JPH08237188A - 通信システム及び通信方法 - Google Patents

通信システム及び通信方法

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JPH08237188A
JPH08237188A JP7041062A JP4106295A JPH08237188A JP H08237188 A JPH08237188 A JP H08237188A JP 7041062 A JP7041062 A JP 7041062A JP 4106295 A JP4106295 A JP 4106295A JP H08237188 A JPH08237188 A JP H08237188A
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JP7041062A
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Morihiko Hayashi
守彦 林
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Original Assignee
Sony Corp
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Priority to KR1019960005057A priority patent/KR960032945A/ko
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 無線電話機などの通信端末装置の保守が効率
良くできるようにする。 【構成】 ネットワークに接続されて通信を行う通信端
末装置10と、この通信端末装置10とネットワークを
介した通信で接続される情報蓄積装置50とを備え、通
信端末装置10は、通信の制御部と、この制御部での制
御に基づいて行われる通信の履歴に関するデータを記憶
する記憶部とを備え、記憶部に記憶された通信の障害時
の履歴に関するデータを、ネットワークを介した通信で
情報蓄積装置50に伝送させ、この情報蓄積装置50内
に記憶させて蓄積させるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は無線電話機などの携帯端
末装置に適用して好適な通信システム及び通信方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、基地局との間で無線通信を行うこ
とで電話回線が設定される無線電話機が各種実用化され
ている。この無線電話機で通話を行う際には、基地局と
の間で無線通信を行うことが必要であるので、基地局と
の無線通信が可能なサービスエリア内にいる必要があ
る。ここで、従来の無線電話機の場合には、基地局から
送信される何らかの制御信号を受信し、その受信レベル
を数段階程度に表示する機能を有したものがあり、この
ような受信レベルの表示が行われることにより、通話が
可能なサービスエリア内か否かある程度は判断できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、無線電話機
を実際に使用する場合には、例えサービスエリア内であ
っても、何らかの理由(電波状態の不良,回線の混雑な
ど)により基地局との無線電話回線の設定に失敗して、
発信や着信ができない状態になったり、或いは通話が開
始された後でも、無線電話回線を維持できなくなって、
通話が途中で中断するなどの事故が発生することがあ
る。
【0004】このような使用できない状態になること
は、無線電話機を使用する上では比較的多く発生する
が、特定の無線電話機での使用時にあまり多く発生する
と、使用者(無線電話機の所持者)は、該当する無線電
話機が故障しているのではないかと疑いを持つ傾向にあ
る。
【0005】このような場合、無線電話機の所持者は、
電話機の管理を行う会社のサービスセンタなどに点検,
修理を要請することになるが、サービスセンタ側ではこ
のような経過が判らないので、実際には電話機自体に異
常がないにもかかわらず、故障であると判断して点検や
修理が行われ、点検や修理のために無駄な労力が消費さ
れることになる。
【0006】また逆に、無線電話機自体に異常があっ
て、時々通話ができないようなことがある場合でも、使
用者は電波状態の不良などで通話ができないと判断して
しまい、必要である修理がされないままで使用され続け
てしまう可能性もある。
【0007】いずれにしても、従来の無線電話機の動作
