JPH08228132A - 逓倍回路 - Google Patents
逓倍回路Info
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- JPH08228132A JPH08228132A JP7054998A JP5499895A JPH08228132A JP H08228132 A JPH08228132 A JP H08228132A JP 7054998 A JP7054998 A JP 7054998A JP 5499895 A JP5499895 A JP 5499895A JP H08228132 A JPH08228132 A JP H08228132A
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- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims abstract description 32
- 238000007599 discharging Methods 0.000 abstract description 6
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
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- Manipulation Of Pulses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】簡単な回路でかつ低い電力消費でIC化に適し
た2倍速のクロックを得ることができる逓倍回路を提供
することにある。 【構成】定電流回路を用いてコンデンサの両端子電圧を
ほぼデユーティ50%でON/OFFするスイッチ回路
を介して充放電することで、原入力信号に対して直線性
のよい傾斜でほぼ180°の位相幅に亙って180°位
相が相違する波形を生成することができ、その一方を反
転させてれぞれの傾斜波形を180°位相ごとに連続的
にコンパレータに加えることで信号を重ね、これにより
実質的にほデユーティ50%の倍速のクロックを得る。
た2倍速のクロックを得ることができる逓倍回路を提供
することにある。 【構成】定電流回路を用いてコンデンサの両端子電圧を
ほぼデユーティ50%でON/OFFするスイッチ回路
を介して充放電することで、原入力信号に対して直線性
のよい傾斜でほぼ180°の位相幅に亙って180°位
相が相違する波形を生成することができ、その一方を反
転させてれぞれの傾斜波形を180°位相ごとに連続的
にコンパレータに加えることで信号を重ね、これにより
実質的にほデユーティ50%の倍速のクロックを得る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、逓倍回路に関し、詳
しくは、簡単な回路でかつIC化に適し低消費電力で2
倍速のクロックを得ることができるような逓倍回路に関
する。
しくは、簡単な回路でかつIC化に適し低消費電力で2
倍速のクロックを得ることができるような逓倍回路に関
する。
【0002】
【従来の技術】通常、デジタル回路などにおいては、ク
ロック等を得る発振回路は、マルチバイブレータやイン
バータを複数段CR回路を介して接続して発振させてい
る。また、発振周波数が高くなると、インバータとセラ
ミックス振動素子、そしてコンデンサなどが用いられ
る。このような発振回路を利用してクロックを得ること
ができるが、デジタル回路で復調回路や変調回路などを
構成した場合には、基本クロックの他に、その倍速のク
ロックが必要になる場合が少なくない。また、一部の回
路においては、低い発振周波数信号からそれより高い発
振周波数信号が必要になることがある。このような場合
には、通常、周波数逓倍回路が用いられる。バラクタ素
子をオーバドライブすることで、高調波を発生させて周
波数逓倍することも可能であるが、単純には、所定の遅
延量を持つ遅延回路とフリップフロップ、そして論理回
路などの組合せなどによりそれは実現できる。
ロック等を得る発振回路は、マルチバイブレータやイン
バータを複数段CR回路を介して接続して発振させてい
る。また、発振周波数が高くなると、インバータとセラ
ミックス振動素子、そしてコンデンサなどが用いられ
る。このような発振回路を利用してクロックを得ること
ができるが、デジタル回路で復調回路や変調回路などを
構成した場合には、基本クロックの他に、その倍速のク
