JPH08232676A - 吸音機能付自動車用エンジンカバー - Google Patents
吸音機能付自動車用エンジンカバーInfo
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- JPH08232676A JPH08232676A JP3489595A JP3489595A JPH08232676A JP H08232676 A JPH08232676 A JP H08232676A JP 3489595 A JP3489595 A JP 3489595A JP 3489595 A JP3489595 A JP 3489595A JP H08232676 A JPH08232676 A JP H08232676A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 厚みが小さくても吸音特性に優れた吸音材を
配設した吸音機能付自動車用エンジンカバーの提供。 【構成】 自動車のエンジンおよびその周辺の車体構成
部材と干渉しない所定形状に形成されたカバー本体10
と、カバー本体10のエンジンEに臨む側に配設一体化
されて、カバー本体10との間に空気層13を画成する
空気層画成プレート14とを備えた自動車用エンジンカ
バーであって、空気層画成プレート14を、ガラス繊維
がモノフィラメント状態で均一に分散するKPシートを
加熱膨張・圧縮成形した成形体であって、所定圧力P1
で圧縮成形した高密度層領域15と、所定圧力P2 (<
P1 )で圧縮成形した低密度層領域16とが混在する加
熱膨張・圧縮成形体によって構成することで、吸音率を
広範囲な周波数域において略一定にした。
配設した吸音機能付自動車用エンジンカバーの提供。 【構成】 自動車のエンジンおよびその周辺の車体構成
部材と干渉しない所定形状に形成されたカバー本体10
と、カバー本体10のエンジンEに臨む側に配設一体化
されて、カバー本体10との間に空気層13を画成する
空気層画成プレート14とを備えた自動車用エンジンカ
バーであって、空気層画成プレート14を、ガラス繊維
がモノフィラメント状態で均一に分散するKPシートを
加熱膨張・圧縮成形した成形体であって、所定圧力P1
で圧縮成形した高密度層領域15と、所定圧力P2 (<
P1 )で圧縮成形した低密度層領域16とが混在する加
熱膨張・圧縮成形体によって構成することで、吸音率を
広範囲な周波数域において略一定にした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のエンジン下方
に配設されて、エンジンの騒音のエネルギーを吸収減衰
させることでエンジンの騒音の低減に有効な吸音機能を
もつ自動車用エンジンカバー(エンジンフード又はエン
ジンアンダーカバー)に関する。
に配設されて、エンジンの騒音のエネルギーを吸収減衰
させることでエンジンの騒音の低減に有効な吸音機能を
もつ自動車用エンジンカバー(エンジンフード又はエン
ジンアンダーカバー)に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の第1の従来技術としては、図8
に示すように、アンダーカバー本体1の内側に、表皮
(不織布)4と裏皮(不織布)5で基材(グラスウール
や粗毛フェルト)3が積層成形一体化された吸音材2が
配設され、アンダーカバー本体1とフェルト吸音材2と
の間には空気層6が画成された構造となっている。
に示すように、アンダーカバー本体1の内側に、表皮
(不織布)4と裏皮(不織布)5で基材(グラスウール
や粗毛フェルト)3が積層成形一体化された吸音材2が
配設され、アンダーカバー本体1とフェルト吸音材2と
の間には空気層6が画成された構造となっている。
【0003】また第2の従来技術としては、特開平5−
201357号があり、これは図9に示すように、アン
ダーカバー本体7の内側に、アルミ粉末を焼結したシー
ト状の多孔質成形体8をダクト形状にして取り付けて、
アンダーカバー本体7と成形体8との間に空気層6が形
成された構造となっている。
201357号があり、これは図9に示すように、アン
ダーカバー本体7の内側に、アルミ粉末を焼結したシー
ト状の多孔質成形体8をダクト形状にして取り付けて、
アンダーカバー本体7と成形体8との間に空気層6が形
成された構造となっている。
【0004】
【発明の解決しようとする課題】前記した第1,第2の
従来技術では、いずれも非常に高い吸音特性を示すが、
次の様な問題がある。第1の従来技術では、空気層を含
む吸音材の厚さ(高さ)H1 は25mmと比較的薄いも
のの、表皮4が破損し易く、基材(グラスウールや粗毛
フェルト)3が飛散して塵埃公害となったり、破損部か
ら水分が基材(グラスウールや粗毛フェルト)内に侵入
して、耐久性および衛生上での問題がある。
従来技術では、いずれも非常に高い吸音特性を示すが、
次の様な問題がある。第1の従来技術では、空気層を含
む吸音材の厚さ(高さ)H1 は25mmと比較的薄いも
のの、表皮4が破損し易く、基材(グラスウールや粗毛
フェルト)3が飛散して塵埃公害となったり、破損部か
ら水分が基材(グラスウールや粗毛フェルト)内に侵入
して、耐久性および衛生上での問題がある。
【0005】また第2の従来技術では、前記した第1の
従来技術のような問題はないものの、空気層6を含む成
形体8の厚さ(高さ)H2 が50mmと非常に厚く、車
体と地面との間隔が非常に小さくなるか、逆にエンジン
収容スペースが狭くなるという問題がある。さらに高さ
H2 が大きい分アルミ焼結体を多く必要とするため、そ
れだけコストがかさむ上に、燃費の低下の要因となる重
量の増加にもつながる。
従来技術のような問題はないものの、空気層6を含む成
形体8の厚さ(高さ)H2 が50mmと非常に厚く、車
体と地面との間隔が非常に小さくなるか、逆にエンジン
収容スペースが狭くなるという問題がある。さらに高さ
H2 が大きい分アルミ焼結体を多く必要とするため、そ
れだけコストがかさむ上に、燃費の低下の要因となる重
量の増加にもつながる。
【0006】この様なことから、近年の自動車業界で
は、アンダーカバー全体をそれ程厚くすることのない耐
久性に優れた新規な吸音構造の開発が希求されていた。
また最近の自動車用エンジンアンダーカバーは、粉末状
樹脂とガラスや金属等の長繊維を水中で分散混合させた
