JPH0823094A - 圧接型高耐圧半導体装置 - Google Patents

圧接型高耐圧半導体装置

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JPH0823094A
JPH0823094A JP6157471A JP15747194A JPH0823094A JP H0823094 A JPH0823094 A JP H0823094A JP 6157471 A JP6157471 A JP 6157471A JP 15747194 A JP15747194 A JP 15747194A JP H0823094 A JPH0823094 A JP H0823094A
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JP
Japan
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electrode
wiring board
control electrode
semiconductor active
active region
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JP6157471A
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Inventor
Yuji Takayanagi
雄治 高柳
Hideo Kobayashi
秀男 小林
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ポスト電極による圧接時に、エミッタ電極9
とゲート電極6等と間に短絡を生じることなく、製造工
程の増大もない圧接型高耐圧半導体装置を提供する。 【構成】 半導体能動領域の一面側に設けられたコレク
タ電極8と、半導体能動領域の他面側に設けられたエミ
ッタ電極9と、他面側に設けられ、それぞれ外部絶縁さ
れたゲート電極6及びゲート電極配線板10と、他面側
にあって半導体能動領域を囲む1本以上のガードリング
とからなり、コレクタ電極8及びエミッタ電極9にそれ
ぞれポスト電極を圧接し、それらの間で導電接続される
圧接型高耐圧半導体装置において、半導体能動領域の他
面側のエミッタ電極9の未配置部分に凹部17を形成す
るとともに、ゲート電極6及びゲート電極配線板10を
凹部17の底面部分に外部と絶縁配置させ、エミッタ電
極9の大部分を凹部17の外側に配置させ、かつ、その
端部を凹部17の底面部分まで延在させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧接型高耐圧半導体装
置に係わり、特に、主電極をポスト電極によって圧接す
る際に、このポスト電極が制御電極に関連する回路部分
に短絡接続されないように構成した圧接型高耐圧半導体
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、高耐圧半導体装置は、ワイヤボン
ディングや半田等を用いて高耐圧半導体装置の各電極端
子と外部電極とを接続するようにしたモジュール構造を
用いていたため、熱疲労等によってワイヤボンディング
部分に破断が発生したり、半田にクラックが発生したり
する等によって高耐圧半導体装置の信頼性が低下するこ
とがあった。そこで、高耐圧半導体装置の信頼性の低下
を防ぐため、比較的最近になって、一対のポスト電極に
よってこの高耐圧半導体装置を圧接し、その圧接によっ
てワイヤボンディングや半田を使用することなく、高耐
圧半導体装置の各電極端子と外部電極とを導電接続する
ようにした圧接型高耐圧半導体装置が開発されるように
なった。そして、このような圧接型高耐圧半導体装置の
一例には、特開平3−218643号、特開平4−29
0272号、実開平4−131954号、特開平4−3
22471号の開示のものがある。
【0003】図7は、既知の圧接型高耐圧半導体装置の
構成の一例を示す平面図であって、(a)は圧接型高耐
圧半導体装置の全体構成を示す平面図、(b)は全体構
成における○で囲んだ範囲Aの構成を示す拡大平面図
で、圧接型高耐圧半導体装置が絶縁ゲート型バイポーラ
トランジスタ(IGBT)を構成している例を示してい
る。
【0004】図7(a)、(b)に示されるように、圧
接型高耐圧半導体装置61は、ゲート電極配線板62で
分離された複数の半導体能動領域63と、圧接型高耐圧
半導体装置61の略中央部分に設けられたゲート電極パ
ッド64と、複数の半導体能動領域63を取り囲むよう
に設けられたターミネーション領域65とからなってい
る。この場合、各半導体能動領域63はストライプ状に
形成された複数のエミッタ電極81を備え、これら複数
のエミッタ電極81は複数個集積されることによって、
1つの半導体能動領域63が構成されている。この場
合、ゲート電極配線板62は、複数の半導体能動領域6
3を均一に制御するために形成されたものであって、ゲ
ート電極パット64から離れたところにある半導体能動
領域63にゲート制御信号を遅延させずに伝達させる働
きを有し、大面積の圧接型高耐圧半導体装置61を形成
させる場合に必要なものである。このゲート電極配線板
62は、それぞれの半導体能動領域63を取り囲むよう
に、圧接型高耐圧半導体装置61の一方の表面に格子状
に配置される。
【0005】また、図8は、圧接型高耐圧半導体装置
(IGBT)を収納した既知の圧接型パッケージの一例
を示す断面構成図である。
【0006】図8に示されるように、圧接型パッケージ
67は、圧接型高耐圧半導体装置61の両表面側にそれ
ぞれ配置された緩衝板68a、68bと、これら緩衝板
68a、68bの外側に配置され、これら緩衝板68
