JPH0823766B2 - ロボットのティーチング方法 - Google Patents

ロボットのティーチング方法

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JPH0823766B2
JPH0823766B2 JP1168188A JP1168188A JPH0823766B2 JP H0823766 B2 JPH0823766 B2 JP H0823766B2 JP 1168188 A JP1168188 A JP 1168188A JP 1168188 A JP1168188 A JP 1168188A JP H0823766 B2 JPH0823766 B2 JP H0823766B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ワークの表面上におけるエンドエェクタ
の位置および姿勢情報を、ロボットに教示するためのロ
ボットのティーチング方法に関する。
〔従来の技術とその課題〕
プレス成形された板金などのような複雑な立体形状を
有するワークを切断して所望の形状とすることのできる
切断ロボットとしては、本件出願人によって出願され、
特開昭57−96791号公報において開示されたプラズマ切
断ロボットなど、種々のものが既に提案されて実用化さ
れている。
そして、このようなロボットにおいては、切断線をロ
ボットに教示するために、あらかじめワークやティーチ
ングモデル上の所定の位置の情報をティーチングデータ
としてロボットに教示する必要がある。
そして、このようなティーチングデータを作成する方
法として、他のNC工作機械の制御装置等で作成されたNC
データに基づいてロボットのエンドエフェクタを移動さ
せ、NCデータに含まれていないティーチングデータは運
転員が調整し、設定する方法がある。
第8図は、このようなNCデータを用いたティーチング
データ作成方法を示す説明図である。図において、立体
形状を有するワークWの表面上には切断線Cと教示点P
i-1〜Pi+2が仮想的に設けられている。なお、これらの
教示点は簡単のため実際よりも相互の距離が大きくとら
れている。NCデータはX軸及びY軸の2次元データであ
り、NCデータにより指定されるX−Y表面上のNCデータ
点Qi-1〜Qi+2及びNCデータ線DがワークWの上方に示さ
れている。なお、NCデータ線DはロボットのトーチTと
ワークWが干渉しないようにするため、ワークWに対し
て十分高いZ座標位置におけるX−Y平面上に設定され
ている。
切断線CはNCデータ曲線DをワークW上に投影したも
のであり、NCデータ点Qi-1〜Qi+2と教示点Pi-1〜Pi+2と
がそれぞれ対応している。
また、図にはロボットのエンドエフェクタとしてのト
ーチT及びトーチTの概略の移動経路Rを併せて示して
いる。
従来の方法でティーチングデータを作成するには、ま
ずNCデータに基づいてトーチTを最初のNCデータ点Qi-1
に自動的に移動させる。このとき、トーチTは一定の
(例えば鉛直下向きの)姿勢をとるようにする。次に、
手動モードに切換えて、トーチTをワークW上の教示点
Pi-1に下降させ、教示点Pi-1におけるトーチTのZ座標
位置と姿勢とを調整し、教示点情報としてロボットに記
憶させることによってティーチングデータを作成する。
教示点Pi-1のティーチングデータ作成後は、自動モー
ドに切換え、トーチTを次のNCデータ点Qiの位置に自動
的に移動させるとともにその姿勢を鉛直下向きに直す。
このときトーチTを最初の教示点Pi-1から次の教示点Pi
に直接移動させないのは、この時点においてロボットが
有しているティーチングデータはNCデータ点Qi-1〜Qi+2
の2次元データのみであり、そのZ座標やトーチTの姿
勢を規定するデータがないからである。NCデータ点Qiか
ら教示点PiへのトーチTの移動は、前記と同様に手動モ
ードに切換え、トーチTを手動により教示点Piに近づけ
てトーチTのZ座標位置及び姿勢を調整する、そして、
