JPH08230066A - 分岐部付パイプの製造方法及びその装置 - Google Patents
分岐部付パイプの製造方法及びその装置Info
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- JPH08230066A JPH08230066A JP7058253A JP5825395A JPH08230066A JP H08230066 A JPH08230066 A JP H08230066A JP 7058253 A JP7058253 A JP 7058253A JP 5825395 A JP5825395 A JP 5825395A JP H08230066 A JPH08230066 A JP H08230066A
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Abstract
ポート2から加圧流体を圧入して、フローティングコア
1を排出口3側に移動させて、キャビティ内の樹脂中に
中空部を形成すると共に排出口3から余剰の樹脂を押し
出すことで中空のパイプを一体成形する方法において、
分岐部付パイプの成形を可能にする。 【構成】 キャビティを連通した主キャビティ4と分岐
部キャビティ5に分け、スライド軸6を分岐部キャビテ
ィ5から主キャビティ4に向けて挿入した状態で、主キ
ャビティ4と分岐部キャビティ5を溶融樹脂で満たし、
加圧ポートから加圧流体を圧入して、フローティングコ
ア1を排出口3側に移動させ、冷却及び加圧流体の排出
後、スライド軸6を後退させて成形品を取り出す。
Description
れたパイプ、特に分岐部を有するパイプの製造方法及び
その装置に関する。
る方法及び装置としては、キャビティの一端には、パイ
プの内径に相当する径を有するフローティングコアと、
加圧流体を圧入するための加圧ポートとが設けられてい
ると共に、キャビティの他端には排出口が設けられてい
る金型を用い、キャビティ内を溶融樹脂で満たした後、
加圧ポートから加圧流体を圧入して、フローティングコ
アを排出口側に移動させて、主キャビティ内の樹脂中に
中空部を形成すると共に排出口から余剰の樹脂を押し出
すことで中空のパイプを一体成形する方法及び装置が知
られている(特開平4−208425号公報)。
体として、加圧流体の圧入とフローティングコアの移動
を併用して中空部を形成している点に大きな特徴を有
し、表面状態が良好で、寸法精度の高いパイプが得られ
る利点を有する。また、例えばガラス繊維、カーボン繊
維、金属繊維等の強化繊維を含有する樹脂による成形も
容易であると共に、フローティングコアの移動が可能な
角度の屈曲であれば、直線的なパイプに限らず屈曲した
パイプの製造も可能である。
来の方法及び装置は、パイプの中空部分をいわばフロー
ティングコアの移動跡として形成するものである。そし
て、フローティングコアの移動は一方向のみに限られる
ので、分岐部を有するパイプの製造ができない問題があ
る。フローティングコアを複数設け、夫々を別々の方向
に移動させることで分岐部付のパイプを一体成形できる
ようにも考えられるが、複数のフローティングコアを別
々の方向に移動できるようにするのは、金型構造上極め
て困難である。
し、その利点を生かしつつ、分岐部付のパイプを合成樹
脂で一体成形できるようにすることを目的とする。
明では、図3〜図5に示されるように、一端にフローテ
ィングコア1を備えた加圧ポート2を有し、他端に排出
口3を有する主キャビティ4に連通して分岐部キャビテ
ィ5を設けておき、スライド軸6を分岐部キャビティ5
から主キャビティ4に向けて挿入した状態で、主キャビ
ティ4内と、分岐部キャビティ5内のスライド軸6の周
囲とを溶融樹脂で満たした後、加圧ポート2から加圧流
体を圧入して、フローティングコア1を排出口3側に移
動させて、主キャビティ4内の樹脂中に中空部7を形成
すると共に排出口3から余剰の樹脂を押し出し、冷却及
び圧入した加圧流体の排出後、スライド軸6を後退させ
てから成形品を金型8から取り出す分岐部付パイプの製
造方法としているものである。
に示されるように、主パイプ部9を成形する主キャビテ
ィ4の一端には、主パイプ部9の内径に相当する径を有
するフローティングコア1と、このフローティングコア
1を主キャビティ4の他端側へと押圧移動させる加圧流
体を圧入するための加圧ポート2とが設けられていると
