JPH08234566A - 多色画像形成装置 - Google Patents
多色画像形成装置Info
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- JPH08234566A JPH08234566A JP7058205A JP5820595A JPH08234566A JP H08234566 A JPH08234566 A JP H08234566A JP 7058205 A JP7058205 A JP 7058205A JP 5820595 A JP5820595 A JP 5820595A JP H08234566 A JPH08234566 A JP H08234566A
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- Japan
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- Color Electrophotography (AREA)
- Developing For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 第2現像以降の現像器が2成分現像器からな
り、現像剤担持体としての非磁性シェルと、その内側の
NS極が等方的に交互に多数配置された磁気コアとを互
に逆向きに回転して、シェル上に担持した2成分現像剤
を現像領域に搬送し、その搬送途上、シェルに近接配置
の規制部材により現像剤の薄層に規制し、現像バイアス
の印加下で薄層の現像剤で非接触現像法により現像を実
行する多色画像形成装置において、画像ムラの防止、現
像効率の向上を可能にする等にある。 【構成】 第2現像器の規制部材406は、非磁性の規
制ブレード404とこれに合わせた磁性板405とから
なり、磁気コア402の極数mと、コア402の中心と
非磁性シェル401と感光ドラム1の最近接点を結ぶ線
と、コア402の中心と規制部材406とを結ぶ線とが
なす角度θとが、θ(°)=(2n+1)/2m×36
0°(ただし、nは0以上の整数で、最大でm−1)を
満たす位置またはその近傍に、規制部材406を位置さ
せた。
り、現像剤担持体としての非磁性シェルと、その内側の
NS極が等方的に交互に多数配置された磁気コアとを互
に逆向きに回転して、シェル上に担持した2成分現像剤
を現像領域に搬送し、その搬送途上、シェルに近接配置
の規制部材により現像剤の薄層に規制し、現像バイアス
の印加下で薄層の現像剤で非接触現像法により現像を実
行する多色画像形成装置において、画像ムラの防止、現
像効率の向上を可能にする等にある。 【構成】 第2現像器の規制部材406は、非磁性の規
制ブレード404とこれに合わせた磁性板405とから
なり、磁気コア402の極数mと、コア402の中心と
非磁性シェル401と感光ドラム1の最近接点を結ぶ線
と、コア402の中心と規制部材406とを結ぶ線とが
なす角度θとが、θ(°)=(2n+1)/2m×36
0°(ただし、nは0以上の整数で、最大でm−1)を
満たす位置またはその近傍に、規制部材406を位置さ
せた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真方式を用いた
複写機、多色複写機、多色プリンタ等の多色画像形成装
置に関する。
複写機、多色複写機、多色プリンタ等の多色画像形成装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、静電潜像担持体が1回転する間
に、像担持体上に複数色分の静電潜像を順次形成し、そ
の潜像を対応する色の複数の現像器により順々に現像し
て、像担持体上に複数色のトナー像を重ね合わせて形成
し、得られた複数色のトナー像を転写材上に一括して転
写する多色画像形成装置が知られている。
に、像担持体上に複数色分の静電潜像を順次形成し、そ
の潜像を対応する色の複数の現像器により順々に現像し
て、像担持体上に複数色のトナー像を重ね合わせて形成
し、得られた複数色のトナー像を転写材上に一括して転
写する多色画像形成装置が知られている。
【0003】多色画像形成装置として、図8に示す2色
画像形成装置を例にとって、その画像形成工程を説明す
る。図9に画像形成の各工程における感光ドラムの表面
電位を示す。
画像形成装置を例にとって、その画像形成工程を説明す
る。図9に画像形成の各工程における感光ドラムの表面
電位を示す。
【0004】図8において、2色画像形成装置は、静電
潜像担持体として例えば感光ドラム1を有し、感光ドラ
ム1は、表面にOPC、a−Si等の光導電層を備え、
矢印A方向に回転される。この感光ドラム1の表面を、
第1一次帯電器2によりたとえば−700Vに一様帯電
する(図9(A))。ついで、第1の画像信号情報によ
る第1画像露光12を行なって、感光ドラム1上の露光
部の表面電位を例えば−200Vに減衰し、感光ドラム
1上に第1の画像信号情報に応じた第1潜像を形成する
(図9(B))。画像露光12を行なうには、たとえば
半導体レーザあるいはLEDアレーが使用される。
潜像担持体として例えば感光ドラム1を有し、感光ドラ
ム1は、表面にOPC、a−Si等の光導電層を備え、
矢印A方向に回転される。この感光ドラム1の表面を、
第1一次帯電器2によりたとえば−700Vに一様帯電
する(図9(A))。ついで、第1の画像信号情報によ
る第1画像露光12を行なって、感光ドラム1上の露光
部の表面電位を例えば−200Vに減衰し、感光ドラム
1上に第1の画像信号情報に応じた第1潜像を形成する
(図9(B))。画像露光12を行なうには、たとえば
半導体レーザあるいはLEDアレーが使用される。
【0005】つぎに、第1潜像を、黒の2成分現像器で
ある第1現像器4により現像して、黒トナー像として可
視化する。第1現像器4は現像に、負に帯電した絶縁性
黒トナーと、硬磁性を有するキャリアとを混合した2成
分現像剤を用いる。
ある第1現像器4により現像して、黒トナー像として可
視化する。第1現像器4は現像に、負に帯電した絶縁性
黒トナーと、硬磁性を有するキャリアとを混合した2成
分現像剤を用いる。
【0006】現像方法は、特開昭56−27178号に
示すような方式を採る。すなわち、現像剤担持体として
の非磁性シェルと、その内部に回転可能に配設した、N
極、S極をほぼ等方的に交互に多数並べた磁極配置を有
するローラ状マグネット、つまり磁気コアとを使用し、
非磁性シェルの回転と、これと逆方向の磁気コアの回転
とにより、非磁性シェル上に担持した現像剤を感光ドラ
ムと対向した現像領域に搬送し、現像に供する現像方式
である。
示すような方式を採る。すなわち、現像剤担持体として
の非磁性シェルと、その内部に回転可能に配設した、N
極、S極をほぼ等方的に交互に多数並べた磁極配置を有
するローラ状マグネット、つまり磁気コアとを使用し、
非磁性シェルの回転と、これと逆方向の磁気コアの回転
とにより、非磁性シェル上に担持した現像剤を感光ドラ
ムと対向した現像領域に搬送し、現像に供する現像方式
である。
【0007】本現像方式によれば、非磁性シェル上で現
像剤の入れ替えが絶えず行なわれるため、昇温等による
トナーの融着が起こりずらく、高速の画像形成装置に使
用する現像方法として適している。
像剤の入れ替えが絶えず行なわれるため、昇温等による
トナーの融着が起こりずらく、高速の画像形成装置に使
用する現像方法として適している。
【0008】現像時、現像剤担持体には、現像バイアス
として−500V程度の直流バイアスを印加して、第1
潜像を反転現像する(図9(C))。得られた第1トナ
ー像の表面での電位(第1トナー像電位)は、トナー電
荷により第1画像部の感光ドラム表面電位(−200
V)に対し−100V程度上り、−300V前後とな
る。
として−500V程度の直流バイアスを印加して、第1
潜像を反転現像する(図9(C))。得られた第1トナ
ー像の表面での電位(第1トナー像電位)は、トナー電
荷により第1画像部の感光ドラム表面電位(−200
V)に対し−100V程度上り、−300V前後とな
る。
【0009】ついで、感光ドラム1を第2一次帯電器
(再帯電器)5により再度一様帯電し、第1トナー像電
位を上昇する。このとき非画像部電位も若干上昇する。
再帯電後の非画像部電位は−740V、第1画像部の電
位は−670V程度となる(図9(D))。この感光ド
ラム1に対し第2の画像露光13を行なって、第2の画
像信号情報に応じた第2潜像を形成する(図9
(E))。
(再帯電器)5により再度一様帯電し、第1トナー像電
位を上昇する。このとき非画像部電位も若干上昇する。
再帯電後の非画像部電位は−740V、第1画像部の電
位は−670V程度となる(図9(D))。この感光ド
ラム1に対し第2の画像露光13を行なって、第2の画
像信号情報に応じた第2潜像を形成する(図9
(E))。
【0010】この後、第2現像器7により、負に帯電し
た例えば絶縁性赤トナーを混合した2成分現像剤を用い
て、上述したのと同様な現像方法で第2潜像を反転現像
する(図9(F))。これにより、感光ドラム1上に黒
トナー像および赤トナー像の2色画像が形成される。
た例えば絶縁性赤トナーを混合した2成分現像剤を用い
