JPH08233130A - 切換弁 - Google Patents

切換弁

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JPH08233130A
JPH08233130A JP7065054A JP6505495A JPH08233130A JP H08233130 A JPH08233130 A JP H08233130A JP 7065054 A JP7065054 A JP 7065054A JP 6505495 A JP6505495 A JP 6505495A JP H08233130 A JPH08233130 A JP H08233130A
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port
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Isamu Toyama
勇 外山
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明はパイプ加工にて、冷暖房装置におけ
る四方切換弁に代表される切換弁が安価に且つ容易に形
成でき、又内管に対し気体の圧力が抵抗体として働くこ
とがなく円滑に摺動でき摺動面における摩耗を有効に防
止できるようにした切換弁を提供する。 【構成】気密性を有する外管1内に気密性を有する第1
内管部2aと第2内管部2bを有する内管2を管軸方向
へ摺動可に内挿し、外管1と第1内管部の各管壁に内管
2の摺動によって連通される気体導入口(4a,4b)
と気体導出口(8a,6a)を設けると共に、外管1と
第2内管部2bの各管壁に内管2の摺動によって連通さ
れる気体導入口(7a,9a)と気体導出口(5a,5
b)を設けた切換弁。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はパイプ加工によって形
成された切換弁とこれを応用せる冷暖房装置における冷
媒の高低圧路を反転する切換弁(冷暖切換弁)に関す
る。
【0002】
【従来の技術】特開昭61−6468号公報は、従来の
冷暖装置における上記冷媒高低圧路の反転切換弁の代表
例を示す。
【0003】この切換弁は図7に示すように気密性を有
する外管1の管壁に圧縮機10の吐出口と接続せる高圧
気体導入口2を設けると共に、これとは反対側の管壁に
熱交換機(室内コイル11a,室外コイル11b)と接
続せる第1,第2高低圧気体
【0004】
【発明が解決しようとする問題点】而して、上記切換弁
においては通路切換用スライドブロック6が片当てスラ
イド形式であるために、摺動面における密着性の確保が
難しく、シール瑕疵の問題を内在している。
【0005】又スライドブロック6に対し常に高圧気体
導入口2からの高圧が印加されているために摺動面にお
ける摺動抵抗が過大となりこれがスライドブロック6の
スムーズな摺動を妨げ応動性を悪化し、又高圧下での繰
り返し摺動により摩耗が生じ易く上記シール瑕疵を助長
する問題を有している。
【0006】従来例は上記構造上の問題に対処すべく、
外管1の内曲面へのスライドブロック摺動用弁座11の
設置、両者6,11の素材選定、加工技術等の設計仕様
に様々な工夫を強いられている。
【0007】又従来例は上記スライドブロック6を駆動
する手段として、外管1内にスライドブロック6と連結
する左右一対のピストン7,8を設けると共に、上記切
換弁を経由して圧縮機10に吸入吐出される気体(冷
媒)の高低圧差を利用して上記ピストン7,8を駆動せ
しめるパイロットバルブ9の設置、その配管を要する
等、構造が複雑で、部品点数と組立工数が非常に多くな
る問題、加えてコストアップを招く問題を有している。
【0008】そして現在これらの問題の解決が大きな課
題となっている。
【0009】
【問題点を解決するための手段】この発明に係る切換バ
ルブは上記技術的課題に応えるべく、研究を重ね開発さ
れたものである。
【0010】この発明は問題の原因となっている、高圧
気体の印圧下において外管内壁面の弁座に添い通路切換
用スライドブロックを摺動せしめる切換弁構造を抜本的
に改廃し、改善する切換弁を提供する。