教示点情報としてロボットに記憶させることにより、テ
ィーチングデータの作成を行なう。
以上のように、従来は教示点Pi-1〜Pi+2毎に一旦対応
するNCデータ点Qi-1〜Qi+2にトーチTを自動的に移動さ
せ、次に手動によりトーチTを動かしてZ座標位置と姿
勢とを調整することによりティーチングデータの作成を
行なっていた。
このときトーチTの姿勢は、トーチTまわりの回転軸
を回転させて調整するので、例えば教示点Piから次のNC
データ点Qi+1にトーチTを自動的に移動させると、トー
チTまわりの回転軸も自動的にまわってトーチTを一定
姿勢(鉛直下向き)に戻す。ところが、この移動は自動
的に行なわれるので、トーチTの回転の仕方や移動経路
及びワークWの形状によってはトーチTがワークWに衝
突する危険性がある。また、教示点Pi-1〜Pi+2における
トーチ姿勢によってはトーチTが鉛直下向きの姿勢に戻
る際に伴って、トーチTが急激な動きをするので特に危
険性が高いという問題があった。
また、相互に隣接する教示点(例えばPi-1とPi)はそ
の座標位置及びトーチ姿勢が似通っているので、隣接す
る教示点に対してトーチTを順次移動していけば、トー
チTの位置及び姿勢を調整するのも容易である。ところ
が、ティーチングデータとして限られた(上記の場合、
X軸,Y軸のみの)データに基いてトーチTを移動させる
ので、教示点Pi-1〜Pi+2毎にトーチTを一旦NCデータ点
Qi-1〜Qi+2に戻している。従って、トーチTを教示点毎
に所望の位置及び姿勢に調整するために手間と時間を要
し、ティーチングデータを効率的に作成できないという
問題があった。
〔発明の目的〕
この発明は上記のように課題を解決するためになされ
たもので、NCデータ等の、他のデータ作成手段によって
予め作成された所定の自由度のみについての座標データ
に基いてティーチングを行なう際に、エンドエフェクタ
の自動的な動作によって、エンドエフェクタとワークと
が衝突するなどの危険性がなく、また、多数の教示点に
係るティーチングを行なうことができるロボットのティ
ーチング方法を提供することにある。
〔目的を達成するための手段〕
上述の目的を達成するため、この発明は、ワークの表
面上におけるロボットのエンドンエフェクタの動作を教
示するに当たって、所定のデータ作成手段によって予め
作成された一部の自由度のみについての教示点座標デー
タを用いて前記ロボットのティーチングを行なう方法で
あって、(a)前記ワークの表面と前記エンドエフェク
タの相互の位置関係を、前記ロボットが備える相互位置
検出手段によって検出し、その検出結果に基づいて前記
ワークの表面と前記エンドエフェクタとの相互の位置関
係を所定の関係に保ちつつ、移動制御手段を用いて前記
教示点座標データが指示する場所へ前記エンドエフェク
タを移動させ、(b)前記移動後または移動中に前記エ
ンドエフェクタの姿勢を所望の姿勢とした後に、前記エ
ンドエフェクタの位置情報及び姿勢情報を取込み、
(c)以上の(a)および(b)の処理を繰返してティ
ーチングを進める。
〔実施例〕
A.実施例の構成の概要 第1図は、この発明を適用してティーチングを行なわ
せるべきロボットの一例としての、直角座標型レーザ切
断ロボットの機構的構成を示す概略斜視図である。同図
において、このレーザ切断ロボットRBは、基台1の上
に、図示しないモータM1によってX方向(水平方向)に
移動自在な移動台2を有しており、この移動台2の上に
ワーク(図示せず)を載置する。基台1の両側方に垂直
に立設されたコラム3の頂部にはビーム4が架設され、
このビーム4には、図のZ方向(垂直方向)に延びると
ともに、モータM2によってY方向に移動自在な移動コラ
ム5が設けられている。
また、この移動コラム5の下端には、モータM3によっ
てZ方向に上下するモータM4が設けられている。これに
よって、移動コラム5の中心軸から偏心した位置に設け
られているアーム6が図のθ方向に回転する。また、こ
のアーム6の下端側方にはモータM5が設けられており、
