JPH0931054A - アゼチジノン化合物及びその製造方法 - Google Patents

アゼチジノン化合物及びその製造方法

Info

Publication number
JPH0931054A
JPH0931054A JP7202915A JP20291595A JPH0931054A JP H0931054 A JPH0931054 A JP H0931054A JP 7202915 A JP7202915 A JP 7202915A JP 20291595 A JP20291595 A JP 20291595A JP H0931054 A JPH0931054 A JP H0931054A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compound
formula
group
magnesium
reaction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7202915A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuo Matsui
宣夫 松井
Yoshihiro Nakajima
良洋 中嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Soda Co Ltd
Original Assignee
Nippon Soda Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Soda Co Ltd filed Critical Nippon Soda Co Ltd
Priority to JP7202915A priority Critical patent/JPH0931054A/ja
Publication of JPH0931054A publication Critical patent/JPH0931054A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/55Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups

Abstract

(57)【要約】 【構成】 式[I] 【化1】 (式中、R1 は保護されていてもよい水酸基もしくはハ
ロゲン原子で置換されていてもよい低級アルキル基を、
2 は水素原子、容易に除去できるアミノ保護基を、R
3 は置換されていてもよい低級アルキル基を、Xはハロ
ゲン原子を示す。)で表されるアゼチジノン化合物及び
その製造方法。 【効果】 本発明化合物を用いることにより、高価でか
つ吸湿等により分解しやすいN,N′−カルボニルジイ
ミダゾール、あるいはカルボン酸活性化剤と反応したの
ちイミダゾールと反応させて得られるイミダゾリド化合
物を用いること無く、有用なカルバペネム化合物の中間
体をより安価に製造できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はカルバペネム系化合
物の有用な合成中間体であるアゼチジノン化合物の製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】カルバペネム系化合物の合成中間体とし
て有用である式[IV]
【化8】 (式中、R1 は保護されていてもよい水酸基もしくはハ
ロゲン原子で置換されていてもよい低級アルキル基を、
2 は水素原子、容易に除去できるアミノ保護基、R3
は置換されていてもよい低級アルキル基を、R4 はカル
ボキシ保護基を示す。)で表されるβ−ケトエステル体
が特開昭64−34957に記載されており、その製造
方法として、式[V]
【化9】 (式中、R1 、R2 及びR3 は前記と同じ意味を示
す。)で表される1−イミダゾリル化合物を経由する方
法が示されている。
【0003】しかしながら、式[V]で表される1−イ
ミダゾリル化合物を経由する方法は、一旦1−イミダゾ
