JPH08227316A - ジョイステック装置 - Google Patents

ジョイステック装置

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JPH08227316A
JPH08227316A JP7058108A JP5810895A JPH08227316A JP H08227316 A JPH08227316 A JP H08227316A JP 7058108 A JP7058108 A JP 7058108A JP 5810895 A JP5810895 A JP 5810895A JP H08227316 A JPH08227316 A JP H08227316A
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JP7058108A
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English (en)
Inventor
Tatsuo Tsubaki
達雄 椿
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Shinko Electric Co Ltd
Original Assignee
Shinko Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、操作ハンドルの中立位置において
その位置を保持し、また、操作ハンドルの傾斜操作にお
いては軽やかに操作ハンドルを傾斜操作することのでき
るジョイステック装置を提供することを目的とする。 【構成】 本発明は、下端部に可動部材3が連設され多
方向に傾斜操作される操作ハンドル2と、可動部材3と
固定部材10との間に配設さればね力で操作ハンドル2
を中立位置に自動復帰させる複数のばね4と、操作ハン
ドル2の傾斜操作に応じて操作される直線作動型ポテン
ションメータとを備えるジョイステック装置において、
操作ハンドル2の中立位置において、可動部材3を固定
部材10とを固定し、操作ハンドル2の傾斜操作におい
て、可動部材3を固定部材10との固定を解除すう中立
位置固定機構6を設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、搬送ロボット、民生品
の電動台車等を手動で操作するジョイステック装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来技術のジョイステック装置として
は、特開平1−140976号公報に記載されているも
のがある。この種のジョイステック装置は、操作ハンド
ルの下端部に少なくともばね支持部材及びポテンシャル
メータ作動部からなる可動部材を固定させ、可動部材を
静止部に対してユニバーサル軸受で支持し、該軸受をほ
ぼ中心として複数のコイルばねを圧縮又は引張り状態で
ばね支持部材を静止部との間に配設して、操作ハンドル
をその中立位置にばね力で自動復帰するようにし、ポテ
ンシャルメータ作動部で一対のポテンションメータを作
動させるものである。また、従来技術のジョイステック
装置は、操作ハンドルの非作動時の中立位置を正確に位
置決めする複数の位置決めネジ体を有している。
【0003】しかしながら従来技術のジョイステック装
置において、操作ハンドルの長さをある程度必要をする
電動台車等に採用すると、操作ハンドルの荷重もその長
さに比例して重くなる。その結果、ユニバーサル軸受の
周辺に配設された複数のコイルばね、及び複数の位置決
めバネ体等の押圧力のみでは、操作ハンドルを中立位置
に保持することができないという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この問題を解決するに
は、操作ハンドルの中立位置を保持するために、コイル
ばねや位置決めバネ体のばね力による押圧力を増加させ
ることが考えられるが、通常の操作ハンドルの傾斜操作
に、この操作ハンドルの動きが重くなるという欠点があ
る。
【0005】本発明は、このような問題を解決するため
