JPH08228207A - キャリア信号発生回路及びそれを用いたqpsk変調回路 - Google Patents
キャリア信号発生回路及びそれを用いたqpsk変調回路Info
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- JPH08228207A JPH08228207A JP3328895A JP3328895A JPH08228207A JP H08228207 A JPH08228207 A JP H08228207A JP 3328895 A JP3328895 A JP 3328895A JP 3328895 A JP3328895 A JP 3328895A JP H08228207 A JPH08228207 A JP H08228207A
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- 230000007274 generation of a signal involved in cell-cell signaling Effects 0.000 claims description 11
- 238000005070 sampling Methods 0.000 abstract description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 5
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 4
- 239000000969 carrier Substances 0.000 description 2
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 2
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 2
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Landscapes
- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ディジタル回路で構成されたQPSK変調回
路を提供する。 【構成】 音声やデータである変調信号は、IQ符号回
路20によってディジタル信号であるIs、Qsに変換
される。それぞれの信号Is、Qsはローパスフィルタ
26a、26bにおいて高調波成分を除去された後、積
和回路28a、28bにおいてキャリア信号と積和演算
される。キャリア信号Ic、Qcはキャリア波形発生回
路30によって生成される。このキャリア信号Ic、Q
cは、正弦波信号の所定角度毎の値をサンプリングする
ことにより得られた信号である。このため、このキャリ
ア信号Ic及びQcは加算や減算を行っても元の波形の
形状をしている。その結果、積和回路28a、28bの
出力信号を加算回路10によって加算することによって
ディジタル信号であるQPSK変調信号が得られる。
路を提供する。 【構成】 音声やデータである変調信号は、IQ符号回
路20によってディジタル信号であるIs、Qsに変換
される。それぞれの信号Is、Qsはローパスフィルタ
26a、26bにおいて高調波成分を除去された後、積
和回路28a、28bにおいてキャリア信号と積和演算
される。キャリア信号Ic、Qcはキャリア波形発生回
路30によって生成される。このキャリア信号Ic、Q
cは、正弦波信号の所定角度毎の値をサンプリングする
ことにより得られた信号である。このため、このキャリ
ア信号Ic及びQcは加算や減算を行っても元の波形の
形状をしている。その結果、積和回路28a、28bの
出力信号を加算回路10によって加算することによって
ディジタル信号であるQPSK変調信号が得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、波形発生器に関する。
特にQPSK通信方式による変調を行うキャリア周波数
信号の発生に関する。
特にQPSK通信方式による変調を行うキャリア周波数
信号の発生に関する。
【0002】
【従来の技術】QPSK(Quadrature Ph
ase Shift Keying)通信方式は移動体
通信・衛星通信はもとより、CATVの分野にも幅広く
用いられている。図3には、このようなQPSK変調器
の回路例が示されている。
ase Shift Keying)通信方式は移動体
通信・衛星通信はもとより、CATVの分野にも幅広く
用いられている。図3には、このようなQPSK変調器
の回路例が示されている。
【0003】図4に示されているように、時系列データ
であるディジタル信号は、90度位相が異なるI相とQ
相とに分割されて、変調回路に入力される。変調回路に
おいては、このI相とQ相とに対して、90度位相が異
