JPH0823723A - 移植機の苗押出装置 - Google Patents

移植機の苗押出装置

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Publication number
JPH0823723A
JPH0823723A JP16252194A JP16252194A JPH0823723A JP H0823723 A JPH0823723 A JP H0823723A JP 16252194 A JP16252194 A JP 16252194A JP 16252194 A JP16252194 A JP 16252194A JP H0823723 A JPH0823723 A JP H0823723A
Authority
JP
Japan
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seedling
push rod
guide cylinder
guide
diameter portion
Prior art date
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Pending
Application number
JP16252194A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Terada
喬 寺田
Akihiro Sugioka
昭弘 杉岡
Hideo Fujita
秀雄 藤田
Yukio Shimono
幸男 霜野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プッシュロッド62をガイド筒63に対して
拗れなくスムーズに摺動できるようにして、苗トレイ5
1や苗54の根鉢部83の損傷を防止する。 【構成】 底部に通孔52を有する苗ポット53が苗ト
レイ51の裏面側に突出して形成され、この苗トレイ5
1の裏面側に、軸心方向が苗トレイ51の表裏方向に向
けられたガイド筒63が配置され、突出時に先端部が通
孔52を通過するプッシュロッド62がガイド筒63に
出退自在に挿通され、このプッシュロッド62の出退移
動によって苗ポット53内に装填されている土付き苗5
4を苗トレイ51の表面側へ押し出すようにした移植機
の苗押出装置において、プッシュロッド62の基端部又
は中途部に、通孔52を通過するロッド本体66よりも
大径の径大部68を設け、この径大部68をガイド筒6
3に摺動自在に挿通する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、野菜等のポット苗(土
付き苗)を移植するための移植機の苗押出装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、上記土付き苗を移植するための
畑地用の移植機では、縦横に多数の苗ポットが裏面側に
突出するように配列された苗トレイがトレイ案内台に間
欠縦送り自在に設けられ、この苗トレイの裏面側に、苗
ポットの底に設けた通孔を通過するプッシュロッドが苗
ポットに対して出退自在に設けられていて、このプッシ
ュロッドによって苗ポットに装填されている土付き苗を
苗トレイの表面側に押し出すようにしている。
【0003】そして、その押し出された土付き苗は、苗
トレイの表面側に設けた苗受渡し手段(中継装置)に供
給され、この苗受渡し手段から上下動自在な移植筒に一
つずつ供給され、この移植筒を畝に対して突き刺すこと
によって畝に自動的に移植されるようになっている(例
えば、実開昭58−190303号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来では、プッシュロ
ッドの先端部を苗トレイの通孔に向かって位置決めする
ため、軸心方向が苗トレイの表裏方向に向くガイド筒を
苗トレイの裏面側に配置し、このガイド筒にプッシュロ
ッドを挿通するようにしている。他方、プッシュロッド
は通孔に通過して苗を押し出すものであるため、少なく
とも通孔径よりは小さい比較的小径に形成しなければな
らない。
【0005】しかし、従来では、ガイド筒を上記プッシ
ュロッドよりも一回り大きな径に形成し、かかる小径の
ガイド筒にプッシュロッド自体を摺動自在に挿通させて
いたので、プッシュロッドのガイド筒に対する摺動面圧
