JPH0823746B2 - 自動楽音発生装置 - Google Patents

自動楽音発生装置

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JPH0823746B2
JPH0823746B2 JP62126750A JP12675087A JPH0823746B2 JP H0823746 B2 JPH0823746 B2 JP H0823746B2 JP 62126750 A JP62126750 A JP 62126750A JP 12675087 A JP12675087 A JP 12675087A JP H0823746 B2 JPH0823746 B2 JP H0823746B2
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musical
tone
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    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H7/00Instruments in which the tones are synthesised from a data store, e.g. computer organs
    • G10H7/008Means for controlling the transition from one tone waveform to another
    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H1/00Details of electrophonic musical instruments
    • G10H1/02Means for controlling the tone frequencies, e.g. attack or decay; Means for producing special musical effects, e.g. vibratos or glissandos
    • G10H1/06Circuits for establishing the harmonic content of tones, or other arrangements for changing the tone colour
    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H2210/00Aspects or methods of musical processing having intrinsic musical character, i.e. involving musical theory or musical parameters or relying on musical knowledge, as applied in electrophonic musical tools or instruments
    • G10H2210/155Musical effects
    • G10H2210/195Modulation effects, i.e. smooth non-discontinuous variations over a time interval, e.g. within a note, melody or musical transition, of any sound parameter, e.g. amplitude, pitch, spectral response or playback speed
    • G10H2210/221Glissando, i.e. pitch smoothly sliding from one note to another, e.g. gliss, glide, slide, bend, smear or sweep

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、予め記憶されている複数の音高情報を所定
のテンポで順次読出して、該読出した音高情報に基づき
楽音を自動的に発生する自動楽音発生装置に係り、特に
ある音高から次の音高へピッチが滑らかに変化するスラ
ー効果(スライド効果)を前記発生楽音に付与すること
ができるように改良した自動楽音発生装置に関する。
(従来技術) 従来技術としては、例えば特開昭58−211787号公報に
示されるように、鍵盤にて新たな鍵が押されたとき、直
前に押された鍵を表す音高情報を該新たに押された鍵を
表す音高情報に向かって徐々に変化する音高情報に変換
し、該変換した音高情報を楽音形成回路に出力すること
により、直前に押された鍵から新たに押された鍵に向か
って滑らかに変化する音高の楽音を得るようにして、い
わゆるスラー効果、スライド効果、ポルタメント効果と
呼ばれる効果を実現できるようにした電子楽器はある。
(発明が解決しようとする問題点) しかるに、上記従来の装置においては、楽音のピッチ
は、新たな鍵が押された後に、既に発音が終了した楽音
の音高から該新たな鍵に対応する音高に変化するので、
本来的には将来に向けて音高を滑らかに変化させるスラ
ー効果とは異なり、発生される楽音が不自然になる。そ
のため、上記のような電子楽器を演奏する者は、譜面に
スラー記号の付された音符が登場した場合、該音符に対
応する鍵を同音符が譜面に記されたタイミングよりも一
音符分早めに押鍵することにより上記不自然さをなくす
ようにしていた。しかし、このような演奏は極めて熟練
した者にだけ許されるもので、通常の人はこのような演
奏方法を取ることができないという問題があった。
かかる理由により、不自然さのないスラー効果を簡単
な方法により得ることができる装置の提案が従来から望
まれていた。
本発明は、上記要望を背景にするとともに、楽音を自
動的に発生する自動楽音発生装置においては、次に発生
すべき楽音に関する音高情報が記憶手段に記憶されてい
ることに着目してなされたもので、その目的とするとこ
ろは、この自動楽音発生装置を改良することにより、簡