【0011】この発明に係る切換弁は気密性を有する外
管1内に気密性を有する内管2を管軸方向へ摺動可に内
挿し、外管1と内管2の各管壁に内管2の摺動によって
連通される図1、図2に例示の如き気体導入口4a,4
bと気体導出口8a,6aを設け、内管内を気体導入口
4a,4bから供給される導入気体で満たしつつ内管を
摺動させて気体導出口8a,6aを通じ導出する二重パ
イプ形切換弁構造を基本構造として有している。
【0012】又上記内管2を管軸方向の二つの内管部に
仕切り各内管部と外管部1の管壁に上記気体導入口と導
出口とを設けた切換弁を提供する。
【0013】又上記各気体導入口と各気体導出口は内管
2又は第1、第2内管部2a,2b内に配した連通管1
2a,12b,13a,13bにて夫々連通せしめた切
換弁を構成する。
【0014】又この発明はこの基本構造に基く冷暖房装
置用の四方切換弁を提供するものである。
【0015】この切換弁は上記内管2の一端側に第1内
管部2aを、他端側に第2内管部2bを夫々設け、上記
内管2が一方向に摺動している時と、他方向に摺動して
いる時の双方において外管1及び第1内管部2aの管壁
を通じて第1内管部2a内へ圧縮機10の吐出口からの
高圧気体を導入し、この第1内管部2a内の高圧気体を
外管1及び第1内管部2aの管壁を通じて熱交換機11
へ導出し、更にこの熱交換機11を経た低圧気体を外管
1と第2内管部2bの管壁を通じて第2内管部2b内へ
導入し、この第2内管部2b内の低圧気体を外管1及び
第2内管部2bの管壁を通じて圧縮機10の吸入口へ導
入する構成としている。
【0016】上記により熱交換機11を経由しての高圧
気体と低圧気体の流路が内管2の摺動によって反転切換
えされ冷暖房の切換えが図られる。
【0017】又この発明は冷暖房装置における四方切換
弁において、上記内管2の管壁に設けた高圧気体導入口
と同導出口間、又は低圧気体導入口と同導出口間を内管
2内に配管した連通管12a,12b又は13a,13
bを介し連通して、上記冷暖切換動作を得るように構成
したものである。
【0018】又この発明は上記内管2を外管1の一端外
側に配した電磁石22の磁力にて往復摺動せしめるよう
にした切換弁を提供するものである。
【0019】
【作用】この発明によれば、内管2の摺動を妨げる高圧
気体の如き負荷が加わらず、内管2を外管1の内面を案
内として極めて円滑に応動性良く摺動(切換動作)させ
ることができる。従って従来のスライドブロックの如き
摺動面における摩耗、これによるシール瑕疵の問題も払
拭できる。
【0020】又内管2の外周面を外管1の内周面で規制
しつつ、軸線上を適正に往復摺動させて気体導出入口の
整合を得ることができ、従来のスライドブロックの如き
特殊な材質と加工を要せずにシール性を確保できる。
【0021】又この発明の如き二重パイプ構造の切換弁
構造とすることによって、外管の一端外側に設けた電磁
石により内管を移動する駆動機構が採用でき、従来例の
如き気体(冷媒)の高低圧差を利用してピストンを駆動
させるパイロットバルブを省約でき、スライドバルブの
改廃と併せて構造の著しい簡素化とコストダウンを達成
できる。
【0022】
【実施例】
第1実施例(図1,図2,図3) この実施例は気密性を有する外管1内に気密性を有する
第1内管部2aと第1内管部を管軸方向へ摺動可に内挿
し、外管1と内管2の各管壁に内管2の摺動によって連
通される気体導入口と気体導出口を設けた切換弁構造を
思想として含んでいる。
【0023】上記気体導入口とは例えば図1,図2にお
ける符号4a,4bで示され、気体導出口とは同6a,
8aで示される。この導入口と導出口の組を一組又は複
数組設けることができる。
【0024】又上記実施例は気密性を有する外管1内に
気密性を有する第1内管部2aと第2内管部2bを有す
る内管2を管軸方向へ摺動可に内挿し、外管1と第1内
管部2aの各管壁に内管2の摺動によって連通される気
体導入口と気体導出口を設けると共に、外管1と第2内
管部2bの各管壁に内管2の摺動によって連通される気
体導入口と気体導出口を設けた切換弁を思想として含ん
でいる。外管1と第1内管部2a側の気体導入口とは例
えば開口4a,4bであり、気体導出口とは開口8a,