リル化合物に変換したのちマグネシウムマロネート化合
物と反応しているため、反応後イミダゾールがすべて副
生等により廃水中に混入し、この副生イミダゾールを廃
水から回収することは困難であり、そのため廃水処理負
荷が増大し、経済的にもまた工業的製法として必ずしも
満足な方法とは言えない。式[V]のイミダゾリル基の
かわりにハロゲン原子の化合物も活性アシル化合物の一
つとして例示されているが、具体的な製造方法、あるい
は該ハロゲン化物を使用した式[IV]で表される化合物
の製造方法は全く記載されていない。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる問題点を
解決し抗菌剤として有用なカルバペネム系化合物の中間
体をより安価に製造する方法を提供するため鋭意検討し
た結果、酸ハロゲン化合物を容易に製造でき、更にこの
酸ハロゲン化合物より直接マグネシウムマロネート化合
物と反応させ、カルバペネム系化合物の中間体としてよ
り重要なβ−ケトエステル体を製造する方法を見いだ
し、本発明を完成するに至った。
【0005】即ち、本発明は式[I]
【化10】 (式中、R1 は保護されていてもよい水酸基もしくはハ
ロゲン原子で置換されていてもよい低級アルキル基を、
2 は水素原子、容易に除去できるアミノ保護基を、R
3 は置換されていてもよい低級アルキル基を、Xはハロ
ゲン原子を示す。)で表されるアゼチジノン化合物、そ
の製造方法およびその利用法に関する。
【0006】
【発明の実施の形態】本明細書において“低級アルキル
基”とは炭素原子数1〜7個で直鎖状又は分岐鎖状いず
れでもよく、例えばメチル、エチル、プロピル、イソプ
ロピル、n−ブチル、イソブチル、sec−ブチル、t
ert−ブチル、n−ペンチル、イソペンチル、n−ヘ
キシル、n−ヘプチル基等である。R1 における水酸基
の保護基R5 としては一般に水酸基を保護するのに用い
られている保護基が使用できる。その具体例としては、
トリメチルシリル、トリエチルシリル、t−ブチルジメ
チルシリル、トリイソプロピルシリル、ジメチルヘキシ
ルシリル、t−ブチルジフェニルシリル、ジメチルクミ
ルシリル等のトリ置換シリル基、置換されていてもよい
ベンジル基(置換基としてはニトロ基、低級アルコキシ
基等が挙げられる。)、低級アルコキシカルボニル基、
ハロゲノ低級アルコキシカルボニル基、置換されていて
もよいベンジルオキシカルボニル基(置換基としてはニ
トロ基、低級アルコキシ基等が挙げられる。)、アセチ
ル基、ベンゾイル基等のアシル基、トリフェニルメチル
基、テトラヒドロピラニル基、その他通常使用される水
酸基の保護基が挙げられる。
【0007】Nの保護基R2 は一般にNを保護するため
に用いられている保護基が使用できる。その具体例とし
ては、トリメチルシリル、トリエチルシリル、t−ブチ
ルジメチルシリル、トリイソプロピルシリル、ジメチル
ヘキシルシリル、t−ブチルジフェニルシリル、ジメチ
ルクミルシリル等のトリ置換シリル基、置換されていて
もよいベンジル基(置換基としてはニトロ基、低級アル
コキシ基等が挙げられる。)、低級アルコキシカルボニ
ル基、ハロゲノ低級アルコキシカルボニル基、置換され
ていてもよいベンジルオキシカルボニル基(置換基とし
てはニトロ基、低級アルコキシ基等が挙げられる。)、
アセチル基、ベンゾイル基等のアシル基等が挙げられ
る。
【0008】R3 のアルキル基の置換基としては、低級
アルコキシ基、ハロゲン原子等が挙げられる。
【0009】R4 のカルボキシ保護基としては、低級ア
ルキル基、アルケニル基、アルキニル基、ベンジル基等
が挙げられ、これらは置換基を有していてもよい。置換
基としては、例えば低級アルコキシル基、ハロゲン原
子、ニトロ基等が挙げられる。
【0010】本発明を更に詳細に説明するが、理解しや
すくするため、反応をハロゲン化剤と反応させ酸ハライ
ドを合成する工程(以後前工程と呼称する)と生成した
酸ハライドとマロン酸ハーフエステルとを反応させる工
程(以後後工程と呼称する)とに分けて本発明を説明す
