JPH08229103A - 低置換度ヒドロキシプロピルセルロースの流動化方法および固形製剤の製造方法 - Google Patents
低置換度ヒドロキシプロピルセルロースの流動化方法および固形製剤の製造方法Info
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- JPH08229103A JPH08229103A JP7038656A JP3865695A JPH08229103A JP H08229103 A JPH08229103 A JP H08229103A JP 7038656 A JP7038656 A JP 7038656A JP 3865695 A JP3865695 A JP 3865695A JP H08229103 A JPH08229103 A JP H08229103A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 打錠用組成物に添加し打錠して固形製剤を製
造する場合には重量偏差が小さく、崩壊性が良く、押出
造粒で製造する場合には造粒速度を大きくすることがで
きる低置換度ヒドロキシプロピルセルロースの流動化方
法および固形製剤の製造方法を提供する。 【構成】 低置換度ヒドロキシプロピルセルロースの流
動化方法は、ヒドロキシプロポキシル基含有量5〜16
重量%の低置換度ヒドロキシプロピルセルロースを分散
させ、ローター1で衝撃力を与え、再び循環して分散さ
せることを繰り返す。
造する場合には重量偏差が小さく、崩壊性が良く、押出
造粒で製造する場合には造粒速度を大きくすることがで
きる低置換度ヒドロキシプロピルセルロースの流動化方
法および固形製剤の製造方法を提供する。 【構成】 低置換度ヒドロキシプロピルセルロースの流
動化方法は、ヒドロキシプロポキシル基含有量5〜16
重量%の低置換度ヒドロキシプロピルセルロースを分散
させ、ローター1で衝撃力を与え、再び循環して分散さ
せることを繰り返す。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、医薬品等の固形製剤に
崩壊剤および結合剤として配合される低置換度ヒドロキ
シプロピルセルロースの流動化方法および固形製剤の製
造方法に関するものである。
崩壊剤および結合剤として配合される低置換度ヒドロキ
シプロピルセルロースの流動化方法および固形製剤の製
造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】医薬品等の固形製剤には、服用後に膨潤
して崩壊するように崩壊剤や結合剤が配合されている。
崩壊剤、結合剤には、例えば低置換度ヒドロキシプロピ
ルセルロース、カルボキシメチルセルロースおよびその
塩類、デンプンおよびその誘導体、微結晶セルロースが
挙げられる。この中で低置換度ヒドロキシプロピルセル
ロースは薬物との相互作用が少ない非イオン性の崩壊剤
兼結合剤である。特公昭46−42792号公報および
特公昭57−53100号公報には、崩壊剤兼結合剤と
して低置換度ヒドロキシプロピルセルロースが使用され
ることが開示されている。
して崩壊するように崩壊剤や結合剤が配合されている。
崩壊剤、結合剤には、例えば低置換度ヒドロキシプロピ
ルセルロース、カルボキシメチルセルロースおよびその
塩類、デンプンおよびその誘導体、微結晶セルロースが
挙げられる。この中で低置換度ヒドロキシプロピルセル
ロースは薬物との相互作用が少ない非イオン性の崩壊剤
兼結合剤である。特公昭46−42792号公報および
特公昭57−53100号公報には、崩壊剤兼結合剤と
して低置換度ヒドロキシプロピルセルロースが使用され
ることが開示されている。
【0003】固形製剤には主薬成分が均一に分散され、
重量偏差が小さいことが必要である。このためには崩壊
剤や結合剤の添加剤は流動性に優れていることが望まれ
ていた。また固形製剤の中でも顆粒剤を製造する際には
押出造粒が一般に行われており、生産性を高めるため
に、造粒速度を大きくすることが望まれていた。
重量偏差が小さいことが必要である。このためには崩壊
剤や結合剤の添加剤は流動性に優れていることが望まれ
