JPH08229162A - ゴルフボール - Google Patents

ゴルフボール

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JPH08229162A
JPH08229162A JP8000313A JP31396A JPH08229162A JP H08229162 A JPH08229162 A JP H08229162A JP 8000313 A JP8000313 A JP 8000313A JP 31396 A JP31396 A JP 31396A JP H08229162 A JPH08229162 A JP H08229162A
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golf ball
core
ionomer
acid content
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JP8000313A
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James R Proudfit
ジェイムズ・アール・プラウドフィット
Ralph Peterson
ラルフ・ピーターソン
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Wilson Sporting Goods Co
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Wilson Sporting Goods Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ゴルフボールのリサイクルにおいて、健康、
安全性および環境の問題の原因となる苛性ストリッパー
溶液を使用することのないゴルフボールおよびそのリサ
イクル方法の提供。 【解決手段】 コア11および該コア11上に印刷され
た視認できる表示と、該コア11上に設けられた実質上
透明なカバー12とを有し、該カバー12は、該コア1
1および表示が、該カバー12を通じて明らかに視認で
きるように、実質上顔料または染料の存在しないもので
あることを特徴とするゴルフボール10。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゴルフボールに関
するものであり、さらに詳しくはクリアカバーを有する
ゴルフボールに関するものである。
【0002】
【従来の技術および課題】一般的にゴルフボールは、コ
アおよびカバーを備えている。現在利用されているゴル
フボールは、二つのカテゴリーがある。すなわち、バラ
タカバーを有するボールと、より耐久性があり、切断抵
抗のあるカバーを有するボールである。
【0003】最も切断抵抗のあるカバーは、サーリンア
イオノマー樹脂を使用しており、これはイー・アイ・デ
ュポン・ド・ネムーア社(E.I. du Pont de Nemours &
Co.)から入手できるイオンコポリマーである。サーリ
ンアイオノマーは、オレフィン(典型的にはエチレン)
とα,βエチレン性不飽和カルボン酸(例えばメタクリ
ル酸)とのコポリマーである。数多くの酸基の中和が、
金属イオン、例えばナトリウム、亜鉛、リチウムおよび
マグネシウムイオンにより行われる。デュポンの米国特
許第3,264,272号明細書には、イオンコポリマーの製造
方法が記載されており、ここに参照として引用する。
【0004】ゴルフボールのカバーに使用可能な他の切
断抵抗のある材料は、Exxon社から商品名Iotekとして入
手可能であるイオンコポリマーまたはアイオノマーであ
り、これはメタクリル酸ではなくアクリル酸を使用して
いること以外はサーリンアイオノマーと同じである。
【0005】従来のゴルフボールのカバーは不透明であ
る。最も多いカバーは白色であり、これはカバー材料に
二酸化チタンのような白色顔料を導入することにより得
られる。着色ゴルフボールもまた市販されており、その
色は、カバー材料に顔料または染料を導入することによ
り得られる。
【0006】ロゴタイプや番号のような表示は、カバー
上に印刷することができ、その印刷したカバー上に一種
以上のクリアコートを適用することができる。例えば米
国特許第5,000,458号明細書に記載されているように、
カバーは透明なプライマーコートおよびその外側のクリ
アコートまたは仕上げコートでコーティングすることが
できる。
【0007】米国特許第4,798,386号明細書には、白色
コアおよび透明カバーを有するボールが記載されてお
り、これは蛍光性材料を有する。図1は、透明カバーを
通じて視認できるコアに記された表示18を説明してい
る。
【0008】ゴルフ練習場に使用されているレンジボー
ルは、着色ストライプがあり、これはカバーの表面に印
