JPH082302A - 乗り物用座席の背面テーブル - Google Patents

乗り物用座席の背面テーブル

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JPH082302A
JPH082302A JP16475794A JP16475794A JPH082302A JP H082302 A JPH082302 A JP H082302A JP 16475794 A JP16475794 A JP 16475794A JP 16475794 A JP16475794 A JP 16475794A JP H082302 A JPH082302 A JP H082302A
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table body
stay
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Hisayasu Suzuki
久康 鈴木
Hidekazu Chikamatsu
秀計 近松
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Tenryu Industries Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外観の意匠を向上し、保守、点検の作業を容
易にし、さらに、軽量化を達成し得る乗り物用座席の背
面テーブルを提供する。 【構成】 使用時に座席の後方へ引き出され、不使用時
には座席の背面に格納される乗り物用座席の背面テーブ
ル21であって、合成樹脂製のテーブル本体22と、テ
ーブル本体22の両側面部に設けられて、これに取着さ
れる取付板25と、この取付板25に固着され外周部に
係止溝を有する支軸26とを備えた連結部材23と、上
端部内側面に、支軸26が嵌合する嵌合孔34と、これ
の周縁部に位置しこれと直交する方向のねじ孔とを備
え、間隔をおいて対向するように配置され下端部にて座
席のフレームに回動可能に支承された一対のステー30
と、これら各ステー30のねじ孔に螺合され外周部が前
記嵌合孔34内に突出して係止溝に係止する抜け止めね
じ40とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、乗り物用座席の背面に
設けられ、使用時に座席の後方へ引き出され、不使用時
には座席の背面に格納される乗り物用座席の背面テーブ
ルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の乗り物用座席の背面テーブル1
は、図8,9に示すように、座席2の背面にアルミニウ
ム合金製の一対のステー3,3が間隔をおいて対向配置
され、下端部にて座席2に回動可能に支承されている。
これら一対のステー3,3の上端部には、合成樹脂製の
テーブル本体4が所定の角度回動可能に取着されてい
る。このテーブル本体4は、使用時には図8に示すテー
ブル本体4Aのように、座席2の後方へ引き出されて水
平に保持され、不使用時にはテーブル本体4Bのよう
に、座席2の背面に格納される。
【0003】この従来のステー3とテーブル本体4との
連結構造は、図10に示すように構成されている。即
ち、テーブル本体4にシャフト5が挿通され、テーブル
本体4の両側に突出しているシャフト5の端面にはその
中心に位置したねじ孔6が形成されている。また、テー
ブル本体4には、図9に示したように、シャフト5から
間隔をおいてストッパ7が突設されている。
【0004】ステー3には、その内側面にシャフト5が
嵌合する非貫通状態の嵌合孔8が形成されており、これ
の中心に位置して外側面から皿小ねじ用の取付孔9が形
成されている。また、内側面にテーブル本体4のストッ
パ7に対応する凹部10が形成されている。
【0005】テーブル本体4をステー3に組立てるに
は、テーブル本体4にシャフト5を挿通し、シャフト5
の両端部をそれぞれステー3の嵌合孔8に嵌合させると
ともに、ストッパ7を凹部10内に挿入する。そして、
ステー3の側方から取付用の皿小ねじ11を取付孔9に
挿入し、ねじ孔6に螺着する。これにより、シャフト5
が皿小ねじ11によりステー3,3に固着され、このシ
ャフト5の周りをテーブル本体4が回動する。その回動
角度はストッパ7が凹部10の側面に当接する範囲に規
制されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、上述の乗
り物用座席の背面テーブル1には次ぎの諸問題がある。 1,取付用の皿小ねじ11は、ステー3の側方から締付
けるので、保守、点検に際して作業空間の狭い窓ぎわの
座席においては、分解、組立の作業がしにくい。 2,ステー3とテーブル本体4を連結している皿小ねじ