ていた。また固形製剤の中でも顆粒剤を製造する際には
押出造粒が一般に行われており、生産性を高めるため
に、造粒速度を大きくすることが望まれていた。
【0004】低置換度ヒドロキシプロピルセルロースの
製造方法は、水酸化アルカリを触媒とし、パルプにプロ
ピレンオキサイドを置換反応させる。その置換パルプを
酢酸、塩酸等の酸で中和した後、精製、乾燥、粉砕等の
工程を経て低置換度ヒドロキシプロピルセルロースの粉
末が得られる。
製造方法は、水酸化アルカリを触媒とし、パルプにプロ
ピレンオキサイドを置換反応させる。その置換パルプを
酢酸、塩酸等の酸で中和した後、精製、乾燥、粉砕等の
工程を経て低置換度ヒドロキシプロピルセルロースの粉
末が得られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、低置換度
ヒドロキシプロピルセルロースは、原料がパルプである
ため繊維状の粒子が多く含まれており、嵩密度が小さ
く、安息角が大きく、流動性が十分でないことがあっ
た。このため低置換度ヒドロキシプロピルセルロースを
打錠用組成物に配合すると、主薬や他の配合成分の粉末
の流動性が低くなり、製造された固形製剤の重量偏差が
大きくなったり、押出造粒で製造する場合には造粒速度
が低下してしまうことがあった。
ヒドロキシプロピルセルロースは、原料がパルプである
ため繊維状の粒子が多く含まれており、嵩密度が小さ
く、安息角が大きく、流動性が十分でないことがあっ
た。このため低置換度ヒドロキシプロピルセルロースを
打錠用組成物に配合すると、主薬や他の配合成分の粉末
の流動性が低くなり、製造された固形製剤の重量偏差が
大きくなったり、押出造粒で製造する場合には造粒速度
が低下してしまうことがあった。
【0006】本発明は前記の課題を解決するためなされ
たもので、打錠用組成物に添加し打錠して固形製剤を製
造する場合には重量偏差が小さく、崩壊性が良く、また
押出造粒で製造する場合には造粒速度を大きくすること
ができる低置換度ヒドロキシプロピルセルロースの流動
化方法および固形製剤の製造方法を提供することを目的
とする。
たもので、打錠用組成物に添加し打錠して固形製剤を製
造する場合には重量偏差が小さく、崩壊性が良く、また
押出造粒で製造する場合には造粒速度を大きくすること
ができる低置換度ヒドロキシプロピルセルロースの流動
化方法および固形製剤の製造方法を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めになされた本発明の低置換度ヒドロキシプロピルセル
ロースの流動化方法は、ヒドロキシプロポキシル基含有
量5〜16重量%の低置換度ヒドロキシプロピルセルロ
ースを分散させ、ローター1(図1参照)で衝撃力を与
え、再び循環して分散させることを繰り返す。
めになされた本発明の低置換度ヒドロキシプロピルセル
ロースの流動化方法は、ヒドロキシプロポキシル基含有
量5〜16重量%の低置換度ヒドロキシプロピルセルロ
ースを分散させ、ローター1(図1参照)で衝撃力を与
え、再び循環して分散させることを繰り返す。
【0008】前記の目的を達成するためになされた本発
明の固形製剤の製造方法は、ヒドロキシプロポキシル基
含有量5〜16重量%の低置換度ヒドロキシプロピルセ
ルロースを分散させ、ローターで衝撃力を与え、再び循
環して分散させて得られる高流動性低置換度ヒドロキシ
プロピルセルロースを2〜50重量%含有する組成物を
打錠して固形製剤を製造する方法であって、該高流動性
低置換度ヒドロキシプロピルセルロースは平均粒子径5
〜150μmである。
明の固形製剤の製造方法は、ヒドロキシプロポキシル基
含有量5〜16重量%の低置換度ヒドロキシプロピルセ
ルロースを分散させ、ローターで衝撃力を与え、再び循
環して分散させて得られる高流動性低置換度ヒドロキシ
プロピルセルロースを2〜50重量%含有する組成物を
打錠して固形製剤を製造する方法であって、該高流動性
低置換度ヒドロキシプロピルセルロースは平均粒子径5
〜150μmである。
【0009】前記の目的を達成するためになされた本発
明の固形製剤の製造方法は、ヒドロキシプロポキシル基
含有量5〜16重量%の低置換度ヒドロキシプロピルセ