これによってエンドエフェクタとしてのレーザトーチT
が図のψ方向に回動する。さらに、このレーザトーチT
を利用して、レーザトーチTとワークWの表面との距離
を検出するハイトセンサHS(後述する。)が形成されて
いる。
レーザトーチTには、レーザ発振装置7からのレーザ
ビームがレーザガイドパイプ8を通して与えられる。ま
た、制御装置9には、後述するトーチ距離検出器やマイ
クロコンピュータなどが内臓されており、操作盤10に
は、キーボードやディスプレイ等が設けられている。さ
らに、外部コンピュータ11は種々のデータの入出力やデ
ータ処理を行なうためのものであり、CRT12やキーボー
ド13などを備えている。
第2図は、第1図に示したロボットRBの電気的構成の
概略図である。第2図において、制御装置9に内臓され
たマイクロコンピュータ21には、バスBLを介して、以下
の各機器などが接続されている。
上記モータM1〜M5や、これらのモータM1〜M5の回転角
を検知するエンコーダE1〜E5(第1図中には図示せず)
を含んだ機構駆動系23 レーザ発振装置7 操作盤10 外部コンピュータ11 レーザトーチTには、レーザ発振装置7からレーザビ
ームが与えられるほか、レーザトーチTの先端部に設け
られたハイトセンサHSを用いてレーザトーチTとワーク
Wとの相対的距離がトーチ距離検出装置22によって検出
され、上記相対的距離を示すデータがマイクロコンピュ
ータ21に与えられる。なお、このシステムは、上位のホ
ストシステム(図示せず)の制御下で動作させることも
できる。
B.レーザトーチTの詳細構造 第3図は、上述したレーザトーチTの詳細を示す部分
断面図である。図において、レーザトーチTの円筒状の
ハウジング40の下部は、その下端にあるトーチ孔43に向
かって円錘状に内外径が減小するノズルチップ41となっ
ている。トーチ孔43部分におけるノズルチップ41の外周
部は、ワークWと対向する平面積を大きくしたハイトセ
ンサHSとされている。また、ハウジング40内にはレンズ
42が設けられており、レーザ発振装置7から与えられた
レーザビームLBがレンズ42で絞られてワークWに照射さ
れる。
ハイトセンサHSは、レーザトーチTがワークWに向け
られると、ワークWとノズルチップ41のクリアランスh
の差を静電容量の変化で検知するセンサである。すなわ
ち、予め設定したレーザトーチTとワークWの相対的距
離に対して、両者が互いに近づくと静電容量が増大し、
逆に両者が互いに離れると静電容量が減少する。従っ
て、レーザトーチTとアーム6とを電気的に絶縁してお
き、第2図に示すトーチ距離検出装置23によってハイト
センサHSの静電容量を検出すれば、レーザトーチTとワ
ークWとの実際の相対的距離が予め設定された相対的距
離に対して小さいか大きいかを判断することができる。
この発明においては、このハイトセンサHSによる検出
データに基づいてレーザトーチTとワークWとの相対的
距離が常に一定となるようにマイクロコンピュータ21が
レーザトーチTの動作を制御する。
C.ティーチングデータの構成 上記のように、レーザ切断ロボットRBは自由度として
直角座標系3軸(X,Y,Z)、レーザトーチTまわり回転
として2軸(θ,ψ)を有する5軸のロボットである
が、NCデータとして得られるのは、このうち直角座標系
の2軸(X,Y)又は3軸(X,Y,Z)だけである場合が多
い。
そこで、まずNCデータから最終的なティーチングデー
タを作成する場合のデータ構成について説明する。
第4図はNCデータからティーチングデータに至るまで
のデータ構成の違いを示したものである。図において、
NCデータとしては、xi,yiの2軸データが得られている
(第4図(a))。ここで添字のiは各教示点毎のデー
タであることを示す。この発明による実施例においてテ
ィーチングデータを作成するためのロボットRBの動作モ
ードを「倣いモード」と呼ぶ。第4図(b)は倣いモー
ドにおいてロボットRBに与える倣いモードデータの構成
を示すものである。倣いモードデータはX軸、Y軸のデ