て、上述したのと同様な現像方法で第2潜像を反転現像
する(図9(F))。これにより、感光ドラム1上に黒
トナー像および赤トナー像の2色画像が形成される。
【0011】以上はネガネガ再帯電といわれる画像形成
プロセスである。他に感光ドラム上に2色画像を形成す
る方法として、特開昭55−137538号公報に記載
されるネガポジプロセスや、特開昭52−81855号
公報に記載される3値プロセスなどがある。
プロセスである。他に感光ドラム上に2色画像を形成す
る方法として、特開昭55−137538号公報に記載
されるネガポジプロセスや、特開昭52−81855号
公報に記載される3値プロセスなどがある。
【0012】上記の感光ドラム1上に形成された2色画
像は、必要に応じて、チャージャー18を用いて転写前
処理を施し(通常はDCもしくはACによるコロナの付
与、またはこれと光除電の併用)、2色のトナー像の帯
電量を転写しやすいように揃えた後、感光ドラム1に供
給された転写材9上に転写帯電器8により転写する。そ
の後、転写材9を定着器10に送ってトナー像を定着
し、赤および黒の2色画像が得られる。一方、感光ドラ
ム1は、その上の転写残りのトナーをクリーニング装置
11により除去し、次の画像形成に備えられる。
像は、必要に応じて、チャージャー18を用いて転写前
処理を施し(通常はDCもしくはACによるコロナの付
与、またはこれと光除電の併用)、2色のトナー像の帯
電量を転写しやすいように揃えた後、感光ドラム1に供
給された転写材9上に転写帯電器8により転写する。そ
の後、転写材9を定着器10に送ってトナー像を定着
し、赤および黒の2色画像が得られる。一方、感光ドラ
ム1は、その上の転写残りのトナーをクリーニング装置
11により除去し、次の画像形成に備えられる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
に、硬磁性の磁性キャリアおよび電気絶縁性のトナーか
らなる2成分現像剤を使用し、現像剤担持体としての非
磁性シェルと、その内部のN極、S極を交互に多数並べ
た磁極配置の磁気コアとを相互に逆方向に回転させる現
像方式では、非磁性シェル表面上の現像剤は、磁気コア
を回転することによるシェル表面での磁場の変化によ
り、その磁性キャリアが回転運動しながら現像領域へ搬
送される。
に、硬磁性の磁性キャリアおよび電気絶縁性のトナーか
らなる2成分現像剤を使用し、現像剤担持体としての非
磁性シェルと、その内部のN極、S極を交互に多数並べ
た磁極配置の磁気コアとを相互に逆方向に回転させる現
像方式では、非磁性シェル表面上の現像剤は、磁気コア
を回転することによるシェル表面での磁場の変化によ
り、その磁性キャリアが回転運動しながら現像領域へ搬
送される。
【0014】このように、上記の現像方式では、磁気コ
アを固定した現像方式と比較して、キャリアの運動が激
しくなるため、通常の非磁性規制部材(規制ブレード)
によっては、非磁性シェル上の現像剤の層厚を安定して
規制できず、現像剤の穂の長さがまちまちでかつ全体的
に長くなり、また現像剤の密度がシェルの場所によって
まちまちになる。そのため、得られる画像はムラが生じ
やすかった。
アを固定した現像方式と比較して、キャリアの運動が激
しくなるため、通常の非磁性規制部材(規制ブレード)
によっては、非磁性シェル上の現像剤の層厚を安定して
規制できず、現像剤の穂の長さがまちまちでかつ全体的
に長くなり、また現像剤の密度がシェルの場所によって
まちまちになる。そのため、得られる画像はムラが生じ
やすかった。
【0015】また第2現像以降の現像器では、混色を防
止するため非接触現像にするので、非磁性シェルと感光
ドラムとの間の距離は、現像剤の穂長よりも長くする必
要があるが、上記のように、穂長が全体的に長いことか
ら1.5mm以上にもしなければならず、そのため現像
剤のトナーが飛翔しづらくなって、現像効率が低下し、
画像濃度の低下が起きていた。
止するため非接触現像にするので、非磁性シェルと感光
ドラムとの間の距離は、現像剤の穂長よりも長くする必
要があるが、上記のように、穂長が全体的に長いことか
ら1.5mm以上にもしなければならず、そのため現像
剤のトナーが飛翔しづらくなって、現像効率が低下し、
画像濃度の低下が起きていた。
【0016】また画像形成装置の停止により各現像器が
停止したとき、あるいは第1現像のみを実行するモノカ
ラーモードのために、第2現像以降の現像器が停止した
とき、その第2現像以降の現像器の磁石のS、Nの磁極
部が感光ドラムとの対向位置に位置すると、現像剤の穂
が立ち上がって、感光ドラム表面に近接し、場合によっ
ては幾分かの現像剤が感光ドラム表面に接触する。
停止したとき、あるいは第1現像のみを実行するモノカ
ラーモードのために、第2現像以降の現像器が停止した
とき、その第2現像以降の現像器の磁石のS、Nの磁極
部が感光ドラムとの対向位置に位置すると、現像剤の穂
が立ち上がって、感光ドラム表面に近接し、場合によっ
ては幾分かの現像剤が感光ドラム表面に接触する。
【0017】通常、停止時の感光ドラムの電位および非
磁性シェルに印加するバイアスは0Vであり、またモノ
カラーモードにおいて反転現像する場合、感光ドラムの
電位に700Vを採用すると、シェルへの印加直流バイ
アスをほぼ同電位にする。
磁性シェルに印加するバイアスは0Vであり、またモノ
カラーモードにおいて反転現像する場合、感光ドラムの
電位に700Vを採用すると、シェルへの印加直流バイ
アスをほぼ同電位にする。
【0018】このため、感光ドラムに近接した現像剤
(場合によっては現像剤の幾分かは感光ドラムに接触)
からトナーおよびキャリアが感光ドラムに引かれて、感
光ドラムに付着する。このため感光ドラムの寿命が低下
したり、その付着トナーやキャリアが飛散したりするな
どの問題が生じる。またモノカラーモードにおいては、
感光ドラム上に付着した第1トナーと第2トナーが混色
するなどの問題があった。
(場合によっては現像剤の幾分かは感光ドラムに接触)
からトナーおよびキャリアが感光ドラムに引かれて、感
光ドラムに付着する。このため感光ドラムの寿命が低下
したり、その付着トナーやキャリアが飛散したりするな
どの問題が生じる。またモノカラーモードにおいては、
感光ドラム上に付着した第1トナーと第2トナーが混色
するなどの問題があった。
【0019】また規制部材が金属であると、磁気コアの
回転により渦電流が生じてジュール熱が発生するが、長
時間の使用時、そのジュール熱による規制部材の温度上
昇で、トナーの温度がガラス転移点を超えて溶け、その
トナーが冷えたときに規制ブレードと非磁性シェルとの
間で固着して、シェルが回転しなくなるという問題を生
じることがあった。
回転により渦電流が生じてジュール熱が発生するが、長
時間の使用時、そのジュール熱による規制部材の温度上
昇で、トナーの温度がガラス転移点を超えて溶け、その
トナーが冷えたときに規制ブレードと非磁性シェルとの
間で固着して、シェルが回転しなくなるという問題を生
じることがあった。
【0020】非磁性シェル上の現像剤は、現像の終了
後、現像器内で剥ぎ取り部材によってシェルから剥ぎ取
られるが、現像器の停止時に、磁極によって形成された
現像剤の穂が剥ぎ取り部材に長時間、面していると、剥
ぎ取り部材が劣化して、現像剤の剥ぎ取り不良を起こす
こともあった。
後、現像器内で剥ぎ取り部材によってシェルから剥ぎ取
られるが、現像器の停止時に、磁極によって形成された
現像剤の穂が剥ぎ取り部材に長時間、面していると、剥
ぎ取り部材が劣化して、現像剤の剥ぎ取り不良を起こす
こともあった。
【0021】本発明の目的は、少なくとも第2現像器以
降の現像器が、硬磁性の磁性キャリアと絶縁性トナーと
からなる2成分現像剤を使用し、現像剤担持体としての
非磁性シェルと、その内側のN極、S極が等方的に交互
に多数配置された磁気コアとを相互に回転して、シェル
上に担持した現像剤を現像領域に搬送し、その搬送途
上、現像剤担持体に近接配置した規制部材により現像剤
を規制して薄層に形成し、現像領域において現像剤担持
体に現像バイアスを印加した下で、薄層の現像剤で非接
触現像法により潜像の現像を実行する現像方式である多
色画像形成装置において、(1)画像ムラの防止、
(2)現像効率の向上、(3)トナーの飛散防止、
(4)廃トナー量の低減、(5)感光ドラムの寿命向
上、(6)画像の混色防止、(7)第1トナーの第2現
像以降の現像器への混入防止を図り、さらに(8)現像
剤剥ぎ取り部材の劣化を防止して剥ぎ取り不良をなく
し、また(9)規制部材の温度上昇を防止することであ
る。
降の現像器が、硬磁性の磁性キャリアと絶縁性トナーと
からなる2成分現像剤を使用し、現像剤担持体としての
非磁性シェルと、その内側のN極、S極が等方的に交互
に多数配置された磁気コアとを相互に回転して、シェル
上に担持した現像剤を現像領域に搬送し、その搬送途
上、現像剤担持体に近接配置した規制部材により現像剤
を規制して薄層に形成し、現像領域において現像剤担持
体に現像バイアスを印加した下で、薄層の現像剤で非接
触現像法により潜像の現像を実行する現像方式である多
色画像形成装置において、(1)画像ムラの防止、
(2)現像効率の向上、(3)トナーの飛散防止、