単な方法で不自然さのないスラー効果を得ることができ
るようにした自動楽音発生装置を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 上記問題を解決して本発明の目的を達成するために、
本発明の構成上の特徴は、第1図に示すように、自動的
に発生される楽音の音高周波数を表す複数の音高情報を
記憶する音高情報記憶手段1と、前記音高情報記憶手段
1に記憶されている前記音高情報を所定のテンポで順次
自動的に読出す読出し手段2と、前記読出し手段2によ
り読出された音高情報を入力して該音高情報に対応した
音高の楽音信号を形成出力する楽音形成手段3とを備え
た電子楽器の自動楽音発生装置において、発生される楽
音にスラー効果を付与するか否かを表すスラー情報を前
記音高情報記憶手段1に記憶されている複数の音高情報
に対応させて記憶するスラー情報記憶手段4と、前記ス
ラー情報記憶手段4に記憶されているスラー情報に基づ
き前記読出し手段2により読出された音高情報に対応し
た楽音に対するスラー効果の付与の有無を検出するスラ
ー効果付与検出手段5と、前記スラー効果付与検出手段
5によりスラー効果の付与が検出されたとき前記読出し
手段2により読出された音高情報を次に発生されるべき
楽音の音高に時間的に徐々に近ずく音高情報に変更して
前記楽音形成手段3に出力する音高情報変更手段6とを
設けたことにある。
(発明の作用) 上記のように構成した本発明においては、音高情報記
憶手段1に記憶されている音高情報は読出し手段2によ
り所定のテンポで順次自動的に読出されるとともに楽音
形成手段3に供給され、同形成手段3が前記音高情報に
対応した音高の楽音を形成して出力するので、楽音形成
手段3からは所定のテンポで自動的に楽音が発生され
る。かかる場合、スラー効果付与検出手段5が、スラー
情報記憶手段4に記憶されているスラー情報に基づき、
読出し手段2により読出され楽音形成手段3に供給され
る音高情報に対応した楽音にスラー効果を付与するべき
であることを検出すると、音高情報変更手段6は前記読
出された音高情報を次に発生されるべき楽音の音高に時
間的に徐々に近ずく音高情報に変更して楽音形成手段3
に出力するので、楽音形成手段3からは、読出し手段2
により読出された音高情報に対応した音高から楽音形成
手段3にて次に発生される楽音の音高に向かってピッチ
が徐々に変化する楽音が発生されるようになる。
(発明の効果) このように、楽音形成手段3から発生される楽音のピ
ッチは、既に発音済みの楽音の音高からではなく、発生
を開始しようとする楽音の音高から次に発生される楽音
の音高に徐々に変化するので、本発明によれば、不自然
さのないスラー効果が得られる。また、この場合、本発
明は自動的に楽音の発生が制御される自動楽音発生装置
において前記スラー効果を実現するようにしたので、前
記スラー効果を得るために、上記のような難しい奏法を
必要とせず、初心者でも簡単に不自然さのないスラー効
果の付与された演奏を楽しむことができる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明すると、
第2図は本発明を適用した自動伴奏装置を備えた電子楽
器をブロック図により示している。この電子楽器はキー
スイッチ回路11、操作スイッチ回路12、テンポクロック
発生器13、楽音信号形成回路14、及び前記各回路にバス
15を介して接続されたマイクロコンピュータ部20を有す
る。
キースイッチ回路11は鍵盤(図示しない)の各鍵に対
応した複数のキースイッチからなり、各キースイッチは
各鍵の押離鍵に応じて開閉成する。操作スイッチ回路12
はリズム選択、リズムスタート等を制御する複数の操作
子(図示しない)に各々対応した複数の操作スイッチか
らなり、各操作スイッチは各操作子の操作に応じて開閉
成する。テンポクロック発生器13はリズムのテンポを決
定するもので、テンポ調整操作子(図示しない)の操作
に応じて所定周波数のテンポクロック信号を出力する。
楽音信号形成回路14は複数の楽音形成チャンネルを有
し、各楽音形成チャンネルは供給されるキーデータKDに
基づき同データKDに対応した周波数のディジタル楽音信
号を形成して出力する。この楽音信号形成回路14の出力
はD/A変換器16を介してサウンドシステム17に接続され
ている。サウンドシステム17はアンプ及びスピーカによ
り構成されており、供給されたアナログ楽音信号に対応
した楽音を発音する。
マイクロコンピュータ20はプログラムメモリ21、CPU2
2、パターンメモリ23及びレジスタ群24からなる。プロ
グラムメモリ21はROMにより構成されており、第5図の
フローチャートに対応したメインプログラムと第6A図及
び第6B図のフローチャートに対応したクロックインタラ
プトプログラムを記憶している。CPU22は前記各プログ
ラムを実行するもので、電源スイッチ(図示しない)の
投入によりメインプログラムを実行するとともに、テン
ポクロック発生器13からのテンポクロック信号の到来毎
にメインプログラムの実行を中断してクロックインタラ
プトプログラムを割込み実行する。パターンメモリ23は
ROMにより構成されており、鍵盤にて演奏された和音に
基づき発生されるべき伴奏音を表す伴奏パターンデータ
を、リズム種類ごとにCメジャを基準にして記憶してい
る。各伴奏パターンデータは、第3図に示すように、4
チャンネル分のパターンデータPATi〜PAT4で構成されて
おり、1チャンネル分のパターンデータPATi(i=〜
4)は1小節を32等分して時系列的に配列した32個のパ
ターンデータPATi(0)〜PATi(31)からなる。この場
合、各パターンデータPATi(j)(j=0〜31)はスラ
ー効果の付与の有無を表す1ビットのスラーデータSLと
各鍵音高を表す7ビットのキーコードKCとからなり、そ
のデータフォーマットは、第4A図に示すように、スラー
データSLを最上位ビットとするとともにキーコードKCを
下位ビットとする。なお、スラーデータSLは“1"でスラ
ー効果有り“0"でスラー効果無しを表すとともに、同デ
ータSLは各パターンデータPATi(j)の1アドレス前の