になされたもので、操作ハンドルの中立位置においてそ
の位置を保持し、また、操作ハンドルの傾斜操作におい
ては軽やかに操作ハンドルを傾斜操作することのできる
ジョイステック装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するた
め、本発明のジョイステック装置では、請求項1におい
ては、球面軸受を中心として多方向に傾斜操作される操
作ハンドルと、前記操作ハンドルの下端部に連設された
可動部材と、前記可動部材と固定部材との間に圧縮又は
引張り状態で配設され前記操作ハンドルをその中立位置
にばね力で自動復帰させる複数の復帰ばねと、前記作操
作ハンドルの傾斜操作に応じて作動される直線作動型ポ
テンションメータとを備え、前記可動部材で前記操作ハ
ンドルの傾斜操作に応じて前記直線作動型ポテンション
メータを作動させるようにしたジョイステック装置にお
いて、前記操作ハンドルの中立位置において、前記可動
部材と前記固定部材とを固定し、前記操作ハンドルの傾
斜操作において、前記可動部材と前記固定部材との固定
を解除する中立位置固定機構を設けたものである。
【0007】請求項2においては、請求項1のものに、
前記中立位置固定機構は、前記操作ハンドルに係止/係
止解除可能にされ前記可動部材を摺動自在に貫通する中
立位置レバーと、この中立位置レバー又は前記固定部材
のいずれかに係合溝又はこの係合溝に合致する係合部材
を設けてなる係合部と、前記係合溝と前記係合部材とを
近接又は離間する方向にばね力を付勢する与負荷ばねと
で構成されるものである。
【0008】請求項3においては、請求項1又は請求項
2のものに、前記可動部材と前記固定部材との係合によ
り、作動されるスイッチ機構を設けたものである。
【0009】
【作用】このように本発明のジョイステック装置によれ
ば、請求項1では、中立位置固定機構により操作ハンド
ルの中立位置においては、可動部材を固定部材を固定さ
せて、可動部材の傾斜を規制してその中立位置を固定・
保持すると共に、操作ハンドルの傾斜操作においては可
動部材と固定部材との固定を解除して、可動部材の傾斜
を自由にするので、操作ハンドルの中立位置においてそ
の位置を固定・保持し、また、操作ハンドルの傾斜操作
においては軽やかに操作ハンドルを傾斜操作することの
できる。
【0010】請求項2では、中立位置レバーと固定部材
とに設けられた係合部を、与負荷ばねのばね力により、
又はばね力に抗して係合することにより、中立位置レバ
ーが摺動自在に貫通する可動部材の傾斜が規制され、中
立位置レバーと固定部材との係合部の係合を、与負荷ば
ねのばね力により、又はばね力に抗して解除することに
より、可動部材の傾斜が自由にされるので、簡単な構造
である中立位固定機構により、操作ハンドルの中立位置
においてその位置を固定・保持し、また、操作ハンドル
の傾斜操作においては軽やかに操作ハンドルを傾斜操作
することのできる。
【0011】また、可動部材と固定部材との係合によ
り、作動されるスイッチ機構が設けられているので、操
作ハンドルが中立位置にあるか否かを検知することがで
き、確実に操作ハンドルを中立位置に固定・保持するこ
とが可能となる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例であるジョイステッ
ク装置について、図面を参照して説明する。図1は本実
施例におけるジョイステック装置の全体構成を示す縦断
面図、図2(a)は本実施例におけるジョイステック装
置の中立位置固定機構の中立位置レバーの係止解錠の状
態を示す要部拡大図、図2(b)は本実施例におけるジ
ョイステック装置の中立位置固定機構の中立位置レバー
の係止状態を示す要部拡大図である。
【0013】図1において、1はジョイステック装置で
あって、操作ハンドル2、可動部材3、複数の復帰ばね
4、4、4、・・・、直線動作型ポテンションメータ
5、5及び中立位置固定機構6とを主要部として構成さ
れている。10は固定部材となる内部空間Aを有するハ
ウジングであって、この開口部10a上には球面軸受1
1が固定、配置されている。操作ハンドル2は、球状の