(4)廃トナー量の低減、(5)感光ドラムの寿命向
上、(6)画像の混色防止、(7)第1トナーの第2現
像以降の現像器への混入防止を図り、さらに(8)現像
剤剥ぎ取り部材の劣化を防止して剥ぎ取り不良をなく
し、また(9)規制部材の温度上昇を防止することであ
る。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
画像形成装置にて達成される。要約すれば本発明は、静
電潜像が形成される無端回動する像担持体と、この像担
持体上に順次形成された少なくとも2つ以上の潜像を、
その各潜像が形成されるたびに対応した色の現像剤によ
り現像する、像担持体の周囲に配置された少なくとも2
個以上の現像器とを備え、この現像器のうちの2番目以
降の潜像を現像する第2現像器以降の現像器の各々は、
現像剤として、硬磁性の磁性キャリアと絶縁性トナーと
からなる2成分現像剤を使用し、この現像剤を担持する
現像剤担持体は非磁性シェルからなり、その内側に、N
極とS極がほぼ等方的に交互に多数配置されたローラ状
の磁気コアを内包し、そして現像剤担持体の回転と磁気
コアの回転とにより、現像剤担持体上に担持した現像剤
を像担持体と対向した現像領域に搬送し、その搬送途
上、現像剤担持体に近接配置した規制部材により現像剤
を規制して薄層に形成し、現像領域において現像剤担持
体に現像バイアスを印加した下で、薄層の現像剤で非接
触現像法により像担持体上の潜像の現像を実行する多色
画像形成装置において、前記規制部材は、非磁性部材と
これに合わせた磁性部材とからなっており、そして磁気
コアの極数をmとし、磁気コアの中心と現像剤担持体と
像担持体の最近接点を結ぶ線と、磁気コアの中心と規制
部材とを結ぶ線とがなす角度をθとしたときに、 θ(°)=(2n+1)/2m×360° (ただし、nは0以上の整数で、最大でm−1) を満たす位置またはその近傍に、規制部材を位置させた
ことを特徴とする多色画像形成装置である。
画像形成装置にて達成される。要約すれば本発明は、静
電潜像が形成される無端回動する像担持体と、この像担
持体上に順次形成された少なくとも2つ以上の潜像を、
その各潜像が形成されるたびに対応した色の現像剤によ
り現像する、像担持体の周囲に配置された少なくとも2
個以上の現像器とを備え、この現像器のうちの2番目以
降の潜像を現像する第2現像器以降の現像器の各々は、
現像剤として、硬磁性の磁性キャリアと絶縁性トナーと
からなる2成分現像剤を使用し、この現像剤を担持する
現像剤担持体は非磁性シェルからなり、その内側に、N
極とS極がほぼ等方的に交互に多数配置されたローラ状
の磁気コアを内包し、そして現像剤担持体の回転と磁気
コアの回転とにより、現像剤担持体上に担持した現像剤
を像担持体と対向した現像領域に搬送し、その搬送途
上、現像剤担持体に近接配置した規制部材により現像剤
を規制して薄層に形成し、現像領域において現像剤担持
体に現像バイアスを印加した下で、薄層の現像剤で非接
触現像法により像担持体上の潜像の現像を実行する多色
画像形成装置において、前記規制部材は、非磁性部材と
これに合わせた磁性部材とからなっており、そして磁気
コアの極数をmとし、磁気コアの中心と現像剤担持体と
像担持体の最近接点を結ぶ線と、磁気コアの中心と規制
部材とを結ぶ線とがなす角度をθとしたときに、 θ(°)=(2n+1)/2m×360° (ただし、nは0以上の整数で、最大でm−1) を満たす位置またはその近傍に、規制部材を位置させた
ことを特徴とする多色画像形成装置である。
【0023】本発明によれば、好ましくは、前記磁性板
の厚さが、磁気コアの磁極間の長さの1/5以下とされ
る。また前記2番目以降の潜像を形成する第2露光手段
以降の露光手段の各々は、像担持体の背面側から画像の
露光を行なうことができる。さらに前記シェルに接触し
て、シェル上の現像剤を剥ぎ取る剥ぎ取り部材を有し、
磁気コアの中心と規制部材を結ぶ線と、磁気コアの中心
と剥ぎ取り部材とを結ぶ線とがなす角度をφとしたとき
に、 φ(°)=(2n+1)/2m×360° (ただし、nは0以上の整数で、最大でm−1) を満たす位置またはその近傍に、剥ぎ取り部材を位置さ
せることができる。
の厚さが、磁気コアの磁極間の長さの1/5以下とされ
る。また前記2番目以降の潜像を形成する第2露光手段
以降の露光手段の各々は、像担持体の背面側から画像の
露光を行なうことができる。さらに前記シェルに接触し
て、シェル上の現像剤を剥ぎ取る剥ぎ取り部材を有し、
磁気コアの中心と規制部材を結ぶ線と、磁気コアの中心
と剥ぎ取り部材とを結ぶ線とがなす角度をφとしたとき
に、 φ(°)=(2n+1)/2m×360° (ただし、nは0以上の整数で、最大でm−1) を満たす位置またはその近傍に、剥ぎ取り部材を位置さ
せることができる。
【0024】
実施例1 図1は、本発明の多色画像形成装置の一実施例を示す構
成図である。本実施例では、2色画像形成装置について
示す。
成図である。本実施例では、2色画像形成装置について
示す。
【0025】本実施例の2色画像形成装置は、図1に示
すように、静電潜像担持体としてOPC感光体を使用し
た感光ベルト21を備え、その感光ベルト21の周囲に
は、矢印で示す回動方向に、第1一次帯電器22、LE
Dアレイからなる第1露光装置(図示せず)、第1現像
器24、第2一次帯電器(再帯電器)帯電器25、LE
Dアレイからなる第2露光装置(図示せず)および第2
現像器27が配置されており、この第2露光装置は、感
光ベルト21の背面側に設けられる。さらにその下流に
は転写帯電器28、分離帯電器33およびクリーナ30
が配置され、分離帯電器33から少し離れた位置には定
着装置29が配置される。また第1帯電器22の上流側
でクリーナ30の下流側には、図示しない前露光装置が
配置される。
すように、静電潜像担持体としてOPC感光体を使用し
た感光ベルト21を備え、その感光ベルト21の周囲に
は、矢印で示す回動方向に、第1一次帯電器22、LE
Dアレイからなる第1露光装置(図示せず)、第1現像
器24、第2一次帯電器(再帯電器)帯電器25、LE
Dアレイからなる第2露光装置(図示せず)および第2
現像器27が配置されており、この第2露光装置は、感
光ベルト21の背面側に設けられる。さらにその下流に
は転写帯電器28、分離帯電器33およびクリーナ30
が配置され、分離帯電器33から少し離れた位置には定
着装置29が配置される。また第1帯電器22の上流側
でクリーナ30の下流側には、図示しない前露光装置が
配置される。
【0026】上記の2色画像形成装置において、図示し
ない前露光装置により感光ベルト21に前露光31を施
して、感光ベルト21の電位を全体的に0V近くまで下
げた後、第1帯電器22により感光ベルト21を−70
0V程度に一様帯電し、図示しない第1露光装置により
第1の画像露光23を行なって、感光ベルト21上に第
1の画像信号に応じた第1静電潜像を形成する。第1画
像がベタ黒の場合、感光ベルト21の第1潜像部の電位
は−200Vまで落とされる。
ない前露光装置により感光ベルト21に前露光31を施
して、感光ベルト21の電位を全体的に0V近くまで下
げた後、第1帯電器22により感光ベルト21を−70
0V程度に一様帯電し、図示しない第1露光装置により
第1の画像露光23を行なって、感光ベルト21上に第
1の画像信号に応じた第1静電潜像を形成する。第1画
像がベタ黒の場合、感光ベルト21の第1潜像部の電位
は−200Vまで落とされる。
【0027】上記の第1画像信号等は、原稿画像をスキ
ャナで読み取った際に、その色データをもとに2色以上
の異なる現像剤により画像形成を行なうように色分解し
て、得られる。本実施例では、第1現像器24による第
1現像は黒の現像、第2現像器27による第2現像は赤
の現像を実施するために、全空間を黒と赤の2色で表現
できるように、第1画像信号、第2画像信号を形成し
た。
ャナで読み取った際に、その色データをもとに2色以上
の異なる現像剤により画像形成を行なうように色分解し
て、得られる。本実施例では、第1現像器24による第
1現像は黒の現像、第2現像器27による第2現像は赤
の現像を実施するために、全空間を黒と赤の2色で表現
できるように、第1画像信号、第2画像信号を形成し
た。
【0028】第1潜像を黒の第1現像器24により現像
して、感光ベルト21上に黒トナー像として可視化し、
黒トナー像の第1トナー像が得られる。その後、第2帯
電器の再帯電器25により再び感光ベルト21を帯電す
ると、感光ベルト21の電位は第1トナー像の領域で−
650V程度、非画像部で−740V程度になる。つぎ
に図示しない第2露光装置により、第2の画像信号にも
とづき第2の画像露光26を感光ベルト21の背面から
行なう。
して、感光ベルト21上に黒トナー像として可視化し、
黒トナー像の第1トナー像が得られる。その後、第2帯
電器の再帯電器25により再び感光ベルト21を帯電す
ると、感光ベルト21の電位は第1トナー像の領域で−
650V程度、非画像部で−740V程度になる。つぎ
に図示しない第2露光装置により、第2の画像信号にも
とづき第2の画像露光26を感光ベルト21の背面から
行なう。
【0029】このように、背面にLEDアレー等の第2
露光装置を配置すれば、多色画像形成装置を省スペース