後、脱水・乾燥処理によりシート状にした長繊維均一分
散合成樹脂シート(このシートの代表例として、ケープ
ラ株式会社製の商品名KPシート(材料グレードSE9
006−N)があり、以下この長繊維均一分散合成樹脂
シートをKPシートという)を、加熱して膨張させた
後、金型を使って所定形状に圧縮成形することによって
簡単に製造することができるようになっているが、発明
者は、このKPシートを吸音構造に利用できないだろう
かという点に着眼した。
は、アンダーカバー全体をそれ程厚くすることのない耐
久性に優れた新規な吸音構造の開発が希求されていた。
また最近の自動車用エンジンアンダーカバーは、粉末状
樹脂とガラスや金属等の長繊維を水中で分散混合させた
後、脱水・乾燥処理によりシート状にした長繊維均一分
散合成樹脂シート(このシートの代表例として、ケープ
ラ株式会社製の商品名KPシート(材料グレードSE9
006−N)があり、以下この長繊維均一分散合成樹脂
シートをKPシートという)を、加熱して膨張させた
後、金型を使って所定形状に圧縮成形することによって
簡単に製造することができるようになっているが、発明
者は、このKPシートを吸音構造に利用できないだろう
かという点に着眼した。
【0007】即ち、発明者の実験によれば、KPシート
を加熱膨張成形した後に大きな力で圧縮成形した高密度
層のみからなる加熱膨張・圧縮成形体と空気層との組合
せでは、共鳴振動によるある特定の周波数をピークとす
る吸音特性(図3におけるB曲線参照)を示し、KPシ
ートを加熱膨張成形した後に小さな力で圧縮成形した低
密度層のみからなる加熱膨張・圧縮成形体と空気層との
組合せでは、特定の周波数をピーク値とせず比較的広範
囲の周波数域にまで減衰作用がある吸音特性(図3にお
けるA曲線参照)を示した。そこでKPシートの加熱膨
張・圧縮成形体に高密度層領域と低密度層領域とを混在
させかつ両領域の面積比を種々変えたところ、吸音特性
が変化し、自動車用エンジンの騒音の低減に有効なこと
が確認された。
を加熱膨張成形した後に大きな力で圧縮成形した高密度
層のみからなる加熱膨張・圧縮成形体と空気層との組合
せでは、共鳴振動によるある特定の周波数をピークとす
る吸音特性(図3におけるB曲線参照)を示し、KPシ
ートを加熱膨張成形した後に小さな力で圧縮成形した低
密度層のみからなる加熱膨張・圧縮成形体と空気層との
組合せでは、特定の周波数をピーク値とせず比較的広範
囲の周波数域にまで減衰作用がある吸音特性(図3にお
けるA曲線参照)を示した。そこでKPシートの加熱膨
張・圧縮成形体に高密度層領域と低密度層領域とを混在
させかつ両領域の面積比を種々変えたところ、吸音特性
が変化し、自動車用エンジンの騒音の低減に有効なこと
が確認された。
【0008】本発明は前記従来技術の問題点および前記
した発明者の知見の下になされたもので、その目的は、
厚みが小さく吸音特性および耐久性に優れた吸音構造を
備えた吸音機能付自動車用エンジンアンダーカバー等の
エンジンカバーを提供することにある。
した発明者の知見の下になされたもので、その目的は、
厚みが小さく吸音特性および耐久性に優れた吸音構造を
備えた吸音機能付自動車用エンジンアンダーカバー等の
エンジンカバーを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1に係る吸音機能付自動車用エンジンカバー
においては、自動車用エンジンの上方又は/および下方
に配設される自動車用エンジンカバーにおいて、自動車
のエンジンおよびその周辺の車体構成部材と干渉しない
所定形状に形成されたカバー本体と、前記カバー本体の
エンジンに臨む側に配設一体化されて、カバー本体との
間に空気層を画成する空気層画成プレートとを備え、前
記空気層画成プレートを、長繊維がモノフィラメント状
態で均一に分散する長繊維均一分散合成樹脂シートを加
熱膨張させた後に圧縮成形した加熱膨張・圧縮成形体で
あって、所定圧力で圧縮成形された高密度層領域と前記
所定圧力よりも低い圧力で圧縮成形された低密度層領域
とが混在する加熱膨張・圧縮成形体によって構成するよ
うにしたものである。請求項2においては、請求項1記
載の吸音機能付自動車用エンジンカバーにおいて、前記
空気層画成プレートを、ガラス繊維や金属繊維等の長繊
維がモノフィラメント状態で均一に分散する長繊維均一
分散合成樹脂シートを加熱膨張させた後に圧縮成形した
加熱膨張・圧縮成形体によって構成し、前記加熱膨張・
圧縮成形体の略全体を、所定圧力で圧縮成形された高密
度層領域により形成するとともに、加熱膨張・圧縮成形
体の空気層に対応する領域に、前記所定圧力よりも低い
圧力で圧縮成形されてエンジン側に膨出する多数のエン
ボス状低密度層領域を均一に分布形成するようにしたも
のである。請求項3においては、請求項1記載の吸音機
能付自動車用エンジンカバーにおいて、前記空気層画成
プレートを、ガラス繊維や金属繊維等の長繊維がモノフ
ィラメント状態で均一に分散する長繊維均一分散合成樹
脂シートを加熱膨張後に圧縮成形した加熱膨張・圧縮成
形体によって構成し、前記加熱膨張・圧縮成形体の略全
体を、所定圧力で圧縮成形された低密度層領域により形
成するとともに、加熱膨張・圧縮成形体の空気層に対応
する領域に、前記所定圧力よりも高い圧力で圧縮成形さ
れてエンジンに臨む側が窪んだ多数の高密度層領域を均
一に分布形成するようにしたものである。請求項4に係
る吸音機能付自動車用エンジンカバーにおいては、エン
ジンの下方に配設される自動車用エンジンカバーにおい
て、自動車のエンジンおよびその周辺の車体構成部材と
干渉しない所定形状に形成されたカバー本体と、前記カ
バー本体のエンジンに臨む側と反対の側に配設一体化さ
れて、カバー本体との間に空気層を画成する空気層画成
プレートとを備え、前記カバー本体を、長繊維がモノフ
ィラメント状態で均一に分散する長繊維均一分散合成樹
脂シートを加熱膨張させた後に圧縮成形した加熱膨張・
圧縮成形体であって、所定圧力で圧縮成形された高密度
層領域と前記所定圧力よりも低い圧力で圧縮成形された
低密度層領域とが混在する加熱膨張・圧縮成形体によっ
て構成するようにしたものである。請求項5において
は、請求項4記載の吸音機能付自動車用エンジンカバー
において、前記カバー本体を、ガラス繊維や金属繊維等