る。
【0011】前工程は、式[I]の化合物とハロゲン化
剤とを脱酸剤もしくは触媒の存在下に反応させ酸ハライ
ドを合成する工程である。
【0012】本工程で使用される溶媒としては、反応試
薬等に不活性なものであれば特に限定されないが、例え
ば塩化メチレン、クロロホルム等の塩素系溶媒、クロル
ベンゼン、トルエン等の芳香族系溶媒、酢酸エチル、酢
酸イソプロピル、酢酸ブチル等のエステル系溶媒、アセ
トン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン等
のケトン系溶媒、エーテル、テトラヒドロフラン等のエ
ーテル系溶媒、アセトニトリル、プロピオニトリル等の
ニトリル系溶媒等あるいはそれらの混合溶媒等が挙げら
れる。
【0013】ハロゲン化剤としては、ホスゲン、塩化チ
オニル、塩化オキザリル、五塩化燐、トリフェニルホス
フィン/四塩化炭素等が挙げられるが、好適にはホスゲ
ンが使用される。ハロゲン化剤の使用量は式[II]の化
合物に対し0.7〜3倍モル、好ましくは0.9〜2倍
モルが適当である。
【0014】本工程において脱酸剤を用いる場合、その
脱酸剤としては、例えばジイソプロピルエチルアミン、
ジイソプロピルメチルアミン、トリエチルアミン等のト
リアルキルアミン類、N,N−ジメチルアニリン等のジ
アルキルアニリン類、1−エチルピペリジン、4−メチ
ルモルホリン、1−エチルピロリジン、1,4−ジアザ
ビシクロ〔2,2,2〕オクタン、1,8−ジアザビシ
クロ〔5,4,0〕−7−ウンデセン等の複素環状のア
ミン類もしくはN,N,N′,N′−テトラメチルエチ
レンジアミン等のジアミン類等の第3級アミン、α,β
またはγ−ピコリン、1,2−、2,4−、2,5−、
2,6−、3,4−、3,5−ルチジン、2,4,6−
コリジン等のアルキルピリジン、ジメチルアミノピリジ
ンのようなジアルキルピリジン、キノリンのような縮合
複素環化されたピリジン等のピリジン類等が挙げられ
る。脱酸剤の使用量は式[II]の化合物に対し、0.5
〜5倍モル、好ましくは0.8〜3倍モルが適当であ
る。また、脱酸剤を用いずにジメチルホルムアミド(D
MF)等を触媒として反応させる場合、その使用量は式
[II]の化合物に対し、0.001〜1.0倍モル、好
ましくは0.05〜0.5倍モルである。
【0015】反応温度は−50℃〜溶媒の沸点、好まし
くは−20〜40℃で行われる。
【0016】反応時間は反応温度、溶媒の種類、量等の
反応条件、反応スケールによっても異なるが、通常5分
〜5時間程度の範囲である。
【0017】なお、本反応を実施するにあたり必ずしも
必須ではないが使用される溶媒は無水であることが好ま
しい。
【0018】本工程で得られる酸ハライドは反応終了
後、通常単離せずに反応液のまま次の後工程に用いられ
るが、脱酸剤を濾過等により除去・溶媒留去、或いは反
応液を濃縮し、得られた結晶をそのまま、または必要に
応じ再結晶、溶媒洗浄等により精製して用いることがで
きる。
【0019】後工程は前工程で得られた酸ハライドをマ
ロン酸ハーフエステルとマグネシウム化合物及び必要に
応じて塩基を用いて調製したマグネシウムマロネートと
を反応させる工程である。
【0020】本工程で使用される溶媒としては、反応試
薬等に不活性なものであれば特に限定されないが、例え
ば塩化メチレン、クロロホルム等の塩素系溶媒、クロル
ベンゼン、トルエン等の芳香族系溶媒、酢酸エチル、酢
酸イソプロピル、酢酸ブチル等のエステル系溶媒、アセ
トン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン等
のケトン系溶媒、エーテル、テトラヒドロフラン等のエ
ーテル系溶媒、アセトニトリル、プロピオニトリル等の
ニトリル系溶媒、DMF等あるいはそれらの混合溶媒等
が挙げられる。
【0021】化合物 [III]の使用量は化合物[I]に対
し0.8〜5倍モルである。
【0022】マグネシウム化合物としては、塩化マグネ
シウム、臭化マグネシウム等の無水ハロゲン化マグネシ
