JPH082311A - 荷台移動傾斜装置 - Google Patents

荷台移動傾斜装置

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JPH082311A
JPH082311A JP13586794A JP13586794A JPH082311A JP H082311 A JPH082311 A JP H082311A JP 13586794 A JP13586794 A JP 13586794A JP 13586794 A JP13586794 A JP 13586794A JP H082311 A JPH082311 A JP H082311A
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Hisamitsu Nakazono
久満 中園
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 荷台1の移動操作のみで、積み降ろし時に荷
台1が後方移動し傾斜して後端が地面に接地する前に支
持脚11を伸ばして接地させ、格納時にには荷台1が前
方の格納位置へ戻った後にのみ支持脚11を屈折して格
納できるようにする。 【構成】 荷台移動用シリンダ4の伸縮で移動傾斜する
荷台1と、屈伸用シリンダ12で屈伸可能な支持フレー
ムの支持脚11を備えた荷台移動式車両Cにおいて、荷
台移動用シリンダ4の前後進作動管路13、14と屈伸
用シリンダ12の屈伸作動管路18、19とを並列に接
続し、屈伸用シリンダ12の伸作動管路19の途中に、
荷台1が格納位置にあるとき屈伸用シリンダ12の伸油
室への作動油の流入流出を許容する連通位置、荷台1が
後方位置にあるとき屈伸用油圧シリンダ12の伸油室へ
の作動油の流入を許容し流出を阻止するチェック位置へ
切換えられる切換弁20を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両等を自力走行又は
ウィンチなどによる牽引移動によって荷台に積み降ろし
する際に、荷台を後方へ移動し傾斜させる荷台移動式車
両の荷台移動傾斜装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、荷台をシャーシフレーム上で前後
に移動し傾斜させて積荷の積み降ろしを容易に行えるよ
うにした荷台移動式車両としては、荷台とシャーシフレ
ームとの間に荷台傾斜用のガイドレールを設け、荷台の
前方下部にステイを設け、このステイの下端にガイドレ
ールに沿って転動するガイドローラを取付け、シャーシ
フレームの後部に荷台を支持しスライドさせる複数の支
持ローラを備えた支持フレームを軸支し、この支持フレ
ームの下部に高さ可変の支持脚を設け、シャシフレーム
と荷台との間に荷台移動用シリンダを設けたものがある
(実開平5−46566号参照)。
【0003】この荷台移動式車両で積荷の積み降ろしを
行う場合には、荷台移動用シリンダを縮小させると、荷
台はシャーシフレームの後部に軸支された支持フレーム
の支持ローラ上を後方へ移動する。このとき、ステイの
下端に取付けられたガイドローラがガイドレールに沿っ
て転動して、支持フレームが支軸を中心として回動し、
荷台は傾斜して後端が地面に接地する。そこで支持脚も
高さを高くして、地面に接地させ支持脚が確実に接地し
た状態で荷の積み降ろしを行う。
【0004】積荷の荷台への積み降ろし作業が終わる
と、荷台移動用シリンダを伸長させる。すると、荷台は
支持フレームの支持ローラ上を前方へ移動する。そこ
で、ステイの下端に取付けられたガイドローラがガイド
レールに沿って転動し荷台は水平状態となってシャーシ
フレーム上に戻る。荷台と共に支持フレームも水平状態
に戻るので、支持脚の高さを低くしてデパーチャアング
ルを小さくした後荷台移動式車両を走行させる。
【0005】この荷台移動式車両は、支持脚の接地性が
良くなるため荷台の安全性が向上し、荷台を軽量化でき
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】荷台移動式車両では、
積荷の積み降ろしを行う場合、荷台が後方へ移動し傾斜
して後端が地面に接地する前に支持脚を高くして地面に
接地させ、積荷の積み降ろしが終了し荷台を格納する場
合には、荷台が前方の格納位置へ戻った後に支持脚の高
