの各々のシート上面の中心鉛直部を0
度とした、角度+90〜−90度の位置から干渉縞の有
無を観察した。
M−7」((株)トプコン製)を用い、A〜Cの各シー
ト上面の前記中心鉛直部0度、高さ30cmの位置で行っ
た。
カーボネイト(PC)製の基材シートの片面に断面鋸刃
状のエンボス加工の施されたものをA’とし、片面に断
面鋸刃状のエンボス加工を施され、且つ、エンボス加工
と反対側の面に、光学的に非平滑面を有するものをB’
とし、片面に断面略波形状のエンボス加工を施されたも
のをC’として上記スティッキング防止効果及び正面輝
度について同様の条件で測定試験を実施した。
およびCは比較例のA’およびC’と比べて、スティッ
キング防止効果が付与され、正面輝度の低下も約0.06〜
0.25%という僅かな範囲で減少するのみであり、実際の
使用には何等影響のない範囲であることが分かった。
層を付与したことで、比較例のB’の正面輝度を約0.
09%向上することが出来た。
に、光拡散シートの導光板に接する面側の凹凸表面を有
するB’において、前記凹凸面による導光板下面方向へ
の光の反射現象のための、輝度の低下を防ぐことが出来
ることが分かった。
おけるスティッキング防止層は、従来の光拡散シートの
正面輝度を低下させることなく、光学的密着、即ち、ス
ティッキングを完全に防止できることが分かった。
上述したように、導光板と光拡散シートとの間に一定の
微細な間隔を保つように、光拡散シートの導光板に接す
る側の面にビーズとバインダーからなるスティッキング
防止層を設けた光コントロールシートであって、導光板
の上面に配設される際のスティッキングと呼ばれる光学
的密着を防止し、干渉模様や、光出射の不均一を同時に
防ぐものである。
手段として、光拡散シートの導光板に接する片側表面に
凹凸表面を形成していたが、上記凹凸面による導光板方
向への光反射によって光学表示画面上面での輝度の低下
を生じるという問題点があったが、このような光拡散シ
ートも本発明に用いることが出来るものである。
の導光板側の凹凸表面にスティッキング防止層を形成す
ることによって、新たなスティッキング防止層が付与さ
れ、また、スティッキング防止層を形成するビーズおよ
びバインダーの屈折率が同一であることにより輝度の低
下も防ぐことが可能となるのである。
ティッキング防止の効果を有すると共に、光学表示画面
の輝度低下をも防止する効果を併せ持ち、且つ、工業的
に容易に製造することが可能な光コントロールシートで
ある。
の部分断面図である。
の部分断面図である。
の部分断面図である。
グ防止層の部分拡大図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 液晶表示ディスプレイ装置、電飾看板等
の光学表示装置において、光源からの光線を表示素子に
導光するための導光板とともに用いる光コントロールシ
ートであって、 上面に光拡散面を有する基材シート下面に、透明性を有
するビーズと透明性を有するバインダーとから構成され
たスティッキング防止層を設けたことを特徴とする光コ
ントロールシート。 - 【請求項2】 前記ビーズと、前記バインダーの各々の
屈折率がほぼ同一であることを特徴とする請求項1に記
載の光コントロールシート。 - 【請求項3】 前記基材シートの光拡散面が断面鋸刃状
であることを特徴とする請求項1または2に記載の光コ
ントロールシート。 - 【請求項4】 前記基材シートの光拡散面が断面略波形
状であることを特徴とする請求項1または2に記載の光
コントロールシート。 - 【請求項5】 前記基材シートのスティッキング防止層
と接する面が、光学的に非平滑面であることを特徴とす
る請求項1から4のいずれかに記載の光コントロールシ
ート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03262995A JP3378690B2 (ja) | 1995-02-21 | 1995-02-21 | 光コントロールシート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03262995A JP3378690B2 (ja) | 1995-02-21 | 1995-02-21 | 光コントロールシート |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08227005A true JPH08227005A (ja) | 1996-09-03 |
| JP3378690B2 JP3378690B2 (ja) | 2003-02-17 |
Family
ID=12364151
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03262995A Expired - Lifetime JP3378690B2 (ja) | 1995-02-21 | 1995-02-21 | 光コントロールシート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3378690B2 (ja) |
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- 1995-02-21 JP JP03262995A patent/JP3378690B2/ja not_active Expired - Lifetime
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