JPH08235Y2 - 電子式水深計 - Google Patents

電子式水深計

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JPH08235Y2
JPH08235Y2 JP14538289U JP14538289U JPH08235Y2 JP H08235 Y2 JPH08235 Y2 JP H08235Y2 JP 14538289 U JP14538289 U JP 14538289U JP 14538289 U JP14538289 U JP 14538289U JP H08235 Y2 JPH08235 Y2 JP H08235Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は電子式水深計に関する。
[従来技術] 一般にダイバーが潜水作業を終了して、水面に浮上す
る場合に、潜水深度及び潜水時間が所定以上のときに
は、潜水病を回避すべく減圧表(例えば、米海軍の標準
減圧表)に従つて、十分に時間をかけて浮上を行なうよ
うにしている。また、反復潜水を行なうときには、その
間の休息時間により、次の潜水後の浮上に際して減圧表
の利用の方法に違いがあり、休息時間が短かったとき
程、より十分な時間をかけて浮上するようになる。
潜水と潜水の間の休息時間が上述の如くに反復潜水時
に重要である点に着目し、従来、該休息時間を自動計測
して表示する機能をも備える水深計が実用に供されてい
る。
[考案が解決しようする課題] ところで、上記のような従来の水深計では、休息時間
の計測は、積算潜水時間が一定時間、例えば3分以上に
達した潜水後の浮上時点から開始するようになってい
る。このため、例えば1回目の潜水作業を終え、浮上し
て休息時間の自動計測が開始され、その後上記積算潜水
時間をクリアし(一般に潜水後はその潜水の潜水時間は
次回に備えクリアされる)、かつ休息時間中に、潜水病
回避策を考慮しなくてもよい本格的でない潜水、例えば
スキューバを用いない素潜りを複数回繰返し、複数の素
潜りの合計の潜水時間が上記一定時間に達したときは、
休息時間の計測は、上記本格的でない潜水の浮上時から
再開されることになる(すなわち、それまでの休息時間
を、一旦、クリアしてその上で再計測を開始することに
なる)。斯る場合、次の本格的潜水に際しては、先の本
格的潜水からの休息時間が、その実際の休息時間より短
いものと誤って認識され、浮上時には必要以上に時間を
かけて浮上することになる。
本考案は、上述の如き事情に鑑みてなされたものであ
り、潜水と潜水との間の休息時間を正確に自動計測でき
る電子式水深計を提供することを目的とする。
[考案を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案の電子式水深計
は、水深を検出する水深検出手段と、この水深検出手段
で検出された検出水深データを表示する水深データ表示
手段と、前記水深検出手段で検出された水深が所定の水
深以上か否かによって潜水中か否かを判別する潜水判別
手段と、この潜水判別手段により潜水中であることが特
定時間連続して判別されたか否かを検出する特定時間連
続潜水検出手段と、水面休息時間を計数する休息時間計
数手段と、前記特定時間連続水深検出により、特定時間
以上の連続潜水が検出された際に前記潜水判別手段で非
潜水と判別された後に前記休息時間計数手段の計時を0
から開始させる計時制御手段と、前記休息時間計数手段
の休息時間データを表示する休息時間表示手段とを備え
たことを特徴とする。
[作用] 水深検出手段によって検出された検出水深データを表
示すると共に、潜水判別手段によって検出された水深が
所定の水深以上か否かによって潜水中か否かを判別す
る。潜水判別手段により潜水中であることが特定時間連
続して判別された場合に、浮上して潜水判別手段で非潜
水と判別された際に、休息時間計数手段の計時を0から
開始させると共に、休息時間計数手段の休息時間データ
を表示する。
[実施例] 以下、図面に示す一実施例に基づき本考案を具体的に
