JPH0823690A - 非接触固定装置 - Google Patents
非接触固定装置Info
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- JPH0823690A JPH0823690A JP6155040A JP15504094A JPH0823690A JP H0823690 A JPH0823690 A JP H0823690A JP 6155040 A JP6155040 A JP 6155040A JP 15504094 A JP15504094 A JP 15504094A JP H0823690 A JPH0823690 A JP H0823690A
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- Japan
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- fixing device
- oxide superconductor
- contact fixing
- superconductor
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 除振台等の自己発生変位を複雑な制御装置を
必要とせず、安価でかつ非接触で位置を固定する非接触
固定装置を提供する。 【構成】 浮上体の方に長方形の永久磁石6(または電
磁石)を配置し、浮上体を浮上させる手段の方に強いピ
ンニング力を有する酸化物超電導体5を設け、前記浮上
体の方が除振台(定盤2)と連結され、浮上体を浮上さ
せる手段の方が設置床3に設置されていることを特徴と
する非接触固定装置である。
必要とせず、安価でかつ非接触で位置を固定する非接触
固定装置を提供する。 【構成】 浮上体の方に長方形の永久磁石6(または電
磁石)を配置し、浮上体を浮上させる手段の方に強いピ
ンニング力を有する酸化物超電導体5を設け、前記浮上
体の方が除振台(定盤2)と連結され、浮上体を浮上さ
せる手段の方が設置床3に設置されていることを特徴と
する非接触固定装置である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、超電導磁気浮上を利用
した非接触固定装置に関する。特に半導体製造ライン等
のように振動が製品の歩留まりに影響を与える設備にお
いて、除振台上で物体移動により除振台位置が変位する
等の、自己発生変位を抑制する非接触固定装置に関する
ものである。
した非接触固定装置に関する。特に半導体製造ライン等
のように振動が製品の歩留まりに影響を与える設備にお
いて、除振台上で物体移動により除振台位置が変位する
等の、自己発生変位を抑制する非接触固定装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従来
から、ステッパー等のLSI製造装置は、同じ場所へ回
路を重ね描きする際、床振動等からの振動により位置合
わせができなくなったり処理時間が長くなることを防ぐ
ため、除振装置上に載置して使用されてきた。LSIの
集積度が上がるに従い、要求される除振特性も高くなっ
ている。特に半導体製造ライン等で近年問題となりつつ
ある課題として、除振台上の製造設備をシリコンウェハ
等が移動することにより除振台の位置が変位するという
問題がある。将来の高集積度化LSIラインでは、除振
台上の設備での物体移動時に発生する除振台位置変位を
最小にする必要がある。すなわち、除振台等の自己発生
的変位を抑える固定装置が望まれている。加えて、固定
装置自身が振動を伝達しにくいような、非接触固定装置
が望まれている。
から、ステッパー等のLSI製造装置は、同じ場所へ回
路を重ね描きする際、床振動等からの振動により位置合
わせができなくなったり処理時間が長くなることを防ぐ
ため、除振装置上に載置して使用されてきた。LSIの
集積度が上がるに従い、要求される除振特性も高くなっ
ている。特に半導体製造ライン等で近年問題となりつつ
ある課題として、除振台上の製造設備をシリコンウェハ
等が移動することにより除振台の位置が変位するという
問題がある。将来の高集積度化LSIラインでは、除振
台上の設備での物体移動時に発生する除振台位置変位を
最小にする必要がある。すなわち、除振台等の自己発生
的変位を抑える固定装置が望まれている。加えて、固定
装置自身が振動を伝達しにくいような、非接触固定装置
が望まれている。
【0003】非接触で、かつ除振台等の位置固定装置に
利用できるものとしては、永久磁石と永久磁石との間や
永久磁石と電磁石との間の磁気吸引力による非接触固定
が考えられる。しかしながら、これら磁石間の磁気吸引
力は、該磁石間位置がほんの僅かに離れた場合は、元の
位置に戻ろうとする力を与えるが、該磁石間の位置が近
づいた場合は復元力を与えない。
利用できるものとしては、永久磁石と永久磁石との間や
永久磁石と電磁石との間の磁気吸引力による非接触固定
が考えられる。しかしながら、これら磁石間の磁気吸引
力は、該磁石間位置がほんの僅かに離れた場合は、元の
位置に戻ろうとする力を与えるが、該磁石間の位置が近
づいた場合は復元力を与えない。
【0004】また、磁気吸引力の不安定性を抑制し、非
接触固定装置と類似するシステムとして、磁気浮上型除
振台に位置変位センサーおよび変位抑制電磁石を組み合
わせたアクティブダンパー等があるが、複雑な電子制御
回路を必要とし、非常に高価なものとなっている。以上
の理由により、非接触でかつ安価な除振台等で利用可能
な固定システムは、これまでのところ存在していない。
接触固定装置と類似するシステムとして、磁気浮上型除
振台に位置変位センサーおよび変位抑制電磁石を組み合
わせたアクティブダンパー等があるが、複雑な電子制御
回路を必要とし、非常に高価なものとなっている。以上
の理由により、非接触でかつ安価な除振台等で利用可能
な固定システムは、これまでのところ存在していない。
【0005】したがって、本発明は、非接触で位置決め
可能であり、除振台等の変位を抑制する安価な非接触固
定装置を提供することを目的とする。
可能であり、除振台等の変位を抑制する安価な非接触固
定装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、液体窒素
温度以上の臨界温度を有し、かつ臨界電流密度特性に優
れた酸化物超電導材料を開発するために、研究を鋭意推
進してきた。特にYBCO系酸化物超電導材料を溶融法
で製造することにより、従来の焼結法に比較して2桁以
上高い臨界電流密度を有する材料を開発することに成功
してきた。
温度以上の臨界温度を有し、かつ臨界電流密度特性に優
れた酸化物超電導材料を開発するために、研究を鋭意推
進してきた。特にYBCO系酸化物超電導材料を溶融法
で製造することにより、従来の焼結法に比較して2桁以
上高い臨界電流密度を有する材料を開発することに成功
してきた。
【0007】その研究過程において、我々が開発したY
系溶融酸化物超電導材料は非常に強いピンニング特性を
有することが明らかになった。そのピンニング力に注目
して研究を精力的に行なった結果、超電導材料を磁場中
