JPH0823410A - ファクシミリ装置およびそのファクシミリ装置を使用した文字認識システム - Google Patents

ファクシミリ装置およびそのファクシミリ装置を使用した文字認識システム

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JPH0823410A
JPH0823410A JP6157386A JP15738694A JPH0823410A JP H0823410 A JPH0823410 A JP H0823410A JP 6157386 A JP6157386 A JP 6157386A JP 15738694 A JP15738694 A JP 15738694A JP H0823410 A JPH0823410 A JP H0823410A
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JP6157386A
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English (en)
Inventor
Kazuyuki Yokota
和幸 横田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】受信画像情報の残フォームを削除し、入力伝表
などの帳票に書かれた文字の誤認識を防止する。 【構成】帳票のフォームパターン情報がフォームパター
ン記憶回路25に予め記憶されており、電話回線網16
を介して帳票の画像情報を受信すると、フォームパター
ン削除回路によって受信画像情報とフォームパターン情
報との演算が行われて、受信画像情報から帳票フォーム
が削除される。この帳票フォームが削除された画像情報
は、文字認識システムに転送される。このため、遠隔地
から送信される帳票の画像情報にフォームパターンと文
字が混在されている場合でも、フォームパターンを除く
情報だけをホストコンピュータ13に転送できる。した
がって、受信画像情報にフォームパターンが残っていて
も、文字認識装置14に正確な認識処理を実行させるこ
とが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ファクシミリ装置お
よびそのファクシミリ装置を用いた文字認識システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ファクシミリ装置(FAX)と光
学的文字認識装置(OCR)とを融合したFAX−OC
Rシステムが種々開発されている。このFAX−OCR
システムの使用されるファクシミリ装置は、電話回線網
を介して遠隔地のファクシミリ装置から送信された画像
情報を受信し、それをシステム内のOCRに転送する機
能を持っている。
【0003】FAX−OCRシステムで受信される画像
は、通常、定形フォーマット(以降“フォーム”と呼
ぶ)に記載された帳票等である。この帳票の一例を図5
(A)に示す。図示のように、帳票には、罫線から成る
フォームパターンPと、識別マークIDが印刷されてお
り、フォームパターンPで規定される各枠内に文字が整
列して記入されている。この帳票上のフォームパターン
Pは、通常は、ファクシミリ装置で読み取り不可能な色
(ドロップカラー)で印刷されている。
【0004】このため、送信側ファクシミリ装置から送
信される画像情報は、フォームパターンが抜け落ちた文
字のみの画像となり、それがFAX−OCRシステムの
ファクシミリ装置で図5(B)に示すような受信画像と
して受信される。この受信画像はOCRに順次送られ
る。
【0005】OCRでは、受信画像がイメージ展開され
た後、認識対象文字記入位置に対応するイメージの切り
出しが識別マークIDを基準として行われる。このイメ
ージ切り出しでは、X−Y座標で認識対象の文字記入位
置を示すFC(フィールドコントロール)と称される情
報が利用され、それら切り出されたイメージ毎に文字認
識が実行される。文字認識結果の一例を図5(C)に示
す。図5(C)では、図5(B)の受信画像から金額、
口座、日付に対する情報を読み取った例が示されてい
る。
【0006】このように、FAX−OCRシステムにお
いては、遠隔地の任意のファクシミリ装置から送信され
る帳票の画像情報を読取る事ができるので、その結果を
編集して出力伝票としてまとめるなどの集計作業を効率
良く行うことができる。
【0007】しかしながら、遠隔地においては種々の機
種が送信側ファクシミリ装置として使用されるので、イ