が大きく、プッシュロッドの出退時に同ロッドとガイド
筒との間で拗れやガタつきが生じやすかった。このた
め、プッシュロッドが苗トレイの通孔を的確に突くこと
ができず、プッシュロッドによって苗トレイを損傷させ
たり、プッシュロッドが苗ポットの通孔縁に当たるとき
の衝撃によって土付き苗の根鉢部が崩れることがある。
【0006】また、プッシュロッドが土付き苗の根鉢部
を突いた後、プッシュロッドの先端部に付着した土がそ
のロッドとガイド筒内面との間に噛み込むことがあり、
このためプッシュロッドをスムーズに出退できなかった
り、当該苗押出装置の故障の原因となることがあった。
本発明は、このような実情に鑑み、プッシュロッドをガ
イド筒に対して拗れなくスムーズに摺動できるようにし
て、苗トレイや苗の根鉢部の損傷を防止することを目的
とする。
【0007】また、本発明は、プッシュロッドとガイド
筒内面との間に土が噛み込むのを防止して、プッシュロ
ッドのスムーズな出退運動を長期に渡って確保すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は次の技術的手段を講じた。即ち、本発明
は、底部に通孔を有する苗ポットが苗トレイの裏面側に
突出して形成され、この苗トレイの裏面側に、軸心方向
が苗トレイの表裏方向に向けられたガイド筒が配置さ
れ、突出時に先端部が前記通孔を通過するプッシュロッ
ドが前記ガイド筒に出退自在に挿通され、このプッシュ
ロッドの出退移動によって前記苗ポット内に装填されて
いる土付き苗を前記苗トレイの表面側へ押し出すように
した移植機の苗押出装置において、前記プッシュロッド
の基端部又は中途部に前記通孔を通過するロッド本体よ
りも大径の径大部が設けられ、この径大部が前記ガイド
筒に摺動自在に挿通されていることを特徴とする。
【0009】この場合、後述する理由により、プッシュ
ロッドを出退運動させる押出アームの先端部は径大部に
枢着するのが好ましい。また、ガイド筒の先端部に、ロ
ッド本体を摺動自在に案内するガイドリングを設けるこ
とができる。この場合には、ガイドリングの内径部に、
ロッド本体とガイド筒との間からそのガイド筒内に土が
入るの防止するダストシールを設けることが好ましい。
【0010】
【作用】本発明では、通孔52を通過するロッド本体6
6よりも大径に形成した径大部68がガイド筒63に摺
動するので、プッシュロッド62のガイド筒63に対す
る摺動面圧が低減される。径大部68に押出アーム74
を枢着した場合、その枢着部のガタつきがガイド筒63
内を摺動する径大部68において吸収され、この点から
もプッシュロッド62のガイド筒63に対する拗れが防
止される。
【0011】一方、プッシュロッド62の基端部又は中
途部に形成した径大部68をガイド筒63に案内させた
場合、ロッド本体66はガイド筒63に案内されずその
先端部が振れて芯ずれを起こすことがあり得る。そこ
で、本発明では、ガイド筒63の先端部に、ロッド本体
66を摺動自在に案内するガイドリング80を設け、径
大部68を形成したことに伴うプッシュロッド62の先
端振れを未然に防止している。
【0012】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。図7及び図8において、本実施例で採用した移植
機は、移動装置1と、該移動装置1に設けられた移植装
置2とを具備している。以下、移植機の進行方向を前後
方向といい、進行方向に直交する横方向を左右方向とい
う。
【0013】前記移動装置1は、車体フレーム3とこの
フレーム3に搭載されたエンジン4やミッションケース
5及びハンドル6等から構成される機体7と、この機体
7を支持して移動させる走行装置8とからなり、この走
行装置8は左右一対の前輪9と左右一対の後輪10とを
有する。車体フレーム3には、エンジン4により駆動さ
れる発電機(図示せず)と油圧ポンプ12とが搭載され
ていて、車体フレーム3の前部にはバッテリー13が搭
載されている。車体フレーム3の前端部には、左右両側
部は六角パイプ材から形成された前輪支持軸14が左右
方向両側に突出するよう設けられ、この前輪支持軸14
は、その軸心廻りに回動自在に車体フレーム3に支持さ
れている。
【0014】前輪支持軸14の六角パイプ材の部分に
は、前輪支持アーム15の上端ボス部が相対回動不能に
かつ軸方向移動可能に取り付けられており、前輪支持ア
ーム15の下端に枢着した前輪ブラケット16に、前記
