JPH08236793A - 薄膜太陽電池 - Google Patents
薄膜太陽電池Info
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- JPH08236793A JPH08236793A JP7040321A JP4032195A JPH08236793A JP H08236793 A JPH08236793 A JP H08236793A JP 7040321 A JP7040321 A JP 7040321A JP 4032195 A JP4032195 A JP 4032195A JP H08236793 A JPH08236793 A JP H08236793A
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- film solar
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/50—Photovoltaic [PV] energy
Landscapes
- Photovoltaic Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数のpin接合から発電される光電流を、
全て有効に外部回路へ取り出すことが可能な薄膜太陽電
池を提供する。 【構成】 本発明の薄膜太陽電池は、基板の表面上に、
p型半導体層(P)、真性半導体層(I)、及び、n型
半導体層(N)を積層して形成された薄膜太陽電池にお
いて、前記Iを介して前記Pと前記Nが対向して配設さ
れるように繰り返し積層された構造体をもち、かつ、前
記P及び前記Nが、同じ型の半導体層ごとに電気的に接
続されていることを特徴とする。また、前記基体と前記
構造体との間に金属反射層があり、かつ、前記構造体の
表面上に反射防止膜があることを特徴とする。さらに、
前記P及び/又は前記Nの各中間又は各表面上に、グリ
ッド電極が配設されていることを特徴とする。
全て有効に外部回路へ取り出すことが可能な薄膜太陽電
池を提供する。 【構成】 本発明の薄膜太陽電池は、基板の表面上に、
p型半導体層(P)、真性半導体層(I)、及び、n型
半導体層(N)を積層して形成された薄膜太陽電池にお
いて、前記Iを介して前記Pと前記Nが対向して配設さ
れるように繰り返し積層された構造体をもち、かつ、前
記P及び前記Nが、同じ型の半導体層ごとに電気的に接
続されていることを特徴とする。また、前記基体と前記
構造体との間に金属反射層があり、かつ、前記構造体の
表面上に反射防止膜があることを特徴とする。さらに、
前記P及び/又は前記Nの各中間又は各表面上に、グリ
ッド電極が配設されていることを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、薄膜太陽電池に係る。
より詳細には、pin接合を複数積み重ねたとき、各p
in接合における発電量の違いが、外部回路に取り出せ
る電流値に影響を与えない構造を有する薄膜太陽電池に
関する。
より詳細には、pin接合を複数積み重ねたとき、各p
in接合における発電量の違いが、外部回路に取り出せ
る電流値に影響を与えない構造を有する薄膜太陽電池に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、薄膜を光電変換に用いた太陽電池
の構成としては、例えば、基板の表面上に、p型半導体
(positive semiconductor)、n型半導体(negative s
emiconductor)、及び真性半導体(intrinsic semicond
uctor)からなる各薄膜を積層させることにより、pn
接合、pin接合の構造を形成する技術が知られてい
る。
の構成としては、例えば、基板の表面上に、p型半導体
(positive semiconductor)、n型半導体(negative s
emiconductor)、及び真性半導体(intrinsic semicond
uctor)からなる各薄膜を積層させることにより、pn
接合、pin接合の構造を形成する技術が知られてい
る。
【0003】しかし、一般的に、薄膜で形成した半導体
層は、単結晶に比べて結晶性が低い。そのため、薄膜の
半導体層を用いてpn接合やpin接合を形成した場
合、電荷の拡散長あるいは内部電界による電荷のドリフ
ト距離は小さい。したがって、薄膜太陽電池の活性層の
厚みは、単結晶の太陽電池に比べ薄くしなければならな
い。その結果、光の吸収が充分に行われないため、薄膜
太陽電池の光電変換効率は、単結晶太陽電池に比べ劣る
という問題点1があった。
層は、単結晶に比べて結晶性が低い。そのため、薄膜の
半導体層を用いてpn接合やpin接合を形成した場
合、電荷の拡散長あるいは内部電界による電荷のドリフ
ト距離は小さい。したがって、薄膜太陽電池の活性層の
厚みは、単結晶の太陽電池に比べ薄くしなければならな
い。その結果、光の吸収が充分に行われないため、薄膜
太陽電池の光電変換効率は、単結晶太陽電池に比べ劣る
という問題点1があった。
【0004】この問題点1の対策として、pn接合ある
いはpin接合を複数個重ね、光の吸収を各接合で順次
行わせることにより、薄い活性層でも光の吸収を増加さ
せる方法がとられている。
いはpin接合を複数個重ね、光の吸収を各接合で順次
行わせることにより、薄い活性層でも光の吸収を増加さ
せる方法がとられている。
【0005】しかしながら、この方法では、各接合は直
列に接続されているため、外に取り出される電流は最も
光発電電流の少ない接合の電流によって決定されてしま
う。その結果、その他の接合において余分に発電した電
流は無駄になるという問題点2があった。
列に接続されているため、外に取り出される電流は最も
光発電電流の少ない接合の電流によって決定されてしま
う。その結果、その他の接合において余分に発電した電
流は無駄になるという問題点2があった。
【0006】この問題点2の対策として、各接合の外へ
とりだす光電流を等しくするように各接合の厚さを調整
して、吸収する光子の数を調整する方法がとられてい
る。
とりだす光電流を等しくするように各接合の厚さを調整
して、吸収する光子の数を調整する方法がとられてい
る。
【0007】しかしながら、この方法では、とりだす光
電流の大きさは、一概に各接合の厚さ、すなわち光の吸
収量によってのみ決まるのではなく、電荷の半導体層内
の輸送過程に大きく依存する。その結果、動作電圧、半
導体層内の電荷の移動度、及び、寿命に大きな影響を与
えるという問題点3があった。
電流の大きさは、一概に各接合の厚さ、すなわち光の吸
収量によってのみ決まるのではなく、電荷の半導体層内
の輸送過程に大きく依存する。その結果、動作電圧、半
導体層内の電荷の移動度、及び、寿命に大きな影響を与
えるという問題点3があった。
【0008】この問題点3の対策として、一般的には、
何回かの試行錯誤の後、各接合の最適の膜厚を決めて、
薄膜太陽電池は製造されている。しかしながら、この方
法では、以下に示す3つの問題点があった。
何回かの試行錯誤の後、各接合の最適の膜厚を決めて、
薄膜太陽電池は製造されている。しかしながら、この方
法では、以下に示す3つの問題点があった。
【0009】(1)この膜厚を決定する際に用いた動作
電圧は、薄膜太陽電池に接続する負荷の大きさを仮定し
たものである。したがって、この膜厚は、負荷が大きく
変動すると、必ずしも最適の膜厚ではなくなる。その結
果、各接合において発生した光電流は、有効に外に取り
出せないという問題があった。
電圧は、薄膜太陽電池に接続する負荷の大きさを仮定し