共に、主キャビティ4の他端には排出口3が設けられて
いる一方、上記主キャビティ4に連通して、分岐部10
を成形する分岐部キャビティ5が設けられており、この
分岐部キャビティ5内には、分岐部10の内径に相当す
る径を有し、しかも主キャビティ4に向かって進退可能
なスライド軸6が挿入されている分岐部付パイプの製造
装置としているものである。
製造装置の一実施例を図1及び図2に基づいて説明す
る。
置における金型1の断面図、図2はこの金型1から取り
出される成形品の断面図である。図1中4は図2に示さ
れる主パイプ部9を成形する主キャビティである。本実
施例においてはゲート11を主キャビティ4に開口させ
てあるが、後述する分岐部キャビティ5に開口させるこ
ともできる。また、本実施例における主パイプ部9は湾
曲したものとなっているが、直線状とすることもでき
る。
の内径に相当する径を有するフローティングコア1が設
けられていると共に、このフローティングコア1を主キ
ャビティ4の他端側へ押圧移動させる加圧流体を圧入す
るための加圧ポート2が設けられている。
ら圧入される加圧流体で押圧できるよう、加圧ポート2
を背にして主キャビティ4内に設けられているもので、
例えば銅、黄銅、ステンレス鋼、鉄、アルミニウム等の
金属製とする他、成形時に大きく溶融変形しないもので
あれば合成樹脂製とすることもできる。特に合成樹脂製
とすると、軽いことから加圧流体の圧力をさほど高くし
なくとも容易に押圧移動させることができると共に、金
属製の場合に比して、射出されてフローティングコア1
に接触した樹脂が急速な冷却を受けにくいので、主パイ
プ部9の加圧ポート2側内表面状態が向上する利点があ
る。フローティングコア1の形状は、図示される球形の
他、最大径が主パイプ部9の内径に相当するものであれ
ば、例えば円錐形、砲弾形、半球形とすることもでき
る。
るための加圧流体系(図示されていない)に接続されて
いる。
設けられており、この排出口3は捨てキャビティ12に
接続されている。また、排出口3は開閉手段13によっ
て開閉可能となっている。
ィ4に連通して分岐部キャビティ5が設けられている。
この分岐部キャビティ5は、分岐部10を成形するもの
で、この分岐部キャビティ5内には、分岐部10の内径
に相当する径を有し、しかも主キャビティ4に向かって
進退可能なスライド軸6が挿入されている。
を形成するためのもので、次に述べる残留壁14を薄く
して除去しやすくするため、その先端がやや主キャビテ
ィ4内に入り込む位置まで前進できることが好ましい。
ティ4に対して垂直方向に設けてあるが、傾きを持たせ
ることもでき、任意の角度で設けることが可能である。
7はフローティングコア1の移動により形成され、分岐
部10内の中空部7はスライド軸6の引き抜きによって
形成される。スライド軸6の先端面の形状、その位置及
びフローティングコア1の移動経路等が理想的関係にあ
れば、残留壁14がほとんど残らないようにすることも
可能である。しかし、現実的には、フローティングコア
1のスムーズな移動を守るため、スライド軸6の先端面
とフローティングコア1の移動経路との間にはある程度
のクリアランスが必要であることから、残留壁14が残
されることになる。
ほぼ主パイプ部9の内壁面に沿った湾曲面でもよいが、
成形される主パイプ部9の内壁面にほぼ沿った周縁を有
する凹面となっていることが好ましい。このような凹面
とすると、主パイプ部9と分岐部10との間に残される
残留壁14の周縁部をその中央部に比して薄肉にするこ
とができ、残留壁14の除去をこの薄肉の周縁部を介し
て容易に行うことができる。
の先端面に開口した把持部成形孔15が設けられてい
る。この把持部成形孔15、は把持部16を成形するも
ので、成形される把持部16が分岐部10から突出する
長さとなる深さで設けられている。把持部成形孔15は
必須のものではないが、これを設けて把持部16を形成
すると、上記残留壁14の除去時にこの把持部16を持
って残留壁14を取り出すことができ、当該作業が行い
やすくなるので好ましい。
係る製造方法を説明すると共に、本発明に係る製造装置
についても更に説明する。
6が前進し、しかも排出口3を閉じた状態で溶融樹脂を
射出し、主キャビティ4内を溶融樹脂で満たすと共に、
分岐部キャビティ5内のスライド軸6の周囲並びに把持
部成形孔15内も溶融樹脂で満たす。尚、溶融樹脂の射
出は、排出口3が開放された状態で、主キャビティ4内