メージ読み取り時のスキャナ感度や光源種によっては、
本来イメージとして送信されるべきでないフォームパタ
ーンが完全に除去されずに、その一部が文字と一緒に送
られてしまう場合が少なくない。この様子を図6に示
す。ここで、図6(A)は送信側ファクシミリ送信で読
み取られる帳票であり、図6(B)はFAX−OCRシ
ステムのファクシミリ装置で送信側ファクシミリ装置か
ら受信した受信画像である。
【0008】この場合、図6(B)の受信画像をOCR
で文字認識すると、OCRではフォームパターンPの罫
線と文字とを区別できないため、図6(C)の下線部で
示されているような誤認識が発生してしまう。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来では、遠隔地から
送信される帳票の画像情報にフォームパターンが含まれ
ていると、フォームパターンと文字の区別ができず、誤
認識が発生してしまう欠点があった。
【0010】この発明はこのような点に鑑みてなされた
もので、遠隔地から送信される帳票の画像情報にフォー
ムパターンと文字が混在されている場合でもフォームパ
ターンを除く情報だけを文字認識装置に転送できるよう
にし、画像情報にフォームパターンが残っていても正確
な文字認識を行うことができるファクシミリ装置および
そのファクシミリ装置を使用した文字認識システムを提
供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段および作用】この発明のフ
ァクシミリ装置は、回線網を介して相手端末から送信さ
れる帳票の画像情報を受信し、その画像情報を文字認識
システムに転送することが可能な装置であり、所定の帳
票フォームを示すフォームパターン情報を格納する帳票
フォーム記憶手段と、前記受信した帳票の画像情報と前
記帳票フォーム記憶手段のフォームパターン情報との演
算を行い、前記受信した帳票の画像情報から帳票フォー
ムを削除する帳票フォーム削除手段とを具備し、帳票フ
ォームを含まない画像情報だけを文字認識システムに転
送できるように構成されていることを特徴とする。
【0012】このファクシミリ装置においては、帳票の
フォームパターン情報が予め記憶されており、回線網を
介して帳票の画像情報を受信すると、その画像情報とフ
ォームパターン情報との演算が行われて受信画像情報か
ら帳票フォームが削除される。この帳票フォームが削除
された画像情報は、文字認識システムに転送される。こ
のため、遠隔地から送信される帳票の画像情報にフォー
ムパターンと文字が混在されている場合でも、フォーム
パターンを除く情報だけを文字認識システムに転送でき
る。したがって、受信画像情報にフォームパターンが残
っていても文字認識システムに正確な認識処理を実行さ
せることが可能となる。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の実施例を説
明する。図1には、この発明の一実施例に係るFAX−
OCRシステムとこのシステムに使用されるファクシミ
リ装置の構成が示されている。このFAX−OCRシス
テム11は、オンラインデータエントリを実現するため
のシステムであり、遠隔地からの一般文書をFAXとし
て受信するだけで無く、その受信画像から必要な情報を
文字認識することによって各種入力伝票の内容を読取
り、その結果を出力伝票としてまとめる機能を有してい
る。
【0014】このFAX−OCRシステム11は、図示
のように、ファクシミリ装置12、ホストコンピュータ
13、文字認識装置14、およびプリンタ装置15を備
えている。
【0015】ホストコンピュータ13は、その接続装置
であるファクシミリ装置12、文字認識装置14および
プリンタ装置15の制御や、伝票整理などのデータ集計
作業を行うものであり、例えばパーソナルコンピュータ
等から構成されている。
【0016】ファクシミリ装置12は、電話回線網16
に接続されており、その電話回線網16を介して遠隔地
の種々のファクシミリ装置17−1〜17−nとの間で
画像情報の送受信を行う。また、このファクシミリ装置
12はホストコンピュータ13との通信機能を有してお
り、ファクシミリ装置17−1〜17−nから送信され
た画像情報をホストコンピュータ13に転送することが
できる。
【0017】この場合、送信側ファクシミリ装置17−
1〜17−nから受信した帳票などの画像情報について
は、文字認識装置14の誤認識を防止するために、その
画像情報から帳票のフォームパターンを削除する加工処
