JPH08236193A - 防水コネクタ - Google Patents

防水コネクタ

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JPH08236193A
JPH08236193A JP3665295A JP3665295A JPH08236193A JP H08236193 A JPH08236193 A JP H08236193A JP 3665295 A JP3665295 A JP 3665295A JP 3665295 A JP3665295 A JP 3665295A JP H08236193 A JPH08236193 A JP H08236193A
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JP
Japan
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connector
housing
opening
seal
waterproof
Prior art date
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JP3665295A
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English (en)
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Yutaka Kitamura
裕 北村
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AMP Japan Ltd
Original Assignee
AMP Japan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 防水コネクタの電線が貫通するラバープラグ
の変形を抑制して、ラバープラグの変形による防水性能
の低下を防止する。 【構成】 ハウジング21の後側開口21dの嵌合方向Xの
さらに後方に、後側開口21dから所定の間隔をおいて開
口21dに対向して後端カバー23を形成する。この後端カ
バー23には後側開口21dに連通し、かつ後端カバー23の
面内方向での電線22aの変位量を規制する大きさの電線
連通孔21eを形成する。これにより、電線22aが、変位
して後側開口21dと後端カバー23との間に嵌挿されたラ
バープラグ24を変形させないようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は防水コネクタに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】防水コネクタは、通常、ハウジングの内
部に、相手コネクタのコンタクトと電気的に接続される
コンタクトを有し、このハウジングには、相手コネクタ
と嵌合してコンタクト同士を接続させるための嵌合方向
前方の開口(第1の開口)と、外部から導入されてコン
タクトに接続される電線を連通せしめるための嵌合方向
後方の開口(第2の開口)とが形成されている。そして
ハウジング内部への浸水を防止するために、第2の開口
は電線をハウジング内部に水密に通過させるためのシー
ル栓で閉塞される(例えば実開昭61-197669 号等参
照)。
【0003】一方、相手コネクタとの嵌合状態におい
て、相手コネクタのハウジングもしくはそのコネクタ自
身のハウジングに設けられた環状のシール部材によっ
て、相手コネクタのハウジング内部とそのコネクタのハ
ウジング内部とが第1の開口を介して一つの密閉され
た、すなわち防水化された空間が形成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このように
構成された防水コネクタは、例えば機器の配置等との兼
ね合いで、その防水コネクタの電線がシール栓から外部
に導出した直後の部分において急に曲げられて配線され
る場合もある。このような場合、電線の太さが太くな
る、あるいはその本数が多くなるにしたがって、または
その曲げられる曲率半径が小さくなるにしたがって、シ
ール栓を半径方向に変形させる応力が大きくなり、その