11の頭部が、外部に露出しているので、外観の意匠が
悪い。 3,使用時及び格納時にテーブル本体4を回動させる
と、テーブル本体4とシャフト5間の摩擦力が取付用の
皿小ねじ11を緩める方向に作用するので、皿小ねじ1
1が緩んで脱落し、テーブル本体4がステー3から外れ
る虞がある。 4,ステー3は、強度を要し、摺動部分における耐摩耗
性が必要であり、さらに、難燃性が必要である。従っ
て、従来はステー3を金属例えばアルミニウム合金で構
成しているので、重量が大である。この背面テーブル1
は全座席に設置されるので、連結車両数の多い新幹線等
の車両用或は航空機用に使用される場合は、重量を軽減
することが強く要望されている。 5,ステー3に形成された嵌合孔8は、先端が塞がった
所謂非貫通孔であるので、加工が面倒であり、加工精度
が落ちる。
【0007】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
ので、その目的は、外観の意匠を向上し、保守、点検の
作業を容易にし、さらに、軽量化を達成し得る乗り物用
座席の背面テーブルを提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、実施
例において使用する符号を付して説明すると、使用時に
座席2の後方へ引き出され、不使用時には座席2の背面
に格納される乗り物用座席の背面テーブル21であっ
て、合成樹脂製のテーブル本体22と、このテーブル本
体22の両側面部に設けられて、これに取着される取付
板25と、この取付板25にテーブル本体22から突出
して固着され外周部に係止溝29を有する支軸26とを
備えた連結部材23と、上端部内側面に、支軸26が嵌
合する嵌合孔34と、この嵌合孔34の周縁部に位置し
これと直交する方向のねじ孔35とを備え、間隔をおい
て対向するように配置され下端部にて座席2のフレーム
2aに回動可能に支承された一対のステー30と、これ
ら各ステー30のねじ孔35に螺合され外周部が前記嵌
合孔34内に突出して係止溝29に係止する抜け止めね
じ40とを備えたところに特徴を有する。
【0009】請求項2の発明のステー30は、炭素繊維
を含む合成樹脂製の基板31a及びこの基板31aから
立設された少なくとも1個の立上がり部31bを有する
テーブルアーム31と、このテーブルアーム31の基板
31aの上端部に固着され嵌合孔34及びねじ孔35を
有するテーブルストッパ32と、テーブルアーム31の
基板31aの下端部に固着され座席2のフレーム2aに
回動可能に支承されるアームストッパ33とから構成さ
れているところに特徴を有する。
【0010】
【作用】請求項1の乗り物用座席の背面テーブル21に
よれば、図5に示すように、テーブル本体22の両側面
部に連結部材23が固着され、支軸26がテーブル本体
22から突出している。
【0011】各支軸26を一対のステー30の嵌合孔3
4に嵌合させると、テーブル本体22がステー30に回
動可能に支持される。そして、図1、図2に示すよう
に、ねじ孔35が鉛直方向に位置する。そこで、抜け止
めねじ40を、鉛直方向例えば上方から操作して各ステ
ー30のねじ孔35に螺合させると、抜け止めねじ40
の外周部が嵌合孔34内に突出して係止溝29に係止
し、支軸26即ちテーブル本体22がステー30に対し
て抜け止め状態に保持され(図5及び図7参照)、抜け
止めねじ40の頭部がねじ孔35内に収容される。抜け
止めねじ40の締付作業は、作業空間の広い上方から行
うので、側方の作業空間が狭い窓際の座席の場合であっ
ても、締付作業が容易にできる。
【0012】テーブル本体22を回動させると、抜け止
めねじ40の外周部が係止溝29に沿って摺動するが、
この摩擦力は、抜け止めねじ40の軸方向に作用するが
止めねじ40の締付けを緩める円周方向に作用しないの
で、抜け止めねじ40が抜け出ることはない。また、抜
け止めねじ40の頭部がステー30から突出しないの
で、ステー30の意匠を損なわない。
【0013】請求項2のステー30は、図6に示すよう
に、上端部の嵌合孔34及びねじ孔35を有するテーブ
ルストッパ32と、下端部の座席2のフレーム2aに回
動可能に支承されるアームストッパ33とをテーブルア
ーム31により連結したので、全体の重量が減少され
る。また、回転、摺動部分の強度及び難燃性が確保され
る。また、嵌合孔34を貫通して形成しても、その端面
をテーブルアーム31により閉鎖して外部に露出しない
ので、嵌合孔34の加工が容易にでき、しかも加工精度
が良くなる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の乗り物用座席の背面テーブル
21について図面を参照して説明する。まず、図1〜3
