JPH08227232A - カラー画像形成装置 - Google Patents

カラー画像形成装置

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JPH08227232A
JPH08227232A JP7033587A JP3358795A JPH08227232A JP H08227232 A JPH08227232 A JP H08227232A JP 7033587 A JP7033587 A JP 7033587A JP 3358795 A JP3358795 A JP 3358795A JP H08227232 A JPH08227232 A JP H08227232A
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JP
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sheet
transfer position
color
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JP7033587A
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English (en)
Inventor
Keiji Yamamoto
啓司 山本
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1個の帯電器を用いて用紙担持部材への用紙
の吸着および吸着された用紙へのトナー像の転写を確実
に且つジャムを発生させずに行えるようにすること。 【構成】 用紙担持部材12内側において転写位置Qに
対向して配置され、前記転写位置Qに供給された用紙P
を用紙担持部材12へ吸着させるとともに吸着された用
紙Pへ前記像担持体9表面のトナー像を転写させる転写
帯電器17と、転写位置Qに用紙Pが供給される際には
用紙P先端が転写位置Qに達する以前に前記転写帯電器
17を作動させるとともに前記用紙担持部材12に吸着
された用紙P先端が2回転目以後に前記転写位置Qに到
達する際には用紙P先端が前記転写位置Qを通過してか
ら前記転写帯電器17を作動させる前記転写帯電器作動
制御装置とを備えたカラー画像形成装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、カラー電子写真複写
機、カラープリンタ等のカラー画像記録装置に関し、特
に無端状の像担持体表面に順次色の異なるトナー像を形
成し、各色のトナー像を、用紙担持部材の無端状の用紙
吸着表面に吸着された用紙に順次転写することにより用
紙にカラー画像を形成する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のカラー画像形成装置の多
くは、用紙担持部材の無端状の用紙吸着面(すなわち、
転写ドラム表面または無端状の用紙担持ベルト表面等)
に用紙を吸着する吸着用の帯電器と、前記吸着した用紙
に像担持体表面のトナー像を転写するための転写用の帯
電器とを別々に設けていた。このように吸着用および転
写用の帯電器を別々に設けることは部品点数が多くな
り、コスト高になるという問題点があった。
【0003】前記部品点数を減少させるための従来技術
として次の技術(J01)が知られている。 (J01)特開平5−27606号公報記載の技術 用紙担持部材近傍に配設する帯電器の数を少なくするた
めに、用紙担持部材に用紙を吸着する帯電器と、トナー
像転写後に用紙の除電を行う帯電器とを同一の帯電器に
より構成し、必要な機能に合わせて帯電器の極性を変え
る技術。
【0004】(前記(J01)の問題点)前記(J01)に
は、吸着用および除電用の帯電器を1つの帯電器により
構成する技術思想は記載されているが、吸着用および転
写用の帯電器を1つの帯電器により構成する技術思想は
開示されていない。この理由は次の(a),(b)のよう
な考えに基づくものと考えられる。すなわち、 (a)普通に考えれば、転写位置に配置された1個の帯
電器により用紙の吸着と同時に第1色目のトナー像転写
を確実かつ良好に行うことは難しいと考えられる。 (b)したがって、転写位置に配置された1個の帯電器