理がファクシミリ装置12内で行われた後にホストコン
ピュータ13に転送される。これにより、識別マーク情
報や文字情報だけをホストコンピュータ13に転送する
ことができる。
【0018】このファクシミリ装置12は、図示のよう
に、画像蓄積回路21、フォームパターン記憶回路2
5、フォームパターン削除回路26、およびホストイン
タフェース27を備えており、これらは内部バス20に
よって相互接続されている。
【0019】画像蓄積回路21は、送信側ファクシミリ
装置17−1〜17−nからそれぞれ送信される画像情
報を受信および蓄積するための装置であり、通信制御回
路22、蓄積バッファ23、および画像情報解析回路2
4から構成されている。
【0020】通信制御回路22は、電話回線網16を介
して相手ファクシミリとの通信制御を行う。この場合、
相手ファクシミリとの通信制御は、例えばG3規格のフ
ァクシミリ通信制御によって行われる。また、通信制御
回路22は、相手ファクシミリからの帳票などの受信画
像情報を蓄積バッファ23に出力するが、受信画像情報
が標準モード(3.85本/mmの解像度)の場合には
それを精細モード(7.71本/mmの解像度)に変換
して蓄積バッファ23に出力する。
【0021】蓄積バッファ23は、通信制御回路22を
介して受信した画像情報を蓄積するためのメモリ装置で
ある。画像情報解析回路24は、蓄積バッファ23に蓄
積された帳票等の受信画像情報をその画像情報解析回路
24内のメモリ上にイメージ展開し、受信した帳票のフ
ォームパターンの種類や用紙方向などを解析する。
【0022】フォームパターン記憶回路25は、複数の
フォームパターンを記憶することができるメモリ装置で
あり、ここには予め決められた1以上のフォームパター
ンがホストコンピュータ13によって登録されている。
この場合、フォームパターンは精細(7.71本/mm
の解像度)モードで登録される。
【0023】フォームパターン削除回路26は、受信画
像情報からフォームパターンを削除する演算回路であ
り、受信画像情報に対応するフォームパターンをフォー
ムパターン記憶回路25から読み出し、そのフォームパ
ターンとイメージ展開された受信画像情報との演算を画
素単位で行う。
【0024】ホストインターフェース回路27は、ホス
トコンピュータ13との間で各種データやコマンドなど
を授受するための装置であり、帳票の画像情報を受信し
た場合には、フォームパターン削除回路26によってフ
ォームパターンが削除された画像情報をホストコンピュ
ータ13に転送する。
【0025】次に、図2を参照して、ファクシミリ装置
12によって実行されるフォームパターン削除処理の原
理を説明する。図2(A)はフォームパターン記憶回路
25に登録されているフォームパターン情報を示してお
り、このフォームパターン情報には罫線から成るフォー
ムパターンP1が含まれている。また、図2(B)はフ
ォームパターンP1が一部欠落されずに残っている受信
画像情報を示している。
【0026】フォームパターン削除回路26は、図2
(A)のフォームパターン情報の各ドットAの反転値A
 ̄と図2(B)の受信画像情報の各ドット値Bとの論理
積(=A ̄・B)を演算する。この演算の結果、図2
(C)に示されているように、図2(B)の受信画像情
報からフォームパターンP1が削除される。
【0027】なお、フォームパターン記憶回路25に複
数種の帳票に対応するフォームパターン情報が登録され
ている場合には、受信画像情報の識別マークIDのサイ
ズ(α,β)に基づいて受信画像情報の帳票種が判定さ
れ、その帳票種に対応するフォームパターン情報が削除
演算に利用される。
【0028】次に、図3および図4のフローチャートを
参照して、ファクシミリ装置12による受信画像情報の
具体的な処理手順を説明する。まず、図3を参照して、
フォームパターン記憶回路25に登録されているフォー
ムパターン情報が1つの場合の処理手順を説明する。
【0029】ここでは、G3規格に従った通信手順でフ
ァクシミリ装置12が送信側ファクシミリ装置からの画
像情報を受信する場合を例示して説明する。なお、図3
の記号DIS、DCS、TCF、CFR、MPS、EO
P、MCFはG3規格で規定された信号であり、ここで
はその説明については省略する。
【0030】ファクシミリ装置12は、自動受信モード
に設定されており、送信側ファクシミリ装置から接続要
求が発行されると、通信制御回路22は回線接続を行う
(ステップS11,S12)。この後、送信側ファクシ
ミリ装置から通信設定通知DCSが発行されると、通信
