JPH08235352A - 画像変倍装置 - Google Patents

画像変倍装置

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JPH08235352A
JPH08235352A JP7035005A JP3500595A JPH08235352A JP H08235352 A JPH08235352 A JP H08235352A JP 7035005 A JP7035005 A JP 7035005A JP 3500595 A JP3500595 A JP 3500595A JP H08235352 A JPH08235352 A JP H08235352A
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JP
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image
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JP7035005A
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English (en)
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Toyoaki Sugaya
豊明 菅谷
Kenichiro Hiramoto
健一郎 平本
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Konica Minolta Inc
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING OR CALCULATING; COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T3/00Geometric image transformations in the plane of the image
    • G06T3/40Scaling of whole images or parts thereof, e.g. expanding or contracting
    • G06T3/4007Scaling of whole images or parts thereof, e.g. expanding or contracting based on interpolation, e.g. bilinear interpolation

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ディジタル階調画像の拡大又は縮小を行なう
にあたって、簡単な構成で主走査方向,副走査方向の変
倍を高速に行なうことができ、画像縮小時に折り返し歪
みによる画像劣化が生じないこと。 【構成】 変倍前の少なくとも2ラインの主走査方向の
画素データを記憶するラインメモリと、ラインメモリの
主走査方向の読み出しアドレスを制御する読み出し位置
制御メモリと、ラインメモリから読み出した複数の画素
データ間で補間演算を行なうための主走査方向の補間係
数を保持する主走査係数メモリと、副走査方向の補間係
数を保持する副走査係数レジスタと、複数のデータを受
けて補間演算を行なう補間演算部とを具備し、ラインメ
モリから複数の画素データを読み出し、主走査係数と副
走査係数との間で所定の補間演算を行なって変倍後の画
素データを得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディジタル階調画像の拡
大又は縮小を行なう画像変倍装置に関し、更にはディジ
タル複写機,ファクシミリ装置,イメージスキャナ,イ
メージプリンタ,画像編集装置等に用いて好適な画像変
倍装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタル画像の変倍方法として、画
像データの間引き又は挿入による方法と補間演算によ
る方法が知られている。前者は画像のざらつきやモアレ
縞の発生等、折り返し歪みによる画像劣化が生じるとい
う問題がある。これに対して、後者は画像劣化は少ない
ものの処理に時間がかかるという問題がある。
【0003】補間演算の処理時間を短縮する方法として
一つの方法が提案されている(特開昭63−82168
号)。この方法によれば、1走査ライン分の容量のライ
ンメモリと変倍コントロールメモリを備え、画像拡大時
には、変倍コントロールメモリの情報に基づいてライン
メモリの読み出しアドレスを制御し、画像縮小時には、
変倍コントロールメモリの情報に基づいてラインメモリ
の書き込みアドレスを制御することにより、簡単なハー
ドウェアで高速の変倍処理を可能としている。
【0004】補間演算の処理時間を短縮するもう一つの
方法が提案されている(特開昭63−296562
号)。この方法によれば、主走査,副走査両方向のアド
レステーブルを持つことにより、アドレス計算に要する
時間を短縮することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記した第1の方法に
よれば、主走査方向の変倍を行なうだけであり、副走査
方向の変倍は行なうことができないという問題がある。
第2の方法によれば、処理をソフトウェアで行なう場
合、この方法をもってしても依然として補間演算には時
間がかかるという問題がある。また、ハードウェアで行
なう場合、主走査,副走査両方向のアドレステーブルを
持たなければならないため、ハードウェアの規模が大き
くなるという問題がある。また、前記第1の方法及び第
2の方法いずれも、画像の縮小時には原画像の一部を一
定の割合で間引く処理を行なうため、画像のざらつきや
モアレ縞の発生等、折り返し歪みによる画質劣化が生じ
るという問題もある。
【0006】本発明はこのような課題に鑑みてなされた
ものであって、簡単な構成で主走査方向,副走査方向の
変倍を高速に行なうことができ、画像縮小時に折り返し
歪みによる画像劣化が生じない画像変倍装置を提供する