化して小型にでき、また第1トナー像の上から行なう第
2の画像形成時に、第1トナーの飛散による第2露光装
置の汚れを防止でき、感光ベルト21の表から露光を行
なうと、第1トナーによって光が遮断されて、感光ベル
トの電位が落ちないのに対し、裏から露光を行なうと、
十分電位を落とすことができる。さらに省スペース化に
よりもう1色分の現像器を配置するスペースを採れるな
どのメリットがある。特に飛散した第1トナーによる第
2露光装置の汚染の防止に対しては、非常に有効であ
り、これにより第2露光装置のメンテナンス間隔を延ば
せ、そのLED自体の耐久性も向上する。
露光装置を配置すれば、多色画像形成装置を省スペース
化して小型にでき、また第1トナー像の上から行なう第
2の画像形成時に、第1トナーの飛散による第2露光装
置の汚れを防止でき、感光ベルト21の表から露光を行
なうと、第1トナーによって光が遮断されて、感光ベル
トの電位が落ちないのに対し、裏から露光を行なうと、
十分電位を落とすことができる。さらに省スペース化に
よりもう1色分の現像器を配置するスペースを採れるな
どのメリットがある。特に飛散した第1トナーによる第
2露光装置の汚染の防止に対しては、非常に有効であ
り、これにより第2露光装置のメンテナンス間隔を延ば
せ、そのLED自体の耐久性も向上する。
【0030】その後、第2潜像を赤の第2現像器27に
よって現像して、感光ベルト21上に赤トナー像を形成
し、ついで、前記の黒トナー像とこの赤トナー像とを、
感光ベルト21に搬送された転写材32上に転写帯電器
28により一括転写する。つづいて、分離帯電器33に
より転写材32を感光ベルト21から分離して、定着器
29に送り、そこでトナー像の定着を行なって2色画像
を得る。感光ベルト21上に残留したトナーは、クリー
ニング装置30により清掃する。
よって現像して、感光ベルト21上に赤トナー像を形成
し、ついで、前記の黒トナー像とこの赤トナー像とを、
感光ベルト21に搬送された転写材32上に転写帯電器
28により一括転写する。つづいて、分離帯電器33に
より転写材32を感光ベルト21から分離して、定着器
29に送り、そこでトナー像の定着を行なって2色画像
を得る。感光ベルト21上に残留したトナーは、クリー
ニング装置30により清掃する。
【0031】本発明によれば、第1現像器24、第2現
像器27は2成分現像器に構成され、これらの現像器で
使用する2成分現像剤は、硬磁性の磁性キャリアと電気
絶縁性のトナーとを混合してなっている。この硬磁性キ
ャリアは、硬性の磁性材料、つまり、磁気的に飽和する
際に、高いレベルの最小保磁力を有するような磁気材料
からなっており、キャリアはトナーが有する電荷と反対
の電荷を有する。一般に、硬磁性キャリアとは、この最
小保磁力は少なくとも100ガウス以上である。またこ
の硬磁性キャリアは、結合剤のないキャリアでも複合キ
ャリアでもよく、さらに、これらにSiなどのコーティ
ングを施したものでもよい。
像器27は2成分現像器に構成され、これらの現像器で
使用する2成分現像剤は、硬磁性の磁性キャリアと電気
絶縁性のトナーとを混合してなっている。この硬磁性キ
ャリアは、硬性の磁性材料、つまり、磁気的に飽和する
際に、高いレベルの最小保磁力を有するような磁気材料
からなっており、キャリアはトナーが有する電荷と反対
の電荷を有する。一般に、硬磁性キャリアとは、この最
小保磁力は少なくとも100ガウス以上である。またこ
の硬磁性キャリアは、結合剤のないキャリアでも複合キ
ャリアでもよく、さらに、これらにSiなどのコーティ
ングを施したものでもよい。
【0032】本発明で好適に使用しうる硬磁性キャリア
は、保磁力が少なくとも500ガウス以上、有利には1
000ガウス以上であることが好ましい。図3に、本発
明で用いた磁性キャリアのB−H曲線を示す。キャリア
の残留磁気Brは40EMU/gmで、保磁力は125
0ガウス(G)、そして平均粒径は約30μmである。
は、保磁力が少なくとも500ガウス以上、有利には1
000ガウス以上であることが好ましい。図3に、本発
明で用いた磁性キャリアのB−H曲線を示す。キャリア
の残留磁気Brは40EMU/gmで、保磁力は125
0ガウス(G)、そして平均粒径は約30μmである。
【0033】有効な硬性の磁性材料は、主金属成分とし
て鉄を含む磁性を持つ酸化物であるフェライトからなっ
ている。本実施例では、SrFe12O19を用いた。
て鉄を含む磁性を持つ酸化物であるフェライトからなっ
ている。本実施例では、SrFe12O19を用いた。
【0034】本実施例において、画像形成装置のプロセ
ススピードは500mm/秒とし、1分間にA4サイズ
の画像を100枚出力するように、画像形成条件を設定
した。
ススピードは500mm/秒とし、1分間にA4サイズ
の画像を100枚出力するように、画像形成条件を設定
した。
【0035】本実施例では、第1現像器24は、前述の
通り、黒の現像器とした。この第1現像器24は、磁性
キャリアに黒トナーを混合した2成分現像剤を使用し
て、2成分接触現像方式により現像を実行させた。現像
剤担持体である非磁性シェルに印加する現像バイアス
は、Vdc=−600Vの直流成分のみとした。また非
磁性シェルは、線速度で感光ベルトの速度の120%の
回転速度により、図1の矢印方向に回転した。非磁性シ
ェルの内側に配置された磁石(マグネットローラ)は、
シェルの回転方向と逆向きに1000rpmで回転し
た。
通り、黒の現像器とした。この第1現像器24は、磁性
キャリアに黒トナーを混合した2成分現像剤を使用し
て、2成分接触現像方式により現像を実行させた。現像
剤担持体である非磁性シェルに印加する現像バイアス
は、Vdc=−600Vの直流成分のみとした。また非
磁性シェルは、線速度で感光ベルトの速度の120%の
回転速度により、図1の矢印方向に回転した。非磁性シ
ェルの内側に配置された磁石(マグネットローラ)は、
シェルの回転方向と逆向きに1000rpmで回転し
た。
【0036】本実施例によれば、第2現像器27は、図
2に示すように構成されている。本現像器27は、その
感光ベルト21と対面した開口部に、現像剤担持体とし
てSUS304製の非磁性シェル401を備え、そのシ
ェル401の内側に、周方向にN極、S極の磁極を交互
に多数、具体的には8極並べた磁気コア402が配設さ
れている。磁気コア402の各磁極は、900ガウス磁
力としてほぼ等極とした。本実施例では、この磁気コア
402は、シェル401の回転方向に対して逆向きに回
転するようになっている。なお、設計条件が異なる場合
は、同方向に回転して良好な画像を得ることができる。
2に示すように構成されている。本現像器27は、その
感光ベルト21と対面した開口部に、現像剤担持体とし
てSUS304製の非磁性シェル401を備え、そのシ
ェル401の内側に、周方向にN極、S極の磁極を交互
に多数、具体的には8極並べた磁気コア402が配設さ
れている。磁気コア402の各磁極は、900ガウス磁
力としてほぼ等極とした。本実施例では、この磁気コア
402は、シェル401の回転方向に対して逆向きに回
転するようになっている。なお、設計条件が異なる場合
は、同方向に回転して良好な画像を得ることができる。
【0037】第2現像器27は、磁性キャリアに赤トナ
ーを混合した2成分現像剤を使用して、2成分非接触現
像方式により現像を実行させる。現像時、バイアス電源
407で非磁性シェル401に印加する現像バイアス
は、直流成分と交流成分とを重畳した電圧が用いられ
る。
ーを混合した2成分現像剤を使用して、2成分非接触現
像方式により現像を実行させる。現像時、バイアス電源
407で非磁性シェル401に印加する現像バイアス
は、直流成分と交流成分とを重畳した電圧が用いられ
る。
【0038】また現像器27の開口部の上流側位置に、
現像剤規制部材406が設置されている。この規制部材
406は、上記開口部に感光ベルト21に若干近接させ
て位置され、その位置で非磁性シェル401の表面と直
交した姿勢で、これと小間隙を開けて配置されている。
現像剤規制部材406が設置されている。この規制部材
406は、上記開口部に感光ベルト21に若干近接させ
て位置され、その位置で非磁性シェル401の表面と直
交した姿勢で、これと小間隙を開けて配置されている。
【0039】本発明によれば、規制部材406は、非磁
性材料で形成した規制ブレード404と、そのブレード
404の内側に、先端から少し後退させて取り付けた磁
性板405とからなっている。本実施例では、図4に示
すように、規制ブレード404を厚さ1mmのSUS3
04の板とし、これに、KNめっきした厚さ0.5mm
のSPCC−SD製の磁性板405を貼り合わせて設け
た。その磁性板405の規制ブレード404先端からの
後退量は1mmとした。
性材料で形成した規制ブレード404と、そのブレード
404の内側に、先端から少し後退させて取り付けた磁
性板405とからなっている。本実施例では、図4に示
すように、規制ブレード404を厚さ1mmのSUS3
04の板とし、これに、KNめっきした厚さ0.5mm
のSPCC−SD製の磁性板405を貼り合わせて設け
た。その磁性板405の規制ブレード404先端からの
後退量は1mmとした。