刷されているか、あるいはカバーは着色ペイントのコー
ティングで完全に覆われている。
【0009】ロゴタイプ、数字、ストライプなどのよう
な表示がゴルフボールのカバーに施されるとき、この表
示はゴルフボールが使用されると磨損または擦り減るで
あろう。そしてゴルフボールの外観は損なわれる。
【0010】使用されたゴルフボールの幾つかは、その
外観を改善してリサイクルされる。とくにレンジボール
は、新しいボールを購入するコストを減らすためにリサ
イクルされるであろう。一般的にリサイクルの方法は、
ボール上のウレタンクリアコートを軟化させ分解する苛
性ストリッパー溶液を使用している。このストリッパー
溶液は、使用しているときに健康および安全性の問題が
存在する。またこの溶液の廃棄は、環境問題をももたら
すであろう。このストリッパー溶液を使用することのな
いゴルフボールのリサイクルが望まれている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、クリアな透明
カバーを有するゴルフボールを提供するものである。カ
バーが実質上クリアまたは透明となるように、カバーは
実質上顔料または染料を含まないものが好ましい。ボー
ルのコアは、ロゴタイプ、数字および/またはストライ
プのような所望の表示が印刷される。これとは別に、あ
るいはこれに加えて、コアは、該コアに顔料または染料
を導入することにより、あるいは着色コーティングでコ
アを覆うことにより、色彩を設けることができる。所望
により、一つ以上のクリアコートをカバーに適用するこ
とができる。
【0012】コアおよび該コアの印刷は、カバーを通じ
て明らかに視認できる。カバーはコアおよび印刷を保護
し、そのコアおよび印刷は、カバーが激しく磨損または
擦り減った後であっても明らかに視認可能である。
【0013】コアの印刷および/または色彩は、カバー
により保護されるので、ボールは外側のコーティングを
はがし、カバーに再印刷する必要なくリサイクルされ
る。使用されたボールは、例えばロータータブ中、スト
ーン材料でボールを摩擦し、わずかな擦り傷、磨損箇
所、屑等を取り除くことによりリサイクルされる。次に
ボールは乾燥され、一つ以上のトップコートで再コーテ
ィングされる。もし望むならば、ボールは複数回リサイ
クルしてもよい。このプロセスは現在使用されているも
のではなく、ほとんどの部分が本発明者らが開発した新
しいものである。
【0014】次に図面を参照しながら本発明の態様を説
明する。図1は、本発明にしたがって形成されたゴルフ
ボールの断面図である。図2は、カバーが適用される前
のロゴタイプおよび数字を有するコアを説明するための
図である。図3は、カバーが適用される前のレンジボー
ルのコアを説明するための図である。図4は、様々なカ
バー材料の光透過性を示す図である。
【0015】
【発明の実施の形態】図1を参照すると、ゴルフボール
10は、コア11およびカバー12を有する。カバーは
透明なプライマーコート13および最外層のクリアコー
トまたは仕上げコート14でコーティングされている。
コア11は好ましくは固体の成形されたコアがよい。コ
アは、顔料または染料を含み色彩を提供し、あるいはコ
アはペイント層または他の着色コーティングで覆われて
いてもよい。白色コアは、コアに二酸化チタンを導入す
ることにより得られる。例えば黄色の着色コアは、コア
に黄色顔料を導入することにより得られる。
【0016】図2に示されるコア16は、ロゴタイプ1
7および識別番号18が印刷されている。コアは、ソリ
ッドまたはツーピースゴルフボールの従来のコアまたは
レンジボールの従来のコアであることができる。ロゴタ
イプおよび番号は、ゴルフボールのカバーの印刷に使用
される場合と同じ方法でコアに印刷することができる。
【0017】図3に示されるコア19は、レンジボール
としての使用を意図したものである。ストライプ20が
コア上に印刷またはペイントされている。ロゴタイプ2
1または社名の広告等もまたコア上に印刷することがで
きる。
【0018】カバー12は、サーリンまたはイオテック
(Iotek)樹脂のようなアイオノマー樹脂形成されるの
が好ましい。カバーはコアの周囲に射出成形することが
でき、あるいは2つの半球形のシェルをコアの周囲に圧
縮成形することにより形成することができる。好適なデ
ィンプルは、圧縮成形または直接射出成形の成形操作の
ときにカバーに設けられる。
【0019】一つ以上のクリアコートは、カバーに適用
することができる。例えば米国特許第5,000,458号明細
書に記載されているように、プライマーコート13は、
水分散性(waterborne)のエポキシ/アクリル/ウレタ
ン樹脂系であることができ、また螢光増白剤を含むこと
ができる。さらにプライマーコートは、螢光増白剤を含
みまたは含まずに、溶媒ベース系であることもできる。
さらにまた、プライマーコートは紫外線硬化性コーティ