つまみ2Aとこのつまみ2Aから延びる筒状ロッド2B
とでなり、筒状ロッド2B端側から球面軸受11の球体
11aを貫通して、この球面軸受11で多方向に傾斜可
能(摺動可能)に軸支されている。
【0014】可動部材3は、球面軸受11の中心を基準
として周壁を有する円形状の皿本体12と、この皿本体
12の周壁端から半径外方向(筒状ロッド2Bの軸方向
に直交する方向)に延びる板状部13とからなり、この
皿本体12に筒状ロッド2Bに固定されて、操作ハンド
ル2を連設状態にされている。これにより、可動部材3
は、操作ロッド2の傾斜操作に追従して、多方向に傾斜
可能にされている。また、複数の復帰ばね4、4、4、
・・・は、可動部材3の板状部13とハウジング10の
開口部10a側との間に、且つ球面軸受11と略同一中
心とする周方向に対外に所定間隔を隔てて配置されたコ
イルばねである。各復帰ばね4、4、4、・・・は、そ
の両端部がハウジング10又は可動部材3の板状部13
に、圧縮又は引張り状態としてそれぞれ固定されてい
る。
【0015】直線作動型ポテンションメータ5、5は、
公知の構造を有し内部にばね(図示しない)を有して、
これにより作動ロッド5a、5aを付勢するもので、球
面軸受11と略同一中心とする周方向に所定間隔を隔て
て、ハウジング10の底10b側に取り付け固定されて
いると共に、この各作動ロッド5a、5aがハウジング
10の開口部10a側に突出して可動部材3の板状部1
3に当接係合している(複数の復帰ばね4、4、4、・
・・が配置された反対側から当接係合している。)。こ
れにより、直線作動型ポテンションメータ5、5は、作
動ロッド5a、5aがその中立位置より操作ハンドル2
側に突出するか、あるいはハウジング10の底10b側
に押し込まれることにより、その抵抗値を変えるように
なっている。即ち、直線移動型ポテンションメータ5、
5は、操作ハンドル2の中立位置では、ある抵抗値をと
っているが、各作動ロッド5a、5aが中立位置から突
出して位置すると抵抗値が増大し、これにより押し込ま
れて位置すると抵抗値が減少するようにして、操作ハン
ドル2の傾斜作動に応じた信号を得るものである。15
はダストカバーであって、ゴム等でなりフレキシブルで
あるが、その下端部には金属でなる環状の取付部材16
が固定されており、この取付部材16を、操作ハンドル
2の筒状ロッド2を包含しつつ、球面軸受11、開口部
10aを覆った状態でハウジング10上に取り付けるこ
とにより、操作ハンドル2の多方向の傾斜作動に追従し
て変形して、防埃・塵機能を発揮するものである。17
は球面軸受11の抜け止めとなるCリングである。
【0016】中立位置固定機構6は、中立位置レバー3
0、この中立位置レバー30に設けられた係合部材3
7、与負荷ばね38とを主要部として構成されている。
中立位置レバー30は、操作ハンドル2の筒状ロッド2
B内径より小径にされた軸状部33とこの一端側から半
径外方向に折れ曲がって延びるレバ部34とが一体形成
されたL字形状をしており、この軸状部33端側から操
作ハンドル2の筒状ロッド2B内を遊嵌・貫通されてい
ると共に、レバー部34は操作レバー2の筒状ロッド2
Bの周面に開口して形成された係止孔35を介して外部
に突出している。この係止孔35は、図2(a)に示す
ように、操作ハンドル2の軸方向であってハウジング1
0の底10a側に延びる軸孔部35Aと、この軸孔35
Aのつまみ2A側端から連続して筒状ロッド2Bの周方
向に延びる周孔部35Bとで構成されている。そして、
中立位置レバー30のレバー部34は、係止孔35の軸
孔部35A及び周孔部35Bに案内されながら、操作ハ
ンドル2の軸方向及び周方向に移動可能にして外部に突
出しており、図2(a)に示すように、レバー部34が
周孔部35B上に位置して係止状態にされている。尚、
中立位置レバー30の係止を解除する(係止解除)に
は、図2(b)に示すように、レバー部34を係止孔3
5の軸孔部35Aまで移動させることにより解除され
て、中立位置レバー30の軸方向の移動が可能となる。
【0017】また、中立位置レバー30の軸状部33は
可動部材3の皿本体13の中心部に設けられた案内孔3
