JPH0823183B2 - アパート界壁用の下壁パネル - Google Patents

アパート界壁用の下壁パネル

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JPH0823183B2
JPH0823183B2 JP2158935A JP15893590A JPH0823183B2 JP H0823183 B2 JPH0823183 B2 JP H0823183B2 JP 2158935 A JP2158935 A JP 2158935A JP 15893590 A JP15893590 A JP 15893590A JP H0823183 B2 JPH0823183 B2 JP H0823183B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、アパート界壁用の下壁パネルに関し、特に
施工時の便宜を図ったアパート界壁用の下壁パネルに関
するものである。
[従来の技術] 従来一般に、アパートの施工に際し、アパートの1階
各戸を形成する躯体ユニットを並べて配設した後、その
上に2階床パネルを敷設し、次いで、その上に2階各戸
を形成する躯体ユニットを並べて配設する。この後、ア
パートの外部に、1階と2階とを連結するための段階
と、該段階から2階の各戸へ至る廊下を取り付ける。こ
のようにして、アパートの概略の外形が整った後、各戸
の内部に扉や窓、建具等の種々の部材、部品を取り付け
たり、壁面に内装を施したりするなどの仕上げ施工を行
う。
ここで、従来、躯体ユニットが隣の躯体ユニットと接
する側の壁、すなわち界壁となる下壁には、例えば第7
図に示すような構成の下壁パネルが用いられている。
第7図中符号1が、アパートの2階の界壁を形成する
下壁パネルである。この下壁パネル1は、符号2で示さ
れるパネル部が複数並べられて連結され、さらに、その
上部に三角形の屋切パネル部5が接合されたことによっ
て形成されたものである。前記パネル部2は、概略、縦
横の框材3a,3a,3b,3b等によって矩形輪郭に組まれた枠
体3の内部に、該枠体を補強する補強用縦芯材3cが配設
され、さらに該枠体3の両面に合板等の面材4,4が貼設
されパネルによって構成されたものである。
[発明が解決しようとする課題] ところで、前述のような施工法に従ってアパートを施
工する際、各戸を形成する躯体ユニットを配設した後、
各戸の内部にそれぞれ仕上げ施工を行うが、この時、次
のような不都合が生じる。
すなわち、各躯体ユニットは、各戸間の界壁となる下
壁として前記のような下壁パネルを備えているので、仕
上げ施工時、各戸間は全く隔絶された状態となる。換言
すれば、前記下壁パネルには、各戸間の行き帰を行うた
めの開口部が設けられていないために、仕上げ施工を行
う作業員は、作業の都度、躯体ユニットから外へ出て、
別の躯体ユニットの中に移動しなければならないといっ
た面倒があった。このため、仕上げ施工の作業効率が非
常に悪く、工期短縮が望めないといった不満があった。
本発明は、前記事情に鑑みてなされてものであって、
アパートの各戸を形成する躯体ユニット間の行き帰を可
能として、仕上げ施工の作業効率の向上を図ったアパー
ト界壁用の下壁パネルを提供することを目的としてい
る。
[課題を解決するための手段] 本発明は、アパートの界壁を成す下壁パネルであっ
て、該下壁パネルを構成するパネル部のうちの少なくと
も1つのパネル部を、上部の小壁パネルと、その下部の
壁パネルとから形成し、かつ該壁パネルを矩形輪郭に組
んだ枠体と、該枠体の両面に貼設されるべき面材とを有
して構成するとともに、該壁パネルから予め該面材を外
したことによって、該下壁パネルに開口部が設けてなる
ことを解決手段とした。
[作用] 本発明のアパート界壁用の下壁パネルにあっては、前
記のように、少なくとも一部に開口部を有してなるの
で、該下壁パネルを備えた各躯体ユニットを連結してア
パートを形成する際に、該下壁パネルの開口部を通っ
て、各躯体ユニット間を自由に行き帰しながら所定の作
業を行うことが可能となる。
[実施例] 以下、実施例を示し、図面を参照して、本発明を説明
する。
第1図ないし第6図は、本発明のアパート界壁用の下
壁パネルの一実施例を示すもので、アパートの2階の各
戸を形成する躯体ユニットY,Y…に用いられるものであ
る。
第1図中符号10が、この下壁パネルである。この下壁
パネル10は、第2図に示すように、複数枚のパネル11,1
1…が横方向に並べられて連結され、さらにその上に、