に冷却した場合、非常に強い磁石との吸引固定力を有す
る材料開発に成功した。さらに加えて、超電導材料を磁
場中冷却した場合、安定な位置に常にとどまる性質を有
することを明らかにしてきた。これらを組み合わせるこ
とにより上記課題を解決できることを見出だし、この知
見に基づき本発明を完成するに至ったものである。
系溶融酸化物超電導材料は非常に強いピンニング特性を
有することが明らかになった。そのピンニング力に注目
して研究を精力的に行なった結果、超電導材料を磁場中
に冷却した場合、非常に強い磁石との吸引固定力を有す
る材料開発に成功した。さらに加えて、超電導材料を磁
場中冷却した場合、安定な位置に常にとどまる性質を有
することを明らかにしてきた。これらを組み合わせるこ
とにより上記課題を解決できることを見出だし、この知
見に基づき本発明を完成するに至ったものである。
【0008】すなわち、本発明の目的は、具体的には、
(1) 浮上体および該浮上体を浮上させる手段を有
し、浮上体および該浮上体を浮上させる手段のいずれか
一方に非円形状の永久磁石または電磁石などの磁性部材
を配置し、他方にRE(Yを含む希土類元素の1種類ま
たはそれらの元素の組み合わせ)、Ba、Cuからなる
酸化物超電導体において、超電導相であるREBa2 C
u3 O7-x 結晶中に常電導相であるRE2 BaCuO5
が微細に均一分散した組織を有している酸化物超電導体
を設け、前記磁石および酸化物超電導体のいずれか一方
が除振台と連結され、他の一方が装置設置用土台に設置
されていることを特徴とする非接触固定装置の構成とす
ることにより達成される。
(1) 浮上体および該浮上体を浮上させる手段を有
し、浮上体および該浮上体を浮上させる手段のいずれか
一方に非円形状の永久磁石または電磁石などの磁性部材
を配置し、他方にRE(Yを含む希土類元素の1種類ま
たはそれらの元素の組み合わせ)、Ba、Cuからなる
酸化物超電導体において、超電導相であるREBa2 C
u3 O7-x 結晶中に常電導相であるRE2 BaCuO5
が微細に均一分散した組織を有している酸化物超電導体
を設け、前記磁石および酸化物超電導体のいずれか一方
が除振台と連結され、他の一方が装置設置用土台に設置
されていることを特徴とする非接触固定装置の構成とす
ることにより達成される。
【0009】また、本発明の目的は、(2) 非円形状
の永久磁石または電磁石などの磁性部材と酸化物超電導
体との組み合わせが、水平方向と垂直方向に二組以上配
置されることを特徴とする上記(1)に示す非接触固定
装置の構成とすることにより達成される。
の永久磁石または電磁石などの磁性部材と酸化物超電導
体との組み合わせが、水平方向と垂直方向に二組以上配
置されることを特徴とする上記(1)に示す非接触固定
装置の構成とすることにより達成される。
【0010】
【作用】本発明に係る非接触固定装置につき、その原理
に基づきより詳細に説明する。
に基づきより詳細に説明する。
【0011】まず、溶融法で作製されたような強いピン
ニング力を有する本発明に係る超電導体では、該超電導
体と永久磁石または電磁石(以下、単に永久磁石等とも
いう)などの磁性部材を一定の距離をおいて磁場中冷却
すると、通常の永久磁石と永久磁石との間の磁気吸引力
とは大きく異なり、外部磁界の分布を受け継ぐ。
ニング力を有する本発明に係る超電導体では、該超電導
体と永久磁石または電磁石(以下、単に永久磁石等とも
いう)などの磁性部材を一定の距離をおいて磁場中冷却
すると、通常の永久磁石と永久磁石との間の磁気吸引力
とは大きく異なり、外部磁界の分布を受け継ぐ。
【0012】したがって、例えば、永久磁石等をスペー
サー等を用いて、超電導体と1cmの距離をおいた状態
で冷却すると、該超電導体には、永久磁石等の磁場分布
の一部が記憶されることになり、スペーサーを取り外し
ても永久磁石等は1cm離れた場所で空間に固定され
る。これは浮上体を浮上させる手段として設けられた溶
融法で作製されたような本発明に係る超電導体が、強い
ピンニングを有するため、磁場中冷却により導入された
磁場分布を保持しようとするからである。この磁場分布
を変えようとする外乱には電磁気的な力が働き、元に戻
そうとする。すなわち、永久磁石等により磁場中冷却し
た際に与えられた磁場分布が基本位置となり、永久磁石
等はその磁場分布を常に保つように一定距離をおいたと
ころで、浮上体として空間に固定配置される。なお、超
電導体と永久磁石等との距離は、除振台上で物体移動に
より除振台位置が変位する等の自己発生変位およひ床な
どからの外来振動に対し、十分な復元力を発現できるよ
うに設定されていればよく、用いる磁石や超電導体の種
類や大きさ、形状などに応じて適宜決定されるものであ
る。
サー等を用いて、超電導体と1cmの距離をおいた状態
で冷却すると、該超電導体には、永久磁石等の磁場分布
の一部が記憶されることになり、スペーサーを取り外し
ても永久磁石等は1cm離れた場所で空間に固定され
る。これは浮上体を浮上させる手段として設けられた溶
融法で作製されたような本発明に係る超電導体が、強い
ピンニングを有するため、磁場中冷却により導入された
磁場分布を保持しようとするからである。この磁場分布
を変えようとする外乱には電磁気的な力が働き、元に戻
そうとする。すなわち、永久磁石等により磁場中冷却し
た際に与えられた磁場分布が基本位置となり、永久磁石
等はその磁場分布を常に保つように一定距離をおいたと
ころで、浮上体として空間に固定配置される。なお、超
電導体と永久磁石等との距離は、除振台上で物体移動に
より除振台位置が変位する等の自己発生変位およひ床な
どからの外来振動に対し、十分な復元力を発現できるよ
うに設定されていればよく、用いる磁石や超電導体の種
類や大きさ、形状などに応じて適宜決定されるものであ
る。
【0013】また上記の場合において、磁性部材として
永久磁石を用いる場合には、該永久磁石の形状が、円盤
状あるいは球状などの場合は、その磁石は極めて低抵抗
で回転可能となる。これは、ピンニングで磁石が保持さ
れているということと矛盾しそうであるが、磁石と超電
導体の間の量子化されていない磁束の部分で、その解離
と再結合がほぼ抵抗なく起こり得ることを考えると理解
できる。したがって、磁束密度分布の対称性を悪くする
ことによって、超電導体内の磁束密度分布の対称性が乱
れ、回転に対して抵抗が生じさせられる。すなわち、四
角形等の非円盤形状や非球形状の磁石を用いれば、上下
方向のみならず面方向の振動に対しても復元力が生じ、
理想的な除振台等の非接触固定装置として作用すること
ができる。
永久磁石を用いる場合には、該永久磁石の形状が、円盤
状あるいは球状などの場合は、その磁石は極めて低抵抗
で回転可能となる。これは、ピンニングで磁石が保持さ
れているということと矛盾しそうであるが、磁石と超電
導体の間の量子化されていない磁束の部分で、その解離
と再結合がほぼ抵抗なく起こり得ることを考えると理解
できる。したがって、磁束密度分布の対称性を悪くする
ことによって、超電導体内の磁束密度分布の対称性が乱
れ、回転に対して抵抗が生じさせられる。すなわち、四
角形等の非円盤形状や非球形状の磁石を用いれば、上下
