JPH08230738A - スクータ型車両 - Google Patents

スクータ型車両

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JPH08230738A
JPH08230738A JP8049296A JP4929696A JPH08230738A JP H08230738 A JPH08230738 A JP H08230738A JP 8049296 A JP8049296 A JP 8049296A JP 4929696 A JP4929696 A JP 4929696A JP H08230738 A JPH08230738 A JP H08230738A
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bag
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Koichi Sugioka
浩一 杉岡
Hiroyuki Niimura
裕幸 新村
Koichi Tanaka
耕一 田中
Makoto Kodama
眞 児玉
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Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スクータ型車両のレッグシールドにインナー
ラック及び荷掛けフックを合理的に配置して荷物の収納
および運搬を容易且つ確実に行えるようにする。 【解決手段】 レッグシールドB1 の後面に、上端に開
口部32 を有する袋状のインナーラックRを形成すると
ともに、このインナーラックRの上方のレッグシールド
B1 にビニール製の買物袋等のバッグBgの紐部を掛け
る荷掛けフック17を設ける。荷掛けフック17の荷掛
け部171 はインナーラックRの開口部3 2 の後端より
も前方に位置しているので、紐部が開口部32 に当接し
てバッグBgの振り子長さが短くなるため、バッグBg
の振動の振幅が減少して該バッグBgと乗員の膝との干
渉を避けることができる。しかも荷掛け部171 に掛け
たバッグBgの紐部が開口部32 に当接することによ
り、インナーラックRからの荷物の落下とバッグBgか
らの荷物の落下を防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シートに座乗した
運転者の前方を覆うレッグシールドの後面に、上端に開
口部を有する袋状のインナーラックを形成したスクータ
型車両に関する。
【0002】
【従来の技術】かかるスクータ型車両は、例えば特開平
2−158471号公報に記載されているように従来公
知である。また実公昭56−40223号公報には、ス
クータ型車両のレッグシールドの後面に着脱自在な小物
入れを取り付けるべく、その小物入れの提げ手を係止す
るホルダを設けたものが記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、レッグシー
ルドにインナーラックを設けたスクータ型車両におい
て、レッグシールドの後面にビニール製の買物袋等を吊
り下げるための荷掛けフックを設ければ、その利便性を
更に向上させることができる。
【0004】本発明は前述の事情に鑑みてなされたもの
で、レッグシールドにインナーラック及び荷掛けフック
を合理的に配置して荷物の収納および運搬を容易且つ確
実に行えるようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、シートに座乗した運転者の前方を覆うレ
ッグシールドの後面に、上端に開口部を有する袋状のイ
ンナーラックを形成したスクータ型車両において、前記
インナーラックの開口部の上方に荷掛けフックを備えて
なり、この荷掛けフックの荷掛け部は前記開口部の後端
よりも前方に位置していることを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0007】図1〜図6は本発明の一実施例を示すもの
で、図1はインナーラックを備えたスクータ型車両の全
体側面図、図2は図1の要部拡大図、図3はレッグシー
ルドのインナー部材の分解斜視図、図4は図2の要部拡
大断面図、図5は荷掛けフックの作用説明図、図6はイ
ンナーラックの作用説明図である。
【0008】図1に示すように、スクータ型車両Vは鋼
管溶接製のフレームFを備え、その前部には上端および
