JPH08231499A - アゼチジノン化合物の製造方法 - Google Patents

アゼチジノン化合物の製造方法

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JPH08231499A
JPH08231499A JP7064918A JP6491895A JPH08231499A JP H08231499 A JPH08231499 A JP H08231499A JP 7064918 A JP7064918 A JP 7064918A JP 6491895 A JP6491895 A JP 6491895A JP H08231499 A JPH08231499 A JP H08231499A
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宣夫 松井
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 一般式[I] (式中、Rは水素原子、容易に除去できる保護基、アル
コキシカルボニルメチル基など、R1 は保護されていて
もよい水酸基など、R2 は水素原子または置換されてい
てもよいアルキル基、R3 ,R4 は置換されていてもよ
いアルキル基または置換されていてもよいアリール基を
示す。)で表されるアゼチジノン化合物と一般式[II] (式中、R5 は置換されていてもよいアルキル基または
置換されていてもよいアリール基、Xは酸素原子、硫黄
原子またはNR6 (R6 は水素原子、置換されていても
よいアルキル基などを示す。)Mは水素原子または金属
カチオンを示す。)で表される化合物とを塩基の存在下
又は非存在下に反応させる一般式 [III] で表されるアゼチジノン化合物の製造方法。 【効果】 カルバペネム化合物製造の中間体として有用
な化合物が安価な原料を用い、しかも簡便な操作で容易
に得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカルバペネム系化合物の
有用な合成中間体であるアゼチジノン化合物の製造方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】カルバペネム系化合物の合成中間体とし
て一般式[III′]
【化5】 (式中、rは水素原子、容易に除去できる保護基、アル
コキシカルボニルメチル基、またはフェノキシカルボニ
ルメチル基を、r5 は置換基を有してもよいアルキル基
または置換基を有してもよいアリール基を、xは酸素原
子または硫黄原子を、yは水酸基の保護基を示す。)の
製造方法が種々提案されている。その中で例えば、Te
trahedron Letter,Vol.30(1
1),P1345〜1348(1989)に化合物
【化6】 とチオフェノ−ルを塩基の存在下に反応させて化合物
【化7】 を得る方法が記載されている。またカルボン酸誘導体よ
り、N,N’−カルボニルジイミダゾ−ルを反応させ
たのち、求核剤で置換させる方法、例えば、
【化8】 脱水剤(例えばジシクロヘキシルカルボジイミド等)
を用いる方法、例えば、
【化9】 塩基の存在下、ハロゲン化化合物と反応させる方法、
例えば、
【化10】 等(特開昭62−103084、特開平6−10056
4等)が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は抗菌剤として
有用なカルバペネム系化合物の中間体をより安価に安全
に製造する方法を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、高価な試
薬を使うこと無く、安価に、かつ安全な方法について鋭
意検討した結果、本発明を完成するに至った。
【0005】即ち、本発明は一般式[I]
【化11】 (式中、Rは水素原子、容易に除去できる保護基、アル
コキシカルボニルメチル基またはフェノキシカルボニル
メチル基を、R1 は保護されていてもよい水酸基もしく
はハロゲン原子で置換されていてもよいアルキル基を、