不良があった場合には、サービスセンタなどに持ち込ん
で、内部の回路の点検などをしなければ、故障している
か否か判らず、効率の悪い保守形態となっていた。
【0008】本発明はこれらの点に鑑み、無線電話機な
どの通信端末装置の保守が効率良くできるようにするこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この問題点を解決するた
めに、本発明の通信システムは、ネットワークに接続さ
れて通信を行う通信端末装置と、この通信端末装置とネ
ットワークを介した通信で接続される情報蓄積装置とを
備え、通信端末装置は、通信の制御部と、この制御部で
の制御に基づいて行われる通信の履歴に関するデータを
記憶する記憶部とを備え、記憶部に記憶された通信の障
害時の履歴に関するデータを、ネットワークを介した通
信で情報蓄積装置に伝送させ、この情報蓄積装置内に記
憶させて蓄積させるようにしたものである。
【0010】また本発明の通信方法は、ネットワークに
接続されて通信を行う通信端末装置で、通信の履歴に関
するデータを記憶し、記憶した通信の障害時の履歴のデ
ータを、ネットワークを介した通信で情報蓄積装置に伝
送させ、この情報蓄積装置内に記憶させて蓄積させるよ
うにしたものである。
【0011】
【作用】本発明によると、通信端末装置で発生した通信
の障害時の履歴に関するデータが、情報蓄積装置に伝送
されて蓄積されるので、情報蓄積装置に蓄積されたデー
タにより、各通信端末装置での通信障害発生状況を、情
報蓄積装置側で集中的に管理できる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面を参照し
て説明する。
【0013】本例においては無線電話機に適用したもの
で、まず無線電話機の構成を図1に示す。この無線電話
機は、アンテナ11で受信した信号を受信部12に供給
し、この受信部12で所定の伝送チャンネルの信号を受
信処理し、処理された受信信号を変復調部13に供給し
て、ベースバンド信号に復調処理する。そして、復調さ
れたベースバンド信号を、ベースバンド処理部14に供
給する。
【0014】このベースバンド処理部14では、受信信
号から音声信号と制御データとを抽出するベースバンド
処理を行い、抽出された音声信号を音声処理部15に供
給すると共に、制御データを制御部21に供給する。
【0015】音声処理部15は、音声信号処理を行う回
路で、受信信号より抽出した音声信号をアンプ16を介
してスピーカ17に供給し、放音させる。
【0016】また、マイクロコンピュータで構成された
制御部21では、ベースバンド処理部15から供給され
る制御データに基づいて通信チャンネルの設定,切換な
どの通信制御を行う。
【0017】また、マイク18が出力する音声信号を、
アンプ21を介して音声処理部15に供給し、送信用の
音声処理を行った後、ベースバンド処理部14に供給し
てベースバンド処理を行って送信用の音声信号とし、こ
の送信用の音声信号を変復調部13に供給し、送信用の
変調処理を行う。そして、変調信号を送信部20に供給
し、所定の送信チャンネルの送信信号とし、この送信信
号をアンテナ11に供給して無線送信させる。
【0018】また、制御部21には操作部22が接続し
てあり、操作部22を構成するキーの操作により、制御
部21が電話機としての各種動作制御を行う。例えば、
数字キーを操作して、発呼時の電話番号の入力操作がで
きると共に、発信キーの操作により、入力された電話番
号への発呼処理が行われる。
【0019】また、制御部21の制御で表示が行われる
液晶表示パネルよりなる表示部23を備え、この表示部
23で文字,数字などによる表示が行われる。この表示
部23での表示としては、例えば発信させた電話番号の
表示,通話時間の表示などの他に、制御部21の制御に
基づいて各種メッセージを、文字などで表示させるよう
にしてある。なお、この表示部23が備える液晶表示パ
ネルは、表示できる文字数が比較的少ないものが使用さ
れるが、文字数の多いメッセージを表示させる場合に
は、例えば表示文字を順に移動させるいわゆるスクロー
ル表示を行うようにして対処する。
【0020】さらに、制御部21にはメモリ24が接続
させてあり、電話番号などの使用者が登録したデータを
記憶すると共に、制御部21での制御に伴って検出した
通信履歴のデータなどを記憶するようにしてある。この
通信履歴のデータを記憶させる処理については後述す
る。また、表示部23で所定時に表示させるメッセージ
データについも、予めメモリ24に必要なものが記憶さ