ロックが必要になる場合が少なくない。また、一部の回
路においては、低い発振周波数信号からそれより高い発
振周波数信号が必要になることがある。このような場合
には、通常、周波数逓倍回路が用いられる。バラクタ素
子をオーバドライブすることで、高調波を発生させて周
波数逓倍することも可能であるが、単純には、所定の遅
延量を持つ遅延回路とフリップフロップ、そして論理回
路などの組合せなどによりそれは実現できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】遅延回路は、遅延論理
素子やCR遅延回路を用いるが、遅延量にばらつきがあ
る場合に、入力クロックに対して倍速のクロックの位相
が不正確になる欠点がある。このようなことを回避する
ためには、高い周波数の発振素子を有する発振回路を設
けて分周回路により分周して所定の周波数のクロックを
得ることもできるが、回路規模が大きくなり、電力消費
が増加しかつ高い周波数が周囲の回路にノイズとして作
用する問題がある。さらに、発振素子や容量の大きなコ
ンデンサは、IC化した場合に外付け部品となる欠点が
ある。この発明の目的は、このような従来技術の問題点
を解決するものであって、簡単な回路でかつ低い電力消
費でIC化に適した2倍速のクロックを得ることができ
る逓倍回路を提供することにある。
素子やCR遅延回路を用いるが、遅延量にばらつきがあ
る場合に、入力クロックに対して倍速のクロックの位相
が不正確になる欠点がある。このようなことを回避する
ためには、高い周波数の発振素子を有する発振回路を設
けて分周回路により分周して所定の周波数のクロックを
得ることもできるが、回路規模が大きくなり、電力消費
が増加しかつ高い周波数が周囲の回路にノイズとして作
用する問題がある。さらに、発振素子や容量の大きなコ
ンデンサは、IC化した場合に外付け部品となる欠点が
ある。この発明の目的は、このような従来技術の問題点
を解決するものであって、簡単な回路でかつ低い電力消
費でIC化に適した2倍速のクロックを得ることができ
る逓倍回路を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るためのこの発明の逓倍回路の特徴は、入力信号から相
互に反転する実質的にデユーティ50%で相互に逆位相
の2つのパルスを生成するパルス生成回路と、これら2
つのパルスに応じて交互にON/OFFする第1および
第2のスイッチ回路と、これら第1および第2のスイッ
チ回路の下流にそれぞれ設けられた第1および第2の定
電流回路と、第1のスイッチ回路の第1の定電流回路側
のラインと第2のスイッチ回路の第2の定電流回路側の
ラインとの間に設けられたコンデンサと、このコンデン
サの両端子電圧の信号のいずれか一方を反転させて他方
の入力位相と同じ位相関係にしてそれぞれの入力に両端
子電圧の信号を受けるコンパレータとを備えるのであ
る。
るためのこの発明の逓倍回路の特徴は、入力信号から相
互に反転する実質的にデユーティ50%で相互に逆位相
の2つのパルスを生成するパルス生成回路と、これら2
つのパルスに応じて交互にON/OFFする第1および
第2のスイッチ回路と、これら第1および第2のスイッ
チ回路の下流にそれぞれ設けられた第1および第2の定
電流回路と、第1のスイッチ回路の第1の定電流回路側
のラインと第2のスイッチ回路の第2の定電流回路側の
ラインとの間に設けられたコンデンサと、このコンデン
サの両端子電圧の信号のいずれか一方を反転させて他方
の入力位相と同じ位相関係にしてそれぞれの入力に両端
子電圧の信号を受けるコンパレータとを備えるのであ
る。
【0005】
【作用】このように、定電流回路を用いてコンデンサの
両端子電圧をほぼデユーティ50%でON/OFFする
スイッチ回路を介して充放電することで、原入力信号に
対して直線性のよい傾斜でほぼ180°の位相幅に亙っ
て180°位相が相違する波形を生成することができ、
その一方を反転させてそれぞれの傾斜波形を180°位
相ごとに連続的にコンパレータに加えることで信号を重
ね、一定の放電傾斜の倍の周波数の鋸歯状波を得て、こ
れにより実質的にほぼデユーティ50%の倍速のクロッ
クを得ることができる。その結果、素子数が少ない、ク
ロックの位相にばらつきが少なく、IC化に適した簡単
な逓倍回路を得ることができる。
両端子電圧をほぼデユーティ50%でON/OFFする
スイッチ回路を介して充放電することで、原入力信号に
対して直線性のよい傾斜でほぼ180°の位相幅に亙っ