ウム、マグネシウムメトキシド、マグネシウムエトキシ
ド等のマグネシウムアルコキシド、イソプロピルマグネ
シウムブロミド、t−ブチルマグネシウムクロリド等の
グリニャール試薬等が挙げられ、その使用量は化合物
[I]に対して0.5〜4倍モルである。
【0023】塩化マグネシウム、臭化マグネシウム等の
無水ハロゲン化マグネシウムを使用する場合、脱酸剤と
して例えばジイソプロピルエチルアミン、ジイソプロピ
ルメチルアミン、トリエチルアミン等のトリアルキルア
ミン類、1−エチルピペリジン、4−メチルモルホリ
ン、1−エチルピロリジン、1,4−ジアザビシクロ
〔2,2,2〕オクタン、1,8−ジアザビシクロ
〔5,4,0〕−7−ウンデセン等の複素環状のアミン
類もしくはN,N,N′,N′−テトラメチルエチレン
ジアミン等のジアミン類等の第3級アミン、α,βまた
はγ−ピコリン、1,2−、2,4−、2,5−、2,
6−、3,4−、3,5−ルチジン、2,4,6−コリ
ジン等のアルキルピリジン、ジメチルアミノピリジンの
ようなジアルキルアミノピリジン、キノリンのような縮
合複素環化されたピリジン等のピリジン類等が挙げられ
る。脱酸剤の使用量は式[I]の化合物に対し、1.0
〜5倍モルである。
【0024】反応は通常あらかじめマロン酸ハーフエス
テルとマグネシウム化合物からマグネシウムマロネート
を調製しておき、この溶液に前工程で合成した酸ハライ
ドを加える方法により行われる。マグネシウムマロネー
トの調製において、その時の反応温度は使用するマグネ
シウム化合物により異なるが、−50℃〜60℃の範囲
で行われる。また、マグネシウムアルコキシドを用いた
場合、副生するアルコール類は留去しておくことが好ま
しい。
【0025】酸ハライドとマグネシウムマロネートとの
反応温度は−20℃〜溶媒の沸点、好ましくは−20〜
50℃である。反応時間は反応条件(モル比、温度等)
によっても異なるが通常0.5〜20時間程度である。
反応終了後は通常の後処理を行うことにより目的物を得
ることができる。
【0026】
【実施例】次に実施例を挙げ本発明をさらに詳細に説明
する。 実施例1 (3S,4S)−3−[(1R)−1−t−ブチルジメ
チルシリルオキシエチル]−4−[(1R)−1−クロ
ロホルミルエチル]アゼチジン−2−オンの製造
【化11】 (3S,4S)−3−[(1R)−1−t−ブチルジメ
チルシリルオキシエチル]−4−[(1R)−1−カル
ボキシエチル]アゼチジン−2−オン6.03g、DM
F0.2gとテトラヒドロフラン100mlの混合物に
3〜5℃にてホスゲン2.2gを15分で吹き込んだ。
同温度で50分熟成し、高速液体クロマトグラフィーで
分析したところ目的物6.27gを含有していた。な
お、分析は別途合成したベンジルアミド体
【化12】 ((3S,4S)−3−[(1R)−1−t−ブチルジ
メチルシリルオキシエチル]−4−[(1R)−1−カ
ルボキシエチル]アゼチジン−2−オンとN,N′−カ
ルボニルジイミダゾールと反応させたのち、ベンジルア
ミンを反応させて合成した。m.p.163−164
℃)を標品とし、生成した酸クロリドを過剰のベンジル
アミンと反応させ、反応が100%進行したものとして
生成したベンジルアミド体を定量し、酸クロリドの生成
量とした。反応終了後、溶媒を減圧留去し乾燥ヘキセン
で洗浄して白色結晶を得た。このもののNMRスペクト
ルから得られた化合物が(3S,4S)−3−[(1
R)−1−t−ブチルジメチルシリルオキシエチル]−
4−[(1R)−1−クロロホルミルエチル]アゼチジ
ン−2−オンであることを確認した。 1H NMR(CDCl3 )δ ppm(TMS基準)=0.07(3H,s),
0.09(3H,s), 0.88(9H,s), 1.22(3H,d), 1.40(3H,d), 3.
00(1H,dd),3.12(1H,m), 4.02(1H,dd), 4.21(1H,m), 6.4
5(1H,br) 13C NMR(CDCl3 )δ ppm(TMS基準)=-5.00, -4.