制御回路22は、そのDCSで指定された画像モード
(標準/精細)が、フォームパターン記憶回路25に登
録されているフォームパターン情報の画像モードと一致
するか否かを判断する(ステップS13、S14)。
【0031】フォームパターン記憶回路25には、前述
したようにフォームパターン情報が精細モードで登録さ
れている。このため、DCSで指定された画像モードが
標準モードの場合には、通信制御回路22は、その時点
で直ちに回線を切断する(ステップS15)か、あるい
は送信側ファクシミリ装置からの画像情報を受信し、そ
れを精細モードの解像度に変換しながら蓄積バッファ2
3に出力する(ステップS16)。この受信処理および
蓄積バッファ23への出力処理は、頁最終行画像情報の
情報の出力処理が完了するまで順次実行される(ステッ
プS16、S17)。
【0032】一方、DCSで指定された画像モードが精
細モードであれば、通信制御回路22は、画像モードの
変換を行わずに、送信側ファクシミリ装置から受信した
画像情報をそのまま蓄積バッファ23に出力する(ステ
ップS18)。この受信処理および蓄積バッファ23へ
の出力処理は、頁最終行画像情報の情報の出力処理が完
了するまで順次実行される(ステップS18、S1
9)。
【0033】このようにして、送信側ファクシミリより
送信された画像情報は頁単位(帳票単位)で蓄積バッフ
ァ23に順次蓄積される。この場合、画像情報は全て圧
縮符号化されている。
【0034】画像情報解析回路24は、蓄積バッファ2
3に蓄積された画像情報を逐次行単位でイメージ展開し
(ステップS20)、左右識別マークの有無を検出する
ことで送信側ファクシミリ装置における帳票の挿入方向
が正しいか否かを帳票単位で検出する(ステップS2
1)。図2で説明したような帳票フォーマットを使用し
た場合には、識別マークIDが左右共に上側に存在する
場合が正規の挿入方向となる。
【0035】帳票挿入方向の誤り、つまり画像情報の上
下逆転が検出された場合には、画像情報解析回路24
は、蓄積バッファ23内の画像情報を正規方向に変換し
(ステップS22)、再びステップS20,S21の処
理を行う。
【0036】次いで、画像情報解析回路24は、イメー
ジ展開された画像情報から識別マークIDのサイズ(図
2(B)のα、β)を調べることによって帳票種を検出
し、フォームパターン記憶回路25に登録されているフ
ォームパターンと同一の帳票種であるか否かを判断する
(ステップS23)。帳票種が一致しない場合には、画
像情報解析回路24は、通信制御回路22に回線切断を
指示する(ステップS24)。
【0037】一方、帳票種が一致した場合には、フォー
ムパターン削除回路26が動作される。フォームパター
ン削除回路26は、帳票種の一致が検出された帳票の画
像情報を蓄積バッファ33から読み出してイメージ展開
し、左右の識別マークのズレから送信側ファクシミリ装
置における用紙挿入角度(θ)にずれ(スキュー)があ
るか否かを調べる(ステップS25)。
【0038】スキューがある場合には、フォームパター
ン削除回路26は、フォームパターン記憶回路25から
読み出したフォームパターン情報を用紙挿入角度(θ)
だけ回転させ(ステップS26)、その後、削除処理を
行う(ステップS27)。スキューが無い場合には、フ
ォームパターン削除回路26はフォームパターン情報の
回転を行わずに、削除処理を行う(ステップS27)。
【0039】削除処理では、前述したように、受信した
帳票の画像情報とフォームパターン情報との演算が行わ
れ、受信画像情報にフォームパターンが残っていればそ
れが削除される。フォームパターンが削除された受信画
像情報は、再び蓄積バッファ23に圧縮符号化されて格
納される。
【0040】この後、ホストインタフェース27が蓄積
バッファ23から画像情報を読み出し、それをホストコ
ンピュータ13に送る事によって処理が終了される(ス
テップS28)。
【0041】ホストコンピュータ13は、ファクシミリ
装置12から送られた帳票の画像情報を文字認識装置1
4に送り、文字認識を実行させる。文字認識装置14で
は、帳票の画像情報がイメージ展開された後、認識対象
文字記入位置に対応するイメージの切り出しが識別マー
クIDを基準として行われる。このイメージ切り出しで
はFC(フィールドコントロール)が利用され、それら
切り出されたイメージ毎に文字認識が実行される。文字
認識結果は、再びホストコンピュータ13に転送され
る。
【0042】なお、ファクシミリ装置12から一般文書