により用紙担持部材への用紙吸着および吸着された用紙
へのトナー像の転写を行う場合、用紙吸着時には、用紙
の吸着だけのために用紙担持部材を1回転させ、吸着さ
れた用紙へのトナー像の転写は用紙担持部材が2回転目
に入るときから行わなければならない。このような方法
だと、用紙に例えば4色(Y,M,C,K)の画像を形
成するのに必要な用紙担持部材の回転数は、(4色のト
ナー像の転写の回数+用紙吸着のための1回転)=(4
+1)=5となり、5回転しなければならない。すなわ
ち、吸着帯電器の下流側に転写帯電器を設け、上流側で
吸着された用紙に下流側でトナー像の転写を行う従来の
方法に比較して、用紙担持部材の回転数が多くなり、画
像形成時間が長くなる。前述の(a),(b)の考え方に
より、前記(J01)には、吸着用および転写用の帯電器
を1つの帯電器により構成する技術思想は開示されてい
ないものと考えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記吸着用および転写
用の帯電器の機能を1個の帯電器により実現する従来技
術として次の技術(J02),(J03)が知られている。 (J02)特開昭63−43177号公報記載の技術 この公報の第3頁上段右欄第6行〜下段左欄第2行には
次のように記載されている。「この接点部に進入した転
写紙は、転写帯電器の出力により静電的に転写ドラム周
面のマイラーフィルムと静電的に吸着して転写ドラムに
巻きつけられる。…。転写ドラムは感光ベルト4と等し
い周速で回転しており、転写紙が転写紙先端検知センサ
ー113を通過する瞬間、センサーからの出力信号によ
ってスキャナー8より画像が書き込まれる。」 この記載および第1図の記載からみて、(J02)の技術
は、転写位置に配置された1個の帯電器により用紙の吸
着およびトナー像の転写を行っている。しかしながら、
前記転写位置に用紙が供給される用紙吸着時にはトナー
像の転写は行っていない。すなわち、用紙先端が吸着さ
れてから転写ドラム(用紙担持部材)が1回転する間は
用紙の吸着のみを行い、トナー像の転写は行っていな
い。転写ドラム(用紙担持部材)への用紙吸着が完了し
て、その吸着された用紙先端が前記転写位置に移動して
2回転目に入るときに1色目の転写を行うように構成さ
れている。
【0006】(前記(J02)の問題点)前記(J02)の
技術では、用紙吸着時には、用紙の吸着だけのために転
写ドラム(用紙担持部材)を1回転させ、吸着された用
紙へのトナー像の転写は転写ドラム(用紙担持部材)が
2回転目に入るときから行っているので、前記(b)で
説明したように、上流側で吸着された用紙に下流側でト
ナー像の転写を行う従来の方法に比較して、転写ドラム
(用紙担持部材)の回転数が多くなり、画像形成時間が
長くなるという問題点がある。
【0007】(J03)特開平5−72915号公報記載
の技術 この公報には、1個の帯電器により誘電体シート(転写
紙担持体)への転写紙の吸着および転写紙への1色目の
トナー像の転写を同時に行う技術が記載されている。そ
して、前記用紙の吸着および1色目のトナー像の転写を
同時に行う際、吸着電流および転写電流の不足が生じな
いようにするため、電源容量を大きくするのではなく、
1色目のトナーの体積抵抗率を変更する方法を採用して
いる。
【0008】(前記(J03)の問題点)前記(J03)の
技術では、1色目のトナー像を形成するためのトナーに
特殊なトナーを準備しなければならないという問題点が
ある。
【0009】本発明は、前述の事情に鑑み、下記(O0
1)の記載内容を課題とする。 (O01)1個の帯電器を用いて用紙担持部材への用紙の
吸着および吸着された用紙へのトナー像の転写を確実に
且つジャムを発生させずに行えるようにすること。 (O02)特殊なトナーを用いることなく、用紙の吸着と
同時に第1色目のトナー像の転写を確実に行えるように
すること。
【0010】従来、用紙吸着はDCのプラス成分出力の
帯電器で行っていた。その後の画像転写でも同極性のプ
ラス成分出力の帯電器を使用しているので画像転写時に
用紙の先端から放電すると、用紙先端部分の転写フィル
ムへの吸着力よりもその力が勝って用紙先端が転写フィ
ルムからはがれ、感光ドラムヘの巻き付きjam(PO
Pjam)が発生することがあった。よって前記POP