32, 12.70, 17.89, 22.45, 25.70, 51.26, 54.39, 62.1
7, 65.08, 168.13, 175.76 実施例2 (3S,4S)−3−[(1R)−1−t−ブチルジメ
チルシリルオキシエチル]−4−[(1R)−1−クロ
ロホルミルエチル]アゼチジン−2−オンの製造
【化13】 (3S,4S)−3−[(1R)−1−t−ブチルジメ
チルシリルオキシエチル]−4−[(1R)−1−カル
ボキシエチル]アゼチジン−2−オン6.03g、N,
N−ジメチルアニリン2.67g、アセトニトリル10
0mlの混合物にホスゲン2.2gを0〜5℃で15分
かけて吹き込んだ。同温度で2時間反応し、反応液を実
施例1と同様に分析したところ目的物5.9gを含有し
ていた。
【0028】実施例3 (3S,4R)−3−[(1R)−1−t−ブチルジメ
チルシリロキシエチル]−4−[(1R)−1−メチル
−3−p−ニトロベンジルオキシカルボニル−2−オキ
ソプロピル]アゼチジン−2−オン
【化14】 実施例1と同様に合成した(3S,4S)−3−[(1
R)−1−t−ブチルジメチルシリルオキシエチル]−
4−[(1R)−1−クロロホルミルエチル]アゼチジ
ン−2−オン9.21gを含むTHF75mlの溶液
を、別に塩化マグネシウム7.14g、トリエチルアミ
ン15.48g、p−ニトロベンジルマロネート15.
07gより調整したマグネシウムマロネート化合物のア
セトニトリル240ml溶液に添加し、22〜30℃で
1時間反応した。反応終了後、反応液を冷却し高速液体
クロマトグラフィーで分析したところ、標記の化合物1
0.8gを含有していた。この反応液を氷水にあけ、酢
酸エチルで抽出し、希塩酸、炭酸ナトリウム水溶液、水
で洗浄した。無水硫酸マグネシウムで乾燥後、酢酸エチ
ルを減圧留去して残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィーにより精製し、NMRより標記化合物であること
を確認した。
【0029】実施例4 (3S,4R)−3−[(1R)−1−t−ブチルジメ
チルシリロキシエチル]−4−[(1R)−1−メチル
−3−p−ニトロベンジルオキシカルボニル−2−オキ
ソプロピル]アゼチジン−2−オン
【化15】 実施例1と同様に合成し単離した(3S,4S)−3−
[(1R)−1−t−ブチルジメチルシリルオキシエチ
ル]−4−[(1R)−1−クロロホルミルエチル]ア
ゼチジン−2−オン8.11gをTHF70mlに溶解
し、別に塩化マグネシウム7.14g、トリエチルアミ
ン15.48g、p−ニトロベンジルマロネート15.