ルロースを分散させ、ローターで衝撃力を与え、再び循
環して分散させて得られる高流動性低置換度ヒドロキシ
プロピルセルロースを3〜50重量%含有する組成物を
押出造粒して固形製剤を製造する方法であって、該高流
動性低置換度ヒドロキシプロピルセルロースは平均粒子
径5〜150μmである。
明の固形製剤の製造方法は、ヒドロキシプロポキシル基
含有量5〜16重量%の低置換度ヒドロキシプロピルセ
ルロースを分散させ、ローターで衝撃力を与え、再び循
環して分散させて得られる高流動性低置換度ヒドロキシ
プロピルセルロースを3〜50重量%含有する組成物を
押出造粒して固形製剤を製造する方法であって、該高流
動性低置換度ヒドロキシプロピルセルロースは平均粒子
径5〜150μmである。
【0010】高流動性低置換度ヒドロキシプロピルセル
ロースのヒドロキシプロポキシル基含有量が5重量%未
満または16重量%を越える場合には、固形製剤服用後
のヒドロキシプロピルセルロースの膨潤量が低くなり、
崩壊性が不十分となる。ヒドロキシプロポキシル基含有
量は、7〜13重量%であると特に好ましい。
ロースのヒドロキシプロポキシル基含有量が5重量%未
満または16重量%を越える場合には、固形製剤服用後
のヒドロキシプロピルセルロースの膨潤量が低くなり、
崩壊性が不十分となる。ヒドロキシプロポキシル基含有
量は、7〜13重量%であると特に好ましい。
【0011】高流動性低置換度ヒドロキシプロピルセル
ロースの平均粒子径が、5μm以下ではヒドロキシプロ
ピルセルロースの流動性が低くなり、150μm以上で
はヒドロキシプロピルセルロースと薬物との混合が不均
一となったり、結合性が低下し固形製剤の硬度が低くな
る。平均粒子径は、40〜100μmであると特に好ま
しい。
ロースの平均粒子径が、5μm以下ではヒドロキシプロ
ピルセルロースの流動性が低くなり、150μm以上で
はヒドロキシプロピルセルロースと薬物との混合が不均
一となったり、結合性が低下し固形製剤の硬度が低くな
る。平均粒子径は、40〜100μmであると特に好ま
しい。
【0012】打錠用の組成物の高流動性低置換度ヒドロ
キシプロピルセルロース含有量が2重量%未満であると
結合性および崩壊性が不十分となる。押出造粒用の組成
物の高流動性低置換度ヒドロキシプロピルセルロース含
有量が3重量%未満であると安定した造粒速度が得られ
なくなる。また打錠または押出造粒によって製造される
固形製剤は高流動性低置換度ヒドロキシプロピルセルロ
ース以外の成分として、例えば賦形剤、滑沢剤、着色
剤、嬌味剤を含んでいる。
キシプロピルセルロース含有量が2重量%未満であると
結合性および崩壊性が不十分となる。押出造粒用の組成
物の高流動性低置換度ヒドロキシプロピルセルロース含
有量が3重量%未満であると安定した造粒速度が得られ
なくなる。また打錠または押出造粒によって製造される
固形製剤は高流動性低置換度ヒドロキシプロピルセルロ
ース以外の成分として、例えば賦形剤、滑沢剤、着色
剤、嬌味剤を含んでいる。
【0013】
【作用】本発明の低置換度ヒドロキシプロピルセルロー
スの流動化方法では、低置換度ヒドロキシプロピルセル
ロースを分散させ、ローター1(図1参照)で衝撃力を
与えるという動作を繰り返す。この衝撃力により低置換
度ヒドロキシプロピルセルロースは、繊維状の粒子が消
滅またはほとんどなくなると同時に表面が非常に滑らか
な状態となり、安息角が小さく、嵩密度が大きくなり流
動性が高くなる。
スの流動化方法では、低置換度ヒドロキシプロピルセル
ロースを分散させ、ローター1(図1参照)で衝撃力を
与えるという動作を繰り返す。この衝撃力により低置換
度ヒドロキシプロピルセルロースは、繊維状の粒子が消
滅またはほとんどなくなると同時に表面が非常に滑らか
な状態となり、安息角が小さく、嵩密度が大きくなり流
動性が高くなる。
【0014】
【発明の効果】本発明の流動化方法によって低置換度ヒ
ドロキシプロピルセルロースを処理すると高流動性低置
換度ヒドロキシプロピルセルロースが得られ、これを打
錠用組成物に添加し打錠して製造した固形製剤は重量偏
差が小さく、硬度が高く、崩壊性が良い。また押出造粒
で製造する場合には造粒速度を大きくすることができ