2 は水素原子または置換されていてもよいアルキル基
を、R3 ,R4 は同一或いは相異なって置換されていて
もよいアルキル基または置換されていてもよいアリール
基を示す。)で表されるアゼチジノン化合物と一般式
[II]
【0006】
【化12】 (式中、R5 は置換されていてもよいアルキル基または
置換されていてもよいアリール基を、Xは酸素原子、硫
黄原子またはNR6 (R6 は水素原子、置換されていて
もよいアルキル基、置換されていてもよいアリール基を
示す。)を、Mは水素原子または金属カチオンを示
す。)で表される化合物とを塩基の存在下又は非存在下
に反応させることを特徴とする一般式 [III]
【0007】
【化13】 (式中、R,R1 ,R2 ,X,R5 は前記と同じ。)で
表されるアゼチジノン化合物の製造方法に関する。特に
本発明は原料化合物に一般式 [I′]
【0008】
【化14】 (式中、R3 ,R4 は前記と同じ意味を示し、Yは水酸
基の保護基を示す。)で表される光学活性体を用いる
と、その光学活性が維持されるため、光学活性体の製法
として好しい。
【0009】Nの保護基Rは一般にNを保護するために
用いられている保護基が使用できる。その具体例として
は、トリメチルシリル、トリエチルシリル、t−ブチル
ジメチルシリル、トリイソプロピルシリル、ジメチルヘ
キシルシリル、t−ブチルジフェニルシリル、ジメチル
クミルシリル等のトリ置換シリル基、置換されていても
よいベンジル基(置換基としてはニトロ基、低級アルコ
キシ基等が挙げられる。)、低級アルコキシカルボニル
基、ハロゲノ低級アルコキシカルボニル基、置換されて
いてもよいベンジルオキシカルボニル基(置換基として
はニトロ基、低級アルコキシ基等が挙げられる。)、ア
セチル基、ベンゾイル基等のアシル基等が挙げられる。
またRがアルコキシカルボニルメチル基の場合における
アルコキシ基としては炭素数1〜5の低級アルコキシ、
置換していてもよいベンジルオキシ(置換基としてはニ
トロ基、低級アルコキシ基等が挙げられ、これらの置換
位置、置換個数は任意。)等が、フェノキシカルボニル
メチル基の場合、そのフェノキシの置換基としては、低
級アルキル基、低級アルコキシキ基、ハロゲン原子、ニ
トロ基等(その置換位置、置換個数は任意)が挙げら
る。
【0010】R1 における水酸基の保護基及びYとして
は一般に水酸基を保護するのに用いられている保護基が
使用できる。その具体例としては、トリメチルシリル、
トリエチルシリル、t−ブチルジメチルシリル、トリイ
ソプロピルシリル、ジメチルヘキシルシリル、t−ブチ
ルジフェニルシリル、ジメチルクミルシリル等のトリ置
換シリル基、置換されていてもよいベンジル基(置換基
としてはニトロ基、低級アルコキシ基等が挙げられ
る。)、低級アルコキシカルボニル基、ハロゲノ低級ア
ルコキシカルボニル基、置換されていてもよいベンジル
オキシカルボニル基(置換基としてはニトロ基、低級ア
ルコキシ基等が挙げられる。)、アセチル基、ベンゾイ
ル基等のアシル基、トリフェニルメチル基、テトラヒド
ロピラニル基等が例示される。
【0011】R2 のアルキル基としては、メチル、エチ
ル、プロピル、イソプロピル、ブチル等の炭素数1から
6までの低級アルキル基を、またその置換基としては、
低級アルコキシ基、ハロゲン原子等が挙げられる。
【0012】R3 ,R4 のアルキル基としては、メチ
ル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシル、
ヘプチル、オクチル等の炭素数が1から20個の直鎖、
分岐鎖状或いは環状アルキル基を、またその置換基とし
ては、フェニル基、低級アルコキシ基、ハロゲン原子等
が挙げられる。
【0013】R3 ,R4 のアリール基としては、フェニ
ル基、ナフチル基、アントラセニル基等が挙げられる。
またその置換基としては、例えばフッ素、塩素、臭素等
のハロゲン原子、メチル、エチル、プロピル、イソプロ
ピル、ブチル、イソブチル、s−ブチル、t−ブチル等
の低級アルキル基、メトキシ、エトキシ、プロポキシ等