なる2つのキャリア信号とそれぞれ乗算される。そし
て、それぞれの乗算結果が加算され、最終的なQPSK
変調信号として出力される。
であるディジタル信号は、90度位相が異なるI相とQ
相とに分割されて、変調回路に入力される。変調回路に
おいては、このI相とQ相とに対して、90度位相が異
なる2つのキャリア信号とそれぞれ乗算される。そし
て、それぞれの乗算結果が加算され、最終的なQPSK
変調信号として出力される。
【0004】図4における乗算と加算とは、通常はアナ
ログ回路による乗算・加算回路が用いられている。しか
し、アナログ回路による方式では、回路を構成する各部
品のばらつきによる残留キャリアや、いわゆるQuad
rature Balanceの不安定さを人手による
調整によって、除去しなければならない。さらに、各部
品の特性は温度により変化する場合が多く、製造時の調
整だけではその後の回路特性の劣化を抑止しきることは
困難である。
ログ回路による乗算・加算回路が用いられている。しか
し、アナログ回路による方式では、回路を構成する各部
品のばらつきによる残留キャリアや、いわゆるQuad
rature Balanceの不安定さを人手による
調整によって、除去しなければならない。さらに、各部
品の特性は温度により変化する場合が多く、製造時の調
整だけではその後の回路特性の劣化を抑止しきることは
困難である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、QPSK変調
回路をディジタルで構成することが考えられる。ディジ
タルで回路を構成するためには、ローパスフィルタや、
乗算器、加算器等をディジタル回路で構成する必要があ
る。
回路をディジタルで構成することが考えられる。ディジ
タルで回路を構成するためには、ローパスフィルタや、
乗算器、加算器等をディジタル回路で構成する必要があ
る。
【0006】近年、ディジタルによる信号処理が一般的
なものとなっているため、乗算器や、加算器をディジタ
ルによって構成することは、それほど困難なことではな
い。ローパスフィルタもディジタルフィルタで構成しな
ければならないが、このディジタルフィルタは、本出願
の発明者が特願平7−27186号公報において提案し
たディジタルフィルタが好適である。
なものとなっているため、乗算器や、加算器をディジタ
ルによって構成することは、それほど困難なことではな
い。ローパスフィルタもディジタルフィルタで構成しな
ければならないが、このディジタルフィルタは、本出願
の発明者が特願平7−27186号公報において提案し
たディジタルフィルタが好適である。
【0007】一方、キャリア信号発生器は、互いに位相
が90度異なる2相のキャリア信号を発生しなければな
らない。この場合、構成を簡易なものとするため、90
度位相が異なる2相の矩形波信号などを用いようとする
と、それらの矩形波信号を加算若しくは減算した信号波
は、元の矩形波信号とは全く異なる波形となってしま
い、そのままではQPSK変調回路において用いること
はできない。この様子が、図5に示されている。図5に
示されているように、互いに90度位相が異なる2つの
矩形波信号Iと、Qとを例えば加算すると、図5のI+
Qで示された波形となり、原信号であるIやQとは異な
る波形の信号となってしまう。
が90度異なる2相のキャリア信号を発生しなければな
らない。この場合、構成を簡易なものとするため、90
度位相が異なる2相の矩形波信号などを用いようとする
と、それらの矩形波信号を加算若しくは減算した信号波
は、元の矩形波信号とは全く異なる波形となってしま
い、そのままではQPSK変調回路において用いること
はできない。この様子が、図5に示されている。図5に
示されているように、互いに90度位相が異なる2つの
矩形波信号Iと、Qとを例えば加算すると、図5のI+
Qで示された波形となり、原信号であるIやQとは異な
る波形の信号となってしまう。
【0008】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、その目的は、QPSK変調回路をディ
ジタル回路で構成するため、QPSK変調回路において
用いられるキャリア信号をディジタル信号として発生す
るキャリア信号発生器を提供することである。また、他
の目的は、このキャリア信号発生器を用いて、QPSK
変調回路を構成することである。
れたものであり、その目的は、QPSK変調回路をディ
ジタル回路で構成するため、QPSK変調回路において
用いられるキャリア信号をディジタル信号として発生す
るキャリア信号発生器を提供することである。また、他
の目的は、このキャリア信号発生器を用いて、QPSK
変調回路を構成することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の本発明は、上記目