て180°位相が相違する波形を生成することができ、
その一方を反転させてそれぞれの傾斜波形を180°位
相ごとに連続的にコンパレータに加えることで信号を重
ね、一定の放電傾斜の倍の周波数の鋸歯状波を得て、こ
れにより実質的にほぼデユーティ50%の倍速のクロッ
クを得ることができる。その結果、素子数が少ない、ク
ロックの位相にばらつきが少なく、IC化に適した簡単
な逓倍回路を得ることができる。
【0006】
【実施例】図1は、この発明を適用した逓倍回路を中心
とするブロック図、図2は、その逓倍動作を説明するた
めの波形図である。図1において、1は、逓倍回路であ
って、差動コンパレータ(COM)2がクロック発生回路
3からクロックを入力端子1aに受ける。コンパレータ
2は、クロックの入力信号(図2(a)参照)から相互に1
80°位相の相違する一対のパルス(図2(b),(c)参照)
を生成してそれらをコンデンサ4の充放電回路5へと送
出する。
とするブロック図、図2は、その逓倍動作を説明するた
めの波形図である。図1において、1は、逓倍回路であ
って、差動コンパレータ(COM)2がクロック発生回路
3からクロックを入力端子1aに受ける。コンパレータ
2は、クロックの入力信号(図2(a)参照)から相互に1
80°位相の相違する一対のパルス(図2(b),(c)参照)
を生成してそれらをコンデンサ4の充放電回路5へと送
出する。
【0007】充放電回路5は、コンデンサ4の充放電に
より両端子A,Bに発生する充放電により発生する傾斜
電圧信号のうち端子Aの傾斜波形信号をコンパレータ6
に送出する。また、端子Bの傾斜波形信号を反転増幅器
6aを介してコンパレータ(COM)6に送出する。こ
のときの端子A,Bのそれぞれ傾斜波形は、入力パルス
の位相に応じて相互に180°相違している。また、一
方が傾斜波形になっているときには、他方の端子は一定
電圧に固定されている。
より両端子A,Bに発生する充放電により発生する傾斜
電圧信号のうち端子Aの傾斜波形信号をコンパレータ6
に送出する。また、端子Bの傾斜波形信号を反転増幅器
6aを介してコンパレータ(COM)6に送出する。こ
のときの端子A,Bのそれぞれ傾斜波形は、入力パルス
の位相に応じて相互に180°相違している。また、一
方が傾斜波形になっているときには、他方の端子は一定
電圧に固定されている。
【0008】コンパレータ6もコンパレータ2と同様な
差動コンパレータであって、コンデンサ4の端子Aの電
圧信号を基準側端子(−位相入力)に、そして端子Bの電
圧信号に対してその反転電圧信号を信号入力端子(+位
相入力)にそれぞれ受ける。その結果、コンパレータ6
は、入力された信号の位相に応じて180°ごとに一方
を基準として他方の信号レベルに応じたパルスを発生す
る。これにより、2倍のクロックが生成され,出力端子
1bからそれが出力される。
差動コンパレータであって、コンデンサ4の端子Aの電
圧信号を基準側端子(−位相入力)に、そして端子Bの電
圧信号に対してその反転電圧信号を信号入力端子(+位
相入力)にそれぞれ受ける。その結果、コンパレータ6
は、入力された信号の位相に応じて180°ごとに一方
を基準として他方の信号レベルに応じたパルスを発生す
る。これにより、2倍のクロックが生成され,出力端子
1bからそれが出力される。
【0009】ここで、充放電回路5は、電源ラインVcc
とグランドGND間に接続されたトランジスタQ1 と定
電流源I1 との第1の直列回路5aと、同じく電源ライ
ンVccとグランドGND間に接続されたトランジスタQ
2 と定電流源I2 との第2の直列回路5bとからなり、
これらトランジスタと定電流源との接続点の間にコンデ
ンサ4が接続されている。トランジスタQ1 は、ベース
にコンパレータ2から正転側のパルスを受け、そのコレ
クタ−エミッタ側が電源ラインVccとコンデンサ4の端
子とに接続され、トランジスタQ2 は、ベースにコンパ
レータ2から前記と180°位相が相違する反転側のパ
ルスを受け、そのコレクタ−エミッタ側が電源ラインV
ccとコンデンサ4の残りの端子とに接続されている。
とグランドGND間に接続されたトランジスタQ1 と定
電流源I1 との第1の直列回路5aと、同じく電源ライ
ンVccとグランドGND間に接続されたトランジスタQ
2 と定電流源I2 との第2の直列回路5bとからなり、
これらトランジスタと定電流源との接続点の間にコンデ
ンサ4が接続されている。トランジスタQ1 は、ベース
にコンパレータ2から正転側のパルスを受け、そのコレ
