JPH08235532A - 磁気抵抗効果型磁気ヘッド - Google Patents
磁気抵抗効果型磁気ヘッドInfo
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- JPH08235532A JPH08235532A JP4056395A JP4056395A JPH08235532A JP H08235532 A JPH08235532 A JP H08235532A JP 4056395 A JP4056395 A JP 4056395A JP 4056395 A JP4056395 A JP 4056395A JP H08235532 A JPH08235532 A JP H08235532A
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- magnetic
- depth
- magnetoresistive effect
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- groove
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 デプス零位置を位置決めする基準の位置精度
を高め、各パターンの形成位置精度及びデプス精度を高
め、特性を安定させる。 【構成】 下部シールド磁性体1のMR素子5との対向
面に設けられる溝部10の少なくとも磁気記録媒体対向
面7側に下部シールド磁性体1を略々垂直に削るデプス
零位置を位置決めする基準となる段差部30を設ける。
このとき、段差部30の磁気記録媒体対向面7側の一側
縁30aがデプス零位置と略一致するようにしても良
い。また、段差部30の磁気ギャップのギャップ長方向
の深さを10nm〜100nmとしても良い。
を高め、各パターンの形成位置精度及びデプス精度を高
め、特性を安定させる。 【構成】 下部シールド磁性体1のMR素子5との対向
面に設けられる溝部10の少なくとも磁気記録媒体対向
面7側に下部シールド磁性体1を略々垂直に削るデプス
零位置を位置決めする基準となる段差部30を設ける。
このとき、段差部30の磁気記録媒体対向面7側の一側
縁30aがデプス零位置と略一致するようにしても良
い。また、段差部30の磁気ギャップのギャップ長方向
の深さを10nm〜100nmとしても良い。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気抵抗効果型磁気ヘ
ッドに関する。詳しくは、シールド磁性体にデプス零位
置を位置決めする基準となる段差部を形成し、特性の安
定化を図った磁気抵抗効果型磁気ヘッドに係るものであ
る。
ッドに関する。詳しくは、シールド磁性体にデプス零位
置を位置決めする基準となる段差部を形成し、特性の安
定化を図った磁気抵抗効果型磁気ヘッドに係るものであ
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、ハードディスクドライブ等の磁
気記録再生装置において再生用磁気ヘッドとして用いら
れている磁気抵抗効果型磁気ヘッド(以下、MRヘッド
と称する。)は、図19に示すように、媒体対向面10
7に臨む間隙部である磁気ギャップG1 ,G2 を有して
相対向して配される一対のシールド磁性体101,10
2間に非磁性の絶縁層111,112を介して磁気抵抗
効果型素子105(以下、MR素子105と称する。)
が挟み込まれてなるものである。
気記録再生装置において再生用磁気ヘッドとして用いら
れている磁気抵抗効果型磁気ヘッド(以下、MRヘッド
と称する。)は、図19に示すように、媒体対向面10
7に臨む間隙部である磁気ギャップG1 ,G2 を有して
相対向して配される一対のシールド磁性体101,10
2間に非磁性の絶縁層111,112を介して磁気抵抗
効果型素子105(以下、MR素子105と称する。)
が挟み込まれてなるものである。
【0003】すなわち、上記MRヘッドにおいては、一
対のシールド磁性体101,102により余分な外部磁
界をシールドして、目的とする外部磁界のみがMR素子
105に入るようにしており、上記外部磁界によりMR
素子105の抵抗が変化することを利用して情報の再生
を行う。
対のシールド磁性体101,102により余分な外部磁
界をシールドして、目的とする外部磁界のみがMR素子
105に入るようにしており、上記外部磁界によりMR
素子105の抵抗が変化することを利用して情報の再生
を行う。
【0004】このとき、上記MR素子105は感磁部と
なる磁気抵抗効果膜113(以下、MR膜113と称す
る。)の先端部及び後端部に電極103,104が積層
形成(以下、先端部の電極103を先端電極103と称
し、後端部の電極104を後端電極104と称する。)
されてなるものである。なお、図19中においては、後
端電極104はフラックスガイド109を介してMR膜
113へ接続される例を示す。
なる磁気抵抗効果膜113(以下、MR膜113と称す
る。)の先端部及び後端部に電極103,104が積層
形成(以下、先端部の電極103を先端電極103と称
し、後端部の電極104を後端電極104と称する。)
されてなるものである。なお、図19中においては、後
端電極104はフラックスガイド109を介してMR膜
113へ接続される例を示す。
【0005】従って、情報の再生は、上記先端電極10
3,後端電極104からMR膜113にセンス電流を流
してMR膜113を所定の方向に磁化しておき、この磁
化方向が外部磁界により変化するために起きるMR膜1
13の抵抗値の変化を電圧変化として検出して行われ
る。
3,後端電極104からMR膜113にセンス電流を流
してMR膜113を所定の方向に磁化しておき、この磁
化方向が外部磁界により変化するために起きるMR膜1
13の抵抗値の変化を電圧変化として検出して行われ
る。
【0006】なお、前述の磁気ギャップG1 ,G2 は、
それぞれギャップ膜108及び先端電極103により構
成されている。
それぞれギャップ膜108及び先端電極103により構
成されている。
【0007】そして、このとき、上記MRヘッドにおい
ては、上記MR素子105を磁気抵抗効果特性が優れた
直線性と高い感度を示す特性領域で動作するようになす
バイアス導体106が、絶縁層111を介して上記MR
素子105を横切る形で設けられている。
ては、上記MR素子105を磁気抵抗効果特性が優れた
直線性と高い感度を示す特性領域で動作するようになす
バイアス導体106が、絶縁層111を介して上記MR
素子105を横切る形で設けられている。
【0008】また、上記のようなMRヘッドにおいて
は、MR素子105に入ってきた外部磁界が、先端,後
端電極103,104形成側と反対側に配される下部シ
ールド磁性体101に漏れることを防止するために、上
記下部シールド磁性体101の先端電極103近傍を除
いたMR素子105に対向する部分に溝部110を形成
するようにし、この部分において上記MR素子105と
下部シールド磁性体101とを離間している。
は、MR素子105に入ってきた外部磁界が、先端,後
端電極103,104形成側と反対側に配される下部シ
ールド磁性体101に漏れることを防止するために、上
記下部シールド磁性体101の先端電極103近傍を除
いたMR素子105に対向する部分に溝部110を形成
するようにし、この部分において上記MR素子105と
下部シールド磁性体101とを離間している。
【0009】そして、このとき、上記バイアス導体10
6を上記溝部110に埋め込むようにしても良い。
6を上記溝部110に埋め込むようにしても良い。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
なMRヘッドは、以下のようにして製造される。すなわ
ち、先ず、図20に示されるように、基板113上に所
定の形状の下部シールド磁性体115を形成し、これを
覆うような平坦化膜116を形成する。
なMRヘッドは、以下のようにして製造される。すなわ
ち、先ず、図20に示されるように、基板113上に所
定の形状の下部シールド磁性体115を形成し、これを
覆うような平坦化膜116を形成する。
【0011】次に、図20中に示されるように、下部シ
ールド磁性体115の上面115aに臨む溝部117を
ドライエッチングにより形成する。このとき、上記溝部