シール栓に負荷がかかることになる。シール栓はゴム等
の弾性材料で形成されているため、その半径方向の一方
は電線によって圧縮され、他方は電線により引張力が作
用してハウジングから離れ、その部分における水密性が
維持されない事態が起きるおそれがある。
【0005】また、一方、嵌合の相手コネクタのシール
部材と接触するハウジングのシール面に傷がつき、また
はごみが付着することによって、嵌合時のシール部材の
密着性が維持されず防水性能が低下することが考えられ
る。そこで一般にはこのシール面の外方にこの面を覆う
とともに、ハウジングの外形面としての機能を担う外壁
が形成されることが行われている。
【0006】しかし、このようにシール面の外側に、ハ
ウジングの外形を構成する壁が構成されたのでは、コネ
クタ自体のサイズが大型化するという問題がある。
【0007】本発明は上記事情に鑑みなされたものであ
って、シール栓やシール部材等の防水シールの性能を低
下させる要因を減少させた防水コネクタを提供すること
を目的とするものである。
【0008】より具体的には、電線が貫通するシール栓
の変形を抑制するために電線の変位量を小さくするこ
と、または、コネクタ自体のサイズを大きくすることな
くハウジングのシール面の傷つきやごみの付着を防止す
ることにより、防水シールの性能低下を防止する防水コ
ネクタを提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の防水コネ
クタは、ハウジングに内蔵されたコンタクトに接続され
た電線が防水シール栓を通過した直後の位置における変
位を極力規制して防水シール栓が変形するのを防止し、
シール栓とハウジング間、あるいはシール栓と電線間の
防水性能を確保するものである。
【0010】すなわち、本発明の第1の防水コネクタ
は、複数のコンタクトを内蔵し、相手コネクタのコンタ
クトと前記内蔵するコンタクトとを電気的に接続させる
ための第1の開口と、前記内蔵するコンタクトに接続さ
れる、外部から導入される電線を連通させるための第2
の開口とを有するハウジングと、前記電線を前記第2の
開口に水密に連通させるシール栓とを備えてなる防水コ
ネクタにおいて、前記第2の開口の外方に該開口から所
定の間隔をおいて該開口に対向して前記ハウジングと一
体的に形成された、前記電線の変位量を規制するように
形成された電線連通孔を有するカバー部材をさらに備
え、前記シール栓は、前記第2の開口と前記カバー部材
との間に形成された空隙に、前記電線の導入される方向
に対して略垂直な方向に水密に嵌挿されてなることを特
徴とするものである。
【0011】なお、本防水コネクタは、いわゆる雄型の
コネクタであってもよいし、雌型のコネクタであっても
よい。また、第1の開口と第2の開口とは必ずしも1直
線上に並ぶ構成のものに限らず、例えば第1の開口に対
して第2の開口が垂直に交差する構成のものであっても
よい。
【0012】また本発明の第2の防水コネクタは、搬送
中等の相手コネクタに嵌合せしめられる以前において、
相手コネクタのシール部材と密着するハウジングのシー
ル面に傷がつくのを防止し、またはごみが付着するのを
防止して、相手コネクタとの嵌合状態におけるシール部
材のシール面への密着度の低下を防止するものである。
【0013】すなわち、本発明の第2の防水コネクタ
は、相手コネクタに水密に設けられてなる環状のシール
部材に、相手コネクタとの嵌合状態において水密に接す
るシール面を有する防水コネクタにおいて、前記相手コ
ネクタとの非嵌合状態において該シール面を覆う保護位
置と、前記嵌合状態において該シール面に前記シール部
材が接するのを許容する退避位置との間を移動可能なシ
ール面保護部材を備えてなることを特徴とするものであ
る。
【0014】なお、本防水コネクタも雄型でもよいし、
雌型でもよい。またシール面保護部材は保護位置に付勢
されているものであり、相手コネクタとの嵌合状態にお
いては、相手コネクタの一部がそのシール面保護部材を
直接的に、または間接的に、その付勢力に抗して退避位
置に移動せしめるように構成することもできる。
【0015】
【作用および発明の効果】本発明の防水コネクタは、シ
ール栓やシール部材等の防水シールの変形や浮き上がり
を防止することにより、防水性能の低下を防止すること
