JPH08229300A - ロールアイロナ - Google Patents

ロールアイロナ

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JPH08229300A
JPH08229300A JP6489995A JP6489995A JPH08229300A JP H08229300 A JPH08229300 A JP H08229300A JP 6489995 A JP6489995 A JP 6489995A JP 6489995 A JP6489995 A JP 6489995A JP H08229300 A JPH08229300 A JP H08229300A
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秀俊 石原
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宏幸 朝岡
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敦 片山
Kunio Kojima
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、しわやすじが入らずゆがみ
もなく仕上り品質がよく被洗物の剥れをよくするために
使用するブロワ容量が小さく均一に力のかかるシール部
を具えたロールアイロナを提供するにある。 【構成】 複数の回転ローラを具えたロールアイロナに
おいて前記回転ローラ11a,11bの後に設けられた
円周に多数の小孔を有し回転する回転ロール管72内に
之とシール材81,82でシールされ、二重管で構成さ
れた軸に固定で前記回転の入口側に近い室を、出口側に
近い室とに仕切る仕切板76c、76dと、前記入口側
に近い仕切室とブロワ吸入側に連結された前記軸の外管
とを連通する孔とブロワ吐出側に連結された前記軸の内
管と前記出口側に近い仕切室とを連通する孔とを有して
成ることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は洗濯し脱水した被洗物を
プレスしながら乾させるロールアイロナに関する。
【0002】
【従来の技術】洗濯したシーツ、テーブルクロス、ビロ
ーカバー等の被洗物を脱水した後にプレスしながら乾燥
させるものとして、ロールアイロナが一般に知られてい
る。第1従来例を図5によって説明する。図5は第1従
来例のロールアイロナの構成図である。一般に複数、図
では3本の回転ローラ11a〜11cが適宜間隔で3本
平行に敷設される。この回転ローラ11a〜11cは、
周面部がフェルト状の(パッド等)通気性のある弾性体
で構成され、さらにロール部には通気性の小孔が多数形
成される。この回転ローラ11a〜11cは駆動モータ
12により同一方向に駆動される。そして、この回転ロ
ーラ11a〜11cの下部に、加熱装置13が設けられ
る。この加熱装置13は、上記回転ローラ11a〜11
cと一定の間隔を持つように回転ローラ11a〜11c
の形状に対応した曲面で構成されるもので、その一端
に、回転ローラ11a〜11cの軸部と略同じ高さで、
導入コンベア14が配設され、また他端には平板台15
が加熱装置13と一体にして設けられる。加熱装置13
の回転ローラ11a〜11cと対向する曲面には、それ
ぞれ曲板状の発熱体16a〜16cが埋設される。回転
ローラ11a〜11cは、自重あるいはエアシリンダ等
で、この発熱体16a〜16cに圧接されながら回転す
る。
【0003】すなわち、脱水を行った後の、まだ水分を
多量に含んだ被洗物17を上記導入コンベア14上に置
くと、被洗物17が回転ローラ11aと加熱装置13と
の間隙に投入され、その後、回転ローラ11a〜11c
の回転に伴って、加熱装置13に沿って平板台15まで
進む。この際に被洗物17は、上記発熱体16a〜16
cに圧接され、乾燥及びプレスが行われる。回転ローラ
11a〜11cの軸部には、それぞれ排気用のダクト1
8a〜18cが設けられ、被洗物17が乾燥する際に発
する水蒸気は、回転ローラ11a〜11c外周面を透過
して回転ローラ内部に吸い込まれ、ダクト18a〜18
cを通って排気される。また、被洗物17が回転ローラ
11a〜11cに巻き付くことを防止するために、テー
プ21が回転ローラ11a〜11cと被洗物17との間
に配置され、被洗物17の通過路を規制する。このテー
プ21は、エンドレステープであり、回転ローラ11a
〜11cの幅に対して十数本装着され、回転ローラ11
a〜11cの上方に設けられている固定プーリ22a、
22b及びテープ21の張力を加減するテンションプー
リ23に連架され、回転ローラ11a〜11cの回転に
従って周回する。
【0004】しかしながら上記のようなロールアイロナ
にあっては、被洗物が常にテープに押さえられた状態で
乾燥、プレスされるため、被洗物にテープの跡がついて
しまい、仕上がりの品質が低いものとなってしまう。こ
の傾向は、特に被洗物がテーブルクロスや敷布などのよ
うな生地の厚い物の場合に顕著に表れる。また、テープ
は、エアシリンダ等を備えた回転ローラにより発熱体に
圧接されて150℃〜210℃に加熱されつつ摺動され
るため、数時間から数日間使用すると切断してしまう。
このようなときには、その都度ロールアイロナ本体の運
転を中断し、テープを新たに交換しなければならず、そ
の間の被洗物の乾燥及びプレス作業は停止しなければな
らない。
【0005】第2従来例を図6−10によって説明す
る。図6は第2実施例のロールアイロナの構成図、図7
は図6におけるVII 矢視図、図8は図7のVIII−VIII断
面図、図9は図7のIX−IX断面図、図10は図8、9に
示した回転体31aにおける被洗物17の移動を説明す
る斜視図である。前記第1従来例の欠点を解消するため
被洗物の通過路を規制するものとしてテープの代わりに
回転ローラの中間位置にそれぞれ周面部に小孔を多数形
成した円筒状回転体を配設し、前記回転体に吸引排気を
行うブロワを接続したものが特公平3−61480号に
提案されている。
【0006】図6に第2従来例の構成を示し回転ローラ
11a〜11c、加熱装置13などの主構成部は前記図
5と同様であるので相当する部分には同一符号を付して
その説明は省く。加熱装置13の、被洗物17が発熱体
16a〜16cを通過した位置にある凸部それぞれに周
面に多数の小孔を形成した円筒状の回転体31a〜31
cを配設する。この回転体31a〜31cは、回転ロー
ラ11a〜11cと逆の方向に回転するもので、その軸
部には排気管32a〜32cが接続されており、これは
上記回転体31a〜31cが回転する際に、その局面に
形成された小孔より吸引した空気と水蒸気の排気を行う
ための配管で、ブロワに接続されている。そして、上記
回転体31cの被洗物17通過下部に、前記導入コンベ
ア14と同じ様な導出コンベア33が設けられる。ま
た、加熱装置13の、回転体31a、31b下部には、
これを加熱するためのヒータ34a、34bが埋設され
る。