【0040】規制ブレード404に磁性板405を取付
けた場合と取付けない場合の条件で、現像器27を運転
して、そのときの現像領域における非磁性シェル401
上の現像剤の穂の長さのばらつきおよび平均長さを調べ
た。非磁性シェル401の回転速度は1020mm/
秒、磁気コア402の回転速度は3000rpmで、磁
気コア402はシェル401と逆方向に回転した。また
シェル401と感光ドラム1との間隙(S−Dギャッ
プ)は300μmとした。結果を表1に示す。
けた場合と取付けない場合の条件で、現像器27を運転
して、そのときの現像領域における非磁性シェル401
上の現像剤の穂の長さのばらつきおよび平均長さを調べ
た。非磁性シェル401の回転速度は1020mm/
秒、磁気コア402の回転速度は3000rpmで、磁
気コア402はシェル401と逆方向に回転した。また
シェル401と感光ドラム1との間隙(S−Dギャッ
プ)は300μmとした。結果を表1に示す。
【0041】
【表1】
【0042】表1に示されるように、規制ブレード40
4に磁性板405を取付けることにより、現像剤の穂の
長さのばらつきが著しく減少し、平均穂長も短くなっ
た。
4に磁性板405を取付けることにより、現像剤の穂の
長さのばらつきが著しく減少し、平均穂長も短くなっ
た。
【0043】磁気コア402が固定の場合、S−Bギャ
ップ(シェル401と規制ブレード404との間隙)間
で磁力が変化しないのに対し、磁気コア402を回転す
る方式では、常に、このS−Bギャップ間での磁力が変
化するため、現像剤の磁気拘束力が絶えず不安定にな
り、それが現像剤の穂の長さおよびそのばらつきに反映
される。すなわち、現像剤の穂が長くなりまたばらつく
のは、非磁性シェル401内で磁気コア402を回転さ
せる現像方式に特有の現象であり、従って規制ブレード
404に磁性板405を設けることにより、現像剤の磁
気拘束力が安定し、上記のように好結果を得られること
が分かった。
ップ(シェル401と規制ブレード404との間隙)間
で磁力が変化しないのに対し、磁気コア402を回転す
る方式では、常に、このS−Bギャップ間での磁力が変
化するため、現像剤の磁気拘束力が絶えず不安定にな
り、それが現像剤の穂の長さおよびそのばらつきに反映
される。すなわち、現像剤の穂が長くなりまたばらつく
のは、非磁性シェル401内で磁気コア402を回転さ
せる現像方式に特有の現象であり、従って規制ブレード
404に磁性板405を設けることにより、現像剤の磁
気拘束力が安定し、上記のように好結果を得られること
が分かった。
【0044】つぎに、図5に示すように、非磁性シェル
401と感光ベルト21の距離をd1 、シェル401と
規制ブレード404との距離(S−Bギャップ)をd
2 、シェル401と磁性板405の距離をd3 とする。
このd2 、d3 間の大小を変えて現像し、ハーフトーン
の画像形成を行なった。得られたハーフトーン画像の画
像ムラの有無と、d2 、d3 の大小との関係を表2に示
す。
401と感光ベルト21の距離をd1 、シェル401と
規制ブレード404との距離(S−Bギャップ)をd
2 、シェル401と磁性板405の距離をd3 とする。
このd2 、d3 間の大小を変えて現像し、ハーフトーン
の画像形成を行なった。得られたハーフトーン画像の画
像ムラの有無と、d2 、d3 の大小との関係を表2に示
す。
【0045】
【表2】
【0046】d2 ≧d3 の場合には、非磁性シェル40
1上の現像剤は、シェル401内の磁気コア402と磁
性板405との間に働く磁力により強力に拘束され、シ
ェル401と磁性板405との間で穂切りが行なわれる
ため、長時間の使用よって、現像剤がシェル401と磁
性板405との間で滞留を起こして、詰まりやすくな
る。その結果、例えば現像枚数100万枚において、表
2に示されるように、画像ムラが発生してしまう。
1上の現像剤は、シェル401内の磁気コア402と磁
性板405との間に働く磁力により強力に拘束され、シ
ェル401と磁性板405との間で穂切りが行なわれる
ため、長時間の使用よって、現像剤がシェル401と磁
性板405との間で滞留を起こして、詰まりやすくな
る。その結果、例えば現像枚数100万枚において、表
2に示されるように、画像ムラが発生してしまう。
【0047】これに対しd2 <d3 の場合には、非磁性
シェル401上の現像剤は、シェル401と規制ブレー
ド404との間隙内(S−Bギャップ内)で磁力により
拘束されるが、その拘束力は弱く、穂切りは規制ブレー
ド404によって機械的に行なわれるため、シェル40
1と規制ブレード404との間で滞留を起こして詰まる
ことがなく、従って、表2に示されるように、画像ムラ
を生じることがない。
シェル401上の現像剤は、シェル401と規制ブレー
ド404との間隙内(S−Bギャップ内)で磁力により
拘束されるが、その拘束力は弱く、穂切りは規制ブレー
ド404によって機械的に行なわれるため、シェル40
1と規制ブレード404との間で滞留を起こして詰まる
ことがなく、従って、表2に示されるように、画像ムラ
を生じることがない。
【0048】またd2 <d3 の場合は、現像剤の穂の長
さを短くすることも可能になるため、シェル401と感
光ベルト21との距離d1 を狭くすることができる。た
だし、第2現像時に混色を避けるために、このd1 は現
像剤の穂長以上にすることは前提条件である。
さを短くすることも可能になるため、シェル401と感
光ベルト21との距離d1 を狭くすることができる。た
だし、第2現像時に混色を避けるために、このd1 は現
像剤の穂長以上にすることは前提条件である。
【0049】直流電圧と交流電圧(方形波)とを重畳し
た現像バイアスを用い、そのトナー飛翔方向の最大電界
強度を4V/μmとし、現像コントラストを400V=
一定とした条件で現像に供し、画像形成を行なった。そ
のときのS−Dギャップの距離と画像濃度との関係を表
3に示す。
た現像バイアスを用い、そのトナー飛翔方向の最大電界
強度を4V/μmとし、現像コントラストを400V=
一定とした条件で現像に供し、画像形成を行なった。そ
のときのS−Dギャップの距離と画像濃度との関係を表
3に示す。
【0050】
【表3】
【0051】表3に示されるように、最大電界強度を同
じにしているにも拘らず、濃度の違いが見られるのは、
飛翔したトナーが、S−Dギャップの距離が短い方が短
時間で感光ベルト21に到達できるからであり、これが
濃度の差となって現れてくるのである。
じにしているにも拘らず、濃度の違いが見られるのは、
飛翔したトナーが、S−Dギャップの距離が短い方が短
時間で感光ベルト21に到達できるからであり、これが
濃度の差となって現れてくるのである。
【0052】従って以上をまとめると、d2 <d3 の場
合は、現像剤の穂の平均長さを短くすることができ、平
均穂長を短くすることにより、S−Dギャップ、つまり
シェル401と感光ベルト21との間隙を狭くすること
ができて、現像性を高めることができると結論される。
合は、現像剤の穂の平均長さを短くすることができ、平
均穂長を短くすることにより、S−Dギャップ、つまり
シェル401と感光ベルト21との間隙を狭くすること
ができて、現像性を高めることができると結論される。
【0053】次に規制部材406の取付位置について説
明する。磁気コア402の磁極数をmとする。非磁性シ
ェル401と感光ベルト21の最近接点と磁気コア40
2の中心とを結ぶ線と、規制ブレード404と磁気コア
402の中心とを結ぶ線とがなす角度をθとすると、0
以上の正の整数をnとして、 θ=(2n+1)/2m×360° (ただし、n=0、1、2、・・・m−1) となるようなθの位置に規制ブレード404を設ける。
本実施例では、磁気コア402の極数m=8極であり、
これにn=1として、θ=67.5°の位置に規制ブレ
ード404を設置した。
明する。磁気コア402の磁極数をmとする。非磁性シ
ェル401と感光ベルト21の最近接点と磁気コア40
2の中心とを結ぶ線と、規制ブレード404と磁気コア
402の中心とを結ぶ線とがなす角度をθとすると、0
以上の正の整数をnとして、 θ=(2n+1)/2m×360° (ただし、n=0、1、2、・・・m−1) となるようなθの位置に規制ブレード404を設ける。
本実施例では、磁気コア402の極数m=8極であり、
これにn=1として、θ=67.5°の位置に規制ブレ
ード404を設置した。
【0054】本画像形成装置は、これまでの説明から明
らかなように、感光ベルト21の1回転の間に2色画像
を形成する1パスの2色画像形成装置である。このよう
な2色画像形成装置において、黒のみ、つまり、第1色
のみの画像を形成する場合、あるいは現像動作が行なわ
れない画像形成停止時、第2現像器27は、現像動作中
に回転していた磁気コア402が静止している。このと
き、磁気コア402の極間では、シェル401上の現像
剤の穂は寝ているが、規制ブレード404を上記位置に
設定しておくと、その磁気コア402の極間を。制御装
置を必要としないで常に自動的に、感光ベルト21に面
する現像部に位置させることができる。従って現像部で
現像剤の穂長は一番短くなり、感光ベルト21と穂先の
間隔を一番広い状態に保てる。