方向のみならず面方向の振動に対しても復元力が生じ、
理想的な除振台等の非接触固定装置として作用すること
ができる。
【0014】これに加えて、本発明で用いる溶融法で作
製されたような超電導体は、それ自体が振動を減衰させ
るダンピング特性をある程度有している。すなわち、本
発明の非接触固定装置において、床等からの外来振動に
より浮上体である永久磁石等が振動した場合、超電導体
のピン止めされていた平衡点から磁束が振動しようとす
る。磁束が変位すると超電導体内に電場が形成される。
この電場に対応して量子化磁束内の常伝導電子が流れを
作り、常伝導電子が結晶格子と相互作用し、熱エネルギ
ーとして放出される。これにより、外来振動は超電導体
内の熱エネルギーロスとして吸収され、振動は減衰す
る。
製されたような超電導体は、それ自体が振動を減衰させ
るダンピング特性をある程度有している。すなわち、本
発明の非接触固定装置において、床等からの外来振動に
より浮上体である永久磁石等が振動した場合、超電導体
のピン止めされていた平衡点から磁束が振動しようとす
る。磁束が変位すると超電導体内に電場が形成される。
この電場に対応して量子化磁束内の常伝導電子が流れを
作り、常伝導電子が結晶格子と相互作用し、熱エネルギ
ーとして放出される。これにより、外来振動は超電導体
内の熱エネルギーロスとして吸収され、振動は減衰す
る。
【0015】上記非接触固定装置おいて、永久磁石等を
一定の距離をおいて磁場中冷却することにより、ピンニ
ング力により磁石を浮上固定させ、これを除振台等と結
合させる。磁場中冷却された位置が、初期位置となり、
この点から変位しようとする力を、電子制御なしで抑制
する。さらに非接触固定装置への設置床からの外来振動
は超電導材料内等におけるエネルギーロスとして吸収さ
れるため、除振台の除振特性を損わない。
一定の距離をおいて磁場中冷却することにより、ピンニ
ング力により磁石を浮上固定させ、これを除振台等と結
合させる。磁場中冷却された位置が、初期位置となり、
この点から変位しようとする力を、電子制御なしで抑制
する。さらに非接触固定装置への設置床からの外来振動
は超電導材料内等におけるエネルギーロスとして吸収さ
れるため、除振台の除振特性を損わない。
【0016】さらに、本発明に係る非接触固定装置とし
ては、上記永久磁石等と酸化物超電導体との組み合わせ
が、水平方向と垂直方向に二組以上配置されることが望
ましい。これは、上記非接触固定装置の固定力は、磁束
ピンニングにより生じているため、超電導体内に補足さ
れた磁束量を変化させる場合は大きな力を生じる。すな
わち、磁場中冷却した場合の印加磁場と平行な方向で、
超電導体に磁石を近づけたり、離したりする方向では磁
場変化が大きいため大きな固定力が得られる。しかしな
がら磁石を水平方向に変位させた場合は、超電導体に補
足された磁束にあたえる磁場変化はあまり大きくないた
め、印加磁場と平行な方向と比べると固定力は弱い。し
たがって、3次元的な変位に対して充分に強い固定力を
与える必要がある場合は、z軸方向(印加磁場と平行な
方向=垂直方向)のみならず、x軸およびy軸方向(水
平方向)にも永久磁石等と酸化物超電導体とを組合せて
配置することにより、固定力を付加するものである。
ては、上記永久磁石等と酸化物超電導体との組み合わせ
が、水平方向と垂直方向に二組以上配置されることが望
ましい。これは、上記非接触固定装置の固定力は、磁束
ピンニングにより生じているため、超電導体内に補足さ
れた磁束量を変化させる場合は大きな力を生じる。すな
わち、磁場中冷却した場合の印加磁場と平行な方向で、
超電導体に磁石を近づけたり、離したりする方向では磁
場変化が大きいため大きな固定力が得られる。しかしな
がら磁石を水平方向に変位させた場合は、超電導体に補
足された磁束にあたえる磁場変化はあまり大きくないた
め、印加磁場と平行な方向と比べると固定力は弱い。し
たがって、3次元的な変位に対して充分に強い固定力を
与える必要がある場合は、z軸方向(印加磁場と平行な
方向=垂直方向)のみならず、x軸およびy軸方向(水
平方向)にも永久磁石等と酸化物超電導体とを組合せて
配置することにより、固定力を付加するものである。
【0017】以上の原理を有してなる本発明の非接触固
定装置につき、詳細に説明する。
定装置につき、詳細に説明する。
【0018】まず、本発明に用いられる超電導体は、R
E(Yを含む希土類元素の1種類またはそれらの元素の
組み合わせ)、Ba、Cuからなる酸化物超電導体であ
って、超電導相であるREBa2 Cu3 O7-x 結晶中に
常電導相であるRE2 BaCuO5 が微細に均一分散し
た組織を有している酸化物超電導体であればよい。該酸
化物超電導体では、液体窒素の沸点温度(77K)以上
の臨界温度(Tc)、通常80〜95K(例えば、後述
する実施例1の特公平4−40289号公報によるQM
G法で作製したものでTc=93K程度)を有し、かつ
本発明に係る該酸化物超電導体では、従来の焼結法(T
c=90K、Jc=数10A/cm2 at1T)に比較し
て2桁以上高い優れた臨界電流密度(Jc)、通常1×
104〜4×104 A/cm2 (at77Kand at1T)
(例えば、後述する実施例1の特公平4−40289号
公報によるQMG法で作製したものでJc=3×104
A/cm2 程度)を有し、非常に強いピンニング力(F
p)、通常1×108 〜4×108 N/m3 (at77K
and at1T)(例えば、後述する実施例1の特公平4−
40289号公報によるQMG法で作製したものでFp
=2.5×108N/m3 程度)を有するため、該酸化
物超電導体を磁場中冷却した場合、非常に強い永久磁石
等、例えば、表面磁束密度が3000〜5000ガウス
である永久磁石等との間で、例えば、直径8cmのバル
ク体の場合、5〜20kgf程度の吸引固定力を有する
と共に安定な位置に常にとどまる性質を有するものであ
る。
E(Yを含む希土類元素の1種類またはそれらの元素の
組み合わせ)、Ba、Cuからなる酸化物超電導体であ
って、超電導相であるREBa2 Cu3 O7-x 結晶中に
常電導相であるRE2 BaCuO5 が微細に均一分散し
た組織を有している酸化物超電導体であればよい。該酸
化物超電導体では、液体窒素の沸点温度(77K)以上
の臨界温度(Tc)、通常80〜95K(例えば、後述
する実施例1の特公平4−40289号公報によるQM
G法で作製したものでTc=93K程度)を有し、かつ
本発明に係る該酸化物超電導体では、従来の焼結法(T
c=90K、Jc=数10A/cm2 at1T)に比較し
て2桁以上高い優れた臨界電流密度(Jc)、通常1×
104〜4×104 A/cm2 (at77Kand at1T)
(例えば、後述する実施例1の特公平4−40289号
公報によるQMG法で作製したものでJc=3×104
A/cm2 程度)を有し、非常に強いピンニング力(F
p)、通常1×108 〜4×108 N/m3 (at77K
and at1T)(例えば、後述する実施例1の特公平4−
40289号公報によるQMG法で作製したものでFp
=2.5×108N/m3 程度)を有するため、該酸化