などの帳票以外の画像情報が送られてきた場合には、ホ
ストコンピュータ13は、それをプリンタ装置15にプ
リントアウトさせるなどの処理を行う。
【0043】次に、図4のフローチャートを参照して、
フォームパターン記憶回路25に複数種のフォームパタ
ーン情報が登録されている場合の処理手順を説明する。
送信側ファクシミリ装置から接続要求が発行されると、
通信制御回路22は回線接続を行う(ステップS31,
S32)。この後、送信側ファクシミリ装置から通信設
定通知DCSが発行されると、通信制御回路22は、そ
のDCSで指定された画像モード(標準/精細)を認識
する(ステップS33)。
【0044】この後、通信制御回路22は、送信側ファ
クシミリ装置から送信される画像情報の受信、および蓄
積バッファ23への受信画像情報の出力を開始する(ス
テップS34)。この受信処理および蓄積バッファ23
への出力処理は、頁最終行の画像情報の出力処理が完了
するまで順次実行される(ステップS34、S35)。
【0045】このようにして、送信側ファクシミリより
送信された画像情報は頁単位(帳票単位)で蓄積バッフ
ァ23に順次蓄積される。この場合、画像情報は全て圧
縮符号化されている。
【0046】画像情報解析回路24は、蓄積バッファ2
3に蓄積された画像情報を逐次行単位でイメージ展開し
(ステップS36)、左右識別マークの有無を検出する
ことで送信側ファクシミリ装置における帳票の挿入方向
が正しいか否かを帳票単位で検出する(ステップS3
7)。帳票挿入方向の誤り、つまり画像情報の上下逆転
が検出された場合には、画像情報解析回路24は、蓄積
バッファ23内の画像情報を帳票単位で正規方向に変換
し(ステップS38)、再びステップS36,S37の
処理を行う。
【0047】次いで、画像情報解析回路24は、イメー
ジ展開された画像情報から識別マークIDのサイズ(図
2(B)のα、β)を調べることによって帳票毎に帳票
種を検出し、フォームパターン記憶回路25に該当する
帳票種のフォームパターンが登録されているか否かを判
断する(ステップS39)。該当する帳票種のフォーム
パターンが登録されてない場合には、画像情報解析回路
24は、通信制御回路22に回線切断を指示する(ステ
ップS40)。
【0048】一方、該当する帳票種のフォームパターン
が登録されている場合には、画像情報解析回路24は、
まず、受信画像情報に複数の帳票種が存在する否かを調
べ(ステップS41)、複数種存在する場合には、帳票
種毎に分類して蓄積バッファ23ら再出力する(ステッ
プS42)。
【0049】この後、フォームパターン削除回路26
は、蓄積バッファ23の画像情報の画像モードが、フォ
ームパターン記憶回路25に登録されているフォームパ
ターン情報の画像モード(精細モード)と一致するか否
かを調べる(ステップS43)。異なる場合には、フォ
ームパターン削除回路26は、蓄積された画像情報の画
像モードに合わせて、フォームパターン記憶回路25の
登録フォームパターンを変換しながら読み出し(ステッ
プS44)、また一致する場合には解像度変換せずにそ
のまま読み出す(ステップS45)。
【0050】次いで、フォームパターン削除回路26
は、蓄積バッファ23の受信画像情報をイメージ展開
し、左右の識別マークのズレから送信側ファクシミリ装
置における用紙挿入角度(θ)にずれ(スキュー)があ
るか否かを調べる(ステップS46)。
【0051】スキューがある場合には、フォームパター
ン削除回路26は、フォームパターン記憶回路25から
読み出したフォームパターン情報を用紙挿入角度(θ)
だけ回転させ(ステップS47)、その後、削除処理を
行う(ステップS48)。スキューが無い場合には、フ
ォームパターン削除回路26はフォームパターン情報の
回転を行わずに、削除処理を行う(ステップS48)。
【0052】削除処理では、前述したように、受信した
帳票の画像情報とフォームパターン情報との演算が行わ
れ、受信画像情報にフォームパターンが残っていればそ
れが削除される。フォームパターンが削除された受信画
像情報は、再び蓄積バッファ23に圧縮符号化されて格
納される。
【0053】この後、ホストインタフェース27が蓄積
バッファ23から画像情報を読み出し、それをホストコ
ンピュータ13に送る事によって処理が終了される(ス
テップS49)。
【0054】以上のように、この実施例のファクシミリ
装置12においては、帳票のフォームパターン情報がフ
ォームパターン記憶回路25に予め記憶されており、電