ングシステムであることができる。特定の螢光増白剤
は、前記特許に記載されている。
【0020】最外層のクリアコート14は、米国特許第
5,000,458号明細書に記載されているような溶媒2成分
ウレタン塗料からなることができる。最外層のクリアコ
ート14は、分散性樹脂システムあるいは紫外線硬化性
システムであることができる。
【0021】コアの色彩、コア上のロゴタイプ、識別番
号、ストライプ、広告等は、透明カバーおよびクリアコ
ートを通じて明らかに視認することができる。コアおよ
びその上の表示は、カバーにより磨損および摩耗から保
護され、たとえ外側のコーティングおよびカバーが激し
く摩耗した後でも、きれいに読みやすく残るものであ
る。
【0022】サーリンアイオノマー樹脂は、一般的にク
リア且つ透明である。しかしながら従来技術では、種々
の金属カチオンで中和されたイオアオノマー樹脂のブレ
ンドからゴルフボールのカバーを製造するのが常であ
る。例えばナトリウムアイオノマー、亜鉛アイオノマー
およびリチウムアイオノマーから選択された2種以上の
アイオノマーのブレンドが使用されている。しかしなが
ら、本発明者らは、もし復元性、距離または耐久性の最
適な関係を提供するために2種以上のアイオノマー樹脂
が選択されるならば、樹脂のブレンドはしばしば曇り、
視覚的に透明ではないことを見いだした。アイオノマー
樹脂のブレンドの透明性を最大限にするために、実質上
同じか、あるいは同一の割合の酸含量を有する複数の樹
脂を使用することが有利である。米国特許第3,264,272
号明細書に記載されているように、コポリマーにおける
カルボン酸の割合は変化可能である。
【0023】本発明者らは、例えば亜鉛サーリン991
0とナトリウムサーリン8527の75/25ブレンド
は、透明カバーというよりもむしろ乳白色であることを
見いだした。ここで比75/25とは、75%のサーリ
ン9910と25%サーリン8527とのブレンドを言
及するものであり、その百分率は全ポリマー含量を基準
にしている。亜鉛サーリン9910は、15%の酸含量
を有し、ナトリウムサーリン8527は、10%の酸含
量を有する。
【0024】好適なカバーブレンドは、75%サーリン
9520と25%サーリン8527とのブレンドであ
る。サーリン9520は、亜鉛サーリンであり、サーリ
ン8527はナトリウムサーリンである。両者のサーリ
ンは10%の酸含量を有する。しかしながら、他のブレ
ンド比、他のサーリン、他の酸含量も使用することがで
き、例えば15%または20%の酸含量であることもで
きる。
【0025】カバーは実質上クリアまたは透明であるの
が好ましい。カバー材料の清澄度または透明度は、カバ
ー材料を透過する光の量により定義される。
【0026】光透過性を測定および比較するために、次
のカバー組成物を調整した。単位は重量部である。
【0027】
【表1】 成分 EXG45-1 EXG45-11 EXG45-12 EXG45-13 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ サーリン8527 25.00 25.00 18.75 12.50 サーリン9520 75.00 75.00 56.25 37.50 コンセントレート #37302-R1 − 8.00 8.00 8.00 コンセントレート #7554-A1 − − 25.00 50.00 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 合計 100.00 108.00 108.00 108.00
【0028】上記の2つのコンセントレートは、アメリ
ケム(Americhem)社、2038、メインストリート、クヨ
ホガホールズ(Cuyohoga Falls)、オハイオ州、米国か
ら入手した。本発明者らは、このコンセントレートの正
確な組成は分からないが、コンセントレート#37302-R1
は紫外線安定剤パッケージであり、色彩の老化を改善
し、且つ紫外線などによりもたらされる黄色化または脱
色を防止している。コンセントレート#37302-R1は、基
本となるキャリア樹脂としてサーリン8940を使用し
ており、これはHALS(ヒンダードアミン光安定剤)
および抗酸化剤として工業的に一般的に言及されてい
る。サーリン8940はナトリウムサーリンである。
【0029】本発明者らは、HALSおよび抗酸化剤を
含むことから、カバー組成物EXG45−11が好適な
カバー組成物であると考えている。
【0030】コンセントレート#7554-A1は、硫酸バリ
ウムを含むコンセントレートであり、曇り効果を説明す
るためにEXG45−12およびEXG45−13に含
まれ、硫酸バリウムにより光透過性が減少している。硫
酸バリウムの量を増加させるとカバーの不透明度も増加
する。
【0031】図4は、4つのカバー組成物のプラックを
通じた光透過性を説明している。各プラックは、約0.