たものである。したがって、この膜厚は、負荷が大きく
変動すると、必ずしも最適の膜厚ではなくなる。その結
果、各接合において発生した光電流は、有効に外に取り
出せないという問題があった。
【0010】(2)照射する太陽光の波長分布は、天
候、季節、場所、時間等により多様に変化する。したが
って、各接合ごとに吸収光量が変化してしまう。その結
果、各接合において発生した光電流は、外に取り出せる
割合が変化するという問題があった。
候、季節、場所、時間等により多様に変化する。したが
って、各接合ごとに吸収光量が変化してしまう。その結
果、各接合において発生した光電流は、外に取り出せる
割合が変化するという問題があった。
【0011】(3)半導体層としてa−Siを用いた場
合は、光照射による劣化が伴うため、各接合から接合外
へ取り出せる光電流の量が劣化の進行と共に変化する。
また、通常は、この劣化は、各接合ごとに異なった割合
で進行する。その結果、各接合において発生した光電流
は、外に取り出せる割合が変化するという問題があっ
た。
合は、光照射による劣化が伴うため、各接合から接合外
へ取り出せる光電流の量が劣化の進行と共に変化する。
また、通常は、この劣化は、各接合ごとに異なった割合
で進行する。その結果、各接合において発生した光電流
は、外に取り出せる割合が変化するという問題があっ
た。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、複数のpi
n接合から発電される光電流を、全て有効に外部回路へ
取り出すことが可能な薄膜太陽電池を提供することを目
的とする。
n接合から発電される光電流を、全て有効に外部回路へ
取り出すことが可能な薄膜太陽電池を提供することを目
的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の薄膜太陽電池
は、基板の表面上に、p型半導体層(P)、真性半導体
層(I)、及びn型半導体層(N)を積層して形成され
た薄膜太陽電池において、前記Iを介して前記Pと前記
Nが対向して配設されるように繰り返し積層された構造
体をもち、かつ、前記P及び前記Nが、同じ型の半導体
層ごとに電気的に接続されていることを特徴とする。
は、基板の表面上に、p型半導体層(P)、真性半導体
層(I)、及びn型半導体層(N)を積層して形成され
た薄膜太陽電池において、前記Iを介して前記Pと前記
Nが対向して配設されるように繰り返し積層された構造
体をもち、かつ、前記P及び前記Nが、同じ型の半導体
層ごとに電気的に接続されていることを特徴とする。
【0014】
(請求項1)請求項1に係る発明によれば、基板の表面
上に、p型半導体層(P)、真性半導体層(I)、及び
n型半導体層(N)を積層して形成された薄膜太陽電池
において、前記Iを介して前記Pと前記Nが対向して配
設されているため、前記P及び前記Nに比べて、膜中に
含まれる欠陥の量が少ない前記Iによって光の吸収と電
荷の生成が行うことができる。その結果、この電荷は、
膜中の欠陥によって再結合されることなく前記P及び前
記Nに移動することができる。したがって、発生した電
荷、すなわち発生した光電流は、効率よく外に取り出す
ことができる。
上に、p型半導体層(P)、真性半導体層(I)、及び
n型半導体層(N)を積層して形成された薄膜太陽電池
において、前記Iを介して前記Pと前記Nが対向して配
設されているため、前記P及び前記Nに比べて、膜中に
含まれる欠陥の量が少ない前記Iによって光の吸収と電
荷の生成が行うことができる。その結果、この電荷は、
膜中の欠陥によって再結合されることなく前記P及び前
記Nに移動することができる。したがって、発生した電
荷、すなわち発生した光電流は、効率よく外に取り出す
ことができる。
【0015】また、前記Iを介して前記Pと前記Nが対
向して配設されるように繰り返し積層された構造体とし
たため、個別の層厚が薄くても、光の吸収を増加させる
ことができる。
向して配設されるように繰り返し積層された構造体とし
たため、個別の層厚が薄くても、光の吸収を増加させる
ことができる。
【0016】さらに、前記P及び前記Nが、同じ型の半
導体層ごとに電気的に接続されているため、複数回積層
される前記I層の個々の膜厚に依存する次の3つの影響
を回避することができる。 薄膜太陽電池に接続する負荷が変動する。 薄膜太陽電池に照射する太陽光の波長分布が変化す
る。 a−Siを用いた半導体層が、光照射によって劣化す
る。
導体層ごとに電気的に接続されているため、複数回積層
される前記I層の個々の膜厚に依存する次の3つの影響
を回避することができる。 薄膜太陽電池に接続する負荷が変動する。 薄膜太陽電池に照射する太陽光の波長分布が変化す
る。 a−Siを用いた半導体層が、光照射によって劣化す
る。
【0017】よって、各i型半導体層において光吸収に
より発生した電荷すなわち光電流を、全て有効に外部回
路へ取り出すことが可能な薄膜太陽電池がえられる。
より発生した電荷すなわち光電流を、全て有効に外部回
路へ取り出すことが可能な薄膜太陽電池がえられる。
【0018】(請求項2)請求項2に係る発明によれ
ば、前記基体と前記構造体との間に金属反射層があり、
かつ、前記構造体の表面上に反射防止膜があるため、入
射した光を、前記Iを介して前記Pと前記Nが対向して
配設されるように繰り返し積層された構造体の中に閉じ
こめることができる。したがって、入射した光を効率よ
く利用することが可能な薄膜太陽電池がえられる。
ば、前記基体と前記構造体との間に金属反射層があり、
かつ、前記構造体の表面上に反射防止膜があるため、入
射した光を、前記Iを介して前記Pと前記Nが対向して
配設されるように繰り返し積層された構造体の中に閉じ
こめることができる。したがって、入射した光を効率よ
く利用することが可能な薄膜太陽電池がえられる。
【0019】(請求項3)請求項3に係る発明によれ
ば、前記P及び/又は前記Nの各中間又は各表面上に、
グリッド電極が配設されているため、各接合で発電され
る光電流を、効率よく外部回路へ取り出すことが可能な
薄膜太陽電池がえられる。
ば、前記P及び/又は前記Nの各中間又は各表面上に、
グリッド電極が配設されているため、各接合で発電され
る光電流を、効率よく外部回路へ取り出すことが可能な
薄膜太陽電池がえられる。
【0020】(請求項4)請求項4に係る発明によれ
ば、前記Iがa−Si:H膜であるため、発生した電荷
が、膜中の欠陥によって再結合されることなく前記P及
び前記Nに移動することができる。したがって、各i型
半導体層で発生した電荷すなわち光電流を、効率よく外
に取り出すことが可能な薄膜太陽電池がえられる。
ば、前記Iがa−Si:H膜であるため、発生した電荷
が、膜中の欠陥によって再結合されることなく前記P及
び前記Nに移動することができる。したがって、各i型
半導体層で発生した電荷すなわち光電流を、効率よく外
に取り出すことが可能な薄膜太陽電池がえられる。
【0021】(請求項5)請求項5に係る発明によれ
ば、前記Iをa−Si:H膜とした場合、前記Iの膜厚
が、50nm以上1μm以下としたとき、光電変換効率
の高い薄膜太陽電池がえられる。
ば、前記Iをa−Si:H膜とした場合、前記Iの膜厚
が、50nm以上1μm以下としたとき、光電変換効率
の高い薄膜太陽電池がえられる。
【0022】(請求項6)請求項6に係る発明によれ
ば、前記Iが多結晶Si膜であるため、発生した電荷
が、膜中の欠陥によって再結合されることなく前記P及
び前記Nに移動することができる。したがって、発生し
た電荷、すなわち発生した光電流を、効率よく外に取り
出すことが可能な薄膜太陽電池がえられる。