【0007】次に上記のようなロールアイロナの動作に
ついて説明する。まず、洗濯、脱水を終えた後の被洗物
17は導入コンベア14のベルト141によって回転ロ
ーラ11aと加熱装置13との間隙に導入される。その
後、回転ローラ11aにより発熱体16aに圧接された
被洗物17は、回転体31aの吸引力と回転によって、
回転ローラ11aに巻き付くことなく、次の回転ローラ
11bと加熱装置13との間隙に導入される。以下回転
ローラ11bと加熱装置13、回転体31b、回転ロー
ラ11cと加熱装置13において上記と同様の動作を繰
り返し、乾燥及びプレスを終了した被洗物17は、最後
に回転体31cによって回転ローラ11cから引き剥が
され、導出コンベア33に載せられて、次の折り畳み機
などへの工程に送られる。
【0008】次に図7により、上記回転体31a〜31
cの構成について説明する。同図は上記図6において回
転体31aを矢印VII 方向から見た図で、回転体31
b、31cも同様の構成である。回転体31aは、中空
パイプ41の外側に一定間隔で表面に多数のパンチング
穴42を形成したロール43を取付けるもので、この中
空パイプ41のロール43を取付けた位置には、例えば
ロール43一つに対して孔411が設けられる。すなわ
ち、前記フロアーは、排気管32a、中空パイプ41及
びこの中空パイプ41の孔411を介して、ロール43
のパンチング穴で吸引動作を行なわせるものである。
【0009】また、中空パイプ41のロール43を取付
けていない部分を覆うようにして、ロール43と同径の
半月状のギャッププレート44が加熱装置13に取付け
られる。図8は上記図7のVIII−VIII線に沿った回転体
31aの、主にロール43の断面図である。発熱体16
a、16bの端部は、パンチング穴42を多数形成した
ロール43の周部まで近接するように設けられ、被洗物
17はこの部分では回転ローラ11aの回転によって発
熱体16aから回転体31aに至り、次に回転ローラ1
1bとの間隙に導かれるようになる。
【0010】次に図9は、上記と同じく図7のIX−IX線
に沿った回転体31aの、主にギャッププレート44の
断面図である。ギャッププレート44は発熱体16a、
16bと一体に設置されるもので、その表面が連続して
いる。そのため、この部分では被洗物17は、発熱体1
6a上からギャッププレート44を経て発熱体16bま
で、滑動するようにして移動する。
【0011】図10は図8及び図9に示した回転体31
aにおける被洗物17の移動を説明する斜視図で、被洗
物17はロール43に形成されるパンチング穴42の吸
引によって回転ローラ11aから引き剥がされ、次の回
転ローラ11bと発熱体16bとの間隙に送られる。こ
の場合、被洗物17はギャッププレート44に沿って進
むので、ロール43のパンチング穴42の吸引力によっ
て回転体31aに巻き付いてしまうことはない。そし
て、上記のような動作が、回転体31b、31c部にお
いても同様に行われる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記の図5のような、
多数のエンドレステープ21が回転ローラと被洗物との
間に配置され、回転ローラの回転に従って周回する方式
のロールアイロナにあっては、被洗物が常にテープに押
さえられた状態で乾燥、プレスされるため、被洗物にテ
ープの跡がついてしまい、仕上がりの品質が低いものと
なってしまう。また、テープは、エアシリンダ等を備え
た回転ローラにより発熱体に圧接されて150℃〜21
0℃に加熱されつつ摺動されるため、数時間から数日間
使用すると切断してしまう。このようなときには、その
都度ロールアイロナ本体の運転を中断し、テープを新た
に交換しなければならず、その間の被洗物の乾燥及びプ
レス作業は停止しなければならない。
【0013】また、これらのテープ送り方式の欠点を解
消するために提案された他の従来例の、被洗物の通路を
規制するものとして、回転ローラの中間位置それぞれに
周面部に小孔を多数形成した円筒状の回転体を配設し、
この回転体に吸引排気を行うブロワを接続したものは、
形状が複雑となるため機械価格が高くなり、また、薄い
被洗物を処理するとき、従来の図7で示したロール43
とギャッププレート44の間の固定部と、回転部の隙間
に起因するスジが入ることがあり、場合によっては発熱
体16とロール42の間に被洗物が挟まる恐れがある。
また、回転ロール全周に空けられたパンチング部より、
全間から吸引を行っているため、ロールアイロナに通す
被洗物の種類によっては、次ロールへ送る際、被洗物が
回転ロールから剥がれにくく、皺になる等、被洗物の仕
上がり品質の低下が問題となる場合がある。さらにこの
従来方式は、又吸引部が多く吸引が局部的となることを
防ぐため、ブロワの容量を大きくしなければならない等
の不具合点があった。
【0014】本発明の目的は前記不具合点を解消し被洗
物に皺やすじが入らずゆがみもなく仕上がり品質がよく
被洗物の剥がれをよくするために使用するブロワの容量
が小さく、均一に力がかかるシール部を具え製造コスト
を安価なロールアイロナを提供するにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明のロールアイロナ
の第1発明は、発熱媒体を収納した曲面を有する加熱装
置と、前記加熱装置の曲面に被洗物を圧接し、被洗物か
ら水蒸気を吸収しながら回転送りする複数の回転ローラ
を有するロールアイロナにおいて、前記複数の回転ロー
ラ間におかれて前記被洗物の受け渡しを行う円周に多数
の小孔を有する回転ロール管と、両側を外部の固定部材
に固定支持され前記回転ロール管を軸受を介して支え前
記回転ローラより前記被洗物を受取る位置付近のみ吸引
を行うに前記回転ロール管の内側空間を仕切る仕切り板
を具えた吸引ダクトと、前記仕切り板端部に取り付けら
れている前記仕切り板と前記回転ロール管内面とをシー
ルするシール部材と、前記被洗物の送り速度に合せて前
記回転ロール管を回転駆動する駆動機構とにより構成さ
れてなり、被洗物を前記回転ローラから前記回転ロール
管に吸引して受け取り、該回転ロール管が被洗物を次へ
渡すときの角度位置では吸引をしないことにより次ロー
ルへの被洗物の送り込みを容易にすることを特徴として
いる。
【0016】本発明のロールアイロナの第2発明は前記
第1発明記載のロールアイロナにおいて、後に位置する
回転ローラとの近接位置で前記回転ロール管の小孔から
エアを吹き出すように前記吸引ダクトに前記回転ロール
管内を仕切る仕切板を追設し、前記仕切り板端部に前記
仕切り板と前記回転ロール管内面とをシールするシール
部材を取付け、前記仕切り板で囲まれた空間にエア吹き
込み管と之につながるエア源ブロワとを配設し、後位置
の回転ローラヘの被洗物の受け渡しを容易にしたことを
特徴としている。
【0017】本発明のロールアイロナの第3発明は、前
記第1発明及び第2発明記載のロールアイロナにおい
て、吸引受け渡し回転ローラ管内面と固定吸引ダクト及
びエア吹き込みダクトとの仕切り板シール部に弾性部材