物超電導体を磁場中冷却した場合、非常に強い永久磁石
等、例えば、表面磁束密度が3000〜5000ガウス
である永久磁石等との間で、例えば、直径8cmのバル
ク体の場合、5〜20kgf程度の吸引固定力を有する
と共に安定な位置に常にとどまる性質を有するものであ
る。
【0019】上記酸化物超電導体において、超電導相で
あるREBa2 Cu3 O7-x 結晶中に常電導相であるR
E2 BaCuO5 が微細に均一分散した組織を有する構
造とは、該超電導相であるREBa2 Cu3 O7-x 結晶
中に、直径20μm以下、好ましくは直径5μm以下の
大きさの常電導相であるRE2 BaCuO5 が5〜60
重量%、好ましくは20〜40重量%の割合で均一分散
した組織構造を有するものである。
あるREBa2 Cu3 O7-x 結晶中に常電導相であるR
E2 BaCuO5 が微細に均一分散した組織を有する構
造とは、該超電導相であるREBa2 Cu3 O7-x 結晶
中に、直径20μm以下、好ましくは直径5μm以下の
大きさの常電導相であるRE2 BaCuO5 が5〜60
重量%、好ましくは20〜40重量%の割合で均一分散
した組織構造を有するものである。
【0020】また、上記酸化物超電導体の製造方法とし
ては、例えば、RE(Yを含む希土類元素)、Ba、C
uの酸化物からなる酸化物超電導体において、前記RE
(Yを含む希土類元素)、Ba、Cuの酸化物超電導体
の組織REBa2 Cu3 O7- x 相中に直径20ミクロン
以下のRE2 BaCuO5 相が分散した組織を有するこ
とを特徴とする酸化物超電導バルク材料を得るとするも
のとして、上述した原理で説明したような溶融法により
作製されるものである、RE(Yを含む希土類元素)、
Ba、Cu元素を含む溶融体を急冷凝固し、またはRE
2 O3 (RE:Yを含む希土類元素)とBaCu酸化物
とを混合して得られた、厚さ5mm以下の板もしくは線
状成形体を一旦1000℃から1350℃の高温に加熱
せしめ半溶融状態にした後、200℃/hr以下の速度
で徐冷し、高臨界電流密度の超電導体を得ることを特徴
とする酸化物超電導バルク材料の製造方法(特公平4−
40289号公報、QMG(Qench and Me
lt Growth)法)、または金属元素比でBa元
素の割合が25mol%から75mol%であるBaお
よびCu元素を含む酸化物体中にRE(Yを含む希土類
元素の1種類またはそれらの元素の組み合わせ)を有す
るRE2 O3 が体積率で5から50%分散した前駆体
を、酸化性雰囲気中で一旦、950℃から1350℃ま
での温度領域に加熱し前記前駆体を半溶融状態にした
後、900℃から1100℃の領域に冷却し、前駆体中
のREBa2 Cu3 O7-x 相の生成温度のRE組成より
も高い生成温度を有するRE組成のREBa2 Cu3 O
7-x 相の単結晶状の種結晶を前駆体に接触させ、種結晶
と同じ任意に方位を有する超電導相を800℃から10
60℃の温度領域まで均一温度中あるいは温度勾配中で
徐冷あるいは保定することによってREBa2 Cu3 O
7-x を連続的に成長させることを特徴とする酸化物高温
超電導体の製造方法(特開平5−301797号公報、
改良QMG法)などが挙げられるが、本発明に係る酸化
物超電導体の製造方法は、上記方法に制限されるもので
なく、従来公知の他の方法を用いて得られたものであっ
てもよい。また、該酸化物超電導体の形状については、
組合せる永久磁石の形状を非対称性の非円形状のものを
用いているため、特に制限されるものでなく、任意の形
状のものを用いることができる。
ては、例えば、RE(Yを含む希土類元素)、Ba、C
uの酸化物からなる酸化物超電導体において、前記RE
(Yを含む希土類元素)、Ba、Cuの酸化物超電導体
の組織REBa2 Cu3 O7- x 相中に直径20ミクロン
以下のRE2 BaCuO5 相が分散した組織を有するこ
とを特徴とする酸化物超電導バルク材料を得るとするも
のとして、上述した原理で説明したような溶融法により
作製されるものである、RE(Yを含む希土類元素)、
Ba、Cu元素を含む溶融体を急冷凝固し、またはRE
2 O3 (RE:Yを含む希土類元素)とBaCu酸化物
とを混合して得られた、厚さ5mm以下の板もしくは線
状成形体を一旦1000℃から1350℃の高温に加熱
せしめ半溶融状態にした後、200℃/hr以下の速度
で徐冷し、高臨界電流密度の超電導体を得ることを特徴
とする酸化物超電導バルク材料の製造方法(特公平4−
40289号公報、QMG(Qench and Me
lt Growth)法)、または金属元素比でBa元
素の割合が25mol%から75mol%であるBaお
よびCu元素を含む酸化物体中にRE(Yを含む希土類
元素の1種類またはそれらの元素の組み合わせ)を有す
るRE2 O3 が体積率で5から50%分散した前駆体
を、酸化性雰囲気中で一旦、950℃から1350℃ま
での温度領域に加熱し前記前駆体を半溶融状態にした
後、900℃から1100℃の領域に冷却し、前駆体中
のREBa2 Cu3 O7-x 相の生成温度のRE組成より
も高い生成温度を有するRE組成のREBa2 Cu3 O
7-x 相の単結晶状の種結晶を前駆体に接触させ、種結晶
と同じ任意に方位を有する超電導相を800℃から10
60℃の温度領域まで均一温度中あるいは温度勾配中で
徐冷あるいは保定することによってREBa2 Cu3 O
7-x を連続的に成長させることを特徴とする酸化物高温
超電導体の製造方法(特開平5−301797号公報、
改良QMG法)などが挙げられるが、本発明に係る酸化
物超電導体の製造方法は、上記方法に制限されるもので
なく、従来公知の他の方法を用いて得られたものであっ
てもよい。また、該酸化物超電導体の形状については、
組合せる永久磁石の形状を非対称性の非円形状のものを
用いているため、特に制限されるものでなく、任意の形
状のものを用いることができる。
【0021】また、本発明に用いられる永久磁石または
電磁石などの磁性部材としては、上記原理で示したよう
に、非対称性である非円形状の永久磁石および電磁石な
どを用いることができる。また、用いる永久磁石等の磁
束密度の大きさは、本発明の装置を設置する除振台上で
物体が移動し変位を与える際に加わる力に対し、上記酸
化物超電導体との組合せにより得られる磁束ピンニング
力による固定力がより大きな力となるように、適宜選択
されるものである。
電磁石などの磁性部材としては、上記原理で示したよう
に、非対称性である非円形状の永久磁石および電磁石な
どを用いることができる。また、用いる永久磁石等の磁
束密度の大きさは、本発明の装置を設置する除振台上で
物体が移動し変位を与える際に加わる力に対し、上記酸
化物超電導体との組合せにより得られる磁束ピンニング
力による固定力がより大きな力となるように、適宜選択
されるものである。
【0022】次に、本発明に係る浮上体としては、上述
の酸化物超電導体および上記永久磁石等のいずれか一方
が配置されるものであればよく、該浮上体は、適当な連
結方法、例えば、浮上体に永久磁石等を用いる場合に
は、除振台全体のバランスがとれるように円柱または角