ば、前記Iが多結晶Si膜であるため、発生した電荷
が、膜中の欠陥によって再結合されることなく前記P及
び前記Nに移動することができる。したがって、発生し
た電荷、すなわち発生した光電流を、効率よく外に取り
出すことが可能な薄膜太陽電池がえられる。
【0023】(請求項7)請求項7に係る発明によれ
ば、前記Iを多結晶Si膜とした場合、前記Iの膜厚
が、300nm以上5μm以下としたとき、光電変換効
率の高い薄膜太陽電池がえられる。
ば、前記Iを多結晶Si膜とした場合、前記Iの膜厚
が、300nm以上5μm以下としたとき、光電変換効
率の高い薄膜太陽電池がえられる。
【0024】
(基板の表面上に、p型半導体層(P)、真性半導体層
(I)、及び、n型半導体層(N)を積層して形成され
た薄膜太陽電池)本発明における薄膜太陽電池として
は、例えば、図1に示す構成のものが挙げられる。図1
の薄膜太陽電池は、実施例1で検討した。
(I)、及び、n型半導体層(N)を積層して形成され
た薄膜太陽電池)本発明における薄膜太陽電池として
は、例えば、図1に示す構成のものが挙げられる。図1
の薄膜太陽電池は、実施例1で検討した。
【0025】図1の層構成は、「絶縁性基板1/第一の
p型半導体層2/第一の真性半導体層3/第一のn型半
導体層4/第二の真性半導体層3/第二のp型半導体層
2/第三の真性半導体層3/第二のn型半導体層4」と
した場合である。この場合、p型半導体層2とn型半導
体層4は入れ替えても構わない。また、各p型半導体層
2及び各n型半導体層4は、それぞれ電気的に接続され
ている。
p型半導体層2/第一の真性半導体層3/第一のn型半
導体層4/第二の真性半導体層3/第二のp型半導体層
2/第三の真性半導体層3/第二のn型半導体層4」と
した場合である。この場合、p型半導体層2とn型半導
体層4は入れ替えても構わない。また、各p型半導体層
2及び各n型半導体層4は、それぞれ電気的に接続され
ている。
【0026】さらに、p型半導体層2は基板上の金属電
極5に、n型半導体層4は基板上の金属電極6に接続さ
れている。金属電極5及び6は外部回路へ電流を流すた
めの電極である。
極5に、n型半導体層4は基板上の金属電極6に接続さ
れている。金属電極5及び6は外部回路へ電流を流すた
めの電極である。
【0027】また、本発明における別な薄膜太陽電池の
一例としては、図3に示す構成のものが挙げられる。図
3の薄膜太陽電池は、実施例2で検討した。
一例としては、図3に示す構成のものが挙げられる。図
3の薄膜太陽電池は、実施例2で検討した。
【0028】図3の層構成では、以下の2点が図1の層
構成と異なる。 (1)絶縁性基板1の表面上に、金属反射層7’を介し
て、第一のp型半導体層2を設けた点。 (2)第二のn型半導体層4の表面上に、反射防止層8
を設けた点。
構成と異なる。 (1)絶縁性基板1の表面上に、金属反射層7’を介し
て、第一のp型半導体層2を設けた点。 (2)第二のn型半導体層4の表面上に、反射防止層8
を設けた点。
【0029】さらに、本発明における別な薄膜太陽電池
の一例としては、図3の層構成における、p型半導体層
及び/又はn型半導体層の各中間又は各表面上に、図5
に示したグリッド電極を導入したものが挙げられる。こ
のグリッド電極を導入した薄膜太陽電池は、実施例3で
検討した。
の一例としては、図3の層構成における、p型半導体層
及び/又はn型半導体層の各中間又は各表面上に、図5
に示したグリッド電極を導入したものが挙げられる。こ
のグリッド電極を導入した薄膜太陽電池は、実施例3で
検討した。
【0030】上記半導体層としては、a−Si:H,a
−SiC:H,a−SiGe:H,多結晶Si,多結晶
Ge,多結晶GaAs等の薄膜半導体が好適に用いられ
る。
−SiC:H,a−SiGe:H,多結晶Si,多結晶
Ge,多結晶GaAs等の薄膜半導体が好適に用いられ
る。
【0031】また、上記の絶縁性基板1としては、例え
ば、コーニング社製7059R低Na含有ガラスが好適
に用いられる。
ば、コーニング社製7059R低Na含有ガラスが好適
に用いられる。
【0032】以下では、本発明における真性半導体、n
型半導体、及び、p型半導体に関して説明する。
型半導体、及び、p型半導体に関して説明する。
【0033】真性半導体(intrinsic semiconductor)
すなわちi型半導体とは、不純物濃度が熱的に発生した
電子及び正孔密度にくらべ少ない半導体のことを指す。
ここでいう「熱的に発生した電子及び正孔密度」とは、
有限の温度において、熱じょう乱によって価電子帯から
伝導帯に電子が励起され、同数の正孔が価電子帯に発生
した電子及び正孔の密度を意味する。
すなわちi型半導体とは、不純物濃度が熱的に発生した
電子及び正孔密度にくらべ少ない半導体のことを指す。
ここでいう「熱的に発生した電子及び正孔密度」とは、
有限の温度において、熱じょう乱によって価電子帯から
伝導帯に電子が励起され、同数の正孔が価電子帯に発生
した電子及び正孔の密度を意味する。
【0034】n型半導体(negative semiconductor)と
は、例えば、シリコンの中に不純物としてリンを加えた
半導体が挙げられる。リン原子の一番外側には電子が5
個(価電子が5個)あるので、電子が1つ余分となる。
この電子は自由に動くことができ、電流が流れ易くな
る。この自由に動く電子すなわち伝導電子は、エネルギ
ー帯構造では伝導帯に存在する。このように、伝導電子
が主役である半導体をn型半導体(negativeのn)と呼
ぶ。
は、例えば、シリコンの中に不純物としてリンを加えた
半導体が挙げられる。リン原子の一番外側には電子が5
個(価電子が5個)あるので、電子が1つ余分となる。
この電子は自由に動くことができ、電流が流れ易くな
る。この自由に動く電子すなわち伝導電子は、エネルギ
ー帯構造では伝導帯に存在する。このように、伝導電子
が主役である半導体をn型半導体(negativeのn)と呼
ぶ。
【0035】p型半導体(positive semiconductor)と
は、例えば、シリコンの中に不純物としてホウ素を加え
た半導体が挙げられる。ホウ素の1番外側には電子が3
個(価電子が3個)しかないので、電子が1つ不足とな
る。この電子の足りない部分には、「電子の孔」すなわ
ち正孔が生じる。この正孔は、エネルギー帯構造では価
電子帯に存在する。このように正孔が主役である半導体
をp型半導体(positiveのp)と呼ぶ。
は、例えば、シリコンの中に不純物としてホウ素を加え
た半導体が挙げられる。ホウ素の1番外側には電子が3
個(価電子が3個)しかないので、電子が1つ不足とな
る。この電子の足りない部分には、「電子の孔」すなわ
ち正孔が生じる。この正孔は、エネルギー帯構造では価
電子帯に存在する。このように正孔が主役である半導体
をp型半導体(positiveのp)と呼ぶ。
【0036】真性半導体層(I)の一層が取りうる膜厚
d(i)は、使用する材料によって異なるが、通常50
nm〜5μmの範囲から選ばれる。この膜厚d(i)
は、積層する数、真性半導体層(I)の膜質に依存して
最適な値に設定される。例えば、真性半導体層(I)の
膜質が良い(すなわち、欠陥が少ない)場合は、膜厚d
(i)を厚くとることができるが、薄膜半導体の場合、
欠陥が多いため、5μmの膜厚が限界である。
d(i)は、使用する材料によって異なるが、通常50
nm〜5μmの範囲から選ばれる。この膜厚d(i)
は、積層する数、真性半導体層(I)の膜質に依存して
最適な値に設定される。例えば、真性半導体層(I)の
膜質が良い(すなわち、欠陥が少ない)場合は、膜厚d
