JPH08236745A - 2次元パターン認識装置、2次元パターン認識装置の製造方法、及び光学フィルタ - Google Patents
2次元パターン認識装置、2次元パターン認識装置の製造方法、及び光学フィルタInfo
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- JPH08236745A JPH08236745A JP7037964A JP3796495A JPH08236745A JP H08236745 A JPH08236745 A JP H08236745A JP 7037964 A JP7037964 A JP 7037964A JP 3796495 A JP3796495 A JP 3796495A JP H08236745 A JPH08236745 A JP H08236745A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 複数のセンサ部17の上部に、これらセンサ
部17に対応する2次元パターンの可視光透過部13が
形成された、光を遮断する厚みのa−Si薄膜12を設
ける。 【効果】 パターン・マッチング評価時に、大容量で高
価な半導体メモリや高速処理プロセッサが不要となり、
パターン・マッチング評価のためのシステムを低価格で
簡易に構成することができる。
部17に対応する2次元パターンの可視光透過部13が
形成された、光を遮断する厚みのa−Si薄膜12を設
ける。 【効果】 パターン・マッチング評価時に、大容量で高
価な半導体メモリや高速処理プロセッサが不要となり、
パターン・マッチング評価のためのシステムを低価格で
簡易に構成することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2次元パターンを認識
する2次元パターン認識装置、この2次元パターン認識
装置の製造方法、及びこの2次元パターン認識装置に用
いる光学フィルタに関する。
する2次元パターン認識装置、この2次元パターン認識
装置の製造方法、及びこの2次元パターン認識装置に用
いる光学フィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体デバイスのマスクパターン
等の2次元パターンの欠陥を検出する際には、被検査対
象物である2次元パターンを認識する2次元パターン認
識装置を用いている。この2次元パターン認識装置で
は、集光レンズ等によって結像された被検査対象物の画
像の強度分布を、CCD(電荷結合素子)等の撮像素子
が格子状いわゆるマトリクス状に配置された受光素子ア
レイで感知し、この感知された画像の強度分布を電気的
な時系列データ信号に変換する。そして、上記変換され
た時系列データ信号に対して適切なデータ処理を施し、
検出された被検査対象物の2次元パターンと参照画像パ
ターンとの相関等を計算して、被検査対象物の2次元パ
ターンと参照画像パターンとの一致性を評価する。
等の2次元パターンの欠陥を検出する際には、被検査対
象物である2次元パターンを認識する2次元パターン認
識装置を用いている。この2次元パターン認識装置で
は、集光レンズ等によって結像された被検査対象物の画
像の強度分布を、CCD(電荷結合素子)等の撮像素子
が格子状いわゆるマトリクス状に配置された受光素子ア
レイで感知し、この感知された画像の強度分布を電気的
な時系列データ信号に変換する。そして、上記変換され
た時系列データ信号に対して適切なデータ処理を施し、
検出された被検査対象物の2次元パターンと参照画像パ
ターンとの相関等を計算して、被検査対象物の2次元パ
ターンと参照画像パターンとの一致性を評価する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な2次元パターン認識装置によって認識された2次元パ
ターンと参照画像パターンとの一致性を評価する方法、
即ちパターン・マッチング評価の方法では、2次元パタ
ーン認識装置のCCDから取り込んだ大量の時系列デー
タ信号に複雑なデータ処理を施さなければならない。こ
のため、大容量の半導体メモリや高速な処理を行うこと
ができるプロセッサが必要になり、パターン・マッチン
グ評価のためのシステムは相当高価なものになってしま
う。
な2次元パターン認識装置によって認識された2次元パ
ターンと参照画像パターンとの一致性を評価する方法、
即ちパターン・マッチング評価の方法では、2次元パタ