a、68bを介して圧接型高耐圧半導体装置61の両表
面を圧接する一対のポスト電極69a、69bと、圧接
型高耐圧半導体装置61のゲート電極パッド64の設置
位置に設けたゲート端子板70と、このゲート端子板7
0をゲート電極パッド64に弾圧させるバネ材71と、
ゲート端子板70に導電接続されたゲートリード72と
を備えている。
【0007】そして、一対のポスト電極69a、69b
は、それらの圧接によって、圧接型高耐圧半導体装置6
1の両表面に露出しているコレクタ電極及びエミッタ電
極(いずれも図示なし)に導電接続され、ゲート端子板
70は、バネ材71によって、圧接型高耐圧半導体装置
61の一面にあるゲート電極パッド64に導電接続され
る。
【0008】続いて、図9は、図7(b)に図示のC−
C’線部分における圧接型高耐圧半導体装置(IGB
T)61の断面構造を示す断面図であり、また、図10
は、同じく図7(b)に図示のD−D’線部分における
圧接型高耐圧半導体装置(IGBT)61の断面構造を
示す断面図である。
【0009】図9及び図10に示されるように、圧接型
高耐圧半導体装置61は、nドリフト層73と、nドリ
フト層73の一面全体に設けられたp高濃度層74と、
nドリフト層73の他面に選択的に設けられたpウエル
層75及びpチャネル層90と、pチャネル層90内に
選択的に設けられた2つのエミッタ層76と、pウエル
層75、pチャネル層90、エミッタ層76の表面を覆
うように設けられたゲート酸化膜77と、ゲート酸化膜
77上に設けられたゲート電極78と、ゲート電極78
を覆うように設けられた層間絶縁膜79と、p高濃度層
74の全面に低オーム接触するコレクタ電極80と、層
間絶縁膜79上に設けられ、一部がpウエル層75及び
エミッタ層76に低オーム接触するエミッタ電極81
(図7(b)に図示のエミッタ電極81と同じものであ
る)と、層間絶縁膜79上に設けられ、一部がゲート電
極78に低オーム接触するゲート電極配線板82とを備
える。そして、1つのエミッタ電極81と次のエミッタ
電極81の間は、pウエル層75、ゲート酸化膜77、
ゲート電極78、層間絶縁膜79がそれぞれnドリフト
層73側に凹んで凹部83が形成され、この凹部83の
底面にゲート電極配線板82が配置された構造になって
いる。この場合、各エミッタ電極81の間に凹部83を
設け、その凹部83の底面にゲート電極配線板82を配
置させるようにした理由は、各エミッタ電極81の露出
面を1つのポスト電極68a(図8参照)で圧接させた
とき、もし、各エミッタ電極81と各ゲート電極配線板
82とが同じ高さであれば、各エミッタ電極81と各ゲ
ート電極配線板82とが1つのポスト電極68aによっ
て電気的に短絡されるのを防ぐためである。
【0010】ところで、図9に図示の圧接型高耐圧半導
体装置61の構造(以下、これを図9の構造という)と
図10に図示の圧接型高耐圧半導体装置61の構造(以
下、これを図10の構造という)との違いは、図10の
構造には、nドリフト層73、p高濃度層74、pウエ
ル層75、エミッタ層76、ゲート電極78、コレクタ
電極80、エミッタ電極81で構成されている半導体能
動領域部分63aを有しているのに対して、図9の構造
には、かかる半導体能動領域部分63aを有していない
点だけであって、その他に、図9の構造と図10の構造
とは、実質的に同じである。
【0011】そして、このような構成の既知の圧接型高
耐圧半導体装置(IGBT)61の動作は、当該技術分
野においてよく知られているところであるから、既知の
圧接型高耐圧半導体装置61に関する動作説明は、省略
する。
【0012】次いで、図11は、図7(a)に図示のE
−E’線部分における圧接型高耐圧半導体装置(IGB
T)61の断面構造を示す断面図であって、3重のガー
ドリングを有するターミネーション領域65の構成の一
例を示すものである。
【0013】図11に示されるように、ターミネーショ
ン領域65は、nドリフト層73と、nドリフト層73
の一面全体に設けられたp高濃度層74と、nドリフト
層73の他面に選択的に設けられた3つのpガードリン
グ領域84と、同じくnドリフト層73の他面に選択的
に設けられた1つのnチャネルストッパー領域85と、
nドリフト層73及びpガードリング領域84の表面を
覆うように設けられた酸化膜86と、酸化膜86上を覆
うように設けられた層間絶縁膜79と、層間絶縁膜79
上に設けられ、一部がpガードリング領域84またはn
チャネルストッパー領域85に低オーム接触するアルミ
ニウム製のフィールド電極87と、これらフィールド電
極87上を覆うように設けられた別の酸化膜88と、別
の酸化膜88上を覆うように設けられた放電防止用のポ
リイミド樹脂膜89とを備える。
【0014】このような構成のターミネーション領域6
5を形成する場合は、最初に、nドリフト層73の他面
に、3つのpガードリング領域84及び1つのnチャネ
ルストッパー領域85をそれぞれ選択的に形成し、次
に、3つのpガードリング領域84及び1つのnチャネ
ルストッパー領域85の各表面を含むnドリフト層73
の他面に酸化膜86を形成する。続いて、3つのpガー
ドリング領域84及び1つのnチャネルストッパー領域
85の各表面に該当する酸化膜86にそれぞれコンタク
トホールを形成し、これらのコンタクトホールの形成個
所を中心に各別にフィールド電極87を形成する。次
に、これらのフィールド電極87を含んだ酸化膜86上
に別の酸化膜88を形成し、半導体能動領域63におけ
るエミッタ電極81上の別の酸化膜88を選択的に除去
した後、ターミネーション領域65の別の酸化膜88上
にポリイミド樹脂膜89を形成し、ターミネーション領
域65を完成させる。
【0015】かかる構成のターミネーション領域65