さを低くすることが望ましい。特に、荷台を後端の接地
状態から前方へ移動させるとき、支持脚が接地していな
い状態で荷台の後端が地面から離れると、荷台が支軸を
支点とする片持状態となり前輪の浮き上がりを生じやす
いので、支持脚を早期に格納しないよう注意する必要が
ある。
【0007】しかし、荷台の移動と支持脚の高さ調整の
両方の操作を併せて行うのは面倒で、支持脚の高低操作
を適切なタイミングで行うのは困難であり、支持脚の接
地が遅れたり、誤って支持脚を早期に格納してしまうお
それがあった。この発明は、荷台移動式車両における上
記問題を解決するものであって、荷台の移動操作を行う
だけで、積荷の積み降ろしを行う場合に荷台が後方へ移
動し傾斜して後端が地面に接地する前に確実に支持脚を
伸ばして接地させ、荷台を格納する場合には荷台が前方
の格納位置へ戻った後にのみ支持脚を屈折して格納でき
るようにし、荷の積み降ろしの際の荷台の安全性を向上
させることのできる荷台移動傾斜装置を提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、シャーシフレ
ーム上に荷台傾斜用のガイドレールを設け、荷台の前方
下部にステイを設け、このステイの下端にガイドレール
に沿って転動するガイドローラを取付け、シャーシフレ
ームの後部に荷台を支持しスライドさせる複数の支持ロ
ーラを備えた支持フレームを軸支し、この支持フレーム
の下部に屈伸用シリンダで屈伸可能な支持脚を設け、シ
ャシフレームと荷台との間に荷台移動用シリンダを設け
た荷台移動式車両において、荷台移動用シリンダの前後
進作動管路と屈伸用シリンダの屈伸作動管路とを並列に
接続し、屈伸用シリンダの伸作動管路の途中に、荷台が
格納位置にあるとき屈伸用シリンダの伸油室への作動油
の流入流出を許容する連通位置、荷台が後方位置にある
とき屈伸用油圧シリンダの伸油室への作動油の流入を許
容し流出を阻止するチェック位置へ切換えられる切換弁
を設けた荷台移動傾斜装置を構成し上記課題を解決して
いる。
【0009】切換弁には、荷台に設けたストライカーの
衝接により連通位置に切換えられるプッシュ切換弁を用
いることができる。
【0010】
【作用】積荷の積み降ろしを行う場合には、荷台移動用
シリンダを伸長させる。すると、荷台はシャーシフレー
ムの後部に軸支された支持フレームの支持ローラ上を後
方へ移動する。このとき、ステイの下端に取付けられた
ガイドローラがガイドレールに沿って転動して、支持フ
レームが支軸を中心として回動し、荷台は傾斜して後端
が地面に接地する。荷台移動用シリンダの伸長開始と同
時に屈伸用シリンダの伸油室へ作動油が流入を開始す
る。荷台が後方へ移動すると、切換弁がチェック位置へ
切換えられるが、作動油の流入は継続するので、支持脚
は速やかに伸長し、荷台が傾斜して後端が地面に接地す
る前に確実に接地する。
【0011】積荷の荷台への積み降ろし作業が終わる
と、荷台移動用シリンダを縮小させる。すると、荷台は
支持フレームの支持ローラ上を前方へ移動する。そこ
で、ステイの下端に取付けられたガイドローラがガイド
レールに沿って転動し荷台は水平状態となってシャーシ
フレーム上に戻り、荷台と共に支持フレームも水平状態
に戻る。この間切換弁はチェック位置にあり屈伸用油圧
シリンダの伸油室からの作動油の流出は阻止されるの
で、支持脚は伸長状態に保持され接地している。荷台が
前方の格納位置へ戻ると切換弁が連通位置に切換えられ
るので、屈伸用シリンダの伸油室から作動油が流出して
屈伸用シリンダが縮小し、支持脚は屈折して格納され
る。
【0012】
【実施例】図1は、本発明の一実施例である荷台移動式
車両の荷台移動傾斜装置の側面図、図2は荷台移動用シ
リンダと屈伸用シリンダの油圧回路図、図3、及び図4
は切換弁の取付状態の説明図、図5はプッシュ切換弁の
説明図、図6乃至図11は荷台移動傾斜装置の作動説明
図である。
【0013】この実施例において、荷台1とシャーシフ
レーム2との間には、傾斜案内部3aを有する荷台傾斜
用のガイドレール3が設けられており、荷台1の前方下
部にはステイ5が設けられている。このステイ5の下端
にはガイドレール3に沿って転動するガイドローラ6が
取付けられている。シャーシフレーム2の後部には、荷
台1を支持しスライドさせる複数の支持ローラ8を備え
た支持フレーム9が支軸10で回動可能に軸支されてい
る。支持フレーム9の下部には支持脚11が設けられて