説明する。なお本実施例は、本考案と電子腕時計に適用
したものである。
構成 第1図は、本実施例の構成を示すもので、CPU1を中心
に他の回路部がこれに接続する構成となっている。CPU1
は各回路部から信号或いはデータを得手、それらに基づ
いた制御信号或いはデータを送出する回路である。
発振回路2は、常時、一定周波数信号を送出している
回路である。分周回路3は発振回路2からの一定周波数
信号を1HZ信号にまで分周して、それらを計時計数回路
4およびアンドゲート9に送出している回路である。計
時計数回路4は分周回路3からの1HZ信号を計数して現
在時刻データTを得てこれをCPU1に送出し、午後12時に
なる度に日キャリー信号を日付計数回路5に送り、一定
周期の計測タイミング信号tをアンドゲート7に送出
し、更に、1分信号mをアンドゲート21に送出する回路
である。日付計数回路5は、計時計数回数4からの日キ
ャリー信号を計数して当日の日付データDを得て、これ
をCPUに与える回路である。
RSフリップフロップ6はCPU1からセットおよびリセッ
ト信号を受けてセットおよびリセット状態となり、セッ
ト状態で出力Q1を送出する回路である。また、アンドゲ
ート7はRSフリップフロップ6の出力Q1により開成さ
れ、計時計数回路4からの計測タイミング信号tをCRU1
に与える回路である。RSフリップフロップ8は、CPU1か
らのセットおよびリセット信号を受けてセットおよびリ
セット状態となり、セット状態で出力Q2を送出する回路
である。アンドゲート9はRSフリップフロップ8からの
出力Q2により開成され、分周回路3からの1Hz信号を3
分タイマ10および潜水時間タイマ12に与える回路であ
る。3分タイマ10はアンドゲート9を介して送られてく
る1Hz信号を計数して3分間を計測し、3分間を計測し
たときにキャリー信号をラッチ11に送出し、更にCPU1か
らの信号を受けて計測時間をクリアする回路である。ラ
ッチ11は3分タイマ10からのキャリー信号を記憶し、そ
の出力をCPU1に与えると共に、CPU1からの信号により上
記記憶をクリアする回路である。
潜水時間タイマ12は、アンドゲート9を介して、送ら
れてくる1Hz信号を計数して計数した時間をCPU1に与え
ると共に、CPU1からの信号により計数した時間をクリア
する回路部である。RAM13は、後述の構成をとり、CPU1
からのデータを記憶すると共に、記憶しているデータを
適宜CPU1に送出する記憶回路である。
圧力センサ14は、CPU1からの制御信号を受けて周囲の
水圧に応じたアナログ電気信号を送出する半導体センサ
である。増幅回路15は、CPU1からの制御信号を受けて圧
力センサ14からのアナログ電気信号を増幅する回路であ
る。A/D変換回路16はCPU1からの制御信号を受けて増幅
回路15で増幅されたアナログ電子信号をデジタル信号に
変換してCPU1に送出する回路である。
スイッチ部17はモードスイッチSMおよびその他のスイ
ッチが備えられており、これらのスイッチのいずれかが
操作されたときに対応するスイッチ入力信号を送出する
回路である。
表示駆動回路18はCPU1からのデータを取込み、表示装
置19を駆動してそれらをデジタル表示する回路部であ
る。表示装置19は後述の液晶表示パネルを備え、水深・
現在時刻等を表示する回路部である。
RSフリップフロップ20はCPU1からのセット信号および
リセット信号を受けて、それぞれ、セットおよびリセッ
ト状態となりセット状態において出力Q3を送出する回路
である。アンドゲート21は、RSフリップフロップ20から
の出力Q3により開成され計時計数回路4からの1分信号
mを休息時間タイマ22に与える回路である。休息時間タ
イマ22は上記1分信号mを計数してそれをCPU1に送出す
ると共に12時間を計数したときはキャリー信号をラッチ
23に送出し、更に、CPU1からの信号により計数した時間
をクリアする回路である。ラッチ23は休息時間タイマ22
からのキャリー信号を記憶し、記憶出力をCPU1に送出す
ると共に、CPU1からの信号により記憶をクリアする回路
である。