ーン認識装置のCCDから取り込んだ大量の時系列デー
タ信号に複雑なデータ処理を施さなければならない。こ
のため、大容量の半導体メモリや高速な処理を行うこと
ができるプロセッサが必要になり、パターン・マッチン
グ評価のためのシステムは相当高価なものになってしま
う。
【0004】そこで、本発明は上述の実情に鑑み、大容
量の半導体メモリや高速処理を行うプロセッサを用いず
に、廉価で簡易に2次元パターンを認識するための2次
元パターン認識装置、この2次元パターン認識装置の製
造方法、及びこの2次元パターン認識装置に用いる光学
フィルタを提供するものである。
量の半導体メモリや高速処理を行うプロセッサを用いず
に、廉価で簡易に2次元パターンを認識するための2次
元パターン認識装置、この2次元パターン認識装置の製
造方法、及びこの2次元パターン認識装置に用いる光学
フィルタを提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る2次元パタ
ーン認識装置は、格子状に配置された複数の撮像素子
と、上記複数の撮像素子に対応する2次元パターンに応
じて選択的に結晶化されて形成された光透過部を有す
る、光を遮断する厚みのアモルファス・シリコン薄膜の
光学フィルタとから成ることにより上述した課題を解決
する。
ーン認識装置は、格子状に配置された複数の撮像素子
と、上記複数の撮像素子に対応する2次元パターンに応
じて選択的に結晶化されて形成された光透過部を有す
る、光を遮断する厚みのアモルファス・シリコン薄膜の
光学フィルタとから成ることにより上述した課題を解決
する。
【0006】また、本発明に係る2次元パターン認識装
置の製造方法は、格子状に配置された複数の撮像素子上
の、光を遮断する厚みのアモルファス・シリコン薄膜に
対し、上記複数の撮像素子に対応する2次元パターンに
応じて選択的にレーザ光を照射して、上記アモルファス
・シリコン薄膜に光透過部を形成する工程から成ること
により上述した課題を解決する。
置の製造方法は、格子状に配置された複数の撮像素子上
の、光を遮断する厚みのアモルファス・シリコン薄膜に
対し、上記複数の撮像素子に対応する2次元パターンに
応じて選択的にレーザ光を照射して、上記アモルファス
・シリコン薄膜に光透過部を形成する工程から成ること
により上述した課題を解決する。
【0007】ここで、上記レーザ光は紫外線レーザ光で
あることを特徴とする。
あることを特徴とする。
【0008】また、本発明に係る光学フィルタは、光を
遮断する厚みのアモルファス・シリコン薄膜と、このア
モルファス・シリコン薄膜に2次元パターンに応じて選
択的に結晶化されて形成された光透過部とを有して成る
ことにより上述した課題を解決する。
遮断する厚みのアモルファス・シリコン薄膜と、このア
モルファス・シリコン薄膜に2次元パターンに応じて選
択的に結晶化されて形成された光透過部とを有して成る
ことにより上述した課題を解決する。
【0009】
【作用】本発明においては、2次元パターン認識装置
は、光を遮断する厚みのアモルファス・シリコン薄膜
に、複数の撮像素子に対応する2次元パターンに応じて
選択的に結晶化されて形成された光透過部を有する光学
フィルタを備えることにより、パターン・マッチング評
価時には、上記光透過部を透過した光を撮像素子で受光
し、この受光された光に基づく画像信号を用いて画像処
理を行うことができる。
は、光を遮断する厚みのアモルファス・シリコン薄膜
に、複数の撮像素子に対応する2次元パターンに応じて
選択的に結晶化されて形成された光透過部を有する光学
フィルタを備えることにより、パターン・マッチング評
価時には、上記光透過部を透過した光を撮像素子で受光
し、この受光された光に基づく画像信号を用いて画像処
理を行うことができる。
【0010】また、格子状に配置された複数の撮像素子
上の、光を遮断する厚みのアモルファス・シリコン薄膜
に対し、上記複数の撮像素子に対応する2次元パターン
に応じて選択的にレーザ光を照射して上記アモルファス
・シリコン薄膜に光透過部を形成し、2次元パターン認
識装置を製造することにより、パターン・マッチング評
価を容易に行うことができる2次元パターン認識装置を
製造することができる。
上の、光を遮断する厚みのアモルファス・シリコン薄膜
に対し、上記複数の撮像素子に対応する2次元パターン
に応じて選択的にレーザ光を照射して上記アモルファス
・シリコン薄膜に光透過部を形成し、2次元パターン認