jamの発生を避けるため、従来の転写用の帯電器の放
電開始タイミングは用紙先端から3mmの位置に設定さ
れていた。
【0011】本発明者は、前述の課題(O01),(O0
2)を解決するために、転写位置に直接用紙を給紙する
試験装置を製作して、用紙吸着状態の変化や画像転写へ
の影響を調べた。そして、前記試験装置の放電開始タイ
ミングを、前記従来の転写用の帯電器の放電開始タイミ
ングと同様に、用紙先端から3mmの位置に設定して、
前記試験装置の用紙吸着状態の評価を、(1)レジスト
レーションバラツキ、(2)色ずれ、(3)用紙吸着力、
(4)像担持体(感光ドラム)ヘの巻き付きjam(P
OPjam)について行った。その結果、(1)レジス
トレーションバラツキは±1.6mm以内、(2)色ずれ
は±30μm、(3)用紙吸着力は20gf/平方cm
以上、となり、従来の構成と同様な性能を有していた。
但し、(4)POPjamが、高湿状態の用紙で多発し
た。
【0012】この問題点を解決するため、実験、考察等
を行った結果、帯電器の放電タイミングを調整すること
で解決できることが分かった。すなわち、用紙吸着と同
時に第1色目の転写を行う場合には、用紙先端が転写位
置に到達する以前に帯電器を作動させ、第2色目以降の
転写時には、用紙先端が転写位置を通過してから帯電器
を作動させることにより、高湿状態の用紙でPOPja
mを少なくすることができた。これは、転写位置に給紙
されるときに用紙吸着とトナー像転写を同時に行う際、
従来と同様に、用紙先端から3mmの位置から放電を開
始すると、当然用紙先端部分が転写フィルム(用紙担持
部材)に吸着していないこととなっている。このため、
高湿状態の用紙でPOPjamが多発したものと考えら
れる。本発明は、前述の実験、考察等の過程を経て完成
したものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】次に、前記課題を解決す
るために案出した本発明を説明するが、本発明の要素に
は、後述の実施例の要素との対応を容易にするため、実
施例の要素の符号をカッコで囲んだものを付記する。な
お、本発明を後述の実施例の符号と対応させて説明する
理由は、本発明の理解を容易にするためであり、本発明
の範囲を実施例に限定するためではない。
【0014】前記課題を解決するために、本発明のカラ
ー画像形成装置(U)の転写装置は、下記の要件を備え
たことを特徴とする、(Y01)移動する無端状の像担持
体(9)表面に複数色のトナー像を順次形成するトナー
像形成装置(1〜8+10〜16)、(Y02)前記像担
持体(9)表面と接する転写位置(Q)において前記像
担持体(9)表面と同方向に移動する無端状の用紙吸着
表面を有する用紙担持部材(12)、(Y03)前記像担
持体(9)表面に形成された第1色目のトナー像が前記
転写位置(Q)に到達する時にタイミングを合わせて用
紙(P)を供給する給紙装置(18〜20)、(Y04)
前記用紙担持部材(12)内側において前記転写位置
(Q)に対向して配置され、前記転写位置(Q)に供給
された用紙(P)を前記用紙吸着面へ吸着させるととも
に吸着された用紙(P)へ前記像担持体(9)表面のト
ナー像を転写させる転写帯電器(17)、(Y05)前記
転写位置(Q)に前記用紙(P)が供給される際には用
紙(P)先端が転写位置(Q)に達する以前に前記転写
帯電器(17)を作動させる転写帯電器作動制御装置
(S1+M+32)、(Y06)用紙担持部材(12)に
吸着された用紙(P)先端が2回転目以後に前記転写位
置(Q)に到達する時にタイミングを合わせて前記像担
持体(9)表面に第2色目以降のトナー像を形成する前
記トナー像形成装置(1〜8+10〜16)、(Y07)
前記用紙担持部材(12)に吸着された用紙(P)先端
が2回転目以後に前記転写位置(Q)に到達する際には
用紙(P)先端が前記転写位置(Q)を通過してから前
記転写帯電器(17)を作動させる前記転写帯電器作動
制御装置(S1+M+32)。
【0015】
【作用】次に、前述の特徴を備えた本発明の作用を説明
する。前述の特徴を備えた本発明のカラー画像形成装置
(U)の転写装置では、トナー像形成装置(1〜8+1
0〜16)は、移動する無端状の像担持体(9)表面に
複数色のトナー像を順次形成する。また、用紙担持部材