柱などの連結部材などを除振台下面に固定し、該連結部
材の先端部近傍に永久磁石等を除振台上面(下面)に対
して垂直方向および水平方向に取り付けて配置する方法
等があり、また、浮上体に酸化物超電導体を用いる場合
にも、永久磁石と同様に連結部材を用いて、該連結部材
の先端部近傍に固定配置する方法があるが、この場合、
該浮上体である酸化物超電導体は、以下に説明する該浮
上体を浮上させる手段として液体窒素等の冷媒を用い
て、磁場中冷却する必要があることから、該酸化物超電
導体の固定には、接着等の化学的な方法によらず、挟持
等による機械的な方法により固定することが望ましい。
なお、本発明に係る浮上体の連結方法としては、上記方
法に特に制限されるものでなく、実際の設備に適合する
ように、従来公知の他の方法を用いることができる。
の酸化物超電導体および上記永久磁石等のいずれか一方
が配置されるものであればよく、該浮上体は、適当な連
結方法、例えば、浮上体に永久磁石等を用いる場合に
は、除振台全体のバランスがとれるように円柱または角
柱などの連結部材などを除振台下面に固定し、該連結部
材の先端部近傍に永久磁石等を除振台上面(下面)に対
して垂直方向および水平方向に取り付けて配置する方法
等があり、また、浮上体に酸化物超電導体を用いる場合
にも、永久磁石と同様に連結部材を用いて、該連結部材
の先端部近傍に固定配置する方法があるが、この場合、
該浮上体である酸化物超電導体は、以下に説明する該浮
上体を浮上させる手段として液体窒素等の冷媒を用い
て、磁場中冷却する必要があることから、該酸化物超電
導体の固定には、接着等の化学的な方法によらず、挟持
等による機械的な方法により固定することが望ましい。
なお、本発明に係る浮上体の連結方法としては、上記方
法に特に制限されるものでなく、実際の設備に適合する
ように、従来公知の他の方法を用いることができる。
【0023】次に、本発明に係る浮上体を浮上させる手
段としては、上述の酸化物超電導体および上記永久磁石
等のうち、上記浮上体として用いた以外の一方を設け、
これを装置設置用土台に設置したものであればよく、例
えば、浮上体側を上記永久磁石等を用いた連結方法とし
て、該浮上体を浮上させる手段として酸化物超電導体を
設ける場合には、該酸化物超電導体を磁場中冷却するこ
とで強い磁束ピンニング力を生じさせ、これにより該浮
上体を浮上させることができることから、まず磁場中冷
却を行うために、装置設置用土台に設置された冷却装置
中に、該浮上体である永久磁石等と一定の距離となるよ
うに該酸化物超電導体を適当な支持固定部材を用いて支
持固定して設ける。これにより、永久磁石等の外部磁界
により該酸化物超電導体は、常温で磁場中におかれる。
続いて、該冷却装置を作動させて超電導臨界温度以下の
沸点を有する冷媒、例えば、液体窒素(沸点77K)を
直接系外より導入することにより、もしくは直接装置内
で窒素ガスを冷却して液化することにより、磁場中、超
電導臨界温度以下まで冷却して、超電導転移させて該浮
上体を浮上させる手段などがあり、また、浮上体側を上
記酸化物超電導体を用いた連結方法として、該浮上体を
浮上させる手段として永久磁石等を設ける場合にも、浮
上体である酸化物超電導体を磁場中冷却することで強い
磁束ピンニング力を生じさせ、これにより該浮上体を浮
上させることができることから、まず磁場中冷却を行う
ために、まず装置設置用土台に設置された適当な支持固
定部材に該浮上体である酸化物超電導体と一定の距離と
なるように該永久磁石等を支持固定して設ける。また、
除振台に連結された浮上体を封入する形で冷却装置を除
振台または装置設置用土台に設置する。この場合に浮上
体の連結部材等との境界部分には、液体窒素が漏出しな
いように適当なシール部材を用いる。これにより、永久
磁石等の外部磁界により該酸化物超電導体は、常温で磁
場中におかれる。続いて、該冷却装置を作動させて超電
導臨界温度以下の沸点を有する冷媒、例えば、液体窒素
(沸点77K)を直接系外より導入することにより、も
しくは直接装置内で窒素ガスを冷却して液化することに
より、磁場中、超電導臨界温度以下まで冷却して、超電
導転移させて該浮上体を浮上させる手段などがある。な
お、本発明に係る浮上体を浮上させる手段としては、上
記方法に特に制限されるものでなく、実際の設備に適合
するように、従来公知の他の手段を用いて、適宜設計さ
れるものである。
段としては、上述の酸化物超電導体および上記永久磁石
等のうち、上記浮上体として用いた以外の一方を設け、
これを装置設置用土台に設置したものであればよく、例
えば、浮上体側を上記永久磁石等を用いた連結方法とし
て、該浮上体を浮上させる手段として酸化物超電導体を
設ける場合には、該酸化物超電導体を磁場中冷却するこ
とで強い磁束ピンニング力を生じさせ、これにより該浮
上体を浮上させることができることから、まず磁場中冷
却を行うために、装置設置用土台に設置された冷却装置
中に、該浮上体である永久磁石等と一定の距離となるよ
うに該酸化物超電導体を適当な支持固定部材を用いて支
持固定して設ける。これにより、永久磁石等の外部磁界
により該酸化物超電導体は、常温で磁場中におかれる。
続いて、該冷却装置を作動させて超電導臨界温度以下の
沸点を有する冷媒、例えば、液体窒素(沸点77K)を
直接系外より導入することにより、もしくは直接装置内
で窒素ガスを冷却して液化することにより、磁場中、超
電導臨界温度以下まで冷却して、超電導転移させて該浮
上体を浮上させる手段などがあり、また、浮上体側を上
記酸化物超電導体を用いた連結方法として、該浮上体を
浮上させる手段として永久磁石等を設ける場合にも、浮
上体である酸化物超電導体を磁場中冷却することで強い
磁束ピンニング力を生じさせ、これにより該浮上体を浮
上させることができることから、まず磁場中冷却を行う
ために、まず装置設置用土台に設置された適当な支持固
定部材に該浮上体である酸化物超電導体と一定の距離と
なるように該永久磁石等を支持固定して設ける。また、
除振台に連結された浮上体を封入する形で冷却装置を除
振台または装置設置用土台に設置する。この場合に浮上
体の連結部材等との境界部分には、液体窒素が漏出しな
いように適当なシール部材を用いる。これにより、永久
磁石等の外部磁界により該酸化物超電導体は、常温で磁
場中におかれる。続いて、該冷却装置を作動させて超電
導臨界温度以下の沸点を有する冷媒、例えば、液体窒素
(沸点77K)を直接系外より導入することにより、も
しくは直接装置内で窒素ガスを冷却して液化することに
より、磁場中、超電導臨界温度以下まで冷却して、超電
導転移させて該浮上体を浮上させる手段などがある。な
お、本発明に係る浮上体を浮上させる手段としては、上
記方法に特に制限されるものでなく、実際の設備に適合
するように、従来公知の他の手段を用いて、適宜設計さ
れるものである。
【0024】また、本発明に係る除振台は、特に制限さ
れるものでなく、ステッパー等のLSI製造装置など外
来振動を防ぐために用いられている除振装置を含む極め
て広い意味での除振台をさすものである。また、本明細
書中では、一般的な除振台に備えられた搭載盤を便宜
上、除振台と称している。この種の搭載盤として、例え