は、通常、半導体装置の高耐圧化を達成させるために設
けるもので、1つまたは複数の半導体能動領域63を1
つ以上のガードリング領域84によって取り囲んだ構造
のものである。そして、このような既知のターミネーシ
ョン領域65の動作は、当該技術分野においてよく知ら
れているところであるから、既知のターミネーション領
域65に関する動作についても、その説明を省略する。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】ターミネーション領域
65を有する既知の圧接型高耐圧半導体装置において、
ターミネーション領域65を製造する場合は、フィール
ド電極87を形成した後で、これらフィールド電極87
に別の酸化膜88を形成する工程が必要である(この場
合、半導体能動領域63のエミッタ電極8上にも別の酸
化膜88が形成される)のに対し、半導体能動領域63
では、エミッタ電極81と一方のポスト電極68aとを
圧接によって低オーム接触させるために、エミッタ電極
81の露出面に形成された別の酸化膜88を除去する工
程が必要であるという相反した工程が含まれることにな
る。
【0017】ところで、エミッタ電極81の表面にある
別の酸化膜88を除去するには、フッ酸系の溶液をこの
別の酸化膜88に作用させ、エミッタ電極81の表面上
の別の酸化膜88が完全に融解除去されるまで、充分な
時間をかけてエッチングしなければならない。この場
合、一方のポスト電極68aが圧接されるエミッタ電極
81に、もし、別の酸化膜88が残存していた場合は、
一方のポスト電極68aの圧接によって、残存した別の
酸化膜88が破壊され、破壊時の破片が下層のエミッタ
電極81を破壊するという危険性がある。エミッタ電極
81の表面にある別の酸化膜88を完全に除去するに
は、別の酸化膜88の加工精度を勘案して、別の酸化膜
88の厚みよりも少なくとも数μm以上の厚み部分まで
別の酸化膜88を除去するエッチング工程が必要にな
る。さらに、別の酸化膜88をエッチング除去する個所
も、エミッタ電極81の表面部分だけでなく、エミッタ
電極81の表面部分からゲート電極配線板31が配置さ
れている凹部83方向に至る間の部分も同様に除去する
必要がある。
【0018】しかしながら、既知の圧接型高耐圧半導体
装置においては、凹部83に、ゲート酸化膜77、ゲー
ト電極78、層間絶縁膜79、別の酸化膜88が重なる
ように形成され、凹部83における別の酸化膜88の厚
さ方向のオーバーサイズエッチングを行えば、その別の
酸化膜88のエッチング時に、同時に層間絶縁膜79や
酸化膜77も除去される可能性があり、このとき、ゲー
ト電極78が外部に露出し、一対のポスト電極68a、
68bを圧接型高耐圧半導体装置61に圧接した際に、
ゲート電極78とエミッタ電極81との間で短絡を起し
易いという問題がある。
【0019】一方、エミッタ電極81上に別の酸化膜8
8が形成されないように、ターミネーション領域65の
製造工程と半導体能動領域63の製造工程とを別個にす
ることも考えられるが、別個の製造工程を用いれば、圧
接型高耐圧半導体装置61の製造工程が大幅に増加して
しまい、製造設備を増大させる必要があったり、製造コ
ストが上昇してしまうという問題がある。
【0020】本発明は、前記問題点を除去するものであ
って、その目的は、一対のポスト電極による第1及び第
2主電極の圧接時に、第2主電極と制御電極との間に短
絡を生じることがなく、製造工程の増大もない圧接型高
耐圧半導体装置を提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、1個以上のpn接合部を有する半導体能
動領域と、この半導体能動領域の一方の表面側に設けら
れた外部露出面を有する第1主電極と、前記半導体能動
領域の他方の表面側に設けられた外部露出面を有する第
2主電極と、前記他方の表面側にそれぞれ設けられ、そ
れぞれ絶縁層により外部絶縁された制御電極及び前記制
御電極に導電接続される制御電極配線板と、前記半導体
能動領域の他方の表面側にあって、前記半導体能動領域
を囲むように配置された1本以上のガードリングとから
なり、前記第1、第2主電極の外部露出面にそれぞれポ
スト電極を圧接するとともに、前記制御電極配線板に導
電接続された制御電極パッドに端子電極板を圧接し、前
記第1、第2主電極と対応する前記ポスト電極及び前記
制御電極パッドと前記端子電極板との間で導電接続を行
う圧接型高耐圧半導体装置において、前記半導体能動領
域の他方の表面側の前記第2主電極の未配置部分に凹部
を形成し、前記制御電極及び前記制御電極配線板を前記
凹部の底面部分にそれぞれ絶縁配置し、前記第2主電極
を前記凹部外側に配置するとともに、その一部を前記凹
部の底面部分まで延在させた第1の手段を備える。
【0022】また、前記目的を達成するために、本発明
は、1個以上のpn接合部を有する半導体能動領域と、
この半導体能動領域の一方の表面側に設けられた外部露
出面を有する第1主電極と、前記半導体能動領域の他方
の表面側に設けられた外部露出面を有する第2主電極
と、前記他方の表面側にそれぞれ設けられ、それぞれ絶
縁層により外部絶縁された制御電極及び前記制御電極に
導電接続される制御電極配線板と、前記半導体能動領域
の他方の表面側にあって、前記半導体能動領域を囲むよ
うに配置された1本以上のガードリングとからなり、前
記第1、第2主電極の外部露出面にそれぞれポスト電極
を圧接するとともに、前記制御電極配線板に導電接続さ
れた制御電極パッドに端子電極板を圧接し、前記第1、
第2主電極と対応する前記ポスト電極及び前記制御電極
パッドと前記端子電極板との間で導電接続を行う圧接型
高耐圧半導体装置において、前記半導体能動領域の他方