(12)の無端状の用紙吸着表面は、前記像担持体
(9)表面と接する転写位置(Q)において前記像担持
体(9)表面と同方向に移動する。給紙装置(18〜2
0)は、前記像担持体(9)表面に形成された第1色目
のトナー像が前記転写位置(Q)に到達する時にタイミ
ングを合わせて用紙(P)を供給する。前記用紙担持部
材(12)内側において前記転写位置(Q)に対向して
配置された転写帯電器(17)は、前記転写位置(Q)
に供給された用紙(P)を前記用紙吸着面へ吸着させる
とともに吸着された用紙(P)へ前記像担持体(9)表
面のトナー像を転写させる。転写帯電器作動制御装置
(S1+M+32)は、前記転写位置(Q)に前記用紙
(P)が供給される際には用紙(P)先端が転写位置
(Q)に達する以前に前記転写帯電器(17)を作動さ
せる。このため、転写位置(Q)に給紙された用紙
(P)は、その先端から確実に前記用紙担持部材(1
2)の用紙吸着面に吸着される。
【0016】前記トナー像形成装置(1〜8+10〜1
6)は、前記用紙担持部材(12)の無端状の用紙吸着
表面に吸着された用紙(P)先端が2回転目以後に前記
転写位置(Q)に到達する時にタイミングを合わせて前
記像担持体(9)表面に第2色目以降のトナー像を形成
する前記転写帯電器作動制御装置(S1+M+32)
は、前記用紙担持部材(12)に吸着された用紙(P)
先端が2回転目以後に前記転写位置(Q)に到達する際
には用紙(P)先端が前記転写位置(Q)を通過してか
ら前記転写帯電器(17)を作動させる。このように前
記2回転目以降の画像転写時には、用紙(P)先端が前
記転写位置(Q)を通過してから転写帯電器(17)を
作動させると、用紙(P)先端部分の用紙吸着面への吸
着力を弱めることがなく、用紙(P)先端が用紙担持部
材(12)の用紙吸着面からはがれたり、像担持体
(9)(感光ドラム)ヘの巻き付きjam(POPja
m)が発生したりすることを防止することができる。
【0017】
【実施例】次に図面を参照しながら、本発明の一実施例
の画像形成装置を説明するが、本発明は以下の実施例に
限定されるものではない。
【0018】(実施例)図1は本発明の一実施例のカラ
ー画像形成装置(デジタルカラー複写機)の全体説明図
である。図2は前記図1の要部拡大図である。図3は同
実施例の制御回路部分の説明図である。図4は同実施例
の転写帯電器の作動を示すフローチャートである。
【0019】図1において、プラテン1上に載置した原
稿(図示せず)の下面に沿って移動する原稿照明用のラ
ンプ2から出射して原稿で反射した光は、移動ミラーユ
ニット3、レンズ4、固定ミラー5を介して画像読取部
6に収束される。前記符号2〜5で示された要素から露
光系(2〜5)が構成されている。前記画像読取部6
は、多数の光電変換素子とR,G,Bの3色のフィルタ
とを有するカラーCCDセンサにより構成されている。
画像読取部6は、前記原稿画像を各色毎に電気信号に変
換し、更にこの電気信号は光書込信号出力装置7に入力
される。
【0020】光書込信号出力装置7は、R,G,Bの各
色毎に入力された原稿画像読取信号をY,M,C,Kの
4色のデジタル信号に変換して記憶し、所定のタイミン
グで読出して、静電潜像を書込む手段としての光ビーム
書込装置8に出力する。光ビーム書込装置8は、像担持
体9に前記各色に対応した静電潜像を書き込む。像担持
体9の周囲には、像担持体9表面を一様に帯電させる帯
電用チャ−ジャ10、前記像担持体9に書き込まれた静
電潜像を各色のトナー像に現像する現像装置11、転写
ドラムにより構成された用紙担持部材12、除電コロト
ロン14、クリーナユニット15が配置されている。前
記現像装置11はY(イエロー),M(マゼンタ),C
(シアン),K(黒)の各色の現像装置を有し、それぞ
れの色のトナーで前記静電潜像を現像する。前記クリー
ナユニット15には、クリーニング装置15a、前記帯
電用チャージャ10および赤色LEDにより構成された
除電器16が支持されている。前記符号1〜8、10〜
16により示された要素から像担持体9表面にトナー像
を形成するトナー像形成装置(1〜8+10〜16)が
構成されている。
【0021】用紙担持部材12表面の円筒状(すなわ
ち、無端状またはエンドレス)の用紙吸着面は回転移動
し、用紙担持部材12内部には用紙の吸着及びトナー像
