JP2006105342A - 枝分かれ管を備える管構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 部品点数が従来より少ない、枝分かれ管を備える管構造の提供。
【解決手段】 (1)主管部と枝分かれ部22を備え少なくとも枝分かれ部22が硬質材からなる管本体20と、本体部31と管本体20の枝分かれ部22に結合される結合部32とを備える枝分かれ管30と、を有し、枝分かれ管30は、本体部31が軟質材からなり結合部32が硬質材からなる2色成形品である、枝分かれ管を備える管構造10。(2)管本体20は3次元エクスチェンジブロー成形品である。(3)管本体20の枝分かれ部22の内径は枝分かれ管30側にいくにしたがって小とされている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、枝分かれ管を備える管構造に関する。
従来の枝分かれ管を備える管構造は、自動車の2つのエアクリーナと1つのスロットルボデーとの間に配置される場合、図3に示すように、管本体2と枝分かれ管3を備える。
管本体2は、硬質材からなり、ブロー成形品である。管本体2の両端部には、軟質材からなるゴムホース4が嵌め込まれている。管本体2の端部とゴムホース4とはホースクランプ5で締め付けられている。
枝わかれ管3は、軟質材からなる。枝分かれ管3は、管本体2とストットルボデーとを連結するために設けられる。枝分かれ管3は、管本体2の枝分かれ部2aに取付けられる。枝分かれ管3と管本体2の枝分かれ部2aとは、ホースクランプ5で締め付けられている。
管本体2の両端部と枝分かれ部2aには、ホースクランプ5の締付け力で管本体2が破損することを防止するためにカラー6が嵌められている。
しかし、従来の枝分かれ管を備える管構造には、つぎの問題点がある。
1つの管本体2と、1つの枝分かれ管3と、3つのカラー6と、3つのホースクランプ5と、2つのゴムホース4とを、有するので、部品点数が多い。
また、管本体2に吸気音を低減させるために図示略のレゾネータを設けようとしても、管本体2がブロー成形品であるため困難である。
特開平8−230066号公報 特開平8−192457号公報 特開2001−38799号公報
本発明が解決しようとする問題点は、部品点数が多いことである。
本発明の目的は、部品点数が従来より少ない枝分かれ管を備える管構造を提供することにある。
上記目的を達成する本発明はつぎの通りである。
(1) 主管部と枝分かれ部を備え少なくとも前記枝分かれ部が硬質材からなる管本体と、
本体部と前記管本体の枝分かれ部に結合される結合部とを備える枝分かれ管と、
を有し、
前記枝分かれ管は、前記本体部が軟質材からなり前記結合部が硬質材からなる2色成形品である、枝分かれ管を備える管構造。
(2) 前記管本体は3次元エクスチェンジブロー成形品である(1)記載の枝分かれ管を備える管構造。
(3) 前記管本体の枝分かれ部の内径は前記枝分かれ管側にいくにしたがって小とされている(1)記載の枝分かれ管を備える管構造。
上記(1)の枝分かれ管を備える管構造では、枝分かれ管が、本体部が軟質材からなり結合部が硬質材からなる2色成形品である。そのため、本体部が軟質材であっても、管本体の枝分かれ部と枝分かれ管の結合部との硬質材同士の結合が可能である。そのため、管本体の枝分かれ部と枝分かれ管の結合部とを熱板溶着等することができる。その結果、管本体と枝分かれ管との結合にホースクランプやカラーは不要である。したがって、従来に比べて、部品点数を削減できる。
上記(2)の枝分かれ管を備える管構造では、管本体が3次元エクスチェンジブロー成形品であるため、両端部を軟質材で成形しそれ以外の部位を硬質材で成形した管本体とすることができる。その結果、従来とは異なり、管本体の両端部にゴムホースを設けホースクランプで締め付ける必要はない。また、管本体の両端部のカラーも不要になる。したがって、従来に比べて、部品点数を削減できる。
上記(3)の枝分かれ管を備える管構造では、管内の流れの圧力損失を低くすることができる。その結果、エンジン性能が向上し、低騒音になる。
本発明実施例の枝分かれ管を備える管構造を、図1、図2を参照して説明する。
本発明実施例の枝分かれ管を備える管構造10(以下、単に管10という)は、たとえば、自動車のエンジンルーム内に配置される車両用吸気管に用いられる。ただし、管10は、車両用吸気管以外に用いられていてもよい(図示例では、管10が車両用吸気管に用いされる場合を示している)。以下、本発明実施例では、管10が車両用吸気管に用いられる場合を例にとって説明する。
管10は、自動車のエアクリーナ40とスロットルボデー50との間に配置される。管10は、自動車の2つのエアクリーナ40と1つのスロットルボデー50との間に配置される。
管10は、図1に示すように、主管部21と枝分かれ部22を備え少なくとも枝分かれ部22が硬質材からなる管本体20と、本体部31と管本体20の枝分かれ部22に結合される結合部32とを備える枝分かれ管30と、を有する。