125インチ(0.31cm)の厚さを有する。400〜
700nmの波長範囲は、おおよそ可視光線の波長範囲
である。
【0032】EXG45−1プラックは、400nmで
光を約82%、550nmで87%以上、700nmで
約90%の光を透過した。紫外線安定剤を含むEXG4
5−11は、顕著に光の透過を減少させることはなかっ
た。その光透過性は、400nmで光を80%超、55
0nmで約87%、700nmで約89.5%であっ
た。
【0033】EXG45−12の光透過性は、400n
mおよび700nmにおいてEXG45−11と近似し
ていたが、550nmでは85%未満であった。EXG
45−12材料は、EXG45−1およびEXG45−
11よりも顕著に曇っていた。
【0034】0.125インチ(0.31cm)の厚さで
あるカバー材料は、400〜700nmの可視範囲全体
で少なくとも約79%の光透過性を有するのが好まし
い。さらに好ましくは、400nmで少なくとも約79
%、550〜700nmで少なくとも約85%の透過性
を有するものがよい。最適には、550〜700nmで
85%を超える光透過性である。特記しない限り、本明
細書および特許請求の範囲において語“実質上透明”と
は、0.125インチ(0.31cm)の厚さのプラック
の場合、上記の光透過性を有する材料を言及するものと
する。
【0035】カバーは、螢光増白剤、紫外線吸収剤、H
ALS、抗酸化剤、群青およびゴルフボールカバーの他
の従来の成分を含むことができる。しかしながら、カバ
ーは、その視覚的な透明さに悪影響を及ぼすTiO2
たは他の含量または染料の実質上存在しないものであ
る。ここで語“実質上存在しない”とは、カバーの光透
過性を、上記の下限値未満にする原因となる量の顔料ま
たは染料が存在しないことを意味する。
【0036】コアおよびカバーの柔軟性を調和させるこ
とが最適な性質を発現させるために重要である。上記の
カバーブレンドの最初の試験は、1.520インチ
(3.86cm)の直径のコアが、通常および凍結雰囲気
下、最大のボールの耐久性の所望されるサイズであるこ
とを示した。1.520インチ(3.86cm)の直径の
コアの場合、カバーは0.080インチ(0.20cm)
の厚さであり、ボールの直径は1.680インチとな
り、USGA(アメリカゴルフ協会)に認められた最小
の直径である。しかしながら、レンジボールはUSGA
により統制または管理されないので、コアの他の直径お
よびカバーの他の厚さも使用することができ、ボールの
外側直径も1.680インチを超える、あるいはこれ未
満であることができる。
【0037】透明カバーはアイオノマー樹脂以外の材料
からも形成できる。例えば、ポリエチレン、ポリプロピ
レン、特定の熱可塑性エラストマー、EVA等を使用で
きる。
【0038】本発明にしたがったツーピースゴルフボー
ルの製造方法は、以下の従来の方法と比較することがで
きる。
【0039】
【表2】 従来のプロセス − ツーピースボール 1.コアのゴム化合物を混合する。 2.コア組成物を粉砕し、スラグに予備成形する。 3.コアを成形する。 4.コアを心なし研削し、所望のサイズにする。 5.コアの周囲にサーリンカバーを射出成形する。 6.ボールをバフ磨きする。 7.ボールを振動させ仕上げする。 8.プライマーの塗料を施す。 9.印刷ロゴタイプを施す。 10.透明トップコートを施す。 11.2番目のトップコートを施す。 12.検査し包装する。
【0040】クリアカバー製造の新プロセス − ツー
ピースゴルフボール 1.コアのゴム化合物(着色済み、あるいは未着色)を
混合する。 2.コア組成物を粉砕し、スラグに予備成形する。 3.コアを成形する。 4.コアを心なし研削し、所望のサイズにする。 5a.着色コアの場合、コアに直接印刷する(単一また
は複数の色彩のロゴタイプであることができる)。 5b.未着色コアの場合、コアに顔料ペイントを塗布す
る(顔料、染料、アルミニウムフレーク、パールエッセ
ンス、螢光増白剤、有機着色剤または無機着色剤等のよ
うな色彩増強剤を含むことができる)。 6.未着色/着色コアの場合、下塗りした表面上をパッ