がほぼ満たされる量を射出することでもよい。この場
合、主キャビティ4若しくは分岐部キャビティ5等に未
充填部が残されていても、後述する加圧流体の圧入時に
満たすことができ、開閉手段13を有さない金型8によ
る成形が可能となる。
形に使用される熱可塑性樹脂を広く使用できる他、必要
に応じて熱硬化性樹脂を用いることもできる。また、こ
れらの樹脂には必要に応じてガラス繊維、カーボン繊
維、金属繊維等の強化繊維や各種充填材、添加剤、着色
剤等を加えることができる。
に、射出機で行われる。射出圧は通常の射出成形と同様
で、使用樹脂の種類や強化繊維添加の有無及びその添加
量等によっても相違するが、一般的には50〜200k
g/cm2 程度である。
を加圧ポート2側に位置させた状態を維持しながら行わ
れる。これは、例えばゲート11(図1参照)をフロー
ティングコア1より排出口3側に設けておくことで行う
ことができる。
を開放すると共に、加圧ポート2から加圧流体を圧入す
る。
力下で使用樹脂と反応又は相溶しない気体又は液体が使
用される。具体的には、例えば窒素ガス、炭酸ガス、空
気、グリセリン、流動パラフィン等が使用できるが、窒
素ガスを初めとする不活性ガスが好ましい。
体を用いる場合、予め圧縮機で蓄圧タンク内に昇圧して
蓄えた窒素ガス等の加圧ガスを配管を通じて加圧ポート
2に導くことや、圧縮機で直接加圧ポート2に加圧ガス
を送り込んで逐次昇圧させていくことで行うことができ
る。前者の場合、加圧ポート2に供給する加圧ガスの圧
力は、使用樹脂の種類等によっても相違するが、通常5
0〜300kg/cm 2 G程度である。
コア1は、冷却固化が始まった主キャビティ4の外周寄
りの樹脂を残し、冷却が遅れる中心部の溶融樹脂を排出
口3から捨てキャビティ12へ押し出しながら、排出口
3側へと前進する。そして、フローティングコア1が通
過した後には、フローティングコア1の径にほぼ等しい
径の中空部7が形成されることになる。従って、フロー
ティングコア1の径を選択することによって主パイプ部
9の内径を調整することができる。
圧入された加圧流体の圧力によって主キャビティ4(及
び分岐部キャビティ5)の周壁面に押し付けられ、その
形状が維持される。また、フローティングコア1は主パ
イプ部9の内壁面を構成する樹脂と擦れ合いながら移動
するので、強化繊維を添加した樹脂を使用した場合、当
該部分の繊維の配向が促進される利点もある。
されるように、フローティングコア1が排出口3の位置
まで至り、排出口3に圧接してこれを閉鎖する。この状
態で中空部7内に加圧流体圧を加えたまま保持すること
で、樹脂と主キャビティ4及び分岐部キャビティ5の周
壁面とを十分に圧接させることができ、冷却に伴うひけ
の発生を防止することができる。
出口3に圧接されることとしているが、このフローティ
ングコア1の排出口3への圧接を行わない場合もある。
例えば、フローティングコア1が排出口3に達する前に
捨てキャビティ12が満たされるようにしてもよい。こ
の場合、フローティングコア1の径は排出口3の径より
大きくても小さくてもよい。また、フローティングコア
1が排出口3を通過して捨てキャビティ12内に入り込
んでしまうようにしてもよい。
9の中空部7内の加圧流体を排出し、更にスライド軸6
を後退させて、分岐部10の中空部7を形成すると共に
スライド軸6が成形品取り出しの邪魔にならないように
してから、成形品を金型8から取り出す。加圧流体の排
出は、加圧流体として気体を用いた場合には加圧ポート
2を大気に開放することでも行うことができるが、回収
タンク(図示されていない)へ回収して循環利用するこ
とが好ましい。
に示される成形品である。最終製品である分岐部付パイ
プは、図2の一点鎖線部分で切断して端部を開放すると
共に、残留壁14が残っている場合にこれを除去し、主
パイプ部9と分岐部10を連通させることで得ることが
できる。
を有しないスライド軸6を使用した場合、分岐部10に
ドリルやカッター等を差し込んで行うことができる。ま
た、スライド軸6の先端面を前述のような凹面とし、図
示される残留壁14のようにその周縁部を中央部に比し
て薄肉としておき、しかも把持棒15を形成しておく
と、分岐部10より突出した把持部16を持ってこじる
ことで残留壁14を除去できる。また、このようにして
残留壁14を除去した後は、必要に応じてやすりがけ等
による仕上げを行ってもよい。
とし、残留壁14を除去しやすくした場合、残留壁14