において、テーブル本体22は、合成樹脂製の上下のテ
ーブル板22a,22bを接着して中空状に形成されて
おり、内部には多数の詰物が充填されている。テーブル
本体22の両側面部には、内部から連結部材23があて
がわれ、リベット24により一体に固着されている。
【0015】連結部材23は、図4,5に示すように、
取付板25と、これの両端部に立設された支軸26と、
ストッパ27とから構成され、中央部にリベット24が
挿入される孔28が形成されている。支軸26の外周部
には、断面が半円形をなす係止溝29が形成されてい
る。また、これら支軸26及びストッパ27は、連結部
材23がテーブル本体22に取付けられた状態において
テーブル本体22から突出している。
【0016】ステー30は、図6にも示すように、テー
ブルアーム31と、テーブルアーム31の上端部に接着
剤により固着されたテーブルストッパ32と、テーブル
アーム31の下端部に接着剤により固着されたアームス
トッパ33とから構成されている。テーブルアーム31
は、炭素繊維を含む合成樹脂即ち炭素繊維強化プラスチ
ックス(CFRP)から断面U字状に構成され、基板3
1aの両端部に立上がり部31bを立設している。この
立上がり部31bは、テーブルアーム31の強度を増大
させるためのもので、強度が確保できれば2個に限ら
ず、少なくとも1個形成してあればよい。
【0017】テーブルストッパ32は、アルミニウム合
金から構成され、支軸26が嵌合する嵌合孔34と、こ
れの周縁部に位置しこれと直交する方向のねじ孔35
と、連結部材23のストッパ27に対応する位置に凹部
36を備えている。アームストッパ33は、アルミニウ
ム合金から構成され、ステー30の回動中心となる軸受
37が形成されており、下端部に長さ調整可能にねじ3
8及びナット39が設けられている。抜け止めねじ40
は、ステー30のねじ孔35に螺合するもので、本実施
例においては、六角穴付ねじが用いられている。
【0018】つぎに背面テーブル21の組立手順につい
て説明する。一対のステー30は、アームストッパ33
の軸受37が座席2のフレーム2aの回動軸部(図示せ
ず)に嵌合されて間隔をおいて配置されている(図3参
照)。ステー30は、所定の角度回動すると、ねじ38
の頭部が座席2のフレーム2aに当接して停止する。こ
のねじ38の位置を調節すればステー30の回動角度が
変化するので、ねじ38を適宜の位置でナット39によ
りロックする。
【0019】つぎに、テーブル本体22を一対のステー
30間に保持し、両側から突出している連結部材23の
支軸26を夫々ステー30の嵌合孔34に嵌合させ、ス
トッパ27を凹部36に挿入する。この場合、ステー3
0のねじ孔35は上面に位置する。そこで、ステー30
の上方からドライバを操作して、抜け止めねじ40をね
じ孔35に螺合し頭部が沈むまで螺進させる。すると、
抜け止めねじ40の外周部が嵌合孔34内に突出して支
軸26の係止溝29に係止される(図5,7参照)。こ
れにより、支軸26が抜け止め状態になり、テーブル本
体22がステー30に連結される。テーブル本体22が
回動されると、ストッパ27が凹部36内を移動して端
面に当接して図3に示すテーブル本体22Aのように水
平な状態で停止する。
【0020】テーブル本体22を格納する場合は、先端
を上方へ持ち上げると、ストッパ27が凹部36に当接
してステー30と一直線状になる。さらに、テーブル本
体22を上方へ持ち上げると、テーブル本体22はステ
ー30と一体となって回動し、図3に示すテーブル本体
22Bのように座席2の背面に格納される。
【0021】ところで、テーブル本体22を回動させる
と、支軸26も同様に回動され、係止溝29が抜け止め
ねじ40の側面を摺動する。しかし、この摺動による摩
擦力は、抜け止めねじ40の軸方向に作用して抜け止め
ねじ40を緩める方向即ち円周方向に作用しないので、
抜け止めねじ40が抜け出ることはない。即ち、抜け止
めねじ40の締付力は小さくてもよく、換言すれば小形
ねじでもよく、また、頭部のない六角穴付ねじであって
も、テーブル本体22をステー30に対して抜け止め状
態に保持できる。これにより、抜け止めねじ40の頭部
をステー30から沈めて突出しない状態にできるので、
外観の意匠が向上する。
【0022】ステー30は、テーブルアーム31を炭素
繊維を含む合成樹脂即ち炭素繊維強化プラスチックス
(CFRP)から構成し、基板31aに立上がり部31
bを立設したので、強度を確保した上、質量を軽減する
ことができ、かつ難燃化をも達成できる。しかも、上下
の摺動部分には、アルミニウム合金から構成されテーブ
ルストッパ32及びアームストッパ33を用いたので、
耐摩耗性も確保できる。さらに、嵌合孔34は、テーブ
ルストッパ32を貫通して加工した場合でも、テーブル