識装置を製造することにより、パターン・マッチング評
価を容易に行うことができる2次元パターン認識装置を
製造することができる。
【0011】また、光学フィルタは、光を遮断する厚み
のアモルファス・シリコン薄膜に2次元パターンに応じ
て選択的に結晶化されて形成された光透過部を有するこ
とにより、この光透過部を介してのみ光が透過される。
のアモルファス・シリコン薄膜に2次元パターンに応じ
て選択的に結晶化されて形成された光透過部を有するこ
とにより、この光透過部を介してのみ光が透過される。
【0012】
【実施例】以下、本発明の好ましい実施例について、図
面を参照しながら説明する。図1には、本発明に係る光
学フィルタを用いた半導体デバイスの概略的な断面図を
示す。
面を参照しながら説明する。図1には、本発明に係る光
学フィルタを用いた半導体デバイスの概略的な断面図を
示す。
【0013】この光学フィルタは、光、例えば可視域の
波長の透過率が十分に低くなるような膜厚、即ち光を遮
断する膜厚の、アモルファス・シリコン(以下、a−S
iという)から成る薄膜いわゆるa−Si薄膜12に、
2次元パターンに応じて選択的にレーザ光を照射し、a
−Siの結晶化による可視光透過部131、132、13
3、134、135、・・・が形成されたものである。上
記a−Si薄膜12の膜厚は、具体的には10-8μmの
オーダーで形成されている。
波長の透過率が十分に低くなるような膜厚、即ち光を遮
断する膜厚の、アモルファス・シリコン(以下、a−S
iという)から成る薄膜いわゆるa−Si薄膜12に、
2次元パターンに応じて選択的にレーザ光を照射し、a
−Siの結晶化による可視光透過部131、132、13
3、134、135、・・・が形成されたものである。上
記a−Si薄膜12の膜厚は、具体的には10-8μmの
オーダーで形成されている。
【0014】このa−Si薄膜12の上層には、透明で
薄いパシベーション膜11が、表面保護用に形成されて
いる。このパシベーション膜11は、SiO2やプラス
チック系材料から成る。
薄いパシベーション膜11が、表面保護用に形成されて
いる。このパシベーション膜11は、SiO2やプラス
チック系材料から成る。
【0015】ここで、上記a−Si薄膜12の膜厚をd
とすると、この膜厚dは、上記a−Si薄膜12の可視
域の波長における吸収計数をα(1/nm)とするとき
に、αd>1を満たすように設定される。この状態で
は、a−Si薄膜12は可視光に対して十分に透過率が
低く、この状態が2次元パターンのデータが書き込まれ
る前の初期状態である。
とすると、この膜厚dは、上記a−Si薄膜12の可視
域の波長における吸収計数をα(1/nm)とするとき
に、αd>1を満たすように設定される。この状態で
は、a−Si薄膜12は可視光に対して十分に透過率が
低く、この状態が2次元パターンのデータが書き込まれ
る前の初期状態である。
【0016】また、上述の光学フィルタの下層には、S
iO2等の透明材料を用いた平坦化絶縁膜14が配置さ
れ、さらに、この平坦化絶縁膜14の下部には、Si等
から成る基板18が配置されている。この基板18中の
上部には、センサ部(受光部)171、172、173、
174、175、176、177、178、・・・が、2次
元の格子状いわゆるマトリクス状に配置されている。こ
のセンサ部171、172、173、174、175、1
76、177、178、・・・には、通常の2次元パター
ンを検出する際に用いられる撮像素子であるCCD(電
荷結合素子)が用いられている。
iO2等の透明材料を用いた平坦化絶縁膜14が配置さ
れ、さらに、この平坦化絶縁膜14の下部には、Si等
から成る基板18が配置されている。この基板18中の
上部には、センサ部(受光部)171、172、173、
174、175、176、177、178、・・・が、2次
元の格子状いわゆるマトリクス状に配置されている。こ
のセンサ部171、172、173、174、175、1
76、177、178、・・・には、通常の2次元パター
ンを検出する際に用いられる撮像素子であるCCD(電
荷結合素子)が用いられている。
【0017】また、各センサ部171、172、173、
174、175、176、177、178、・・・間であっ
て平坦化絶縁膜14中には、ポリシリコン(Poly−
Si)電極151、152、153、154、155、1
56、157、・・・が置かれており、各センサ部1
71、172、173、174、175、176、177、1