ば、ハニカム定盤、石定盤、制振鋼板定盤、鋳鉄定盤、
あるいはセラミックス定盤などが一般的に知られてい
る。
れるものでなく、ステッパー等のLSI製造装置など外
来振動を防ぐために用いられている除振装置を含む極め
て広い意味での除振台をさすものである。また、本明細
書中では、一般的な除振台に備えられた搭載盤を便宜
上、除振台と称している。この種の搭載盤として、例え
ば、ハニカム定盤、石定盤、制振鋼板定盤、鋳鉄定盤、
あるいはセラミックス定盤などが一般的に知られてい
る。
【0025】さらに、本発明に係る装置設置用土台は、
特に制限されるものでなく、上述の除振台などを固定し
ている設置床など、これら製造設備を固定している建屋
の床などであればよいが、好ましくは、該装置設置用土
台からの外来振動を低減させることができるように、該
設置床面に防振ゴムなどの適当な除振部材を設けてなる
装置設置用土台などが望ましい。
特に制限されるものでなく、上述の除振台などを固定し
ている設置床など、これら製造設備を固定している建屋
の床などであればよいが、好ましくは、該装置設置用土
台からの外来振動を低減させることができるように、該
設置床面に防振ゴムなどの適当な除振部材を設けてなる
装置設置用土台などが望ましい。
【0026】
【実施例】以下、本発明の非接触固定装置の一実施例を
図1および図2を参照して説明する。図1は、移動装置
を内載した精密機器を搭載した空気除振台設備に本発明
の一実施態様として1組の磁石と超電導体(垂直方向;
z軸方向)を用いた非接触固定装置を用いてなる実施例
の概略構成図であり、図2は、移動装置を内載した精密
機器を搭載した空気除振台設備に本発明の他の一実施態
様として5組の磁石と超電導体(z軸方向に1組、x軸
方向およびy軸方向に各2組、水平方向のうち、移動装
置の移動方向;x軸方向)を用いた非接触固定装置を用
いてなる実施例の概略構成図であって、該非接触固定装
置の近傍部分を示す部分断面図である。
図1および図2を参照して説明する。図1は、移動装置
を内載した精密機器を搭載した空気除振台設備に本発明
の一実施態様として1組の磁石と超電導体(垂直方向;
z軸方向)を用いた非接触固定装置を用いてなる実施例
の概略構成図であり、図2は、移動装置を内載した精密
機器を搭載した空気除振台設備に本発明の他の一実施態
様として5組の磁石と超電導体(z軸方向に1組、x軸
方向およびy軸方向に各2組、水平方向のうち、移動装
置の移動方向;x軸方向)を用いた非接触固定装置を用
いてなる実施例の概略構成図であって、該非接触固定装
置の近傍部分を示す部分断面図である。
【0027】実施例1 図1において、移動装置を内載した精密機器1を搭載し
た定盤2は、通常の空気除振台用のハニカム定盤であ
り、該定盤2は、空気バネ9と架台4により設置床3上
に固定されている。定盤2は、本発明を構成する液体窒
素温度以上で超電導転移する超電導バルク体5、永久磁
石6、冷却用液体窒素容器7、永久磁石6と定盤2とを
連結する定盤固定支柱8の非接触固定装置により固定さ
れる。
た定盤2は、通常の空気除振台用のハニカム定盤であ
り、該定盤2は、空気バネ9と架台4により設置床3上
に固定されている。定盤2は、本発明を構成する液体窒
素温度以上で超電導転移する超電導バルク体5、永久磁
石6、冷却用液体窒素容器7、永久磁石6と定盤2とを
連結する定盤固定支柱8の非接触固定装置により固定さ
れる。
【0028】すなわち、本実施例の非接触固定装置は、
浮上体として非円形状の永久磁石6を定盤固定支柱8の
先端部分に配置し、さらに永久磁石6を定盤固定支柱8
によって精密機器1を搭載した定盤2全体のバランスが
とれる形で定盤2と連結し、他方、超電導バルク体5を
設置床3上に設置された冷却用液体窒素容器7内に設け
た装置であって、該冷却用液体窒素容器7中に冷媒であ
る液体窒素を入れて該永久磁石6による磁場中、超電導
臨界温度以下に冷却してピンニング力を生じさせる浮上
体を浮上させる手段を有するものである。
浮上体として非円形状の永久磁石6を定盤固定支柱8の
先端部分に配置し、さらに永久磁石6を定盤固定支柱8
によって精密機器1を搭載した定盤2全体のバランスが
とれる形で定盤2と連結し、他方、超電導バルク体5を
設置床3上に設置された冷却用液体窒素容器7内に設け
た装置であって、該冷却用液体窒素容器7中に冷媒であ
る液体窒素を入れて該永久磁石6による磁場中、超電導
臨界温度以下に冷却してピンニング力を生じさせる浮上
体を浮上させる手段を有するものである。
【0029】この構成により、定盤2上を精密機器1が
移動運動することにより生じる変位を抑制するものであ
る。。
移動運動することにより生じる変位を抑制するものであ
る。。
【0030】本実施例においては、液体窒素の沸点(7
7K)温度以上で超電導転移し、強いピンニング力を有
する超電導バルク体5として、先述した特公平4−40
289号公報に示すQMG(Qench and Me
lt Growth)法、すなわち、Y、Ba、Cu元
素を含む溶融体を急冷凝固して得られた、厚さ5mm以
下の板状成形体を1150℃の高温に加熱せしめ半溶融
状態にした後、1℃/hrの速度で徐冷する方法により
作製されたY、Ba、Cuの酸化物からなる酸化物超電
導体において、Y、Ba、Cuの酸化物超電導体の組織
YBa2 Cu3O7-x 相中に直径20ミクロン以下のY
2 BaCuO5 相が30重量%の割合で均一分散した組
織を有する酸化物超電導体であって、直径80mm、厚
さ20mmに成型されてなる超電導バルク材料(Tc=
92K、Jc=2×104 A/cm2 )を用いた。この
超電導バルク体5の磁気吸引力特性は、インストロンタ
イプの引張試験機に直径60mmφ、厚さ20mmで、
表面磁束密度4500ガウスのNd−Fe−B永久磁石
を付けて測定したところ、約10kgfの吸引力特性を
示した。
7K)温度以上で超電導転移し、強いピンニング力を有
する超電導バルク体5として、先述した特公平4−40
289号公報に示すQMG(Qench and Me
lt Growth)法、すなわち、Y、Ba、Cu元
素を含む溶融体を急冷凝固して得られた、厚さ5mm以
下の板状成形体を1150℃の高温に加熱せしめ半溶融
状態にした後、1℃/hrの速度で徐冷する方法により
作製されたY、Ba、Cuの酸化物からなる酸化物超電
導体において、Y、Ba、Cuの酸化物超電導体の組織
YBa2 Cu3O7-x 相中に直径20ミクロン以下のY
2 BaCuO5 相が30重量%の割合で均一分散した組
織を有する酸化物超電導体であって、直径80mm、厚
さ20mmに成型されてなる超電導バルク材料(Tc=
92K、Jc=2×104 A/cm2 )を用いた。この
超電導バルク体5の磁気吸引力特性は、インストロンタ
イプの引張試験機に直径60mmφ、厚さ20mmで、
表面磁束密度4500ガウスのNd−Fe−B永久磁石
を付けて測定したところ、約10kgfの吸引力特性を
示した。
【0031】さらに、本実施例では、磁石形状選定のた
め、厚さ1cmで、それぞれの形状が円盤、正方形、長
方形のSm系永久磁石を用いて、回転自由度に関する固