ができる。
【0016】すなわち、本発明の第1の防水コネクタに
よれば、ハウジングに内蔵されたコンタクトに接続され
た電線が、防水シール栓を通過した直後の位置におい
て、カバー部材により、その面内における変位量が規制
されるため、電線が極端に小さな曲率半径で曲げられる
ことがなく、したがって電線はシール栓を変形させない
程度の荷重しかシール栓に負荷しないため、シール栓が
ハウジングや電線との間で密着性が低下することはな
く、防水性の低下を防止することができる。
【0017】またカバー部材は、ハウジングと一体的に
形成されているため、部品点数が増加することはなく、
部品点数の増加に伴なう部品コストの上昇や組立工数の
増大を招くことがない。
【0018】また本発明の第2の防水コネクタによれ
ば、搬送中等の相手コネクタに嵌合せしめられる以前の
非嵌合状態において、相手コネクタのシール部材と密着
するハウジングのシール面は、シール面保護部材が保護
位置に位置することによって、このシール面保護部材に
よって覆われて、周囲の物等にぶつけられて傷がつくの
を防止することができる。またごみが付着するのも防止
することができる。
【0019】相手コネクタとの嵌合時には、相手コネク
タの一部が、嵌合が進む過程において、相対的にシール
面保護部材を保護位置から退避位置に移動せしめるた
め、このシール面には相手コネクタのシール部材が密着
する。このときシール面は搬送中の傷つき等がないた
め、その面におけるシール部材との密着性が低下するこ
とはなく、防水性の低下を防止することができる。
【0020】またこのシール面保護部材は、相手コネク
タとの非嵌合時にはシール面を保護するためにシール面
より外方に存在してコネクタの外形の一部を構成する
が、嵌合時には、この保護位置から退避するためコネク
タの外形の一部を構成する必要はなく、したがってそれ
自体が外形を構成するのに必要な強度を有する必要はな
いため、材料費等の製造コストも低減させることがで
き、また外形が大型化するのを防止することもできる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の防水コネクタの実施例につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0022】図1は、本発明の第1の防水コネクタの実
施例である雄型コネクタ20と、この雄型コネクタ20に嵌
合する相手コネクタであるユニットモールド型の雌型コ
ネクタ10との嵌合前の状態を示す、嵌合方向X,X′に
沿った断面を示す断面図である。
【0023】図示の雄型コネクタ20は、複数のコンタク
ト22を内蔵するハウジング21と、コンタクト22に接続さ
れてハウジング21の外部に延びる電線22aをハウジング
21に水密に保持せしめるラバープラグ(シール栓)24と
を備えた構成である。
【0024】さらに詳しくは、ハウジング21は、相手コ
ネクタである雌型コネクタ10のコンタクト12と内蔵する
コンタクト22とを電気的に接続させるための嵌合方向X
の前側開口21cと、内蔵するコンタクト22に接続され
る、外部から導入される電線22aを連通させるための後
側開口21dとを有し、後側開口21dのさらに後方に後側
開口21dから所定の間隔をおいて開口21dに対向して後
端カバー23が形成されている。この後端カバー23には後
側開口21dに連通し、かつ後端カバー23の面内方向での
電線22aの変位量を規制する大きさの電線連通孔21eが
形成されている。
【0025】なお、後端カバー23はハウジング21と一体
的に成型されたものであり、ラバープラグ24の嵌挿され
るハウジング21本体の後部壁とカバー23との間の空隙
は、ハウジング21の全周に亘ってハウジング21の外表面
に達するものではなく、図中の下側の外周壁とのみ通じ
て形成されている。したがってラバープラグ24はこの下
側から差し入れられる。
【0026】またラバープラグ24は、ハウジング21の後
側開口21dと後端カバー23との間に形成された所定の空
隙に、電線22aの延びる方向に対して垂直な方向Yから
嵌挿される。さらにこのラバープラグ24には、コンタク
ト22に接続された電線22aを後側開口21dから電線連通
孔21eに水密に通過させる電線通過孔が形成されてい