的を達成するために、所望のキャリア信号の波形データ
が記憶されている記憶手段と、前記記憶手段にアドレス
信号を順次供給し、前記記憶手段に、前記所望のキャリ
ア信号の波形データを出力させるアドレス発生手段と、
を含み、前記記憶手段から、前記所望のキャリア信号が
ディジタル信号として出力されることを特徴とするキャ
リア信号発生回路である。
的を達成するために、所望のキャリア信号の波形データ
が記憶されている記憶手段と、前記記憶手段にアドレス
信号を順次供給し、前記記憶手段に、前記所望のキャリ
ア信号の波形データを出力させるアドレス発生手段と、
を含み、前記記憶手段から、前記所望のキャリア信号が
ディジタル信号として出力されることを特徴とするキャ
リア信号発生回路である。
【0010】第2の本発明は、上記目的を達成するため
に、第一の本発明のキャリア信号発生回路において、前
記記憶手段は、互いに位相が90度異なる2つのキャリ
ア信号の波形データを記憶しており、互いに位相が90
度異なるキャリア信号を発生することを特徴とするキャ
リア信号発生回路である。
に、第一の本発明のキャリア信号発生回路において、前
記記憶手段は、互いに位相が90度異なる2つのキャリ
ア信号の波形データを記憶しており、互いに位相が90
度異なるキャリア信号を発生することを特徴とするキャ
リア信号発生回路である。
【0011】第3の本発明は、上記課題を解決するため
に、上記第二の本発明のキャリア信号発生回路におい
て、前記キャリア信号は正弦波信号であり、前記記憶手
段には前記正弦波信号の所定の角度における値が記憶さ
れていることを特徴とするキャリア信号発生回路であ
る。
に、上記第二の本発明のキャリア信号発生回路におい
て、前記キャリア信号は正弦波信号であり、前記記憶手
段には前記正弦波信号の所定の角度における値が記憶さ
れていることを特徴とするキャリア信号発生回路であ
る。
【0012】第4の本発明は、上記課題を解決するため
に、上記第三の本発明のキャリア信号発生回路におい
て、請求項3記載のキャリア信号発生回路において、前
記記憶手段には前記正弦波信号の、0度、45度、90
度、135度、180度、225度、270度、315
度における値が波形データとして記憶されていることを
特徴とするキャリア信号発生回路である。
に、上記第三の本発明のキャリア信号発生回路におい
て、請求項3記載のキャリア信号発生回路において、前
記記憶手段には前記正弦波信号の、0度、45度、90
度、135度、180度、225度、270度、315
度における値が波形データとして記憶されていることを
特徴とするキャリア信号発生回路である。
【0013】第5の本発明は、上記課題を解決するため
に、上記第二又は三又は四の本発明のキャリア信号発生
回路と、前記キャリア信号発生器が出力する2相の互い
に位相が90度異なるキャリア信号を用いてQPSK変
調を行う積和演算部と、を含むことを特徴とするQPS
K変調回路である。
に、上記第二又は三又は四の本発明のキャリア信号発生
回路と、前記キャリア信号発生器が出力する2相の互い
に位相が90度異なるキャリア信号を用いてQPSK変
調を行う積和演算部と、を含むことを特徴とするQPS
K変調回路である。
【0014】
【作用】第1の本発明の記憶手段は、所望のキャリア信
号の波形データが記憶されているため、適当なアドレス
信号を供給することにより、所望のキャリア信号を簡易
にかつ正確に得ることが可能となる。
号の波形データが記憶されているため、適当なアドレス
信号を供給することにより、所望のキャリア信号を簡易
にかつ正確に得ることが可能となる。
【0015】第2の本発明における記憶手段は、位相が
90度異なる二つのキャリア信号の波形データを記憶し
ているため、QPSK変調回路に好適な信号が得られ
る。
90度異なる二つのキャリア信号の波形データを記憶し
ているため、QPSK変調回路に好適な信号が得られ
る。
【0016】第3の本発明における記憶手段には、正弦
波信号の所定角度の値が記録されているため、これら二
つの信号を加算もしくは減算してもその演算結果は常に
三角関数となり、波形形状が全く異なったものとなるこ
とはない。
波信号の所定角度の値が記録されているため、これら二
つの信号を加算もしくは減算してもその演算結果は常に
三角関数となり、波形形状が全く異なったものとなるこ
とはない。
【0017】第4の本発明における記憶手段には、45
度刻みの正弦波の波形データが記録されている。そのた
め、90度位相が異なる二つの信号を加算もしくは減算
しても、波形の形状が変化することはない。
度刻みの正弦波の波形データが記録されている。そのた
め、90度位相が異なる二つの信号を加算もしくは減算
しても、波形の形状が変化することはない。
【0018】第5の本発明においては、上記第3、4の
キャリア信号発生器を用いてQPSK変調回路を構成し