の表面側の前記第2主電極の未配置部分に前記制御電極
及び前記制御電極配線板をそれぞれ絶縁配置し、前記第
2主電極の外部露出面の上側に前記第2主電極及び前記
制御電極配線板の厚さよりも厚い補助主電極板を接合配
置し、この補助主電極板の外部露出面に前記ポスト電極
板に圧接してそれらを導電接続させる第2の手段を備え
る。
【0023】
【作用】前記第1の手段においては、第2主電極(例え
ば、エミッタ電極)の未配置部分の半導体能動領域の表
面に凹部を形成し、凹部の底面部分に制御電極配線板
(例えば、ゲート電極配線板)を配置するとともに、凹
部の底面部分まで制御電極(例えば、ゲート電極)を延
在配置する。また、第2主電極(例えば、エミッタ電
極)を凹部の外側に配置するとともに、第2主電極(例
えば、エミッタ電極)の一部を凹部の底面部分まで延在
配置させている。そして、第2主電極(例えば、エミッ
タ電極)上に設けられた酸化膜をエッチング除去する際
に、第2主電極(例えば、エミッタ電極)は、凹部の外
側に配置されている部分の酸化膜だけを除去し、凹部の
底面部分まで延在配置されている酸化膜を残存させるよ
うにしている。
【0024】このように、前記第1の手段によれば、制
御電極(例えば、ゲート電極)や制御電極配線板(例え
ば、ゲート電極配線板)の絶縁層がエッチング除去さ
れ、制御電極(例えば、ゲート電極)や制御電極配線板
(例えば、ゲート電極配線板)が露出することがなくな
る。また、第2主電極(例えば、エミッタ電極)の露出
部をポスト電極で圧接した際に、制御電極(例えば、ゲ
ート電極)や制御電極配線板(例えば、ゲート電極配線
板)がポスト電極に触れ、第2主電極(例えば、エミッ
タ電極)と、制御電極(例えば、ゲート電極)や制御電
極配線板(例えば、ゲート電極配線板)とが短絡される
ことがなくなる。
【0025】前記第2の手段においては、第2主電極
(例えば、エミッタ電極)の未配置部分の半導体能動領
域の表面部分に制御電極配線板(例えば、ゲート電極配
線板)を配置するとともに、その表面部分の下側部分ま
で制御電極(例えば、ゲート電極)を延在配置する。ま
た、第2主電極(例えば、エミッタ電極)の外部露出面
の上側に第2主電極(例えば、エミッタ電極)や制御電
極配線板(例えば、ゲート電極配線板)よりも肉厚の補
助主電極板を接合配置し、補助主電極板の外部露出面に
ポスト電極板に圧接させるようにしている。
【0026】このように、前記第2の手段によれば、第
2主電極(例えば、エミッタ電極)を補助主電極板の上
からポスト電極で圧接した際に、補助主電極板の厚みに
よって、制御電極(例えば、ゲート電極)や制御電極配
線板(例えば、ゲート電極配線板)がポスト電極に触
れ、第2主電極(例えば、エミッタ電極)と、制御電極
(例えば、ゲート電極)や制御電極配線板(例えば、ゲ
ート電極配線板)とが短絡されることがなくなる。ま
た、ポスト電極の圧接時に、ポスト電極が制御電極配線
板(例えば、ゲート電極配線板)の表面を覆っている絶
縁膜に接触し、絶縁膜を絶縁破損させることがなくな
る。
【0027】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。
【0028】図1は、本発明に係わる圧接型高耐圧半導
体装置の第1の実施例の構成を示す断面構成図であっ
て、圧接型高耐圧半導体装置としてIGBTが構成され
ている例を示すものである。この場合、図1は、ターミ
ネーション領域を含んだ半導体能動領域の一部の断面を
示すもので、図7(a)に図示のA−A’線部分に相当
した断面構成を示しているものである。
【0029】図1において、1はnドリフト層、2はp
高濃度層、3はpウエル層、30はpチャネル層、4は
nエミッタ層、5はゲート酸化膜、6はゲート電極(制
御電極)、7は層間絶縁膜(酸化膜)、8はコレクタ電
極(第1主電極)、9はエミッタ電極(第2主電極)、
10はゲート配線板(制御電極配線板)、11は第2酸
化膜、12はポリイミド樹脂膜、13は酸化膜、14は
pガードリング領域、15はnチャネルストッパー領
域、16はアルミニウム製のフィールド電極、17は凹
部である。
【0030】このIGBTにおける半導体能動領域は、
nドリフト層1と、肉厚のnドリフト層1の一面全体に
設けられたp高濃度層2と、nドリフト層1の他面に選
択的に設けられたpチャネル層30と、一部のpウエル
層3内に選択的に設けられた2つのエミッタ層4と、p
チャネル層30及びエミッタ層4の表面を覆うように設
けられたゲート酸化膜5と、ゲート酸化膜4上に選択的
に配置されたゲート電極6と、ゲート電極6を覆うよう
に設けられた層間絶縁膜7と、p高濃度層2の全面に低
オーム接触するコレクタ電極8と、層間絶縁膜7上に設
けられ、一部がpチャネル層30及びエミッタ層4に低
オーム接触するエミッタ電極9と、層間絶縁膜7上に設
けられ、一部がゲート電極6に低オーム接触するゲート
電極配線板10と、ゲート電極配線板10の露出部を覆
う第2酸化膜12と、第2酸化膜12の上を被覆するポ
リイミド樹脂膜12とを備える。ここで、表面にエミッ
タ電極9が配置されていない1つの半導体能動領域の境
界部分には、nドリフト層1の他面側に凹部17が形成
されている。この凹部17は、pウエル層3、酸化膜1
7またはゲート酸化膜5、ゲート電極6、層間絶縁膜7
がそれぞれnドリフト層1側に凹んで構成されたもの
で、凹部の底面にゲート電極配線板10が配置され、ゲ
ート電極配線板10の一部は層間絶縁膜7の開口を通し
て下部のゲート電極6に導電接続される。エミッタ電極
9の大部分は専ら凹部17の外側に配置され、エミッタ
電極9の端部だけが凹部17の外側から底面まで延在し
ている。このエミッタ電極9の大部分は、第2酸化膜1
1がエッチング除去されることにより、露出した状態に