78、・・・にそれぞれ対応している。よって、ポリシ
リコン電極151、152、153、154、155、1
56、157、・・・では、各センサ部171、172、1
73、174、175、176、177、178、・・・で受
光されたレーザ光の光量に応じた電圧をそれぞれ得る。
また、ポリシリコン電極151、152、153、154、
155、156、157、・・・の上部は、アルミニウム
(Al)等から成る遮光膜161、162、163、1
64、165、166、167、・・・で覆われており、照
射される紫外線レーザ光の影響を受けることがないよう
になされている。
174、175、176、177、178、・・・間であっ
て平坦化絶縁膜14中には、ポリシリコン(Poly−
Si)電極151、152、153、154、155、1
56、157、・・・が置かれており、各センサ部1
71、172、173、174、175、176、177、1
78、・・・にそれぞれ対応している。よって、ポリシ
リコン電極151、152、153、154、155、1
56、157、・・・では、各センサ部171、172、1
73、174、175、176、177、178、・・・で受
光されたレーザ光の光量に応じた電圧をそれぞれ得る。
また、ポリシリコン電極151、152、153、154、
155、156、157、・・・の上部は、アルミニウム
(Al)等から成る遮光膜161、162、163、1
64、165、166、167、・・・で覆われており、照
射される紫外線レーザ光の影響を受けることがないよう
になされている。
【0018】上述した光学フィルタは、例えば半導体デ
バイスのマスクパターン等のパターン・マッチング評価
を行う場合等に用いられるものであり、このパターン・
マッチング評価を行う際には、上記複数のセンサ部17
に対応した2次元パターンとして可視光透過部13を形
成した2次元パターン認識装置を用いる。
バイスのマスクパターン等のパターン・マッチング評価
を行う場合等に用いられるものであり、このパターン・
マッチング評価を行う際には、上記複数のセンサ部17
に対応した2次元パターンとして可視光透過部13を形
成した2次元パターン認識装置を用いる。
【0019】次に、半導体デバイス上の光学フィルタに
対して可視光透過部13である2次元パターンを形成す
るための紫外線レーザスキャンニング装置の概略的な構
成を図2に示す。
対して可視光透過部13である2次元パターンを形成す
るための紫外線レーザスキャンニング装置の概略的な構
成を図2に示す。
【0020】この紫外線レーザスキャンニング装置は、
紫外線レーザ光を出射するレーザ光源1、高速な電子式
シャッタである音響光学変調器いわゆるAOM3、変調
された紫外線レーザ光を等速度に偏向するポリゴンミラ
ー5、等速度のレーザ光を直線走査させるfθレンズ
6、レーザ光を集光する対物レンズ7、光学フィルタが
設けられた半導体デバイス8を移動させるXYステージ
9、上記レーザ光源1、変調器3、及びXYステージ9
を制御する制御装置10から構成される。この紫外線レ
ーザスキャンニング装置によって、光学フィルタである
a−Si薄膜12上にレーザ光、即ち紫外線レーザ光の
スポットを走査して、2次元パターンデータを書き込
む。
紫外線レーザ光を出射するレーザ光源1、高速な電子式
シャッタである音響光学変調器いわゆるAOM3、変調
された紫外線レーザ光を等速度に偏向するポリゴンミラ
ー5、等速度のレーザ光を直線走査させるfθレンズ
6、レーザ光を集光する対物レンズ7、光学フィルタが
設けられた半導体デバイス8を移動させるXYステージ
9、上記レーザ光源1、変調器3、及びXYステージ9
を制御する制御装置10から構成される。この紫外線レ
ーザスキャンニング装置によって、光学フィルタである
a−Si薄膜12上にレーザ光、即ち紫外線レーザ光の
スポットを走査して、2次元パターンデータを書き込
む。
【0021】ここで、紫外線レーザ光を出射するレーザ
光源1、即ち紫外レーザ光源の具体的な構成を図3に示
す。
光源1、即ち紫外レーザ光源の具体的な構成を図3に示
す。
【0022】この図3においては、励起用光源素子とし
て図示しないレーザダイオード等の半導体レーザ素子か
らの波長808nmの励起用レーザ光が、1/4波長板
(QWP)31の入射面から例えばNd:YAGを用い
たレーザ媒質32に入射される。
て図示しないレーザダイオード等の半導体レーザ素子か
らの波長808nmの励起用レーザ光が、1/4波長板