の長繊維がモノフィラメント状態で均一に分散する長繊
維均一分散合成樹脂シートを加熱膨張後に圧縮成形した
加熱膨張・圧縮成形体によって構成し、前記加熱膨張・
圧縮成形体の略全体を、所定圧力で圧縮成形された高密
度層領域により形成するとともに、加熱膨張・圧縮成形
体の空気層に対応する領域に、前記所定圧力よりも低い
圧力で圧縮成形されてエンジン側に膨出する多数のエン
ボス状の低密度層領域を均一に分布形成するようにした
ものである。請求項6においては、請求項4記載の吸音
機能付自動車用エンジンカバーにおいて、前記カバー本
体を、ガラス繊維や金属繊維等の長繊維がモノフィラメ
ント状態で均一に分散する長繊維均一分散合成樹脂シー
トを加熱膨張させた後に圧縮成形した加熱膨張・圧縮成
形体によって構成し、前記加熱膨張・圧縮成形体の略全
体を、所定圧力で圧縮成形された低密度層領域により形
成するとともに、加熱膨張・圧縮成形体の空気層に対応
する領域に、前記所定圧力よりも高い圧力で圧縮成形さ
れてエンジンに臨む側が窪んだ多数の高密度層領域を均
一に分布形成するようにしたものである。請求項7にお
いては、本発明(請求項1〜6のいずれかに記載の吸音
機能付自動車用エンジンカバー)を、エンジンの下方に
配設されてエンジンを保護するエンジンアンダーカバー
に適用するようにしたものである。請求項8において
は、本発明(請求項1〜3のいずれかに記載の吸音機能
付自動車用エンジンカバー)を、エンジンの上方を覆う
位置に配設されるエンジンフードに適用するようにした
ものである。
に、請求項1に係る吸音機能付自動車用エンジンカバー
においては、自動車用エンジンの上方又は/および下方
に配設される自動車用エンジンカバーにおいて、自動車
のエンジンおよびその周辺の車体構成部材と干渉しない
所定形状に形成されたカバー本体と、前記カバー本体の
エンジンに臨む側に配設一体化されて、カバー本体との
間に空気層を画成する空気層画成プレートとを備え、前
記空気層画成プレートを、長繊維がモノフィラメント状
態で均一に分散する長繊維均一分散合成樹脂シートを加
熱膨張させた後に圧縮成形した加熱膨張・圧縮成形体で
あって、所定圧力で圧縮成形された高密度層領域と前記
所定圧力よりも低い圧力で圧縮成形された低密度層領域
とが混在する加熱膨張・圧縮成形体によって構成するよ
うにしたものである。請求項2においては、請求項1記
載の吸音機能付自動車用エンジンカバーにおいて、前記
空気層画成プレートを、ガラス繊維や金属繊維等の長繊
維がモノフィラメント状態で均一に分散する長繊維均一
分散合成樹脂シートを加熱膨張させた後に圧縮成形した
加熱膨張・圧縮成形体によって構成し、前記加熱膨張・
圧縮成形体の略全体を、所定圧力で圧縮成形された高密
度層領域により形成するとともに、加熱膨張・圧縮成形
体の空気層に対応する領域に、前記所定圧力よりも低い
圧力で圧縮成形されてエンジン側に膨出する多数のエン
ボス状低密度層領域を均一に分布形成するようにしたも
のである。請求項3においては、請求項1記載の吸音機
能付自動車用エンジンカバーにおいて、前記空気層画成
プレートを、ガラス繊維や金属繊維等の長繊維がモノフ
ィラメント状態で均一に分散する長繊維均一分散合成樹
脂シートを加熱膨張後に圧縮成形した加熱膨張・圧縮成
形体によって構成し、前記加熱膨張・圧縮成形体の略全
体を、所定圧力で圧縮成形された低密度層領域により形
成するとともに、加熱膨張・圧縮成形体の空気層に対応
する領域に、前記所定圧力よりも高い圧力で圧縮成形さ
れてエンジンに臨む側が窪んだ多数の高密度層領域を均
一に分布形成するようにしたものである。請求項4に係
る吸音機能付自動車用エンジンカバーにおいては、エン
ジンの下方に配設される自動車用エンジンカバーにおい
て、自動車のエンジンおよびその周辺の車体構成部材と
干渉しない所定形状に形成されたカバー本体と、前記カ
バー本体のエンジンに臨む側と反対の側に配設一体化さ
れて、カバー本体との間に空気層を画成する空気層画成
プレートとを備え、前記カバー本体を、長繊維がモノフ
ィラメント状態で均一に分散する長繊維均一分散合成樹
脂シートを加熱膨張させた後に圧縮成形した加熱膨張・
圧縮成形体であって、所定圧力で圧縮成形された高密度
層領域と前記所定圧力よりも低い圧力で圧縮成形された
低密度層領域とが混在する加熱膨張・圧縮成形体によっ
て構成するようにしたものである。請求項5において
は、請求項4記載の吸音機能付自動車用エンジンカバー
において、前記カバー本体を、ガラス繊維や金属繊維等
の長繊維がモノフィラメント状態で均一に分散する長繊
維均一分散合成樹脂シートを加熱膨張後に圧縮成形した
加熱膨張・圧縮成形体によって構成し、前記加熱膨張・
圧縮成形体の略全体を、所定圧力で圧縮成形された高密
度層領域により形成するとともに、加熱膨張・圧縮成形
体の空気層に対応する領域に、前記所定圧力よりも低い
圧力で圧縮成形されてエンジン側に膨出する多数のエン
ボス状の低密度層領域を均一に分布形成するようにした
ものである。請求項6においては、請求項4記載の吸音
機能付自動車用エンジンカバーにおいて、前記カバー本
体を、ガラス繊維や金属繊維等の長繊維がモノフィラメ
ント状態で均一に分散する長繊維均一分散合成樹脂シー
トを加熱膨張させた後に圧縮成形した加熱膨張・圧縮成
形体によって構成し、前記加熱膨張・圧縮成形体の略全
体を、所定圧力で圧縮成形された低密度層領域により形
成するとともに、加熱膨張・圧縮成形体の空気層に対応
する領域に、前記所定圧力よりも高い圧力で圧縮成形さ
れてエンジンに臨む側が窪んだ多数の高密度層領域を均
一に分布形成するようにしたものである。請求項7にお
いては、本発明(請求項1〜6のいずれかに記載の吸音
機能付自動車用エンジンカバー)を、エンジンの下方に
配設されてエンジンを保護するエンジンアンダーカバー
に適用するようにしたものである。請求項8において
は、本発明(請求項1〜3のいずれかに記載の吸音機能
付自動車用エンジンカバー)を、エンジンの上方を覆う
位置に配設されるエンジンフードに適用するようにした
ものである。
【0010】
【作用】空気層の前面に位置する長繊維均一分散合成樹
脂シートの加熱膨張・圧縮成形体には、周波数が大きく
なるに従って吸音率が略リニアに上昇する吸音特性を示
す低密度層領域と、所定の狭い周波数領域に対する吸音
率が特に優れた吸音特性を示す高密度層領域とが混在し