ド印刷する。 7.サーリンカバーを射出または圧縮成形する。 8.ボールをバフ磨きする。 9.ボールを振動させ仕上げする。 10.プライマーの塗料を施す。 注)プライマー/仕上げトップコートプロセスは、現在
の塗装プロセスの自動化を考慮して自動化することがで
きる。現在では、ボールはペイントスピンドル上に手動
で装填しなければならず、ボール間にインクが移行する
のを防がなければならない。 11.クリアトップコートを適用する。 12.検査し包装する。
【0041】本発明により製造されたゴルフボールにお
いて、コアの色彩およびコアの表示はカバーにより保護
される。したがって使用されたゴルフボールは、カバー
からプライマーコートおよび仕上げコートを取り除くこ
となく、簡単に、経済的に且つ環境的な方法によってリ
サイクルされる。新しいトップコートを単に適用するこ
とにより、トップコートおよびカバーの摩耗および磨損
が滑らかなものとなる。リサイクルされたボールは、良
好でほとんど新品の外観を有し、コアおよびコア上の表
示の視認性が極めて良好となる。いかなる大きな欠損ま
たはコア/カバーの損傷も視認でき、取り除くことがで
きる。
【0042】本発明にしたがったリサイクルプロセスと
従来のリサイクルプロセスとを、下記のように比較して
みる。
【0043】従来のリサイクルプロセス ボールは完全に洗浄され乾燥しなければならない。次に
ボールは、苛性ストリッパー溶液におかれる。そこで使
用されたボール上にスプレーされていたウレタンコーテ
ィングは軟化および分解される。このウレタンコーティ
ングは、ボールの摩耗および磨損を防止し、且つボール
上のロゴタイプのスタンプを保護するために使用されて
いる。
【0044】ストリッパー溶液は、水酸化ナトリウム、
キシロール、メタノールおよび2−ブトキシエタノール
の混合物である。この溶液は、正確且つ注意深く使用し
なければ、火災および健康上の問題が生じる。蒸気およ
び/または皮膚への接触は、急性および慢性皮膚炎や呼
吸器の熱傷または刺激の原因となり得る。またその廃棄
も環境問題を引き起こす。
【0045】ボールは振動し、きれいに水洗し、ブラシ
をかけ、軟化したコーティング材料を取り除かなければ
ならない。続いてボールはロト(roto)ストーンプロセ
スおよび全体のコーティングおよびロゴタイププロセ
ス、すなわちプライマーコート、乾燥、ロゴスタンプ、
乾燥トップコート(1)、トップコート(2)が施され
る(これは同様にサーリンカバーに対して悪影響を及ぼ
す)。
【0046】本発明のリサイクルプロセス ボールは市販のボール洗浄機で著しい屑を取り除き、次
にストーン媒体を通じてボールを振動させる回転タブに
入れる。このプロセスは、僅かな磨損、摩耗、屑等を取
り除くものである。次にボールは乾燥され、トップコー
トのみがコーティングされる。ボールはコストがかから
ず苛性ストリッパー溶液の危険性なく、ほぼ新品の外観
を有する。環境的見地から、このプロセスは非常に望ま
れるものであり、コストが低く、仕上がった製品は、一
層優れた品質および外観を有するものである。本発明の
リサイクルプロセスは、化学薬品または溶剤処理を用い
ることなく、機械的にボールを滑らかにするものであ
る。
【0047】このリサイクルプロセスは、約4回ほどま
でレンジボールに使用することができる。これにより、
安全に、経済的な方法でボールの使用寿命を実質上増加
させることができる。
【0048】2回または3回のリサイクルプロセスの
後、再成形プロセスを導入し、ボールのディンプルを再
形成し、ボールの最大飛行距離を確立することができ
る。
【0049】ロゴタイプのスタンプ、模様の表示および
/またはレンジボールの模様をカバーではなく、コアに
設けることは、模様がボールから不合法に取り除かれ、
認められていない模様をそこに置き換える可能性を減少
する。
【0050】上記では、本発明の特定の態様を詳細に説
明したが、これは説明の目的のためであり、当業者なら
ば本発明の精神および範囲を逸脱しない限り、その内容