(QWP)31の入射面から例えばNd:YAGを用い
たレーザ媒質32に入射される。
【0023】ここで、上記1/4波長板31の入射面に
は、上記励起用レーザ光を透過し、レーザ媒質32で発
生する波長1064nmの基本波レーザ光を反射するよ
うな波長選択性を持った反射面いわゆるダイクロイック
ミラーが形成されている。
は、上記励起用レーザ光を透過し、レーザ媒質32で発
生する波長1064nmの基本波レーザ光を反射するよ
うな波長選択性を持った反射面いわゆるダイクロイック
ミラーが形成されている。
【0024】上記レーザ媒質32で発生した波長106
4nmの基本波レーザ光は、フィルタ33によってその
出力が調節されて折り返しミラー35で反射された後、
アウトプットカプラ36を介して例えばKTPより成る
非線形光学結晶素子37に入射されることにより、第2
高調波発生(SHG)が行われる。この第2高調波発生
による波長532nmの第2高調波レーザ光は、ミラー
40で反射された後、ミラー38で反射される。
4nmの基本波レーザ光は、フィルタ33によってその
出力が調節されて折り返しミラー35で反射された後、
アウトプットカプラ36を介して例えばKTPより成る
非線形光学結晶素子37に入射されることにより、第2
高調波発生(SHG)が行われる。この第2高調波発生
による波長532nmの第2高調波レーザ光は、ミラー
40で反射された後、ミラー38で反射される。
【0025】上記ミラー38で反射されたレーザ光は、
レンズ39を介して光アイソレータ41に入射される。
レンズ39を介して光アイソレータ41に入射される。
【0026】この光アイソレータ41は、入射された第
2高調波レーザ光のレーザ素子への戻り光を回避するも
のである。この光アイソレータ41を通過した第2高調
波レーザ光は、電気光学位相変調器(EOM)42に入
射されて位相変調が施される。即ち、出力される遠紫外
線レーザ光の位相変調が行われる。この位相変調された
第2高調波レーザ光は外部共振器50に入射される。
2高調波レーザ光のレーザ素子への戻り光を回避するも
のである。この光アイソレータ41を通過した第2高調
波レーザ光は、電気光学位相変調器(EOM)42に入
射されて位相変調が施される。即ち、出力される遠紫外
線レーザ光の位相変調が行われる。この位相変調された
第2高調波レーザ光は外部共振器50に入射される。
【0027】上記外部共振器50は、反射手段として、
凹面ミラー51、アウトプットカプラ52、及び反射ミ
ラー54、55を備えることにより構成される。また、
この外部共振器50の光路内には、例えばBBO等の非
線形光学結晶より成る波長変換素子53が配置される。
これにより、この外部共振器50では第4高調波発生が
行われて、波長266nmの遠紫外線レーザ光が発生さ
れる。
凹面ミラー51、アウトプットカプラ52、及び反射ミ
ラー54、55を備えることにより構成される。また、
この外部共振器50の光路内には、例えばBBO等の非
線形光学結晶より成る波長変換素子53が配置される。
これにより、この外部共振器50では第4高調波発生が
行われて、波長266nmの遠紫外線レーザ光が発生さ
れる。
【0028】また、この外部共振器50では、上位凹面
ミラー51の位置決めを行うためにボイスコイルモータ
(VCM)を用いており、このVCMによって凹面ミラ
ー51の位置を移動制御することにより、外部共振器5
0内の光路長を微小変化させることができるようになさ
れている。
ミラー51の位置決めを行うためにボイスコイルモータ
(VCM)を用いており、このVCMによって凹面ミラ
ー51の位置を移動制御することにより、外部共振器5
0内の光路長を微小変化させることができるようになさ
れている。
【0029】具体的には、凹面ミラー51に入射された
第2高調波レーザ光は光検出器44に送られて検出され
る。この光検出器44からの検出信号はロッキング回路
45に送られ、このロッキング回路45によってVCM
が駆動制御されることにより凹面ミラー51の位置が制
御される。
第2高調波レーザ光は光検出器44に送られて検出され
る。この光検出器44からの検出信号はロッキング回路
45に送られ、このロッキング回路45によってVCM
が駆動制御されることにより凹面ミラー51の位置が制
御される。
【0030】これにより、外部共振器50の共振周波数
が制御されて、第2高調波レーザ光を効率良く外部共振
器50内に引き込み、遠紫外線レーザ光を安定して発生