6を摺動自在に貫通して、ハウジング10の底10b側
に所定長さだけ突出しており、この軸状部材33の突出
端部には係合部材37が設けられている。この係止部3
7は、可動部材3からハウジング10の底10b側に向
かって段々に縮径するテーパ係合面37aが形成された
円錐形状を呈していると共に、可動部材3との間に配設
される与負荷ばね38のばね力によりハウジング10の
底10a側に付勢されている。ハウジング10の底10
bには、球面軸受11の中心に一致する位置に係合溝3
9が形成されている。この係合溝39は、係合部材37
のテーパ形状面37aに合致するように可動部材3から
ハウジング10の底10a側に向かって段々に縮径する
テーパ係合面39aが形成された円錐形状溝を呈して、
係合部材37とにより係合部40を構成している。これ
により、中立位置レバー30が係止状態〔図2(a)に
示す状態〕のときには、係合部材37が与負荷ばね38
のばね力に抗して、係合溝39から離間する状態にされ
て、即ち、可動部材3と固定部材となるハウジング10
との固定が解除されて、操作ハンドル30の傾斜操作が
可能とする共に、中立位置レバー30が係止解除の状態
〔図2(b)に示す状態〕のときには、係合部材37が
与負荷ばね38のばね力により係合溝39に合致・係合
する状態にされて、即ち、可動部材3を固定部材となる
ハウジング10に固定されて、操作ハンドル30の中立
位置を固定・保持するものである。
【0018】更に、この係合溝39の底39bには、操
作ハンドル2の中立位置を検出するためのマイクロスイ
ッチ41が配設されており、係合部材37が係合溝39
に係合するとこの係合部材37の先端が作動子41aに
当接して、ON状態にされ、係合部材37の離間により
OFFの状態にされる。
【0019】本実施例におけるジョイステック装置1
は、以上のように構成されるが、次に、このジョイステ
ック装置1の作動について説明する。尚、説明の便宜
上、操作ハンドル2は中立位置(図1に示す位置)にあ
り、また、中立位置レバー30は、図2(a)示すよう
に、そのレバー部34が係止孔35の軸孔部35Aにあ
って係止解除の状態とされて係合部材37が係合溝39
に合致・係合して(可動部材3とハウジング10とが係
合して)、操作ハンドル2を中立位置に固定・保持して
いるものとする。
【0020】操作ハンドル2を、その中立位置からいず
れかの方向に傾斜操作させる際には、先ず、操作者が中
立位置レバー30を作動して、その係止解除の状態から
係止状態にする。これは、中立位置レバー30のレバ部
材34を、軸孔部35Aで案内されせながら操作ハンド
ル2のつまみ2A側に移動させると共に、このレバー部
34を周孔部35Bに係止することにより行われる。こ
のとき、中立位置レバー30のレバー部34の移動に追
従して軸状部33も同方向に移動されるので、この軸状
部31の先端の係合部材37が与負荷ばね38のばね力
に抗して、係合溝39から離間される(可動部材3と固
定部材となるハウジング10との固定が解除され
る。)。また、係合部材37の離間によりマイクロスイ
ッチ41はOFFとなり、操作ハンドル2の傾斜操作が
可能であることを、図示しない機器を介して操作者に知
らせる。
【0021】中立位置レバー30が係止状態にした後、
操作者は、操作ハンドル2をいずれかの方向に傾斜操作
すると、この傾斜操作に追従して可動部材3も操作ハン
ドル2と同一方向に傾斜する。これにより、可動部材3
は、複数の復帰ばね4、4、4、・・・のばね力に抗し
て(復帰複数のばね4、4、4、・・・を圧縮又は引張
り変形の状態にして、)傾斜すると共に、この傾斜によ
り一対の直線作動型ポテンションメータ5、5の各作動
ロッド5a、5aが操作ハンドル2側に突出し、又はハ
ウジング10の底10b側に押し込まれて、これらの抵
抗値が変わり、この抵抗値の変更により操作ハンドル2
がどの方向にどれだけ傾斜操作されているかを検知す
る。そして、所望の傾斜操作を終えた後、操作ハンドル
2はの操作力を解除すると、可動部材3の傾斜により圧
縮又は引張り変形状態にされた複数の復帰ばね4、4、