いる。この支持脚11は、支持フレーム9に固設された
上部支持脚11Uに下部支持脚11Lが支持脚ピン11
Pで枢着され、支持フレーム9と下部支持脚11Lとの
間には屈伸用シリンダ12が取付けられており、屈伸用
シリンダ12の縮伸により支持脚11が屈伸する。
【0014】シャシフレーム2と荷台1との間には、荷
台移動用シリンダ4が設けられている。荷台移動用シリ
ンダ4の前進側油室4Rと後進側油室4Hとには、前進
作動管路13と後進作動管路14とが電磁切換弁15の
サービスポートB、Aから接続されており、この電磁切
換弁15の供給ポートPと戻りポートRは油圧ポンプ1
6とタンク17に接続されている。
【0015】屈伸用シリンダ12の屈油室12Rと伸油
室12Hとには、屈作動管路18と伸作動管路19と
が、電磁切換弁15のサービスポートB、Aから、荷台
移動用シリンダ4の前進作動管路13と後進作動管路1
4と並列に接続されている。屈伸用シリンダ12の伸作
動管路19の途中には、プッシュ切換弁20が設けられ
ている。このプッシュ切換弁20は、常時弁ばね22に
より作動油が供給ポートP2 からサービスポートA2
流れるのを許容し、サービスポートA2 から供給ポート
2 へ流れるのを阻止するように付勢されているチェッ
ク弁21と、外力により押込まれたときチェック弁21
を弁ばね22に抗して供給ポートP2 とサービスポート
2 が連通する位置に移動させるプッシュロッド23と
を備えていて、支持フレーム9の後端部に取付けられて
いる。荷台1の後端部にはストライカ24が取付けられ
ており、荷台1が格納位置まで前進したときストライカ
24がプッシュロッド23を押込んでプッシュ切換弁2
0を連通位置に切換える。
【0016】従って、荷台1が格納位置にあるときは、
作動油は屈伸用シリンダ12の伸油室12Hへの流入及
び伸油室12Hからの流出が可能であり、荷台1が後方
位置にあるときには、作動油の屈伸用シリンダ12の伸
油室12Hへの流入は可能であるが、伸油室12Hから
の流出は阻止される。荷台移動式車両Cは、走行状態で
は図6に示すように荷台移動用シリンダ4と屈伸用シリ
ンダ12とが縮小して、荷台1はシャーシフレーム2上
に格納され、支持脚11は屈折されている。
【0017】積荷の積み降ろしを行う場合には、荷台移
動式車両Cを停止させて荷台1を後方の作業位置へ呼出
す。まず図7に示すように、電磁切換弁15を呼出側へ
切換えて荷台移動用シリンダ4を伸長させる。すると、
荷台1はシャーシフレーム2の後部に軸支された支持フ
レーム9の支持ローラ8上を後方へ移動する。このと
き、ステイ5の下端に取付けられたガイドローラ6がガ
イドレール3に沿って転動して、支持フレーム9が支軸
10を中心として回動し、荷台1は傾斜して図8のよう
に後端が地面Gに接地する。
【0018】荷台移動用シリンダ4の伸長開始と同時に
屈伸用シリンダ12の伸油室12Hへも作動油が流入を
開始する。荷台1が後方へ移動すると、ストライカ24
がプッシュロッド23から離れ、プッシュ切換弁20が
チェック位置へ切換えられるが、作動油の流入は継続す
る。屈伸用シリンダ12は荷台移動用シリンダ4よりス
トロークがはるかに小さいので、支持脚11は速やかに
伸長し、荷台1が傾斜して後端が地面Gに接地する前に
確実に接地する。
【0019】荷台1の呼出しが終了すると、図9に示す
ように電磁切換弁15を中立位置に戻して荷台1への積
荷の積み降ろし作業が行われる。ここでは積荷として自
動車25が積込まれている。積荷の荷台1への積み降ろ
し作業が終わると、荷台1をシャーシフレーム2上に格
納する。このときは、図10に示すように電磁切換弁1
5を格納側へ切換え、荷台移動用シリンダ4を縮小させ
る。すると、荷台1は支持フレーム9の支持ローラ8上
を前方へ移動する。そこで、ステイ5の下端に取付けら
れたガイドローラ6がガイドレール3に沿って転動し荷
台1は水平状態となってシャーシフレーム2上に戻り、
荷台1と共に支持フレーム9も水平状態に戻る。
【0020】この間、プッシュ切換弁20はチェック位
置にあり屈伸用油圧シリンダ12の伸油室12Hからの
作動油の流出は阻止されるので、支持脚11は伸長状態
に保持され接地している。図11に示すように、荷台1
が前方の格納位置へ戻るとストライカ24がプッシュロ
ッド23に衝接し、プッシュ切換弁20が連通位置に切