ており、音波のエネルギーは、音波が低密度層内に形成
されているの空気層内で反射を繰り返し、低密度層内に
分散しているガラス繊維に音波が当たって熱エネルギー
に変換されることで減衰し、また高密度層が共鳴振動す
ることによっても減衰し、さらに音波がカバー本体(請
求項4,5,6では、空気層画成プレート)の内側で反
射される際や、カバー本体(請求項4,5,6では、空
気層画成プレート)を通過する際にも減衰して、広範囲
な周波数領域(例えば500〜2000Hz)における
騒音の吸音率が略均一となる。
脂シートの加熱膨張・圧縮成形体には、周波数が大きく
なるに従って吸音率が略リニアに上昇する吸音特性を示
す低密度層領域と、所定の狭い周波数領域に対する吸音
率が特に優れた吸音特性を示す高密度層領域とが混在し
ており、音波のエネルギーは、音波が低密度層内に形成
されているの空気層内で反射を繰り返し、低密度層内に
分散しているガラス繊維に音波が当たって熱エネルギー
に変換されることで減衰し、また高密度層が共鳴振動す
ることによっても減衰し、さらに音波がカバー本体(請
求項4,5,6では、空気層画成プレート)の内側で反
射される際や、カバー本体(請求項4,5,6では、空
気層画成プレート)を通過する際にも減衰して、広範囲
な周波数領域(例えば500〜2000Hz)における
騒音の吸音率が略均一となる。
【0011】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1〜図3は本発明を自動車のエンジンアンダー
カバーに適用した実施例を示すもので、図1は同アンダ
ーカバーの平面図、図2は同アンダーカバーの縦断面図
(図1に示す線II−IIに沿う断面図)、図3は本実施例
に示すアンダーカバーの垂直入射による吸音特性図であ
る。
する。図1〜図3は本発明を自動車のエンジンアンダー
カバーに適用した実施例を示すもので、図1は同アンダ
ーカバーの平面図、図2は同アンダーカバーの縦断面図
(図1に示す線II−IIに沿う断面図)、図3は本実施例
に示すアンダーカバーの垂直入射による吸音特性図であ
る。
【0012】図1および図2において、符号Eは自動車
のエンジン本体で、このエンジン本体Eの下方位置に
は、車体に固定支持されたエンジンアンダーカバー10
が略水平に配設されている。符号E1はエンジンのオイ
ルパン、符号M1は車体の前後に延びるサイドメンバ
ー、符号M2は車体を左右に横切って延びるクロスメン
バー、符号20はエンジンのユニット部で、エンジンア
ンダーカバー10はこれらの部材(E1 ,M1 ,M2 ,
20)と干渉しないように配設されている。
のエンジン本体で、このエンジン本体Eの下方位置に
は、車体に固定支持されたエンジンアンダーカバー10
が略水平に配設されている。符号E1はエンジンのオイ
ルパン、符号M1は車体の前後に延びるサイドメンバ
ー、符号M2は車体を左右に横切って延びるクロスメン
バー、符号20はエンジンのユニット部で、エンジンア
ンダーカバー10はこれらの部材(E1 ,M1 ,M2 ,
20)と干渉しないように配設されている。
【0013】アンダーカバー10は、合成樹脂製のアン
ダーカバー本体12の内側(上方)に沿って、KPシー
トの加熱膨張・圧縮成形体である空気層画成プレート1
4がホチキスやボルト・ナットやリベット等の機械的接
合固定手段11によって結合一体化された構造で、アン
ダーカバー本体12と空気層画成プレート14間には所
定厚さ(20mm)の空気層13が形成されている。
ダーカバー本体12の内側(上方)に沿って、KPシー
トの加熱膨張・圧縮成形体である空気層画成プレート1
4がホチキスやボルト・ナットやリベット等の機械的接
合固定手段11によって結合一体化された構造で、アン
ダーカバー本体12と空気層画成プレート14間には所
定厚さ(20mm)の空気層13が形成されている。
【0014】アンダーカバー本体12は、エンジンE1
やエンジンE1 周辺の車体構成部材(サイドメンバーM
1 やクロスメンバーM2 やエンジンユニット部20等)
と干渉しない所定の形状に形成されるとともに、アンダ
ーカバー本体12の底面壁の周縁部および前後方向略中
央部には、内側に膨出する同一高さの段差部12a,1
2bが形成されており、この段差部12a,12bに空
気層画成プレート14を接合するための接合面12
a1 ,12b1 が形成されている。
やエンジンE1 周辺の車体構成部材(サイドメンバーM
1 やクロスメンバーM2 やエンジンユニット部20等)
と干渉しない所定の形状に形成されるとともに、アンダ
ーカバー本体12の底面壁の周縁部および前後方向略中
央部には、内側に膨出する同一高さの段差部12a,1
2bが形成されており、この段差部12a,12bに空
気層画成プレート14を接合するための接合面12
a1 ,12b1 が形成されている。
【0015】また空気層画成プレート14は、ガラス長
繊維が均一に分散するKPシートを、アンダーカバー本
体12の内側に組付けることのできる所定の大きさの平
板状に加熱膨張後に圧縮成形させた加熱膨張・圧縮成形
体によって構成されている。さらにプレート14の略全
体は、KPシートが加熱膨張成形された後、所定圧力P
1 で圧縮成形された板厚1.0mmの高密度層領域15
によって形成されるとともに、プレート14の空気層1
3に対応する領域内には、前記圧力P1 より低い圧力P
2 で圧縮成形されてエンジンに臨む側に膨出した円柱エ
ンボス状の低密度層領域16が等間隔に多数形成されて
いる。なお、空気層13に対応する領域における高密度
層領域15と低密度層領域16の面積比は、略12:1
に設定されている。
繊維が均一に分散するKPシートを、アンダーカバー本
体12の内側に組付けることのできる所定の大きさの平
板状に加熱膨張後に圧縮成形させた加熱膨張・圧縮成形
体によって構成されている。さらにプレート14の略全
体は、KPシートが加熱膨張成形された後、所定圧力P
1 で圧縮成形された板厚1.0mmの高密度層領域15
によって形成されるとともに、プレート14の空気層1
3に対応する領域内には、前記圧力P1 より低い圧力P
2 で圧縮成形されてエンジンに臨む側に膨出した円柱エ
ンボス状の低密度層領域16が等間隔に多数形成されて
いる。なお、空気層13に対応する領域における高密度
層領域15と低密度層領域16の面積比は、略12:1