第2図はRAM13の構成を示すものである。水深レジス
タWは計測した水深がセットされていくレジスタであ
る。モードレジスタMはモードを指定するレジスタであ
り、0がセットされているときは時計モードを指定し、
1がセットされているときは水深計モードを指定する。
休息時間計時中フラグFSは、潜水と潜水の間の休息時間
を計測しているときに立てられるフラグであり、潜水時
間計時中フラグFTは潜水している時間を計測している際
に立てられるフラグである。
第3図は、表示装置19の液晶表示パネルの表示体配列
状態を示すものである。日付又は休息時間が表示される
表示部Aには4桁分の7セグメント表示体等が配設され
ており、時刻又は潜水時間が表示される表示部Bには6
桁分の7セグメント表示体が配設されている。
動作 次に、以上の如くに構成された本実施例の動作につい
て説明する。
第4図は、動作の概要を示すジェネラルフローチャー
トである。すなわちステップS1では、スイッチ入力があ
ったかを判断し、該入力があったときは、対応するスイ
ッチ処理を実行し(ステップS2)、次いで水深計モード
になっているかを判断し、水深計モードのときは、計測
タイミング信号tが有ったかを調べ(ステップS4)、該
計測タイミング信号tがあったときは、水深の計測等を
する計測処理し(ステップS5)、最後に、ステップS6で
表示装置19に水深或いは現在時刻等を表示する表示処理
を行ない上記ステップS1の処理に戻る。
第5、6、7図はそれぞれ上記ジェネラルフローチャ
ートにおけるスイッチ処理(ステップS2)、計測処理
(ステップS5)、表示処理(ステップS6)を詳細に示し
たフローチャートであり、第8図は、潜水プロフィール
の1例とその潜水での各タイマの計測動作を示す図であ
り、また第9図は、表示装置19における表示の変遷例を
示す図である。以下、第8図の潜水プロフィールに沿っ
た潜水を行ったときの動作を上記各図を参照しながら説
明していく。
(イ) 時計モードから水深モードへの切換動作 時計モードではスイッチ入力がない限りジェネラルフ
ローチャートのステップS6の表示処理すなわち、第7図
のフローチャートに沿った処理が繰返される。すなわち
ステップS40、S45を経てステップS46で計時計数回路4
からの現在時刻データTを取込み、これを表示部Bに表
示し、ステップS47を経てステップS48で日付計数回路5
からの日付データDを取込み、これを表示部Aに表示す
る動作を繰返すことになる。例えば現在11月25日の10時
35分20秒のときは、表示装置19には、第9図のaの如き
表示がなされる。
ここで、水深計として利用すべく、水深計モードにす
るには、第9図に示すようにモードスイッチSMを操作す
る。この場合、ジェネラルフローチャートのステップS1
からステップS2のスイッチ処理すなわち第5図のフロー
チャートに進み、ステップS10で上記モードスイッチSM
の操作を検出し、未だ時計モードであることを確認し
(ステップS11)、水深計モードとし(ステップS12)、
RSフリップフロップ6をセット状態とし(ステップS1
3)、アンドゲート7を介して計測タイミング信号tが
送られてくるようにし、潜水時間タイマ12をクリアする
イニシャライズ処理を行なう(ステップS14)。然る
後、ジェネラルフローチャートのステップS3を経て、計
測タイミング信号tが有ったときはステップS4からステ
ップS5すなわち第6図の計測処理のフローチャートに進
み、圧力センサ14等に信号を送り水圧を得て、この水圧
から水深を得る水深測定処理を実行して得た水深を水深
レジスタWにセットするが、未だ潜水前であるので水深
は0で水深レジスタWには0がセットされる(ステップ
S20)。然る後、水深レジスタWの水深が未だ1m以下で
あることを確認し(ステップS21)、更に、未だ、潜水
時間を計測していないことを確認し(ステップS25)、
表示処理(ステップS6すなわち第7図のフローチャー
ト)に進み、ステップS40、S45を経てステップS50で表
示部Aに水深レジスタWの水深すなわち0を表示し、ス
テップS51で表示部Bに潜水時間タイマ12の潜水時間