あるが、エミッタ電極9の端部だけは第2酸化膜11が
残存し、外部と絶縁された状態にある。
【0031】また、このIGBTにおけるターミネーシ
ョン領域は、nドリフト層1と、nドリフト層1の一面
全体に設けられたp高濃度層2と、nドリフト層1の他
面に選択的に設けられた3つのpガードリング領域14
と、nドリフト層1の他面に選択的に設けられた1つの
nチャネルストッパー領域15と、nドリフト層1及び
pガードリング領域14の表面を覆う酸化膜13と、酸
化膜13上を覆う層間絶縁膜7と、層間絶縁膜7上に設
けられ、一部がpガードリング領域14またはnチャネ
ルストッパー領域15に低オーム接触するフィールド電
極16と、フィールド電極16上を覆う第2酸化膜11
と、第2酸化膜11上を覆うポリイミド樹脂膜12とを
備える。
【0032】続く、図2(a)乃至(d)は、図1に図
示のIGBTにおける凹部17の周辺を製造する際の製
造プロセスの一部を示す説明図である。
【0033】図2(a)乃至(d)において、図1に示
された構成要素と同じ構成要素については同じ符号を付
けている。
【0034】図2を用いて、凹部17の周辺を製造する
際の製造プロセスを説明すると、次のとおりである。
【0035】まず、図2(a)に示すように、層間絶縁
膜7上にアルミニウム製のエミッタ電極9とゲート電極
配線板10を選択的に形成する。この場合、エミッタ電
極9は、大部分が凹部17の外側部分にあり、端部が凹
部17内に延在するように構成され、ゲート電極配線板
10は、凹部17の底面部分にあるように形成される。
【0036】続いて、図2(b)に示すように、エミッ
タ電極9及びゲート電極配線板10等の上側に一様に第
2酸化膜11を形成する。
【0037】次に、図2(c)に示すように、凹部17
の外側部分にあるエミッタ電極9上の第2酸化膜11を
エッチングによって除去する。この場合、凹部17内に
あるエミッタ電極9上の第2酸化膜11は残存させてお
く。
【0038】最後に、図2(d)に示すように、残存し
ている凹部17内の第2酸化膜11の上にポリイミド樹
脂膜12を形成させ、一連のこの種の製造プロセスが終
了する。
【0039】一般に、図1に示すようなターミネーショ
ン領域を有する圧接型高耐圧半導体装置においては、ガ
ードリング領域14上に電荷を有する物質が付着する
と、この付着部分に反転層が形成され、所要の耐圧が得
られないことがある。これを防ぐには、ターミネーショ
ン領域の上側全体を覆う厚い第2酸化膜11を形成すれ
ばよい。ところが、既知の圧接型高耐圧半導体装置にお
いては、エミッタ電極9上にある第2酸化膜11をエッ
チング除去する際に、ゲート電極配線板10や凹部17
内に有る層間絶縁膜7までエッチング除去してしまう可
能性がある。この場合、層間絶縁膜7の膜厚を厚くし、
エッチング時間を調節して第2酸化膜11だけをエッチ
ング除去することは技術的に可能であるが、そのような
制御を行うことは大変難しい。また、圧接型高耐圧半導
体装置の高耐圧化が進むと、nドリフト層1のの抵抗率
が高くなるため、ますます反転層が形成され易くなり、
第2酸化膜11の厚さをさらに増加させる必要に迫られ
る。このように、層間絶縁膜7の厚さに比べ、第2酸化
膜11の厚さは増加する傾向にあり、エッチングにより
同一組成の層間絶縁膜7及び第2酸化膜11に対して、
第2酸化膜11だけを有効的にエッチング除去させるの
は困難である。
【0040】そこで、図1に図示の第1の実施例におい
ては、エッチングによって凹部17を形成させ、凹部1
7の底面部分に、ゲート酸化膜6に比べて十分な厚みを
有する酸化膜13を形成させている。この厚い酸化膜1
3は、ゲート電極6の形成時にゲート電極6とnドリフ
ト層1とが短絡するのを防止するためのものである。次
いで、ゲート電極6上に層間絶縁膜7を形成し、層間絶
縁膜7にコンタクト用の開口を設け、その上にゲート電
極配線板10を形成する。このゲート電極配線板10の
形成後は、既に述べた図2(a)乃至(d)に示すよう
な製造プロセスに移行するものである。このような製造
工程を経ることにより、既知の製造工程に比べ、工程数
が増加することがない。
【0041】即ち、第1の実施例の構成においては、エ
ミッタ電極9の未配置部分に凹部17を形成し、凹部1
7の底面部分にゲート電極配線板10を配置させ、エミ
ッタ電極9を凹部17の外側から凹部17の底面部分ま
で延在配置させている。そして、エミッタ電極9上の第
2酸化膜11をエッチング除去する際に、凹部17の外
側に配置されているエミッタ電極9上の第2酸化膜11
だけを除去し、凹部17の底面部分まで延在配置されて
いるエミッタ電極9上の第2酸化膜11を残存させるよ
うにしているので、ゲート電極6を絶縁している層間絶
縁膜7やゲート電極配線板10を絶縁している第2酸化
膜11がエッチング除去されることがなくなり、ゲート
電極6やゲート電極配線板10が露出することはない。
【0042】このように、第1の実施例によれば、エミ
ッタ電極9の露出した部分を、図8に示すようなポスト
電極で圧接する際に、ゲート電極6やゲート電極配線板
10がポスト電極に触れ、エミッタ電極9とゲート電極
6やゲート電極配線板10とが短絡を起すことがない。
【0043】続く、図3は、本発明による圧接型高耐圧
半導体装置の第2の実施例の構成を示す断面構成図であ
って、圧接型高耐圧半導体装置として同じくIGBTが
構成されている例を示すものである。この場合、図3
は、半導体能動領域の一部の断面を示すもので、図7
(a)に図示のC−C’線部分に相当した断面構成を示
しているものである。
【0044】図3において、18はエミッタ電極9やゲ
ート電極配線板10に比べて肉厚な補助エミッタ電極板
(補助主電極板)であり、その他、図1に示された構成