6aである。又外管1と第2内管部2b側の気体導入口
とは例えば開口7a,9aであり、気体導出口とは開口
5b,5aである。
【0025】又本発明は上記各気体導入口と各気体導出
口を内管2又は第1、第2内管部2a,2b内に配した
連通管12a,12b,13a,13bにて夫々連通せ
しめた切換弁を提供する。
【0026】上記外管1及び内管2は何れも金属パイプ
加工で形成し、外管1の両端を蓋体14,15で封鎖し
て気密構造にし、各管壁の所定位置に上記気体導入口と
気体導出口とを穿孔し、内管2の摺動によって上記導入
口と導出口を遮断したり、連通せしめるようにしたもの
である。
【0027】又上記気体導入口と導出口の気密性を確保
するため、内管2の外周面にシーリング材16を設けて
外管1の内周面に密接し、このシーリング材16を上記
導入口と導出口の両側に配置する。
【0028】内管2はその管径を外管1より僅かに小径
にし、両管の間に上記シーリング材16を圧縮状態で介
在する。従って内管1はこのシーリング材16において
滑りを惹起しながら外管1内周面を案内として摺動す
る。
【0029】更に図1,図2,図3は上記基本構造に基
き冷暖房装置における四方切換弁を構成した場合を示し
ている。
【0030】前記の如く、気密性を有する外管1内に気
密性を有する内管2を管軸を一致させて内挿し管軸方向
へ摺動可能な二重パイプ構造にする。
【0031】内管2は中央部を隔壁17で気密的に隔絶
し、一端側に第1内管部2aを、他端側に第2内管部2
bを夫々形成する。
【0032】第1,第2内管部2a,2bは図示のよう
に、別々のパイプにて形成し、各内端を上記隔壁17を
介し連結し一体とすると共に、隔壁17で各内端側開口
を密栓し、又各内管部2a,2bの外端側開口は蓋体2
3a,23bで密栓し互いに気密状態とする。
【0033】又上記隔壁17の中央部外周面に環状リブ
17aを突設し、この環状リブ17aを外管1内周面に
当接し、摺動を案内する。上記隔壁17の適正素材とし
て熱収縮率が小さく高い耐摩耗性を有する、例えばテフ
ロンを用いる。
【0034】上記第1,第2内管部2a,2bは一本の
パイプで形成し、パイプ内中央部に隔壁17を嵌合し接
着剤で接着、又は溶接付けして二つの空間に仕切ること
ができる。
【0035】上記の如くして、気密性を有する外管1内
に気密性を有する第1内管部2aと第2内管部2bとを
有する内管2を管軸方向へ摺動可に内挿する構造としつ
つ、上記外管1の管壁に上記第1内管部2aの管壁と対
向する第1高圧気体導入口4aを設けると共に同第2内
管部2bの管壁と対向する第1低圧気体導出口5aを設
け、該第1高圧気体導入口4aを圧縮機10の吐出口と
接続すると共に、第1低圧気体導出口5aを圧縮機10
の吸入口と接続する。
【0036】上記第1高圧気体導入口4aと第1低圧気
体導出口5aは外管1の同一母線上に配し、又上記第1
高圧気体導入口4aには高圧気体導入管18を一体に接
続すると共に、上記第1低圧気体導出口5aには低圧気
体導出管19を一体に接続し、両管18,19間に上記
圧縮機10からの管路を接続する。
【0037】更に上記第1内管部2aの管壁に上記内管
2の一方向への摺動にて上記第1高圧気体導入口4aと
連通する第2高圧気体導入口4bを設けると共に同他方
向への摺動にて上記第1高圧気体導入口4aと連通する
第3高圧気体導入口4cを設け、更に上記第2内管部2
bの管壁に上記内管2の一方向への摺動にて上記第1低
圧気体導出口5aと連通する第2低圧気体導出口5bを
設けると共に同他方向への摺動にて上記第1低圧気体導
出口5aと連通する第3低圧気体導出口5cを設ける。
【0038】上記第2,第3高圧気体導入口4b,4c
と第2、3低圧気体導出口5b,5cは外管1の同一母
線上、即ち、上記第1高圧気体導入口4a及び第1低圧
気体導出口5aと対応する母線上に配する。
【0039】更に上記外管1の管壁に上記第1内管部2
aの管壁と対向せる第1高圧気体導出口6aと第2高圧
気体導出口6bを設けると共に上記第2内管部2bの管
壁と対向する第1低圧気体導入口7aと第2低圧気体導
入口7bを設け、上記第1高圧気体導出口6aと第2低
圧気体導入口7bとを熱交換機11の一端と接続すると