パターンデータPATi(j−1)に対応する音符に対する
スラー効果の付与の有無を表す。また、これらのパター
ンデータPATi(j)は16進表示「00」で楽音信号の発生
終了(キーオフ)を表し、かつ16進表示の発生終了(キ
ーオフ)を表し、かつ16進表示「FF」で楽音信号の発生
及び終了に無関係なデータ(ノーオペレイション)であ
ることを表す。
レジスタ群24はRAMにより構成され、前記プログラム
の実行に必要な下記データ及びその他のデータを一時的
に記憶する。
リズムランRUN・・・“1"にてリズム動作中を表し、
かつ“0"にてリズム停止中を表す。
テンポクロックCLK・・・テンポクロック発生器13か
らのテンポクロック信号をカウントしてリズムの進行位
置を表す。(0〜95) アドレスADRS・・・パターンメモリ23内のパターンデ
ータPAT1(j)〜PAT4(j)のjに対応するアドレスを
表す。(0〜31) 根音ROOT・・・鍵盤にて演奏された和音の根音を表
す。
タイプTYPE・・・鍵盤にて演奏されたメジャ、マイナ
等和音のタイプを表す。
演算用キーコードTKC・・・マイクロコンピュータ部2
0内におけるプログラム処理途中のキーコードKCに表
す。
スタートキーコードSTKC1〜STKC4・・・各チャンネル
ネごとのスラー効果開始時のキーコードKCを表す。
目標キーコードDSKC1〜DSKC4・・・各チャンネルごと
のスラー効果付与時の目標となるキーコードKCを表す。
キーコード差ΔKC1〜ΔKC4・・・各チャンネルごとの
目標キーコードDSKC1〜DSKC4からスタートキーコードRT
KC1〜STKC4を減算した差を表す。
オフセットキーコードOFKC1〜OFKC4・・・キーコード
差ΔKC1〜ΔKC4の正負を反転したものを表す。
オフセットキーデータOFKD・・・目標キーコードKCに
対応するキーデータからのオフセット値を表す。
出力キーデータOTKD・・・楽音信号形成回路14に供給
されて同形成回路14にて形成される楽音信号のピッチを
表す。
スラー時間STIM1〜STIM4・・・各チャンネルごとのス
ラー効果開始音符から次の音符までの時間をパターンメ
モリ23の時間軸に対するアドレス数で表す。
スラーカウントSCNT1〜SCNT4・・・各チャンネルごと
のスラー開始からの経過時間をテンポクロック数で表
す。
なお、前記演算用キーコードTKC、スタートキーコー
ドSTKC1〜STKC4、目標キーコードDSKC1〜DSKC4、キーコ
ード差ΔKC1〜ΔKC4及びオフセットキーコードOFKC1〜O
FKC4は、上記パターンデータPATi(j)と同様、スラー
データSLとキーコードKCとからなり、それらのデータフ
ォーマットも、上記パターンデータPATi(j)と同様、
第4A図に示すようになっている。また、キーデータKDは
前記キーコードKCに加えて各鍵音高間を更に細分化した
ピッチを表す小数部KCFRを有するもので、前記オフセッ
トキーデータOFKD及び出力キーデータOTKDのフォーマッ
トはスラーデータSLとキーコードKCとキーコードD)小
数部KRとからなり、第4B図に示すようになっている。
上記のように構成した実施例の動作を、第5図、第6A
図及び第6B図のフローチャートを参照しながら説明す
る。電源スイッチが投入されると、CPU22はステップ30
にてメインプログラムの実行を開始し、ステップ31にて
レジスタ群24の各レジスタに記憶されているデータをク
リアすることによりマイクロコンピュータ部20を初期設
定する。この初期設定後、CPU22はステップ32にてキー
スイッチ回路11内のキースイッチの状態に基づき、レジ
スタ群24との協働により鍵盤における押鍵イベントを検
出する。鍵盤にて新たな鍵が押された場合、同ステップ
32にて「YES」すなわち押鍵イベント有りと判定され、C
PU22はステップ33にて現在押鍵されている鍵に関するデ
ータに基づき鍵盤にて指定されている和音名を検出し、
該検出和音の根音及びタイプを根音ROOT及びタイプTYPE
としてレジスタ群24に記憶させる。これにより、鍵盤に
て新たな押鍵があるたびに、レジスタ群24に記憶されて
いる根音ROOT及びタイプTYPEが更新される。また、鍵盤
にて新たな鍵が押鍵されない場合、CPU22はステップ32
にて「N0」すなわち押鍵イベント無しと判定してプログ
ラムをステップ34に進める。
ステップ34にて、CPU22は操作スイッチ回路12内のリ
ズムスタートスイッチの状態に基づき、レジスタ群24と
の協働によりリズムスタートスイッチのオンイベントを
検出する。リズムスタートスイッチが新たにオンされた
場合、同ステップ334にて「YES」すなわちオンイベント
有りと判定され、CPU22はステップ35にてレジスタ群24
内に記憶されているリズムランRUNを以前“0"ならば
“1"に、以前“1"ならば“0"に反転して、ステップ36に
て該反転結果のリズムランRUNが“1"であるか否かを判
定する。新たなリズムランRUNが“1"であれば同ステッ
プ36にて「YES」と判定され、CPU22はテンポクロックCL
Kを「0」に設定してプログラムをステップ38に進め、
新たなリズムランRUNが“0"であれば同ステップ36にて
「NO」と判定され、CPU22は前記ステップ37の処理を実
行しないでプログラムをステップ38に進める。また、リ
ズムスタートスイッチが新たにオンされない場合には、
CPU22は前記ステップ34にて「NO」と判定してプログラ
ムをステップ38に進める。このようなステップ34〜37の
処理により、リズムスタートスイッチがオンされるたび
に、リズムランRUNは反転されるとともに、該反転結果
が“1"であればテンポクロックCLKは「0」に設定され
る。なお、このテンポクロックCLKの「0」への設定
は、リズムスタート時にリズムの進行位置を初期位置に
設定することを意味する。
次に、CPU22はステップ38にて操作スイッチ回路12内
のリズム選択スイッチ等その他のスイッチの状態に基づ
き、レジスタ群24との協働によってリズム選択スイッチ
等その他のスイッチのオンイベントを検出するととも
に、オンイベントの検出されたスイッチに関する処理を
実行してリズム選択の変更等その他のスイッチに関する