に設定されている。
【0016】そしてエンジン騒音の音波エネルギーは、
空気層画成プレート14を通過する際に、低密度層領域
16を通過する際の損失と、高密度層領域15を通過す
る際の損失との双方の影響を受ける。即ち、低密度層領
域16内では、低密度層内部に侵入した音波が低密度層
中に分散している空気層内で反射を繰り返すことで音波
がガラス繊維に当たり、この結果熱が発生するが、音波
のエネルギーは熱エネルギーに変換されることで消耗す
る。また高密度層領域15では、共鳴振動し、これによ
って音波のエネルギーが消耗する。さらにアンダーカバ
ー本体12の底面壁で反射されたり、底面壁を通過する
ことによっても音波のエネルギーは消耗する。そして高
密度層領域15では、図3符号B曲線に示すように、7
00〜1200Hzの周波数域の騒音の吸音に特に有効
(吸音率80%以上)であり、一方低密度層領域16で
は、図3符号A曲線に示すように、1500Hz以上の
周波数域の騒音の吸音に有効(吸音率60〜80%)で
あり、高密度層領域15と低密度層領域16が混在した
空気層画成プレート14を備えた本実施例に示す吸音構
造では、図3符号D曲線に示すように、500〜200
0Hzの広範囲な周波数域の騒音の吸音に有効(吸音率
60〜80%)である。
空気層画成プレート14を通過する際に、低密度層領域
16を通過する際の損失と、高密度層領域15を通過す
る際の損失との双方の影響を受ける。即ち、低密度層領
域16内では、低密度層内部に侵入した音波が低密度層
中に分散している空気層内で反射を繰り返すことで音波
がガラス繊維に当たり、この結果熱が発生するが、音波
のエネルギーは熱エネルギーに変換されることで消耗す
る。また高密度層領域15では、共鳴振動し、これによ
って音波のエネルギーが消耗する。さらにアンダーカバ
ー本体12の底面壁で反射されたり、底面壁を通過する
ことによっても音波のエネルギーは消耗する。そして高
密度層領域15では、図3符号B曲線に示すように、7
00〜1200Hzの周波数域の騒音の吸音に特に有効
(吸音率80%以上)であり、一方低密度層領域16で
は、図3符号A曲線に示すように、1500Hz以上の
周波数域の騒音の吸音に有効(吸音率60〜80%)で
あり、高密度層領域15と低密度層領域16が混在した
空気層画成プレート14を備えた本実施例に示す吸音構
造では、図3符号D曲線に示すように、500〜200
0Hzの広範囲な周波数域の騒音の吸音に有効(吸音率
60〜80%)である。
【0017】図3は、KPシートを加熱膨張成形後に圧
縮成形力に差をつけて高密度層領域と低密度層領域とを
混在させ(以下、粗密調整という)た加熱膨張・圧縮成
形体を用いたアンダーカバーの吸音構造における吸音特
性を、加熱膨張・圧縮成形時に粗密調整しない加熱膨張
・圧縮成形体を用いたアンダーカバーの吸音構造の吸音
特性と比較して示す垂直入射による吸音特性図である。
縮成形力に差をつけて高密度層領域と低密度層領域とを
混在させ(以下、粗密調整という)た加熱膨張・圧縮成
形体を用いたアンダーカバーの吸音構造における吸音特
性を、加熱膨張・圧縮成形時に粗密調整しない加熱膨張
・圧縮成形体を用いたアンダーカバーの吸音構造の吸音
特性と比較して示す垂直入射による吸音特性図である。
【0018】図中、A曲線は、板厚0.6mmのKPシ
ートを3倍膨張させた板厚1.9mmの加熱膨張・圧縮
成形体(低密度層領域のみからなる成形体)の背面側
に、パネルを設けることで厚さ20mmの空気層を画成
した吸音構造における吸音特性図である。B曲線は、板
厚0.6mmのKPシートを板厚1.9mmに3倍膨張
させた後、板厚0.95mmに圧縮成形した加熱膨張・
圧縮成形体(高密度層領域のみからなる成形体)の背面
側に、パネルを設けることで厚さ20mmの空気層を画
成した吸音構造における吸音特性図である。C曲線は、
板厚0.6mmのKPシートを加熱膨張成形した後にエ
ンボス圧縮成形により、板厚1.2mmの高密度層領域
と円柱型の板厚2mmの低密度層領域とが混在する加熱
膨張・圧縮成形体を成形し、この加熱膨張・圧縮成形体
の背面側にパネルを設けることで厚さ20mmの空気層
を画成した吸音構造における吸音特性図である。D曲線
は、板厚0.6mmのKPシートを加熱膨張成形した
後、エンボス圧縮成形により、板厚0.95mmの高密
度層領域と円柱型の板厚1.9mmの低密度層領域とが
混在する加熱膨張・圧縮成形体を成形し、この加熱膨張
・圧縮成形体の背面側にパネルを設けることで厚さ20
mmの空気層を画成した吸音構造における吸音特性図で
ある。E,F曲線は、板厚0.6mmのKPシートを加
熱膨張成形した後、エンボス圧縮成形により、板厚1.
9mmの低密度層領域と円柱型に窪んだ板厚0.95m
mの高密度層領域とが混在する加熱膨張・圧縮成形体を
成形し、この加熱膨張・圧縮成形体の背面側にパネルを
設けることで厚さ20mmの空気層を画成した吸音構造
における吸音特性図である。
ートを3倍膨張させた板厚1.9mmの加熱膨張・圧縮
成形体(低密度層領域のみからなる成形体)の背面側
に、パネルを設けることで厚さ20mmの空気層を画成
した吸音構造における吸音特性図である。B曲線は、板
厚0.6mmのKPシートを板厚1.9mmに3倍膨張
させた後、板厚0.95mmに圧縮成形した加熱膨張・
圧縮成形体(高密度層領域のみからなる成形体)の背面
側に、パネルを設けることで厚さ20mmの空気層を画
成した吸音構造における吸音特性図である。C曲線は、
板厚0.6mmのKPシートを加熱膨張成形した後にエ
ンボス圧縮成形により、板厚1.2mmの高密度層領域
と円柱型の板厚2mmの低密度層領域とが混在する加熱
膨張・圧縮成形体を成形し、この加熱膨張・圧縮成形体
の背面側にパネルを設けることで厚さ20mmの空気層
を画成した吸音構造における吸音特性図である。D曲線
は、板厚0.6mmのKPシートを加熱膨張成形した
後、エンボス圧縮成形により、板厚0.95mmの高密
度層領域と円柱型の板厚1.9mmの低密度層領域とが
混在する加熱膨張・圧縮成形体を成形し、この加熱膨張
・圧縮成形体の背面側にパネルを設けることで厚さ20
mmの空気層を画成した吸音構造における吸音特性図で
ある。E,F曲線は、板厚0.6mmのKPシートを加
熱膨張成形した後、エンボス圧縮成形により、板厚1.