ことを特徴としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記した課題を解決する
第1の発明は、階調画像の拡大及び/又は縮小を行なう
画像変倍装置において、変倍前の少なくとも2ラインの
主走査方向の画素データを記憶するラインメモリと、該
ラインメモリの主走査方向の読み出しアドレスを制御す
る読み出し位置制御メモリと、前記ラインメモリから読
み出した複数の画素データ間で補間演算を行なうための
主走査方向の補間係数を保持する主走査係数メモリと、
副走査方向の補間係数を保持する副走査係数レジスタ
と、複数のデータを受けて補間演算を行なう補間演算部
とを具備し、前記読み出し位置制御メモリの情報に基づ
いて前記ラインメモリから複数の画素データを読み出
し、読み出した複数の画素データと、前記主走査係数メ
モリから読み出した主走査係数と前記副走査係数レジス
タから読み出した副走査係数との間で前記補間演算部に
より所定の補間演算を行なって変倍後の画素データを得
ることを特徴としている。
【0008】前記した課題を解決する第2の発明は、階
調画像の拡大及び/又は縮小を行なう画像変倍装置にお
いて、変倍前の画像の複数の画素データ間で所定のフィ
ルタ処理を行なうフィルタ部と、該フィルタ部で処理さ
れた画素データの、変倍前の少なくとも2ラインの主走
査方向の画素データを記憶するラインメモリと、該ライ
ンメモリの主走査方向の読み出しアドレスを制御する読
み出し位置制御メモリと、前記ラインメモリから読み出
した複数の画素データ間で補間演算を行なうための主走
査方向の補間係数を保持する主走査係数メモリと、副走
査方向の補間係数を保持する副走査係数レジスタと、複
数のデータを受けて補間演算を行なう補間演算部とを具
備し、前記フィルタ部により変倍前の画素データにフィ
ルタ処理を施し、フィルタ処理された画素データを前記
ラインメモリに格納し、前記読み出し位置制御メモリの
情報に基づいて該ラインメモリから複数の画素データを
読み出し、読み出した複数の画素データと前記主走査係
数メモリから読み出した主走査係数と前記副走査レジス
タから読み出した副走査係数との間で前記補間演算部に
より所定の補間演算を行なって変倍後の画素データを得
ることを特徴としている。
【0009】この場合において、画像の拡大時には前記
フィルタ部をバイパスして画像変倍処理を行ない、画像
の縮小時には前記フィルタ部によりフィルタ処理を行な
った後に画像変倍処理を行なうことが、画像縮小時に折
り返し歪みによる画像劣化が生じない画像変倍装置を提
供する上で好ましい。
【0010】
【作用】
(第1の発明)前記読み出し位置制御メモリの情報に基
づいて前記ラインメモリから複数の画素データを読み出
し、読み出した複数の画素データと、前記主走査係数メ
モリから読み出した主走査係数と前記副走査係数レジス
タから読み出した副走査係数との間で前記補間演算部に
より所定の補間演算を行なうようにした。これにより、
簡単なハードウェア構成で、主走査方向,副走査方向の
変倍を高速に行なうことができる。
【0011】(第2の発明)入力された画像データに対
して、フィルタ部によりフィルタ処理を行った後、ライ
ンメモリに画素データを格納しておく。そして、前記読
み出し位置制御メモリの情報に基づいて前記ラインメモ
リから複数の画素データを読み出し、読み出した複数の
画素データと、前記主走査係数メモリから読み出した主
走査係数と前記副走査係数レジスタから読み出した副走
査係数との間で前記補間演算部により所定の補間演算を
行なうようにした。これにより、簡単なハードウェア構
成で、主走査方向,副走査方向の変倍を高速に行なうこ
とができる。更に、この発明によれば、変倍前の画素デ
ータにフィルタ部によりフィルタ処理を行なってから変
倍処理を行なうようにしているので、画像縮小時に折り
返し歪みによる画像劣化が生じない。
【0012】また、画像の拡大時には前記フィルタ部を
バイパスして画像変倍処理を行ない、画像の縮小時には
前記フィルタ部によりフィルタ処理を行なった後に画像
変倍処理を行なうことにより、画像拡大処理と画像の縮
小処理の双方に対応することができ、しかも画像縮小時
に折り返し歪みによる画像劣化が生じないようにするこ
とができる。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図1は本発明の一実施例を示す構成ブロッ
ク図である。図において、1は画像データを入力する画
像入力装置で、例えばイメージスキャナとA/D変換器
が用いられる。2は画像入力装置1の出力を受けて所定
のフィルタ処理を行なうフィルタ部である。該フィルタ
部2は、2ラインの主走査方向の画素データを記憶する
ラインメモリ22,23と、画像入力装置1及びこれら
ラインフィルタ22,23の出力を受けてフィルタ演算
処理を行なうフィルタ演算部24から構成されている。
【0014】3は前記ラインメモリ22,23にアドレ
スを与え、フィルタ演算部24に指令を与える他、各種
の制御を行なう制御部である。5は全体の動作を制御す
るCPUである。41,42は主走査方向の画素データ
を記憶する、2ラインのラインメモリ、SWはラインメ
モリ41への入力を画像入力装置1からとるかフィルタ
演算部24の出力からとるかを選択するスイッチであ
る。画像入力装置1の出力はスイッチSWのa接点に接
続され、フィルタ演算部24の出力はスイッチSWのb
接点に接続されている。
【0015】43は、前記ラインメモリ41,42の主
走査方向のアドレスを制御する読み出し位置制御メモ
リ、45は前記ラインメモリ41,42から読み出した
複数の画素データ間で補間演算を行なうための主走査方
向の補間係数を保持する主走査係数メモリ、44は読み
出し位置制御メモリ43の出力を加算する加算部、46
は副走査方向の補間係数を保持する副走査係数レジスタ
である。6は、ラインメモリ41,42の出力と、主走
査係数メモリ45の出力と、副走査係数レジスタ46の
出力と、制御部3の制御信号とを受けて補間演算を行な
う補間演算部である。7は該補間演算部6の出力を受け