共に、上記第2高圧気体導出口6bと第1低圧気体導入
口7aとを熱交換機11の他端と接続し、更に上記第1
内管部2aの管壁に上記内管2の一方向への摺動にて上
記第1高圧気体導出口6aと連通し且つ他方向への摺動
にて第2高圧気体導出口6bと連通する第3高圧気体導
出口8aを設けると共に、第2内管部2bの管壁に上記
内管2の一方向への摺動にて上記第1低圧気体導入口7
aと連通し且つ他方向への摺動にて第2低圧気体導入口
7bと連通する第3低圧気体導入口9aを設ける。
【0040】上記第1高圧気体導出口6aと第2低圧気
体導入口7bとはU字形の第1高低圧気体導出入管20
を用いて互いに連通するように外管1と一体に接続し、
該管20の中央部を熱交換機11の一端と接続する。
【0041】同様に、上記第2高圧気体導出口6bと第
1低圧気体導入口7aとは第2高低圧気体導出入管21
を用いて互いに連通するように外管1と一体に接続し、
該管21の中央部を熱交換機11の他端と接続する。
【0042】上記第1,第2高圧気体導出口6a,6b
と第1,第2低圧気体導入口7a,7bとは外管1の同
一母線上、好ましくは上記第1高圧気体導入口4a及び
第1低圧気体導出口5aと反対側の母線上に配し、これ
と対向する内管2の母線上に上記第3高圧気体導出口8
aと第3低圧気体導入口9aの開口を設ける。
【0043】図1に示すように、内管2が右方向に摺動
した時には圧縮機10(吐出口)→高圧気体導入管18
→第1高圧気体導入口4a→第2高圧気体導入口4b→
第1内管部2aの内腔→第3高圧気体導出口8a→第1
高圧気体導出口6a→第1高低圧気体導出入管20→熱
交換機11→第2高低圧気体導出入管21→第1低圧気
体導入口7a→第3低圧気体導入口9a→第2内管部2
bの内腔→第2低圧気体導出口5b→第1低圧気体導出
口5a→低圧気体導出管19→圧縮機10(吸入口)の
気体流路を形成して暖房状態となる。
【0044】逆に図2に示すように、内管2が左方向に
摺動した時には圧縮機10(吐出口)→高圧気体導入管
18→第1高圧気体導入口4a→第3高圧気体導入口4
c→第1内管部2aの内腔→第3高圧気体導出口8a→
第2高圧気体導出口6b→第2高低圧気体導出入管21
→熱交換機11→第1高低圧気体導出入管20→第2低
圧気体導入口7b→第3低圧気体導入口9a→第2内管
部2bの内腔→第3低圧気体導出口5c→第1低圧気体
導出口5a→低圧気体導出管19→圧縮機10(吸入
口)の気体流路を形成して冷房状態となる。
【0045】第2実施例(図4,図5,図6) 前記と同様に、外管1内に気密性を有する内管2を管軸
方向へ摺動可に内挿し、上記外管1の管壁に第1高圧気
体導入口4aと第1低圧気体導出口5aを設け、該第1
高圧気体導入口4aを圧縮機10の吐出口と接続すると
共に、第1低圧気体導出口5aを圧縮機10の吸入口と
接続する。
【0046】更に上記内管2の管壁に上記一方向への摺
動にて上記第1高圧気体導入口4aと連通する第2高圧
気体導入口4bを設けると共に上記第1低圧気体導出口
5aと連通する第2低圧気体導出口5bを設け、更に内
管2の管壁に上記他方向への摺動にて上記第1高圧気体
導入口4aと連通する第3高圧気体導入口4cを設ける
と共に上記第1低圧気体導出口5aと連通する第3低圧
気体導出口5cを設ける。
【0047】前記と同様に、上記第1高圧気体導入口4
aには高圧気体導入管18を外管1と一体に接続し、該
導入管18に圧縮機10の吐出口を接続すると共に、上
記第1低圧気体導出口5aには低圧気体導出管19を外
管1と一体に接続し、該導出管19に圧縮機10の吸入
口を接続する。好ましくは上記第1高圧気体導入口4a
と第1低圧気体導出口5aとは外管1の同一母線上に配
し、又上記第2、第3高圧気体導入口4b,4cと上記
第2,第3低圧気体導出口5b,5cは第1高圧気体導
入口4a及び第1低圧気体導出口5aと一致する内管2
の母線上に配する。
【0048】更に上記外管1の管壁に第1高圧気体導出
口6aと第1低圧気体導入口7aを設けると共に第2高
圧気体導出口6bと第2低圧気体導入口7bを設け、上
記第1高圧気体導出口6aと第1低圧気体導入口7aを
熱交換機11の一端に接続すると共に、第2高圧気体導
出口6bと第2低圧気体導入口7bを熱交換機11の他