9mmの低密度層領域と円柱型に窪んだ板厚0.95m
mの高密度層領域とが混在する加熱膨張・圧縮成形体を
成形し、この加熱膨張・圧縮成形体の背面側にパネルを
設けることで厚さ20mmの空気層を画成した吸音構造
における吸音特性図である。
【0019】なおC,D曲線における加熱膨張・圧縮成
形体の円柱状の低密度層領域の外径はいずれも12mm
で、C曲線における加熱膨張・圧縮成形体の高密度層領
域と低密度層領域の面積比は9:2、D曲線における加
熱膨張・圧縮成形体の高密度層領域と低密度層領域の面
積比は13:1である。またE,F曲線における加熱膨
張・圧縮成形体の円柱状の低密度層領域の外径はいずれ
も18.5mmで、E曲線における加熱膨張・圧縮成形
体の高密度層領域と低密度層領域の面積比は2:9、F
曲線における加熱膨張・圧縮成形体の高密度層領域と低
密度層領域の面積比は1:10である。
形体の円柱状の低密度層領域の外径はいずれも12mm
で、C曲線における加熱膨張・圧縮成形体の高密度層領
域と低密度層領域の面積比は9:2、D曲線における加
熱膨張・圧縮成形体の高密度層領域と低密度層領域の面
積比は13:1である。またE,F曲線における加熱膨
張・圧縮成形体の円柱状の低密度層領域の外径はいずれ
も18.5mmで、E曲線における加熱膨張・圧縮成形
体の高密度層領域と低密度層領域の面積比は2:9、F
曲線における加熱膨張・圧縮成形体の高密度層領域と低
密度層領域の面積比は1:10である。
【0020】図3からわかるように、空気層の前面壁を
低密度層領域のみによって構成した吸音構造(A曲線)
では、1500〜2000Hzの周波数域の騒音の吸収
低減に有効であるが、自動車のエンジン音(周波数域5
00〜3000Hz)の吸収低減には効果が少ない。ま
た空気層の前面壁を高密度層領域のみによって構成した
吸音構造(B曲線)では、700〜1400Hzの周波
数域の騒音の吸収低減に有効であるが、700Hz未満
と1450Hz以上の周波数の吸音率が悪く、自動車の
エンジン音の吸収低減には不十分である。一方、高密度
層領域と低密度層領域を面積比6:1で混在させた吸音
構造(C曲線)では、1000Hz以上の周波数域の吸
音率が60%以上で、2000Hzに近づく程吸音率が
高くなることから、1000Hz以上の騒音の低減に有
効であって、特に周波数1400〜2000Hzの範囲
の騒音の吸音率は80%である。
低密度層領域のみによって構成した吸音構造(A曲線)
では、1500〜2000Hzの周波数域の騒音の吸収
低減に有効であるが、自動車のエンジン音(周波数域5
00〜3000Hz)の吸収低減には効果が少ない。ま
た空気層の前面壁を高密度層領域のみによって構成した
吸音構造(B曲線)では、700〜1400Hzの周波
数域の騒音の吸収低減に有効であるが、700Hz未満
と1450Hz以上の周波数の吸音率が悪く、自動車の
エンジン音の吸収低減には不十分である。一方、高密度
層領域と低密度層領域を面積比6:1で混在させた吸音
構造(C曲線)では、1000Hz以上の周波数域の吸
音率が60%以上で、2000Hzに近づく程吸音率が
高くなることから、1000Hz以上の騒音の低減に有
効であって、特に周波数1400〜2000Hzの範囲
の騒音の吸音率は80%である。
【0021】また高密度層領域と低密度層領域を面積比
13:1で混在させた吸音構造(D曲線)では、500
〜1500Hzの周波数の吸音率が60〜80%で、1
500〜2000Hzの周波数の吸音率も50〜60%
を示すことから、500〜2000Hzという広範囲に
わたる周波数域の騒音をまんべんなく低減させることか
ら、自動車のエンジン音の吸収低減に有効であることが
わかる。
13:1で混在させた吸音構造(D曲線)では、500
〜1500Hzの周波数の吸音率が60〜80%で、1
500〜2000Hzの周波数の吸音率も50〜60%
を示すことから、500〜2000Hzという広範囲に
わたる周波数域の騒音をまんべんなく低減させることか
ら、自動車のエンジン音の吸収低減に有効であることが
わかる。
【0022】また高密度層領域と低密度層領域を面積比
2:9で混在させた吸音構造(E曲線)では、1000
〜2000Hzの周波数の吸音率が80%で、700〜
1000Hzの周波数の吸音率も50〜80%を示すこ
とから、500〜2000Hzという広範囲にわたる周
波数域の騒音をまんべんなく低減させることができ、自
動車のエンジン音の吸収低減に有効であることがわか
る。また、高密度層領域と低密度層領域を面積比1:1
0で混在させた吸音構造(F曲線)では、1200Hz
以上の周波数域の吸音率が60%以上で、2000Hz
に近づく程吸音率が高くなることから、1200Hz以
上の騒音の低減に有効であって、特に周波数1500H
z〜2000Hzの範囲の吸音の吸音率は80%以上で
ある。
2:9で混在させた吸音構造(E曲線)では、1000
〜2000Hzの周波数の吸音率が80%で、700〜
1000Hzの周波数の吸音率も50〜80%を示すこ
とから、500〜2000Hzという広範囲にわたる周
波数域の騒音をまんべんなく低減させることができ、自
動車のエンジン音の吸収低減に有効であることがわか
る。また、高密度層領域と低密度層領域を面積比1:1
0で混在させた吸音構造(F曲線)では、1200Hz
以上の周波数域の吸音率が60%以上で、2000Hz
に近づく程吸音率が高くなることから、1200Hz以
上の騒音の低減に有効であって、特に周波数1500H
z〜2000Hzの範囲の吸音の吸音率は80%以上で
ある。
【0023】図4は本発明の第2の実施例であるエンジ
ンアンダーカバーの縦断面図である。この第2の実施例
におけるアンダーカバー10A構成部材である空気層画
成プレート14Aも前記第1の実施例と同様、KPシー
トの加熱膨張・圧縮成形体によって構成されている。し
かし、プレート14Aは、略全体が低密度層領域16に
よって形成されるとともに、プレート14Aの空気層1
3に対応する領域内には、円柱型に窪んだ高密度層領域
15が均一に分布形成され、高密度層領域15と低密度
層領域16の面積比は2:9に構成された構造となって
おり、その吸音特性は図3におけるE曲線に示されてい
る。
ンアンダーカバーの縦断面図である。この第2の実施例
におけるアンダーカバー10A構成部材である空気層画
成プレート14Aも前記第1の実施例と同様、KPシー
トの加熱膨張・圧縮成形体によって構成されている。し
かし、プレート14Aは、略全体が低密度層領域16に
よって形成されるとともに、プレート14Aの空気層1
3に対応する領域内には、円柱型に窪んだ高密度層領域
15が均一に分布形成され、高密度層領域15と低密度
層領域16の面積比は2:9に構成された構造となって
おり、その吸音特性は図3におけるE曲線に示されてい
る。
【0024】その他は、前記第1の実施例と同一構造で
あるため、同一の符号を付すことによりその説明は省略
する。図5は本発明の第3の実施例であるエンジンアン
ダーカバーの縦断面図である。この第3の実施例におけ
るアンダーカバー10Bでは、アンダーカバー本体12
Bの周縁部および前後方向略中央部に外側に膨出する段
差部12c,12dが形成され、この段差部12c,1
2dに空気層画成プレート14Bが接合固定されてい
る。
あるため、同一の符号を付すことによりその説明は省略
する。図5は本発明の第3の実施例であるエンジンアン
ダーカバーの縦断面図である。この第3の実施例におけ
るアンダーカバー10Bでは、アンダーカバー本体12
Bの周縁部および前後方向略中央部に外側に膨出する段
差部12c,12dが形成され、この段差部12c,1
2dに空気層画成プレート14Bが接合固定されてい
る。
【0025】またアンダーカバー本体12Bは、KPシ
ートが加熱膨張成形されかつ粗密調整されて所定形状に