て、変倍された画像データを出力する画像出力装置であ
る。該画像処理装置7としては、例えばイメージプリン
タ等が用いられる。このように構成された装置の動作を
説明すれば、以下のとおりである。
【0016】(1)画像拡大時の動作 先ず、補間演算部6の補間原理について説明する。図2
は双1次補間法の説明図である。この方法は、求める位
置の画素データをその周囲4点の既知のデータから1次
式により内挿補間するものである。今、x,y座標軸で
規定される平面に点D(x,y)を考える。この点Dの
周囲を取り巻く4点D(x0,y0),D(x0,y0
+1),D(x0+1,y0+1),D(x0+1,y
0)が決まっているものとする。点D(x,y)から水
平,垂直に直線を引き、前記4点の間で囲まれてできる
四角形の面積を図に示すように、それぞれS1,S2,
S3,S4とすれば、点D(x,y)の値は次式により
求めることができる。
【0017】 D(x,y)=D(x0+u,y0+v) =D(x0,y0)・S2+D(x0,y0+1)S4+ D(x0+1,y0+1)・S3+D(x0+1,y0)・S1 (1) (1)式は、補間演算でよく用いられる方法である。4
点のそれぞれの点と点D(x,y)に対して対向する四
角形の面積をかけたものをそれぞれ加算する方法であ
る。ここで、x方向のx0は整数、x0+1はx0より
も1だけ大きい整数、途中のx0+uはx0よりも小数
uだけ大きい値である。また、y方向のy0は整数、y
0+1はy0よりも1だけ大きい整数、y0+vはy0
よりも小数vだけ大きい値である。
【0018】このように定義すると、図のS1〜S4の
面積はそれぞれ次式で表わすことができる。 S1=u・(1−v) S2=(1−u)・(1−v) S3=u・v S4=(1−u)・v これらの値を(1)式に代入すると、(1)式はまた、
次のようにも表わすことができる。
【0019】 D(x,y)=(1−u)・(1−v)・D(x0,y0)+ u・(1−v)・D(x0+1,y0)+ (1−u)・v・D(x0,y0+1)+u・v・D(x0+1,y0+1) (2) ここで、u,vについては後述する。
【0020】図3,図4は本発明の画像拡大時の動作を
示すフローチャートである。以下、このフローチャート
に沿って説明する。ここではm×n画素をm’×n’に
拡大する場合について説明する。拡大前の座標系を
(x,y)、拡大後の座標系を(x’,y’)とする。
先ず、主走査方向の変換処理について説明する。CPU
5は、先ずスイッチSWに切り替え信号を与え、スイッ
チSWをa接点側に接続する。これにより、フィルタ部
2はバイパスされる(S1)。画像拡大時には、フィル
タ処理は必要ないからである。
【0021】次に、CPU5は内部メモリのx’を0に
初期設定する(S2)。次に、CPU5は以下の演算を
行なう(S3)。 x(x’)=x’×{(m−1)/(m’−1)} (3) ここで、x’=0,1,2,…(m’−1) (3)式の整数部をx0(x’)、小数部をu(x’)
とすると、x0(x’),u(x’)は以下のようにな
る。
【0022】 x0(x’)=x(x’)の整数部 (4) u(x’)=x(x’)の小数部 (5) 次に、CPU5は(4)式で求まったx0(x’)を読
み出し位置制御メモリ43のx’番目に保存し(S
4)、u(x’)を主走査係数メモリ45のx’番目に
保存する(S5)。その後、内部メモリのx’を1だけ
更新する(S6)。以上の、演算は、x’がm’になる
まで(m’回)続けられる。
【0023】x’=m’になったら(S7)、y’方向
(副走査方向)の変換処理に入る。y方向の変換処理で
は、CPU5は内部メモリのy’とy1の値を以下のよ
うに初期設定する(S8)。
【0024】y’=0,y1=−2 次に、CPU5は以下の演算を行なう(S9)。 y(y’)=y’×{(n−1)/(n’−1)} (6) ここで、y’=0,1,2,…(n’−1) (6)式の整数部をy0(y’)、小数部をv(y’)
とすると、y0(y’),v(y’)は以下のようにな
る。
【0025】 y0(y’)=y(y’)の整数部 (7) v(y’)=y(y’)の小数部 (8) 次に、CPU5は原画像データを読み込むかどうかを所
定の条件式により判定する。条件式はy1≠y0
(y’)であり、y1とy0(y’)が等しくないかか
というものである(S10)。条件式を満足する場合、
即ちy1≠y0(y’)の場合には、画像入力装置1か
ら原画像データ1ライン分(m個)のデータをラインメ
モリ41に入力し(S11)、y1の値を1だけ更新す
る(S12)。その後、ステップS10に戻る。この
時、ラインメモリ41にもともと格納されていた画素デ
ータは、ラインメモリ42に移動する。
【0026】ステップS10において、y1とy0
(y’)が等しくなった時には、条件式を満足しなくな
り、画素データの拡大処理動作に移る。先ず、ステップ
S9で求めたv(y’)を副走査係数レジスタ46に設
定する(S13)。次に、制御部3の制御により、読み
出し位置制御メモリ43に格納されている情報x0
(x’)に基づき、ラインメモリ41,42から複数の
データD(x0,y0),D(x0+1,y0),D
(x0,y0+1),D(x0+1,y0+1)が読み
出され、補間演算部6に入力される。一方、制御部3に
より主走査係数メモリ45から主走査方向補間係数u
(x’)が読み出され、副走査方向係数レジスタ46か
ら副走査方向補間係数v(y’)が読み出され、補間演
算部6に入力される。
【0027】補間演算部6は、これら入力された各デー
タを基に以下の演算を実行する(S14)。 D’=(1−u)・(1−v)・D(x0,y0) +u・(1−v)・D(x0+1,y0) +(1−u)・v・D(x0,y0+1) +u・v・D(x0+1,y0+1) (9) これは、前述の(2)式そのものである。つまり、双1
次補間を行ったものとなる。
【0028】補間演算部6は、制御部3の制御の下で変
倍後の主走査方向画素数分、つまりm’回行った後、内
部メモリのy’値を1だけ更新し(S15)、y’が
n’に等しくなるまで次のラインについて再びCPU5
により副走査方向の補間係数vを求めて補間演算を行な