らかなように、感光ベルト21の1回転の間に2色画像
を形成する1パスの2色画像形成装置である。このよう
な2色画像形成装置において、黒のみ、つまり、第1色
のみの画像を形成する場合、あるいは現像動作が行なわ
れない画像形成停止時、第2現像器27は、現像動作中
に回転していた磁気コア402が静止している。このと
き、磁気コア402の極間では、シェル401上の現像
剤の穂は寝ているが、規制ブレード404を上記位置に
設定しておくと、その磁気コア402の極間を。制御装
置を必要としないで常に自動的に、感光ベルト21に面
する現像部に位置させることができる。従って現像部で
現像剤の穂長は一番短くなり、感光ベルト21と穂先の
間隔を一番広い状態に保てる。
【0055】規制ブレード404を本実施例の位置(θ
=67.5°)に設置した場合と、これから外れた位置
(θ=90°)に設置した場合の条件で現像に供し、1
00万枚の画像形成を行なった。現像バイアスは、−6
00Vの直流電圧にVpp3kV、周波数f=2kHz
の交流電圧を重畳したものを用い、またS−Dギャップ
(シェルと感光ベルトとの距離)は1mmとした。その
ときの画像の混色、第2現像器への第1トナーの混入
量、トナー飛散、廃トナー量、および感光ベルトの寿命
について、比較して表4に示す。
=67.5°)に設置した場合と、これから外れた位置
(θ=90°)に設置した場合の条件で現像に供し、1
00万枚の画像形成を行なった。現像バイアスは、−6
00Vの直流電圧にVpp3kV、周波数f=2kHz
の交流電圧を重畳したものを用い、またS−Dギャップ
(シェルと感光ベルトとの距離)は1mmとした。その
ときの画像の混色、第2現像器への第1トナーの混入
量、トナー飛散、廃トナー量、および感光ベルトの寿命
について、比較して表4に示す。
【0056】
【表4】
【0057】画像の混色は、モノカラーモードの黒単色
の画像中の赤トナーの存在の程度で比べた。第1現像後
の感光ベルトの電位が、画像部と非画像部とで異なり、
第2帯電器による最帯電でも電位差が生じるので、第2
現像が行なわれないように、第2現像器の非磁性シェル
に最帯電後の感光ベルトの電位に近い電圧の直流バイア
スを印加しても、そのシェルと感光ベルトの間隙内で電
界が生じてしまうので、現像剤の穂は非接触にしていて
も、先端をできるだけ感光ベルトから離す必要がある。
本実施例では、この画像混色は、現像剤の穂先と感光ベ
ルトとの距離が常に広いため、少なくなっている。
の画像中の赤トナーの存在の程度で比べた。第1現像後
の感光ベルトの電位が、画像部と非画像部とで異なり、
第2帯電器による最帯電でも電位差が生じるので、第2
現像が行なわれないように、第2現像器の非磁性シェル
に最帯電後の感光ベルトの電位に近い電圧の直流バイア
スを印加しても、そのシェルと感光ベルトの間隙内で電
界が生じてしまうので、現像剤の穂は非接触にしていて
も、先端をできるだけ感光ベルトから離す必要がある。
本実施例では、この画像混色は、現像剤の穂先と感光ベ
ルトとの距離が常に広いため、少なくなっている。
【0058】第2現像器27への第1トナーの混入量も
同じような理由から少なくなる。表4の混入量の欄の濃
度は、100万枚の2色画像形成時の第2現像の赤トナ
ー像の濃度を示したものである。これは、第1トナー
(黒トナー)が第2現像器に多く混入することにより、
第2トナーが帯電不良を起こし、それが第2現像の赤ト
ナー像の濃度低下となって現れるので、第1トナーの混
入量の指標になる。赤トナー像の初期濃度1.35に対
し、本実施例の規制ブレード配置(θ=67.5°)の
方が、濃度低下が少ないことが分かる。
同じような理由から少なくなる。表4の混入量の欄の濃
度は、100万枚の2色画像形成時の第2現像の赤トナ
ー像の濃度を示したものである。これは、第1トナー
(黒トナー)が第2現像器に多く混入することにより、
第2トナーが帯電不良を起こし、それが第2現像の赤ト
ナー像の濃度低下となって現れるので、第1トナーの混
入量の指標になる。赤トナー像の初期濃度1.35に対
し、本実施例の規制ブレード配置(θ=67.5°)の
方が、濃度低下が少ないことが分かる。
【0059】上述したように、第1現像後の感光ベルト
と非磁性シェルとの間には電界が生じてしまうので、第
2現像剤が感光ベルトに付着してしまうのであるが、本
実施例でトナー飛散および廃トナー量が少ないのは、磁
気コアの極間を現像部に位置させるようにしているの
で、その量を極力少なくできたからである。同じ理由に
より、感光ベルト21へのトナーおよびキャリアの付着
量を減らすことができ、これらの付着による感光ベルト
の削れ量も少なくできて、感光ベルトの寿命を延ばすこ
とができた。
と非磁性シェルとの間には電界が生じてしまうので、第
2現像剤が感光ベルトに付着してしまうのであるが、本
実施例でトナー飛散および廃トナー量が少ないのは、磁
気コアの極間を現像部に位置させるようにしているの
で、その量を極力少なくできたからである。同じ理由に
より、感光ベルト21へのトナーおよびキャリアの付着
量を減らすことができ、これらの付着による感光ベルト
の削れ量も少なくできて、感光ベルトの寿命を延ばすこ
とができた。
【0060】以上のことは、第2現像を行なわない際、
その第2現像器27を感光ベルト21から退避するよう
な場合にも、少なからず有効であり、第2現像器の退避
の移動距離を小さくできるメリットがある。また磁性板
405の厚さは0.5mmとしたが、第2現像器の磁気
コア402の停止時に、感光ベルト21に対面するとこ
ろで極間になるように、感光ベルト21に対する磁極の
高い位置精度を得るためには、磁性板405厚さは、磁
極間の距離の1/5以下にした方がよい。またトナーの
詰まりを防ぐ点からも、磁性板405の厚さは磁極間の
1/5以下にすることがよい。これらの関係を表5に示
す。
その第2現像器27を感光ベルト21から退避するよう
な場合にも、少なからず有効であり、第2現像器の退避
の移動距離を小さくできるメリットがある。また磁性板
405の厚さは0.5mmとしたが、第2現像器の磁気
コア402の停止時に、感光ベルト21に対面するとこ
ろで極間になるように、感光ベルト21に対する磁極の
高い位置精度を得るためには、磁性板405厚さは、磁
極間の距離の1/5以下にした方がよい。またトナーの
詰まりを防ぐ点からも、磁性板405の厚さは磁極間の
1/5以下にすることがよい。これらの関係を表5に示
す。
【0061】
【表5】
【0062】また本実施例では、第2露光にLEDを背
面露光として用いたが、硬磁性キャリアを混合した現像
剤を用い、磁気コアを回転させる現像方式では、現像剤
の動きが激しいために、特にトナーの飛散が多い。そこ
で、LEDのトナー汚れ、LEDのメンテナンス寿命、
および第2帯電器の帯電ワイヤーのトナー汚れについ
て、背面露光と正面露光とを比較して調べた。その結
果、表6に示すように、背面露光が優れている。
面露光として用いたが、硬磁性キャリアを混合した現像
剤を用い、磁気コアを回転させる現像方式では、現像剤
の動きが激しいために、特にトナーの飛散が多い。そこ
で、LEDのトナー汚れ、LEDのメンテナンス寿命、
および第2帯電器の帯電ワイヤーのトナー汚れについ
て、背面露光と正面露光とを比較して調べた。その結
果、表6に示すように、背面露光が優れている。
【0063】
【表6】
【0064】以上では、第2現像器の磁気コア402を
8極としたが、本発明では、さらに多数の磁極を有して
いてもよく、たとえば図6に示す第2現像器のように、
16極の磁気コアであっても同様に適用でき、同様な効
果を有する。
8極としたが、本発明では、さらに多数の磁極を有して
いてもよく、たとえば図6に示す第2現像器のように、
16極の磁気コアであっても同様に適用でき、同様な効
果を有する。
【0065】本発明の多色画像形成装置は、以上のよう
に構成され、第2現像器が硬磁性キャリアを混合した2
成分現像剤度を用い、現像剤担持体としての非磁性シェ
ル内に、N極、S極を等方的に交互に多数並べた磁極配
置の磁気コアを配設し、その磁気コアをシェルと逆回転
させて現像を実行する現像方式とした。これによれば、
(1)画像ムラの防止、(2)現像効率の向上、(3)
トナーの飛散防止、(4)廃トナー量の低減、(5)感
光ドラムの寿命向上、(6)画像の混色防止を図り、さ
らに(7)第1トナーの第2現像器への混入防止を図っ
た高速機が提供可能となった。
に構成され、第2現像器が硬磁性キャリアを混合した2
成分現像剤度を用い、現像剤担持体としての非磁性シェ
ル内に、N極、S極を等方的に交互に多数並べた磁極配
置の磁気コアを配設し、その磁気コアをシェルと逆回転
させて現像を実行する現像方式とした。これによれば、
(1)画像ムラの防止、(2)現像効率の向上、(3)
トナーの飛散防止、(4)廃トナー量の低減、(5)感
光ドラムの寿命向上、(6)画像の混色防止を図り、さ
らに(7)第1トナーの第2現像器への混入防止を図っ
た高速機が提供可能となった。
【0066】実施例2 本実施例では、図1の多色画像形成装置において、第2
現像器27として、図7に示すような現像器を用いた。
本現像器は、図2の現像器のときと同様、900ガウス