要素と同じ構成要素については同じ符号を付けている。
【0045】前記第1の実施例(以下、これを前者とい
う)とこの第2の実施例(以下、これを後者という)と
の構成の違いは、エミッタ電極9の構成に関して、前者
は、大部分が凹部17の外側部分にあって、その端部が
凹部17の底面部分まで延在しているのに対し、後者
は、全体が凹部17の外側部分だけにある点、補助エミ
ッタ電極板18の配置に関して、前者は、かかる補助エ
ミッタ電極板18を有していないのに対し、後者は、エ
ミッタ電極9の上側に補助エミッタ電極板18が接合配
置されている点、及び、第2酸化膜11の構成に関し
て、前者は、凹部17の底面部分に延在したエミッタ電
極9の端部までを覆うように配置されているのに対し、
後者は、凹部17から凹部17の外側部分に延び、エミ
ッタ電極9と補助エミッタ電極板18との接合部分まで
延在している点の3点だけであって、その他に、第1の
実施例と第2の実施例との間に構成上の違いはない。な
お、図3には、図示されてはいないが、第2の実施例に
おいても、第1の実施例と同様に、半導体能動領域体装
置の周辺にターミネーション領域が形成されている。
【0046】また、図4(a)乃至(e)は、図3に図
示のIGBTにおける凹部17の周辺を製造する際の製
造プロセスの一部を示す説明図である。
【0047】図4(a)乃至(e)において、図3に示
された構成要素と同じ構成要素については同じ符号を付
けている。
【0048】図4を用いて、凹部17の周辺を製造する
際の製造プロセスを説明すると、次のとおりである。
【0049】まず、図4(a)に示すように、層間絶縁
膜7上にアルミニウム製のエミッタ電極9とゲート電極
配線板10及び図示されていないフィールド電極16を
選択的に形成する。このとき、エミッタ電極9は全体が
凹部17の外側部分にあるように構成され、ゲート電極
配線板10は凹部17の底面部分にあるように形成され
る。
【0050】続いて、図4(b)に示すように、エミッ
タ電極9及びゲート電極配線板10等の上側に一様に第
2酸化膜11を形成する。
【0051】次に、図4(c)に示すように、エミッタ
電極9上の第2酸化膜11を、凹部17に近い方の一部
を除いてエッチングによって除去する。この結果、凹部
17内に近いエミッタ電極9の端部上の第2酸化膜11
が残存する。
【0052】次いで、図4(d)に示すように、エミッ
タ電極9上及び残存しているエミッタ電極9端部の第2
酸化膜11上にアルミニウム製の補助エミッタ電極板1
8を形成する。
【0053】最後に、凹部17内の第2酸化膜11の上
にポリイミド樹脂膜12を形成させ、一連のこの種の製
造プロセスが終了する。
【0054】この第2の実施例によるIGBTは、エミ
ッタ電極9に補助エミッタ電極板18が接合配置され、
実質的に2層構造のエミッタ電極が構成されている点に
特徴があるもので、第2酸化膜11の端部がエミッタ電
極9上に形成されるとともに、第2酸化膜11の端部上
に肉厚の補助エミッタ電極板18が形成されているた
め、補助エミッタ電極板18をポスト電極で圧接した際
にも、この圧接によりエミッタ電極9上の第2酸化膜1
1が破壊されることがなく、勿論、ゲート電極6やゲー
ト電極配線板10にポスト電極が当接して、エミッタ電
極9とゲート電極6やゲート電極配線板10とが短絡を
起すこともない。また、第2の実施例においては、エミ
ッタ電極9と補助エミッタ電極板18とを重ね合わせた
厚みに比べて、ゲート電極配線板10の厚みが相当小さ
いので、エッチングにより形成する凹部17の深さを第
1の実施例の凹部17の深さよりも浅くすることが可能
になる。
【0055】このため、第2の実施例は、製造が容易で
あるとともに、凹部17におけるpウエル層3、酸化膜
13、ゲート電極6、層間絶縁膜7の段差が少なくなっ
て、加工精度が向上し、ゲート電極配線板10の寸法を
小さくすることが可能である。
【0056】次いで、図5は、本発明による圧接型高耐
圧半導体装置の第3の実施例の構成を示す断面構成図で
あって、圧接型高耐圧半導体装置として同じくIGBT
が構成されている例を示すものである。この場合も、図
5は、半導体能動領域の一部の断面を示すもので、図7
(a)に図示のC−C’線部分に相当した断面構成を示
しているものである。
【0057】図5において、図3に示された構成要素と
同じ構成要素については同じ符号を付けている。
【0058】前記第2の実施例とこの第3の実施例(以
下、これを後者という)との構成の違いは、凹部17の
構成に関して、前者は、第2の実施例は、凹部17が形
成されているのに対し、第3の実施例は、かかる凹部1
7が形成されていない、即ち、pウエル層3、酸化膜1
3、ゲート電極6、層間絶縁膜7がそれぞれフラットに
構成されている点だけであって、その他に、第2の実施
例と第3の実施例との間に構成上の違いはない。なお、
図5に図示はないが、第3の実施例においても、第1の
実施例と同様に、半導体能動領域体装置の周辺にターミ
ネーション領域が形成されているものである。
【0059】この第3の実施例によるIGBTは、第2
の実施例と同様に、エミッタ電極9に補助エミッタ電極
板18が接合配置され、実質的に2層構造のエミッタ電
極が構成されている点に特徴があるもので、第2酸化膜
11の端部がエミッタ電極9上に形成されるとともに、
第2酸化膜11の端部上に肉厚の補助エミッタ電極板1
8が形成されているため、補助エミッタ電極板18をポ
スト電極で圧接した際に、この圧接によりエミッタ電極
9上の第2酸化膜11が破壊されることがない。また、
第3の実施例においても、エミッタ電極9と補助エミッ
タ電極板18とを重ね合わせた厚みに比べて、ゲート電
極配線板10の厚みが相当小さいので、2層構造のエミ