下端に操向ハンドルHと前輪Wfをそれぞれ支持するフ
ロントフォークfが設けられるとともに、その後部には
エンジンEにより駆動される後輪Wrを備えたスイング
式のパワーユニットPが上下揺動自在に枢支される。フ
レームFを覆う合成樹脂製のボディBは、運転者の前方
に配設されたレッグシールドB1 と、このレッグシール
ドB1 の下端に接続するステップフロアB2 と、このス
テップフロアB2 の後部に接続する後部ボディB3 から
成る。レッグシールドB1 には小物を収納するためのイ
ンナーラックRが形成される一方、後部ボディB3 には
ヘルメット等を収納するための物品収納容器bが配設さ
れ、その上部開口は前端を枢支されて上下揺動するシー
トSによって開閉自在に覆われる。また、前記物品収納
容器bの後部には、同じくシートSの後端部によって覆
われるオイルタンクTが配設される。
【0009】図2および図3を併せて参照すると明らか
なように、ボディBの前部を構成するレッグシールドB
1 は、その前端部に配設されるアウター部材1と、この
アウター部材1の上部後面に接合される上部インナー部
材2と、この上部インナー部材2の下部に接合される下
部インナー部材3と、前記アウター部材1と下部インナ
ー部材3とを接合するセンター部材4より成る。
【0010】アウター部材1は、ヘッドパイプ5および
フロントフォークfの前面に沿ってハンドルHの下部か
ら前輪Wfの上部へ延びる部材であって、左右方向中央
部が車体前方に向かって湾曲するように形成される。ア
ウター部材1の上部後面に接合される上部インナー部材
2は、左右方向中央部に車体後方に向かって湾曲した凹
部21 が形成され、その凹部21 の前面に沿ってヘッド
パイプ5が収納される。上部インナー部材2の左右両側
には、前記インナーラックRの前半部を構成するインナ
ーラック前壁22 が形成される。そして、アウター部材
1と上部インナー部材2の結合は、上部インナー部材2
の前面に突設した複数のボス23 ,24にアウター部材
1を貫通するタッピングスクリュー6,7を螺入すると
ともに、アウター部材1の後面に突設した複数のボス1
1 ,12 に上部インナー部材2を貫通するタッピングス
クリュー8,9を螺入することにより行われる。
【0011】上部インナー部材2の下部に接合される下
部インナー部材3には、インナーラックRの後半部を構
成するインナーラック後壁31 が形成される。前記上部
インナー部材2の下端は下部インナー部材3の上部前面
に重ね合わせた状態で結合され、前記インナーラック前
壁22 とインナーラック後壁31 間に、下部インナー部
材3の上縁により形成される開口部32 を有する袋状の
インナーラックRが画成される。下部インナー部材3の
下部には、前記インナーラック後壁31 に連なる凹部3
3 が形成され、その凹部33 の前面に沿ってアンダーチ
ューブ10が収納される。そして、上部インナー部材2
と下部インナー部材3の結合は、下部インナー部材3の
上端に形成したブラケット34 を貫通するタッピングス
クリュー11を上部インナー部材2の前面に突設したボ
ス25 に螺入するとともに、上部インナー部材2の下端
に形成したブラケット26 を貫通するタッピングスクリ
ュー12を下部インナー部材3の前面に突設したボス3
5 に螺入することにより行われる。
【0012】センター部材4は、後部に形成されたステ
ップフロア接続部41 から左右に分離して下部インナー
部材3の下縁に沿って前方に延び、その前部において下
部インナー部材3の前縁とアウター部材1の後縁とを結
合する。センター部材4の前部に突設したボス42 には
アウター部材1を貫通するタッピングスクリュー13が
螺入され、また下部インナー部材3の前面に突設したボ
ス36 ,37 ,38 にはセンター部材4に設けたブラケ
ット43 ,44 ,45 を貫通するタッピングスクリュー
14,15,21が螺入され、これによりセンター部材
4はアウター部材1と下部インナー部材3に結合され
る。
【0013】図4に示すように、ヘッドパイプ5の後面
に溶着したブラケット16には後上方に湾曲した硬質合
成樹脂製の荷掛けフック17が上部インナー部材2を挟
んでボルト18で共締めされる。この荷掛けフック17
は上部インナー部材2の後面に形成した窪み27 に嵌合
するように装着されるため、その荷掛けフック17と運
転者との距離が増加する。また、上部インナー部材2の
前記荷掛けフック17の上部位置には、後下方に湾曲し