の等極で8極の磁気コア402を有し、硬磁性のキャリ
アと絶縁性のトナーからなる2成分現像剤を用いてい
る。また規制部材406は、非磁性規制ブレード404
と磁性板405とからなり、本実施例では、現像器の開
口部の上流側に、規制部材406を感光ベルト21から
若干離して設置した。
現像器27として、図7に示すような現像器を用いた。
本現像器は、図2の現像器のときと同様、900ガウス
の等極で8極の磁気コア402を有し、硬磁性のキャリ
アと絶縁性のトナーからなる2成分現像剤を用いてい
る。また規制部材406は、非磁性規制ブレード404
と磁性板405とからなり、本実施例では、現像器の開
口部の上流側に、規制部材406を感光ベルト21から
若干離して設置した。
【0067】本実施例では、この規制部材406の位
置、具体的には規制ブレード404の位置をθ=11
2.5°(n=2)となるように設定した。
置、具体的には規制ブレード404の位置をθ=11
2.5°(n=2)となるように設定した。
【0068】本実施例では、現像器内に、非磁性シェル
401上の現像剤を剥ぎ取る剥ぎ取り部材403を設け
たことが特徴である。この剥ぎ取り部材403はナイロ
ンゴムからなり、シェル401の周面に当接されてい
る。本発明によれば、この剥ぎ取り部材403の位置を
次のようにした。
401上の現像剤を剥ぎ取る剥ぎ取り部材403を設け
たことが特徴である。この剥ぎ取り部材403はナイロ
ンゴムからなり、シェル401の周面に当接されてい
る。本発明によれば、この剥ぎ取り部材403の位置を
次のようにした。
【0069】磁性シェル401の中心と規制部材405
(具体的には磁性板405)とを結ぶ線と、シェル40
1の中心と剥ぎ取り部材403とを結ぶ線とがなす角度
をφとすると、 φ=(2n+1)/2m×360° (ただし、n=0、1、2、・・・m−1) を満たすようにした。
(具体的には磁性板405)とを結ぶ線と、シェル40
1の中心と剥ぎ取り部材403とを結ぶ線とがなす角度
をφとすると、 φ=(2n+1)/2m×360° (ただし、n=0、1、2、・・・m−1) を満たすようにした。
【0070】本実施例では、磁気コア402の磁極数m
=8で、これにn=2として、φ=112.5°の位置
に剥ぎ取り部材403を設置した。
=8で、これにn=2として、φ=112.5°の位置
に剥ぎ取り部材403を設置した。
【0071】これにより第2現像器27の停止時に、感
光ベルト21と非磁性シェル401とが対向した現像部
において、そこに磁気コア402の極間を位置させて、
シェル401上の現像剤の穂を寝せるとともに、その現
像剤の穂が寝た極間の部分に剥ぎ取り部材403を接し
させ、剥ぎ取り部材403による現像剤の剥ぎ取りの労
力を低減させた。
光ベルト21と非磁性シェル401とが対向した現像部
において、そこに磁気コア402の極間を位置させて、
シェル401上の現像剤の穂を寝せるとともに、その現
像剤の穂が寝た極間の部分に剥ぎ取り部材403を接し
させ、剥ぎ取り部材403による現像剤の剥ぎ取りの労
力を低減させた。
【0072】剥ぎ取り部材403がへたって寿命を超え
ると、現像剤の剥ぎ取り不良を起こし、現像剤がシェル
401上に固着した状態となり、そのトナーの帯電不良
が生じて、画像の濃度低下となって現れる。
ると、現像剤の剥ぎ取り不良を起こし、現像剤がシェル
401上に固着した状態となり、そのトナーの帯電不良
が生じて、画像の濃度低下となって現れる。
【0073】剥ぎ取り部材403を本実施例の位置(φ
=112.5°)に設置した場合と、これから外れた位
置(φ=135°)に設置した場合の条件で現像に供
し、100万枚の画像形成を行なった。その結果を表7
に示す。
=112.5°)に設置した場合と、これから外れた位
置(φ=135°)に設置した場合の条件で現像に供
し、100万枚の画像形成を行なった。その結果を表7
に示す。
【0074】
【表7】
【0075】本実施例によれば、剥ぎ取り部材403の
へたりを減らすことができ、表7に示されるように、そ
の寿命を延ばすことができた。
へたりを減らすことができ、表7に示されるように、そ
の寿命を延ばすことができた。
【0076】実施例3 本実施例は、実施例2において、規制部材406の昇温
およびそれによるトナーのつまりを防止したことが特徴
である。
およびそれによるトナーのつまりを防止したことが特徴
である。
【0077】硬磁性のキャリアを有する2成分現像剤を
使用し、非磁性シェル401内の磁気コア402をシェ
ル401と逆回転する現像方式では、シェル401およ
び規制ブレード404における磁界が、絶えず変化する
ために、渦電流がシェル401内に流れだけでなく、規
制ブレード404が金属製である場合には、規制ブレー
ド404内にも渦電流が流れ、それによるジュール熱が
生じる。特に高速機においては、規制ブレード404の
熱でトナーの融着が引き起こされる。
使用し、非磁性シェル401内の磁気コア402をシェ
ル401と逆回転する現像方式では、シェル401およ
び規制ブレード404における磁界が、絶えず変化する
ために、渦電流がシェル401内に流れだけでなく、規
制ブレード404が金属製である場合には、規制ブレー
ド404内にも渦電流が流れ、それによるジュール熱が
生じる。特に高速機においては、規制ブレード404の
熱でトナーの融着が引き起こされる。
【0078】磁気コア402を回転させた場合と、固定
した場合の条件で現像に供し、100万枚の画像形成を
行なった。そのときの規制ブレード404の表面温度と
トナーのつまりを調べた。結果を表8に示す。磁気コア
の回転速度は3000rpm、非磁性シェル401の回
転速度は600mm/秒とし、高速機に対応の仕様とし
た。
した場合の条件で現像に供し、100万枚の画像形成を
行なった。そのときの規制ブレード404の表面温度と
トナーのつまりを調べた。結果を表8に示す。磁気コア
の回転速度は3000rpm、非磁性シェル401の回
転速度は600mm/秒とし、高速機に対応の仕様とし
た。
【0079】
【表8】
【0080】表8の結果から、規制ブレードの温度上昇
およびトナーのつまりは、磁気コアの回転に特有な問題
であることが分かる。そこで、本実施例では、規制ブレ
ード404を非金属である樹脂、具体的にはフェノール
樹脂で形成した。この規制ブレード404の材料は、ト
ナーの帯電極性に合わせて選べばよく、たとえばエポキ
シ樹脂を用いることもできる。表9にその結果を示す。
およびトナーのつまりは、磁気コアの回転に特有な問題
であることが分かる。そこで、本実施例では、規制ブレ
ード404を非金属である樹脂、具体的にはフェノール
樹脂で形成した。この規制ブレード404の材料は、ト
ナーの帯電極性に合わせて選べばよく、たとえばエポキ
シ樹脂を用いることもできる。表9にその結果を示す。
【0081】
【表9】
【0082】本実施例では、規制部材406の規制ブレ
ード404を樹脂材料で形成したので、渦電流が生じ
ず、規制ブレード404における昇温を抑えて、それに
よるトナーの詰まりをなくすことができた。
ード404を樹脂材料で形成したので、渦電流が生じ
ず、規制ブレード404における昇温を抑えて、それに
よるトナーの詰まりをなくすことができた。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の多色画像
形成装置は、静電潜像が形成される無端回動する像担持
体と、この像担持体上に順次形成された少なくとも2つ
以上の潜像を、その各潜像が形成されるたびに対応した
色の現像剤により現像する、像担持体の周囲に配置され
た少なくとも2個以上の現像器とを備え、この現像器の
うちの2番目以降の潜像を現像する第2現像器以降の現
像器の各々は、現像剤として、硬磁性の磁性キャリアと
絶縁性トナーとからなる2成分現像剤を使用し、この現
像剤を担持する現像剤担持体は非磁性シェルからなり、
その内側に、N極とS極が交互に多数配置されたローラ
状の磁気コアを内包し、そして現像剤担持体の回転と磁
気コアの回転とにより、現像剤担持体上に担持した現像
剤を像担持体と対向した現像領域に搬送し、現像領域に
おいて現像剤担持体に現像バイアスを印加した下で、非
接触現像法により像担持体上の潜像の現像を実行すると
いう基本構成を有する。
形成装置は、静電潜像が形成される無端回動する像担持
体と、この像担持体上に順次形成された少なくとも2つ
以上の潜像を、その各潜像が形成されるたびに対応した
色の現像剤により現像する、像担持体の周囲に配置され
た少なくとも2個以上の現像器とを備え、この現像器の
うちの2番目以降の潜像を現像する第2現像器以降の現
像器の各々は、現像剤として、硬磁性の磁性キャリアと
絶縁性トナーとからなる2成分現像剤を使用し、この現
像剤を担持する現像剤担持体は非磁性シェルからなり、
その内側に、N極とS極が交互に多数配置されたローラ
状の磁気コアを内包し、そして現像剤担持体の回転と磁
気コアの回転とにより、現像剤担持体上に担持した現像
剤を像担持体と対向した現像領域に搬送し、現像領域に
おいて現像剤担持体に現像バイアスを印加した下で、非
接触現像法により像担持体上の潜像の現像を実行すると
いう基本構成を有する。
【0084】本発明では、その現像バイアスは、パルス