による接触力調整のできる機構を備えて、エアのシール
性を向上させたことを特徴としている。
【0018】
【作用】上流側の加熱装置と回転ローラによりアイロン
掛けされた被洗物は回転ローラにより送り出されるとき
回転ロール管の円筒面の多数の小孔の吸引力により前記
回転ローラから剥離され前記回転ロール管により下流側
へ送られる。被洗物は前記回転ロール管の下流側の吸引
のない場所又はエア吹き出し部に運ばれ、回転ロール管
から剥がされる。下流側加熱装置入口部の固定側発熱体
端部の形状がローラとの間が若干開いた形にしてあるた
め、被洗物は容易に下流側加熱装置へ供給され、再度ア
イロン掛けすることが出来る。被洗物は最終の加熱装置
の出口においても同様の構成の回転ロール管により吸引
により受け取られ、被洗物導出コンベアに受け渡され
る。回転管ロール内面と、固定の吸引ダトク及びエア吹
き出しダクトの仕切り板シール部に弾性部材による接触
力調整のできる機構を備えたものは、シール接触圧を均
一にし、シール材の摩耗を減らす作用をする。
【0019】
【実施例】本発明に係る第1実施例を図1〜4によって
説明する。図1は本発明に係る第1実施例のロールアイ
ロナの側面図、図2は本発明に係る第1実施例の回転ロ
ーラ管の断面図、図3は図2のIII −O−III 断面図、
図4はダクト仕切り板シール部の構造を示す部分断面図
である。図において2本の円筒状の回転ローラ11a、
11bが間隔をあけて平行に敷設され図1において駆動
モータ12により反時計方向に回転される。前記回転ロ
ーラ11a、11bの周面部はフェルト状のパッド等通
気性のある弾性体で構成され、さらにロール部には通気
性の小孔が多数形成される。前記回転ローラそれぞれの
下部に加熱装置13が設けられる。
【0020】加熱装置13は前記それぞれの回転ローラ
と一定間隙をもつように回転ローラの形状に対応した曲
面で構成されているものでその一端に前記回転ローラの
軸部と略同じ高さで導入コンベア14が配設されてい
る。前記加熱装置の前記回転ローラに対抗する面にはそ
れぞれ曲板状の発熱体16a、16bが埋設されてい
る。前記回転ローラは自重あるいは図示しないエアシリ
ンダ等で前記発熱体に圧接されながら回転する。
【0021】図1において被洗物17が導入コンベア1
4から導出コンベア33まで送られる送行工程について
説明すると、導入コンベア14によって送り込まれた被
洗物17は、回転ローラ11aによって加熱装置13の
発熱体16aの加熱面上を加圧されながら送られる。駆
動モータ12はプーリ27、Vベルト29a、プーリ2
8aを介して回転ローラ11aを支える一対のアーム2
5aの軸26aを駆動回転する。
【0022】ただし、軸26aは回転ローラ11aの両
側に同一軸線上に1対設けられ、外部の固定部材に回転
自在に支えられているが、モータ12により駆動される
のは、どちらか片側だけでよい。回転ローラ11aは軸
26aを中心軸として上下に回動可能であり、回転ロー
ル11a自身の重量、あるいは、図示しない負荷用シリ
ンダにより、走行中の被洗物17を加圧することができ
る。アーム25aは減速装置を内蔵し(減速装置を内蔵
するのは片側のアーム25aのみでよい)、軸26aの
回転を減速して回転ローラ11aに伝達し、回転ローラ
11aに適当な周速度(被洗物17送り速度)を与える
ようにしてある。この回転ローラの支え方、駆動方式は
第2回転ローラ11bにおいても全く同様である。すな
わち上記の構成は、各部品の付番のaの代わりにbを置
き換えてそのまま説明できる。回転ローラ11aと11
bの間に回転ロール管ユニット71aが設けられる(回
転ロール管ユニット71aの構造については後述す
る)。
【0023】回転ロール管ユニット71aは被洗物17
を回転ローラ11aより受け取り、次の回転ローラ11
bに渡す。回転ロール管ユニット71aの回転ロール管
72は、駆動モータ12によりプーリ27、Vベルト6
6aを経て回転ロール管72に設けられたプーリ67に
よって駆動され、回転ローラ11aの周速度と略同じ速
度で回転する。回転ローラ11bの周速度も回転ロール
管72と略同じ速度に調整される。回転ローラ11bの
被洗物17出口と導出コンベア33の間にも、回転ロー
ル管ユニット71aと同じ構造の回転ロール管ユニット
71bが置かれ、このユニット71bの回転ロール管7
2も、駆動モータ12によりVベルト64、中間軸6
1、Vベルト66bを経てプーリ67bで駆動され、回
転ローラ11bの周速度と略同じ周速度で回転し、導出
コンベア33に被洗物17を渡す。上述の各回転ローラ
の周速度及び回転ロール管の被洗物送り速度は、被洗物
17を受け渡すときに、被洗物17に皺が寄らぬよう
に、また滑り過ぎないように相対速度を微妙に加減する
ことが重要で、そのため前述の各々のVベルトプーリは
要所に図示略の可変速プーリを利用している。53a、
53bは、各回転ロール管ユニット71a、71bから
エアを吸い出す吸出配管であり、図示略の吸引用ブロワ
につながれている。
【0024】次に、図2〜図4により回転ロール管ユニ
ット71a、71bの構成について説明する。図2に、
回転ローラ11aと回転ローラ11bの間に、多数のパ
ンチング穴72aを有する回転ロール管72と吸引ダク
ト76及び加圧エア配管54を備えた回転ロール管ユニ
ット71aの拡大断面を示している。吸引ダクト76の
中心部の円筒の外周に2枚の仕切り板76cが一体に設
けられ、仕切り板76cの端部にはシール材82が夫々
取付けられている。また2枚の仕切り板76cで作られ
た扇形断面の空間と、吸引ダクト76の円筒部とを通じ
る複数の孔76bが明けてある。図示略の吸引ブロワか
ら吸出配管53により吸引ダクト76の中心部円筒から
エアを吸引すると、この仕切り板76c2枚と回転ロー
ル管72とで囲まれた空間のエアが吸出され、回転ロー
ル管72のこの角度範囲にある被洗物17が回転ロール
管72に吸い付けられる。
【0025】即ち、被洗物17は回転ローラ11aから
剥がされて、回転ロール管72に受け渡される。同様
に、吸引ダクト76の中心部の円周の外周に2枚の仕切
り板76dが一体に設けられ、仕切り板76dの端部に
はシール材82が夫々取付けられている。また2枚の仕
切り板76dで作られた矩形断面の空間に、吸引ダクト
76の円筒部を通して配設された加圧エア配管の出口5
4aが開口している。図示略の加圧エア源ブロワから加
圧エアが加圧エア配管54aを通してこの仕切り板76
d2枚と回転ロール管72とで囲まれた空間に送られて
くると、回転ロール管72のこの角度範囲にあるパンチ
ング穴72aからエアが吹き出して被洗物17を回転ロ
ール管72から剥離する。即ち、被洗物17は回転ロー
ラ11bに受け渡される。吹出しは、図示略の加圧エア
源ブロワを設けないで、吸引ブロワの排気を利用するこ
ともできる。
【0026】また、回転ロール管72の出口部に接する
第2回転ローラ11bの入口部は、固定発熱体16bの
端部を開いて、第2回転ローラ11bの入口部が若干広
く空くようにしてあるため、被洗物17が第2回転ロー