せてある。また、無線電話機が正常に作動しているか否
か判断する自己診断を行う場合の、診断処理プログラム
についても、メモリ24に記憶させてある。なお、本例
の場合には、このメモリ24としては不揮発性のメモリ
を使用する。
【0021】また本例の無線電話機は、受信部12で受
信した信号の受信電界強度(RSSI)のデータを、ベ
ースバンド処理部14を介して制御部21に供給するよ
うにしてある。また、送信部20での送信状態をモニタ
したデータ(以下送信モニタデータと称する)について
も、制御部21に供給するようにしてある。この送信モ
ニタデータとしては、例えば送信信号の出力が規定され
た値になっているか否かのデータが考えられる。
【0022】また、制御部21は、所定時にメモリ24
に記憶された診断処理プログラムに基づいた処理で、自
己診断(即ち自機での各種処理が正常か否かの判断)を
行うようにしてある。
【0023】さらに本例の無線電話機は、制御部21の
制御に基づいて、メモリ24に記憶された通信履歴に関
するデータを読出して、変復調部13で変調させて、ア
ンテナ11から無線送信させることができるようにして
ある。また、受信部12で受信処理した信号に含まれる
制御データに、表示用データが含まれていることを制御
部21が判断したとき、表示部23にこの表示用データ
で示されるメッセージなどを表示させることができるよ
うにしてある。
【0024】また、本例の無線電話機が備える制御部2
1は時計機能を有し、現在時刻及び月日(以下時刻と称
した場合には月日のデータも含むものとする)のデータ
を持つようにしてある。さらに本例の無線電話機は、装
着されたバッテリ(図示せず)からの電源で駆動される
ようにしてあり、制御部21はこのバッテリから供給さ
れる電源電圧をモニタするようにしてある。
【0025】次に、本例の無線電話機の使用時の動作
と、各動作時に記憶される通信履歴の内容を、図2のフ
ローチャートを参照して説明する。
【0026】まず、本例の無線電話機を使用する際には
電源オンとし(ステップ101)、制御チャンネルを使
用した自局データの送信などにより、現在位置を登録す
るイニシャライズ処理を行う(ステップ102)。この
ときには、電源をオンとしたときの時刻データ,バッテ
リ電圧のデータと、基地局からの送信される信号(制御
信号などの特定の信号)の受信電界強度のデータ,自局
からの送信レベルのデータなどを制御部21が判断し、
これらのデータをメモリ24に記憶させる。
【0027】そして、このイニシャライズ処理が終わる
と、待ち受け状態となる(ステップ103)。この待ち
受け状態では、待ち受け中のバッテリ電圧の変化,基地
局からの送信される信号の受信電界強度の変化などを制
御部21が判断し、所定量変化があったとき、これらの
変化に関するデータをメモリ24に記憶させる。
【0028】そして、この待ち受け状態では、基地局か
らの制御信号の間欠的な受信を行って、着呼メッセージ
があるか否か判断する(ステップ104)。ここで、着
呼メッセージを受信したときには、着呼処理を行う着呼
シーケンスへと移る(ステップ105)。このときに
は、制御部21の制御で、着呼があったことを示すデー
タ,このときの受信受信電界強度のデータ,着呼のあっ
た時刻のデータなどをメモリ24に記憶させる。
【0029】また、待ち受け状態で着呼メッセージの受
信がないときには、この無線電話機からの発呼要求があ
るか否か判断する(ステップ106)。この発呼要求が
ある場合には、発呼処理を行う発呼シーケンスへと移る
(ステップ107)。このときには、制御部21の制御
で、発呼要求があったことを示すデータ,このときの受
信受信電界強度のデータ,発呼のあった時刻のデータな
どをメモリ24に記憶させる。
【0030】そして、この着呼シーケンス又は発呼シー
ケンスの実行で、通話チャンネルを使用した無線電話回
線の設定できて相手との通話に成功したか否かの判断、
即ちアクセスシーケンスが成功したか否か判断する(ス
テップ108)。このアクセスシーケンスの成功又は失
敗判断時には、着呼の成功又は失敗の区分を示すデー
タ,発呼の成功又は失敗の区分を示すデータ,受信受信
電界強度のデータ,成功又は失敗した時刻のデータなど
をメモリ24に記憶させる。
【0031】そして、着呼又は発呼のアクセスシーケン
スが成功した場合には、通話チャンネルを使用した基地
局との通信回線の設定で、通話が行われる(ステップ1
09)。このときには、通話中の受信電界強度の変化の
データ,使用した通話チャンネルのデータ,バッテリ電