させることができる。また、ロッキング回路45では、
電気光学位相変調器42の位相変調の制御も行う。
が制御されて、第2高調波レーザ光を効率良く外部共振
器50内に引き込み、遠紫外線レーザ光を安定して発生
させることができる。また、ロッキング回路45では、
電気光学位相変調器42の位相変調の制御も行う。
【0031】上記レーザ光源1から出射される紫外線レ
ーザ光は、連続発振が可能なレーザ光であり、この連続
発振される紫外線レーザ光は、レンズ2で集光されて、
AOM3によってON/OFF制御される。このON/
OFF制御されたレーザ光は、レンズ4で平行光とされ
て、等速で高速回転を行っている回転多面鏡いわゆるポ
リゴンミラー11のファセットに入射されて等速度に偏
向される。
ーザ光は、連続発振が可能なレーザ光であり、この連続
発振される紫外線レーザ光は、レンズ2で集光されて、
AOM3によってON/OFF制御される。このON/
OFF制御されたレーザ光は、レンズ4で平行光とされ
て、等速で高速回転を行っている回転多面鏡いわゆるポ
リゴンミラー11のファセットに入射されて等速度に偏
向される。
【0032】上記等速度に偏向されたレーザビームは、
スキャン(走査)レンズであるfθレンズ12によって
直線走査するように補正される。この等速直線走査する
ように補正されたレーザビームは、対物レンズ7によっ
て、半導体デバイス8上の光学フィルタであるa−Si
薄膜12上に直径1μm程度のスポットサイズに集光さ
れる。
スキャン(走査)レンズであるfθレンズ12によって
直線走査するように補正される。この等速直線走査する
ように補正されたレーザビームは、対物レンズ7によっ
て、半導体デバイス8上の光学フィルタであるa−Si
薄膜12上に直径1μm程度のスポットサイズに集光さ
れる。
【0033】ここで、上記半導体デバイス8は、精密に
移動制御されるXYステージ17上に積載されており、
また、XYステージ17は制御装置10によって駆動制
御される。
移動制御されるXYステージ17上に積載されており、
また、XYステージ17は制御装置10によって駆動制
御される。
【0034】また、上記制御装置10は、レーザ光源1
から出射される紫外線レーザ光の出力制御及びAOM3
によるレーザ光のON/OFF制御を駆動制御してい
る。
から出射される紫外線レーザ光の出力制御及びAOM3
によるレーザ光のON/OFF制御を駆動制御してい
る。
【0035】これにより、上記集光されたレーザビーム
は光学フィルタ上をスポット走査されて、精密な2次元
パターンデータが光学フィルタ上に書き込まれる。
は光学フィルタ上をスポット走査されて、精密な2次元
パターンデータが光学フィルタ上に書き込まれる。
【0036】即ち、図1に示す光学フィルタのa−Si
薄膜12に対し、複数のCCD17に対応して選択的に
紫外線レーザ光がスポット照射され、a−Siの結晶化
による可視光透過部131、132、133、134、13
5、・・・が形成される。具体的には、紫外線レーザ光
がスポット走査によって光学フィルタのa−Si薄膜1
2に照射されることにより、この紫外線レーザ光の高エ
ネルギ光子がa−Si薄膜12に吸収されて、a−Si
薄膜12がa−Si状態からポリシリコン構造に変化
し、可視光に対して十分な透過率を持つようになる。
薄膜12に対し、複数のCCD17に対応して選択的に
紫外線レーザ光がスポット照射され、a−Siの結晶化
による可視光透過部131、132、133、134、13
5、・・・が形成される。具体的には、紫外線レーザ光
がスポット走査によって光学フィルタのa−Si薄膜1
2に照射されることにより、この紫外線レーザ光の高エ
ネルギ光子がa−Si薄膜12に吸収されて、a−Si
薄膜12がa−Si状態からポリシリコン構造に変化
し、可視光に対して十分な透過率を持つようになる。
【0037】このようにして、パターン・マッチング評
価時の参照画像パターンとなる2次元パターンである可
視光ウィンドウ・パターンが形成される。
価時の参照画像パターンとなる2次元パターンである可
視光ウィンドウ・パターンが形成される。
【0038】これにより、光を受光する複数の撮像素子
から成る半導体デバイス上に、これらの撮像素子に対応
する2次元パターンの光透過部を備える光学フィルタが
設けられた2次元パターン認識装置が形成される。
から成る半導体デバイス上に、これらの撮像素子に対応
する2次元パターンの光透過部を備える光学フィルタが