う操作をステップS9から変倍後の副走査方向の画素数
分n’だけ繰り返す。y’=n’になったら(S1
6)、処理を終了する。以上、説明したように、本発明
によれば、簡単なハードウェアにより、主走査方向,副
走査方向両方の画像データの拡大が同時にかつ高速で実
行できる。
【0029】(2)画像縮小時の動作 図5,図6は本発明の画像縮小時の動作を示すフローチ
ャートである。以下、このフローチャートに沿って説明
する。ここではm×n画素をm’×n’に縮小する場合
について説明する。縮小前の座標系を(x,y)、縮小
後の座標系を(x’,y’)とする。補間演算に先立
ち、主走査方向の縮小率(m’/m)に応じた所定の演
算式に基づき、フィルタ部2のフィルタ係数をCPU5
により算出し、フィルタ演算部24に設定する(S
1)。次に、CPU5は、先ずスイッチSWに切り替え
信号を与え、スイッチSWをb接点側に接続する。これ
により、フィルタ部2を経由した画像データがラインメ
モリ41,42に記憶されるようになる(S2)。
【0030】次に、主走査方向の変換処理に入る。CP
U5は先ず内部メモリのx’を0に初期設定する(S
3)。次に、CPU5は前記(3)式の演算を行なう
(S4)。そして、(3)式の整数部をx0(x’)、
小数部をu(x’)とする(前記(4),(5)式)。
次に、CPU5は(4)式で求まったx0(x’)を読
み出し位置制御メモリ43のx’番目に保存し(S
5)、u(x’)を主走査係数メモリ45のx’番目に
保存する(S6)。その後、内部メモリのx’を1だけ
更新する(S7)。以上の、演算は、x’がm’になる
まで(m’回)続けられる。
【0031】x’=m’になったら(S8)、y’方向
(副走査方向)の変換処理に入る。y方向の変換処理で
は、CPU5は内部メモリのy’とy1の値を以下のよ
うに初期設定する(S9)。
【0032】y’=0,y1=−4 次に、CPU5は前記(6)式の演算を行なう(S1
0)。(6)式の整数部をy0(y’)、小数部をv
(y’)とする(前記(7),(8)式)。次に、CP
U5は原画像データを読み込むかどうかを所定の条件式
により判定する。条件式はy≠y0(y’)である(S
11)。y1≠y0(y’)である場合には、画像入力
装置1から1ライン分(m個)のデータをフィルタ部2
に入力し、フィルタ処理した結果を1ライン分(m個)
ラインメモリ41に入力する(S12)。補間演算の前
にフィルタ部2によるフィルタ処理を行なうのは、画像
縮小時に発生する画像のざらつきやモアレ縞の発生等の
折り返し歪みにより画質劣化を防止するためである。そ
して、y1の値を1だけ更新する(S13)。その後、
ステップS11に戻る。この時、ラインメモリ41にも
ともと格納されていた画素データは、ラインメモリ42
に移動する。
【0033】ステップS11において、y1とy0
(y’)が等しくなった時には、画素データの縮小処理
動作に移る。先ず、ステップS10で求めたv(y’)
を副走査係数レジスタ46に設定する(S14)。次
に、制御部3の制御により、読み出し位置制御メモリ4
3に格納されている情報x0(x’)に基づき、ライン
メモリ41,42から複数のデータD(x0,y0),
D(x0+1,y0),D(x0,y0+1),D(x
0+1,y0+1)が読み出され、補間演算部6に入力
される。一方、制御部3により主走査係数メモリ45か
ら主走査方向補間係数u(x’)が読み出され、副走査
方向係数レジスタ46から副走査方向補間係数v
(y’)が読み出され、補間演算部6に入力される。
【0034】補間演算部6は、これら入力された各デー
タを基に前記(9)式の演算を実行する(S15)。補
間演算部6は、制御部3の制御の下で変倍後の主走査方
向画素数分、つまりm’回行った後、内部メモリのy’
値を1だけ更新し(S16)、y’がn’に等しくなる
まで次のラインについて再びCPU5により副走査方向
の補間係数vを求め、補間演算を行なう操作をステップ
S10から変倍後の副走査方向の画素数分n’だけけ繰
り返す。y’=n’になったら(S17)、処理を終了
する。以上、説明したように、本発明によれば、簡単な
ハードウェアにより、主走査方向,副走査方向両方の縮
小が同時にかつ高速で実行できる。また、補間演算前に
実施されるフィルタ部2のフィルタ処理により、画像の
ざらつきやモアレ縞の発生等の折り返し歪みにより画質
劣化を防止することができる。
【0035】(画像拡大時の動作)次に、画像拡大時の
より具体的な動作について説明する。例として10×1
5画素の画像を1.6倍に拡大し、16×24画素の画
像を得る場合について考える。この場合、前述の式にあ
てはめると、m×n=10×15,m’×n’=16×
24であり、m=10,n=15,m’=16,n’=
24となる。この時の原画像の画素データをD(x,
y)(x=0,1,2…m−1,y=0,1,2…n−
1)、変倍後の画素データをD’(x’,y’)(x’
=0,1,2…m’−1,y’=0,1,2…n’−
1)とする。
【0036】図3,図4の手順に従い、フィルタ部2を
バイパス側に設定した後、変倍後の主操作方向画素数
m’(=16)についてラインメモリ41,42の主走
査方向読み出しアドレス情報x0(x’)と主走査方向
の補間係数u(x’)をCPU5で計算し、それぞれ読
み出し位置制御メモリ43と主走査係数メモリ45に格
納する。ここで、計算式は前述したように、 x(x’)=x’×{(m−1)/(m’−1)} (3) ここで、x’=0,1,2,…(m’−1) x0(x’)=x(x’)の整数部 (4) u(x’)=x(x’)の小数部 (5) である。図7はこのようにして計算した、画像拡大時の
主走査方向読み出しアドレス情報x0と主走査方向補間
係数uの計算例を示す図である。拡大後のx座標x’
(0〜15)に対してx0(x’)とu(x’)が順次
割り当てられていることがわかる。主走査方向読み出し
アドレスx0はx’に対して不規則に割り当てられてい
る。この16個の主走査方向読み出しアドレスx0と主
走査方向補間係数uが、それぞれ読み出し位置制御メモ