成形されたKPシートの加熱膨張・圧縮成形体によって
構成されており、略全体が高密度層領域15によって形
成されるとともに、空気層13に対応する平面領域に
は、円柱エンボス状の低密度層領域16が均一に分布形
成された構造となっている。
ートが加熱膨張成形されかつ粗密調整されて所定形状に
成形されたKPシートの加熱膨張・圧縮成形体によって
構成されており、略全体が高密度層領域15によって形
成されるとともに、空気層13に対応する平面領域に
は、円柱エンボス状の低密度層領域16が均一に分布形
成された構造となっている。
【0026】図6は本発明の第4の実施例におけるエン
ジンアンダーカバーの縦断面図である。この第4の実施
例におけるアンダーカバー10Cでは、KPシートの加
熱膨張・圧縮成形体であるアンダーカバー本体12Cの
略全体が低密度層領域16によって形成されるととも
に、アンダーカバー本体12の空気層13に対応する平
面領域には、円柱窪み状の高密度層領域15が均一に形
成されている。
ジンアンダーカバーの縦断面図である。この第4の実施
例におけるアンダーカバー10Cでは、KPシートの加
熱膨張・圧縮成形体であるアンダーカバー本体12Cの
略全体が低密度層領域16によって形成されるととも
に、アンダーカバー本体12の空気層13に対応する平
面領域には、円柱窪み状の高密度層領域15が均一に形
成されている。
【0027】その他は前記第3の実施例と同一であり、
同一の符号を付すことによりその説明は省略する。なお
前記した第1〜第4の実施例では、アンダーカバー本体
および空気層画成プレートが合成樹脂製であるとして説
明したが、第1,第2実施例におけるアンダーカバー本
体および第3,第4実施例における空気層画成プレート
の素材としては、合成樹脂の他、アルミニウム,鉄,真
鍮等の加工し易い金属によって構成してもよい。
同一の符号を付すことによりその説明は省略する。なお
前記した第1〜第4の実施例では、アンダーカバー本体
および空気層画成プレートが合成樹脂製であるとして説
明したが、第1,第2実施例におけるアンダーカバー本
体および第3,第4実施例における空気層画成プレート
の素材としては、合成樹脂の他、アルミニウム,鉄,真
鍮等の加工し易い金属によって構成してもよい。
【0028】また前記した第1〜第4の実施例では、低
密度層領域16が円柱エンボス状又は高密度層領域15
が円柱窪み状に形成されていたが、高密度層領域15と
低密度層領域16の面積比が、自動車用エンジンの騒音
である周波数域(500〜3000Hz)の音の吸収低
減に有効である所定の比率となる構造であればよく、高
密度層領域15と低密度層領域16の平面形状は円,四
角,三角,星形等如何なる形状であってもよい。
密度層領域16が円柱エンボス状又は高密度層領域15
が円柱窪み状に形成されていたが、高密度層領域15と
低密度層領域16の面積比が、自動車用エンジンの騒音
である周波数域(500〜3000Hz)の音の吸収低
減に有効である所定の比率となる構造であればよく、高
密度層領域15と低密度層領域16の平面形状は円,四
角,三角,星形等如何なる形状であってもよい。
【0029】図7は本発明をエンジンフード(ボンネッ
トともいう)にも適用した実施例を示すものである。符
号12Dは、エンジンEの上方に配設された鋼板製のエ
ンジンフード本体で、このエンジンフード本体12Dの
内側には、粗密調整されたKPシートの加熱膨張・圧縮
成形体によって構成された空気層画成プレート14Dが
接着剤によって固定されて、エンジンフード10Dとし
て一体化されている。
トともいう)にも適用した実施例を示すものである。符
号12Dは、エンジンEの上方に配設された鋼板製のエ
ンジンフード本体で、このエンジンフード本体12Dの
内側には、粗密調整されたKPシートの加熱膨張・圧縮
成形体によって構成された空気層画成プレート14Dが
接着剤によって固定されて、エンジンフード10Dとし
て一体化されている。
【0030】空気画成プレート14Dは、前後方向略中
央に上方への膨出部14bが形成された浅い皿型形状
で、プレート14Dの周縁部14aおよび膨出部14b
がエンジンフード本体12Dに接合されて、空気層画成
プレート14Dとエンジンフード本体12D間に空気層
13が画成されている。プレート14Dは、略全体が高
密度層領域15によって形成されるとともに、プレート
14Dの空気層13に対応する領域内には、低密度層領
域16が均一に分布形成されており、エンジンEの騒音
がこのエンジンフード10Dによって低減されるように
なっている。
央に上方への膨出部14bが形成された浅い皿型形状
で、プレート14Dの周縁部14aおよび膨出部14b
がエンジンフード本体12Dに接合されて、空気層画成
プレート14Dとエンジンフード本体12D間に空気層
13が画成されている。プレート14Dは、略全体が高
密度層領域15によって形成されるとともに、プレート
14Dの空気層13に対応する領域内には、低密度層領
域16が均一に分布形成されており、エンジンEの騒音
がこのエンジンフード10Dによって低減されるように
なっている。
【0031】なお符号Rはラジエータ、符号Tはトラン
スミッションで、エンジンEの下方には、前記第4の実
施例であるエンジンアンダーカバー10Cが配設されて
いる。この様に、本実施例では、エンジンEの騒音が、
エンジンEの下方位置に配設されたエンジンアンダーカ
バー10Cと、上方位置に配設されたエンジンフード1
0Dそれぞれによって吸音されるので、エンジンアンダ
ーカバー10Cとエンジンフード10Dを単独で配設す
る構造に比べて、エンジン騒音の著しい低減を達成でき
る。
スミッションで、エンジンEの下方には、前記第4の実
施例であるエンジンアンダーカバー10Cが配設されて
いる。この様に、本実施例では、エンジンEの騒音が、
エンジンEの下方位置に配設されたエンジンアンダーカ
バー10Cと、上方位置に配設されたエンジンフード1
0Dそれぞれによって吸音されるので、エンジンアンダ
ーカバー10Cとエンジンフード10Dを単独で配設す
る構造に比べて、エンジン騒音の著しい低減を達成でき
る。
【0032】なお前記したエンジンフード10Dにおけ
る空気層画成パネル14Dは、高密度層領域15中に低
密度層領域16が分布形成された構造となっているが、
第2実施例における空気層画成パネル14A(図4参
照)や第4の実施例におけるアンダーパネル本体12C
(図6参照)において示すように、低密度層領域16中
に高密度層領域16が分布形成された構造であってもよ
い。
る空気層画成パネル14Dは、高密度層領域15中に低
密度層領域16が分布形成された構造となっているが、
第2実施例における空気層画成パネル14A(図4参
照)や第4の実施例におけるアンダーパネル本体12C
(図6参照)において示すように、低密度層領域16中
に高密度層領域16が分布形成された構造であってもよ
い。
【0033】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る吸音機能付自動車用エンジンカバーによれば、空
気層の前面に位置する前面壁が、低密度層領域と高密度
層領域とが混在する長繊維均一分散合成樹脂シートの平
板状の加熱膨張・圧縮成形体によって構成されて、広範
囲な周波数領域(例えば500〜2000Hz)におけ
る騒音を吸収低減することができるので、厚さが小さく
てエンジン音を低減させるに有効な吸音機能付エンジン
カバーを提供できる。
に係る吸音機能付自動車用エンジンカバーによれば、空
気層の前面に位置する前面壁が、低密度層領域と高密度
層領域とが混在する長繊維均一分散合成樹脂シートの平
板状の加熱膨張・圧縮成形体によって構成されて、広範
囲な周波数領域(例えば500〜2000Hz)におけ