ッタ電極とゲート電極配線板10との間に段差を形成さ
せることができ、その段差の形成により、補助エミッタ
電極板18をポスト電極で圧接した際に、ゲート電極6
やゲート電極配線板10にポスト電極が当接し、エミッ
タ電極9とゲート電極6やゲート電極配線板10とが短
絡を起すこともない。さらに、第3の実施例は、凹部1
7の底面部分にゲート電極配線板10を形成する必要が
なくなるので、第2実施例に比べて製作が容易になると
いう利点がある。
【0060】なお、これまでの各実施例においては、圧
接型高耐圧半導体装置としてIGBTが構成されている
例について説明したが、本発明による圧接型高耐圧半導
体装置は、IGBTを構成する場合に限られるものでは
なく、他の装置、例えば、絶縁ゲート型サイリスタ等を
構成する場合にも同様に適用可能である。
【0061】また、図6は、本発明による圧接型高耐圧
半導体装置、例えば、IGBTを用いてインバータ装置
を構成する場合の一例を示す回路図である。
【0062】図6において、19は本発明によるIGB
T、20はダイオード、21、22は直流電源端子、2
3、24、25は交流出力端子である。
【0063】そして、直列接続された2つのIGBT1
9の組が3組、それぞれ直流電源端子21、22間に接
続され、これらIGBT19のそれぞれにダイオード2
0が並列接続される。また、各組の2つのIGBT19
の接続部は、それぞれ交流出力端子23、24、25に
接続され、インバータ装置が構成される。
【0064】かかる構成によるインバータ装置の動作
は、既によく知られているところであるので、その動作
説明は省略するが、IGBT20として本発明による絶
縁ゲート型の圧接型高耐圧半導体装置を用いているの
で、既知の電流駆動型の高耐圧半導体装置を用いてイン
バータ装置を構成した場合に比べ、ゲート駆動回路の構
成が簡単になり、しかも、既知のこの種のインバータ装
置に比べ、高周波スイッチング動作が可能で、かつ、大
電力容量の処理が可能なインバータ装置が得られる。
【0065】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載の発明に
おいては、第2主電極(例えば、エミッタ電極)9の未
配置部分の半導体能動領域の表面に凹部17を形成し、
凹部17の底面部分に制御電極配線板(例えば、ゲート
電極配線板)10を配置させるとともに、凹部17の底
面部分まで制御電極(例えば、ゲート電極)6を延在配
置させ、また、第2主電極(例えば、エミッタ電極)9
の大部分を凹部17の外側に配置させるとともに、第2
主電極(例えば、エミッタ電極)9の端部を凹部17の
底面部分まで延在配置させている。そして、第2主電極
(例えば、エミッタ電極)9上に設けた第2酸化膜11
をエッチング除去する際に、第2主電極(例えば、エミ
ッタ電極)9は、凹部17の外側にある部分の第2酸化
膜11だけを除去し、凹部17の底面部分まで延在配置
されている第2酸化膜11を残存させたものである。
【0066】このように、請求項1に記載の発明によれ
ば、制御電極(例えば、ゲート電極)6や制御電極配線
板(例えば、ゲート電極配線板)10を外部絶縁する絶
縁層7、13がエッチング除去され、制御電極(例え
ば、ゲート電極)6や制御電極配線板(例えば、ゲート
電極配線板)10が露出することがないという効果があ
り、第2主電極(例えば、エミッタ電極)9の露出部を
ポスト電極で圧接した際に、制御電極(例えば、ゲート
電極)6や制御電極配線板(例えば、ゲート電極配線
板)10がポスト電極に触れ、第2主電極(例えば、エ
ミッタ電極)9と、制御電極(例えば、ゲート電極)6
や制御電極配線板(例えば、ゲート電極配線板10)と
が短絡を起すことがなくなるという効果もあり、その上
に、既知のこの種のものに比べて、製造工程が増大する
ことがないという効果もある。
【0067】また、請求項2乃至4に記載の発明におい
ては、第2主電極(例えば、エミッタ電極)9の未配置
部分の半導体能動領域の表面部分に制御電極配線板(例
えば、ゲート電極配線板)10を配置するとともに、そ
の表面部分の下側部分まで制御電極(例えば、ゲート電
極)6を延在配置させ、また、第2主電極(例えば、エ
ミッタ電極)9の上側に第2主電極(例えば、エミッタ
電極)9や制御電極配線板(例えば、ゲート電極配線
板)10よりも肉厚の補助主電極板18を接合配置し、
補助主電極板18の外部露出面にポスト電極板に圧接さ
せたものである。
【0068】このように、請求項2乃至4に記載の発明
によれば、第2主電極(例えば、エミッタ電極)9を補
助主電極板18上からポスト電極で圧接した際に、補助
主電極板18の厚みによって、制御電極(例えば、ゲー
ト電極)6や制御電極配線板(例えば、ゲート電極配線
板)10がポスト電極に触れ、第2主電極(例えば、エ
ミッタ電極)9と、制御電極(例えば、ゲート電極)6
や制御電極配線板(例えば、ゲート電極配線板)10と
が短絡を起すことがなくなるという効果があり、しか
も、ポスト電極の圧接時に、ポスト電極が制御電極配線
板(例えば、ゲート電極配線板)10の表面を覆ってい
る第2酸化膜11に接触し、第2酸化膜11を絶縁膜を
絶縁破損させることがなくなるという効果もあり、その
上に、既知のこの種のものに比べて、製造工程が増大す
ることがないという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による圧接型高耐圧半導体装置の第1の
実施例の構成を示す断面構成図である。
【図2】図1に図示の圧接型高耐圧半導体装置(IGB
T)における凹部の周辺を製造する際の製造プロセスの
一部を示す説明図である。
【図3】本発明による圧接型高耐圧半導体装置の第2の
実施例の構成を示す断面構成図である。