の数多くを変更できることが理解できるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にしたがって形成されたゴルフボールの
断面図である。
【図2】カバーが適用される前のロゴタイプおよび数字
を有するコアを説明するための図である。
【図3】カバーが適用される前のレンジボールのコアを
説明するための図である。
【図4】様々なカバー材料の光透過性を示す図である。
【符号の説明】
10 ゴルフボール 11,16,19 コア 12 カバー 13 プライマーコート 14 クリアコート 20 ストライプ

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コアおよび該コア上に印刷された視認で
    きる表示と、 該コア上に設けられた実質上透明なカバーとを有し、 該カバーは、該コアおよび表示が、該カバーを通じて明
    らかに視認できるように、実質上顔料または染料の存在
    しないものであることを特徴とするゴルフボール。
  2. 【請求項2】 コアが、カバーを通じて視認できる色彩
    を有するコアを提供する顔料を含む請求項1に記載のゴ
    ルフボール。
  3. 【請求項3】 コアが、顔料を含む塗料でコーティング
    され、且つ表示が該塗料上に印刷される請求項1に記載
    のゴルフボール。
  4. 【請求項4】 コアの直径が約1.520インチ(3.
    86cm)である請求項1に記載のゴルフボール。
  5. 【請求項5】 ボールの直径が約1.68インチ(4.
    27cm)である請求項4に記載のゴルフボール。
  6. 【請求項6】 カバーが、ナトリウムアイオノマーと亜
    鉛アイオノマーとのブレンドであり、それぞれのアイオ
    ノマーの酸含量が実質上同じ割合を有する請求項1に記
    載のゴルフボール。
  7. 【請求項7】 カバーが、10%の酸含量を有する亜鉛
    アイオノマーの75%と、10%の酸含量を有するナト
    リウムアイオノマーの25%とのブレンドである請求項
    1に記載のゴルフボール。
  8. 【請求項8】 カバー上に少なくとも1つの透明トップ
    コートを含む請求項1に記載のゴルフボール。
  9. 【請求項9】 カバーが、2種の異なる金属カチオンを
    有するアイオノマーのブレンドであり、各アイオノマー
    が15%の酸含量を有する請求項1に記載のゴルフボー
    ル。
  10. 【請求項10】 0.125インチ(0.32cm)の厚
    さのカバーの光透過性が、400〜700nmの波長で
    少なくとも約79%である請求項1に記載のゴルフボー
    ル。
  11. 【請求項11】 光透過性が、400〜700nmの波
    長で少なくとも約85%である請求項9に記載のゴルフ
    ボール。
  12. 【請求項12】 着色された顔料を有するコアと、 該コア上に設けられた実質上透明なカバーとを有し、 該カバーは、着色された該コアが該コアを通じて明らか
    に視認できるように、実質上顔料または染料の存在しな
    いものであることを特徴とするゴルフボール。
  13. 【請求項13】 コアの直径が約1.520インチ
    (3.86cm)である請求項12に記載のゴルフボー
    ル。
  14. 【請求項14】 ボールの直径が約1.68インチ
    (4.27cm)である請求項13に記載のゴルフボー
    ル。
  15. 【請求項15】 カバーが、ナトリウムアイオノマーと
    亜鉛アイオノマーとのブレンドであり、それぞれのアイ
    オノマーの酸含量が実質上同じ割合を有する請求項12
    に記載のゴルフボール。
  16. 【請求項16】 カバーが、10%の酸含量を有する亜
    鉛アイオノマーの75%と、10%の酸含量を有するナ
    トリウムアイオノマーの25%とのブレンドである請求
    項12に記載のゴルフボール。
  17. 【請求項17】 カバー上に少なくとも1つの透明トッ
    プコートを含む請求項12に記載のゴルフボール。
  18. 【請求項18】 カバーが、2種の異なる金属カチオン