の除去をスライド軸6の後退によって行うこともでき
る。
を把持部成形孔15内で係止する係止部17を把持部成
形孔15に設けておき、スライド軸6の後退時に把持部
16を介して残留壁14を引っ張って除去できるように
することもできる。このようにすると、成形品を金型8
から取り出した後に残留壁14を除去する手間を省くこ
とができる。尚、18は残留壁14を除去した後に把持
部16を押し出すための突き出しピンである。
ド軸6の軸方向から傾いたものでもよく、かつ成形する
把持部16が分岐部10内に留まる長さとなる深さであ
ってもよい。
脂は、これを回収して再利用することで無駄をなくすこ
とができる。
り、射出成形を主体としているため寸法精度が高く、し
かも加圧流体の圧入によってひけの発生が防止されるの
で表面状態が良好な分岐部付パイプが得られるものであ
る。
金型の断面図である。
ある。
である。
である。
である。
一実施例を示す断面図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 一端にフローティングコアを備えた加圧
ポートを有し、他端に排出口を有する主キャビティに連
通して任意の角度で分岐部キャビティを設けておき、ス
ライド軸を分岐部キャビティから主キャビティに向けて
挿入した状態で、主キャビティ内と、分岐部キャビティ
内のスライド軸の周囲とを溶融樹脂で満たした後、加圧
ポートから加圧流体を圧入して、フローティングコアを
排出口側に移動させて、主キャビティ内の樹脂中に中空
部を形成すると共に排出口から余剰の樹脂を押し出し、
冷却及び圧入した加圧流体の排出後、スライド軸を後退
させてから成形品を金型から取り出すことを特徴とする
分岐部付パイプの製造方法。 - 【請求項2】 スライド軸の先端面と、フローティング
コアの移動によって形成される中空部との間に残される
残留壁を、成形品を金型から取り出した後除去すること
を特徴とする請求項1の分岐部付パイプの製造方法。 - 【請求項3】 スライド軸の先端面と、フローティング
コアの移動によって形成される中空部との間に残される
残留壁を、スライド軸の後退と共に引き剥して除去する
ことを特徴とする請求項1の分岐部付パイプの製造方
法。 - 【請求項4】 主パイプ部を成形する主キャビティの一
端には、主パイプ部の内径に相当する径を有するフロー
ティングコアと、このフローティングコアを主キャビテ
ィの他端側へと押圧移動させる加圧流体を圧入するため
の加圧ポートとが設けられていると共に、主キャビティ
の他端には排出口が設けられている一方、上記主キャビ
ティに連通して、分岐部を成形する分岐部キャビティが
設けられており、この分岐部キャビティ内には、分岐部
の内径に相当する径を有し、しかも主キャビティに向か
って進退可能なスライド軸が挿入されていることを特徴
とする分岐部付パイプの製造装置。 - 【請求項5】 スライド軸の先端面が、成形される主パ
イプ部の内壁面にほぼ沿った周縁を有する凹面となって
いることを特徴とする請求項4の分岐部付パイプの製造
装置。 - 【請求項6】 把持部を成形する把持部成形孔が、スラ
イド軸の先端面に開口し、しかも成形される把持部が分
岐部から突出する長さとなる深さでスライド軸の軸方向
に形成されていることを特徴とする請求項5の分岐部付
パイプの製造装置。 - 【請求項7】 把持部を成形する把持部成形孔が、スラ
イド軸の先端面に開口してスライド軸に形成されてお
り、しかもスライド軸の後退時に、成形された把持部を
把持部成形孔内で係止する係止部を有することを特徴と
する請求項5の分岐部付パイプの製造装置。
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|---|---|---|---|
| JP05825395A JP3771295B2 (ja) | 1995-02-23 | 1995-02-23 | 分岐部付パイプの製造方法及びその装置 |
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| JP05825395A Expired - Fee Related JP3771295B2 (ja) | 1995-02-23 | 1995-02-23 | 分岐部付パイプの製造方法及びその装置 |
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