た可撓性を有するゴム製のストッパ19が装着され、前
記荷掛けフック17の先端とストッパ19の先端は僅か
な隙間を存して対向する。
【0014】次に、前述の構成を備えた本発明の実施例
の作用について説明する。
【0015】インナーラックRの後面に設けた荷掛けフ
ック17に例えばハンドバッグの把手20等を係止する
場合、前記ゴム製のストッパ19が鎖線の位置に撓んで
前記把手20の着脱を許容するとともに、車体の上下動
による把手20の脱落を防止する。また、図2に示すよ
うに、荷掛けフック17にビニール製の買物袋Bg等を
吊り下げた場合、買物袋Bgの紐部を引っ掛ける荷掛け
部171 がインナーラックRの開口部32 よりも前方に
位置しているので、紐部が開口部32 に当接して折れ曲
がる。その結果、買物袋Bgの振子長さがD0 からD1
に減少して振動の振幅が小さくなり、運転者の膝との干
渉を避けることができる。また、買物袋Bgの紐部がイ
ンナーラックRの開口部32 に当接するため、買物袋B
gおよびインナーラックR内部の物品がいずれも零れに
くくなる。更に、図5(a)に示すように、若しも上部
インナー部材2の荷掛けフック17装着部を平坦に形成
すると、荷掛けフック17の位置が後方に移動して運転
者の膝Nと接触しやすくなるが、図5(b)に示すよう
に、本実施例では上部インナー部材2に形成した窪み2
7 に荷掛けフック17を装着しているので、該荷掛けフ
ック17と運転者の膝Nの干渉を避けることができる。
【0016】図6は本発明によるインナーラックの概略
構造を示すもので、同図より明らかなように上部インナ
ー部材2のインナーラック前壁22 と下部インナー部材
3のインナーラック後壁31 との間に上部が開放した袋
状のインナーラックRが形成され、両インナー部材2,
3の接合ラインLは該インナーラックRの左右両側部か
ら底部に沿って延びている。本発明のインナーラックR
の接合ラインLは開口部32 から直接目視することがで
きないため、その外観性を向上させることができる。ま
た、前記接合ラインLには段差が発生し易いが、本発明
のインナーラックRの接合ラインLは開口部32 から離
れた位置にあるため、前記段差に物品が引掛かって出し
入れの妨げになったり、その接合ラインLからインナー
ラックR内に雨水等が浸入する虞れが無い。
【0017】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行う
ことが可能である。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、インナー
ラックの開口部の上方に設けた荷掛けフックの荷掛け部
を前記開口部の後端よりも前方に位置させたので、荷掛
け部に買物袋等のバッグの紐部を掛けた場合に、その紐
部が開口部に当接してバッグの振り子長さが短くなるた
め、バッグの振動の振幅が減少して該バッグと乗員の膝
との干渉を避けることができる。しかも荷掛け部に掛け
たバッグの紐部が開口部に当接することにより、インナ
ーラックからの荷物の落下とバッグからの荷物の落下を
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】インナーラックを備えたスクータ型車両の全体
側面図
【図2】図1の要部拡大図
【図3】レッグシールドのインナー部材の分解斜視図
【図4】図2の要部拡大断面図
【図5】荷掛けフックの作用説明図
【図6】インナーラックの作用説明図
【符号の説明】
B1 レッグシールド R インナーラック S シート 32 開口部 17 荷掛けフック 171 荷掛け部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 児玉 眞 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート(S)に座乗した運転者の前方を
    覆うレッグシールド(B1 )の後面に、上端に開口部
    (32 )を有する袋状のインナーラック(R)を形成し
    たスクータ型車両において、 前記インナーラック(R)の開口部(32 )の上方に荷
    掛けフック(17)を備えてなり、この荷掛けフック
    (17)の荷掛け部(171 )は前記開口部(3 2 )の
    後端よりも前方に位置していることを特徴とするスクー
    タ型車両。
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