ラ11b入り口部に入り易くなっている。第2回転ロー
ラ11bから出口コンベア33への被洗物17の受け渡
し用の回転ロール管ユニット71bも図2に示したよう
に、同じ構造である。図2のIII −O−III 線に沿った
回転ロール管ユニット71a、又は71bの断面を図3
に示している。回転ロール管72の両端はフランジ73
に嵌合し、フランジ73の内側テーパ部にテーパリング
74が複数のボルト75により押込まれ、フランジ73
の外径が広がることにより固定されている。回転ロール
管72と1対のフランジ73との組合わせを、1対の軸
受77を介して回転自在に支える吸引ダクト76は、そ
の両端を外部固定部材に固設された1対の支持台79で
固定支持される。
【0027】78は軸受77を押さえて止める止輪であ
る。吸引ダクト76には1対のダクトフランジ76aが
一体に固設され、このダクトフランジ76aの外周の溝
にシールリング81が嵌込まれ回転ロール管72との間
をシールしている。吸引ダクト76の突出した管軸の片
方には、フランジ73にVベルトプーリ67が固設され
る。76eは加圧エア配管54から送られてきた加圧エ
アがエア配管出口54aから吹出すとき、エアの勢いを
緩和して回転ロール管72の多数のパンチング孔72a
から一様にエアが吹出すようにする遮板である。
【0028】図4に、図2のダクト仕切り板シール部の
他の構造を示す。図2における仕切り板76c、76d
の代わりに丈の短い仕切り板76fを設け、これに図に
示したような複数の蝶番84と長矩形の揺動板83を取
付け、揺動板83と仕切り板76fに固設した複数のば
ね支持板76bの間に、複数の引張ばね85を引掛けた
構成のものである。引張ばね85を取り替える等によ
り、引張ばね85の引張り強さを換え回転ローラ管72
と揺動板83間のシール力を変え、シールとシールに伴
う摩擦抵抗のバランスを調整することができる。
【0029】前記第1実施例の作用を説明する。上流側
の加熱装置13と回転ローラ11aでアイロン掛けされ
た被洗物17は、回転ローラ11aにより送出されると
き、回転ロール管72の円筒面の多数のパンチング孔7
2aの吸引力により回転ローラから剥離される。このと
き回転ロール管72の周速度は回転ローラ11aの周速
度より僅か速く設定してあるので被洗物17に皺がよら
ない。被洗物17は回転ロール管72に載って下流側へ
送られ、回転ロール管72の下流側の吸引のない位置、
又はエア吹き出し部まで運ばれるので、被洗物17はス
ムーズに回転ロールから剥がされ回転ローラ11bに移
動する。
【0030】下流側加熱装置13の入口部の固定側発熱
体16b端部の形状がローラ11bとの間が若干開いた
形にしてあるため、被洗物17は容易に下流側加熱装置
の回転ローラ11bへ供給され、再度アイロン掛けする
ことが出来る。また、回転ローラ11bの周速度は回転
ロール管72の周速度はより僅か速く設定してあるの
で、この受け渡し時にも被洗物17に皺がよらない。
【0031】被洗物17は最終の加熱装置13の出口に
おいても回転ローラ11bから前述と同様の構成の回転
ロール管72に吸引により受け取られ、回転ロール管7
2が回転し吸引が止まった位置において、又はエア吹き
出しにより導出コンベア33に渡される。
【0032】回転ロール管72の内面と、固定の吸引ダ
クト76の仕切り板シール部に蝶番84と長矩形の揺動
板83を取付け、揺動板83を引張ばね85でシール材
82を押し付ける方向に付勢した構造のものは、引張ば
ね85を取り替える等によりシール材82の接触圧力を
調整ができるので、シール部に均一に力がかかるように
してシール部の摩耗を防止することができる。
【0033】
【発明の効果】本発明の被洗物受け渡し回転ロール管を
用いたアイロナは、被洗物送りにテープを使わないの
で、従来のテープを使用した被洗物送り形式のアイロナ
のように、切れたテープが後工程の折り畳み機等に巻き
付くようなトラブルは無くなる。また、運転の途中でテ
ープをかける手間がないため生産性を高められる。しか
もテーブルクロス、ピローケース等にテープの跡がつか
ない。また、2番目の従来例のように被洗物を吸い付け
たまま次の加熱装置に送るのではなく、次回転ロールへ
の送り込み部は、吸引を効かせていない、または、エア
吹き出しになっているため被洗物の剥がれがよく、被洗
物に皺やスジが入ることなく、ゆがみも無くアイロン仕
上がり品質が向上する。
【0034】回転ローラ間の受け渡し用回転ロール管の
形状は単純な形であり、回転ロール管の吸引部は、吸引
力が必要な部分のみに働くように内側のダクトが仕切ら
れているので、吸引ブロワの容量負荷が少なくて済むた
め、製造コストも安価にできる。吸引ダクトの仕切り板
シール部に弾性部材による接触力調整のできる機構を備
えたものは、弾性体の付勢力を調整することにより、シ
ール部に均一に力がかかるようにしてシール部の摩耗を
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施例のロールアイロナの側
面図。
【図2】本発明に係る第1実施例の回転ローラ管の断面
図。
【図3】図2のIII −O−III 断面図。
【図4】ダクト仕切板シール部の構造を示す部分断面
図。
【図5】第1従来例のロールアイロナの構成図。
【図6】第2従来例のロールアイロナの構成図。
【図7】図6におけるVII 矢視図。
【図8】図7のVIII−VIII断面図。
【図9】図7のIX−IX断面図。
【図10】図8、9に示した回転体31における被洗物
17の移動を説明する斜視図。
【符号の説明】
11a,11b…回転ローラ、12…駆動モータ、13
…加熱装置、16a,16b…発熱体、17…被洗物、
18a,18b…ダクト、53,53a,53b…吸出
配管、54a,54b…圧エア配管、71a,71b…
回転ロール管ユニット、72…回転ロール管、72a…
パンチング孔、76…吸引ダクト、76c,76d,7
6f…仕切り板、82…シール材、83…揺動板、85
…引張りばね、79…固定部材、77…軸受、84…蝶
番、27,67a,67b…プーリ、64,66a,6
6b…Vベルト、81…シールリング。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年8月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 ロールアイロナ
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は洗濯し脱水した被洗物を
プレスしながら乾燥させるロールアイロナに関する。
【0002】
【従来の技術】洗濯したシーツ、テーブルクロス、ピロ
カバー等の被洗物を脱水した後にプレスしながら乾燥さ
せるものとして、ロールアイロナが一般に知られてい
る。第1従来例を図5によって説明する。図5は第1従
来例のロールアイロナの構成図である。一般に複数、図
では3本の回転ローラ11a〜11cが適宜間隔で3本
平行に敷設される。この回転ローラ11a〜11cは、
周面部がフェルト状の(パッド等)通気性のある弾性体