話回線網16を介して帳票の画像情報を受信すると、フ
ォームパターン削除回路によって受信画像情報とフォー
ムパターン情報との演算が行われて、受信画像情報から
帳票フォームが削除される。
【0055】この帳票フォームが削除された画像情報
は、文字認識システムに転送される。このため、遠隔地
から送信される帳票の画像情報にフォームパターンと文
字が混在されている場合でも、フォームパターンを除く
情報だけをホストコンピュータ13に転送できる。した
がって、受信画像情報にフォームパターンが残っていて
も、文字認識装置14に正確な認識処理を実行させるこ
とが可能となる。
【0056】また、受信画像情報の残フォームを削除す
ることにより、受信画像情報量を減少させることが可能
となり、ファクシミリ装置12内の蓄積画像情報量を増
加させることができる。また、ホストコンピュータ13
への通信時間を短縮することもできる。さらには、画像
受信から文字認識結果出力までのシステムとしての処理
速度(スループット)を向上させることができる。
【0057】なお、この実施例では、ファクシミリ装置
12内にフォーム削除のための機能を設けたが、この機
能は、例えばホストコンピュータ13や文字認識装置1
4内に設ける事も可能である。
【0058】また、ここでは、電話回線網を介して遠隔
地のファクシミリ装置との通信を行う場合について説明
したが、この実施例のFAX−OCRシステム11は、
LANなどの専用線を利用した企業内システムにも同様
にして適用することができる。
【0059】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、遠隔
地から送信される帳票の画像情報にフォームパターンと
文字が混在されている場合でも、フォームパターンを除
く情報だけを文字認識装置に転送できるようなり、画像
情報にフォームパターンが残っていても正確な文字認識
を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係わるFAX−OCRシ
ステムの全体の構成を示すブロック図。
【図2】同実施例のシステムに設けられたファクシミリ
装置によって実行される残フォームの削除処理の原理を
説明するための図。
【図3】同実施例のシステムに設けられたファクシミリ
装置の画像受信処理の手順の一例を示すフローチャー
ト。
【図4】同実施例のシステムに設けられたファクシミリ
装置の画像受信処理の手順の他の例を示すフローチャー
ト。
【図5】従来のFAX−OCRシステムの文字認識処理
の原理を説明するための図。
【図6】従来のFAX−OCRシステムにおいて受信画
像情報に残フォームが含まれている場合における誤認識
発生の様子を示す図。
【符号の説明】
11…FAX−OCRシステム、12…ファクシミリ装
置、13…ホストコンピュータ、14…OCR装置、1
5…プリンタ装置、16…電話回線網、17−1〜17
−n…送信側ファクシミリ装置、21…画像蓄積回路、
22…通信制御回路、23…蓄積バッファ、24…画像
情報解析回路、25…フォームパターン記憶回路、26
…フォームパターン削除回路、27…ホストインタフェ
ース。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回線網を介して相手端末から送信される
    帳票の画像情報を受信し、その画像情報を文字認識シス
    テムに転送することが可能なファクシミリ装置におい
    て、 所定の帳票フォームを示すフォームパターン情報を格納
    する帳票フォーム記憶手段と、 前記受信した帳票の画像情報と前記帳票フォーム記憶手
    段のフォームパターン情報との演算を行い、前記受信し
    た帳票の画像情報から帳票フォームを削除する帳票フォ
    ーム削除手段とを具備し、 帳票フォームを含まない画像情報だけを文字認識システ
    ムに転送できるように構成されていることを特徴とする
    ファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 前記ファクシミリ装置は画像情報の解像
    度が互いに異なる第1および第2の画像モードを有し、
    前記帳票フォーム記憶手段には前記フォームパターン情
    報が前記第1または第2の画像モードの解像度で格納さ
    れ、 前記相手端末から送信される画像情報の画像モードと前
    記フォームパターン情報の画像モードが不一致の際、前
    記相手端末から送信される画像情報を前記フォームパタ