る。
【0027】ハウジング21に内蔵されたコンタクト22
は、ハウジングランス25に係止されてハウジング21内の
所定の位置に固定されるが、このハウジング21には図の
下方からダブルロック部材26が挿入され、コンタクト22
はこの挿入されたダブルロック部材26によっても係止さ
れ、これによりコンタクト22の抜け止めの完全化が図ら
れている。
【0028】また、この雄型コネクタ20のハウジング21
の図中上面にはラッチアーム27が備えられており、この
ラッチアーム27は、雌型コネクタ10との嵌合時には、そ
の雌型コネクタ10のハウジング11に設けられた係合爪11
cに、ラッチアーム27の係合突部27aが係合し、これに
より両コネクタ10,20の嵌合が誤って外れるのを防止し
ている。
【0029】一方、雌型コネクタ10は、一部が自動車の
コントロールユニット30に直接に固設され、このコネク
タ10に嵌合する雄型コネクタ20のハウジング21を受容す
るハウジング11と、この雌型コネクタ10に雄型コネクタ
20のコンタクト22に接合するコンタクト12と、ハウジン
グ11の周壁の内面の周方向に沿って設けられた環状のシ
ールリング13とからなる構成である。なお、シールリン
グ13の配置は、雄型コネクタ20と嵌合した状態におい
て、ラッチアーム27の支持点よりも嵌合方向Xの前方に
配され、一方、下側の周壁におけるシールリング13の配
置は、雄型コネクタ20と嵌合した状態において、ダブル
ロック部材26よりも嵌合方向Xの後方に配され、左右両
側面においては、上側の周壁におけるシールリング13の
配置位置と下側の周壁のシールリング13の配置位置とを
略斜めにつなぐように形成されている。
【0030】ハウジング11の周壁は、詳しくはその開口
側の部材(第1の周壁部材という)11aとハウジング11
と一体の部材(第2の周壁部材という)11bとの、2つ
の異なる部材から構成されており、これら2つの部材11
a,11bは互い重なることなく、前述のシールリング13
を挟んで、その端面同士が対向するように構成されてい
る(図中の円内に示す)。
【0031】またこのシールリング13の周方向の一部に
は、嵌合方向Xに平行に貫通する貫通孔13aが複数個形
成されており、第1の周壁部材11aがそれらの貫通孔13
aを水密に貫通してその端面が第2の周壁部材11b(ハ
ウジング11の一部)に超音波または熱により溶着されて
いる。ここで第1の周壁部材11aを第2の周壁部材11b
の方に押圧しつつ溶接することにより、シールリング13
は第1の周壁部材11aおよび第2の周壁部材11bにそれ
ぞれ密着し、第1の周壁部材11aと第2の周壁部材11b
との間は水密に維持される。
【0032】次に本実施例の防水コネクタの作用につい
て説明する。
【0033】図示の雌型コネクタ10に対して、矢印X方
向に本実施例の雄型コネクタ20を進めて、雄型コネクタ
20のハウジング21をコネクタ10のハウジング11に嵌入さ
せる。この際、最初ラッチアーム27は、その上面が係合
爪11cに当接し、嵌入が進むにしたがってラッチアーム
27は係合爪11cによって、弾性力に抗して下方に押し下
げられ、両コネクタ10,20の嵌合時には、係合爪11cが
ラッチアーム27の係合突部27aに係合して両ハウジング
11,21同士が互いにロックされる。
【0034】同時に、雌型コネクタ10のコンタクト12は
前側開口21cを通って、相対向する雄型コネクタ20のコ
ンタクト22に係合し、両コネクタ間に導通を得ることが
できる。
【0035】さらに、雄型コネクタ20のハウジング21の
外周面と、雌型コネクタ10のハウジング11(11a,11b
を含む)の周壁の内面とは、シールリング13によって、
周壁の全周に亘って水密になるため、両コンタクト12,
22は、防水性が維持される。
【0036】このように構成された雄型コネクタ20によ
れば、ハウジング21に内蔵されたコンタクト22に接続さ
れた電線22aの、ラバープラグ24よりも嵌合方向後方の
位置(すなわち、後端カバー23の位置)において、後端
カバー23の孔21eによって、その面内方向への変位(矢
印R方向への移動)量が極めて小さいレベルに規制され
るため、電線22aが変位することによってはラバープラ