    を有するアイオノマーのブレンドであり、各アイオノマ
    ーが20%の酸含量を有する請求項12に記載のゴルフ
    ボール。
  19. 【請求項19】 0.125インチ(0.32cm)の厚
    さのカバーの光透過性が、400〜700nmの波長で
    少なくとも79%である請求項12に記載のゴルフボー
    ル。
  20. 【請求項20】 光透過性が、400〜700nmの波
    長で少なくとも約85%である請求項12に記載のゴル
    フボール。
  21. 【請求項21】 着色された塗料のコーティングを有す
    るコアと、 該コア上に設けられた実質上透明なカバーとを有し、 該カバーは、着色された該コアが該カバーを通じて明ら
    かに視認できるように、実質上顔料または染料の存在し
    ないものであることを特徴とするゴルフボール。
  22. 【請求項22】 コアの直径が約1.520インチ
    (3.86cm)である請求項21に記載のゴルフボー
    ル。
  23. 【請求項23】 ボールの直径が約1.68インチ
    (4.27cm)である請求項22に記載のゴルフボー
    ル。
  24. 【請求項24】 カバーが、ナトリウムアイオノマーと
    亜鉛アイオノマーとのブレンドであり、それぞれのアイ
    オノマーの酸含量が実質上同じ割合を有する請求項21
    に記載のゴルフボール。
  25. 【請求項25】 カバーが、10%の酸含量を有する亜
    鉛アイオノマーの75%と、10%の酸含量を有するナ
    トリウムアイオノマーの25%とのブレンドである請求
    項21に記載のゴルフボール。
  26. 【請求項26】 カバー上に少なくとも1つの透明トッ
    プコートを含む請求項21に記載のゴルフボール。
  27. 【請求項27】 カバーが、2種の異なる金属カチオン
    を有するアイオノマーのブレンドであり、各アイオノマ
    ーが15%の酸含量を有する請求項21に記載のゴルフ
    ボール。
  28. 【請求項28】 カバーが、2種の異なる金属カチオン
    を有するアイオノマーのブレンドであり、各アイオノマ
    ーが20%の酸含量を有する請求項21に記載のゴルフ
    ボール。
  29. 【請求項29】 0.125インチ(0.32cm)の厚
    さのカバーの光透過性が、400〜700nmの波長で
    少なくとも79%である請求項21に記載のゴルフボー
    ル。
  30. 【請求項30】 光透過性が、400〜700nmの波
    長で少なくとも約85%である請求項21に記載のゴル
    フボール。
  31. 【請求項31】 コア、カバーおよび該カバー上に少な
    くとも1つの透明トップコートを有する使用されたゴル
    フボールのリサイクル方法であって、該方法は:溶剤を
    使用することなく、ゴルフボールの外側表面の摩耗およ
    び磨損を機械的に滑らかにし、および該ゴルフボールの
    外側表面上に新たに透明なトップコートを設けるステッ
    プを包含するゴルフボールのリサイクル方法。
  32. 【請求項32】a)その表面上に表示または色彩を有す
    るコアを形成し、 b)該コアの表面上の表示または色彩が、カバーを通じ
    て明らかに視認できるように、該コア上に実質上透明な
    カバーを形成し、 c)ゴルフボールを使用した後、溶剤を使用することな
    く該ゴルフボールの外側表面における磨損および摩耗を
    機械的に滑らかにするステップを包含するゴルフボール
    の形成およびリサイクル方法。
  33. 【請求項33】 カバーがコア上に形成された後、該カ
    バーの外側表面に透明なトップコートを適用し、ゴルフ
    ボールの外側表面の磨損および摩耗を滑らかにした後
    に、該ゴルフボールの外側表面に新たな透明なトップコ
    ートを適用する請求項32に記載の方法。
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