リ43と主走査係数メモリ45に格納されることにな
る。
【0037】次に、CPU5により副走査方向の補間係
数v(y’)を求めると共に、原画像データを読み込む
かどうかを前述した所定の条件式により判断し、条件が
成立する場合(y1≠y0)は、原画像の画素データを
主走査方向に1ライン分(m個の画素)、ラインメモリ
41に読み込む。ここで、計算式は前述した y(y’)=y’×{(n−1)/(n’−1)} (6) ここで、y’=0,1,2,…(n’−1) y0(y’)=y(y’)の整数部 (7) v(y’)=y(y’)の小数部 (8) である。従って、y’=0の時、y0(0)=0,v
(0)=0であり、最初はy1=−2であるから前記条
件式は成立することになる。従って、画像入力装置1か
ら1ラインめの画素データD(0,0),D(1,0)
…D(9,0)をフィルタ部2をパスしてラインメモリ
41に読み込む。次に、y1←y1+1の処理を施し、
y1=−1となるが、なお前記条件式は成立するので、
画像入力装置1から2ライン目の画素データD(0,
1),D(1,1)…D(9,1)をフィルタ部2をパ
スしてラインメモリ41に読み込む。この時、前回のラ
インメモリ41に読み込んだ1ライン目の画素データD
(0,0),D(1,0)…D(9,0)はラインメモ
リ42に移動する。
【0038】次に、y1←y1+1の処理により、y1
=y0(y’)=0となるため、前記条件式が成立しな
くなる。そこで、副走査方向補間係数v(0)=0を副
走査間係数レジスタ46に設定すると共に、CPU5は
制御部3に補間演算開始の指令を送る。この指令によ
り、補間演算部6で変倍後の1ライン分(m’=16画
素)の画素データD’(0,0),D’(1,0),…
D’(15,0)が計算され、画像出力装置7に出力す
る。以下、同様の処理をn’=24回繰り返すことによ
り、16×24画素の拡大された画素データが得られる
ことになる。
【0039】図8は補間演算部6の具体的構成例を示す
ブロック図である。図1と同一のものは、同一の符号を
付して示す。図において、47はラインメモリ41の出
力をラッチするフリップフロップ(FF),48はライ
ンメモリ42の出力をラッチするフリップフロップ(F
F)である。これらフリップフロップ47,48のラッ
チ信号は制御部3から出力される。49は主走査係数メ
モリ45の出力uを受けて(1−u)を演算する演算
器、50は副走査係数レジスタ46の出力vを受けて
(1−v)を演算する演算器である。
【0040】65はラインメモリ41の出力,主走査係
数メモリ45の出力u,副走査係数レジスタ46の出力
vを受けてこれらデータの乗算を行なう乗算器、66は
フリップフロップ47の出力,演算器49の出力(1−
u),副走査係数レジスタ46の出力vを受けてこれら
データの乗算を行なう乗算器、67はラインメモリ42
の出力,主走査係数メモリ45の出力u,演算器50の
出力(1−v)を受けてこれらデータの乗算を行なう乗
算器、68はフリップフロップ48の出力,演算器49
の出力(1−u),演算器50の出力(1−v)を受け
てこれらデータの乗算を行なう乗算器である。これら乗
算器65〜68の乗算タイミングは、制御部3から与え
られる。69はこれら乗算器65〜68の出力を受けて
加算を行なう加算器である。該加算器69の加算タイミ
ングは、制御部3から与えられる。このように構成され
た補間演算部6の動作を説明すれば、以下のとおりであ
る。
【0041】乗算器68に入るデータは、フリップフロ
ップ48の出力がD(x0,y0)、演算器49の出力
が(1−u)、演算器50の出力が(1−v)である。
従って、その出力は(1−u)・(1−v)・D(x
0,y0)となる。乗算器67に入るデータは、ライン
メモリ42の出力がD(x0+1,y0)、主走査係数
メモリ45の出力がu、演算器50の出力が(1−v)
である。従って、その出力はu・(1−v)・D(x0
+1,y0)となる。乗算器66に入るデータは、フリ
ップフロップ47の出力がD(x0,y0+1)、演算
器49の出力が(1−u)、副走査係数レジスタ46の
出力がvである。従って、その出力は(1−u)・v・
D(x0,y0+1)となる。乗算器65に入るデータ
は、ラインメモリ41の出力がD(x0+1,y0+
1)、主走査係数メモリ45の出力がu、副走査係数レ
ジスタ46の出力がvである。従って、その出力はu・
v・D(x0+1,y0+1)となる。これら乗算器6
5〜68の出力を加算する加算器69の出力は前記
(9)式となる。即ち、 D’=(1−u)・(1−v)・D(x0,y0) +u・(1−v)・D(x0+1,y0) +(1−u)・v・D(x0,y0+1) +u・v・D(x0+1,y0+1) (9) となる。この加算器69の出力が、画像データが拡大さ
れた変倍データとなる。
【0042】図9,図10は補間演算部6の動作を示す
タイムチャートである。図中に示す信号の番号は、図8
に示す信号の番号と対応している。ラインメモリ41と
ラインメモリ42に格納されたデータが読み出し位置メ
モリ制御メモリ43及び加算器44の出力により順次読
み出され、一方主走査係数メモリ45の出力uと副走査
係数レジスタ46の出力vが順次後段の回路に送られ、
所定の演算処理が行なわれ、加算器69から補間演算さ
れた変倍データが出力されることが分かる。
【0043】次に、補間演算部6で行われる補間演算法
の一実施例について説明する。制御部3では、CPU5
により補間演算開始の指令を受け取ると、読み出し位置
制御メモリ43の1番目のデータ、即ちx0(0)=0
を読み出し、加算部44に入力する。該加算部44で
は、クロック信号31に同期して、入力されたx0
(0)=0を1クロック期間出力した後、これに1を加
えた値x0(0)+1=1を1クロック期間出力する。
加算部44の出力信号441は、ラインメモリ41,4
2に入力され、ラインメモリに格納されている原画デー
タが読み出される。
【0044】ラインメモリ42には、1ライン目のデー
タD(0,0),D(1,0)…D(9,0)が格納さ
れているので、信号441に同期して、D(0,0),
D(1,0)が信号421として読み出され、乗算器6