117は、両側面117a,117bが傾斜面であり、
いわゆるテーパー状をなす溝部として形成される。そし
て、上記溝部117の磁気記録媒体対向面側の開口側縁
117a1 はデプス零位置を位置決めする基準となる。
ールド磁性体115の上面115aに臨む溝部117を
ドライエッチングにより形成する。このとき、上記溝部
117は、両側面117a,117bが傾斜面であり、
いわゆるテーパー状をなす溝部として形成される。そし
て、上記溝部117の磁気記録媒体対向面側の開口側縁
117a1 はデプス零位置を位置決めする基準となる。
【0012】次に、図20中に示すように、上記溝部1
17内に非磁性の絶縁層となる絶縁膜118及びバイア
ス導体120を順次積層形成する。
17内に非磁性の絶縁層となる絶縁膜118及びバイア
ス導体120を順次積層形成する。
【0013】続いて、図21に示すように、上記バイア
ス導体120を覆うようにして非磁性の絶縁層となる絶
縁膜121を積層形成する。
ス導体120を覆うようにして非磁性の絶縁層となる絶
縁膜121を積層形成する。
【0014】次いで、上記絶縁膜118,121を図2
2に示すように下部シールド磁性体115が露出するま
で平面研磨する。そして、このとき、露出する下部シー
ルド磁性体115の上面115aに露出する溝部117
の開口側縁117a1 をデプス零位置を位置決めする基
準とする。
2に示すように下部シールド磁性体115が露出するま
で平面研磨する。そして、このとき、露出する下部シー
ルド磁性体115の上面115aに露出する溝部117
の開口側縁117a1 をデプス零位置を位置決めする基
準とする。
【0015】この後、ギャップ膜を介してMR素子を形
成し、さらに非磁性の絶縁層を介して上部シールド磁性
体を形成し、MRヘッドを得る。そして最後に、上記M
Rヘッドを磁気記録媒体対向面側から磁気ギャップが所
定のデプスとなるように研磨加工してMRヘッドを完成
する。
成し、さらに非磁性の絶縁層を介して上部シールド磁性
体を形成し、MRヘッドを得る。そして最後に、上記M
Rヘッドを磁気記録媒体対向面側から磁気ギャップが所
定のデプスとなるように研磨加工してMRヘッドを完成
する。
【0016】しかしながら、このようにしてMRヘッド
を製造すると、デプス零位置の位置精度をあまり良好と
することができない。
を製造すると、デプス零位置の位置精度をあまり良好と
することができない。
【0017】上述のように絶縁膜を平面研磨して下部シ
ールド磁性体を露出させる場合、研磨深さにばらつきが
生じ易く、溝部の深さにも当然ばらつきが生じる。この
ように溝部の深さにばらつきが生じると、上記溝部の両
側面が傾斜面とされていることから、その開口側縁の位
置、すなわちデプス零位置を位置決めする基準にもずれ
が生じる。
ールド磁性体を露出させる場合、研磨深さにばらつきが
生じ易く、溝部の深さにも当然ばらつきが生じる。この
ように溝部の深さにばらつきが生じると、上記溝部の両
側面が傾斜面とされていることから、その開口側縁の位
置、すなわちデプス零位置を位置決めする基準にもずれ
が生じる。
【0018】さらに、上記溝部はドライエッチングによ
り形成されることから、傾斜面とされる側面の傾斜角に
もばらつきが生じ易く、上記のような研磨深さの他、傾
斜角のばらつきによってもその開口側縁の位置、すなわ
ちデプス零位置を位置決めする基準にずれが生じる。
り形成されることから、傾斜面とされる側面の傾斜角に
もばらつきが生じ易く、上記のような研磨深さの他、傾
斜角のばらつきによってもその開口側縁の位置、すなわ
ちデプス零位置を位置決めする基準にずれが生じる。
【0019】そして、上記のようにデプス零位置を位置
決めする基準にずれが生じると、上記基準と位置合わせ
して形成される例えばMR膜や電極等のパターンの位置
精度があまり良好とはなない。このため、先端電極の後
端部により決定されるデプス零位置やMR素子の感磁部
長等にばらつきが生じ、製造されるMRヘッドの特性に
ばらつきが生じる。
決めする基準にずれが生じると、上記基準と位置合わせ
して形成される例えばMR膜や電極等のパターンの位置
精度があまり良好とはなない。このため、先端電極の後
端部により決定されるデプス零位置やMR素子の感磁部
長等にばらつきが生じ、製造されるMRヘッドの特性に
ばらつきが生じる。
【0020】さらに、上記のようにMR膜の位置精度が
あまり良好でないと、MR素子とバイアス導体の位置関
係にばらつきが生じ、製造されるMRヘッドのバイアス
効率にもばらつきが生じ、特性にばらつきが生じる。
あまり良好でないと、MR素子とバイアス導体の位置関
係にばらつきが生じ、製造されるMRヘッドのバイアス
効率にもばらつきが生じ、特性にばらつきが生じる。
【0021】また、上記のようにデプス零位置にばらつ
きが生じると、製造されるMRヘッドを所定のデプスと
なるように研磨加工する場合に、複数個のMRヘッドを
同一条件で研磨すると、MRヘッド毎にデプス零位置が
異なることからデプスのばらつきも生じ、製造されるM
Rヘッドの特性にばらつきが生じる。
きが生じると、製造されるMRヘッドを所定のデプスと
なるように研磨加工する場合に、複数個のMRヘッドを
同一条件で研磨すると、MRヘッド毎にデプス零位置が
異なることからデプスのばらつきも生じ、製造されるM
Rヘッドの特性にばらつきが生じる。
【0022】そこで本発明は、従来の実情に鑑みて提案
されたものであり、デプス零位置を位置決めする基準の
位置精度を高め、各パターンの形成位置精度及びデプス
精度を高め、特性の安定したMRヘッドを提供すること
を目的とする。
されたものであり、デプス零位置を位置決めする基準の
位置精度を高め、各パターンの形成位置精度及びデプス
精度を高め、特性の安定したMRヘッドを提供すること
を目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに本発明は、磁気記録媒体対向面に臨んで所定間隔で
上部シールド磁性体及び下部シールド磁性体が配される
とともに、これらシールド磁性体間に磁気抵抗効果型素
子が磁気記録媒体対向面と直交するように配されてなる
磁気抵抗効果型磁気ヘッドにおいて、上記下部シールド
磁性体の磁気抵抗効果型素子との対向面に溝部が設けら
れ、この部分において上記磁気抵抗効果型素子と離間さ
れるとともに、この溝部の少なくとも磁気記録媒体対向
面側に下部シールド磁性体を略々垂直に削るデプス零位
置を位置決めする基準となる段差部が設けられているこ
とを特徴とするものである。
めに本発明は、磁気記録媒体対向面に臨んで所定間隔で
上部シールド磁性体及び下部シールド磁性体が配される
とともに、これらシールド磁性体間に磁気抵抗効果型素
子が磁気記録媒体対向面と直交するように配されてなる
磁気抵抗効果型磁気ヘッドにおいて、上記下部シールド
磁性体の磁気抵抗効果型素子との対向面に溝部が設けら
れ、この部分において上記磁気抵抗効果型素子と離間さ
れるとともに、この溝部の少なくとも磁気記録媒体対向
面側に下部シールド磁性体を略々垂直に削るデプス零位
置を位置決めする基準となる段差部が設けられているこ
とを特徴とするものである。
【0024】なお、上記本発明の磁気抵抗効果型磁気ヘ
ッドにおいては、上記段差部の磁気記録媒体対向面側の
一側縁がデプス零位置と略一致されていることが好まし
い。
ッドにおいては、上記段差部の磁気記録媒体対向面側の
一側縁がデプス零位置と略一致されていることが好まし
い。
【0025】さらに、上記本発明の磁気抵抗効果型磁気
ヘッドにおいては、溝部の磁気記録媒体対向面と反対側
にも段差部を設けても良い。
ヘッドにおいては、溝部の磁気記録媒体対向面と反対側
にも段差部を設けても良い。
【0026】さらにまた、前述の本発明の磁気抵抗効果
型磁気ヘッドにおいては、デプス零位置を位置決めする
基準となる段差部を視覚的に確認することを可能とする
べく、その磁気ギャップのギャップ長方向の深さを10
nm〜100nmとすることが好ましい。
型磁気ヘッドにおいては、デプス零位置を位置決めする
基準となる段差部を視覚的に確認することを可能とする
べく、その磁気ギャップのギャップ長方向の深さを10
nm〜100nmとすることが好ましい。
【0027】また、本発明の磁気抵抗効果型磁気ヘッド
においては、バイアス導体を溝部内に埋め込む、或いは
バイアス導体を上部シールド磁性体側に配するようにし