各種制御データを変更する。このステップ38の処理後、
CPU22はプログラムをステップ32に戻し、以降ステップ3
2〜38からなる循環処理を実行することにより、キース
イッチ及び操作スイッチに関する処理を実行し続ける。
かかる循環処理中、テンポクロック発生器13からテン
ポクロック信号が発生されると、CPU22は上記メインプ
ログラムの実行を中断してクロックインタラプトプログ
ラム(第6A図及び第6B図)を割込み実行する。このクロ
ックインタラプトプログラムにおいては、CPU22はステ
ップ40にて同プログラムの実行を開始し、ステップ41に
てリズムランRUNが“1"であるか否かを判定する。今、
上記ステップ31,35の処理によってリズムランRUNが“0"
に設定されていれば、CPU22はステップ41にて「NO」す
なわちリズムが動作中でないと判定してプログラムをス
テップ42に進め、同ステップ42にてこのクロックインタ
ラプトプログラムの実行を終了して再びメインプログラ
ムの実行に移る。また、リズムランRUNが“1"であれ
ば、CPU22はステップ41にて「YES」すなわちリズムが動
作中であると判定し、プログラムをステップ43以降に進
めて伴奏音の発生を制御する。かかる場合、伴奏音にス
ラー効果が付与されない場合とスラー効果が付与される
場合とで動作が異なるので、以下各場合に分けて説明す
る。
(1)スラー効果が付与されない場合 スラー効果の付与されない場合の動作を、第7A図に示
す音符列に対応した伴奏音を第1チャンネルにて発生す
る場合を例にして説明する。この場合、前記音符列に対
応したパターンデータPAT1(j)は第7B図に示すように
なっている。
上記ステップ41の処理後、CPU22はステップ43にてテ
ンポクロックCLKを「3」で除した余りが「0」である
か否かを判定する。この判定処理はテンポクロックCLK
が「0」〜「95」に渡り変化するのに対しアドレスADR
は「0」〜「31」に渡り変化するものであるために、テ
ンポクロックCLKが「3」の整数倍(P倍)であるとき
にのみアドレスADRSの歩進を許容するものである。今、
テンポクロックCLKが時刻T0(第7A図)にて3Pである
と、CPU22は前記ステップ43にて「YES」すなわち余りが
「0」であると判定し、ステップ44にてテンポクロック
CLK(=3P)を「3」で除した値PをアドレスADRSとし
て設定する。
ステップ44の処理後、CPU22はステップ45にて伴奏音
チャンネル番号を表す変数iを「1」に設定し、ステッ
プ46にて、上記ステップ43の処理と同様、「YES」すな
わちテンポクロックCLKを「3」で除した余りが「0」
であると判定してプログラムをステップ47に進める。ス
テップ47においては、リズム種類、変数i(=1)及び
アドレスADRS(=P)に基づきパターンメモリ23が参照
されて、同パターンメモリ23から第7B図に示すパターン
データPAT1(P)が読出され、該データPAT1(P)がス
タートキーコードSTKC1として設定記憶される。次に、C
PU22はステップ48にて前記スタートキーコードSTKC1
「00」(16進表示)であるか、「FF」(16進表示)であ
るか、又はそれ以外であるかを判定する。かかる場合、
スタートキーコードSTKC1は第7B図のパターンデータPAT
1(P)に設定されていて「00」でも「FF」でもないの
で、CPU22は前記ステップ48の判定処理によりプログラ
ムをステップ49に進め、ステップ49にてアドレスADRSに
対応した変数jをADRS+1の演算の実行によりP+1に
設定する。次に、CPU22はステップ50〜52からなる循環
処理により、変数jをP+1から「1」ずつ増加させ、
該増加させた変数jによりアドレス指定されるパターン
データPAT1(j)を演算用キーコードTKCとして設定す
るとともに、該演算用キーコードTKCの値が「FF」(16
進表示)でないものを順次サーチする。かかる場合、第
7B図に示すように、変数jがP+3になるとPAT1(j)
は「FF」でなくなるので、CPU22は、ステップ50の処理
により「00」(16進表示)に設定した演算用キーコード
TKCに基づき、ステップ51にて「NO」と判定し、プログ
ラムをステップ53に進め、同ステップ53にて演算用キー
コードTKCの最上位ビットMSBが“1"であるか否かを判定
する。演算用キーコードTKCは前述のように「00」に設
定されているので、前記ステップ53の判定処理において
は「NO」と判定され、ステップ54にてオフセットキーコ
ードOFKC1を0に設定して、プログラムをステップ55
(第6B図)に進める。
ステップ55においては、スタートキーコードSTKC1
最上位ビットMSBが“1"であるか否かが判定される。こ
の場合、スタートキーコードSTKC1は第7B図に示すパタ
ーンデータPAT1(P)であり、その最上位ビットMSBは
“0"であるので、CPU22はステップ55にて「NO」と判定
して、ステップ56にて出力キーデータOTKDを前記スター
トキーコードSTKC1=PAT1(P)に設定する。この場
合、スタートキーコードSTKC1は第4B図に示すように出
力キーデータOTKDの上位8ビットに設定され、同データ
OTKDの下位ビットは全て“0"に設定される。次に、CPU2
2はステップ57にて根音ROOT及びタイプTYPEに基づき出
力キーデータOTKDを和音種類に応じて変換する。この変
換はパターンメモリ23内のパターンデータPATi(j)は
Cメジャを基準にしたデータであるので、根音ROOTがC
音を表していなければ出力キーデータOTKDにはC音から
根音ROOTまでの音程差に対応したキーコードKCが加算さ
れるとともに、タイプTYPEがメジャでなければ出力キー
データOTKDはパターンデータPATi(j)が示す音高に応
じて変換、例えばタイプTYPEがマイナでありパターンデ
ータPAT1(j)がE音(3度音)であれば出力キーデー
タOTKDは半音低いキーデータに変換される。
上記ステップ57の処理後、CPU22はステップ58にて上
述の変換された出力キーデータOTKDを変数i(=