7,68に信号671,681として入力される。一
方、ラインメモリ41には、2ライン目のデータD
(0,1),D(1,1)…D(9,1)が格納されて
いるので、信号441に同期してD(0,1),D
(1,1)が信号411として読み出され、乗算器6
5,66に信号651,661として入力される。
【0045】一方、これらの処理と並行して、主走査係
数メモリ45の1番目のデータu(0)=0.0も読み
出され、乗算器65,67に入力される。また、演算器
49を経て、1−u(0)=1.0が乗算器66,68
に入力される。更に、副走査係数レジスタ46に格納さ
れているv(0)=0.0が乗算器65,66に演算器
50を経て1−v(0)=1.0が乗算器67,68に
入力される。
【0046】乗算器65では、入力された信号651,
652,653の値を全て乗じ、u(0)×v(0)×
D(1,1)を信号654として加算器69へ出力す
る。同様に、乗算器66は、(1−u(0))×v
(0)×D(0,1)を信号664として、乗算器67
は、u(0)×(1−v(0))×D(1,0)を信号
674として、乗算器68は、(1−u(0))×(1
−v(0))×D(0,0)を信号684として、それ
ぞれ加算器69に出力する。
【0047】加算器69では、これら4つの乗算結果を
加算し、 D’(0,0)=u(0)×v(0)×D(1,1) +(1−u(0))×v(0)×D(0,1) +u(0)×(1−v(0))×D(1,0) +(1−u(0))×(1−v(0))×D(0,0) として、画像出力装置7に変倍データ691として出力
する。この式は、(9)式と同じである。これで、1個
目の拡大画像データを出力したことになる。
【0048】以下、同様にして、拡大後の1ライン分
(m’=16個)のデータD’(0,0),D’(1,
0)…D’(15,0)が制御部3の制御の下で補間演
算され、画像出力装置7に出力される。このような処理
を、図3,図4の流れに沿って繰り返すことにより、
m’×n’(=16×24)個の拡大画像データが画像
出力装置7に出力される。
【0049】(画像縮小時の動作)次に、画像縮小時の
より具体的な動作について説明する。例として30×4
0画素の画像を0.4倍に縮小し、12×16画素の画
像を得る場合について考える。この場合、前述の式にあ
てはめると、m×n=30×40,m’×n’=12×
16であり、m=30,n=40,m’=12,n’=
16となる。この時の原画像の画素データをD(x,
y)(x=0,1,2…m−1(=29),y=0,
1,2…n−1(=39))、縮小後の画素データを
D’(x’,y’)(x’=0,1,2…m’−1(=
11),y’=0,1,2…n’−1(=15))とす
る。
【0050】先ず、CPU5により空間フィルタ係数C
00〜C22を計算し、フィルタ演算部24に設定す
る。この実施例では、フィルタ演算部24として、3×
3コンボリューション(畳み込み)演算器を使用する。
図11はフィルタ演算部24の構成例を示すブロック図
である。図でFFはフリップフロップを示し、C00〜
C22はフィルタ係数を設定するレジスタである。コン
ボリューション演算器では、
【0051】
【数1】
【0052】を計算する。ここで、D(x,y)(x=
0,1…29,y=0,1…39)は原画素データ、
D’’(x,y)(x=0,1…29,y=0,1…3
9)は、フィルタ演算後の画素データである。Cijは
定数で、次式で求められる。
【0053】 Cij=Ai・Bj (11) A0=A2=(1−m’/m)/2 (12) A1=m’/m (13) B0=B2=(1−n’/n)/2 (14) B1=n’/n (15) 図より明らかなように、全ての乗算器は入力データとフ
ィルタ係数の乗算を行ない、加算器240に入るように
なっており、(10)式が実現できるようになってい
る。
【0054】3×3コンボリューション演算器では、1
/3倍から1倍の縮小倍率に対応できる。一般に、k×
kコンボリューション演算器では、1/k倍から1倍の
縮小倍率に対応することができる。
【0055】本実施例では、m’/m=n’/n=0.
4であるから、C00=C20=C02=C22=0.
09、C10=C01=C21=C12=0.12、C
11=0.16である。これら係数を図11に示す対応
するレジスタに設定する。つまり、これらのフィルタ係
数の演算をCPU5で行ない、フィルタ係数C00〜C
22の値をそれぞれの係数レジスタ2412,242
2,2432,2442,2452,2462,247
2,2482,2492にそれぞれ格納する。
【0056】次に、縮小後の主走査方向画素数(m’=
12)について、ラインメモリ41,42の主走査方向
読み出しアドレス情報x0(x’)と主走査方向の補間
係数u(x’)をCPU5で演算し、それぞれ読み出し
位置制御メモリ43と主走査係数メモリ45に格納す
る。ここで、x0(x’)とu(x’)は、拡大処理時
と同様に、 x(x’)=x’×(m−1)/(m’−1) =x’×29/11(x’=0,1…11) x0(x’)=x(x’)の整数部 u(x’)=x(x’)の小数部 とする。図12は、画像縮小時の主走査方向読み出しア
ドレス情報と主走査方向補間係数の計算例を示す図であ
る。この12個のx0(x’)及びu(x’)が、x’
に対しそれぞれ読み出し位置制御メモリ43と主走査係
数メモリ45に格納される。
【0057】次に、CPU5により、副走査方向の補間
係数vを求めると共に、原画像データを読み込むかどう
を、拡大処理の場合と同様の条件式により判断し、条件
が成立する場合(y1≠y0(y’))は、原画像の画
素データを主走査方向1ライン+2画素分(m+2画素
分)フィルタ部2に読み込む。ここで、1ライン+2画
素とするのは、空間フィルタ処理のため、m画素のデー
タの前後に1画素ずつのデータが必要なためである。m
画素の原画データの前後にもともと周辺データが存在す
る場合はそれを入力し、ない場合には先頭画素データと
最終画素データをそれぞれ2回続けて入力してm+2画
素とする。
【0058】同様に、副走査方向についても合計でn+