の低級アルコキシ基、フェニル基、アルキルチオ基、置
換アミノ基、ニトロ基、シアノ基等が例示される。
【0014】R5 のアルキル基としては、メチル、エチ
ル、プロピル、イソプロピル、ブチル等の炭素数1から
6までの直鎖、分岐または環状の低級アルキル基(置換
基としては、低級アルコキシ基、ハロゲン原子等が挙げ
られる。)、ベンジル基(置換基としてはニトロ基、低
級アルコキシ基等が挙げられる。)が、また、アリール
基としてはベンゼン、ナフタレン、アントラセン、ピリ
ジン等(置換基としてはクロル、ブロム等のハロゲン原
子、低級アルキル基、低級アルコキシ基、ニトロ基等が
挙げられる。)が挙げられる。
【0015】塩基としては例えばジイソプロピルエチル
アミン、ジイソプロピルメチルアミン、トリエチルアミ
ン等のアルキルアミン類、N,N−ジメチルアニリン等
のジアルキルアニリン類、1−エチルピペリジン、 4−
メチルモルホリン、1−エチルピロリジン、1、4−ジ
アザビシクロ〔2、2、2〕オクタン、1、8−ジアザ
ビシクロ〔5、4、0〕−7−ウンデセン等の複素環状
のアミン類もしくはN,N,N’,N’−テトラメチル
エチレンジアミン等のジアミン類等の第3級アミン、
α、βまたはγ−ピコリン、1、2−、2、4−、2、
5−、2、6−、3、4−、3、5−ルチジン、2、
4、6−コリジン等のアルキルピリジン、ジメチルアミ
ノピリジンのようなジアルキルピリジン、キノリンのよ
うな縮合複素環化されたピリジン等のピリジン類等の有
機系塩基、水素化ナトリウム、カリウム−t−ブトキシ
ド、ナトリウム−t−ブトキシド、ナトリウムメトキシ
ド、ナトリウムエトキシド、水酸化ナトリウム、水酸化
カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等の無機系塩
基が挙げられる。
【0016】使用される溶媒としては、塩化メチレン、
クロロホルム等の塩素系溶媒、クロルベンゼン、トルエ
ン等の芳香族系溶媒、酢酸エチル、酢酸ブチル等のエス
テル系溶媒、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイ
ソブチルケトン等のケトン系溶媒、エ−テル、テトラヒ
ドロフラン等のエ−テル系溶媒、メタノール、エタノー
ル、イソプロパノール、t−ブタノール等のアルコール
系溶媒、アセトニトリル、プロピオニトリル等のニトリ
ル系溶媒、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミ
ド等の極性溶媒等あるいはそれらの混合溶媒等が挙げら
れるが、一般式[II] で表される化合物 (Mが水素)を
溶媒と兼用して用いてもよい。反応温度は、出発原料等
に応じて変えることが出来るが、通常−30〜100℃
もしくは溶媒の沸点温度が使用される。反応時間は、反
応条件(温度、モル比)によっても異なるが、通常1〜
30時間程度で完了する。
【0017】一般式[II]で表される化合物は、一般式
[I]で表されるアゼチジノン誘導体1モルに対し1〜
4モルを、また塩基を使用する場合はその塩基の使用量
は0.01〜4モルが適宜使用される。
【0018】反応終了後は通常の後処理を行うことによ
り、目的物を得ることが出来る。
【0019】尚、一般式[I]で表される原料化合物は
例えば下式により製造することができる。
【化15】 (式中、R,R1 ,R2 ,R3 及びR4 は前記と同じ意
味を示し、Zは脱離基を、Gは金属原子を、nはGの原
子価を示す。)
【0020】一般式[I]で表される化合物の製造にお
いて、反応は塩化メチレン、クロロホルム等の塩素系溶
媒、クロルベンゼン、トルエン等の芳香族系溶媒、アセ
トニトリル、プロピオニトリル等の極性溶媒等あるいは
それらの混合溶媒等の有機溶媒中、一般式[A]で表さ
れるジチオカーバメート化合物と一般式[B]で表され
る金属化合物(例えば四塩化チタン、四塩化ジルコニウ
ム等)及びアミン、アニリンまたはピリジン類等(例え
ばジイソプロピルアミン、N−メチルアニリン、2、
2、6、6−テトラメチルピペリジン、ジイソプロピル