設けられた2次元パターン認識装置が形成される。
【0039】尚、上記紫外線レーザスキャンニング装置
において、光学フィルタに照射するレーザ光は、紫外線
レーザ光より波長の長いレーザ光であってもよい。
において、光学フィルタに照射するレーザ光は、紫外線
レーザ光より波長の長いレーザ光であってもよい。
【0040】次に、上述のように形成された2次元パタ
ーン認識装置を用いたパターン・マッチング評価を説明
する。
ーン認識装置を用いたパターン・マッチング評価を説明
する。
【0041】例えば、図4に示すように、十字形のデー
タを被検査対象物21とする場合に、この被検査対象物
21を照明光22で均一に照明して、この被検査対象物
21からの光を投影レンズ23を介して光学フィルタを
備える半導体デバイス8で受光する。尚、上記照明光2
2は、波長が狭い範囲の光、例えば単色光であることが
好ましい。
タを被検査対象物21とする場合に、この被検査対象物
21を照明光22で均一に照明して、この被検査対象物
21からの光を投影レンズ23を介して光学フィルタを
備える半導体デバイス8で受光する。尚、上記照明光2
2は、波長が狭い範囲の光、例えば単色光であることが
好ましい。
【0042】ここで、複数のCCDから成る半導体デバ
イス8上の光学フィルタには、既に十字形の参照画像パ
ターン25が書き込まれているので、被検査対象物21
の画像パターンが参照画像パターン25の十字形に近い
ほど、光を有効に受光するCCDの数が増加する。これ
により、参照画像パターン25と被検査対象物21とが
一致しているか否かのパターン・マッチング評価を行う
ことができる。
イス8上の光学フィルタには、既に十字形の参照画像パ
ターン25が書き込まれているので、被検査対象物21
の画像パターンが参照画像パターン25の十字形に近い
ほど、光を有効に受光するCCDの数が増加する。これ
により、参照画像パターン25と被検査対象物21とが
一致しているか否かのパターン・マッチング評価を行う
ことができる。
【0043】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明に係る2次元パターン認識装置は、格子状に配置され
た複数の撮像素子と、上記複数の撮像素子に対応する2
次元パターンに応じて選択的に結晶化されて形成された
光透過部を有する、光を遮断する厚みのアモルファス・
シリコン薄膜の光学フィルタとから成ることにより、パ
ターン・マッチング評価時には、上記光透過部を透過し
た光を撮像素子で受光し、この受光された光に基づく画
像信号を用いて画像処理を行うことができる。よって、
並列的な画像処理を瞬時に実行することが可能となるの
で、大容量で高価な半導体メモリや高速処理プロセッサ
が不要となり、パターン・マッチング評価のためのシス
テムを低価格で簡易に構成することができる。
明に係る2次元パターン認識装置は、格子状に配置され
た複数の撮像素子と、上記複数の撮像素子に対応する2
次元パターンに応じて選択的に結晶化されて形成された
光透過部を有する、光を遮断する厚みのアモルファス・
シリコン薄膜の光学フィルタとから成ることにより、パ
ターン・マッチング評価時には、上記光透過部を透過し
た光を撮像素子で受光し、この受光された光に基づく画
像信号を用いて画像処理を行うことができる。よって、
並列的な画像処理を瞬時に実行することが可能となるの
で、大容量で高価な半導体メモリや高速処理プロセッサ
が不要となり、パターン・マッチング評価のためのシス
テムを低価格で簡易に構成することができる。
【0044】また、本発明に係る2次元パターン認識装
置の製造方法は、格子状に配置された複数の撮像素子上
の、光を遮断する厚みのアモルファス・シリコン薄膜に
対し、上記複数の撮像素子に対応する2次元パターンに
応じて選択的にレーザ光を照射して、上記アモルファス
・シリコン薄膜に光透過部を形成する工程から成ること
により、パターン・マッチング評価を容易に行うことが
できる2次元パターン認識装置を簡易に製造することが
できる。
置の製造方法は、格子状に配置された複数の撮像素子上
の、光を遮断する厚みのアモルファス・シリコン薄膜に
対し、上記複数の撮像素子に対応する2次元パターンに
応じて選択的にレーザ光を照射して、上記アモルファス
・シリコン薄膜に光透過部を形成する工程から成ること
により、パターン・マッチング評価を容易に行うことが
できる2次元パターン認識装置を簡易に製造することが
できる。
【0045】また、本発明に係る光学フィルタは、光を