たので、ディジタル回路によりQPSK変調回路が構成
される。
キャリア信号発生器を用いてQPSK変調回路を構成し
たので、ディジタル回路によりQPSK変調回路が構成
される。
【0019】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を図面に基づい
て説明する。
て説明する。
【0020】図1には、本実施例に係るQPSK変調回
路のブロック構成図が示されている。本実施例において
特徴的なことはQPSK変調のための積和演算などがデ
ィジタル等で行われることである。その結果、加算回路
10から出力されるQPSK変調信号は、ディジタル信
号であり、D/Aコンバータ12を介してアナログ信号
に変換される。なお、本実施例におけるQPSK変調回
路の出力信号は、最終的に必要な周波数の信号に変換す
るため、コンバート用発振器14が出力する信号と、ミ
キサ16において乗算される。このミキサ16から出力
されたコンバート後の信号は帯域フィルタ18を通過す
ることにより、所望の周波数帯域を有するQPSK信号
となる。
路のブロック構成図が示されている。本実施例において
特徴的なことはQPSK変調のための積和演算などがデ
ィジタル等で行われることである。その結果、加算回路
10から出力されるQPSK変調信号は、ディジタル信
号であり、D/Aコンバータ12を介してアナログ信号
に変換される。なお、本実施例におけるQPSK変調回
路の出力信号は、最終的に必要な周波数の信号に変換す
るため、コンバート用発振器14が出力する信号と、ミ
キサ16において乗算される。このミキサ16から出力
されたコンバート後の信号は帯域フィルタ18を通過す
ることにより、所望の周波数帯域を有するQPSK信号
となる。
【0021】本実施例においては、音声やデータ等の変
調波は、変調度入力としてIQ符号回路20に供給され
る。このIQ符号回路20において、音声やデータは、
クロック信号により分周された周期を有するIs信号及
びQs信号となる。なお、クロック発生回路22から出
力されるクロック信号は、分周回路22によって分周さ
れた後、IQ符号回路20に供給される。
調波は、変調度入力としてIQ符号回路20に供給され
る。このIQ符号回路20において、音声やデータは、
クロック信号により分周された周期を有するIs信号及
びQs信号となる。なお、クロック発生回路22から出
力されるクロック信号は、分周回路22によって分周さ
れた後、IQ符号回路20に供給される。
【0022】IQ符号回路20が出力するIs信号、Q
s信号は、それぞれローパスフィルタ26a、26bに
供給される。このローパスフィルタ26a、26bは、
DSP等を用いて構成することも好適であるが、出力す
べき波形データROMを用いたフィルタを用いるのが好
適である。このようなローパスフィルタは、本出願の発
明者が特願平7−27186号において提案している。
s信号は、それぞれローパスフィルタ26a、26bに
供給される。このローパスフィルタ26a、26bは、
DSP等を用いて構成することも好適であるが、出力す
べき波形データROMを用いたフィルタを用いるのが好
適である。このようなローパスフィルタは、本出願の発
明者が特願平7−27186号において提案している。
【0023】ローパスフィルタ26a、26b、の出力
信号は、最終的に得られるQPSK信号が所定の通信帯
域内に収まることを容易にするような形状となってい
る。
信号は、最終的に得られるQPSK信号が所定の通信帯
域内に収まることを容易にするような形状となってい
る。
【0024】このローパスフィルタ26a、26bのそ
れぞれの出力信号は、積和回路28a、28bにおい
て、キャリア信号Ic、Qcとそれぞれ乗算され各キャ
リアを除かれて平衡変調信号となる。もちろん、このキ
ャリア信号Ic、Qcもローパスフィルタ26a、26
bから出力される信号と同様にディジタル信号である。
積和回路28a、28bも、全てディジタル換算器が用
いられている。
れぞれの出力信号は、積和回路28a、28bにおい
て、キャリア信号Ic、Qcとそれぞれ乗算され各キャ
リアを除かれて平衡変調信号となる。もちろん、このキ
ャリア信号Ic、Qcもローパスフィルタ26a、26
bから出力される信号と同様にディジタル信号である。
積和回路28a、28bも、全てディジタル換算器が用
いられている。
【0025】本実施例において特徴的なことは、キャリ
ア信号Ic及びQcを発生するキャリア波形発生回路が
ROMによって構成されていることである。具体的に
は、キャリア発生回路30は、図2に示されているよう
な構成を有している。図2に示されているように、キャ
リア波形発生回路30は、外部からのクロック信号をカ
ウントし、ROM32に対するアドレス信号を作り出す