の転写を行う転写コロトロン17が固定状態で配置され
ている。前記転写コロトロン17は用紙担持部材12表
面と像担持体9表面とが接触する転写位置Qに配置され
ている。給紙トレイ18に収容された用紙Pは、用紙取
出ロール19により取り出されて搬送され、レジロール
20で一旦停止される。一旦停止された用紙Pは、前記
像担持体12表面のトナー像が前記転写位置Qに移動し
てくるのにタイミングを合わせてレジロール20から、
前記転写位置Qに供給される。前記符号18〜20等で
示された要素から給紙装置(18〜20)が構成されて
いる。給紙装置(18〜20)により転写位置Qに供給
された用紙Pの先端は、用紙担持部材12表面の用紙吸
着面に吸着される。この用紙の吸着と同時に第1色目の
トナー像が像担持体9表面から用紙Pに転写される。
【0022】用紙担持部材12は前記用紙Pを吸着した
状態で、4回転する。そして、1回転する毎に前記転写
コロトロン17が配置された転写位置Qにおいて、前記
Y(イエロー),M(マゼンタ),C(シアン),K
(黒)の各色のトナー像が順次前記用紙Pに転写され
る。なお、前記用紙担持部材12表面に接近して、その
無端状(円筒状)の用紙吸着面に吸着された用紙Pの先
端位置を検出するための用紙センサS1が設けられてい
る。そして、像担持体9表面に第2色目以降のトナー像
を形成する際には、用紙担持部材12表面の用紙吸着面
に吸着された用紙Pの先端位置が用紙センサS1により
検出されると、前記光ビーム書込装置8は、そのトナー
像に対応した静電潜像を像担持体9表面に書き込むよう
に構成されている。
【0023】図1において、前記用紙担持部材12上の
用紙Pは用紙担持部材12が4回転する間に、転写位置
Qにおいて像担持体9上の前記各色(Y,M,C,K)
のトナー像が転写された後、剥離爪21により剥離さ
れ、定着ユニット22を通って排紙トレイ23に排出さ
れるようになっている。前記用紙担持部材12の周囲に
は、転写後ジャムセンサ26、除電コロトロン27およ
びクリーナ28が配置されている。転写後ジャムセンサ
26は、前記転写位置Qの下流側に配置されて、用紙担
持部材12表面からの反射光量により用紙Pの有無を検
出する。用紙Pへの転写後に用紙Pが無い場合はジャム
信号を出力する。
【0024】図3は本発明のカラー画像形成装置(デジ
タルカラー複写機)Uの実施例の制御部分の説明図であ
る。図3に示す本実施例の制御部分はマイコンMを使用
している。マイコンMは、接続機器に対する入出力信号
のレベルを調節するI/O(入出力インターフェー
ス)、画像形成装置の制御プログラムが記憶されROM
(リードオンリメモリ)、前記ROMに記憶されたプロ
グラムに従った処理を実行するCPU(中央処理装
置)、前記処理の実行時にデータを一時的に記憶したり
するのに使用するRAM(ランダムアクセスメモリ)、
その他、クロック発振器等から構成されている。マイコ
ンMには、用紙センサS1の外、定着ユニット22の温
度センサ(図示せず)その他の信号出力要素に接続され
ている。また、マイコンMは露光系駆動装置31、転写
帯電器駆動回路32、像担持体回転駆動装置33、レジ
ロール駆動装置(レジロール20への回転動力の伝達の
オンオフを行うソレノイド等)34その他の制御要素に
接続されている。そして、マイコンMは、前記用紙セン
サS1等の信号出力要素からの入力信号を前記ROMに
記憶されたプログラムに従って処理し、その処理結果に
応じた出力信号を前記各制御要素に出力するように構成
されている。前記用紙センサS1、マイコンM、及び転
写帯電器駆動回路32等から転写帯電器作動制御装置
(S1+M+32)が構成されている。
【0025】(実施例の作用)次に前述の構成を備えた
実施例1のカラー画像形成装置Uの作用を説明する。プ
ラテン1上にカラー原稿を載せて、図示しない複写スイ
ッチが入力されると、露光系駆動装置31(図3参照)
により前記図1に示す露光系(2〜5)が駆動される。
露光系(2〜5)は、カラー原稿からの反射光をカラー
CCDセンサにより構成された原稿読取部6に結像させ
る。原稿読取部6は入射したカラー原稿の反射光の光量
をRGBの3色に分解して読取り、光書込信号出力装置
7に出力する。光書込信号出力装置7は、R,G,Bの
各色毎に入力された原稿画像読取信号をY,M,C,K