ても良い。
においては、バイアス導体を溝部内に埋め込む、或いは
バイアス導体を上部シールド磁性体側に配するようにし
ても良い。
【0028】
【作用】本発明の磁気抵抗効果型磁気ヘッドにおいて
は、下部シールド磁性体の磁気抵抗効果型素子との対向
面に設けられる溝部の少なくとも磁気記録媒体対向面側
に下部シールド磁性体を略々垂直に削るデプス零位置を
位置決めする基準となる段差部が設けられていることか
ら、デプス零位置を位置決めする基準が溝部の傾斜面と
される側面ではなく、段差部となり、上記磁気抵抗効果
型磁気ヘッドの製造時、絶縁層研磨工程において研磨深
さにばらつきが生じ、溝部の開口側縁形成位置にばらつ
きが生じても、この研磨深さのばらつきに関係なくデプ
ス零位置を位置決めする基準の位置精度が確保される。
は、下部シールド磁性体の磁気抵抗効果型素子との対向
面に設けられる溝部の少なくとも磁気記録媒体対向面側
に下部シールド磁性体を略々垂直に削るデプス零位置を
位置決めする基準となる段差部が設けられていることか
ら、デプス零位置を位置決めする基準が溝部の傾斜面と
される側面ではなく、段差部となり、上記磁気抵抗効果
型磁気ヘッドの製造時、絶縁層研磨工程において研磨深
さにばらつきが生じ、溝部の開口側縁形成位置にばらつ
きが生じても、この研磨深さのばらつきに関係なくデプ
ス零位置を位置決めする基準の位置精度が確保される。
【0029】また、本発明の磁気抵抗効果型磁気ヘッド
において、上記段差部を磁気記録媒体対向面側の一側縁
がデプス零位置と略一致するようにして設ければ、その
製造時、MR膜や電極等の各パターンの位置合わせが容
易となる。
において、上記段差部を磁気記録媒体対向面側の一側縁
がデプス零位置と略一致するようにして設ければ、その
製造時、MR膜や電極等の各パターンの位置合わせが容
易となる。
【0030】さらに、上記本発明の磁気抵抗効果型磁気
ヘッドにおいて、溝部の磁気記録媒体対向面の反対側に
も段差部を設ければ、2つの段差部間の幅、すなわち溝
部の開口部の幅が規制される。
ヘッドにおいて、溝部の磁気記録媒体対向面の反対側に
も段差部を設ければ、2つの段差部間の幅、すなわち溝
部の開口部の幅が規制される。
【0031】さらにまた、前述の本発明の磁気抵抗効果
型磁気ヘッドにおいて、デプス零位置を位置決めする基
準となる段差部の磁気ギャップのギャップ長方向の深さ
を10nm〜100nmとすれば、上記段差部は視覚的
に確認される。
型磁気ヘッドにおいて、デプス零位置を位置決めする基
準となる段差部の磁気ギャップのギャップ長方向の深さ
を10nm〜100nmとすれば、上記段差部は視覚的
に確認される。
【0032】
【実施例】以下、本発明を適用した具体的な実施例につ
いて図面を参照しながら詳細に説明する。
いて図面を参照しながら詳細に説明する。
【0033】本実施例の磁気抵抗効果型磁気ヘッド(以
下、MRヘッドと称する。)は、図1に示すように、ス
ライダーと称される基板31上に、磁気記録媒体対向面
7に臨む間隙部である磁気ギャップg1 ,g2 を有して
相対向して配される一対のシールド磁性体1,2間に、
磁気抵抗効果膜32(以下、MR膜32と称する。)の
先端部及び後端部に電極3,4が積層形成されてなる磁
気抵抗効果型素子5(以下、MR素子5と称する。)、
上記MR素子5にバイアス磁界を印加するバイアス導体
6が配されてなるものである。このとき、上記磁気ギャ
ップg1 ,g2は、それぞれ例えば酸化アルミニウム
(Al2 O3 )等よりなる下部ギャップ膜8、電極3に
より形成されている。
下、MRヘッドと称する。)は、図1に示すように、ス
ライダーと称される基板31上に、磁気記録媒体対向面
7に臨む間隙部である磁気ギャップg1 ,g2 を有して
相対向して配される一対のシールド磁性体1,2間に、
磁気抵抗効果膜32(以下、MR膜32と称する。)の
先端部及び後端部に電極3,4が積層形成されてなる磁
気抵抗効果型素子5(以下、MR素子5と称する。)、
上記MR素子5にバイアス磁界を印加するバイアス導体
6が配されてなるものである。このとき、上記磁気ギャ
ップg1 ,g2は、それぞれ例えば酸化アルミニウム
(Al2 O3 )等よりなる下部ギャップ膜8、電極3に
より形成されている。
【0034】なお、以下、基板31側のシールド磁性体
1を下部シールド磁性体1、他方のシールド磁性体2を
上部シールド磁性体2と称し、MR素子5の先端側の電
極3を先端電極3と称し、後端側の電極を後端電極4と
称する。
1を下部シールド磁性体1、他方のシールド磁性体2を
上部シールド磁性体2と称し、MR素子5の先端側の電
極3を先端電極3と称し、後端側の電極を後端電極4と
称する。
【0035】上記下部シールド磁性体1,上部シールド
磁性体2は、MR素子5から離れた磁気記録媒体からの
磁界、すなわち余分な外部磁界の影響を受けないように
シールドとして機能するものであり、例えば、パーマロ
イ等により構成される。
磁性体2は、MR素子5から離れた磁気記録媒体からの
磁界、すなわち余分な外部磁界の影響を受けないように
シールドとして機能するものであり、例えば、パーマロ
イ等により構成される。
【0036】上記下部シールド磁性体1は、磁気記録媒
体対向面7に直交する方向にその一側縁を臨ませた状態
で延在して設けられている。そして、上記下部シールド
磁性体1には、先端電極3近傍を除いたMR素子5に対
向する部分に溝部10が形成されており、この部分にお
いて上記MR素子5と下部シールド磁性体1とを離間し
ている。
体対向面7に直交する方向にその一側縁を臨ませた状態
で延在して設けられている。そして、上記下部シールド
磁性体1には、先端電極3近傍を除いたMR素子5に対
向する部分に溝部10が形成されており、この部分にお
いて上記MR素子5と下部シールド磁性体1とを離間し
ている。
【0037】上記溝部10は、側面10a,10bが傾
斜面とされる断面略コ字状の溝部であり、内部にバイア
ス導体6を収納できる大きさとされ、下部シールド磁性
体1に磁気ギャップg1 ,g2 のトラック幅方向に形成
される溝部として形成されている。
斜面とされる断面略コ字状の溝部であり、内部にバイア
ス導体6を収納できる大きさとされ、下部シールド磁性
体1に磁気ギャップg1 ,g2 のトラック幅方向に形成
される溝部として形成されている。
【0038】一方、上部シールド磁性体2は上記下部シ
ールド磁性体1と同様に磁気記録媒体対向面7に直交す
る方向にその一側縁を臨ませた状態で延在して設けられ
ている。また、この上部シールド磁性体2は、磁気記録
媒体対向面7側において先端電極3上に直接積層される
とともに、後端電極4側においては絶縁層12を介して
積層されている。
ールド磁性体1と同様に磁気記録媒体対向面7に直交す
る方向にその一側縁を臨ませた状態で延在して設けられ
ている。また、この上部シールド磁性体2は、磁気記録
媒体対向面7側において先端電極3上に直接積層される
とともに、後端電極4側においては絶縁層12を介して
積層されている。
【0039】上記MR素子5は、例えば平面形状が略長
方形のパターンとして形成されており、その長手方向が
磁気記録媒体対向面7に対して直交するように設けら
れ、その一側縁が磁気記録媒体対向面7に臨むように設
けられている。そして、上記MR素子5を構成するMR
膜32は、例えばパーマロイ等の強磁性材料よりなる薄
膜により構成され、蒸着やスパッタリングといった真空
薄膜形成技術により形成される。さらに、上記MR膜3
2は、上記のような強磁性材料よりなる薄膜の単層膜で
あっても良いが、バルクハウゼンノイズの発生を回避す
るべく、例えば酸化アルミニウム(Al2 O3 )等の非
磁性の薄膜を介して静磁的に結合する一対の強磁性材料
薄膜を積層したものでも良い。
方形のパターンとして形成されており、その長手方向が
磁気記録媒体対向面7に対して直交するように設けら
れ、その一側縁が磁気記録媒体対向面7に臨むように設
けられている。そして、上記MR素子5を構成するMR
膜32は、例えばパーマロイ等の強磁性材料よりなる薄
膜により構成され、蒸着やスパッタリングといった真空
薄膜形成技術により形成される。さらに、上記MR膜3
2は、上記のような強磁性材料よりなる薄膜の単層膜で
あっても良いが、バルクハウゼンノイズの発生を回避す
るべく、例えば酸化アルミニウム(Al2 O3 )等の非
磁性の薄膜を介して静磁的に結合する一対の強磁性材料