(i)を厚くとることができるが、薄膜半導体の場合、
欠陥が多いため、5μmの膜厚が限界である。
【0037】また、この膜厚d(i)が薄いと、吸収す
る光量が少なくなり、積層する回数を多くしなければな
らない。この積層回数の増加は、薄膜太陽電池の全膜厚
に占めるn型半導体層(N)とp型半導体層(P)の割
合が多くなることも意味する。その結果、n型半導体層
(N)及びp型半導体層(P)における光の吸収の割合
が増加し、相対的に真性半導体層(I)での光吸収の割
合が減少してしまうという問題があった。
る光量が少なくなり、積層する回数を多くしなければな
らない。この積層回数の増加は、薄膜太陽電池の全膜厚
に占めるn型半導体層(N)とp型半導体層(P)の割
合が多くなることも意味する。その結果、n型半導体層
(N)及びp型半導体層(P)における光の吸収の割合
が増加し、相対的に真性半導体層(I)での光吸収の割
合が減少してしまうという問題があった。
【0038】したがって、n型半導体層(N)及びp型
半導体層(P)の一層が取りうる膜厚d(n)とd
(p)は、pin接合がしっかりできる程度には充分な
厚さがなければならない。一方、n型半導体層(N)及
びp型半導体層(P)での光吸収は小さくするために
は、できるだけ薄い膜厚が望ましい。ゆえに、一般的に
は、10nm〜200nmの範囲から適宜選択される。
半導体層(P)の一層が取りうる膜厚d(n)とd
(p)は、pin接合がしっかりできる程度には充分な
厚さがなければならない。一方、n型半導体層(N)及
びp型半導体層(P)での光吸収は小さくするために
は、できるだけ薄い膜厚が望ましい。ゆえに、一般的に
は、10nm〜200nmの範囲から適宜選択される。
【0039】このような真性半導体層(I)としては、
例えば、a−Si:H膜及び多結晶Si膜が好ましい。
この2種類の薄膜を用いた場合は、発生した電荷が、膜
中の欠陥によって再結合されることなくp型半導体層
(P)及びn型半導体層(N)に移動することができ
る。したがって、発生した電荷、すなわち発生した光電
流を、効率よく外に取り出すことが可能となる。
例えば、a−Si:H膜及び多結晶Si膜が好ましい。
この2種類の薄膜を用いた場合は、発生した電荷が、膜
中の欠陥によって再結合されることなくp型半導体層
(P)及びn型半導体層(N)に移動することができ
る。したがって、発生した電荷、すなわち発生した光電
流を、効率よく外に取り出すことが可能となる。
【0040】(前記Iを介して前記Pと前記Nが対向し
て配設されるように繰り返し積層された構造体)本発明
における構造体としては、真性半導体層(I)を介して
p型半導体層(P)とn型半導体層(N)が対向して配
設されるように繰り返し積層されたものが挙げられる。
て配設されるように繰り返し積層された構造体)本発明
における構造体としては、真性半導体層(I)を介して
p型半導体層(P)とn型半導体層(N)が対向して配
設されるように繰り返し積層されたものが挙げられる。
【0041】ここで、真性半導体層(I)の存在は重要
である。この真性半導体層がないと電荷の外部への取り
出し効果が著しく低下するからである。この理由は、次
のように考えられている。
である。この真性半導体層がないと電荷の外部への取り
出し効果が著しく低下するからである。この理由は、次
のように考えられている。
【0042】(1)薄膜半導体の場合、結晶性がバルク
の結晶半導体に比べ劣る。 (2)真性半導体層がない場合は、光の吸収、電荷の生
成はp型半導体層及びn型半導体層で行われる。 (3)生成された電荷のうち、p型半導体層の少数電荷
である正孔はn型半導体層に、n型半導体層の少数電荷
である電子はp型半導体層に、それぞれ移動する。
の結晶半導体に比べ劣る。 (2)真性半導体層がない場合は、光の吸収、電荷の生
成はp型半導体層及びn型半導体層で行われる。 (3)生成された電荷のうち、p型半導体層の少数電荷
である正孔はn型半導体層に、n型半導体層の少数電荷
である電子はp型半導体層に、それぞれ移動する。
【0043】(4)しかしながら、p型半導体層又はn
型半導体層の少数電荷の移動度が充分大きくなく、か
つ、再結合中心となる欠陥が多く存在する場合は、上記
(3)の少数電荷は移動することなく、再結合してしま
う。
型半導体層の少数電荷の移動度が充分大きくなく、か
つ、再結合中心となる欠陥が多く存在する場合は、上記
(3)の少数電荷は移動することなく、再結合してしま
う。
【0044】(5)p型半導体層又はn型半導体層にあ
る欠陥は、少数電荷にとっては再結合中心として作用
し、欠陥からの少数電荷の解放はほとんどない。なぜな
ら、再結合の相手の電荷は各層内に多数電荷として存在
し、フェルミレベルの位置を考えると、ほとんどの欠陥
は多数電荷で埋まっているからである。
る欠陥は、少数電荷にとっては再結合中心として作用
し、欠陥からの少数電荷の解放はほとんどない。なぜな
ら、再結合の相手の電荷は各層内に多数電荷として存在
し、フェルミレベルの位置を考えると、ほとんどの欠陥
は多数電荷で埋まっているからである。
【0045】したがって、p型半導体層及びn型半導体
層として欠陥の少ない薄膜を形成することができないた
め、薄膜半導体の活性層として真性半導体層(I)を導
入することが大切である。ゆえに、真性半導体層(I)
を介してp型半導体層(P)とn型半導体層(N)が対
向して配設することが重要である。
層として欠陥の少ない薄膜を形成することができないた
め、薄膜半導体の活性層として真性半導体層(I)を導
入することが大切である。ゆえに、真性半導体層(I)
を介してp型半導体層(P)とn型半導体層(N)が対
向して配設することが重要である。
【0046】また、真性半導体層(I)を介してp型半
導体層(P)とn型半導体層(N)が対向して配設され
るように繰り返し積層することは、個別の層厚が薄くて
も、光の吸収を増加させることができるため好ましい。
導体層(P)とn型半導体層(N)が対向して配設され
るように繰り返し積層することは、個別の層厚が薄くて
も、光の吸収を増加させることができるため好ましい。
【0047】(前記P及び前記Nが、同じ型の半導体層
ごとに電気的に接続)本発明における「前記P及び前記
Nが、同じ型の半導体層ごとに電気的に接続」として
は、例えば、図1に示した接続方法が挙げられる。換言
すれば、各p型半導体層と各n型半導体層は、それぞれ
電気的に接続されている。したがって、積層された各々
のpin構造は、電気的には並列に接続されている。
ごとに電気的に接続)本発明における「前記P及び前記
Nが、同じ型の半導体層ごとに電気的に接続」として
は、例えば、図1に示した接続方法が挙げられる。換言
すれば、各p型半導体層と各n型半導体層は、それぞれ
電気的に接続されている。したがって、積層された各々
のpin構造は、電気的には並列に接続されている。
【0048】一般に太陽電池の出力電圧は、光の強度が
ある程度以上あれば飽和し、一定の値になる。太陽電池
の出力電圧は、p型半導体層とn型半導体層のフェルミ
レベルの差によって決められる。このp型半導体層とn
型半導体層のフェルミレベルは、光の照射量に大きく依
存しないためである。
ある程度以上あれば飽和し、一定の値になる。太陽電池
の出力電圧は、p型半導体層とn型半導体層のフェルミ
レベルの差によって決められる。このp型半導体層とn
型半導体層のフェルミレベルは、光の照射量に大きく依
存しないためである。
【0049】したがって、並列接続において、各接合の
出力電圧がほとんど同じであれば、太陽電池全体の出力
電流は、各接合の出力電流の総和になり、各接合で発生