「1」)とともにバス15を介して楽音信号形成回路14に
出力するとともに、同形成回路14にて形成される楽音信
号を新たに発生開始すること、すなわち同楽音信号にア
タックを付与することを表す制御データを同形成回路14
に出力する。これにより、楽音信号形成回路14はi(=
「1」)チャンネルにて出力キーデータOTKDに対応した
音高のディジタル楽音信号を形成し、同信号に第7A図の
時刻T0から立上がるエンベロープ波形を付して出力す
る。なお、この場合、以前からの楽音信号が消滅してい
なければ、以前からの楽音信号を消滅させた後に次の楽
音信号の発生を開始する。このエンベロープ波形信号の
付与されたディジタル楽音信号はD/A変換器16に供給さ
れ、同変換器16にてアナログ楽音信号に変換されてサウ
ンドシステム17に供給される。サウンドシステム17は前
記アナログ楽音信号に対応した楽音を発生するので、同
システム17からは鍵盤にて指定されている和音に関係し
た伴奏音の発音が時刻T0にて開始される。
上記ステップ58の処理後、CPU22はステップ59にてス
ラーカウントSCNT1が「0」であるか否かを判定する。
かかる場合、発生楽音にスラー効果は付与されていない
のでこの処理は直接関係しないが、スラーカウントSCNT
1が「0」であれば、同ステップ59にて「YES」と判定さ
れて、プログラムはステップ60の処理を経てステップ62
に進められる。また、スラーカウントSCNT1が「0」で
なければ、前記ステップ59にて「NO」と判定され、CPU2
2はステップ61にて上記ステップ54の処理により「0」
に設定したオフセットキーコードOFKC1に基づき「YES」
と判定して、プログラムをステップ62に進める。
ステップ62においては、チャンネル番号を示す変数i
に「1」が加算されて、同変数iが「2」にて設定され
る。次に、CPU22はステップ63にて前記変数iが「4」
より大きいか否かを判定する。かかる場合、変数iは
「2」であるので同ステップ63にて「NO」と判定され、
CPU22はプログラムをステップ46(第6A図)に戻し、第
2チャンネルについて上述のような処理を実行して、再
びステップ62の処理により変数iを「1」だけ増加させ
る。以降、このような処理を第3及び第4チャンネルに
ついても行い、変数iが「5」になると、CPU22はステ
ップ63にて「YES」すなわち変数iが「4」より大きい
と判定し、ステップ64にてテンポクロックCLKに「1」
を加算する。この場合、テンポクロックCLKは3P+1に
なる、。次に、CPU22はステップ65にてテンポクロックC
LK「96」に等しいか否かを判定し、テンポクロックCLK
が「96」に等しくなければ「NO」と判定してステップ42
にてこのインタラプトプログラムの実行を終了する。ま
た、テンポクロックCLKが「96」に等しいときには、CPU
22は前記ステップ65にて「YES」と判定し、ステップ66
にてテンポクロックCLKを「0」にリセットして、ステ
ップ42にて同プログラムの実行を終了する。これらのス
テップ64〜66の処理により、テンポクロックCLKは
「0」〜「95」に渡ってこのクロックインタラプトプロ
グラムの実行毎に「1」ずつ歩進する。
一方、メインプログラムの実行中、テンポクロック発
生器13から再びテンポクロック信号が出力されると、CP
U22は再度ステップ40にてクロックインタラプトプログ
ラムの実行を開始し、ステップ41にてリズムランRUN=
“1"に基づき「YES」と判定して、ステップ43にてテン
ポクロックCLKを「3」で除した余りが「0」であるか
否かを判定する。この場合、テンポクロックCLKは上述
のように3P+1であるので、CPU22は同ステップ43にて
「NO」と判定し、ステップ45にて変数iを「1」に設定
して、ステップ46にて前記ステップ43と同様「NO」と判
定してプログラムをステップ59に進める。ステップ59〜
61の処理後、CPU22はステップ62にて変数iを「2」に
変更し、プログラムをステップ46に戻して、以降変数i
が「5」になるまでステップ46,59〜63からなる循環処
理を実行する。そして、変数iが「5」になると、CPU2
2は、上述の場合と同様、ステップ63にて「YES」と判定
し、ステップ64〜66の処理によりテンポクロックCLKを
「1」だけ歩進させて、ステップ42にてこのクロックイ
ンタラプトプログラムの実行を終了する。かかるテンポ
クロックCLKは3P+2になっている。その結果、楽音信
号形成回路14にて形成される楽音信号は何ら変更制御さ
れない。
再び、テンポクロック発生器13がテンポクロック信号
を出力すると、クロックインタラプトプログラムが再び
実行されるが、テンポクロックCLKは3P+2であってテ
ンポクロックCLKを「3」で除した余りは上記場合と同
様「0」でないので、同プログラムの実行によりテンポ
クロックCLKが3P+3になるのみである。
かかる状態で、テンポクロック発生器13からのテンポ
クロック信号の出力により、クロックインタラプトプロ
グラムが再び実行されると、この場合にはテンポクロッ
クCLK(3P+3)を「3」で除した余りは「0」である
ので、CPU22はステップ43にて「YES」と判定してステッ
プ44にてアドレスADRSをテンポクロックCLKを「3」で
除したP+1に設定する。次に、CPU22はステップ45に
て変数iを「1」に設定した後、ステップ46にて前記ス
テップ43の場合と同様に「YES」と判定し、ステップ47
にてスタートキーコードSTKC1を第7B図におけるアドレ
スP+1のパターンデータPAT1(P+1)に設定する。
このステップ47の処理後、CPU22はステップ48にて前記
設定したスタートキーコードSTKC1が「00」(16進表
示)であるか、「FF」(16進表示)であるか、又はその
以外であるかを判定する。この場合、前記パターンデー
タPAT1(P+1)は「FF」であるので、CPU22はステッ
プ48の判定処理によりプログラムをステップ59に進め、
以降上述の場合と同様な処理により変数iを「5」まで
増加させた後、テンポクロックCLKを3P+4に設定して
このクロックインタラプトプログラムの実行を終了す