換えられるので、屈伸用シリンダ12の伸油室12Hか
ら作動油が流出して屈伸用シリンダ12が縮小し、支持
脚11は屈折して格納される。支持脚11が格納される
と走行可能状態となるので、荷台移動式車両Cを走行さ
せる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の荷台移動
傾斜装置は、荷台移動操作を行うだけで、積荷の積み降
ろしを行う場合に荷台が後方へ移動し傾斜して後端が地
面に接地する前に支持脚を伸ばして確実に接地させ、荷
台を格納する場合には荷台が前方の格納位置へ戻った後
にのみ支持脚を屈折して格納できるようにしているの
で、操作が容易であり、荷の積み降ろしの際の荷台の安
全性を向上させ、荷台を軽量化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の荷台移動傾斜装置の側面図
である。
【図2】荷台移動用シリンダと屈伸用シリンダの油圧回
路図である。
【図3】切換弁の取付状態の説明図である。
【図4】切換弁の取付状態の説明図である。
【図5】プッシュ切換弁の説明図である。
【図6】荷台移動傾斜装置の作動説明図である。
【図7】荷台移動傾斜装置の作動説明図である。
【図8】荷台移動傾斜装置の作動説明図である。
【図9】荷台移動傾斜装置の作動説明図である。
【図10】荷台移動傾斜装置の作動説明図である。
【図11】荷台移動傾斜装置の作動説明図である。
【符号の説明】
1 荷台 2 シャシフレーム 3 ガイドレール 4 荷台移動用シリンダ 5 ステイ 6 ガイドローラ 8 支持ローラ 9 支持フレーム 10 支軸 11 支持脚 12 屈伸用シリンダ 13 前進作動管路 14 後進作動管路 15 電磁切換弁 18 屈作動管路 19 伸作動管路 20 プッシュ切換弁 21 チェック弁 23 プッシュロッド 24 ストライカ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャーシフレーム上に荷台傾斜用のガイ
    ドレールを設け、荷台の前方下部にステイを設け、該ス
    テイの下端にガイドレールに沿って転動するガイドロー
    ラを取付け、前記シャーシフレームの後部に前記荷台を
    支持しスライドさせる複数の支持ローラを備えた支持フ
    レームを軸支し、該支持フレームの下部に屈伸用シリン
    ダで屈伸可能な支持脚を設け、シャシフレームと荷台と
    の間に荷台移動用シリンダを設けた荷台移動式車両にお
    いて、前記荷台移動用シリンダの前後進作動管路と屈伸
    用シリンダの屈伸作動管路とを並列に接続し、屈伸用シ
    リンダの伸作動管路の途中に、荷台が格納位置にあると
    き屈伸用シリンダの伸油室への作動油の流入流出を許容
    する連通位置、荷台が後方位置にあるとき屈伸用油圧シ
    リンダの伸油室への作動油の流入を許容し流出を阻止す
    るチェック位置へ切換えられる切換弁を設けたことを特
    徴とする荷台移動傾斜装置。
  2. 【請求項2】 切換弁が荷台に設けたストライカーの衝
    接により連通位置に切換えられるプッシュ切換弁である
    請求項1記載の荷台移動傾斜装置。
JP13586794A 1994-06-17 1994-06-17 荷台移動傾斜装置 Expired - Lifetime JP3204353B2 (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100775358B1 (ko) * 2006-10-19 2007-11-09 수성특장 주식회사 적재함이 슬라이딩 가능한 덤프트럭
JP2011105214A (ja) * 2009-11-19 2011-06-02 Furukawa Industrial Machinery Systems Co Ltd 貨物自動車用荷台支持脚およびこれを備える貨物自動車
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JP2016084829A (ja) * 2014-10-23 2016-05-19 古河産機システムズ株式会社 荷台昇降装置用油圧シリンダおよびこれを備える荷台昇降装置ならびに貨物自動車

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