定力を調査した。磁石円盤状の磁石の場合、回転力に対
する抵抗は全くなく、縦横のアスペクト比が1対1の正
方形(2cm×2cm)の磁石と、1対2の長方形(2
cm×4cm)の磁石とでは回転に対する抵抗はそれぞ
れ、約0.5kgf、約1kgfであった。このことか
ら、回転方向に対する固定力を高めるためには、角型磁
石の形状において、磁石形状の縦横アスペクト比を持た
せるか、磁石内の磁場分布を不均一にすることが望まし
い。一方、強い固定力を得るためには、超電導バルク体
5に補足される磁束量を多くする必要があり、強力で面
積の大きい磁石が望ましい。以上のことから、本実施例
では、アスペクト比が1対2程度の磁石を用いることに
した。
め、厚さ1cmで、それぞれの形状が円盤、正方形、長
方形のSm系永久磁石を用いて、回転自由度に関する固
定力を調査した。磁石円盤状の磁石の場合、回転力に対
する抵抗は全くなく、縦横のアスペクト比が1対1の正
方形(2cm×2cm)の磁石と、1対2の長方形(2
cm×4cm)の磁石とでは回転に対する抵抗はそれぞ
れ、約0.5kgf、約1kgfであった。このことか
ら、回転方向に対する固定力を高めるためには、角型磁
石の形状において、磁石形状の縦横アスペクト比を持た
せるか、磁石内の磁場分布を不均一にすることが望まし
い。一方、強い固定力を得るためには、超電導バルク体
5に補足される磁束量を多くする必要があり、強力で面
積の大きい磁石が望ましい。以上のことから、本実施例
では、アスペクト比が1対2程度の磁石を用いることに
した。
【0032】直径80mm、厚さ20mmのQMG法に
より作製された超電導バルク体5を冷却用液体窒素容器
7に固定し、表面磁束密度4500ガウスのNd−Fe
−B系の角型永久磁石6(幅:4cm×長さ:6cm×
厚さ:2cm)を超電導バルク体5の表面から5mm離
して固定した後、冷却用液体窒素容器7に液体窒素を入
れ、磁場中冷却し、非接触固定装置とし動作させた。本
実施例では垂直方向(z軸方向)の変位に対して10k
gfの引張力を示し、水平方向(x軸およびy軸方向)
に対しては3〜5kgfの引張力を示した。この数kg
fという値は、一般的な大きさの空気除振台上で物体が
移動し変位を与える際に加わる力が数百gf以下である
ので、十分な固定力であった。
より作製された超電導バルク体5を冷却用液体窒素容器
7に固定し、表面磁束密度4500ガウスのNd−Fe
−B系の角型永久磁石6(幅:4cm×長さ:6cm×
厚さ:2cm)を超電導バルク体5の表面から5mm離
して固定した後、冷却用液体窒素容器7に液体窒素を入
れ、磁場中冷却し、非接触固定装置とし動作させた。本
実施例では垂直方向(z軸方向)の変位に対して10k
gfの引張力を示し、水平方向(x軸およびy軸方向)
に対しては3〜5kgfの引張力を示した。この数kg
fという値は、一般的な大きさの空気除振台上で物体が
移動し変位を与える際に加わる力が数百gf以下である
ので、十分な固定力であった。
【0033】また、本実施例に作製した非接触固定装置
に、外部より100Hzの振動を印加し、振動ダンピン
グ特性を調べた。振動ダンピング係数は1N・sec/
mであり、本非接触固定装置により100Hzの外部振
動は、100分の1以下に低下し、除振台である定盤2
への振動伝達を抑えていることが明らかになった。
に、外部より100Hzの振動を印加し、振動ダンピン
グ特性を調べた。振動ダンピング係数は1N・sec/
mであり、本非接触固定装置により100Hzの外部振
動は、100分の1以下に低下し、除振台である定盤2
への振動伝達を抑えていることが明らかになった。
【0034】また、本実施例では、磁石6としてNd−
Fe−B系やSm−Co系の永久磁石を用いたが、永久
磁石の代わりに電磁石を用いても同様の効果があること
はいうまでもない。
Fe−B系やSm−Co系の永久磁石を用いたが、永久
磁石の代わりに電磁石を用いても同様の効果があること
はいうまでもない。
【0035】実施例2 実施例1で説明した図1のような一組の永久磁石6と超
電導バルク体5の固定力に加えて、図2に示すような定
盤固定支柱8の側面に水平方向の固定力を向上させるた
めに、永久磁石6と超電導バルク体6の組み合わせを付
加した。z軸方向と同様、x軸方向およびy軸方向(本
実施例では、精密機器1に内載された移動装置の移動方
向をx軸方向とし、z軸およびx軸方向と互いに垂直な
軸方向をy軸方向とした)に実施例1と同様に直径80
mm、厚さ20mmのQMG法により作製された超電導
バルク体5を冷却用液体窒素容器7中に固定した。表面
磁束密度4500ガウスのNd−Fe−B系の角型永久
磁石6(幅:4cm×長さ:6cm×厚さ:2cm)を
定盤固定支柱8に固定し、x、yおよびz軸固定用超電
導バルク体5の表面から約5mm離して、磁場中冷却し
た。これにより、x、yおよびz方向の固定力として垂
直方向と同様の10kgfの引張力が得られ、3次元的
固定力が高まった。
電導バルク体5の固定力に加えて、図2に示すような定
盤固定支柱8の側面に水平方向の固定力を向上させるた
めに、永久磁石6と超電導バルク体6の組み合わせを付
加した。z軸方向と同様、x軸方向およびy軸方向(本
実施例では、精密機器1に内載された移動装置の移動方
向をx軸方向とし、z軸およびx軸方向と互いに垂直な
軸方向をy軸方向とした)に実施例1と同様に直径80
mm、厚さ20mmのQMG法により作製された超電導
バルク体5を冷却用液体窒素容器7中に固定した。表面
磁束密度4500ガウスのNd−Fe−B系の角型永久
磁石6(幅:4cm×長さ:6cm×厚さ:2cm)を
定盤固定支柱8に固定し、x、yおよびz軸固定用超電
導バルク体5の表面から約5mm離して、磁場中冷却し
た。これにより、x、yおよびz方向の固定力として垂
直方向と同様の10kgfの引張力が得られ、3次元的
固定力が高まった。
【0036】さらに加えて、これら実施例1および2の
磁石と超電導体の配置は、逆(すなわち、浮上体として
配置するものが逆)でも可能であることはいうまでもな
い。
磁石と超電導体の配置は、逆(すなわち、浮上体として
配置するものが逆)でも可能であることはいうまでもな
い。
【0037】また非接触固定装置に対して、設置床3よ
り振動伝達を減少させるために、非接触固定装置下部、
例えば、図2に示すように、設置床3と冷却用液体窒素
容器7との間に防振ゴム等のそれ自身が引張力により大
きく変位せず、かつある程度の除振能力を有する簡易除
振部材10を併せて使うことにより、より効果的に動作
する。
り振動伝達を減少させるために、非接触固定装置下部、
例えば、図2に示すように、設置床3と冷却用液体窒素
容器7との間に防振ゴム等のそれ自身が引張力により大
きく変位せず、かつある程度の除振能力を有する簡易除
振部材10を併せて使うことにより、より効果的に動作
する。
【0038】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の非接触固定装置によれば、簡単な構造で除振台上の物
の移動による台の変位を固定することができる。さらに
従来の変位センサーや電磁石を利用したような除振台変