した電流が無駄なく外部回路に取り出すことが可能とな
る。
出力電圧がほとんど同じであれば、太陽電池全体の出力
電流は、各接合の出力電流の総和になり、各接合で発生
した電流が無駄なく外部回路に取り出すことが可能とな
る。
【0050】(前記P及び/又は前記Nの各中間又は各
表面上に、グリッド電極が配設)本発明における「グリ
ッド電極」としては、例えば、図5に示したメッシュ状
の配線電極が挙げられる。このグリッド電極は、p型半
導体層及び/又はn型半導体層の各中間又は各表面上に
配設されることによって、p型半導体層及び/又はn型
半導体層の中に発生した電荷、すなわち、各接合で発電
される光電流を、効率よく外部回路へ取り出すことが可
能となる。
表面上に、グリッド電極が配設)本発明における「グリ
ッド電極」としては、例えば、図5に示したメッシュ状
の配線電極が挙げられる。このグリッド電極は、p型半
導体層及び/又はn型半導体層の各中間又は各表面上に
配設されることによって、p型半導体層及び/又はn型
半導体層の中に発生した電荷、すなわち、各接合で発電
される光電流を、効率よく外部回路へ取り出すことが可
能となる。
【0051】この電極を構成する材料としては、例え
ば、Cr,Ar及びAlが好適に用いられる。その中で
も、作製コスト及び半導体と望ましくない反応をしない
という理由から、Crが重用される。
ば、Cr,Ar及びAlが好適に用いられる。その中で
も、作製コスト及び半導体と望ましくない反応をしない
という理由から、Crが重用される。
【0052】(実施例1に係る薄膜太陽電池の成膜装
置)本発明の実施例1に係る薄膜太陽電池の成膜装置と
しては、例えば、図2に示したPCVD(Plasma Chemi
cal Vapor Deposition)装置が挙げられる。
置)本発明の実施例1に係る薄膜太陽電池の成膜装置と
しては、例えば、図2に示したPCVD(Plasma Chemi
cal Vapor Deposition)装置が挙げられる。
【0053】以下では、図1に示した実施例1に係る薄
膜太陽電池を製造する際に用いた図2の成膜装置に関し
て説明する。
膜太陽電池を製造する際に用いた図2の成膜装置に関し
て説明する。
【0054】図2において、101,102,103,
104はそれぞれ真空チャンバーである。101は基板
の挿入・取り出し用のロードロックチャンバーであり、
102はP作製用、103はI作製用、及び、104は
N作製用の各チャンバーである。109,110,11
1,112は基板搬送装置であり、基板ホルダー143
をチャンバー間で移動させるために用いた。
104はそれぞれ真空チャンバーである。101は基板
の挿入・取り出し用のロードロックチャンバーであり、
102はP作製用、103はI作製用、及び、104は
N作製用の各チャンバーである。109,110,11
1,112は基板搬送装置であり、基板ホルダー143
をチャンバー間で移動させるために用いた。
【0055】113,114,115は高周波印加用の
カソード電極であり、切りかえスイッチ139及びマッ
チングボックス140を介して高周波電源(周波数1
3.56MHz)141に電気的に接続されている。
カソード電極であり、切りかえスイッチ139及びマッ
チングボックス140を介して高周波電源(周波数1
3.56MHz)141に電気的に接続されている。
【0056】116,117,118は基板側の電極で
あり、電気的にはアース電位とした。また、116,1
17,118にはそれぞれヒータ119,120,12
1と熱電対122,123,124が埋め込まれてお
り、基板を一定温度で加熱するために用いられる。各ヒ
ータと各熱電対はそれぞれ温度制御ユニット(不図示)
に接続され、それぞれの基板側の電極の表面温度を所望
の温度に制御するために用いられている。
あり、電気的にはアース電位とした。また、116,1
17,118にはそれぞれヒータ119,120,12
1と熱電対122,123,124が埋め込まれてお
り、基板を一定温度で加熱するために用いられる。各ヒ
ータと各熱電対はそれぞれ温度制御ユニット(不図示)
に接続され、それぞれの基板側の電極の表面温度を所望
の温度に制御するために用いられている。
【0057】基板側電極116,117,118はベロ
ーズに溶接されており、上下に動かすことが可能であ
る。基板ホルダー143がチャンバー内の所定の位置に
移動した後、基板側電極を下に降ろすことにより、バネ
144で基板ホルダ143に取り付けられている基板装
着板142は、下に移動し、カソード電極との所望の距
離に設定される。基板装着板142には、基板が装着さ
れており、基板の裏面は基板側電極と接触している。基
板側電極が一定の温度に加熱されると、基板も一定の温
度に加熱される。基板表面の温度と基板側電極に埋め込
まれた電熱対の測定値とは、予め成膜条件と同じ雰囲気
中で、同時に測定され、基板表面の温度と熱電対の測定
値は関連づけられている。
ーズに溶接されており、上下に動かすことが可能であ
る。基板ホルダー143がチャンバー内の所定の位置に
移動した後、基板側電極を下に降ろすことにより、バネ
144で基板ホルダ143に取り付けられている基板装
着板142は、下に移動し、カソード電極との所望の距
離に設定される。基板装着板142には、基板が装着さ
れており、基板の裏面は基板側電極と接触している。基
板側電極が一定の温度に加熱されると、基板も一定の温
度に加熱される。基板表面の温度と基板側電極に埋め込
まれた電熱対の測定値とは、予め成膜条件と同じ雰囲気
中で、同時に測定され、基板表面の温度と熱電対の測定
値は関連づけられている。
【0058】各成膜用のガス吹き出しノズル125,1
26,127は、各ガス導入管128,129,130
と、各バルブ131,132,133に接続され、ガス
流量制御装置より所望の原料ガスが、ガス供給管134
を通して供給される。
26,127は、各ガス導入管128,129,130
と、各バルブ131,132,133に接続され、ガス
流量制御装置より所望の原料ガスが、ガス供給管134
を通して供給される。
【0059】各チャンバ101,102,103,10
4には、各ガス排気管135,136,137,138
があり、各真空排気用ポンプ(不図示)に接続され、チ
ャンバー内は真空、あるいは所望の圧力に保持される。
4には、各ガス排気管135,136,137,138
があり、各真空排気用ポンプ(不図示)に接続され、チ
ャンバー内は真空、あるいは所望の圧力に保持される。
【0060】105は開閉フランジであり、基板の出し
入れの際用いられる。106,107,108はゲート
バルブであり、基板ホルダ143を移動するときだけ、
必要なゲートバルブのみが開かれる。
入れの際用いられる。106,107,108はゲート
バルブであり、基板ホルダ143を移動するときだけ、
必要なゲートバルブのみが開かれる。
【0061】145,146,147は蒸着用マスク及
びその支持体であり、p型半導体層,i型半導体層,及
びn型半導体層が、図1に示した配置となるように、成
膜時に用いたマスクに開口部が設けてある。
びその支持体であり、p型半導体層,i型半導体層,及
びn型半導体層が、図1に示した配置となるように、成
膜時に用いたマスクに開口部が設けてある。
【0062】(実施例3に係る薄膜太陽電池の成膜装
置)本発明の実施例3に係る薄膜太陽電池の成膜装置と
しては、例えば、図2のPCVD装置にゲートバルブを
介して電子ビーム蒸着チャンバを接続した装置(図4)
が挙げられる。
置)本発明の実施例3に係る薄膜太陽電池の成膜装置と
しては、例えば、図2のPCVD装置にゲートバルブを