2ラインのデータを入力する必要がある。この場合も、
周辺データが存在する場合はそれを入力し、ない場合に
は最初の1ラインと最後の1ラインをそれぞれ2回入力
してn+2ラインとする。ここでは、周辺画素データが
存在するものとして説明する。即ち、(m+2)×(n
+2)画素の原画素データD(x,y)(但し、x=−
1,0,1…m y=−1,0,1…n)を入力する。
ここで、 y(y’)=y’×(n−1)/(n’−1) =y’×39/15(y’=0,1…15) y0(y’)=y(y’)の整数部 v(y’)=y(y’)の小数部 従って、y’=0の時、y0(0)=0、v(0)=0
で、最初はy1=−4であるから、y1≠y0(y’)
となり、条件式が成立するので、画像入力装置1から1
ライン目の画素データD(−1,−1),D(0,−
1)…D(30,−1)を空間フィルタ部2に入力す
る。この時入力されたデータは、空間フィルタ部内のラ
インメモリ22に格納される。
【0059】次に、y1←y1+1の処理を施し、y1
=−3となるが、まだy1とy0(y’)が等しくない
ため、条件が成立し、画像入力装置1から2ライン目の
画素データD(−1,0),D(0,0)…D(30,
0)を空間フィルタ部2に入力する。入力されたデータ
は、空間フィルタ部内のラインメモリ22に格納され
る。この時、ラインメモリ22に格納されていた1ライ
ン目の画素データD(−1,−1),D(0,−1)…
D(30,−1)はラインメモリ23に移動する。次
に、y1←y1+1の処理を施し、y1=−2となる
が、まだy1とy0(y’)が等しくないため、条件が
成立し、画像入力装置1から3ライン目の画素データD
(−1,1),D(0,1)…D(30,1)を空間フ
ィルタ部2に入力する。入力されたデータは、フィルタ
演算部24に入力されると共に、空間フィルタ部内のラ
インメモリ22に格納される。ラインメモリ22に格納
されていた2ライン目のデータD(−1,0),D
(0,0)…D(30,0)はフィルタ演算部24に入
力されると共に、ラインメモリ23に移動する。この結
果、ラインメモリ23に格納されていた1ライン目の画
素データD(−1,−1),D(0,−1)…D(3
0,−1)はフィルタ演算部24に入力される。
【0060】このようにして、フィルタ演算部24に
は、1ライン目から3ライン目までの3ライン分の原画
素データが同時に入力されることになる。該フィルタ演
算部24では、原画素データの入力に同期してフィルタ
処理を行ない、1ライン目の演算結果D’’(0,
0),D’’(1,0)…D’’(29,0)がライン
メモリ41に格納される。この時のフィルタ演算部の信
号タイムチャートを図13に示す。各乗算器が自己に入
力されるデータと、フィルタ係数との乗算を行ない、そ
の結果を加算器240に入れて加算し、出力241が生
成されているのが分かる。
【0061】次に、y1←y1+1の処理を施し、y1
=−1となるが、なおy1とy0(y’)が等しくない
ため、条件が成立し、画像入力装置1から4ライン目の
画素データD(−1,2),D(0,2)…D(30,
2)を空間フィルタ部2に入力する。入力されたデータ
はフィルタ演算部24に入力されると共に、ラインメモ
リ22に格納される。ラインメモリ22に格納されてい
た3ライン目の画素データD(−1,1),D(0,
1)…D(30,1)はフィルタ演算部24に入力され
ると共に、ラインメモリ23に移動する。この結果、ラ
インメモリ23に格納されていた2ライン目の画素デー
タD(−1,0),D(0,0)…D(30,0)は、
フィルタ演算部24に入力される。
【0062】このようにして、フィルタ演算部24に
は、2ライン目から4ライン目までの3ライン分の原画
素データが同時に入力されることになる。該フィルタ演
算部24では、原画素データの入力に同期してフィルタ
処理を行ない、2ライン目の演算結果D’’(0,
1),D’’(1,1)…D’’(29,1)がライン
メモリ41に格納される。ラインメモリ41に格納され
ていた1ライン目の空間フィルタ処理結果D’’(0,
0),D’’(1,0)…D’’(29,0)はライン
メモリ42に移動する。
【0063】次に、y1←y1+1の処理を施し、y1
=0となり、これにより条件が成立しなくなる。そこ
で、CPU5により副走査方向補間係数v(0)=0を
副走査係数レジスタ46に設定すると共に、制御部3に
補間演算開始の指令を送る。この指令により、拡大処理
の場合と同様の手順により、補間演算部6で縮小後の1
ライン分(m’=12)の画素データD’(0,0),
D’(1,0)…D’(11,0)が演算され、画像出
力装置7に出力される。
【0064】このような処理を図5,図6の流れに沿っ
て繰り返すことにより、m’×n’(=12×16)個
の縮小画素データが画像出力装置7に出力されることに
なる。
【0065】なお、上述の実施例では、補間演算法とし
て双1次補間法(Bi−linear Interpo
lation)を使用した場合を例にとった。しかしな
がら、本発明はこれに限るものではなく、他の種類の補
間法を用いることができる。例えば、双3次補間法(B
i−cubic Interpolation)を使用
することもできる。この場合、周囲4×4=16点から
補間を行なうことになるので、補間演算入力部のライン
メモリが4個必要となる。
【0066】また、上述の実施例では、空間フィルタ演
算法として3×3のコンボリューション法を用いたが、
本発明はこれに限るものではない。例えば5×5コンボ
リューション法を用いることができる。この場合には、
0.2倍から1倍までの縮小処理に対応することができ
る。この場合、空間フィルタ部のラインメモリが4個必
要となる。
【0067】このように、本発明によれば、簡単な構成
で主走査方向,副走査方向の変倍を高速に行なうことが
でき、画像縮小時に折り返し歪みによる画像劣化が生じ
ない画像変倍装置を提供することができる。
【0068】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、第1の発