位制御装置のように複雑な制御を行なう必要もなく、し
かも安価である。したがって、本発明は、除振台分野に
おいて、画期的な非接触固定装置の実現を可能にする。
の非接触固定装置によれば、簡単な構造で除振台上の物
の移動による台の変位を固定することができる。さらに
従来の変位センサーや電磁石を利用したような除振台変
位制御装置のように複雑な制御を行なう必要もなく、し
かも安価である。したがって、本発明は、除振台分野に
おいて、画期的な非接触固定装置の実現を可能にする。
【図1】 移動装置を内載した精密機器を搭載した空気
除振台設備に本発明の一実施態様として1組の磁石と超
電導体を用いた非接触固定装置を用いてなる実施例の概
略構成図である。
除振台設備に本発明の一実施態様として1組の磁石と超
電導体を用いた非接触固定装置を用いてなる実施例の概
略構成図である。
【図2】 移動装置を内載した精密機器を搭載した空気
除振台設備に本発明の他の一実施態様として5組の磁石
と超電導体を用いた非接触固定装置を用いてなる実施例
の概略構成図であって、該非接触固定装置の近傍部分を
示す部分断面図である。
除振台設備に本発明の他の一実施態様として5組の磁石
と超電導体を用いた非接触固定装置を用いてなる実施例
の概略構成図であって、該非接触固定装置の近傍部分を
示す部分断面図である。
1…除振台上で移動する精密機器、 2…定盤、3…
設置床、 4…架台、5…超電
導バルク体、 6…永久磁石、7…冷却
用液体窒素容器、 8…定盤固定支柱、9…
空気バネ、 10…簡易除振部材。
設置床、 4…架台、5…超電
導バルク体、 6…永久磁石、7…冷却
用液体窒素容器、 8…定盤固定支柱、9…
空気バネ、 10…簡易除振部材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 手嶋 英一 神奈川県川崎市中原区井田1618番地 新日 本製鐵株式会社先端技術研究所内 (72)発明者 宮本 勝良 神奈川県川崎市中原区井田1618番地 新日 本製鐵株式会社先端技術研究所内 (72)発明者 橋本 操 神奈川県川崎市中原区井田1618番地 新日 本製鐵株式会社先端技術研究所内 (72)発明者 納口 慶太 神奈川県横浜市神奈川区栄町16−18 明立 精機株式会社内 (72)発明者 日向 勝美 神奈川県横浜市神奈川区栄町16−18 明立 精機株式会社内 (72)発明者 戸原 素 神奈川県横浜市神奈川区栄町16−18 明立 精機株式会社内 (72)発明者 戸原 勉 神奈川県横浜市神奈川区栄町16−18 明立 精機株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 浮上体および該浮上体を浮上させる手段
を有し、浮上体および該浮上体を浮上させる手段のいず
れか一方に非円形状の永久磁石または電磁石などの磁性
部材を配置し、他方にRE(Yを含む希土類元素の1種
類またはそれらの元素の組み合わせ)、Ba、Cuから
なる酸化物超電導体において、超電導相であるREBa
2 Cu3 O7-x 結晶中に常電導相であるRE2 BaCu
O5 が微細に均一分散した組織を有している酸化物超電
導体を設け、前記磁石および酸化物超電導体のいずれか
一方が除振台と連結され、他の一方が装置設置用土台に
設置されていることを特徴とする非接触固定装置。 - 【請求項2】 前記非円形状の永久磁石または電磁石な
どの磁性部材と前記酸化物超電導体との組み合わせが、
水平方向と垂直方向に二組以上配置されることを特徴と
する請求項1に記載の非接触固定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6155040A JPH0823690A (ja) | 1994-07-06 | 1994-07-06 | 非接触固定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6155040A JPH0823690A (ja) | 1994-07-06 | 1994-07-06 | 非接触固定装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0823690A true JPH0823690A (ja) | 1996-01-23 |
Family
ID=15597363
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6155040A Withdrawn JPH0823690A (ja) | 1994-07-06 | 1994-07-06 | 非接触固定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0823690A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006162562A (ja) * | 2004-12-10 | 2006-06-22 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | タイヤ表面ゴム厚さ測定方法及び装置 |
| CN107659210A (zh) * | 2017-10-10 | 2018-02-02 | 北京紫晶立方科技有限公司 | 磁斥型磁悬浮产品的辅助放置卡具、系统及放置方法 |
| CN114459180A (zh) * | 2022-02-08 | 2022-05-10 | 山东万能干细胞生物技术有限公司 | 一种车载循环供冷式液氮保藏箱 |
| CN115685601A (zh) * | 2022-10-14 | 2023-02-03 | 南通大学 | 一种二维材料电光调制器 |
-
1994
- 1994-07-06 JP JP6155040A patent/JPH0823690A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006162562A (ja) * | 2004-12-10 | 2006-06-22 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | タイヤ表面ゴム厚さ測定方法及び装置 |
| CN107659210A (zh) * | 2017-10-10 | 2018-02-02 | 北京紫晶立方科技有限公司 | 磁斥型磁悬浮产品的辅助放置卡具、系统及放置方法 |
| CN114459180A (zh) * | 2022-02-08 | 2022-05-10 | 山东万能干细胞生物技术有限公司 | 一种车载循环供冷式液氮保藏箱 |
| CN114459180B (zh) * | 2022-02-08 | 2023-08-08 | 山东万能干细胞生物技术有限公司 | 一种车载循环供冷式液氮保藏箱 |
| CN115685601A (zh) * | 2022-10-14 | 2023-02-03 | 南通大学 | 一种二维材料电光调制器 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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