4、・・・のばね力により、可動部材3は、この傾斜を
開放する方向に回動される。その後、図示しない位置決
め機構に可動部材3が係合することにより、操作ハンド
ル2が中立位置に正確に自動復元される。
【0022】操作ハンドル2が中立位置に自動復元され
た後、この中立位置を固定・保持させる際には、操作者
が中立位置レバー30を作動して、その係止状態から係
止解除の状態にする。これは、中立位置レバー30のレ
バ部材34を、周孔部35Bから軸孔部35Aに移動さ
せると、与負荷ばね38のばね力により中立位置レバー
30がハウジング10の底10a側に移動せることによ
り行われる。このとき、中立位置レバー30の移動に追
従して係合部材37も同方向に移動され、ついには、軸
状部33の係合部材37が与負荷ばね38のばね力によ
り、係合溝39に合致・係合する(可動部材3と固定部
材となるハウジング10とが固定する。)。その後、係
合部材37は与負荷ばね38のばね力で係合溝39に付
勢されつづけられ、操作ハンドル2の中立位置を固定・
保持する。また、係合部材37の係合によりマイクロス
イッチ41はONとなり、操作ハンドル2の中立位置が
固定・保持状態であることを、図示しない機器を介して
操作者に知らせる。
【0023】このように、本実施例におけるジョイステ
ック装置1によれば、操作ハンドル2の中立位置におい
て、中立位置レバー30を係止解除の状態にすることに
より係合部材37を係合溝39に合致・係合させて、可
動部材3を固定部材となるハウジング10に傾斜不能に
固定し、また、中立位置レバー30を係止状態にするこ
とにより係合部材37を係合溝39から離間させて、可
動部材3と固定部材となるハウジング10との固定を解
除して、可動部材3の傾斜を自由にするようにしている
ので、例え、操作ハンドルが長くなりその重量が重くな
たとしても、操作ハンドル30の中立位置においては、
係合部材37の係合溝39との合致・係合によりその位
置に確実に固定・保持できると共に、係合部材37を係
合溝39から離間することにより操作ハンドル2を傾斜
操作可能にして、傾斜操作することができるので、搭載
機器を選ばず、搬送ロボットにみならず、民生品の電動
台車等に適用することが可能となる。
【0024】また、係合部材37が係合溝39に合致・
係合すると、マイクロスイッチ41の作動子41aに当
接して、マイクロスイッチ41をON状態にすると共
に、係合部材37が係合溝39から離間すると、マイク
ロスイッチ41をOFFの状態にするので、このマイク
ロスイッチ41のON/OFF状態により操作ハンドル
2が中立位置にあるか否かを検知することができ、確実
に操作ハンドル2を中立位置に固定・保持することが可
能となる。
【0025】尚、本実施例のジョイステック装置1にお
いて、操作ハンドル2に係合部材37を、ハウジング1
0の底10bに係合溝39をそれぞれ形成したものを示
したが、図3に示すように、操作ハンドル2の筒状ロッ
ド2B先端に係合溝39を、ハウジング10の底10に
は操作ハンドル2側に突出するように係合部材37をそ
れぞれ形成すると共に、この係合部材37からマイクロ
スイッチ41の作動子41aを係合溝39側に突出する
ように配置したものであってもよい。
【0026】また、本実施例のジョイステク装置1にお
いて、中立位置レバー30のレバー部34を操作ハンド
ル30の周面に形成された係合孔35から操作可能に外
部に突出させたものであるが、これに限定されるもので
なく、図4(a)及び図4(b)に示したものであって
もよい。図4(a)は、中立位置レバー30の軸状部3
3を操作ハンドル2のつまみ2Aから軸方向に突出させ
ると共に、この先端に半径方向に延びるレバー部34を
設けたもので、操作者がこのレバー部34を介して操作
ハンドル2の軸方向に移動させることにより、軸状部3
3の係合部材37を係合溝39から離間/係合して、操
作ハンドル2の中立位置の固定・保持と、中立位置の解
除を行うものである。これにより、操作者は、操作ハン
ドル30をいずれかの方向に傾斜操作する場合には、逐
次、中立位置レバー30を係合部材37を係合溝39か