前輪9がキングピン16Aを介して左右操舵角を調整可
能に取り付けられている。車体フレーム3の左右側面に
は車軸ケース17が左右外方突出状に設けられ、この車
軸ケース17の外端部に伝動ケース18が設けられてい
る。伝動ケース18の下部には左右方向外方に突出する
車軸19が設けられ、この車軸19に前記後輪10が固
定されている。車軸19には軸方向に沿って複数の孔2
0が設けられ、該孔20の一つを選択することで後輪1
0の左右方向の取付け位置が調整可能とされている。
【0015】車軸ケース17は送りネジ機構21によっ
て伸縮自在とされた筒部材よりなり、伝動ケース18の
上部を支持している。車軸ケース17と前輪支持軸14
は車体フレーム3内に設けた主シリンダ22によって前
後移動される移動アーム23に連動連結されており、こ
の主シリンダ22を出退操作することにより、伝動ケー
ス18と前輪支持アーム15を畝高に応じて揺動できる
ようになっている。
【0016】また、移動アーム23と前輪支持軸14と
の間には更に補助シリンダ24が設けられており、この
補助シリンダ24のみを操作すれば、前輪支持アーム1
5のみを揺動できる。なお、前輪ブラケット16と前輪
支持軸14との間には、前輪支持アーム15とで平行リ
ンクを構成するリンクアーム25が設けられており、こ
れによって前輪支持アーム15を揺動させても、キング
ピン16Aの縦軸方向を一定にできるようになってい
る。
【0017】前記移植装置2は、ミッションケース5の
後部とハンドル6のグリップとの間に配置されている。
この移植装置2は、苗供給装置26と苗中継装置27と
苗植付装置28と覆土輪29とを一体的にユニット化し
てなり、その前部を機体7の後部に枢支することによ
り、機体7に対して上下方向回動自在に取り付けられて
いる。
【0018】移植装置2の左右中央部には、一枚の鋼板
を垂直に配置してなる縦フレーム30が後方かつ上方に
突出するよう設けられていて、この縦フレーム30の前
端は、機体7の後端部に設けた駆動軸31に外嵌された
筒体32の左端部に固定されている。筒体32の右端部
には補強フレーム33が後方突出状に固定され、この補
強フレーム33は、縦フレーム26の下部において左右
方向の所定間隔を有して対面するよう配置されている。
【0019】縦フレーム30の前部には、ウェイトアー
ム34が前方突出状に固定されていて、このウェイトア
ーム34の前端にカウンターウェイト35が前後位置調
整自在に固定されている。他方、縦フレーム30の後部
には、前記覆土輪29がパンタグラフ式の上下調整機構
36を介して取り付けられている。従って、カウンター
ウェイト35の前後位置を変更すると、移植装置2の駆
動軸31回りのモーメントが変化し、これによって覆土
輪29の接地圧を調整することができる。
【0020】縦フレーム30と補強フレーム29の後端
部同士は横長の取付フレーム37により連結され、この
取付フレーム37の後端部に前記した苗供給装置26が
設けられている。図2〜図4に示すように、この苗供給
装置26は、上下枠38と左右枠39とにより矩形状に
枠組みされた固定フレーム40を有し、この固定フレー
ム40はその前端を取付フレーム37に固定することに
より後ろ上がり傾斜状とされている。
【0021】固定フレーム40の上面側には、可動フレ
ーム41がガイドローラ41Aを介して左右方向移動自
在に載置されている。この可動フレーム41は、左右の
側部材42とこの側部材42の両端同士を連結する連結
部材43とから枠組みされていて、その左右方向の寸法
は固定フレーム40の左右方向の寸法の半分よりやや小
さいものとされている。
【0022】固定フレーム40と可動フレーム41との
間には、可動フレーム41を左右方向に間欠移動する横
送り装置44が設けられている。この横送り装置44
は、可動フレーム41の下面側に左右方向に沿って固定
されたラック45と、このラック45に噛合するように
前記固定フレーム40に設けられたピニオン46と、ピ
ニオン46を駆動する横送りモータ47と、可動フレー
ム41の間欠停止位置を検出手段48と、可動フレーム
41の両端到達を検出する検出手段49とで構成されて
いる。
【0023】可動フレーム41の左右の側部材42の下
部は後方に向かって湾曲成形されている。この側部材4
4の上縁部にトレイ案内用のガイド溝50が形成されて
いる。このガイド溝50は、左右方向の内側に向かって