で構成され、さらにロール部には通気性の小孔が多数形
成される。この回転ローラ11a〜11cは駆動モータ
12により同一方向に駆動される。そして、この回転ロ
ーラ11a〜11cの下部に、加熱装置13が設けられ
る。この加熱装置13は、上記回転ローラ11a〜11
cと一定の間隔を持つように回転ローラ11a〜11c
の形状に対応した曲面で構成されるもので、その一端
に、回転ローラ11a〜11cの軸部と略同じ高さで、
導入コンべア14が配設され、また他端には平板台15
が加熱装置13と一体にして設けられる。加熱装置13
の回転ローラ11a〜11cと対向する曲面には、それ
ぞれ曲板状の発熱体16a〜16cが埋設される。回転
ローラ11a〜11cは、自重あるいはエアシリンダ等
で、この発熱体16a〜16cに圧接されながら回転す
る。
【0003】すなわち、脱水を行った後の、まだ水分を
多量に含んだ被洗物17を上記導入コンベア14上に置
くと、被洗物17が回転ローラ11aと加熱装置13と
の間隙に投入され、その後、回転ローラ11a〜11c
の回転に伴って、加熱装置13に沿って平板台15まで
進む。この際に被洗物17は、上記発熱体16a〜16
cに圧接され、乾燥及びプレスが行われる。回転ローラ
11a〜11cの軸部には、それぞれ排気用のダクト1
8a〜18cが設けられ、被洗物17が乾燥する際に発
する水蒸気は、回転ローラ11a〜11c外周面を透過
して回転ローラ内部に吸い込まれ、ダクト18a〜18
cを通って排気される。また、被洗物17が回転ローラ
11a〜11cに巻き付くことを防止するために、テー
プ21が回転ローラ11a〜11cと被洗物17との間
に配置され、被洗物17の通過路を規制する。このテー
プ21は、エンドレステープであり、回転ローラ11a
〜11cの幅に対して十数本装着され、回転ローラ11
a〜11cの上方に設けられている固定プーリ22a、
22b及びテープ21の張力を加減するテンションプー
リ23に連架され、回転ローラ11a〜11cの回転に
従って周回する。
【0004】しかしながら上記のようなロールアイロナ
にあっては、被洗物が常にテープに押さえられた状態で
乾燥、プレスされるため、被洗物にテープの跡がついて
しまい、仕上がりの品質が低いものとなってしまう。こ
の傾向は、特に被洗物がテーブルクロスや敷布などのよ
うな生地の厚い物の場合に顕著に表れる。また、テープ
は、エアシリンダ等を備えた回転ローラにより発熱体に
圧接されて150℃〜210℃に加熱されつつ摺動され
るため、数時間から数日間使用すると切断してしまう。
このようなときには、その都度ロールアイロナ本体の運
転を中断し、テープを新たに交換しなければならず、そ
の間の被洗物の乾燥及びプレス作業は停止しなければな
らない。
【0005】第2従来例を図6−10によって説明す
る。図6は第2実施例のロールアイロナの構成図、図7
は図6におけるVII矢視図、図8は図7のVIIーV
III断面図、図9は図7のIX−IX断面図、図10
は図8、9に示した回転体31aにおける被洗物17の
移動を説明する斜視図である。前記第1従来例の欠点を
解消するため被洗物の通過路を規制するものとしてテー
プの代わりに回転ローラの中間位置にそれぞれ周面部に
小孔を多数形成した円筒状回転体を配設し、前記回転体
に吸引排気を行うブロワを接続したものが特公平3−6
1480号に提案されている。
【0006】図6に第2従来例の構成を示し回転ローラ
11a〜11c、加熱装置13などの主構成部は前記図
5と同様であるので相当する部分には同一符号を付して
その説明は省く。加熱装置13の、被洗物17が発熱体
16a〜16cを通過した位置にある凸部それぞれに周
面に多数の小孔を形成した円筒状の回転体31a〜31
cを配設する。この回転体31a〜31cは、回転ロー
ラ11a〜11cと逆の方向に回転するもので、その軸
部には排気管32a〜32cが接続されており、これは
上記回転体31a〜31cが回転する際に、その局面に
形成された小孔より吸引した空気と水蒸気の排気を行う
ための配管で、ブロワに接続されている。そして、上記
回転体31cの被洗物17通過下部に、前記導入コンベ
ア14と同じ様な導出コンベア33が設けられる。ま
た、加熱装置13の、回転体31a、31b下部には、
これを加熱するためのヒータ34a、34bが埋設され
る。
【0007】次に上記のようなロールアイロナの動作に
ついて説明する。まず、洗濯、脱水を終えた後の被洗物
17は導入コンベア14のベルト14lによって回転ロ
ーラ11aと加熱装置13との間隙に導入される。その
後、回転ローラ11aにより発熱体16aに圧接された
被洗物17は、回転体31aの吸引力と回転によって、
回転ローラ11aに巻き付くことなく、次の回転ローラ
11bと加熱装置13との間隙に導入される。以下回転
ローラ11bと加熱装置13、回転体31b、回転ロー
ラ11cと加熱装置13において上記と同様の動作を繰
り返し、乾燥及びプレスを終了した被洗物17は、最後
に回転体31cによって回転ローラ11cから引き剥が
され、導出コンベア33に載せられて、次の折り畳み機
などへの工程に送られる。
【0008】次に図7により、上記回転体31a〜31
cの構成について説明する。同図は上記図6において回
転体31aを矢印VII方向から見た図で、回転体31
b、31cも同様の構成である。回転体31aは、中空
パイプ41の外側に一定間隔で表面に多数のパンチング
穴42を形成したロール43を取付けるもので、この中
空パイプ41のロール43を取付けた位置には、例えば
ロール43一つに対して孔411が設けられる。すなわ
ち、前記ブロワは、排気管32a、中空パイプ41及び
この中空パイプ41の孔411を介して、ロール43の
パンチング穴で吸引動作を行なわせるものである。
【0009】また、中空パイプ41のロール43を取付
けていない部分を覆うようにして、ロール43と同径の
半月状のギャッププレート44が加熱装置13に取付け
られる。図8は上記図7のVIII一VIII線に沿っ
た回転体31aの、主にロール43の断面図である。発
熱体16a、16bの端部は、パンチング穴42を多数
形成したロール43の周部まで近接するように設けら
れ、被洗物17はこの部分では回転ローラ11aの回転
によって発熱体16aから回転体31aに至り、次に回
転ローラ11bとの間隙に導かれるようになる。
【0010】次に図9は、上記と同じく図7のIX−I
X線に沿った回転体31aの、主にギャッププレート4
4の断面図である。ギャッププレート44は発熱体16
a、16bと一体に設置されるもので、その表面が連続
している。そのため、この部分では被洗物17は、発熱
体16a上からギャッププレート44を経て発熱体16
bまで、滑動するようにして移動する。
【0011】図10は図8及び図9に示した回転体31
aにおける被洗物17の移動を説明する斜視図で、被洗
物17はロール43に形成されるパンチング穴42の吸
引によって回転ローラ11aから引き剥がされ、次の回
転ローラ11bと発熱体16bとの間隙に送られる。こ