(未だ潜水前であるので0となっている)を表示する。
而して、表示装置19には第9図のbの如き表示がなされ
る。
(ロ) 潜水開始後の動作 上述の如くして水深計モードとした上で、本実施例を
所持して、潜水を開始したときは、計測タイミング信号
tがある度に、ステップS4に進んだときは、その後、計
測処理(ステップS5)に進み、前述同様に、水深測定処
理を行ないその結果を水深レジスタWにセットし(ステ
ップS20)、それを表示部Aに表示していく(ステップS
50)。
上述のようにしていき、水深1m(本実施例では、これ
以上の水深を有効水深とする)の所まで潜水したときは
(すなわち第8図のaのa1の状態に達したときは)、以
下のような動作が行なわれる。すなわち、一連の処理の
後、ステップS4で計測タイミング信号tがあったことを
検出したときは、水深測定処理を行なって、水深1mを得
て、これを水深レジスタWにセットし(ステップS2
0)、水深が1m以上になったことを確認し(ステップS2
1)、未だ潜水時間の計測を開始していないことを確認
し(ステップS22)、その上で潜水時間計時中フラグFT
を立て(ステップS23)、RSフリップフロップ8をセッ
トすると共に3分タイマ10、ラッチ11をクラアするイニ
シャライズ処理を行なう(ステップS24)。
なお、RSフリップフロップ8がセットされたことによ
りアンドゲート9が開成し、3分タイマ10、潜水時間タ
イマ12が計数を開始する(第8図のb1、c1参照)。そし
て、表示処理では表示部Aに水深1m、表示部Bに潜水時
間0を表示する(ステップS50、S51)。また、以後は計
測タイミング信号tがある度に、水深を測定し、1m以上
の水深になっていることを確認し、既に潜水時間の計測
を行なっていることを確認し、水深・潜水時間の表示を
行なっていく(ステップS4、S20〜S22、S40、S45、S5
0、S51)。例えば、水深1.2mに達したときの潜水時間タ
イマ12の潜水時間が34秒であったときは、表示装置19に
は第9図のcの如き表示がなされる。
また、潜水時間が3分に達したときは、3分タイマ10
も3分を計数レキャリー信号を送出し、ラッチ11は、以
後、これを記憶し、有効な潜水があったことを示す出力
をCPU1に与え続ける。
以後、第8図のaの潜水Iのプロフィールに沿った潜
水を行ない、水深15.8mのときに潜水時間が20分15秒に
達したときは表示装置19には第9図のdの如き表示がな
される。
(ハ) 浮上時以後の動作 以上の如くして潜水を行ない、潜水を終えて、浮上
し、水深1mの所に(第8図のaのa2の状態に)至ったと
きは、そのことを計測処理中のステップS21で検出し、
未だ潜水時間を計測していることを確認し(ステップS2
5)、潜水時間計時中フラグFTを降ろして(ステップS2
6)、次のステップS27ではRSフリップフロップ8をリセ
ットして3分タイマ10、潜水時間タイマ12の計数動作を
停止せしめ(第8図c2参照)、ラッチ11の出力により3
分以上の潜水すなわち有効潜水があったことを確認し
(ステップS28)、休息時間時中フラグFSを立て(ステ
ップS29)、休息時間タイマ22、ラッチ23をクリアする
イニャライズ処理を行ない(ステップS30)、RSフリッ
プフロップ20をセットして1分信号mを休息時間タイマ
22に与えて、第8図のd2に示すように休息時間の計測を
開始せしめる(ステップS31)。
以上の如くして、潜水を終了した後には、計測タイミ
ング信号tがある度にステップS20、S21、S25、S40、S4
1、S45を経て水深、および今回の潜水時間を表示装置19
に表示する(ステップS50、S51)。例えば、今回の潜水
時間が28分40秒のときは、第9図のeの如き表示が表示
装置19になされる。
また、上記状態でモードスイッチSMを操作して水深計
モードから時計モードに切替えたときは、該操作をステ
ップS10で検出し、時計モードに切替え(ステップS11、
S15)、RSフリップフロップ6をリセットして、計測タ
イミング信号tの取込みを停止し(ステップS16)、ス