開口するコの字状の溝で、側部材の上下端部でも開口し
ている。この左右両側のガイド溝50の上端部の開口か
ら、苗トレイ51の左右両縁部が挿入され、このトレイ
51はガイド溝50に案内されて下方に移動し下端部の
開口から排出される。
【0024】苗トレイ51は比較的柔らかいプラスチッ
ク製で、可動フレーム41の湾曲形状に沿って変形可能
である。この苗トレイ51は全体形状が長方形又は正方
形に形成されていて、底部に通孔52を有する多数の苗
ポット53を裏面突出状に備える。各苗ポット53の開
口縁部は互いに面一に連結されており、これによって各
苗ポット53が縦横に所定ピッチで碁盤目状に配列され
ている。なお、各苗ポット52には予め土付き苗54が
植え付けられている。
【0025】なお、可動フレーム41の左右方向中央部
にはガイド片42Aが上下方向に沿って設けられてい
て、このガイド片42Aを苗ポット53の左右の間隙を
裏から支えながら苗トレイ51を上下方向に案内し、こ
れによって苗トレイ51が蛇行するのを防止している。
可動フレーム41には、そのガイド溝50に挿入された
苗トレイ51を所定ピッチ毎に下方に向かって送る縦送
り装置55が設けられている。
【0026】この縦送り装置55は、側部材の上下端部
に設けられた一対のスプロケット56,57と、この両
スプロケット56,57間に掛け渡されたチェーン58
と、チェーン58に所定間隔をおいて枠内側に突設され
た係合ピン59と、一方のスプロケット59を間欠的に
回転駆動する縦送りモータ60を備えている。係合ピン
59は、ガイド溝50に挿入された苗トレイ51の左右
の最外側列の苗ポット53に上方から係合し、苗トレイ
51を下方に移動させる。
【0027】図1及び図2に示すように、前記固定フレ
ーム41には苗押出装置61が設けられている。この苗
押出装置61は、苗トレイ51の苗ポット53に植えら
れた土付き苗54を前方(苗トレイ51の表面側)へ押
し出すもので、苗ポット53の通孔52に出退自在に挿
入されるプッシュロッド62と、このプッシュロッド6
2をその軸心方向に出退自在に案内するガイド筒63
と、プッシュロッド62を往復移動させるクランク機構
64と、このクランク機構64を回転駆動する押出モー
タ65とを備える。
【0028】ガイド筒63は、固定フレーム40の左右
方向中央下部でかつ苗トレイ51の裏面側における可動
フレーム41の湾曲部よりも少し上方の直線部に配置さ
れ、固定フレーム40の下枠38に固定したブラケット
65Aを介して、軸心方向が苗トレイ51の表裏方向に
向くよう固定されている。プッシュロッド62は、突出
時に先端部が苗トレイ51の通孔52に挿通されるロッ
ド本体66と、このロッド本体66の基端部にロックナ
ット67によって固定された径大部68とからなり、こ
の径大部68を前記ガイド筒63に摺動自在に挿通する
ことにより、プッシュロッド62のガイド筒63に対す
る摺動面積を増大させ、その出退時に両者間に拗れが生
じるのを防止している。
【0029】なお、径大部68の周面には二条のリング
部材69を設けてガイド筒63内での摺動を円滑にして
いる。このリング部材69にはゴムリングや鋼リングを
採用できる。また、本実施例では、ロッド本体66の外
径が約7mmであるのに対し、径大部68の外径はその
2倍以上の約20mmとされている。クランク機構64
と押出モータ65は、固定フレーム40の中間枠70に
固定した取付ブラケット71に固定されている。クラン
ク機構64は、取付ブラケット71に回転自在に設けた
クランク軸72に固定したクランクアーム73と、この
クランクアーム73の先端部とプッシュロッド62の径
大部68とを連動連結する押出アーム74とを備える。
【0030】すなわち、押出アーム74の基端部は横ピ
ン75によってクランクアーム73の先端部に枢着さ
れ、押出アーム74の先端部は、径大部68の後端に形
成した二股部76にピン77によって枢着されている。
このように、ガイド筒63内を摺動する径大部68に直
接押出アーム74を枢着した場合、ピン77結合部(枢
着部)のガタつきが径大部68において吸収されるた
め、プッシュロッド62のガイド筒63に対する拗れが
防止される。
【0031】取付ブラケット71には、押出モータ65
によって横軸回りに回転する伝動ギア78が設けられ、
この伝動ギア78はクランク軸72に固定したギア(図