明によれば、読み出し位置制御メモリの情報に基づいて
前記ラインメモリから複数の画素データを読み出し、読
み出した複数の画素データと、前記主走査係数メモリか
ら読み出した主走査係数と前記副走査係数レジスタから
読み出した副走査係数との間で前記補間演算部により所
定の補間演算を行なうようにすることにより、簡単なハ
ードウェア構成で、主走査方向,副走査方向の変倍を高
速に行なうことができる。
【0069】第2の発明によれば、入力された画像デー
タに対して、フィルタ部によりフィルタ処理を行った
後、ラインメモリに画素データを格納しておき、前記読
み出し位置制御メモリの情報に基づいて前記ラインメモ
リから複数の画素データを読み出し、読み出した複数の
画素データと、前記主走査係数メモリから読み出した主
走査係数と前記副走査係数レジスタから読み出した副走
査係数との間で前記補間演算部により所定の補間演算を
行なうようにすることにより、簡単なハードウェア構成
で、主走査方向,副走査方向の変倍を高速に行なうこと
ができる。更に、この発明によれば、変倍前の画素デー
タにフィルタ部によりフィルタ処理を行なってから変倍
処理を行なうようにしているので、画像縮小時に折り返
し歪みによる画像劣化が生じない。
【0070】また、画像の拡大時には前記フィルタ部を
バイパスして画像変倍処理を行ない、画像の縮小時には
前記フィルタ部によりフィルタ処理を行なった後に画像
変倍処理を行なうことにより、画像拡大処理と画像の縮
小処理の双方に対応することができ、しかも画像縮小時
に折り返し歪みによる画像劣化が生じないようにするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成ブロック図であ
る。
【図2】双1次補間法の説明図である。
【図3】本発明の画像拡大時の動作を示すフローチャー
トである。
【図4】本発明の画像拡大時の動作を示すフローチャー
トである。
【図5】本発明の画像縮小時の動作を示すフローチャー
トである。
【図6】本発明の画像縮小時の動作を示すフローチャー
トである。
【図7】画像拡大時の主走査方向読み出しアドレス情報
と主走査方向補間係数の計算例を示す図である。
【図8】補間演算部の具体的構成例を示すブロック図で
ある。
【図9】補間演算部の動作を示すタイムチャートであ
る。
【図10】補間演算部の動作を示すタイムチャートであ
る。
【図11】フィルタ演算部の構成例を示すブロック図で
ある。
【図12】画像縮小時の主走査方向読み出しアドレス情
報と主走査方向補間係数の計算例を示す図である。
【図13】空間フィルタ演算部の動作を示すタイムチャ
ートである。
【符号の説明】
1 画像入力装置 3 制御部 5 CPU 6 補間演算部 7 画像出力装置 22,23 ラインメモリ 24 フィルタ演算部 41,42 ラインメモリ 43 読み出し位置制御メモリ 44 加算部 45 主走査係数メモリ 46 副走査係数レジスタ SW スイッチ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 階調画像の拡大及び/又は縮小を行なう
    画像変倍装置において、 変倍前の少なくとも2ラインの主走査方向の画素データ
    を記憶するラインメモリと、 該ラインメモリの主走査方向の読み出しアドレスを制御
    する読み出し位置制御メモリと、 前記ラインメモリから読み出した複数の画素データ間で
    補間演算を行なうための主走査方向の補間係数を保持す
    る主走査係数メモリと、 副走査方向の補間係数を保持する副走査係数レジスタ
    と、 複数のデータを受けて補間演算を行なう補間演算部とを
    具備し、 前記読み出し位置制御メモリの情報に基づいて前記ライ
    ンメモリから複数の画素データを読み出し、読み出した
    複数の画素データと、前記主走査係数メモリから読み出
    した主走査係数と前記副走査係数レジスタから読み出し
    た副走査係数との間で前記補間演算部により所定の補間
    演算を行なって変倍後の画素データを得ることを特徴と
    する画像変倍装置。
  2. 【請求項2】 階調画像の拡大及び/又は縮小を行なう
    画像変倍装置において、 変倍前の画像の複数の画素データ間で所定のフィルタ処
    理を行なうフィルタ部と、 該フィルタ部で処理された画素データの、変倍前の少な
    くとも2ラインの主走査方向の画素データを記憶するラ
    インメモリと、 該ラインメモリの主走査方向の読み出しアドレスを制御
    する読み出し位置制御メモリと、 前記ラインメモリから読み出した複数の画素データ間で
    補間演算を行なうための主走査方向の補間係数を保持す
    る主走査係数メモリと、 副走査方向の補間係数を保持する副走査係数レジスタ
    と、 複数のデータを受けて補間演算を行なう補間演算部とを
    具備し、 前記フィルタ部により変倍前の画素データにフィルタ処
    理を施し、フィルタ処理された画素データを前記ライン
    メモリに格納し、前記読み出し位置制御メモリの情報に
    基づいて該ラインメモリから複数の画素データを読み出
    し、読み出した複数の画素データと前記主走査係数メモ
    リから読み出した主走査係数と前記副走査レジスタから
    読み出した副走査係数との間で前記補間演算部により所
    定の補間演算を行なって変倍後の画素データを得ること
    を特徴とする画像変倍装置。
  3. 【請求項3】 画像の拡大時には前記フィルタ部をバイ
    パスして画像変倍処理を行ない、画像の縮小時には前記
    フィルタ部によりフィルタ処理を行なった後に画像変倍
    処理を行なうことを特徴とする請求項2記載の画像変倍
    装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017509961A (ja) * 2014-01-29 2017-04-06 レイセオン カンパニー サブピクセルオフセットを有する電子ズーム方法

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