グ24を変形させるに至らないため、もしくはラバープラ
グ24のハウジング21もしくは電線22a への密着性が低下
する程にラバープラグ24を変形させないため、ラバープ
ラグ24とハウジング21との間やラバープラグ24と電線22
a との間で水密性が低下する、ということはなく、防水
性の低下を防止することができる。
【0037】また、後端カバー23は、ハウジング21と一
体的に形成されているため、部品点数が増加することは
なく、部品点数の増加に伴なう部品コストの上昇や組立
工数の増大を招くことがない。
【0038】図2は、本発明の第2の防水コネクタの実
施例である雄型コネクタ20′と、この雄型コネクタ20′
に嵌合する相手コネクタであるユニットモールド型の雌
型コネクタ10との嵌合前の状態を示す、嵌合方向X,
X′に沿った断面を示す断面図である。図示の雌型コネ
クタ10は、第1の実施例に示したものと同じであるた
め、その説明を省略する。
【0039】図示の雄型コネクタ20′は、複数のコンタ
クト22を内蔵するハウジング21′と、コンタクト22に接
続されてハウジング21′の外部に延びる電線22aをハウ
ジング21′に水密に保持せしめるラバープラグ24とを備
えた構成である。
【0040】さらに詳しくは、ハウジング21′は、前述
の実施例におけるハウジング21と同様にコンタクト22を
有するとともに、前述と同様の後端カバー23′が形成さ
れている。この後端カバー23′は第1の実施例に示した
ようにハウジング21′と一体であってもよいし、ハウジ
ング21′と別体に構成してもよい。
【0041】また、この雄型コネクタ20′と雌型コネク
タ10とが嵌合したときにシールリング13が密着するハウ
ジング21′の環状の領域(以下、シール領域という)21
a′の外側には、嵌合方向に可動のシール面保護部材28
が設けられている。このシール面保護部材28は、両コネ
クタ10,20′が非嵌合状態のときは、シール領域21a′
を覆う保護位置と、両コネクタ10,20′が嵌合状態のと
きはシール領域21a′にシールリング13が密着するのを
許容する退避位置との間を嵌合方向X,X′に移動可能
にされている。
【0042】なおこのシール面保護部材28は保護位置に
ばね等により付勢されていてもよいし、ハウジング21′
の側壁との間に、保護位置および退避位置で、例えば凹
凸係合する如き適当な係止手段を設けてもよい。
【0043】次に本実施例の作用について説明する。
【0044】図示の雌型コネクタ10に対して、矢印X方
向に本実施例の雄型コネクタ20′を進めて、雄型コネク
タ20′のハウジング21′およびシール面保護部材28がコ
ネクタ10のハウジング11に嵌入する。
【0045】ここで、嵌入前の非嵌合状態においては、
シール面保護部材28はシール領域21a′を覆う保護位置
に位置している。このため、シール領域21a′は覆われ
て、周囲の物等にぶつけられて傷がつくのを防止するこ
とができる。またごみが付着するのも防止することがで
きる。
【0046】嵌入が進むと、シール面保護部材28の嵌合
方向Xの前端部(図2においては上側の断面に見られる
シール面保護部材28の前端部)が雌コネクタ10のハウジ
ング11の内側に突出した爪11d(またはシールリング1
3)に突き当たる。その後も、ハウジング21′はさらに
嵌入が進むが、シール面保護部材28は爪11d等に突き当
たった状態であるためその位置で停止したままの状態と
なる。その結果、ハウジング21のシール領域21a′は露
出してシールリング13に密着する。
【0047】このように本実施例の防水コネクタは相手
コネクタとの嵌合時には、相手コネクタの一部が、嵌合
が進む過程において、相対的にシール面保護部材を保護
位置から退避位置に移動せしめるため、このシール領域
には相手コネクタのシールリングが密着する。このとき
シール面には、搬送中の傷つき等がないため、その面に
おけるシール部材との密着性が低下することはなく、防
水性の低下を防止することができる。
【0048】また、このシール面保護部材は、相手コネ
クタとの非嵌合時にはシール面を保護するためにシール
面より外方に存在してコネクタの外形の一部を構成する
が、嵌合時には、この保護位置から退避するためコネク
タの外形の一部を構成する必要はなく、したがってそれ