管本体20は、3次元エクスチェンジブロー成形品である。ここで、3次元エクスチェンジブロー成形とは、2種類の材料(ソフト材とハード材)を射出時に射出装置のノズル部で合流させ、交互に射出速度、射出圧力、タイミングなどをいろいろ変化させることで、ソフト材の効果が強く出た部分とハード材の効果が強く出た部分をもつパリソンをつくり、そのパリソンを割り型内に置き、パリソン内部に空気を吹き込むことによりパリソンを膨らませて押し付けて成形する方法である。管本体20が3次元エクスチェンジブロー成形品であるので、通常のブロー成形品である場合に比べて、発生するバリの量が少ない。管本体20を3次元エクスチェンジブロー成形にて成形した後、図2に示すように、主管部21の両端と枝分かれ部22の先端はカットされる。
主管部21は、図1に示すように、U字形状またはほぼU字形状である。主管部21の両端部には、蛇腹が設けられている。主管部21は、両端部が軟質材からなり、両端部以外の部分が硬質材からなる。ここで、硬質材は、たとえば、ポリプロピレンにガラス繊維を10パーセント含有したもの、または、ポリプロピンにガラス繊維を20パーセント含有したもの等である。また、軟質材は、たとえば、ポリプロピレンにゴム分を混ぜ合わせたもの等である。
枝分かれ部22は、主管部21の長手方向中間部に設けられている。枝分かれ部22は、主管部21の両端部と同じ方向に開放している。
枝分かれ部22の内径は、図2に示すように、枝分かれ部22の先端側にいくにしたがって(枝分かれ管30側にいくにしたがって)小とされている。枝分かれ部22の内径は、枝分かれ部22を面取りすることで、枝分かれ管30側にいくにしたがって小とされていてもよく、枝分かれ部22を断面R形状にすることで、枝分かれ管30側にいくにしたがって小とされていてもよい。
枝分かれ部22の外周面には、枝分かれ管30が結合される座22aが設けられている。
枝分かれ管30は、管本体20と別体に形成された後、管本体20と結合される。
本体部31は、円筒形状である。本体部31は、スロットルボデー50につながるため、軟質材からなる。本体部31が軟質材からなるため、硬質材からなる管本体20の枝分かれ部22と結合することが困難である。
結合部32は、リング状である。結合部32は、本体部31の管本体20側端部に設けられる。結合部32は、硬質材からなる。
枝分かれ管30は、本体部31が軟質材からなり結合部32が硬質材からなる2色成形品である。なお、2色成形品では、肉厚の中の形状を工夫して軟質材と硬質材の接触面積を大にすることで、軟質材と硬質材の十分な結合強度を得ることができる。
本発明実施例の作用、効果を説明する。
枝分かれ管30が2色成形品である。そのため、本体部31が軟質材であっても、管本体20の枝分かれ部22と枝分かれ管30の結合部32との硬質材同士の結合が可能である。そのため、管本体20の枝分かれ部22と枝分かれ管30の結合部32とを熱板溶着等することができる。その結果、従来とは異なり、管本体と枝分かれ管との結合にホースクランプやカラーは不要である。したがって、従来に比べて、部品点数を削減できる。
管本体20が3次元エクスチェンジブロー成形品であるため、管本体20の両端部では軟質材の量を多くしそれ以外の部位では硬質材の量を多くすることにより、両端部を軟質材で成形しそれ以外の部位を硬質材で成形した管本体20とすることができる。その結果、従来とは異なり、管本体の両端部にゴムホースを設けホースクランプで締め付ける必要はない。また、管本体の両端部のカラーも不要になる。したがって、従来に比べて、部品点数を削減できる。
管本体20の枝分かれ部22の内径が枝分かれ管30側にいくにしたがって小とされているので、空気の流れを急激に絞ったり、空気の流れがエッジに当たることを防止できる。その結果、流れの圧力損失を低くすることができる。したがって、エンジン性能が向上し、低騒音になる。
管本体20が3次元エクスチェンジブロー成形品であるため、容易に枝分かれ部22の内径を枝分かれ管30側にいくにしたがって小にすることができる。
また、管本体20が3次元エクスチェンジブロー成形品であるため、通常のブロー成形品である場合に比べて管本体20の肉厚を安定して出すことができ、容易に図示略のレゾネータを主管部21に取付けることができる。
本発明実施例の枝分かれ管を備える管構造の斜視図である。 図1のA−A線断面図である。 従来の枝分かれ管を備える管構造の、分解斜視図である。
符号の説明
10 枝分かれ管を備える管構造
20 管本体
21 主管部
22 枝分かれ部
30 枝分かれ管
31 本体部
32 結合部

Claims (3)

  1. 主管部と枝分かれ部を備え少なくとも前記枝分かれ部が硬質材からなる管本体と、
    本体部と前記管本体の枝分かれ部に結合される結合部とを備える枝分かれ管と、
    を有し、
    前記枝分かれ管は、前記本体部が軟質材からなり前記結合部が硬質材からなる2色成形品である、枝分かれ管を備える管構造。
  2. 前記管本体は3次元エクスチェンジブロー成形品である請求項1記載の枝分かれ管を備える管構造。
  3. 前記管本体の枝分かれ部の内径は前記枝分かれ管側にいくにしたがって小とされている請求項1記載の枝分かれ管を備える管構造。
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