テップS3を経てステップS40に至り、休息時間計時中フ
ラグFSが立てられていることを確認し、ステップS41を
経て、ステップS45で既に時計モードになっていること
を確認し、表示部Bに現在時刻データTを表示し(ステ
ップS46)、既に休息時間計時中フラグFSが立てられて
いることを確認し(ステップS47)、表示部Aに休息時
間タイマ22により計数を行なっている休息時間を表示す
る(ステップS49)。例えば現在時刻が11時25分30秒で
休息時間が17分となっているときは表示装置19には第9
図のfの如き表示がなされる。
(ニ) 水面休息時の動作 次に、上記のようにして、潜水を終え、時計モードに
切替えた後、更に、水深計モードに切替えて、水面で休
息している際中に第8図のaの潜水IIのプロフィールに
示すような3分未満の素潜り(すなわち本格的でない潜
水)を、何回か行なったときの動作を説明する。
先ずこの場合、水深計モードへの切替え時のモードス
イッチSMの操作により、モードレジスタMに1がセット
され、RSフリップフロップ6がセットされCPU1に計測タ
イミング信号tが与えられるようになり、潜水時間タイ
マ12の先の潜水時間がクリアされる(第5図のステップ
S10〜S14)。すなわち、新たに水深モードに切替えられ
たときは先の潜水時間はクリアされ、積算されないこと
になる。
そして、素潜りにより1m以上の水深に達したときは
(第8図のa3の状態に達したときは)、潜水時間計時中
フラグFTを立て、RSフリップフロップ8をセットしてラ
ッチ11、および3分タイマ10をクリアし、その上でアン
ドゲート9を介して3分タイマ10、潜水時間タイマ12に
1Hz信号を与え新たに3分の経過および潜水時間の計測
を行なう(第6図のステップS21〜S24)。また、上記の
如き素潜りを終えて浮上し、水深1m以下に達したときは
(第8図のa4の状態に達したときは)、潜水時間計時中
フラグFTを降ろし、RSフリップフロップ8をリセットし
て3分タイマ10、潜水時間タイマ12での計数を停止しラ
ッチ11の出力により3分以上の本格的な潜水ではなかっ
たことを確認する(第6図のステップS25〜S28)。
以後、更に上記の如き、素潜りを繰返したときは、水
深が1m以上に達する度に、潜水時間計時中フラグFTを立
て、RSフリップフロップ8をセットして、ラッチ11、3
分タイマ10をクリアする(ステップS22〜S24)。すなわ
ち各素潜りが3分以内のものである限り、常に、その次
の素潜りで水深1m以上に達する度に、前回の3分タイマ
10、ラッチ11の計数時間がクリアされ0から計数が開始
されるので(積算されないので)、有効潜水(前述のよ
うに3分タイマ10が3分を計数する潜水)が成立せず、
従って、その素潜り後の浮上で水深1m以下に達しても第
6図のステップS28からステップS29、S30、S31と進むこ
ともなく、休息時間タイマ22を、一旦、クリアして休息
時間を0から計測しなおすこともない。これにより本格
的な潜水である第8図の潜水Iの終了後からの(第8図
のd2からの)休息時間タイマ22による休息時間の計測
は、上記の如き本格的でない素潜りが水面休息時に繰返
されても、継続され、正確な休息時間が計測されていく
ことになる。なお、潜水時間タイマ12は浮上の度に動作
を停止するが(ステップS27)、その計数値はクリアさ
れないので積算されていく(第8図のc参照)。すなわ
ち、潜水時間タイマ12は、前述の潜水Iの終了後の如
く、一旦、時計モードに切替え、その後に、水深計モー
ドに戻したときにのみクリアされ、それ以外の場合には
潜水の度に潜水時間を積算していくことになる。
(ホ) 再潜水の場合の動作 第8図に示す潜水IIの如き、本格的でない潜水を行な
った後、このときの潜水時間タイマ12による積算潜水時
間(上記潜水IIでは7分)をクリアすべく前述の如くし
て、一旦、時計モードとした上で、水深計モードに戻
し、その後、同図の潜水IIIのような本格的潜水を、再
度、行なった場合の動作を説明する。
この場合、先ず潜水Iの開始時と概ね同様の動作がな