の場合、被洗物17はギャッププレート44に沿って進
むので、ロール43のパンチング穴42の吸引力によっ
て回転体31aに巻き付いてしまうことはない。そし
て、上記のような動作が、回転体31b、31c部にお
いても同様に行われる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記の図5のような、
多数のエンドレステープ21が回転ローラと被洗物との
間に配置され、回転ローラの回転に従って周回する方式
のロールアイロナにあっては、被洗物が常にテープに押
さえられた状態で乾燥、プレスされるため、被洗物にテ
ープの跡がついてしまい、仕上がりの品質が低いものと
なってしまう。また、テープは、エアシリンダ等を備え
た回転ローラにより発熱体に圧接されて150℃〜21
0℃に加熱されつつ摺動されるため、数時間から数日間
使用すると切断してしまう。このようなときには、その
都度ロールアイロナ本体の運転を中断し、テープを新た
に交換しなければならず、その間の被洗物の乾燥及びプ
レス作業は停止しなければならない。
【0013】また、これらのテープ送り方式の欠点を解
消するために提案された他の従来例の、被洗物の通路を
規制するものとして、回転ローラの中間位置それぞれに
周面部に小孔を多数形成した円筒状の回転体を配設し、
この回転体に吸引排気を行うブロワを接続したものは、
形状が複雑となるため機械価格が高くなり、また、薄い
被洗物を処理するとき、従来の図7で示したロール43
とギャッププレート44の間の固定部と、回転部の隙間
に起因するスジが入ることがあり、場合によっては発熱
体16とロール43の間に被洗物が挟まる恐れがある。
また、回転ロール全周に空けられたパンチング部より、
全間から吸引を行っているため、ロールアイロナに通す
被洗物の種類によっては、次ロールへ送る際、被洗物が
回転ロールから剥がれにくく、皺になる等、被洗物の仕
上がり品質の低下が問題となる場合がある。さらにこの
従来方式は、又吸引部が多く吸引が局部的となることを
防ぐため、ブロワの容量を大きくしなければならない等
の不具合点があった。
【0014】本発明の目的は前記不具合点を解消し被洗
物に皺やすじが入らずゆがみもなく仕上がり品質がよく
被洗物の剥がれをよくするために使用するブロワの容量
が小さく、均一に力がかかるシール部を具え製造コスト
を安価なロールアイロナを提供するにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明のロールアイロナ
の第1発明は、発熱媒体を収納した曲面を有する加熱装
置と、前記加熱装置の曲面に被洗物を圧接し、被洗物か
ら水蒸気を吸収しながら回転送りする複数の回転ローラ
を有するロールアイロナにおいて、前記複数の回転ロー
ラ間におかれて前記被洗物の受け渡しを行う円周に多数
の小孔を有する回転ロール管と、両側を外部の固定部材
に固定支持され前記回転ロール管を軸受を介して支え前
記回転ローラより前記被洗物を受取る位置付近のみ吸引
を行うように前記回転ロール管の内側空間を仕切る仕切
り板を具えた吸引ダクトと、前記仕切り板端部に取り付
けられている前記仕切り板と前記回転ロール管内面とを
シールするシール部材と、前記被洗物の送り速度に合せ
て前記回転ロール管を回転駆動する駆動機構とにより構
成されてなり、被洗物を前記回転ローラから前記回転ロ
ール管に吸引して受け取り、該回転ロール管が被洗物を
次へ渡すときの角度位置では吸引をしないことにより次
ロールへの被洗物の送り込みを容易にすることを特徴と
している。
【0016】本発明のロールアイロナの第2発明は前記
第1発明記載のロールアイロナにおいて、後に位置する
回転ローラとの近接位置で前記回転ロール管の小孔から
エアを吹き出すように前記吸引ダクトに前記回転ロール
管内を仕切る仕切板を追設し、前記仕切り板端部に前記
仕切り板と前記回転ロール管内面とをシールするシール
部材を取付け、前記仕切り板で囲まれた空間にエア吹き
込み管と之につながるエア源ブロワとを配設し、後位置
の回転ローラへの被洗物の受け渡しを容易にしたことを
特徴としている。
【0017】本発明のロールアイロナの第3発明は、前
記第1発明及び第2発明記載のロールアイロナにおい
て、吸引受け渡し回転ローラ管内面と固定吸引ダクト及
びエア吹き込みダクトとの仕切り板シール部に弾性部材
による接触力調整のできる機構を備えて、エアのシール
性を向上させたことを特徴としている。
【0018】
【作用】上流側の加熱装置と回転ローラによりアイロン
掛けされた被洗物は回転ローラにより送り出されるとき
回転ロール管の円筒面の多数の小孔の吸引力により前記
回転ローラから剥離され前記回転ロール管により下流側
へ送られる。被洗物は前記回転ロール管の下流側の吸引
のない場所又はエア吹き出し部に運ばれ、回転ロール管
から剥がされる。下流側加熱装置入口部の固定側発熱体
端部の形状がローラとの間が若干開いた形にしてあるた
め、被洗物は容易に下流側加熱装置へ供給され、再度ア
イロン掛けすることが出来る。被洗物は最終の加熱装置
の出口においても同様の構成の回転ロール管により吸引
により受け取られ、被洗物導出コンベアに受け渡され
る。回転管ロール内面と、固定の吸引ダクト及びエア吹
き出しダクトの仕切り板シール部に弾註部材による接触
力調整のできる機構を備えたものは、シール接触圧を均
一にし、シール材の摩耗を減らす作用をする。
【0019】
【実施例】本発明に係る第1実施例を図1〜4によって
説明する。図1は本発明に係る第1実施例のロールアイ
ロナの側面図、図2は本発明に係る第1実施例の回転ロ
ーラ管の断面図、図3は図2のIII−O−III断面
図、図4はダクト仕切り板シール部の構造を示す部分断
面図である。図において2本の円筒状の回転ローラ11
a、11bが間隔をあけて平行に敷設され図1において
駆動モータ12により反時計方向に回転される。前記回
転ローラ11a、11bの周面部はフェルト状のパッド
等通気性のある弾性体で構成され、さらにロール部には
通気性の小孔が多数形成される。前記回転ローラそれぞ
れの下部に加熱装置13が設けられる。
【0020】加熱装置13は前記それぞれの回転ローラ
と一定間隙をもつように回転ローラの形状に対応した曲
面で構成されているものでその一端に前記回転ローラの
軸部と略同じ高さで導入コンベア14が配設されてい
る。前記加熱装置の前記回転ローラに対抗する面にはそ
れぞれ曲板状の発熱体16a、16bが埋設されてい
る。前記回転ローラは自重あるいは図示しないエアシリ
ンダ等で前記発熱体に圧接されながら回転する。
【0021】図1において被洗物17が導入コンベア1
4から導出コンベア33まで送られる送行工程について
説明すると、導入コンベア14によって送り込まれた被
洗物17は、回転ローラ11aによって加熱装置13の
発熱体16aの加熱面上を加圧されながら送られる。駆
動モータ12はプーリ27、Vベルト29a、プーリ2
8aを介して回転ローラ11aを支える一対のアーム2
5aの軸26aを駆動回転する。
【0022】ただし、軸26aは回転ローラ11aの両