る。その結果、楽音信号形成回路14にて形成される楽音
信号はこの場合も何ら変更制御されることはない。
そして、上述のような処理中、テンポクロックCLKが3
P+9になった状態で、テンポクロック発生器13からテ
ンポクロック信号が発生されてクロックインタラプトプ
ログラムが実行されると、第7B図に示すようにアドレス
P+3に記憶されているパターンデータPAT1(P+3)
は「00」(16進表示)であるので、ステップ44の処理に
より設定されたアドレスADRS(=P+3)に基づきパタ
ーンメモリ23から読出されかつステップ47にて設定され
たスタートキーコードSTKC1は「00」となり、CPU22はス
テップ48の判定処理によりプログラムをステップ67に進
める。ステップ67においては、チャンネル番号を示す変
数i(=「1」)とともに楽音信号の発生を停止する制
御データが楽音信号形成回路14に出力される。これによ
り、楽音信号形成回路14は第7A図の時刻T3にて示すよう
に徐々に減衰するエンベロープ波形信号をディジタル楽
音信号に付して出力するようになり、その後同楽音信号
の発生を停止するので、サウンドシステム17からの楽音
は徐々に減衰して消滅する。
上記ステップ67の処理後、CPU22はプログラムをステ
ップ62に進め、以降上述のようなプログラム処理を再び
実行する。また、さらに時間が経過して、テンポクロッ
クCLKが3P+12になると、アドレスADRSはP+4にな
り、同アドレスADRS(=P+4)には第7B図に示すよう
な「00」(16進表示)又は「FF」(16進表示)でないパ
ターンデータPAT1(P+4)が記憶されているので、時
刻T4においても上述の時刻T0の場合と同様にパターンデ
ータPAT1(P+4)に応じた楽音の発生が制御される
(第7A図参照)。このようにして第7A図のようなスラー
効果の付与されない音符列に対応した楽音が得られる。
(2)スラー効果が付与される場合 スラー効果が付与される場合の動作を、第8A図に示す
音符列に対応した伴奏音を第1チャンネルにて発生する
場合を例にして説明する。この場合、前記音符列に対応
したパターンデータPAT1(j)は第8B図に示すようにな
っている。
この場合も、テンポクロックCLKが時刻T0(第8A図)
にて3Pであると、CPU22は上記ステップ41,43〜46の処理
後のステップ47にてスタートキーコードSTKC1をパター
ンデータPAT1(P)に設定し、ステップ48の処理後のス
テップ49〜52の処理により「FF」(16進表示)でない次
のパターンデータPAT1(j)をサーチして演算用キーコ
ードTKCをパターンデータPAT1(P+4)に設定する
(第8B図参照)。かかる場合、パターンデータPAT1(P
+4)すなわち演算用キーコードTKCの最上位ビットMSB
は“1"であるので、ステップ53の判定処理においては、
CPU22は「YES」と判定してプログラムをステップ68〜70
に進める。ステップ68にて演算用キーコードTKCは「7
F」(16進表示)との論理積演算により最上位ビットMSB
がマスクされた目標キーコードDSKC1に変換され、ステ
ップ69にて該目標キーコードDSKC1からスタートキーコ
ードSTKC1を減算することによりキーコード差ΔKC1が算
出され、ステップ70にて該キーコード差ΔKC1の正負が
反転されてオフセットキーコードOFKC1が導出される。
また、同ステップ70においては、前記演算用キーコード
TKCを探し出したアドレスADRS(=P+4)を表す変数
jからスタートキーコードSTKC1が記憶されているアド
レスADRSを減算することにより、スラー時間STIM1が算
出されるとともに、スラーカウントSCNT1が「0」に設
定される。
上記ステップ70の処理後、CPU22は、スタートキーコ
ードSTKC1の最上位ビットMSBが“0"であることに基づ
き、ステップ55〜58の処理により上記場合と同様に時刻
T0(第8A図)にて楽音の発生開始を制御する。次に、CP
U22はステップ59にてスラーカウントSCNT1が「0」であ
るか否かを判定する。この場合、スラーカウントSCNT1
は上記ステップ70の処理により「0」に設定されている
ので、CPU22は同ステップ59にて「YES」と判定し、ステ
ップ60にてスラーカウントSCNT1に「1」を加算するこ
とにより同カウントSCNT1を「1」に変更してプログラ
ムをステップ62以降に進める。ステップ62以降において
は、上述したスラー効果を付与しない場合と同様にして
第2〜第4チャンネルに関する処理が実行されるととも
に、ステップ64〜66の処理によりテンポクロックCLKが3
P+1に設定されて、このクロックインタラプトプログ
ラムの実行が終了される。
かかる状態で、テンポクロック発生器13からのテンポ
クロック信号の発生により、再びクロックインタラプト
プログラムが実行されると、CPU22はステップ41,43〜45
の処理後、上述したスラー効果が付与されない場合と同
様、ステップ46にて「NO」すなわちテンポクロック3P+
1を「3」で除した余りが「0」でないと判定しプログ
ラムをステップ59に進める。かかる場合、スラーカウン
トSCNT1は上記ステップ60の処理によって「1」に設定
され、かつオフセットキーコードOFKC1は上記ステップ7
0の処理によってスタートキーコードSTKC1と目標キーコ
ードDSKC1との差に対応する「0」以外の値に設定され
ているので、CPU22はステップ59,61にて各々「NO」と判
定してプログラムをステップ71,72に進める。ステップ7
1において、下記演算の実行によりオフセットキーデー
タOFKDが算出される。
OFKD=OFKCi*{1−SCNT1/(3*STIM1)} この場合、スラー時間STIMiはパターンメモリ23のアド
レスに対応しかつスラーカウントSCNTiはテンポクロッ
クCLKに対応するとともに、テンポクロックCLKの3個分
が前記アドレスに対応するので、上記式中SCNTi/(3
*STIMi)によりスラー効果の付与される楽音の開始か
らの経過時間のスラー時間に対する比率が算出され、こ
の比率を「1」から減算してオフセットキーコードOFKC