07gより調整したマグネシウムマロネート化合物のア
セトニトリル240ml溶液に添加し、22〜31℃で
1時間反応した。反応終了後、反応液を冷却し高速液体
クロマトグラフィーで分析したところ、標記の化合物
9.4gを含有していた。
【0030】実施例5 (3S,4R)−3−[(1R)−1−t−ブチルジメ
チルシリロキシエチル]−4−[(1R)−1−メチル
−3−p−ニトロベンジルオキシカルボニル−2−オキ
ソプロピル]アゼチジン−2−オン
【化16】 実施例2と同様に合成した(3S,4S)−3−[(1
R)−1−t−ブチルジメチルシリルオキシエチル]−
4−[(1R)−1−クロロホルミルエチル]アゼチジ
ン−2−オン3.10gを含むアセトニトリル50ml
の溶液を、別に塩化マグネシウム4.76g、トリエチ
ルアミン10.32g、p−ニトロベンジルマロネート
10.05gより調整したマグネシウムマロネート化合
物のアセトニトリル160ml溶液に添加し、20℃で
4時間反応した。反応終了後、反応液を冷却し高速液体
クロマトグラフィーで分析したところ、標記の化合物
3.9gを含有していた。
【0031】実施例6 (3S,4R)−3−[(1R)−1−t−ブチルジメ
チルシリロキシエチル]−4−[(1R)−1−メチル
−3−p−ニトロベンジルオキシカルボニル−2−オキ
ソプロピル]アゼチジン−2−オン
【化17】 実施例1と同様に合成した(3S,4S)−3−[(1
R)−1−t−ブチルジメチルシリルオキシエチル]−
4−[(1R)−1−クロロホルミルエチル]アゼチジ
ン−2−オン6.1gを含むテトラヒドロフラン40m
lの溶液を、別に塩化マグネシウム4.76g,4−ジ
メチルアミノピリジン12.46g、p−ニトロベンジ
ルマロネート10.05gより調整したマグネシウムマ
ロネート化合物のアセトニトリル160ml溶液に添加
し、25〜28℃で1.5時間反応した。反応終了後、
反応液を高速液体クロマトグラフィーで分析したとこ
ろ、標記の化合物7.6gを含有していた。
【0032】実施例7 (3S,4R)−3−[(1R)−1−t−ブチルジメ
チルシリロキシエチル]−4−[(1R)−1−メチル
−3−p−ニトロベンジルオキシカルボニル−2−オキ
ソプロピル]アゼチジン−2−オン
【化18】 実施例2と同様(ただし、溶媒は酢酸エチル)に合成し
た(3S,4S)−3−[(1R)−1−t−ブチルジ
メチルシリルオキシエチル]−4−[(1R)−1−ク
ロロホルミルエチル]アゼチジン−2−オン10.1g
を含む酢酸エチル100mlの溶液を、別に塩化マグネ
シウム11.9g、トリエチルアミン25.8g、p−
ニトロベンジルマロネート25.1gより調整したマグ
ネシウムマロネート化合物の酢酸エチル160ml溶液
に添加し、25〜30℃で4時間反応した。反応終了
後、反応液を冷却し高速液体クロマトグラフィーで分析
したところ、標記の化合物12.6gを含有していた。
【0033】
【発明の効果】本発明による製造では、高価でかつ吸湿
等により分解しやすいN,N′−カルボニルジイミダゾ
ール、あるいはカルボン酸活性化剤と反応したのちイミ
ダゾールと反応させて得られるイミダゾリド化合物を用
いること無く、酸ハライドを合成し直接反応させること
により、副生物による廃水負荷の増加を抑え抗菌剤とし
て有用なカルバペネム化合物の中間体をより安価に製造
できる。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式[I] 【化1】 (式中、R1 は保護されていてもよい水酸基もしくはハ
    ロゲン原子で置換されていてもよい低級アルキル基を、
    2 は水素原子、容易に除去できるアミノ保護基を、R
    3 は置換されていてもよい低級アルキル基を、Xはハロ
    ゲン原子を示す。)で表されるアゼチジノン化合物。
  2. 【請求項2】 式[I]の化合物が 【化2】 (式中、R5 は水酸基の保護基を示す。)である請求項
    1記載の化合物。
  3. 【請求項3】 式[II] 【化3】 (式中、R1 、R2 及びR3 は前記と同じ意味を示
    す。)で表されるアゼチジノン化合物を、ハロゲン化剤
    と反応させる事を特徴とする式[I] 【化4】 (式中、R1 、R2 、R3 及びXは前記と同じ意味を示
    す。)で表される化合物の製造方法。
  4. 【請求項4】 ハロゲン化剤がホスゲンである請求項3
    の製造方法。
  5. 【請求項5】 式[I] 【化5】 (式中、R1 、R2 、R3 及びXは前記と同じ意味を示
    す。)で表されるアゼチジノン化合物と式 [III] 【化6】 (式中、R4 はカルボキシ保護基を示す。)で表される
    化合物とをマグネシウム化合物存在下に反応させること
    を特徴とする式[IV] 【化7】 (式中、R1 、R2 、R3 、R4 は前記と同じ意味を示
    す。)で表される化合物の製造方法。
JP7202915A 1995-07-17 1995-07-17 アゼチジノン化合物及びその製造方法 Pending JPH0931054A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7202915A JPH0931054A (ja) 1995-07-17 1995-07-17 アゼチジノン化合物及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7202915A JPH0931054A (ja) 1995-07-17 1995-07-17 アゼチジノン化合物及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0931054A true JPH0931054A (ja) 1997-02-04