端と接続し、更に上記内管2の管壁に上記一方向への摺
動にて上記第1高圧気体導入口6aと連通する第3高圧
気体導出口8aを設けると共に上記第2低圧気体導入口
7bと連通する第3低圧気体導入口9aを設け、更に上
記内管2の管壁に上記他方向への摺動にて上記第2高圧
気体導出口6bと連通する第4高圧気体導出口8bを設
けると共に上記第1低圧気体導入口7aと連通する第4
低圧気体導入口9bを設ける。
【0049】上記第1高圧気体導出口6aと第1低圧気
体導入口7aはU字形の第1高低圧気体導出入管20を
用いて互いに連通するように外管1と一体に接続し、外
管20の中央部を熱交換機11の一端と接続する。同様
に、上記第2高圧気体導出口6bと第2低圧気体導入口
7bとは第2高低圧気体導出入管21を用いて互いに連
通するように外管1と一体に接続し、該管21の中央部
を熱交換機11の他端と接続する。
【0050】上記第1,第2高圧気体導出口6a,6b
と第1、第2低圧気体導入口7a,7bと第3,第4高
圧気体導出口8a,8bと第3,第4低圧気体導入口9
a,9bとは外管1及び内管2の同一母線上に対向して
配し、好ましくは前記開口4a,5a,4b,4c,5
b,5cと反対側の母線上に配置する。
【0051】そして上記第2高圧気体導入口4bと第3
高圧気体導出口8aとを内管2内に配管した第1高圧気
体連通管12aで連通すると共に、上記第3高圧気体導
入口4cと第4高圧気体導出口8bとを内管2内に配管
した第2高圧気体連通管12bで連通する。
【0052】更に上記第2低圧気体導出口5bと第3低
圧気体導入口19aとを内管2内に配管した第1低圧気
体連通管13aで連通すると共に、上記第3低圧気体導
出口5cと第4低圧気体導入口9bとを第2低圧気体連
通管13bで連通する。上記第2低圧気体連通管13b
と第2高圧気体連通管12bとは管軸と直交する直管に
て形成し、上記第1高圧気体連通管12aと第1低圧気
体連通管13aとは管軸を斜めに横切る曲管にて形成す
る。
【0053】又上記外管1の一方の開口は4a−5aの
順に配すると共に、これと対向する内管2の一方の開口
は4b−4c−5b−5cの順で配し、更に外管1の他
方の開口は6a−6b−7b−7aの順に配し、更に内
管2の他方の開口は8a−8b−9a−9bの順で配
し、開口4cと8b及び5cと9bは管軸に直交する線
上に対向して配すると共に、開口4bと8a及び5bと
9aとは管軸方向へ位相をずらして配置する。
【0054】而して、図4に示すように、内管2が右方
に摺動している時には、圧縮機10(吐出口)→高圧気
体導入管18→第1高圧気体導入口4a→第2高圧気体
導入口4b→第1高圧気体連通管12a→第3高圧気体
導出口8a→第1高圧気体導出口6a→第1高低圧気体
導出入管20→熱交換機11→第2高低圧気体導出入管
21→第2低圧気体導入口7b→第3低圧気体導入口9
a→第1低圧気体連通管13a→第2低圧気体導出口5
b→第1低圧気体導出口5a→低圧気体導出管19→圧
縮機11(吸入口)の気体流路が形成されて冷房状態を
形成する。
【0055】又逆に図5に示すように、内管2が左方摺
動している時には、圧縮機10(吐出口)→高圧気体導
入管18→第1高圧気体導入口4a→第3高圧気体導入
口4c→第2高圧気体連通管12b→第4高圧気体導出
口8b→第2高圧気体導出口6b→第2高低圧気体導出
入管21→熱交換機11→第1高低圧気体導出入管20
→第1低圧気体導入口7a→第4低圧気体導入口9b→
第2低圧気体連通管13b→第3低圧気体導出口5c→
第1低圧気体導出口5a→低圧気体導出管19→圧縮機
10(吸入口)の気体流路が形成されて暖房状態が形成
される。
【0056】上記第2実施例は気密性を有する外管1内
に気密性を有する内管2を管軸方向へ摺動可に内挿し、
外管1と内管2の各管壁に内管の摺動によって連通され
る気体導入口と気体導出口を設け、上記内管2側の気体
導入口と気体導出口とを内管2内に配した連通管にて連
通せしめた切換弁を技術思想として開示している。
【0057】上記気体導入口及び気体導出口とは一例を
あげれば、図5、図6における第1,2高圧気体導入口
4a,4bと第1,第3高圧気体導出口6a,8aであ