介して電子ビーム蒸着チャンバを接続した装置(図4)
が挙げられる。
【0063】以下では、図5に示した実施例3に係る薄
膜太陽電池を製造する際に用いた図4の成膜装置に関し
て説明する。
膜太陽電池を製造する際に用いた図4の成膜装置に関し
て説明する。
【0064】図4において、403は、基板ホルダー1
43を搬送するための基板搬送装置である。404は蒸
着マスク及びその支持台である。405はグロー放電プ
ラズマ成膜時の基板側電極116,117,118と同
じものであるが、電子ビーム蒸着チャンバーでは、基板
をマスクの上に押し付けるために用いている。
43を搬送するための基板搬送装置である。404は蒸
着マスク及びその支持台である。405はグロー放電プ
ラズマ成膜時の基板側電極116,117,118と同
じものであるが、電子ビーム蒸着チャンバーでは、基板
をマスクの上に押し付けるために用いている。
【0065】405の中に設置されたヒーター406及
び熱電対407は、電子ビーム蒸着後のグロー放電プラ
ズマ成膜時に時間を大幅にとることなく設定した基板温
度になるように、グロー放電プラズマ成膜時と同じ基板
温度に電子ビーム蒸着時も保つために用いられる。
び熱電対407は、電子ビーム蒸着後のグロー放電プラ
ズマ成膜時に時間を大幅にとることなく設定した基板温
度になるように、グロー放電プラズマ成膜時と同じ基板
温度に電子ビーム蒸着時も保つために用いられる。
【0066】408はるつぼであり、この中に蒸着され
る物質、実施例3ではCrが詰められている。409は
電子ビーム源、410はそのコントロール電源である。
411はチャンバー401を真空排気するための排気管
で真空排気装置(不図示)に接続されている。412は
チャンバー開閉用のフランジである。
る物質、実施例3ではCrが詰められている。409は
電子ビーム源、410はそのコントロール電源である。
411はチャンバー401を真空排気するための排気管
で真空排気装置(不図示)に接続されている。412は
チャンバー開閉用のフランジである。
【0067】
(実施例1)本例では、図1に示した薄膜太陽電池の効
果について検証する。
果について検証する。
【0068】以下では、図2に示した成膜装置を用い
て、図1に示した薄膜太陽電池を形成する手順に関して
説明する。
て、図1に示した薄膜太陽電池を形成する手順に関して
説明する。
【0069】(1)電子ビーム加熱蒸着装置(不図示)
を用いて、基板1の表面上には、予めAlからなるp型
半導体層(P)及びn型半導体層(N)の引出し電極
5,6が成膜された。基板1としては、コーニング社製
7059R低Na含有ガラスを用いた。
を用いて、基板1の表面上には、予めAlからなるp型
半導体層(P)及びn型半導体層(N)の引出し電極
5,6が成膜された。基板1としては、コーニング社製
7059R低Na含有ガラスを用いた。
【0070】(2)次に、図2の成膜装置に基板を装着
し、上記(1)において引出し電極5,6を設けた基板
1の表面上に、N,I,P,I,N,I,Pの順番で各
半導体層を形成した。この場合、基板温度は250℃に
保持し、基板を104,103,102,103,10
4,103,102と移動させた。ここで、Nとしては
n型のa−SiC:H膜(30nm)、Iとしては真性
な(i型の)a−Si:H膜(100nm)、及び、P
としてはp型のa−SiC:H膜(30nm)を作製し
た。各チャンバ内での成膜時間を調整することによっ
て、各層の膜厚を変化させた。その結果、i型半導体層
が3層となるnipinip構造体の薄膜太陽電池を作
製した。各層の堆積条件は、表1に示した。
し、上記(1)において引出し電極5,6を設けた基板
1の表面上に、N,I,P,I,N,I,Pの順番で各
半導体層を形成した。この場合、基板温度は250℃に
保持し、基板を104,103,102,103,10
4,103,102と移動させた。ここで、Nとしては
n型のa−SiC:H膜(30nm)、Iとしては真性
な(i型の)a−Si:H膜(100nm)、及び、P
としてはp型のa−SiC:H膜(30nm)を作製し
た。各チャンバ内での成膜時間を調整することによっ
て、各層の膜厚を変化させた。その結果、i型半導体層
が3層となるnipinip構造体の薄膜太陽電池を作
製した。各層の堆積条件は、表1に示した。
【0071】
【表1】
【0072】(比較例1)本例では、引出し電極5,6
の代わりにITO電極(50nm)をガラス基板の表面
全面に形成し、nipinip構造体の代わりにnip
nipnip構造体を用いた点が、実施例1と異なる。
前記ITO電極は、直流スパッタ装置(不図示)で成膜
した。また、上記構造体の最表面上には、Al電極(1
00nm)を形成した。但し、各n型半導体層とp型半
導体層の膜厚は30nmに、i型半導体層の膜厚は10
0nmに固定した。
の代わりにITO電極(50nm)をガラス基板の表面
全面に形成し、nipinip構造体の代わりにnip
nipnip構造体を用いた点が、実施例1と異なる。
前記ITO電極は、直流スパッタ装置(不図示)で成膜
した。また、上記構造体の最表面上には、Al電極(1
00nm)を形成した。但し、各n型半導体層とp型半
導体層の膜厚は30nmに、i型半導体層の膜厚は10
0nmに固定した。
【0073】他の点は、実施例1と同様とした。
【0074】(比較例2)本例では、引出し電極5,6
の代わりにITO電極(50nm)をガラス基板表面の
全面に形成し、各i層での吸収光量が等しくなるよう
に、i層の厚みをガラス基板側より70nm、140n
m、500nmと変化させ、かつ、nipinip構造
体の代わりにnipnipnip構造体を用いた点が、
実施例1と異なる。
の代わりにITO電極(50nm)をガラス基板表面の
全面に形成し、各i層での吸収光量が等しくなるよう
に、i層の厚みをガラス基板側より70nm、140n
m、500nmと変化させ、かつ、nipinip構造
体の代わりにnipnipnip構造体を用いた点が、
実施例1と異なる。
【0075】また、上記構造体の最表面上には、Al電
極(100nm)を形成した。但し、各n型半導体層と
各p型半導体層の膜厚は30nmに固定した。
極(100nm)を形成した。但し、各n型半導体層と
各p型半導体層の膜厚は30nmに固定した。
【0076】他の点は、実施例1と同様とした。
【0077】以下では、実施例1、比較例1、及び比較
例2で作製した薄膜太陽電池の光電変換特性の測定結果
について述べる。本測定は、ガラス基板側より、AM
1.5(面積強度:100mW/cm2)の光を照射し
て行った。
例2で作製した薄膜太陽電池の光電変換特性の測定結果
について述べる。本測定は、ガラス基板側より、AM
1.5(面積強度:100mW/cm2)の光を照射し
て行った。
【0078】その結果、実施例1の薄膜太陽電池の光電
変換効率は、比較例1の太陽電池に比べて5倍、比較例
2の太陽電池に比べても1.2倍の数値であることが確
認された。
変換効率は、比較例1の太陽電池に比べて5倍、比較例
2の太陽電池に比べても1.2倍の数値であることが確
認された。
【0079】(実施例2)本例では、図3(a)に示す
とおり、n型半導体層の集電部分5、p型半導体層の集
電部分6、及び、nipinip構造体が配設される部
分7と、ガラス基板1との間に、集電電極としてAl
5’,6’、反射層としてAl膜7’を設け、かつ、n
ipinip構造体の最表面上に反射防止膜8を設けた
点が実施例1と異なる。前記Al膜5’〜7’は、電子
ビーム蒸着装置を用いて形成した。但し、各n型半導体
層と第一のp型半導体層の膜厚は30nmに、第二のp