Family

ID=16465280

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7202915A Pending JPH0931054A (ja) 1995-07-17 1995-07-17 アゼチジノン化合物及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0931054A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005033120A1 (ja) * 2003-10-02 2005-04-14 Takasago International Corporation カルバペネム誘導体の製造方法
WO2011048583A1 (en) 2009-10-23 2011-04-28 Ranbaxy Laboratories Limited Process for the preparation of carbapenem compounds
US8841444B2 (en) 2008-07-30 2014-09-23 Ranbaxy Laboratories Limited Process for the preparation of carbapenem compounds

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005033120A1 (ja) * 2003-10-02 2005-04-14 Takasago International Corporation カルバペネム誘導体の製造方法
US8841444B2 (en) 2008-07-30 2014-09-23 Ranbaxy Laboratories Limited Process for the preparation of carbapenem compounds
WO2011048583A1 (en) 2009-10-23 2011-04-28 Ranbaxy Laboratories Limited Process for the preparation of carbapenem compounds

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4273709A (en) Process for the preparation of thienamycin and intermediates
EP0333268A1 (en) Process for synthesis of a chiral 3-beta hydrogen (3R) 4-aroyloxy azetidinone
EP0167154B1 (en) Process for preparing 4-acetoxy-3-hydroxyethylazetizin-2-one derivatives
JPH0931054A (ja) アゼチジノン化合物及びその製造方法
KR100886347B1 (ko) 키랄 보조제를 이용한 4-비엠에이의 입체선택적 제조방법
KR101031143B1 (ko) 경구 투여용 카르바페넴 화합물의 신규 합성 중간체 및그의 제조 방법
JP4170405B2 (ja) アゼチジノン誘導体の製造法
JP3954670B2 (ja) カルバペネム抗生物質中間体の製造法
JPH08325261A (ja) アゼチジノン化合物の製造方法
JPWO2004043961A1 (ja) 経口投与用カルバペネム化合物の製造方法
JP3388874B2 (ja) β−ラクタム化合物の製造方法
KR100959027B1 (ko) 아연 화합물을 보조 촉매로 이용하는 페넴 중간체의 제조방법
JP2608458B2 (ja) 4−アセトキシアゼチジノン誘導体の製造法
JP2810731B2 (ja) β―ラクタム化合物の製法
JP2604794B2 (ja) 4−アセトキシ−3−ヒドロキシエチルアゼチジン−2−オンの製造法
JP2781216B2 (ja) 4‐アシルオキシアゼチジノン‐2‐オンの製造法
WO2001072704A1 (en) AZETIDINONE DERIVATIVES, A PROCESS FOR THEIR PREPARATION AND A METHOD FOR PRODUCING 1-β-ALKYL AZETIDINONE USING THE SAME
JP3750122B2 (ja) アゼチジノン化合物の製造方法
JPH05500210A (ja) ペネムの製造方法
JP3973249B2 (ja) カルバペネム中間体の製造方法
JPH05271186A (ja) 4−置換アゼチジノン誘導体の製造方法
US5145957A (en) Stereoselective synthesis of a chiral cis 3-beta hydrogen (3R) 4-aroyloxy azetidinone
JP5143556B2 (ja) 糖テンプレートを用いたカルバペネム合成中間体の新規合成法
KR100967341B1 (ko) 카바페넴 합성 중간체의 제조방법
JPH06145119A (ja) 光学活性なβ−アミノ酸エステルの製造法

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051107

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060306