エチルアミン、トリエチルアミン、1−エチルピペリジ
ン、1、8−ジアザビシクロ〔5、4、0〕−7−ウン
デセン、ピコリン、ルチジン等)でエノレ−トとを生成
させ、このエノレ−トと一般式[C]で表されるアゼチ
ジノン誘導体とを反応させる。本反応はエノレ−トの生
成及びエノレ−トとアゼチジノン誘導体との反応とも−
50℃〜100℃、とりわけ−20℃〜50℃で行うの
が好ましい。
【0021】一般式[A]で表されるジチオカーバメー
ト化合物、一般式[B]で表される金属化合物及び塩基
の使用量は、一般式[C]で表されるアゼチジノン誘導
体1モルに対し、それぞれ1〜4モルが適当である。
【0022】
【実施例】次に実施例を挙げ本発明をさらに詳細に説明
する。 実施例1 (3S,4S)−3−[(1R)−1−t−ブチルジメ
チルシリロキシエチル]−4− [ (1R)−1−フェニ
ルチオカルボニルエチル] −2−アゼチジノン
【化23】 エチル N−ベンジル−N−{(2R)−2−〔(3
S,4R)−3−[(1R)−1−t−ブチルジメチル
シリロキシエチル]−2−オキソアゼチジン−4−イ
ル〕プロピオニル}ジチオカーバメート2.47gをア
セトニトリル15mlに懸濁し、室温でチオフェノール
0.61gを加えた。次いでトリエチルアミン0.05
gを加え、同温度で4時間反応した。反応終了後、溶媒
を減圧留去し残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ーにより精製して(3S,4S)−3−[(1R)−1
−t−ブチルジメチルシリロキシエチル]−4− [ (1
R)−1−フェニルチオカルボニルエチル] −2−アゼ
チジノン1.65gを得た。 m.p. 90〜91℃ NMR(CDCl3:δppm) : 0.07(6H,s), 0.87(9H,s), 1.1
8(3H,d), 1.31(3H,d),2.98(1H,m), 3.04(1H,dd), 3.90
(1H, dd), 4.20(1H,m), 6.48(1H,s), 7.4(5H,m)
【0024】実施例2 (3S,4S)−3−[(1R)−1−t−ブチルジメ
チルシリロキシエチル]−4− [ (1R)−1−p−ク
ロロフェニルチオカルボニルエチル] −2−アゼチジノ
【化17】 メチル N−イソブチル−N−{(2R)−2−〔(3
S,4R)−3−[(1R)−1−t−ブチルジメチル
シリロキシエチル]−2−オキソアゼチジン−4−イ
ル〕プロピオニル}ジチオカーバメート0.52gをア
セトニトリル5mlに溶解し、室温でp−クロロチオフ
ェノール0.209gを加えた。次いでトリエチルアミ
ン0.016gを加え、45℃で3時間反応した。反応
終了後、溶媒を減圧留去し残渣をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィーにより精製して(3S,4S)−3−
[(1R)−1−t−ブチルジメチルシリロキシエチ
ル]−4− [ (1R)−1−p−クロロフェニルチオカ
ルボニルエチル] −2−アゼチジノン0.43gを得
た。 NMR(CDCl3:δppm) : 0.07(6H,s), 0.87(9H,s), 1.1
8(3H,d), 1.32(3H,d),2.98(1H,m), 3.03(1H,dd), 3.93
(1H, dd), 4.20(1H,m), 6.20(1H,s), 7.4(4H,q)
【0025】実施例3 (3S,4S)−3−[(1R)−1−t−ブチルジメ
チルシリロキシエチル]−4− [ (1R)−1−ベンジ
ルオキシカルボニルエチル] −2−アゼチジノン
【化18】 ベンジルアルコール0.26gをテトラヒドロフラン
(THF)に4mlに溶解し、0℃にて水素化ナトリウ
ム(60%)を徐々に添加した。0.5時間攪拌後、エ
チル N−ベンジル−N−{(2R)−2−〔(3S,
4R)−3−[(1R)−1−t−ブチルジメチルシリ
ロキシエチル]−2−オキソアゼチジン−4−イル〕プ
ロピオニル}ジチオカーバメート0.99gを0〜5℃
で徐々に添加した。同温度で1時間反応したのち、反応