型半導体層の膜厚は15nmに、各i型半導体層の膜厚
は100nmに固定した。また、反射防止膜8として
は、スパッタリング法で形成したITO膜(50nm)
を用いた。
とおり、n型半導体層の集電部分5、p型半導体層の集
電部分6、及び、nipinip構造体が配設される部
分7と、ガラス基板1との間に、集電電極としてAl
5’,6’、反射層としてAl膜7’を設け、かつ、n
ipinip構造体の最表面上に反射防止膜8を設けた
点が実施例1と異なる。前記Al膜5’〜7’は、電子
ビーム蒸着装置を用いて形成した。但し、各n型半導体
層と第一のp型半導体層の膜厚は30nmに、第二のp
型半導体層の膜厚は15nmに、各i型半導体層の膜厚
は100nmに固定した。また、反射防止膜8として
は、スパッタリング法で形成したITO膜(50nm)
を用いた。
【0080】他の点は、実施例1と同様とした。
【0081】実施例1と同じ光電変換特性の測定を、本
例で作製した薄膜太陽電池に対しても行った。但し、本
例では、ITO膜面側より光照射した点が実施例1と異
なる。
例で作製した薄膜太陽電池に対しても行った。但し、本
例では、ITO膜面側より光照射した点が実施例1と異
なる。
【0082】この結果、本例の薄膜太陽電池の光電変換
効率は、実施例1に比べて20%程増加することが確認
された。
効率は、実施例1に比べて20%程増加することが確認
された。
【0083】(実施例3)本例では、実施例2に示した
nipinip構造体を有する薄膜太陽電池において、
第一のp型半導体層の膜厚中間位置と、第二のn型半導
体層の膜厚中間位置と、第三のp型半導体層の表面上
に、Crからなるグリッド電極を設けた点が実施例2と
異なる。このグリッド電極は、図4に示した電子ビーム
蒸着チャンバで形成した。
nipinip構造体を有する薄膜太陽電池において、
第一のp型半導体層の膜厚中間位置と、第二のn型半導
体層の膜厚中間位置と、第三のp型半導体層の表面上
に、Crからなるグリッド電極を設けた点が実施例2と
異なる。このグリッド電極は、図4に示した電子ビーム
蒸着チャンバで形成した。
【0084】したがって、実施例2のnipinip構
造体に相当する本例の構造体は、以下に示すとおりであ
る。但し、括弧内は、膜厚(単位はnm)を示してい
る。
造体に相当する本例の構造体は、以下に示すとおりであ
る。但し、括弧内は、膜厚(単位はnm)を示してい
る。
【0085】基板側から、「第一のn型半導体層(3
0)/第一のi型半導体層(100)/第一のp型半導
体層の下部(15)/第一のグリッド電極(20)/第
一のp型半導体層の上部(15)/第二のi型半導体層
(100)/第二のn型半導体層の下部(15)/第二
のグリッド電極(20)/第二のn型半導体層の上部
(15)/第三のi型半導体層(100)/第二のp型
半導体層(15)/第三のグリッド電極(20)」の順
に積層された構造体である。
0)/第一のi型半導体層(100)/第一のp型半導
体層の下部(15)/第一のグリッド電極(20)/第
一のp型半導体層の上部(15)/第二のi型半導体層
(100)/第二のn型半導体層の下部(15)/第二
のグリッド電極(20)/第二のn型半導体層の上部
(15)/第三のi型半導体層(100)/第二のp型
半導体層(15)/第三のグリッド電極(20)」の順
に積層された構造体である。
【0086】ここで、第一のp型半導体層の膜厚中間位
置と第三のp型半導体層の表面上に形成された、第一及
び第三のグリッド電極は、p型半導体層用の取り出し電
極6に接続すべく、図5(a)の形状となるようなマス
クを用いて成膜した。
置と第三のp型半導体層の表面上に形成された、第一及
び第三のグリッド電極は、p型半導体層用の取り出し電
極6に接続すべく、図5(a)の形状となるようなマス
クを用いて成膜した。
【0087】一方、第二のn型半導体層の膜厚中間位置
に形成された、第二のグリッド電極は、n型半導体層用
の取り出し電極5に接続すべく、図5(b)の形状とな
るようなマスクを用いて成膜した。
に形成された、第二のグリッド電極は、n型半導体層用
の取り出し電極5に接続すべく、図5(b)の形状とな
るようなマスクを用いて成膜した。
【0088】但し、図5(a)及び図5(b)の寸法
は、共に線幅は100μmで、グリッド間隔は5mmと
した。
は、共に線幅は100μmで、グリッド間隔は5mmと
した。
【0089】他の点は、実施例2と同様とした。
【0090】実施例2と同じ光電変換特性の測定を、本
例で作製した薄膜太陽電池に対しても行った。この結
果、本例の薄膜太陽電池の光電変換効率は、実施例2に
比べて15%程増加することが確認された。
例で作製した薄膜太陽電池に対しても行った。この結
果、本例の薄膜太陽電池の光電変換効率は、実施例2に
比べて15%程増加することが確認された。
【0091】(実施例4)本例では、実施例2の各i型
半導体層の膜厚を変化させた点が実施例2と異なる。各
i型半導体層の膜厚としては、10nm,30nm,5
0nm,100nm,250nm,500nm,1μ
m,3μmの8種類を検討した。
半導体層の膜厚を変化させた点が実施例2と異なる。各
i型半導体層の膜厚としては、10nm,30nm,5
0nm,100nm,250nm,500nm,1μ
m,3μmの8種類を検討した。
【0092】他の点は、実施例2と同様とした。
【0093】実施例2と同じ光電変換特性の測定を、本
例で作製した薄膜太陽電池に対しても行った。
例で作製した薄膜太陽電池に対しても行った。
【0094】図6は、その測定結果である。但し、各i
型半導体層の膜厚が100nmの場合の□印は実施例2
の結果に相当し、●印は実施例1の結果を追記したもの
である。また、グラフの縦軸が0.62付近に記載され
た点線は、上述した比較例2の結果を示す。
型半導体層の膜厚が100nmの場合の□印は実施例2
の結果に相当し、●印は実施例1の結果を追記したもの
である。また、グラフの縦軸が0.62付近に記載され
た点線は、上述した比較例2の結果を示す。
【0095】したがって、従来最も高い光電変換効率を
示した比較例2より優れた薄膜太陽電池を、a−Si:
H膜をi型半導体層に用いて形成するためには、各i型
半導体層の膜厚を50nm以上1μm以下とすることが
必要であることが確認された。
示した比較例2より優れた薄膜太陽電池を、a−Si:
H膜をi型半導体層に用いて形成するためには、各i型
半導体層の膜厚を50nm以上1μm以下とすることが
必要であることが確認された。
【0096】(実施例5)本例では、図3(b)におけ
る各n型半導体層、各i型半導体層、及び各p型半導体
層を、多結晶Siで形成した点が実施例2と異なる。ま
た、各i型半導体層の膜厚としては、50nm,100
nm,300nm,500nm,1μm,3μm,5μ
m,10μmの8種類を検討した。
る各n型半導体層、各i型半導体層、及び各p型半導体
層を、多結晶Siで形成した点が実施例2と異なる。ま
た、各i型半導体層の膜厚としては、50nm,100
nm,300nm,500nm,1μm,3μm,5μ
m,10μmの8種類を検討した。
【0097】他の点は、実施例2と同様とした。
【0098】その結果、i型半導体層が3層となるni
pinip構造体の薄膜太陽電池を作製した。各層の堆
積条件は、表2に示した。
pinip構造体の薄膜太陽電池を作製した。各層の堆
積条件は、表2に示した。
【0099】
【表2】
【0100】実施例2と同じ光電変換特性の測定を、本
例で作製した薄膜太陽電池に対しても行った。
例で作製した薄膜太陽電池に対しても行った。
【0101】図7は、その測定結果である。また、グラ