ータ(Xi,Yi)としてNCデータ(xi,yi)をそのまま用い
ている。またZ軸のデータ(Zi)は上述したハイトセン
サHSによりレーザトーチTとワークWとの相対的距離を
一定に保つことによって決定する。
レーザトーチTまわりの回転軸データ(θi,ψi)
は、各教示点において運転員がレーザトーチTの姿勢を
適宜調節することによって決定する。但し、一つの教示
点から次の教示点にレーザトーチTを自動的に移動させ
る際には、これらの回転軸データを一定に保つこととす
る。そこで、第4図(b)では、θi=θi-1およびψ
i=ψi-1(iは教示点の順番を示す。)としている。
さらに、ティーチング時におけるレーザトーチTの動作
を規定するものとして、その移動速度データViを指定す
る必要があるが、倣いモードにおいては、これを一定の
比較的ゆっくりした速度V0に設定している。
倣いモードでは、以上のように作成する5軸のデータ
(Xi,Yi,Zi,θi,ψi)および速度データViに基づいて
レーザトーチTを自動的に移動させ、各教示点において
運転員がレーザトーチTの姿勢(すなわち回転軸θi,ψ
i)を調整することにより、各教示点についての5軸の
データをティーチングデータとして作成していく。第4
図(C)は最終的なティーチングデータの構成を示して
おり、倣いモードで作成された5軸のデータの他に、再
生動作時のための速度データViとして各教示点毎に適切
な値を改めて設定するとともに、レーザのオン/オフ等
のデータを含む他のティーチングデータSi各教示点毎に
設定される。
次に、倣いモードにおけるティーチングデータの作成
方法について説明する。
D.倣いモードにおけるティーチングデータ作成方法 第5図は、この発明の実施例による倣いモードにおけ
るティーチングデータ作成方法を示す説明図である。図
においてワークW、切断線Cと切断線C上の教示点Pi-1
〜Pi+2,NCデータ点Qi-1〜Qi+2およびNCデータ線Dは第
8図に示す従来のティーチングデータ作成方法における
ものと同一である。なお、NCデータ(xi,yi)によって
規定されるのはNCデータ点Qi-1〜Qi+2とこれを結ぶXY平
面上のNCデータ線Dであって、教示点Pi-1〜Pi+2はNCデ
ータ点Qi-1〜Qi+2をワークWの表面上に投影したもの、
また切断線CはNCデータ線DをワークWの表面上に投影
したものとなっている。
第6図は第5図の状況下においてロボットRBの動作を
教示するために、各教示点Pi-1〜Pi+2のティーチングデ
ータを作成する手順を示すフローチャートである。
まずステップS1では各教示点Pi-1〜Pi+2につき、ロボ
ットRBの一部の自由度についての座標データが教示され
る。但し、この発明の実施例においてはNCデータにより
この座標データが与えられるものとしており、従って、
ここで与えられる座標データは2軸の座標データ(xi,y
i)のみである。
次にステップS2で示すテストモードに移行する。テス
トモードは作成された座標データを加工するモードであ
る。テストモードにおけるステップS21において、倣い
モードか修正モードかを選択する。この修正モードは、
一応完成したティーチングデータに従ってエンドエフェ
クタを移動させ、これに修正を加える通常の修正モード
であり、本発明の特徴とは関係しないのでその説明は省
略する。
倣いモードを選択すると、次のステップS22でレーザ
トーチTをNCデータで指示された始点(第5図の例では
点Qi-1)に自動的に移動させる。このとき使用されるの
はNCデータ(xi-1,yi-1)のみであり、レーザトーチT
がワークWと干渉しないようにするため、Z座標位置は
十分高いものとしている。また、レーザトーチTの姿勢
は特に規定する必要はないが、ここでは鉛直下向きとし
ている。
次に、ステップS23でレーザトーチTが下向きにゆっ
くり下降し、レーザトーチTとワークwの相対的距離が
予め設定された一定値になったところで停止する。これ
は前述したハイトセンサHSを用いることにより自動的に