クタ−エミッタ側が電源ラインVccとコンデンサ4の端
子とに接続され、トランジスタQ2 は、ベースにコンパ
レータ2から前記と180°位相が相違する反転側のパ
ルスを受け、そのコレクタ−エミッタ側が電源ラインV
ccとコンデンサ4の残りの端子とに接続されている。
【0010】ここで、コンデンサ4の充放電動作と出力
信号の生成動作について図2に従って説明すると、入力
されたクロックが(a)であり、これがコンパレータ2に
より(b),(c)の位相が180°相違する2つのパルス信
号になる。これらパルス信号が直列回路5a,5bの各
トランジスタQ1 ,Q2 をON/OFFさせることによ
り、このON/OFFに応じてコンデンサ4の端子Aの
電圧は、定電流源による充放電になるので、(d)のよう
に変化し、端子Bの電圧は、同様に(e)のように変化す
る。
信号の生成動作について図2に従って説明すると、入力
されたクロックが(a)であり、これがコンパレータ2に
より(b),(c)の位相が180°相違する2つのパルス信
号になる。これらパルス信号が直列回路5a,5bの各
トランジスタQ1 ,Q2 をON/OFFさせることによ
り、このON/OFFに応じてコンデンサ4の端子Aの
電圧は、定電流源による充放電になるので、(d)のよう
に変化し、端子Bの電圧は、同様に(e)のように変化す
る。
【0011】このようなコンデンサ4の端子電圧の変化
について、トランジスタQ1 がON状態で、トランジス
タQ2 がOFF状態のときから説明すると、まず、トラ
ンジスタQ1 がONして、トランジスタQ2 がOFFし
たときには、コンデンサ4の端子Aが電源ラインVccか
ら一定電圧低い所定のレベルに設定され、その値を維持
する。このとき、コンデンサ4の電荷が保持されるので
端子Bが一定電圧分だけ上昇する。次にコンデンサ4の
端子Bは、コンデンサ4の充電電荷が定電流源I2 を介
して流れるので、一定の放電傾斜で徐々に減少してい
く。その途中でクロックが反転してトランジスタQ1 が
OFFして、トランジスタQ2 がONする。これにより
端子Bの電圧は、元の一定値に戻り、今度は端子Aの電
圧が前記と同様な経過をたどる。その結果として端子A
の電圧は(d)のように変化し、端子Bの電圧は、(e)のよ
うに変化する。
について、トランジスタQ1 がON状態で、トランジス
タQ2 がOFF状態のときから説明すると、まず、トラ
ンジスタQ1 がONして、トランジスタQ2 がOFFし
たときには、コンデンサ4の端子Aが電源ラインVccか
ら一定電圧低い所定のレベルに設定され、その値を維持
する。このとき、コンデンサ4の電荷が保持されるので
端子Bが一定電圧分だけ上昇する。次にコンデンサ4の
端子Bは、コンデンサ4の充電電荷が定電流源I2 を介
して流れるので、一定の放電傾斜で徐々に減少してい
く。その途中でクロックが反転してトランジスタQ1 が
OFFして、トランジスタQ2 がONする。これにより
端子Bの電圧は、元の一定値に戻り、今度は端子Aの電
圧が前記と同様な経過をたどる。その結果として端子A
の電圧は(d)のように変化し、端子Bの電圧は、(e)のよ
うに変化する。
【0012】その結果、反転増幅器6aの出力は、(e)
を反転した(f)のような波形になる。したがって、コン
パレータ6の入力には、ぞれぞれ(d),(f)の信号が入力
されるので、(g)で示されるように、入力信号(a)に対し
て倍の周波数のパルス信号が出力端子1bに出力され
る。
を反転した(f)のような波形になる。したがって、コン
パレータ6の入力には、ぞれぞれ(d),(f)の信号が入力
されるので、(g)で示されるように、入力信号(a)に対し
て倍の周波数のパルス信号が出力端子1bに出力され
る。
【0013】ところで、この実施例の説明から理解でき
るように、この発明では、入力信号として実質的にほぼ
デユーティ50%の入力信号(パルス)に対し、一定の
放電傾斜の信号を得て、これにより実質的にほぼデユー
ティ50%の倍速のクロックを発生させている。そのた
めに、コンデンサ4を一定電流Iにより充放電する。こ
こで、コンデンサ4の端子電圧Vからグランドレベルに
向かって放電すると仮定し、放電時間をt、コンデンサ
4の容量をCとすれば、これらの関係は次の式になる。 It/C=V 入力信号のクロック周期をTとすると、図2の(a)か
ら(g)までの波形の説明から発生させる(g)の出力
波形は、デユーティ50%の(a)の入力クロックの周
期Tに対して同様にデユーティ50%の関係からそのパ
ルス幅がT/4の関係にある。そこで、入力されるクロ