薄膜を積層したものでも良い。
【0040】また、上記MR素子5の先端電極3はMR
膜32にセンス電流を供給するための電極であり、その
一側縁が磁気記録媒体対向面7に臨むようにしてMR膜
32上に直接積層形成され、該MR膜32と電気的に接
続されている。
膜32にセンス電流を供給するための電極であり、その
一側縁が磁気記録媒体対向面7に臨むようにしてMR膜
32上に直接積層形成され、該MR膜32と電気的に接
続されている。
【0041】一方、後端電極4は、信号磁界の引き込み
の向上及びバイアス磁界の分布の均一化を目的として形
成されるフラックスガイド9を介してMR膜32の後端
部に積層形成されている。上記フラックスガイド9には
MR素子5に入る信号の引き込み効果を高めるために、
例えばパーマロイやアモルファス(CoZr系)材等の
如き高透磁率材が使用される。このようなフラックスガ
イド9を形成するには、例えばスパッタリングや蒸着或
いはメッキといった真空薄膜形成手段が何れも使用可能
である。
の向上及びバイアス磁界の分布の均一化を目的として形
成されるフラックスガイド9を介してMR膜32の後端
部に積層形成されている。上記フラックスガイド9には
MR素子5に入る信号の引き込み効果を高めるために、
例えばパーマロイやアモルファス(CoZr系)材等の
如き高透磁率材が使用される。このようなフラックスガ
イド9を形成するには、例えばスパッタリングや蒸着或
いはメッキといった真空薄膜形成手段が何れも使用可能
である。
【0042】なお、後端電極4は、MR膜32の後端部
にその一部を直接積層させるようにして形成しても良
く、この場合にはフラックスガイド9を後端電極4の後
端部に積層させるようにする。
にその一部を直接積層させるようにして形成しても良
く、この場合にはフラックスガイド9を後端電極4の後
端部に積層させるようにする。
【0043】また、バイアス導体6は、MR素子5にバ
イアス磁界を印加するためのものであり、先端電極3と
後端電極4の間であって、これら先端電極3,後端電極
4の形成される側とは反対側の下部シールド磁性体1に
形成される溝部11内に配されている。なお、上記バイ
アス導体6は絶縁層11により埋め込まれた状態となさ
れており、該バイアス導体6は溝部10から突出しない
ものとされている。
イアス磁界を印加するためのものであり、先端電極3と
後端電極4の間であって、これら先端電極3,後端電極
4の形成される側とは反対側の下部シールド磁性体1に
形成される溝部11内に配されている。なお、上記バイ
アス導体6は絶縁層11により埋め込まれた状態となさ
れており、該バイアス導体6は溝部10から突出しない
ものとされている。
【0044】さらに、上記バイアス導体6は低抵抗の金
属材料により構成されており、例えば導電性に優れた銅
等により構成される。通常、上記バイアス導体6は銅等
よりなる薄膜の単層膜により構成されるが、該バイアス
導体6の上下に設けられる絶縁層11との密着性を考慮
すると、例えば、図2に示すように、上記バイアス導体
6を銅よりなる中間層6aをその膜厚方向からチタンよ
りなる積層膜6b,6cにより挟み込んだ積層膜構造と
することが好ましい。
属材料により構成されており、例えば導電性に優れた銅
等により構成される。通常、上記バイアス導体6は銅等
よりなる薄膜の単層膜により構成されるが、該バイアス
導体6の上下に設けられる絶縁層11との密着性を考慮
すると、例えば、図2に示すように、上記バイアス導体
6を銅よりなる中間層6aをその膜厚方向からチタンよ
りなる積層膜6b,6cにより挟み込んだ積層膜構造と
することが好ましい。
【0045】また、上記バイアス導体6は、上記MR素
子5の長手方向に対し略直交する方向に形成されてお
り、その両端部に図示しない直流電源からのバイアス電
流が印加されるようになされている。このため、直流電
流は配線パターンの長手方向であるトラック幅方向に流
れることとなり、上記磁気記録媒体対向面7と垂直な方
向であるMR素子5の長手方向にわたってバイアス磁界
が印加されるようになっている。
子5の長手方向に対し略直交する方向に形成されてお
り、その両端部に図示しない直流電源からのバイアス電
流が印加されるようになされている。このため、直流電
流は配線パターンの長手方向であるトラック幅方向に流
れることとなり、上記磁気記録媒体対向面7と垂直な方
向であるMR素子5の長手方向にわたってバイアス磁界
が印加されるようになっている。
【0046】さらに、上記バイアス導体6は、MR素子
5に所定の大きさのバイアス磁界を印加するために、そ
の厚さtを50nm〜400nm程度とし、その導体幅
W2を1μm〜8μm程度とすることが好ましく、磁気
記録媒体対向面7と直交する方向のバイアス導体6と下
部シールド磁性体1との対向距離、言い換えればバイア
ス導体6と溝部10の側面10a,10bとの対向距離
L2 ,L3 は絶縁性を考慮して0.1μm〜2μm程
度、バイアス導体6とMR素子5との対向距離は狭ギャ
ップ化を考慮して0.1μm〜2μm程度とするのが好
ましい。
5に所定の大きさのバイアス磁界を印加するために、そ
の厚さtを50nm〜400nm程度とし、その導体幅
W2を1μm〜8μm程度とすることが好ましく、磁気
記録媒体対向面7と直交する方向のバイアス導体6と下
部シールド磁性体1との対向距離、言い換えればバイア
ス導体6と溝部10の側面10a,10bとの対向距離
L2 ,L3 は絶縁性を考慮して0.1μm〜2μm程
度、バイアス導体6とMR素子5との対向距離は狭ギャ
ップ化を考慮して0.1μm〜2μm程度とするのが好
ましい。
【0047】なお、上記バイアス導体6が埋め込まれる
絶縁層11としては、バイアス導体6との絶縁性が確実
に確保される例えばAl2 O3 ,SiO2 ,SOG,S
i3N4 等よりなる膜が好ましい。また、バイアス導体
6と下部シールド磁性体1間に配される絶縁層11の厚
さは、当該バイアス導体6と下部シールド磁性体1間の
絶縁性を確保するために0.1μm〜1μm程度とする
ことが好ましい。
絶縁層11としては、バイアス導体6との絶縁性が確実
に確保される例えばAl2 O3 ,SiO2 ,SOG,S
i3N4 等よりなる膜が好ましい。また、バイアス導体
6と下部シールド磁性体1間に配される絶縁層11の厚
さは、当該バイアス導体6と下部シールド磁性体1間の
絶縁性を確保するために0.1μm〜1μm程度とする
ことが好ましい。
【0048】そして、本実施例のMRヘッドにおいて
は、特に、下部シールド磁性体1に形成される溝部10
のMR素子5との対向面側に段差部30が形成されてい
る。上記段差部30は溝部10の開口側縁を切り欠くよ
うにして設けられるものであり、その側面は下部シール
ド磁性体1の上面1aに対して垂直な面となる。
は、特に、下部シールド磁性体1に形成される溝部10
のMR素子5との対向面側に段差部30が形成されてい
る。上記段差部30は溝部10の開口側縁を切り欠くよ
うにして設けられるものであり、その側面は下部シール
ド磁性体1の上面1aに対して垂直な面となる。
【0049】また、本実施例においては、上記段差部3
0の磁気記録媒体対向面7側の一側縁30aが先端電極
3の後端電極4側の端部3aに対応するように段差部3
0を設けており、言い換えれば一側縁30aがデプス零
位置を位置決めする基準とされている。
0の磁気記録媒体対向面7側の一側縁30aが先端電極
3の後端電極4側の端部3aに対応するように段差部3
0を設けており、言い換えれば一側縁30aがデプス零
位置を位置決めする基準とされている。
【0050】さらに、本実施例においては、段差部30
の磁気ギャップのギャップ長方向の深さを10nm〜1
00nmとしている。
の磁気ギャップのギャップ長方向の深さを10nm〜1
00nmとしている。
【0051】なお、本実施例においては、MR素子5の
先端電極3の端部3aからフラックスガイド9の先端電
極3側の端面9aまでの距離である感磁部長L1 を6μ
mとし、段差部30の一側縁30aから他方の一側縁3
0bまでの距離であり、溝部10の開口部の幅である溝
幅W1 を8μmとした。
先端電極3の端部3aからフラックスガイド9の先端電
極3側の端面9aまでの距離である感磁部長L1 を6μ
mとし、段差部30の一側縁30aから他方の一側縁3
0bまでの距離であり、溝部10の開口部の幅である溝