幅が200μsec以下のパルスがプラス方向、マイナ
ス方向に交互に1回以上繰り返されるパルス領域を含む
電圧波形からなり、現像領域において、磁気コアの磁極
変化1回あたり印加されるパルス数は、プラス方向、マ
イナス方向の1方向にそれぞれ10個以内であるように
したので、(1)第2現像以降の現像時の現像剤の穂の
接触による多色画像の乱れ、混色を防止でき、(2)第
2現像以降の現像時の現像剤のトナー飛散、およびそれ
による多色画像の混色を防止でき、(3)第2現像器以
降の現像器への第1トナーの混入を防止でき、(4)ハ
イライトが像のがさつきを低減でき、(5)画像後端の
ぼけを防止でき、さらに、(6)高画質、高安定性の高
速多色画像形成装置に適した現像器システムを提供でき
た。
幅が200μsec以下のパルスがプラス方向、マイナ
ス方向に交互に1回以上繰り返されるパルス領域を含む
電圧波形からなり、現像領域において、磁気コアの磁極
変化1回あたり印加されるパルス数は、プラス方向、マ
イナス方向の1方向にそれぞれ10個以内であるように
したので、(1)第2現像以降の現像時の現像剤の穂の
接触による多色画像の乱れ、混色を防止でき、(2)第
2現像以降の現像時の現像剤のトナー飛散、およびそれ
による多色画像の混色を防止でき、(3)第2現像器以
降の現像器への第1トナーの混入を防止でき、(4)ハ
イライトが像のがさつきを低減でき、(5)画像後端の
ぼけを防止でき、さらに、(6)高画質、高安定性の高
速多色画像形成装置に適した現像器システムを提供でき
た。
【0085】また像担持体に第2露光以降の露光を行な
う第2露光装置以降の露光装置を像担持体の内側に配置
することによって、多色画像形成装置を小型化できると
ともに、さらに第2現像以降の現像器からのトナーの飛
散にともなう、第2露光装置以降の露光装置での画像露
光の乱れによる画像劣化を防止し、また第2露光装置以
降の露光装置の高耐久化を実現することが可能となっ
た。
う第2露光装置以降の露光装置を像担持体の内側に配置
することによって、多色画像形成装置を小型化できると
ともに、さらに第2現像以降の現像器からのトナーの飛
散にともなう、第2露光装置以降の露光装置での画像露
光の乱れによる画像劣化を防止し、また第2露光装置以
降の露光装置の高耐久化を実現することが可能となっ
た。
【0086】さらにまた、現像バイアスのパルス領域の
パルスを、プラス方向、マイナス方向のパルスの振幅、
幅が異なる非対称パルスとすることによって、現像特性
のV−Dカーブを調整することが可能となった。
パルスを、プラス方向、マイナス方向のパルスの振幅、
幅が異なる非対称パルスとすることによって、現像特性
のV−Dカーブを調整することが可能となった。
【図1】本発明の多色画像形成装置の一実施例を示す構
成図である。
成図である。
【図2】図1の多色画像形成装置の第2現像器を示す断
面図である。
面図である。
【図3】本発明で用いた磁性キャリアのB−H曲線を示
す図である。
す図である。
【図4】本発明における第2現像器の現像剤規制部材の
構成を示す図である。
構成を示す図である。
【図5】図4の規制部材の配置を示す図である。
【図6】本発明で使用する第2現像器の他の例を示す断
面図である。
面図である。
【図7】本発明の他の実施例における第2現像器を示す
断面図である。
断面図である。
【図8】従来の2色画像形成装置を示す構成図である。
【図9】図8の装置における画像形成の各工程の感光ド
ラムの表面電位を示す図である。
ラムの表面電位を示す図である。
21 感光ベルト 22 第1帯電器 23 第1露光 24 第1現像器 25 第2帯電器(再帯電器) 26 第2露光 27 第2現像器 401 非磁性シェル 402 磁気コア 403 剥ぎ取り部材 404 規制ブレード 405 磁性板 406 規制部材
Claims (4)
- 【請求項1】 静電潜像が形成される無端回動する像担
持体と、この像担持体上に順次形成された少なくとも2
つ以上の潜像を、その各潜像が形成されるたびに対応し
た色の現像剤により現像する、像担持体の周囲に配置さ
れた少なくとも2個以上の現像器とを備え、この現像器
のうちの2番目以降の潜像を現像する第2現像器以降の
現像器の各々は、現像剤として、硬磁性の磁性キャリア
と絶縁性トナーとからなる2成分現像剤を使用し、この
現像剤を担持する現像剤担持体は非磁性シェルからな
り、その内側に、N極とS極がほぼ等方的に交互に多数
配置されたローラ状の磁気コアを内包し、そして現像剤
担持体の回転と磁気コアの回転とにより、現像剤担持体
上に担持した現像剤を像担持体と対向した現像領域に搬
送し、その搬送途上、現像剤担持体に近接配置した規制
部材により現像剤を規制して薄層に形成し、現像領域に
おいて現像剤担持体に現像バイアスを印加した下で、薄
層の現像剤で非接触現像法により像担持体上の潜像の現
像を実行する多色画像形成装置において、前記規制部材
は、非磁性部材とこれに合わせた磁性部材とからなって
おり、そして磁気コアの極数をmとし、磁気コアの中心
と現像剤担持体と像担持体の最近接点を結ぶ線と、磁気
コアの中心と規制部材とを結ぶ線とがなす角度をθとし
たときに、 θ(°)=(2n+1)/2m×360° (ただし、nは0以上の整数で、最大でm−1) を満たす位置またはその近傍に、規制部材を位置させた
ことを特徴とする多色画像形成装置。 - 【請求項2】 前記磁性板の厚さが、磁気コアの磁極間
の長さの1/5以下である請求項の1の多色画像形成装
置。 - 【請求項3】 前記2番目以降の潜像を形成する第2露
光手段以降の露光手段の各々は、像担持体の背面側から
画像の露光を行なう請求項1または2の多色画像形成装
置。 - 【請求項4】 前記シェルに接触して、シェル上の現像
剤を剥ぎ取る剥ぎ取り部材を有し、磁気コアの中心と規
制部材を結ぶ線と、磁気コアの中心と剥ぎ取り部材とを
結ぶ線とがなす角度をφとしたときに、 φ(°)=(2n+1)/2m×360° (ただし、nは0以上の整数で、最大でm−1) を満たす位置またはその近傍に、剥ぎ取り部材を位置さ
せた請求項1、2または3の多色画像形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7058205A JPH08234566A (ja) | 1995-02-23 | 1995-02-23 | 多色画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7058205A JPH08234566A (ja) | 1995-02-23 | 1995-02-23 | 多色画像形成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08234566A true JPH08234566A (ja) | 1996-09-13 |
Family
ID=13077543
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7058205A Pending JPH08234566A (ja) | 1995-02-23 | 1995-02-23 | 多色画像形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08234566A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6070037A (en) * | 1998-04-20 | 2000-05-30 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus having improved developer limiting member |
| JP2007232841A (ja) * | 2006-02-28 | 2007-09-13 | Fuji Xerox Co Ltd | 現像装置および画像形成装置 |
| JP2009075186A (ja) * | 2007-09-19 | 2009-04-09 | Ricoh Co Ltd | 現像剤規制部材の製造方法、現像剤規制部材、現像装置及び画像形成装置 |
| JP2016170197A (ja) * | 2015-03-11 | 2016-09-23 | 富士ゼロックス株式会社 | 現像装置及び画像形成装置 |
-
1995
- 1995-02-23 JP JP7058205A patent/JPH08234566A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6070037A (en) * | 1998-04-20 | 2000-05-30 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus having improved developer limiting member |
| JP2007232841A (ja) * | 2006-02-28 | 2007-09-13 | Fuji Xerox Co Ltd | 現像装置および画像形成装置 |
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