圧の変化データ,自局からの送信レベルのデータなど
を、制御部21が判断してメモリ24に記憶させる。
【0032】また、このステップ109での通話中に、
通信をする基地局を切換えるハンドオフ処理が行われた
場合には、そのハンドオフ処理時に制御部21が判断し
た各種データをメモリ24に記憶させる。即ち、ハンド
オフの成功又は失敗のデータ,ハンドオフ処理が行われ
た時刻のデータ,受信電界強度の変化に関するデータ,
自局からの送信レベルの変化に関するデータ,バッテリ
電圧の変化データなどを、制御部21が判断してメモリ
24に記憶させる。
【0033】そして、制御部21では通話が終了したか
否か判断し(ステップ110)、通話が終了したときに
は、その時刻のデータ,終了が正常な処理での終了か或
いは電波状態の悪化などによる強制的な中断での終了か
の区分のデータなどをメモリ24に記憶させる。
【0034】そして、この通話の終了時には、待ち受け
状態に戻る。また、アクセスシーケンスの失敗時にも、
待ち受け状態に戻る。
【0035】そして、着呼や発呼がない場合には待ち受
け状態のまま待機して、電源オフの操作がされたか否か
判断し(ステップ111)、電源オフの操作がされたと
きには、電源をオフとして待ち受け状態を終了させる
(ステップ112)。このときには、電源オフの時刻の
データ,バッテリ電圧のデータなどを制御部21が判断
してメモリ24に記憶させる。
【0036】このようにして、制御部21が判断した動
作状態に関するデータ(以下通信履歴データと称する)
が逐次メモリ24に記憶されるが、メモリ24に記憶さ
れたデータを制御部21が判断して、正常な動作を示す
通信履歴データであると判断したときには、そのデータ
については消去させ、通信不良時の通信履歴データだけ
がメモリ24に残るようにする。
【0037】なお、図2のフローチャートのそれぞれの
ステップで記憶させるデータとしては、一例を示したも
ので、制御部21で判断できるその他の動作状態に関す
るデータがある場合には、同時に記憶させるようにして
も良い。
【0038】そして本例においては、このようにメモリ
24に記憶された通信不良時の通信履歴データを、この
無線電話システム側に用意された情報管理センタに送信
する。図3は、この情報管理センタに送信するための構
成を示す図で、図3に示す無線電話機10は、図1に示
す回路構成の無線電話機であり、情報管理センタ50
は、この無線電話機10が通信を行うネットワークに接
続されている。そして、無線電話機10のメモリ24に
通信不良時の通信履歴データが記憶されたときには、こ
の無線電話機10の制御で、自動的に基地局60を介し
て情報管理センタ50と接続させる発呼処理を行い、情
報管理センタ50と通信回線が接続された段階で、メモ
リ24に記憶された通信不良時の通信履歴データを読出
して、この読出したデータを接続された通信回線により
情報管理センタ50に伝送する。このときには、発信元
の無線電話機10に付与された認識番号のデータについ
ても伝送させる。なお、通信不良時の通信履歴データが
メモリ24に記憶された後に、どのような場合に、この
データの伝送処理が行われるかについては後述する。
【0039】そして、情報管理センタ50は、解析用コ
ンピュータ装置51と、大容量メモリ52と、ネットワ
ークコントロールユニット53とを備え、それぞれがバ
スラインにより接続される構成としてある。そして、無
線電話機10側から伝送される通信不良時の通信履歴デ
ータを、ネットワークコントロールユニット53で受信
して、大容量メモリ52に記憶させる。このときには、
伝送された認識番号のデータ毎に分類して記憶させる。
【0040】そして、解析用コンピュータ装置51は、
大容量メモリ52に記憶された通信履歴データの解析を
逐次行い、その解析結果を、解析用コンピュータ装置5
1に接続されたディスプレイ装置54の画面に表示させ
る。このときの通信履歴データの解析としては、特定の
認識番号の無線電話機に関する通信履歴データが、所定
数記憶されたとき(或いは所定比率記憶されたとき)、
この通信履歴データを解析し、通信不良の原因を解析
し、電話機自体の原因で通信不良が発生したものが大部
分であるか、或いは通信ネットワーク側の原因で通信不
良が発生したものが大部分であるかを判断し、その結果
をディスプレイ装置54の画面に表示させる。そして、
このディスプレイ装置54の表示を確認することで、特
定の無線電話機に何らかの障害が発生したときには、そ
のことが判り、その電話機の所有者へ警告することが可
能になる。
【0041】また本例においては、このように電話機自