幅W1 を8μmとした。
【0052】従って、本実施例の磁気抵抗効果型磁気ヘ
ッドにおいては、下部シールド磁性体1の溝部10のM
R素子5との対向面側に設けられる段差部30の一側縁
30aがデプス零位置を位置決めする基準となることか
ら、その製造時、絶縁層11研磨工程において研磨深さ
にばらつきが生じ、溝部10の開口側縁形成位置にばら
つきが生じても、この研磨深さのばらつきに関係なくデ
プス零位置を位置決めする基準が確実に決定され、その
位置精度が確保される。
ッドにおいては、下部シールド磁性体1の溝部10のM
R素子5との対向面側に設けられる段差部30の一側縁
30aがデプス零位置を位置決めする基準となることか
ら、その製造時、絶縁層11研磨工程において研磨深さ
にばらつきが生じ、溝部10の開口側縁形成位置にばら
つきが生じても、この研磨深さのばらつきに関係なくデ
プス零位置を位置決めする基準が確実に決定され、その
位置精度が確保される。
【0053】このことから、上記デプス零位置を位置決
めする基準に位置合わせして形成されるMR膜や電極等
のパターンの位置精度も確保され、デプス零位置やMR
素子の感磁部長及びMR素子とバイアス導体の位置関係
の精度が確保され、特性が安定化する。
めする基準に位置合わせして形成されるMR膜や電極等
のパターンの位置精度も確保され、デプス零位置やMR
素子の感磁部長及びMR素子とバイアス導体の位置関係
の精度が確保され、特性が安定化する。
【0054】また、デプス零位置の位置精度が確保され
ていることから、その製造時に所定のデプス長となるよ
うに研磨加工する際にデプスのばらつきが生じ難く、特
性が安定化する。
ていることから、その製造時に所定のデプス長となるよ
うに研磨加工する際にデプスのばらつきが生じ難く、特
性が安定化する。
【0055】さらに、本実施例のMRヘッドにおいて
は、段差部30の一側縁30aから他方の一側縁30b
により溝部10の開口部の幅が規制されている。
は、段差部30の一側縁30aから他方の一側縁30b
により溝部10の開口部の幅が規制されている。
【0056】さらにまた、本実施例のMRヘッドにおい
ては、段差部30の磁気ギャップのギャップ長方向の深
さを10nm〜100nmとしており、上記段差部30
は視覚的に確認される。
ては、段差部30の磁気ギャップのギャップ長方向の深
さを10nm〜100nmとしており、上記段差部30
は視覚的に確認される。
【0057】次に、本実施例のMRヘッドの製造方法を
工程順に説明する。本実施例のMRヘッドを製造するに
は、先ず、図3に示すような例えばアルミナチタン酸カ
ルシウム(Al2 O3 −TiC)材等よりなる基板13
を用意し、この基板13上に該基板13の絶縁性と表面
性を改善するために図示しないAl2 O3 膜を形成す
る。続いて、上記図示しないAl2 O3 膜上に、例えば
パーマロイやセンダスト等よりなる磁性膜14をメッキ
またはスパッタリング等の手法により形成する。
工程順に説明する。本実施例のMRヘッドを製造するに
は、先ず、図3に示すような例えばアルミナチタン酸カ
ルシウム(Al2 O3 −TiC)材等よりなる基板13
を用意し、この基板13上に該基板13の絶縁性と表面
性を改善するために図示しないAl2 O3 膜を形成す
る。続いて、上記図示しないAl2 O3 膜上に、例えば
パーマロイやセンダスト等よりなる磁性膜14をメッキ
またはスパッタリング等の手法により形成する。
【0058】次に、上記磁性膜14をドライエッチング
して図4に示すように所定形状の下部シールド磁性体1
5を形成する。続いて、図5に示すように、上記下部シ
ールド磁性体15上にこれを覆うようにAl2 O3 等よ
りなる平坦化膜16を成膜する。次いで、図6に示すよ
うに、上記平坦化膜16を研磨し、下部シールド磁性体
15を露出させるとともに該下部シールド磁性体15を
所定の厚さとする。
して図4に示すように所定形状の下部シールド磁性体1
5を形成する。続いて、図5に示すように、上記下部シ
ールド磁性体15上にこれを覆うようにAl2 O3 等よ
りなる平坦化膜16を成膜する。次いで、図6に示すよ
うに、上記平坦化膜16を研磨し、下部シールド磁性体
15を露出させるとともに該下部シールド磁性体15を
所定の厚さとする。
【0059】次に、下部シールド磁性体15上に所定の
形状の開口部を有するレジストを配した後、ドライエッ
チングを行い、図7に示すように、下部シールド磁性体
15に断面略コ字状で両側面17a,17bが傾斜面と
される溝部17を形成する。
形状の開口部を有するレジストを配した後、ドライエッ
チングを行い、図7に示すように、下部シールド磁性体
15に断面略コ字状で両側面17a,17bが傾斜面と
される溝部17を形成する。
【0060】次に、図8に示すように、溝部17内を含
む下部シールド磁性体15及び平坦化膜16上にAl2
O3 等よりなる第1の絶縁膜18をスパッタリング等に
より形成する。
む下部シールド磁性体15及び平坦化膜16上にAl2
O3 等よりなる第1の絶縁膜18をスパッタリング等に
より形成する。
【0061】次に、図9に示すように、上記第1の絶縁
膜18上にバイアス導体を形成するための銅よりなる金
属膜19をスパッタリングにより形成する。このとき、
上記金属膜19は前述のように銅よりなる膜を膜厚方向
からチタンよりなる膜により挟み込んだ積層膜としても
良い。
膜18上にバイアス導体を形成するための銅よりなる金
属膜19をスパッタリングにより形成する。このとき、
上記金属膜19は前述のように銅よりなる膜を膜厚方向
からチタンよりなる膜により挟み込んだ積層膜としても
良い。
【0062】次に、上記金属膜19を溝部17内にのみ
残存させ、当該溝部17より飛び出ないようにパターニ
ングしてドライエッチングすることにより、図10に示
すような断面略台形状のバイアス導体20を形成する。
この結果、上記バイアス導体20は溝部17内に完全に
埋め込まれ、溝部17から飛び出ない。
残存させ、当該溝部17より飛び出ないようにパターニ
ングしてドライエッチングすることにより、図10に示
すような断面略台形状のバイアス導体20を形成する。
この結果、上記バイアス導体20は溝部17内に完全に
埋め込まれ、溝部17から飛び出ない。
【0063】次に、上記第1の絶縁膜18を溝部17内
に形成される部分を除いてエッチングし、図11に示す
ように、下部シールド磁性体15を露出させ、溝部17
内にのみ第1の絶縁膜18を残存させる。
に形成される部分を除いてエッチングし、図11に示す
ように、下部シールド磁性体15を露出させ、溝部17
内にのみ第1の絶縁膜18を残存させる。
【0064】続いて、図12に示すように、上記溝部1
7内を含めて下部シールド磁性体15上にAl2 O3 等
よりなる第2の絶縁膜21をスパッタリング等により形
成する。なお、上記第2の絶縁膜21は平坦化膜として
も機能するものである。
7内を含めて下部シールド磁性体15上にAl2 O3 等
よりなる第2の絶縁膜21をスパッタリング等により形
成する。なお、上記第2の絶縁膜21は平坦化膜として
も機能するものである。
【0065】次に、図13に示すように、第2の絶縁膜
21を平面研磨し、下部シールド磁性体15を露出させ
る。この際、上記平面研磨は、直径2μmのダイヤモン
ド砥粒と銅ケメット定盤による機械研磨及びSiO2 砥
粒と繊維質のクロスによるバフ研磨の併用で行う。
21を平面研磨し、下部シールド磁性体15を露出させ
る。この際、上記平面研磨は、直径2μmのダイヤモン
ド砥粒と銅ケメット定盤による機械研磨及びSiO2 砥
粒と繊維質のクロスによるバフ研磨の併用で行う。
【0066】この結果、下部シールド磁性体1の研磨面
は平坦化され、その表面粗度が1nm程度と非常に平滑
な面となる。しかしながら、上記機械研磨においては基
板の反りを補正できないため、上記機械研磨前の基板の
反りの影響で研磨深さにばらつきが生じ、下部シールド
磁性体1の厚さ及び溝部17の深さに基板内ばらつきが
生じる。
は平坦化され、その表面粗度が1nm程度と非常に平滑
な面となる。しかしながら、上記機械研磨においては基
板の反りを補正できないため、上記機械研磨前の基板の
反りの影響で研磨深さにばらつきが生じ、下部シールド
磁性体1の厚さ及び溝部17の深さに基板内ばらつきが
生じる。
【0067】次に、上記バフ研磨により平坦化を行う
と、当該バフ研磨は研磨量が小さいことから、基板13