iに乗算することにより、目標キーコードDSKCiから現時
点におけるオフセット値としてのオフセットキーデータ
OFKDが算出されることになる。なお、この場合、オフセ
ットキーデータOFKDは、第4B図に示すように、小数部KC
FRを有する。ステップ72においては、目標キーコードDS
KC1から前記オフセットキーデータOFKDを減算すること
により、現時点にて発生されるべき音高ピッチを表す出
力キーデータOTKDが算出される。
ステップ72の処理後、CPU22はステップ73にて上記ス
テップ57の処理と同様にして根音ROOT及びタイプTYPEに
基づき出力キーデータOTKDのキーコード部KC(第4B図参
照)を和音種類に応じて変換し、ステップ74にて該変換
された出力キーデータOTKDを変数i(=「1」)ととも
にバス15を介して楽音信号形成回路14に出力するととも
に、同形成回路14にて楽音信号を継続して(アタックが
付与されない状態で)発生すること、すなわち同楽音信
号にアタックを付与しないことを表す制御データを同形
成回路14に出力する。これにより、楽音信号形成回路14
はi(=「1」)チャンネルにて発生中のディジタル楽
音信号のピッチを出力キーデータOTKDに対応するものに
変更して、同楽音信号を出力し続ける。その結果、サウ
ンドシステム17から発音されている楽音のピッチのみが
スタートキーコードSTKC1に対応した音高ピッチからオ
フセットキーデータOFKD分目標キーコードDSKC1に対応
した音高ピッチに向けて変化する。
上記ステップ74の処理後、CPU22はステップ60にてス
ラーカウントSCNT1に「1」を加算することにより同カ
ウントSCNT1を「2」に変更してプログラムをステップ6
2以降に進める。この場合も、上記第2〜第4チャンネ
ルに関する処理が実行されるとともに、テンポクロック
CLKが3P+2に設定されてこのクロックインタラプトプ
ログラムの実行が終了される。そして、再び、クロック
インタラプトプログラムが実行されると、テンポクロッ
クCLKが3P+2でであり「3」で割り切れないので、CPU
22は上記場合と同様なステップ59,61,71〜74の処理によ
り楽音信号形成回路14の第1チャンネルにて形成される
楽音信号のピッチをOFKC1*SCNT1/(3*STIM1)分変
更し、ステップ60の処理によりスラーカウントSCNT1
歩進させるとともに、上記のような動作を第2〜第4チ
ャンネルに渡り繰返し処理した後、ステップ64〜66の処
理によりテンポクロックCLKを歩進させてステップ42に
てこのクロックインタラプトプログラムの実行を終了す
る。
かかる動作により、テンポクロックCLKが3P+3すな
わち「3」で割り切れる数になると、CPU22は、上述の
よなクロックインタラプトプログラムの実行中、ステッ
プ46にて「YES」と判定し、ステップ47にてスタートキ
ーコードSTKC1をP+1に設定されているアドレスADRS
に基づきパターンデータPAT1(P+1)に設定する(第
8B図参照)。かかる場合、パターンデータPAT1(P+
1)は「FF」(16進表示)であるので、CPU22は前記ス
テップ48の処理後のステップ48における判定処理により
プログラムをステップ59に進め、以降上述したように、
楽音信号形成回路14にて形成される楽音信号のピッチ変
更処理、スラーカウントSCNT1及びテンポクロックCLKの
歩進処理を実行してこのクロックインタラプトプログラ
ムの実行を終了する。
かかるピッチの変更処理中、時刻T4(第8A図参照)に
対応してテンポクロックCLKが3P+12になると、上記ク
ロックインタラプトプログラムの実行中、ステップ47に
て設定されるスタートキーコードSTKC1は「00」(16進
表示)又は「FF」(16進表示)と異なる値になる(第8B
図参照)ので、CPU22は前記ステップ47の処理後のステ
ップ48における判定処理によりプログラムをステップ49
〜52からなり次に処理されるパターンデータPATi(j)
(但し、「FF」(16進表示)のデータは除く)のサーチ
ルーチンに進める。このサーチルルーチンにおいては、
上述したように、次に処理されるべきパターンデータPA
T1(j)が演算用キーコードTKCとして設定される。こ
の場合、次に処理されるべきパターンデータPAT1(j)
はスラー効果の付与に関係していないとすれば、該サー
チルーチンの処理後、CPU22はステップ53にて上述のよ
うに「NO」すなわち演算用キーコードTKCの最上位ビッ
トMSBが“1"でないと判定し、ステップ54にてオフセッ
トキーコードOFKC1を“0"に設定する。
次に、CPU22はステップ55にてスタートキーコードSTK
C1の最上位ビットMSBが“1"であるか否かを判定する。
この場合、スタートキーコードSTKC1はスラー効果の終
了音符(第8A図参照)に対応するものであって、その最
上値ビットMSBは“1"である(第8B図参照)ので、CPU22
は同ステップ55にて「YES」と判定してプログラムをス
テップ75〜77に進める。ステップ75においては、上記ス
テップ68のマスキング処理と同様としてスタートキーコ
ードSTKC1の最上位ビットMSBを除くキーコード部KCのみ
が出力キーデータOTKDとして設定される。次に、ステッ
プ76にて、上記ステップ57,73の処理と同様に、出力キ
ーデータOTKDが根音ROOT及びタイプTYPEに基づき指定和
音に応じて変換され、ステップ77にて、上記ステップ74
の処理と同様に、前記変換された出力キーデータOTKDが
楽音信号形成回路14に出力される。これにより、楽音信
号形成回路14は第8A図の2番目の音符に対応した音高の
ディジタル楽音信号を継続して発生し、サウンドシステ
ム17からは前記楽音信号に対応した楽音が継続して発音
される。上記ステップ77の処理後、CPU22はステップ59
以降の上述した処理を実行して楽音の発生を制御する。
上記動作説明からも理解されるように、上記実施例に
よれば、ステップ49〜52の処理により次に発音される楽
音に対応したパターンデータPATi(j)がサーチされ、
該パターンデータPATi(j)により発音される楽音にス