行なわれ、この結果、ワークW上の教示点Pi-1に対して
トーチTのX,Y,Z座標が所望の値に一致するようにレー
ザトーチTが位置決めされる。
なお、この場合におけるレーザトーチTのX、Y、Z
座標は、レーザビームLBがレンズ42で絞られて集光され
る焦点位置のX、Y、Z座標として処理されるように制
御されており、この焦点位置(後述の作業点Cpに対応)
のX、Y、Z座標位置が教示点Pi-1に対して所望の値に
一致するようにレーザトーチTが位置決めされることと
なる。
次にステップS24では、このレーザトーチTの前記X,
Y,Z座標位置を変更することなく、レーザトーチTの姿
勢のみを運転員が手動で調節してθ軸、ψ軸のデータを
修正する。この場合、レーザトーチTは前記X、Y、Z
座標位置回り姿勢が修正されることとなる。
レーザトーチTの姿勢の修正後、ステップS25におい
て、このようにして設定された5軸のデータをティーチ
ングデータとしてロボットRBに教示する。
以上が最初の教示点Pi-1についてのティーチングデー
タ作成方法であるが、この発明は、特に2番目の教示点
以降についてのティーチングデータ作成方法に特徴があ
る。すなわち、次の教示点PiにレーザトーチTを移動さ
せるために、第4図(b)に示したように、X軸、Y軸
の座標データとしてNCデータ(xi,yi)が用いられ、ま
たZ軸はハイトセンサHSによりワークWに対して一定距
離に設定される。さらに、レーザトーチTの回転軸デー
タθi,ψiは一つ手前の教示点における回転軸データθ
i-1,ψi-1が用いられる。またレーザトーチTの移動速
度Viはゆっくりした一定速度V0に設定されている。
ステップS26ではこのように設定された倣いモードデ
ータに基づいて、レーザトーチTがマイクロコンピュー
タ21による移動制御により、ワークWの表面付近に沿っ
て前の教示点Pi-1から次の教示点Piへと移動する。な
お、ハイトセンサHSを用いたZ座標位置の制御は第7図
に示すように、レーザトーチTの作業点CpがワークWの
表面に対して所定の深さ位置にくるようレーザトーチT
とワークWとの距離を一定値hに保ちつつ、レーザトー
チTのZ座標位置のみを変化させることにより行なわれ
る。従ってレーザトーチTの作業点CpはNCデータで規定
されるX軸とY軸の座標データを保持したまま、Z軸座
標のみがハイトセンサHSの働きによって設定される。こ
のように、レーザトーチTとワークWとが一定距離hを
保ちつつ、ワークWの表面に沿って教示点Pi-1から教示
点PiへとレーザトーチTが速度V0でゆっくりと移動す
る。
ステップS27では教示点PiにおけるレーザトーチTの
姿勢を手動で調整し、ステップS28では設定された5軸
の座標データをロボットRBにティーチングデータとして
教示する。
次のステップS29では全教示点が終了したか否かを判
定し、終了していなければステップS26に戻り、次の教
示点におけるティーチングデータの作成を続行する。
以上の繰返しによってティーチングが進み、それによ
って全教示点が終了すると、ステップS30においてレー
ザトーチTの速度Vi及びその他のティーチングデータSi
が設定され、ティーチングデータの作成が終了する。
こうしてすべてのティーチングデータが作成される
と、実際にワークWを切断する再生モード(ステップS
3)へと移行する。
以上のように、この実施例ではハイトセンサHSにより
レーザトーチTとワークWとが常に一定距離を保つよう
にレーザトーチTが自動的に移動するので、従来のよう
にレーザトーチTとワークWとが衝突するようなことが
なく、しかも教示点間の移動が簡単にかつ早く行なえ
る。また、通常は、隣り合う教示点におけるレーザトー
チTの姿勢が似通っているので、これを運転員が手動に
より調整するのも容易で手間がかからないという利点が
ある。レーザトーチTの姿勢を所定の姿勢に毎回戻す動
作は存在しないため、レーザトーチTの無用の回転によ
る危険もない。
E.変形例 以上、この発明の一実施例について説明したが、この