の反りに依存せず研磨が行われる。また、金属膜である
バイアス導体20とAl2 O3 よりなる第2の絶縁膜2
1の研磨速度の差から砥石等を用いた機械研磨によって
研磨を行った場合には、絶縁膜21が金属膜に対してよ
り早く研磨されてしまうが、バフ研磨によれば研磨速度
の差によって生じた段差を無くすことができる。しかし
ながら、上記バフ研磨により、上記機械研磨の際に生じ
た溝部17の深さのばらつきを解消することは不可能で
あり、溝部17の深さのばらつきはそのまま残る。
と、当該バフ研磨は研磨量が小さいことから、基板13
の反りに依存せず研磨が行われる。また、金属膜である
バイアス導体20とAl2 O3 よりなる第2の絶縁膜2
1の研磨速度の差から砥石等を用いた機械研磨によって
研磨を行った場合には、絶縁膜21が金属膜に対してよ
り早く研磨されてしまうが、バフ研磨によれば研磨速度
の差によって生じた段差を無くすことができる。しかし
ながら、上記バフ研磨により、上記機械研磨の際に生じ
た溝部17の深さのばらつきを解消することは不可能で
あり、溝部17の深さのばらつきはそのまま残る。
【0068】そして、このように機械研磨の際に溝部1
7の深さのばらつきが生じていると、溝部17の側面1
7a,17bがテーパー状となっていることから、溝部
17の開口側縁の位置にずれが生じる。言い換えればデ
プス零位置を位置決めする基準にずれが生じてしまう。
なお、上記溝部17はドライエッチングにより形成され
ることから、傾斜面とされる側面17a,17bの傾斜
角にもばらつきが生じ、このことからも溝部17の開口
側縁の位置にずれが生じ、デプス零位置を位置決めする
基準にずれが生じる。
7の深さのばらつきが生じていると、溝部17の側面1
7a,17bがテーパー状となっていることから、溝部
17の開口側縁の位置にずれが生じる。言い換えればデ
プス零位置を位置決めする基準にずれが生じてしまう。
なお、上記溝部17はドライエッチングにより形成され
ることから、傾斜面とされる側面17a,17bの傾斜
角にもばらつきが生じ、このことからも溝部17の開口
側縁の位置にずれが生じ、デプス零位置を位置決めする
基準にずれが生じる。
【0069】そこで、本実施例においては、図14に示
すように、溝部17の開口側、すなわち後工程で形成さ
れるMR素子との対向面側に段差部29をドライエッチ
ングにより形成する。上記段差部29は溝部17の側面
17a,17bの開口側縁を切り欠くようにして設けら
れる段差部であり、その側面は下部シールド磁性体15
の上面15aに対して垂直な面となる。
すように、溝部17の開口側、すなわち後工程で形成さ
れるMR素子との対向面側に段差部29をドライエッチ
ングにより形成する。上記段差部29は溝部17の側面
17a,17bの開口側縁を切り欠くようにして設けら
れる段差部であり、その側面は下部シールド磁性体15
の上面15aに対して垂直な面となる。
【0070】なお、この段差部29は、段差部29形成
前の溝部17の磁気記録媒体対向面側の側面17aの開
口側縁から磁気記録媒体対向面側に0.01μm〜0.
3μmの位置から形成され、段差部29の一側縁29a
から他方の一側縁29bまでの距離である溝幅を8μm
として形成され、溝部17の開口部の幅は常に一定とな
る。さらに、上記段差部29においては、磁気ギャップ
のギャップ長方向の深さを10nm〜100nmとし、
視覚的に確認できるようにしている。
前の溝部17の磁気記録媒体対向面側の側面17aの開
口側縁から磁気記録媒体対向面側に0.01μm〜0.
3μmの位置から形成され、段差部29の一側縁29a
から他方の一側縁29bまでの距離である溝幅を8μm
として形成され、溝部17の開口部の幅は常に一定とな
る。さらに、上記段差部29においては、磁気ギャップ
のギャップ長方向の深さを10nm〜100nmとし、
視覚的に確認できるようにしている。
【0071】そして、本実施例においては、上記段差部
29の一側縁29aをデプス零位置を位置決めする基準
としている。従って、本実施例においては、研磨深さの
ばらつきにより、従来デプス零位置を位置決めする基準
とされていた溝部の開口側縁の位置にずれが生じても、
上記のように段差部を改めて形成してデプス零位置を位
置決めする基準を形成し直すことから、研磨深さのばら
つきに関係なくデプス零位置を位置決めする基準が確実
に決定される。
29の一側縁29aをデプス零位置を位置決めする基準
としている。従って、本実施例においては、研磨深さの
ばらつきにより、従来デプス零位置を位置決めする基準
とされていた溝部の開口側縁の位置にずれが生じても、
上記のように段差部を改めて形成してデプス零位置を位
置決めする基準を形成し直すことから、研磨深さのばら
つきに関係なくデプス零位置を位置決めする基準が確実
に決定される。
【0072】次に、図15及び図16に示すように、段
差部29の形成された溝部17内(ただし、図15にお
いては、段差部29の図示を省略する。)を含めて下部
シールド磁性体15上に磁気ギャップg1 を構成する下
部ギャップ膜22を形成する。なお、上記下部ギャップ
膜22は、Al2 O3 をスパッタリングして形成すれば
良い。
差部29の形成された溝部17内(ただし、図15にお
いては、段差部29の図示を省略する。)を含めて下部
シールド磁性体15上に磁気ギャップg1 を構成する下
部ギャップ膜22を形成する。なお、上記下部ギャップ
膜22は、Al2 O3 をスパッタリングして形成すれば
良い。
【0073】次いで、後工程において形成されるMR素
子におけるバルクハウゼンノイズの発生を防止するため
に上記下部ギャップ膜22を上述の第2の絶縁膜21平
面研磨工程で述べた方法と同様のバフ研磨により平坦化
する。その結果、下部ギャップ膜22表面は表面粗度1
nm程度の非常に平滑な面となる。ただし、このとき、
磁気ギャップg1 のギャップ長精度を確保するために、
ギャップ膜のバフ研磨量は200nm以下としている。
子におけるバルクハウゼンノイズの発生を防止するため
に上記下部ギャップ膜22を上述の第2の絶縁膜21平
面研磨工程で述べた方法と同様のバフ研磨により平坦化
する。その結果、下部ギャップ膜22表面は表面粗度1
nm程度の非常に平滑な面となる。ただし、このとき、
磁気ギャップg1 のギャップ長精度を確保するために、
ギャップ膜のバフ研磨量は200nm以下としている。
【0074】本実施例においては、段差部29の磁気ギ
ャップのギャップ長方向の深さを10nm〜100nm
としており、この段差部は上記工程において視覚的に確
認でき、ギャップ長精度を損なうものでもない。また、
下部ギャップ膜22の段差部29にあたる部分には段差
部が形成されてしまうが、この段差部は上記バフ研磨に
よりなくなる。
ャップのギャップ長方向の深さを10nm〜100nm
としており、この段差部は上記工程において視覚的に確
認でき、ギャップ長精度を損なうものでもない。また、
下部ギャップ膜22の段差部29にあたる部分には段差
部が形成されてしまうが、この段差部は上記バフ研磨に
よりなくなる。
【0075】次に、図17に示すように、下部ギャップ
膜22上にMR膜23を形成する。上記MR膜23はパ
ーマロイをスパッタリングや蒸着により成膜した後、そ
の長手方向が磁気記録媒体対向面に対して垂直となる平
面長方形のパターンに成形して形成する。
膜22上にMR膜23を形成する。上記MR膜23はパ
ーマロイをスパッタリングや蒸着により成膜した後、そ
の長手方向が磁気記録媒体対向面に対して垂直となる平
面長方形のパターンに成形して形成する。
【0076】このとき、溝部17内の第2の絶縁膜21
が平坦化されていることから、バイアス導体20とMR
膜23との対向面距離がギャップ膜22によって絶縁を
図るのに十分な距離とされる。従って、狭ギャップ化に
よりギャップ膜22を薄膜化した場合においても、MR
素子とバイアス導体20間の短絡を確実に回避すること
ができる。
が平坦化されていることから、バイアス導体20とMR
膜23との対向面距離がギャップ膜22によって絶縁を
図るのに十分な距離とされる。従って、狭ギャップ化に
よりギャップ膜22を薄膜化した場合においても、MR
素子とバイアス導体20間の短絡を確実に回避すること
ができる。
【0077】また、本実施例においては、段差部29の
一側縁29aをデプス零位置を位置決めする基準として