される(第4図ステップS6、第6図ステップS20〜S2
4)。すなわち水深1m以上にまで潜水した時点で潜水時
間計時中フラグFTが立てられ、3分タタイマ10、ラッチ
11がクリアされRSフリップフロップ8がセットされて3
分タイマ10、潜水時間タイマ12の計数動作が開始する
(第8図のb5、c5参照)。なお、休息時間タイマ22は、
前述のように、潜水Iの終了時からの時間経過を計測し
続けている。
そして、上記水深1mに達した時点から3分が経過した
ときは、前述の潜水Iの場合と同様に、3分タイマ10か
らラッチ11にキャリー信号が送られ、ラッチ11は、以
後、これを記憶して、その旨の出力をCPU1に送り続け
る。
以上のようにして潜水IIIを行ない、その途中で浮上
し、水深1mにまで達したときは(第8図のa6の状態に達
したときは)、潜水時間計時中フラグFTを降ろして、RS
フリップフロップ8をリセット状態として3分タイマ1
0、潜水時間タイマ12の計数動作を停止し、有効潜水が
あったことを確認し、休息時間計時中フラグFSを立て、
一旦、休息時間タイマ22、ラッチ23をクリアした上で、
休息時間タイマ22での休息時間の計測を続けて行なう
(第6図ステップS21、S25〜S31。第8図のd6参照)。
しかし、このときは、もはや同図のd2の時点からの休息
時間の計測は既に不要となっているので問題はない(今
回の浮上に際して、同図のd2からd5までの休息時間デー
タが必要であった)。
また、上記のような途中浮上を終え、再度、潜水を
し、水深1m(第8図のa7の状態)に達したときは、前述
同様に、潜水時間計時中フラグFTを立て、3分タイマ1
0、ラッチ11をクリアし、その上でRSフリップフロップ
8をセットして3分タイマ10、潜水時間タイマ12の計数
動作を再開せしめる(第6図ステップS21〜S24)。すな
わち3分タイマ10は新たに3分の計測を開始し、潜水時
間タイマ12は該潜水IIIの前半の潜水時間に、後半の潜
水時間を積算していくことになる(第8図のb7、c7参
照)。
そして、第8図のb7の時点から3分経過した時点には
再度、有効潜水が成立し、その旨がラッチ11に記憶され
る。
また潜水IIIを終了して浮上して水深1mに達したとき
は(第8図のa8の状態に達したときは)、前述同様に、
潜水時間計時中フラグFTが降ろされ、RSフリップフロッ
プ8がリセットされて潜水時間タイマ12による潜水時間
の計測が停止し、有効潜水があったことを確認し、休息
時間計時中フラグFSが立てられ、休息時間タイマ22によ
る休息時間の計測が、その値を一旦、0とした上で、再
開される(ステップS2〜S31。第8図のc8、d8参照)。
以下、潜水終了後は、前記潜水Iの終了後と同様の動作
が行なわれる。
また、以後、本格的潜水を本格的でない潜水(素潜り
等)を挟んで何回か行なった場合も上述同様の動作が繰
返される。
(ヘ) 最終潜水終了から12時間経過時の動作 例えば、第8図の潜水IIIを終えた後に、時計モード
に切替えたときは、前述の潜水Iの終了後の動作で説明
したように、表示装置19の表示部Aには最終潜水終了後
からの休息時間が表示され、表示部には現在時刻が表示
される(第7図ステップS40、S41、S45〜S47、S49)。
例えば休息時間タイマ22の休息時間が11時間59分となっ
ており、現在時刻が午後11時8分30秒となっているとき
には第9図のgのような表示が表示装置19になされる。
そして休息時間タイマ22が休息時間として12時間を計
測したときは該休息時間タイマ22からキャリー信号が送
出され、ラッチ23は該信号を記憶し、CPU1に上記信号が
あった旨の出力を送出し続ける。また、上記動作があっ
た後の表示処理では、未だ休息時間計時中フラグFSが立
てられており休息時間タイマ22による休息時間の計測が
継続されていることを確認し(第7図のステップS4
0)、上記ラッチ23の出力により休息時間タイマ22によ
る休息時間が12時間以上となっていることを確認し(ス
テップS41)、休息時間計時中フラグFSを降ろして(ス
テップS42)、RSフリップフロップ20をリセット状態と