自体が外形を構成するのに必要な強度を有する必要はな
いため、材料費等の製造コストも低減させることがで
き、また、強度アップのためにその厚さを厚くする必要
もないため、外形の大型化を防止することもできる。
【0049】なお、シール面保護部材28の退避位置は、
ハウジング21′の図示上の下面において露出するラバー
プラグ24を覆う位置であるため、嵌合状態におけるラバ
ープラグ24の露出面を保護することができるという効果
もある。
【0050】さらに、本実施例の防水コネクタにおいて
はシール面保護部材が相手コネクタのハウジングの内部
に嵌入するタイプのものを示したが、本発明の防水コネ
クタはこのタイプに限らず、例えば図3に示すように、
雌型コネクタ10′のハウジング11′の開口端部11d′
に、シール面保護部材28′が突き当たるタイプのもので
あってもよい。すなわち、シール面保護部材28′は雌型
コネクタ10′のハウジング11′の開口端部11d′に突き
当たって停止するが、その後もさらにハウジング21″は
嵌合方向Xへ進み、嵌合前はシール面保護部材28′に覆
われて保護されていたシール領域21a″が露出してシー
ルリング13′に密着する。
【0051】このように、相手コネクタのハウジングの
端面にシール面保護部材を突き当てるように構成すれ
ば、第2の実施例のようにハウジングの嵌合凹部の内側
の爪(またはシールリング)を用いてシール面保護部材
を突き当てるものと比べて、相手コネクタのハウジング
の内径を小さくすることができ、それに伴なって外形も
小型化することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の防水コネクタの第1の実施例である雄
型コネクタとこの雄型コネクタに嵌合する雌型コネクタ
との嵌合以前の状態を示す、嵌合方向X,X′に沿った
断面を示す断面図
【図2】本発明の防水コネクタの第2の実施例を示す、
図1と同様の断面図
【図3】本発明の防水コネクタの第3の実施例を示す、
図1と同様の断面図
【符号の説明】
10 雌型コネクタ 11,21,21′,21″ ハウジング 11d,11d′ 爪 12,22 コンタクト 13 シールリング 13a 貫通孔 20 雄型コネクタ 21a,21a′ シール領域 21c,21d 開口 21e 連通孔 22a 電線 23,23′ カバー 24 ラバープラグ 25 ハウジングランス 26 ダブルロック部材 27 ラッチアーム 27a 係合突部 28,28′ シール面保護部材 30 コントロールユニット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のコンタクトを内蔵し、相手コネク
    タのコンタクトと前記内蔵するコンタクトとを電気的に
    接続させるための第1の開口と、前記内蔵するコンタク
    トに接続される、外部から導入される電線を連通させる
    ための第2の開口とを有するハウジングと、 前記電線を前記第2の開口に水密に連通させるシール栓
    とを備えてなる防水コネクタにおいて、 前記第2の開口の外方に該開口から所定の間隔をおいて
    該開口に対向して前記ハウジングと一体的に形成され
    た、電線連通孔を有するカバー部材をさらに備え、 前記シール栓は、前記第2の開口と前記カバー部材との
    間に形成された空隙に、前記電線の導入される方向に対
    して略垂直な方向に水密に嵌挿されてなることを特徴と
    する防水コネクタ。
  2. 【請求項2】 相手コネクタに水密に設けられてなる環
    状のシール部材に、相手コネクタとの嵌合状態において
    水密に接するシール面を有する防水コネクタにおいて、 前記相手コネクタとの非嵌合状態において該シール面を
    覆う保護位置と、前記嵌合状態において該シール面に前
    記シール部材が接するのを許容する退避位置との間を移
    動可能なシール面保護部材を備えてなることを特徴とす
    る防水コネクタ。
JP3665295A 1995-02-24 1995-02-24 防水コネクタ Pending JPH08236193A (ja)

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