る。
ドロキシプロピルセルロースを処理すると高流動性低置
換度ヒドロキシプロピルセルロースが得られ、これを打
錠用組成物に添加し打錠して製造した固形製剤は重量偏
差が小さく、硬度が高く、崩壊性が良い。また押出造粒
で製造する場合には造粒速度を大きくすることができ
る。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を詳細に説明する。
【0016】図1は、本発明の低置換度ヒドロキシプロ
ピルセルロースの流動化方法を実施するためのハイブリ
ダイゼーションシステムの主要部であるハイブリダイザ
ー9を示す断面図である。
ピルセルロースの流動化方法を実施するためのハイブリ
ダイゼーションシステムの主要部であるハイブリダイザ
ー9を示す断面図である。
【0017】ハイブリダイザー本体の中心部には多数の
ブレード2を有する回転ローター1が配設されている。
本体はジャケット8により冷却される。循環装置3は、
本体内壁とローター1との間の空間10および中央部7
に通じており、中央部7で低置換度ヒドロキシプロピル
セルロースの供給口5に通じる管に接続されている。ハ
イブリダイザー本体上部には排出口6を有する管および
排出弁4が配設されている。
ブレード2を有する回転ローター1が配設されている。
本体はジャケット8により冷却される。循環装置3は、
本体内壁とローター1との間の空間10および中央部7
に通じており、中央部7で低置換度ヒドロキシプロピル
セルロースの供給口5に通じる管に接続されている。ハ
イブリダイザー本体上部には排出口6を有する管および
排出弁4が配設されている。
【0018】このハイブリダイゼーションシステムを使
用して以下のようにして流動化方法を実施する。低置換
度ヒドロキシプロピルセルロースを供給口5に入れる
と、中央部7で一点鎖線矢印で示したように分散する。
すると回転しているローター1のブレード2に衝突して
衝撃力が与えられる。その後、循環装置3に吸い込ま
れ、再び中央部7で分散されることを繰り返す。処理が
終了すると、弁4が開けられて低置換度ヒドロキシプロ
ピルセルロースは排出口6から不図示の捕集器に向かっ
て排出される。
用して以下のようにして流動化方法を実施する。低置換
度ヒドロキシプロピルセルロースを供給口5に入れる
と、中央部7で一点鎖線矢印で示したように分散する。
すると回転しているローター1のブレード2に衝突して
衝撃力が与えられる。その後、循環装置3に吸い込ま
れ、再び中央部7で分散されることを繰り返す。処理が
終了すると、弁4が開けられて低置換度ヒドロキシプロ
ピルセルロースは排出口6から不図示の捕集器に向かっ
て排出される。
【0019】実施例1 具体的には、ハイブリダイゼーションステムNHS−1
(奈良機械製作所製)に、低置換度ヒドロキシプロピル
セルロースLH−21(信越化学工業製)120gを入
れ、ローター1の回転数8000rpmで5分、10
分、20分間流動化処理し、得られた試料をそれぞれN
o.1、2、3とした。
(奈良機械製作所製)に、低置換度ヒドロキシプロピル
セルロースLH−21(信越化学工業製)120gを入
れ、ローター1の回転数8000rpmで5分、10
分、20分間流動化処理し、得られた試料をそれぞれN
o.1、2、3とした。
【0020】これらの試料について、パウダーテスター
PT−D型(ホソカワミクロン製)による円錐堆積法で
安息角を測定し、次いで平均粒子径、嵩密度を測定し、
それらの結果を表1に示した。
PT−D型(ホソカワミクロン製)による円錐堆積法で
安息角を測定し、次いで平均粒子径、嵩密度を測定し、
それらの結果を表1に示した。
【0021】
【表1】
【0022】同表に示したように、流動化処理された低
置換度ヒドロキシプロピルセルロースは嵩密度が大き
く、安息角が小さく流動性が高かった。
置換度ヒドロキシプロピルセルロースは嵩密度が大き
く、安息角が小さく流動性が高かった。
【0023】次に、アスピリン造粒末(アスピリン/コ
ーンスターチ=95/5)を基剤として、試料No.1
が10重量部、アスピリン造粒末が90重量部、ステア
リン酸マグネシウムが0.5重量部という配合比で打錠