三角形の屋切パネル部14が接合されて構成されたもので
ある。パネル部11は、芯材によって矩形輪郭に組まれた
枠体12と、該枠体内部に配設されて該枠体12を補強する
補強用芯材と、該枠体12の両面に貼設された合板等の面
材13,13とを主体として構成されている。
また、該下壁パネル10を構成する前記パネル部11,11
…のうち少なくとも1つのパネル部11は、上部の小壁パ
ネル15と、該小壁パネル15の下部に位置し、壁パネル16
が配設されるべき開口部21から構成されている。
具体的には、この壁パネル16は、芯材17a,17b,17c,17
dが矩形輪郭に組まれてなる枠体17と、該枠体17内部の
ほぼ中央部に縦に配設されるべき補強用芯材17eと、該
枠体17の両面に貼設されるべき面材18,18とを主体とし
て構成されるものであるが、ここでは、予め、前記補強
用芯材17eと面材18,18とが外されて、開口部21を形成し
ている。また、前記枠体17の上部芯材17aおよび下部芯
材17cのそれぞれ枠体内部に向く側部には、そのほぼ中
央部に、それぞれ前記補強用芯材17eを接合するための
欠込溝19,20が形成されている。また、該枠体17は、予
め、その下部芯材17cが取り外し可能な構成とされてお
り、ここでは、第3図に示すように、下部芯材17cが取
り外されて、該開口部21の上端部、すなわち前記上部芯
材17aの下端面に仮止めされた構成となっている。
次に、このようなアパート界壁用の下壁パネル10を形
成し、該下壁パネル10を用いて、アパートを形成する方
法の一例について説明する。
まず、工場では、前記構成のパネル部11,11…を複数
枚用意し、これを横方向に並べてスクリュー釘打ちなど
によって相互に連結する。
この時、1つのパネル部11として、予め、前記のよう
な小壁パネル15と該小壁パネル15の下部に配設されるべ
き壁パネル16とからなる構成のパネル部11を作成する。
壁パネル16には、前記のように、枠体17と、該枠体17
の内部に配設されるべき補強用芯材17eと、該枠体17の
両面に貼設されるべき面材18,18とからなるものを用意
するが、工場で予め、この補強用芯材17eおよび面材18,
18を外した構成のものを用意しておく。また、枠体17の
上部芯材17aおよび下部芯材17cの枠体内部に向く側部に
は、補強用芯材17eを接合するための欠込溝19,20をそれ
ぞれ形成しておく。そしてまた、予め、該枠体17の下部
芯材17cを取り外し、上部芯材17aの下面に、簡単な釘打
ち等の手段によって仮止めしておく。
このようにして面材18,18と補強用芯材17eが外された
壁パネル16の枠体17を、前記下壁パネル10の所定のパネ
ル部11の下部に取り付け、さらにその上部に前記小壁パ
ネル15を取り付けることによって、第3図に示したよう
な開口部21を備えたパネル部11を作成し、このパネル部
11を他のパネル部11,11…と相互に連結した後、該壁パ
ネル11,11…の上部に、三角形の屋切パネル部14を載
せ、スクリュー釘打ちなどによって接合して、第2図に
示したような下壁パネル10を用意する。
次に、このようにしてなる下壁パネル10を用いて、ア
パートの各戸を形成する躯体ユニットY,Y…を形成す
る。この時、各躯体ユニットYの壁のうち、隣の躯体ユ
ニットYと接合して界壁を成す壁として、前記下壁パネ
ル10を用いる。
この躯体ユニットY,Y…を現場に運び、それぞれ所定
の位置に配設する。
この後、アパートの外部に、1階と2階とを連結する
ための階段と、該階段から2階の各戸へ至る廊下を取り
付ける。
このようにして、アパートの概略の外形が整った後、
各戸の内部に扉や窓、建具等の種々の部材、部品を取り
付けたり、壁面に内装を施したりするなどの仕上げ施工
を行う。仕上げ施工に際しては、各躯体ユニットY,Y…
の間の界壁に用いられている下壁パネル10に形成されて
いる開口部21を利用して、躯体ユニットYから隣の躯体
ユニットYへ行き帰しながら所定の作業を行う。
仕上げ施工が終了した後、前記開口部21を塞ぐ。開口
部21を塞ぐに際しては、まず、該開口部21の上端部に仮
止めされている下部芯材17cを外す。そして、第4図に
示したように、該開口部21に嵌め付けられている枠体17
の下端部に取り付けて、接着、釘打ち等により固定す
る。
次に、工場で予め該枠体17より外されてあった補強用
芯材17eを、第5図に示したようにして、該枠体17内部
の中央部に縦に配設して、その両端部を、枠体17の上部
芯材17aおよび下部芯材17cに設けられた各欠込溝19,20
内に嵌め入れて、接着、釘打ち等の手段により固定す