り、上記連通管とは例えば第1高圧気体導入管12aで
あり、これらは内管2の摺動によって開閉される。
【0058】上記第1、第2実施例における内管2を摺
動させる手段として、電磁石22を設ける。該電磁石2
2は外管1の一端に配し、電磁コイル22aが巻かれた
電磁棒22bの端面を外管1の一端の蓋体15の中心に
当接する。両実施例においては電磁棒22bの一端を蓋
体15の中心に形成した凹所15aに密嵌し外管1に電
磁石22を一体に取付ける。
【0059】更に内管2の一端と外管1の一端間、換言
すると内管2一端の蓋体23bと外管1一端の蓋体15
間に外管1に内装したコイルスプリング24を介装し弾
発する。即ち、コイルスプリング24は電磁石22の吸
着方向と反対方向に内管2を弾発する。又蓋体15,2
3bは磁性体で形成し、電磁石22と対向する一端側の
蓋体15,23bは蓋体として機能すると同時に、摺動
駆動用として機能する。
【0060】而して図2、図4に示すように電磁石22
に通電すると、その磁力により内管2がコイルスプリン
グ24を圧縮しつつ一方向に吸着されて摺動し前記の冷
房又は暖房状態の気体流路を形成する。
【0061】又図1,図5に示すように電磁石22への
通電を止めると、内管2がコイルスプリング24の弾発
力により他方向に摺動され前記暖房又は冷房状態の気体
流路を形成する。
【0062】
【発明の効果】この発明によればパイプ加工にて、冷暖
房装置における四方切換弁に代表される切換弁が安価に
且つ容易に形成できる。又内管は気体の圧力が抵抗体と
して働くことがなく円滑に摺動でき摺動面における摩耗
を有効に防止でき、従来例のスライドブロックの如き格
別の摩耗防止策を講ぜずに実施でき、摩耗によるシール
瑕疵の問題を解決できる。又内管は外管の内周面を案内
として管軸方向へ適正に摺動でき適正なる各気体導出入
口の連通切換を図ることができる。従って従来のスライ
ドブロック及びその設計仕様における困難性を排し所期
の動作が確実に得られる。
【0063】又内管と外管の二重パイプ構造を採ること
により外管の一端外側に配した電磁石により内管を摺動
させる構成を採ることができ、これにより従来のパイロ
ットバルブを省約し、スライドブロックの省約と相俟っ
て構造の簡素化とコストダウンを達成でき、又省スペ−
ス化に寄与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例を示す切換弁の断面図で
ある。
【図2】上記切換弁における内管を図1とは反対側へ摺
動させた状態を示す断面図である。
【図3】上記切換弁の側面図である。
【図4】この発明の第2実施例を示す切換弁の断面図で
ある。
【図5】上記切換弁における内管を図4とは反対側へ摺
動させた状態を示す断面図である。
【図6】上記切換弁の側面図である。
【図7】従来の冷暖房の装置における四方切換弁を示す
断面図である。
【符号の説明】
1 外管 2 内管 2a 第1内管部 2b 第2内管部 4a 第1高圧気体導入口 4b 第2高圧気体導入口 4c 第3高圧気体導入口 5a 第1低圧気体導出口 5b 第2低圧気体導出口 5c 第3低圧気体導出口 6a 第1高圧気体導出口 6b 第2高圧気体導出口 8a 第3高圧気体導出口 8b 第4高圧気体導出口 7a 第1低圧気体導入口 7b 第2低圧気体導入口 9a 第3低圧気体導入口 9b 第4低圧気体導入口 10 圧縮機 11 熱交換機 22 電磁石
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年5月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】この切換弁は図7に示すように気密性を有
する外管1の管壁に圧縮機10の吐出口と接続せる高圧
気体導入口2を設けて外管1内を常時高圧気体で満たす
ようにすると共に、これとは反対側の管壁に熱交換機
(室内コイル11a,室外コイル11b)と接続せる第
1,第2高低圧気体導出入口3,4と、圧縮機10の吸
入口と接続する低圧気体導出口5とを並設し、他方これ
ら3,4,5が開口する外管1の内面に沿い管軸方向へ
左右摺動する流路切換弁たるスライドブロック6を設
け、このスライドブロック6の左右摺動により第1,第