混合物を水にあけ酢酸エチルで抽出した。有機層を水洗
し無水硫酸マグネシウムで乾燥したのち溶媒を留去し
た。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ−で精製
して(3S,4S)−3−[(1R)−1−t−ブチル
ジメチルシリロキシエチル]−4− [ (1R)−1−ベ
ンジルオキシカルボニルエチル] −2−アゼチジノン
0.54gを得た。 NMR(CDCl3:δppm) : 0.06(6H,s), 0.86(9H,s), 1.1
3(3H,d), 1.24(3H,d),2.75(1H,m), 2.97(1H,dd), 3.89
(1H, dd), 4.17(1H,m), 5.12(2H,s), 6.30(1H,s), 7.34
(5H,s)
【0026】実施例4 (3S,4S)−3−[(1R)−1−t−ブチルジメ
チルシリロキシエチル]−4− [ (1R)−1−メトキ
シカルボニルエチル] −2−アゼチジノン
【化19】 エチル N−ベンジル−N−{(2R)−2−〔(3
S,4R)−3−[(1R)−1−t−ブチルジメチル
シリロキシエチル]−2−オキソアゼチジン−4−イ
ル〕プロピオニル}ジチオカーバメート0.99gをメ
タノール10mlに溶解し、−5℃に冷却し25%ナト
リウムメトキシド0.2gを加えた。0℃にて5時間反
応した後、反応混合物を氷水にあけ酢酸エチルで抽出し
た。有機層を水洗し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、
溶媒を減圧留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマト
グラフィ−で精製して(3S,4S)−3−[(1R)
−1−t−ブチルジメチルシリロキシエチル]−4−
[ (1R)−1−メトキシカルボニルエチル] −2−ア
ゼチジノン0.48gを得た。 NMR(CDCl3:δppm) : 0.07(6H,s), 0.87(9H,s), 1.1
6(3H,d), 1.23(3H,d),2.67(1H,m), 2.99(1H,dd), 3.70
(3H,s), 3.87(1H, dd), 4.20(1H,m), 6.19(1H,s)
【0027】実施例5 (3S,4R)−3−[(1R)−1−t−ブチルジメ
チルシリロキシエチル]−4− [ (1R)−1−ベンジ
ルカルバモイルエチル] −2−アゼチジノン
【化20】 エチル N−ベンジル−N−{(2R)−2−〔(3
S,4R)−3−[(1R)−1−t−ブチルジメチル
シリロキシエチル]−2−オキソアゼチジン−4−イ
ル〕プロピオニル}ジチオカーバメート1.00gをア
セトニトリル5mlに溶解し、室温でベンジルアミン
0.43gを加えた。同温度で1時間反応した後、反応
混合物にn−ヘキサン10mlを加え結晶を濾取し、酢
酸エチル/n−ヘキサン(1/1)で洗浄後乾燥して
(3S,4R)−3−[(1R)−1−t−ブチルジメ
チルシリロキシエチル]−4− [ (1R)−1−ベンジ
ルカルバモイルエチル] −2−アゼチジノン0.62g
を得た。 m.p.163〜164℃ NMR(CDCl3:δppm) : 0.06(6H,s), 0.87(9H,s), 1.1
1(3H,d), 1.18(3H,d),2.55(1H,m), 2.96(1H,br), 3.78
(1H,dd), 4.13(1H,m), 4.36(2H,m), 6.76(1H,s), 7.28
(5H,m), 7.50(1H,t)
【0028】実施例6 (3S,4R)−3−[(1R)−1−t−ブチルジメ
チルシリロキシエチル]−4− [ (1R)−1−イソプ
ロピルカルバモイルエチル] −2−アゼチジノン
【化21】 エチル N−ベンジル−N−{(2R)−2−〔(3
S,4R)−3−[(1R)−1−t−ブチルジメチル
シリロキシエチル]−2−オキソアゼチジン−4−イ
ル〕プロピオニル}ジチオカーバメート1.00gをア
セトニトリル5mlに溶解し、室温でイソプロピルアミ
ン0.24gを加えた。同温度で1時間反応した後、反