ら与負荷ばね38のばね力に抗して離間する方向に引張
り力を与える必要があるが、操作者が危険を感じたとき
等には、操作ハンドル2と共に、中立位置レバー30を
離すことにより、操作ハンドル2は上記に記載したと同
様にしてその中立位置に自動復帰され、中立位置レバー
30は与負荷ばね38のばね力により自動的に係合部材
37が係合溝39に合致・係合して、操作ハンドル2の
中立位置を固定・保持できる。
【0027】図4(b)は、中立位置レバー30の軸状
部33の操作ハンドル2のつまみ2A側端部に、貫通孔
50を形成すると共に、この貫通孔50に係合しする傾
斜面51Aを有するブロック体51とこのブロック体5
1から半径外方向に延びて操作ハンドル2の筒状ロッド
2Bの周面から外部に突出するレバー部52とからなる
レバー機構53を設けたもので、このレバー機構52の
レバー部52を半径方向(操作ハンドル2の軸線に直交
する方向)に往復移動させることにより、中立位置レバ
ー30の軸状部33がブロック体51の傾斜面51Aに
係合して、上記往復移動を操作ハンドル2の軸腺方向の
往復移動に変換して、中立位置レバー30を軸腺方向に
往復移動させることにより、操作ハンドル2の中立位置
の固定・保持と、中立位置の解除を行うものである。
【0028】更に、本実施例のジョイステック装置1に
おける中立位置固定機構6は、これに限定されるもので
なく、図5に示すような構造としたものであってもよ
い。図5において、中立位置レバー30の軸状部33を
ハウジング10の底10bから外部に突出させると共
に、この突出端にハウジング10の底10bから操作ハ
ンドル2側に向かって段々に縮径するテーパ係合面60
aを有する円錐形状の係合部材60を設けると共に、可
動部材3及びウジング10の底10との間に軸状部33
に一体形成され半径外方向に突出する突起部61と、可
動部材3との間に与負荷ばね62を配置する。また、係
合部材60に対向するハウジング10bの底10bに
は、この底10bから係合部材60に向かって段々に縮
径するテーパ係合面63aを有する係合溝63を設けた
ものである。このような構成においては、中間位置レバ
ー30の係止解除の状態で、図5に示すように、与負荷
ばね62のばね力で係合部材60が係合溝63から離間
する状態にされ、中間位置レバー30の係止状態で、与
負荷ばね62のばね力に抗して係合部材60が係合溝6
3に合致・係合されて、操作ハンドル2を中立位置に固
定・保持する。尚、係合溝63及びこれに連続して形成
されハウジング10内に開口する孔部64は、操作ハン
ドル2が傾斜操作された時に、中立位置レバー30の軸
状部33が干渉することのないように十分な半径を有し
ている。
【0029】
【発明の効果】このように本発明のジョイステック装置
によれば、中立位置固定機構により操作ハンドルの中立
位置においては、可動部材を固定部材を固定させて、可
動部材の傾斜を規制してその中立位置を固定・保持する
と共に、操作ハンドルの傾斜操作においては可動部材と
固定部材との固定を解除して、可動部材の傾斜を自由に
するので、操作ハンドルの中立位置においてその位置を
固定・保持し、また、操作ハンドルの傾斜操作において
は軽やかに操作ハンドルを傾斜操作することのできるの
で、搭載機器を選ばず、搬送ロボットにみならず、民生
品の電動台車等に適用することが可能となる。
【0030】また、中立位置レバーと固定部材とに設け
られた係合部を、与負荷ばねのばね力により、又はばね
力に抗して係合することにより、中立位置レバーが摺動
自在に貫通する可動部材の傾斜が規制され、中立位置レ
バーと固定部材との係合部の係合を、与負荷ばねのばね
力により、又はばね力に抗して解除することにより、可
動部材の傾斜が自由にされるので、簡単な構造である中
立位固定機構により、操作ハンドルの中立位置において
その位置を固定・保持し、また、操作ハンドルの傾斜操
作においては軽やかに操作ハンドルを傾斜操作すること
のできるので、搭載機器を選ばず、搬送ロボットにみな
らず、民生品の電動台車等に適用することが可能とな
る。
【0031】更に、可動部材と固定部材との係合によ