側に同一軸線上に1対設けられ、外部の固定部材に回転
自在に支えられているが、モータ12により駆動される
のは、どちらか片側だけでよい。回転ローラ11aは軸
26aを中心軸として上下に回動可能であり、回転ロー
ル11a自身の重量、あるいは、図示しない負荷用シリ
ンダにより、走行中の被洗物17を加圧することができ
る。アーム25aは減速装置を内蔵し(減速装置を内蔵
するのは片側のアーム25aのみでよい)、軸26aの
回転を減速して回転ローラ11aに伝達し、回転ローラ
11aに適当な周速度(被洗物17送り速度)を与える
ようにしてある。この回転ローラの支え方、駆動方式は
第2回転ローラ11bにおいても全く同様である。すな
わち上記の構成は、各部品の付番のaの代わりにbを置
き換えてそのまま説明できる。回転ローラ11aと11
bの間に回転ロール管ユニット71aが設けられる(回
転ロール管ユニット71aの構造については後述す
る)。
【0023】回転ロール管ユニット71aは被洗物17
を回転ローラ11aより受け取り、次の回転ローラ11
bに渡す。回転ロール管ユニット71aの回転ロール管
72は、駆動モータ12によりプーリ27、Vベルト6
6aを経て回転ロール管72に設けられたプーリ67a
によって駆動され、回転ローラ11aの周速度と略同じ
速度で回転する。回転ローラ11bの周速度も回転ロー
ル管72と略同じ速度に調整される。回転ローラ11b
の被洗物17出口と導出コンベア33の間にも、回転ロ
ール管ユニット71aと同じ構造の回転ロール管ユニッ
ト71bが置かれ、このユニット71bの回転ロール管
72も、駆動モータ12によりVベルト64、中間軸6
1、Vベルト66bを経てプーリ67bで駆動され、回
転ローラ11bの周速度と略同じ周速度で回転し、導出
コンベア33に被洗物17を渡す。上述の各回転ローラ
の周速度及び回転ロール管の被洗物送り速度は、被洗物
17を受け渡すときに、被洗物17に皺が寄らぬよう
に、また滑り過ぎないように相対速度を微妙に加減する
ことが重要で、そのため前述の各々のVベルトプーリは
要所に図示略の可変速プーリを利用している。53a、
53bは、各回転ロール管ユニット71a、71bから
エアを吸い出す吸出配管であり、図示略の吸引用ブロワ
につながれている。
【0024】次に、図2〜図4により回転ロール管ユニ
ット71a、71bの構成について説明する。図2に、
回転ローラ11aと回転ローラ11bの間に、多数のパ
ンチング穴72aを有する回転ロール管72と吸引ダク
ト76及び加圧エア配管54を備えた回転ロール管ユニ
ット71aの拡大断面を示している。吸引ダクト76の
中心部の円筒の外周に2枚の仕切り板76cが一体に設
けられ、仕切り板76cの端部にはシール材82が夫々
取付けられている。また2枚の仕切り板76cで作られ
た扇形断面の空間と、吸引ダクト76の円筒部とを通じ
る複数の孔76bが明けてある。図示略の吸引ブロワか
ら吸出配管53により吸引ダクト76の中心部円筒から
エアを吸引すると、この仕切り板76c2枚と回転ロー
ル管72とで囲まれた空間のエアが吸出され、回転ロー
ル管72のこの角度範囲にある被洗物17が回転ロール
管72に吸い付けられる。
【0025】即ち、被洗物17は回転ローラ11aから
剥がされて、回転ロール管72に受け渡される。同様
に、吸引ダクト76の中心部の円周の外周に2枚の仕切
り板76dが一体に設けられ、仕切り板76dの端部に
はシール材82が夫々取付けられている。また2枚の仕
切り板76dで作られた矩形断面の空間に、吸引ダクト
76の円筒部を通して配設された加圧エア配管の出口5
4cが開口している。図示略の加圧エア源ブロワから加
圧エアが加圧エア配管54を通してこの仕切り板76d
2枚と回転ロール管72とで囲まれた空間に送られてく
ると、回転ロール管72のこの角度範囲にあるパンチン
グ穴72aからエアが吹き出して被洗物17を回転ロー
ル管72から剥離する。即ち、被洗物17は回転ローラ
11bに受け渡される。吹出しは、図示略の加圧エア源
ブロワを設けないで、吸引ブロワの排気を利用すること
もできる。
【0026】また、回転ロール管72の出口部に接する
第2回転ローラ11bの入口部は、固定発熱体16bの
端部を開いて、第2回転ローラ11bの入口部が若干広
く空くようにしてあるため、被洗物17が第2回転ロー
ラ11b入り口部に入り易くなっている。第2回転ロー
ラ11bから出口コンベア33への被洗物17の受け渡
し用の回転ロール管ユニット71bも図2に示したよう
に、同じ構造である。図2のIII−O−III線に沿
った回転ロール管ユニット71a、又は71bの断面を
図3に示している。回転ロール管72の両端はフランジ
73に嵌合し、フランジ73の内側テーパ部にテーパリ
ング74が複数のボルト75により押込まれ、フランジ
73の外径が広がることにより固定されている。回転ロ
ール管72と1対のフランジ73との組合わせを、1対
の軸受77を介して回転自在に支える吸引ダクト76
は、その両端を外部固定部材に固設された1対の支持台
79で固定支持される。
【0027】78は軸受77を押さえて止める止輪であ
る。吸引ダクト76には1対のダクトフランジ76aが
一体に固設され、このダクトフランジ76aの外周の溝
にシールリング81か嵌込まれ回転ロール管72との間
をシールしている。吸引ダクト76の突出した管軸の片
方には、フランジ73にVベルトプーリ67が固設され
る。76eは加圧エア配管54から送られてきた加圧エ
アがエア配管出口54aから吹出すとき、エアの勢いを
緩和して回転ロール管72の多数のパンチング孔72a
から一様にエアが吹出すようにする遮板である。
【0028】図4に、図2のダクト仕切り板シール部の
他の構造を示す。図2における仕切り板76c、76d
の代わりに丈の短い仕切り板76fを設け、これに図に
示したような複数の蝶番84と長矩形の揺動板83を取
付け、揺動板83と仕切り板76fに固設した複数のば
ね支持板76gの間に、複数の引張ばね85を引掛けた
構成のものである。引張ばね85を取り替える等によ
り、引張ばね85の引張り強さを換え回転ローラ管72
と揺動板83間のシール力を変え、シールとシールに伴
う摩擦抵抗のバランスを調整することができる。
【0029】前記第1実施例の作用を説明する。上流側
の加熱装置13と回転ローラ11aでアイロン掛けされ
た被洗物17は、回転ローラ11aにより送出されると
き、回転ロール管72の円筒面の多数のパンチング孔7
2aの吸引力により回転ローラから剥離される。このと
き回転ロール管72の周速度は回転ローラ11aの周速
度より僅か速く設定してあるので被洗物17に皺がよら
ない。被洗物17は回転ロール管72に載って下流側へ
送られ、回転ロール管72の下流側の吸引のない位置、
又はエア吹き出し部まで運ばれるので、被洗物17はス
ムーズに回転ロールから剥がされ回転ローラ11bに移
動する。
【0030】下流側加熱装置13の入口部の固定側発熱
体16b端部の形状がローラ11bとの間が若干開いた
形にしてあるため、被洗物17は容易に下流側加熱装置