2高低圧気体導出入口3,4の何れか一方と低圧気体導
出口5とがスライドブロック6を経由し、連通されるよ
うにして、上記圧縮機10から熱交換器11a,11b
を通る冷媒気体の方向を反転切換している。又外管1の
内面には弁座11を設けてスライドブロック6が該弁座
の平面から成る表面を摺動できるようにしつつ、外管1
内の高圧気体をスライドブロック6に印加して弁座11
の表面に押し付け気密性を確保する構成としている。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】気密性を有する外管内に気密性を有する内
    管を管軸方向へ摺動可に内挿し、外管と内管の各管壁に
    内管の摺動によって連通される気体導入口と気体導出口
    を設けたことを特徴とする切換弁。
  2. 【請求項2】上記内管側の気体導入口と気体導出口とを
    内管内に配した連通管にて連通せしめたことを特徴とす
    る請求項1記載の切換弁。
  3. 【請求項3】気密性を有する外管内に気密性を有する第
    1内管部と第2内管部を有する内管を管軸方向へ摺動可
    に内挿し、外管と第1内管部の各管壁に内管の摺動によ
    って連通される気体導入口と気体導出口を設けると共
    に、外管と第2内管部の各管壁に内管の摺動によって連
    通される気体導入口と気体導出口を設けたことを特徴と
    する切換弁。
  4. 【請求項4】上記第1、第2内管部側の各気体導入口と
    各気体導出口とを第1、第2内管部内に配した連通管に
    て夫々連通せしめたことを特徴とする切換弁。
  5. 【請求項5】気密性を有する外管1内に気密性を有する
    第1内管部2aと第2内管部2bとを有する内管2を管
    軸方向へ摺動可に内挿し、上記外管1の管壁に上記第1
    内管部2aの管壁と対向する第1高圧気体導入口4aを
    設けると共に導第2内管部2bの管壁と対向する第1低
    圧気体導出口5aを設け、該第1高圧気体導入口4aを
    圧縮機10の吐出口と接続すると共に、第1低圧気体導
    出口5aを圧縮機10の吸入口と接続し、更に上記第1
    内管部2aの管壁に上記内管2の一方向への摺動にて上
    記第1高圧気体導入口4aと連通する第2高圧気体導入
    口4bを設けると共に同他方向への摺動にて上記第1高
    圧気体導入口4aと連通する第3高圧気体導入口4cを
    設け、更に上記第2内管部2bの管壁に上記内管2の一
    方向への摺動にて上記第1低圧気体導出口5aと連通す
    る第2低圧気体導出口5bを設けると共に同他方向への
    摺動にて上記第1低圧気体導出口5aと連通する第3低
    圧気体導出口5cを設け、更に上記外管1の管壁に上記
    第1内管部2aの管壁と対向せる第1高圧気体導出口6
    aと第2高圧気体導出口6bを設けると共に上記第2内
    管部2bの管壁と対向する第1低圧気体導入口7aと第
    2低圧気体導入口7bを設け、上記第1高圧気体導出口
    6aと第2低圧気体導入口7bとを熱交換機11の一端
    と接続すると共に、上記第2高圧気体導出口6bと第1
    低圧気体導入口7aとを熱交換機11の他端と接続し、
    更に上記第1内管部2aの管壁に上記内管2の一方向へ
    の摺動にて上記第1高圧気体導出口6aと連通し且つ他
    方向への摺動にて第2高圧気体導出口6bと連通する第
    3高圧気体導出口8aを設けると共に、第2内管部2b
    の管壁に上記内管2の一方向への摺動にて上記第1低圧
    気体導入口7aと連通し且つ他方向への摺動にて第2低
    圧気体導入口7bと連通する第3低圧気体導入口9aを
    設けたことを特徴とする冷暖房装置における切換弁。
  6. 【請求項6】気密性を有する外管1内に気密性を有する
    内管2を管軸方向へ摺動可に内挿し、上記外管1の管壁
    に第1高圧気体導入口4aと第1低圧気体導出口5aを
    設け、該第1高圧気体導入口4aを圧縮機10の吐出口
    と接続すると共に、第1低圧気体導出口5aを圧縮機1
    0の吸入口と接続し、更に上記内管2の管壁に上記一方