遮断する厚みのアモルファス・シリコン薄膜と、このア
モルファス・シリコン薄膜に2次元パターンに応じて選
択的に結晶化されて形成された光透過部とを有して成る
ことにより、2次元パターンの光透過部を介してのみ光
が透過されるので、パターン・マッチング評価時には、
被検査対象物の2次元パターンの光を撮像素子によって
容易に受光することができる。
遮断する厚みのアモルファス・シリコン薄膜と、このア
モルファス・シリコン薄膜に2次元パターンに応じて選
択的に結晶化されて形成された光透過部とを有して成る
ことにより、2次元パターンの光透過部を介してのみ光
が透過されるので、パターン・マッチング評価時には、
被検査対象物の2次元パターンの光を撮像素子によって
容易に受光することができる。
【図1】本発明に係る光学フィルタを用いた半導体デバ
イスの断面図である。
イスの断面図である。
【図2】紫外線レーザスキャンニング装置の概略的な構
成図である。
成図である。
【図3】紫外レーザ光源の概略的な構成図である。
【図4】本発明に係る2次元パターン認識装置を用いた
パターン・マッチング評価を説明するための図である。
パターン・マッチング評価を説明するための図である。
1 レーザ光源 3 AOM 5 ポリゴンミラー 6 fθレンズ 7 対物レンズ 8 半導体デバイス 9 XYステージ 10 制御装置 11 パシベーション膜 12 a−Si薄膜 13 可視光透過部 14 平坦化絶縁膜 15 ポリシリコン電極 16 遮光膜 17 CCD 18 基板 21 被検査対象物 22 照明光 23 投影レンズ 25 参照画像パターン
Claims (4)
- 【請求項1】 2次元パターンを認識する際に用いる2
次元パターン認識装置において、 格子状に配置された複数の撮像素子と、 上記複数の撮像素子に対応する2次元パターンに応じて
選択的に結晶化されて形成された光透過部を有する、光
を遮断する厚みのアモルファス・シリコン薄膜の光学フ
ィルタとから成ることを特徴とする2次元パターン認識
装置。 - 【請求項2】 格子状に配置された複数の撮像素子上
の、光を遮断する厚みのアモルファス・シリコン薄膜に
対し、上記複数の撮像素子に対応する2次元パターンに
応じて選択的にレーザ光を照射して、上記アモルファス
・シリコン薄膜に光透過部を形成する工程から成ること
を特徴とする2次元パターン認識装置の製造方法。 - 【請求項3】 上記レーザ光は紫外線レーザ光であるこ
とを特徴とする請求項2記載の2次元パターン認識装置
の製造方法。 - 【請求項4】 光を遮断する厚みのアモルファス・シリ
コン薄膜と、 このアモルファス・シリコン薄膜に2次元パターンに応
じて選択的に結晶化されて形成された光透過部とを有し
て成ることを特徴とする光学フィルタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7037964A JPH08236745A (ja) | 1995-02-27 | 1995-02-27 | 2次元パターン認識装置、2次元パターン認識装置の製造方法、及び光学フィルタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7037964A JPH08236745A (ja) | 1995-02-27 | 1995-02-27 | 2次元パターン認識装置、2次元パターン認識装置の製造方法、及び光学フィルタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08236745A true JPH08236745A (ja) | 1996-09-13 |
Family
ID=12512254
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7037964A Withdrawn JPH08236745A (ja) | 1995-02-27 | 1995-02-27 | 2次元パターン認識装置、2次元パターン認識装置の製造方法、及び光学フィルタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08236745A (ja) |
-
1995
- 1995-02-27 JP JP7037964A patent/JPH08236745A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020507 |