ックの周期をfとすると、発生させる倍速クロックとの
間には次の関係式が成立する。 f=I/4CV ただし、Cはコンデンサ4の容量、VはA点,B点の端
子電圧、Iは定電流回路の電流値である。また、定電流
源I1 ,I2 は、定電流源であるが、これを可変定電流
源としておき、発生する倍速のクロックパルスの幅を調
整することで素子のばらつきを吸収できるようにしても
よい。さらに、このような回路を複数段従属接続するこ
とにより4倍速,8倍速というように、2の乗数倍の逓
倍回路を構成することができる。
るように、この発明では、入力信号として実質的にほぼ
デユーティ50%の入力信号(パルス)に対し、一定の
放電傾斜の信号を得て、これにより実質的にほぼデユー
ティ50%の倍速のクロックを発生させている。そのた
めに、コンデンサ4を一定電流Iにより充放電する。こ
こで、コンデンサ4の端子電圧Vからグランドレベルに
向かって放電すると仮定し、放電時間をt、コンデンサ
4の容量をCとすれば、これらの関係は次の式になる。 It/C=V 入力信号のクロック周期をTとすると、図2の(a)か
ら(g)までの波形の説明から発生させる(g)の出力
波形は、デユーティ50%の(a)の入力クロックの周
期Tに対して同様にデユーティ50%の関係からそのパ
ルス幅がT/4の関係にある。そこで、入力されるクロ
ックの周期をfとすると、発生させる倍速クロックとの
間には次の関係式が成立する。 f=I/4CV ただし、Cはコンデンサ4の容量、VはA点,B点の端
子電圧、Iは定電流回路の電流値である。また、定電流
源I1 ,I2 は、定電流源であるが、これを可変定電流
源としておき、発生する倍速のクロックパルスの幅を調
整することで素子のばらつきを吸収できるようにしても
よい。さらに、このような回路を複数段従属接続するこ
とにより4倍速,8倍速というように、2の乗数倍の逓
倍回路を構成することができる。
【0014】以上説明してきたが、実施例におけるコン
パレータ2,6は、差動コンパレータを使用して、2つ
の位相が180°相違するパルスを同時に発生させてい
るが、これは、いずれか一方のパルスを発生させて反転
増幅器により他方のパルスを発生させるような構成であ
ってもよい。実施例では、コンデンサ4の端子B側を反
転させてコンパレータ6の+側端子に入力しているが、
コンデンサ4の端子A側を反転させて、コンパレータ6
の入力端子をA,B入れ替えてコンパレータ6の入力信
号を相互に同相関係になるようにしても同様な動作をさ
せることができる。例えば、(-)入力に対して反転増幅
器を介して(+)入力側と同じ位相入力関係にするか、逆
に実施例のように、(+)入力に対して反転増幅器を介し
て(-)入力と同じ位相入力関係にするかである。また、
実施例では、スイッチ回路としてバイポーラトランジス
タを用いているが、これは、高速スイッチングをするた
めであって、例えば、伝送ゲートのようなアナログスイ
ッチであってもよく、必ずしもバイポーラトランジスタ
を用いる必要はない。また、実施例のクロック発生回路
からの入力は、クロック発生回路からではなく、単に外
部からクロックを入力すればよいことはもちろんであ
る。
パレータ2,6は、差動コンパレータを使用して、2つ
の位相が180°相違するパルスを同時に発生させてい
るが、これは、いずれか一方のパルスを発生させて反転
増幅器により他方のパルスを発生させるような構成であ
ってもよい。実施例では、コンデンサ4の端子B側を反
転させてコンパレータ6の+側端子に入力しているが、
コンデンサ4の端子A側を反転させて、コンパレータ6
の入力端子をA,B入れ替えてコンパレータ6の入力信
号を相互に同相関係になるようにしても同様な動作をさ
せることができる。例えば、(-)入力に対して反転増幅
器を介して(+)入力側と同じ位相入力関係にするか、逆
に実施例のように、(+)入力に対して反転増幅器を介し
て(-)入力と同じ位相入力関係にするかである。また、
実施例では、スイッチ回路としてバイポーラトランジス
タを用いているが、これは、高速スイッチングをするた
めであって、例えば、伝送ゲートのようなアナログスイ
ッチであってもよく、必ずしもバイポーラトランジスタ
を用いる必要はない。また、実施例のクロック発生回路
からの入力は、クロック発生回路からではなく、単に外
部からクロックを入力すればよいことはもちろんであ
る。
【0015】
【発明の効果】この発明にあっては、定電流回路を用い
てコンデンサの両端子電圧をほぼデユーティ50%でO