体の原因で通信不良が発生したものが多いと解析した場
合には、この無線電話機を通信回線で呼び出す。即ち、
情報管理センタ50のネットワークコントロールユニッ
ト53が、自動的に基地局60を介してこの無線電話機
10に発呼させる処理を行い、この特定の無線電話機1
0と通信回線が接続された段階で、この電話機10にメ
ッセージデータを送信する。このときのメッセージデー
タとしては、例えば表示部23に「不良箇所かあります
のでサービスセンタにお持ち下さい」等と表示させるデ
ータとし、この無線電話機10の制御部21の制御で、
このメッセージを表示させる。このようにメッセージが
表示されることで、この無線電話機10の所持者は、こ
の無線電話機10が故障していると認識でき、修理の依
頼などを直ちに行うことができる。
【0042】また、情報管理センタ50での解析とし
て、このように個々の無線電話機10毎の解析を行う他
に、この情報管理センタ50の大容量メモリ52に記憶
された全ての無線電話機10の通信不良時の履歴の傾向
についても、解析できるようにしてある。このようにし
て、この通信システムに接続される各端末装置での通信
不良時の履歴の傾向がセンタ50で判ることで、基地局
60などのネットワーク側での障害の発生状況について
も解析でき、迅速に対処することができる。
【0043】次に、どのような場合に、各無線電話機1
0のメモリ24に記憶された通信不良時の通信履歴デー
タが情報管理センタ50側に伝送されるのかについて説
明すると、まずメモリ24に記憶された通信履歴データ
が、通信不良データであるか否かを、図4のフローチャ
ートに従って制御部21で判断する。
【0044】この図4のフローチャートを説明すると、
発呼処理又は着呼処理が行われたとき(ステップ20
1)、このときの基地局との間で制御情報を正確に伝送
できたか否か判断し(ステップ202)、正確に伝送で
きないときには、障害が発生したと判断して、ステップ
207の障害報告処理に移る。
【0045】そして、ステップ202で制御情報を正確
に伝送できたと判断したときには、通話チャンネルを使
用した音声信号の伝送を行い、通話を実行させる(ステ
ップ203)。そして、この通話中の音声信号の伝送に
障害が発生したか否か判断し(ステップ204)、障害
が発生したときには、ステップ207の障害報告処理に
移る。
【0046】そして、ステップ204で通話中の障害を
検出しないときには、通話を終了させる終話処理が適当
なときに行われる(ステップ205)。この終話処理時
にも、終話処理のための制御情報の伝送に障害があるか
否か判断し(ステップ206)、障害がある場合には、
ステップ207の障害報告処理に移る。なお、通話終了
時の障害としては、正規の手順による制御信号の伝送処
理で終話させるのではなく、例えば強制的に通信が切断
されたような場合である。
【0047】そして、ステップ206で終話処理に障害
がないと判断したときには、そのまま通信を終了させて
待ち受け状態に入り、ステップ207の障害報告処理に
は移らない。
【0048】そして、ステップ207の障害報告処理に
移った場合には、このときの通信(発呼又は着呼)が開
始される前の待ち受け状態から、この障害発生時までの
メモリ24に記憶された全ての通信履歴のデータを、情
報管理センタ50側に転送させる。
【0049】次に、このようにして用意された障害時の
通信履歴のデータを、情報管理センタ50側に転送(報
告)させる処理について図5のフローチャートを参照し
て説明すると、この障害時の通信履歴のデータがメモリ
24に用意されて、後述する転送タイミングになると、
制御部21の制御で情報管理センタ50への発呼処理を
行う(ステップ301)。そして、この発呼処理で情報
管理センタ50と回線が接続されたことを確認した後、
メモリ24に用意された全ての障害時の通信履歴のデー
タを、情報管理センタ50側に送出させ、情報管理セン
タ50内の大容量メモリ52に記憶させる(ステップ3
02)。そして、この転送処理が終了すると、このとき
の通信回線を切断させる終話処理を行い(ステップ30
3)、処理を終了する。
【0050】次に、このような端末装置(無線電話機)
からの報告が行われるタイミングについて説明すると、
まずこの報告処理は、この無線電話機10がネットワー
クを介して他の端末装置と通信をしていないと制御部2
1が判断したときに行われるのが前提である。その上
で、各端末装置からの報告処理は、メモリ24に障害時
の通信履歴のデータが記憶された時点で、逐次図5のフ
ローチャートに示す報告処理を行うことが考えられる。