発明は上記実施例に限定されるものではなく、たとえば
次のような変形も可能である。
ハイトセンサHSとしては、静電容量を検出する方式の
ものでなく、磁気や光によるものであってもよい。例え
ばアーム6にレーザトーチTと隣接して光学的センサヘ
ッドを設け、それによって相対位置検出を行なってもよ
い。このような目的に使用される光学的センサヘッドと
しては、たとえば、特願昭60−153072に示されているも
のを用いることができる。この光学的センサヘッドは、
ワークWに対す距離を一定値に保つとともに、センサの
姿勢を一定方向に制御するために使用できるものであ
る。従って相対位置検出手段としてこの光学的センサヘ
ッドを用いてこの発明を実施すれば、エンドエフェクタ
の座標位置(X,Y,Z)のみならず、その姿勢(θ,ψ)
もロボットが自動的に調節設定する。従って、運転員に
よる姿勢調整が不要となり、NCデータのみに基づいてロ
ボットRBが教示点を自ら次々に設定していくことも可能
である。
複数の教示点によって動作を教示するPTP制御のロボ
ットのみでなく、連続した作業線によって動作を教示す
るCP制御のロボットにも適用可能である。このときNCデ
ータは例えばXY平面上の連続曲線となる。
予め座標データとして与えられるのは、X軸とY軸の
NCデータである場合に限られず、一般に複数の自由度の
一部の座標データであって、他の自由度のデータについ
てはセンサによりエンドエフェクタとワークとの相互の
位置関係を一定に保つことにより決定する方法であれ
ば、この発明が適用可能である。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば、予め準備さ
れた一部の座標データを用いるとともに、センサによっ
てエンドエフェクタとワークとの相互の位置関係を自動
的に設定するようにして、エンドエフェクタを動作させ
るので、エンドエフェクタとワークとの衝突などによる
危険もなく、また多量のティーチングデータの作成を効
率良く行うことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明を適用する産業用ロボットの機構的
構成の概略を示す斜視図、 第2図は、第1図のロボットの電気的構成を示す概略ブ
ロック図、 第3図は、レーザトーチの詳細構成を示す部分断面図、 第4図は、ティーチングデータのデータ構成を示す図、 第5図は、実施例の動作を示す説明図、 第6図は、実施例の動作を示すフローチャート、 第7図は、ハイトセンサの働きを示す説明図、 第8図は、従来のティーチング方法を示す説明図であ
る。 RB……レーザ切断ロボット、 9……制御装置、10……操作盤、 11……外部コンピュータ、 T……レーザトーチ、W……ワーク、 HS……ハイトセンサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワークの表面上におけるロボットのエンド
    エフェクタの動作を教示するに当たって、所定のデータ
    作成手段によって予め作成された一部の自由度のみにつ
    いての教示点座標データを用いて前記ロボットのティー
    チングを行なう方法であって、 (a)前記ワークの表面と前記エンドエフェクタの相互
    の位置関係を、前記ロボットが備える相互位置検出手段
    によって検出し、その検出結果に基づいて前記ワークの
    表面と前記エンドエフェクタとの相互の位置関係を所定
    の関係に保ちつつ、移動制御手段を用いて前記教示点座
    標データが指示する場所へ前記エンドエフェクタを移動
    させ、 (b)前記移動後または移動中に前記エンドエフェクタ
    の姿勢を所望の姿勢とした後に、前記エンドエフェクタ
    の位置情報及び姿勢情報を取込み、 (c)以上の(a)および(b)の処理を繰返してティ
    ーチングを進めることを特徴とするロボットのティーチ
    ング方法。
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