示せず)に噛合している。なお、ガイド筒63の後端上
下縁部には、押出アーム74が上下揺動して当該ガイド
筒63に干渉するのを防止すべく、逃げ溝79が切り欠
き形成されている。
【0032】ガイド筒63の先端部には、前記ロッド本
体66を摺動自在に案内するガイドリング80が設けら
れている。このガイドリング80は、径大部68に対応
してガイド筒63がロッド本体66よりも大径になった
ことに伴い、ロッド本体66の先端部が振れて芯ずれが
生じるのを未然に防止するもので、前記ガイド筒63の
先端開口に嵌合されている。
【0033】本実施例のガイドリング80は中心部が凹
んだハット型を呈し、この凹んだ内径部に、ロッド本体
66とガイド筒63との間からそのガイド筒63内に土
が入るの防止するゴム製のダストシール81が収納され
ている。苗供給装置26から押し出された土付き苗54
は、苗中継装置27に受け渡され、苗中継装置27の下
方の苗植付装置28に送られる。
【0034】図2に示すように、苗中継装置27は、縦
フレーム30の上部に揺動自在に設けた左右一対の中継
アーム82を備え、両中継アーム82の先端に押出後の
土付き苗54の根鉢部83を左右から挟持する挟持板8
4が固定されている。中継アーム82は挟持板84が図
2で仮想線で示すループを描くように揺動し、挟持板8
4はそのループの下端に来たときに苗54を離脱させ
る。
【0035】苗植付装置28は、前端部が縦フレーム3
0に枢支された平行リンク85と、この平行リンク85
の後端部に枢支された植付筒86とからなる。植付筒8
6は、上下端部が開口した断面矩形の筒体で、この植付
筒86の下部に、前方(図2の左側)のみに開閉するく
ちばし状の穿孔爪87が枢支されている。この穿孔爪8
7により植付筒86の下端開口が開閉自在に施蓋されて
いる。
【0036】植付筒86は、図2で仮想線で示すように
平行リンク85の揺動運動により後方側が膨らんだD字
状の軌跡を移動する。そして、その運動軌跡の下部にお
いて前記穿孔爪87が開くようになっている。なお、縦
フレーム30の中央部には、ブラケット88を介して中
継筒89が片持ち支持されている。平行リンク85の中
途部には取付アーム90が前方突出状に固定されてい
て、この取付アーム90に、畝に被覆したマルチフィル
ムを溶断するガスバーナ91が固定されている。
【0037】図5に示すように、このガスバーナ91は
円筒状のカット筒92内を加熱板93で閉塞してなり、
カット筒92の外周部には炎を外部に逃がす逃げ孔94
が設けられている。このガスバーナ91は、穿孔爪87
に先行してマルチフィルムに植付け孔を開けるが、ガス
バーナ91が平行リンク85によって畝に押しつけられ
ている間も機体7は前方に進行し、このため植付け孔が
機体7の進行方向に長くなる。
【0038】そこで、図6(c)(d)に示すように、
ガスバーナ91のカット筒92を機体7の進行方向に短
い楕円形に形成しておくことが推奨される。この場合、
畝に押し付けられている間にガスバーナ91が楕円の短
軸方向に進行するので、その長端比率を機体7の進行速
度に応じて適当に設定しておけば、結果的にほぼ円形の
植付け孔を開けられる。
【0039】なお、図5(a)、図6(a)及び図6
(b)に示すように、加熱板93はカット筒92の中途
部に設けてもよいし、下端開口部に設けてもよい。な
お、本発明は上記した実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲の意味に包含されるすべての技術的
事項は本発明に含まれるものである。例えば、上記実施
例ではプッシュロッド62を一つだけ有する苗押出装置
61を例示したが、本発明は苗トレイ51の縦列相当数
のプッシュロッド62を同時に突出させる苗押出装置に
も採用できる。この場合、ガイド筒63は全部のプッシ
ュロッド62に設けてもよいが、一部のプッシュロッド
62に対してのみ設けることもできる。
【0040】また、上記実施例では径大部68をロッド
本体66の基端部に設けているが、その中途部に径大部
68を形成してもよく、径大部68を複数設けることも
できる。更に、本発明は搭乗タイプの移植機にも採用で
きる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
通孔52を通過するロッド本体66よりも大径に形成し
た径大部68がガイド筒63に摺動し、プッシュロッド