ラー効果を付与することが検出されると、ステップ68〜
70,71〜74の処理によりピッチがオフセットキーコードO
FKC1(キーコード差ΔKC1)及びスラー時間STIMiに応じ
て徐々に変更されるスラー効果の付与された楽音が得ら
れる。その結果、演奏者は鍵盤にて譜面通りに和音指定
するのみで、発音を開始する楽音の音高から次に発音さ
れる楽音の音高に向けてピッチの変化するスラー効果を
得ることができるようになり、簡単な奏法で不自然さの
ないスラー効果を実現できる。
なお、上記実施例の動作説明においては、2音符間に
スラー記号が付されている場合について説明したが、3
以上の音符に連続してスラー効果の付与されている場合
についても上記説明と同様にして連続したスラー効果が
得られる。
また、上記実施例においては、スラーデータSL
(“1")を目標キーコードDSKCiに対応したパターンデ
ータPATi(j)に記憶させるようにしたが、スタートキ
ーコードSTKCi側に対応したパターンデータPATi(j)
中に記憶させるようにしてもよい。この場合、スタート
キーコードSTKCiのスラーデータSLが“0"であれば、次
の音符に対するパターンデータPATi(j)のサーチは不
要となる。
また、上記実施例においては、スラー効果付与時の楽
音のピッチは直線的に変化するようにしたが、上記(従
来技術)の項で引用した特開昭58−211787号公報に示す
ように、前記楽音のピッチが所定カーブ又は曲線で変化
するようにしてもよい。
さらに、上記実施例においては、パターンメモリ23に
は1小節分のパターンデータPATi(j)をCメジャを基
準にして種々の和音に対して共通に記憶させるようにし
たが、1小節分より長いパターンデータPATi(j)又は
和音の根音、タイプ別のパターンデータPATi(j)がパ
ターンメモリ23に記憶されるようにしてもよい。
さらに、上記実施例においては、本発明を鍵盤にて指
定された和音に応じて伴奏音を発生する自動伴奏装置に
適用したが、本発明は鍵盤における押鍵とは無関係にメ
モリに記憶されている音高データのみにより指定された
楽音を発生する自動演奏装置にも適用される。
【図面の簡単な説明】
第1図は上記特許請求の範囲に記載した発明の構成に対
応するクレーム対応図、第2図は本発明の適用された電
子楽器の一例を示すブロック図、第3図は第2図のパタ
ーンメモリのメモリマップ、第4A図及び第4B図は第2図
の電子楽器にて利用されるデータのフォーマットを説明
するためデータフォーマット図、第5図、第6A図及び第
6B図は第2図のマイクロコンピュータにて実行されるプ
ログラムの一例に対応したフローチャート、第7A図及び
第8A図は第2図の電子楽器の動作を説明するための音符
列及び信号波形図、並びに第7B図及び第8B図は第2図の
動作を説明するためのパターンデータの一例を示すメモ
リマップである。 符号の説明 11……キースイッチ回路、12……操作スイッチ回路、13
……テンポクロック発生器、14……楽音信号形成回路、
17……サウンドシステム、20……マイクロコンピュータ
部、21……プログラムメモリ、22……CPU、23……パタ
ーンメモリ、24……レジスタ群。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動的に発生される楽音の音高周波数を表
    す複数の音高情報を記憶する音高情報記憶手段と、 前記音高情報記憶手段に記憶されている前記音高情報を
    所定のテンポで順次自動的に読出す読出し手段と、 前記読出し手段により読出された音高情報を入力して該
    音高情報に対応した音高の楽音信号を形成出力する楽音
    形成手段と を備えた電子楽器の自動楽音発生装置において、 発生される楽音にスラー効果を付与するか否かを表すス
    ラー情報を前記音高情報記憶手段に記憶されている複数
    の音高情報に対応させて記憶するスラー情報記憶手段
    と、 前記スラー情報記憶手段に記憶されているスラー情報に
    基づき前記読出し手段により読出された音高情報に対応
    した楽音に対するスラー効果の付与の有無を検出するス
    ラー効果付与検出手段と、 前記スラー効果付与検出手段によりスラー効果の付与が
    検出されたとき前記読出し手段により読出された音高情
    報を次に発生されるべき楽音の音高に時間的に徐々に近
    ずく音高情報に変更して前記楽音形成手段に出力する音
    高情報変更手段と を設けたことを特徴とする自動楽音発生装置。
  2. 【請求項2】前記音高情報変更手段を、 前記音高情報記憶手段に記憶されている複数の音高情報
    の中から前記次に発生されるべき楽音に対応した音高情
    報を探し出すサーチ手段と、 前記読出し手段により読出された音高情報と前記サーチ
    手段により探し出された音高情報との音高差を算出する
    音高差算出手段と、 前記音高差算出手段により算出された音高差に応じた速
    度で前記音高情報の変更を制御して該変更された音高情
    報を出力する変更制御手段と により構成した上記特許請求の範囲第1項記載の自動楽
    音発生装置。
  3. 【請求項3】前記音高情報変更手段を、 前記音高情報記憶手段に記憶されている複数の音高情報
    の中から前記次に発生されるべき楽音に対応した音高情
    報を探し出すサーチ手段と、 前記読出し手段により読出された音高情報と前記サーチ
    手段により探し出された音高情報との音高差を算出する
    音高差算出手段と、 前記読出し手段により読出された音高情報に対応した楽
    音の発生タイミングから前記次に発生されるべき楽音の
    発生タイミングまでの時間間隔を検出する発生間隔検出
    手段と、 前記音高差算出手段により算出された音高差及び前記発
    生間隔検出手段により検出された時間間隔に応じた速度
    で前記音高情報の変更を制御して該変更された音高情報
    を出力する変更制御手段と により構成した上記特許請求の範囲第1項記載の自動楽
    音発生装置。
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