おり、この基準の位置精度が確保されていることから、
これに合わせて形成されるMR膜23の形成位置精度も
確保される。従って、バイアス導体20とMR膜23と
の位置関係の精度も確保され、MRヘッド毎のバイアス
効率のばらつきも抑えられ、MRヘッドの特性のばらつ
きが抑えられる。
一側縁29aをデプス零位置を位置決めする基準として
おり、この基準の位置精度が確保されていることから、
これに合わせて形成されるMR膜23の形成位置精度も
確保される。従って、バイアス導体20とMR膜23と
の位置関係の精度も確保され、MRヘッド毎のバイアス
効率のばらつきも抑えられ、MRヘッドの特性のばらつ
きが抑えられる。
【0078】次に、MR膜23上に先端電極を形成す
る。続いて、フラックスガイドを形成した後、後端電極
を形成し、MR素子を形成する。このとき、本実施例に
おいては、前述のようにデプス零位置を位置決めする基
準の位置精度が確保されているため、これに合わせて形
成される先端電極,フラックスガイド,後端電極の形成
位置精度も確保され、先端電極の後端部により決定され
るデプス零位置やMR膜23の感磁部長等も精度良好に
規制される。
る。続いて、フラックスガイドを形成した後、後端電極
を形成し、MR素子を形成する。このとき、本実施例に
おいては、前述のようにデプス零位置を位置決めする基
準の位置精度が確保されているため、これに合わせて形
成される先端電極,フラックスガイド,後端電極の形成
位置精度も確保され、先端電極の後端部により決定され
るデプス零位置やMR膜23の感磁部長等も精度良好に
規制される。
【0079】このとき、後端電極と同層で溝部17に埋
め込まれたバイアス導体20の両端に接続するバイアス
引き出し導体も形成する。バイアス引き出し導体は、後
端電極と別工程で形成しても良いが、電極材質・膜厚共
に後端電極と同様にすることが可能であるのでここでは
後端電極と同時に形成するものとした。
め込まれたバイアス導体20の両端に接続するバイアス
引き出し導体も形成する。バイアス引き出し導体は、後
端電極と別工程で形成しても良いが、電極材質・膜厚共
に後端電極と同様にすることが可能であるのでここでは
後端電極と同時に形成するものとした。
【0080】次に絶縁層を介して上部シールド磁性体を
形成する。なお、上記上部シールド磁性体は先端電極と
接続され、MR膜23の引き出し導体の一部となってい
る。
形成する。なお、上記上部シールド磁性体は先端電極と
接続され、MR膜23の引き出し導体の一部となってい
る。
【0081】さらに各端子部を形成し、磁気記録媒体対
向面側から所定のデプス長となるように研磨を行って、
図1に示すような本実施例のMRヘッドを完成する。
向面側から所定のデプス長となるように研磨を行って、
図1に示すような本実施例のMRヘッドを完成する。
【0082】このとき、本実施例においては、デプス零
位置が精度良好に規制されており、複数個のMRヘッド
を同一条件で研磨しても、デプスにばらつきが発生せ
ず、特性が安定化する。
位置が精度良好に規制されており、複数個のMRヘッド
を同一条件で研磨しても、デプスにばらつきが発生せ
ず、特性が安定化する。
【0083】なお、本実施例においては、MR素子の電
極が形成される側と反対側に形成される溝部内にバイア
ス導体が埋め込まれている例について述べたが、本発明
がバイアス導体が上部シールド磁性体側に配されるMR
ヘッドにも適用可能であることは言うまでもない。
極が形成される側と反対側に形成される溝部内にバイア
ス導体が埋め込まれている例について述べたが、本発明
がバイアス導体が上部シールド磁性体側に配されるMR
ヘッドにも適用可能であることは言うまでもない。
【0084】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明の磁気抵抗効果型磁気ヘッドにおいては、下部シール
ド磁性体の磁気抵抗効果型素子との対向面に設けられる
溝部の少なくとも磁気記録媒体対向面側に下部シールド
磁性体を略々垂直に削るデプス零位置を位置決めする基
準となる段差部が設けられていることから、デプス零位
置を位置決めする基準が溝部の傾斜面とされる側面では
なく、段差部となり、上記磁気抵抗効果型磁気ヘッドの
製造時、絶縁層研磨工程において研磨深さにばらつきが
生じ、溝部の開口側縁形成位置にばらつきが生じても、
この研磨深さのばらつきに関係なくデプス零位置を位置
決めする基準の位置精度が確保される。
明の磁気抵抗効果型磁気ヘッドにおいては、下部シール
ド磁性体の磁気抵抗効果型素子との対向面に設けられる
溝部の少なくとも磁気記録媒体対向面側に下部シールド
磁性体を略々垂直に削るデプス零位置を位置決めする基
準となる段差部が設けられていることから、デプス零位
置を位置決めする基準が溝部の傾斜面とされる側面では
なく、段差部となり、上記磁気抵抗効果型磁気ヘッドの
製造時、絶縁層研磨工程において研磨深さにばらつきが
生じ、溝部の開口側縁形成位置にばらつきが生じても、
この研磨深さのばらつきに関係なくデプス零位置を位置
決めする基準の位置精度が確保される。
【0085】従って、上記デプス零位置を位置決めする
基準に合わせて形成されるMR素子を構成するMR膜や
電極等の形成位置精度も良好となり、デプス零位置やM
R素子の感磁部長やMR素子とバイアス導体の位置関係
の精度が良好となり、磁気抵抗効果型磁気ヘッドの特性
が安定化する。さらに、上記のようにデプス零位置の精
度が良好であることから、磁気抵抗効果型磁気ヘッドの
デプス長も精度良好に規制され、特性が安定化する。
基準に合わせて形成されるMR素子を構成するMR膜や
電極等の形成位置精度も良好となり、デプス零位置やM
R素子の感磁部長やMR素子とバイアス導体の位置関係
の精度が良好となり、磁気抵抗効果型磁気ヘッドの特性
が安定化する。さらに、上記のようにデプス零位置の精
度が良好であることから、磁気抵抗効果型磁気ヘッドの
デプス長も精度良好に規制され、特性が安定化する。
【0086】また、本発明の磁気抵抗効果型磁気ヘッド
において、上記段差部を磁気記録媒体対向面側の一側縁
がデプス零位置と略一致するようにして設ければ、その
製造時、MR膜や電極等の各パターンの位置合わせが容
易となる。
において、上記段差部を磁気記録媒体対向面側の一側縁
がデプス零位置と略一致するようにして設ければ、その
製造時、MR膜や電極等の各パターンの位置合わせが容
易となる。
【0087】さらに、上記本発明の磁気抵抗効果型磁気
ヘッドにおいて、溝部の磁気記録媒体対向面と反対側に
も段差部を設ければ、2つの段差部間の幅、すなわち溝
部の開口部の幅が規制される。
ヘッドにおいて、溝部の磁気記録媒体対向面と反対側に
も段差部を設ければ、2つの段差部間の幅、すなわち溝
部の開口部の幅が規制される。
【0088】さらにまた、前述の本発明の磁気抵抗効果
型磁気ヘッドにおいて、デプス零位置を位置決めする基
準となる段差部の磁気ギャップのギャップ長方向の深さ
を10nm〜100nmとすれば、上記段差部は視覚的
に確認され、基準の確認がさらに容易となる。
型磁気ヘッドにおいて、デプス零位置を位置決めする基
準となる段差部の磁気ギャップのギャップ長方向の深さ
を10nm〜100nmとすれば、上記段差部は視覚的
に確認され、基準の確認がさらに容易となる。
【図1】本発明を適用した磁気抵抗効果型磁気ヘッドを
示す要部概略断面図である。
示す要部概略断面図である。
【図2】本発明を適用した磁気抵抗効果型磁気ヘッドの
バイアス導体の一例を示す要部拡大断面図である。
バイアス導体の一例を示す要部拡大断面図である。
【図3】本発明を適用した磁気抵抗効果型磁気ヘッドの
製造方法を工程順に示すものであり、基板上に磁性膜を
形成する工程を示す断面図である。
製造方法を工程順に示すものであり、基板上に磁性膜を
形成する工程を示す断面図である。
【図4】本発明を適用した磁気抵抗効果型磁気ヘッドの
製造方法を工程順に示すものであり、下部シールド磁性
体を形成する工程を示す断面図である。
製造方法を工程順に示すものであり、下部シールド磁性
体を形成する工程を示す断面図である。
【図5】本発明を適用した磁気抵抗効果型磁気ヘッドの
製造方法を工程順に示すものであり、平坦化膜を成膜す
る工程を示す断面図である。
製造方法を工程順に示すものであり、平坦化膜を成膜す
る工程を示す断面図である。
【図6】本発明を適用した磁気抵抗効果型磁気ヘッドの