して休息時間タイマ22による休息時間の計測を停止し
(ステップS43)、その上で休息時間タイマ22およびラ
ッチ23をクリアしておく(ステップS44)。然る後、既
に時計モードであることを確認し(ステップS45)、表
示部Bに現在時刻を表示し(ステップS46)、休息時間
計時中フラグFSが降ろされていることを確認し(ステッ
プS47)、表示部Aに当日の日付けを表示する。これに
より、表示装置19の表示は、例えば、第9図のhの如く
になる。
なお、この考案は上記実施例に限定されず、この考案
を逸脱しない範囲内において種々変形応用可能である。
[考案の効果] 本考案は以上詳述したように、潜水の度に特定時間以
上連続して潜水したか否かを検出し、特定時間以上連続
して潜水した時のみ浮上後に水面休息時間を計測する休
息時間計数手段の計数を0から開始するようにした電子
式水深計に係るものであるから、潜水と潜水との間の休
息時間を正確に自動計測できる電子式水深計の提供を可
能とする。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の回路構成を示す図、第2図
は第1図のRAMの構成を示す図、第3図は表示装置の液
晶表示パネルの表示体の配列を示す図、第4図は本実施
例の動作の概要を示すジェネラルフローチャート、第5
図は第4図中のスイッチ処理を詳細に示すフローチャー
ト、第6図は第4図中の計測処理を詳細に示すフローチ
ャート、第7図は第4図中の表示処理を詳細に示すフロ
ーチャート、第8図は潜水プロフィール例と該潜水時の
各タイマの計時動作の関係を示す図、第9図は表示装置
の表示変遷を示す図である。 1……CPU、2……発振回路、3……分周回路、4……
計時計数回路、5……日付計数回路、6、8、20……RS
フリップフロップ、10……3分タイマ、11、23……ラッ
チ、12……潜水時間タイマ、13……RAM、14……圧力セ
ンサ、15……増幅回路、16……A/D変換回路、17……ス
イッチ部、18……表示駆動回路、19……表示装置、22…
…休息時間タイマ、W……水深レジスタ、M……モード
レジスタ、FT……潜水時間計時中フラグ、FS……休息時
間計時中フラグ、t……計測タイミング信号、T……現
在時刻データ、D……日付データ、m……1分信号、SM
……モードスイッチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】水深を検出する水深検出手段と、 この水深検出手段で検出された検出水深データを表示す
    る水深データ表示手段と、 前記水深検出手段で検出された水深が所定の水深以上か
    否かによって潜水中か否かを判別する潜水判別手段と、 この潜水判別手段により潜水中であることが特定時間連
    続して判別されたか否かを検出する特定時間連続潜水検
    出手段と、 水面休息時間を計数する休息時間計数手段と、 前記特定時間連続水深検出手段により、特定時間以上の
    連続潜水が検出された際に前記潜水判別手段で非潜水と
    判別された後に前記休息時間計数手段の計時を0から開
    始させる計時制御手段と、 前記休息時間計数手段の休息時間データを表示する休息
    時間表示手段とを備えることを特徴とする電子式水深
    計。
JP14538289U 1989-07-12 1989-12-19 電子式水深計 Expired - Lifetime JPH08235Y2 (ja)

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JP14538289U JPH08235Y2 (ja) 1989-12-19 1989-12-19 電子式水深計
US07/551,134 US5148376A (en) 1989-07-12 1990-07-10 Pressure instrument with depth/altitude and time display

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