    ーン情報の画像モードに対応する解像度に変換する画像
    モード変換手段をさらに具備することを特徴とする請求
    項1記載のファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 前記受信した画像情報の基準マークに基
    づいて前記相手端末における帳票挿入方向を検出し、前
    記受信した画像情報を前記フォームパターン情報と同方
    向に変換する手段をさらに具備することを特徴とする請
    求項1記載のファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 前記受信した画像情報の基準マークに基
    づいて前記相手端末における帳票の傾きを検出し、その
    傾きに応じて前記フォームパターン情報を回転させる手
    段をさらに具備することを特徴とする請求項1記載のフ
    ァクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 回線網を介して相手端末から送信される
    帳票の画像情報を受信し、その画像情報を文字認識シス
    テムに転送することが可能なファクシミリ装置におい
    て、 複数の帳票フォームをそれぞれ示す複数のフォームパタ
    ーン情報を格納する帳票フォーム記憶手段と、 前記受信した画像情報を解析して、前記相手端末から送
    信された帳票のフォームを検出する帳票フォーム検出手
    段と、 前記検出された帳票フォームを示すフォームパターン情
    報を前記帳票フォーム記憶手段から読み出して、前記受
    信した画像情報と前記帳票フォーム記憶手段から読み出
    したフォームパターン情報との演算を行い、前記受信し
    た帳票の画像情報からそれに含まれる帳票フォームを削
    除する帳票フォーム削除手段とを具備し、 帳票フォームを含まない画像情報だけを文字認識システ
    ムに転送できるように構成されていることを特徴とする
    ファクシミリ装置。
  6. 【請求項6】 前記受信した画像情報の基準マークに基
    づいて前記相手端末における帳票挿入方向を検出し、前
    記受信した画像情報を前記フォームパターン情報と同方
    向に変換する手段をさらに具備し、 前記帳票フォーム検出手段は、前記基準マークのサイズ
    に従って前記相手端末から送信された帳票のフォームを
    検出することを特徴とする請求項5記載のファクシミリ
    装置。
  7. 【請求項7】 前記ファクシミリ装置は画像情報の解像
    度が互いに異なる第1および第2の画像モードを有し、
    前記帳票フォーム記憶手段には解像度および種類が異な
    る複数のフォームパターン情報が格納され、 前記帳票フォーム削除手段は、前記相手端末から送信さ
    れる画像情報の解像度および帳票フォームの種類に応じ
    て前記帳票フォーム記憶手段から該当するフォームパタ
    ーン情報を読み出すことを特徴とする請求項5記載のフ
    ァクシミリ装置。
  8. 【請求項8】 前記受信した画像情報の基準マークに基
    づいて前記相手端末における帳票の傾きを検出し、その
    傾きに応じて前記フォームパターン情報を回転させる手
    段をさらに具備することを特徴とする請求項5記載のフ
    ァクシミリ装置。
  9. 【請求項9】 回線網を介して相手端末から送信される
    帳票の画像情報を受信し、その受信した画像情報から前
    記帳票の文字を認識する文字認識システムにおいて、 所定の帳票フォームを示すフォームパターン情報を格納
    する帳票フォーム記憶手段と、 前記相手端末から受信した帳票の画像情報と前記帳票フ
    ォーム記憶手段のフォームパターン情報との演算を行
    い、前記受信した帳票の画像情報からそれに含まれる帳
    票フォームを削除する帳票フォーム削除手段と、 この帳票フォーム削除手段によって帳票フォームが削除
    された画像情報から前記帳票の文字を認識する文字認識
    手段とを具備することを特徴とする文字認識システム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011248480A (ja) * 2010-05-24 2011-12-08 Pfu Ltd 帳票作成装置、帳票作成プログラム、および帳票作成方法

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