アーム31に接着すれば先端部が閉鎖されるので、非貫
通孔を加工した従来に比べて嵌合孔34の加工が著しく
簡単になり、且つ加工精度を向上させることができる。
【0023】
【発明の効果】請求項1の発明は、使用時に座席の後方
へ引き出され、不使用時には座席の背面に格納される乗
り物用座席の背面テーブルであって、合成樹脂製のテー
ブル本体と、このテーブル本体の両側面部に設けられて
これに取着される取付板と、この取付板にテーブル本体
から突出して固着され外周部に係止溝を有する支軸とを
備えた連結部材と、上端部内側面に、前記支軸が嵌合す
る嵌合孔と、この嵌合孔の周縁部に位置しこれと直交す
る方向のねじ孔とを備え、間隔をおいて対向するように
配置され下端部にて座席のフレームに回動可能に支承さ
れた一対のステーと、これら各ステーのねじ孔に螺合さ
れ外周部が前記嵌合孔内に突出して前記係止溝に係止す
る抜け止めねじとを備えたので、抜け止めねじの頭部が
ステーから突出しないので、外観の意匠を向上させるこ
とができ、また、抜け止めねじの締付作業が上方から行
うことができて、保守、点検の作業が容易にでき、しか
もテーブル本体を確実に連結できるという優れた効果を
奏する。
【0024】請求項2のステーは、炭素繊維を含む合成
樹脂製の基板及びこの基板から立設された少なくとも1
個の立上がり部を有するテーブルアームと、このテーブ
ルアームの基板の上端部に固着され前記嵌合孔及びねじ
孔を有するテーブルストッパと、前記テーブルアームの
基板の下端部に固着され前記座席のフレームに回動可能
に支承されるアームストッパとから構成したので、ステ
ーの質量を著しく軽減することができ、嵌合孔の加工を
容易にし、且つ加工精度を向上させることができるとい
う優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】乗り物用座席の背面テーブルの正面図である。
【図2】平面図である。
【図3】背面テーブルを座席に装備した状態を示す斜視
図である。
【図4】連結部材の斜視図である。
【図5】図1においてV-V線に沿って破断した拡大平面
図である。
【図6】ステーの内側面を示す正面図である。
【図7】図2においてVII-VII線に沿って破断した拡大
正面図である。
【図8】従来例における背面テーブルを座席に装備した
状態を示す斜視図である。
【図9】乗り物用座席の背面テーブルの正面図である。
【図10】図9においてX-X線に沿って破断した平面図
である。
【符号の説明】
2 座席 21 背面テーブル 22 テーブル本体 23 連結部材 24 取付板 26 支軸 29 係止溝 30 ステー 31 テーブルアーム 31a基板 31b立上がり部 32 テーブルストッパ 33 アームストッパ 34 嵌合孔 35 ねじ孔 40 抜け止めねじ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用時に座席の後方へ引き出され、不使
    用時には座席の背面に格納される乗り物用座席の背面テ
    ーブルであって、 合成樹脂製のテーブル本体と、 このテーブル本体の両側面部に設けられて、これに取着
    される取付板と、この取付板にテーブル本体から突出し
    て固着され外周部に係止溝を有する支軸とを備えた連結
    部材と、 上端部内側面に、前記支軸が嵌合する嵌合孔と、この嵌
    合孔の周縁部に位置しこれと直交する方向のねじ孔とを
    備え、間隔をおいて対向するように配置され下端部にて
    座席のフレームに回動可能に支承された一対のステー
    と、 これら各ステーのねじ孔に螺合され外周部が前記嵌合孔
    内に突出して前記係止溝に係止する抜け止めねじとを備
    えたことを特徴とする乗り物用座席の背面テーブル。
  2. 【請求項2】 前記ステーは、炭素繊維を含む合成樹脂
    製の基板及びこの基板から立設された少なくとも1個の
    立上がり部を有するテーブルアームと、このテーブルア
    ームの基板の上端部に固着され前記嵌合孔及びねじ孔を
    有するテーブルストッパと、前記テーブルアームの基板
    の下端部に固着され前記座席のフレームに回動可能に支
    承されるアームストッパとから構成されていることを特
    徴とする請求項1記載の乗り物用座席の背面テーブル。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002238697A (ja) * 2001-02-19 2002-08-27 Johnson Controls Automotive Systems Corp シートバックのテーブル構造

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