カウンタ回路34と、このカウンタ回路34が出力する
順次インクリメントするアドレス信号を受けて、波形デ
ータを次々と出力するROM32とから構成されてい
る。本実施例においては、このROM32には、二つの
正弦波信号が記録されている。一方はIcであり、他方
はQcである。本実施例においては、カウンタ34は3
ビットのカウンタであり、ROM32に、
「0」、...「7」のアドレス信号を順次供給する。
ROM32が出力する波形の様子が図3に示されてい
る。図3(a)にはクロック信号が示されており図3の
(b)及び(c)には、それぞれキャリア信号IcとQ
cの波形の様子が示されている。図3(b)に示されて
いるように、キャリア信号Icは、正弦波信号の値を4
5度刻みでサンプルした値を取る信号である。すなわ
ち、カウンタ34の出力アドレスが「0」である場合に
は、キャリア信号Icの出力信号は0であり、カウンタ
34の出力信号が「1」である場合には、1/√2であ
る。これは、カウンタ34の出力信号が「1」である場
合には、角度45度の正弦波の値を取ったものである。
そして、カウンタ34の出力信号が「2」である場合に
は、キャリア信号Icの値は「1」となる。このよう
に、キャリア信号Icは、正弦波信号の45度の値をそ
れぞれ取ったディジタル信号である。図3(c)から理
解されるように、キャリア信号Qcは、キャリア信号I
cから90度遅れた信号である。位相が90度遅れてい
ることを除けば、その波形の形状はキャリア信号Icと
全く同様である。
ア信号Ic及びQcを発生するキャリア波形発生回路が
ROMによって構成されていることである。具体的に
は、キャリア発生回路30は、図2に示されているよう
な構成を有している。図2に示されているように、キャ
リア波形発生回路30は、外部からのクロック信号をカ
ウントし、ROM32に対するアドレス信号を作り出す
カウンタ回路34と、このカウンタ回路34が出力する
順次インクリメントするアドレス信号を受けて、波形デ
ータを次々と出力するROM32とから構成されてい
る。本実施例においては、このROM32には、二つの
正弦波信号が記録されている。一方はIcであり、他方
はQcである。本実施例においては、カウンタ34は3
ビットのカウンタであり、ROM32に、
「0」、...「7」のアドレス信号を順次供給する。
ROM32が出力する波形の様子が図3に示されてい
る。図3(a)にはクロック信号が示されており図3の
(b)及び(c)には、それぞれキャリア信号IcとQ
cの波形の様子が示されている。図3(b)に示されて
いるように、キャリア信号Icは、正弦波信号の値を4
5度刻みでサンプルした値を取る信号である。すなわ
ち、カウンタ34の出力アドレスが「0」である場合に
は、キャリア信号Icの出力信号は0であり、カウンタ
34の出力信号が「1」である場合には、1/√2であ
る。これは、カウンタ34の出力信号が「1」である場
合には、角度45度の正弦波の値を取ったものである。
そして、カウンタ34の出力信号が「2」である場合に
は、キャリア信号Icの値は「1」となる。このよう
に、キャリア信号Icは、正弦波信号の45度の値をそ
れぞれ取ったディジタル信号である。図3(c)から理
解されるように、キャリア信号Qcは、キャリア信号I
cから90度遅れた信号である。位相が90度遅れてい
ることを除けば、その波形の形状はキャリア信号Icと
全く同様である。
【0026】本実施例において特徴的なことは、キャリ
ア信号Ic及びQcが正弦波信号の所定角度における値
をその値とするディジタル信号で構成されていることで
ある。この結果、キャリア信号Icとキャリア信号Qc
とを加算もしくは減算しても、その演算結果はやはり正
弦波となり、波形の形状が異なったものとなってしまう
ことがない。例えば図3(d)にはキャリア信号Ic
と、キャリア信号Qcとを加算した結果の信号の波形が
示されている。図3(d)に示されているように、その
絶対値は√2倍になっているものの、得られる波形はや
はり三角関数の形状をなしており、上述した図5のよう
に形状が乱れてしまうことがない。これは、元のキャリ
ア信号であるIcとQcとがそれぞれ正弦波信号の所定
角度ごとの値をサンプリングすることにより、得られた
信号だからである。このように、二つのキャリア信号I
c及びQcを選んでいるため、積和回路28a、28
b、加算回路10における演算においても、正確な演算
が実行でき正確なQPSK信号が得られるものである。
ア信号Ic及びQcが正弦波信号の所定角度における値
をその値とするディジタル信号で構成されていることで
ある。この結果、キャリア信号Icとキャリア信号Qc
とを加算もしくは減算しても、その演算結果はやはり正
弦波となり、波形の形状が異なったものとなってしまう
ことがない。例えば図3(d)にはキャリア信号Ic
と、キャリア信号Qcとを加算した結果の信号の波形が