N/OFFするスイッチ回路を介して充放電すること
で、原入力信号に対して直線性のよい傾斜でほぼ180
°の位相幅に亙って180°位相が相違する波形を生成
することができ、その一方を反転させてそれぞれの傾斜
波形を180°位相ごとに連続的にコンパレータに加え
ることで信号を重ね、その入力信号として180°ごと
に発生する入力に対して倍の周波数の鋸歯状波を得て、
これにより実質的にほぼデユーティ50%の倍速のクロ
ックを得ることができる。その結果、素子数が少ない、
クロックの位相にばらつきが少なく、IC化に適した簡
単な逓倍回路を得ることができる。また、回路規模が小
さいので消費電力も低減される。
てコンデンサの両端子電圧をほぼデユーティ50%でO
N/OFFするスイッチ回路を介して充放電すること
で、原入力信号に対して直線性のよい傾斜でほぼ180
°の位相幅に亙って180°位相が相違する波形を生成
することができ、その一方を反転させてそれぞれの傾斜
波形を180°位相ごとに連続的にコンパレータに加え
ることで信号を重ね、その入力信号として180°ごと
に発生する入力に対して倍の周波数の鋸歯状波を得て、
これにより実質的にほぼデユーティ50%の倍速のクロ
ックを得ることができる。その結果、素子数が少ない、
クロックの位相にばらつきが少なく、IC化に適した簡
単な逓倍回路を得ることができる。また、回路規模が小
さいので消費電力も低減される。
【図1】図1は、この発明を適用した逓倍回路を中心と
するブロック図である。
するブロック図である。
【図2】図2は、その逓倍動作を説明するための波形図
である。
である。
1…クロック制御回路、2,6…コンパレータ、3…ク
ロック発生回路、4…コンデンサ、5…充放電回路、6
a…反転増幅器。
ロック発生回路、4…コンデンサ、5…充放電回路、6
a…反転増幅器。
Claims (1)
- 【請求項1】入力信号から相互に反転する実質的にデユ
ーティ50%で相互に逆位相の2つのパルスを生成する
パルス生成回路と、これら2つのパルスに応じて交互に
ON/OFFする第1および第2のスイッチ回路と、こ
れら第1および第2のスイッチ回路の下流にそれぞれ設
けられた第1および第2の定電流回路と、前記第1のス
イッチ回路の前記第1の定電流回路側のラインと前記第
2のスイッチ回路の前記第2の定電流回路側のラインと
の間に設けられたコンデンサと、このコンデンサの両端
子電圧の信号のいずれか一方を反転させて他方の入力位
相と同じ位相関係にしてそれぞれの入力に前記両端子電
圧の信号を受けるコンパレータとを備える逓倍回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05499895A JP3345209B2 (ja) | 1995-02-20 | 1995-02-20 | 逓倍回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05499895A JP3345209B2 (ja) | 1995-02-20 | 1995-02-20 | 逓倍回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08228132A true JPH08228132A (ja) | 1996-09-03 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007124661A (ja) * | 2005-10-26 | 2007-05-17 | Samsung Electronics Co Ltd | クロック発生回路 |
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-
1995
- 1995-02-20 JP JP05499895A patent/JP3345209B2/ja not_active Expired - Fee Related
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|---|---|---|---|---|
| JP2015084551A (ja) * | 2002-04-18 | 2015-04-30 | クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated | デューティサイクル補正を行う方法 |
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