応混合物を冷水に開け酢酸エチルで抽出した。有機層を
水洗後、無水硫酸マグネシウムで乾燥して溶媒を減圧留
去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに
より生成して(3S,4R)−3−[(1R)−1−t
−ブチルジメチルシリロキシエチル]−4− [ (1R)
−1−イソプロピルカルバモイルエチル] −2−アゼチ
ジノン0.61gを得た。 NMR(CDCl3:δppm) : 0.06(6H,s), 0.87(9H,s), 1.1
〜1.2(12H, m), 2.39(1H,m), 2.95(1H,br), 3.82(1H,d
d), 4.06(1H,m), 4.15(1H,m), 5.97(1H,d), 6.47(1H,s)
【0029】実施例7 (3S,4R)−3−[(1R)−1−t−ブチルジメ
チルシリロキシエチル]−4− [ (1R)−1−カルバ
モイルエチル] −2−アゼチジノン
【化22】 エチル N−ベンジル−N−{(2R)−2−〔(3
S,4R)−3−[(1R)−1−t−ブチルジメチル
シリロキシエチル]−2−オキソアゼチジン−4−イ
ル〕プロピオニル}ジチオカーバメート1.00gをメ
タノール20mlに溶解し、室温で28%アンモニア水
0.5gを加えた。同温度で2時間反応した後、反応混
合物を冷水に開け酢酸エチルで抽出した。有機層を水洗
後、無水硫酸マグネシウムで乾燥して溶媒を減圧留去し
た。残渣にn−ヘキサンを加え、析出した結晶を濾取
し、酢酸エチル/n−ヘキサン(1/1)で洗浄後乾燥
して(3S,4R)−3−[(1R)−1−t−ブチル
ジメチルシリロキシエチル]−4− [ (1R)−1−カ
ルバモイルエチル] −2−アゼチジノン0.45gを得
た。 NMR(CDCl3:δppm) : 0.06(6H,s), 0.87(9H,s), 1.1
9(6H, dd), 2.55(1H,m), 3.01(1H,br), 3.76(1H,dd),
4.18(1H,m), 6.03(1H,s), 6.87(1H,s), 7.03(1H,s)
【0030】参考例1 メチル N−{(2R)−2−〔(3S,4R)−3−
[(1R)−1−t−ブチルジメチルシリロキシエチ
ル]−2−オキソアゼチジン−4−イル〕プロピオニ
ル}−N−イソプロピルジチオカーバメート
【化23】メチル N−イソプロピル−N−プロピオニ
ルジチオカーバメート0.41gの塩化メチレン4ml
の溶液に四塩化チタン0.38gの塩化メチレン2ml
の溶液を−10℃にて滴下した。次に同温度で、ジイソ
プロピルエチルアミン0.26gの塩化メチレン1ml
の溶液を滴下したのち、温度を室温まであげ、(3R,
4R)−4−アセトキシ−3−〔(1R)−1−t−ブ
チルジメチルシリロキシエチル〕アゼチジン−2−オン
0.29gを加えた。反応混合物を20〜25℃で4時
間攪拌したのち、冷水にあけ、塩化メチレン層を水洗し
た。塩化メチレン層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、
塩化メチレンを留去した。残渣をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィーにより精製して橙色結晶0.23gを得
た。1H NMR(CDCl3) δ(ppm); 0.00(6H,s), 0.81(9H,s),
1.10(3H,d), 1.16(3H,d),1.27(6H,dd), 2.64(3H,s),
2.96(1H,br), 2.98(1H,m), 3.85(1H,m), 4.11(1H,m),
4.64(1H,m), 6.19(1H,br)
【0031】参考例2 エチル N−ベンジル−N−{(R)−2−〔(3S,
4R)−3−[(R)−1−t−ブチルジメチルシリロ
キシエチル]−2−オキソアゼチジン−4−イル〕プロ
ピオニル}ジチオカーバメート
【化24】 エチル N−ベンジル−N−プロピオニルジチオカーバ
メート14.8gの塩化メチレン100mlの溶液に四