示されている。図3(d)に示されているように、その
絶対値は√2倍になっているものの、得られる波形はや
はり三角関数の形状をなしており、上述した図5のよう
に形状が乱れてしまうことがない。これは、元のキャリ
ア信号であるIcとQcとがそれぞれ正弦波信号の所定
角度ごとの値をサンプリングすることにより、得られた
信号だからである。このように、二つのキャリア信号I
c及びQcを選んでいるため、積和回路28a、28
b、加算回路10における演算においても、正確な演算
が実行でき正確なQPSK信号が得られるものである。
【0027】このように、キャリア波形発生回路30が
発生する信号は、クロック信号に同期して、0と正負そ
れぞれのピークの間に1/√2の値をもつIc及びQc
が発生される。そして、積和回路28a、28bにおい
ては、それぞれキャリア信号Icと変調信号Isとを
得、また、キャリア信号Qcと変調信号Qsによる平衡
変調が行われる。この二つの積和回路28a、28bか
ら出力されるデータは加算回路10により加算されてデ
ィジタル信号であるQPSK信号となる。上述したよう
にこのQPSK信号は、D/Aコンバータ10において
アナログ信号に変換される。所定の周波数変換が施され
た後、最終的なQPSK信号として、帯域フィルタ18
から出力される。なお、実際に通信機器においては帯域
フィルタ18を通過した後、このQPSK信号は必要な
電力にまで電力増幅されてからケーブルテレビの回線な
どに送出される。以上述べたように実施例によれば、Q
PSK変調回路をディジタル回路で構成したため、アナ
ログ回路によってQPSK変調回路を構成するのに比較
して、残留キャリア及びクワドラチャバランスの調整が
不要となり、機器の製造工数が削減されると共に、機器
の温度安定性の向上が期待される。
発生する信号は、クロック信号に同期して、0と正負そ
れぞれのピークの間に1/√2の値をもつIc及びQc
が発生される。そして、積和回路28a、28bにおい
ては、それぞれキャリア信号Icと変調信号Isとを
得、また、キャリア信号Qcと変調信号Qsによる平衡
変調が行われる。この二つの積和回路28a、28bか
ら出力されるデータは加算回路10により加算されてデ
ィジタル信号であるQPSK信号となる。上述したよう
にこのQPSK信号は、D/Aコンバータ10において
アナログ信号に変換される。所定の周波数変換が施され
た後、最終的なQPSK信号として、帯域フィルタ18
から出力される。なお、実際に通信機器においては帯域
フィルタ18を通過した後、このQPSK信号は必要な
電力にまで電力増幅されてからケーブルテレビの回線な
どに送出される。以上述べたように実施例によれば、Q
PSK変調回路をディジタル回路で構成したため、アナ
ログ回路によってQPSK変調回路を構成するのに比較
して、残留キャリア及びクワドラチャバランスの調整が
不要となり、機器の製造工数が削減されると共に、機器
の温度安定性の向上が期待される。
【0028】
【発明の効果】第1の本発明によれば、記憶手段に、順
次アドレス信号を供給することによって、キャリア信号
を発生させたので、極めて簡易な構成で正確なディジタ
ルのキャリア信号が発生できるキャリア信号発生回路が
得られる。
次アドレス信号を供給することによって、キャリア信号
を発生させたので、極めて簡易な構成で正確なディジタ
ルのキャリア信号が発生できるキャリア信号発生回路が
得られる。
【0029】第2の本発明によれば、互いに位相が90
度異なる二つのキャリア信号が発生されるため、QPS
K変調回路の構成に好適なキャリア信号発生回路が得ら
れる。
度異なる二つのキャリア信号が発生されるため、QPS
K変調回路の構成に好適なキャリア信号発生回路が得ら
れる。
【0030】第3の本発明によれば、記憶手段に記憶さ
れているキャリア信号の波形データは、正弦波信号の所
定の角度における値が記録されているため、正弦波に近
いキャリア信号が得られると共に得られた二つのキャリ
ア信号を加算もしくは減算してもキャリア信号の波形の
形状の崩れることのないキャリア信号発生器が得られ
る。
れているキャリア信号の波形データは、正弦波信号の所
定の角度における値が記録されているため、正弦波に近
いキャリア信号が得られると共に得られた二つのキャリ
ア信号を加算もしくは減算してもキャリア信号の波形の
形状の崩れることのないキャリア信号発生器が得られ
る。
【0031】第4の本発明によれば、45度ステップで
正弦波の値を波形データとするキャリア信号発生器が得
られるので、簡易な構成で正確なキャリア信号の発生が
可能である。
正弦波の値を波形データとするキャリア信号発生器が得
られるので、簡易な構成で正確なキャリア信号の発生が
可能である。
【0032】第5の本発明によれば、上記第2第3及び
第4のキャリア信号発生回路を用いてQPSK変調回路