このように、障害発生毎に逐次報告するようにすること
で、無線電話機側のメモリ24として、通信履歴のデー
タの記憶容量が小さいものを使用できるようになる。
【0051】また、このように逐次報告する代わりに、
各端末装置からの報告処理を、所定周期で行うことが考
えられる。例えば数日に1回(1週間に1回など)、メ
モリ24に障害時の通信履歴のデータの記憶があるか否
か判断し、この報告するデータがあるとき、図5のフロ
ーチャートに示す報告処理を行う。
【0052】また、このように周期的に報告する場合に
は、次に報告する周期が来る前に、メモリ24の通信履
歴のデータの記憶容量に空きがなくなったときには、そ
の時点で図5のフローチャートに示す報告処理を行う。
このように、周期的に報告を行うことで、比較的多く通
信障害が発生した場合でも、通信履歴の報告のための発
呼回数を少なくすることができる。
【0053】また、図5のフローチャートに示すように
各端末装置からの発呼で通信履歴の報告を行うのではな
く、通信管理センタ50側からの発呼処理で、各端末装
置を順番に呼び出して、各端末装置が記憶した障害時の
通信履歴のデータを転送させるようにしても良い。この
ように、通信管理センタ50側からの発呼処理でデータ
を転送させることで、各端末装置からの報告が一時期に
集中することがなくなり、通信管理センタ50側での処
理負担を軽くすることができる。
【0054】なお、上述実施例においては、アナログ信
号の送受信が行われる無線電話機の診断を行う場合に適
用したが、音声信号をデジタルデータ化して送受信が行
われる無線電話機にも本発明が適用できることは勿論で
ある。また、無線電話機以外の同様な携帯端末装置にも
適用できるものである。即ち、基地局との間で通信を行
う携帯用の端末機器であれば、本発明は各種装置の診断
に適用できるものである。例えば、データ通信用の基地
局と通信を行うデータ端末装置にも適用できる。
【0055】また、上述実施例では情報管理センタ側で
端末の不良を検出したとき、各端末への警告を、文字の
メッセージにより行うようにしたが、他の手段により警
告するようにしても良い。例えば、音声などで警告する
ようにしても良い。
【0056】
【発明の効果】本発明によると、通信端末装置で発生し
た通信の障害時の履歴に関するデータが、情報蓄積装置
に伝送されて蓄積されるので、情報蓄積装置に蓄積され
たデータにより、各通信端末装置での通信障害発生状況
を、情報蓄積装置側で集中的に管理できる。従って、特
定の端末装置に多発する障害などが判り、その端末装置
を修理させる等の対策がとれるようになる。
【0057】この場合、通信の障害を検出したときに、
このときの障害に関する履歴のデータを情報蓄積装置に
自動的に伝送するようにしたことで、情報蓄積装置への
報告が簡単な制御で迅速にできるようになる。
【0058】また、ネットワークを介した通信が行われ
てないことを検出したとき、通信の障害時の履歴に関す
るデータを情報蓄積装置に伝送するようにしたことで、
通信の障害時の履歴に関するデータの伝送が、通常の通
信を邪魔することなくできる。
【0059】また、記憶部に記憶された通信の障害時の
履歴に関するデータを、ほぼ所定時間毎に情報蓄積装置
に自動的に伝送するようにしたことで、情報蓄積装置に
報告する回数を少なくすることができる。
【0060】また、情報蓄積装置側からのネットワーク
を介した通信で送信要求信号を送信することで、通信の
障害時の履歴に関するデータを情報蓄積装置に伝送する
ようにしたことで、情報蓄積装置側だけで報告処理を管
理すれば良く、各端末装置側では報告するタイミングな
どを管理する必要がなくなると共に、各端末装置からの
報告が一時期に集中することがなくなり、情報蓄積装置
側の負担を軽くすることができる。
【0061】また、情報蓄積装置で記憶した、特定の通
信端末装置の障害時の履歴に関するデータが所定量又は
所定比率に達したとき、情報蓄積装置側で警告動作を行
うようにしたことで、各端末装置の動作不良時の対処を
迅速に行うことが可能になる。例えば端末装置が故障し
たとき、その端末装置の故障の程度が軽いうちに、修理
させることが可能になり、通信ができなるような重大な
故障の発生を未然に防ぐことができ、信頼性が向上す
る。
【0062】また、情報蓄積装置で記憶した、特定の通
信端末装置の障害時の履歴に関するデータが所定量又は
所定比率に達したとき、ネットワークを介した通信で、
この通信端末装置を呼び出して警告動作をさせるように
したことで、直接端末装置の使用者に警告することがで