用組成物を調製した。試料No.2および試料No.3
についてもそれぞれ同様にして打錠用組成物を調製し
た。
ーンスターチ=95/5)を基剤として、試料No.1
が10重量部、アスピリン造粒末が90重量部、ステア
リン酸マグネシウムが0.5重量部という配合比で打錠
用組成物を調製した。試料No.2および試料No.3
についてもそれぞれ同様にして打錠用組成物を調製し
た。
【0024】それぞれの打錠用組成物を、打錠機として
RT−S15K−T35(菊水製作所製)を使用し、回
転数30rpm、打錠圧0.6トンで打錠し、直径9m
m、重量300mgの錠剤を得た。これらの錠剤の重量
偏差、硬度、崩壊時間を測定し、それらの結果を表1に
示した。同表に示したように、得られた錠剤は重量偏差
が小さく、硬度が高く、崩壊時間が短かった。
RT−S15K−T35(菊水製作所製)を使用し、回
転数30rpm、打錠圧0.6トンで打錠し、直径9m
m、重量300mgの錠剤を得た。これらの錠剤の重量
偏差、硬度、崩壊時間を測定し、それらの結果を表1に
示した。同表に示したように、得られた錠剤は重量偏差
が小さく、硬度が高く、崩壊時間が短かった。
【0025】実施例2 実施例1の試料No.1を使用し、フェナセチンを基剤
として、試料No.1が10重量部、フェナセチン粉末
が90重量部という配合比で、10リットルヘンシェル
ミキサーに入れて1分間混合した後、水を52重量部添
加してから3分間練合し押出造粒用組成物を調製した。
この組成物を直径0.6mmのスクリーンを付けた5イ
ンチの円筒押出造粒機(菊水製作所製)を使用して、押
出造粒を行いながら造粒速度を測定した。試料No.2
についても同様にして造粒速度を測定した。その結果、
試料No.1を使用したときは造粒速度350g/分、
試料No.2を使用したときは400g/分と良好であ
った。
として、試料No.1が10重量部、フェナセチン粉末
が90重量部という配合比で、10リットルヘンシェル
ミキサーに入れて1分間混合した後、水を52重量部添
加してから3分間練合し押出造粒用組成物を調製した。
この組成物を直径0.6mmのスクリーンを付けた5イ
ンチの円筒押出造粒機(菊水製作所製)を使用して、押
出造粒を行いながら造粒速度を測定した。試料No.2
についても同様にして造粒速度を測定した。その結果、
試料No.1を使用したときは造粒速度350g/分、
試料No.2を使用したときは400g/分と良好であ
った。
【0026】比較例1 低置換度ヒドロキシプロピルセルロースLH−21(信
越化学工業製)を流動化処理せずに、実施例1と同様に
して安息角、平均粒子径および嵩密度を測定し、それら
の結果を表1に示した。同表に示したように、実施例1
の流動化処理された低置換度ヒドロキシプロピルセルロ
ースに比べ、嵩密度は小さく、安息角が大きく流動性が
低かった。
越化学工業製)を流動化処理せずに、実施例1と同様に
して安息角、平均粒子径および嵩密度を測定し、それら
の結果を表1に示した。同表に示したように、実施例1
の流動化処理された低置換度ヒドロキシプロピルセルロ
ースに比べ、嵩密度は小さく、安息角が大きく流動性が
低かった。
【0027】次に、試料として流動化処理されていない
低置換度ヒドロキシプロピルセルロースLH−21を使
用したことを除き、実施例1と同様に、打錠用組成物を
調製し打錠を行い錠剤を得た。得られた錠剤の重量偏
差、硬度、崩壊時間を測定し、それらの結果を表1に示
した。同表に示したように、得られた錠剤は実施例1の
流動化処理した低置換度ヒドロキシプロピルセルロース
LH−21を使用した錠剤に比べ重量偏差が大きく、硬
度が低く、崩壊時間が長かった。
低置換度ヒドロキシプロピルセルロースLH−21を使
用したことを除き、実施例1と同様に、打錠用組成物を
調製し打錠を行い錠剤を得た。得られた錠剤の重量偏
差、硬度、崩壊時間を測定し、それらの結果を表1に示
した。同表に示したように、得られた錠剤は実施例1の
流動化処理した低置換度ヒドロキシプロピルセルロース
LH−21を使用した錠剤に比べ重量偏差が大きく、硬
度が低く、崩壊時間が長かった。
【0028】比較例2 試料として流動化処理されていない低置換度ヒドロキシ