を構成したので、全てディジタル演算によるQPSK変
調回路が得られる。その結果、残留キャリア及びクワド
ラチャバランスの調整が不要となり、製造工数が削減さ
れ、製造コストが低減されると共に、機器の特性が向上
されるという効果を奏する。
第4のキャリア信号発生回路を用いてQPSK変調回路
を構成したので、全てディジタル演算によるQPSK変
調回路が得られる。その結果、残留キャリア及びクワド
ラチャバランスの調整が不要となり、製造工数が削減さ
れ、製造コストが低減されると共に、機器の特性が向上
されるという効果を奏する。
【図1】 本実施例に係るQPSK変調回路の構成ブロ
ック図である。
ック図である。
【図2】 キャリア波形発生回路30の構造を表す構造
ブロック図である。
ブロック図である。
【図3】 キャリア信号発生回路30が出力するキャリ
ア信号Ic及びQcの波形を表す説明図である。
ア信号Ic及びQcの波形を表す説明図である。
【図4】 従来のQPSK変調回路の構成を表す構成ブ
ロック図である。
ロック図である。
【図5】 キャリア信号として単純な矩形波信号を用い
たときの不具合を説明する説明図である。
たときの不具合を説明する説明図である。
10 加算回路、12 D/Aコンバータ、14 コン
バート用発振器、16ミキサ、18 帯域フィルタ、2
0 IQ符号回路、22 クロック発生回路、24 分
周回路、26a,26b ローパスフィルタ、28a,
28b 積和回路、30 キャリア波形発生回路。
バート用発振器、16ミキサ、18 帯域フィルタ、2
0 IQ符号回路、22 クロック発生回路、24 分
周回路、26a,26b ローパスフィルタ、28a,
28b 積和回路、30 キャリア波形発生回路。
Claims (5)
- 【請求項1】所望のキャリア信号の波形データが記憶さ
れている記憶手段と、 前記記憶手段にアドレス信号を順次供給し、前記記憶手
段に、前記所望のキャリア信号の波形データを出力させ
るアドレス発生手段と、 を含み、前記記憶手段から、前記所望のキャリア信号が
ディジタル信号として出力されることを特徴とするキャ
リア信号発生回路。 - 【請求項2】請求項1記載のキャリア信号発生回路にお
いて、 前記記憶手段は、互いに位相が90度異なる2つのキャ
リア信号の波形データを記憶しており、互いに位相が9
0度異なるキャリア信号を発生することを特徴とするキ
ャリア信号発生回路。 - 【請求項3】請求項2記載のキャリア信号発生回路にお
いて、 前記キャリア信号は正弦波信号であり、前記記憶手段に
は前記正弦波信号の所定の角度における値が記憶されて
いることを特徴とするキャリア信号発生回路。 - 【請求項4】請求項3記載のキャリア信号発生回路にお
いて、 前記記憶手段には前記正弦波信号の、0度、45度、9
0度、135度、180度、225度、270度、31
5度における値が波形データとして記憶されていること
を特徴とするキャリア信号発生回路。 - 【請求項5】請求項2又は3又は4記載のキャリア信号
発生回路と、 前記キャリア信号発生器が出力する2相の互いに位相が
90度異なるキャリア信号を用いてQPSK変調を行う
積和演算部と、 を含むことを特徴とするQPSK変調回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3328895A JPH08228207A (ja) | 1995-02-22 | 1995-02-22 | キャリア信号発生回路及びそれを用いたqpsk変調回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3328895A JPH08228207A (ja) | 1995-02-22 | 1995-02-22 | キャリア信号発生回路及びそれを用いたqpsk変調回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08228207A true JPH08228207A (ja) | 1996-09-03 |
Family
ID=12382357
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3328895A Pending JPH08228207A (ja) | 1995-02-22 | 1995-02-22 | キャリア信号発生回路及びそれを用いたqpsk変調回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08228207A (ja) |
-
1995
- 1995-02-22 JP JP3328895A patent/JPH08228207A/ja active Pending
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