【図4】図3に図示の圧接型高耐圧半導体装置(IGB
T)における凹部の周辺を製造する際の製造プロセスの
一部を示す説明図である。
【図5】本発明による圧接型高耐圧半導体装置の第3の
実施例の構成を示す断面構成図である。
【図6】本発明による圧接型高耐圧半導体装置(IGB
T)を用いてインバータ装置を構成する場合の一例を示
す回路図である。
【図7】既知の圧接型高耐圧半導体装置の構成の一例を
示す平面図である。
【図8】圧接型高耐圧半導体装置(IGBT)を収納し
た既知の圧接型パッケージの一例を示す断面構成図であ
る。
【図9】図7に図示のC−C’線部分における圧接型高
耐圧半導体装置(IGBT)の断面構造を示す断面図で
ある。
【図10】図7に図示のD−D’線部分における圧接型
高耐圧半導体装置(IGBT)の断面構造を示す断面図
である。
【図11】図7に図示のE−E’線部分における圧接型
高耐圧半導体装置(IGBT)の断面構造を示す断面図
である。
【符号の説明】
1 nドリフト層 2 p高濃度層 3 pウエル層 4 nエミッタ層 5 ゲート酸化膜 6 ゲート電極(制御電極) 7 層間絶縁膜(酸化膜) 8 コレクタ電極(第1主電極) 9 エミッタ電極(第2主電極) 10 ゲート配線板(制御電極配線板) 11 第2酸化膜 12 ポリイミド樹脂膜 13 酸化膜 14 pガードリング領域 15 nチャネルストッパー領域 16 フィールド電極 17 凹部 18 補助エミッタ電極板(補助主電極板) 30 pチャネル層

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1個以上のpn接合部を有する半導体能
    動領域と、この半導体能動領域の一方の表面側に設けら
    れた外部露出面を有する第1主電極と、前記半導体能動
    領域の他方の表面側に設けられた外部露出面を有する第
    2主電極と、前記他方の表面側にそれぞれ設けられ、そ
    れぞれ絶縁層により外部絶縁された制御電極及び前記制
    御電極に導電接続される制御電極配線板と、前記半導体
    能動領域の他方の表面側にあって、前記半導体能動領域
    を囲むように配置された1本以上のガードリングとから
    なり、前記第1、第2主電極の外部露出面にそれぞれポ
    スト電極を圧接するとともに、前記制御電極配線板に導
    電接続された制御電極パッドに端子電極板を圧接し、前
    記第1、第2主電極と対応する前記ポスト電極及び前記
    制御電極パッドと前記端子電極板との間で導電接続を行
    う圧接型高耐圧半導体装置において、前記半導体能動領
    域の他方の表面側の前記第2主電極の未配置部分に凹部
    を形成し、前記制御電極及び前記制御電極配線板を前記
    凹部の底面部分にそれぞれ絶縁配置し、前記第2主電極
    を前記凹部外側に配置するとともに、その一部を前記凹
    部の底面部分まで延在させていることを特徴とする圧接
    型高耐圧半導体装置。
  2. 【請求項2】 1個以上のpn接合部を有する半導体能
    動領域と、この半導体能動領域の一方の表面側に設けら
    れた外部露出面を有する第1主電極と、前記半導体能動
    領域の他方の表面側に設けられた外部露出面を有する第
    2主電極と、前記他方の表面側にそれぞれ設けられ、そ
    れぞれ絶縁層により外部絶縁された制御電極及び前記制
    御電極に導電接続される制御電極配線板と、前記半導体
    能動領域の他方の表面側にあって、前記半導体能動領域
    を囲むように配置された1本以上のガードリングとから
    なり、前記第1、第2主電極の外部露出面にそれぞれポ
    スト電極を圧接するとともに、前記制御電極配線板に導
    電接続された制御電極パッドに端子電極板を圧接し、前
    記第1、第2主電極と対応する前記ポスト電極及び前記
    制御電極パッドと前記端子電極板との間で導電接続を行
    う圧接型高耐圧半導体装置において、前記半導体能動領
    域の他方の表面側の前記第2主電極の未配置部分に前記
    制御電極及び前記制御電極配線板をそれぞれ絶縁配置
    し、前記第2主電極の外部露出面の上側に前記第2主電
    極及び前記制御電極配線板の厚さよりも厚い補助主電極
    板を接合配置し、この補助主電極板の外部露出面に前記
    ポスト電極板に圧接してそれらを導電接続させることを
    特徴とする圧接型高耐圧半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記制御電極及び前記制御電極配線板
    は、前記半導体能動領域の他方の表面側に設けられた凹
    部の底面部分にそれぞれ絶縁配置されていることを特徴
    とする請求項2に記載の圧接型高耐圧半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記制御電極配線板は、前記第2主電極
    と前記補助主電極板との接合部分の一部にまで達する絶
    縁層で外部絶縁されていることを特徴とする請求項2乃
    至3のいずれかに記載の圧接型高耐圧半導体装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017034212A (ja) * 2015-08-06 2017-02-09 株式会社日立製作所 半導体装置、半導体装置の製造方法、および電力変換装置
JP2023138878A (ja) * 2022-03-21 2023-10-03 株式会社東芝 半導体チップ及び半導体装置

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