の4色のデジタル信号に変換して記憶し、最初はYのデ
ジタル信号を所定のタイミングで読出して、静電潜像を
書込む手段としての光ビーム書込装置8に出力する。光
ビーム書込装置8は、帯電用チャ−ジャ10により一様
に帯電された像担持体9表面に前記Y色に対応した静電
潜像を書き込む。
【0026】前記Y色に対応した静電潜像は現像装置1
1によりYのトナー像に現像され、転写装置Qに移動す
る。前記Yトナー像の転写位置Qへの移動にタイミング
を合わせて給紙装置(18〜20)から転写位置Qに用
紙Pが供給される。前記用紙担持部材12内側において
前記転写位置Qに対向して配置された転写帯電器17
は、前記転写位置Qに供給された用紙Pを前記無端状の
用紙吸着面(すなわち、円筒状の用紙担持部材12表
面)へ吸着させるとともに吸着された用紙Pへ前記像担
持体9表面のYトナー像(1色目のトナー像)を転写さ
せる。1色目のYトナー像が転写された用紙Pの先端が
用紙センサS1の位置に到達する迄に、前記露光系(2
〜5)によるYの静電潜像の書込が終了される。そし
て、用紙センサS1により用紙Pの先端が検出される
と、前記露光系(2〜5)による第2色目のMの静電潜
像の書込が開始される。
【0027】そして、Yトナー像を転写された用紙Pの
先端が転写位置Qに到達すると、転写帯電器17によっ
て2色目のMトナー像の転写が行われる。そして、続い
て行われるCトナー像及びKトナー像の転写は、前記M
トナー像の転写と同様に行われる。前述のようにして、
Y,M,C,Kのトナー像が順次転写された用紙Pは、
剥離爪21により剥離され、定着ユニット22を通過す
る。このとき、用紙P上の各色のトナー像は定着され
る。このトナー像が定着された用紙Pは、排紙トレイ2
3に排出される。
【0028】前記転写帯電器17は、転写位置Qに用紙
Pが供給されたときに、前記用紙Pを用紙担持部材12
表面(無端状の用紙吸着面)に吸着及び用紙Pへの第1
色目のトナー像の転写を行う場合と、第2色目以降のト
ナー像の転写の場合とでは作動開始のタイミングが異な
っている。そこで、次に、図4に示す転写帯電器17の
作動を示すフローチャートを用いて前述の構成を備えた
前記実施例の転写帯電器17の作用を説明する。図4の
フローチャートの各ステップの処理は、前記マイコンM
(コンピュータC)のROMに記憶されたプログラムに
従って行われる。図4のステップST1において、現在
行われている画像形成工程が第1色目の工程(Yトナー
像形成工程)か否か判断する。イエス(Y)の場合はス
テップST2に移り、ノー(N)の場合はステップST3
に移る。
【0029】ステップST2において、給紙装置(18
〜20)のレジロール20から給紙された用紙Pの先端
が転写位置Qに達したか否か判断する。この判断は、レ
ジロール20による用紙Pの搬送が開始されてからの時
間が所定時間(用紙Pの先端が転写位置Qに達する迄の
時間)経過したか否かによって行う。ノー(N)の場合
はステップST2を繰り返し、イエス(Y)の場合はス
テップST4に移る。ステップST4において、転写帯電
器17の放電を開始する。すなわち、給紙された用紙P
が転写位置Qに到達すると同時に放電が開始される。な
お、この放電開始は、用紙Pが転写位置Qに到達する以
前の適当な時刻に開始することが可能である。
【0030】次にステップST5において転写が終了し
たか否か判断する。この判断は用紙P後端が転写位置Q
を通過したか否かによって行う。ノー(N)の場合はス
テップST5を繰り返し実行する。イエス(Y)の場合
はステップST6に移る。ステップST6において、放電
を停止する。そして、ステップST1に戻る。
【0031】前記ステップST1において、第2色目以
降の画像形成工程である場合には、ノー(N)となっ
て、ステップST3に移る。ステップST3において、用
紙担持部材12表面(無端状の用紙吸着面)に吸着され
た用紙先端は、転写位置Qを3mm過ぎた位置に到達し
たか否か判断する。この判断は、用紙Pの先端が前記用
紙センサS1を通過してから所定時間(転写位置Qを3
mm過ぎた位置に到達するに要する時間)経過したか否
かによって判断する。ノー(N)の場合はステップST
3を繰り返し、イエス(Y)の場合はステップST4に移
る。ステップST4以下の処理は前述と同様である。