塩化チタン11.0gの塩化メチレン10mlの溶液を
−8℃にて滴下した。次に同温度で、ジイソプロピルエ
チルアミン7.6gを滴下したのち、温度を室温に戻し
(3R,4R)−4−アセトキシ−3−〔(1R)−1
−t−ブチルジメチルシリロキシエチル〕アゼチジン−
2−オン8.14gを加えた。反応混合物を室温で3時
間攪拌したのち、冷水にあけ、塩化メチレン層を水洗し
た。塩化メチレン層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、
塩化メチレンを留去した。残渣にn−ヘプタンを加え析
出した結晶を濾取し、酢酸エチル−n−ヘプタンより再
結晶して淡橙色結晶8.0gを得た。母液を濃縮し、残
渣をシリカゲルクロマトグラフィーにより精製してさら
に2.9gを得た。 m.p.100.5〜103℃
【0032】参考例3 メチル N−{(2R)−2−〔(3S,4R)−3−
[(1R)−1−t−ブチルジメチルシリロキシエチ
ル]−2−オキソアゼチジン−4−イル〕プロピオニ
ル}−N−イソブチルジチオカーバメート
【化25】 メチル N−イソブチル−N−プロピオニルジチオカー
バメート10.1gの塩化メチレン100mlの溶液に
四塩化チタン8.7gの塩化メチレン10mlの溶液を
−8℃にて滴下した。次に同温度で、ジイソプロピルエ
チルアミン5.9gを滴下したのち、温度を室温に戻し
(3R,4R)−4−アセトキシ−3−〔(1R)−1
−t−ブチルジメチルシリロキシエチル〕アゼチジン−
2−オン5.75gを加えた。反応混合物を室温で3時
間攪拌したのち、冷水にあけ、塩化メチレン層を水洗し
た。塩化メチレン層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、
塩化メチレンを留去した。残渣にn−ヘプタンを加え析
出した結晶を濾取し、酢酸エチル−n−ヘプタンより再
結晶して淡橙色結晶4.1gを得た。母液を濃縮し、残
渣をシリカゲルクロマトグラフィーにより精製してさら
に4.1gを得た。 m.p.106〜107.5℃
【0033】
【発明の効果】本発明により製造される化合物は、抗菌
活性を有するカルバペネム化合物製造の中間体として有
用である。また、本発明化合物の製造は安価な原料でし
かも取扱い、操作が容易であることから、工業的製法と
して有利である。
【化16】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式[I] 【化1】 (式中、Rは水素原子、容易に除去できる保護基、アル
    コキシカルボニルメチル基またはフェノキシカルボニル
    メチル基を、R1 は保護されていてもよい水酸基もしく
    はハロゲン原子で置換されていてもよいアルキル基を、
    2 は水素原子または置換されていてもよいアルキル基
    を、R3 ,R4 は同一或いは相異なって置換されていて
    もよいアルキル基または置換されていてもよいアリール
    基を示す。)で表されるアゼチジノン化合物と一般式
    [II] 【化2】 (式中、R5 は置換されていてもよいアルキル基または
    置換されていてもよいアリール基を、Xは酸素原子、硫
    黄原子またはNR6 (R6 は水素原子、置換されていて
    もよいアルキル基、置換されていてもよいアリール基を
    示す。)を、Mは水素原子または金属カチオンを示
    す。)で表される化合物とを塩基の存在下又は非存在下
    に反応させることを特徴とする一般式 [III] 【化3】 (式中、R,R1 ,R2 ,X,R5 は前記と同じ。)で
    表されるアゼチジノン化合物の製造方法。
  2. 【請求項2】 一般式[I]の化合物が 【化4】 (式中、Yは水酸基の保護基を、R3 ,R4 は同一或い
    は相異なって置換されていてもよいアルキル基または置
    換されていてもよいアリール基を示す。)である請求項
    1に記載の製造方法
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