プロピルセルロースLH−21を使用したことを除き、
実施例2と同様にして押出造粒用組成物を調製し、押出
造粒を行いながら造粒速度を測定した。その結果、造粒
速度300g/分と流動化処理した低置換度ヒドロキシ
プロピルセルロースLH−21を使用したときに比べ遅
かった。
プロピルセルロースLH−21を使用したことを除き、
実施例2と同様にして押出造粒用組成物を調製し、押出
造粒を行いながら造粒速度を測定した。その結果、造粒
速度300g/分と流動化処理した低置換度ヒドロキシ
プロピルセルロースLH−21を使用したときに比べ遅
かった。
【図1】本発明を適用する低置換度ヒドロキシプロピル
セルロースの流動化方法を実施するための装置の主要部
を示す断面図である。
セルロースの流動化方法を実施するための装置の主要部
を示す断面図である。
1はローター、2はブレード、3は循環装置、4は排出
弁、5は供給口、6は排出口、7は中央部、8はジャケ
ット、9はハイブリダイザー、10は空間である。
弁、5は供給口、6は排出口、7は中央部、8はジャケ
ット、9はハイブリダイザー、10は空間である。
Claims (3)
- 【請求項1】 ヒドロキシプロポキシル基含有量5〜1
6重量%の低置換度ヒドロキシプロピルセルロースを分
散させ、ローターで衝撃力を与え、再び循環して分散さ
せることを繰り返すことを特徴とする低置換度ヒドロキ
シプロピルセルロースの流動化方法。 - 【請求項2】 ヒドロキシプロポキシル基含有量5〜1
6重量%の低置換度ヒドロキシプロピルセルロースを分
散させ、ローターで衝撃力を与え、再び循環して分散さ
せて得られる高流動性低置換度ヒドロキシプロピルセル
ロースを2〜50重量%含有する組成物を打錠して固形
製剤を製造する方法であって、該高流動性低置換度ヒド
ロキシプロピルセルロースが平均粒子径5〜150μm
であることを特徴とする固形製剤の製造方法。 - 【請求項3】 ヒドロキシプロポキシル基含有量5〜1
6重量%の低置換度ヒドロキシプロピルセルロースを分
散させ、ローターで衝撃力を与え、再び循環して分散さ
せて得られる高流動性低置換度ヒドロキシプロピルセル
ロースを3〜50重量%含有する組成物を押出造粒して
固形製剤を製造する方法であって、該高流動性低置換度
ヒドロキシプロピルセルロースが平均粒子径5〜150
μmであることを特徴とする固形製剤の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7038656A JPH08229103A (ja) | 1995-02-27 | 1995-02-27 | 低置換度ヒドロキシプロピルセルロースの流動化方法および固形製剤の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7038656A JPH08229103A (ja) | 1995-02-27 | 1995-02-27 | 低置換度ヒドロキシプロピルセルロースの流動化方法および固形製剤の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08229103A true JPH08229103A (ja) | 1996-09-10 |
Family
ID=12531309
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7038656A Pending JPH08229103A (ja) | 1995-02-27 | 1995-02-27 | 低置換度ヒドロキシプロピルセルロースの流動化方法および固形製剤の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08229103A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10305084A (ja) * | 1997-05-09 | 1998-11-17 | Shin Etsu Chem Co Ltd | 低置換度ヒドロキシプロピルセルロース粉末の製造方法 |
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