【0032】(変更例)以上、本発明の実施例を詳述し
たが、本発明は、前記実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内
で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更
実施例を下記に例示する。
【0033】(H01)用紙担持部材は、円筒状のドラム
を使用する代わりに、エンドレスのベルトを使用するこ
とが可能である。 (H02)給紙装置(18〜20)から転写位置Qに用紙
Pを供給する際、用紙Pの先端が転写位置Qに到達した
ことを検出するのに、レジロール20による用紙Pの搬
送時間を用いる代わりに、別途設けた用紙Pの先端位置
を検出するセンサ(図示せず)を使用することが可能で
ある。 (H03)本発明はカラー複写機以外にカラープリンタ等
のカラー画像形成装置に適用することが可能である。 (H04)像担持体は感光体ドラムにより構成する代わり
に感光ベルトにより構成することが可能である。
【0034】
【発明の効果】前述の本発明のカラー画像形成装置は、
下記の効果を奏することができる。 (E01)1個の帯電器を用いて用紙担持部材への用紙の
吸着および吸着された用紙へのトナー像の転写を確実に
且つジャムを発生させずに行うことができる。 (E02)特殊なトナーを用いることなく、用紙の吸着と
同時に第1色目のトナー像の転写を確実に行えるうこと
ができる。 (E03)部品数低減によるコストダウンおよび信頼性の
向上が実現できる。 (E04)用紙の吸着およびトナー像の転写を行う転写帯
電器をコロトロンにより構成した場合、吸着コロトロン
および転写コロトロンを別々に設けた場合に比較して、
コロトロンの延べ作動時間が短くなるため、オゾンO3
の発生を低減することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の一実施例のカラー画像形成装
置(デジタルカラー画像形成装置)の全体説明図であ
る。
【図2】 図2は前記図1の要部拡大図である。
【図3】 図3は同実施例の制御回路部分の説明図であ
る。
【図4】 図4は同実施例の転写帯電器の作動を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
P…用紙、Q…転写位置、U…カラー画像形成装置、9
…像担持体、12…用紙担持部材、17…転写帯電器、
(1〜8+10〜16)…トナー像形成装置、(18〜
20)…給紙装置、(S1+M+32)…転写帯電器作
動制御装置、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の要件を備えたことを特徴とするカ
    ラー画像形成装置の転写装置、(Y01)移動する無端状
    の像担持体表面に複数色のトナー像を順次形成するトナ
    ー像形成装置、(Y02)前記像担持体表面と接する転写
    位置において前記像担持体表面と同方向に移動する無端
    状の用紙吸着表面を有する用紙担持部材、(Y03)前記
    像担持体表面に形成された第1色目のトナー像が前記転
    写位置に到達する時にタイミングを合わせて用紙を供給
    する給紙装置、(Y04)前記用紙担持部材内側において
    前記転写位置に対向して配置され、前記転写位置に供給
    された用紙を前記用紙吸着面へ吸着させるとともに吸着
    された用紙へ前記像担持体表面のトナー像を転写させる
    転写帯電器、(Y05)前記転写位置に前記用紙が供給さ
    れる際には用紙先端が転写位置に達する以前に前記転写
    帯電器を作動させる転写帯電器作動制御装置。(Y06)
    用紙担持部材に吸着された用紙先端が2回転目以後に前
    記転写位置に到達する時にタイミングを合わせて前記像
    担持体表面に第2色目以降のトナー像を形成する前記ト
    ナー像形成装置、(Y07)前記用紙担持部材に吸着され
    た用紙先端が2回転目以後に前記転写位置に到達する際
    には用紙先端が前記転写位置を通過してから前記転写帯
    電器を作動させる前記転写帯電器作動制御装置。
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