の回転ローラ11bへ供給され、再度アイロン掛けする
ことが出来る。また、回転ローラ11bの周速度は回転
ロール管72の周速度はより僅か速く設定してあるの
で、この受け渡し時にも被洗物17に皺がよらない。
【0031】被洗物17は最終の加熱装置13の出口に
おいても回転ローラ11bから前述と同様の構成の回転
ロール管72に吸引により受け取られ、回転ロール管7
2が回転し吸引が止まった位置において、又はエア吹き
出しにより導出コンベア33に渡される。
【0032】回転ロール管72の内面と、固定の吸引ダ
クト76の仕切り板シール部に蝶番84と長矩形の揺動
板83を取付け、揺動板83を引張ばね85でシール材
82を押し付ける方向に付勢した構造のものは、引張ば
ね85を取り替える等によりシール材82の接触圧力を
調整ができるので、シール部に均一に力がかかるように
してシール部の摩耗を防止することができる。
【0033】
【発明の効果】本発明の被洗物受け渡し回転ロール管を
用いたアイロナは、被洗物送りにテープを使わないの
で、従来のテープを使用した被洗物送り形式のアイロナ
のように、切れたテープが後工程の折り畳み機等に巻き
付くようなトラブルは無くなる。また、運転の途中でテ
ープをかける手間がないため生産性を高められる。しか
もテーブルクロス、ピローケース等にテープの跡がつか
ない。また、2番目の従来例のように被洗物を吸い付け
たまま次の加熱装置に送るのではなく、次回転ロールへ
の送り込み部は、吸引を効かせていない、または、エア
吹き出しになっているため被洗物の剥がれがよく、被洗
物に皺やスジが入ることなく、ゆがみも無くアイロン仕
上がり品質が向上する。
【0034】回転ローラ間の受け渡し用回転ロール管の
形状は単純な形であり、回転ロール管の吸引部は、吸引
力が必要な部分のみに働くように内側のダクトが仕切ら
れているので、吸引ブロワの容量負荷が少なくて済むた
め、製造コストも安価にできる。吸引ダクトの仕切り板
シール部に弾性部材による接触力調整のできる機構を備
えたものは、弾性体の付勢力を調整することにより、シ
ール部に均一に力がかかるようにしてシール部の摩耗を
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施例のロールアイロナの側
面図。
【図2】本発明に係る第1実施例の回転ローラ管の断面
図。
【図3】図2のIII−O−III断面図。
【図4】ダクト仕切板シール部の構造を示す部分断面
図。
【図5】第1従来例のロールアイロナの構成図。
【図6】第2従来例のロールアイロナの構成図。
【図7】図6におけるVII矢視図。
【図8】図7のVIII−VIII断面図。
【図9】図7のIX−IX断面図。
【図10】図8、9に示した回転体31における被洗物
17の移動を説明する斜視図。
【符号の説明】 11a,11b…回転ローラ、12…駆動モータ、13
…加熱装置、16a,16b…発熱体、17…被洗物、
18a,18b…ダクト、53,53a,53b…吸出
配管、54a,54b…圧エア配管、71a,71b…
回転ロール管ユニット、72…回転ロール管、72a…
パンチング孔、76…吸引ダクト、76c,76d,7
6f…仕切り板、82…シール材、83…揺動板、85
…引張りばね、79…固定部材、77…軸受、84…蝶
番、27,67a,67b…プーリ、64,66a,6
6b…Vベルト、81…シールリング。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
フロントページの続き (72)発明者 児島 邦生 名古屋市中村区岩塚町字九反所60−1 中 菱エンジニアリング株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発熱媒体(16a)(16b)を収納し
    た曲面を有する加熱装置(13)と、前記加熱装置の曲
    面に被洗物(17)を圧接し被洗物から水蒸気を吸引し
    ながら回転送りする複数の回転ローラ(11a)(11
    b)を有するロールアイロナにおいて、前記複数の回転
    ローラ間におかれて前記被洗物の受け渡しを行い円周に
    多数の小孔を有する回転ロール管(72)と、両側を外
    部の固定部材(79)に固定支持され前記回転ロール管
    を軸受(77)を介して支え前記回転ローラより前記被
    洗物を受けとる位置付近のみ吸引を行うように前記回転
    ロール管の内側空間を仕切る仕切り板(76c)を具え
    た吸引ダクト(76)と、前記仕切り板端部に取り付け
    られている前記仕切り板と前記回転ロール管内面とをシ
    ールするシール部材(82)と、前記被洗物の送り速度
    に合せて前記回転ロール管を回転駆動する駆動機構(1
    2)(27)(67a)(67b)(64)(61)
    (66a)(66b)とにより構成されてなり、被洗物
    を前記回転ローラから前記回転ロール管に吸引して受け
    取り、該回転ロール管が被洗物を次へ渡すときの角度位
    置では吸引をしないことにより次ロールへの被洗物の送
    り込みを容易にすることを特徴とするロールアイロナ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のロールアイロナにおい
    て、後位置の回転ローラ(11b)との近接位置で前記
    回転ロール管の小孔からエアを吹き出すように前記吸引
    ダクトに前記回転ロール管内空間を仕切る仕切板(76
    d)を追設し、前記仕切り板端部に前記仕切り板と前記
    回転ロール管内面とをシールするシール部材(82)を
    取付け、前記仕切り板で囲まれた空間にエア吹き込み配
    管(54)と之につながるエア源ブロワとを配設し、後
    位置の回転ローラ(16b)への被洗物の受け渡しをよ
    り容易にしたことを特徴とするロールアイロナ。
  3. 【請求項3】 請求項1及び請求項2記載のロールアイ
    ロナにおいて、吸引受け渡し回転ロール管(72)内面
    と固定吸引タクト(76)及びエア吹き込みダクト(5
    4)との仕切り板(76f)(76d)シール部に弾性
    部材(85)による接触力調整のできる機構(76g)
    (84)(83)(82)を備え、エアのシール性を向
    上させたことを特徴とするロールアイロナ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100815990B1 (ko) * 2006-12-18 2008-03-24 이규환 섬유원단가공용 회전식 진공흡입롤러
KR101439525B1 (ko) * 2014-04-14 2014-09-15 박시종 자동 다림장치
CN111226604A (zh) * 2020-03-13 2020-06-05 石河子大学 一种红枣捡拾装置及红枣收获机

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