り、作動されるスイッチ機構が設けられているので、操
作ハンドルが中立位置にあるか否かを検知することがで
き、確実に操作ハンドルを中立位置に固定・保持するこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるジョイステック装置
の全体構成を示す縦断面図である。
【図2】本発明の一実施例におけるジョイステック装置
の中立位置固定機構の中立位置レバーの配置状態を示す
図であって、(a)は中立位置レバーの係止解錠の状態
を示す要部拡大図、(b)は中立位置レバーの係止状態
を示す要部拡大図である。
【図3】本発明の一実施例におけるジョイステック装置
の中立位置固定機構の係合部材と、係合溝の変形例を示
す要部拡大図である。
【図4】本発明の一実施例におけるジョイステック装置
の中立位置固定機構の中立位置レバーの変形例を示す図
であって、(a)は操作ハンドルの軸方向に突出する中
立位置レバーを示す要部拡大図、(b)はレバー機構を
用いて移動される中立位置レバーを示す要部拡大図であ
る。
【図5】本発明の一実施例におけるジョイステック装置
の本発明の一実施例におけるジョイステック装置の中立
位置固定機構の中立位置レバーと、係合部材と、係合溝
の変形例を示す要部拡大図である。
【符号の説明】
1 ジョイステック装置 2 操作ハンドル 3 可動部材 4、4、・・・ 復帰ばね 5 直線作動型ポテンションメータ 6 中立位置固定機構 10 ハウジング(固定部材) 11 球面軸受 30 中立位置レバー 37 係合部材 38 与負荷ばね 39 係合溝 40 係合部 41 マイクロスイッチ(スイッチ機構)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 球面軸受を中心として多方向に傾斜操作
    される操作ハンドルと、前記操作ハンドルの下端部に連
    設された可動部材と、前記可動部材と固定部材との間に
    圧縮又は引張り状態で配設され前記操作ハンドルをその
    中立位置にばね力で自動復帰させる複数の復帰ばねと、
    前記作操作ハンドルの傾斜操作に応じて作動される直線
    作動型ポテンションメータとを備え、前記可動部材で前
    記操作ハンドルの傾斜操作に応じて前記直線作動型ポテ
    ンションメータを作動させるようにしたジョイステック
    装置において、 前記操作ハンドルの中立位置において、前記可動部材と
    前記固定部材とを固定し、前記操作ハンドルの傾斜操作
    において、前記可動部材と前記固定部材との固定を解除
    する中立位置固定機構を設けたことを特徴とするジョイ
    ステック装置。
  2. 【請求項2】 前記中立位置固定機構は、前記操作ハン
    ドルに係止/係止解除可能にされ前記可動部材を摺動自
    在に貫通する中立位置レバーと、この中立位置レバー又
    は前記固定部材のいずれかに係合溝又はこの係合溝に合
    致する係合部材を設けてなる係合部と、前記係合溝と前
    記係合部材とを近接又は離間する方向にばね力を付勢す
    る与負荷ばねとで構成されること特徴とする請求項1記
    載のジョイステック装置。
  3. 【請求項3】 前記可動部材と前記固定部材との係合に
    より、作動されるスイッチ機構を設けたことを特徴とす
    る請求項1又は請求2それぞれに記載のジョイステック
    装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7077750B1 (en) * 1999-08-10 2006-07-18 Hosiden Corporation Multi directional input apparatus
CN110579982A (zh) * 2018-06-07 2019-12-17 班安欧股份公司 控制单元
US11409321B2 (en) 2018-11-15 2022-08-09 Crouzet Automatismes Joystick

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