き、各端末装置の使い勝手が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を適用した無線電話機の構成
を示す構成図である。
【図2】一実施例の無線電話機の動作を示すフローチャ
ートである。
【図3】一実施例の障害報告時の構成を示す構成図であ
る。
【図4】一実施例により障害報告を行うための判断処理
を示すフローチャートである。
【図5】一実施例により障害報告を行うときの処理を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
10 無線電話機 21 制御部 23 表示部 24 メモリ 50 情報管理センタ 51 解析用コンピュータ装置 52 大容量メモリ 53 ネットワークコントロールユニット 60 基地局
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年5月11日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】
【作用】本発明によると、通信端末装置で発生した通信
の障害時の履歴に関するデータが、情報蓄積装置に伝送
されて蓄積されるので、情報蓄積装置に蓄積されたデー
タにより、各通信端末装置での通信障害発生状況を、情
報蓄積装置側で集中的に管理できる。また、蓄積された
データにより、故障部分の推定を行なうことや、性能劣
化部分の交換により事故を未然に防ぐなど、効率的かつ
高品質の保守を行なうことが可能である。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】本例においては音声をデジタル符号化して
送受信を行なう、デジタル方式無線電話機に適用したも
ので、まず無線電話機の構成を図1に示す。この無線電
話機は、アンテナ11で受信した信号を受信部12に供
給し、この受信部12で所定の伝送チャンネルの信号を
受信処理し、処理された受信信号を変復調部13に供給
して、ベースバンド信号に復調処理する。そして、復調
されたベースバンド信号を、ベースバンド処理部14に
供給する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】音声処理部15は、音声信号処理を行う回
路で、受信信号より抽出したデジタル符号化された音声
信号の復号化処理を行ない、アナログ信号へと変換した
音声信号をアンプ16を介してスピーカ17に供給し、
放音させる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】また、マイク18が出力する音声信号を、
アンプ21を介して音声処理部15に供給し、音声信号
のデジタル符号化処理を行った後、ベースバンド処理部
14に供給して制御部21より入力される制御データを
付加して送信用の音声信号とし、この送信用の音声信号
を変復調部13に供給し、送信用の変調処理を行う。そ
して、変調信号を送信部20に供給し、所定の送信チャ
ンネルの送信信号とし、この送信信号をアンテナ11に
供給して無線送信させる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】そして、この着呼シーケンス又は発呼シー
ケンスの実行で、通話チャンネルを使用した無線電話回
線の設定できて相手との通話に成功したか否かの判
断、即ちアクセスシーケンスが成功したか否か判断する
(ステップ108)。このアクセスシーケンスの成功又
は失敗判断時には、着呼の成功又は失敗の区分を示すデ
ータ,発呼の成功又は失敗の区分を示すデータ,受信
界強度のデータ,成功又は失敗した時刻のデータなどを
メモリ24に記憶させる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0054
【補正方法】変更
【補正内容】
【0054】なお、上述実施例においては、音声をデジ
タル符号化して送受信を行なう、デジタル方式無線電話
機の診断を行う場合に適用したが、音声信号をアナログ
信号のままで送受信するアナログ方式無線電話機にも本
発明が適用できることは勿論である。また、無線電話機
以外の同様な携帯端末装置にも適用できるものである。
即ち、基地局との間で通信を行う携帯用の端末機器であ
れば、本発明は各種装置の診断に適用できるものであ
る。例えば、データ通信用の基地局と通信を行うデータ
端末装置にも適用できる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正8】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークに接続されて通信を行う通