フの縦軸が0.62付近に記載された点線は、上述した
比較例2の結果を示す。
フの縦軸が0.62付近に記載された点線は、上述した
比較例2の結果を示す。
【0102】したがって、従来最も高い光電変換効率を
示した比較例2より優れた薄膜太陽電池を、poly−
Si膜をi型半導体層に用いて形成するためには、各i
型半導体層の膜厚を300nm以上5μm以下とするこ
とが必要であることが確認された。
示した比較例2より優れた薄膜太陽電池を、poly−
Si膜をi型半導体層に用いて形成するためには、各i
型半導体層の膜厚を300nm以上5μm以下とするこ
とが必要であることが確認された。
【0103】
(請求項1)以上説明したように、請求項1に係る発明
によれば、各i型半導体層において光吸収により発生し
た電荷は、有効に外部回路に取り出すことができるた
め、光電変換効率の高い薄膜太陽電池がえられる。
によれば、各i型半導体層において光吸収により発生し
た電荷は、有効に外部回路に取り出すことができるた
め、光電変換効率の高い薄膜太陽電池がえられる。
【0104】(請求項2)請求項2に係る発明によれ
ば、入射した光を効率よく利用することが可能な薄膜太
陽電池がえられる。
ば、入射した光を効率よく利用することが可能な薄膜太
陽電池がえられる。
【0105】(請求項3)請求項3に係る発明によれ
ば、各接合で発電される光電流を、効率よく外部回路へ
取り出すことが可能な薄膜太陽電池がえられる。
ば、各接合で発電される光電流を、効率よく外部回路へ
取り出すことが可能な薄膜太陽電池がえられる。
【0106】(請求項4)請求項4に係る発明によれ
ば、各i型半導体層をa−Si:H膜とした場合、各i
型半導体層で発生した電荷すなわち光電流を、効率よく
外に取り出すことが可能な薄膜太陽電池がえられる。
ば、各i型半導体層をa−Si:H膜とした場合、各i
型半導体層で発生した電荷すなわち光電流を、効率よく
外に取り出すことが可能な薄膜太陽電池がえられる。
【0107】(請求項5)請求項5に係る発明によれ
ば、各i型半導体層の膜厚を限定することによって、各
i型半導体層をa−Si:H膜とした場合に光電変換効
率の高い薄膜太陽電池がえられる。
ば、各i型半導体層の膜厚を限定することによって、各
i型半導体層をa−Si:H膜とした場合に光電変換効
率の高い薄膜太陽電池がえられる。
【0108】(請求項6)請求項6に係る発明によれ
ば、各i型半導体層を多結晶Si膜とした場合、各i型
半導体層で発生した電荷すなわち光電流を、効率よく外
に取り出すことが可能な薄膜太陽電池がえられる。
ば、各i型半導体層を多結晶Si膜とした場合、各i型
半導体層で発生した電荷すなわち光電流を、効率よく外
に取り出すことが可能な薄膜太陽電池がえられる。
【0109】(請求項7)請求項7に係る発明によれ
ば、各i型半導体層の膜厚を限定することによって、各
i型半導体層を多結晶Si膜とした場合に光電変換効率
の高い薄膜太陽電池がえられる。
ば、各i型半導体層の膜厚を限定することによって、各
i型半導体層を多結晶Si膜とした場合に光電変換効率
の高い薄膜太陽電池がえられる。
【図1】本発明の実施例1に係る薄膜太陽電池の構成を
示す概略断面図である。
示す概略断面図である。
【図2】本発明の実施例1に係る薄膜太陽電池を作製す
るために用いた成膜装置の概略図である。
るために用いた成膜装置の概略図である。
【図3】本発明の実施例2に係る薄膜太陽電池の構成を
示す概略断面図である。
示す概略断面図である。
【図4】本発明の実施例3に係る薄膜太陽電池を作製す
るために用いた成膜装置の概略図である。
るために用いた成膜装置の概略図である。
【図5】本発明の実施例3に係る薄膜太陽電池に用いた
グリッド電極のパターンを示す概略図である。
グリッド電極のパターンを示す概略図である。
【図6】本発明の実施例4に係るa−Si:H膜を各i
型半導体層に用いた薄膜太陽電池の光電変換効率を示す
グラフである。
型半導体層に用いた薄膜太陽電池の光電変換効率を示す
グラフである。
【図7】本発明の実施例5に係る多結晶Si膜を各i型
半導体層に用いた薄膜太陽電池の光電変換効率を示すグ
ラフである。
半導体層に用いた薄膜太陽電池の光電変換効率を示すグ
ラフである。
1 基板、 2 n型導電体層、 3 i型導電体層、 4 p型導電体層、 5 n型導電体層の集電部分、 5’ Al膜、 6 p型導電体層の集電部分、 6’ Al膜、 7 nipinip構造体が配設される部分、 7’ Al膜(金属反射層)、 8 反射防止膜。
Claims (7)
- 【請求項1】 基板の表面上に、p型半導体層(P)、
真性半導体層(I)、及び、n型半導体層(N)を積層
して形成された薄膜太陽電池において、 前記Iを介して前記Pと前記Nが対向して配設されるよ
うに繰り返し積層された構造体をもち、かつ、前記P及
び前記Nが、同じ型の半導体層ごとに電気的に接続され
ていることを特徴とする薄膜太陽電池。 - 【請求項2】 前記基体と前記構造体との間に金属反射
層があり、かつ、前記構造体の表面上に反射防止膜があ
ることを特徴とする請求項1に記載の薄膜太陽電池。 - 【請求項3】 前記P及び/又は前記Nの各中間又は各
表面上に、グリッド電極が配設されていることを特徴と
する請求項1又は2に記載の薄膜太陽電池。 - 【請求項4】 前記Iが、a−Si:H膜であることを
特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の薄膜
太陽電池。 - 【請求項5】 前記Iの膜厚が、50nm以上1μm以
下であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1
項に記載の薄膜太陽電池。 - 【請求項6】 前記Iが、多結晶Si膜であることを特
徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の薄膜太
陽電池。 - 【請求項7】 前記Iの膜厚が、300nm以上5μm
以下であることを特徴とする請求項1乃至3、又は6の
いずれか1項に記載の薄膜太陽電池。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7040321A JPH08236793A (ja) | 1995-02-28 | 1995-02-28 | 薄膜太陽電池 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7040321A JPH08236793A (ja) | 1995-02-28 | 1995-02-28 | 薄膜太陽電池 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08236793A true JPH08236793A (ja) | 1996-09-13 |
Family
ID=12577355
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7040321A Pending JPH08236793A (ja) | 1995-02-28 | 1995-02-28 | 薄膜太陽電池 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08236793A (ja) |
-
1995
- 1995-02-28 JP JP7040321A patent/JPH08236793A/ja active Pending
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