    向への摺動にて上記第1高圧気体導入口4aと連通する
    第2高圧気体導入口4bを設けると共に上記第1低圧気
    体導出口5aと連通する第2低圧気体導出口5bを設
    け、更に内管2の管壁に上記他方向への摺動にて上記第
    1高圧気体導入口4aと連通する第3高圧気体導入口4
    cを設けると共に上記第1低圧気体導出口5aと連通す
    る第3低圧気体導出口5cを設け、更に上記外管1の管
    壁に第1高圧気体導出口6aと第1低圧気体導入口7a
    を設けると共に第2高圧気体導出口6bと第2低圧気体
    導入口7bを設け、上記第1高圧気体導出口6aと第1
    低圧気体導入口7aを熱交換機11の一端に接続すると
    共に、第2高圧気体導出口6bと第2低圧気体導入口7
    bを熱交換機11の他端と接続し、更に上記内管2の管
    壁に上記一方向への摺動にて上記第1高圧気体導入口6
    aと連通する第3高圧気体導出口8aを設けると共に上
    記第2低圧気体導入口7bと連通する第3低圧気体導入
    口9aを設け、更に上記内管2の管壁に上記他方向への
    摺動にて上記第2高圧気体導出口6bと連通する第4高
    圧気体導出口8bを設けると共に上記第1低圧気体導入
    口7aと連通する第4低圧気体導入口9bを設け、上記
    第2高圧気体導入口4bと第3高圧気体導出口8a間と
    を内管2内に配管した第1高圧気体連通管12aで連通
    すると共に、上記第3高圧気体導入口4cと第4高圧気
    体導出口8bとを内管2内に配管した第2高圧気体連通
    管12bで連通したことを特徴とする冷暖房装置におけ
    る切換弁。
  7. 【請求項7】気密性を有する外管1内に気密性を有する
    内管2を管軸方向へ摺動可に内挿し、上記外管1の管壁
    に第1高圧気体導入口4aと第1低圧気体導出口5aを
    設け、該第1高圧気体導入口4aを圧縮機10の吐出口
    と接続すると共に、第1低圧気体導出口5aを圧縮機1
    0の吸入口と接続し、更に上記内管2の管壁に上記一方
    向への摺動にて上記第1高圧気体導入口4aと連通する
    第2高圧気体導入口4bを設けると共に上記第1低圧気
    体導出口5aと連通する第2低圧気体導出口5bを設
    け、更に内管2の管壁に上記他方向への摺動にて上記第
    1高圧気体導入口4aと連通する第3高圧気体導入口4
    cを設けると共に上記第1低圧気体導出口5aと連通す
    る第3低圧気体導出口5cを設け、更に上記外管1の管
    壁に第1高圧気体導出口6aと第1低圧気体導入口7a
    を設けると共に第2高圧気体導出口6bと第2低圧気体
    導入口7bを設け、上記第1高圧気体導出口6aと第1
    低圧気体導入口7aを熱交換機11の一端に接続すると
    共に、第2高圧気体導出口6bと第2低圧気体導入口7
    bを熱交換機11の他端と接続し、更に上記内管2の管
    壁に上記一方向への摺動にて上記第1高圧気体導入口6
    aと連通する第3高圧気体導出口8aを設けると共に上
    記第2低圧気体導入口7bと連通する第3低圧気体導入
    口9aを設け、更に上記内管2の管壁に上記他方向への
    摺動にて上記第2高圧気体導出口6bと連通する第4高
    圧気体導出口8bを設けると共に上記第1低圧気体導入
    口7aと連通する第4低圧気体導入口9bを設け、上記
    第2低圧気体導出口5bと第3低圧気体導入口9aとを
    内管2内に配管した第1低圧気体連通管13aで連通す
    ると共に、上記第3低圧気体導出口5cと第4低圧気体
    導入口9bとを内管2内に配管した第2低圧気体連通管
    13bで連通したことを特徴とする冷暖房装置における
    切換弁。
  8. 【請求項8】上記内管2は外管1の一端外側に配した電
    磁石22の磁力にて一方向又は他方向へ摺動する構成と
    したことを特徴とする請求項1,3,5,6,7記載の
    切換弁。
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