    信端末装置と、 該通信端末装置と上記ネットワークを介した通信で接続
    される情報蓄積装置とを備え、 上記通信端末装置は、通信の制御部と、 該制御部での制御に基づいて行われる通信の履歴に関す
    るデータを記憶する記憶部とを備え、 上記記憶部に記憶された通信の障害時の履歴に関するデ
    ータを、上記ネットワークを介した通信で、上記情報蓄
    積装置に伝送させ、この情報蓄積装置内に記憶させて蓄
    積させる通信システム。
  2. 【請求項2】 上記通信端末装置の制御部で、通信の障
    害を検出したとき、上記記憶部に記憶されたこのときの
    障害に関する履歴のデータを、上記情報蓄積装置に自動
    的に伝送する請求項1記載の通信システム。
  3. 【請求項3】 上記通信端末装置の制御部で、上記ネッ
    トワークを介した通信が行われてないことを検出したと
    き、上記記憶部に記憶された通信の障害時の履歴に関す
    るデータを、上記情報蓄積装置に自動的に伝送する請求
    項1記載の通信システム。
  4. 【請求項4】 上記通信端末装置の制御部による制御
    で、上記記憶部に記憶された通信の障害時の履歴に関す
    るデータを、ほぼ所定時間毎に上記情報蓄積装置に自動
    的に伝送する請求項1記載の通信システム。
  5. 【請求項5】 上記情報蓄積装置からの上記ネットワー
    クを介した通信で、上記通信端末装置に伝送される送信
    要求信号により、上記記憶部に記憶された通信の障害時
    の履歴に関するデータを上記情報蓄積装置に伝送する請
    求項1記載の通信システム。
  6. 【請求項6】 上記情報蓄積装置で記憶した、特定の通
    信端末装置の障害時の履歴に関するデータが所定量又は
    所定比率に達したとき、上記情報蓄積装置側で警告動作
    を行うようにした請求項1記載の通信システム。
  7. 【請求項7】 上記情報蓄積装置で記憶した、特定の通
    信端末装置の障害時の履歴に関するデータが所定量又は
    所定比率に達したとき、上記ネットワークを介した通信
    で、上記通信端末装置を呼び出し、上記通信端末装置に
    警告動作をさせるようにした請求項1記載の通信システ
    ム。
  8. 【請求項8】 ネットワークに接続されて通信を行う通
    信端末装置で、通信の履歴に関するデータを記憶し、 記憶した通信の障害時の履歴のデータを、上記ネットワ
    ークを介した通信で情報蓄積装置に伝送させ、この情報
    蓄積装置内に記憶させて蓄積させる通信方法。
  9. 【請求項9】 上記通信端末装置で通信の障害を検出し
    たとき、上記記憶部に記憶されたこのときの障害に関す
    る履歴のデータを、上記情報蓄積装置に自動的に伝送す
    る請求項8記載の通信方法。
  10. 【請求項10】 上記ネットワークを介した通信が行わ
    れてないとき、上記通信端末装置の記憶部に記憶された
    通信の障害時の履歴に関するデータを、上記情報蓄積装
    置に自動的に伝送する請求項8記載の通信方法。
  11. 【請求項11】 上記通信端末装置の記憶部に記憶され
    た通信の障害時の履歴に関するデータを、ほぼ所定時間
    毎に上記情報蓄積装置に自動的に伝送する請求項8記載
    の通信方法。
  12. 【請求項12】 上記情報蓄積装置からの上記ネットワ
    ークを介した通信で、上記通信端末装置に送信要求信号
    を送った後、この要求により上記記憶部に記憶された通
    信の障害時の履歴に関するデータを上記情報蓄積装置に
    伝送する請求項8記載の通信方法。
  13. 【請求項13】 上記情報蓄積装置で記憶した、特定の
    通信端末装置の障害時の履歴に関するデータが所定量又
    は所定比率に達したとき、上記情報蓄積装置側で警告動
    作を行うようにした請求項8記載の通信方法。
  14. 【請求項14】 上記情報蓄積装置で記憶した、特定の
    通信端末装置の障害時の履歴に関するデータが所定量又
    は所定比率に達したとき、上記ネットワークを介した通
    信で、上記通信端末装置を呼び出し、上記通信端末装置
    に警告動作をさせるようにした請求項8記載の通信方
    法。
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