製造方法を工程順に示すものであり、平坦化膜を研磨す
る工程を示す断面図である。
製造方法を工程順に示すものであり、平坦化膜を研磨す
る工程を示す断面図である。
【図7】本発明を適用した磁気抵抗効果型磁気ヘッドの
製造方法を工程順に示すものであり、下部シールド磁性
体に溝部を形成する工程を示す断面図である。
製造方法を工程順に示すものであり、下部シールド磁性
体に溝部を形成する工程を示す断面図である。
【図8】本発明を適用した磁気抵抗効果型磁気ヘッドの
製造方法を工程順に示すものであり、第1の絶縁膜を形
成する工程を示す断面図である。
製造方法を工程順に示すものであり、第1の絶縁膜を形
成する工程を示す断面図である。
【図9】本発明を適用した磁気抵抗効果型磁気ヘッドの
製造方法を工程順に示すものであり、金属膜を形成する
工程を示す断面図である。
製造方法を工程順に示すものであり、金属膜を形成する
工程を示す断面図である。
【図10】本発明を適用した磁気抵抗効果型磁気ヘッド
の製造方法を工程順に示すものであり、バイアス導体を
形成する工程を示す断面図である。
の製造方法を工程順に示すものであり、バイアス導体を
形成する工程を示す断面図である。
【図11】本発明を適用した磁気抵抗効果型磁気ヘッド
の製造方法を工程順に示すものであり、第1の絶縁膜を
エッチングした状態を示す断面図である。
の製造方法を工程順に示すものであり、第1の絶縁膜を
エッチングした状態を示す断面図である。
【図12】本発明を適用した磁気抵抗効果型磁気ヘッド
の製造方法を工程順に示すものであり、第2の絶縁膜を
形成する工程を示す断面図である。
の製造方法を工程順に示すものであり、第2の絶縁膜を
形成する工程を示す断面図である。
【図13】本発明を適用した磁気抵抗効果型磁気ヘッド
の製造方法を工程順に示すものであり、第2の絶縁膜を
平面研磨する工程を示す断面図である。
の製造方法を工程順に示すものであり、第2の絶縁膜を
平面研磨する工程を示す断面図である。
【図14】本発明を適用した磁気抵抗効果型磁気ヘッド
の製造方法を工程順に示すものであり、段差部を形成す
る工程を示す断面図である。
の製造方法を工程順に示すものであり、段差部を形成す
る工程を示す断面図である。
【図15】本発明を適用した磁気抵抗効果型磁気ヘッド
の製造方法を工程順に示すものであり、下部ギャップ膜
を形成する工程を示す断面図である。
の製造方法を工程順に示すものであり、下部ギャップ膜
を形成する工程を示す断面図である。
【図16】本発明を適用した磁気抵抗効果型磁気ヘッド
の製造方法を工程順に示すものであり、下部ギャップ膜
を形成する工程を拡大して示す断面図である。
の製造方法を工程順に示すものであり、下部ギャップ膜
を形成する工程を拡大して示す断面図である。
【図17】本発明を適用した磁気抵抗効果型磁気ヘッド
の製造方法を工程順に示すものであり、MR素子を形成
する工程を示す断面図である。
の製造方法を工程順に示すものであり、MR素子を形成
する工程を示す断面図である。
【図18】本発明を適用した磁気抵抗効果型磁気ヘッド
の製造方法を工程順に示すものであり、MR素子を形成
する工程を拡大して示す断面図である。
の製造方法を工程順に示すものであり、MR素子を形成
する工程を拡大して示す断面図である。
【図19】従来の磁気抵抗効果型磁気ヘッドを示す要部
概略断面図である。
概略断面図である。
【図20】従来の磁気抵抗効果型磁気ヘッドの製造方法
を工程順に示すものであり、下部シールド磁性体上に絶
縁膜及びバイアス導体を形成する工程を示す断面図であ
る。
を工程順に示すものであり、下部シールド磁性体上に絶
縁膜及びバイアス導体を形成する工程を示す断面図であ
る。
【図21】従来の磁気抵抗効果型磁気ヘッドの製造方法
を工程順に示すものであり、絶縁膜を形成する工程を示
す断面図である。
を工程順に示すものであり、絶縁膜を形成する工程を示
す断面図である。
【図22】従来の磁気抵抗効果型磁気ヘッドの製造方法
を工程順に示すものであり、絶縁膜を平面研磨する工程
を示す断面図である。
を工程順に示すものであり、絶縁膜を平面研磨する工程
を示す断面図である。
1・・・下部シールド磁性体 2・・・上部シールド磁性体 5・・・MR素子 6・・・バイアス導体 7・・・磁気記録媒体対向面 10・・・溝部 30・・・段差部 30a,30b・・・一側縁 g1 ,g2 ・・・磁気ギャップ
Claims (6)
- 【請求項1】 磁気記録媒体対向面に臨んで所定間隔で
上部シールド磁性体及び下部シールド磁性体が配される
とともに、これらシールド磁性体間に磁気抵抗効果型素
子が磁気記録媒体対向面と直交するように配されてなる
磁気抵抗効果型磁気ヘッドにおいて、 上記下部シールド磁性体の磁気抵抗効果型素子との対向
面に溝部が設けられ、この部分において上記磁気抵抗効
果型素子と離間されるとともに、この溝部の少なくとも
磁気記録媒体対向面側に下部シールド磁性体を略々垂直
に削るデプス零位置を位置決めする基準となる段差部が
設けられていることを特徴とする磁気抵抗効果型磁気ヘ
ッド。 - 【請求項2】 段差部の磁気記録媒体対向面側の一側縁
がデプス零位置と略一致されていることを特徴とする請
求項1記載の磁気抵抗効果型磁気ヘッド。 - 【請求項3】 溝部の磁気記録媒体対向面と反対側に段
差部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の
磁気抵抗効果型磁気ヘッド。 - 【請求項4】 段差部の磁気ギャップのギャップ長方向
の深さが10nm〜100nmであることを特徴とする
請求項1記載の磁気抵抗効果型磁気ヘッド。 - 【請求項5】 バイアス導体が溝部内に埋め込まれてい
ることを特徴とする請求項1記載の磁気抵抗効果型磁気
ヘッド。 - 【請求項6】 バイアス導体が上部シールド磁性体側に
配されていることを特徴とする請求項1記載の磁気抵抗
効果型磁気ヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4056395A JPH08235532A (ja) | 1995-02-28 | 1995-02-28 | 磁気抵抗効果型磁気ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4056395A JPH08235532A (ja) | 1995-02-28 | 1995-02-28 | 磁気抵抗効果型磁気ヘッド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08235532A true JPH08235532A (ja) | 1996-09-13 |
Family
ID=12583942
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4056395A Withdrawn JPH08235532A (ja) | 1995-02-28 | 1995-02-28 | 磁気抵抗効果型磁気ヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08235532A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7206172B2 (en) | 2004-02-20 | 2007-04-17 | Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. | Electrical lapping guide embedded in a shield of a magnetic head |
-
1995
- 1995-02-28 JP JP4056395A patent/JPH08235532A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7206172B2 (en) | 2004-02-20 | 2007-04-17 | Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. | Electrical lapping guide embedded in a shield of a magnetic head |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020507 |