る。
次いで、やはり工場で該枠体17より外されてあった面
材18,18を、第6図に示したようにして、該枠体17の両
面に貼設することにより、このパネル部11に設けられて
いた開口部21を塞ぐ。
以上説明したように、前記実施例のアパート界壁用の
下壁パネル10によれば、アパート施工時に、各戸を形成
する躯体ユニットY,Y…内部の仕上げ施工を行う際、該
下壁パネル10に設けられた開口部21を利用して、躯体ユ
ニットYから隣の躯体ユニットYへ自由に行きすること
ができる。したがって、各躯体ユニットY,Y…内の仕上
げ施工を楽に行うことができて、作業効率が格段に向上
し、これによって、工期短縮が図れる。
また、前記実施例の下壁パネル10によれば、開口部21
が、前記のように、枠体17と、枠体17内部に配設される
べき補強用芯材17eと、枠体17の両面に貼設されるべき
面材18,18とからなる壁パネル16の、前記補強用芯材17e
および面材18,18が、工場で予め外されたことによって
形成されたものであるので、特別の技術を必要とせず、
通常の壁パネルの製造技術によって、工場で簡単に、該
開口部21を備えた下壁パネル10を製造することができ
る。
また、現場施工が終了した後、該開口部21を塞ぐ際に
も、該開口部21が前記のような構成を有しているため
に、各部材(補強用芯材17e、面材18,18等)を簡単に該
開口部21に取り付けることができて、非常に作業が容易
である。また、この開口部21を塞ぐための各部材とし
て、特別の部材を用意する必要が全くなく、壁パネル16
を構成するべき各部材(補強用芯材17e、面材18,18)を
そのまま使用できるので、コスト安につき、また工期を
延ばすといった不都合が全くない。
なお、本発明のアパート界壁用の下壁パネルは、前記
実施例に限られず、その具体的構成は、実施にあたり適
宜変更可能である。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明のアパート界壁用の下壁
パネルは、前記のような開口部を備えているので、各戸
を形成する躯体ユニット内部の仕上げ施工を行う際に、
該開口部を通って躯体ユニットから隣の躯体ユニットへ
自由に行き帰することができ、非常に作業が楽である。
したがって、アパート施工の作業効率が格段に向上し
て、工期短縮が図れる。
また、本発明のアパート界壁用の下壁パネルに設けら
れた開口部は、前記構成を有しているので、通常のパネ
ル製造技術で以て非常に簡単に、該開口部を備えた下壁
パネルを製造することができる。
また、該開口部を塞ぐ際にも、特別の部材を何等必要
とせず、非常に簡単に作業が行えるので、工期を延ばし
たりコストを上げたりするといった不都合が全くない。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図は、本発明のアパート界壁用の下壁
パネルの一実施例を示すもので、第1図はアパートの躯
体ユニットを示す斜視図、第2図は開口部を備えた下壁
パネルの構成を示す正面図、第3図ないし第6図は、下
壁パネルの開口部を塞ぐ方法の一例を手順を追って説明
するそれぞれ正面図であり、第7図は、従来のアパート
界壁用の下壁パネルの一例を示す正面図である。 10……アパート界壁用の下壁パネル、 11……パネル部、 15……小壁パネル、16……壁パネル、 17……枠体、18……面材、21……開口部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 E04B 2/56 E 6951−2E 2/74 561 A

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アパートの界壁を成す下壁パネルであっ
    て、 該下壁パネルを構成するパネル部のうちの少なくとも1
    つのパネル部を、上部の小壁パネルと、その下部の壁パ
    ネルとから形成し、かつ該壁パネルを矩形輪郭に組んだ
    枠体と、該枠体の両面に貼設されるべき面材とを有して
    構成するとともに、該壁パネル部から予め該面材を外し
    たことによって、該下壁パネルに開口部が設けられてな
    ることを特徴とするアパート界壁用の下壁パネル。
JP2158935A 1990-06-18 1990-06-18 アパート界壁用の下壁パネル Expired - Fee Related JPH0823183B2 (ja)

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