る騒音を吸収低減することができるので、厚さが小さく
てエンジン音を低減させるに有効な吸音機能付エンジン
カバーを提供できる。
【図1】本発明の第1の実施例である自動車用エンジン
アンダーカバーの平面図
アンダーカバーの平面図
【図2】同アンダーカバーの縦断面図(図1に示す線II
−IIに沿う断面図)
−IIに沿う断面図)
【図3】同アンダーカバーの吸音特性図
【図4】本発明の第2の実施例である自動車用エンジン
アンダーカバーの縦断面図
アンダーカバーの縦断面図
【図5】本発明の第3の実施例である自動車用エンジン
アンダーカバーの縦断面図
アンダーカバーの縦断面図
【図6】本発明の第4の実施例である自動車用エンジン
アンダーカバーの縦断面図
アンダーカバーの縦断面図
【図7】本発明の第5の実施例である自動車用エンジン
フードの縦断面図
フードの縦断面図
【図8】第1の従来技術のエンジンアンダーカバーの縦
断面図
断面図
【図9】第2の従来技術のエンジンアンダーカバーの斜
視図
視図
10,10A,10B,10C エンジンアンダーカバ
ー 10D エンジンフード 12,12B,12C アンダーカバー本体 13 空気層 14,14B,14D 空気層画成プレート 15 高密度層領域 16 低密度層領域 E エンジン
ー 10D エンジンフード 12,12B,12C アンダーカバー本体 13 空気層 14,14B,14D 空気層画成プレート 15 高密度層領域 16 低密度層領域 E エンジン
Claims (8)
- 【請求項1】 自動車用エンジンの上方又は/および下
方に配設される自動車用エンジンカバーにおいて、 自動車のエンジンおよびその周辺の車体構成部材と干渉
しない所定形状に形成されたカバー本体と、 前記カバー本体のエンジンに臨む側に配設一体化され
て、カバー本体との間に空気層を画成する空気層画成プ
レートとを備え、 前記空気層画成プレートは、長繊維がモノフィラメント
状態で均一に分散する長繊維均一分散合成樹脂シートを
加熱膨張させた後に圧縮成形した加熱膨張・圧縮成形体
であって、所定圧力で圧縮成形された高密度層領域と前
記所定圧力よりも低い圧力で圧縮成形された低密度層領
域とが混在する加熱膨張・圧縮成形体によって構成され
たことを特徴とする吸音機能付自動車用エンジンカバ
ー。 - 【請求項2】 前記空気層画成プレートは、ガラス繊維
や金属繊維等の長繊維がモノフィラメント状態で均一に
分散する長繊維均一分散合成樹脂シートを加熱膨張させ
た後に圧縮成形した加熱膨張・圧縮成形体によって構成
され、前記加熱膨張・圧縮成形体の略全体が、所定圧力
で圧縮成形された高密度層領域により形成されるととも
に、加熱膨張・圧縮成形体の空気層に対応する領域に
は、前記所定圧力よりも低い圧力で圧縮成形されてエン
ジン側に膨出する多数のエンボス状低密度層領域が均一
に分布形成されたことを特徴とする請求項1記載の吸音
機能付自動車用エンジンカバー。 - 【請求項3】 前記空気層画成プレートは、ガラス繊維
や金属繊維等の長繊維がモノフィラメント状態で均一に
分散する長繊維均一分散合成樹脂シートを加熱膨張後に
圧縮成形した加熱膨張・圧縮成形体によって構成され、
前記加熱膨張・圧縮成形体の略全体が、所定圧力で圧縮
成形された低密度層領域により形成されるとともに、加
熱膨張・圧縮成形体の空気層に対応する領域には、前記
所定圧力よりも高い圧力で圧縮成形されてエンジンに臨
む側が窪んだ多数の高密度層領域が均一に分布形成され
たことを特徴とする請求項1記載の吸音機能付自動車用
エンジンカバー。 - 【請求項4】 エンジンの下方に配設される自動車用エ
ンジンカバーにおいて、 自動車のエンジンおよびその周辺の車体構成部材と干渉
しない所定形状に形成されたカバー本体と、 前記カバー本体のエンジンに臨む側と反対の側に配設一
体化されて、カバー本体との間に空気層を画成する空気
層画成プレートとを備え、 前記カバー本体は、長繊維がモノフィラメント状態で均
一に分散する長繊維均一分散合成樹脂シートを加熱膨張
させた後に圧縮成形した加熱膨張・圧縮成形体であっ
て、所定圧力で圧縮成形された高密度層領域と前記所定
圧力よりも低い圧力で圧縮成形された低密度層領域とが
混在する加熱膨張・圧縮成形体によって構成されたこと
を特徴とする吸音機能付自動車用エンジンカバー。 - 【請求項5】 前記カバー本体は、ガラス繊維や金属繊
維等の長繊維がモノフィラメント状態で均一に分散する
長繊維均一分散合成樹脂シートを加熱膨張後に圧縮成形
した加熱膨張・圧縮成形体によって構成され、前記加熱
膨張・圧縮成形体の略全体が、所定圧力で圧縮成形され
た高密度層領域により形成されるとともに、加熱膨張・
圧縮成形体の空気層に対応する領域には、前記所定圧力
よりも低い圧力で圧縮成形されてエンジン側に膨出する
多数のエンボス状の低密度層領域が均一に分布形成され
たことを特徴とする請求項4記載の吸音機能付自動車用
エンジンカバー。 - 【請求項6】 前記カバー本体は、ガラス繊維や金属繊
維等の長繊維がモノフィラメント状態で均一に分散する
長繊維均一分散合成樹脂シートを加熱膨張させた後に圧
縮成形した加熱膨張・圧縮成形体によって構成され、前
記加熱膨張・圧縮成形体の略全体が、所定圧力で圧縮成
形された低密度層領域により形成されるとともに、加熱
膨張・圧縮成形体の空気層に対応する領域には、前記所
定圧力よりも高い圧力で圧縮成形されてエンジンに臨む
側が窪んだ多数の高密度層領域が均一に分布形成された
ことを特徴とする請求項4記載の吸音機能付自動車用エ
ンジンカバー。 - 【請求項7】 前記カバー本体は、エンジンの下方に配
設されてエンジンを保護するエンジンアンダーカバーで
あることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の
吸音機能付自動車用エンジンカバー。 - 【請求項8】 前記カバー本体は、エンジンの上方を覆
う位置に配設されるエンジンフードであることを特徴と
する請求項1〜3のいずれかに記載の吸音機能付自動車
用エンジンカバー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3489595A JPH08232676A (ja) | 1995-02-23 | 1995-02-23 | 吸音機能付自動車用エンジンカバー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3489595A JPH08232676A (ja) | 1995-02-23 | 1995-02-23 | 吸音機能付自動車用エンジンカバー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08232676A true JPH08232676A (ja) | 1996-09-10 |
Family
ID=12426916
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3489595A Pending JPH08232676A (ja) | 1995-02-23 | 1995-02-23 | 吸音機能付自動車用エンジンカバー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08232676A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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-
1995
- 1995-02-23 JP JP3489595A patent/JPH08232676A/ja active Pending
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