62のガイド筒63に対する摺動面圧が低減されるの
で、プッシュロッド62をガイド筒63に対して拗れな
くスムーズに摺動させることができ、ひいては苗トレイ
51や土付き苗54の根鉢部88の損傷を防止できる。
【0042】請求項2に記載の発明によれば、押出アー
ム74との枢着部のガタつきがガイド筒63内を摺動す
る径大部68において吸収されるので、プッシュロッド
62のガイド筒63に対する拗れを更に確実に防止でき
る。請求項3に記載の発明によれば、ガイド筒63の先
端部に設けたガイドリング80がロッド本体66を摺動
自在に案内するので、径大部68を形成したことに伴う
プッシュロッド62の先端振れを防止できる。
【0043】請求項4に記載の発明によれば、プッシュ
ロッド62とガイド筒63内面との間に土が噛み込むの
を防止できるので、プッシュロッド62のスムーズな出
退運動を長期に渡って確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す移植機の苗押出装置の側
面断面図である。
【図2】苗供給装置の側面図である。
【図3】図2のA方向矢視図である。
【図4】図2のB方向矢視図である。
【図5】(a)はガスバーナの縦断面図であり、(b)
はガスバーナの横断面図である。
【図6】(a)(b)はガスバーナの縦断面図であり、
(c)(d)はガスバーナの横断面図である。
【図7】移植機の側面図である。
【図8】移植機の平面図である。
【符号の説明】
51 苗トレイ 52 通孔 53 苗ポット 54 土付き苗 61 苗押出装置 62 プッシュロッド 63 ガイド筒 66 ロッド本体 68 径大部 74 押出アーム 80 ガイドリング 81 ダストシール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 霜野 幸男 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底部に通孔(52)を有する苗ポット
    (53)が苗トレイ(51)の裏面側に突出して形成さ
    れ、この苗トレイ(51)の裏面側に、軸心方向が苗ト
    レイ(51)の表裏方向に向けられたガイド筒(63)
    が配置され、突出時に先端部が前記通孔(52)を通過
    するプッシュロッド(62)が前記ガイド筒(63)に
    出退自在に挿通され、このプッシュロッド(62)の出
    退移動によって前記苗ポット(53)内に装填されてい
    る土付き苗(54)を前記苗トレイ(51)の表面側へ
    押し出すようにした移植機の苗押出装置において、 前記プッシュロッド(62)の基端部又は中途部に前記
    通孔(52)を通過するロッド本体(66)よりも大径
    の径大部(68)が設けられ、この径大部(68)が前
    記ガイド筒(63)に摺動自在に挿通されていることを
    特徴とする移植機の苗押出装置。
  2. 【請求項2】 プッシュロッド(62)を出退運動させ
    る押出アーム(74)の先端部が径大部(68)に枢着
    されている請求項1に記載の移植機の苗押出装置。
  3. 【請求項3】 ガイド筒(63)の先端部に、ロッド本
    体(66)を摺動自在に案内するガイドリング(80)
    が設けられている請求項1又は2に記載の移植機の苗押
    出装置。
  4. 【請求項4】 ガイドリング(80)の内径部に、ロッ
    ド本体(66)とガイド筒(63)との間からそのガイ
    ド筒(63)内に土が入るの防止するダストシール(8
    1)が設けられている請求項3に記載の移植機の苗押出
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104620740A (zh) * 2015-01-23 2015-05-20 华南农业大学 一种阵列式水稻播秧机的联动机构
CN116806564A (zh) * 2023-06-08 2023-09-29 安徽农业大学 单人小型红薯扦插机

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CN104620740B (zh) * 2015-01-23 2016-05-18 华南农业大学 一种阵列式水稻播秧机的联动机构
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